JP2687114B2 - 除電方法及びその装置 - Google Patents
除電方法及びその装置Info
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- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は帯電した被処理物
の静電気を除去する除電方法及びその装置に関するもの
である。
の静電気を除去する除電方法及びその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来交流、直流の高電圧(6000V〜
12000V)を針状電極から放電させ、空気をイオン
化し、このイオン風を帯電している被処理物に吹き付
け、被処理物表面の電荷を消去するという方法が普及し
ている。しかしこの方法は、作業環境のクリーン度が高
まるにつれてオゾン(O3)の発生量が増大し、人体へ
の影響が大きいため、この装置を取外し、空調によって
湿度を高めて、静電対策としているものもある。
12000V)を針状電極から放電させ、空気をイオン
化し、このイオン風を帯電している被処理物に吹き付
け、被処理物表面の電荷を消去するという方法が普及し
ている。しかしこの方法は、作業環境のクリーン度が高
まるにつれてオゾン(O3)の発生量が増大し、人体へ
の影響が大きいため、この装置を取外し、空調によって
湿度を高めて、静電対策としているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記前者
の高電圧放電による空気のイオン化とは空中に浮遊して
いる微細なホコリ状粒子(約40μ以下)の単極帯電し
た粒子が殆どで、このようなホコリ状粒子が少ない場合
に一部空気中の酸素(O2)が活性化されてオゾン
(O3)になったものと考えられる。そこでクリーン度
の低いホコリ状粒子の多い場所では単極帯電した異極の
粒子の付着により電気力線のループを作り電気力線の発
散を抑えている状態を除電したものと考えている。従っ
てこの方法が微細なホコリ状粒子の多い所ほど効果のあ
ると言われているのもこの事実と一致している。またこ
の高電圧放電による除電器は空気をブロアーで強制的に
送り、イオン風として吹き付け、除電速度を速くしてい
るが、これも微細なホコリ状粒子を強制的に多く送り込
んでいることとなっている。そして一見除電されたかに
思われる被処理物を摩擦すると静電気の再発生量は飛躍
的に増大する。これは帯電していない部分に付着した単
極帯電のホコリ状粒子の付着物により新たに発生した静
電気が加わるからである。またクリーン度が高い程オゾ
ンの発生が多くなるといった欠点を有する。また上記後
者の方法による高湿度の状態では、人体への悪影響が生
じ、また機械がサビたり絶縁性が悪くなる等、機械、器
具の保守の点からも悪条件となり、また静電気対策とし
ても十分ではない。
の高電圧放電による空気のイオン化とは空中に浮遊して
いる微細なホコリ状粒子(約40μ以下)の単極帯電し
た粒子が殆どで、このようなホコリ状粒子が少ない場合
に一部空気中の酸素(O2)が活性化されてオゾン
(O3)になったものと考えられる。そこでクリーン度
の低いホコリ状粒子の多い場所では単極帯電した異極の
粒子の付着により電気力線のループを作り電気力線の発
散を抑えている状態を除電したものと考えている。従っ
てこの方法が微細なホコリ状粒子の多い所ほど効果のあ
ると言われているのもこの事実と一致している。またこ
の高電圧放電による除電器は空気をブロアーで強制的に
送り、イオン風として吹き付け、除電速度を速くしてい
るが、これも微細なホコリ状粒子を強制的に多く送り込
んでいることとなっている。そして一見除電されたかに
思われる被処理物を摩擦すると静電気の再発生量は飛躍
的に増大する。これは帯電していない部分に付着した単
極帯電のホコリ状粒子の付着物により新たに発生した静
電気が加わるからである。またクリーン度が高い程オゾ
ンの発生が多くなるといった欠点を有する。また上記後
者の方法による高湿度の状態では、人体への悪影響が生
じ、また機械がサビたり絶縁性が悪くなる等、機械、器
具の保守の点からも悪条件となり、また静電気対策とし
ても十分ではない。
【0004】そこでこの発明は従来のホコリ状粒子を強
制的に帯電させるのではなく、これに変えて水の分子の
集合体であるクラスターを多数作りこのクラスターに単
極帯電させて被処理物の除電をする、人体や機械に悪影
響を与えず、確実かつクリーンな除電方法及び装置を提
供することを目的としたものである。
制的に帯電させるのではなく、これに変えて水の分子の
集合体であるクラスターを多数作りこのクラスターに単
極帯電させて被処理物の除電をする、人体や機械に悪影
響を与えず、確実かつクリーンな除電方法及び装置を提
供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、水
をクラスター状態で含んだ湿度100%前後のエアーを
作り、これを一端の開口部が被処理物に向いた送風路の
他端に送り、この送風路内に設けたヒーターにより上記
エアーを室温以上に温めて相対湿度を下げ、その後当該
エアーを当該送風路内に設けた高電圧放電電極の放電域
を通過させることにより、上記クラスターを単極帯電さ
せて当該通風路の開口部から放出させて、被処理物に当
てることにより被処理物の電荷と反対の極に帯電したク
ラスターとが吸着して電荷が打ち消され、被処理物の電
荷が取り除かれる除電方法とした。なお上記水の分子の
集合体であるクラスターは、一般的には分子の数が5個
〜13個であり、粒径数ミクロン以下のものを言うが、
この発明では肉眼では見えない程度の大きさの水の粒子
を含むものである。
をクラスター状態で含んだ湿度100%前後のエアーを
作り、これを一端の開口部が被処理物に向いた送風路の
他端に送り、この送風路内に設けたヒーターにより上記
エアーを室温以上に温めて相対湿度を下げ、その後当該
エアーを当該送風路内に設けた高電圧放電電極の放電域
を通過させることにより、上記クラスターを単極帯電さ
せて当該通風路の開口部から放出させて、被処理物に当
てることにより被処理物の電荷と反対の極に帯電したク
ラスターとが吸着して電荷が打ち消され、被処理物の電
荷が取り除かれる除電方法とした。なお上記水の分子の
集合体であるクラスターは、一般的には分子の数が5個
〜13個であり、粒径数ミクロン以下のものを言うが、
この発明では肉眼では見えない程度の大きさの水の粒子
を含むものである。
【0006】上記の方法において、送風路内で上記エア
ーはヒーターで温められると、その中のクラスターは分
子運動が活性化し、これと同時に気化が促進されて粒子
は分子の数が数個〜10数個のレベルまで小さくなる。
この様にクラスターの粒子が温度により変化して小さく
なり、また相対湿度が低いため高圧放電電極の周囲を通
過してもこれらのクラスターによる短絡電流はなく、絶
縁状態は保たれ、放電が行われる。また上記エアーはヒ
ーターで温められると一旦相対湿度は下がるが、送風路
の開口部から当該エアーが排出すると、温度が室温に下
がりエアーは過飽和状態となり、単極帯電したクラスタ
ーはさらに細かく分かれる。そしてこれらのクラスター
の一部は、プラスに帯電したクラスターとマイナスに帯
電したクラスターとが凝集して水滴となり、電荷はなく
なるがさらに上記高電圧放電電極からの放電により単極
帯電する。また他の一部は凝集せずに単極帯電のままで
ある。この状態で被処理物にこれらのクラスターを当て
ることにより被処理物に帯電した電荷と逆の極に帯電し
たクラスターとが吸着して電荷が打ち消され、その後ク
ラスターが気化して被処理物の表面には何も残らない。
ーはヒーターで温められると、その中のクラスターは分
子運動が活性化し、これと同時に気化が促進されて粒子
は分子の数が数個〜10数個のレベルまで小さくなる。
この様にクラスターの粒子が温度により変化して小さく
なり、また相対湿度が低いため高圧放電電極の周囲を通
過してもこれらのクラスターによる短絡電流はなく、絶
縁状態は保たれ、放電が行われる。また上記エアーはヒ
ーターで温められると一旦相対湿度は下がるが、送風路
の開口部から当該エアーが排出すると、温度が室温に下
がりエアーは過飽和状態となり、単極帯電したクラスタ
ーはさらに細かく分かれる。そしてこれらのクラスター
の一部は、プラスに帯電したクラスターとマイナスに帯
電したクラスターとが凝集して水滴となり、電荷はなく
なるがさらに上記高電圧放電電極からの放電により単極
帯電する。また他の一部は凝集せずに単極帯電のままで
ある。この状態で被処理物にこれらのクラスターを当て
ることにより被処理物に帯電した電荷と逆の極に帯電し
たクラスターとが吸着して電荷が打ち消され、その後ク
ラスターが気化して被処理物の表面には何も残らない。
【0007】また請求項2項の発明は、水の中に高圧エ
アーを吹き出して、水をクラスター状態で含んだ、湿度
100%前後のエアーを作るエアー発生装置をつくり、
このエアー発生装置に連結された送風路を設け、この送
風路の開口部を被処理物に向け、この送風路内には上記
エアーを温めるヒーターを設け、このヒーターと開口部
との間の送風路内に上記エアー内のクラスターを単極帯
電させる高電圧放電電極を設けた除電装置とした。
アーを吹き出して、水をクラスター状態で含んだ、湿度
100%前後のエアーを作るエアー発生装置をつくり、
このエアー発生装置に連結された送風路を設け、この送
風路の開口部を被処理物に向け、この送風路内には上記
エアーを温めるヒーターを設け、このヒーターと開口部
との間の送風路内に上記エアー内のクラスターを単極帯
電させる高電圧放電電極を設けた除電装置とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいてこの発明の実
施の形態例を示す。まずこの発明に使用する装置につい
て説明すると、この装置は図1に示すごとく、水をクラ
スター状態で含んだ、湿度100%前後のエアーを作る
エアー発生装置1と被処理物にイオン風を吹き付ける通
風路2とから構成されている。上記エアー発生装置1
は、箱体1aの下部に水タンク3を設け、この水タンク
3の上方に第1中空部4を介して箱体2の横断面を塞ぐ
第1フィルター5を設け、さらにこの第1フィルター5
の上方に第2中空部6を介して箱体2の横断面を塞ぐ、
第1フィルター5より目の粗い第2フィルター7を設
け、さらにこの第2フィルター7の上方に第3中空部8
を設けたものである。また上記水タンク3内に第1高圧
エアー噴出口9を、さらに第2中空部6内に第2高圧エ
アー噴出口10を設けたものである。また上記水タンク
3には注入口11を設けている。
施の形態例を示す。まずこの発明に使用する装置につい
て説明すると、この装置は図1に示すごとく、水をクラ
スター状態で含んだ、湿度100%前後のエアーを作る
エアー発生装置1と被処理物にイオン風を吹き付ける通
風路2とから構成されている。上記エアー発生装置1
は、箱体1aの下部に水タンク3を設け、この水タンク
3の上方に第1中空部4を介して箱体2の横断面を塞ぐ
第1フィルター5を設け、さらにこの第1フィルター5
の上方に第2中空部6を介して箱体2の横断面を塞ぐ、
第1フィルター5より目の粗い第2フィルター7を設
け、さらにこの第2フィルター7の上方に第3中空部8
を設けたものである。また上記水タンク3内に第1高圧
エアー噴出口9を、さらに第2中空部6内に第2高圧エ
アー噴出口10を設けたものである。また上記水タンク
3には注入口11を設けている。
【0009】また上記送風路2は上記エアー発生装置1
の横に入り口12を有し、この送風路2内に、送風路2
内のエアーを温めるヒーター13を設けている。またこ
の送風路2の開口部14付近に6000V〜12000
Vの高電圧放電電極15を設け、この送風路2の開口部
14は被処理物16に対向させている。
の横に入り口12を有し、この送風路2内に、送風路2
内のエアーを温めるヒーター13を設けている。またこ
の送風路2の開口部14付近に6000V〜12000
Vの高電圧放電電極15を設け、この送風路2の開口部
14は被処理物16に対向させている。
【0010】また図2はこの形態例の上記第1高圧エア
ー噴出口9及び第2高圧エアー噴出口10に高圧エアー
を供給する高圧エアー発生装置を示し、コンプレッサー
17からエアータンク18に高圧エアーを供給し、この
エアータンク18から圧力調整器19を介してフィルタ
ー20に通し、このフィルター20から二つの経路2
1、22に分岐させ、夫々圧力調整装置23、24及び
電磁バルブ25、26を通して上記第1高圧エアー噴出
口9及び第2高圧エアー噴出口10に至る構成となって
いる。
ー噴出口9及び第2高圧エアー噴出口10に高圧エアー
を供給する高圧エアー発生装置を示し、コンプレッサー
17からエアータンク18に高圧エアーを供給し、この
エアータンク18から圧力調整器19を介してフィルタ
ー20に通し、このフィルター20から二つの経路2
1、22に分岐させ、夫々圧力調整装置23、24及び
電磁バルブ25、26を通して上記第1高圧エアー噴出
口9及び第2高圧エアー噴出口10に至る構成となって
いる。
【0011】この実施の形態例の場合水タンク3内に注
入口11から抵抗値106〜1010Ωの純水を充填し、
上記第1高圧エアー噴出口9からこの純水内に高圧エア
ーを噴出させる。これにより第1中空部4内に多数のク
ラスターを含んだエアーが充満し、第1フィルター5を
通してこのエアーは第2中空部6に入る。また当該第2
中空部6内では第2高圧エアー噴出口10から高圧エア
ーを噴出させ、これにより第2中空部6内のエアーを第
2フィルター7を通して第3中空部8に移送させる。こ
の様にして第1フィルター5及び第2フィルター7を通
すことによりクラスターの粒子を小さなものに厳選し、
第3中空部8において純水の数ミクロンの粒子から成る
クラスターを含む湿度100%前後のエアーを作る。
入口11から抵抗値106〜1010Ωの純水を充填し、
上記第1高圧エアー噴出口9からこの純水内に高圧エア
ーを噴出させる。これにより第1中空部4内に多数のク
ラスターを含んだエアーが充満し、第1フィルター5を
通してこのエアーは第2中空部6に入る。また当該第2
中空部6内では第2高圧エアー噴出口10から高圧エア
ーを噴出させ、これにより第2中空部6内のエアーを第
2フィルター7を通して第3中空部8に移送させる。こ
の様にして第1フィルター5及び第2フィルター7を通
すことによりクラスターの粒子を小さなものに厳選し、
第3中空部8において純水の数ミクロンの粒子から成る
クラスターを含む湿度100%前後のエアーを作る。
【0012】このエアーは上記第2高圧エアー噴出口1
0からの高圧エアーにより入り口12から通風路2内に
噴出させられ、ヒーター13で約30°C〜90°Cま
で温められる。これにより中のクラスターは活性化さ
れ、気化が促進されて各粒子はより小さくなるとともに
当該エアーの相対湿度を30〜50%に下げる。その後
当該エアーを当該送風路2内に設けた高電圧放電電極1
5の放電域を通過させることにより、上記多数のクラス
ターを単極帯電させて当該通風路2の開口部14から放
出させる。この開口部14から排出したエアーは温度が
室温に下がり過飽和状態となり、単極帯電したクラスタ
ーはさらに細かく分かれる。
0からの高圧エアーにより入り口12から通風路2内に
噴出させられ、ヒーター13で約30°C〜90°Cま
で温められる。これにより中のクラスターは活性化さ
れ、気化が促進されて各粒子はより小さくなるとともに
当該エアーの相対湿度を30〜50%に下げる。その後
当該エアーを当該送風路2内に設けた高電圧放電電極1
5の放電域を通過させることにより、上記多数のクラス
ターを単極帯電させて当該通風路2の開口部14から放
出させる。この開口部14から排出したエアーは温度が
室温に下がり過飽和状態となり、単極帯電したクラスタ
ーはさらに細かく分かれる。
【0013】そしてこれらのクラスターの一部は、プラ
スに帯電したクラスターとマイナスに帯電したクラスタ
ーとが凝集して水滴となり、電荷はなくなるがさらに上
記高電圧放電電極15からの放電により単極帯電する。
また他の一部は凝集せずに単極帯電のままである。この
状態で被処理物16にこれらのクラスターを当てること
により被処理物16に帯電した電荷と逆の極に帯電した
クラスターとが吸着して電荷が打ち消され、その後クラ
スターが気化して被処理物16の表面には何も残らな
い。また上記高圧放電電極の周囲には次ぎから次ぎと多
数のクラスターが送られてくるため、放電によるオゾン
の発生が生じにくい。
スに帯電したクラスターとマイナスに帯電したクラスタ
ーとが凝集して水滴となり、電荷はなくなるがさらに上
記高電圧放電電極15からの放電により単極帯電する。
また他の一部は凝集せずに単極帯電のままである。この
状態で被処理物16にこれらのクラスターを当てること
により被処理物16に帯電した電荷と逆の極に帯電した
クラスターとが吸着して電荷が打ち消され、その後クラ
スターが気化して被処理物16の表面には何も残らな
い。また上記高圧放電電極の周囲には次ぎから次ぎと多
数のクラスターが送られてくるため、放電によるオゾン
の発生が生じにくい。
【0014】次ぎに上記図1及び図2に示す装置を使っ
てこの発明の方法を使用した場合の実施例について説明
すると、被処理物として縦横100mmで厚さ3mmの
アクリル板を摩擦させて17000V位に帯電したもの
を使用し、これを毎分6mの速さで移動させた。また上
記高圧放電電極15から被処理物までの距離は200m
mとし、当該電極15から8000Vの放電電圧をかけ
た。また水は抵抗値106Ωの純水を用いてこの純水の
中に3kg/cm2の高圧エアーを通し、風量50リッ
トル/分のエアーとして、上記ヒーター13の周辺の温
度を約60°Cにして実施した場合、上記被処理物の表
面は殆ど瞬時に0Vとなった。しかも被処理物の表面に
ホコリ等は付着していなかった。
てこの発明の方法を使用した場合の実施例について説明
すると、被処理物として縦横100mmで厚さ3mmの
アクリル板を摩擦させて17000V位に帯電したもの
を使用し、これを毎分6mの速さで移動させた。また上
記高圧放電電極15から被処理物までの距離は200m
mとし、当該電極15から8000Vの放電電圧をかけ
た。また水は抵抗値106Ωの純水を用いてこの純水の
中に3kg/cm2の高圧エアーを通し、風量50リッ
トル/分のエアーとして、上記ヒーター13の周辺の温
度を約60°Cにして実施した場合、上記被処理物の表
面は殆ど瞬時に0Vとなった。しかも被処理物の表面に
ホコリ等は付着していなかった。
【0015】また図3はこの発明の装置の他の形態例を
示すものであるが、エアー発生装置1から離れた箇所に
上記通風路2を設けたもので、他の構成は上記実施の形
態例と同じであり、作用も全く同じである。
示すものであるが、エアー発生装置1から離れた箇所に
上記通風路2を設けたもので、他の構成は上記実施の形
態例と同じであり、作用も全く同じである。
【0016】また図4は純水をクラスター状態で含ん
だ、湿度100%前後のエアーを作るエアー発生装置の
他の形態例を示し、フィルター30を通して取り入れた
エアーをブロアー31により加湿器32に移送する。こ
の加湿器32では純水からなるタンク33から吸い上げ
フィルター34により純水を吸い上げ、たっぷりしめら
せたこの吸い上げフィルター34に上記エアーを通すこ
とにより、上記湿度100%に近いエアーを作るもので
ある。
だ、湿度100%前後のエアーを作るエアー発生装置の
他の形態例を示し、フィルター30を通して取り入れた
エアーをブロアー31により加湿器32に移送する。こ
の加湿器32では純水からなるタンク33から吸い上げ
フィルター34により純水を吸い上げ、たっぷりしめら
せたこの吸い上げフィルター34に上記エアーを通すこ
とにより、上記湿度100%に近いエアーを作るもので
ある。
【0017】なお上記実施の形態例や実施例では使用す
る水を抵抗値の低い純水としたが、これはクリーンルー
ムでの使用等、クリーン度を特に要求される箇所の場合
であり、他の箇所では通常の水でも良い。また上記ヒー
ターの周囲の温度は上記実施の形態例では約30°C〜
90°Cに温めたが、室温以上に温めれば良いものであ
る。
る水を抵抗値の低い純水としたが、これはクリーンルー
ムでの使用等、クリーン度を特に要求される箇所の場合
であり、他の箇所では通常の水でも良い。また上記ヒー
ターの周囲の温度は上記実施の形態例では約30°C〜
90°Cに温めたが、室温以上に温めれば良いものであ
る。
【0018】
【発明の効果】従来の高電圧放電による方法では、空気
のイオン化が空中に浮遊している微細なホコリ状粒子の
単極帯電した粒子が殆どであリ、これらの粒子が被処理
物の帯電電荷と吸着し、電荷が除去された後にもホコリ
状粒子が残ってしまうが、請求項1項及び2項の発明で
は、この様なホコリ状粒子に変え、純水のクラスターを
多数供給し、これらのクラスターを高圧放電によりイオ
ン化するもので、単極帯電したクラスターの粒子は被処
理物の表面の帯電と電荷を打ち消し合った後、当該クラ
スターは直ぐに気化するため被処理物の表面には何も残
らない。従って被処理物の表面のクリーン度は保持され
る。この様にホコリ状粒子に頼らないためクリーンルー
ムでの除電に適している。しかも高圧放電電極には次々
とクラスターが供給されるため放電によるオゾンの発生
もない。
のイオン化が空中に浮遊している微細なホコリ状粒子の
単極帯電した粒子が殆どであリ、これらの粒子が被処理
物の帯電電荷と吸着し、電荷が除去された後にもホコリ
状粒子が残ってしまうが、請求項1項及び2項の発明で
は、この様なホコリ状粒子に変え、純水のクラスターを
多数供給し、これらのクラスターを高圧放電によりイオ
ン化するもので、単極帯電したクラスターの粒子は被処
理物の表面の帯電と電荷を打ち消し合った後、当該クラ
スターは直ぐに気化するため被処理物の表面には何も残
らない。従って被処理物の表面のクリーン度は保持され
る。この様にホコリ状粒子に頼らないためクリーンルー
ムでの除電に適している。しかも高圧放電電極には次々
とクラスターが供給されるため放電によるオゾンの発生
もない。
【図1】この発明の実施の形態例における概略断面図で
ある。
ある。
【図2】この発明の実施の形態例における高圧エアーの
発生装置の概略図である。
発生装置の概略図である。
【図3】この発明の他の実施の形態例における概略断面
図である。
図である。
【図4】この発明の他の実施の形態例における純水をク
ラスター状態で含んだ、湿度100%に近いエアー発生
装置の概略断面図である。
ラスター状態で含んだ、湿度100%に近いエアー発生
装置の概略断面図である。
1 エアー発生装置 2 送風路 3 水タンク 4 第1中空部 5 第1フィルター 6 第2中空部 7 第2フィルター 8 第3中空部 9 第1高圧エアー噴出口 10 第2高圧エ
アー噴出口 12 入り口 13 ヒーター 14 開口部 15 高圧放電
電極 16 被処理物
アー噴出口 12 入り口 13 ヒーター 14 開口部 15 高圧放電
電極 16 被処理物
Claims (2)
- 【請求項1】 水をクラスター状態で含んだ、湿度10
0%前後のエアーを作り、これを一端の開口部が被処理
物に向いた送風路の他端に送り、この送風路内に設けた
ヒーターにより上記エアーを室温以上に温めて相対湿度
を下げ、その後当該エアーを当該送風路内に設けた高電
圧放電電極の放電域を通過させることにより、上記クラ
スターを単極帯電させて当該通風路の開口部から放出さ
せて、被処理物に当てることにより被処理物の電荷と反
対の極に帯電したクラスターとが吸着して電荷が打ち消
され、被処理物の電荷が取り除かれることを特徴とす
る、除電方法。 - 【請求項2】 水からなる水の中に高圧エアーを吹き出
して、純水をクラスター状態で含んだ、湿度100%前
後のエアーを作るエアー発生装置を設け、このエアー発
生装置に連結された送風路を設け、この送風路の開口部
を被処理物に向け、この送風路内には上記エアーを温め
るヒーターを設け、このヒーターと開口部との間の送風
路内に上記エアー内のクラスターを単極帯電させる高電
圧放電電極を設けたことを特徴とする、除電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29165095A JP2687114B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 除電方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29165095A JP2687114B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 除電方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09115683A JPH09115683A (ja) | 1997-05-02 |
| JP2687114B2 true JP2687114B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=17771701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29165095A Expired - Lifetime JP2687114B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 除電方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2687114B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114486706B (zh) * | 2022-02-10 | 2024-04-16 | 北京强度环境研究所 | 一种复合式饱和加湿桶 |
-
1995
- 1995-10-16 JP JP29165095A patent/JP2687114B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09115683A (ja) | 1997-05-02 |
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