JP2653750B2 - 通信品質予測方法 - Google Patents
通信品質予測方法Info
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- JP2653750B2 JP2653750B2 JP5210300A JP21030093A JP2653750B2 JP 2653750 B2 JP2653750 B2 JP 2653750B2 JP 5210300 A JP5210300 A JP 5210300A JP 21030093 A JP21030093 A JP 21030093A JP 2653750 B2 JP2653750 B2 JP 2653750B2
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- JP
- Japan
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- mobile station
- base station
- transmission signal
- information
- test transmission
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信システムにお
ける通信品質を当該システムの運用中において予測する
方法に関する。
ける通信品質を当該システムの運用中において予測する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信システムにおける通信品
質の評価は、当該システムの建築時に行われていた。す
なわち、基地局から試験電波を発射し、この試験電波を
移動局において受信する。移動局は、この試験電波の受
信電界強度を、道路地図上における当該移動局の位置と
対応付けつつ情報として収集する。このようにすると、
道路地図上の位置と受信電界強度の関係が得られる。一
般に受信電界強度と、基地局・移動局間の通信品質の間
には相間関係が存在しているため、この試験電波の送受
信及び受信電界強度の測定により得れた情報と、当該相
関関係を利用することにより、道路地図上の各位置にお
ける通信品質の評価を間接的に行うことができる。
質の評価は、当該システムの建築時に行われていた。す
なわち、基地局から試験電波を発射し、この試験電波を
移動局において受信する。移動局は、この試験電波の受
信電界強度を、道路地図上における当該移動局の位置と
対応付けつつ情報として収集する。このようにすると、
道路地図上の位置と受信電界強度の関係が得られる。一
般に受信電界強度と、基地局・移動局間の通信品質の間
には相間関係が存在しているため、この試験電波の送受
信及び受信電界強度の測定により得れた情報と、当該相
関関係を利用することにより、道路地図上の各位置にお
ける通信品質の評価を間接的に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな通信品質の評価は、道路地図上の各位置における受
信電界強度の測定及び測定により得られた受信電界強度
を受信電界強度−通信品質相関関係に参照することによ
り行われる評価である。すなわち、間接的な通信品質の
評価である。従って、システムにおける通信品質をより
リアルに、例えば通信時の気象条件等をも考慮にいれて
予測することは極めて困難である。また、通信品質の評
価は、一旦システムが運用に移行してしまうと行うこと
ができない。
うな通信品質の評価は、道路地図上の各位置における受
信電界強度の測定及び測定により得られた受信電界強度
を受信電界強度−通信品質相関関係に参照することによ
り行われる評価である。すなわち、間接的な通信品質の
評価である。従って、システムにおける通信品質をより
リアルに、例えば通信時の気象条件等をも考慮にいれて
予測することは極めて困難である。また、通信品質の評
価は、一旦システムが運用に移行してしまうと行うこと
ができない。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、運用中の移動通信
システムにおける通信品質の評価を可能にすると共に、
この評価を直接的な評価とし、かつ気象条件を考慮にい
れた通信品質の予測を可能とすることを目的とする。
とを課題としてなされたものであり、運用中の移動通信
システムにおける通信品質の評価を可能にすると共に、
この評価を直接的な評価とし、かつ気象条件を考慮にい
れた通信品質の予測を可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本願出願人は以下のような構成を有する通信
品質予測用データベース構築方法、通信品質予測方法及
び移動通信システムを提案する。
るために、本願出願人は以下のような構成を有する通信
品質予測用データベース構築方法、通信品質予測方法及
び移動通信システムを提案する。
【0006】まず、本発明に係る通信品質予測用データ
ベース構築方法は、基地局及び所定個数の移動局を有す
る移動通信システムにおいて、移動局の位置を変化させ
つつ、基地局と移動局の間の通信品質に関する品質情報
及び移動局の位置を示す位置情報を収集し、収集された
品質情報と位置情報の関係に関するデータベースを、収
集時の気象条件をパラメータとして構築することを特徴
とする。
ベース構築方法は、基地局及び所定個数の移動局を有す
る移動通信システムにおいて、移動局の位置を変化させ
つつ、基地局と移動局の間の通信品質に関する品質情報
及び移動局の位置を示す位置情報を収集し、収集された
品質情報と位置情報の関係に関するデータベースを、収
集時の気象条件をパラメータとして構築することを特徴
とする。
【0007】また、本発明に係る通信品質予測方法は、
本発明の方法により構築されたデータベースを、移動局
の移動予定経路上に存在する位置を示す位置情報によっ
て参照することにより、移動予定経路上における通信品
質の分布を、気象条件をパラメータとして予測すること
を特徴とする。
本発明の方法により構築されたデータベースを、移動局
の移動予定経路上に存在する位置を示す位置情報によっ
て参照することにより、移動予定経路上における通信品
質の分布を、気象条件をパラメータとして予測すること
を特徴とする。
【0008】そして、本発明に係る移動通信システム
は、基地局及び所定個数の移動局を有し、基地局と移動
局の間に、移動局から基地局へ信号を送信するための計
測用上りチャネル及び基地局から移動局へ信号を送信す
るための計測用下りチャネルが設けられ、移動局が、自
己の存在位置を検出し位置情報を生成する手段を備え、
基地局及び移動局が、それぞれ、計測用上りチャネル及
び/又は計測用下りチャネルを介して試験用送信信号を
送受信する手段と、計測用上りチャネル又は計測用下り
チャネルを介して受信した試験用送信信号に基づき、基
地局と移動局の間の通信品質に関する品質情報を生成す
る手段と、移動局の位置を変化させつつ、上記品質情報
を上記位置情報と共に収集し、気象条件をパラメータと
して蓄積するデータベースと、データベース上の情報
を、移動局の移動予定経路上に存在する位置を示す位置
情報によって参照することにより、移動予定経路上にお
ける通信品質の分布を、気象条件をパラメータとして予
測する手段と、を備えることを特徴とする。
は、基地局及び所定個数の移動局を有し、基地局と移動
局の間に、移動局から基地局へ信号を送信するための計
測用上りチャネル及び基地局から移動局へ信号を送信す
るための計測用下りチャネルが設けられ、移動局が、自
己の存在位置を検出し位置情報を生成する手段を備え、
基地局及び移動局が、それぞれ、計測用上りチャネル及
び/又は計測用下りチャネルを介して試験用送信信号を
送受信する手段と、計測用上りチャネル又は計測用下り
チャネルを介して受信した試験用送信信号に基づき、基
地局と移動局の間の通信品質に関する品質情報を生成す
る手段と、移動局の位置を変化させつつ、上記品質情報
を上記位置情報と共に収集し、気象条件をパラメータと
して蓄積するデータベースと、データベース上の情報
を、移動局の移動予定経路上に存在する位置を示す位置
情報によって参照することにより、移動予定経路上にお
ける通信品質の分布を、気象条件をパラメータとして予
測する手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】本発明に係る通信品質予測用データベース
構築方法は、品質情報及び位置情報の収集をどのような
方法によって行うかにより分類される次のような4種類
の方法を包含する。
構築方法は、品質情報及び位置情報の収集をどのような
方法によって行うかにより分類される次のような4種類
の方法を包含する。
【0010】まず、第1の方法及び第2の方法は、いず
れも、基地局と移動局の間に、移動局から基地局へ信号
を送信するための計測用上りチャネル及び基地局から移
動局へ信号を送信するための計測用下りチャネルを設
け、品質情報として、計測用上りチャネル及び計測用下
りチャネルを併せたビット誤り率及び/又はこれを分析
して得られる誤り特性を収集する方法である。
れも、基地局と移動局の間に、移動局から基地局へ信号
を送信するための計測用上りチャネル及び基地局から移
動局へ信号を送信するための計測用下りチャネルを設
け、品質情報として、計測用上りチャネル及び計測用下
りチャネルを併せたビット誤り率及び/又はこれを分析
して得られる誤り特性を収集する方法である。
【0011】第1の方法は、このような前提の下に、基
地局から移動局に対して試験用送信信号を送信し、試験
用送信信号を受信した移動局が、自己の位置を示す位置
情報をこの試験用送信信号に付加して基地局に返送し、
移動局から試験用送信信号を受信した基地局が、この試
験用送信信号から位置情報を分離すると共に、分離後の
試験用送信信号を移動局に送信された試験用送信信号と
ビット比較してビット誤り率を求めることにより、品質
情報及び位置情報の収集が実行されデータベースが基地
局側に構築されることを特徴とする。
地局から移動局に対して試験用送信信号を送信し、試験
用送信信号を受信した移動局が、自己の位置を示す位置
情報をこの試験用送信信号に付加して基地局に返送し、
移動局から試験用送信信号を受信した基地局が、この試
験用送信信号から位置情報を分離すると共に、分離後の
試験用送信信号を移動局に送信された試験用送信信号と
ビット比較してビット誤り率を求めることにより、品質
情報及び位置情報の収集が実行されデータベースが基地
局側に構築されることを特徴とする。
【0012】第2の方法は、第1の方法と同様の前提の
下に、移動局が自己の位置を検出して位置情報を生成す
る一方で、移動局から基地局に対して試験用送信信号を
送信し、移動局から試験用送信信号を受信した基地局
が、この試験用送信信号を移動局に返送し、試験用送信
信号の返送を受けた移動局が、基地局から受信した試験
用送信信号を基地局に送信された試験用送信信号とビッ
ト比較してビット誤り率を求めることにより、品質情報
及び位置情報の収集が実行されデータベースが移動局側
に構築されることを特徴とする。
下に、移動局が自己の位置を検出して位置情報を生成す
る一方で、移動局から基地局に対して試験用送信信号を
送信し、移動局から試験用送信信号を受信した基地局
が、この試験用送信信号を移動局に返送し、試験用送信
信号の返送を受けた移動局が、基地局から受信した試験
用送信信号を基地局に送信された試験用送信信号とビッ
ト比較してビット誤り率を求めることにより、品質情報
及び位置情報の収集が実行されデータベースが移動局側
に構築されることを特徴とする。
【0013】第3の方法は、基地局と移動局の間に、基
地局から移動局へ信号を送信するための計測用下りチャ
ネルを設け、品質情報として、計測用下りチャネルにお
けるビット誤り率及び/又はこれを分析して得られる誤
り特性を収集することを前提とする方法である。
地局から移動局へ信号を送信するための計測用下りチャ
ネルを設け、品質情報として、計測用下りチャネルにお
けるビット誤り率及び/又はこれを分析して得られる誤
り特性を収集することを前提とする方法である。
【0014】第3の方法は、このような前提の下に、基
地局から移動局に対して試験用送信信号を送信し、試験
用送信信号を受信した移動局が、基地局から送信された
試験用送信信号と同一の局部信号を発生させると共に、
基地局から受信した試験用送信信号を局部信号とビット
比較してビット誤り率を求めることにより、品質情報及
び位置情報の収集が実行されデータベースが移動局側に
構築されることを特徴とする。
地局から移動局に対して試験用送信信号を送信し、試験
用送信信号を受信した移動局が、基地局から送信された
試験用送信信号と同一の局部信号を発生させると共に、
基地局から受信した試験用送信信号を局部信号とビット
比較してビット誤り率を求めることにより、品質情報及
び位置情報の収集が実行されデータベースが移動局側に
構築されることを特徴とする。
【0015】第4の方法は、基地局と移動局の間に、移
動局から基地局へ信号を送信するための計測用上りチャ
ネルを設け、品質情報として、計測用上りチャネルにお
けるビット誤り率及び/又はこれを分析して得れる誤り
特性を収集することを前提とする方法である。
動局から基地局へ信号を送信するための計測用上りチャ
ネルを設け、品質情報として、計測用上りチャネルにお
けるビット誤り率及び/又はこれを分析して得れる誤り
特性を収集することを前提とする方法である。
【0016】第4の方法は、このような前提の下に、移
動局から基地局に対して位置情報を付加した試験用送信
信号を送信し、試験用送信信号を受信した基地局が、移
動局から送信された試験用送信信号と同一の局部信号を
発生させると共に、移動局から受信した試験用送信信号
から位置情報を分離した上で分離後の試験用送信信号を
局部信号とビット比較してビット誤り率を求めることに
より、品質情報及び位置情報の収集が実行されデータベ
ースが基地局側に構築されることを特徴とする。
動局から基地局に対して位置情報を付加した試験用送信
信号を送信し、試験用送信信号を受信した基地局が、移
動局から送信された試験用送信信号と同一の局部信号を
発生させると共に、移動局から受信した試験用送信信号
から位置情報を分離した上で分離後の試験用送信信号を
局部信号とビット比較してビット誤り率を求めることに
より、品質情報及び位置情報の収集が実行されデータベ
ースが基地局側に構築されることを特徴とする。
【0017】本発明の通信品質予測用データベース構築
方法は、更に、データベースの内容の情報交換が可能と
なることを特徴とする。すなわち、第1又は第4の方法
において基地局側に構築されたデータベースの内容が、
移動局側に送信され、移動局側にも同一内容のデータベ
ースが構築されることを特徴とする。また、第2の方法
又は第3の方法において移動局側に構築されたデータベ
ースの内容が、基地局側に送信され、基地局側にも同一
内容のデータベースが構築されることを特徴とする。
方法は、更に、データベースの内容の情報交換が可能と
なることを特徴とする。すなわち、第1又は第4の方法
において基地局側に構築されたデータベースの内容が、
移動局側に送信され、移動局側にも同一内容のデータベ
ースが構築されることを特徴とする。また、第2の方法
又は第3の方法において移動局側に構築されたデータベ
ースの内容が、基地局側に送信され、基地局側にも同一
内容のデータベースが構築されることを特徴とする。
【0018】なお、上述したデータベースは、気象条件
をパラメータとして地図上に品質情報を蓄積したデータ
ベースとするのが好ましい。また、通信品質を予測する
際、移動局の移動予定経路上における通信品質の分布
が、データベース上において移動予定経路に沿い離散的
に得られている場合に、移動予定経路上にあり近接する
所定個数の位置における品質情報をデータベースから参
照し、これらに基づき補間を行うことにより、移動予定
経路上における通信品質の分布を、気象条件をパラメー
タとして予測するようにするのが好ましい。
をパラメータとして地図上に品質情報を蓄積したデータ
ベースとするのが好ましい。また、通信品質を予測する
際、移動局の移動予定経路上における通信品質の分布
が、データベース上において移動予定経路に沿い離散的
に得られている場合に、移動予定経路上にあり近接する
所定個数の位置における品質情報をデータベースから参
照し、これらに基づき補間を行うことにより、移動予定
経路上における通信品質の分布を、気象条件をパラメー
タとして予測するようにするのが好ましい。
【0019】
【作用】本発明の通信品質予測用データベース構築方法
においては、まず、品質情報及び位置情報が収集され
る。この品質情報は、基地局と移動局の間の通信品質に
関する情報、例えばビット誤り率やこれを分析して得ら
れる誤り特性であり、位置情報は、移動局の位置を示す
情報である。この収集は、移動局の位置を変化させつつ
実行される。従って、このような収集処理によって、品
質情報と位置情報の関係に関するデータベースが、地図
上に品質情報を蓄積したデータベース等として構築され
る。また、このデータベースは、収集時の気象条件をパ
ラメータとして構築されるデータベースである。
においては、まず、品質情報及び位置情報が収集され
る。この品質情報は、基地局と移動局の間の通信品質に
関する情報、例えばビット誤り率やこれを分析して得ら
れる誤り特性であり、位置情報は、移動局の位置を示す
情報である。この収集は、移動局の位置を変化させつつ
実行される。従って、このような収集処理によって、品
質情報と位置情報の関係に関するデータベースが、地図
上に品質情報を蓄積したデータベース等として構築され
る。また、このデータベースは、収集時の気象条件をパ
ラメータとして構築されるデータベースである。
【0020】従って、本発明においては、このようにし
て構築されたデータベースを参照することにより、運用
中の移動通信システムにおいて、気象条件を考慮にいれ
つつ通信品質を予測することが可能となる。すなわち、
本発明の通信品質予測方法においては、上述した方法に
より構築されたデータベースが、移動局の移動予定経路
上に存在する位置を示す位置情報によって参照され、こ
れにより、移動予定経路上における通信品質の分布が得
られる。また、この通信品質の分布は、上記データベー
スが気象条件をパラメータとしたデータベースであるか
ら、気象条件をパラメータとした通信品質分布として得
られる。従って、従来のように、計測された受信電界強
度及び受信電界強度−通信品質相関関係を用いて通信品
質の評価を間接的に行う場合に比べ、よりリアルかつ正
確に、例えば気象条件等も考慮にいれて、通信品質を予
測することが可能となる。また、品質情報等の収集をシ
ステムの運用に先だって行う必要がないため、運用中に
おいて適宜必要に応じて通信品質を予測することが可能
となる。
て構築されたデータベースを参照することにより、運用
中の移動通信システムにおいて、気象条件を考慮にいれ
つつ通信品質を予測することが可能となる。すなわち、
本発明の通信品質予測方法においては、上述した方法に
より構築されたデータベースが、移動局の移動予定経路
上に存在する位置を示す位置情報によって参照され、こ
れにより、移動予定経路上における通信品質の分布が得
られる。また、この通信品質の分布は、上記データベー
スが気象条件をパラメータとしたデータベースであるか
ら、気象条件をパラメータとした通信品質分布として得
られる。従って、従来のように、計測された受信電界強
度及び受信電界強度−通信品質相関関係を用いて通信品
質の評価を間接的に行う場合に比べ、よりリアルかつ正
確に、例えば気象条件等も考慮にいれて、通信品質を予
測することが可能となる。また、品質情報等の収集をシ
ステムの運用に先だって行う必要がないため、運用中に
おいて適宜必要に応じて通信品質を予測することが可能
となる。
【0021】更に、本発明に係る移動通信システムは、
このような通信品質予測用データベース構築方法及び通
信品質予測方法を実施するのに適するシステムを提供す
る。すなわち、本発明に係る移動通信システムにおいて
は、基地局と移動局の間に、計測用上りチャネル及び計
測用下りチャネルが設けられる。計測用上りチャネル及
び計測用下りチャネルは、それぞれ、移動局から基地局
へ、或いは基地局から移動局へと信号を送信するための
チャネルである。基地局及び/又は移動局は、計測用上
りチャネル及び/又は計測用下りチャネルを介して試験
用送信信号を送受信する。試験用送信信号を受信した局
(基地局及び移動局のいずれか又は双方)は、受信した
試験用送信信号に基づき、基地局と移動局の間の通信品
質に関する品質情報を生成する。一方で、移動局は、自
己の存在位置を検出し位置情報を生成する手段を備えて
いる。このようにして得られる品質情報及び位置情報
は、移動局の位置を変化させつつ収集され、気象情報を
パラメータとしてデータベース上に蓄積される。基地局
及び/又は移動局は、データベース上の情報を、移動局
の移動予定径路上に存在する位置を示す位置情報によっ
て参照することにより、移動予定経路上における通信品
質の分布を気象条件をパラメータとして予測する。この
ように、本発明においては、上述の通信品質予測用デー
タベース構築方法及び通信品質予測方法を実現するのに
適するシステムが提供される。
このような通信品質予測用データベース構築方法及び通
信品質予測方法を実施するのに適するシステムを提供す
る。すなわち、本発明に係る移動通信システムにおいて
は、基地局と移動局の間に、計測用上りチャネル及び計
測用下りチャネルが設けられる。計測用上りチャネル及
び計測用下りチャネルは、それぞれ、移動局から基地局
へ、或いは基地局から移動局へと信号を送信するための
チャネルである。基地局及び/又は移動局は、計測用上
りチャネル及び/又は計測用下りチャネルを介して試験
用送信信号を送受信する。試験用送信信号を受信した局
(基地局及び移動局のいずれか又は双方)は、受信した
試験用送信信号に基づき、基地局と移動局の間の通信品
質に関する品質情報を生成する。一方で、移動局は、自
己の存在位置を検出し位置情報を生成する手段を備えて
いる。このようにして得られる品質情報及び位置情報
は、移動局の位置を変化させつつ収集され、気象情報を
パラメータとしてデータベース上に蓄積される。基地局
及び/又は移動局は、データベース上の情報を、移動局
の移動予定径路上に存在する位置を示す位置情報によっ
て参照することにより、移動予定経路上における通信品
質の分布を気象条件をパラメータとして予測する。この
ように、本発明においては、上述の通信品質予測用デー
タベース構築方法及び通信品質予測方法を実現するのに
適するシステムが提供される。
【0022】また、本発明においては、上述したデータ
ベースを基地局側に構築することも、或いは移動局側に
構築することも可能である。また、品質情報及び位置情
報の収集は、上述した計測用上りチャネル及び計測用下
りチャネル双方を用いて行うことも可能であり、またい
ずれか一方を用いて行うことも可能である。上述した第
1乃至第4の方法は、本発明に係る通信品質予測用デー
タベース構築方法の態様を、このような視点から分類し
たものである。
ベースを基地局側に構築することも、或いは移動局側に
構築することも可能である。また、品質情報及び位置情
報の収集は、上述した計測用上りチャネル及び計測用下
りチャネル双方を用いて行うことも可能であり、またい
ずれか一方を用いて行うことも可能である。上述した第
1乃至第4の方法は、本発明に係る通信品質予測用デー
タベース構築方法の態様を、このような視点から分類し
たものである。
【0023】まず、第1及び第2の方法においては、計
測用上りチャネル及び計測用下りチャネル双方が、少な
くとも品質情報の収集のために使用される。すなわち、
計測用上りチャネル及び計測用下りチャネル双方を介し
た信号の伝送によって、品質情報の評価・収集が行われ
ることとなるため、第1の方法及び第2の方法によって
得られる品質情報は、計測用上りチャネル及び計測用下
りチャネルを併せたビット誤り率或いはこれを分析して
得られる誤り特性となる。
測用上りチャネル及び計測用下りチャネル双方が、少な
くとも品質情報の収集のために使用される。すなわち、
計測用上りチャネル及び計測用下りチャネル双方を介し
た信号の伝送によって、品質情報の評価・収集が行われ
ることとなるため、第1の方法及び第2の方法によって
得られる品質情報は、計測用上りチャネル及び計測用下
りチャネルを併せたビット誤り率或いはこれを分析して
得られる誤り特性となる。
【0024】第1の方法と第2の方法の相違は、品質情
報及び位置情報を収集して構築されるデータベースが基
地局側に構築されるかそれとも移動局側に構築されるか
という点にある。
報及び位置情報を収集して構築されるデータベースが基
地局側に構築されるかそれとも移動局側に構築されるか
という点にある。
【0025】第1の方法においては、品質情報及び位置
情報の収集に当たって、まず、基地局から移動局に対し
て試験用送信信号が送信される。この試験用送信信号
は、移動局において受信される。移動局は、試験用送信
信号の受信に応じ、自己の位置を示す位置情報をこの試
験用送信信号に付加して基地局に返送する。基地局は、
移動局から試験用送信信号を受信すると、この試験用送
信信号から移動局の位置を示す位置情報を分離すると共
に、ビット比較を実行してビット誤り率を求める。ビッ
ト比較の対象となるのは、移動局から受信した試験用送
信信号と、移動局に送信された試験用送信信号である。
すなわち、移動局に送信された試験用送信信号に対し
て、移動局から受信した試験用送信信号にどの程度のビ
ット誤りが生じているかが、基地局側において評価され
る。従って、この方法においては、データベースが基地
局側に構築されることとなる。
情報の収集に当たって、まず、基地局から移動局に対し
て試験用送信信号が送信される。この試験用送信信号
は、移動局において受信される。移動局は、試験用送信
信号の受信に応じ、自己の位置を示す位置情報をこの試
験用送信信号に付加して基地局に返送する。基地局は、
移動局から試験用送信信号を受信すると、この試験用送
信信号から移動局の位置を示す位置情報を分離すると共
に、ビット比較を実行してビット誤り率を求める。ビッ
ト比較の対象となるのは、移動局から受信した試験用送
信信号と、移動局に送信された試験用送信信号である。
すなわち、移動局に送信された試験用送信信号に対し
て、移動局から受信した試験用送信信号にどの程度のビ
ット誤りが生じているかが、基地局側において評価され
る。従って、この方法においては、データベースが基地
局側に構築されることとなる。
【0026】第2の方法においては、まず、移動局にお
いて自己の位置が検出され位置情報が生成される。移動
局は、この処理と並行して、基地局に対して試験用送信
信号を送信する。基地局は、試験用送信信号を受信する
と、この試験用送信信号を移動局に返送する。移動局
は、基地局から試験用送信信号の返送を受けると、この
試験用送信信号を、先に基地局に送信した試験用送信信
号とビット比較する。すなわち、計測用上りチャネル及
び計測用下りチャネルを介した試験用送信信号の伝送に
よりどの程度のビット誤りが生じているかを評価する。
従って、第2の方法においては、データベースが移動局
側に構築されることとなる。
いて自己の位置が検出され位置情報が生成される。移動
局は、この処理と並行して、基地局に対して試験用送信
信号を送信する。基地局は、試験用送信信号を受信する
と、この試験用送信信号を移動局に返送する。移動局
は、基地局から試験用送信信号の返送を受けると、この
試験用送信信号を、先に基地局に送信した試験用送信信
号とビット比較する。すなわち、計測用上りチャネル及
び計測用下りチャネルを介した試験用送信信号の伝送に
よりどの程度のビット誤りが生じているかを評価する。
従って、第2の方法においては、データベースが移動局
側に構築されることとなる。
【0027】第3の方法においては、品質情報の収集に
当たって、計測用下りチャネルが用いられる。すなわ
ち、基地局から移動局へ信号を送信するのに伴い生じる
ビット誤りが、計測用下りチャネルにおけるビット誤り
率或いはこれを分析して得られる誤り特性として評価さ
れる。
当たって、計測用下りチャネルが用いられる。すなわ
ち、基地局から移動局へ信号を送信するのに伴い生じる
ビット誤りが、計測用下りチャネルにおけるビット誤り
率或いはこれを分析して得られる誤り特性として評価さ
れる。
【0028】そのため、第3の方法においては、基地局
から移動局に対して試験用送信信号が送信され、この試
験用送信信号が移動局において受信される。移動局は、
試験用送信信号を受信すると、この試験用送信信号を、
その内部で発生させた局部信号とビット比較することに
よりビット誤り率を求める。局部信号は、基地局から送
信された試験用送信信号と同一の信号である。従って、
このビット比較により、基地局から送信された試験用送
信信号に対する受信した試験用送信信号のビット誤り、
すなわち計測用下りチャネルにおけるビット誤りが評価
されることとなり、データベースは移動局側に構築され
ることとなる。この方法においては、前述の第1及び第
2の方法と異なり、計測用下りチャネルを用いるのみ
で、通信品質が評価されるから、この方法を実現する為
に必要な装置構成は第1及び第2の方法に比べ簡素なも
ので足りる。
から移動局に対して試験用送信信号が送信され、この試
験用送信信号が移動局において受信される。移動局は、
試験用送信信号を受信すると、この試験用送信信号を、
その内部で発生させた局部信号とビット比較することに
よりビット誤り率を求める。局部信号は、基地局から送
信された試験用送信信号と同一の信号である。従って、
このビット比較により、基地局から送信された試験用送
信信号に対する受信した試験用送信信号のビット誤り、
すなわち計測用下りチャネルにおけるビット誤りが評価
されることとなり、データベースは移動局側に構築され
ることとなる。この方法においては、前述の第1及び第
2の方法と異なり、計測用下りチャネルを用いるのみ
で、通信品質が評価されるから、この方法を実現する為
に必要な装置構成は第1及び第2の方法に比べ簡素なも
ので足りる。
【0029】第4の方法においては、品質情報の収集に
当たって、計測用上りチャネルが用いられる。すなわ
ち、移動局から基地局へ信号を送信する際に生じるビッ
ト誤りが、計測用上りチャネルにおけるビット誤り率或
いはこれを分析して得られる誤り特性として評価され
る。
当たって、計測用上りチャネルが用いられる。すなわ
ち、移動局から基地局へ信号を送信する際に生じるビッ
ト誤りが、計測用上りチャネルにおけるビット誤り率或
いはこれを分析して得られる誤り特性として評価され
る。
【0030】そのため第4の方法においては、移動局か
ら基地局に対して位置情報が付加された試験用送信信号
が送信される。基地局は、移動局から試験用送信信号を
受信すると、位置情報を分離した上でこの試験用送信信
号を、内部的に発生させた局部信号とビット比較する。
この局部信号は、移動局から送信された試験用送信信号
と同一の信号であり、従って、このビット比較は、移動
局から受信した試験用送信信号においてどの程度のビッ
ト誤りが生じているかの評価に相当する。このビット比
較によって得られるビット誤り率は、前述のデータベー
スの構築に用いられるため、この方法においては、デー
タベースが基地局側に構築されることとなる。この方法
においても第3の方法と同様に、実現するのに必要な装
置構成が簡素なもので足りる。
ら基地局に対して位置情報が付加された試験用送信信号
が送信される。基地局は、移動局から試験用送信信号を
受信すると、位置情報を分離した上でこの試験用送信信
号を、内部的に発生させた局部信号とビット比較する。
この局部信号は、移動局から送信された試験用送信信号
と同一の信号であり、従って、このビット比較は、移動
局から受信した試験用送信信号においてどの程度のビッ
ト誤りが生じているかの評価に相当する。このビット比
較によって得られるビット誤り率は、前述のデータベー
スの構築に用いられるため、この方法においては、デー
タベースが基地局側に構築されることとなる。この方法
においても第3の方法と同様に、実現するのに必要な装
置構成が簡素なもので足りる。
【0031】更に、本発明においては、このようにして
基地局側或いは移動局側に構築されたデータベースの内
容が、それぞれ、移動局側又は基地局側に送信され、移
動局側又は基地局側においても同一内容のデータベース
が構築される。すなわち、基地局と移動局の間には通信
回線が存在しているためこの通信回線を介してデータベ
ース上の情報を交換することが可能となる。
基地局側或いは移動局側に構築されたデータベースの内
容が、それぞれ、移動局側又は基地局側に送信され、移
動局側又は基地局側においても同一内容のデータベース
が構築される。すなわち、基地局と移動局の間には通信
回線が存在しているためこの通信回線を介してデータベ
ース上の情報を交換することが可能となる。
【0032】更に、上述のデータベースを気象条件をパ
ラメータとして地図上に品質情報を蓄積したデータベー
スとした場合、このデータベース上の情報を参照するこ
とにより、品質情報が重畳した地図の表示等の処理が可
能となる。また、移動局の移動予定経路上における通信
品質の分布を予測する際、データベース上において当該
予定経路状に沿い通信品質の分布が離散的に得られてい
る場合には、近接所定個数の位置における情報を参照し
て補間処理を行うことにより、任意の位置における通信
品質の分布を好適に予測することができる。
ラメータとして地図上に品質情報を蓄積したデータベー
スとした場合、このデータベース上の情報を参照するこ
とにより、品質情報が重畳した地図の表示等の処理が可
能となる。また、移動局の移動予定経路上における通信
品質の分布を予測する際、データベース上において当該
予定経路状に沿い通信品質の分布が離散的に得られてい
る場合には、近接所定個数の位置における情報を参照し
て補間処理を行うことにより、任意の位置における通信
品質の分布を好適に予測することができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
【0034】図1には、本発明の一実施例に係る移動通
信システムの装置構成が示されている。この図に示され
る移動通信システムは、所定の位置に建設された基地局
100と、自動車等の車両に搭載される車載移動局20
0との間で無線通信を行うシステムである。この図にお
いては、基地局100から車載移動局200に信号を送
信するためのチャネルが下りチャネル300として示さ
れており、車載移動局200から基地局100へ信号を
送信するためのチャネルが上りチャネル400として示
されている。
信システムの装置構成が示されている。この図に示され
る移動通信システムは、所定の位置に建設された基地局
100と、自動車等の車両に搭載される車載移動局20
0との間で無線通信を行うシステムである。この図にお
いては、基地局100から車載移動局200に信号を送
信するためのチャネルが下りチャネル300として示さ
れており、車載移動局200から基地局100へ信号を
送信するためのチャネルが上りチャネル400として示
されている。
【0035】基地局100は、送信/受信装置102、
ビット誤り率/誤り特性測定装置104、気象条件入力
装置106、データベース108、及び通信品質予測装
置110を備えている。送信/受信装置102は、車載
移動局200に対し下りチャネル300を介し信号を送
信する機能及び車載移動局200から送信される信号を
上りチャネル400を介して受信する機能を有してい
る。ビット誤り率/誤り特性測定装置104は、後述す
るように、下りチャネル300及び上りチャネル400
から構成される通信回線のビット誤り率及び誤り特性
を、両チャネル300及び400双方を併せて、或いは
上りチャネル400について、測定する装置である。ビ
ット誤り率/誤り特性測定装置104は、そのため、必
要に応じて送信/受信装置102から擬似ランダム信号
(所定の符号系列によって変調されそのスペクトルが雑
音と見なせる程度に拡散している信号)を送信させる機
能や、送信/受信装置102によって受信した擬似ラン
ダム信号に基づきビット誤り率及び誤り特性を求める機
能を有している。気象条件入力装置106は、例えば、
使用者によって手動操作される入力装置として構成して
も良く、あるいは気象観測機器や気象観測データベース
として構成しても良い。気象条件入力装置106は、通
信回線におけるビット誤り率や誤り特性を測定する際
に、ビット誤り率/誤り特性測定装置104に対し、そ
の時の気象条件を与える装置である。データベース10
8は、ビット誤り率/誤り特性測定装置104によって
測定されたビット誤り率や誤り特性を、測定時の車載移
動局200の位置と対応付けつつ、かつ気象条件入力装
置106によって入力される気象条件をパラメータとし
て格納するデータベースである。データベース108に
おけるデータの格納態様は、後により詳細に説明する図
6に示されるように、気象条件aをパラメータとして表
した位置Xa1,Xa2,…と、通信品質(ビット誤り
率や誤り特性)Qa1,Qa2,…とを道路地図上にお
いて対として記憶する態様である。図6においては、こ
れらの位置Xa1,Xa2,…が、車載移動局200の
移動予定経路たる道路上の位置に設定されている。通信
品質予測装置110は、データベース108上のデータ
を参照することにより、車載移動局200の移動予定経
路上の任意の位置(例えば現在位置)における通信品質
を予測する。
ビット誤り率/誤り特性測定装置104、気象条件入力
装置106、データベース108、及び通信品質予測装
置110を備えている。送信/受信装置102は、車載
移動局200に対し下りチャネル300を介し信号を送
信する機能及び車載移動局200から送信される信号を
上りチャネル400を介して受信する機能を有してい
る。ビット誤り率/誤り特性測定装置104は、後述す
るように、下りチャネル300及び上りチャネル400
から構成される通信回線のビット誤り率及び誤り特性
を、両チャネル300及び400双方を併せて、或いは
上りチャネル400について、測定する装置である。ビ
ット誤り率/誤り特性測定装置104は、そのため、必
要に応じて送信/受信装置102から擬似ランダム信号
(所定の符号系列によって変調されそのスペクトルが雑
音と見なせる程度に拡散している信号)を送信させる機
能や、送信/受信装置102によって受信した擬似ラン
ダム信号に基づきビット誤り率及び誤り特性を求める機
能を有している。気象条件入力装置106は、例えば、
使用者によって手動操作される入力装置として構成して
も良く、あるいは気象観測機器や気象観測データベース
として構成しても良い。気象条件入力装置106は、通
信回線におけるビット誤り率や誤り特性を測定する際
に、ビット誤り率/誤り特性測定装置104に対し、そ
の時の気象条件を与える装置である。データベース10
8は、ビット誤り率/誤り特性測定装置104によって
測定されたビット誤り率や誤り特性を、測定時の車載移
動局200の位置と対応付けつつ、かつ気象条件入力装
置106によって入力される気象条件をパラメータとし
て格納するデータベースである。データベース108に
おけるデータの格納態様は、後により詳細に説明する図
6に示されるように、気象条件aをパラメータとして表
した位置Xa1,Xa2,…と、通信品質(ビット誤り
率や誤り特性)Qa1,Qa2,…とを道路地図上にお
いて対として記憶する態様である。図6においては、こ
れらの位置Xa1,Xa2,…が、車載移動局200の
移動予定経路たる道路上の位置に設定されている。通信
品質予測装置110は、データベース108上のデータ
を参照することにより、車載移動局200の移動予定経
路上の任意の位置(例えば現在位置)における通信品質
を予測する。
【0036】車載移動局200も、基地局100と同様
に、送信/受信装置202、ビット誤り率/誤り特性測
定装置204、気象条件入力装置206、データベース
208、及び通信品質予測装置210を備えている。こ
れらの部材の機能については、基地局100側における
それと同様であるので、説明を省略する。また、車載移
動局200は、これらの部材の他に、当該車載移動局2
00の道路地図上における位置を検出し、その結果を位
置情報としてビット誤り率/誤り特性測定装置204に
供給する位置検出装置212を備えている。車載移動局
200におけるビット誤り率/誤り特性測定装置204
は、基地局100側において通信品質に関するデータベ
ース108を構築する際には、位置検出装置212によ
り得られた位置情報を基地局100側に送信/受信装置
202によって送信させ、また、車載移動局200側に
おいてデータベース208を構築する際には、ビット誤
り率/誤り特性等の通信品質に関する情報と共に、ま
た、気象条件をパラメータとして、データベース208
に位置情報を供給する。なお、ビット誤り率/誤り特性
測定装置204により測定の対象となるのは、下りチャ
ネル300及び上りチャネル400を併せた通信品質
や、下りチャネル300の通信品質である。
に、送信/受信装置202、ビット誤り率/誤り特性測
定装置204、気象条件入力装置206、データベース
208、及び通信品質予測装置210を備えている。こ
れらの部材の機能については、基地局100側における
それと同様であるので、説明を省略する。また、車載移
動局200は、これらの部材の他に、当該車載移動局2
00の道路地図上における位置を検出し、その結果を位
置情報としてビット誤り率/誤り特性測定装置204に
供給する位置検出装置212を備えている。車載移動局
200におけるビット誤り率/誤り特性測定装置204
は、基地局100側において通信品質に関するデータベ
ース108を構築する際には、位置検出装置212によ
り得られた位置情報を基地局100側に送信/受信装置
202によって送信させ、また、車載移動局200側に
おいてデータベース208を構築する際には、ビット誤
り率/誤り特性等の通信品質に関する情報と共に、ま
た、気象条件をパラメータとして、データベース208
に位置情報を供給する。なお、ビット誤り率/誤り特性
測定装置204により測定の対象となるのは、下りチャ
ネル300及び上りチャネル400を併せた通信品質
や、下りチャネル300の通信品質である。
【0037】更に、この実施例においては、データベー
ス108と208との間の情報交換が可能である。すな
わち、送信/受信装置102及び202により、必要に
応じ、データベース108上の情報が下りチャネル30
0を介してデータベース208上に転送格納され、或い
はデータベース208上の情報が上りチャネル400を
介してデータベース108上に転送格納される。従っ
て、基地局100側において通信品質の評価を行って
も、車載移動局200側において通信品質の評価を行っ
ても、結果として、同様の内容を有するデータベース1
08及び208を、基地局100及び車載移動局200
それぞれにおいて確保することができる。
ス108と208との間の情報交換が可能である。すな
わち、送信/受信装置102及び202により、必要に
応じ、データベース108上の情報が下りチャネル30
0を介してデータベース208上に転送格納され、或い
はデータベース208上の情報が上りチャネル400を
介してデータベース108上に転送格納される。従っ
て、基地局100側において通信品質の評価を行って
も、車載移動局200側において通信品質の評価を行っ
ても、結果として、同様の内容を有するデータベース1
08及び208を、基地局100及び車載移動局200
それぞれにおいて確保することができる。
【0038】図1の装置構成において通信品質の予測に
必要となるデータベース108又は208の構築方法と
しては、例えば、図2〜図6に示される方法のいずれを
も採用できる。これらの方法のうち、図2及び図3に示
される方法は、いずれも、上りチャネル400及び下り
チャネル300を併せた通信回線のビット誤り率及び誤
り特性を測定する方法であり、図2に示される方法は基
地局100側から、図3に示される方法は車載移動局2
00側から、試験用送信信号たる擬似ランダム信号を送
信する方法である。また、図4に示される方法は、下り
チャネル300におけるビット誤り率及び誤り特性を測
定する方法であり、この方法の場合基地局100側から
試験用送信信号たる擬似ランダム信号が送信される。図
5に示される方法は、上りチャネル400におけるビッ
ト誤り率及び誤り特性を測定する方法であり、この方法
の場合移動局200側から試験用送信信号たる擬似ラン
ダム信号が送信される。
必要となるデータベース108又は208の構築方法と
しては、例えば、図2〜図6に示される方法のいずれを
も採用できる。これらの方法のうち、図2及び図3に示
される方法は、いずれも、上りチャネル400及び下り
チャネル300を併せた通信回線のビット誤り率及び誤
り特性を測定する方法であり、図2に示される方法は基
地局100側から、図3に示される方法は車載移動局2
00側から、試験用送信信号たる擬似ランダム信号を送
信する方法である。また、図4に示される方法は、下り
チャネル300におけるビット誤り率及び誤り特性を測
定する方法であり、この方法の場合基地局100側から
試験用送信信号たる擬似ランダム信号が送信される。図
5に示される方法は、上りチャネル400におけるビッ
ト誤り率及び誤り特性を測定する方法であり、この方法
の場合移動局200側から試験用送信信号たる擬似ラン
ダム信号が送信される。
【0039】まず、図2に示される方法について説明す
る。この方法においては、まず、ビット誤り率/誤り特
性測定装置104は、送信/受信装置102から、計測
用下りチャネル300aを介して車載移動局200に対
し擬似ランダム信号Aを送信させる。計測用下りチャネ
ル300aは、下りチャネル300において生じるビッ
ト誤りを評価するために用いられるチャネルであり、後
述する計測用上りチャネル400aは上りチャネル40
0において生じるビット誤りを評価するためのチャネル
である。基地局100の送信/受信装置102から送信
された擬似ランダム信号Aには、計測用下りチャネル3
00aにおいて、一般にある程度のビット誤りが発生す
る。従って、擬似ランダム信号Aは、ある程度のビット
誤りが生じた擬似ランダム信号Bとして、車載移動局2
00の送信/受信装置202に受信される。
る。この方法においては、まず、ビット誤り率/誤り特
性測定装置104は、送信/受信装置102から、計測
用下りチャネル300aを介して車載移動局200に対
し擬似ランダム信号Aを送信させる。計測用下りチャネ
ル300aは、下りチャネル300において生じるビッ
ト誤りを評価するために用いられるチャネルであり、後
述する計測用上りチャネル400aは上りチャネル40
0において生じるビット誤りを評価するためのチャネル
である。基地局100の送信/受信装置102から送信
された擬似ランダム信号Aには、計測用下りチャネル3
00aにおいて、一般にある程度のビット誤りが発生す
る。従って、擬似ランダム信号Aは、ある程度のビット
誤りが生じた擬似ランダム信号Bとして、車載移動局2
00の送信/受信装置202に受信される。
【0040】送信/受信装置202は、擬似ランダム信
号Bを受信した場合、位置検出装置212から供給され
る位置情報、すなわち車載移動局200の位置を示す情
報を、この擬似ランダム信号Bに付加した上で、計測用
上りチャネル400aを介して基地局100側に送信す
る。この擬似ランダム信号Bには、計測用上りチャネル
400aにおいて一般にある程度のビット誤りが付加さ
れる。基地局100の送信/受信装置102は、このよ
うな誤りが付加された信号、すなわち擬似ランダム信号
Cを受信する。
号Bを受信した場合、位置検出装置212から供給され
る位置情報、すなわち車載移動局200の位置を示す情
報を、この擬似ランダム信号Bに付加した上で、計測用
上りチャネル400aを介して基地局100側に送信す
る。この擬似ランダム信号Bには、計測用上りチャネル
400aにおいて一般にある程度のビット誤りが付加さ
れる。基地局100の送信/受信装置102は、このよ
うな誤りが付加された信号、すなわち擬似ランダム信号
Cを受信する。
【0041】ビット誤り率/誤り特性測定装置104
は、位置情報を分離した上で、この擬似ランダム信号C
を、送信時に用いた擬似ランダム信号Aとビット比較す
る。これにより、ビット誤り率/誤り特性測定装置10
4は、計測用下りチャネル300a及び計測用上りチャ
ネル400aにおいて生じたビット誤りを評価し、ビッ
ト誤り率やこのビット誤り率の分析により得られる誤り
特性を測定結果として出力する。すなわち、ビット誤り
率/誤り特性測定装置104は、下りチャネル300及
び上りチャネル400を併せた通信回線におけるビット
誤り率及び誤り特性を、通信品質を示す情報として、分
離した位置情報を共に、データベース108上に供給す
る。その際、ビット誤り率/誤り特性装置104は、気
象条件入力装置106から気象条件を入力し、これをパ
ラメータとして、データベース108上への情報の格納
を実行する。このような処理は、車載移動局200を移
動させつつ実行される。これにより、例えばある道路区
間について、データベース108を完備することができ
る。
は、位置情報を分離した上で、この擬似ランダム信号C
を、送信時に用いた擬似ランダム信号Aとビット比較す
る。これにより、ビット誤り率/誤り特性測定装置10
4は、計測用下りチャネル300a及び計測用上りチャ
ネル400aにおいて生じたビット誤りを評価し、ビッ
ト誤り率やこのビット誤り率の分析により得られる誤り
特性を測定結果として出力する。すなわち、ビット誤り
率/誤り特性測定装置104は、下りチャネル300及
び上りチャネル400を併せた通信回線におけるビット
誤り率及び誤り特性を、通信品質を示す情報として、分
離した位置情報を共に、データベース108上に供給す
る。その際、ビット誤り率/誤り特性装置104は、気
象条件入力装置106から気象条件を入力し、これをパ
ラメータとして、データベース108上への情報の格納
を実行する。このような処理は、車載移動局200を移
動させつつ実行される。これにより、例えばある道路区
間について、データベース108を完備することができ
る。
【0042】次に、図3に示される方法においては、ま
ず、車載移動局200の送信/受信装置202から、計
測用上りチャネル400aに、擬似ランダム信号Dが送
出される。擬似ランダム信号Dには、計測用上りチャネ
ル400aにおいてある程度のビット誤りが付加され、
擬似ランダム信号Eとして基地局100の送信/受信装
置102により受信される。送信/受信装置102は、
この擬似ランダム信号Eをそのまま計測用下りチャネル
300aを介して車載移動局200側に返送する。計測
用下りチャネル300aにおいては、擬似ランダム信号
Eに一般にある程度のビット誤りが付加されるため、車
載移動局200の送信/受信装置202により受信され
る擬似ランダム信号は、擬似ランダム信号Eにビット誤
りを付加した擬似ランダム信号Fとなっている。送信/
受信装置202は、このようにして得られた擬似ランダ
ム信号Fをビット誤り率/誤り特性測定装置204に供
給する。
ず、車載移動局200の送信/受信装置202から、計
測用上りチャネル400aに、擬似ランダム信号Dが送
出される。擬似ランダム信号Dには、計測用上りチャネ
ル400aにおいてある程度のビット誤りが付加され、
擬似ランダム信号Eとして基地局100の送信/受信装
置102により受信される。送信/受信装置102は、
この擬似ランダム信号Eをそのまま計測用下りチャネル
300aを介して車載移動局200側に返送する。計測
用下りチャネル300aにおいては、擬似ランダム信号
Eに一般にある程度のビット誤りが付加されるため、車
載移動局200の送信/受信装置202により受信され
る擬似ランダム信号は、擬似ランダム信号Eにビット誤
りを付加した擬似ランダム信号Fとなっている。送信/
受信装置202は、このようにして得られた擬似ランダ
ム信号Fをビット誤り率/誤り特性測定装置204に供
給する。
【0043】ビット誤り率/誤り特性測定装置204
は、送信した擬似ランダム信号Dと受信した擬似ランダ
ム信号Fのビット比較を行い、これにより計測用上りチ
ャネル400a及び計測用下りチャネル300aにおい
て生じたビット誤りを評価する。すなわち、上りチャネ
ル400及び下りチャネル300を併せた通信回線の品
質を示すビット誤り率及びその分析により得られる誤り
特性を、測定結果として、データベース208に供給す
る。その際、ビット誤り率/誤り特性測定装置204
は、位置検出装置212によって得られる車載移動局2
00の位置を、得られた通信品質に係る情報と対応付け
てデータベース208に格納すると共に、気象条件入力
装置206から入力される気象条件をパラメータとして
格納する。この処理は、図2と同様、車載移動局200
を移動させて、繰り返し実行される。
は、送信した擬似ランダム信号Dと受信した擬似ランダ
ム信号Fのビット比較を行い、これにより計測用上りチ
ャネル400a及び計測用下りチャネル300aにおい
て生じたビット誤りを評価する。すなわち、上りチャネ
ル400及び下りチャネル300を併せた通信回線の品
質を示すビット誤り率及びその分析により得られる誤り
特性を、測定結果として、データベース208に供給す
る。その際、ビット誤り率/誤り特性測定装置204
は、位置検出装置212によって得られる車載移動局2
00の位置を、得られた通信品質に係る情報と対応付け
てデータベース208に格納すると共に、気象条件入力
装置206から入力される気象条件をパラメータとして
格納する。この処理は、図2と同様、車載移動局200
を移動させて、繰り返し実行される。
【0044】図4に示される方法においては、まず、基
地局100のビット誤り率/誤り特性測定装置104が
送信部として機能する。すなわち、ビット誤り率/誤り
特性測定装置104は、送信/受信装置102から、擬
似ランダム信号Gを送信させる。この擬似ランダム信号
Gは、計測用下りチャネル300aを介して車載移動局
200の送信/受信装置202により受信される。受信
される擬似ランダム信号は、計測用下りチャネル300
aにおいて一般にある程度のビット誤りが付加されるた
め、擬似ランダム信号Gと異なる擬似ランダム信号Hと
なっている。
地局100のビット誤り率/誤り特性測定装置104が
送信部として機能する。すなわち、ビット誤り率/誤り
特性測定装置104は、送信/受信装置102から、擬
似ランダム信号Gを送信させる。この擬似ランダム信号
Gは、計測用下りチャネル300aを介して車載移動局
200の送信/受信装置202により受信される。受信
される擬似ランダム信号は、計測用下りチャネル300
aにおいて一般にある程度のビット誤りが付加されるた
め、擬似ランダム信号Gと異なる擬似ランダム信号Hと
なっている。
【0045】ビット誤り率/誤り特性測定装置204
は、送信/受信装置102によって受信した擬似ランダ
ム信号Hを、ビット誤り率/誤り特性測定装置204内
部で発生させた局部信号とビット比較する。この局部信
号は、基地局100において生成される擬似ランダム信
号Gと同一の信号である。従って、ビット誤り率/誤り
特性測定装置204においてこのようなビット比較を行
うことにより、計測用下りチャネル300aにおけるビ
ット誤りが評価され、結果として、下りチャネル300
の通信品質が、そのビット誤り率及びこれを分析して得
られる誤り特性として得られることとなる。ビット誤り
率/誤り特性測定装置204は、得られた通信品質に係
る情報を、位置検出装置212によって得られる車載移
動局200の位置情報と対応付けつつ、かつ気象条件入
力装置206から入力される気象条件をパラメータとし
つつ、データベース208上に格納する。この処理も、
車載移動局200を移動させつつ繰り返し実行される。
は、送信/受信装置102によって受信した擬似ランダ
ム信号Hを、ビット誤り率/誤り特性測定装置204内
部で発生させた局部信号とビット比較する。この局部信
号は、基地局100において生成される擬似ランダム信
号Gと同一の信号である。従って、ビット誤り率/誤り
特性測定装置204においてこのようなビット比較を行
うことにより、計測用下りチャネル300aにおけるビ
ット誤りが評価され、結果として、下りチャネル300
の通信品質が、そのビット誤り率及びこれを分析して得
られる誤り特性として得られることとなる。ビット誤り
率/誤り特性測定装置204は、得られた通信品質に係
る情報を、位置検出装置212によって得られる車載移
動局200の位置情報と対応付けつつ、かつ気象条件入
力装置206から入力される気象条件をパラメータとし
つつ、データベース208上に格納する。この処理も、
車載移動局200を移動させつつ繰り返し実行される。
【0046】図5に示される方法においては、まず、車
載移動局200のビット誤り率/誤り特性測定装置20
4により、送信/受信装置202から、擬似ランダム信
号Iが送信される。この擬似ランダム信号Iは、位置検
出装置212によって検出された車載移動局200の位
置を、位置情報として含んでいる。すなわち、ビット誤
り率/誤り特性測定装置204は、送信/受信装置20
2から擬似ランダム信号Aを送信させる際、位置検出装
置212によって得られる位置情報をこれに付加する。
擬似ランダム信号Iは、計測用上りチャネル400aを
介して基地局100の送信/受信装置102により、擬
似ランダム信号Jとして受信される。この擬似ランダム
信号Jは、計測用上りチャネル400aにおいて発生す
るビット誤りを含んでいる。
載移動局200のビット誤り率/誤り特性測定装置20
4により、送信/受信装置202から、擬似ランダム信
号Iが送信される。この擬似ランダム信号Iは、位置検
出装置212によって検出された車載移動局200の位
置を、位置情報として含んでいる。すなわち、ビット誤
り率/誤り特性測定装置204は、送信/受信装置20
2から擬似ランダム信号Aを送信させる際、位置検出装
置212によって得られる位置情報をこれに付加する。
擬似ランダム信号Iは、計測用上りチャネル400aを
介して基地局100の送信/受信装置102により、擬
似ランダム信号Jとして受信される。この擬似ランダム
信号Jは、計測用上りチャネル400aにおいて発生す
るビット誤りを含んでいる。
【0047】送信/受信装置受信装置102によって受
信された擬似ランダム信号Jは、ビット誤り率/誤り特
性測定装置104に供給され、車載移動局200側にお
いて付加された位置情報が分離される。また、ビット誤
り率/誤り特性測定装置104は、その内部において発
生させた局部信号、すなわち位置情報を付加する前の擬
似ランダム信号Iと同一内容の信号と、送信/受信装置
102において受信され、位置情報が分離された擬似ラ
ンダム信号Jとをビット比較する。このビット比較によ
り評価されるのは、計測用上りチャネル400aにおい
て生じたビット誤りであり、従って上りチャネル400
の通信品質を示すビット誤り率及びこれを分析して得ら
れる誤り特性である。ビット誤り率/誤り特性測定装置
104は、この上りチャネル400の通信品質に係る情
報を、分離した位置情報と対応付けつつ、かつ気象条件
入力装置106によって入力される気象条件をパラメー
タとして、データベース108上に格納する。この処理
も、車載移動局200を移動させつつ繰り返し実行され
る。
信された擬似ランダム信号Jは、ビット誤り率/誤り特
性測定装置104に供給され、車載移動局200側にお
いて付加された位置情報が分離される。また、ビット誤
り率/誤り特性測定装置104は、その内部において発
生させた局部信号、すなわち位置情報を付加する前の擬
似ランダム信号Iと同一内容の信号と、送信/受信装置
102において受信され、位置情報が分離された擬似ラ
ンダム信号Jとをビット比較する。このビット比較によ
り評価されるのは、計測用上りチャネル400aにおい
て生じたビット誤りであり、従って上りチャネル400
の通信品質を示すビット誤り率及びこれを分析して得ら
れる誤り特性である。ビット誤り率/誤り特性測定装置
104は、この上りチャネル400の通信品質に係る情
報を、分離した位置情報と対応付けつつ、かつ気象条件
入力装置106によって入力される気象条件をパラメー
タとして、データベース108上に格納する。この処理
も、車載移動局200を移動させつつ繰り返し実行され
る。
【0048】図6及び図7には、この実施例における通
信品質予測装置110又は210の動作の内容が示され
ている。
信品質予測装置110又は210の動作の内容が示され
ている。
【0049】図6に示されるように、データベース10
8又は208上においては、位置情報と通信品質に関す
る情報とが道路地図上において対応付けられ、かつ気象
条件aをパラメータとして記憶されている。図6の例で
は、位置Xa1,Xa2,…が、当該位置における通信
品質Qa1,Qa2,…と対応付けられている。ここ
に、aは、通信品質Qa1,Qa2,…、すなわちビッ
ト誤り率や誤り特性を測定した時点における気象条件で
あり、例えば、雨量が20mmである、等の条件であ
る。このように、データベース108及び208上に
は、気象条件aをパラメータとして、道路地図上におけ
る通信品質の分布がデータとして格納されている。
8又は208上においては、位置情報と通信品質に関す
る情報とが道路地図上において対応付けられ、かつ気象
条件aをパラメータとして記憶されている。図6の例で
は、位置Xa1,Xa2,…が、当該位置における通信
品質Qa1,Qa2,…と対応付けられている。ここ
に、aは、通信品質Qa1,Qa2,…、すなわちビッ
ト誤り率や誤り特性を測定した時点における気象条件で
あり、例えば、雨量が20mmである、等の条件であ
る。このように、データベース108及び208上に
は、気象条件aをパラメータとして、道路地図上におけ
る通信品質の分布がデータとして格納されている。
【0050】通信品質予測装置110又は210は、車
載移動局200の移動予定経路、すなわち位置Xa及び
Xbを端とする道路区間上に存在する任意の位置Xai
における通信品質XQaiを予測する。すなわち、道路
上において位置Xaiに近接した位置Xai−1及びX
ai+1における通信品質Qai−1及びQ
ai+1を、データベース108又は208から呼び出
し、図7に示されるような直線補間を実行し、位置X
aiにおける通信品質XQaiを求める。このようにし
て求められた通信品質は、例えば、地図情報と共に、図
示しない表示装置の画面上に表示される等、利用され
る。
載移動局200の移動予定経路、すなわち位置Xa及び
Xbを端とする道路区間上に存在する任意の位置Xai
における通信品質XQaiを予測する。すなわち、道路
上において位置Xaiに近接した位置Xai−1及びX
ai+1における通信品質Qai−1及びQ
ai+1を、データベース108又は208から呼び出
し、図7に示されるような直線補間を実行し、位置X
aiにおける通信品質XQaiを求める。このようにし
て求められた通信品質は、例えば、地図情報と共に、図
示しない表示装置の画面上に表示される等、利用され
る。
【0051】従って、本実施例によれば、基地局100
と車載移動局200の間で擬似ランダム信号を送受信
し、受信した擬似ランダム信号に基づきビット誤り率や
誤り特性を測定してデータベース108又は208を構
築するようにしているため、移動通信システムの運用移
行に先立ち通信品質を評価する必要がなくなり、運用移
行後において必要に応じ通信品質に関する情報を収集し
予測を行うことができる。また、この通信品質の予測
は、受信電界強度及び受信電界強度−通信品質相関関係
を用いた間接的な評価ではなく、計測用下りチャネル3
00a及び計測用上りチャネル400aの双方又は一方
を用いてビット誤り率を直接評価することにより得られ
るものであるため、従来に比べ極めて簡単にかつ極めて
正確に、通信品質の予測を行うことが可能となる。ま
た、このような通信品質の予測が実現されるため、基地
局100と車載移動局200の間の通信を、高い通信品
質が得られる回線を用いて実行することが可能となる。
すなわち、ある回線を用いて通信を行うと、車載移動局
200の位置により通信品質が大きく変動するような場
合には、このような回線を避け、より高い通信品質が安
定して得られる回線により通信を行うよう、回線を切り
換えることができる。従って、高品質のデータ通信を、
簡便な装置構成で実現することができ、通信不能状態等
は生じにくくなる。
と車載移動局200の間で擬似ランダム信号を送受信
し、受信した擬似ランダム信号に基づきビット誤り率や
誤り特性を測定してデータベース108又は208を構
築するようにしているため、移動通信システムの運用移
行に先立ち通信品質を評価する必要がなくなり、運用移
行後において必要に応じ通信品質に関する情報を収集し
予測を行うことができる。また、この通信品質の予測
は、受信電界強度及び受信電界強度−通信品質相関関係
を用いた間接的な評価ではなく、計測用下りチャネル3
00a及び計測用上りチャネル400aの双方又は一方
を用いてビット誤り率を直接評価することにより得られ
るものであるため、従来に比べ極めて簡単にかつ極めて
正確に、通信品質の予測を行うことが可能となる。ま
た、このような通信品質の予測が実現されるため、基地
局100と車載移動局200の間の通信を、高い通信品
質が得られる回線を用いて実行することが可能となる。
すなわち、ある回線を用いて通信を行うと、車載移動局
200の位置により通信品質が大きく変動するような場
合には、このような回線を避け、より高い通信品質が安
定して得られる回線により通信を行うよう、回線を切り
換えることができる。従って、高品質のデータ通信を、
簡便な装置構成で実現することができ、通信不能状態等
は生じにくくなる。
【0052】更に、本実施例によれば、基地局100と
車載移動局200の間に設けられた通信回線(上りチャ
ネル400及び下りチャネル300)によりデータベー
ス108と208の情報を交換可能にしたため、必要に
応じ、図2〜図6に示される方法を選択的に用いて通信
回線の通信品質を評価・測定することが可能となる。ま
た、図7に示されるように、補間を行うようにしたた
め、任意の位置Xaiについて通信品質を予測可能とな
る。
車載移動局200の間に設けられた通信回線(上りチャ
ネル400及び下りチャネル300)によりデータベー
ス108と208の情報を交換可能にしたため、必要に
応じ、図2〜図6に示される方法を選択的に用いて通信
回線の通信品質を評価・測定することが可能となる。ま
た、図7に示されるように、補間を行うようにしたた
め、任意の位置Xaiについて通信品質を予測可能とな
る。
【0053】なお、図6においては、単一な気象条件a
及び単一の道路区間について説明したが、本実施例の効
果は、気象条件としてより多数の気象条件をパラメータ
として設定し、また、車載移動局200の移動経路とし
て多数の道路区間を設定した場合に顕著となる。また、
補間方法としては、直線補間以外の補間方法を用いるこ
ともできる。更に、車載移動局200の移動予定経路
(道路)上に分布するデータ数が多ければ多いほど、通
信品質の予測精度が向上する。
及び単一の道路区間について説明したが、本実施例の効
果は、気象条件としてより多数の気象条件をパラメータ
として設定し、また、車載移動局200の移動経路とし
て多数の道路区間を設定した場合に顕著となる。また、
補間方法としては、直線補間以外の補間方法を用いるこ
ともできる。更に、車載移動局200の移動予定経路
(道路)上に分布するデータ数が多ければ多いほど、通
信品質の予測精度が向上する。
【0054】加えて、本発明は、移動局を車両に搭載す
るシステム構成に限定されるものではなく、また、図2
〜図5に示される測定機能全てを備えた装置に限定され
るものでもない。更に、図2〜図5に示される方法は適
宜組み合わせることができる。例えば図2における擬似
ランダム信号Aと図4における擬似ランダム信号Gは共
用でき、図3における擬似ランダム信号Dと図5におけ
る擬似ランダム信号Iは共用できるから、組み合わせに
よって処理を効率化できる。
るシステム構成に限定されるものではなく、また、図2
〜図5に示される測定機能全てを備えた装置に限定され
るものでもない。更に、図2〜図5に示される方法は適
宜組み合わせることができる。例えば図2における擬似
ランダム信号Aと図4における擬似ランダム信号Gは共
用でき、図3における擬似ランダム信号Dと図5におけ
る擬似ランダム信号Iは共用できるから、組み合わせに
よって処理を効率化できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る通信
品質予測用データベース構築方法によれば、移動局の位
置を変化させつつ品質情報及び位置情報を収集し、収集
した情報に基づき、気象条件をパラメータとした品質情
報及び位置情報のデータベースを構築するようにしたた
め、移動通信システムの運用移行後において通信品質を
直接評価・予測することが可能となり、また、この予測
を、気象条件を考慮にいれて実行することが可能とな
る。従って、従来に比べ、極めて簡素な装置構成により
正確な通信品質予測を実行できる。
品質予測用データベース構築方法によれば、移動局の位
置を変化させつつ品質情報及び位置情報を収集し、収集
した情報に基づき、気象条件をパラメータとした品質情
報及び位置情報のデータベースを構築するようにしたた
め、移動通信システムの運用移行後において通信品質を
直接評価・予測することが可能となり、また、この予測
を、気象条件を考慮にいれて実行することが可能とな
る。従って、従来に比べ、極めて簡素な装置構成により
正確な通信品質予測を実行できる。
【0056】また、本発明に係る通信品質予測方法によ
れば、本発明に係る方法により構築されたデータベース
を、移動局の移動予定経路上に存在する位置を示す位置
情報によって参照するようにしたため、移動予定経路上
における通信品質の分布を気象条件をパラメータとして
予測することが可能となる。
れば、本発明に係る方法により構築されたデータベース
を、移動局の移動予定経路上に存在する位置を示す位置
情報によって参照するようにしたため、移動予定経路上
における通信品質の分布を気象条件をパラメータとして
予測することが可能となる。
【0057】更に、本発明に係る移動通信システムによ
れば、基地局と移動局の間に計測用上りチャネル及び計
測用下りチャネルを設け、移動局においてその位置を示
す位置情報を生成させると共に、計測用上りチャネル及
び/又は計測用下りチャネルを介して受信した試験用送
信信号に基づき通信品質に関する品質情報を生成するよ
うにしたため、移動局の位置を変化させつつ品質情報及
び位置情報を収集し気象条件と対応付けたデータベース
を構築することが可能となり、また、移動局の移動予定
経路上における通信品質の分布を気象条件をパラメータ
として予測することが可能となる。すなわち、本発明に
係る通信品質予測用データベース構築方法及び通信品質
予測方法を実施するのに適したシステムを、比較的簡素
な装置構成で実現できる。
れば、基地局と移動局の間に計測用上りチャネル及び計
測用下りチャネルを設け、移動局においてその位置を示
す位置情報を生成させると共に、計測用上りチャネル及
び/又は計測用下りチャネルを介して受信した試験用送
信信号に基づき通信品質に関する品質情報を生成するよ
うにしたため、移動局の位置を変化させつつ品質情報及
び位置情報を収集し気象条件と対応付けたデータベース
を構築することが可能となり、また、移動局の移動予定
経路上における通信品質の分布を気象条件をパラメータ
として予測することが可能となる。すなわち、本発明に
係る通信品質予測用データベース構築方法及び通信品質
予測方法を実施するのに適したシステムを、比較的簡素
な装置構成で実現できる。
【0058】更に、計測用上りチャネル及び計測用下り
チャネルを設け、計測用下りチャネルを併せたビット誤
り率及び/又はこれを分析して得られる誤り特性を、品
質情報として収集するようにした場合、基地局と移動局
の間での信号の送受信により、品質情報の収集を実現す
ることができる。また、基地局と移動局の間に計測用下
りチャネルを設け、計測用下りチャネルにおけるビット
誤り率及び/又は誤り特性を、品質情報として収集する
ようにした場合、基地局から移動局への信号送信によっ
て、品質情報の収集が実現可能となる。更に、基地局と
移動局の間に計測用上りチャネルを設け、品質情報とし
て、計測用上りチャネルにおけるビット誤り率及び/又
は誤り特性を収集するようにした場合、当該収集を、移
動局から基地局への信号送信によって実現することがで
きる。
チャネルを設け、計測用下りチャネルを併せたビット誤
り率及び/又はこれを分析して得られる誤り特性を、品
質情報として収集するようにした場合、基地局と移動局
の間での信号の送受信により、品質情報の収集を実現す
ることができる。また、基地局と移動局の間に計測用下
りチャネルを設け、計測用下りチャネルにおけるビット
誤り率及び/又は誤り特性を、品質情報として収集する
ようにした場合、基地局から移動局への信号送信によっ
て、品質情報の収集が実現可能となる。更に、基地局と
移動局の間に計測用上りチャネルを設け、品質情報とし
て、計測用上りチャネルにおけるビット誤り率及び/又
は誤り特性を収集するようにした場合、当該収集を、移
動局から基地局への信号送信によって実現することがで
きる。
【0059】更に、基地局から計測用下りチャネルを介
して移動局に試験用送信信号を送信し、移動局の位置を
示す位置情報をこの試験用送信信号に付加したうえで移
動局から基地局に返送するようにした場合、基地局側に
おいてこの試験用送信信号から位置情報を分離しかつ送
信した試験用送信信号と受信した試験用送信信号のビッ
ト比較によりビット誤り率を求めることができ、データ
ベースを基地局側に構築することが可能となる。
して移動局に試験用送信信号を送信し、移動局の位置を
示す位置情報をこの試験用送信信号に付加したうえで移
動局から基地局に返送するようにした場合、基地局側に
おいてこの試験用送信信号から位置情報を分離しかつ送
信した試験用送信信号と受信した試験用送信信号のビッ
ト比較によりビット誤り率を求めることができ、データ
ベースを基地局側に構築することが可能となる。
【0060】また、移動局において位置情報を生成する
一方で、移動局から基地局に試験用送信信号を送信し基
地局からこの試験用送信信号を移動局に返送するように
した場合、移動局において、送信した試験用送信信号と
受信した試験用送信信号のビット比較によってビット誤
り率を求めることができ、データベースを移動局側に構
築することが可能となる。
一方で、移動局から基地局に試験用送信信号を送信し基
地局からこの試験用送信信号を移動局に返送するように
した場合、移動局において、送信した試験用送信信号と
受信した試験用送信信号のビット比較によってビット誤
り率を求めることができ、データベースを移動局側に構
築することが可能となる。
【0061】更に、基地局から移動局に対して試験用送
信信号を送信し、移動局においてこの試験用送信信号と
同一の局部信号を発生させるようにした場合、移動局に
おいて、受信した試験用送信信号と局部信号のビット比
較によりビット誤り率を求めることが可能となり、デー
タベースを移動局側に構築することが可能となる。
信信号を送信し、移動局においてこの試験用送信信号と
同一の局部信号を発生させるようにした場合、移動局に
おいて、受信した試験用送信信号と局部信号のビット比
較によりビット誤り率を求めることが可能となり、デー
タベースを移動局側に構築することが可能となる。
【0062】加えて、移動局から基地局に対して位置情
報を付加した試験用送信信号を送信し、基地局において
この試験用送信信号と同一の局部信号を発生させるよう
にした場合、基地局において、受信した試験用送信信号
から位置情報を分離した上で局部信号とビット比較する
ことによりビット誤り率を求めることが可能となり、デ
ータベースを基地局側に構築することが可能となる。
報を付加した試験用送信信号を送信し、基地局において
この試験用送信信号と同一の局部信号を発生させるよう
にした場合、基地局において、受信した試験用送信信号
から位置情報を分離した上で局部信号とビット比較する
ことによりビット誤り率を求めることが可能となり、デ
ータベースを基地局側に構築することが可能となる。
【0063】更に、基地局側又は移動局側に構築された
データベースの内容を移動局側又は基地局側に送信する
ようにした場合、移動局側及び基地局側双方において同
一内容のデータベースを構築することが可能となる。
データベースの内容を移動局側又は基地局側に送信する
ようにした場合、移動局側及び基地局側双方において同
一内容のデータベースを構築することが可能となる。
【0064】更に、データベースとして、気象条件をパ
ラメータとして地図上に品質情報を蓄積したデータベー
スを構築するようにした場合、データベース上の情報を
参照することにより、通信品質に関する情報を地図と共
に画面表示に供することが可能となる。
ラメータとして地図上に品質情報を蓄積したデータベー
スを構築するようにした場合、データベース上の情報を
参照することにより、通信品質に関する情報を地図と共
に画面表示に供することが可能となる。
【0065】そして、通信品質の予測を行う際に、デー
タベース上から品質情報を参照して補間演算を行うよう
にすることにより、移動予定経路上の任意の位置におけ
る通信品質の分布を、気象条件をパラメータとして予測
することが可能となる。
タベース上から品質情報を参照して補間演算を行うよう
にすることにより、移動予定経路上の任意の位置におけ
る通信品質の分布を、気象条件をパラメータとして予測
することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係る移動通信システムの装
置構成を示すブロック図である。
置構成を示すブロック図である。
【図2】基地局から試験用送信信号を送信し、上りと下
りを併せた通信回線の誤り率と誤り特性を測定する方法
を示す図である。
りを併せた通信回線の誤り率と誤り特性を測定する方法
を示す図である。
【図3】移動局から試験用送信信号を送信し、上りと下
りを併せた通信回線の誤り率と誤り特性を測定する方法
を示す図である。
りを併せた通信回線の誤り率と誤り特性を測定する方法
を示す図である。
【図4】基地局から試験用送信信号を送信し、下りの通
信回線の誤り率と誤り特性を測定する方法を示す図であ
る。
信回線の誤り率と誤り特性を測定する方法を示す図であ
る。
【図5】移動局から試験用送信信号を送信し、上りの通
信回線の誤り率と誤り特性を測定する方法を示す図であ
る。
信回線の誤り率と誤り特性を測定する方法を示す図であ
る。
【図6】気象条件aにおける道路地図上の指定道路区間
の通信品質分布を示す図である。
の通信品質分布を示す図である。
【図7】この実施例における補間による通信品質予測方
法を示す図である。
法を示す図である。
100 基地局 200 車載移動局 102,202 送信/受信装置 104,204 ビット誤り率/誤り特性装置 106,206 気象条件入力装置 108,208 データベース 110,210 通信品質予測装置 212 位置検出装置 300 下りチャネル 300a 計測用下りチャネル 400 上りチャネル 400a 計測用上りチャネル A〜J 擬似ランダム信号 Xa1,Xa2,Xa3,…Xai−1,Xai+1
通信品質を測定した位置 Qa1,Qa2,Qa3,…Qai−1,Qai+1
測定された通信品質 Xa,Xb 道路区間の境界 Xai 通信品質予測に係る任意の位置 XQai 予測された通信品質
通信品質を測定した位置 Qa1,Qa2,Qa3,…Qai−1,Qai+1
測定された通信品質 Xa,Xb 道路区間の境界 Xai 通信品質予測に係る任意の位置 XQai 予測された通信品質
Claims (13)
- 【請求項1】 基地局及び所定個数の移動局を有する移
動通信システムにおいて、基地局と移動局の間に、移動局から基地局へ信号を送信
するための計測用上りチャネル及び基地局から移動局へ
信号を送信するための計測用下りチャネルが設けられ、 移動局の位置を変化させつつ、基地局と移動局の間の通
信品質に関する品質情報及び移動局の位置を示す位置情
報を収集し、また、収集される品質情報が、計測用上り
チャネル及び計測用下りチャネルを併せたビット誤り率
及び/又はこれを分析して得られる誤り特性であり、 収集された品質情報と位置情報の関係に関するデータベ
ースを、収集時の気象条件をパラメータとして構築する
ことを特徴とする通信品質予測用データベース構築方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法において、基地局から移動局に対して試験用送信信号を送信し、 試験用送信信号を受信した移動局が、自己の位置を示す
位置情報をこの試験用送信信号に付加して基地局に返送
し、 移動局から試験用送信信号を受信した基地局が、この試
験用送信信号から位置情報を分離すると共に、分離後の
試験用送信信号を移動局に送信された試験用送信信号と
ビット比較してビット誤り率を求めることにより、 上記品質情報及び位置情報の収集が実行され上記データ
ベースが基地局側に構築されることを特徴とする方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の方法において、 移動局が自己の位置を検出して位置情報を生成する一方
で、 移動局から基地局に対して試験用送信信号を送信し、 移動局から試験用送信信号を受信した基地局が、この試
験用送信信号を移動局に返送し、 試験用送信信号の返送を受けた移動局が、基地局から受
信した試験用送信信号を基地局に送信された試験用送信
信号とビット比較してビット誤り率を求めるこ とによ
り、 上記品質情報及び位置情報の収集が実行され上記データ
ベースが移動局側に構築されることを特徴とする方法。 - 【請求項4】 基地局及び所定個数の移動局を有する移
動通信システムにおいて、 基地局と移動局の間に、基地局から移動局へ信号を送信
するための計測用下りチャネルが設けられ、 移動局の位置を変化させつつ、基地局と移動局の間の通
信品質に関する品質情報及び移動局の位置を示す位置情
報を収集し、また、収集される品質情報が、計測用下り
チャネルにおけるビット誤り率及び/又はこれを分析し
て得られる誤り特性であり、 収集された品質情報と位置情報の関係に関するデータベ
ースを、収集時の気象条件をパラメータとして構築する
ことを特徴とする通信品質予測用データベース構築方
法。 - 【請求項5】 請求項4記載の方法において、 基地局から移動局に対して試験用送信信号を送信し、 試験用送信信号を受信した移動局が、基地局から送信さ
れた試験用送信信号と同一の局部信号を発生させると共
に、基地局から受信した試験用送信信号を局部信号とビ
ット比較してビット誤り率を求めることにより、 上記品質情報及び位置情報の収集が実行され上記データ
ベースが移動局側に構築されることを特徴とする方法。 - 【請求項6】 基地局及び所定個数の移動局を有する移
動通信システムにおいて、 基地局と移動局の間に、移動局から基地局へ信号を送信
するための計測用上りチャネルが設けられ、 移動局の位置を変化させつつ、基地局と移動局の間の通
信品質に関する品質情報及び移動局の位置を示す位置情
報を収集し、また、収集される品質情報が、計測用上り
チャネルにおけるビット誤り率及び/又はこれを分析し
て得られる誤り特性であり、 収集された品質情報と位置情報の関係に関するデータベ
ースを、収集時の気象条件をパラメータとして構築する
ことを特徴とする通信品質予測用データベース構築方
法。 - 【請求項7】 請求項6記載の方法において、 移動局から基地局に対して位置情報を付加した試験用送
信信号を送信し、 試験用送信信号を受信した基地局が、移動局から送信さ
れた試験用送信信号と同一の局部信号を発生させると共
に、移動局から受信した試験用送信信号から位置情報を
分離した上で分離後の試験用送信信号を局部信号とビッ
ト比較してビット誤り率を求めることにより、 上記品質情報及び位置情報の収集が実行され上記データ
ベースが基地局側に構築されることを特徴とする方法。 - 【請求項8】 請求項2又は7記載の方法において、 基地局側に構築されたデータベースの内容が、移動局側
に送信され、移動局側にも同一内容のデータベースが構
築されることを特徴とする方法。 - 【請求項9】 請求項3又は5記載の方法において、 移動局側に構築されたデータベースの内容が、基地局側
に送信され、基地局側にも同一内容のデータベースが構
築されることを特徴とする方法。 - 【請求項10】 請求項1乃至9記載の方法において、 上記データベースが、気象条件をパラメータとして地図
上に品質情報を蓄積したデータベースであることを特徴
とする方法。 - 【請求項11】 請求項1乃至10記載の方法により構
築されたデータベースを、移動局の移動予定経路上に存
在する位置を示す位置情報によって参照することによ
り、移動予定経路上における通信品質の分布を、気象条
件をパラメータとして予測することを特徴とする通信品
質予測方法。 - 【請求項12】 請求項11記載の方法において、 移動局の移動予定経路上における通信品質の分布が、デ
ータベース上において移動予定経路に沿い離散的に得ら
れている場合に、移動予定経路上にあり近接する所定個
数の位置における品質情報をデータベースから参照し、
これらに基づき補間を行うことにより、移動予定経路上
における通信品質の分布を、気象条件を パラメータとし
て予測することを特徴とする通信品質予測方法。 - 【請求項13】 基地局及び所定個数の移動局を有する
移動通信システムにおいて、 基地局と移動局の間に、移動局から基地局へ信号を送信
するための計測用上りチャネル及び基地局から移動局へ
信号を送信するための計測用下りチャネルが設けられ、 移動局が、自己の存在位置を検出し位置情報を生成する
手段を備え、 基地局及び移動局が、それぞれ、 計測用上りチャネル及び/又は計測用下りチャネルを介
して試験用送信信号を送受信する手段と、 計測用上りチャネル又は計測用下りチャネルを介して受
信した試験用送信信号に基づき、基地局と移動局の間の
通信品質に関する品質情報を生成する手段と、 移動局の位置を変化させつつ、上記品質情報を上記位置
情報と共に収集し、気象条件をパラメータとして蓄積す
るデータベースと、 データベース上の情報を、移動局の移動予定経路上に存
在する位置を示す位置情報によって参照することによ
り、移動予定経路上における通信品質の分布を、気象条
件をパラメータとして予測する手段と、 を備えることを特徴とする通信品質予測機能付移動通信
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5210300A JP2653750B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 通信品質予測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5210300A JP2653750B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 通信品質予測方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0766764A JPH0766764A (ja) | 1995-03-10 |
| JP2653750B2 true JP2653750B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=16587124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5210300A Expired - Lifetime JP2653750B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 通信品質予測方法 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2653750B2 (ja) |
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-
1993
- 1993-08-25 JP JP5210300A patent/JP2653750B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CQ ham radio 11月号(Vol.41,No.11)、1986年11月1日発行、CQ出版社、P.330「都市部での1200MHzの伝搬」(5)固定局対固定局の場合第5〜10行の「特に両局間に…あります。」なる記載 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0766764A (ja) | 1995-03-10 |
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