JP2695766B2 - 加圧型ガス化炉 - Google Patents
加圧型ガス化炉Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧型ガス化炉に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の加圧型ガス化炉を図12により説
明すると、aが耐圧容器、bが同耐圧容器aの内部に間
隔をおいて設けた水冷壁で、同水冷壁bの内部に炉本体
が形成されている。またcが同炉本体内から上記耐圧容
器aの上部を貫通して設けたガス出口管、dが上記炉本
体内から上記耐圧容器aの下部を貫通して設けた灰排出
管、eが上記水冷壁b及び上記耐圧容器aの間の空間部
と上記炉本体内とを連通する配管、fが同配管eに設け
た圧力計、gが加圧用精製ガス供給管、hが同加圧用精
製ガス供給管gに設けた開閉弁、iが上記耐圧容器a内
上部から耐圧容器a外へ延びた配管、jが同配管iに設
けた安全弁で、微粉炭をノズル(図示せず)から炉本体
内へ搬送用ガスとともに供給して、ガス化し、得られた
可燃性ガスをガス出口管cから排出し、そのとき生成さ
れるスラグを灰排出管dから排出し、また水冷壁b及び
耐圧容器aの間の空間部と炉本体内との差圧を圧力計f
により検出し、そのとき得られる検出信号を開閉弁hへ
送り、同開閉弁hの開度を制御して、加圧用精製ガスを
加圧用精製ガス供給管gから耐圧容器a内へ供給し、水
冷壁b及び耐圧容器aの間の空間部と炉本体内とを均圧
化して、水冷壁bを保護するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記図12に示す加圧
型ガス化炉では、水冷壁b及び耐圧容器aの間の空間部
と炉本体内との差圧を圧力計fにより検出し、そのとき
得られる検出信号を開閉弁hへ送り、同開閉弁hの開度
を制御して、加圧用精製ガスを加圧用精製ガス供給管g
から耐圧容器a内へ供給し、水冷壁b及び耐圧容器aの
間の空間部と炉本体内とを均圧化して、水冷壁bを保護
するようにしており、水冷壁bを保護するためのシステ
ムが複雑になるという問題があった。 【0004】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、耐圧容器及び水冷壁を
簡略化できて、重量を軽減でき、複雑な水冷壁保護シ
ステムを不用にできて、製作コストを低減できる加圧型
ガス化炉を提供しようとする点にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の加圧型ガス化炉は、ガス化炉本体を形成
する水冷壁を耐圧容器の内部に間隔を保持して設置し、
同水冷壁の外周面にバックステーを固定し、不活性ガス
を耐圧容器内へ供給する不活性ガス供給管を耐圧容器に
設け、耐圧容器及び水冷壁の間と水冷壁の内側から耐圧
容器外へ延びたガス出口管の内部とを配管により連通し
たことを特徴としている。 【0006】また本発明の加圧型ガス化炉は、ガス化炉
本体を形成する水冷壁を耐圧容器の内部に間隔を保持し
て設置し、同水冷壁の外周面にバックステーを固定し、
不活性ガスを耐圧容器内へ供給する不活性ガス供給管を
耐圧容器に設け、耐圧容器及び水冷壁の間と水冷壁の内
側から耐圧容器外へ延びたガス出口管の内部とを配管に
より連通し、前記バックステーを前記耐圧容器に接する
ように設けたことを特徴としている。 【0007】また本発明の加圧型ガス化炉は、ガス化炉
本体を形成する水冷壁を耐圧容器の内部に間隔を保持し
て設置し、同水冷壁の外周面にバックステーを固定し、
不活性ガスを耐圧容器内へ供給する不活性ガス供給管を
耐圧容器に設け、耐圧容器及び水冷壁の間と水冷壁の内
側から耐圧容器外へ延びたガス出口管の内部とを配管に
より連通し、前記耐圧容器と前記水冷壁との間に保温材
を充填したことを特徴としている。 【0008】 【発明の実施の形態】 (実施例1)次に本発明の加圧型ガス化炉を図1に示す
一実施例により説明すると、1が耐圧容器、2が水冷壁
で、同水冷壁2が上記耐圧容器1の内部に間隔を保持し
て設置されている。また3が多段のバックステーで、同
各バックステー3が上記水冷壁2の外周面に固定されて
いる。なお上記上記水冷壁2は、図2に示すように多数
の水冷管2aと同各水冷管2aをつなぐスキンケーシン
グ2b’とスタッド2cと保温材2dとにより構成され
るか、図3に示すように多数の水冷管2aと同各水冷管
2aをつなぐフイン2bとスタッド2cと保温材2dと
により構成されている。また図1の4が上記各水冷管2
aの冷却水用入口管寄、5が上記各水冷管2aの冷却水
用出口管寄、6が同冷却水用出口管寄5から耐圧容器1
外へ延びたガス出口管、7が上記冷却水用出口管寄5か
ら耐圧容器1外へ延びた灰排出管、8が上記水冷壁2内
に形成されたガス化炉本体、9が上記耐圧容器1内下部
に延びたバックアップ及びパージ用不活性ガス供給管、
10が同不活性ガス供給管9に設けた調整弁、11が上
記耐圧容器1及び上記水冷壁2の間と上記ガス出口管6
とを連通する配管、12が同配管11に設けたフィル
タ、13が同配管11に設けた均圧弁、14が上記耐圧
容器1と上記水冷壁2との間に形成された点検スペース
である。 【0009】(作用)次に前記図1に示す加圧型ガス化
炉の作用を説明する。微粉炭をノズル(図示せず)から
ガス化炉本体8内へ搬送用ガスとともに供給して、ガス
化し、得られた可燃性ガスをガス出口管6から排出し、
そのとき生成されるスラグを灰排出管7から排出し、冷
却水を冷却水用入口管寄4から各水冷管2a内を経て冷
却水用出口管寄5へ導き、さらにドラム(図示せず)か
ら冷却水用入口管寄4へ戻し、循環させて、同各水冷管
2aを冷却する。このとき、水冷壁2がバックステー3
により補強され、またガス化炉本体8内の高温ガスが同
水冷壁2によりシールされて、耐圧容器1が保護されて
いる。また以上の通常運転時には、ガス出口管6内の圧
力と点検スペース14の圧力とをフィルタ12及び均圧
弁13を有する配管11を介してバランスさせ、不活性
ガス(蒸気、N2ガス、炉内発生ガス等) を不活性ガス供
給管9からガス化炉本体8内へバックアップ及びパージ
用として供給し、耐圧容器1及び水冷壁2の間とガス化
炉本体8内との差圧を過大にならないようにして、水冷
壁2の変形を防止する。 【0010】(実施例2)図4は、前記実施例(1)と
同様に構成しているが、次の点が異なっている。即ち、
ガス化炉各部の機能を最大限に発揮させるために、水冷
壁2管の一部を分岐して、水冷式灰ホッパ18(なお2
7は水) とコンバスタ8aとデイフューザ8bとリダク
タ8cとを形成し、リダクタ8cの出口に熱交換器16
を設け、垂直の水冷壁2と分岐した水冷壁2との間に保
温材17を充填し、コンバスタ8aに微粉炭と空気(ま
たは酸素富化空気や酸素)と循環チヤーと蒸気等を供給
するノズル21を設け、デイフューザ8bに残りの微粉
炭を供給するノズル22を設けており、ノズル21から
供給された微粉炭、空気(または酸素富化空気や酸
素)、循環チヤー、蒸気等と、ノズル22から供給され
た微粉炭とにより、炉内が高温雰囲気(1300〜18
00℃)に維持されて、ガス化が行われ、溶融した灰が
水冷式灰ホッパ18へ流下し、同水冷式灰ホッパ18内
の水27により水砕された後、水砕スラグとして炉外へ
排出され、発生したチヤーが炉外で捕集されて、再びコ
ンバスタ8aへ投入される。 【0011】(実施例3)図5、6は、前記実施例
(1)と同様に構成しているが、次の点が異なってい
る。即ち、上記バックステー3の外周面を耐圧容器1の
内周面に接して設け、耐圧容器1と水冷壁2との間の空
間部に保温材23を充填している。この場合にも、ノズ
ルから供給された微粉炭、空気(または酸素富化空気や
酸素)、循環チヤー、蒸気等により、炉内が高温雰囲気
(1300〜1800℃)に維持されて、ガス化が行わ
れ、溶融した灰が灰排出管7から炉外へ排出される。な
お図7は、水冷管2aとフイン2bとにより構成された
水冷壁2の例、図8は、水冷管2aと偏心フイン2bと
スタッド2cと保温材2dとにより構成された水冷壁2
の例、図9は、水冷管2aとスキンケーシング2b’と
により構成された水冷壁2の例である。 【0012】(実施例4)図10は、前記実施例(1)
と同様に構成しているが、次の点が異なっている。即
ち、上記バックステー3の外周面を耐圧容器1の内周面
に接して設け、耐圧容器1と水冷壁2との間の空間部に
保温材23を充填し、水冷壁2管の一部を分岐して、水
冷式灰ホッパ18(なお27は水) とコンバスタ8aと
デイフューザ8bとリダクタ8cとを形成し、リダクタ
8cの出口に熱交換器16を設け、垂直の水冷壁2と分
岐した水冷壁2との間に耐火材17を充填し、コンバス
タ8aに微粉炭と空気(または酸素富化空気や酸素)と
循環チヤーと蒸気等を供給するノズル21を設け、デイ
フューザ8bに残りの微粉炭を供給するノズル22を設
けており、ノズル21から供給された微粉炭、空気(ま
たは酸素富化空気や酸素)、循環チヤー、蒸気等と、ノ
ズル22から供給された微粉炭とにより、炉内が高温雰
囲気(1300〜1800℃)に維持されて、ガス化が
行われ、溶融した灰が水冷式灰ホッパ18へ流下し、同
水冷式灰ホッパ18内の水27により水砕された後、水
砕スラグとして炉外へ排出され、発生したチヤーが炉外
で捕集されて、再びコンバスタ8aへ投入される。 【0013】(実施例5)図11は、耐圧容器1と水冷
壁2との間を点検スペース14とし、一部のバックステ
ー3に点検用マンホール3’を設け、水冷壁2との内周
面に保温材24’を添設し、耐圧容器1と水冷壁2との
間の下方空間部に緊急弁10’を有するN2ガスまたは蒸
気供給管9’を設け、耐圧容器1と水冷壁2との間の下
方空間部に安全弁26を有するガスダクト25を設ける
以外は、前記図10の実施例と略同様に構成した他の実
施例である。 【0014】 【発明の効果】本発明は前記のようにガス化炉本体を形
成する水冷壁を耐圧容器の内部に間隔を保持して設置
し、同水冷壁の外周面にバックステーを固定しており、
ガス化炉本体を形成する水冷壁がバックステーにより補
強されるので、耐圧容器及び水冷壁を簡略化できて、重
量を軽減できる。また上記のようにガス化炉本体を形成
する水冷壁がバックステーにより補強されるので、複雑
な水冷壁保護システムが不用で、製作コストを低減でき
る。
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の加圧型ガス化炉を図12により説
明すると、aが耐圧容器、bが同耐圧容器aの内部に間
隔をおいて設けた水冷壁で、同水冷壁bの内部に炉本体
が形成されている。またcが同炉本体内から上記耐圧容
器aの上部を貫通して設けたガス出口管、dが上記炉本
体内から上記耐圧容器aの下部を貫通して設けた灰排出
管、eが上記水冷壁b及び上記耐圧容器aの間の空間部
と上記炉本体内とを連通する配管、fが同配管eに設け
た圧力計、gが加圧用精製ガス供給管、hが同加圧用精
製ガス供給管gに設けた開閉弁、iが上記耐圧容器a内
上部から耐圧容器a外へ延びた配管、jが同配管iに設
けた安全弁で、微粉炭をノズル(図示せず)から炉本体
内へ搬送用ガスとともに供給して、ガス化し、得られた
可燃性ガスをガス出口管cから排出し、そのとき生成さ
れるスラグを灰排出管dから排出し、また水冷壁b及び
耐圧容器aの間の空間部と炉本体内との差圧を圧力計f
により検出し、そのとき得られる検出信号を開閉弁hへ
送り、同開閉弁hの開度を制御して、加圧用精製ガスを
加圧用精製ガス供給管gから耐圧容器a内へ供給し、水
冷壁b及び耐圧容器aの間の空間部と炉本体内とを均圧
化して、水冷壁bを保護するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記図12に示す加圧
型ガス化炉では、水冷壁b及び耐圧容器aの間の空間部
と炉本体内との差圧を圧力計fにより検出し、そのとき
得られる検出信号を開閉弁hへ送り、同開閉弁hの開度
を制御して、加圧用精製ガスを加圧用精製ガス供給管g
から耐圧容器a内へ供給し、水冷壁b及び耐圧容器aの
間の空間部と炉本体内とを均圧化して、水冷壁bを保護
するようにしており、水冷壁bを保護するためのシステ
ムが複雑になるという問題があった。 【0004】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、耐圧容器及び水冷壁を
簡略化できて、重量を軽減でき、複雑な水冷壁保護シ
ステムを不用にできて、製作コストを低減できる加圧型
ガス化炉を提供しようとする点にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の加圧型ガス化炉は、ガス化炉本体を形成
する水冷壁を耐圧容器の内部に間隔を保持して設置し、
同水冷壁の外周面にバックステーを固定し、不活性ガス
を耐圧容器内へ供給する不活性ガス供給管を耐圧容器に
設け、耐圧容器及び水冷壁の間と水冷壁の内側から耐圧
容器外へ延びたガス出口管の内部とを配管により連通し
たことを特徴としている。 【0006】また本発明の加圧型ガス化炉は、ガス化炉
本体を形成する水冷壁を耐圧容器の内部に間隔を保持し
て設置し、同水冷壁の外周面にバックステーを固定し、
不活性ガスを耐圧容器内へ供給する不活性ガス供給管を
耐圧容器に設け、耐圧容器及び水冷壁の間と水冷壁の内
側から耐圧容器外へ延びたガス出口管の内部とを配管に
より連通し、前記バックステーを前記耐圧容器に接する
ように設けたことを特徴としている。 【0007】また本発明の加圧型ガス化炉は、ガス化炉
本体を形成する水冷壁を耐圧容器の内部に間隔を保持し
て設置し、同水冷壁の外周面にバックステーを固定し、
不活性ガスを耐圧容器内へ供給する不活性ガス供給管を
耐圧容器に設け、耐圧容器及び水冷壁の間と水冷壁の内
側から耐圧容器外へ延びたガス出口管の内部とを配管に
より連通し、前記耐圧容器と前記水冷壁との間に保温材
を充填したことを特徴としている。 【0008】 【発明の実施の形態】 (実施例1)次に本発明の加圧型ガス化炉を図1に示す
一実施例により説明すると、1が耐圧容器、2が水冷壁
で、同水冷壁2が上記耐圧容器1の内部に間隔を保持し
て設置されている。また3が多段のバックステーで、同
各バックステー3が上記水冷壁2の外周面に固定されて
いる。なお上記上記水冷壁2は、図2に示すように多数
の水冷管2aと同各水冷管2aをつなぐスキンケーシン
グ2b’とスタッド2cと保温材2dとにより構成され
るか、図3に示すように多数の水冷管2aと同各水冷管
2aをつなぐフイン2bとスタッド2cと保温材2dと
により構成されている。また図1の4が上記各水冷管2
aの冷却水用入口管寄、5が上記各水冷管2aの冷却水
用出口管寄、6が同冷却水用出口管寄5から耐圧容器1
外へ延びたガス出口管、7が上記冷却水用出口管寄5か
ら耐圧容器1外へ延びた灰排出管、8が上記水冷壁2内
に形成されたガス化炉本体、9が上記耐圧容器1内下部
に延びたバックアップ及びパージ用不活性ガス供給管、
10が同不活性ガス供給管9に設けた調整弁、11が上
記耐圧容器1及び上記水冷壁2の間と上記ガス出口管6
とを連通する配管、12が同配管11に設けたフィル
タ、13が同配管11に設けた均圧弁、14が上記耐圧
容器1と上記水冷壁2との間に形成された点検スペース
である。 【0009】(作用)次に前記図1に示す加圧型ガス化
炉の作用を説明する。微粉炭をノズル(図示せず)から
ガス化炉本体8内へ搬送用ガスとともに供給して、ガス
化し、得られた可燃性ガスをガス出口管6から排出し、
そのとき生成されるスラグを灰排出管7から排出し、冷
却水を冷却水用入口管寄4から各水冷管2a内を経て冷
却水用出口管寄5へ導き、さらにドラム(図示せず)か
ら冷却水用入口管寄4へ戻し、循環させて、同各水冷管
2aを冷却する。このとき、水冷壁2がバックステー3
により補強され、またガス化炉本体8内の高温ガスが同
水冷壁2によりシールされて、耐圧容器1が保護されて
いる。また以上の通常運転時には、ガス出口管6内の圧
力と点検スペース14の圧力とをフィルタ12及び均圧
弁13を有する配管11を介してバランスさせ、不活性
ガス(蒸気、N2ガス、炉内発生ガス等) を不活性ガス供
給管9からガス化炉本体8内へバックアップ及びパージ
用として供給し、耐圧容器1及び水冷壁2の間とガス化
炉本体8内との差圧を過大にならないようにして、水冷
壁2の変形を防止する。 【0010】(実施例2)図4は、前記実施例(1)と
同様に構成しているが、次の点が異なっている。即ち、
ガス化炉各部の機能を最大限に発揮させるために、水冷
壁2管の一部を分岐して、水冷式灰ホッパ18(なお2
7は水) とコンバスタ8aとデイフューザ8bとリダク
タ8cとを形成し、リダクタ8cの出口に熱交換器16
を設け、垂直の水冷壁2と分岐した水冷壁2との間に保
温材17を充填し、コンバスタ8aに微粉炭と空気(ま
たは酸素富化空気や酸素)と循環チヤーと蒸気等を供給
するノズル21を設け、デイフューザ8bに残りの微粉
炭を供給するノズル22を設けており、ノズル21から
供給された微粉炭、空気(または酸素富化空気や酸
素)、循環チヤー、蒸気等と、ノズル22から供給され
た微粉炭とにより、炉内が高温雰囲気(1300〜18
00℃)に維持されて、ガス化が行われ、溶融した灰が
水冷式灰ホッパ18へ流下し、同水冷式灰ホッパ18内
の水27により水砕された後、水砕スラグとして炉外へ
排出され、発生したチヤーが炉外で捕集されて、再びコ
ンバスタ8aへ投入される。 【0011】(実施例3)図5、6は、前記実施例
(1)と同様に構成しているが、次の点が異なってい
る。即ち、上記バックステー3の外周面を耐圧容器1の
内周面に接して設け、耐圧容器1と水冷壁2との間の空
間部に保温材23を充填している。この場合にも、ノズ
ルから供給された微粉炭、空気(または酸素富化空気や
酸素)、循環チヤー、蒸気等により、炉内が高温雰囲気
(1300〜1800℃)に維持されて、ガス化が行わ
れ、溶融した灰が灰排出管7から炉外へ排出される。な
お図7は、水冷管2aとフイン2bとにより構成された
水冷壁2の例、図8は、水冷管2aと偏心フイン2bと
スタッド2cと保温材2dとにより構成された水冷壁2
の例、図9は、水冷管2aとスキンケーシング2b’と
により構成された水冷壁2の例である。 【0012】(実施例4)図10は、前記実施例(1)
と同様に構成しているが、次の点が異なっている。即
ち、上記バックステー3の外周面を耐圧容器1の内周面
に接して設け、耐圧容器1と水冷壁2との間の空間部に
保温材23を充填し、水冷壁2管の一部を分岐して、水
冷式灰ホッパ18(なお27は水) とコンバスタ8aと
デイフューザ8bとリダクタ8cとを形成し、リダクタ
8cの出口に熱交換器16を設け、垂直の水冷壁2と分
岐した水冷壁2との間に耐火材17を充填し、コンバス
タ8aに微粉炭と空気(または酸素富化空気や酸素)と
循環チヤーと蒸気等を供給するノズル21を設け、デイ
フューザ8bに残りの微粉炭を供給するノズル22を設
けており、ノズル21から供給された微粉炭、空気(ま
たは酸素富化空気や酸素)、循環チヤー、蒸気等と、ノ
ズル22から供給された微粉炭とにより、炉内が高温雰
囲気(1300〜1800℃)に維持されて、ガス化が
行われ、溶融した灰が水冷式灰ホッパ18へ流下し、同
水冷式灰ホッパ18内の水27により水砕された後、水
砕スラグとして炉外へ排出され、発生したチヤーが炉外
で捕集されて、再びコンバスタ8aへ投入される。 【0013】(実施例5)図11は、耐圧容器1と水冷
壁2との間を点検スペース14とし、一部のバックステ
ー3に点検用マンホール3’を設け、水冷壁2との内周
面に保温材24’を添設し、耐圧容器1と水冷壁2との
間の下方空間部に緊急弁10’を有するN2ガスまたは蒸
気供給管9’を設け、耐圧容器1と水冷壁2との間の下
方空間部に安全弁26を有するガスダクト25を設ける
以外は、前記図10の実施例と略同様に構成した他の実
施例である。 【0014】 【発明の効果】本発明は前記のようにガス化炉本体を形
成する水冷壁を耐圧容器の内部に間隔を保持して設置
し、同水冷壁の外周面にバックステーを固定しており、
ガス化炉本体を形成する水冷壁がバックステーにより補
強されるので、耐圧容器及び水冷壁を簡略化できて、重
量を軽減できる。また上記のようにガス化炉本体を形成
する水冷壁がバックステーにより補強されるので、複雑
な水冷壁保護システムが不用で、製作コストを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加圧型ガス化炉の一実施例を示す縦断
側面図である。 【図2】水冷壁部分の一実施例を示す横断平面図であ
る。 【図3】水冷壁部分の他の実施例を示す横断平面図であ
る。 【図4】本発明の加圧型ガス化炉の他の実施例を示す縦
断側面図である。 【図5】本発明の加圧型ガス化炉の他の実施例を示す縦
断側面図である。 【図6】図5の矢視A−A線に沿う横断平面図である。 【図7】水冷壁部分の一実施例を示す横断平面図であ
る。 【図8】水冷壁部分の他の実施例を示す横断平面図であ
る。 【図9】水冷壁部分のさらに他の実施例を示す横断平面
図である。 【図10】本発明の加圧型ガス化炉の他の実施例を示す
縦断側面図である。 【図11】本発明の加圧型ガス化炉のさらに他の実施例
を示す縦断側面図である。 【図12】従来の加圧型ガス化炉を示す縦断側面図であ
る。 【符号の説明】 1 耐圧容器 2 水冷壁 3 バックステー 6 ガス出口管 9 不活性ガス供給管 11 配管 23 保温材
側面図である。 【図2】水冷壁部分の一実施例を示す横断平面図であ
る。 【図3】水冷壁部分の他の実施例を示す横断平面図であ
る。 【図4】本発明の加圧型ガス化炉の他の実施例を示す縦
断側面図である。 【図5】本発明の加圧型ガス化炉の他の実施例を示す縦
断側面図である。 【図6】図5の矢視A−A線に沿う横断平面図である。 【図7】水冷壁部分の一実施例を示す横断平面図であ
る。 【図8】水冷壁部分の他の実施例を示す横断平面図であ
る。 【図9】水冷壁部分のさらに他の実施例を示す横断平面
図である。 【図10】本発明の加圧型ガス化炉の他の実施例を示す
縦断側面図である。 【図11】本発明の加圧型ガス化炉のさらに他の実施例
を示す縦断側面図である。 【図12】従来の加圧型ガス化炉を示す縦断側面図であ
る。 【符号の説明】 1 耐圧容器 2 水冷壁 3 バックステー 6 ガス出口管 9 不活性ガス供給管 11 配管 23 保温材
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フロントページの続き
(72)発明者 大坪 浩一朗
東京都千代田区丸の内二丁目5番1号
三菱重工業株式会社内
(72)発明者 品田 治
東京都千代田区丸の内二丁目5番1号
三菱重工業株式会社内
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 (1)ガス化炉本体を形成する水冷壁を耐圧容器の内部
に間隔を保持して設置し、同水冷壁の外周面にバックス
テーを固定し、不活性ガスを耐圧容器内へ供給する不活
性ガス供給管を耐圧容器に設け、耐圧容器及び水冷壁の
間と水冷壁の内側から耐圧容器外へ延びたガス出口管の
内部とを配管により連通したことを特徴とする加圧型ガ
ス化炉。 (2)ガス化炉本体を形成する水冷壁を耐圧容器の内部
に間隔を保持して設置し、同水冷壁の外周面にバックス
テーを固定し、不活性ガスを耐圧容器内へ供給する不活
性ガス供給管を耐圧容器に設け、耐圧容器及び水冷壁の
間と水冷壁の内側から耐圧容器外へ延びたガス出口管の
内部とを配管により連通し、前記バックステーを前記耐
圧容器に接するように設けたことを特徴とする加圧型ガ
ス化炉。 (3)ガス化炉本体を形成する水冷壁を耐圧容器の内部
に間隔を保持して設置し、同水冷壁の外周面にバックス
テーを固定し、不活性ガスを耐圧容器内へ供給する不活
性ガス供給管を耐圧容器に設け、耐圧容器及び水冷壁の
間と水冷壁の内側から耐圧容器外へ延びたガス出口管の
内部とを配管により連通し、前記耐圧容器と前記水冷壁
との間に保温材を充填したことを特徴とする加圧型ガス
化炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24185396A JP2695766B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 加圧型ガス化炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24185396A JP2695766B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 加圧型ガス化炉 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60087500A Division JPH0655953B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 加圧型ガス化炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09165584A JPH09165584A (ja) | 1997-06-24 |
| JP2695766B2 true JP2695766B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=17080490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24185396A Expired - Fee Related JP2695766B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 加圧型ガス化炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2695766B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101370132B1 (ko) | 2013-09-02 | 2014-03-25 | 한국가스공사 | 배관검사로봇을 이용한 배관검사방법 |
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Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101900118B1 (ko) * | 2011-01-14 | 2018-09-18 | 에어 프로덕츠 앤드 케미칼스, 인코오포레이티드 | 가스화 반응기 |
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-
1996
- 1996-09-12 JP JP24185396A patent/JP2695766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101370132B1 (ko) | 2013-09-02 | 2014-03-25 | 한국가스공사 | 배관검사로봇을 이용한 배관검사방법 |
| KR101384268B1 (ko) * | 2013-09-02 | 2014-04-11 | 한국가스공사 | 배관검사로봇 런칭 및 리시빙 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09165584A (ja) | 1997-06-24 |
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Legal Events
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