JP2643879B2 - 微細パターン形成方法 - Google Patents
微細パターン形成方法Info
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- JP2643879B2 JP2643879B2 JP6302599A JP30259994A JP2643879B2 JP 2643879 B2 JP2643879 B2 JP 2643879B2 JP 6302599 A JP6302599 A JP 6302599A JP 30259994 A JP30259994 A JP 30259994A JP 2643879 B2 JP2643879 B2 JP 2643879B2
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造プロセスにお
けるフォトリソグラフィー工程に関し、特にシリル化法
による微細パターン形成方法に関する。
けるフォトリソグラフィー工程に関し、特にシリル化法
による微細パターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスを始めとする微細
加工を必要とする各種電子デバイスの分野では、デバイ
スの高密度化、高集積化の要求がますます高まってお
り、これらの要求を満たすにはパターンの微細化が必須
となってきている。そして半導体デバイス製造工程で、
微細パターン形成に重要な役割を果たしているのがフォ
トリソグラフィー工程である。更に、フォトリソグラフ
ィー工程においては、半導体デバイスの微細化に伴い、
レジストパターンを精度良く基板に転写する方法が求め
られ、従来のウエットエッチングに代わり、ガスプラズ
マ等を用いたドライエッチングが用いられるようになり
つつある。特に、酸素プラズマを用いてレジストパター
ンを転写する方法においては、耐酸素プラズマ性の高い
珪素化合物を選択的にレジスト表面に導入する単層シリ
ル化法が盛んに検討されている。
加工を必要とする各種電子デバイスの分野では、デバイ
スの高密度化、高集積化の要求がますます高まってお
り、これらの要求を満たすにはパターンの微細化が必須
となってきている。そして半導体デバイス製造工程で、
微細パターン形成に重要な役割を果たしているのがフォ
トリソグラフィー工程である。更に、フォトリソグラフ
ィー工程においては、半導体デバイスの微細化に伴い、
レジストパターンを精度良く基板に転写する方法が求め
られ、従来のウエットエッチングに代わり、ガスプラズ
マ等を用いたドライエッチングが用いられるようになり
つつある。特に、酸素プラズマを用いてレジストパター
ンを転写する方法においては、耐酸素プラズマ性の高い
珪素化合物を選択的にレジスト表面に導入する単層シリ
ル化法が盛んに検討されている。
【0003】従来の単層シリル化法は、パターン露光後
に光照射部または未照射部を選択的にシリル化し、その
後、酸素プラズマによりドライ現像を行い、パターニン
グするものである。露光部を選択的にシリル化する方法
としては、例えば、ジャーナル・オブ・バキューム・サ
イエンス・アンド・テクノロジー(Journalof
Vacuume Science & Techno
logy)B、9巻、6号、3399頁〜3405頁
(1991年)に記載されているベイク(Ki−Ho
Baik)らのDESIRE(Diffusion E
nhancedSilylation Resist)
プロセスがある。DESIREプロセスとは、パターン
露光し、ベーク後、レジストをシリル化剤(例えば、ヘ
キサメチルジシラザン)を用いてシリル化を行い、その
後、酸素プラズマでドライ現像を行い、パターンを形成
するものである。この時、露光部ではシリル化により、
樹脂(例えば、ノボラック樹脂)のヒドロキシル基(−
OH基)とシリル化剤が反応して、シリルエーテル(−
OSi(CH3)3)が形成されるため、酸素プラズマ
に対するエッチング耐性が向上する。一方、未露光部で
は、露光後のベーク処理により、感光剤(例えば、ナフ
トキノンジアジド基を含む感光剤)と樹脂との架橋反応
が起こるため、シリル化反応が起こらない。その結果、
露光部と未露光部で酸素プラズマによるエッチング速度
の差が生じ、ネガパターン形成が可能となる。前述のベ
イクらは、この手法でシリル化剤にビス(ジメチルアミ
ノ)メチルシランを用いた例も報告している。
に光照射部または未照射部を選択的にシリル化し、その
後、酸素プラズマによりドライ現像を行い、パターニン
グするものである。露光部を選択的にシリル化する方法
としては、例えば、ジャーナル・オブ・バキューム・サ
イエンス・アンド・テクノロジー(Journalof
Vacuume Science & Techno
logy)B、9巻、6号、3399頁〜3405頁
(1991年)に記載されているベイク(Ki−Ho
Baik)らのDESIRE(Diffusion E
nhancedSilylation Resist)
プロセスがある。DESIREプロセスとは、パターン
露光し、ベーク後、レジストをシリル化剤(例えば、ヘ
キサメチルジシラザン)を用いてシリル化を行い、その
後、酸素プラズマでドライ現像を行い、パターンを形成
するものである。この時、露光部ではシリル化により、
樹脂(例えば、ノボラック樹脂)のヒドロキシル基(−
OH基)とシリル化剤が反応して、シリルエーテル(−
OSi(CH3)3)が形成されるため、酸素プラズマ
に対するエッチング耐性が向上する。一方、未露光部で
は、露光後のベーク処理により、感光剤(例えば、ナフ
トキノンジアジド基を含む感光剤)と樹脂との架橋反応
が起こるため、シリル化反応が起こらない。その結果、
露光部と未露光部で酸素プラズマによるエッチング速度
の差が生じ、ネガパターン形成が可能となる。前述のベ
イクらは、この手法でシリル化剤にビス(ジメチルアミ
ノ)メチルシランを用いた例も報告している。
【0004】また、未露光部を選択的にシリル化する方
法としては、例えば、樹脂と光酸発生剤、および酸の作
用により樹脂と架橋反応を起こす架橋剤とから成るレジ
ストを用いることを特徴とする、特開平4−28704
7号公報に記載されている藤野らの方法がある。この方
法では、パターン露光、ベーク、シリル化、酸素プラズ
マによるドライ現像と、上記記載の方法と工程は同様で
あるが、この方法では、露光部は、露光により発生した
酸の作用により樹脂と架橋剤が架橋反応を起こすため、
シリル化剤がレジスト中に拡散できず、シリル化反応が
おこらない。一方、未露光部では、そのような架橋反応
が起こらないので、シリル化される。その結果、露光部
と未露光部でエッチング速度の差が生じ、ポジパターン
形成が可能となる。
法としては、例えば、樹脂と光酸発生剤、および酸の作
用により樹脂と架橋反応を起こす架橋剤とから成るレジ
ストを用いることを特徴とする、特開平4−28704
7号公報に記載されている藤野らの方法がある。この方
法では、パターン露光、ベーク、シリル化、酸素プラズ
マによるドライ現像と、上記記載の方法と工程は同様で
あるが、この方法では、露光部は、露光により発生した
酸の作用により樹脂と架橋剤が架橋反応を起こすため、
シリル化剤がレジスト中に拡散できず、シリル化反応が
おこらない。一方、未露光部では、そのような架橋反応
が起こらないので、シリル化される。その結果、露光部
と未露光部でエッチング速度の差が生じ、ポジパターン
形成が可能となる。
【0005】また、未露光部を選択的にシリル化するも
う1つの方法としては、例えばポリビニルフェノール単
体からなるレジスト膜に、ArFエキシマレーザ(19
3nm)等の高エネルギー光線を照射することにより、
露光部のみ樹脂の架橋反応を起こさせ、次にジメチルシ
リルジメチルアミン等でシリル化することにより、未露
光部のみ選択的にシリル化領域を形成し、そして酸素プ
ラズマにより露光領域をエッチングすることによりポジ
パターンを形成する。この方法を用いた例としては、ジ
ャパニーズ・ジャーナル・オブ・アプライド・フィジッ
クス(Japanese Journal of Ap
plied Physics)Pt.1、31巻、N
o.12B、4321頁−4326頁(1992年)に
記載されているジョンソン(Donald W. Jo
hnson)らの例が挙げられる。
う1つの方法としては、例えばポリビニルフェノール単
体からなるレジスト膜に、ArFエキシマレーザ(19
3nm)等の高エネルギー光線を照射することにより、
露光部のみ樹脂の架橋反応を起こさせ、次にジメチルシ
リルジメチルアミン等でシリル化することにより、未露
光部のみ選択的にシリル化領域を形成し、そして酸素プ
ラズマにより露光領域をエッチングすることによりポジ
パターンを形成する。この方法を用いた例としては、ジ
ャパニーズ・ジャーナル・オブ・アプライド・フィジッ
クス(Japanese Journal of Ap
plied Physics)Pt.1、31巻、N
o.12B、4321頁−4326頁(1992年)に
記載されているジョンソン(Donald W. Jo
hnson)らの例が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の単層シ
リル化法、特に未露光部にシリル化領域を形成する単層
シリル化法においてシリル化に利用されているシリル化
剤としては、ヘキサメチルジシラザン、ジメチルシリル
ジメチルアミン、テトラメチルジシラザン、N,N−ジ
メチルアミノトリメチルシラン、1,1,3,3,5,
5−ヘキサメチルシクロトリシラザン等、シリル化によ
って、樹脂(例えば、ノボラック樹脂、ポリビニルフェ
ノール)のヒドロキシル基1つに対し、珪素原子1つし
か導入できない化合物のみである。このため、レジスト
に導入される珪素原子の濃度が低く、酸素プラズマに対
するエッチング耐性が十分ではない。その結果、酸素プ
ラズマによるエッチング後、微細パターンでの形状の劣
化が特に激しく、微細パターンの寸法制御が困難とな
る。
リル化法、特に未露光部にシリル化領域を形成する単層
シリル化法においてシリル化に利用されているシリル化
剤としては、ヘキサメチルジシラザン、ジメチルシリル
ジメチルアミン、テトラメチルジシラザン、N,N−ジ
メチルアミノトリメチルシラン、1,1,3,3,5,
5−ヘキサメチルシクロトリシラザン等、シリル化によ
って、樹脂(例えば、ノボラック樹脂、ポリビニルフェ
ノール)のヒドロキシル基1つに対し、珪素原子1つし
か導入できない化合物のみである。このため、レジスト
に導入される珪素原子の濃度が低く、酸素プラズマに対
するエッチング耐性が十分ではない。その結果、酸素プ
ラズマによるエッチング後、微細パターンでの形状の劣
化が特に激しく、微細パターンの寸法制御が困難とな
る。
【0007】これより、単層レジストの未露光部のシリ
ル化法においては、より高濃度にシリル化領域を形成
し、シリル化層のエッチング耐性を向上させる方法が求
められている。
ル化法においては、より高濃度にシリル化領域を形成
し、シリル化層のエッチング耐性を向上させる方法が求
められている。
【0008】そこでこの分野での技術的課題は、より高
濃度にシリル化しうる方法の開発である。従来の技術は
これらの点から不十分であり、より一層高濃度にシリル
化しうる方法の開発が望まれている。
濃度にシリル化しうる方法の開発である。従来の技術は
これらの点から不十分であり、より一層高濃度にシリル
化しうる方法の開発が望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、上記の課題は、シリル化剤にビス(ジメチルアミ
ノ)メチルシラン(以下B(DMA)MSと略す)を用
いるシリル化方法により解決されることを見いだし本発
明にいたった。
果、上記の課題は、シリル化剤にビス(ジメチルアミ
ノ)メチルシラン(以下B(DMA)MSと略す)を用
いるシリル化方法により解決されることを見いだし本発
明にいたった。
【0010】以下に本発明による微細パターン形成方法
を述べる。レジストを被加工基板上に回転塗布し、露
光、ベーク後、シリル化剤にB(DMA)MSを用いて
未露光部のシリル化を行いシリル化領域を形成する。次
に該シリル化領域をマスクとしてレジスト層を酸素プラ
ズマによりエッチングすることにより微細パターンを得
る。
を述べる。レジストを被加工基板上に回転塗布し、露
光、ベーク後、シリル化剤にB(DMA)MSを用いて
未露光部のシリル化を行いシリル化領域を形成する。次
に該シリル化領域をマスクとしてレジスト層を酸素プラ
ズマによりエッチングすることにより微細パターンを得
る。
【0011】そして本発明によるB(DMA)MSを用
いたシリル化方法は、従来のシリル化剤でレジストをシ
リル化する方法に比べ、シリル化層の珪素原子濃度が高
く、また酸素プラズマ耐性が優れ、更にドライ現像後の
パターン形状が良好であることを確認した。このことか
らB(DMA)MSを用いた未露光部のシリル化方法
は、レジストのシリル化方法として有効であり、更に微
細パターン形成能に優れていることが明らかとなった。
いたシリル化方法は、従来のシリル化剤でレジストをシ
リル化する方法に比べ、シリル化層の珪素原子濃度が高
く、また酸素プラズマ耐性が優れ、更にドライ現像後の
パターン形状が良好であることを確認した。このことか
らB(DMA)MSを用いた未露光部のシリル化方法
は、レジストのシリル化方法として有効であり、更に微
細パターン形成能に優れていることが明らかとなった。
【0012】なお、前述のKi−Ho Baikらによ
る、露光部にシリル化領域を形成する方法において、シ
リル化剤にB(DMA)MSを用いた例が開示されてい
るが、特に優れた性能は見られていなかった。本発明
は、B(DMA)MSを未露光部のシリル化に使用する
ことで従来にない効果が得られることをはじめて開示す
るものである。
る、露光部にシリル化領域を形成する方法において、シ
リル化剤にB(DMA)MSを用いた例が開示されてい
るが、特に優れた性能は見られていなかった。本発明
は、B(DMA)MSを未露光部のシリル化に使用する
ことで従来にない効果が得られることをはじめて開示す
るものである。
【0013】
【実施例】次に実施例により本発明を更に詳しく説明す
るが、本発明はこれらの例によって何ら制限されるもの
ではない。
るが、本発明はこれらの例によって何ら制限されるもの
ではない。
【0014】(実施例1)ポリビニルフェノール(MW
=34000)20gを乳酸エチル80gに溶解し、さ
らに0.2μm孔メンブレンフィルターでろ過し、レジ
スト溶液を調製した。得られた溶液をシリコン基板上に
回転塗布し、ホットプレート上で100℃、60秒ベー
クを行い、厚さ0.7μmのレジスト膜を形成した。こ
のようにして作成した膜に、B(DMA)MS10%、
キシレン87%、N−メチルピロリドン3%からなる混
合溶液に室温で120秒間浸漬し、次いでレジスト膜を
キシレンでリンスすることによりレジスト膜をシリル化
した。次にシリル化したレジスト膜を日新ハイボルテー
ジ(株)製後方散乱測定装置AN−2500(入射イオ
ン: 4He+、入射エネルギー:2.0MeV、ビー
ム電流:1.0nA)を用いてラザフォード後方散乱分
析(以下RBSと略す)を行い、シリル化層のSi濃度
を測定した。その結果を表1に示す。
=34000)20gを乳酸エチル80gに溶解し、さ
らに0.2μm孔メンブレンフィルターでろ過し、レジ
スト溶液を調製した。得られた溶液をシリコン基板上に
回転塗布し、ホットプレート上で100℃、60秒ベー
クを行い、厚さ0.7μmのレジスト膜を形成した。こ
のようにして作成した膜に、B(DMA)MS10%、
キシレン87%、N−メチルピロリドン3%からなる混
合溶液に室温で120秒間浸漬し、次いでレジスト膜を
キシレンでリンスすることによりレジスト膜をシリル化
した。次にシリル化したレジスト膜を日新ハイボルテー
ジ(株)製後方散乱測定装置AN−2500(入射イオ
ン: 4He+、入射エネルギー:2.0MeV、ビー
ム電流:1.0nA)を用いてラザフォード後方散乱分
析(以下RBSと略す)を行い、シリル化層のSi濃度
を測定した。その結果を表1に示す。
【0015】(比較例1)また比較例1として、レジス
ト膜を100℃に加熱しながら、10Torrのジメチ
ルシリルジメチルアミン蒸気に、2分間曝してシリル化
したレジスト膜のRBSも行った。その結果を表1に示
す。
ト膜を100℃に加熱しながら、10Torrのジメチ
ルシリルジメチルアミン蒸気に、2分間曝してシリル化
したレジスト膜のRBSも行った。その結果を表1に示
す。
【0016】(比較例2)また比較例2として、レジス
ト膜をビス(ジメチルアミノ)ジメチルシラン10%、
キシレン87%、N−メチルピロリドン3%からなる混
合溶液に室温で120秒間浸漬し、次いでレジスト膜を
キシレンでリンスすることによりレジスト膜をシリル化
したレジスト膜のRBSも行った。その結果を表1に示
す。
ト膜をビス(ジメチルアミノ)ジメチルシラン10%、
キシレン87%、N−メチルピロリドン3%からなる混
合溶液に室温で120秒間浸漬し、次いでレジスト膜を
キシレンでリンスすることによりレジスト膜をシリル化
したレジスト膜のRBSも行った。その結果を表1に示
す。
【0017】
【表1】
【0018】これらの結果から、B(DMA)MSを用
いたシリル化方法は、従来の方法に比べて、シリル化さ
れた領域のSi濃度が高いことが明らかとなった。
いたシリル化方法は、従来の方法に比べて、シリル化さ
れた領域のSi濃度が高いことが明らかとなった。
【0019】(実施例2)実施例1と同様の条件で作成
したレジスト膜のFTIRスペクトルを測定した。次に
そのレジスト膜をB(DMA)MS10%、キシレン8
7%、N−メチルピロリドン3%からなる混合溶液に室
温で120秒間浸漬し、次いでキシレンでリンスするこ
とによりレジスト膜を全面シリル化し、そしてシリル化
後のFTIRスペクトルを測定した。その時のFTIR
差スペクトルを図1に示す。図1から、シリル化後、S
i−O−Si結合に由来する1098cm−1の吸収が
増大していた。これらの結果から、B(DMA)MSを
用いたシリル化では、樹脂(ポリビニルフェノール)の
ヒドロキシル基1つに対し、複数個の珪素原子が導入さ
れていることが明らかとなった。
したレジスト膜のFTIRスペクトルを測定した。次に
そのレジスト膜をB(DMA)MS10%、キシレン8
7%、N−メチルピロリドン3%からなる混合溶液に室
温で120秒間浸漬し、次いでキシレンでリンスするこ
とによりレジスト膜を全面シリル化し、そしてシリル化
後のFTIRスペクトルを測定した。その時のFTIR
差スペクトルを図1に示す。図1から、シリル化後、S
i−O−Si結合に由来する1098cm−1の吸収が
増大していた。これらの結果から、B(DMA)MSを
用いたシリル化では、樹脂(ポリビニルフェノール)の
ヒドロキシル基1つに対し、複数個の珪素原子が導入さ
れていることが明らかとなった。
【0020】(比較例3)比較例として、実施例2と同
様にして、但しレジスト膜のシリル化を100℃に加熱
しながら、10Torrのジメチルシリルジメチルアミ
ン蒸気に、2分間曝すことにより行った。その結果、F
TIR差スペクトルにおいて、Si−O−Si結合に由
来する吸収がなかった。このことからジメチルシリルジ
メチルシランを用いたシリル化では、樹脂(ポリビニル
フェノール)のヒドロキシル基1つに対し、1個の珪素
原子しか導入されていないことが明らかとなった。
様にして、但しレジスト膜のシリル化を100℃に加熱
しながら、10Torrのジメチルシリルジメチルアミ
ン蒸気に、2分間曝すことにより行った。その結果、F
TIR差スペクトルにおいて、Si−O−Si結合に由
来する吸収がなかった。このことからジメチルシリルジ
メチルシランを用いたシリル化では、樹脂(ポリビニル
フェノール)のヒドロキシル基1つに対し、1個の珪素
原子しか導入されていないことが明らかとなった。
【0021】(実施例3)実施例1と同様の条件でレジ
スト膜を全面シリル化した。その後、O2−ECR(P
ower=50W、圧力=5mTorr、温度=−50
℃)によりエッチングを行った。その結果、レジスト膜
を全てエッチングするのに700秒を要した。比較例と
して、レジスト膜を100℃に加熱しながら、10To
rrのジメチルシリルジメチルシラン蒸気に、2分間曝
してシリル化したレジスト膜のエッチングも行った。そ
の結果、レジスト膜を全てエッチングするのに要した時
間は380秒であった。このことから、本発明の感光性
組成物は、酸素プラズマに対する耐性が優れていること
が明らかとなった。
スト膜を全面シリル化した。その後、O2−ECR(P
ower=50W、圧力=5mTorr、温度=−50
℃)によりエッチングを行った。その結果、レジスト膜
を全てエッチングするのに700秒を要した。比較例と
して、レジスト膜を100℃に加熱しながら、10To
rrのジメチルシリルジメチルシラン蒸気に、2分間曝
してシリル化したレジスト膜のエッチングも行った。そ
の結果、レジスト膜を全てエッチングするのに要した時
間は380秒であった。このことから、本発明の感光性
組成物は、酸素プラズマに対する耐性が優れていること
が明らかとなった。
【0022】(実施例4)ポリビニルフェノール(MW
=34000)20gを乳酸エチル80gに溶解し、さ
らに0.2μm孔メンブレンフィルターでろ過し、レジ
スト溶液を調製した。得られた溶液をシリコン基板上に
回転塗布し、ホットプレート上で100℃、60秒ベー
クを行い、厚さ0.7μmのレジスト膜を形成した。こ
のようにして作成した膜に、ArFエキシマレーザ露光
装置(NA=0.55)を用いて露光した。露光後、レ
ジスト膜をB(DMA)MS10%、キシレン87%、
N−メチルピロリドン3%からなる混合溶液に室温で1
20秒間浸漬し、次いでレジスト膜をキシレンでリンス
することにより未露光領域をシリル化した。その後、O
2−ECR(Power=50W、圧力=5mTor
r、温度=−50℃、時間=120秒)によりエッチン
グを行った。図2に露光量215mJ/cm2の時のレ
ジストパターンのSEM写真を示す。図2に示すように
0.12μmL/Sの矩形パターンが得られた。これら
の結果から、B(DMA)MSを用いたシリル化方法
は、解像性が非常に優れていることが明らかとなった。
=34000)20gを乳酸エチル80gに溶解し、さ
らに0.2μm孔メンブレンフィルターでろ過し、レジ
スト溶液を調製した。得られた溶液をシリコン基板上に
回転塗布し、ホットプレート上で100℃、60秒ベー
クを行い、厚さ0.7μmのレジスト膜を形成した。こ
のようにして作成した膜に、ArFエキシマレーザ露光
装置(NA=0.55)を用いて露光した。露光後、レ
ジスト膜をB(DMA)MS10%、キシレン87%、
N−メチルピロリドン3%からなる混合溶液に室温で1
20秒間浸漬し、次いでレジスト膜をキシレンでリンス
することにより未露光領域をシリル化した。その後、O
2−ECR(Power=50W、圧力=5mTor
r、温度=−50℃、時間=120秒)によりエッチン
グを行った。図2に露光量215mJ/cm2の時のレ
ジストパターンのSEM写真を示す。図2に示すように
0.12μmL/Sの矩形パターンが得られた。これら
の結果から、B(DMA)MSを用いたシリル化方法
は、解像性が非常に優れていることが明らかとなった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、B(DMA)MS
を用いたシリル化方法は、シリル化領域の珪素原子濃度
が高く、また酸素プラズマに対する耐性が優れ、更に微
細パターン形成能が優れており、レジストのシリル化方
法として有効である。
を用いたシリル化方法は、シリル化領域の珪素原子濃度
が高く、また酸素プラズマに対する耐性が優れ、更に微
細パターン形成能が優れており、レジストのシリル化方
法として有効である。
【図1】本発明の実施例2に示すシリル化方法によって
シリル化したレジストのFTIR差スペクトルを示す。
シリル化したレジストのFTIR差スペクトルを示す。
【図2】本発明の実施例4に示す方法で形成された微細
パターンのSEM写真を示す。
パターンのSEM写真を示す。
なし
Claims (1)
- 【請求項1】少なくともレジストを被加工基板上に塗布
する工程と、プリベーク後露光する工程と、シリル化剤
を用いて未露光部をシリル化してシリル化領域を形成す
る工程と、該シリル化領域をマスクとしてレジスト層を
ガスプラズマを用いてエッチングする工程とからなる微
細パターン形成方法において、シリル化剤としてビス
(ジメチルアミノ)メチルシランを用いることを特徴と
する微細パターン形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302599A JP2643879B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 微細パターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302599A JP2643879B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 微細パターン形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08129262A JPH08129262A (ja) | 1996-05-21 |
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