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JP2703333B2 - 磁気ヘッドの巻線装置 - Google Patents
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JP2703333B2 - 磁気ヘッドの巻線装置 - Google Patents

磁気ヘッドの巻線装置

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JP2703333B2
JP2703333B2 JP1119509A JP11950989A JP2703333B2 JP 2703333 B2 JP2703333 B2 JP 2703333B2 JP 1119509 A JP1119509 A JP 1119509A JP 11950989 A JP11950989 A JP 11950989A JP 2703333 B2 JP2703333 B2 JP 2703333B2
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winding
magnetic head
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head
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、VTR用ダブルアジマス形磁気ヘッドのよ
うに、ベースの端部に一対のヘッドチップを所定の隙間
を存して取付け、これらヘッドチップは巻線孔の周囲に
環状の被巻線部を形成してなり、この被巻線部にワイヤ
を巻付けてなる磁気ヘッドを製造する場合に、上記被巻
線部にワイヤを巻付ける巻線装置に関する。
(従来の技術) VTRなどに使用されているダブルアジマス形磁気ヘッ
ドは、第5図に示されるように、ベース1の上端に一対
のヘッドチップ2a,2bを互いに所定の隙間を存して並設
してある。これらヘッドチップ2a,2bは、それぞれ巻線
孔3,3を取り巻く環状の枠形に形成された被巻線部4,4を
有しており、これら被巻線部4,4に被覆を施したワイヤ
5,5を巻付けて構成されている。このような一対のヘッ
ドチップ2a,2bは、互いに隙間6を存して同一平面上
(軸心が並行となる状態)に並ぶように隣接してベース
1に固定されている。
このような磁気ヘッドにおいて、被巻線部4,4にワイ
ヤ5,5を巻付ける場合は、自動巻線装置によって行われ
ている。この巻線装置について、第6図および第7図に
もとづき説明する。
図において10はワークホルダであり、このワークホル
ダ10は、基体11に固定チャック12と、この固定チャック
12に接離する可動チャックを取付け、これら固定チャッ
ク12と可動チャック13とで磁気ヘッドを挾持するように
なっている。可動チャック13は支軸14により基体11に回
動可能に取付けられ、コイルばね15の付勢力で上端部が
固定チャック12に当接されるようになっている。したが
って、磁気ヘッドはベース1部が固定チャック12と可動
チャック13の上端部に挾持され、ヘッドチップ2a,2bが
互いに並行となった状態で保持されるようになってい
る。
このワークホルダ10の基体11は、昇降用エアーシリン
ダ16のピストンロッド17に連結されているとともに、中
心部がパルスモータ18の出力軸19に連結されている。な
お、基体11はパルスモータ18の出力軸19に対し、一体的
に回転するが互いに軸方向に自由に移動できるようにな
っている。
そして、昇降用エアーシリンダ16の作動によりワーク
ホルダ10が上昇されると、磁気ヘッドも一体的に上昇さ
れ、かつパルスモータ18か回転するとワークホルダ10が
水平面で回転されて磁気ヘッドも回転されるようになっ
ている。
ワークホルダ10には、テンション機構20が設けられて
いる。すなわち、上記基体11の側面、例えば図示の右側
に、ステー21およびガイド22を設けてあり、ステー21に
は、テンション機構20を構成する昇降用のエアーシンリ
ンダ23が固定されている。このエアーシリンダ23のロッ
ドにはガイドロッド24が連結され、このガイドロッド24
は上記ガイド22を摺動自在に貫通しており、このガイド
ロッド24の上端にはワイヤピン25が突出されている。
ワークホルダ10の左右には、それぞれワークホルダ10
から離間して一対のワイヤ挿通装置30a,30bが設けられ
ている。これらワイヤ挿通装置30a,30bにはワイヤ5が
掛け渡されるようになっている。これらワイヤ挿通装置
30a,30bはいづれも左右方向に移動可能なスライダ31a,3
1bにエアーシリンダ32a,32bを搭載してある。エアーシ
リンダ32a,32bのピストンロッド先端には、真空ポンプ
に継がるワイヤ吸引口体33a,33bを装着するとともに、
このワイヤ吸引口体33a,33bの前方側には該吸引口体33
a,33bの進退動を受けて開閉するフィンガ34a,34bを設け
てある。なお、フィンガ34a,34bは、吸引口体33a,33bの
基部側に連結された2枚の板ばね35,35の先端に、ウレ
タン樹脂などからなる挾持子36,36を設けた構造となっ
ており、吸引口体33a,33bが前進すると開き、後退する
と閉じるようになっている。
さらに各フィンガ34a,34bの前方には、例えば上下対
となるローラ37,37ならびに該ローラ37,37を駆動する駆
動機構(図示しない)を組合わせてなるワイヤ送り出し
部38a,38bが、上記ワイヤ5が張られる方向と直角な方
向に移動可能にして設置してある。これらワイヤ送り出
し部38a,38bは、それぞれワイヤ5が張られる経路に向
かって進出して位置決めされたり、この経路から後退避
されるエアーシリンダ39に連結させている。
このような構成の自動巻線装置を用いて磁気ヘッドに
巻線を施す方法を第8図ないし第14図を加えて説明する
と、まず、磁気ヘッドのヘッドチップ2a,2bがワークホ
ルダ10の上端から突出するようにしてベース1を固定チ
ャック12と可動チャック13とで挾持する。なお、一方の
ヘッドチップ2aの巻線孔3がワイヤ挿通装置30a,30bの
結ぶ線上に位置するようにしてセットしてある。つい
で、例えば左側のワイヤ送り出し部38aがワイヤが張ら
れる位置まで前進し、このワイヤ送り出し部38aが一方
のヘッドチップ2aの巻線孔3に対向するように位置決め
される。
この後、ローラ37,37を使ってワイヤ5を繰り出し、
一方のヘッドチップ2aの巻線孔3を挿通させて、反対側
のワイヤ挿通装置30bの吸引口体33bに真空圧を加えて
(真空吸引)第8図に示されるようにワイヤ5を吸引す
る。
これにより、ワイヤ5は一方のヘッドチップ2aの巻線
孔3を貫通して左右のワイヤ挿通装置30a,30bの間に張
られる。
ついで、第9図に示されるように、右側の吸引口体33
bが後退し、ワイヤ5の引出し端側をフィンガ34bで持ち
替えて保持する。そして、第7図に示されたテンション
機構20のシリンダ23の作動によりガイドロッド24が上昇
され、第10図に示されるように上端のワイヤピン25が上
記巻線孔3を挿通した直後のワイヤ5部分を係止して押
し上げ、ワイヤ5の引出し端側をヘッドチップ2a,2bの
被巻線部4、4と干渉しない上方域まで押し上げる。
ついで、ワイヤ5にテンションが加えられた状態のま
ま、第7図に示されたパルスモータ18が駆動され、第10
図に示されるように磁気ヘッドがワイヤピン25と共に18
0゜回転される。これにより隣接するヘッドチップ2a、2
bの位置が入れ替わる。この後、第7図に示された昇降
用エアシリンダ16が作動し第12図に示すように、磁気ヘ
ッドが上昇される。このため、ヘッドチップ2a、2bの被
巻線部4,4間に形成された隙間6にワイヤ5の引出し端
側が導き入れられる。つぎに、第13図に示されるよう
に、ワイヤピン25が下降され、ワイヤ5の係合が解除さ
れると同時に、フィンガ34bから吸引口体33bにワイヤチ
ャックを切替えてワイヤ5を真空で吸引する。
これにより、一方のヘッドチップ2aの被巻線部4に、
隙間6側の枠部分、つまり垂直部にワイヤ5が巻付けら
れる。
このようにして一方のヘッドチップ2aにおける被巻線
部4の垂直部にワイヤ5が1回転巻かれるものである
が、次に上記吸引口体33bに吸着されていたワイヤ5の
引出し側端を、この吸引口体33b側から一方のヘッドチ
ップ2aの巻線孔6に差し通し、この引出し側端を上記一
方のワイヤ挿通装置30aの吸引口体33aでチャックする。
そしてこの吸引口体33aが後退し、第14図に示すよう
に、フィンガ34aがワイヤ5を持ち替え、ワイヤピン25
が上昇してワイヤ5を押し上げる。
次にワークホルダ10が前記と同方向へ180゜回転し、
かつタイヤピン25が降下し、フィンガ33aがワイヤ5を
引くことにより、上記一方のヘッドチップ2aの垂直部に
2回目のワイヤが巻付けられる。
このように、左側のワイヤ挿通装置30aと、右側のワ
イヤ挿通装置30bを用いて、交互にワイヤ5を送り渡し
ながら所定のターン数だけ巻き付けを行なう事により、
ヘッドチップ2aの被巻線部4にワイヤが巻回されている
くものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このように巻線される左右のヘッドチップ
2a,2bは、第5図に示される通り、ベース1の上端に互
いに隙間6を存して並設されている。
この場合、ヘッドチップ2a,2bの内側下端部は、ベー
ス1に形成したスリット部1aから内側に突出している。
しかしながら、これらヘッドチップ2a,2bの内側下端
角部2aaおよび2bbがスリット部1aの内側に突出している
と、前記自動巻線装置でワイヤ5を巻回する時、隙間6
の間隔が狭いため、これら突出角部2aaおよび2bbにワイ
ヤが、第5図の想像線5a、5bで示すように巻かれてしま
う。
このような製品は所定の磁気特性を発揮しなくなり、
不良品となり、歩留まりの低下を招く欠点がある。
本発明は、上記の事情にもとづきなされたもので、そ
の目的とするところは、ヘッドチップの内側下端の突出
角部にワイヤが巻回されないようにし、歩留まりが向上
する磁気ヘッドの巻線装置を提供しようとするものであ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、ベースを支持するホルダに、ヘッドチップ
の互いに対向する下端角部の上記ベースから突出する部
分にワイヤが巻回されるのを防止する閉塞部材を設けた
ことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、隣接するヘッドチップの互いに対向
する下端角部の上記ベースから突出する部分を閉塞部材
で閉塞するので、これら下端角部の突出部にワイヤが巻
回されなくなる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第3にもと
づいて説明する。
第1図ないし第3図は本発明に係わる巻線装置のワー
クホルダ50を示すもので、第6図および第7図に示すワ
ークホルダ10と同一部材であってよいものは同一番号を
付して説明を省略する。また、左右のワイヤ挿通装置30
a,30bも第6図および第7図に示すものと同じでよいか
ら本実施例では説明を省略する。
本実施例のワークホルダ50は、基体11に設けられた固
定チャック12が、第2図に示す通り左右に分離されてお
り、これら左右の固定チャック12a、12bの間に、閉塞機
構60が設けられている。
閉塞機構60は、基体11にステー61を介して固定された
昇降駆動用エアシリンダ62を備え、このエアシリンダ62
のピストンロッドにスライダ63を連結してある。スライ
ダ63は基体11に設けた昇降ガイド64により上下動可能に
支持されている。スライダ63の上端には連結プレート65
を介して閉塞プレート66が取り付けられている。
上記昇降駆動用エアシリンダ62が伸長作動すれば、ス
ライダ63が上昇され、したがって閉塞プレート66も一体
的に上昇される。この閉塞プレート66が上昇された場
合、固定チャック12a、12bと可動チャック13との間で挾
持されている磁気ヘッドの前面に沿って上昇し、第3図
に示す通り左右のヘッドチップ2a、2bの隙間6の下端
部、つまりこれらヘッドチップ2a,2bの内側下端角部2aa
および2bbの隙間を前面側から閉塞するようになってい
る。
このような構成によれば、固定チャック12a、12bと可
動チャック13との間で磁気ヘッドのベース1を挾持し、
この後上記昇降駆動用エアシリンダ62を伸長作動させる
と、閉塞プレート66が上昇されて、第3図に示すように
左右のヘッドチップ2a、2bの内側下端角部2aaおよび2bb
の隙間を閉塞する。
この状態で、先に説明した第6図ないし第14図に示す
ようにしてヘッドチップ2a、2bにワイヤ5を巻回する。
この場合、ヘッドチップ2a,2bの内側下端角部2aaおよ
び2bbは閉塞プレート66により互いの隙間が閉塞されて
いるので、これらの隙間にワイヤ5が進入するのが防止
される。このため、ワイヤが、第5図の想像線5a、5bで
示すように角部2aaおよび2bbに巻かれる等の不具合が防
止される。
したがって、磁気特性の安定した磁気ヘッドを製造す
ることができ、不良品の発生が少なくなる。このため、
不良品再生のためワイヤの巻きほぐしをする等の面倒な
作業が亡くなり、作業効率が良くなり、歩留まりが向上
することになる。
ヘッドチップ2a、2bに所定のワイヤ5が巻回される
と、昇降駆動用エアシリンダ62を短縮作動させ、スライ
ダ63を介して閉塞プレート66を下降させる。すると、閉
塞プレート66は磁気ヘッドのベース1よりも下に逃げる
ので、固定チャック12a、12bと可動チャック13との間で
挾持している磁気ヘッドを取り出す事ができる。
なお、本発明は上記の実施例に制約されるものではな
い。
すなわち、上記実施例の場合、閉塞プレート66が磁気
ヘッドの前面に沿って上下動されて左右のヘッドチップ
2a、2bの内側下端角部2aaおよび2bbの隙間を閉塞するよ
うにしたが、閉塞プレート66は第4図に示すように回動
されるようにしてもよい。
第4図においては、スライダ63の上端にラック71を設
けてあり、このラック71はピニオン72に噛み合ってい
る。ピニオン72には回動プレート73が取付けられてお
り、この回動プレート73に閉塞プレート66が固定されて
いる。
したがって、昇降駆動用エアシリンダ62が伸長作動す
れば、スライダ63が上昇され、ラック71が上昇してピニ
オン72が時計回りに回動され、回動プレート73および閉
塞プレート66が同方向に回動される。このため、閉塞プ
レート66は磁気ヘッドの前面に当り、ヘッドチップ2a,2
bの内側下端角部2aaおよび2bbの隙間を前面側から閉塞
する。
なお、この場合は閉塞プレート66がヘッドチップ2a,2
bの前面に当接するから、ワイヤ5の進入する隙間は全
くなくなり、一層効果的である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、隣接するヘッ
ドチップの互いに対向する下端角部を閉塞部材で覆うの
で、これら下端角部の突出部にワイヤが巻回されなくな
る。このため、磁気特性の安定した磁気ヘッドを製造す
ることができ、作業効率が良くなるとともに、歩留まり
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は巻線装置のワークホルダを示す断面図、第2図
は閉塞機構の斜視図、第3図は閉塞機構で磁気ヘッドの
隙間を閉塞した状態の正面図、第4図は本発明の他の実
施例を示すワークホルダの断面図、第5図は磁気ヘッド
を示す正面図、第6図以下は従来の技術を説明するもの
で、第6図は巻線装置全体の概略的構成を示す平面図、
第7図はその正面図、第8図ないし第14図は巻線手順を
説明するための斜視図である。 1……磁気ヘッド、2a、2b……ヘッドチップ、3……巻
線孔、4……被巻線部、5……ワイヤ、20……テンショ
ン機構、25……ワイヤピン、30a,30b……ワイヤ挿通装
置、 50……ワークホルダ、11……基体、 12a,12b……固定チャック、 13……可動チャック、60……閉塞機構、 62……昇降駆動用エアシリンダ、 66……閉塞プレート、71……ラック、 72……ピニオン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースの端部に一対のヘッドチップを上記
    ベースから所定量突出させかつ互いに所定の隙間を存し
    て並設し、これらヘッドチップは巻線孔の周囲に環状の
    被巻線部を形成し、この被巻線部にワイヤを巻回してな
    る磁気ヘッドの上記被巻線部にワイヤを巻回する巻線装
    置であり、上記ベースをホルダにより支持し、上記巻線
    孔の一方から他方に向けてワイヤを挿通し、他方へ挿通
    されたワイヤの引出し側端部を上記被巻線部の周囲を迂
    回させる上記巻線孔の一方側へ相対的に引き回し、この
    ワイヤを再び上記巻線孔の一方から他方へ挿通させるよ
    うにしてこの被巻線部に巻回するようにした磁気ヘッド
    の巻線装置において、 上記ベースを支持する上記ホルダに、上記ヘッドチップ
    の互いに対向する下端角部の上記ベースから突出する部
    分にワイヤが巻回されるのを防止する閉塞部材を設けた
    ことを特徴とする磁気ヘッドの巻線装置。
JP1119509A 1989-05-12 1989-05-12 磁気ヘッドの巻線装置 Expired - Lifetime JP2703333B2 (ja)

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