JP2653540B2 - 金属箔帯のヘアライン加工装置 - Google Patents
金属箔帯のヘアライン加工装置Info
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- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、金属箔帯、特にステンレス鋼箔帯のヘアラ
イン加工装置に関するものである。
イン加工装置に関するものである。
<従来の技術> 従来、ステンレス鋼箔帯のような金属箔帯にヘアライ
ン加工を施すには、第3図に示すように、金属箔帯1の
表面に、コンタクロール3とビリーロール4により研摩
ベルト2を圧接する研摩ベルト方式によっていた。
ン加工を施すには、第3図に示すように、金属箔帯1の
表面に、コンタクロール3とビリーロール4により研摩
ベルト2を圧接する研摩ベルト方式によっていた。
また、特開平1−306162号公報には、砥粒を固着した
不織布を成形した弾性ホイールにより、ステンレス鋼箔
帯にヘアーライン加工する方法、装置が提案されてい
る。
不織布を成形した弾性ホイールにより、ステンレス鋼箔
帯にヘアーライン加工する方法、装置が提案されてい
る。
<発明が解決しようとする課題> しかし、前記特開平1−306162号公報に提案された方
法で加工した製品は、研摩目が細く、かつヘアラインの
重要な特徴とされる連続性がない欠点を有している(同
公報4頁第1表において、研摩後の表面性状欄の表面粗
さRaの値が、No.7を除いて、0.05〜0.16μmと小さいこ
とを参照)。
法で加工した製品は、研摩目が細く、かつヘアラインの
重要な特徴とされる連続性がない欠点を有している(同
公報4頁第1表において、研摩後の表面性状欄の表面粗
さRaの値が、No.7を除いて、0.05〜0.16μmと小さいこ
とを参照)。
この原因は、弾性ホイールが800m/minと金属箔帯の送
り速度の10m/minに比し、高速で回転することによる必
然的なものであって、避けることのできないものであ
る。
り速度の10m/minに比し、高速で回転することによる必
然的なものであって、避けることのできないものであ
る。
また、研摩ベルト方式でステンレス箔帯のように材質
の硬い金属箔帯を処理する際に、研摩量を上げるには、
コンタクトロールの圧下力を大きくせねばならないが、
そうすると、研摩ベルトと箔帯の間の摩擦力が大きくな
り、これに対抗して箔帯を出側に引き出すには、大きな
力で引張らねばならない。しかし金属箔帯は厚さが小さ
いため、幅方向の強度が小さく、すぐにしわが入ってし
まい、運転が不可能となる欠点があった。
の硬い金属箔帯を処理する際に、研摩量を上げるには、
コンタクトロールの圧下力を大きくせねばならないが、
そうすると、研摩ベルトと箔帯の間の摩擦力が大きくな
り、これに対抗して箔帯を出側に引き出すには、大きな
力で引張らねばならない。しかし金属箔帯は厚さが小さ
いため、幅方向の強度が小さく、すぐにしわが入ってし
まい、運転が不可能となる欠点があった。
本発明は、このような問題を解決したベルト方式の金
属箔帯のヘアライン加工装置を提供することを目的とす
る。
属箔帯のヘアライン加工装置を提供することを目的とす
る。
<課題を解決するための手段> 本発明は、研摩ベルトをコンタクトロールとビリーロ
ールにより走行する金属箔帯の表面に圧接して、金属箔
帯にヘアライン加工を施す研摩ベルト方式のヘアライン
加工装置において、前記ビリーロールを回転駆動するこ
とを特徴とする金属箔帯のヘアライン加工装置であり、
好ましくは、前記ビリーロールの表面にダル加工を施し
たことを特徴とするものである。
ールにより走行する金属箔帯の表面に圧接して、金属箔
帯にヘアライン加工を施す研摩ベルト方式のヘアライン
加工装置において、前記ビリーロールを回転駆動するこ
とを特徴とする金属箔帯のヘアライン加工装置であり、
好ましくは、前記ビリーロールの表面にダル加工を施し
たことを特徴とするものである。
<作用> 前記のように、研摩ベルト方式でステンレス箔帯のよ
うに材質の硬い金属箔帯を処理する際に、研摩量を上げ
るには、コンタクトロールの圧下力を大きくせねばなら
ないが、そうすると、研摩ベルトと箔帯の間の摩擦力が
大きくなり、これに対抗して箔帯を出側に引き出すに
は、大きな力で引張らねばならない。しかし金属箔帯は
厚さが小さいため、幅方向の強度が小さく、すぐにしわ
が入ってしまい、運転が不可能となる。
うに材質の硬い金属箔帯を処理する際に、研摩量を上げ
るには、コンタクトロールの圧下力を大きくせねばなら
ないが、そうすると、研摩ベルトと箔帯の間の摩擦力が
大きくなり、これに対抗して箔帯を出側に引き出すに
は、大きな力で引張らねばならない。しかし金属箔帯は
厚さが小さいため、幅方向の強度が小さく、すぐにしわ
が入ってしまい、運転が不可能となる。
そこで、本発明では、この出側に引き出す力を低減す
るために、従来の研摩ベルト方式で採用されていたビリ
ーロールが非駆動であったのを、電動モータ、油圧モー
タ等の適切な駆動装置により駆動するようにした。
るために、従来の研摩ベルト方式で採用されていたビリ
ーロールが非駆動であったのを、電動モータ、油圧モー
タ等の適切な駆動装置により駆動するようにした。
本発明の原理を以下に説明する。
先ず、第3図に示した従来装置において、金属箔帯1
を引き出すための必要な引張り力Tは(1)式で示され
る。
を引き出すための必要な引張り力Tは(1)式で示され
る。
T=T1+T2 ……(1) T1=F×μ1 ……(2) T2=R/r ……(3) ここで、Fは圧下力、μ1は研摩ベルト2と金属箔帯
1との間の摩擦係数、Rはビリーロール4の回転抵抗ト
ルク、rはビリーロール4の半径である。
1との間の摩擦係数、Rはビリーロール4の回転抵抗ト
ルク、rはビリーロール4の半径である。
式(1)、(2)、(3)から T=F×μ1+R/r ……(4) なお、金属箔帯1とビリーロール4が、スリップしな
い条件は、R/r≦F×μ2である。ここで、μ2は金属
箔帯1とビリーロール4との間の摩擦係数である。
い条件は、R/r≦F×μ2である。ここで、μ2は金属
箔帯1とビリーロール4との間の摩擦係数である。
次に、本発明の場合を第2図により説明する。
ビリーロール4は駆動装置5で駆動されている。金属
箔帯1を引き出すための必要な引張り力T′は(5)式
で示される。
箔帯1を引き出すための必要な引張り力T′は(5)式
で示される。
T′=T1−T3 ……(5) T3=F×μ2 ……(6) 式(5)、(6)から、 T′=Fμ1−Fμ2 ……(7) 従って、従来装置と本発明装置の必要な引張り力の差
は、次式で示される。
は、次式で示される。
T−T′=R/r+Fμ2 ……(8) このように、ビリーロールを駆動するだけでも、
(8)式により引張力を低減できるが、さらに効果を高
めるためには、μ2を高めることが有効であることが
(7)式から明らかである。そこで、ビリーロール表面
をダル仕上げするのが好ましい。
(8)式により引張力を低減できるが、さらに効果を高
めるためには、μ2を高めることが有効であることが
(7)式から明らかである。そこで、ビリーロール表面
をダル仕上げするのが好ましい。
<実施例> 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の装置の一実施例を示す説明図であ
る。
る。
第1図において、1は金属箔帯、2は研摩ベルト、3
はコンタクトロール、4はビリーロール、5はビリーロ
ール4の駆動モータである。6は研摩ベルト2の巻取り
ロール、7は巻出しロールである。
はコンタクトロール、4はビリーロール、5はビリーロ
ール4の駆動モータである。6は研摩ベルト2の巻取り
ロール、7は巻出しロールである。
8は、駆動モータ5の速度制御装置であり、金属箔帯
1の速度を検出するパルスジェネレータ11の信号に基づ
いてビリーロール4の駆動モータ5を制御している。
1の速度を検出するパルスジェネレータ11の信号に基づ
いてビリーロール4の駆動モータ5を制御している。
なお、図中13はウォッシャ、10は金属箔帯巻取りリー
ル9の駆動モータである。
ル9の駆動モータである。
次に、本発明の具体的な実施例を説明する。SUS304の
厚さ50μ、幅1mの箔帯に#240の研摩ベルトを使用し
て、ヘアライン加工を施した。圧下力は、コンタクトロ
ール自重200kgfを除いて、400、600、800kgfと変化させ
た。
厚さ50μ、幅1mの箔帯に#240の研摩ベルトを使用し
て、ヘアライン加工を施した。圧下力は、コンタクトロ
ール自重200kgfを除いて、400、600、800kgfと変化させ
た。
ビリーロールは、ロール表面にクロムメッキを施し、
鏡面仕上げしたものをダル仕上した。
鏡面仕上げしたものをダル仕上した。
駆動モータを切離して運転したときのそれぞれの必要
張力は310kgf、413kgf、517kgfであった。この運転で
は、圧下力800kgfの条件で箔にしわが入りやすく、操業
が不安定であった。
張力は310kgf、413kgf、517kgfであった。この運転で
は、圧下力800kgfの条件で箔にしわが入りやすく、操業
が不安定であった。
次に、駆動モータを接続して運転したところ、引張力
は240kgf、320kgf、400kgfと低下し、いずれもしわの発
生がなく、連続運転が可能であった。
は240kgf、320kgf、400kgfと低下し、いずれもしわの発
生がなく、連続運転が可能であった。
なお、研摩目は圧下力400kgfでは弱く不十分であった
が、600kgf、800kgfでは、いずれも十分な深さRa0.2μ
m以上の値が得られた。
が、600kgf、800kgfでは、いずれも十分な深さRa0.2μ
m以上の値が得られた。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明は、ビリーロールを駆動
することにより、必要な出側引張力を低減することが可
能となり、金属箔帯にしわを入れることなく、良好な研
摩目のヘアライン加工製品を得ることができる。また、
ビリーロールを摩擦係数の大きいダルロールにすること
により、より大きな圧下力をかけることが可能となり、
研摩性能の向上を達成できる。
することにより、必要な出側引張力を低減することが可
能となり、金属箔帯にしわを入れることなく、良好な研
摩目のヘアライン加工製品を得ることができる。また、
ビリーロールを摩擦係数の大きいダルロールにすること
により、より大きな圧下力をかけることが可能となり、
研摩性能の向上を達成できる。
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は本発明の
装置における力の釣合を示す図、第3図は従来の装置に
おける力の釣合を示す図である。 1……金属箔帯、2……研摩ベルト、 3……コンタクトロール、4……ビリーロール、 5……駆動モータ、6……巻取りロール、 7……巻出しロール、8……速度制御装置、 9……巻取りリール、10……駆動モータ、 11、12……パルスジェネレータ、 13……ウォッシャ。
装置における力の釣合を示す図、第3図は従来の装置に
おける力の釣合を示す図である。 1……金属箔帯、2……研摩ベルト、 3……コンタクトロール、4……ビリーロール、 5……駆動モータ、6……巻取りロール、 7……巻出しロール、8……速度制御装置、 9……巻取りリール、10……駆動モータ、 11、12……パルスジェネレータ、 13……ウォッシャ。
Claims (2)
- 【請求項1】研摩ベルトをコンタクトロールとビリーロ
ールにより走行する金属箔帯の表面に圧接して、金属箔
帯にヘアライン加工を施す研摩ベルト方式のヘアライン
加工装置において、前記ビリーロールを回転駆動するこ
とを特徴とする金属箔帯のヘアライン加工装置。 - 【請求項2】ビリーロールの表面にダル加工を施したこ
とを特徴とする請求項1の金属箔帯のヘアライン加工装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12416190A JP2653540B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 金属箔帯のヘアライン加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12416190A JP2653540B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 金属箔帯のヘアライン加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425364A JPH0425364A (ja) | 1992-01-29 |
| JP2653540B2 true JP2653540B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=14878454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12416190A Expired - Lifetime JP2653540B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 金属箔帯のヘアライン加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2653540B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2790715B2 (ja) | 1990-07-20 | 1998-08-27 | 川崎製鉄株式会社 | ストリップ連続処理ラインのストリップ張力制御方法 |
-
1990
- 1990-05-16 JP JP12416190A patent/JP2653540B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2790715B2 (ja) | 1990-07-20 | 1998-08-27 | 川崎製鉄株式会社 | ストリップ連続処理ラインのストリップ張力制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0425364A (ja) | 1992-01-29 |
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