JP2655846B2 - 金属板残留歪評価試験方法 - Google Patents
金属板残留歪評価試験方法Info
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属板(帯板も含む。以下同じ)の残留歪
を簡易的に評価する試験方法に関するものである。
を簡易的に評価する試験方法に関するものである。
残留歪が発生している金属板は、金属板の一部を除去
すると、金属板内部のつり合いが破れ、全体が変形し、
精度の高い製品の加工に不具合が生じる。
すると、金属板内部のつり合いが破れ、全体が変形し、
精度の高い製品の加工に不具合が生じる。
従来一般的に知られている金属板の残留歪評価方法
は、エッチング等により金属板表面を除去することで金
属板内部のつり合いが破れて発生する、ねじれ、そりな
どの形状変化や、金属板を短冊状に切断することで発生
する各短冊のそりなどの形状変化を測定する方法、また
局部的に評価する方法として、金属板にX線を照射し、
その反射の変化により金属格子面間距離の変化を測定
し、歪を評価する方法があった。
は、エッチング等により金属板表面を除去することで金
属板内部のつり合いが破れて発生する、ねじれ、そりな
どの形状変化や、金属板を短冊状に切断することで発生
する各短冊のそりなどの形状変化を測定する方法、また
局部的に評価する方法として、金属板にX線を照射し、
その反射の変化により金属格子面間距離の変化を測定
し、歪を評価する方法があった。
残留歪の評価方法は、その特性上測定が困難であるた
め、比較評価を行っている。従来法であるエッチング
法、切断法等においても、比較評価である。例えば、エ
ッチング法では金属板の表面を層状に除去していき、残
った部分の曲率あるいはねじり率を測定し、他の評価試
験片とその測定値を比較することで残留歪を評価してい
る。このような方法は、結果を出力するまでに長時間を
要し、評価効率が悪いという問題点が合った。また、上
記方法では、破壊検査となるため同一の評価試験片にお
いて再度繰返し評価を行なうことができないという問題
点もあった。X線照射法は、測定技術に熟練を要すると
いう問題点があった。
め、比較評価を行っている。従来法であるエッチング
法、切断法等においても、比較評価である。例えば、エ
ッチング法では金属板の表面を層状に除去していき、残
った部分の曲率あるいはねじり率を測定し、他の評価試
験片とその測定値を比較することで残留歪を評価してい
る。このような方法は、結果を出力するまでに長時間を
要し、評価効率が悪いという問題点が合った。また、上
記方法では、破壊検査となるため同一の評価試験片にお
いて再度繰返し評価を行なうことができないという問題
点もあった。X線照射法は、測定技術に熟練を要すると
いう問題点があった。
本発明の目的は、金属の残留歪評価方法において、評
価効率を向上した上、繰り返して評価を行なえ、かつ信
頼性の高い簡易的方法を提供することである。
価効率を向上した上、繰り返して評価を行なえ、かつ信
頼性の高い簡易的方法を提供することである。
本発明者らは、前記目的を達成するために種々検討し
た結果、金属板に発生する残留歪の相違により、金属板
に振動を与えたときの振動周波数分布が異なるという現
象を知見し、本発明を完成するに到った。
た結果、金属板に発生する残留歪の相違により、金属板
に振動を与えたときの振動周波数分布が異なるという現
象を知見し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は金属板を振動させることにより発
生する振動周波数の成分量により残留歪を評価すること
を特徴とする金属板残留歪評価試験方法である。
生する振動周波数の成分量により残留歪を評価すること
を特徴とする金属板残留歪評価試験方法である。
本発明の具体的態様としては、人力または装置機構に
より強制振動を与えた金属板片の周波数を振動センサに
より検出し、アナライザを用い、分析・評価するもので
ある。
より強制振動を与えた金属板片の周波数を振動センサに
より検出し、アナライザを用い、分析・評価するもので
ある。
本発明によると、従来法では数時間から数日を要して
いた評価時間を数秒に短縮することができ、評価効率の
向上を図れる。また、金属板片に傷をつけたり、腐食を
施したりしないため、再評価を繰り返し行なうことがで
き、信頼性の高い評価を行なうことができる。さらに、
アナライザを用いた分析・評価のため、評価の判定がグ
ラフによって読み取ることができ、簡潔明瞭な評価がで
きる。
いた評価時間を数秒に短縮することができ、評価効率の
向上を図れる。また、金属板片に傷をつけたり、腐食を
施したりしないため、再評価を繰り返し行なうことがで
き、信頼性の高い評価を行なうことができる。さらに、
アナライザを用いた分析・評価のため、評価の判定がグ
ラフによって読み取ることができ、簡潔明瞭な評価がで
きる。
以下本発明を実施例に基づき説明する。
第1図に本評価方法の全構成を示す。鋼板片1(0.25
t×70w)の一端に振動センサ2を取付け、手または治具
で固定し、鋼板片1を振動させる。振動センサ2によ
り、鋼板片1の振動周波数を測定し、センサコントロー
ラ3およびアナライザ4により周波数を分析し、周波数
を成分表示するものである。
t×70w)の一端に振動センサ2を取付け、手または治具
で固定し、鋼板片1を振動させる。振動センサ2によ
り、鋼板片1の振動周波数を測定し、センサコントロー
ラ3およびアナライザ4により周波数を分析し、周波数
を成分表示するものである。
第2図に分析結果を示す。
第2図中、(a−1)、(b−1)、(c−1)、
(d−1)はそれぞれ残留歪の異なる4種の鋼板片の40
0msにおける振動データを取り込み周波数分析した結果
であり、100Hz〜400Hzの総和をO.A.値として示してい
る。また(a−2)、(b−2)、(c−2)、(d−
2)は、同様に200msにおける振動データを取り込み周
波数分析した結果であり、0.1kHz〜0.9kHzの総和をO.A.
値として示している。両者とも横軸に周波数、縦軸に電
圧実効値を示しており、各図とも32回のデータを取り込
み平均した結果を示している。
(d−1)はそれぞれ残留歪の異なる4種の鋼板片の40
0msにおける振動データを取り込み周波数分析した結果
であり、100Hz〜400Hzの総和をO.A.値として示してい
る。また(a−2)、(b−2)、(c−2)、(d−
2)は、同様に200msにおける振動データを取り込み周
波数分析した結果であり、0.1kHz〜0.9kHzの総和をO.A.
値として示している。両者とも横軸に周波数、縦軸に電
圧実効値を示しており、各図とも32回のデータを取り込
み平均した結果を示している。
評価に用いた鋼板片は残留歪量の少ない順にA
(優)、B(良)、C(可)、D(不可)の4種であ
り、格子照射型モアレトボグラフィー方式(浮上り量を
示すモアレ干渉縞間隔100μmで評価)による残留歪分
布図ではA、Bともにモアレ縞は示さず、Cではモアレ
縞が鋼板片の周辺部の一部に、またDでは全体にわた
り、モアレ縞が出ている、という状態にあるものであ
る。
(優)、B(良)、C(可)、D(不可)の4種であ
り、格子照射型モアレトボグラフィー方式(浮上り量を
示すモアレ干渉縞間隔100μmで評価)による残留歪分
布図ではA、Bともにモアレ縞は示さず、Cではモアレ
縞が鋼板片の周辺部の一部に、またDでは全体にわた
り、モアレ縞が出ている、という状態にあるものであ
る。
A(優)ランクは、第2図(a−1)、(a−2)に
示しているが、低周波数側の成分がB〜Dに比較して少
なく、また、高周波数域の成分量を示すO.A.値の値も小
さい。同様に、B(良)ランク、C(可)ランク、D
(不可)ランクの結果を第2図(b−1)、(b−
2)、(c−1)、(c−2)、(d−1)、(d−
2)に示してあるが、B、C、Dの順に低周波数成分が
多くなり、また高周波数域を示すO.A.値も大きくなって
いるのがわかる。これらを比較することで金属板の残留
歪量の判定を行なうことができる。
示しているが、低周波数側の成分がB〜Dに比較して少
なく、また、高周波数域の成分量を示すO.A.値の値も小
さい。同様に、B(良)ランク、C(可)ランク、D
(不可)ランクの結果を第2図(b−1)、(b−
2)、(c−1)、(c−2)、(d−1)、(d−
2)に示してあるが、B、C、Dの順に低周波数成分が
多くなり、また高周波数域を示すO.A.値も大きくなって
いるのがわかる。これらを比較することで金属板の残留
歪量の判定を行なうことができる。
本発明によれば、従来長時間を要していた残留歪の評
価を極短時間で行なえ、評価効率を大幅に向上し、さら
に評価試験を繰り返すことで信頼性の高い評価を達成で
きる。
価を極短時間で行なえ、評価効率を大幅に向上し、さら
に評価試験を繰り返すことで信頼性の高い評価を達成で
きる。
第1図は本発明にかかる試験装置の一実施例を示す構成
図、第2図は本発明による試験結果の一例を示す図であ
る。 1:鋼板片、2:振動センサ、3:センサコントローラ、4:ア
ナライザ、5:対向片
図、第2図は本発明による試験結果の一例を示す図であ
る。 1:鋼板片、2:振動センサ、3:センサコントローラ、4:ア
ナライザ、5:対向片
Claims (2)
- 【請求項1】金属板を振動させることにより発生する振
動周波数の成分量により残留歪を評価することを特徴と
する金属板残留歪評価試験方法。 - 【請求項2】強制振動を与えた金属板の周波数を振動セ
ンサにより検出し、検出した周波数をアナライザを用い
分析・評価する特許請求の範囲第1項記載の金属板残留
歪評価試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62225890A JP2655846B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 金属板残留歪評価試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62225890A JP2655846B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 金属板残留歪評価試験方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6468628A JPS6468628A (en) | 1989-03-14 |
| JP2655846B2 true JP2655846B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=16836476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62225890A Expired - Lifetime JP2655846B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 金属板残留歪評価試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2655846B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3673777B2 (ja) * | 2001-08-21 | 2005-07-20 | キヤノン株式会社 | 信号出力装置、シート材の種類判別装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58174845A (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 絶縁コイルの絶縁診断方法 |
| JPH0616030B2 (ja) * | 1986-06-12 | 1994-03-02 | 日本電信電話株式会社 | 物品の劣化診断方法およびその装置 |
| JPS63186122A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-01 | Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp | 構造物の異常診断方式 |
-
1987
- 1987-09-09 JP JP62225890A patent/JP2655846B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6468628A (en) | 1989-03-14 |
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