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JP2641406B2 - ダブルロック型電気コネクタ - Google Patents
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JP2641406B2 - ダブルロック型電気コネクタ - Google Patents

ダブルロック型電気コネクタ

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JP2641406B2
JP2641406B2 JP4419595A JP4419595A JP2641406B2 JP 2641406 B2 JP2641406 B2 JP 2641406B2 JP 4419595 A JP4419595 A JP 4419595A JP 4419595 A JP4419595 A JP 4419595A JP 2641406 B2 JP2641406 B2 JP 2641406B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタに関し、
さらに詳しくは、ハウジング内のコンタクト挿入用空洞
に設けたコンタクトのロック手段の他に、ハウジングと
は別に形成した部材にコンタクトに対する第2のロック
手段を設けたダブルロック型電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のダブルロック型電気コネ
クタは、たとえば、自動車の電装部に多用されている。
ハウジング内のコンタクト保持用空洞に備えたコンタク
トのロック手段には多種のものが知られているが、ハウ
ジングとは別に形成した部材に設けた第2のロック手段
にも多種のものが知られている。
【0003】第2のロック手段としては、ハウジングに
ヒンジを介して連設した部材にロック機能を付与したも
のと、ハウジングとは別に形成した部材にロック機能を
付与したものとが知られる。また、後者には、ハウジン
グに長孔を形成し、その長孔から櫛状部材を挿入してコ
ンタクトのワイヤ被覆圧着部を押えるものと、ハウジン
グに長孔を形成する一方、コンタクトにスタビライザー
を付加し、長孔からスタビライザー押えを有する櫛状部
材を挿入してそれを押えるものとが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したヒン
ジタイプのものにおいては、ヒンジ部に欠損が起こって
ロックが不確実になり、高密度実装ができず、成形性が
不安定であるなどの課題がある。また、ワイヤ被覆圧着
部押えタイプのものにおいては、ワイヤが曲がったり絡
んでいたりすると、前記櫛状部材を挿着することができ
なくなり作業性が悪いなどの課題がある。更に、スタビ
ライザー押えタイプのものにおいては、小型コンタクト
にスタビライザーを付加することは、ハウジングの構造
が複雑になり、その成形性が悪くなり、そのため廉価量
産に適さないなどの課題がある。
【0005】上述の如き課題を解決するための構成を有
するコネクタの一例が特開昭61−4174号に開示さ
れている。このコネクタは、ハウジングと、該ハウジン
グの後面に位置する摺動可能なロックプレートとを含
む。しかしながら、開示されたコネクタは以下の如き問
題を含む。即ち、このコネクタはロックプレートの仮止
め状態及び本係合状態でロックプレートの固定手段を有
するものの、それらはハウジングの外側面に突出してい
るためハウジング成形が比較的複雑になり、更に操作性
も良くない。特に、本係合状態でのロックプレートの固
定手段は、ハウジング外側面に露出して形成されている
のでロックプレートの固定が容易に解除されてしまう虞
れがあり、ロックの信頼性に欠けるものであった。
【0006】従って、本発明の目的は、ロックプレート
の装着及び操作性が優れ、且つ安価に製造可能なダブル
ロック型電気コネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として本発明が前提とするのは、ハウジングとロ
ックプレ−トとからなるダブルロック型電気コネクタで
ある。
【0008】かかる前提において、前記ハウジングがそ
の前端面と後端面との間に形成した多数のコンタクト受
容空洞内に受容したコンタクトに係合してその抜けを防
止する第1のロック手段を有するとともに、前記後端面
周囲から後方へ延出させてなる前記ロックプレ−トに対
する支持枠部の左右両側にラックと係止孔とを有する。
また、前記ロックプレ−トが支持枠部に対する嵌合仮止
め位置から嵌合完了位置へと移動可能であって、前記嵌
合仮止め位置において前記空洞に実質的に合致する開口
部と前記ラックと係止孔とに係合するラックと突起とを
有する。さらに、前記ロックプレ−トが前記嵌合仮止め
位置から嵌合完了位置へ移動すると前記開口部が前記空
洞からずれて該開口部の縁部が前記受容コンタクトの後
端部に当接し、該コンタクトの抜けを防止する第2のロ
ック手段となることが本発明の特徴である。
【0009】
【作用】このように構成したダブルロック型電気コネク
タにおいて、ハウジングとロックプレートとの間では、
ロックプレートの開口部と空洞の一端開口部とが実質的
に合致するようにロックプレートを支持枠部に対し嵌合
仮止め位置に置くと、両者のラックが互いに噛合して仮
止め手段として作用する。ロックプレートを支持枠部に
対する嵌合完了位置へ移動させると、ロックプレートの
開口縁部が空洞に受容したコンタクトの後端部に当接
し、その抜けを防止するロック手段として作用する。
【0010】
【実施例】図1において、本発明の実施例にかかる電気
コネクタは、プラスチック材料から作られたハウジング
1と、後記コンタクトを挿入保持すべく配列した多数の
空洞2を含む。ハウジング1の垂直な一端面3には、そ
の上方中央部を除いて、その一端面3を囲む略枠状の支
持部4が形成されている。この支持部4は、L形部5a
を有する両上面部5と、底面部6と、両側面部7とから
なる。両L形部5aの間のハウジング1の上面には、自
由端としての押圧部10を有するロックレバー11を備
える。このロックレバー11は、ハウジング1の上面後
端に連結し、その連結部12を支点として下向きに移動
し原位置に復帰することができるバネ性を有する。この
レバー11の上面には、係止部13を備える。各側面部
7の内面には、ラック14を備える。各側面部7におけ
るラック14の上下端近傍には、係止孔15が形成され
ている。また、底面部6には、横方向に間隔をおいて係
止孔16が形成されている。
【0011】さらに、本発明の実施例にかかる電気コネ
クタは、プラスチック材料から作られているロックプレ
ート21を含む。このロックプレート21は、空洞2の
一端開口部の大きさ及び配列と実質的に一致する多数の
開口部22を有する。また、両側面部7の内面間の間隔
と実質的に一致する横寸法及び前記上面部5と底面部6
の両内側との間の間隔よりも短い縦方向寸法を有し、支
持部4に嵌合することができる。ロックプレート21の
両外側部のほぼ中央部には、ラック14と噛合するラッ
ク26を備える。ラック26の上下端近傍には、係止孔
15と係合する係止突起27を備える。この係止突起2
7は、係止孔15と係合し、係止孔15内を上方から下
方へと摺動可能に構成される。更に、ロックプレート2
1の下面(図4(a)参照)には、係止孔16に係合す
る係止突起28を備える。
【0012】上述した構成の電気コネクタにおいては、
図2、図4(a)に示すように、ハウジング1の一端面
3の支持部4にロックプレート21を嵌合する。このと
き、ラック26はラック14に噛合しており(図5
(a)参照)、係止突起28は係止孔16に係合する寸
前にある(図4(a)参照)。このようにロックプレー
ト21が支持部4に仮止めされ半嵌合している状態で
は、図4(a)から明らかなように、開口部22が空洞
2の一端開口部と実質的に一致している。
【0013】こうした支持部4に対するロックプレート
21の半嵌合または仮止めの状態で、図4(b)に鎖線
で示すように、ワイヤ30を圧着接続したリセプタクル
コンタクト31を開口部22から空洞2内に挿入する。
しかし、図4(b)に鎖線で示すように、コンタクト3
1が空洞2内に完全に挿入されていない場合が実際上あ
りうる。この場合には、支持部4に対してロックプレー
ト21を完全に嵌合すべく、これを押圧部25で降下さ
せようとしても、コンタクト31の一部が開口部22内
に位置し該開口部を形成するリブ29がコンタクト31
のワイヤ被覆圧着部31aに衝突するので、そのように
降下させることができない。したがって、ここにおい
て、コンタクト31が空洞2内に正常に挿入されている
か否かを検知することができる。
【0014】図3、図4(c)に示すように、コンタク
ト31の空洞2への挿入が正常である場合につき説明す
る。係止突起28は係止孔16に完全に係合し、したが
って、ロックプレート21が支持部4に完全に嵌合す
る。このとき、ラック14と26との噛合位置は、図5
(a)から図5(b)に示すように移行している。この
ように、コンタクト31が空洞2内に正常に位置し、ロ
ックプレート21が支持部4に完全に嵌合した状態で
は、図4(c)から明らかなように、開口部22が空洞
2の開口部とずれて、開口部22の上縁部をなすリブ2
9の内面がコンタクト31のワイヤ被覆圧着部31aの
外端に当接し、コンタクト31の前記挿入方向とは逆方
向への移動を阻止している。したがって、ここにおい
て、本発明が目的とする第2のロックが達成される。
尚、枠状の支持部4の側壁7(図1参照)は比較的薄く
弾性を有するので、押圧部25の押圧操作によりロック
プレート21の移動時に側壁7が外方へ撓んで両ラック
14,26の円滑なスライド及び噛合を可能にする。
【0015】こうした第2のロック手段とは別に、コン
タクト31は、公知の第1のロック手段で空洞2内に保
持されている。たとえば、図4(c)を参照すると、空
洞2内には、ハウジング1の一部で形成されている弾性
係止部17を有し、この係止部17がコンタクト31の
凹欠部31bに係合するという第1のロック手段が採ら
れている。
【0016】
【発明の効果】本発明のダブルロック型電気コネクタは
以上の構成を有するので、次の効果を奏する。 (1)ロックプレートを支持部に或る程度嵌合した位置
で、ロックプレートの開口部と空洞の一端開口部とを合
致させ、かつ、ロックプレートを支持部に仮止めするこ
とができるから、嵌合仮止め状態で、ロックプレートの
開口部から空洞内にコンタクトを挿入することができ
る。 (2)ロックプレートは、その押圧部を押圧するだけで
半嵌合状態の仮止め位置から嵌合完了状態の本係止位置
へ円滑に移動して、空洞に挿入されたコンタクトに当接
するから、コンタクトの抜けを防止するためのロック作
業が簡単かつ確実である。 (3)嵌合完了位置に置かれたロックプレートは、支持
部に設けられたラックに噛合して仮止め位置への逆行が
阻止され、更に係止突起が支持部の係止孔と係合するか
ら、ハウジング内にロックプレートが確実に支持され
て、コンタクトに対するロックが安全確実なものとな
る。 (4)前記コンタクトが前記空洞に正常に挿入保持され
ていない場合には、前記ロックプレートを嵌合すべき前
記ハウジングの支持部に完全に嵌合しようとしても、こ
れが不正常な挿入状態にある前記コンタクトによって阻
止されるから、この段階で前記コンタクトが前記空洞に
正常に挿入保持されていないことを検知することができ
る。 (5)ハウジングの構造が比較的簡単で成形性がよく、
廉価量産に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハウジングとロックプレートの斜視図。
【図2】ハウジングの支持部への、ロックプレートの嵌
合仮止め状態を示す斜視図。
【図3】ハウジングの支持部への、ロックプレートの嵌
合完了状態を示す斜視図。
【図4】コネクタの断面図であり、(a)は図2の状
態、(b)はロックプレートが嵌合完了位置へ移動する
過程の状態、(c)は図3の状態に対応している。
【図5】ロックプレートのラックの、支持部のラックに
対する位置関係を示す部分拡大側面図であり、(a)は
嵌合仮止め位置を、(b)は嵌合完了位置を示す。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 空洞(コンタクト受容空洞) 4 支持部(支持枠部) 14 ラック 15 係止孔 17 弾性係止部(ロック手段) 21 ロックプレート 22 開口部 26 ラック 27 係止突起 31 コンタクト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングとロックプレ−トとからなるダ
    ブルロック型電気コネクタにおいて、 前記ハウジングがその前端面と後端面との間に形成した
    多数のコンタクト受容空洞内に受容したコンタクトに係
    合してその抜けを防止する第1のロック手段を有すると
    ともに、前記後端面周囲から後方へ延出させてなる前記
    ロックプレ−トに対する支持枠部の左右両側にラックと
    係止孔とを有し、 前記ロックプレ−トが前記支持枠部に対する嵌合仮止め
    位置から嵌合完了位置へと移動可能であって、前記嵌合
    仮止め位置において前記空洞に実質的に合致する開口部
    と前記ラックと係止孔とに係合するラックと突起とを有
    し、 前記ロックプレ−トが前記嵌合仮止め位置から嵌合完了
    位置へ移動すると前記開口部が前記空洞からずれて該開
    口部の縁部が前記受容コンタクトの後端部に当接し、該
    コンタクトの抜けを防止する第2のロック手段となるこ
    とを特徴とする前記電気コネクタ。
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