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JP2636082B2 - 血管へカテーテルを閉鎖系で導入するための穿刺針装置 - Google Patents
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JP2636082B2 - 血管へカテーテルを閉鎖系で導入するための穿刺針装置 - Google Patents

血管へカテーテルを閉鎖系で導入するための穿刺針装置

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JP2636082B2 JP5505085A JP50508593A JP2636082B2 JP 2636082 B2 JP2636082 B2 JP 2636082B2 JP 5505085 A JP5505085 A JP 5505085A JP 50508593 A JP50508593 A JP 50508593A JP 2636082 B2 JP2636082 B2 JP 2636082B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は穿刺針、特に血管へカテーテルを閉鎖系で導
入するための針と本体から成る装置に関する。この装置
はペースメーカ電極、ガイドワイヤ等を導入するために
も使用できる。
血液透析、輸血、および血液交換、または危篤状態の
患者の非経口栄養摂取は一般的にカテーテルを患者の中
心静脈から導入することにより行われる。薬剤、栄養流
体、血液等の永久的投与中に患者の心臓近くの大心静脈
へかかるカテーテルを適切に導入することは特に重要で
ある。
カテーテルは様々な方法により血管へ穿刺される。
所謂ブラニュール(Branle)型装置を使用する場合
には、カテーテルはスリーブとして穿刺針を囲繞し、か
つ血管へ導入された針はそのスリーブを案内し、続いて
該スリーブが血管へ導入される。最後に針がカテーテル
から抜去される。
この穿刺法はカテーテルが開放創へ導入されるときに
は滅菌室でのみ適用できる。
他の既知法として所謂セルジンガ(Seldinger)法が
ある。この方法では注射器は静脈へ穿刺された後に針か
ら除去され、ガイドワイヤは針の通路を通って静脈へ導
入される。この後に、針はガイドワイヤから除去され、
かつカテーテルはガイドワイヤにより案内されて静脈へ
導入される。
この方法の利点は比較的厚いカテーテルを静脈上の比
較的小さい開口部へ導入できることである。しかし、そ
の欠点は、系が注射器を除去することにより開放するの
で感染の危険が大きいことである。
更に、上記針の尖端が注射器を除去してガイドワイヤ
を導入するときに静脈からしばしば滑り出るので傷を追
加することになる。また、血管外遊出が発生してそれ以
上の穿刺の実行を困難かつ不可能にさえする。
他の既知方法として、比較的厚い針が血管へ穿刺さ
れ、かつカテーテルは注射器を除去した後に針の通路へ
直接的に導入される。この後に、針は静脈から引き抜い
てカテーテルから除去される(この方法はカテーテルの
端部にフランジがない場合にのみ可能である)。
この方法の欠点は注射器が除去されるときに系が開放
し、かつ針の尖端が静脈から簡単に滑り出ることであ
る。これはセルジンガ法に関して既に説明したことであ
る。
上記いずれの既知方法もカテーテルの導入が困難であ
る点に弱点がある。この為に、穿刺針は偶発的に抜去さ
れ、かかる系における感染の危険は現実的になる。一般
的に、針の抜去危険率は、熟練者による使用の場合でも
約20〜30%である。
この目的から、複数部分から形成されたカテーテル・
ホルダーが一般的に使用されている。かかるカテーテル
・ホルダの使用は一般的に困難である。この理由は全部
分がカテーテルの外端部に取り付けられる点にある。
従って、本発明の課題は従来技術の上記欠点を解消す
ることのできる穿刺針装置を提供することにあり、カテ
ーテル等の血管への安全挿入および固定を閉鎖系におい
て可能にすることにある。
本発明による穿去針装置は針と本体から成り、この本
体は2つチューブを具備し、その各々が1つのダクトの
端部に設置されている。カテーテル・ダクトは平滑面を
介して針の通路へ連結され、他方、注射器ダクトは針の
通路に対して所定角を形成している。このカテーテル・
ダクトはカテーテル・チューブと、カテーテル・ダクト
と注射器ダクトとの交差部との間に係止要素を含む。上
記カテーテル・ダクトは直線状であり、かつ針の通路と
同軸であるのが好ましい。上記注射器ダクトは直線状ま
たは弓状であってよいが、カテーテル・ダクトに対して
所定角を形成し、好ましく鋭角を形成している。本発明
の他の態様によれば、上記カテーテル・ダクトと上記注
射器ダクトは共に弓状である。上記針装置の本体はフラ
ットな把手を有する。上記カテーテル・ダクトにおける
係止要素はバルブまたは膜であってよい。上記針は保護
カバーを有するものであってよい。
本発明の装置はプレートから成るカテーテル・ホルダ
を有するのが好ましく、上記ホルダの下部は単一プレー
トであり、その上部は2つの折り畳み可能なプレートで
形成されている。この折り畳み可能なプレートは下プレ
ートの両側上に形成されてよく、かつ相互に対して変位
していてよい。上記各プレートは弾性バンドにより相互
に連結されている。
1側チューブを有するカテーテル・ホルダ装置はすで
にUS特許第4149535号に開示されている。しかし、この
装置はプラスチック本体であって、針はその針の前端が
本体の最前端から突出するように本体へ挿入される。本
体は、針が穿刺された後に血管へ導入される。カテーテ
ルは、最初、側チューブから本体の主通路へ導入され、
続いて静脈へ導入される。そこで、本体の中心チューブ
は輸血系等の静脈系へ連結される。
このようにして、カテーテル・ホルダ装置は、例え
ば、中心静脈圧の測定と同時に血管への輸液等複数の重
複作用に使用される。
しかし、上記カテーテル・ホルダ装置は2つの分岐チ
ューブを有するがカテーテルの信頼性のある閉鎖系導入
を可能にしない。その理由は、一方で上記本体が穿刺に
不適当であり、かつ他方で従来技術の問題点として同一
欠点を有するからである。
他の欠点は、上記カテーテルの導入が側チューブから
行われる点にある。これは導入方向が突然変化するため
に比較的困難である。同様の理由から、カテーテルと本
体との間の摩擦が比較的高い。高い摩擦は弾性シール材
に起因する。
他の同様装置がUS特許第3920013号に開示されてお
り、ここでは該装置は針の上部の1側へ固定されてそこ
から上方へ所定角で延在するカテーテル・ガイド・チュ
ーブを有る直線中空針から成る。このカテーテルの導入
は側チューブから行われるが、これは上述したと同様の
欠点を有する。他の大きな欠点はカテーテル・ガイド・
チューブを、穿刺中、封止できないことであり、そのた
めに注射器のピストンの引き抜きに応答して静脈から吸
引することが困難または不可能になる。他の困難性はカ
テーテルを静脈へ導入した後に装置全体がカテーテル上
に吊り下げられるか、または患者の皮膚へ固定されるこ
とである。
本発明によれば、カテーテルの導入は終始閉鎖系にお
いて実施される。これはカテーテル・ダクトが閉鎖され
ていて注射器を注射器ダクトから除去する必要がないか
らである。このことが同時に穿刺に必要とされる複数工
程を通常よりも減少させる利点に繋がる。本発明の注射
器およびカテーテルは、穿刺が行われるときに上記チュ
ーブ内にすでに導入されており、上記注射器は出血した
ときに除去される必要がない。必要とされる工程は、単
に上記係止要素を開放して上記カテーテルを導入するこ
とだけである。
本発明は、穿刺針が静脈へ導入された後に最小限の工
程を実施しなければならない場合にカテーテル、ペース
メーカ電極またはガイドワイヤの導入が最大限安全に行
なわれ、静脈から針が偶発的に抜去する危険を最大限に
回避することができると言う認識に基づいている。かか
る工程は、例えば、注射器の除去およびそれに代わるカ
テーテル、ペースメーカ電極またはガイドワイヤの設置
を含む。従って、これらの工程は回避されることがで
き、また穿刺前またはカテーテル導入後に実姉される場
合にはカテーテル導入は最大限に安全な方法により実行
される。
従って、上記針装置が注射器チューブとカテーテル・
チューブを具備する場合、カテーテル・チェーブへカテ
ーテルを前もって設置することができ、かつカテーテル
の導入後に注射器を除去できる。即ち、穿刺とカテーテ
ル導入との間にいかなる工程をも必要としない。それゆ
えに針が偶発的に抜け出る危険を最小限にできる。
本発明による装置の上記および他の利点を以下に添付
図面を参照して実施例について更に詳細に説明する。図
面中、 図1は本発明の1態様の断面部分図である。
図2は図1の態様の側面部分図である。
図3は本発明の他の態様の上部断面部分図である。
図4は開放位置のカテーテル・ホルダ装置である。
図5は閉鎖位置の図4のカテーテル・ホルダ装置であ
る。
図面を参照すると、図1および2は本発明による装置
の第1態様を示す。針1は本体2を有する。本体2の下
部はフラット形部を有し、把手3として使用できる。本
体2の上部上には2つのチューブがあり、このチューブ
はそれぞれカテーテル・チューブ4と注射器チューブ5
である。針1はそれ自体は使用前に除去される保護カバ
ー6により囲繞されている。
針1の通路7は本体2の中心ボア8、およびカテーテ
ル・チューブ4のカテーテル・ダクト9と同軸である。
従って、通路7、中心ボア8、およびカテーテル・ダク
ト9は同一径の直線通路を形成する。
カテーテル・ダクト9の端部にはボア10がある。ボア
10とカテーテル・ダクト9との間は円錐台形通路になっ
ている。上記円錐台形通路の直下のカテーテル・ダクト
9内には係止要素11がある。この態様における係止要素
11は単純なバルブである。
注射器ダクト12はカテーテル・ダクト9の口のところ
で本体2の中心ボア8と一直線になっている。カテーテ
ル・ダクト9および中心ボア8は相互に対して鋭角を形
成し、かつ同一直線になっている。
注射器チューブ5の注射器ダクト12の端部にはボア13
がある。ボア13と注射器ダクト12との間には注射器を受
けることのできる円錐台形通路である。
第3は本発明の他の態様の上部を示す。ここでは、針
の通路7、本体2の中心ボア8、およびカテーテル・ダ
クト9は直線通路を形成せず、平滑面による弓状部を形
成している。これは針1の通路7へカテーテルを円滑導
入するために通路7の方向または直径を突然変化させな
いことを意味する。
注射器ダクト12および本体2の中心ボア8はカテーテ
ル・ダクト9と対称に同様通路を形成している。
カテーテル・ダクト9の係止要素11はこの態様におい
てバルブではなく、カテーテルの端部により穿刺できる
膜である。この膜はカテーテル・チューブ4の4a部およ
び4b部により保持されている。4a部は4b部の内ねじ山に
適合するねじ付端部を有する。部4aと4bとの間にはシー
ルされた連結部がある。
図4および5は本発明によるカテーテル・ホルダを示
す。このカテーテル・ホルダは注入スリーブ14、固定ス
リーブ16および溝15,17aおよび17bを具備するプレート1
8,19および20で構成されている。プレート18,19および2
0は弾性バンド21により相互に結合されている。折り畳
んだプレート18,19および20はスナップファスナ22およ
び23により固定できる。
図4は開放位置のカテーテル・ホルダを示す。上プレ
ート18と20は下プレート19の両側上に配置されている。
プレート18と20は相互に対して変位している。
プレート18、注入スリーブ14および固定スリーブ16は
単一片により一体構成されており、プレート19内の溝15
はスリーブ14および16を受けることのできる形状になっ
ている。
図5はプレート18がベースプレート19へ閉鎖されたと
きのカテーテル・ホルダ装置を示す。この位置におい
て、溝15はカテーテルの端部を固定スリーブ16内へ固定
する。溝17aおよび17bはカテーテルの他の部を囲繞して
いてカテーテルの通路の曲折または破壊を防止する。
本発明による装置は次のようにして使用できる。
カバー6を針1から除去し、注射器を注射器チューブ
5へ挿入する。次に、装置を使用する人は片手で把手3
を握って他方の手で注射器のプランジャを引っ張ると同
時に穿刺を行う。次の工程で、注射器を開放し、かつ係
止要素11を自由になった手で解放する。図1および2の
態様ではこれはバルブを90゜回転させるとを意味し、図
3の態様ではカテーテルの端部で膜を穿刺することを意
味する。
このようにして、カテーテルをカテーテル・ダクト9
から針1の通路7へ摺動させ、更に血管へ進入させる。
カテーテルが血管へ進入したならば、針装置をカテー
テルから抜去する。そこで、注入スリーブ14をカテーテ
ルの端部に固定し、かつプレート18をプレート19に対し
て折り曲げる。次いで、スナップファスナ23およびスナ
ップ孔22によりプレート18と19を共に保持、固定する。
次の工程でプレート20をプレート19に対して折り曲げて
カテーテルの他の部を溝17aと17bへ固定する。そこで、
閉鎖されたカテーテル・ホルダを患者の皮膚へ固定して
注入装置を注入スリーブ14へ結合する。
以上、本発明による装置の使用方法をカテーテル導入
の場合について説明した。当分野の熟練者に白明のごと
く、ペースメーカ電極またはガイドワイヤの導入は同様
にして実施できる。本発明の装置は同様にセルジンガ法
を実行するのに適している。
しかしながら、この系は針装置が電極またはガイドワ
イヤから除去されるときに開放されるので、その工程は
殺菌室で行われることになる。
本発明による装置の主な利点はカテーテル、電極また
はガイドワイヤの導入中に把手を取り替える必要のない
ことであり、穿刺中に注射器を除去したり、装置へカテ
ーテルを挿入する必要のないことである。従って、手術
中に血液が上記系から漏洩することがなく、カテーテル
は最小限の工程により血管へ導入される。
このような事情により、手術終了前に血管から針が脱
出する危険は相当に回避できる。また、カテーテルの進
入は完全に閉鎖系において行われるので感染の危険は実
際に解消される。このように、上記工程は緊急事態の場
合にも殺菌手袋なしで実行できる。
本発明による装置の他の利点は上記系の硬質部の長さ
が従来装置のそれよりも小さいことである。このことは
鎖骨下静脈の穿刺の場合に特に重量なことであり、穿刺
中の手術をより容易にする。
他方、カテーテルの自由端部の誘導および固定は本発
明によるカテーテル・ホルダにより迅速、簡単かつ安全
に行われることができる。
本発明による装置はカテーテル導入中の医師の仕事を
一層容易にすると同時に患者の危険を相当に軽減する。
更に、本発明による装置の利点は、いくつかのカテー
テル(単一または複数人)をいくつかの静脈(鎖骨下静
脈、内外頚静脈、より大きな周辺静脈)、または(セル
ジンガ法が適用される場合には)異なる動脈にさえ導入
できる利点である。本発明の装置は簡便型または使い捨
て品として製造できる。
本発明による装置の態様は相当に繊細に図示かつ説明
されているが、本発明は上記態様に限定されるものでは
ない。他の適用、変更および使用方法が可能であること
は当業者に理解されるところであり、かかる適用、変更
および使途が請求の範囲において本発明に含まれる。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血管へカテーテル等を閉鎖系で導入するた
    めの針と本体から成り、上記本体がカテーテル・ダクト
    および注射器ダクトのそれぞれの端部に配置されたチュ
    ーブを有する穿刺針装置において、 イ)上記カテーテル・ダクト(9)は平滑面を介して針
    (1)の通路(7)へ連結されていて、好ましくは直線
    状でありかつ針(1)の通路(7)と同軸であり、 ロ)上記注射器ダクト(12)は針(1)の通路(7)に
    対して所定角を形成していて、かつ ハ)上記カテーテル・ダクト(9)はカテーテル・チュ
    ーブ(4)と、カテーテル・ダクトと注射器ダクト(9,
    12)との交差部との間に係止要素(11)を含むことを特
    徴とする穿刺針装置。
  2. 【請求項2】上記注射器ダクト(12)は直線状であるか
    または弓状であり、かつカテーテル・ダクト(9)に対
    して鋭角を形成していることを特徴とする、請求項1の
    装置。
  3. 【請求項3】上記本体(2)はフラットな把手(3)を
    具備することを特徴とする、請求項1または2の装置。
  4. 【請求項4】上記係止要素(11)はバルブであることを
    特徴とする、請求項1から3のいずれか1の装置。
  5. 【請求項5】上記係止要素(11)は膜であることを特徴
    とする、請求項1から4のいずれか1の装置。
  6. 【請求項6】上記針(1)は保護カバー(6)を具備す
    ることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1の装
    置。
  7. 【請求項7】上記装置の複数プレート(18,19,29)から
    成るカテーテル・ホルダを具備し、2つの上プレート
    (18,20)は下プレート(19)に対して折り畳むことが
    できることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1
    の装置。
  8. 【請求項8】上記折り畳み可能な上プレート(18,20)
    は相互に対して変位して下プレート(19)の両側上に配
    置されていることを特徴とする、請求項7の装置。
  9. 【請求項9】上記プレート(18,19,20)は弾性バンド
    (21)により相互に連結されていることを特徴とする、
    請求項7または8の装置。
JP5505085A 1991-09-12 1992-09-11 血管へカテーテルを閉鎖系で導入するための穿刺針装置 Expired - Lifetime JP2636082B2 (ja)

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JPH07500978A JPH07500978A (ja) 1995-02-02
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US3920013A (en) 1975-01-06 1975-11-18 Jason H Bodzin Subclavian vena puncture devices

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