JP2698656B2 - 螻羽部構造 - Google Patents
螻羽部構造Info
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築、構築物の屋根を段葺き屋根材で形成し
た際の、妻側の螻羽部構造に関するものである。
た際の、妻側の螻羽部構造に関するものである。
従来の螻羽部の構造としては、防水用の捨て板と、パ
ッキング材と、化粧用の螻羽包みとから形成したものが
主流であり、また実公昭62−6176号公報、実公昭62
−19772号公報、実開昭62−9620号公報、特開昭62
−296047号公報、等がある。
ッキング材と、化粧用の螻羽包みとから形成したものが
主流であり、また実公昭62−6176号公報、実公昭62
−19772号公報、実開昭62−9620号公報、特開昭62
−296047号公報、等がある。
しかしながら、従来の構造、および、では、段葺
き屋根材と螻羽包み間に、段葺き屋根材の化粧面形状に
相応した形状の空間ができてしまい、防水性、美観性に
劣るものであった。また、は段葺き屋根材に対応し
た螻羽包みを一段毎に施工していくものであるため、施
工性、強度に問題があり、また、妻側に単部材による線
が入ってしまうものであった。
き屋根材と螻羽包み間に、段葺き屋根材の化粧面形状に
相応した形状の空間ができてしまい、防水性、美観性に
劣るものであった。また、は段葺き屋根材に対応し
た螻羽包みを一段毎に施工していくものであるため、施
工性、強度に問題があり、また、妻側に単部材による線
が入ってしまうものであった。
本発明はこのような欠点を除去するため、建築、構築
物の屋根の螻羽部構造において、防水用の捨て板となる
断面略L字状の敷目板の防水兼固定部と段葺き屋根材間
に、柔軟性を有するパッキング材を形成すると共に、段
葺き屋根材の裏面で圧縮して固定し、また、段葺き屋根
材の端部と敷目板の立ち上がり部との当接面にコーキン
グ材を植設し、さらに、段葺き屋根材の化粧面と同一形
状で連続状で切り欠いた防水面を段葺き屋根材の化粧面
に沿って載置すると共に妻側の側面で固定具により固定
する螻羽とからなる螻羽部構造を提供するものである。
物の屋根の螻羽部構造において、防水用の捨て板となる
断面略L字状の敷目板の防水兼固定部と段葺き屋根材間
に、柔軟性を有するパッキング材を形成すると共に、段
葺き屋根材の裏面で圧縮して固定し、また、段葺き屋根
材の端部と敷目板の立ち上がり部との当接面にコーキン
グ材を植設し、さらに、段葺き屋根材の化粧面と同一形
状で連続状で切り欠いた防水面を段葺き屋根材の化粧面
に沿って載置すると共に妻側の側面で固定具により固定
する螻羽とからなる螻羽部構造を提供するものである。
以下に図面を用いて本発明に係る螻羽部構造について
詳細に説明する。第1図、および第2図は上記螻羽部構
造の一例を示す一部切り欠き斜視図と、第1図のイ−イ
線拡大断面図であり、αは屋根下地、βは固定具、7は
敷目板、11はパッキング材、12は段葺き屋根材、15はコ
ーキング材、16は螻羽である。さらに詳説すると、下地
αは母屋1、垂木2、野地板3、上り淀4、破風板5、
防水シート(アスファルトフェルト等)6からなるも
の、あるいは図示しないが、鉄骨下地、RC造等の下地か
らなるものである。敷目板7は第3図に示すように例え
ば金属薄板材をロール成形により形成したものであり、
水平面状の防水兼固定部8と、防水兼固定部8上に形成
した突起9と、防水兼固定部8の一端を上方に突出した
立ち上がり部10とからなるものであり、防水兼固定部8
は、段葺き屋根材12の端部の防水捨て板として機能し、
立ち上がり部10は段葺き屋根材12の端部の当接面として
機能するものである。パッキング材11は、少なくとも柔
軟性を有し、副次的に防水性、耐水性、耐候性、耐薬品
性、耐熱性、気密性を有するものであり、例えば軟質フ
ォーム系、ゴム系、EPDM、ラテックス等の1種、または
これらに吸水時には膨張し、乾燥時には収縮するアクリ
ル系の高吸水性樹脂、高熱下で結晶水を放出し、発泡、
硬化する硼砂、メタ硼酸ソーダ等を配合したものの1
種、または、ロックウール、アスベスト紙、石膏シー
ト、もしくはこれら不燃性繊維を合成樹脂でバインドし
たもの等からなり、弾力性とある程度の引っ張り強度を
もち、かつ、粘着性のないものであり、断面形状は長方
形、正方形、円形、楕円形、半円形、あるいはその変形
したものからなるものである。その装着は、第3図に示
すように敷目板7の防水兼固定部8上に接着剤等、ある
いはパッキング材11に形成された粘着剤等を介して固定
され、好ましくは立ち上がり部10とパッキング材11間に
空間γを形成し、万が一の漏水に対してこの空間γが流
水路として機能するものであり、第2図に示すように、
後記する段葺き屋根材12の裏面により圧縮され、裏面形
状に対応して変形するものである。段葺き屋根材12は、
第4図に示すように、例えば金属薄板材をロール成形等
により形成したものであり、傾斜した化粧面12aと、幅
方向の一端縁に設けた係止溝13aを有する係止部13と、
他端縁に設けた係合片14aを有する係合部14とからなる
ものであり、係止溝13aへ係合片14aを挿入して連結する
と共に、固定具βにより屋根下地αに固定するものであ
る。コーキング材15は少なくとも粘着性を有し、副次的
に防水性、耐水性、撥水性、耐候性、耐薬品性、耐熱
性、気密性を有するものであり、例えばホットメルト
系、シリコーン系、ポリウレタン系、アクリル系、SBR
系等、およびこれらに吸水時には膨張し、乾燥時には収
縮するアクリル系の高吸水性樹脂、高熱下で結晶水を放
出し、発泡、硬化する硼砂、メタ硼酸ソーダ等を配合し
たものの1種等からなり、弾力性と粘着性をもつもので
ある。その装着は、第1図、第2図に示すように、敷目
板7の立ち上がり部10と段葺き屋根材12の端部間に線状
に連続して植設するものである。螻羽16は第5図に示す
ように、長尺状板材からなる例えば金属薄板材をロール
成形、プレス加工、打ち抜き屈曲加工等により形成した
ものであり、垂直平面状の固定兼化粧面17と、固定兼化
粧面17の先端を略直角で屈曲した水平化粧面18と、水平
化粧面18の先端を下方に屈曲すると共に、前記段葺き屋
根材12の化粧面12a、所謂段葺き屋根材12の施工後の外
観形状に対応した形状、大きさで切り欠いた切り欠き19
aを有する防水面19とからなるものであり、固定兼化粧
面17は第2図に示すように、固定具βにより屋根下地α
に螻羽16を固定するためのものであり、また、水平化粧
面18は、段葺き屋根材12の端部を被覆し、段葺き屋根材
12の切断面が外部に露出するのを防止するためのもので
ある。また、防水面19は、段葺き屋根材12の化粧面12a
との空間形成を排除し、段葺き屋根材12の螻羽部におけ
る美観性、防水性を向上するためのものである。なお、
図では棟に向かって左側の螻羽16のみを示しているが、
右側の螻羽16は切り欠き19aが逆である。
詳細に説明する。第1図、および第2図は上記螻羽部構
造の一例を示す一部切り欠き斜視図と、第1図のイ−イ
線拡大断面図であり、αは屋根下地、βは固定具、7は
敷目板、11はパッキング材、12は段葺き屋根材、15はコ
ーキング材、16は螻羽である。さらに詳説すると、下地
αは母屋1、垂木2、野地板3、上り淀4、破風板5、
防水シート(アスファルトフェルト等)6からなるも
の、あるいは図示しないが、鉄骨下地、RC造等の下地か
らなるものである。敷目板7は第3図に示すように例え
ば金属薄板材をロール成形により形成したものであり、
水平面状の防水兼固定部8と、防水兼固定部8上に形成
した突起9と、防水兼固定部8の一端を上方に突出した
立ち上がり部10とからなるものであり、防水兼固定部8
は、段葺き屋根材12の端部の防水捨て板として機能し、
立ち上がり部10は段葺き屋根材12の端部の当接面として
機能するものである。パッキング材11は、少なくとも柔
軟性を有し、副次的に防水性、耐水性、耐候性、耐薬品
性、耐熱性、気密性を有するものであり、例えば軟質フ
ォーム系、ゴム系、EPDM、ラテックス等の1種、または
これらに吸水時には膨張し、乾燥時には収縮するアクリ
ル系の高吸水性樹脂、高熱下で結晶水を放出し、発泡、
硬化する硼砂、メタ硼酸ソーダ等を配合したものの1
種、または、ロックウール、アスベスト紙、石膏シー
ト、もしくはこれら不燃性繊維を合成樹脂でバインドし
たもの等からなり、弾力性とある程度の引っ張り強度を
もち、かつ、粘着性のないものであり、断面形状は長方
形、正方形、円形、楕円形、半円形、あるいはその変形
したものからなるものである。その装着は、第3図に示
すように敷目板7の防水兼固定部8上に接着剤等、ある
いはパッキング材11に形成された粘着剤等を介して固定
され、好ましくは立ち上がり部10とパッキング材11間に
空間γを形成し、万が一の漏水に対してこの空間γが流
水路として機能するものであり、第2図に示すように、
後記する段葺き屋根材12の裏面により圧縮され、裏面形
状に対応して変形するものである。段葺き屋根材12は、
第4図に示すように、例えば金属薄板材をロール成形等
により形成したものであり、傾斜した化粧面12aと、幅
方向の一端縁に設けた係止溝13aを有する係止部13と、
他端縁に設けた係合片14aを有する係合部14とからなる
ものであり、係止溝13aへ係合片14aを挿入して連結する
と共に、固定具βにより屋根下地αに固定するものであ
る。コーキング材15は少なくとも粘着性を有し、副次的
に防水性、耐水性、撥水性、耐候性、耐薬品性、耐熱
性、気密性を有するものであり、例えばホットメルト
系、シリコーン系、ポリウレタン系、アクリル系、SBR
系等、およびこれらに吸水時には膨張し、乾燥時には収
縮するアクリル系の高吸水性樹脂、高熱下で結晶水を放
出し、発泡、硬化する硼砂、メタ硼酸ソーダ等を配合し
たものの1種等からなり、弾力性と粘着性をもつもので
ある。その装着は、第1図、第2図に示すように、敷目
板7の立ち上がり部10と段葺き屋根材12の端部間に線状
に連続して植設するものである。螻羽16は第5図に示す
ように、長尺状板材からなる例えば金属薄板材をロール
成形、プレス加工、打ち抜き屈曲加工等により形成した
ものであり、垂直平面状の固定兼化粧面17と、固定兼化
粧面17の先端を略直角で屈曲した水平化粧面18と、水平
化粧面18の先端を下方に屈曲すると共に、前記段葺き屋
根材12の化粧面12a、所謂段葺き屋根材12の施工後の外
観形状に対応した形状、大きさで切り欠いた切り欠き19
aを有する防水面19とからなるものであり、固定兼化粧
面17は第2図に示すように、固定具βにより屋根下地α
に螻羽16を固定するためのものであり、また、水平化粧
面18は、段葺き屋根材12の端部を被覆し、段葺き屋根材
12の切断面が外部に露出するのを防止するためのもので
ある。また、防水面19は、段葺き屋根材12の化粧面12a
との空間形成を排除し、段葺き屋根材12の螻羽部におけ
る美観性、防水性を向上するためのものである。なお、
図では棟に向かって左側の螻羽16のみを示しているが、
右側の螻羽16は切り欠き19aが逆である。
ここで各部の寸法関係について簡単に説明すると、敷
目板7において立ち上がり部10の高さをh1、段葺き屋根
材12において、化粧面12aの幅をl1、段差14bの高さを
h2、螻羽16において切り欠き19aの最高高さをh3、切り
欠き19aの幅をl2とすると、h1>h2、h2≒h3、l1≒l2の
関係である。
目板7において立ち上がり部10の高さをh1、段葺き屋根
材12において、化粧面12aの幅をl1、段差14bの高さを
h2、螻羽16において切り欠き19aの最高高さをh3、切り
欠き19aの幅をl2とすると、h1>h2、h2≒h3、l1≒l2の
関係である。
次に、第1図、および第2図を用いて、本発明に係る
螻羽部構造の施工方法について説明する。まず、螻羽部
の端となる上り淀4のアスファルトフェルトよりなる防
水シート6上に、桁から棟に向かって第3図に示すよう
な軟質フォームの発泡体よりなるパッキング材11を粘着
した敷目板7を固定具βにより固定する、次に第4図に
示すような段葺き屋根材12を敷目板7の立ち上がり部10
に端部を当接すると共に、桁から棟に向かって係止部1
3、係合部14の連結と、釘等の固定具βによる固定で、
パッキング材11を圧縮、押圧した状態で施工する。その
後、立ち上がり部10と段葺き屋根材12間に連続状でコー
キング材15を植設し、第5図に示すような螻羽16の防水
面19を段葺き屋根材12の化粧面12aに沿って載置し、固
定兼化粧面17を釘等の固定具βにより上り淀4に固定
し、施工を完了するものである。
螻羽部構造の施工方法について説明する。まず、螻羽部
の端となる上り淀4のアスファルトフェルトよりなる防
水シート6上に、桁から棟に向かって第3図に示すよう
な軟質フォームの発泡体よりなるパッキング材11を粘着
した敷目板7を固定具βにより固定する、次に第4図に
示すような段葺き屋根材12を敷目板7の立ち上がり部10
に端部を当接すると共に、桁から棟に向かって係止部1
3、係合部14の連結と、釘等の固定具βによる固定で、
パッキング材11を圧縮、押圧した状態で施工する。その
後、立ち上がり部10と段葺き屋根材12間に連続状でコー
キング材15を植設し、第5図に示すような螻羽16の防水
面19を段葺き屋根材12の化粧面12aに沿って載置し、固
定兼化粧面17を釘等の固定具βにより上り淀4に固定
し、施工を完了するものである。
以上説明したように本発明に係る螻羽部構造によれ
ば、段葺き屋根材と螻羽間に空間が形成されず、美観
性、防水性に優れる。螻羽の防水面、コーキング材、
立ち上がり部とパッキング材の空間、パッキング材、敷
目板の防水兼固定部の5重の防水構造を形成し、防水性
が大幅に向上する。段葺き屋根材の化粧面がどんな形
状であっても対応できる。施工性が良い。納まりが
美しい。等の特徴、効果がある。
ば、段葺き屋根材と螻羽間に空間が形成されず、美観
性、防水性に優れる。螻羽の防水面、コーキング材、
立ち上がり部とパッキング材の空間、パッキング材、敷
目板の防水兼固定部の5重の防水構造を形成し、防水性
が大幅に向上する。段葺き屋根材の化粧面がどんな形
状であっても対応できる。施工性が良い。納まりが
美しい。等の特徴、効果がある。
第1図は本発明に係る螻羽部構造の一例を示す一部切り
欠き斜視図、第2図は第1図のイ−イ線断面図、第3
図、第4図、第5図は本発明に使用する部材を説明する
一部切り欠き斜視図である。7 ……敷目板、11……パッキング材、12……段葺き屋根
材、15……コーキング材、16……螻羽、19……防水面。
欠き斜視図、第2図は第1図のイ−イ線断面図、第3
図、第4図、第5図は本発明に使用する部材を説明する
一部切り欠き斜視図である。7 ……敷目板、11……パッキング材、12……段葺き屋根
材、15……コーキング材、16……螻羽、19……防水面。
Claims (1)
- 【請求項1】建築、構築物の屋根に段葺き屋根材を施工
する際の妻部の構造において、水平面状の防水兼固定部
と該防水兼固定部の先端を上方に突出した立ち上がり部
とから断面略L字状に形成した敷目板と、柔軟性を有す
るパッキング材と、段葺き状に屋根を形成する屋根材
と、垂直平面状の固定兼化粧面と該固定兼化粧面の先端
を水平に屈曲した水平化粧面と該水平化粧面の先端を下
方に屈曲すると共に前記屋根材の化粧面と同一形状で連
続して切り欠いた切り欠きを有する防水面とから形成し
た螻羽とからなり、屋根下地の妻側の端部に桁から棟方
向に前記敷目板が固定され、該敷目板の防水兼固定部上
に柔軟性を有するパッキング材が形成され、該パッキン
グ材は段葺き屋根材の裏面により圧縮されて密着し、前
記螻羽の防水面を段葺き屋根材の化粧面に沿って載置す
ると共に、固定兼化粧面が妻側の側面に固定されている
ことを特徴とする螻羽部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11177589A JP2698656B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | 螻羽部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11177589A JP2698656B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | 螻羽部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02292447A JPH02292447A (ja) | 1990-12-03 |
| JP2698656B2 true JP2698656B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=14569853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11177589A Expired - Fee Related JP2698656B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | 螻羽部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2698656B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-29 JP JP11177589A patent/JP2698656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02292447A (ja) | 1990-12-03 |
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