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JP2659664B2 - 超音波画像表示装置 - Google Patents
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JP2659664B2 - 超音波画像表示装置 - Google Patents

超音波画像表示装置

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JP2659664B2 JP5131521A JP13152193A JP2659664B2 JP 2659664 B2 JP2659664 B2 JP 2659664B2 JP 5131521 A JP5131521 A JP 5131521A JP 13152193 A JP13152193 A JP 13152193A JP 2659664 B2 JP2659664 B2 JP 2659664B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体内三次元領域のエ
コーデータ内の最大強度値を検出して表示する超音波画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生体への超音波の送受波により生体内の
断層画像等を表示する超音波診断装置が知られている。
そして、近年では、生体内三次元領域のエコーデータを
用いて、空間的に把握可能な画像を表示できる超音波三
次元画像表示装置が提案され、実用化されつつある。例
えば、本出願人が先に提案した特願平2−286824
号公報では、前記三次元領域を互いに直交する3つの切
断面により切断し、各切断面を断層画像として相互に関
連付けながら並べて表示している。
【0003】ところで、本出願人は、特願平2−198
309号公報で超音波エコー積算表示装置を提案してい
る。この装置は、前記三次元領域の外側に仮想の視点を
設定し、その視点から見た前記三次元領域の積算画像を
表示するものである。具体的にその概念を説明すると、
前記三次元領域を間において、視点と反対側にスクリー
ンを設け、前記視点から前記三次元領域に向けて出る各
視線に沿ってエコーデータを積算すると共にその積算値
を前記スクリーンに描画して、積算画像を形成するもの
である。
【0004】この積算画像によれば、前記三次元領域内
に広がる組織情報を平面画像として投影できるので、組
織の輪郭等を明瞭に表示できるという利点がある。
【0005】また、本出願人は、特願平4−49796
号公報で超音波画像表示装置を提案している。この装置
は、先の特願平2−198309号公報に記載した前記
三次元領域の外側の視点が超音波ビーム上に設定された
ものであり、更に積算指定範囲を指定してその範囲でエ
コーデータを超音波ビームと平行の視線で積算して、所
望の臓器か組織を抽出して前記三次元領域の積算画像を
表示するものである。具体的には、図7に示されるよう
に、積算範囲内のエコーデータd1〜エコーデータdn
までがビーム方向と平行に設定された視線42に沿って
順次積算され、投影面(積算画像に相当)44の対応す
る点Dに輝度値として表示される。そして、通常、エコ
ー値の大きい硬組織(例えば、骨)は高い輝度値で表示
される(画像では白く表示される)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
願平4−49796号公報で提案された従来装置におい
て、エコーデータ積算範囲の指定領域を変化させると、
硬組織と軟組織の輝度値の差がぼけたり、又は硬組織と
軟組織の輝度値が逆転してしまうという問題があった。
すなわち、積算範囲を広く取った場合(図8(C)に示
す)には、硬組織と軟組織の輝度値の差がぼけてしま
い、画像から組織の読取り精度が劣化するという問題が
あった。これは、骨52近傍の軟組織のエコーデータを
積算して求めた輝度値と、骨52の大きなエコー値とシ
ャドウ54の極めて小さいエコー値とを積算して求めた
輝度値とがほとんど相違しないことに起因する。
【0007】また、積算範囲に骨52を含めて狭く取っ
た場合(図8(A)に示す)には、骨52の輝度値は他
の軟組織に比べ高くなり、画像では白く表示されるが、
一方、積算範囲に骨52を含めないで狭く取った場合
(図8(B)に示す)は、骨52の輝度値は他の軟組織
に比べ低くなり、画像では黒く表示される。この場合、
積算範囲の設定を変えることによって、所望の画像を表
示できるという長所もあるが、硬組織のみを見たい場合
には、積算範囲設定を慎重に行う必要があり煩雑であっ
た。
【0008】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、最良な視点位置から視線方向
に沿ってエコー最大強度値を検出し、エコー最大強度値
検出範囲の自在指定が行える超音波画像表示装置を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、生体内三次元領域に対して
超音波を送受波してエコーデータを取り込み、超音波画
像を形成し表示する超音波画像表示装置において、前記
三次元領域の外側に設定された視点から前記三次元領域
に向けて出る各視線に沿った処理経路を算出する視線方
向処理経路算出手段と、前記視線方向処理経路算出手段
によって算出された各処理経路内のエコーデータからエ
コー最大強度値を検出するエコー最大強度値検出手段
と、前記エコー最大強度値検出手段によって検出された
エコー最大強度値を投影させ画像化するエコー最大強度
画像形成手段と、を含むことを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、生体内三次
元領域に対して超音波を送受波してエコーデータを取り
込み、超音波画像を形成し表示する超音波画像表示装置
において、超音波ビームに沿ったエコー最大強度値検出
範囲を指定するエコー最大強度値検出範囲指定手段と、
前記エコー最大強度値検出範囲内において前記超音波ビ
ームに沿って前記エコーデータからエコー最大強度値を
検出するエコー最大強度値検出手段と、前記エコー最大
強度値検出手段によって検出されたエコー最大強度値に
基づいて画像化するエコー最大強度画像形成手段と、を
含むことを特徴とする。
【0011】更に、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の超音波画像表示装置において、前記エコー最大強度
画像に交差する2つの断層画像の位置を指定する位置指
定手段と、前記指定された位置の2つの断層画像を形成
する断層画像形成手段と、を含み、前記エコー最大強度
画像に伴って、前記2つの断層画像が表示されることを
特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の超音波画像表示装置において、前記2つの断層画像
に前記エコー最大強度値検出範囲を示すカーソルを表示
する手段が設けられたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、画像におけ
る各投影点には視線方向処理経路上のエコー最大強度値
が集約される。従って、立体領域の情報を二次元的に観
測することができる。
【0014】請求項1及び2記載の構成によれば、エコ
ー最大強度値検出手段によってエコー最大値を抽出する
ことができるので、シャドウの影響を受けることなく硬
組織と軟組織の輝度値の差を明確にして画像を鮮明にす
ることができる。特に、硬組織を検査する場合には、画
像に白く表示され、判定が容易である。
【0015】請求項3記載の構成によれば、エコー最大
強度画像に直交する2つの断層画像が表示されるので、
観測される硬組織の空間的な把握が容易となる。この場
合、その2つの断層画像にエコー最大強度値検出範囲を
示すカーソルを表示すれば、画像相互関係がより把握し
やすい。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0017】図1には、本発明に係る超音波画像表示装
置の全体構成が示されており、この超音波画像表示装置
22は、超音波診断装置24に接続されている。なお、
超音波診断装置24内に本装置22を組み込むこともも
ちろん可能である。
【0018】超音波診断装置24においては、三次元デ
ータ取込み用超音波探触子を用いて、生体内三次元領域
のエコーデータが取り込まれ、そのエコーデータは、A
/D変換器26によってデジタル化された後、三次元デ
ータメモリ28に格納される。 すなわち、この三次元
データメモリ28には、生体内三次元領域の各エコーデ
ータが書き込まれる。
【0019】この三次元データメモリ28は、バス30
に接続され、そのバス30には、中央制御ユニット3
2、最大エコー検出部34、フレームバッファメモリ3
6が接続されている。
【0020】最大エコー検出部34は、超音波ビームに
沿ってエコーデータからエコー最大強度値を検出するも
のであり、そのエコー最大強度値検出範囲は後述するよ
うに操作者によって自在に設定される。
【0021】中央制御ユニット32は、最大エコー検出
部34の検出結果を用いてエコー最大強度画像形成を行
うと共に、装置全体のコントロールを行っている。
【0022】外部入力装置40は、複数のダイヤルA〜
D及びスイッチEを備えるものであり、中央制御ユニッ
ト32に接続されている。なお、具体的なダイヤルの説
明は後述する。
【0023】従って、三次元データメモリ28から読み
出される超音波ビーム上の各エコーデータは、最大エコ
ー検出部34でエコー最大強度値が検出された後、中央
制御ユニット32に送られ、ここでエコー最大強度画像
が形成される。そして、形成されたエコー最大強度画像
は、バス30を介してフレームバッファメモリ36に一
旦格納された後、読み出されてCRT38にて表示され
る。
【0024】また、中央制御ユニット32は、以下に詳
述するように、エコー最大強度画像のほか、そのエコー
最大強度画像に直交する2つの断層画像の形成も行って
おり、それらの断層画像もフレームバッファメモリ36
に一旦格納された後、読み出されてCRT38に表示さ
れる。
【0025】図2には、生体内三次元領域10の概念が
示されており図においてZ方向がビーム方向である。す
なわち、図2において上方に超音波探触子が配置されて
いる。
【0026】本実施例では、エコー最大強度画像形成に
当たって、エコーデータからのエコー最大強度値検索は
ビーム方向に沿って行われている。すなわち、エコー最
大強度画像形成のための視点は超音波探触子側(図にお
いて上方)に設定され、視線は、超音波ビームと平行に
設定されている。
【0027】また、本実施例では、エコー最大強度値検
出範囲の指定を行うことが可能であり、図1に示した外
部入力装置40のダイヤルA及びダイヤルBによってエ
コー最大強度値検索の始点及び終点が設定される。
【0028】本実施例においては、ビーム方向に沿った
処理経路内のエコーデータから検索されたエコー最大強
度値に基づいて形成されたエコー最大強度画像に対し
て、直交する2つの断層画像が形成される。その断層画
像の1つは正面から見た断層画像であり、もう1つは側
面から見た断層画像である。なお、図においては正面か
ら見た断層画像に対応する面が12で示され、側面から
見た断層画像に対応する面が14で示されている。ま
た、図において18は、エコー最大強度値検出範囲の開
始面を示す上面を示している。
【0029】図1において、上述したように、外部入力
装置40におけるダイヤルA及びBによってエコー最大
強度値検出範囲の始点及び終点が指定される。また、ダ
イヤルCによって正面からの断層画像の位置が指定さ
れ、ダイヤルDによって側面からの断層画像の位置が指
定される。そして、スイッチEは、上面から見た画像を
断層画像にするかあるいはエコー最大強度画像にするか
を選択するためのスイッチである。
【0030】以上のように形成されたエコー最大強度画
像及び2つの断層画像の表示例が図3に示されている。
【0031】図3において、左上には、上面から見たエ
コー最大強度画像100(本実施例において、胎児のエ
コー最大強度画像)が示され、右上には、正面から見た
断層画像101が示され、更に右下には側面から見た断
層画像102が示されている。
【0032】そして、本実施例では、画面内の左下に生
体内三次元領域の立体概念像103が模式的に表示され
ている。この概念像103には、エコー最大強度値検出
範囲を示すワイヤ状カーソル60,62が表示され、更
に正面から見た断層画像の位置を示すワイヤ状のカーソ
ル64及び側面から見た断層画像の位置を示すワイヤ状
のカーソル66が表示されている。
【0033】また、概念像103に限られず、エコー最
大強度画像100(図中に示すビーム最大値表示10
0)及び断層画像101,102においてもそれぞれの
カーソルが表示され、エコー最大強度値検出範囲あるい
は切断面の位置が容易に把握できるように構成されてい
る。
【0034】もちろん、これらのカーソル60〜66
は、上述した外部入力装置40の各ダイヤルA〜Dに連
動しており、いずれかのダイヤルを移動させると、それ
に伴ってカーソルが移動する。なお、スイッチEの操作
により、エコー最大強度画像100を従来同様の断層画
像に切り換えることもできる。
【0035】図4には、超音波画像表示装置の動作につ
いてのフローダイアグラムが示されている。この図4の
フローチャートを用いて、上述した外部入力装置40の
各ダイヤルA〜D及びスイッチEを用いて、中央制御ユ
ニット32により画像表示を行うことについて説明す
る。
【0036】まず、上述の三次元データメモリ28に超
音波診断装置からの測定信号が格納される(ステップ2
01)。次に、カーソル60、62を任意の位置に設定
して(ステップ202)、ワイヤーフレームである三次
元領域の立体概念像103を形成する(ステップ20
3)。この立体概念像103を観察しながら、所望のエ
コー最大強度画像100を得るために、ダイヤルAを変
化させ(ステップ204)、カーソル60を移動させて
所望の位置に設定する(ステップ205)。同様に、ダ
イヤルBを変化させ(ステップ206)、カーソル62
を移動させ所望の位置に設定する(ステップ207)。
次に、ダイヤルCを変化させてカーソル64を移動させ
(ステップ208)、正面から見たFRONT断層像1
01を形成する(ステップ209)。更に、ダイヤルD
を変化させてカーソル66を移動させ(ステップ21
0)、側面から見たSIDE断層像102を形成する
(ステップ211)。
【0037】このように処理されたデータ(図4中の
に示す)は、の各ビーム方向のエコーデータからエコー
最大強度値を検出するために、最大エコー検出部34に
送られる。この時、スイッチEがONされて(ステップ
220)、最大エコー検出部34においてエコー最大強
度値を検出するされることとなる(ステップ221)。
そして、各ビーム方向のエコー最大強度値からビーム最
大値画像100を形成し、CRT38にこの画像も表示
する(ステップ222)。画像表示されたビーム最大値
画像100が所望の画像であれば、この時点で観測を終
了する(ステップ223)。一方、更に画像を観測する
場合には、ステップ223で終了させることなく、図中
のに相当するステップ201の後の処理に移行して、
各ダイヤルによって各対応するカーソルを移動させ、前
述と同様の操作が行われる。
【0038】図5には、上述の最大エコー検出部34に
おけるエコー最大強度値検出のフローチャトが示されて
いる。図2に示した生体内三次元領域10のXYZ方向
の各所定の位置に対応するエコーデータが、三次元デー
タメモリ28に格納されている。従って、本実施例の場
合は、前述のステップ205、207においてカーソル
60、62が設定されると、上面からZ方向に沿ってZ
=0からZ=EZまでのエコーデータが検索される(ス
テップ303)。また、Z方向のある所定の位置におい
て、X方向に沿ってX=0からX=EXまでエコーデー
タが検索される(ステップ304)。従って、Z=0に
おいて、X=0からX=EXまでエコーデータが検索さ
れると、Z=1において、先と同様にX=0からX=E
Xまでエコーデータが検索され、Z=EZまでエコーデ
ータが順次検索される(図中のに示す)。
【0039】具体的に説明すると、生体内三次元領域1
0の上面のZ=0において、まずX=0からX=EXま
でエコーデータが検索される。最大エコー検出部34の
max値を0に設定しておく(ステップ305)。そし
て、カーソル60とカーソル62で仕切られた範囲内
で、Z=0,X=0におけるY方向のエコーデータ内を
検索する(ステップ306)。Y=L1 (カーソル60
の値)からY=L2 (カーソル62の値)までのエコー
データが、随時max[X][Y][Z]値(この場合
は、max[0][Y][0]値)と比較され(ステッ
プ307)、この比較されるY方向のエコーデータがm
ax[X][Y][Z]値よりも大きい時のみ、max
[X][Y][Z]値がそのエコーデータに書き換えら
れる(ステップ308)。そして、Y=L2 までエコー
データを検索し終えると、Z=0,X=0におけるma
x[X][Y][Z]値(すなわち、Z=0,X=0に
おけるエコー最大強度値)をmm[Z][X]値(この
場合は、mm[0][0]値)に書き込む(ステップ3
08、図中のに示す)。次に、Xの値をインクリメン
トして、Z=0,X=1において前述同様の操作を行い
(図中のに示す)、Z=0,X=1におけるmax
[X][Y][Z]値(すなわち、Z=0,X=1にお
けるエコー最大強度値)をmm[Z][X]値(この場
合は、mm[0][1]値)に書き込む。
【0040】更に同様にして、Z=0において、X=0
からX=EXまでmax[X][Y][Z]値(エコー
最大強度値)を検出し、この操作をZ=0からZ=EZ
まで行い、エコー最大強度値検出を終了する(図中に
示す)。これによって、ZX面におけるエコー最大強度
値が求められ、図3におけるエコー最大強度画像100
が形成される。
【0041】以上、超音波ビームに沿ってエコーデータ
からエコー最大強度値を検出する超音波画像表示装置の
実施例を述べたが、三次元領域の外側に設定された視点
から三次元領域に向けて出る各視線に沿った処理経路の
エコーデータからエコー最大強度値を検出する超音波画
像表示装置の他の実施例について、以下に述べる。
【0042】図6には、三次元領域の外側に視点を設け
た場合の本発明に係る超音波画像表示装置が示されてい
る。図6において、概念的に示されるエコー情報領域7
0は、被検体内でデータが収集される三次元領域と同じ
であり、このエコー情報領域70は、複数個のボクセル
70aから形成されている。ボクセル70aは、この三
次元領域内の各位置でのエコー情報に対応している。こ
の場合のエコー最大強度値の検出方法は、エコー情報領
域70を所定の視点Pからスクリーン72へ先の実施例
と同様に視線方向におけるエコーデータからエコー最大
強度値を検出し投影し、表示を行うものである。例を挙
げれば、視点Pとスクリーン72上の投影点Sとを結ぶ
視線経路80に沿ってボクセル70aの情報を検索し
て、エコー最大強度値を検出し、このエコー最大強度値
に応じて投影点Sでの輝度値を変化させるものである。
【0043】従って、視点Pを図に示すZ方向に移動さ
せることにより、スクリーン72へエコー最大強度値を
投影させる視線経路が広がりを持つように変化させるこ
ともでき、所望の投影像を得ることができる。なお、視
点Pを無限遠まで移動させることにより、正投影と同じ
Z軸方向に沿ってエコー情報領域70内の視線方向にお
けるエコー最大強度値の投影像を得ることができる。こ
こで、スクリーン72及び視点Pの位置は、図6におい
ては、Z軸の方向にエコー情報領域70を挟んで示され
ているが、これに限られるものではなく、X軸あるいは
Y軸、更には斜め方向からのエコー情報領域70の視線
方向におけるエコー最大強度値の投影像を得ることがで
きる。
【0044】以上のように、本実施例の超音波画像表示
装置によれば、シャドウの影響を受けることなく硬組織
と軟組織の輝度値の差を明確にして画像を鮮明にするこ
とができる。特に、硬組織を検査する場合には、画像に
白く表示され、判定が容易に行える。
【0045】なお、エコーデータからエコー最大強度値
を検出する際に、ノイズが適法にカットされることは当
業者には容易に理解されることである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シャドウの影響を受けることなく、硬組織の観測が容易
となる。また、画像における各投影点には視線方向に処
理経路上のエコー最大強度値が集約されるので、立体領
域の情報を二次元的に観測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波画像表示装置の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】エコー最大強度値検出範囲と2つの断層画像と
の位置関係を示す概念図である。
【図3】エコー最大強度値検出画像及び2つの断層画像
の表示例を示す説明図である。
【図4】中央制御ユニット32による画像表示のフロー
ダイアグラムである。
【図5】最大エコー検出部34におけるエコー最大強度
値検出のフローチャトである。
【図6】三次元領域の外側に視点を設けた場合の画像表
示方法の概念を示す説明図である。
【図7】従来の超音波画像表示装置の積算画像の形成原
理を示す説明図である。
【図8】従来の超音波画像表示装置における積算範囲指
定と画像表示の関係を説明する図である。
【符号の説明】
22 超音波画像表示装置 24 超音波診断装置 28 三次元データメモリ 30 バス 32 中央制御ユニット 34 最大エコー検出部 36 フレームバッファメモリ 38 CRT 40 外部入力装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内三次元領域に対して超音波を送受
    波してエコーデータを取り込み、超音波画像を形成し表
    示する超音波画像表示装置において、 前記三次元領域の外側に設定された視点から前記三次元
    領域に向けて出る各視線に沿った処理経路を算出する視
    線方向処理経路算出手段と、 前記視線方向処理経路算出手段によって算出された各処
    理経路内のエコーデータからエコー最大強度値を検出す
    るエコー最大強度値検出手段と、 前記エコー最大強度値検出手段によって検出されたエコ
    ー最大強度値を投影させ画像化するエコー最大強度画像
    形成手段と、 を含むことを特徴とする超音波画像表示装置。
  2. 【請求項2】 生体内三次元領域に対して超音波を送受
    波してエコーデータを取り込み、超音波画像を形成し表
    示する超音波画像表示装置において、 超音波ビームに沿ったエコー最大強度値検出範囲を指定
    するエコー最大強度値検出範囲指定手段と、 前記エコー最大強度値検出範囲内において前記超音波ビ
    ームに沿って前記エコーデータからエコー最大強度値を
    検出するエコー最大強度値検出手段と、 前記エコー最大強度値検出手段によって検出されたエコ
    ー最大強度値に基づいて画像化するエコー最大強度画像
    形成手段と、 を含むことを特徴とする超音波画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の超音波画像表示装置にお
    いて、 前記エコー最大強度画像に交差する2つの断層画像の位
    置を指定する位置指定手段と、 前記指定された位置の2つの断層画像を形成する断層画
    像形成手段と、 を含み、 前記エコー最大強度画像に伴って、前記2つの断層画像
    が表示されることを特徴とする超音波画像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の超音波画像表示装置にお
    いて、 前記2つの断層画像に前記エコー最大強度値検出範囲を
    示すカーソルを表示する手段が設けられたことを特徴と
    する超音波画像表示装置。
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