JP2705935B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この発明は、画像形成装置に関する。より詳しくは、
少なくとも現像装置が画像形成装置本体から取り外し可
能に設けられている静電式の画像形成装置に関する。 <従来の技術> 従来より、静電式複写機やプリンタ等の画像形成装置
として、現像装置または、現像装置とクリーニング装置
等が画像形成装置本体から取り外し可能に設けられてい
るものが提供されている。 より具体的には、感光体ドラムの周囲に、互いに色彩
の異なる現像剤を収容した2つの現像装置を設け、該現
像装置を選択的に作動させて、選択された現像装置に対
応する色彩の現像を行なわせる二色コピー機能を具備す
る複写機については、上記現像装置のうちの何れか一方
が、他の色彩の現像剤を収納した現像装置と交換できる
ように、複写機本体から取り外し可能に構成されてい
る。 また、メンテナンスの容易化を図ることを目的とし
て、現像装置、感光体ドラム、及びクリーニング装置等
をユニット化した画像形成装置については、所定の回数
の画像形成動作を行われた時点で、使用中のユニットを
新たなユニットに交換できるように画像形成装置本体か
ら取り外し可能に設けている。 このほか、各種色彩の単色コピーを行える複写機につ
いては、現像装置(モノカラー現像ユニット)を所望の
色彩のトナーを収容した現像装置に交換できるように複
写機本体から取り外し可能に設けている。 <発明が解決しようとする問題点> ところで、上記現像装置やこれを含むユニットは、画
像形成装置本体から取り外した状態において、現像スリ
ーブ又は現像スリーブ中のマグネットが自由に回転でき
る状態にあるから、その着脱時等において、現像装置側
に設けられた駆動系に手が触れて、上記現像スリーブ又
はマグネットが逆転される場合があり、この逆転によっ
て、現像装置内のトナーが漏出したり、現像スリーブの
表面に残留するトナーが穂切板によって掻き落とされた
りして、画像形成装置の内部やその周囲の床面等が汚損
されるという問題が生じており、特に、大量のトナーが
漏出した場合には、現像装置を使用できなくなるという
問題を生じていた。また、上記逆回転によって、穂切板
に沿って大量のトナーが溜まり、このトナーが画像形成
時の現像スリーブ等の正転に伴って用紙上に落下して、
当該用紙が汚損されるという問題もあった。 <発明の目的> この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、
少なくとも現像装置が取り外し可能に設けられている画
像形成装置において、現像装置の現像スリーブ等の回転
部材が逆転するのを防止することができる画像形成装置
を提供することを目的とする。 <問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するための請求項1に係る画像形成装
置は、少なくとも現像装置を含むユニットが画像形成装
置本体から取り外し可能に設けられているものにおい
て、上記ユニットの所定部に設けられ、ユニットの駆動
系の回転部材に係合して現像装置の駆動系の回転部材の
回転を規制する規制姿勢と、ユニットの駆動系の回転部
材から離反して上記係合を解除することにより現像装置
の駆動系の回転部材の回転を許容する規制解除姿勢との
間で変位可能な係合部材を有していることを特徴とする
ものである。また、請求項2に係る画像形成装置は、請
求項1記載の画像形成装置において、係合部材を常時規
制姿勢側に付勢する弾性部材と、係合部材を係合解除姿
勢に固定する係合解除手段とを有することを特徴とする
ものである。 <作用> 請求項1に係る画像形成装置によれば、ユニットを画
像形成装置本体から取り外すときに、係合部材を規制姿
勢に変位させることにより、係合部外がユニットの駆動
系の回転部材に係合し、これにより、現像装置の駆動系
の回転部材の回転が規制される。また、請求項2に係る
画像形成装置によれば、上記作用効果に加えて、弾性部
材の付勢力によって係合部材を規制姿勢に変位させるこ
とが可能である。一方、係合解除手段によって上記付勢
力に抗して係合部材を規制解除姿勢に変位させることが
できる。 <実施例> 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。 第8図はこの発明の画像形成装置としての複写機の内
部構成を示す概略図であり、複写機本体(1)の内部上
方に原稿走査露光用の光学部(2)が設けられ、その下
方に、用紙上に複写画像を形成する複写処理部(3)が
設けられていると共に、上記複写処理部(3)の下方両
側に、用紙搬送部(4)が設けられ、該用紙搬送部
(4)の途中部に、用紙に形成されたトナー像を定着さ
せるための定着部(5)が設けられている。 上記光学部(2)は、発光体(21)、反射板(22)、
レンズ(23)等により構成されており、往復移動可能な
原稿載置台(7)に載置された原稿を走査露光すること
ができる。 また、複写処理部(3)としては、図中矢印Xで示す
方向に回転する感光体ドラム(31)の周囲に、帯電チャ
ージャ(32)、現像装置(33)、転写チャージャ(3
4)、分離チャージャ(35)、及びクリーニング装置(3
6)がこの順に配設されており、帯電チャージャ(32)
によって均一に帯電させた感光体ドラム(31)に、原稿
像を結像させて静電潜像を形成した後、現像装置(33)
によってトナー像に顕像化し、転写チャージャ(34)に
よってトナー像を用紙上に転写し、残留トナーをクリー
ニング装置(36)で回収することができる。 さらに、用紙搬送部(4)は、給紙ローラ(41)、用
紙ガイド(42)、レジストローラ(43)、及び排出ロー
ラ(44)等をこの順に有し、給紙ローラ(41)を駆動す
ることにより、給紙カセット(A)から供給された用紙
を、複写処理部(3)に導いてトナー像を転写させ、定
着手段(5)によってトナー像を加熱し、定着させた
後、受台(13)上に排出することができる。 上記定着手段(5)は、加熱ローラ(51)と加圧ロー
ラ(52)とを互いに対向させた状態で配設しているもの
であり、これら加熱ローラ(51)と加圧ローラ(52)と
によって、トナー像が転写された用紙を挾持して、用紙
排出側へ搬送することができる。尚、上記加熱ローラ
(51)は、内部に設けられたヒータ等の加熱手段によ
り、所定温度に加熱された状態で、常時回転駆動されて
いる。 以上の構成の複写機は、用紙搬送部(4)を境にして
分割された上部ユニット(1a)を解放可能なクラムシェ
ル型に構成されている(第9図参照)。また、複写処理
部(3)の少なくとも感光体ドラム(31)、現像装置
(33)及びクリーニング装置(36)は、ユニット(U)
として一体化されており、当該ユニット(U)は、軸方
向へスライドさせることにより、複写機本体(1)から
一体的に取り出すことができる。 さらに、上記ユニット(U)には、感光体ドラム(3
1)、現像装置(33)、及びクリーニング装置(36)を
駆動するための駆動系(37)が設けられている(第1図
参照)。この駆動系(37)は、感光体ドラム(31)に連
結された第1のギア(G1)、現像装置(33)の回転部材
としての現像スリーブ(33a)に連結された第2のギア
(G2)、現像装置(33)のトナー撹拌羽根(図示せず)
に連結された第3のギア(G3)、クリーニング装置(3
6)に連結された第4のギア(G4)、上記第2のギア(G
2)と第3のギア(G3)との間に歯合されたアイドルギ
アとしての第5のギア(G5)等によって構成されてい
る。尚、上記駆動系(37)は、複写機本体(1)側に設
けられた駆動系(図示せず)によって回転駆動される。 そして、上記駆動系(37)の所定のギア、図の場合第
4のギア(G4)に対応させて、当該駆動系(37)の各ギ
ア(G1)〜(G5)の正転及び逆転を規制する回転ロック
手段(8)が設けられている。この回転ロック手段
(8)は、先端に上記第4のギア(G4)と係合する係合
爪(81)を有する回動レバー(82)と、係合爪(81)と
第4のギア(G4)とが係合するように回動レバー(82)
を常時回動付勢する弾性部剤としてのコイルばね(82)
と、係合爪(81)と第4のギア(G4)との係合を解除さ
せる係合解除手段としての回り止め部材(84)とにより
構成されている。上記回り止め部材(84)は、第2図及
び第3図に詳細を示すように、回動レバー(82)の背後
に沿って上下動可能に設けられており、該回り止め部材
(84)を回動レバー(82)の支軸(82a)よりも上方へ
スライドさせることにより、回動レバー(82)をコイル
ばね(83)の付勢力に抗して回動させた状態、即ち第4
のギア(G4)と係合爪(81)との係合を解除させた状態
に維持することができる(第4図参照)。尚、上記回り
止め部材(84)は、ゴム等の弾性素材によって形成され
ていると共に、ユニット(U)の側壁に形成されたスロ
ット(S)に嵌入されており、スロット(S)の途中部
に形成された突起(S1)によって、回動レバー(82)の
支軸(82a)よりも上方位置に保持される。そして、上
記第4のギア(G4)と係合爪(81)とは、ユニット
(U)が複写機本体(1)に装着された状態において、
上記回り止め部材(84)によって互いの係合が解除され
ている。 以上の構成であれば、複写機本体(1)からユニット
(U)を取り外す際に、スロット(S)の上方に位置す
る回り止め部材(84)を下方へ移動させることにより、
コイルばね(83)による付勢力によって回動レバー(8
2)を回動させて、第4のギア(G4)と係合爪(81)と
を係合させることができ、これによって第4のギア(G
4)及びこれと連動する各ギア(G1)(G2)(G3)(G
5)の回転を規制することができる。従って、上記ユニ
ット(U)の取り外しに際して、各ギア(G1)〜(G5)
の何れかに手が触れたとしても、現像装置(33)の現像
スリーブ(33a)が回転する虞がないので、その逆転に
よって現像装置(33)内のトナーが漏出したり、現像ス
リーブ(33a)の表面に残留するトナーが穂切板によっ
て掻き落とされたりするのを防止することができる。ま
た、未使用のユニットについても、第4のギア(G4)と
係合爪(81)とを係合させておくことにより、上記ユニ
ット(U)の取付け時や取扱時において、トナーが露出
したり落下したりするのを防止することができる。さら
に、上記実施例においては、係合爪(81)によって各ギ
ア(G1)〜(G5)の逆転のみならず正転をも規制するこ
とができるので、その取扱時において感光体ドラム(3
1)が正転して、当該感光体ドラム(31)の表面にトナ
ーが付着するのを防止することもできる結果、新品のユ
ニット(U)の保管時において、上記感光体ドラム(3
1)の表面に付着したトナーが固まって、クリーニング
装置(36)で除去できなくなるという不都合の発明も防
止することができる。 第5図は、他の実施例を示す斜視図であり、回転ロッ
ク手段(8)を第3のギア(G3)に対応させて設け、回
転ロック手段(8)の回動レバー(82)が略水平に回動
した状態において、係合爪(81)と第3のギア(G3)と
が係合するように設定していると共に、複写機本体
(1)の下部ユニット(1b)側に、回動レバー(82)の
一端側に突き当たって当該回動レバー(82)をコイルば
ね(83)の付勢力に抗して回動させる突上げ杆(85)を
構成している。この実施例においては、ユニット(U)
を複写機本体(1)の上部ユニット(1a)に装着した
後、上部ユニット(1a)を閉塞させることにより、上記
回動レバー(82)を突上げ杆(85)によって回動させ
て、係合爪(81)と第3のギア(G3)との係合を解除す
ることができる(第6図実線参照)。また、上部ユニッ
ト(1a)を開放させると、突上げ杆(85)と回動レバー
(82)との係合が解除されるので、コイルばね(83)に
よる付勢力によって回動レバー(82)が回動され、係合
爪(81)が第3のギア(G3)に係合されて、駆動系(3
7)の各ギア(G1)〜(G5)回動が規制される(第6図
二点鎖線参照)。 尚、この発明の画像形成装置は、上記実施例に限定さ
れるものでなく、例えば、回転ロック手段(8)として
は、各ギア(G1)〜(G5)の正転を許容し、逆転のみを
規制するものであってもよく、この場合、第7図に示す
ように、駆動系(37)の何れかのギアと該ギアが嵌挿さ
れたギア軸との間に介在されたボールクラッチ等の一方
向クラッチ(C)によって回転ロック手段(8)を構成
してもよい。 また、この発明の画像形成装置は、少なくとも現像装
置が画像形成装置本体から取り外し可能に設けられてい
るタイプのものに適用することができる。 <発明の効果> 以上のように、この発明の画像形成装置によれば、係
合部材によって現像装置の回転部材の回転が規制される
ため、現像装置の回転部材が逆転することがない。その
結果、現像装置からトナーが落下して、画像形成装置の
内部や、その周囲の床面等が汚損されたり、現像装置が
使用できなくなったりするのを防止することができると
いう特有の効果を奏する。
少なくとも現像装置が画像形成装置本体から取り外し可
能に設けられている静電式の画像形成装置に関する。 <従来の技術> 従来より、静電式複写機やプリンタ等の画像形成装置
として、現像装置または、現像装置とクリーニング装置
等が画像形成装置本体から取り外し可能に設けられてい
るものが提供されている。 より具体的には、感光体ドラムの周囲に、互いに色彩
の異なる現像剤を収容した2つの現像装置を設け、該現
像装置を選択的に作動させて、選択された現像装置に対
応する色彩の現像を行なわせる二色コピー機能を具備す
る複写機については、上記現像装置のうちの何れか一方
が、他の色彩の現像剤を収納した現像装置と交換できる
ように、複写機本体から取り外し可能に構成されてい
る。 また、メンテナンスの容易化を図ることを目的とし
て、現像装置、感光体ドラム、及びクリーニング装置等
をユニット化した画像形成装置については、所定の回数
の画像形成動作を行われた時点で、使用中のユニットを
新たなユニットに交換できるように画像形成装置本体か
ら取り外し可能に設けている。 このほか、各種色彩の単色コピーを行える複写機につ
いては、現像装置(モノカラー現像ユニット)を所望の
色彩のトナーを収容した現像装置に交換できるように複
写機本体から取り外し可能に設けている。 <発明が解決しようとする問題点> ところで、上記現像装置やこれを含むユニットは、画
像形成装置本体から取り外した状態において、現像スリ
ーブ又は現像スリーブ中のマグネットが自由に回転でき
る状態にあるから、その着脱時等において、現像装置側
に設けられた駆動系に手が触れて、上記現像スリーブ又
はマグネットが逆転される場合があり、この逆転によっ
て、現像装置内のトナーが漏出したり、現像スリーブの
表面に残留するトナーが穂切板によって掻き落とされた
りして、画像形成装置の内部やその周囲の床面等が汚損
されるという問題が生じており、特に、大量のトナーが
漏出した場合には、現像装置を使用できなくなるという
問題を生じていた。また、上記逆回転によって、穂切板
に沿って大量のトナーが溜まり、このトナーが画像形成
時の現像スリーブ等の正転に伴って用紙上に落下して、
当該用紙が汚損されるという問題もあった。 <発明の目的> この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、
少なくとも現像装置が取り外し可能に設けられている画
像形成装置において、現像装置の現像スリーブ等の回転
部材が逆転するのを防止することができる画像形成装置
を提供することを目的とする。 <問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するための請求項1に係る画像形成装
置は、少なくとも現像装置を含むユニットが画像形成装
置本体から取り外し可能に設けられているものにおい
て、上記ユニットの所定部に設けられ、ユニットの駆動
系の回転部材に係合して現像装置の駆動系の回転部材の
回転を規制する規制姿勢と、ユニットの駆動系の回転部
材から離反して上記係合を解除することにより現像装置
の駆動系の回転部材の回転を許容する規制解除姿勢との
間で変位可能な係合部材を有していることを特徴とする
ものである。また、請求項2に係る画像形成装置は、請
求項1記載の画像形成装置において、係合部材を常時規
制姿勢側に付勢する弾性部材と、係合部材を係合解除姿
勢に固定する係合解除手段とを有することを特徴とする
ものである。 <作用> 請求項1に係る画像形成装置によれば、ユニットを画
像形成装置本体から取り外すときに、係合部材を規制姿
勢に変位させることにより、係合部外がユニットの駆動
系の回転部材に係合し、これにより、現像装置の駆動系
の回転部材の回転が規制される。また、請求項2に係る
画像形成装置によれば、上記作用効果に加えて、弾性部
材の付勢力によって係合部材を規制姿勢に変位させるこ
とが可能である。一方、係合解除手段によって上記付勢
力に抗して係合部材を規制解除姿勢に変位させることが
できる。 <実施例> 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。 第8図はこの発明の画像形成装置としての複写機の内
部構成を示す概略図であり、複写機本体(1)の内部上
方に原稿走査露光用の光学部(2)が設けられ、その下
方に、用紙上に複写画像を形成する複写処理部(3)が
設けられていると共に、上記複写処理部(3)の下方両
側に、用紙搬送部(4)が設けられ、該用紙搬送部
(4)の途中部に、用紙に形成されたトナー像を定着さ
せるための定着部(5)が設けられている。 上記光学部(2)は、発光体(21)、反射板(22)、
レンズ(23)等により構成されており、往復移動可能な
原稿載置台(7)に載置された原稿を走査露光すること
ができる。 また、複写処理部(3)としては、図中矢印Xで示す
方向に回転する感光体ドラム(31)の周囲に、帯電チャ
ージャ(32)、現像装置(33)、転写チャージャ(3
4)、分離チャージャ(35)、及びクリーニング装置(3
6)がこの順に配設されており、帯電チャージャ(32)
によって均一に帯電させた感光体ドラム(31)に、原稿
像を結像させて静電潜像を形成した後、現像装置(33)
によってトナー像に顕像化し、転写チャージャ(34)に
よってトナー像を用紙上に転写し、残留トナーをクリー
ニング装置(36)で回収することができる。 さらに、用紙搬送部(4)は、給紙ローラ(41)、用
紙ガイド(42)、レジストローラ(43)、及び排出ロー
ラ(44)等をこの順に有し、給紙ローラ(41)を駆動す
ることにより、給紙カセット(A)から供給された用紙
を、複写処理部(3)に導いてトナー像を転写させ、定
着手段(5)によってトナー像を加熱し、定着させた
後、受台(13)上に排出することができる。 上記定着手段(5)は、加熱ローラ(51)と加圧ロー
ラ(52)とを互いに対向させた状態で配設しているもの
であり、これら加熱ローラ(51)と加圧ローラ(52)と
によって、トナー像が転写された用紙を挾持して、用紙
排出側へ搬送することができる。尚、上記加熱ローラ
(51)は、内部に設けられたヒータ等の加熱手段によ
り、所定温度に加熱された状態で、常時回転駆動されて
いる。 以上の構成の複写機は、用紙搬送部(4)を境にして
分割された上部ユニット(1a)を解放可能なクラムシェ
ル型に構成されている(第9図参照)。また、複写処理
部(3)の少なくとも感光体ドラム(31)、現像装置
(33)及びクリーニング装置(36)は、ユニット(U)
として一体化されており、当該ユニット(U)は、軸方
向へスライドさせることにより、複写機本体(1)から
一体的に取り出すことができる。 さらに、上記ユニット(U)には、感光体ドラム(3
1)、現像装置(33)、及びクリーニング装置(36)を
駆動するための駆動系(37)が設けられている(第1図
参照)。この駆動系(37)は、感光体ドラム(31)に連
結された第1のギア(G1)、現像装置(33)の回転部材
としての現像スリーブ(33a)に連結された第2のギア
(G2)、現像装置(33)のトナー撹拌羽根(図示せず)
に連結された第3のギア(G3)、クリーニング装置(3
6)に連結された第4のギア(G4)、上記第2のギア(G
2)と第3のギア(G3)との間に歯合されたアイドルギ
アとしての第5のギア(G5)等によって構成されてい
る。尚、上記駆動系(37)は、複写機本体(1)側に設
けられた駆動系(図示せず)によって回転駆動される。 そして、上記駆動系(37)の所定のギア、図の場合第
4のギア(G4)に対応させて、当該駆動系(37)の各ギ
ア(G1)〜(G5)の正転及び逆転を規制する回転ロック
手段(8)が設けられている。この回転ロック手段
(8)は、先端に上記第4のギア(G4)と係合する係合
爪(81)を有する回動レバー(82)と、係合爪(81)と
第4のギア(G4)とが係合するように回動レバー(82)
を常時回動付勢する弾性部剤としてのコイルばね(82)
と、係合爪(81)と第4のギア(G4)との係合を解除さ
せる係合解除手段としての回り止め部材(84)とにより
構成されている。上記回り止め部材(84)は、第2図及
び第3図に詳細を示すように、回動レバー(82)の背後
に沿って上下動可能に設けられており、該回り止め部材
(84)を回動レバー(82)の支軸(82a)よりも上方へ
スライドさせることにより、回動レバー(82)をコイル
ばね(83)の付勢力に抗して回動させた状態、即ち第4
のギア(G4)と係合爪(81)との係合を解除させた状態
に維持することができる(第4図参照)。尚、上記回り
止め部材(84)は、ゴム等の弾性素材によって形成され
ていると共に、ユニット(U)の側壁に形成されたスロ
ット(S)に嵌入されており、スロット(S)の途中部
に形成された突起(S1)によって、回動レバー(82)の
支軸(82a)よりも上方位置に保持される。そして、上
記第4のギア(G4)と係合爪(81)とは、ユニット
(U)が複写機本体(1)に装着された状態において、
上記回り止め部材(84)によって互いの係合が解除され
ている。 以上の構成であれば、複写機本体(1)からユニット
(U)を取り外す際に、スロット(S)の上方に位置す
る回り止め部材(84)を下方へ移動させることにより、
コイルばね(83)による付勢力によって回動レバー(8
2)を回動させて、第4のギア(G4)と係合爪(81)と
を係合させることができ、これによって第4のギア(G
4)及びこれと連動する各ギア(G1)(G2)(G3)(G
5)の回転を規制することができる。従って、上記ユニ
ット(U)の取り外しに際して、各ギア(G1)〜(G5)
の何れかに手が触れたとしても、現像装置(33)の現像
スリーブ(33a)が回転する虞がないので、その逆転に
よって現像装置(33)内のトナーが漏出したり、現像ス
リーブ(33a)の表面に残留するトナーが穂切板によっ
て掻き落とされたりするのを防止することができる。ま
た、未使用のユニットについても、第4のギア(G4)と
係合爪(81)とを係合させておくことにより、上記ユニ
ット(U)の取付け時や取扱時において、トナーが露出
したり落下したりするのを防止することができる。さら
に、上記実施例においては、係合爪(81)によって各ギ
ア(G1)〜(G5)の逆転のみならず正転をも規制するこ
とができるので、その取扱時において感光体ドラム(3
1)が正転して、当該感光体ドラム(31)の表面にトナ
ーが付着するのを防止することもできる結果、新品のユ
ニット(U)の保管時において、上記感光体ドラム(3
1)の表面に付着したトナーが固まって、クリーニング
装置(36)で除去できなくなるという不都合の発明も防
止することができる。 第5図は、他の実施例を示す斜視図であり、回転ロッ
ク手段(8)を第3のギア(G3)に対応させて設け、回
転ロック手段(8)の回動レバー(82)が略水平に回動
した状態において、係合爪(81)と第3のギア(G3)と
が係合するように設定していると共に、複写機本体
(1)の下部ユニット(1b)側に、回動レバー(82)の
一端側に突き当たって当該回動レバー(82)をコイルば
ね(83)の付勢力に抗して回動させる突上げ杆(85)を
構成している。この実施例においては、ユニット(U)
を複写機本体(1)の上部ユニット(1a)に装着した
後、上部ユニット(1a)を閉塞させることにより、上記
回動レバー(82)を突上げ杆(85)によって回動させ
て、係合爪(81)と第3のギア(G3)との係合を解除す
ることができる(第6図実線参照)。また、上部ユニッ
ト(1a)を開放させると、突上げ杆(85)と回動レバー
(82)との係合が解除されるので、コイルばね(83)に
よる付勢力によって回動レバー(82)が回動され、係合
爪(81)が第3のギア(G3)に係合されて、駆動系(3
7)の各ギア(G1)〜(G5)回動が規制される(第6図
二点鎖線参照)。 尚、この発明の画像形成装置は、上記実施例に限定さ
れるものでなく、例えば、回転ロック手段(8)として
は、各ギア(G1)〜(G5)の正転を許容し、逆転のみを
規制するものであってもよく、この場合、第7図に示す
ように、駆動系(37)の何れかのギアと該ギアが嵌挿さ
れたギア軸との間に介在されたボールクラッチ等の一方
向クラッチ(C)によって回転ロック手段(8)を構成
してもよい。 また、この発明の画像形成装置は、少なくとも現像装
置が画像形成装置本体から取り外し可能に設けられてい
るタイプのものに適用することができる。 <発明の効果> 以上のように、この発明の画像形成装置によれば、係
合部材によって現像装置の回転部材の回転が規制される
ため、現像装置の回転部材が逆転することがない。その
結果、現像装置からトナーが落下して、画像形成装置の
内部や、その周囲の床面等が汚損されたり、現像装置が
使用できなくなったりするのを防止することができると
いう特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は現像装置を含むユニットを示す斜視図、
第2図は同じく要部斜視図、
第3図は回り止め部材の取付け状態を示す断面図、
第4図は係合爪とギアとの係合を解除した状態を示す正
面図、 第5図は他の実施例を示す斜視図、 第6図は同じく正面図、 第7図はさらに他の実施例を示す要部断面図、 第8図は画像形成装置の内部構造を示す概略図、 第9図は上部ユニットを解放した状態を示す概略図。 (1)……複写機本体、(31)……感光ドラム、 (33)……現像装置、(33a)……現像スリーブ、 (36)……クリーニング装置、(37)……駆動系 (8)……回転ロック手段、(81)……係合爪、 (82)……回動レバー、(83)……コイルばね、 (84)……係合解除手段としての回り止め部材 (G1)(G2)(G3)(G4)(G5)……駆動系のギア
面図、 第5図は他の実施例を示す斜視図、 第6図は同じく正面図、 第7図はさらに他の実施例を示す要部断面図、 第8図は画像形成装置の内部構造を示す概略図、 第9図は上部ユニットを解放した状態を示す概略図。 (1)……複写機本体、(31)……感光ドラム、 (33)……現像装置、(33a)……現像スリーブ、 (36)……クリーニング装置、(37)……駆動系 (8)……回転ロック手段、(81)……係合爪、 (82)……回動レバー、(83)……コイルばね、 (84)……係合解除手段としての回り止め部材 (G1)(G2)(G3)(G4)(G5)……駆動系のギア
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山口 浩秀
大阪府大阪市東区玉造1丁目2番28号
三田工業株式会社内
(56)参考文献 特開 昭62−237476(JP,A)
特開 昭63−265249(JP,A)
特開 昭62−10664(JP,A)
特開 昭62−227170(JP,A)
特開 昭62−55673(JP,A)
実開 昭61−127116(JP,U)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも現像装置を含むユニットが画像形成装置
本体から取り外し可能に設けられているものにおいて、
上記ユニットの所定部に設けられ、ユニットの駆動系の
回転部材に係合して現像装置の駆動系の回転部材の回転
を規制する規制姿勢と、ユニットの駆動系の回転部材か
ら離反して上記係合を解除することにより現像装置の駆
動系の回転部材の回転を許容する規制解除姿勢との間で
変位可能な係合部材を有していることを特徴とする画像
形成装置。 2.係合部材を常時規制姿勢側に付勢する弾性部材と、
係合部材を係合解除姿勢に固定する係合解除手段とを有
するものである上記特許請求の範囲第1項記載の画像形
成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62301864A JP2705935B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62301864A JP2705935B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01142684A JPH01142684A (ja) | 1989-06-05 |
| JP2705935B2 true JP2705935B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=17902076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62301864A Expired - Fee Related JP2705935B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2705935B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9389538B2 (en) | 2013-07-04 | 2016-07-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having toner supply control |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2851947B2 (ja) * | 1989-12-15 | 1999-01-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置に着脱自在なプロセスカートリッジ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62237476A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-17 | Toshiba Corp | 現像装置 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62301864A patent/JP2705935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9389538B2 (en) | 2013-07-04 | 2016-07-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having toner supply control |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01142684A (ja) | 1989-06-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |