JP2641044B2 - 発泡樹脂成型機および発泡樹脂成型方法 - Google Patents
発泡樹脂成型機および発泡樹脂成型方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上型と下型との間
に形成されるキャビティを型の内部から水で冷却し、上
型および下型の内部に溜まった冷却水を排出する発泡樹
脂成型機および発泡樹脂成型方法に関する。
に形成されるキャビティを型の内部から水で冷却し、上
型および下型の内部に溜まった冷却水を排出する発泡樹
脂成型機および発泡樹脂成型方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡樹脂成型は、図8(a)に示
す発泡樹脂成型機を用いて次に示す工程で行われてい
た。なお、金具などをインサート成型する場合は、図8
(b)に示すように、雄型100に挿入された位置決め
ピン120を金具110に挿通して行っていた。まず、
型開閉用シリンダ300を作動させて雄型100を雌型
200の方へ水平移動させて型締めを行う。続いて、上
記雄型100と雌型200との合わせ面に形成されるキ
ャビティ360に発泡樹脂成型原料(ビーズ)310を
充填する。続いて、加熱された水蒸気を流入管330か
ら上記雄型100および雌型200の内部に流入して上
記合わせ面を加熱し、上記キャビティ360内の発泡樹
脂成型原料310を溶融させる。続いて、冷却水を上記
流入管330から流入して上記雄型100および雌型2
00の内部に形成された複数の噴射ノズル350から噴
射させて上記合わせ面を冷却する。続いて、型開閉用シ
リンダ300を作動させて上記雄型100を水平移動さ
せて型開きする。続いて、エジェクター320を移動さ
せてエジェクターピン370を上記雌型200の内部か
ら上記キャビティ360内に突出させ、キャビティ36
0内で固化された発泡樹脂成型品を離型する。
す発泡樹脂成型機を用いて次に示す工程で行われてい
た。なお、金具などをインサート成型する場合は、図8
(b)に示すように、雄型100に挿入された位置決め
ピン120を金具110に挿通して行っていた。まず、
型開閉用シリンダ300を作動させて雄型100を雌型
200の方へ水平移動させて型締めを行う。続いて、上
記雄型100と雌型200との合わせ面に形成されるキ
ャビティ360に発泡樹脂成型原料(ビーズ)310を
充填する。続いて、加熱された水蒸気を流入管330か
ら上記雄型100および雌型200の内部に流入して上
記合わせ面を加熱し、上記キャビティ360内の発泡樹
脂成型原料310を溶融させる。続いて、冷却水を上記
流入管330から流入して上記雄型100および雌型2
00の内部に形成された複数の噴射ノズル350から噴
射させて上記合わせ面を冷却する。続いて、型開閉用シ
リンダ300を作動させて上記雄型100を水平移動さ
せて型開きする。続いて、エジェクター320を移動さ
せてエジェクターピン370を上記雌型200の内部か
ら上記キャビティ360内に突出させ、キャビティ36
0内で固化された発泡樹脂成型品を離型する。
【0003】しかし、上記雄型100を移動させて型締
めを行うときに、その移動時の振動により上記位置決め
ピン120が抜けてしまい、上記金具110が落下し易
いという問題があった。また、上記金具110の位置決
め精度を上げるために、図8(b)に示すように、上記
金具110を上記雄型100に埋め込まれた磁石130
で吸引することも行われていたが、成型を繰り返すうち
に、成型時の熱の伝導により、磁力が弱まって上記金具
110を精度良く位置決めできなくなるという問題があ
った。そこで、図9に示すように、上記雄型(上型)1
00および雌型(下型)200を水平姿勢にして、雄型
100を支点400を中心として矢印方向に手動で回動
させて開くようにし、上記金具110の落下や位置ずれ
を防止した縦型のものが用いられている。
めを行うときに、その移動時の振動により上記位置決め
ピン120が抜けてしまい、上記金具110が落下し易
いという問題があった。また、上記金具110の位置決
め精度を上げるために、図8(b)に示すように、上記
金具110を上記雄型100に埋め込まれた磁石130
で吸引することも行われていたが、成型を繰り返すうち
に、成型時の熱の伝導により、磁力が弱まって上記金具
110を精度良く位置決めできなくなるという問題があ
った。そこで、図9に示すように、上記雄型(上型)1
00および雌型(下型)200を水平姿勢にして、雄型
100を支点400を中心として矢印方向に手動で回動
させて開くようにし、上記金具110の落下や位置ずれ
を防止した縦型のものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記雄型1
00を回動させて開くときに、上記雄型100の角部1
40が雌型200の内壁面210と接触しないようにす
るためには、図9に示すように、雄型100と雌型20
0とを接合させたときに雄型100と雌型200との接
触面間に隙間L1が形成されるようにして、上記雄型1
00の角部140が抜けるようにしておく必要がある。
ここで、製造しようとする発泡樹脂成型品の形状に合わ
せて上記雄型100および雌型200を鋳造した結果、
上記隙間L1の上下方向の長さL2が長くなった場合に
は、上記雄型100の角部140の描く半径が大きくな
るため、上記隙間L1をさらに広げる必要がある。
00を回動させて開くときに、上記雄型100の角部1
40が雌型200の内壁面210と接触しないようにす
るためには、図9に示すように、雄型100と雌型20
0とを接合させたときに雄型100と雌型200との接
触面間に隙間L1が形成されるようにして、上記雄型1
00の角部140が抜けるようにしておく必要がある。
ここで、製造しようとする発泡樹脂成型品の形状に合わ
せて上記雄型100および雌型200を鋳造した結果、
上記隙間L1の上下方向の長さL2が長くなった場合に
は、上記雄型100の角部140の描く半径が大きくな
るため、上記隙間L1をさらに広げる必要がある。
【0005】しかし、キャビティ内に充填された発泡樹
脂成型材料が漏れないように、キャビティ内の気密性を
保持する必要があることから、上記隙間L1には制限が
ある(たとえば、L1=0.2mmないし0.5m
m)。したがって、上記従来のものでは、上記雄型10
0および雌型200の形状に制限があるという問題があ
る。つまり、製造しようとする発泡樹脂成型品の形状や
大きさが制限されるという問題がある。なお、上記上型
100を上方へ持ち上げて発泡樹脂成型品を取り出す手
段も考えられるが、上記上型100の内部空間101に
溜まった冷却水を完全に排水することができないため、
その残留水により、発泡樹脂成型材料の充填に支障を来
たしたり、加熱ムラが出て発泡樹脂成型材料の融着不良
が発生したりすることから、採用することができない。
脂成型材料が漏れないように、キャビティ内の気密性を
保持する必要があることから、上記隙間L1には制限が
ある(たとえば、L1=0.2mmないし0.5m
m)。したがって、上記従来のものでは、上記雄型10
0および雌型200の形状に制限があるという問題があ
る。つまり、製造しようとする発泡樹脂成型品の形状や
大きさが制限されるという問題がある。なお、上記上型
100を上方へ持ち上げて発泡樹脂成型品を取り出す手
段も考えられるが、上記上型100の内部空間101に
溜まった冷却水を完全に排水することができないため、
その残留水により、発泡樹脂成型材料の充填に支障を来
たしたり、加熱ムラが出て発泡樹脂成型材料の融着不良
が発生したりすることから、採用することができない。
【0006】そこで、本発明は、上述した課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、製造しようとする発泡樹脂成型品の形状や大きさが
制限されることのない発泡樹脂成型機および発泡樹脂成
型方法を提供することにある。
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、製造しようとする発泡樹脂成型品の形状や大きさが
制限されることのない発泡樹脂成型機および発泡樹脂成
型方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、発泡樹脂成型
材料を上型および下型の合わせ面に形成されるキャビテ
ィ内に充填し、前記両型を加熱して前記キャビティ内の
発泡樹脂成型材料を融着させ、前記両型の合わせ面を型
の内部からそれぞれ水冷し、前記キャビティ内の発泡樹
脂成型体を離型する発泡樹脂成型機において、前記上型
および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を隔てた状
態にするとともに、前記上型および下型の一方の型をそ
の一の端部を中心として、他方の型から離れる方向に回
動させる型開き手段が備えられたという技術的手段を採
用する。
成するため、請求項1に記載の発明では、発泡樹脂成型
材料を上型および下型の合わせ面に形成されるキャビテ
ィ内に充填し、前記両型を加熱して前記キャビティ内の
発泡樹脂成型材料を融着させ、前記両型の合わせ面を型
の内部からそれぞれ水冷し、前記キャビティ内の発泡樹
脂成型体を離型する発泡樹脂成型機において、前記上型
および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を隔てた状
態にするとともに、前記上型および下型の一方の型をそ
の一の端部を中心として、他方の型から離れる方向に回
動させる型開き手段が備えられたという技術的手段を採
用する。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発泡樹脂成型機において、前記型開き手段は、前記
上型および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を隔て
た状態にするとともに、前記上型をその一の端部を中心
として、前記下型から離れる方向に回動させるものであ
るという技術的手段を採用する。
載の発泡樹脂成型機において、前記型開き手段は、前記
上型および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を隔て
た状態にするとともに、前記上型をその一の端部を中心
として、前記下型から離れる方向に回動させるものであ
るという技術的手段を採用する。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発泡樹脂成型機において、前記型開き手段は、前記
上型を前記下型から所定の高さまで上昇させるととも
に、その上昇された上型をその一の端部を中心として、
前記下型から離れる方向に回動させるものであるという
技術的手段を採用する。
載の発泡樹脂成型機において、前記型開き手段は、前記
上型を前記下型から所定の高さまで上昇させるととも
に、その上昇された上型をその一の端部を中心として、
前記下型から離れる方向に回動させるものであるという
技術的手段を採用する。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発泡樹脂成型機において、前記型開き手段には、前
記下型の下方に備えられているとともに、昇降可能に支
持されている移動ベースと、この移動ベースを昇降させ
る昇降手段と、前記移動ベースに取り付けられていると
ともに、前記上型を回動可能に支持する回動手段とが備
えられてなるという技術的手段を採用する。
載の発泡樹脂成型機において、前記型開き手段には、前
記下型の下方に備えられているとともに、昇降可能に支
持されている移動ベースと、この移動ベースを昇降させ
る昇降手段と、前記移動ベースに取り付けられていると
ともに、前記上型を回動可能に支持する回動手段とが備
えられてなるという技術的手段を採用する。
【0011】請求項5に記載の発明では、発泡樹脂成型
材料を上型および下型の合わせ面に形成されるキャビテ
ィ内に充填し、前記両型を加熱して前記キャビティ内の
発泡樹脂成型材料を融着させ、前記両型の合わせ面を型
の内部からそれぞれ水冷し、前記キャビティ内の発泡樹
脂成型体を離型する発泡樹脂成型方法において、水冷さ
れた上型および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を
隔てた状態にするとともに、前記上型および下型の一方
の型をその一の端部を中心として、他方の型から離れる
方向に回動させる工程を備えたという技術的手段を採用
する。
材料を上型および下型の合わせ面に形成されるキャビテ
ィ内に充填し、前記両型を加熱して前記キャビティ内の
発泡樹脂成型材料を融着させ、前記両型の合わせ面を型
の内部からそれぞれ水冷し、前記キャビティ内の発泡樹
脂成型体を離型する発泡樹脂成型方法において、水冷さ
れた上型および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を
隔てた状態にするとともに、前記上型および下型の一方
の型をその一の端部を中心として、他方の型から離れる
方向に回動させる工程を備えたという技術的手段を採用
する。
【0012】
【作用】請求項1ないし5に記載の発明では、上記上型
および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を隔てた状
態にするとともに、上記上型および下型の一方の型をそ
の一の端部を中心として、他方の型から離れる方向に回
動させることができるため、上記上型および下型を互い
の合わせ面間に所定の距離を置かずに回動させるものの
ように、上記上型および下型の一方の型の突出部が、他
方の型の内壁面と接触することを防止することができ
る。つまり、上記上型および下型の形状によって型が回
動不能となることがないため、製造しようとする発泡樹
脂成型品の形状や大きさが制限されることがない。
および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を隔てた状
態にするとともに、上記上型および下型の一方の型をそ
の一の端部を中心として、他方の型から離れる方向に回
動させることができるため、上記上型および下型を互い
の合わせ面間に所定の距離を置かずに回動させるものの
ように、上記上型および下型の一方の型の突出部が、他
方の型の内壁面と接触することを防止することができ
る。つまり、上記上型および下型の形状によって型が回
動不能となることがないため、製造しようとする発泡樹
脂成型品の形状や大きさが制限されることがない。
【0013】特に、請求項4に記載の発明では、上記上
型が、昇降手段により昇降可能に支持されている移動ベ
ースに取り付けられているため、その移動ベースを昇降
させることにより、上記上型を昇降させることができ
る。そして、上記上型は、上記移動ベースに上記上型を
回動させる回動手段に取り付けられているため、その回
動手段により回動させることができる。つまり、上記上
型を上昇された状態から回動させて開くことができる。
型が、昇降手段により昇降可能に支持されている移動ベ
ースに取り付けられているため、その移動ベースを昇降
させることにより、上記上型を昇降させることができ
る。そして、上記上型は、上記移動ベースに上記上型を
回動させる回動手段に取り付けられているため、その回
動手段により回動させることができる。つまり、上記上
型を上昇された状態から回動させて開くことができる。
【0014】また、請求項5に記載の発明では、水冷さ
れた上型および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を
隔てた状態にするとともに、上記上型および下型の一方
の型をその一の端部を中心として、他方の型から離れる
方向に回動させる工程を備えているため、上記上型およ
び下型を互いの合わせ面間に所定の距離を置かずに回動
させるもののように、上記上型および下型の一方の型の
突出部が、他方の型の内壁面と接触することを防止する
ことができる。つまり、上記上型および下型の形状によ
って型が回動不能となることがないため、製造しようと
する発泡樹脂成型品の形状や大きさに制限されることな
く、発泡樹脂成型品を製造することができる。
れた上型および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を
隔てた状態にするとともに、上記上型および下型の一方
の型をその一の端部を中心として、他方の型から離れる
方向に回動させる工程を備えているため、上記上型およ
び下型を互いの合わせ面間に所定の距離を置かずに回動
させるもののように、上記上型および下型の一方の型の
突出部が、他方の型の内壁面と接触することを防止する
ことができる。つまり、上記上型および下型の形状によ
って型が回動不能となることがないため、製造しようと
する発泡樹脂成型品の形状や大きさに制限されることな
く、発泡樹脂成型品を製造することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施例
について図を参照して説明する。最初に、本発明の発泡
樹脂成型機の構成を図1ないし図4を参照して説明す
る。図1は、上記発泡樹脂成型機の構成を示す右側面説
明図であり、図2は、図1に示す発泡樹脂成型機の正面
説明図であり、図3は、図1に示す発泡樹脂成型機の平
面説明図である。なお、本実施例では、製造される発泡
樹脂成型品として、エアコンディショナー、クーラーな
どのドレン水を受けるドレンパンを代表に説明する。
について図を参照して説明する。最初に、本発明の発泡
樹脂成型機の構成を図1ないし図4を参照して説明す
る。図1は、上記発泡樹脂成型機の構成を示す右側面説
明図であり、図2は、図1に示す発泡樹脂成型機の正面
説明図であり、図3は、図1に示す発泡樹脂成型機の平
面説明図である。なお、本実施例では、製造される発泡
樹脂成型品として、エアコンディショナー、クーラーな
どのドレン水を受けるドレンパンを代表に説明する。
【0016】上記発泡樹脂成型機10には、設置のため
の平板形状の基台20と、下型(雄型)50と、上型
(雌型)90とが備えられている。また、上記基台20
の上には、昇降可能な移動ベース70が備えられてい
る。上記基台20の上面には、図1に示すように、支柱
30、40が、上記基台20の上面に対して鉛直方向に
それぞれ取り付けられている。図示しないが、図1にお
いて上記各支柱30、40の向こう側には、上記各支柱
30、40と同じ支柱がそれぞれ対称の位置に取り付け
られている。そして、これら各支柱30、40の上端に
下型50の底面が支持されている。
の平板形状の基台20と、下型(雄型)50と、上型
(雌型)90とが備えられている。また、上記基台20
の上には、昇降可能な移動ベース70が備えられてい
る。上記基台20の上面には、図1に示すように、支柱
30、40が、上記基台20の上面に対して鉛直方向に
それぞれ取り付けられている。図示しないが、図1にお
いて上記各支柱30、40の向こう側には、上記各支柱
30、40と同じ支柱がそれぞれ対称の位置に取り付け
られている。そして、これら各支柱30、40の上端に
下型50の底面が支持されている。
【0017】図2に示すように、上記基台20の上面に
は、2本のエア駆動のシリンダ60、60が、上記基台
20の上面に対して鉛直方向に取付けられている。上記
シリンダ60、60は、上記移動ベース70の上面にそ
れぞれ固定されており、ピストンロッド64、64の下
端は、上記基台20の上面にそれぞれ固定されている。
つまり、上記シリンダ60、60が駆動されて、そのピ
ストンロッド64、64が伸長すると(ピストンロッド
64、64が移動ベース70の下面から伸長すると)、
上記移動ベース70が上昇し、ピストンロッド64、6
4が収縮すると、上記移動ベース70が下降する。
は、2本のエア駆動のシリンダ60、60が、上記基台
20の上面に対して鉛直方向に取付けられている。上記
シリンダ60、60は、上記移動ベース70の上面にそ
れぞれ固定されており、ピストンロッド64、64の下
端は、上記基台20の上面にそれぞれ固定されている。
つまり、上記シリンダ60、60が駆動されて、そのピ
ストンロッド64、64が伸長すると(ピストンロッド
64、64が移動ベース70の下面から伸長すると)、
上記移動ベース70が上昇し、ピストンロッド64、6
4が収縮すると、上記移動ベース70が下降する。
【0018】また、上記移動ベース70の中央部の両側
面には、2本のエア駆動のシリンダ80、80の基部8
2、82がそれぞれ取り付けられており、図1に示すよ
うに、上記シリンダ80、80のピストンロッド84、
84の上端は、上型90の側面にそれぞれ取り付けられ
ている(シリンダ80が2本取付けられた状態は、図2
に示す)。上記シリンダ80、80の基部82、82
は、上記移動ベース70の側面に抜止めピン86によ
り、それぞれ回動可能に軸止されており、上記ピストン
ロッド84、84の上端は、上記上型90の側面にピン
88により、回動可能に軸止されている。
面には、2本のエア駆動のシリンダ80、80の基部8
2、82がそれぞれ取り付けられており、図1に示すよ
うに、上記シリンダ80、80のピストンロッド84、
84の上端は、上型90の側面にそれぞれ取り付けられ
ている(シリンダ80が2本取付けられた状態は、図2
に示す)。上記シリンダ80、80の基部82、82
は、上記移動ベース70の側面に抜止めピン86によ
り、それぞれ回動可能に軸止されており、上記ピストン
ロッド84、84の上端は、上記上型90の側面にピン
88により、回動可能に軸止されている。
【0019】上記下型50の底面と上記基台20の上面
との間には、上記移動ベース70の前端部を支持するた
めのパイプ形状のガイド部材22が挿通されている。図
示しないが、図1においてガイド部材22の向こう側に
は、ガイド部材22と同じガイド部材が上記移動ベース
70の前端部の対称の位置に挿通されている。上記移動
ベース70の後端部の上面には、パイプ形状のガイド部
材24が、上記移動ベース70の上面に対して鉛直方向
に取り付けられており、そのガイド部材24の上端によ
り、上記上型90の後端部の底面が支持されている。上
記ガイド部材24の上端部は、上記上型90の後端部の
底面にピン26により、回動可能に軸止されている。つ
まり、上記ピン26が、上記上型90の回動時の支点と
なる。
との間には、上記移動ベース70の前端部を支持するた
めのパイプ形状のガイド部材22が挿通されている。図
示しないが、図1においてガイド部材22の向こう側に
は、ガイド部材22と同じガイド部材が上記移動ベース
70の前端部の対称の位置に挿通されている。上記移動
ベース70の後端部の上面には、パイプ形状のガイド部
材24が、上記移動ベース70の上面に対して鉛直方向
に取り付けられており、そのガイド部材24の上端によ
り、上記上型90の後端部の底面が支持されている。上
記ガイド部材24の上端部は、上記上型90の後端部の
底面にピン26により、回動可能に軸止されている。つ
まり、上記ピン26が、上記上型90の回動時の支点と
なる。
【0020】上記下型50の側面後部には、上記上型9
0の側方を通って上記上型90の上方へ突出したストッ
パ部材42が取り付けられている。このストッパ部材4
2の上方には、エア駆動のシリンダ44が取付けられて
おり、そのピストンロッド(図示省略)が、上記上型の
側面に対して鉛直方向(図1の紙面上から紙面の裏面へ
抜ける方向)に突出するようになっている。図示しない
が、上記ストッパ部材42の向こう側(上型90の左側
面)には、上記シリンダ44が取付けられたストッパ部
材42と同じもう1本のストッパ部材が取り付けられて
いる。
0の側方を通って上記上型90の上方へ突出したストッ
パ部材42が取り付けられている。このストッパ部材4
2の上方には、エア駆動のシリンダ44が取付けられて
おり、そのピストンロッド(図示省略)が、上記上型の
側面に対して鉛直方向(図1の紙面上から紙面の裏面へ
抜ける方向)に突出するようになっている。図示しない
が、上記ストッパ部材42の向こう側(上型90の左側
面)には、上記シリンダ44が取付けられたストッパ部
材42と同じもう1本のストッパ部材が取り付けられて
いる。
【0021】つまり、上記上型90が図1にAで示す位
置へ回動されたときに、上記両ピストンシリンダ44の
ピストンロッドをそれぞれ突出させることにより、誤っ
て上記上型90が閉じようとした場合であっても、上記
上型90を上記両ピストンロッドによって図1にBで示
す位置で阻止できるようになっている。また、図2およ
び図3に示すように、上記上型90の前面の下端部に
は、上記下型50に固定し、型内部の圧力を保持するた
めのエア駆動のシリンダ式のオートロック機構92、9
2が、上記上型90の背面には、エア駆動のシリンダ式
のオートロック機構99、99がそれぞれ取り付けられ
ている。さらに、上記上型90の両側面にも上記オート
ロック機構99がそれぞれ取付けられている。
置へ回動されたときに、上記両ピストンシリンダ44の
ピストンロッドをそれぞれ突出させることにより、誤っ
て上記上型90が閉じようとした場合であっても、上記
上型90を上記両ピストンロッドによって図1にBで示
す位置で阻止できるようになっている。また、図2およ
び図3に示すように、上記上型90の前面の下端部に
は、上記下型50に固定し、型内部の圧力を保持するた
めのエア駆動のシリンダ式のオートロック機構92、9
2が、上記上型90の背面には、エア駆動のシリンダ式
のオートロック機構99、99がそれぞれ取り付けられ
ている。さらに、上記上型90の両側面にも上記オート
ロック機構99がそれぞれ取付けられている。
【0022】次に、上記上型90および下型50の内部
構造を図4を参照して説明する。図4(a)は、上記上
型90および下型50の内部構造を示す断面模式図であ
り、図4(b)は、上記下型50のキャビティ面に取り
付けられるインサート成型用の金具52の取付状態を示
す部分拡大説明図である。図4(a)に示すように、上
記上型(雌型)90の正面には、型内部のチャンバー9
4に加熱用の蒸気を流入するための複数の蒸気流入孔9
1と、冷却水を流入するための複数の冷却水流入孔96
とが形成されている。また、上記チャンバー94内に
は、上記流入された冷却水をキャビティ93の裏面に噴
射するための複数の噴射ノズル95が設けられている。
さらに、上記上型90の背面には、上記チャンバー94
内に溜まった冷却水Wを排出するための複数の排出孔9
7が形成されている。
構造を図4を参照して説明する。図4(a)は、上記上
型90および下型50の内部構造を示す断面模式図であ
り、図4(b)は、上記下型50のキャビティ面に取り
付けられるインサート成型用の金具52の取付状態を示
す部分拡大説明図である。図4(a)に示すように、上
記上型(雌型)90の正面には、型内部のチャンバー9
4に加熱用の蒸気を流入するための複数の蒸気流入孔9
1と、冷却水を流入するための複数の冷却水流入孔96
とが形成されている。また、上記チャンバー94内に
は、上記流入された冷却水をキャビティ93の裏面に噴
射するための複数の噴射ノズル95が設けられている。
さらに、上記上型90の背面には、上記チャンバー94
内に溜まった冷却水Wを排出するための複数の排出孔9
7が形成されている。
【0023】一方、下型(雄型)50の正面には、冷却
水を流入するための複数の冷却水流入孔56と、型内部
のチャンバー54に加熱用の蒸気を流入するための複数
の蒸気流入孔58とが形成されており、チャンバー54
内には冷却水を噴射するための複数の噴射ノズル55が
形成されている。また、下型50の底面には上記チャン
バー54内に溜まった冷却水を排出するための複数の排
出孔57が形成されている。さらに、上記下型50に
は、底面から上記チャンバー54内を通って凸状部53
の上面にかけて、上記キャビティ93内へ発泡樹脂成型
原料を注入するための原料注入用パイプ501が形成さ
れている。この下型50の凸状部53の上面の前後に
は、図5(b)に示すように、インサート用の板状の金
具52、52が乗せられている。インサート用の金具5
2、52は、上記凸状部53の上面から突出された位置
決めピン51、51を挿通させてそれぞれ取り付けられ
ている。
水を流入するための複数の冷却水流入孔56と、型内部
のチャンバー54に加熱用の蒸気を流入するための複数
の蒸気流入孔58とが形成されており、チャンバー54
内には冷却水を噴射するための複数の噴射ノズル55が
形成されている。また、下型50の底面には上記チャン
バー54内に溜まった冷却水を排出するための複数の排
出孔57が形成されている。さらに、上記下型50に
は、底面から上記チャンバー54内を通って凸状部53
の上面にかけて、上記キャビティ93内へ発泡樹脂成型
原料を注入するための原料注入用パイプ501が形成さ
れている。この下型50の凸状部53の上面の前後に
は、図5(b)に示すように、インサート用の板状の金
具52、52が乗せられている。インサート用の金具5
2、52は、上記凸状部53の上面から突出された位置
決めピン51、51を挿通させてそれぞれ取り付けられ
ている。
【0024】なお、上記金具52、52に反りが生じて
いて、上記凸状部53の上面と密着できない場合には、
図5(b)に示すように、上記凸状部53の上面の下に
磁石59を埋設し、その磁力によって上記金具52を上
記上面上に吸引する。そして、後述する発泡樹脂成型方
法により、上記上型90を上記下型50に接合したとき
に、上記上型90のキャビティ93と上記下型50の凸
状部53との間の空間に、発泡樹脂成型品が成型され
る。
いて、上記凸状部53の上面と密着できない場合には、
図5(b)に示すように、上記凸状部53の上面の下に
磁石59を埋設し、その磁力によって上記金具52を上
記上面上に吸引する。そして、後述する発泡樹脂成型方
法により、上記上型90を上記下型50に接合したとき
に、上記上型90のキャビティ93と上記下型50の凸
状部53との間の空間に、発泡樹脂成型品が成型され
る。
【0025】次に、上記構成の発泡樹脂成型機10の動
作を図5を参照して説明する。図5は、上記発泡樹脂成
型機10の右側面の模式図である。まず、上記図2に示
したシリンダ60、60のピストンロッド64、64が
伸長作動(シリンダ60、60が上昇作動)すると、そ
のシリンダ60、60の底面に固定された上記移動ベー
ス70が上記ガイド部材22に沿って上昇する。このと
き、上記移動ベース70に取付けられた上記シリンダ8
0、80およびガイド部材24も上昇するため、上記シ
リンダ80、80のピストンロッド84、84およびガ
イド部材24の上端に支持された上型90が上昇する
(図5(a))。
作を図5を参照して説明する。図5は、上記発泡樹脂成
型機10の右側面の模式図である。まず、上記図2に示
したシリンダ60、60のピストンロッド64、64が
伸長作動(シリンダ60、60が上昇作動)すると、そ
のシリンダ60、60の底面に固定された上記移動ベー
ス70が上記ガイド部材22に沿って上昇する。このと
き、上記移動ベース70に取付けられた上記シリンダ8
0、80およびガイド部材24も上昇するため、上記シ
リンダ80、80のピストンロッド84、84およびガ
イド部材24の上端に支持された上型90が上昇する
(図5(a))。
【0026】この上型90の上昇する高さは、上記上型
90のキャビティ93の形状および下型50の凸状部5
3の形状、つまり、製造しようとする発泡樹脂成型品の
形状によって定められる(たとえば、100mm)。具
体的には、図4において、上記上型90を上記下型50
に接合した状態から上昇させて回動させるときに、上記
上型90のキャビティ93の内壁面98に上記下型50
の凸状部53の角部531が接触しないために十分な高
さに定められる。次に、上記上型90が上昇した状態
で、上記シリンダ80、80のピストンロッド84、8
4がそれぞれ伸長作動すると、その伸長力により、上記
上型90が上方、つまり上記下型50から離れる方向へ
上記ガイド部材24のピン26を中心に一定角度(たと
えば、図1の一点鎖線で示す上型90の位置で85°)
回動する。
90のキャビティ93の形状および下型50の凸状部5
3の形状、つまり、製造しようとする発泡樹脂成型品の
形状によって定められる(たとえば、100mm)。具
体的には、図4において、上記上型90を上記下型50
に接合した状態から上昇させて回動させるときに、上記
上型90のキャビティ93の内壁面98に上記下型50
の凸状部53の角部531が接触しないために十分な高
さに定められる。次に、上記上型90が上昇した状態
で、上記シリンダ80、80のピストンロッド84、8
4がそれぞれ伸長作動すると、その伸長力により、上記
上型90が上方、つまり上記下型50から離れる方向へ
上記ガイド部材24のピン26を中心に一定角度(たと
えば、図1の一点鎖線で示す上型90の位置で85°)
回動する。
【0027】このように、本実施例の発泡樹脂成型機1
0によれば、上記上型90を上昇させてから、上記上型
90の一の端部(後端部)を中心に上記下型50から離
れる方向へ回動させることができるため、上記上型90
のキャビティ93の内壁面98に上記下型50の凸状部
53の角部531が接触することがない。したがって、
上記上型90および下型50の形状の制限を受けること
がないため、発泡樹脂成型品の形状や大きさの制限を受
けることがない。なお、上記上型90を閉じる場合に
は、上記シリンダ80、80のピストンロッド84、8
4を収縮作動させ、続いて上記シリンダ60、60のピ
ストンロッド64、64を収縮作動(シリンダ60、6
0を下降動)させる。
0によれば、上記上型90を上昇させてから、上記上型
90の一の端部(後端部)を中心に上記下型50から離
れる方向へ回動させることができるため、上記上型90
のキャビティ93の内壁面98に上記下型50の凸状部
53の角部531が接触することがない。したがって、
上記上型90および下型50の形状の制限を受けること
がないため、発泡樹脂成型品の形状や大きさの制限を受
けることがない。なお、上記上型90を閉じる場合に
は、上記シリンダ80、80のピストンロッド84、8
4を収縮作動させ、続いて上記シリンダ60、60のピ
ストンロッド64、64を収縮作動(シリンダ60、6
0を下降動)させる。
【0028】次に、本発明の発泡樹脂成型方法を図5お
よび図6を参照しながら、図7に基づいて説明する。図
6(a)は、図5(a)に示す上型90および下型50
の断面模式図、図6(b)は、図5(b)に示す上型9
0および下型50の断面模式図であり、図7は、上記発
泡樹脂成型方法の工程図である。まず、上型90を閉じ
て、図2および図3に示すオートロック機構92、9
2、99、99によって、上記上型90を上記下型50
に固定する(工程100)。次に、発泡樹脂成型原料を
上記下型50に形成された原料注入用パイプ501から
注入し、発泡樹脂成型原料を上記上型90と下型50と
の合わせ面に形成されるキャビティ93内に充填する
(工程200)。この原料としては、たとえば、スチレ
ンモノマー、または、ポリエチレンと、発泡剤とを組み
合わせたビーズが用いられる。
よび図6を参照しながら、図7に基づいて説明する。図
6(a)は、図5(a)に示す上型90および下型50
の断面模式図、図6(b)は、図5(b)に示す上型9
0および下型50の断面模式図であり、図7は、上記発
泡樹脂成型方法の工程図である。まず、上型90を閉じ
て、図2および図3に示すオートロック機構92、9
2、99、99によって、上記上型90を上記下型50
に固定する(工程100)。次に、発泡樹脂成型原料を
上記下型50に形成された原料注入用パイプ501から
注入し、発泡樹脂成型原料を上記上型90と下型50と
の合わせ面に形成されるキャビティ93内に充填する
(工程200)。この原料としては、たとえば、スチレ
ンモノマー、または、ポリエチレンと、発泡剤とを組み
合わせたビーズが用いられる。
【0029】続いて、加熱された蒸気を上記上型90の
蒸気流入孔91からチャンバー94へ流入させるととも
に、上記下型50の蒸気流入孔58からチャンバー54
へ流入させて、上記キャビティ93内を加熱し、上記キ
ャビティ93内の発泡樹脂成型原料を融着させる(工程
300)。次に、上記上型90の冷却水流入孔96およ
び下型50の冷却水流入孔56へ冷却水を流入するとと
もに、その冷却水を上記各型の内部のチャンバー内の噴
射孔95、55から噴射することにより、上記キャビテ
ィ93内を冷却して上記キャビティ93内の発泡樹脂成
型材料を固化させる(工程400)。
蒸気流入孔91からチャンバー94へ流入させるととも
に、上記下型50の蒸気流入孔58からチャンバー54
へ流入させて、上記キャビティ93内を加熱し、上記キ
ャビティ93内の発泡樹脂成型原料を融着させる(工程
300)。次に、上記上型90の冷却水流入孔96およ
び下型50の冷却水流入孔56へ冷却水を流入するとと
もに、その冷却水を上記各型の内部のチャンバー内の噴
射孔95、55から噴射することにより、上記キャビテ
ィ93内を冷却して上記キャビティ93内の発泡樹脂成
型材料を固化させる(工程400)。
【0030】続いて、上記シリンダ60、60を駆動さ
せて上記移動ベース70を上昇させ、上記上型90を上
昇させる(工程500)。続いて、上記シリンダ80、
80を駆動させて上記上型90を回動させ(工程60
0)、上型90のチャンバー94内に溜まった冷却水を
排出孔97から排出する。そして、上記キャビティ93
内の発泡樹脂成型品を離型させて1工程を終了する(工
程700)。このように、本実施例の発泡樹脂成型方法
によれば、水冷された上型90を上昇させ、その後、そ
の上昇された上型90を下型50から離れる方向に回動
させる工程500および600を備えているため、上記
上型90の内壁面98と上記下型50の角部531とが
接触することがない(図6参照)。したがって、製造し
ようとする発泡樹脂成型品の形状や大きさに制限される
ことなく、発泡樹脂成型品を製造することができる。
せて上記移動ベース70を上昇させ、上記上型90を上
昇させる(工程500)。続いて、上記シリンダ80、
80を駆動させて上記上型90を回動させ(工程60
0)、上型90のチャンバー94内に溜まった冷却水を
排出孔97から排出する。そして、上記キャビティ93
内の発泡樹脂成型品を離型させて1工程を終了する(工
程700)。このように、本実施例の発泡樹脂成型方法
によれば、水冷された上型90を上昇させ、その後、そ
の上昇された上型90を下型50から離れる方向に回動
させる工程500および600を備えているため、上記
上型90の内壁面98と上記下型50の角部531とが
接触することがない(図6参照)。したがって、製造し
ようとする発泡樹脂成型品の形状や大きさに制限される
ことなく、発泡樹脂成型品を製造することができる。
【0031】なお、上記実施例では、上記上型90を上
昇させるとともに、回動させる手段を用いたが、上記下
型50を下降させてから、上記上型90を回動させるよ
うにしてもよい。また、上記下型50を下降させてか
ら、その下型50を回動させるようにしてもよい。
昇させるとともに、回動させる手段を用いたが、上記下
型50を下降させてから、上記上型90を回動させるよ
うにしてもよい。また、上記下型50を下降させてか
ら、その下型50を回動させるようにしてもよい。
【0032】上記実施例では、上記上型90を上昇させ
るとともに、回動させる手段として、上記移動ベース7
0、シリンダ60、60、シリンダ80、80およびガ
イド部材24を用いたが、上記シリンダ80、80の基
部82、82を上記基台20に軸止し、上記シリンダ8
0、80のピストンロッド84、84を鉛直方向へ一定
の高さ伸長作動させ、その後回動方向へ伸長作動させる
ようにしてもよい。
るとともに、回動させる手段として、上記移動ベース7
0、シリンダ60、60、シリンダ80、80およびガ
イド部材24を用いたが、上記シリンダ80、80の基
部82、82を上記基台20に軸止し、上記シリンダ8
0、80のピストンロッド84、84を鉛直方向へ一定
の高さ伸長作動させ、その後回動方向へ伸長作動させる
ようにしてもよい。
【0033】また、上記各エア駆動のシリンダに代えて
油圧駆動のシリンダを用いてもよいし、上記上型90、
下型50または移動ベース70の昇降動、上記上型90
の回動をモータを用いて行うようにしてもよい。
油圧駆動のシリンダを用いてもよいし、上記上型90、
下型50または移動ベース70の昇降動、上記上型90
の回動をモータを用いて行うようにしてもよい。
【0034】上記実施例では、移動ベース70、シリン
ダ60、60、シリンダ80、80、ガイド部材24、
ピン部材26、ピン部材86およびピン部材88が、本
発明の型開き手段に相当する。また、シリンダ60、6
0および移動ベース70が昇降手段に、シリンダ80、
80が回動手段にそれぞれ相当する。
ダ60、60、シリンダ80、80、ガイド部材24、
ピン部材26、ピン部材86およびピン部材88が、本
発明の型開き手段に相当する。また、シリンダ60、6
0および移動ベース70が昇降手段に、シリンダ80、
80が回動手段にそれぞれ相当する。
【0035】
【効果】以上記述したように、本発明によれば、上型お
よび下型を互いの合わせ面間に所定の距離を隔てた状態
にするとともに、前記上型および下型の一方の型をその
一の端部を中心として、他方の型から離れる方向に回動
させることができるため、上型および下型の一方の型を
回動させたときに、両型のキャビティ面同士が接触する
ことを防止することができる。したがって、上型および
下型の形状が制限されることがないため、形状や大きさ
に制限されることなく、発泡樹脂成型品を製造すること
ができる。また、上型および下型のキャビティ面の傷を
防止することができる。
よび下型を互いの合わせ面間に所定の距離を隔てた状態
にするとともに、前記上型および下型の一方の型をその
一の端部を中心として、他方の型から離れる方向に回動
させることができるため、上型および下型の一方の型を
回動させたときに、両型のキャビティ面同士が接触する
ことを防止することができる。したがって、上型および
下型の形状が制限されることがないため、形状や大きさ
に制限されることなく、発泡樹脂成型品を製造すること
ができる。また、上型および下型のキャビティ面の傷を
防止することができる。
【図1】本発明の発泡樹脂成型機の右側面説明図であ
る。
る。
【図2】図1に示す発泡樹脂成型機の正面説明図であ
る。
る。
【図3】図1に示す発泡樹脂成型機の平面説明図であ
る。
る。
【図4】(a)は、上型および下型の内部構造を示す断
面説明図であり、(b)は、(a)に示す下型の上に設
けられたインサート用の金具の取付け部分の拡大説明図
である。
面説明図であり、(b)は、(a)に示す下型の上に設
けられたインサート用の金具の取付け部分の拡大説明図
である。
【図5】(a)は、上型の上昇した発泡樹脂成型機を示
す右側面模式図であり、(b)は、上型の回動した発泡
樹脂成型機を示す右側面模式図である。
す右側面模式図であり、(b)は、上型の回動した発泡
樹脂成型機を示す右側面模式図である。
【図6】(a)は、上昇した上型を示す右側面模式図で
あり、(b)は、回動した上型を示す右側面模式図であ
る。
あり、(b)は、回動した上型を示す右側面模式図であ
る。
【図7】本発明の発泡樹脂成型方法を示す工程図であ
る。
る。
【図8】(a)は、従来の横型の発泡樹脂成型機を示す
模式図であり、(b)は、(a)の雄型の上に設けられ
たインサート用の金具の取付け部分の拡大説明図であ
る。
模式図であり、(b)は、(a)の雄型の上に設けられ
たインサート用の金具の取付け部分の拡大説明図であ
る。
【図9】従来の縦型の発泡樹脂成型機の上型および下型
を示す模式図である。
を示す模式図である。
10 発泡樹脂成型機 20 基台 30、40 支柱 50 下型 60、80 シリンダ 65、84 ピストンロッド 70 移動ベース 90 上型
Claims (5)
- 【請求項1】 発泡樹脂成型材料を上型および下型の合
わせ面に形成されるキャビティ内に充填し、前記両型を
加熱して前記キャビティ内の発泡樹脂成型材料を融着さ
せ、前記両型の合わせ面を型の内部からそれぞれ水冷
し、前記キャビティ内の発泡樹脂成型体を離型する発泡
樹脂成型機において、 前記上型および下型を互いの合わせ面間に所定の距離を
隔てた状態にするとともに、前記上型および下型の一方
の型をその一の端部を中心として、他方の型から離れる
方向に回動させる型開き手段が備えられたことを特徴と
する発泡樹脂成型機。 - 【請求項2】 前記型開き手段は、前記上型および下型
を互いの合わせ面間に所定の距離を隔てた状態にすると
ともに、前記上型をその一の端部を中心として、前記下
型から離れる方向に回動させるものであることを特徴と
する請求項1に記載の発泡樹脂成型機。 - 【請求項3】 前記型開き手段は、前記上型を前記下型
から所定の高さまで上昇させるとともに、その上昇され
た上型をその一の端部を中心として、前記下型から離れ
る方向に回動させるものであることを特徴とする請求項
1に記載の発泡樹脂成型機。 - 【請求項4】 前記型開き手段には、前記下型の下方に
備えられているとともに、昇降可能に支持されている移
動ベースと、この移動ベースを昇降させる昇降手段と、
前記移動ベースに取り付けられているとともに、前記上
型を回動可能に支持する回動手段とが備えられてなるこ
とを特徴とする請求項3に記載の発泡樹脂成型機。 - 【請求項5】 発泡樹脂成型材料を上型および下型の合
わせ面に形成されるキャビティ内に充填し、前記両型を
加熱して前記キャビティ内の発泡樹脂成型材料を融着さ
せ、前記両型の合わせ面を型の内部からそれぞれ水冷
し、前記キャビティ内の発泡樹脂成型体を離型する発泡
樹脂成型方法において、 水冷された上型および下型を互いの合わせ面間に所定の
距離を隔てた状態にするとともに、前記上型および下型
の一方の型をその一の端部を中心として、他方の型から
離れる方向に回動させる工程を備えたことを特徴とする
発泡樹脂成型方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7219630A JP2641044B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 発泡樹脂成型機および発泡樹脂成型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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