JP2709656B2 - 地下連続壁工法及びこれに用いる壁部材 - Google Patents
地下連続壁工法及びこれに用いる壁部材Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チェンソーの原理に基
づき地中を掘削して、連続壁を形成する工法であって、
掘削機に垂設した残置パネルと、移動パネルとで地中を
掘削して地中に溝を形成し、ついで、該溝内へ任意数の
壁部材を順次挿入して、連続壁を形成する地下連続壁工
法及びこれに用いる壁部材に関する。
づき地中を掘削して、連続壁を形成する工法であって、
掘削機に垂設した残置パネルと、移動パネルとで地中を
掘削して地中に溝を形成し、ついで、該溝内へ任意数の
壁部材を順次挿入して、連続壁を形成する地下連続壁工
法及びこれに用いる壁部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種工法にあっては、クレーン
に多数の爪付バケットを周設した掘削機を吊架し、これ
により地中を掘削して、ここに掘削穴を形成し、この掘
削穴にコンクリートを充填し、この中へ鉄棒を入れて一
つの区画の土留めを形成し、このように形成した区画を
一つ置きに掘削し、これを適宜連続しうべく形成するも
のや、さらには、クレーンに吊架したチェーンを周設し
た形状の掘削機を、横方向へ移動しつつ掘削溝を形成
し、ここへセメントを充填し、かつ、鉄筋を打込んで連
続壁を形成しうべくなされる地下土留め工法がある。
に多数の爪付バケットを周設した掘削機を吊架し、これ
により地中を掘削して、ここに掘削穴を形成し、この掘
削穴にコンクリートを充填し、この中へ鉄棒を入れて一
つの区画の土留めを形成し、このように形成した区画を
一つ置きに掘削し、これを適宜連続しうべく形成するも
のや、さらには、クレーンに吊架したチェーンを周設し
た形状の掘削機を、横方向へ移動しつつ掘削溝を形成
し、ここへセメントを充填し、かつ、鉄筋を打込んで連
続壁を形成しうべくなされる地下土留め工法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の工
法にあっては、チェンソーの方法によって地下を掘削す
るので、比較的幅狭状の掘削穴を形成して連続壁は形成
できるが、前記した従来工法のうちクレーンに掘削機を
吊設し、溝を一つ置き掘削形成しここへセメントを充填
して一区画の壁部を形成し、さらに、このセメントの一
部を掘削して溝を掘削形成して該各区画に鉄筋状のもの
を打込む工法にあっては、通称業界ではカンガルー方式
といわれていて、あたかも動物のカンガルーの動きに似
た工法を示すもので、飛び飛びに一区画毎の壁体を形成
し、さらに、これらを連続しうべくなすので、先ず一直
線に形成することが困難で、かつ、結合部の信頼性に難
点があって、連続壁全体としての強度が低く、正確に形
成しえないから家屋の基礎工事位の小規模なものであれ
ば施工可能であるが、その他の範囲までの利用は困難で
汎用性に乏しいものとなっている。
法にあっては、チェンソーの方法によって地下を掘削す
るので、比較的幅狭状の掘削穴を形成して連続壁は形成
できるが、前記した従来工法のうちクレーンに掘削機を
吊設し、溝を一つ置き掘削形成しここへセメントを充填
して一区画の壁部を形成し、さらに、このセメントの一
部を掘削して溝を掘削形成して該各区画に鉄筋状のもの
を打込む工法にあっては、通称業界ではカンガルー方式
といわれていて、あたかも動物のカンガルーの動きに似
た工法を示すもので、飛び飛びに一区画毎の壁体を形成
し、さらに、これらを連続しうべくなすので、先ず一直
線に形成することが困難で、かつ、結合部の信頼性に難
点があって、連続壁全体としての強度が低く、正確に形
成しえないから家屋の基礎工事位の小規模なものであれ
ば施工可能であるが、その他の範囲までの利用は困難で
汎用性に乏しいものとなっている。
【0004】また、掘削機をクレーンに吊設して、これ
を地中で溝形成方向に移動しつつ掘削し、ここへセメン
トと鉄筋を打込むべくなされた工法にあっては、地中の
土質の条件で容易には一直線状とならず、よって、比較
的複雑な制御機器等と併用せねば実用的でない。
を地中で溝形成方向に移動しつつ掘削し、ここへセメン
トと鉄筋を打込むべくなされた工法にあっては、地中の
土質の条件で容易には一直線状とならず、よって、比較
的複雑な制御機器等と併用せねば実用的でない。
【0005】さらに、上記何れの工法においても、施工
現場へ生コンクリート車を移動し、ここで運転してコン
クリート打ちをするので、どうしてもセメントの粉塵
や、騒音等の公害の発生要因となっており、とりわけ都
市及び近郊における施工には、生コンクリート車の乗入
れが困難である等の種々なる問題点を依然として有して
いる。
現場へ生コンクリート車を移動し、ここで運転してコン
クリート打ちをするので、どうしてもセメントの粉塵
や、騒音等の公害の発生要因となっており、とりわけ都
市及び近郊における施工には、生コンクリート車の乗入
れが困難である等の種々なる問題点を依然として有して
いる。
【0006】そこで本発明は、建築基礎の仮土留から、
上下水道の管渠埋設、雨水・排水渠、河川、水路の改
修、擁壁、遮水路、特殊基礎等土木と建築の両分野にわ
たり広範囲に適用しうべく、連続壁を土質の条件を問わ
ず正確に一直線状に掘削形成しえて、また、壁部材を確
実に係着しえて、さらに、信頼性の高い連続壁を形成し
うべき連続壁工法と、壁部材の提供を目的とするもので
ある。
上下水道の管渠埋設、雨水・排水渠、河川、水路の改
修、擁壁、遮水路、特殊基礎等土木と建築の両分野にわ
たり広範囲に適用しうべく、連続壁を土質の条件を問わ
ず正確に一直線状に掘削形成しえて、また、壁部材を確
実に係着しえて、さらに、信頼性の高い連続壁を形成し
うべき連続壁工法と、壁部材の提供を目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一に、内部
に嵌脱自在な壁部材を嵌装しうべき空間部を設け、外周
に掘削用チェンを周設した扁平形状の残置パネルを掘削
機に鉛直状に配設し、該掘削用チェンを回動して地表よ
り地下に向け所望深さまで溝を掘削後、該残置パネルを
該溝内に残置して掘削用チェンを溝外に取り出し、さら
に壁部材を収容する挿通壁部と、掘削用チェンを回動自
在に周設した移動用パネルを掘削機本体へ鉛直状に配設
し、該移動パネルの該挿通壁部を前記残置パネル内へ挿
入し、かつ、該挿通壁部内へ壁部材を挿入して、前記残
置パネルと略同一深さに掘削し、さらに、移動用パネル
の掘削用チェンで地中を掘削しつつ前記残置パネルと反
対方向へ移動して形成される溝部内へ順次壁部材を突き
合せ状に配設して連続壁を形成すべくなした地下連続壁
工法である。また、第二に、壁部材がプレキャストコン
クリートで形成され、かつ、平断面形状がテーパ状で、
さらに、端側縁の突き合せ部が係合形状で形成されてな
る連続壁工法に用いる壁部材である。また、第三に、壁
部材が鉄板で形成され、かつ、平断面形状がテーパ状
で、さらに、端側縁の突き合せ部が係合形状で形成され
てなる連続壁工法に用いる連続壁部材である。さらに、
第四に、壁部材が鉄板で枠組形状とし、かつ、プレキャ
ストコンクリートと併用された形状に形成され、かつ、
平断面形状がテーパ状で、さらに、端側縁の突き合せ部
が係合形状で形成されてなる地下連続壁工法に用いる壁
部材により、上記目的を達成しようとするものである。
に嵌脱自在な壁部材を嵌装しうべき空間部を設け、外周
に掘削用チェンを周設した扁平形状の残置パネルを掘削
機に鉛直状に配設し、該掘削用チェンを回動して地表よ
り地下に向け所望深さまで溝を掘削後、該残置パネルを
該溝内に残置して掘削用チェンを溝外に取り出し、さら
に壁部材を収容する挿通壁部と、掘削用チェンを回動自
在に周設した移動用パネルを掘削機本体へ鉛直状に配設
し、該移動パネルの該挿通壁部を前記残置パネル内へ挿
入し、かつ、該挿通壁部内へ壁部材を挿入して、前記残
置パネルと略同一深さに掘削し、さらに、移動用パネル
の掘削用チェンで地中を掘削しつつ前記残置パネルと反
対方向へ移動して形成される溝部内へ順次壁部材を突き
合せ状に配設して連続壁を形成すべくなした地下連続壁
工法である。また、第二に、壁部材がプレキャストコン
クリートで形成され、かつ、平断面形状がテーパ状で、
さらに、端側縁の突き合せ部が係合形状で形成されてな
る連続壁工法に用いる壁部材である。また、第三に、壁
部材が鉄板で形成され、かつ、平断面形状がテーパ状
で、さらに、端側縁の突き合せ部が係合形状で形成され
てなる連続壁工法に用いる連続壁部材である。さらに、
第四に、壁部材が鉄板で枠組形状とし、かつ、プレキャ
ストコンクリートと併用された形状に形成され、かつ、
平断面形状がテーパ状で、さらに、端側縁の突き合せ部
が係合形状で形成されてなる地下連続壁工法に用いる壁
部材により、上記目的を達成しようとするものである。
【0008】
【作用】すなわち、本発明地下連続壁工法及びこれに用
いる壁部材においては、先ず掘削機に垂設した広幅のパ
ネルでなる残置パネルで地下へ鉛直方向に溝を掘削後、
所望深さに残置し、ついで、該残置パネル内に設けてあ
る空間部へ、掘削機に垂設した前記残置パネルより比較
的幅狭で、壁部材を収納可能とした移動パネルの挿通壁
部を挿入しつつ鉛直方向に掘削し、前記空間部と同一深
さとなったならば鉛直方向の掘削を停止し、さらに、こ
の深さで該移動パネルを残置パネルの反対方向へ横移動
させつつ掘削し、これによる掘削溝部分が二枚目の壁部
材の幅長となったら、該地上の壁部材を掘削機に吊設し
て挿入する。このようにして、移動パネルで横方向へ掘
削するのに従い、順次次の壁部材を挿入可能な空間長と
なったならば、該次の壁部材を挿入する。これを繰り返
すことによって連続壁が形成される。
いる壁部材においては、先ず掘削機に垂設した広幅のパ
ネルでなる残置パネルで地下へ鉛直方向に溝を掘削後、
所望深さに残置し、ついで、該残置パネル内に設けてあ
る空間部へ、掘削機に垂設した前記残置パネルより比較
的幅狭で、壁部材を収納可能とした移動パネルの挿通壁
部を挿入しつつ鉛直方向に掘削し、前記空間部と同一深
さとなったならば鉛直方向の掘削を停止し、さらに、こ
の深さで該移動パネルを残置パネルの反対方向へ横移動
させつつ掘削し、これによる掘削溝部分が二枚目の壁部
材の幅長となったら、該地上の壁部材を掘削機に吊設し
て挿入する。このようにして、移動パネルで横方向へ掘
削するのに従い、順次次の壁部材を挿入可能な空間長と
なったならば、該次の壁部材を挿入する。これを繰り返
すことによって連続壁が形成される。
【0009】さらに、前記壁部材が平断面形状をテーパ
状とし、材料をプレキャストコンクリート、鉄板、さら
には鉄枠で枠組状とし、かつ、プレキャストコンクリー
トと併用して形成してあるので、連続壁形態とした際に
挿通壁部に挿入し易く、施工が容易で、継目部分の水密
性高く、正確に直線及びR形状の連続壁を形成でき、強
固なものとなる。
状とし、材料をプレキャストコンクリート、鉄板、さら
には鉄枠で枠組状とし、かつ、プレキャストコンクリー
トと併用して形成してあるので、連続壁形態とした際に
挿通壁部に挿入し易く、施工が容易で、継目部分の水密
性高く、正確に直線及びR形状の連続壁を形成でき、強
固なものとなる。
【0010】
【実施例】引き続き、本発明の要旨を明確にするため図
面を用いて一実施例を説明する。図1、図2に示す如
く、残置パネルAは、鉄板で幅広く扁平状に形成された
パネル本体1の下部に回動自在に配設されたガイドホイ
ル2と、上方に鉛直方向へ配設されているリーダ7へ、
上下動可能に設けられているスライドベース8に配設さ
れている油圧モータ4との間に、外方へヒンジ状で起伏
自在の爪状のバケットを多数突成した掘削用チェン6が
巻回されている。
面を用いて一実施例を説明する。図1、図2に示す如
く、残置パネルAは、鉄板で幅広く扁平状に形成された
パネル本体1の下部に回動自在に配設されたガイドホイ
ル2と、上方に鉛直方向へ配設されているリーダ7へ、
上下動可能に設けられているスライドベース8に配設さ
れている油圧モータ4との間に、外方へヒンジ状で起伏
自在の爪状のバケットを多数突成した掘削用チェン6が
巻回されている。
【0011】また、前記パネル本体1と、油圧モータ4
の配設されている支持部5間を油圧シリンダで伸縮して
前記掘削用チェン6のテンションを適宜調整して結合し
うべくなした連結金具3で吊設されている。
の配設されている支持部5間を油圧シリンダで伸縮して
前記掘削用チェン6のテンションを適宜調整して結合し
うべくなした連結金具3で吊設されている。
【0012】さらに、該パネル本体1の内部には、図1
(A)において左半分に相当した部分を空洞とした空間
部9を形成し、ここへ断面を四角とした中空体形状の柱
体10を出入自在に嵌装して、前記掘削チェン6を案内
して回動可能に配設してある。
(A)において左半分に相当した部分を空洞とした空間
部9を形成し、ここへ断面を四角とした中空体形状の柱
体10を出入自在に嵌装して、前記掘削チェン6を案内
して回動可能に配設してある。
【0013】次に図1(B)、図3に従って移動パネル
Bにつき説明する。該移動パネルBは鉄板で前記パネル
本体1より幅狭の扁平状に形成したパネル本体1aの下
部に、前記残置パネルAと同様にガイドホイル2aを回
動自在に配設し、前記パネル本体1aの側方に空間部9
へ挿通し、かつ、内部へ壁部材Wを挿入可能に延設さ
れ、さらに、パネル本体1aにはヒンジ状で外方に向け
て起伏自在の爪状のバケットを多数突成させた掘削用チ
ェン6aが周設されている。よって、挿通壁部11間の
部分では図3の如く爪は起立して収納された形態で移動
する。また、下端には枢支部で回動自在とし、該壁部材
Wの挿入時に挿通壁部11内へ下方より土の入るのを防
止して移動しうべくなっているアーム12が配設されて
いる。
Bにつき説明する。該移動パネルBは鉄板で前記パネル
本体1より幅狭の扁平状に形成したパネル本体1aの下
部に、前記残置パネルAと同様にガイドホイル2aを回
動自在に配設し、前記パネル本体1aの側方に空間部9
へ挿通し、かつ、内部へ壁部材Wを挿入可能に延設さ
れ、さらに、パネル本体1aにはヒンジ状で外方に向け
て起伏自在の爪状のバケットを多数突成させた掘削用チ
ェン6aが周設されている。よって、挿通壁部11間の
部分では図3の如く爪は起立して収納された形態で移動
する。また、下端には枢支部で回動自在とし、該壁部材
Wの挿入時に挿通壁部11内へ下方より土の入るのを防
止して移動しうべくなっているアーム12が配設されて
いる。
【0014】また、該パネル本体1aは、上部において
油圧モータ4を備えた支持部5と、前記連結金具3で着
脱自在となっていて、油圧モータ4はリーダ7に案内さ
れて移動するスライドベース8に配設されていて、さら
に、リーダ7の頂部にはリーダ腕71が設けてあって、
壁部材W等を吊設するワイヤRのガイド72等が設けて
ある。さらに、壁部材Wを図4、図5に従って説明す
る。壁部材Wの第一実施例は図4に示す通りであって、
平断面形状がテーパ状で両端に係止部15a、15bが
設けてあって、コンクリートパネルで形成されていて、
該係止部15a、15bによって止水機能を有せしめて
水密性を保持しうべくなっている。また、第二実施例
は、図5に示す通りであって、同じく平断面形状がテー
パ状で両端に係止部15c、15dを設けて、鉄板で枠
組状に形成されてなるものである。前記壁部材Wは、何
れも前記移動パネルBの挿通壁部11に挿入しうべくな
っている。さらに、第三実施例は、図6に示す通りであ
って、前記第一、第二実施例と同様に平断面形状がテー
パ状で、外周を鉄板枠16でコ字状断面に形成し、両端
に係止部15e、15fを形成し、内部にコンクリート
で壁部17を施し、かつ、壁部17内に鉄筋18を配設
し、さらに、該鉄筋18を鉄板枠16に固着してあり、
また、該鉄板枠16の正面壁に水抜用穴19が任意数開
設してある。
油圧モータ4を備えた支持部5と、前記連結金具3で着
脱自在となっていて、油圧モータ4はリーダ7に案内さ
れて移動するスライドベース8に配設されていて、さら
に、リーダ7の頂部にはリーダ腕71が設けてあって、
壁部材W等を吊設するワイヤRのガイド72等が設けて
ある。さらに、壁部材Wを図4、図5に従って説明す
る。壁部材Wの第一実施例は図4に示す通りであって、
平断面形状がテーパ状で両端に係止部15a、15bが
設けてあって、コンクリートパネルで形成されていて、
該係止部15a、15bによって止水機能を有せしめて
水密性を保持しうべくなっている。また、第二実施例
は、図5に示す通りであって、同じく平断面形状がテー
パ状で両端に係止部15c、15dを設けて、鉄板で枠
組状に形成されてなるものである。前記壁部材Wは、何
れも前記移動パネルBの挿通壁部11に挿入しうべくな
っている。さらに、第三実施例は、図6に示す通りであ
って、前記第一、第二実施例と同様に平断面形状がテー
パ状で、外周を鉄板枠16でコ字状断面に形成し、両端
に係止部15e、15fを形成し、内部にコンクリート
で壁部17を施し、かつ、壁部17内に鉄筋18を配設
し、さらに、該鉄筋18を鉄板枠16に固着してあり、
また、該鉄板枠16の正面壁に水抜用穴19が任意数開
設してある。
【0015】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、ガイドホイル2、2aをなくしチェン6を
パネル本体1に周設してもよく、空間部9に必ずしも柱
体10を必要とせず、前記実施例では直線形状の掘削溝
を形成する場合についてのみ説明したが、円弧状のパネ
ルを形成し、壁部材も円弧状とすれば円弧状の連続壁が
形成できるので、工事にあたり予め円弧状としたり、障
害物により避けるために円弧状としても良く、さらに、
パネルを地中へ掘削挿入する際、土圧を考慮して僅か掘
削機側へ傾斜する。また、壁部材の材料も任意で良い
等、本発明の目的、作用及び後記発明の効果の奏する範
囲内において任意に定められよく、それらの変更は、本
発明の要旨を何ら変更するものではないことはいうまで
もない。
のではなく、ガイドホイル2、2aをなくしチェン6を
パネル本体1に周設してもよく、空間部9に必ずしも柱
体10を必要とせず、前記実施例では直線形状の掘削溝
を形成する場合についてのみ説明したが、円弧状のパネ
ルを形成し、壁部材も円弧状とすれば円弧状の連続壁が
形成できるので、工事にあたり予め円弧状としたり、障
害物により避けるために円弧状としても良く、さらに、
パネルを地中へ掘削挿入する際、土圧を考慮して僅か掘
削機側へ傾斜する。また、壁部材の材料も任意で良い
等、本発明の目的、作用及び後記発明の効果の奏する範
囲内において任意に定められよく、それらの変更は、本
発明の要旨を何ら変更するものではないことはいうまで
もない。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明は、先
ず広幅の残置パネルで地下を掘削し、所望深さとなった
ならば掘削チェンを外しそのまま埋没しておき、該残置
パネルを案内ベースとして、移動パネルを掘削しつつ挿
入し、残置パネルの空間部と挿通壁部の下端が同一深さ
となったら、横方向へ掘削しつつ溝を形成して、ここへ
壁部材を連続的に挿入して連続壁を施工するので、正確
で、直線やR状等の連続壁を素早く形成でき、止水を容
易になしえて水密性の高いものとなり、さらに、大都市
及び周辺では生コンクリート車が入りにくいし、また、
生コンクリート車のための粉塵、騒音等の発生を防ぐこ
とができる。
ず広幅の残置パネルで地下を掘削し、所望深さとなった
ならば掘削チェンを外しそのまま埋没しておき、該残置
パネルを案内ベースとして、移動パネルを掘削しつつ挿
入し、残置パネルの空間部と挿通壁部の下端が同一深さ
となったら、横方向へ掘削しつつ溝を形成して、ここへ
壁部材を連続的に挿入して連続壁を施工するので、正確
で、直線やR状等の連続壁を素早く形成でき、止水を容
易になしえて水密性の高いものとなり、さらに、大都市
及び周辺では生コンクリート車が入りにくいし、また、
生コンクリート車のための粉塵、騒音等の発生を防ぐこ
とができる。
【0017】さらに、壁部材を予め工場等で製作するの
で、精度、強度が高く、かつ、一定化したものが製作で
き、よって、即連続壁として機能しえて、さらに、直線
のみならず、R形状のものを製作して、現場の障害物を
回避したものが容易にできて、パネルをR形状と、直線
形状のものを併用する等によって、バリアブルな形状の
連続壁を極めて容易に施工できるもので、本発明は実用
性に富み、独特の効果を奏するものである。
で、精度、強度が高く、かつ、一定化したものが製作で
き、よって、即連続壁として機能しえて、さらに、直線
のみならず、R形状のものを製作して、現場の障害物を
回避したものが容易にできて、パネルをR形状と、直線
形状のものを併用する等によって、バリアブルな形状の
連続壁を極めて容易に施工できるもので、本発明は実用
性に富み、独特の効果を奏するものである。
【図1】(A)は残置パネルの要部を示す正面図、
(B)は移動パネルの要部を示す正面図である。
(B)は移動パネルの要部を示す正面図である。
【図2】残置パネルのパネル本体の横断面図である。
【図3】移動パネルのパネル本体の横断面図である。
【図4】壁部材の第一実施例の要部を示す平面図であ
る。
る。
【図5】壁部材の第二実施例の要部を示す平面図であ
る。
る。
【図6】壁部材の第三実施例の要部を示す平面図であ
る。
る。
A 残置パネル B 移動パネル W 壁部材 1、1a パネル本体 2、2a ガイドホイル 3 連結金具 4 油圧モータ 5 支持部 6 掘削用チェン 7 リーダ 8 スライドベース 9 空間部 10 柱体 11 挿通壁部 15a、15b、15c、15d、15e、15f 係
止部
止部
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に嵌脱自在な壁部材を嵌装しうべき
空間部を設け、外周に掘削用チェンを周設した扁平形状
の残置パネルを掘削機に鉛直状に配設し、該掘削用チェ
ンを回動して地表より地下に向け所望深さまで溝を掘削
後、該残置パネルを該溝内に残置して掘削用チェンを溝
外に取り出し、さらに、壁部材を収容する挿通壁部と、
掘削用チェンを回動自在に周設した移動用パネルを掘削
機本体へ鉛直状に配設し、該移動パネルの該挿通壁部を
前記残置パネル内へ挿入し、かつ、該挿通壁部内へ壁部
材を挿入し前記残置パネルと略同一深さに掘削し、さら
に、移動用パネルの掘削用チェンで地中を掘削しつつ前
記残置パネルと反対方向へ移動して形成される溝部内へ
順次壁部材を突き合せ状に配設して連続壁を形成するこ
とを特徴とする地下連続壁工法。 - 【請求項2】 壁部材がプレキャストコンクリートで形
成され、かつ、平断面形状がテーパ状で、さらに、端側
縁の突き合せ部が係合形状で形成されてなることを特徴
とする地下連続壁工法に用いる壁部材。 - 【請求項3】 壁部材が鉄板で形成され、かつ、平断面
形状がテーパ状で、さらに、端側縁の突き合せ部が係合
形状で形成されてなることを特徴とする地下連続壁工法
に用いる壁部材。 - 【請求項4】 壁部材が鉄板で枠組形状とし、かつ、プ
レキャストコンクリートと併用された形状に形成され、
かつ、平断面形状がテーパ状で、さらに、端側縁の突き
合せ部が係合形状で形成されてなることを特徴とする地
下連続壁工法に用いる壁部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41787890A JP2709656B2 (ja) | 1990-12-16 | 1990-12-16 | 地下連続壁工法及びこれに用いる壁部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41787890A JP2709656B2 (ja) | 1990-12-16 | 1990-12-16 | 地下連続壁工法及びこれに用いる壁部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06220836A JPH06220836A (ja) | 1994-08-09 |
| JP2709656B2 true JP2709656B2 (ja) | 1998-02-04 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP41787890A Expired - Fee Related JP2709656B2 (ja) | 1990-12-16 | 1990-12-16 | 地下連続壁工法及びこれに用いる壁部材 |
Country Status (1)
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-
1990
- 1990-12-16 JP JP41787890A patent/JP2709656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06220836A (ja) | 1994-08-09 |
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