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JP2709574B2 - サイドスラスタ型飛しょう体 - Google Patents
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JP2709574B2 - サイドスラスタ型飛しょう体 - Google Patents

サイドスラスタ型飛しょう体

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JP2709574B2
JP2709574B2 JP30039394A JP30039394A JP2709574B2 JP 2709574 B2 JP2709574 B2 JP 2709574B2 JP 30039394 A JP30039394 A JP 30039394A JP 30039394 A JP30039394 A JP 30039394A JP 2709574 B2 JP2709574 B2 JP 2709574B2
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thruster
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正 岡崎
龍雄 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイドスラスタ型飛し
ょう体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】飛しょう体の空力制御では、舵面を動か
すために高価な操舵装置を必要としていた。然し乍ら、
近年の飛しょう体の高速化,低価格化の要求に対応する
ために、安価で応答速度の速いアクチュエータが必要と
されてきた。
【0003】上記要求に対応するものとして、従来、図
3に示すように飛しょう体1の重心Gを含む面に小型ロ
ケットモーター(点火時間0.5〜200ms)2を多
数取り付けてサイドスラスタ部3を構成し、小型ロケッ
トモーター2を外部に向けて点火し、重心Gを含んだ外
周面で飛しょう体1を平行運動させるサイドスラスタ型
飛しょう体がある。径路変更にサイドスラスタを用いる
飛しょう体1にあっては、機体中部外周に100〜20
0個もの小型ロケットモーター2を装着し、回転に同期
して小型ロケットモーター2に点火して所定の径路変更
を行っている。〔先行技術文献として、例えばミサイル
工学事典(140頁参照)、久野治義著、原書房199
0年12月10日発行がある。〕
【0004】ところで、このような従来のサイドスラス
タ型飛しょう体1では、小型ロケットモーター2を一様
に消費させる為に、高速で飛しょう体1をロール回転さ
せていた。このロールレートのために、飛しょう体1の
画像誘導や慣性航法が難しくなり、CLOS等の長射程
で命中精度が悪くなる誘導方式を採用せざるを得なかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、飛し
ょう体全体を高速でロール回転させることなく、飛しょ
う体の画像誘導,慣性航法を容易にし、長射程の命中精
度を向上させることのできるサイドスラスタ型飛しょう
体を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のサイドスラスタ型飛しょう体の1つは、飛し
ょう体の重心付近の外周部又は重心よりも飛しょう体の
進行方向側の前方外周部若しくは飛しょう体の進行方向
とは反対側の後方外周部に多数の小型ロケットモーター
を設けてサイドスラスタ部を構成し、このサイドスラス
タ部のみを空力的フィン及び電動モーターによりロール
回転するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】本発明のサイドスラスタ型飛しょう体の他
の1つは、飛しょう体の重心付近の外周部又は重心より
飛しょう体の進行方向側の前方外周部若しくは飛しょ
う体の進行方向とは反対側の後方外周部に多数の小型ロ
ケットモーターを設けてサイドスラスタ部を構成し、こ
のサイドスラスタ部及びそれより後部を空力的フィン及
び電動モーターによりロール回転するようにしたことを
特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記のように本発明のサイドスラスタ型飛しょ
う体は、サイドスラスタ部のみ又はサイドスラスタ部及
びそれより後部をロール回転するようにしたので、画像
センサ,慣性センサの搭載された飛しょう体の前部はロ
ール回転せず、従って、飛しょう体の画像誘導,慣性航
法が容易となり、長射程の命中精度を向上できる。ま
た、サイドスラスタ部を高速でロール回転することが可
能となり、回転に同期してスラスタ即ち小型ロケットモ
ーターを一様に消費させることにより、飛しょう体の推
力偏向を容易に行うことができ、径路変更も容易とな
る。
【0009】
【実施例】本発明のサイドスラスタ型飛しょう体の一実
施例を図1のa,bによって説明すると、飛しょう体1
の重心Gよりも飛しょう体1の進行方向側の前方外周部
に小型ロケットモーター(点火時間0.5〜200[m
s]程度)2を一定間隔に千鳥配列に100個設けて、
サイドスラスタ部3とし、このサイドスラスタ部3のみ
をロール回転するように飛しょう体1の進行方向側の
部4とその反対側の後部5とを結合しているフレームロ
ッド6上にベアリング7を介して支持してある。このサ
イドスラスタ部3はカント角を付けた(ねじった)フィ
ン即ち空カフィン8により回転運動させ、ベアリング7
の摩擦等により飛しょう体1の前部4が回転するロール
角速度を角速度センサ9で検出し、これが零になるよう
に電動モーター10が駆動するようになっている。この
電動モータ10がブラシレスモータの場合、コイル側を
飛しょう体1に直結し、マグネット側をサイドスラスタ
部3に直結する。
【0010】他の実施例を図2のa,bによって説明す
ると、飛しょう体1の重心Gよりも飛しょう体1の進行
方向側の前部外周部に小型ロケットモーター(点火時間
0.5〜200[ms]程度)2を一定間隔に千鳥配列
に150個設けてサイドスラスタ部3とし、このサイド
スラスタ部3及び進行方向とは反対側の後部5とを一体
にロール回転するように飛しょう体1の進行方向側の
部4に回転可能に結合してある。即ち、飛しょう体1の
前部4の後面より後方に突設してサイドスラスタ部3に
挿通した支軸11にベアリング12を介してサイドスラ
スタ部3及びそれより後部5を回転可能に支持してあっ
て、カント角を付けた(ねじった)後端外周の空力的フ
ィン8′により後部5を回転駆動し、飛しょう体1の前
部4に設置した角速度センサ9によってロール角速度を
検出し、このロール角速度が零となるように電動モータ
10が駆動するようになっている。
【0011】上記2つの実施例のサイドスラスタ型飛し
ょう体は、サイドスラスタ部3のみマはサイドスラスタ
部3及び飛しょう体1の進行方向とは反対側の後部5を
電動モーター10及び空力的フィン8,8′によりロー
ル回転するようにしたので、画像センサ,慣性センサの
搭載された飛しょう体1の進行方向側の前部4はロール
回転せず、従って、飛しょう体1の画像誘導,慣性航法
が容易となり、長射程の命中精度が向上する。また、サ
イドスラスタ部3を高速でロール回転することができ、
回転に同期してスラスタ即ち小型ロケットモーター2を
一様に消費させることにより、飛しょう体1の推力偏向
が容易に行われ、径路変更も容易に行われる。
【0012】この2つの実施例の内、図1のサイドスラ
スタ型飛しょう体は、安定翼が回転しないので、空力的
性能が把握し易い長所がある。
【0013】また、図2のサイドスラスタ型飛しょう体
は、サイドスラスタ部3に回転用の空力フィン8が不要
であり、ロール回転させない部位の質量の方がロール回
転させる部位の質量よりも小さいので、ロール回転させ
ないための制御が容易であるという長所がある。
【0014】尚、図1の実施例は、サイドスラスタ部3
を飛しょう体1の重心Gよりも飛しょう体1の進行方向
側の前方外周部に設けた場合であるが、サイドスラスタ
部3は、重心G付近の外周部や重心Gよりも飛しょう体
1の進行方向とは反対側の後方外周部に設けても同様の
作用をする。
【0015】同様に図2の実施例の場合でもサイドスラ
スタ部3は飛しょう体1の重心Gの外周部や重心Gより
飛しょう体1の進行方向とは反対側の後方外周部に設
けて、それより後部を一体にロール回転するようにして
も同様の作用をする。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明のサイド
スラスタ型飛しょう体は、サイドスラスタ部をロール回
転し、飛しょう体の進行方向側の前部はロール回転しな
いので、飛しょう体の画像誘導,慣性航法が容易とな
り、長射程の命中精度が向上する。またサイドスラスタ
部を高速でロール回転することができ、回転に同期して
小型ロケットモーターを一様に消費することができるの
で、飛しょう体の推力偏向が容易となり、径路変更も容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイドスラスタ型飛しょう体の一実施
例を示すもので、aは概略側面図、bは一部破断概略側
面図である。
【図2】本発明のサイドスラスタ型飛しょう体の他の実
施例を示すもので、aは概略側面図、bは一部破断概略
側面図である。
【図3】従来のサイドスラスタ型飛しょう体を示す概略
側面図である。
【符号の説明】
1 飛しょう体 2 小型ロケットモーター 3 サイドスラスタ部 4 飛しょう体の前部 5 飛しょう体の後部 8,8′ 空力的フィン 9 角速度センサ 10 電動モータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛しょう体の重心付近の外周部又は重心
    よりも飛しょう体の進行方向側の前方外周部若しくは
    しょう体の進行方向とは反対側の後方外周部に小型ロケ
    ットモーターを設けてサイドスラスタ部を構成し、この
    サイドスラスタ部のみを空力的フィン及び電動モーター
    によりロール回転するようにしたことを特徴とするサイ
    ドスラスタ型飛しょう体。
  2. 【請求項2】 飛しょう体の重心付近の外周部又は重心
    よりも飛しょう体の進行方向側の前方外周部若しくは
    しょう体の進行方向とは反対側の後方外周部に小型ロケ
    ットモーターを設けてサイドスラスタ部を構成し、この
    サイドスラスタ部及びそれより後部を空力的フィン及び
    電動モーターによりロール回転するようにしたことを特
    徴とするサイドスラスタ型飛しょう体。
JP30039394A 1994-11-09 1994-11-09 サイドスラスタ型飛しょう体 Expired - Fee Related JP2709574B2 (ja)

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