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JP2667378B2 - グラウンドアンカーの頭部定着構造 - Google Patents
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JP2667378B2 - グラウンドアンカーの頭部定着構造 - Google Patents

グラウンドアンカーの頭部定着構造

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JP2667378B2
JP2667378B2 JP6750395A JP6750395A JP2667378B2 JP 2667378 B2 JP2667378 B2 JP 2667378B2 JP 6750395 A JP6750395 A JP 6750395A JP 6750395 A JP6750395 A JP 6750395A JP 2667378 B2 JP2667378 B2 JP 2667378B2
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hole
head
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英雄 尾高
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Kurosawa Construction Co Ltd
Original Assignee
Kurosawa Construction Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラウンドアンカーの
頭部定着構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のグラウンドアンカーの頭部定着構
造は、一般に図6に示すような構造であった。これはア
ンカー孔20の入口部にスリーブ管30が挿嵌され、こ
のスリーブ管30の開口部に補剛板40が被覆され、こ
の補剛板40に溶接された背面養生管50内を貫通した
PC鋼材60がアンカーヘッド70で緊張定着されたも
のである。
【0003】この頭部定着構造において前記背面養生管
50は折り曲げ不能な鋼板で形成され、その上端部が補
剛板40に溶接されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の補剛板
はPC鋼材の緊張定着方向に対して直角に取り付けるの
が困難であった。このためPC鋼材が背面養生管内で偏
芯され、その偏芯方向に止水キャップが押しつぶされる
ので十分な止水性を確保することができないという問題
があった。
【0005】さらに、PC鋼材は定着部から地中へ向か
って直線状に緊張定着されていることが必要であるが、
補剛板がPC鋼材と直角又は設計された角度で取り付け
られなければ、PC鋼材が背面養生管部で折れ曲がって
しまうこともあった。
【0006】本発明は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、補剛板がPC鋼材と直角又
は設計された角度で取り付けられなくとも、PC鋼材が
背面養生管部で折れ曲がらずに緊張定着できるととも
に、止水キャップが偏芯方向に押し付けられても十分な
止水性能が発揮できるグラウンドアンカーの頭部定着構
造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めの本発明のグラウンドアンカーにおける頭部の定着構
造は、アンカー孔の入口部にスリーブ管が取り付けら
れ、該スリーブ管の開口部に補剛板が被覆され、該補剛
板の貫通孔に取り付けた背面養生管内を貫通したPC鋼
材がアンカーヘッドで緊張定着されたグラウンドアンカ
ーの頭部定着構造において、前記背面養生管が可撓管で
あり、その下部内側に止水キャップを設け、該止水キャ
ップの上に止水パッキンを設けたことを特徴とし、前記
止水キャップは背面養生管の内径よりもやや大きく、ま
た前記背面養生管は薄い鋼板で形成されるとともに、補
剛板の貫通孔よりも小径であり、かつ貫通孔の縁との間
に適宜間隔をもって取り付けられたことを特徴とし、さ
らに止水キャップは合成ゴム又は膨潤性ゴムで適宜厚さ
に形成されたことを特徴とする構成にすることである。
【0008】
【作用】補剛板がPC鋼材の緊張定着方向に対して直角
または設計された角度で取り付けられなくとも、背面養
生管がPC鋼材の緊張定着方向に対して撓むことによ
り、PC鋼材を定着部から地中へ向かって直線状に緊張
定着することができる。
【0009】また、止水キャップの上に設けた止水パッ
キンで、止水材として背面養生管内に充填されたウレタ
ン樹脂溶液が漏れるのを防止する。
【0010】また、背面養生管は薄い鋼板で形成されて
いることにより、PC鋼材の緊張定着方向への追随が可
能となる。
【0011】また、背面養生管は補剛板の貫通孔よりも
小径であり、貫通孔の縁との間に適宜間隔をもって取り
付けられていることにより、任意の方向に自由に撓むこ
とができる。
【0012】また、止水キャップは耐水性の合成ゴムで
適宜厚さに形成されたことにより、PC鋼材の偏芯によ
っても縮まずに、その偏芯に伴う背面養生管の撓みと相
まって背面十分な止水性を発揮する。
【0013】また、膨潤性ゴムの止水キャップが水によ
って膨れることにより、止水パッキンと相まって背面養
生管内への浸水を完璧に防ぐことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のグラウンドアンカーの頭部定
着構造の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図
1は本発明のグラウンドアンカーの頭部定着構造の断面
図、図2は補剛板がPC鋼材の緊張定着方向に対して直
角に取り付けられていないグラウンドアンカーの頭部定
着構造の断面図、図3は背面養生管の断面図である。
【0015】本発明のグラウンドアンカーの頭部定着構
造は、アンカー孔1の内面に孔壁の崩壊を抑制するスリ
ーブ管2が挿嵌され、このスリーブ管2の開口部2aに
補剛板3が取り付けられ、この補剛板3に取り付けられ
た背面養生管4内に挿入されたPC鋼材5をアンカーヘ
ッド6で緊張定着して構成されている。前記PC鋼材5
はPC鋼より線、PC鋼線およびPC鋼棒が使用されて
いる。
【0016】背面養生管4は上部の大口径部4aと小径
な筒体部4bが薄いステンレス板で一体形成され、大口
径部4aの周囲の鍔部4cが支圧板7で補剛板3に挾着
され、鍔部4cの周囲にシートパッキン12を設けてボ
ルト止めされている。
【0017】このように、前記筒体部4bが小径である
ため補剛板3の貫通孔3aの縁との間に所定の間隙部8
が形成され、この間隙部8で背面養生管4が自由に撓む
ようになっている。
【0018】これは、上記のように背面養生管4が薄い
ステンレス板で形成され、しかも筒体部4bが小径であ
るため、所定の方向に一定の力が加えられると大口径部
4aとの境界部4dで折り曲げられるからである。
【0019】また、背面養生管4内にはグリースやウレ
タン樹脂等の止水材11が充填され、その下部に合成ゴ
ム製の止水キャップ9と止水パッキン10とが嵌入され
ている。この止水パッキン10は止水材11として背面
養生管4内に充填されたウレタン溶液の漏れを防ぐもの
であり、背面養生管4の内径よりやや大きく形成されて
いるため、外縁部及び挿入孔縁部が背面養生管4の内面
とPC鋼線の外面に水密状に接着した状態で嵌入されて
いる。
【0020】止水キャップ9は、図2に示すように、背
面養生管4をPC鋼材5の偏芯方向に撓ませる厚さを備
え、背面養生管4が所定の方向に撓んだとしても縮まず
に止水性能を十分に発揮する。
【0021】このように止水キャップ9で止水性を確保
しつつ背面養生管4が撓むのでPC鋼材5を折曲げるこ
となく緊張定着することができる。
【0022】よって、この止水キャップ9と止水パッキ
ン10とウレタン樹脂等の止水材11とによって二重、
三重の防水処置を施すことができるので、地下及び地上
からの水の浸入を完璧に防ぐことができる。
【0023】また、この止水キャップ9を膨潤性ゴムに
すると地下水等で膨潤するので背面養生管4内への浸水
を防ぐことができる。
【0024】図4及び図5は止水キャップ9の他の実施
例を示したものであり、図4はPC鋼材5を挿入する孔
13の内壁に止水用のフィン13aが設けられている。
また、図5は孔13の口径を漸次小径にしたものであ
り、上端部がPC鋼材5とほぼ同径か、やや小径に形成
されている。
【0025】なお、上記背面養生管4はステンレスに限
定されず、合成ゴムで形成することもできる。
【0026】
【発明の効果】補剛板がPC鋼材の緊張定着方向に対し
て直角または設計された角度で取り付けられなくとも、
背面養生管がPC鋼材の緊張定着方向に対して撓むこと
により、PC鋼材を定着部から地中へ向かって直線状に
緊張定着することができる。
【0027】止水キャップの上に設けた止水パッキン
で、止水材として背面養生管内に充填されたウレタン樹
脂溶液が漏れるのを防止する。
【0028】背面養生管は薄い鋼板で形成されているこ
とにより、PC鋼材の緊張定着方向への追随が可能とな
る。
【0029】背面養生管は補剛板の貫通孔よりも小径で
あり、貫通孔の縁との間に適宜間隔をもって取り付けら
れていることにより、任意の方向に自由に撓むことがで
きる。
【0030】止水キャップは耐水性の合成ゴムで適宜厚
さに形成されたことにより、PC鋼材の偏芯によっても
縮まずに、その偏芯に伴う背面養生管の撓みと相まって
背面十分な止水性を発揮する。
【0031】膨潤性ゴムの止水キャップが水によって膨
れることにより、止水パッキンと相まって背面養生管内
への浸水を完璧に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グラウンドアンカーの頭部定着構造の断面図で
ある。
【図2】背面養生管が撓んだ状態のグラウンドアンカー
の頭部定着構造の断面図である。
【図3】背面養生管の断面図である。
【図4】他の背面養生管の断面図である。
【図5】他の背面養生管の断面図である。
【図6】従来のグラウンドアンカーの頭部定着構造の断
面図である。
【符号の説明】
1 アンカー孔 2 スリーブ管 2a 開口部 3 補剛板 3a 貫通孔 4 背面養生管 5 PC鋼材 6 アンカーヘッド 7 支圧板 8 間隙部 9 止水キャップ 10 止水パッキン 11 止水材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンカー孔の入口部にスリーブ管が取り
    付けられ、該スリーブ管の開口部に補剛板が被覆され、
    該補剛板の貫通孔に取り付けた背面養生管内を貫通した
    PC鋼材がアンカーヘッドで緊張定着されたグラウンド
    アンカーの頭部定着構造において、前記背面養生管が可
    撓管であり、その下部内側に止水キャップを設け、該止
    水キャップの上に止水パッキンを設けたことを特徴とす
    るグラウンドアンカーの頭部定着構造。
  2. 【請求項2】 前記止水パッキンは背面養生管の内径よ
    りもやや大きいことを特徴とする請求項1に記載のグラ
    ウンドアンカーの頭部定着構造。
  3. 【請求項3】 前記背面養生管は薄い鋼板で形成されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載のグラウ
    ンドアンカーの頭部定着構造。
  4. 【請求項4】 前記背面養生管は補剛板の貫通孔よりも
    小径であり、貫通孔の縁との間に適宜間隔をもって取り
    付けられていることを特徴とする請求項1、2または3
    に記載のグラウンドアンカーの頭部定着構造。
  5. 【請求項5】 前記止水キャップは合成ゴム又は膨潤性
    ゴムで適宜厚さに形成されたことを特徴とする請求項
    1、2、3または4に記載のグラウンドアンカーの頭部
    定着構造。
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