JP2699779B2 - エバポパージシステムの異常検出装置 - Google Patents
エバポパージシステムの異常検出装置Info
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Description
異常検出装置に係り、特に蒸発燃料の通路の圧力を検出
することにより異常検出を行う構成とされたエバポパー
ジシステムの異常検出装置に関する。
活性炭等が充填されたキャニスタに吸着され、蒸発燃料
(以下単に燃料とも称する)が大気に放出されないよう
構成されている。また、キャニスタの容量には制限があ
り吸着できる燃料量が限られているため、キャニスタの
オーバーフローを防止する等を目的として、キャニスタ
に吸着された燃料をエンジンの吸気管へパージし燃焼さ
せる構成のエバポパージシステムがある。
由でベーパ通路が破損したり配管が外れた等の故障が発
生した場合、キャニスタがオーバーフローしてしまった
り、燃料が大気に放出するおそれがある。このため、故
障を自己診断するための異常検出装置を設けたエバポパ
ージシステムが提案されている。
を提案している。図3は、同出願に開示された異常検出
装置1を示している。同図において、2は燃料タンク3
とキャニスタ4とを連通するベーパ導入通路、5はキャ
ニスタ4とエンジンの吸気管6とを連通するパージ通
路、7はベーパ導入通路2とパージ通路5とを連通する
バイパス通路である。また、10は内圧制御弁であり、
燃料タンク3内に多量の蒸発燃料が発生し、タンク内圧
が所定圧以上となった場合にのみ蒸発燃料をキャニスタ
4に導入するために設けられている。更に、上記バイパ
ス通路7には開閉弁8が配設されると共に、ベーパ導入
通路2には圧力センサ9が配設された構成とされてい
る。
に開閉弁8を開弁することにより吸気管6の負圧をパー
ジ通路5,バイパス通路7,ベーパ導入通路2を介して
燃料タンク3に導き、この状態において圧力センサ9が
所定負圧を検出しない場合には異常が発生していると判
定する構成とされている。
けるバイパス通路7,開閉弁8を設ける代わりに、図4
に示されるように、パージ通路5に第2の圧力センサ1
1を設けた構成の異常検出装置12も提供している。
2の圧力を測定する第1の圧力センサ9と、パージ通路
5の圧力を測定する第2の圧力センサ11を有した構成
であり、第1の圧力センサ9の検出結果によりベーパ導
入通路内の圧力が所定圧力に達しないと判定された場合
に、ベーパ導入通路2或いは燃料タンク8に異常がある
と判定し、第2の圧力センサ11の検出結果によりパー
ジ通路内の圧力が所定負圧に達しないと判定された場合
に、パージ通路5に異常があると判定する構成とされて
いた。
時に開弁されるパージ用弁,15はスロットルバルブ,
16はマイクロコンピュータにより構成され圧力センサ
9の出力に基づき異常検出処理を行うエンジンコントロ
ールユニット(ECU)である。
異常検出装置1では、ベーパ導入通路2とパージ通路5
がバイパス通路7を介して連通されるため、吸気管6の
負圧がベーパ導入通路2及び燃料タンク3にも印加され
るため、ひとつの圧力センサ9でエバポパージシステム
全体の異常検出を行うことができる。
パス通路7がキャニスタ4をバイパスする構成とされて
いたため、キャニスタ4に異常が発生している場合に
は、これを検出することができないという問題点があ
る。
は、異常検出を行うために第1及び第2の二つの圧力セ
ンサ9,11が必要となり、部品点数の増加及び構造の
複雑化を招き、更に圧力センサ9,11の信号に基づき
異常検出を行う異常検出手段の構成も複雑化してしまう
という問題点がある。
路を設けず、かつベーパ導入通路2のみに圧力センサ9
を配設した構成の異常検出装置13を想定すると、吸気
管負圧は内圧制御弁10にも印加されるが、キャニスタ
4には通気抵抗があるためその値は小さく内圧制御弁1
0を開弁するには到らない。従って、吸気管負圧は内圧
制御弁10より燃料タンク側には印加されず、任意時期
に燃料タンク側における負圧を導入しての異常検出がで
きないという問題点がある。
あり、開閉弁を有し内圧制御弁をバイパスするバイパス
通路を設けることにより、簡単な構造でエバポパージシ
ステム全体の異常検出を確実に行いうるエバポパージシ
ステムの異常検出装置を提供することを目的とする。
に、本発明では、燃料タンクとキャニスタを連通し燃料
タンクで発生した蒸発燃料をキャニスタに導入するベー
パ通路と、上記キャニスタに吸着された燃料を所定状況
下でエンジンの吸気系にパージするパージ通路と、上記
燃料タンクからキャニスタに流入する蒸発燃料の流入制
御を行う内圧制御弁とを具備するエバポパージシステム
の異常検出装置において、上記内圧制御弁をバイパスす
るよう設けられたバイパス通路と、このバイパス通路を
開閉する弁装置と、この弁装置の配設位置よりも燃料タ
ンク側のベーパ通路に配設され、ベーパ通路内の圧力を
検出する圧力検出手段と、異常検出時に上記弁装置を開
弁して、上記エンジンの吸気系の負圧を燃料タンクまで
導入し、上記圧力検出手段により検出される負圧が所定
値に満たない場合に異常が発生していると判断する異常
検出手段とを設けたことを特徴とするものである。
系の負圧は弁装置を開弁することによりバイパス通路を
介し、内圧制御弁をバイパスして燃料タンク側のベーパ
通路に印加される。従って、キャニスタを含むエバポパ
ージシステム全体の異常検出を行うことができると共
に、一つの圧力検出手段により異常検出が可能となり装
置及び異常検出手段の構成を簡単化することができる。
する。図1は本発明の第1実施例であるエバポパージシ
ステムの異常検出装置20を示している。
活性炭等の吸着材21aが充填されている。このキャニ
スタ21は、ベーパ導入通路22により燃料タンク23
と連通されている。よって、燃料タンク23で発生した
蒸発燃料は、ベーパ導入通路22及び内圧制御弁27を
通りキャニスタ21に導入され、吸着材21aに吸着さ
れることによりキャニスタ11内に保持される。
27が配設されている。この内圧制御弁27は、燃料タ
ンク23で多量の蒸発燃料が発生し、燃料タンク23及
びベーパ導入通路22の内圧が所定値以上となった場合
に開弁し、燃料タンク23とキャニスタ21を連通させ
る弁装置である。この内圧制御弁27を設けることによ
り、燃料タンク23で発生する蒸発燃料が必要以上にキ
ャニスタ21に吸着されることを防止できる。
ず)の吸気管24との間には、パージ通路25が設けら
れている。このパージ通路25は、吸気管24に配設さ
れたスロットルバルブ26の開度に応じて発生する吸気
管負圧が印加されるよう構成されている。また、このパ
ージ通路25には、蒸発燃料の吸気管24へのパージ量
を制御する電磁弁28(以下、VSV28という)が配
設されている。
タ21,ベーパ通路22,燃料タンク23,吸気管2
4,パージ通路25,内圧制御弁27,VSV28等か
ら構成されている。尚、図において燃料タンク23の内
部に配設されている29は、燃料タンク23内の燃料を
エンジンに供給するための燃料ポンプである。
たベーパ導入通路22に配設された内圧制御弁27をバ
イパスするようバイパス通路30を設けると共に、この
バイパス通路30に開閉弁31(電磁弁により構成され
る)を設けたことを特徴とする。この開閉弁31を駆動
させることにより、バイパス通路30は開閉される。
より燃料タンク23とキャニスタ21は内圧制御弁27
を介して接続される構成となり、また開閉弁31を開弁
することにより燃料タンク23とキャニスタ21は内圧
制御弁27を介すことなく、バイパス通路30を介して
連通される構成となる。
2は、バイパス通路30の配設位置よりも燃料タンク側
のベーパ導入通路22に配設されている。更に、上記し
たVSV28,開閉弁31,圧力センサ32は夫々エン
ジンコントロールユニット33(以下、ECU33とい
う)に接続されている。ECU33は、エンジンを駆動
するため、空燃比制御,燃料噴射量制御を始めとする各
種制御を行うものであり、マイクロコンピュータにより
構成されている。本発明に係るエバポパージシステムの
異常検出の判断もこのECU33にて行われる。また、
ECU33には後述する異常判定処理により異常がある
とされた場合に点燈する警告灯34が接続されている。
動作について以下説明する。
タンク23で蒸発燃料(べーパ)が発生すると、この蒸
発燃料はベーパ導入通路22を通り内圧制御弁27に至
る。この内圧制御弁27は、ベーパ導入通路側の内圧が
所定圧以上となった場合、即ち燃料タンク23で多量の
蒸発燃料が発生した場合に開弁する構成とされている。
従って、蒸発燃料量が少なく蒸発燃料を燃料タンク23
内に保管できる場合においては、内圧制御弁27により
蒸発燃料のキャニスタ21への導入は規制される。これ
により、前記したように燃料タンク23で発生する蒸発
燃料が必要以上にキャニスタ21に吸着されることを防
止できる。
パージは次のように行われる。パージ通路25は、吸気
管24に接続されているため、VSV28が開弁される
ことにより吸気管負圧はキャニスタ21に印加され、こ
の負圧によりキャニスタ21に吸着されている蒸発燃料
はパージ通路25を介して吸気管24にパージされる。
VSV28の開閉動作はECU33により制御されてお
り、ECU33はエンジンの状態を判断し、蒸発燃料を
吸気管24にパージしてもエンジンの駆動に影響を与え
ない安定したエンジン状態においてVSV28を開弁す
る。
とにより、蒸発燃料の大気放出を防止できると共に、キ
ャニスタ21のオーバーフローを防止することができ
る。
明する。
ECU33のプログラム処理として実行され、異常検出
手段はこのプログラムによるソフトウェアにより構成さ
れる。前記したように、ECU33はマイクロコンピュ
ータであり、中央演算処理回路(CPU),リードオン
リメモリ(ROM),ランダムアクセスメモリ(RA
M)等により構成させている。また、ECU33にはス
ロットルセンサ,水温センサ,エアフローメータ等の各
種センサが接続されており、これらのセンサから供給さ
れる信号に基づきECU33は空燃比制御,燃料噴射制
御等をはじめとする各種制御、及び本発明の要部となる
異常検出処理を行う。
を示すフローチャートである。この処理は、例えば所定
時間毎に実施されるルーチン処理である。以下、同図を
用いて具体的な異常検出処理について詳述する。
33はステップ100(以下、ステップをSと示す)に
おいて、エンジンが始動された後所定時間t1秒(sec)
が経過したどうかを判断する。尚、この理由については
説明の便宜上後述する。
02に進み、またS100で肯定判断がされると処理は
S122に進む。いま、S100で否定判断がされた
と、即ち始動後所定時間t1秒が経過していないと判断
された場合について説明する。
御弁27より吸気管側のエバポパージシステムに異常が
ないかどうかを仮判定するための処理であり、またS1
16〜S120の処理は内圧制御弁27より燃料タンク
側のエバポパージシステムに異常がないかどうかを仮判
定するための処理である。尚、エバポパージシステムに
異常がないかどうかの本判定は後述するS124〜S1
40にて行うが、これについては後述する。
ージシステムの仮異常判定は空燃比制御のフィードバッ
ク補正値FAFの変化を検知することにより行ってお
り、また燃料タンク側のエバポパージシステムの仮異常
判定は圧力センサ32の出力に基づき行ってる。ここ
で、各仮異常判定の原理について説明しておく。
を検知することにより仮異常判定を行う原理について説
明する。周知のように、空燃比制御はエンジンの排気系
に配設された酸素センサから供給される信号に基ずき、
空燃比が理論空燃比よりずれている場合には理論空燃比
に近づくよう燃料噴射量を制御するものであり、具体的
には酸素センサから供給される信号よりフィードバック
補正値FAFを算出し、この値を基本燃料噴射量TAU
に反映させる制御が行われている。
比が変動することにより当然変動する値である。従っ
て、エバポパージシステムが正常に機能しパージ用のV
SV28を開弁することによりキャニスタ21より蒸発
燃料が吸気管24に流入すると空燃比はリッチ側に変動
する。即ち、キャニスタ21から吸気管24に到るエバ
ポパージシステムに異常が無い場合にはフィードバック
補正値FAFは変動する筈である。よって、このフィー
ドバック補正値FAFの変動を検知することにより、キ
ャニスタ21から吸気管24(内圧制御弁27よりキュ
ニスタ側のベーパ導入通路22も含む)に到るエバポパ
ージシステムの仮異常判定を行うことができる。
常判定を行う原理について説明する。燃料タンク23に
は燃料が充填されており、この燃料からは蒸発燃料が発
生する。従って、開閉弁31が閉弁された状態であれば
燃料タンク23及びベーパ導入通路22の内圧は所定値
以上となっている筈である。しかるに、ベーパ導入通路
22に孔が有るような異常状態下では、上記内圧は所定
値以上に上昇することはなく大気圧に近い値となる。従
って、ベーパ導入通路22に配設されている圧力センサ
32の出力を検知することにより燃料タンク23から内
圧制御弁27に到るエバポパージシステムの仮異常判定
を行うことができる。
ける。S102では、判定実行フラグがセットされてい
るかどうかを判定する。この判定実行フラグは、続くS
104〜106の処理が実行され、S106においてフ
ィードバック補正値FAFが所定条件を満たしている時
にセットされるフラグである。いま、この判定実行フラ
グがまだセットされていないものとして説明を続ける。
を閉弁する。これにより、キャニスタ21から吸気管2
4に対する蒸発燃料のパージが停止される。よって、エ
ンジンの空燃比制御は蒸発燃料のパージ量に影響を受け
ない制御となる。
いられるフィードバック補正値FAFが1.0 (平均値)
近傍で安定しているかどうかが判断される。ここで、フ
ィードバック補正値FAFが1.0 近傍で安定していない
状態では、VSV28を開弁し蒸発燃料を吸気管24に
パージしても、フィードバック補正値FAFの変動が蒸
発燃料のパージに起因するものか、他の原因に起因する
ものか判らないため、フィードバック補正値FAFによ
り仮異常判定は行わないものとし、処理はS116に進
む構成とした。
が1.0 (平均値)近傍で安定していると判定されると、
S110に進みパージ用のVSV28が開弁される。こ
れにより、キャニスタ21から吸気管24(内圧制御弁
27よりキャニスタ側のベーパ導入通路22も含む)に
到るエバポパージシステムが正常であれば、キャニスタ
21から蒸発燃料は吸気管24にパージされる。
FAFが所定値(本実施例では所定値として0.9 を用い
てる)以下となったかどうかが判定されている。前記し
たように、エバポパージシステムが正常であればフィー
ドバック補正値FAFは変動する筈である。よって、フ
ィードバック補正値FAFが所定値以上変動した場合に
は、S114において正常フラグ2をセットし、フィー
ドバック補正値FAFが所定値以上変動しなかった場合
には正常フラグ2をセットすることなくS116に進む
構成とした。
場合には、キャニスタ21から吸気管24(内圧制御弁
27よりキャニスタ側のベーパ導入通路22も含む)に
到るエバポパージシステムは正常と判断でき、逆に正常
フラグ2がセットされていない場合には、上記エバポパ
ージシステムに異常が発生しているおそれがあると判定
することができる。
内圧力(ベーバ導入通路22内の圧力。Pで示す)を取
り込む。続くS118では、S116で取り込まれたタ
ンク内圧力Pが所定値(本実施例では所定値として50mm
Aqを用いてる)以上であるかどうかが判断される。そし
て、タンク内圧力Pが所定値以上であると判断された場
合には、S120において正常フラグ1をセットし、タ
ンク内圧力Pが所定値以下である場合には正常フラグ2
をセットすることなく処理を終了する構成とした。
場合には、燃料タンク23から内圧制御弁27に到るエ
バポパージシステムは正常と判断でき、逆に正常フラグ
1がセットされていない場合には、上記エバポパージシ
ステムに異常が発生しているおそれがあると判定するこ
とができる。
100でエンジン始動後所定時間t1が経過するまで繰
り返し実施される。一方、S100においてエンジン始
動後所定時間t1が経過したと判断されると処理はS1
22に進む。このように、本判定を実行する前に所定時
間の経過待ちを行うのは、蒸発燃料はある程度時間が経
過しないと発生しないため、時間に余裕を持たせるため
である。
ているかどうかが判断される。この判定終了フラグはS
142でセットされるフラグであり、S124からS1
40の本判定処理が実行された場合にセットされる。即
ち、S124からS140の処理は1回のみ実行され
る。いま、S122において判定終了フラグがセットさ
れていないものとして説明を続ける。
いるかどうかが判断され、S126では正常フラグ2が
セットされているかどうかが判断される。そして、S1
24及びS126で共に各正常フラグ1,2がセットさ
れていると判断されると、即ち仮異常が発生していない
と判断されると、ECU33はエバポパージシステムは
正常と判断し、S128において警告灯34を消灯する
と共に、S142で判定終了フラグをセットして処理を
終了する。
において否定判断がされると、即ちキャニスタ21から
吸気管24(内圧制御弁27よりキャニスタ側のベーパ
導入通路22も含む)に到るエバポパージシステム、或
いは燃料タンク23から内圧制御弁27に到るエバポパ
ージシステムの少なくとも一方に異常のおそれがある場
合には、処理はS130に進む。
テムに異常が発生しているかどうかの本判定を行う処理
である。この異常発生の本判定は本発明の要部となる処
理であり、バイパス通路30に設けられた開閉弁31を
開弁し、吸気管負圧を燃料タンク側に印加させた状態で
異常判定を行う。以下、各ステップの処理について説明
する。
これにより、キャニスタ21と燃料タンク23は、内圧
制御弁27を介することなく、バイパス通路30を介し
て連通された構成となる。続くステップ132では、パ
ージ用のVSV28が開弁される。これにより、吸気管
負圧はエバポパージシステム全体に印加される構成とな
る。この際、S130の処理によりキャニスタ21と燃
料タンク23はバイパス通路30により連通されてお
り、吸気管負圧は内圧制御弁27を介することなく燃料
タンク側に印加される。このため、吸気管負圧は確実に
ベーパ導入通路22及び燃料タンク23に導入される。
したかどうかを判断する。このS134で時間の経過待
ちを行うのは、S132によりVSV28が開弁され、
パージ通路25に導入された吸気管負圧が燃料タンク2
3まで印加されるのに所定の時間を要するからである。
と、続くS136では圧力センサ32よりタンク内圧力
Pを取り込み、その値が所定値(本実施例では所定値と
して−10mmHgを用いてる)以下であるかどうかが判断さ
れる。エバポパージシステムに異常(構成部に孔等が発
生しリークしているような状態)が発生している場合に
は、吸気管負圧をエバポパージシステムに導入しても圧
力センサ32が検出する圧力値は低下しない。
が所定値以下である場合には、エバポパージシステムに
異常は発生していないと判断してS128で警告灯34
を消灯し、一方S138においてタンク内圧力Pが所定
値以上である場合には、エバポパージシステムに異常が
発生していると判断し、S140で警告灯34を点燈す
る構成とした。
通路30を介して燃料タンク23にも印加されるため、
内圧制御弁27が設けられているエバポパージシステム
でも一つの圧力センサ32により異常検出が行うことが
でき、異常検出装置20及び異常検出処理の簡単化を図
ることができる。また、吸気管負圧はキャニスタ21に
も印加されるため、従来の異常検出装置1(図3参照)
では検出することができなかったキャニスタ21の異常
をも検出することができる。
42に進み判定終了フラグをセットして図2に示す異常
判定処理を終了する。
14,S120でセットされる正常フラグ1,2の状態
のみで警告灯34を点燈させる構成としなかった理由は
次の通りである。即ち、例えばキャニスタ21に蒸発燃
料が殆ど充填されていない空の状態のような場合には、
パージ用のVSV28を開弁しても蒸発燃料は吸気管2
4に導入されないため、空燃比に大きな変化はなくフィ
ードバック補正値FAFの変化も小さい。よって、この
ような状態下においては、エバポパージシステムが正常
であるにも拘わらずS112において否定判定がされて
しまい仮異常が発生していると判定されてしまう。ま
た、寒冷地においては蒸発燃料の発生量が少ないためタ
ンク内圧Pが上昇し難い。よって、このような状態下に
おいては、エバポパージシステムが正常であるにも拘わ
らずS118において否定判定がされてしまい仮異常が
発生していると判定されてしまうおそれがある。
される正常フラグ1,2の状態のみで異常判定を行うと
誤判定を行うおそれがある。よって正常フラグ1,2の
状態により先ず仮異常判定を行い、この仮異常判定にお
いて異常が発生していると判定された時にS130以降
の本判定を行う構成とした。
異常判定を行った後に本判定を行う構成としたのは次の
理由による。即ち、S130以降の本判定の処理におい
ては、キャニスタ21に吸着されたいた蒸発燃料に加え
て、バイパス通路30を介して燃料タンク23内の蒸発
燃料が吸気管24に導入されるため、吸気管24にはよ
り多量の蒸発燃料が導入されることになる。多量の蒸発
燃料が吸気管24に導入されると、混合気の空燃比が大
きく変動しエンジンの燃料制御上望ましくない。よっ
て、仮異常判定において異常が検出された時にのみ本判
定を行う構成とした。上記のように、仮異常判定と本判
定との検出方法の異なる2種類の判定により異常検出を
行うことにより、異常検出の精度を向上させることがで
きる。
圧は開閉弁を開弁することによりバイパス通路を介し内
圧制御弁をバイパスして燃料タンク側のベーパ通路に印
加されるため、キャニスタを含むエバポパージシステム
全体の異常検出を行うことができると共に、一つの圧力
検出手段により異常検出が可能となり装置及び異常検出
手段の構成を簡単化することができる等の特長を有す
る。
である。
ャートである。
である。
である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料タンクとキャニスタを連通し前記燃
料タンクで発生した蒸発燃料をキャニスタに導入するベ
ーパ通路と、前記キャニスタに吸着された燃料を所定状
況下でエンジンの吸気系にパージするパージ通路と、前
記燃料タンクからキャニスタに流入する蒸発燃料の流入
制御を行う内圧制御弁とを具備するエバポパージシステ
ムの異常検出装置において、 前記内圧制御弁をバイパスするよう設けられたバイパス
通路と、 前記バイパス通路を開閉する開閉弁と、 前記開閉弁の配設位置よりも前記燃料タンク側の前記ベ
ーパ通路に配設され、前記ベーパ通路内の圧力を検出す
る圧力検出手段と、 異常検出時に前記開閉弁を開弁して、前記エンジンの吸
気系の負圧を前記燃料タンクまで導入し、前記圧力検出
手段により検出される前記負圧が所定値に満たない場合
に異常が発生していると判断する異常検出手段とを設け
たことを特徴とするエバポパージシステムの異常検出装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25833092A JP2699779B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | エバポパージシステムの異常検出装置 |
| US07/998,191 US5295472A (en) | 1992-01-06 | 1992-12-29 | Apparatus for detecting malfunction in evaporated fuel purge system used in internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25833092A JP2699779B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | エバポパージシステムの異常検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108929A JPH06108929A (ja) | 1994-04-19 |
| JP2699779B2 true JP2699779B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=17318752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25833092A Expired - Lifetime JP2699779B2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-09-28 | エバポパージシステムの異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2699779B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25833092A patent/JP2699779B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06108929A (ja) | 1994-04-19 |
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