JP2658496B2 - 直流モータ型位置決め装置の故障判定・復帰方法 - Google Patents
直流モータ型位置決め装置の故障判定・復帰方法Info
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、対象物を直流モータで駆動して、対象物
の位置決めをなす直流モータ型位置決め装置の故障判定
方法に関する。
の位置決めをなす直流モータ型位置決め装置の故障判定
方法に関する。
(従来の技術) この種の直流モータ型位置決め装置は、種々のシステ
ムに組み込まれて使用されるが、例えば、そのシステム
の1つとして、内燃機関に於ける可変吸気システムが知
られている。
ムに組み込まれて使用されるが、例えば、そのシステム
の1つとして、内燃機関に於ける可変吸気システムが知
られている。
この可変吸気システムは、内燃機関の吸気系の長さ
を、可変吸気制御弁の開閉により可変するようにしたも
ので、より具体的に説明すると、主吸気通路の途中に、
可変吸気制御弁が配置されているともに、主吸気通路に
は、可変吸気制御弁をバイパスするようにして、迂回吸
気通路が設けられているものである。従って、上述した
吸気系を有していれば、内燃機関の回転数が比較的低い
ときには、可変吸気制御弁を閉じて吸気系の有効通路長
を長くし、これに対し、内燃機関の回転数が比較的高い
ときには、可変吸気制御弁を開いて吸気系の有効通路長
を短くすることにより、広い回転数域に亙り、内燃機関
の高出力化を図ることができる。
を、可変吸気制御弁の開閉により可変するようにしたも
ので、より具体的に説明すると、主吸気通路の途中に、
可変吸気制御弁が配置されているともに、主吸気通路に
は、可変吸気制御弁をバイパスするようにして、迂回吸
気通路が設けられているものである。従って、上述した
吸気系を有していれば、内燃機関の回転数が比較的低い
ときには、可変吸気制御弁を閉じて吸気系の有効通路長
を長くし、これに対し、内燃機関の回転数が比較的高い
ときには、可変吸気制御弁を開いて吸気系の有効通路長
を短くすることにより、広い回転数域に亙り、内燃機関
の高出力化を図ることができる。
そして、上述した可変吸気システムには、対象物とし
ての可変吸気制御弁の開閉をなすために、直流モータ型
位置決め装置が組み込まれており、この直流モータ型位
置決め装置は、直流モータと、この直流モータの出力軸
と可変吸気制御弁との間を接続する動力伝達経路を備え
ている。従って、直流モータ型位置決め装置は、直流モ
ータを駆動することで、可変吸気制御弁を駆動して、そ
の開閉をなすことができる。
ての可変吸気制御弁の開閉をなすために、直流モータ型
位置決め装置が組み込まれており、この直流モータ型位
置決め装置は、直流モータと、この直流モータの出力軸
と可変吸気制御弁との間を接続する動力伝達経路を備え
ている。従って、直流モータ型位置決め装置は、直流モ
ータを駆動することで、可変吸気制御弁を駆動して、そ
の開閉をなすことができる。
また、直流モータ型位置決め装置には、直流モータ及
び動力伝達経路内に含まれる回転軸の回転数を検出し
て、そのセンサ信号を出力する回転数センサと、直流モ
ータの駆動を制御する制御回路とを備えており、この制
御回路は、回転数センサからのセンサ信号に基づき、可
変吸気制御弁の実弁開度を求め、そして、この実弁開度
が目標弁開度に一致するように、直流モータの駆動を制
御するものとなっている。
び動力伝達経路内に含まれる回転軸の回転数を検出し
て、そのセンサ信号を出力する回転数センサと、直流モ
ータの駆動を制御する制御回路とを備えており、この制
御回路は、回転数センサからのセンサ信号に基づき、可
変吸気制御弁の実弁開度を求め、そして、この実弁開度
が目標弁開度に一致するように、直流モータの駆動を制
御するものとなっている。
上述した直流モータ型位置決め装置は、直流モータの
代わりにステップモータを使用した位置決め装置に比べ
て安価に得られるばかりでなく、可変吸気制御弁の実弁
開度を回転数センサにより実際に検出してフィードバッ
ク制御するものであるから、可変吸気制御弁の弁開度を
高精度に制御することができる。
代わりにステップモータを使用した位置決め装置に比べ
て安価に得られるばかりでなく、可変吸気制御弁の実弁
開度を回転数センサにより実際に検出してフィードバッ
ク制御するものであるから、可変吸気制御弁の弁開度を
高精度に制御することができる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述の説明から明らかな如く、直流モータ
型位置決め装置の制御機能に故障が発生すると、可変吸
気制御弁の弁開度を正確に制御することが不能になるか
ら、その制御機能の故障は迅速に検知する必要がある。
ここで、直流モータ型位置決め装置の制御機能の故障と
しては、第1に、回転数センサの故障が考えられるが、
従来、その故障は診断回路により、その位置決め装置の
作動が開始されたときのみ実施されるだけであるから、
その作動中、制御機能に故障が発生しても、その故障を
正確に検出することができない。
型位置決め装置の制御機能に故障が発生すると、可変吸
気制御弁の弁開度を正確に制御することが不能になるか
ら、その制御機能の故障は迅速に検知する必要がある。
ここで、直流モータ型位置決め装置の制御機能の故障と
しては、第1に、回転数センサの故障が考えられるが、
従来、その故障は診断回路により、その位置決め装置の
作動が開始されたときのみ実施されるだけであるから、
その作動中、制御機能に故障が発生しても、その故障を
正確に検出することができない。
逆に、位置決め装置の制御機能は正常であっても、作
動の開始時、その作動が不安定であるために、診断回路
より最終的的な故障と判定されてしまうこともある。
動の開始時、その作動が不安定であるために、診断回路
より最終的的な故障と判定されてしまうこともある。
この発明は、上述した事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは、その制御機能の故障を正
確に且つ確実に検出することができる直流モータ型位置
決め装置の故障判定・復帰方法を提供することにある。
で、その目的とするところは、その制御機能の故障を正
確に且つ確実に検出することができる直流モータ型位置
決め装置の故障判定・復帰方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この発明は、内燃機関の吸気通路に設けられて吸気特
性を可変する可変吸気制御弁に動力伝達経路を介して接
続された直流モータと、この直流モータ及び動力伝達経
路内に含まれる回転軸の回転数を検出して、センサ信号
を出力する回転数センサと、この回転数センサのセンサ
信号に基づき、可変吸気制御弁の実弁開度を求め、この
実弁開度が目標弁開度となるように直流モータの回転を
制御する制御回路とを備えた直流モータ型位置決め装置
に適用され、その故障判定・復帰方法は、直流モータ型
位置決め装置の制御作動が開始されたとき、所定時間内
に可変吸気制御弁の実弁開度が目標弁開度に達したか否
かを判別し、この判別結果が否の場合、直流モータ型位
置決め装置の制御機能に故障が発生したと判定して故障
判定カウンタの値を増加させるとともに可変吸気制御弁
を全開位置に駆動する故障判定工程を実施し、内燃機関
が始動される毎に故障判定工程が繰り返して実施される
過程にて、故障判定カウンタの値が連続して増加されて
所定値に達したときには最終的な故障であると確定する
一方、故障判定カウンタの値が前記所定値に達する前
に、その判別結果が正の場合には故障判定カウンタの値
をクリアすることを特徴としている。
性を可変する可変吸気制御弁に動力伝達経路を介して接
続された直流モータと、この直流モータ及び動力伝達経
路内に含まれる回転軸の回転数を検出して、センサ信号
を出力する回転数センサと、この回転数センサのセンサ
信号に基づき、可変吸気制御弁の実弁開度を求め、この
実弁開度が目標弁開度となるように直流モータの回転を
制御する制御回路とを備えた直流モータ型位置決め装置
に適用され、その故障判定・復帰方法は、直流モータ型
位置決め装置の制御作動が開始されたとき、所定時間内
に可変吸気制御弁の実弁開度が目標弁開度に達したか否
かを判別し、この判別結果が否の場合、直流モータ型位
置決め装置の制御機能に故障が発生したと判定して故障
判定カウンタの値を増加させるとともに可変吸気制御弁
を全開位置に駆動する故障判定工程を実施し、内燃機関
が始動される毎に故障判定工程が繰り返して実施される
過程にて、故障判定カウンタの値が連続して増加されて
所定値に達したときには最終的な故障であると確定する
一方、故障判定カウンタの値が前記所定値に達する前
に、その判別結果が正の場合には故障判定カウンタの値
をクリアすることを特徴としている。
(作用) この発明の故障判定・復帰方法によれば、位置決め装
置による制御作動が開始されたとき故障判定工程が実施
される。この故障判定工程では、位置決め装置の制御作
動が開始されてから所定時間内に可変吸気制御弁の実弁
開度が目標弁開度に達したか否かが判別され、この判別
結果が否の場合、故障判定カウンタの値が増加されると
ともに可変吸気制御弁がその全開位置に駆動されること
で、その作動が復帰される。
置による制御作動が開始されたとき故障判定工程が実施
される。この故障判定工程では、位置決め装置の制御作
動が開始されてから所定時間内に可変吸気制御弁の実弁
開度が目標弁開度に達したか否かが判別され、この判別
結果が否の場合、故障判定カウンタの値が増加されると
ともに可変吸気制御弁がその全開位置に駆動されること
で、その作動が復帰される。
そして、内燃機関が始動される度に故障判定工程が繰
り返して実施される過程にて、故障判定カウンタの値が
所定値に達したときには位置決め装置の最終的な故障が
確定される。しかしながら、故障判定カウンタの値が所
定値に達する前に、故障判定工程での判別結果が正にな
った場合、故障判定カウンタの値がクリアされ、位置決
め装置はその制御機能が正常であるとして判定される。
り返して実施される過程にて、故障判定カウンタの値が
所定値に達したときには位置決め装置の最終的な故障が
確定される。しかしながら、故障判定カウンタの値が所
定値に達する前に、故障判定工程での判別結果が正にな
った場合、故障判定カウンタの値がクリアされ、位置決
め装置はその制御機能が正常であるとして判定される。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について、図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図は、可変吸気システムを備えた自動車用の内燃
機関を示しており、この内燃機関は、例えばV型6気筒
のガソリンエンジンである。内燃機関の各燃焼室1に
は、主吸気通路2及び排気通路3が夫々接続されてお
り、また、これら主吸気通路2及び排気通路3の夫々に
は、燃焼室1に臨むようにして、吸気弁4及び排気弁5
が配置されている。
機関を示しており、この内燃機関は、例えばV型6気筒
のガソリンエンジンである。内燃機関の各燃焼室1に
は、主吸気通路2及び排気通路3が夫々接続されてお
り、また、これら主吸気通路2及び排気通路3の夫々に
は、燃焼室1に臨むようにして、吸気弁4及び排気弁5
が配置されている。
主吸気通路2には、上流側からエアクリーナ6,スロッ
トル弁7及びインジェクタ8が順に配置されており、排
気通路3には、その上流側から3元触媒型の触媒コンバ
ータ9及びマフラ(図示しない)が順に配置されてい
る。尚、主吸気通路2に於いて、スロットル弁7よりも
下流側に位置する部分はサージタンク10となっており、
また、インジェクタ8は、主吸気通路2に於ける吸気マ
ニホルド部分に、各気筒毎に設けられている。
トル弁7及びインジェクタ8が順に配置されており、排
気通路3には、その上流側から3元触媒型の触媒コンバ
ータ9及びマフラ(図示しない)が順に配置されてい
る。尚、主吸気通路2に於いて、スロットル弁7よりも
下流側に位置する部分はサージタンク10となっており、
また、インジェクタ8は、主吸気通路2に於ける吸気マ
ニホルド部分に、各気筒毎に設けられている。
スロットル弁7は、図示されていないけれども、車室
内のアクセルペダルにアクセルワイヤ等を介して接続さ
れており、これにより、スロットル弁7の弁開度がアク
セルペダルの踏み込み量に応じて、可変されるようにな
っている。
内のアクセルペダルにアクセルワイヤ等を介して接続さ
れており、これにより、スロットル弁7の弁開度がアク
セルペダルの踏み込み量に応じて、可変されるようにな
っている。
そして、可変吸気システムは、主吸気通路2に於い
て、そのサージタンク10の直下流に位置した可変吸気制
御弁11と、この可変吸気制御弁11とサージタンク10の双
方をバイパスする迂回吸気通路12とを備えている。可変
吸気制御弁11が第1図中実線で示した全閉位置にあると
き、吸気は、主吸気通路2から迂回吸気通路12を経由し
て、再び主吸気通路2に戻るような長い吸気経路を通っ
て燃焼室1に至る。これに対し、可変吸気制御弁11が第
1図中破線で示した全開位置にあるときには、吸気は、
迂回吸気通路12を経由することなく、主吸気通路2のみ
の短い吸気経路を通って燃焼室1に至ることになる。
て、そのサージタンク10の直下流に位置した可変吸気制
御弁11と、この可変吸気制御弁11とサージタンク10の双
方をバイパスする迂回吸気通路12とを備えている。可変
吸気制御弁11が第1図中実線で示した全閉位置にあると
き、吸気は、主吸気通路2から迂回吸気通路12を経由し
て、再び主吸気通路2に戻るような長い吸気経路を通っ
て燃焼室1に至る。これに対し、可変吸気制御弁11が第
1図中破線で示した全開位置にあるときには、吸気は、
迂回吸気通路12を経由することなく、主吸気通路2のみ
の短い吸気経路を通って燃焼室1に至ることになる。
上述した可変吸気システムには、可変吸気制御弁11の
弁開度を制御するために、直流モータ型位置決め装置が
組み込まれており、以下には、この位置決め装置につい
て説明する。
弁開度を制御するために、直流モータ型位置決め装置が
組み込まれており、以下には、この位置決め装置につい
て説明する。
位置決め装置は、先ず、直流モータ、即ち、DCモータ
13を備えており、DCモータ13は、ブラシ付の小形直流モ
ータから構成されている。DCモータ13は、第2図に示さ
れているように、主吸気通路2に於いて、可変吸気制御
弁11の近傍の外壁に取付けられたケーシング14内に収容
されている。
13を備えており、DCモータ13は、ブラシ付の小形直流モ
ータから構成されている。DCモータ13は、第2図に示さ
れているように、主吸気通路2に於いて、可変吸気制御
弁11の近傍の外壁に取付けられたケーシング14内に収容
されている。
そして、DCモータ13の出力軸15は、動力伝達経路16を
介して、可変吸気制御弁11に接続されている。即ち、動
力伝達経路16は、DCモータ13の出力軸15に取付けられた
歯車17と、この歯車17に中間歯車18を介して噛合された
歯車19とを備えている。この歯車19は、回転軸20に取付
けられており、この回転軸20は、ケーシング14内に幾つ
かの軸受21を介して回転自在に支持されている。
介して、可変吸気制御弁11に接続されている。即ち、動
力伝達経路16は、DCモータ13の出力軸15に取付けられた
歯車17と、この歯車17に中間歯車18を介して噛合された
歯車19とを備えている。この歯車19は、回転軸20に取付
けられており、この回転軸20は、ケーシング14内に幾つ
かの軸受21を介して回転自在に支持されている。
回転軸20の一端部には、ウォームギア22が取付けられ
ており、このウォームギア22には、ウォームホィール23
が噛合されている。このウォームホィール23は、可変吸
気制御弁11の弁軸24(第1図参照)に取付けられてい
る。
ており、このウォームギア22には、ウォームホィール23
が噛合されている。このウォームホィール23は、可変吸
気制御弁11の弁軸24(第1図参照)に取付けられてい
る。
従って、DCモータ13と可変吸気制御弁11との間が上述
した動力伝達経路16によって接続されていれば、DCモー
タ13を駆動することで、可変吸気制御弁11の弁軸24を回
転させることができ、これにより、可変吸気制御弁11の
弁開度を可変することができる。
した動力伝達経路16によって接続されていれば、DCモー
タ13を駆動することで、可変吸気制御弁11の弁軸24を回
転させることができ、これにより、可変吸気制御弁11の
弁開度を可変することができる。
更に、回転軸20の他端部側には、一対の回転数セン
サ、つまり、第1及び第2回転数センサ25,26が配置さ
れている。これら第1及び第2回転数センサ25,26は、
第3図及び第4図に夫々示されているが、これら回転数
センサは、基本的に同一の構造をなしているので、ここ
では、第1回転数センサ25についてのみ説明する。
サ、つまり、第1及び第2回転数センサ25,26が配置さ
れている。これら第1及び第2回転数センサ25,26は、
第3図及び第4図に夫々示されているが、これら回転数
センサは、基本的に同一の構造をなしているので、ここ
では、第1回転数センサ25についてのみ説明する。
第1回転数センサ25は、回転軸20の周面に固定された
リング磁石27aを備えている。このリング磁石27aは、回
転軸20に対し非磁性材のスリーブ28を介して取付けられ
るか、又は、回転軸20を非磁性材から形成することで、
この回転軸20に直接に取付けることができる。リング磁
石27aは、第3図に示されているように、その半周面が
N極に磁化されているとともに、その残りの半周面はS
極に磁化されている。尚、第3図に於いて、リング磁石
27aに於ける磁極の領域が明確となるように、その境界
に破線Xを施して示してある。そして、リング磁石27a
の外周面近傍には、この外周面に対して常時対向するよ
うにして、ホールICからなる磁気プローブ29aが配置さ
れている。この磁気プローブ29aは、リング磁石27aが回
転軸20とともに回転されるとき、リング磁石27aの磁極
に対応した信号を出力するようになっている。即ち、磁
気プローブ29aに対し、リング磁石27aが回転すると、磁
気プローブ29aは、リング磁石27aの半回転毎に異なる磁
極を検出することから、例えば、リング磁石27aのN極
を検出しているとき、磁気プローブ29aはオンとなって
Lレベルの信号を出力し、また、リング磁石27aのS極
を検出しているときには、磁気プローブ29aはオフとな
ってHレベルの信号を出力することになる。従って、回
転軸20の回転に伴い、磁気プローブ29a、即ち、第1回
転数センサ25からの信号は、第5図にP1で示されるよう
にパルス的に出力されることになる。
リング磁石27aを備えている。このリング磁石27aは、回
転軸20に対し非磁性材のスリーブ28を介して取付けられ
るか、又は、回転軸20を非磁性材から形成することで、
この回転軸20に直接に取付けることができる。リング磁
石27aは、第3図に示されているように、その半周面が
N極に磁化されているとともに、その残りの半周面はS
極に磁化されている。尚、第3図に於いて、リング磁石
27aに於ける磁極の領域が明確となるように、その境界
に破線Xを施して示してある。そして、リング磁石27a
の外周面近傍には、この外周面に対して常時対向するよ
うにして、ホールICからなる磁気プローブ29aが配置さ
れている。この磁気プローブ29aは、リング磁石27aが回
転軸20とともに回転されるとき、リング磁石27aの磁極
に対応した信号を出力するようになっている。即ち、磁
気プローブ29aに対し、リング磁石27aが回転すると、磁
気プローブ29aは、リング磁石27aの半回転毎に異なる磁
極を検出することから、例えば、リング磁石27aのN極
を検出しているとき、磁気プローブ29aはオンとなって
Lレベルの信号を出力し、また、リング磁石27aのS極
を検出しているときには、磁気プローブ29aはオフとな
ってHレベルの信号を出力することになる。従って、回
転軸20の回転に伴い、磁気プローブ29a、即ち、第1回
転数センサ25からの信号は、第5図にP1で示されるよう
にパルス的に出力されることになる。
第2回転数センサ26は、前述したように第1回転数セ
ンサ25と同一の構造を有しているので、ここでは、第1
回転数センサ25の部材と同一の機能を有する部材に、そ
の添字のみをbに置き換えた同一の符号を付して、その
説明は省略し、以下には相違する点のみを説明する。
ンサ25と同一の構造を有しているので、ここでは、第1
回転数センサ25の部材と同一の機能を有する部材に、そ
の添字のみをbに置き換えた同一の符号を付して、その
説明は省略し、以下には相違する点のみを説明する。
第2回転数センサ26の場合、第3図と第4図とを比較
すれば明らかなように、そのリング磁石27bは、回転軸2
0に対する取付けの回転角位相が第1回転数センサ25に
於けるリング磁石27aの場合とは90°だけ異なってい
る。従って、磁気プローブ29b、即ち、第2回転数セン
サ26からの出力は、第5図中P2で示されるものとなる。
すれば明らかなように、そのリング磁石27bは、回転軸2
0に対する取付けの回転角位相が第1回転数センサ25に
於けるリング磁石27aの場合とは90°だけ異なってい
る。従って、磁気プローブ29b、即ち、第2回転数セン
サ26からの出力は、第5図中P2で示されるものとなる。
第1及び第2回転数センサ25,26からの信号は、第1
図に示されているように、DCモータ13の駆動を制御する
制御回路としての電子制御装置30に供給されるようにな
っており、また、この電子制御装置30には、エンジン速
度センサ31,エアーフローセンサ32,スロットルセンサ、
大気圧センサ、吸気温センサ,アイドルスイッチ,O2セ
ンサ、高温センサ,ノックセンサ,水温センサ,TDCセン
サ等からの信号もまた入力されるようになっている。
尚、第1図には、これら各種のセンサのうち、エンジン
速度センサ31及びエアーフローセンサ32のみが示されて
おり、また、第1及び第2回転数センサに於いても、そ
の磁気プローブ29aのみを示してある。
図に示されているように、DCモータ13の駆動を制御する
制御回路としての電子制御装置30に供給されるようにな
っており、また、この電子制御装置30には、エンジン速
度センサ31,エアーフローセンサ32,スロットルセンサ、
大気圧センサ、吸気温センサ,アイドルスイッチ,O2セ
ンサ、高温センサ,ノックセンサ,水温センサ,TDCセン
サ等からの信号もまた入力されるようになっている。
尚、第1図には、これら各種のセンサのうち、エンジン
速度センサ31及びエアーフローセンサ32のみが示されて
おり、また、第1及び第2回転数センサに於いても、そ
の磁気プローブ29aのみを示してある。
電子制御装置30は、第6図に概略的に示されているよ
うに、第1及び第2回転数センサ25,26からの信号が入
力される実弁開度検出部33と、エンジン速度センサ31か
らの信号が入力される目標弁開度設定部34と、これら実
弁開度検出部33、目標弁開度設定部34並びにエアフロー
センサ32に夫々接続され、DCモータ13の駆動を制御する
制御信号を出力するとともに、前述した位置決め装置の
故障判定回路をも含む制御部35とを備えて構成されてい
る。尚、エンジン速度センサ31としては、内燃機関のク
ランク角度を検出するクランク角センサで兼用すること
もできる。
うに、第1及び第2回転数センサ25,26からの信号が入
力される実弁開度検出部33と、エンジン速度センサ31か
らの信号が入力される目標弁開度設定部34と、これら実
弁開度検出部33、目標弁開度設定部34並びにエアフロー
センサ32に夫々接続され、DCモータ13の駆動を制御する
制御信号を出力するとともに、前述した位置決め装置の
故障判定回路をも含む制御部35とを備えて構成されてい
る。尚、エンジン速度センサ31としては、内燃機関のク
ランク角度を検出するクランク角センサで兼用すること
もできる。
次に、第7図乃至第9図に示されたフローチャートに
従って、可変吸気システムの作動制御を説明する。先
ず、内燃機関がイグニッションキーにより、キーオンさ
れて始動されると、ステップS1で初期設定が実施される
ことになるが、この初期設定では、例えば、各種のフラ
グが0にリセットされ、また、各種の初期値に適切な値
がセットされる。そして、次のステップS2では、イニシ
ャライズ処理が実施され、このイニシャライズ処理に於
いて、可変吸気制御弁11は、例えば全閉位置に位置付け
られる。この後、図示しない制御ステップが実施された
後、ステップS3に至り、このステップS3では、フェール
セーフフラグFSFに1がセットされているか否かが判定
される。ここでは、ステップS1での初期設定に於いて、
フェールセーフフラグFSFは0にリセットされているか
ら、ステップS4に進み、このステップS4に於いて、可変
吸気制御弁11の弁開度制御が実施される。
従って、可変吸気システムの作動制御を説明する。先
ず、内燃機関がイグニッションキーにより、キーオンさ
れて始動されると、ステップS1で初期設定が実施される
ことになるが、この初期設定では、例えば、各種のフラ
グが0にリセットされ、また、各種の初期値に適切な値
がセットされる。そして、次のステップS2では、イニシ
ャライズ処理が実施され、このイニシャライズ処理に於
いて、可変吸気制御弁11は、例えば全閉位置に位置付け
られる。この後、図示しない制御ステップが実施された
後、ステップS3に至り、このステップS3では、フェール
セーフフラグFSFに1がセットされているか否かが判定
される。ここでは、ステップS1での初期設定に於いて、
フェールセーフフラグFSFは0にリセットされているか
ら、ステップS4に進み、このステップS4に於いて、可変
吸気制御弁11の弁開度制御が実施される。
ここで、ステップS4での内容を具体的に説明すると、
先ず、実弁開度検出部33では、第1及び第2回転数セン
サ25,26からの信号に基づき、可変吸気制御弁11の実弁
開度が検出されて、制御部35に供給されることになる
が、可変吸気システムの制御作動が開始された直後で
は、先のステップS2が実施されることで、可変吸気制御
弁11の実弁開度は全閉となっている。
先ず、実弁開度検出部33では、第1及び第2回転数セン
サ25,26からの信号に基づき、可変吸気制御弁11の実弁
開度が検出されて、制御部35に供給されることになる
が、可変吸気システムの制御作動が開始された直後で
は、先のステップS2が実施されることで、可変吸気制御
弁11の実弁開度は全閉となっている。
また、目標弁開度設定部34に於いては、エンジン速度
センサ31からの信号に基づき、可変吸気制御弁11の目標
弁開度が設定され、そして、この目標弁開度もまた制御
部35に供給される。ここで、目標弁開度は、第10図に示
されているマップ、又は、このマップを規定する関数か
ら求められるようになっている。第10図から明らかなよ
うに、可変吸気制御弁11の目標弁開度は、内燃機関のエ
ンジン速度が低速値N1(例えば3500rpm付近)以下の低
速域にあるときに全閉となり、エンジン速度が低速値N1
よりも高い高速値N2(例えば4500rpm付近)以上の高速
域では全開となるように設定されており、また、低速値
N1と高速値N2との間の過渡領域では、エンジン速度の上
昇に従って、その弁開度が全閉から全開に向かって徐々
に大きくなるように設定されている。
センサ31からの信号に基づき、可変吸気制御弁11の目標
弁開度が設定され、そして、この目標弁開度もまた制御
部35に供給される。ここで、目標弁開度は、第10図に示
されているマップ、又は、このマップを規定する関数か
ら求められるようになっている。第10図から明らかなよ
うに、可変吸気制御弁11の目標弁開度は、内燃機関のエ
ンジン速度が低速値N1(例えば3500rpm付近)以下の低
速域にあるときに全閉となり、エンジン速度が低速値N1
よりも高い高速値N2(例えば4500rpm付近)以上の高速
域では全開となるように設定されており、また、低速値
N1と高速値N2との間の過渡領域では、エンジン速度の上
昇に従って、その弁開度が全閉から全開に向かって徐々
に大きくなるように設定されている。
実弁開度検出部33及び目標弁開度設定部34に於いて、
可変吸気制御弁11の実弁開度及び目標弁開度が求められ
ると、これらは制御部35に於いて比較され、そして、制
御部35からは、実弁開度を目標弁開度に一致させるべ
く、DCモータ13に向けて駆動制御信号が出力される。
可変吸気制御弁11の実弁開度及び目標弁開度が求められ
ると、これらは制御部35に於いて比較され、そして、制
御部35からは、実弁開度を目標弁開度に一致させるべ
く、DCモータ13に向けて駆動制御信号が出力される。
DCモータ13の駆動により、回転軸20が回転されると、
前述したように可変吸気制御弁11の弁軸24が回転され
て、その実弁開度が変化することになるが、一方、回転
軸20の回転に伴い、第1及び第2回転数センサ25,26か
らは、第5図に示されるようなパルス的な信号が出力さ
れるから、実弁開度検出部33に於いて、少なくとも一方
の回転数センサからのパルス数を計数することで、全閉
位置を基準とした可変吸気制御弁11の実弁開度を常時算
出することができ、そして、実弁開度が目標弁開度に一
致した時点で、DCモータ13の駆動が停止されることにな
る。
前述したように可変吸気制御弁11の弁軸24が回転され
て、その実弁開度が変化することになるが、一方、回転
軸20の回転に伴い、第1及び第2回転数センサ25,26か
らは、第5図に示されるようなパルス的な信号が出力さ
れるから、実弁開度検出部33に於いて、少なくとも一方
の回転数センサからのパルス数を計数することで、全閉
位置を基準とした可変吸気制御弁11の実弁開度を常時算
出することができ、そして、実弁開度が目標弁開度に一
致した時点で、DCモータ13の駆動が停止されることにな
る。
この実施例の場合、回転軸20には、第1及び第2回転
数センサ25,26の2つのセンサが備えられているから、
これら第1及び第2回転数センサ25,26からの出力パタ
ーンの重なり状態を比較することで、DCモータ13が正回
転状態にあるか、又は、逆回転状態にあるかを検知する
ことが可能となり、これにより、可変吸気制御弁11の実
弁開度を、パルス数の加減算から求める際に好都合なも
のとなる。
数センサ25,26の2つのセンサが備えられているから、
これら第1及び第2回転数センサ25,26からの出力パタ
ーンの重なり状態を比較することで、DCモータ13が正回
転状態にあるか、又は、逆回転状態にあるかを検知する
ことが可能となり、これにより、可変吸気制御弁11の実
弁開度を、パルス数の加減算から求める際に好都合なも
のとなる。
ここで、第10図に示した目標弁開度特性から明らかな
ように、可変吸気制御弁11の実弁開度は、エンジン速度
がN1以下の場合、全閉に維持されることから、内燃機関
の燃焼室1に供給される吸気は、迂回吸気通路12を経由
した長い有効吸気経路を流れることになり、これに対
し、エンジン速度がN2以上の場合にあっては、可変吸気
制御弁11の実弁開度が全開に維持されることから、内燃
機関の燃焼室1に供給される吸気は、主吸気通路2のみ
を短い有効吸気経路を流れることになる。また、エンジ
ン速度がN1とN2との間にある場合、可変吸気制御弁11の
実弁開度は、全閉と全開との間で、そのエンジン速度の
上昇に応じて、例えば1/4開ずつ、その実弁開度が大き
くなるように制御される。
ように、可変吸気制御弁11の実弁開度は、エンジン速度
がN1以下の場合、全閉に維持されることから、内燃機関
の燃焼室1に供給される吸気は、迂回吸気通路12を経由
した長い有効吸気経路を流れることになり、これに対
し、エンジン速度がN2以上の場合にあっては、可変吸気
制御弁11の実弁開度が全開に維持されることから、内燃
機関の燃焼室1に供給される吸気は、主吸気通路2のみ
を短い有効吸気経路を流れることになる。また、エンジ
ン速度がN1とN2との間にある場合、可変吸気制御弁11の
実弁開度は、全閉と全開との間で、そのエンジン速度の
上昇に応じて、例えば1/4開ずつ、その実弁開度が大き
くなるように制御される。
従って、内燃機関の出力トルクは、第11図に示される
ようになり、この第11図から明らかな如く、そのエンジ
ン速度の全域に亙って高い出力トルクを得ることがで
き、また、可変吸気制御弁11が全閉から全開に移行する
際の出力トルクの変動をも小さく抑えることができる。
ようになり、この第11図から明らかな如く、そのエンジ
ン速度の全域に亙って高い出力トルクを得ることがで
き、また、可変吸気制御弁11が全閉から全開に移行する
際の出力トルクの変動をも小さく抑えることができる。
上述したようにして、可変吸気制御弁11の実弁開度が
エンジン速度に応じて制御された後、この発明に於いて
は、第8図及び第9図に示されているフローチャートに
従って、直流モータ型位置決め装置の故障判定が実施さ
れる。ここで、この故障判定は、a)DCモータ13のバッ
テリ電圧が許容レベル以上であること、b)内燃機関の
始動後、1sec以上経過していること、c)ステップS2で
のイニシャライズ処理が既に完了していること等を条件
として実施される。尚、バッテリ電圧が許容レベル以下
に一旦低下した後に於いて故障判定を再開する場合にあ
っては、この故障判定は、バッテリ電圧が許容レベル+
α以上に達したことを条件として再開されるのが好まし
い。
エンジン速度に応じて制御された後、この発明に於いて
は、第8図及び第9図に示されているフローチャートに
従って、直流モータ型位置決め装置の故障判定が実施さ
れる。ここで、この故障判定は、a)DCモータ13のバッ
テリ電圧が許容レベル以上であること、b)内燃機関の
始動後、1sec以上経過していること、c)ステップS2で
のイニシャライズ処理が既に完了していること等を条件
として実施される。尚、バッテリ電圧が許容レベル以下
に一旦低下した後に於いて故障判定を再開する場合にあ
っては、この故障判定は、バッテリ電圧が許容レベル+
α以上に達したことを条件として再開されるのが好まし
い。
位置決め装置の故障判定では、ステップS5に於いて、
可変吸気制御弁11の実弁開度が目標弁開度に一致してい
るか否かが判別される。ここで、その判別が正(Y)の
場合には、ステップS6に進み、フェールカウンタFC及び
故障フラグの夫々が0にリセットされた後、ステップS3
以降のステップを繰り返すことになる。ここで、フェー
ルカウンタFCは、不揮発性のメモリから構成されている
ことに留意すべきである。
可変吸気制御弁11の実弁開度が目標弁開度に一致してい
るか否かが判別される。ここで、その判別が正(Y)の
場合には、ステップS6に進み、フェールカウンタFC及び
故障フラグの夫々が0にリセットされた後、ステップS3
以降のステップを繰り返すことになる。ここで、フェー
ルカウンタFCは、不揮発性のメモリから構成されている
ことに留意すべきである。
これに対し、ステップS5での判別が否(N)の場合に
は、次のステップS7に於いて、故障フラグに1がセット
されているか否かが判別される。ここで、制御の開始時
には、先のステップS1に於いて、故障フラグは0にリセ
ットされているから、ステップS7での判別は否(N)と
なって、ステップS8に進み、そして、フェール判定タイ
マとしての減算タイマに所定時間Tがセットされる。こ
こで、所定時間Tは、DCモータ13のバッテリ電圧が許容
レベル近傍まで低下していたり、また、その他の最悪条
件を考慮して、少なくとも可変吸気制御弁11の弁開度を
全閉から全開、又は、全開から全閉に可変するのに要す
る時間以上で且つロック電流によりDCモータ13が損傷し
ない時間に設定されている。
は、次のステップS7に於いて、故障フラグに1がセット
されているか否かが判別される。ここで、制御の開始時
には、先のステップS1に於いて、故障フラグは0にリセ
ットされているから、ステップS7での判別は否(N)と
なって、ステップS8に進み、そして、フェール判定タイ
マとしての減算タイマに所定時間Tがセットされる。こ
こで、所定時間Tは、DCモータ13のバッテリ電圧が許容
レベル近傍まで低下していたり、また、その他の最悪条
件を考慮して、少なくとも可変吸気制御弁11の弁開度を
全閉から全開、又は、全開から全閉に可変するのに要す
る時間以上で且つロック電流によりDCモータ13が損傷し
ない時間に設定されている。
そして、次のステップS9では、故障フラグに1がセッ
トされ、そして、ステップS10に於いて、減算タイマの
値が0に達したか否かが判別される。ここで、先のステ
ップS5での判別が否(N)となった直後では、ステップ
S10での判別は否(N)となるから、ステップS3以降の
ステップが繰返されることになるが、しかしながら、再
び、ステップS7に達したときには、故障フラグには既に
1がセットされているから、ステップS7からは、ステッ
プS8,S9をバイパスしてステップS10が実行されることに
なる。
トされ、そして、ステップS10に於いて、減算タイマの
値が0に達したか否かが判別される。ここで、先のステ
ップS5での判別が否(N)となった直後では、ステップ
S10での判別は否(N)となるから、ステップS3以降の
ステップが繰返されることになるが、しかしながら、再
び、ステップS7に達したときには、故障フラグには既に
1がセットされているから、ステップS7からは、ステッ
プS8,S9をバイパスしてステップS10が実行されることに
なる。
そして、ステッS10での判別が正(Y)となる前に、
ステップS5での判別が正(Y)となると、ステップS6に
於いて、フェールカウンタFC及び故障フラグの夫々は0
にリセットされることで、前述のステップを繰り返して
実施されることになる。しかしながら、ステップS5の判
別が正(Y)となることなく、ステップS10での判別が
正(Y)となると、これを換言すれば、可変吸気制御弁
11の実弁開度がステップS8で設定された所定時間内に、
目標弁開度に達しない場合には、ステップS11に進み、
フェールカウンタFCの値に1が加算され、これにより、
位置決め装置が故障していると判定される。そして、次
のステップS12では、フェールカウンタFCの値が4に達
したか否かが判別されるが、この時点では、その判別は
否(N)となるから、ステップS14に進む。
ステップS5での判別が正(Y)となると、ステップS6に
於いて、フェールカウンタFC及び故障フラグの夫々は0
にリセットされることで、前述のステップを繰り返して
実施されることになる。しかしながら、ステップS5の判
別が正(Y)となることなく、ステップS10での判別が
正(Y)となると、これを換言すれば、可変吸気制御弁
11の実弁開度がステップS8で設定された所定時間内に、
目標弁開度に達しない場合には、ステップS11に進み、
フェールカウンタFCの値に1が加算され、これにより、
位置決め装置が故障していると判定される。そして、次
のステップS12では、フェールカウンタFCの値が4に達
したか否かが判別されるが、この時点では、その判別は
否(N)となるから、ステップS14に進む。
ステップS14に於いては、DCモータ13を一定の時間、
例えば、前述した所定時間Tだけ一方向に駆動する駆動
信号が電子制御装置30から出力され、これにより、可変
吸気制御弁11は、全開位置に位置付けられる。この結
果、前述したステップS10での判別が正(Y)となり、
位置決め装置が故障していると判定されても、その故障
が第1及び第2回転数センサ25,26の故障である場合に
は、可変吸気制御弁11を全開位置に位置付けることがで
きる。このように位置決め装置が故障したと判定された
とき、可変吸気制御弁11を全開位置に位置付けるように
すれば、内燃機関の高回転運転域でも、その出力トルク
の低下を防ぐことができる。
例えば、前述した所定時間Tだけ一方向に駆動する駆動
信号が電子制御装置30から出力され、これにより、可変
吸気制御弁11は、全開位置に位置付けられる。この結
果、前述したステップS10での判別が正(Y)となり、
位置決め装置が故障していると判定されても、その故障
が第1及び第2回転数センサ25,26の故障である場合に
は、可変吸気制御弁11を全開位置に位置付けることがで
きる。このように位置決め装置が故障したと判定された
とき、可変吸気制御弁11を全開位置に位置付けるように
すれば、内燃機関の高回転運転域でも、その出力トルク
の低下を防ぐことができる。
この後、ステップS15に於いては、フェールセーフフ
ラグFSFに1がセットされ、そして、ステップS3以降の
ステップが実行されることになるが、このとき、ステッ
プS3での判別は、常に正(Y)となるので、次のステッ
プS4が実行されることはなく、これにより、可変吸気シ
ステムの作動は、内燃機関がキーオフされるまで停止さ
れることになる。
ラグFSFに1がセットされ、そして、ステップS3以降の
ステップが実行されることになるが、このとき、ステッ
プS3での判別は、常に正(Y)となるので、次のステッ
プS4が実行されることはなく、これにより、可変吸気シ
ステムの作動は、内燃機関がキーオフされるまで停止さ
れることになる。
この後、内燃機関が再びキーオンされて始動された場
合には、ステップS1からのステップが実施されるが、こ
の場合でも、ステップS10での判別が正(Y)となっ
て、位置決め装置が故障であると判定されたときには、
次のステップS11に於いて、フェールカウンタFCの値に
1が更に加算された後、ステップS14,S15のステップS1
4,15が実施されることで、、可変吸気システムの作動
は、内燃機関のキーオフまで停止される。
合には、ステップS1からのステップが実施されるが、こ
の場合でも、ステップS10での判別が正(Y)となっ
て、位置決め装置が故障であると判定されたときには、
次のステップS11に於いて、フェールカウンタFCの値に
1が更に加算された後、ステップS14,S15のステップS1
4,15が実施されることで、、可変吸気システムの作動
は、内燃機関のキーオフまで停止される。
そして、内燃機関の始動及び停止が繰返されて、フェ
ールカウンタFCの値が4に達すると、ステップS12で判
別がこのとき始めてき正(Y)となって、ステップS13
に進み、このステップS13に於いてダイアグコードが記
憶された後、ステッS14,S15が実施されて、可変吸気シ
ステムの作動は停止される。ここで、ステップしS13が
実施されたとき、車内に配置したフェールランプを点灯
させるようにしてもよい。
ールカウンタFCの値が4に達すると、ステップS12で判
別がこのとき始めてき正(Y)となって、ステップS13
に進み、このステップS13に於いてダイアグコードが記
憶された後、ステッS14,S15が実施されて、可変吸気シ
ステムの作動は停止される。ここで、ステップしS13が
実施されたとき、車内に配置したフェールランプを点灯
させるようにしてもよい。
また、ステップS12での判別が正(Y)となる前に、
ステップS5での判別が正(Y)となる場合には、ステッ
プS6が実施されることで、フェールカウンタFCは0にリ
セットされることになる。
ステップS5での判別が正(Y)となる場合には、ステッ
プS6が実施されることで、フェールカウンタFCは0にリ
セットされることになる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明の直流モータ型位置決
め装置の故障判定・復帰方法によれば、位置決め装置の
制御作動が開始されたときに故障判定工程を実施し、こ
の故障判定工程にて、可変吸気制御弁の実弁開度が目標
弁開度に達したか否かを判別しているから、位置決め装
置の故障をその作動中にあっても検出することができ
る。そして、この時点での故障が検出されると、故障判
定工程にて、故障判定カウンタの値が増加される一方、
可変吸気制御弁は駆動されて全開位置に維持されるか
ら、この後は可変吸気制御弁による吸気特性を例えば内
燃機関の高回転運転域に適合した特性に保持することが
でき、内燃機関の出力低下を防止することができる。
め装置の故障判定・復帰方法によれば、位置決め装置の
制御作動が開始されたときに故障判定工程を実施し、こ
の故障判定工程にて、可変吸気制御弁の実弁開度が目標
弁開度に達したか否かを判別しているから、位置決め装
置の故障をその作動中にあっても検出することができ
る。そして、この時点での故障が検出されると、故障判
定工程にて、故障判定カウンタの値が増加される一方、
可変吸気制御弁は駆動されて全開位置に維持されるか
ら、この後は可変吸気制御弁による吸気特性を例えば内
燃機関の高回転運転域に適合した特性に保持することが
でき、内燃機関の出力低下を防止することができる。
また、内燃機関の始動毎に故障判定工程が繰り返して
実施される過程にて、故障判定カウンタの値が連続して
増加し、そして、所定値に達したときには位置決め装置
の最終的な故障が確定される結果、位置決め装置の故障
を確実に検出することかできる。これに対し、故障判定
カウンタの値が所定値に達する前に、故障判定工程での
判別結果が正、つまり、可変吸気制御弁が正常に作動し
ている場合には故障判定カウンタの値がクリアされる結
果、位置決め装置はその作動が正常なものとして判定さ
れる。従って、この発明によれば、位置決め装置の最終
的な故障をただ1回の故障状況でみて確定することがな
いので、たとえ位置決め装置の作動が一時的に不安定に
なっても、その最終的な故障を精度良く検知できる利点
がある。
実施される過程にて、故障判定カウンタの値が連続して
増加し、そして、所定値に達したときには位置決め装置
の最終的な故障が確定される結果、位置決め装置の故障
を確実に検出することかできる。これに対し、故障判定
カウンタの値が所定値に達する前に、故障判定工程での
判別結果が正、つまり、可変吸気制御弁が正常に作動し
ている場合には故障判定カウンタの値がクリアされる結
果、位置決め装置はその作動が正常なものとして判定さ
れる。従って、この発明によれば、位置決め装置の最終
的な故障をただ1回の故障状況でみて確定することがな
いので、たとえ位置決め装置の作動が一時的に不安定に
なっても、その最終的な故障を精度良く検知できる利点
がある。
図面は、この発明の一実施例を示し、第1図は、可変吸
気システムを備えた内燃機関の概略断面図、第2図は、
位置決め装置の構成を示す断面図、第3図及び第4図
は、第1及び第2回転数センサを夫々示す断面図、第5
図は、第1及び第2回転数センサからの夫々の出力を示
すグラフ、第6図は、電子制御装置のブロック構成図、
第7図乃至第9図は、可変吸気システムの制御作動を説
明するためのフローチャート、第10図は、可変吸気制御
弁の目標弁開度特性を示すグラフ、第11図は、可変吸気
システムの働きによって得られる内燃機関の出力トルク
とエンジン速度との関係を示すグラフである。 2…主吸気通路、10…サージタンク、11…可変吸気制御
弁、12…迂回吸気通路、13…DCモータ、16…動力伝達経
路、25,26…回転数センサ、30…電子制御装置、31…エ
ンジン速度センサ。
気システムを備えた内燃機関の概略断面図、第2図は、
位置決め装置の構成を示す断面図、第3図及び第4図
は、第1及び第2回転数センサを夫々示す断面図、第5
図は、第1及び第2回転数センサからの夫々の出力を示
すグラフ、第6図は、電子制御装置のブロック構成図、
第7図乃至第9図は、可変吸気システムの制御作動を説
明するためのフローチャート、第10図は、可変吸気制御
弁の目標弁開度特性を示すグラフ、第11図は、可変吸気
システムの働きによって得られる内燃機関の出力トルク
とエンジン速度との関係を示すグラフである。 2…主吸気通路、10…サージタンク、11…可変吸気制御
弁、12…迂回吸気通路、13…DCモータ、16…動力伝達経
路、25,26…回転数センサ、30…電子制御装置、31…エ
ンジン速度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−8435(JP,A) 特開 昭63−65125(JP,A) 特開 平2−16328(JP,A) 実開 平1−22835(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】内燃機関の吸気通路に設けられて吸気特性
を可変する可変吸気制御弁に動力伝達経路を介して接続
された直流モータと、この直流モータ及び動力伝達経路
内に含まれる回転軸の回転数を検出して、センサ信号を
出力する回転数センサと、この回転数センサのセンサ信
号に基づき、前記可変吸気制御弁の実弁開度を求め、こ
の実弁開度が目標弁開度となるように直流モータの回転
を制御する制御回路とを備えた直流モータ型位置決め装
置に於いて、 直流モータ型位置決め装置の制御作動が開始されたと
き、所定時間内に前記可変吸気制御弁の実弁開度が目標
弁開度に達したか否かを判別し、この判別結果が否の場
合には直流モータ型位置決め装置の制御機能に故障が発
生したと判定して故障判定カウンタの値を増加させると
ともに前記可変吸気制御弁を全開位置に駆動する故障判
定工程を実施し、 内燃機関が始動される毎に前記故障判定工程が繰り返し
て実施される過程にて、前記故障判定カウンタの値が連
続して増加されて所定値に達したときには最終的な故障
であると確定する一方、前記故障判定カウンタの値が前
記所定値に達する前に、前記判別結果が正になった場合
には前記故障判定カウンタの値をクリアすることを特徴
とする直流モータ型位置決め装置の故障判定・復帰方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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