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JP2659411B2 - オーバーフロー報知装置 - Google Patents
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JP2659411B2 - オーバーフロー報知装置 - Google Patents

オーバーフロー報知装置

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JP2659411B2
JP2659411B2 JP21296588A JP21296588A JP2659411B2 JP 2659411 B2 JP2659411 B2 JP 2659411B2 JP 21296588 A JP21296588 A JP 21296588A JP 21296588 A JP21296588 A JP 21296588A JP 2659411 B2 JP2659411 B2 JP 2659411B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、自己同期型データフローマイクロプロセ
ッサにおける過大並列処理時に発生するオーバーフロー
を報知するオーバーフロー報知装置に関する。
<従来の技術> 第4図は、従来の自己同期型データフローマイクロプ
ロセッサの要部を例示したものである。第4図におい
て、1は処理機構付きメモリ装置、2は演算処理部、3
はトークン分岐部、4はトークン待合せ部、5はプログ
ラム記憶部、6はトークン合流部、7はトークン緩衝
部、8は外部トークン入力部であり、演算処理部2から
合流部6、分岐部3、緩衝部7、合流部6、プログラム
記憶部5、待合せ部4、分岐部3を経て演算処理部2に
戻るサーキュラーパイプラインが形成されている。
<発明が解決しようとする課題> 第4図の構成において、サーキュラーパイプライン内
にトークンが詰まるとオーバーフロー状態となるが、オ
ーバーフローが発生した場合でも外部からは全く分から
ない。このため、従来はプログラムの適切な設定によっ
てオーバーフローを回避するようにしており、プログラ
ムの作成時にシミュレーションを十分実施し、オーバー
フローが発生しないようにプログラムの調整を行うこと
が必要であり、プログラムの作成が非常に面倒であっ
た。
この発明はこのような問題点に着目し、自己同期型デ
ータフローマイクロプロセッサにおけるオーバーフロー
報知装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明のオーバーフロー
報知装置は、サーキュラーパイプライン上のトークン緩
衝部に滞るトークン数によってオーバーフロー発生を検
出するオーバーフロー検出手段と、オーバーフローが発
生した場合にオーバーフロー監視用のダミートークンを
生成するダミートークン発生手段と、このダミートーク
ンがサーキュラーパイプライン内を所定回数周回しても
オーバーフローが解消しない場合に外部に報知信号を出
力するオーバーフロー報知手段とを備えたことを特徴と
している。
<作用> オーバーフロー検出手段によってオーバーフロー発生
が検出された後、ダミートークン発生手段によってオー
バーフロー監視用のダミートークンが生成され、このダ
ミートークンの周回によってオーバーフローが解消しな
いことが確認されると、オーバーフロー報知手段によっ
て外部に報知信号が出力される。したがって、オーバー
フローが発生したことが外部からも分かり、適切な対応
が容易となる。
<実施例> 以下、この発明を図示の一実施例により詳細に説明す
る。第1図は実施例の自己同期型データフローマイクロ
プロセッサの要部の概略構成図、第2図はトークン緩衝
部の構成図、第3図はプログラム記憶部の構成図であ
る。
第1図において、1〜4、6、8は従来例の第4図と
同様であるが、この実施例ではオーバーフロー検出手段
を構成するトークン緩衝部17がそれに滞るトークン数に
よってオーバーフロー発生を検出すると、そのトークン
緩衝部17がオーバーフロー検出信号9を出力し、このオ
ーバーフロー検出信号9が出力された後、プログラム記
憶部15がオーバーフロー報知信号10を出力するように構
成している。なお、上記のオーバーフロー検出信号9
は、外部からのトークン入力、トークンコピー命令およ
び2出力命令の処理をそれぞれ禁止する信号としても機
能するようになっている。
上記トークン緩衝部17は第2図に示すようにトークン
緩衝バッファ21,23〜28、信号発生機構付きトークン緩
衝バッファ22を備えている。第2図中の破線は任意の箇
数の緩衝バッファ23および24の構成が繰り返され、また
任意の箇数の緩衝バッファ26および27の構成が繰り返さ
れることを示している。
上記構成において、サーキュラーパイプライン上に滞
留するトークンが増加すると、トークン緩衝部17に滞る
トークンも増加し、次のような手順で検出信号9が出力
される。すなわち、信号発生機構付きトークン緩衝バッ
ファ22では、トークンが送り込まれた時点でまず緩衝バ
ッファ23にトークンが滞留しているか否かをチェック
し、緩衝バッファ23にトークンが滞留している時には空
くまで待つ。また、緩衝バッファ23が空いており、緩衝
バッファ24から25にトークンが滞留している時には、緩
衝バッファ23にトークンを送ると同時に検出信号9をオ
ンにするのである。
上記検出信号9はプログラム記憶部15と外部トークン
入力部8に送られ、サーキュラーパイプライン上のトー
クンをこれ以上増加させないように、プログラム記憶部
15と外部トークン入力部8でそれぞれ次の処理が行なわ
れる。
プログラム記憶部15では、トークンコピーや2出力命
令のようにサーキュラーパイプライン上のトークンを増
加させるトークンについて一時的に処理禁止のフラグを
立て、サーキュラーパイプライン内を何も処理しないで
トークンが流れるようにする。
また、外部トークン入力部8では、外部から新たなト
ークンが入力されないように外部からのトークン入力を
禁止する。
このようにしてトークンの増加が止まっている間に、
2入力命令等によってサーキュラーパイプライン内のト
ークンが減少し、信号発生機構付きトークン緩衝バッフ
ァ22に入力されたトークンが緩衝バッファ25に転送でき
る状態になると、検出信号9はオフにされる。
一方、上記プログラム記憶部15からオーバーフロー報
知信号10は次のような手順で出力される。第3図はプロ
グラム記憶部15のブロック図であり、30はダミートーク
ン分岐部、31はダミートークン吸収・ダミートークン数
カウントダウン部、32は次ノードアドレスフェッチ部、
33はトークン合成ノード増加禁止フラグセット・リセッ
ト部、34はトークンコピー・コピー禁止部、35はダミー
トークンカウント部、36はダミートークン周回カウント
ダウン部、37はダミートークン発生手段であるダミート
ークン発生部、38はオーバーフロー報知手段であるオー
バーフロー報知部である。
上記ダミートークン発生部37は検出信号9を受け、そ
の検出信号がオフからオンに変った時にオーバーフロー
の状態を監視するためのダミートークンを生成する。こ
のダミートークンにはサーキュラーパイプラインの周回
数を表す周回カウントが設定される。なお、この周回カ
ウントは任意の数が設定可能である。またこのダミート
ークンは、ダミートークンカウント部35によって発生ま
たは消滅時に上記数の管理が行われ、すなわちダミート
ークンカウントが行なわれ、ここでは生成時であるから
1が加算される。
発生後のダミートークンは、NOP(ノーオペレーショ
ンインストラクション)と同じ扱いでサーキュラーパイ
プライン内を周回し、検出信号9がオンの間はダミート
ークン分岐部30およびダミートークン周回カウントダウ
ン部36を通って処理され、ダミートークン周回カウント
ダウン部36で周回カウントが1つ減少される。こうして
周回カウントが0になった場合には、ダミートークンカ
ウントを1つ減少し、その結果ダミートークンカウント
が0になった場合にはダミートークンはオーバーフロー
報知部38に送られる。また周回カウントが0でない場合
は0になるまで周回が繰り返され、ダミートークンカウ
ントが0でない場合はダミートークンを消滅させる。な
お、検出信号9がオフになっている場合にはダミートー
クンはダミートークン吸収・ダミートークン数カウント
ダウン部31で消滅し、ダミートークンカウントが1つ減
少する。
ダミートークンがオーバーフロー報知部に送られる
と、ここでオーバーフロー報知信号10が出力される。こ
のオーバーフロー報知信号10の出力処理は、例えば具体
的なある種のオーバーフロー信号を発生するハード的な
ものであってもよく、あるいはダミートークンの行先ノ
ード番号を外部に変更したオーバーフロー通知トークン
の生成というソフト的なものであってもよく、その両方
とするか一方のみとするかは必要に応じて適宜選択する
ことができる。いずれにしても、このオーバーフロー報
知信号10を受けることにより、オーバーフローが発生し
てそれが解消しないことが外部で分かり、適切な対応を
とることが可能となるのである。
なお、上記実施例ではオーバーフロー検出信号9のオ
ンオフに応じてその都度ダミートークンを発生させてい
るが、一度ダミートークンを生成するとこれを記憶して
おき、その後このダミートークンが消滅するまでにオー
バーフロー検出信号9のオンオフがあると、ダミートー
クン周回カウントダウン部36での処理時に周回カウント
の初期設定を行うようにしてもよい。この場合にはダミ
ートークンカウント部35でのダミートークンカウントは
0か1のみの管理となり、取り扱いが容易となる。
また上記実施例のように、ダミートークン周回カウン
トダウン部36で周回カウントを減算せず、ダミートーク
ンをデクリメントな機械語としておくこともでき、この
場合にはダミートークン周回カウントダウン部36での減
算が不要となる。
さらに、上記実施例ではダミートークンをオーバーフ
ロー報知部38に送っているが、ダミートークン周回カウ
ントダウン部36で“0"の信号の発生を行い、その信号を
ダミートークン発生部37にも送ってここでオーバーフロ
ー通知トークンを生成するようにしてもよく、この場合
にはオーバーフロー報知部38が不要となる。
<発明の効果> 以上の説明から明らかなように、この発明は、オーバ
ーフロー検出手段によってオーバーフローの発生を検出
した後、ダミートークン発生手段でダミートークンを生
成し、オーバーフロー報知手段によってこのダミートー
クンがサーキュラーパイプライン内を所定回数周回して
もオーバーフローが解消しないときに外部に報知信号を
出力するようにしたものである。したがって、この発明
によれば、オーバーフローが発生したことが外部からも
分かり、事前にシミュレーションを実施してプログラム
の調整を行う必要がなくなり、プログラムの作成が容易
となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の要部の概略構成図、第2
図はトークン緩衝部の構成図、第3図はプログラム記憶
部の構成図、第4図は従来例の要部の概略構成図であ
る。 1……処理機構付きメモリ装置、 2……演算処理部、5,15……プログラム記憶部、 7,17……トークン緩衝部、 8……外部トークン入力部、9……検出信号、 10……報知信号、 22……信号発生機構付きトークン緩衝バッファ、 35……ダミートークンカウント部、 36……ダミートークン周回カウントダウン部、 37……ダミートークン発生部、 38……オーバーフロー報知部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己同期型データフローマイクロプロセッ
    サにおいて、サーキュラーパイプライン上のトークン緩
    衝部に滞るトークン数によってオーバーフロー発生を検
    出するオーバーフロー検出手段と、オーバーフローが発
    生した場合にオーバーフロー監視用のダミートークンを
    生成するダミートークン発生手段と、このダミートーク
    ンがサーキュラーパイプライン内を所定回数周回しても
    オーバーフローが解消しない場合に外部に報知信号を出
    力するオーバーフロー報知手段とを備えたことを特徴と
    するオーバーフロー報知装置。
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