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JP2696830B2 - ラツピング装置 - Google Patents
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JP2696830B2 - ラツピング装置 - Google Patents

ラツピング装置

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JP2696830B2
JP2696830B2 JP62063337A JP6333787A JP2696830B2 JP 2696830 B2 JP2696830 B2 JP 2696830B2 JP 62063337 A JP62063337 A JP 62063337A JP 6333787 A JP6333787 A JP 6333787A JP 2696830 B2 JP2696830 B2 JP 2696830B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リード線を端子ピンに自動的に巻付けるラ
ッピング装置に係り、とくにVTRに用いられるロータリ
トランスのコアに接着固定されたコイルの端末のリード
線を基台の指定された端子ピンに自動的にラッピングす
るのに用いて好適なラッピング装置に関する。 〔発明の概要〕 本発明は、プラテンに固定されたロータリトランスの
8本のリード線を狭い間隔で隣接して設けられている基
台側の端子ピンに自動的にラッピングするようにした装
置であって、チャックによってリード線を保持した状態
でラッピングヘッドを回転させることによって、チャッ
クからリード線を引出しながら端子ピンに巻付けてラッ
ピングを行なうようにしたものである。 〔従来の技術〕 一般にVTRにおいては、磁気テープをヘッドドラムに
ヘリカルに巻付けるとともに、回転ヘッドを用いて磁気
テープ上に斜めにトラックを形成するようにしており、
ヘリカルスキャン方式の記録再生を行なうようにしてい
る。従って回転側と固定側との間で信号の授受を行なう
手段を必要とし、このために従来よりロータリトランス
が用いられている。 このようなロータリトランスを組立てる場合には、コ
アに形成された同心円状の溝にそれぞれコイルを構成す
る線材を巻装するようにしている。4チャンネルのロー
タリトランスの場合には、4本の同心円状の溝にそれぞ
れコイルが巻装されるために、8本のリード線がコアの
裏面から引出されることになる。これらのリード線は1
本ずつ指定された端子ピンに3〜4回巻いてラッピング
し、リード線の余分な部分は端子ピンの角を利用して引
きちぎるようにしていた。また各チャンネル毎に2本の
リード線がからみあっている場合には、このからみを解
いてからラッピングするようにしている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来このようなロータリトランスのコイルの端末のリ
ード線のラッピングは、人間の手作業によって行なって
いたために、8本のリード線をラッピングするのに約50
秒の時間を要していた。しかも各チャンネルのリード線
は指定された端子ピンにラッピングされなければならな
いが、間違った端子ピンにラッピングされることがあ
り、極性不良を起す可能性があった。しかもこのような
ラッピング作業は、リード線の直径が細いばかりでな
く、隣接する端子の間隔が非常に狭いために、作業がし
づらいという問題があった。さらに引きちぎったリード
線の残材処理を行なわなければならないという問題があ
った。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであ
って、リード線を短時間で自動的に端子ピンに巻付ける
ようにしたラッピング装置を提供することを目的とする
ものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、リード線を端子ピンに自動的に巻付けるラ
ッピング装置において、 一対の回動する部材から成り、それらの先端部が挟着
部を構成し、ばねによって前記一対の回動する部材の挟
着部が互いに閉じて挟着するように付勢され、前記リー
ド線の所定の長さに切断された自由端を挟着保持するチ
ャックと、 先端側外周面に傾斜溝を有し、かつ先端側端面には前
記端子ピンを受入れる偏心穴から成るピン挿通穴が形成
されているラッピングヘッドと、 前記ラッピングヘッドを回転駆動する回転軸と、 前記回転軸の先端部に前記ラッピングヘッドをフロー
ティング支持するフレキシブルな支持手段と、 前記回転軸の途中の部位に介装されている自在継手と
を具備し、 前記チャックによって前記リード線を挟着保持した状
態で前記端子ピンをピン挿通穴によって受入れた前記ラ
ッピングヘッドの傾斜溝によって前記リード線を引掛け
て、前記回転軸により前記ラッピングヘッドを回転させ
ることによって、前記チャックから前記リード線を引出
しながら前記端子ピンに巻付けるようにしたことを特徴
とするラッピング装置に関するものである。 〔作用〕 従って所定の長さに切断されたリード線の自由端側を
チャックによって挟着保持し、ラッピングヘッドの偏心
穴から成るピン挿通穴によってリードが巻付けられる端
子ピンを受入れるようにし、しかもこのラッピングヘッ
ドの傾斜溝に上記リード線を引掛け、途中の部位に自在
継手が介装されている回転軸によってラッピングヘッド
を回転させることによって、チャックから順次引出され
るリード線が端子ピンに巻付けられることになる。 〔実施例〕 本実施例に係るラッピング装置は、ロータリトランス
のコアに巻装されたコイルのリード線を端子ピンにラッ
ピングする装置である。ロータリトランスのコア10は第
2図に示すプラテン11の上面に形成されている円形の凸
部12上に載置された状態で供給される。このプラテン11
上にはピン13が植設されており、このピン13によって両
端を支持された密着ばね14がコア10に巻装されたコイル
の端末のリード線15の先端部を保持している。このよう
なリード線15は第1図および第3図に示すように、リン
グ状基台16の突起17に植設された端子ピン18にラッピン
グされるようになっている。なお突起17にはリード線15
を導く溝19がその外周側に形成されている。 ラッピング装置の全体の配置は第12図に示すように構
成されており、4つのラッピングステーション21、22、
23、24から構成されている。ロータリトランスのコア10
上に引出された8本のリード線15は、これらのラッピン
グステーション21〜24によってラッピングされる。そし
てコア10上に取付けられたリング状基台16の上に設けら
れている8本の端子ピン18の内、中心に対して対称であ
って円周方向に180゜離れた2本ずつの端子ピン18がそ
れぞれのステーション21〜24によってラッピングされ、
4つのステーション21〜24によって合計8本のピン18へ
のラッピングを完了するようになっている。なおこの装
置においては、メインテナンス性を考慮して1つのステ
ーションで2本しかラッピングしていないが、4本を同
時にラッピングすることも可能である。また4つのステ
ーション21〜24の配置は自由に変更可能である。 つぎに各ラッピングステーションの構成について説明
すると、それぞれのラッピングステーションには第13図
〜第15図に示すようにベース28が設けられており、この
ベース28上に直立する一対のガイド29によって昇降板30
が支持されている。そして昇降板30はエアシリンダ31の
ピストンロッドと連結されており、このシリンダ31によ
って上下方向に移動するようになっている。昇降板30に
はチャックユニット32とラッピングユニット33とが支持
されている。これに対して下側のベース28上には、後述
するリードガイドユニット70が直接取付けられるように
なっている。 なおここでチャックユニット32とは、一対のチャック
43、44およびこのようなチャック43、44を開閉および移
動させるための機構を言う。またラッピングユニット33
とは、ラッピングヘッド63およびこのラッピングヘッド
63の支持機構、回転駆動機構、および移動機構から成る
装置を指す。またリードガイドユニット70とは、リード
線押え73およびそのための案内機構、および駆動機構か
ら成る装置を指すものである。 つぎにチャックユニット32の具体的な構造について第
15図〜第17図によって説明する。昇降板30上には支持板
37が配されており、この支持板37によってエアシリンダ
38が支持されている。シリンダ38のピストンロッドは駆
動板39と連結されている。駆動板39はロッド40を支持し
ており、しかもロッド40の下端側にはアーム41が連結さ
れている。そしてアーム41によってピン42を介して一対
のチャック43、44が回転可能に支持されている。これら
のチャック43、44によって、後述するようにリード線15
を保持するようになっている。 保持アーム41にはさらにピン45を介して開閉レバー46
が取付けられており、その先端側に設けられている尖形
部47が上記チャック43、44を押すようになっている。そ
して昇降板30の下には支持板80が配されており、この支
持板80にはアーム48が取付けられており、このアーム48
によってコロ49を支持するようになっている。またアー
ム41の基端側にはカム50が設けられている。 つぎにラッピングユニット33について説明すると、こ
のラッピングユニット33は第18図に示すように駆動軸53
を備えている。駆動軸53はベース30を貫通するととも
に、その上端にプーリ54を備えている。プーリ54はベル
ト55を介して第13図および第14図に示すモータ56と連動
されるようになっている。また駆動軸53の下端には歯車
57が取付けられており、この歯車57が駆動軸53の両側に
設けられている従動軸58の歯車59と噛合うようになって
いる。そしてこの従動軸58にはその中間位置にオルダム
カップリング60が設けられるとともに、上下一対のスラ
ストベアリング61およびパッキン62によって下端側のラ
ッピングヘッド63をフローティング支持するようになっ
ている。 ラッピングヘッド63は第4図〜第8図に示すようにリ
ード線15を端子ピン18に巻付けるものであって、その中
心部の貫通穴に対して偏心穴64が形成されている。また
その先端側の外周面には傾斜溝65が形成されるようにな
っている。さらにヘッド63の外周面にはばね66が巻付け
られるとともに、このばね66の先端側がフック67になっ
ており、このフック67によってリード線15を保持するよ
うにしている。 つぎに上記ラッピングヘッド63によってリード線15を
ラッピングする際にこのリード線15を押さえるリードガ
イドユニット70について説明すると、このユニット70は
第19図に示すように、ベース28上に直接取付けられてい
るベース71に支持されている。そして各ユニットはエア
シリンダ72を備えるとともに、このエアシリンダ72のロ
ッドの先端側にリード線押え73と押えブラケット74とを
取付けるようにしている。またベース28の一対のリード
ガイドユニット70の間の部分には矩形の開口75が形成さ
れており、この開口75を通して下側からプラテン11が供
給されるようになっている。 つぎに以上のような構成に係る装置によるラッピング
の動作を説明する。第2図に示すようにコア10のコイル
のリード線15が外側へ引出されるとともに、密着ばね14
に支持された状態で、プラテン11がコンベアによって供
給される。そしてコンベアからこのプラテン11が上昇さ
れると、第14図に示すエアシリンダ31によって昇降板30
が下降する。このときに第15図〜第17図に示すチャック
ユニットは下降しており、チャック43、44は第17図に示
すように開いた状態でリード線15を跨いでいる。コア10
は第15図に示すように、ラッピングユニット33の先端に
ばね35によって弾性的に支持されているワーク位置決め
板36によって位置規制される。同時に端子ピン18にラッ
ピングヘッド63が当接する。するとラッピングヘッド63
は第18図に示す検出体69を介してばね68を圧縮し、上方
へ逃げることになる。 この状態においてモータ56によってラッピングヘッド
63を駆動する。モータ56の回転はベルト55およびプーリ
54を介して第18図に示す駆動軸53に伝達される。そして
駆動軸53の回転が歯車57および歯車59を介して従動軸58
に伝達され、この従動軸58によってラッピングヘッド63
が回転されることになる。ラッピングヘッド63はこのと
きに2回転し、その下端に形成されている偏心穴64に端
子ピン18を受入れることになる(第4図および第7図参
照)。 端子ピン18の位置精度および傾きがラフなために、端
子ピン18がラッピングヘッド63に挿入し難くなってい
る。そこでつぎのような対策を施している。まずラッピ
ングヘッド63の先端に形成されている挿入穴を偏心穴64
から構成しており、これによって端子ピン18の導入を容
易にしている。さらにラッピングヘッド63を第18図に示
すように、従動軸58にフローティング支持するようにし
ており、上下一対のスラストベアリング61およびパッキ
ン62によってラッピングヘッド63をフレキシブルに支持
するようにしている。またこのラッピングヘッド63への
回転は、従動軸58に設けられているオルダムカップリン
グ60を介して伝達されるようにしており、これによって
ラッピングヘッド63が端子ピン18により効果的に追従す
るようになっている。 端子ピン18がラッピングヘッド63内に挿入されると、
第16図および第17図に示すチャック43、44はシリンダ38
によって駆動板39およびロッド40を介して引上げられ
る。このときにチャック43、44を支持しているアーム41
はカム50によって首振り動作を行なうようになる。そし
てアーム41が引上げられると、このアーム41にピン45を
介して支持されているレバー46の端部がコロ49から離れ
るために、ばね52によってレバー46は第16図においてピ
ン45を中心として反時計方向に回動される。従ってこの
レバー46の尖形部47が上方へ移動することになり、第17
図に示すチャック43、44は閉じられるようになり、これ
らのチャック43、44によってリード線15が保持されると
ともに、定位置に移動される。 このようにしてリード線15は第8図に示すように、ラ
ッピングヘッド63の前面に臨む位置に移動される。そし
てこのときのリード線15は、第9図においてa、bで示
す二通りの位置をとることになる。この状態で第19図に
示すリードガイドユニット70のリード線押え73と押えブ
ラケット74とがシリンダ72によって前進し、第9図にお
いてaあるいはbの位置にあるリード線15をラッピング
ヘッド63の先端部に接触する位置まで押込む。そしてリ
ード線15が完全に押込まれてラッピングヘッド63に接触
すると、ラッピングヘッド63が再度回転を始める。する
とリード線15はラッピングヘッド63の先端側の外周面に
形成されている傾斜溝65に沿って入込み、さらにフック
67に引掛けられた状態でラッピングされる。そしてこの
ときにリード線15は閉じている一対のチャック43、44か
ら引出されることになる。チャック43、44は第17図に示
すばね51によって挟着力を得るようになっているため
に、この力を適正に維持しておくことにより、閉じてい
るチャック43、44からリード線15を引出すことが可能に
なる。 リード線15を端子ピン18に正しくラッピングするため
には、端子ピン18の直径とリード線15の線径の与えられ
た条件のもとで、ラッピングヘッド63の寸法と形状とを
決定する必要がある。第4図〜第7図に拡大して示すラ
ッピングヘッド63はこの条件を満足するようになってお
り、つぎのような特徴を有している。まずこのラッピン
グヘッド63の中心部の貫通穴に対して偏心穴64が形成さ
れている。偏心穴64の偏心量はうまくラッピングするた
めの1つの条件であり、また上述の如く端子ピン18にラ
ッピングヘッド63を挿入し易くして、端子ピン18の公差
を吸収するようにしている。 さらにラッピングヘッド63の外周側にはばね66が巻装
されるとともに、このばね66の先端側がフック67に構成
されている。ここでラッピングされるロータリトランス
のコア10は、隣接する端子ピン18の距離が1.8mmになっ
ており、非常に近接している。隣接する端子ピン18が互
に近接していない場合には、ラッピングヘッド63のみに
よってもラッピングできる。しかしこのときにはチャッ
ク43、44から引出されたリード線15がラッピングして行
くうちに横に倒れるようになり、リード線15が横に倒れ
ると、隣接する端子ピン18とラッピングヘッド63との間
にリード線15が挟まれて断線する可能性を生ずる。この
ようにリード線15が倒れて断線するのを防止するために
フック67が有効に機能することになる。 所定の回数のリード線15のラッピングを終了すると、
第19図に示すリードガイドユニット70のリード線押え73
と押えブラケット74がエアシリンダ72によって後退す
る。さらに第15図に示す昇降板30がエアシリンダ31によ
って上昇し、ついでチャックユニット32がエアシリンダ
38によって下降するとともに、プラテン11が下降して排
出される。これによって1サイクルが終了する。このよ
うな動作を4つのステーション21〜24について繰返すこ
とによって、第1図に示すように8本のリード線15がそ
れぞれ対応する端子ピン18に接続されることになる。 このように本実施例に係るラッピング装置によれば、
2本のリード線15を前工程で分離して密着ばね14に固定
して供給するようにしている。そしてラッピングヘッド
63を基台16のピン18に挿入するとともに、リード線15を
チャック43、44を用いてラッピングヘッド63の近傍まで
導くようにしている。ついでこのリード線15をラッピン
グヘッド63の先端部に形成されている傾斜溝65に導き、
この状態においてラッピングヘッド63を回転させること
によって、リード線15を端子ピン18にラッピングして接
続するようにしている。 従ってロータリトランスのコア10のリード線引出し孔
から出た2本のリード線15が互いにからまっている場合
に、従来は識別が難しかったが、これを機械的に識別分
離することが可能になっている。さらに人手によってラ
ッピングする場合には、リード線15を長くして余分な部
分を引きちぎって残材処理をしていたが、リード線15を
所要の長さに短くして全てラッピングするようにしたた
めに、工程が短縮されることになった。さらにラッピン
グヘッド63の先端の形状、寸法、および精度あるいはラ
ッピングヘッド63に対するリード線15の挿入方法を改善
することによって、1.8mmのピッチで互いに隣接する端
子ピン18に対して、細い線径のリード線15を確実にラッ
ピングすることが可能になっている。このようなことか
ら、10秒のタクトタイムで極性不良を生ずることなく、
細いリード線15をラッピングできるようになった。 〔発明の効果〕 以上のように本発明は、一対の回動する部材から成
り、それらの先端部が挟着部を構成し、ばねによって上
記一対の回動する部材の挟着部が互いに閉じて挟着する
ように付勢され、リード線の所定の長さに切断された自
由端を挟着保持するチャックと、先端側外周面に傾斜溝
を有し、かつ先端側端面には端子ピンを受入れる偏心穴
から成るピン挿通穴が形成されているラッピングヘッド
と、ラッピングヘッドを回転駆動する回転軸と、回転軸
の先端部にラッピングヘッドをフローティング支持する
フレキシブルな支持手段と、回転軸の途中の部位に介装
されている自在継手とを具備し、チャックによってリー
ド線を挟着保持した状態で端子ピンをピン挿通穴によっ
て受入れたラッピングヘッドの傾斜溝によってリード線
を引掛けて、回転軸によりラッピングヘッドを回転させ
ることによって、チャックからリード線を引出しながら
端子ピンに巻付けるようにしたものである。 従ってこのような構成によれば、端子ピンに対するリ
ード線の自動的なラッピングが可能になり、ラッピング
に要する時間と工数の削減とが可能になる。 またリード線の所定の長さに切断された自由端をチャ
ックによって挟着保持するようにしているために、リー
ド線を長くして余分な部分を引きちぎって残材処理を行
なう必要がなくなり、これによって工程が短縮される。 またチャックはそれ自身が回転するものではなく、自
由端を単に挟着保持した状態で静止し、これに対して先
端側のピン挿通穴によって端子ピンを受入れたラッピン
グヘッドがその傾斜溝によってリード線を引掛けて回転
することによりリード線を端子ピンに巻付けるようにし
ているために、ラッピングヘッドを挿入するスペースの
みによってラッピングを行なうことが可能になり、狭い
ピッチで隣接する端子ピンに対するラッピングを行なう
ことが可能になる。 このようなラッピングヘッドがフレキシブルな支持手
段を介して回転軸の先端部に取付けられるとともに、ピ
ン挿通穴が偏心穴から構成されているために、端子ピン
の位置精度や傾きがラフであっても端子ピンをラッピン
グヘッドのピン挿通穴に確実に挿入することが可能にな
り、ラッピングヘッドを途中の部位に自在継手を介装し
た回転軸によって安定に回転させ、端子ピンにリード線
を確実に巻付けることが可能になり、ラッピングの不良
率の減少につながる。
【図面の簡単な説明】 第1図はリード線をラッピングしたロータリトランスの
コアを示す外観斜視図、第2図はラッピングする前のロ
ータリトランスのコアの外観斜視図、第3図はラッピン
グ部の拡大斜視図、第4図はラッピングヘッドの正面
図、第5図および第6図は同側面図、第7図は同底面
図、第8図はラッピングヘッドによるラッピング動作を
示す要部拡大斜視図、第9図はリード線を押える動作を
示す要部断面図、第10図は同正面図、第11図は同平面
図、第12図はラッピングステーションの配置を示す装置
の全体の平面図、第13図はラッピングステーションの拡
大平面図、第14図は上下方向駆動機構を示す正面図、第
15図はチャック機構とラッピング機構の正面図、第16図
はチャック機構の側面図、第17図は同正面図、第18図は
ラッピング機構の縦断面図、第19図はリード線押えの部
分の平面図である。 なお図面に用いた符号において、 15……リード線 18……端子ピン 43、44……チャック 58……従動軸(回転軸) 60……オダムカップリング(自在継手) 63……ラッピングヘッド 64……偏心穴 65……傾斜溝 67……フック 73……リード線押え である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.リード線を端子ピンに自動的に巻付けるラッピング
    装置において、 一対の回動する部材から成り、それらの先端部が挟着部
    を構成し、ばねによって前記一対の回動する部材の挟着
    部が互いに閉じて挟着するように付勢され、前記リード
    線の所定の長さに切断された自由端を挟着保持するチャ
    ックと、 先端側外周面に傾斜溝を有し、かつ先端側端面には前記
    端子ピンを受入れる偏心穴から成るピン挿通穴が形成さ
    れているラッピングヘッドと、 前記ラッピングヘッドを回転駆動する回転軸と、 前記回転軸の先端部に前記ラッピングヘッドをフローテ
    ィング支持するフレキシブルな支持手段と、 前記回転軸の途中の部位に介装されている自在継手とを
    具備し、 前記チャックによって前記リード線を挟着保持した状態
    で前記端子ピンをピン挿通穴によって受入れた前記ラッ
    ピングヘッドの傾斜溝によって前記リード線を引掛け
    て、前記回転軸により前記ラッピングヘッドを回転させ
    ることによって、前記チャックから前記リード線を引出
    しながら前記端子ピンに巻付けるようにしたことを特徴
    とするラッピング装置。
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