JP2716633B2 - 光起電力素子及びその製造方法、並びにそれを用いた発電装置 - Google Patents
光起電力素子及びその製造方法、並びにそれを用いた発電装置Info
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- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコン系非単結晶半導
体材料からなるpin型の光起電力素子及びその製造方
法、並びに発電装置に係わる。特にi型層中のバンドギ
ャップを変化させたpin型の光起電力素子に関するも
のであり、加えて該光起電力素子を利用した発電システ
ムに関するものである。
体材料からなるpin型の光起電力素子及びその製造方
法、並びに発電装置に係わる。特にi型層中のバンドギ
ャップを変化させたpin型の光起電力素子に関するも
のであり、加えて該光起電力素子を利用した発電システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコン系非単結晶半導体材料か
らなるpin構造の光起電力素子において、i層がシリ
コン原子とゲルマニウム原子を含有し、i型層中でバン
ドギャップが変化している光起電力素子については、以
下に示すように様々な提案がなされている。例えば、 (1)“Optimum deposition conditions for a-(Si,G
e):H using a triode-configurated rf glow discharge
system”,J. A. Bragagnolo, P. Littlefield,A. Mas
trovito and G. Storti, Conf. Rec. 19th IEEE Photov
oltaic Specilists Conference-1987,pp.878, (2)“Efficiency improvement in amorphous-SiGe:H
solar cells and its application to tandem type so
lar cells”,S. Yoshida, S. Yamanaka, M. Konagai a
nd K. Takahashi, Conf. Rec. 19th IEEE Photovoltaic
Specilists Conference-1987,pp.1101, (3)“Stability and terrestrial application of a
-Si tandem type solarcells”,A. Hiroe, H. Yamagis
hi, H. Nishio, M. Kondo and Y. Tawada, Conf. Rec.
19th IEEE Photovoltaic Specilists Conference-1987,
pp.1111, (4)“Preparation of high quality a-SiGe:H films
and its application to the high efficiency triple
-junction amorphous solar cells”,K. Sato,K. Kawa
bata, S. Terazono, H. Sasaki, M. Deguchi, T. Itaga
ki, H. Morikawa, M. Aiga and K. Fujikawa, Conf. Re
c. 20th IEEE Photovoltaic SpecilistsConference-198
8 pp.73, (5)USP4,816,082、 (6)USP4,471,155、 (7)USP4,782,376 等が報告されている。
らなるpin構造の光起電力素子において、i層がシリ
コン原子とゲルマニウム原子を含有し、i型層中でバン
ドギャップが変化している光起電力素子については、以
下に示すように様々な提案がなされている。例えば、 (1)“Optimum deposition conditions for a-(Si,G
e):H using a triode-configurated rf glow discharge
system”,J. A. Bragagnolo, P. Littlefield,A. Mas
trovito and G. Storti, Conf. Rec. 19th IEEE Photov
oltaic Specilists Conference-1987,pp.878, (2)“Efficiency improvement in amorphous-SiGe:H
solar cells and its application to tandem type so
lar cells”,S. Yoshida, S. Yamanaka, M. Konagai a
nd K. Takahashi, Conf. Rec. 19th IEEE Photovoltaic
Specilists Conference-1987,pp.1101, (3)“Stability and terrestrial application of a
-Si tandem type solarcells”,A. Hiroe, H. Yamagis
hi, H. Nishio, M. Kondo and Y. Tawada, Conf. Rec.
19th IEEE Photovoltaic Specilists Conference-1987,
pp.1111, (4)“Preparation of high quality a-SiGe:H films
and its application to the high efficiency triple
-junction amorphous solar cells”,K. Sato,K. Kawa
bata, S. Terazono, H. Sasaki, M. Deguchi, T. Itaga
ki, H. Morikawa, M. Aiga and K. Fujikawa, Conf. Re
c. 20th IEEE Photovoltaic SpecilistsConference-198
8 pp.73, (5)USP4,816,082、 (6)USP4,471,155、 (7)USP4,782,376 等が報告されている。
【0003】また、バンドギャップが変化している光起
電力素子の特性の理論的な研究は、例えば、 (8)“A novel design for amorphous Silicon alloy
solar cells”,S. Guha, J. Yang, A. Pawlikiewicz,
T. Glatfelter, R. Ross and S. R. Ovshinsky,Conf.
Rec. 20th IEEE Photovoltaic Specilists Conference-
1988 pp.79, (9)“Numerical modeling of multijunction, amorp
hous silicon based P-I-N solar cells”,A. H. Pawl
ikiewicz and S. Guha, Conf. Rec. 20th IEEE Photovo
ltaic Specilists Conference-1988 pp.251, 等が報告されている。
電力素子の特性の理論的な研究は、例えば、 (8)“A novel design for amorphous Silicon alloy
solar cells”,S. Guha, J. Yang, A. Pawlikiewicz,
T. Glatfelter, R. Ross and S. R. Ovshinsky,Conf.
Rec. 20th IEEE Photovoltaic Specilists Conference-
1988 pp.79, (9)“Numerical modeling of multijunction, amorp
hous silicon based P-I-N solar cells”,A. H. Pawl
ikiewicz and S. Guha, Conf. Rec. 20th IEEE Photovo
ltaic Specilists Conference-1988 pp.251, 等が報告されている。
【0004】このような従来技術の光起電力素子ではp
/i,n/i界面近傍での光励起キャリアーの再結合を
防止する目的、開放電圧を上げる目的、及び正孔のキャ
リアーレンジを向上させる目的で前記界面にバンドギャ
ップが変化している層を挿入している。
/i,n/i界面近傍での光励起キャリアーの再結合を
防止する目的、開放電圧を上げる目的、及び正孔のキャ
リアーレンジを向上させる目的で前記界面にバンドギャ
ップが変化している層を挿入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシリコン原子と
ゲルマニウム原子を含有しバンドギャップが変化してい
る光起電力素子は、実用上、より高い性能と信頼性が要
求され、光励起キャリアーの再結合の抑制、開放電圧及
び正孔のキャリアーレンジ関し、更なる向上が望まれて
いる。
ゲルマニウム原子を含有しバンドギャップが変化してい
る光起電力素子は、実用上、より高い性能と信頼性が要
求され、光励起キャリアーの再結合の抑制、開放電圧及
び正孔のキャリアーレンジ関し、更なる向上が望まれて
いる。
【0006】また従来の光起電力素子は、光起電力素子
に照射される照射光が弱い場合に変換効率が低下すると
いう問題点があった。更に従来の光起電力素子はi層中
に歪があり、振動等があるところでアニーリングされる
と光電変換効率が低下するという問題点があった。本発
明は上記従来の問題点を解決する光起電力素子を提供す
る事を目的とする。即ち、本発明は、光励起キャリアー
の再結合を防止し、開放電圧及び正孔のキャリアーレン
ジを向上した光起電力素子を提供する事を目的とする。
に照射される照射光が弱い場合に変換効率が低下すると
いう問題点があった。更に従来の光起電力素子はi層中
に歪があり、振動等があるところでアニーリングされる
と光電変換効率が低下するという問題点があった。本発
明は上記従来の問題点を解決する光起電力素子を提供す
る事を目的とする。即ち、本発明は、光励起キャリアー
の再結合を防止し、開放電圧及び正孔のキャリアーレン
ジを向上した光起電力素子を提供する事を目的とする。
【0007】また、本発明は、光起電力素子に照射され
る照射光が低い場合に変換効率を向上した光起電力素子
を提供する事を目的とする。更に本発明は、長期間振動
下でアニーリングした場合に光電変換効率が低下しにく
い光起電力素子を提供する事を目的とする。更に加えて
本発明は、温度変化に対して光電変換効率が変化しにく
い光起電力素子を提供することを目的とする。
る照射光が低い場合に変換効率を向上した光起電力素子
を提供する事を目的とする。更に本発明は、長期間振動
下でアニーリングした場合に光電変換効率が低下しにく
い光起電力素子を提供する事を目的とする。更に加えて
本発明は、温度変化に対して光電変換効率が変化しにく
い光起電力素子を提供することを目的とする。
【0008】また更に加えて、本発明は上記目的を達成
した光起電力素子を利用したシステムを提供する事を目
的とする。
した光起電力素子を利用したシステムを提供する事を目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光起電力素子
は、アモルファス又は微結晶を有するpin型光起電力
素子において、i型層が、p型層の側に位置しマイクロ
波及び1乃至100MHzの高周波の存在下でCVD法
により堆積された第1のi型層と、n型層の側に位置
し、1乃至100MHzの高周波の存在下でCVD法に
より堆積された第2のi型層とを有するi型積層構造で
あって、前記第1のi型層は、シリコン原子及びゲルマ
ニウム原子を含有し、該層でのバンドギャップの極小値
は、中央より前記p型層方向に位置し、前記第2のi型
層は、アモルファスシリコン又は微結晶シリコンを有
し、30nm以下の膜厚に設定されており、前記マイク
ロ波エネルギーは、原料ガスを100%分解するマイク
ロ波エネルギーよりも低く設定され、同時に印加される
前記高周波エネルギーは、前記マイクロ波エネルギーよ
り高く設定されたことを特徴とする。
は、アモルファス又は微結晶を有するpin型光起電力
素子において、i型層が、p型層の側に位置しマイクロ
波及び1乃至100MHzの高周波の存在下でCVD法
により堆積された第1のi型層と、n型層の側に位置
し、1乃至100MHzの高周波の存在下でCVD法に
より堆積された第2のi型層とを有するi型積層構造で
あって、前記第1のi型層は、シリコン原子及びゲルマ
ニウム原子を含有し、該層でのバンドギャップの極小値
は、中央より前記p型層方向に位置し、前記第2のi型
層は、アモルファスシリコン又は微結晶シリコンを有
し、30nm以下の膜厚に設定されており、前記マイク
ロ波エネルギーは、原料ガスを100%分解するマイク
ロ波エネルギーよりも低く設定され、同時に印加される
前記高周波エネルギーは、前記マイクロ波エネルギーよ
り高く設定されたことを特徴とする。
【0010】又その製造方法は、n型半導体を形成する
工程と、シリコン原子を含有するプラズマを形成するた
めの1乃至100MHzの高周波エネルギーを印加し、
これによってRF−i型半導体を堆積する工程と、シリ
コン原子及びゲルマニウム原子を含有するガスに、プラ
ズマを形成するためのマイクロ波エネルギー及び1乃至
100MHzの高周波エネルギーを同時に印加し、これ
によってシリコン原子及びゲルマニウム原子を含有した
MW−i型半導体を堆積する工程と、をこの順に有する
光起電力素子の製造方法であって、前記MW−i型半導
体を堆積する工程におけるマイクロ波エネルギーは、前
記シリコン原子及びゲルマニウム原子を含有するガスを
100%分解するマイクロ波エネルギーよりも低く設定
され、該工程における前記高周波エネルギーは、前記マ
イクロ波エネルギーより高く設定されていることを特徴
とする光起電力素子の製造方法とする。
工程と、シリコン原子を含有するプラズマを形成するた
めの1乃至100MHzの高周波エネルギーを印加し、
これによってRF−i型半導体を堆積する工程と、シリ
コン原子及びゲルマニウム原子を含有するガスに、プラ
ズマを形成するためのマイクロ波エネルギー及び1乃至
100MHzの高周波エネルギーを同時に印加し、これ
によってシリコン原子及びゲルマニウム原子を含有した
MW−i型半導体を堆積する工程と、をこの順に有する
光起電力素子の製造方法であって、前記MW−i型半導
体を堆積する工程におけるマイクロ波エネルギーは、前
記シリコン原子及びゲルマニウム原子を含有するガスを
100%分解するマイクロ波エネルギーよりも低く設定
され、該工程における前記高周波エネルギーは、前記マ
イクロ波エネルギーより高く設定されていることを特徴
とする光起電力素子の製造方法とする。
【0011】
【作用】以下図面を参照しながら作用と共に構成を詳細
に説明する。図1は本発明の光起電力素子の一例を示す
模式的説明図である。本発明の光起電力素子は、光反射
層と光反射増加層を有する導電性基板101、n型のシ
リコン系非単結晶半導体層102、RFプラズマCVD
法によるi型層109、シリコン原子とゲルマニウム原
子とを含有するマイクロ波プラズマ法による実質的にi
型の非単結晶半導体層103、RFプラズマCVD法に
よるi型層108、p型のシリコン系非単結晶半導体層
104、透明電極105、及び集電電極106等から構
成されている。
に説明する。図1は本発明の光起電力素子の一例を示す
模式的説明図である。本発明の光起電力素子は、光反射
層と光反射増加層を有する導電性基板101、n型のシ
リコン系非単結晶半導体層102、RFプラズマCVD
法によるi型層109、シリコン原子とゲルマニウム原
子とを含有するマイクロ波プラズマ法による実質的にi
型の非単結晶半導体層103、RFプラズマCVD法に
よるi型層108、p型のシリコン系非単結晶半導体層
104、透明電極105、及び集電電極106等から構
成されている。
【0012】マイクロ波プラズマCVD法によるi型層
においてバンドギャップの最小値はp型層方向に片寄っ
ていて、且つi型層のp型層側で伝導帯の電界が大きい
ことによって電子と正孔の分離が効率よく行われp型層
とi型層の界面近傍での電子と正孔の再結合を減少させ
ることができる。またi型層からn型層に向かって価電
子帯の電界が大きくなっていることによってi型層とn
型層の近傍で光励起された電子と正孔の再結合を減少さ
せることができる。
においてバンドギャップの最小値はp型層方向に片寄っ
ていて、且つi型層のp型層側で伝導帯の電界が大きい
ことによって電子と正孔の分離が効率よく行われp型層
とi型層の界面近傍での電子と正孔の再結合を減少させ
ることができる。またi型層からn型層に向かって価電
子帯の電界が大きくなっていることによってi型層とn
型層の近傍で光励起された電子と正孔の再結合を減少さ
せることができる。
【0013】更に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層中にドナーとなる価電子制御剤とアクセプターと
なる価電子制御剤とを同時に添加することによって電子
と正孔のキャリアーレンジを長くすることができる。特
にバンドギャップが最小値のところで価電子制御剤を比
較的多く含有させることによって電子と正孔のキャリア
ーレンジを効果的に長くすることができる。その結果n
型層とマイクロ波プラズマCVD法によるi型層の界面
近傍の高電界を更に有効に利用することができて該i型
層中で光励起された電子と正孔の収集効率を格段に向上
させることがでる。またn型層と該i型層の界面近傍に
於いて欠陥準位(いわゆるD- , D+ )が価電子制御剤
で補償されることによって欠陥準位を介したホッピング
伝導により暗電流(逆バイアス時)が減少する。特に界
面近傍に於いては、価電子制御剤を該i型層の内部より
も多く含有させることによって、界面近傍特有の構成元
素が急激に変化することにより生じる歪等の内部応力を
減少させることができ、その結果界面近傍の欠陥準位を
減少させることができる。このことによって光起電力素
子の開放電圧及びフィルファクターを向上させることが
できる。
i型層中にドナーとなる価電子制御剤とアクセプターと
なる価電子制御剤とを同時に添加することによって電子
と正孔のキャリアーレンジを長くすることができる。特
にバンドギャップが最小値のところで価電子制御剤を比
較的多く含有させることによって電子と正孔のキャリア
ーレンジを効果的に長くすることができる。その結果n
型層とマイクロ波プラズマCVD法によるi型層の界面
近傍の高電界を更に有効に利用することができて該i型
層中で光励起された電子と正孔の収集効率を格段に向上
させることがでる。またn型層と該i型層の界面近傍に
於いて欠陥準位(いわゆるD- , D+ )が価電子制御剤
で補償されることによって欠陥準位を介したホッピング
伝導により暗電流(逆バイアス時)が減少する。特に界
面近傍に於いては、価電子制御剤を該i型層の内部より
も多く含有させることによって、界面近傍特有の構成元
素が急激に変化することにより生じる歪等の内部応力を
減少させることができ、その結果界面近傍の欠陥準位を
減少させることができる。このことによって光起電力素
子の開放電圧及びフィルファクターを向上させることが
できる。
【0014】加えてマイクロ波プラズマCVD法による
i型層内部にドナーとなる価電子制御剤とアクセプター
となる価電子制御剤を同時に含有させることによって光
劣化に対する耐久性が増加する。そのメカニズムの詳細
は不明であるが、次のように考えられる。すなわち、一
般に光照射によって生成した未結合手がキャリアーの再
結合中心により光起電力素子の特性が劣化するものと考
えられている。そして本発明の場合、i型層内のドナー
となる価電子制御剤とアクセプターとなる価電子制御剤
の両方が含有され、それらは100%活性化していな
い。その結果光照射によって未結合手が生成したとして
も、それらが活性化していない価電子制御剤と反応して
未結合手を補償するものと考えられる。
i型層内部にドナーとなる価電子制御剤とアクセプター
となる価電子制御剤を同時に含有させることによって光
劣化に対する耐久性が増加する。そのメカニズムの詳細
は不明であるが、次のように考えられる。すなわち、一
般に光照射によって生成した未結合手がキャリアーの再
結合中心により光起電力素子の特性が劣化するものと考
えられている。そして本発明の場合、i型層内のドナー
となる価電子制御剤とアクセプターとなる価電子制御剤
の両方が含有され、それらは100%活性化していな
い。その結果光照射によって未結合手が生成したとして
も、それらが活性化していない価電子制御剤と反応して
未結合手を補償するものと考えられる。
【0015】また特に光起電力素子に照射される光強度
が弱い場合にも、欠陥準位が価電子制御剤によって補償
されているため光励起された電子と正孔がトラップさせ
る確率が減少する、また前記したように逆バイアス時の
暗電流が少ないために十分な起電力を生じることができ
る。その結果光起電力素子への照射光強度が弱い場合に
於いても優れた光電変換効率を示すものである。
が弱い場合にも、欠陥準位が価電子制御剤によって補償
されているため光励起された電子と正孔がトラップさせ
る確率が減少する、また前記したように逆バイアス時の
暗電流が少ないために十分な起電力を生じることができ
る。その結果光起電力素子への照射光強度が弱い場合に
於いても優れた光電変換効率を示すものである。
【0016】加えて本発明の光起電力素子は、長期間振
動下でアニーリングした場合においても光電変換効率が
低下しにくいものである。この詳細なメカニズムは不明
であるが次のように考えられる。すなわち、バンドギャ
ップを連続的に変える為に構成元素も変化させて光起電
力素子を形成する。そのため光起電力素子内部に歪が蓄
積される。即ち光起電力素子内部に弱い結合が多く存在
することになる。そして振動によってi型の非単結晶半
導体中の弱い結合が切れて未結合手が形成される。しか
しドナーとなる価電子制御剤とアクセプターとなる価電
子制御剤とを同時に添加すること局所的な柔軟性が増
し、長期間の振動によるアニーリングにおいても光起電
力素子の光電変換効率の低下を抑制することができるも
のと考えられる。この他に、活性化していないドナーや
アクセプターは主に3配位するため局所的な柔軟性が増
すことが考えられる。その結果、長期間振動下でアニー
リングして光電変換効率が低下しにくいものと考えられ
る。しかし活性化していないドナーやアクセプターは欠
陥を形成するため、ある量以下にしなければならない。
即ち、活性化していないドナーやアクセプターの好まし
い量は0.1〜100ppmである。
動下でアニーリングした場合においても光電変換効率が
低下しにくいものである。この詳細なメカニズムは不明
であるが次のように考えられる。すなわち、バンドギャ
ップを連続的に変える為に構成元素も変化させて光起電
力素子を形成する。そのため光起電力素子内部に歪が蓄
積される。即ち光起電力素子内部に弱い結合が多く存在
することになる。そして振動によってi型の非単結晶半
導体中の弱い結合が切れて未結合手が形成される。しか
しドナーとなる価電子制御剤とアクセプターとなる価電
子制御剤とを同時に添加すること局所的な柔軟性が増
し、長期間の振動によるアニーリングにおいても光起電
力素子の光電変換効率の低下を抑制することができるも
のと考えられる。この他に、活性化していないドナーや
アクセプターは主に3配位するため局所的な柔軟性が増
すことが考えられる。その結果、長期間振動下でアニー
リングして光電変換効率が低下しにくいものと考えられ
る。しかし活性化していないドナーやアクセプターは欠
陥を形成するため、ある量以下にしなければならない。
即ち、活性化していないドナーやアクセプターの好まし
い量は0.1〜100ppmである。
【0017】更に加えて、p型層とマイクロ波プラズマ
CVD法によるi型層の間にRFプラズマCVD法によ
るi型層を堆積速度2nm/sec以下で30nm以下
設けることにより、更に光起電力素子の光電変換効率を
向上する事ができる。特に本発明の光起電力素子は、温
度変化の大きい環境で使用した場合に光電変換効率が変
化しにくいものである。
CVD法によるi型層の間にRFプラズマCVD法によ
るi型層を堆積速度2nm/sec以下で30nm以下
設けることにより、更に光起電力素子の光電変換効率を
向上する事ができる。特に本発明の光起電力素子は、温
度変化の大きい環境で使用した場合に光電変換効率が変
化しにくいものである。
【0018】RFプラズマCVD法で堆積したi型層の
非単結晶半導体層は、堆積速度2nm/sec以下で、
気相反応が起こり難く低パワーで堆積する。その結果堆
積膜のパッキングデンシティーが高く、且つ該i型層を
前記マイクロ波プラズマCVD法による堆積膜と積層し
た場合に、i型層間の界面準位が少なくなるものであ
る。特にマイクロ波プラズマCVD法による堆積膜の堆
積速度が5nm/sec以上の堆積速度で堆積した場
合、マイクロ波プラズマを停止した後はi型層の表面近
傍は十分緩和されていないため表面準位が非常に多くな
っている。このようなi型層の表面にRFプラズマCV
D法によって堆積速度の遅い堆積膜を形成することによ
ってマイクロ波プラズマCVD法による堆積膜の表面準
位をRFプラズマCVD法による堆積膜の形成と同時に
起こる水素原子の拡散によるアニーリングにより減少さ
せることができると考えられる。
非単結晶半導体層は、堆積速度2nm/sec以下で、
気相反応が起こり難く低パワーで堆積する。その結果堆
積膜のパッキングデンシティーが高く、且つ該i型層を
前記マイクロ波プラズマCVD法による堆積膜と積層し
た場合に、i型層間の界面準位が少なくなるものであ
る。特にマイクロ波プラズマCVD法による堆積膜の堆
積速度が5nm/sec以上の堆積速度で堆積した場
合、マイクロ波プラズマを停止した後はi型層の表面近
傍は十分緩和されていないため表面準位が非常に多くな
っている。このようなi型層の表面にRFプラズマCV
D法によって堆積速度の遅い堆積膜を形成することによ
ってマイクロ波プラズマCVD法による堆積膜の表面準
位をRFプラズマCVD法による堆積膜の形成と同時に
起こる水素原子の拡散によるアニーリングにより減少さ
せることができると考えられる。
【0019】更に加えて、n型層とマイクロ波プラズマ
CVD法によるi型層の間にRFプラズマCVD法によ
るi型層を堆積速度2nm/sec以下で30nm以下
挿入することにより、更に光起電力素子の光電変換効率
を向上する事ができる。特に本発明の光起電力素子は、
温度変化の大きい環境で使用した場合に光電変換効率が
変化しにくいものである。
CVD法によるi型層の間にRFプラズマCVD法によ
るi型層を堆積速度2nm/sec以下で30nm以下
挿入することにより、更に光起電力素子の光電変換効率
を向上する事ができる。特に本発明の光起電力素子は、
温度変化の大きい環境で使用した場合に光電変換効率が
変化しにくいものである。
【0020】マイクロ波プラズマCVD法の堆積におい
ては、RFプラズマCVD法と比較して、イオンの運動
エネルギーが大きいため、下部の半導体層にダメージを
与えることが考えられる。従って、下部の半導体層はイ
オンダメージに対して耐性のある半導体層を用いる必要
があり、更にマイクロ波プラズマCVD法で堆積する堆
積膜は半導体として良質であると共に、堆積条件が下部
の半導体層に対しダメージを与えにくい条件で堆積する
ことが必要である。本発明の光起電力素子の堆積条件は
この目的を達成するのに適したものである。
ては、RFプラズマCVD法と比較して、イオンの運動
エネルギーが大きいため、下部の半導体層にダメージを
与えることが考えられる。従って、下部の半導体層はイ
オンダメージに対して耐性のある半導体層を用いる必要
があり、更にマイクロ波プラズマCVD法で堆積する堆
積膜は半導体として良質であると共に、堆積条件が下部
の半導体層に対しダメージを与えにくい条件で堆積する
ことが必要である。本発明の光起電力素子の堆積条件は
この目的を達成するのに適したものである。
【0021】その結果、n型層とRFプラズマCVD法
によるi型層の界面において界面準位の少ない光起電力
素子を形成することができ、該光起電力素子の開放電
圧、短絡電流等が向上するものである。図2は本発明の
光起電力素子のバンドギャップの変化の例を模式的に説
明する図である。この図はバンドギャップの1/2(E
G/2)を基準にi型層内のバンドギャップの変化を示
している。図に於いて右側がn型層(不図示)側で、左
側がp型層(不図示)側である。図2の例は、バンドギ
ャップの最小値がp型層の近くにあり、且つバンドギャ
ップの最大値はp型層とn型層に接してあるように構成
されているものである。i型層211及びi型層212
はマイクロ波プラズマCVD法により堆積された層であ
り、i型層213はRFプラズマCVD法により堆積し
た非単結晶シリコン層である。i型層211とi型層2
13はバンドギャップがほぼ等しくなるようにi型層2
11と213の水素含有量を調節したものである。
によるi型層の界面において界面準位の少ない光起電力
素子を形成することができ、該光起電力素子の開放電
圧、短絡電流等が向上するものである。図2は本発明の
光起電力素子のバンドギャップの変化の例を模式的に説
明する図である。この図はバンドギャップの1/2(E
G/2)を基準にi型層内のバンドギャップの変化を示
している。図に於いて右側がn型層(不図示)側で、左
側がp型層(不図示)側である。図2の例は、バンドギ
ャップの最小値がp型層の近くにあり、且つバンドギャ
ップの最大値はp型層とn型層に接してあるように構成
されているものである。i型層211及びi型層212
はマイクロ波プラズマCVD法により堆積された層であ
り、i型層213はRFプラズマCVD法により堆積し
た非単結晶シリコン層である。i型層211とi型層2
13はバンドギャップがほぼ等しくなるようにi型層2
11と213の水素含有量を調節したものである。
【0022】また図3は図2と同じようにして描かれた
バンドギャップの変化の模式的説明図である。図3に於
いては図2と同じように、バンドギャップの最小値はp
型層寄りにあるが、バンドギャップの最大値はp型層に
接してあるように構成されたものである。i型層221
及びi型層222はマイクロ波プラズマCVD法により
堆積した層であり、i型層223はRFプラズマCVD
法により堆積した非単結晶シリコン層である。i型層2
21とi型層223のバンドギャップは不連続に接続さ
れているものである。図3のバンドギャップ構成にする
ことによって特に開放電圧をあげることができる。
バンドギャップの変化の模式的説明図である。図3に於
いては図2と同じように、バンドギャップの最小値はp
型層寄りにあるが、バンドギャップの最大値はp型層に
接してあるように構成されたものである。i型層221
及びi型層222はマイクロ波プラズマCVD法により
堆積した層であり、i型層223はRFプラズマCVD
法により堆積した非単結晶シリコン層である。i型層2
21とi型層223のバンドギャップは不連続に接続さ
れているものである。図3のバンドギャップ構成にする
ことによって特に開放電圧をあげることができる。
【0023】図4から図10まではn型層とマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層との間及びp型層とマイ
クロ波プラズマCVD法によるi型層との間にRFプラ
ズマCVD法によるほぼi型の非単結晶層を有する光起
電力素子のバンドギャップの変化の模式的説明図であ
る。各図はEG/2を基準にバンドギャップの変化を描
いたものであり、バンド図の右側がn型層、左側がp型
層である。
プラズマCVD法によるi型層との間及びp型層とマイ
クロ波プラズマCVD法によるi型層との間にRFプラ
ズマCVD法によるほぼi型の非単結晶層を有する光起
電力素子のバンドギャップの変化の模式的説明図であ
る。各図はEG/2を基準にバンドギャップの変化を描
いたものであり、バンド図の右側がn型層、左側がp型
層である。
【0024】図4はp型層側のi型層中にRFプラズマ
CVD法によるi型層312があり、バンドギャップが
n型層側からp型層に向かって減少しているマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層311があり、n型層側
近傍にRFプラズマCVD法によるi型層313がある
例である。そしてバンドギャップの最小値がi型層31
2とi型層311の界面にあるものである。またi型層
311とi型層312の間のバンドの接合は、バンドが
不連続に接続されているものである。このようにRFプ
ラズマCVD法によるi型層をもうけることによって光
起電力素子の逆バイアス時の欠陥準位を介したホッピン
グ伝導による暗電流を極力抑えることができるものであ
る。その結果光起電力素子の開放電圧が増加するもので
ある。
CVD法によるi型層312があり、バンドギャップが
n型層側からp型層に向かって減少しているマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層311があり、n型層側
近傍にRFプラズマCVD法によるi型層313がある
例である。そしてバンドギャップの最小値がi型層31
2とi型層311の界面にあるものである。またi型層
311とi型層312の間のバンドの接合は、バンドが
不連続に接続されているものである。このようにRFプ
ラズマCVD法によるi型層をもうけることによって光
起電力素子の逆バイアス時の欠陥準位を介したホッピン
グ伝導による暗電流を極力抑えることができるものであ
る。その結果光起電力素子の開放電圧が増加するもので
ある。
【0025】またRFプラズマCVD法によるi型層3
12の層厚は非常に重要な因子であって好ましい層厚の
範囲は1〜30nmである。バンドギャップが一定のi
型層の層厚が1nmより薄い場合、欠陥準位を介したホ
ッピング伝導による暗電流を抑えることができず、光起
電力素子の開放電圧の向上が望めなくなるものである。
一方RFプラズマCVD法によるi型層312の層厚
が、30nmより厚い場合では、i型層312とバンド
ギャップが変化しているi型層311の界面近傍に光励
起された正孔が蓄積され易くなるため、光励起されたキ
ャリアーの収集効率が減少する。即ち短絡光電流が減少
するものである。
12の層厚は非常に重要な因子であって好ましい層厚の
範囲は1〜30nmである。バンドギャップが一定のi
型層の層厚が1nmより薄い場合、欠陥準位を介したホ
ッピング伝導による暗電流を抑えることができず、光起
電力素子の開放電圧の向上が望めなくなるものである。
一方RFプラズマCVD法によるi型層312の層厚
が、30nmより厚い場合では、i型層312とバンド
ギャップが変化しているi型層311の界面近傍に光励
起された正孔が蓄積され易くなるため、光励起されたキ
ャリアーの収集効率が減少する。即ち短絡光電流が減少
するものである。
【0026】また、RFプラズマCVD法によるi型層
313の層厚は非常に重要な因子であって、好ましい層
厚は1〜30nmである。バンドギャップ一定のi型層
の層厚が1nmより薄い場合、欠陥準位を介したホッピ
ング伝導による暗電流を抑えることができず、光起電力
素子の開放電圧の向上が望めなくなる。一方、RFプラ
ズマCVD法によるi型層313の層厚が、30nmよ
り厚い場合では、i型層312とバンドギャップが変化
しているi型層311の界面近傍に光励起された正孔が
蓄積され易くなるため、光励起されたキャリアーの収集
効率が減少する。即ち、短絡光電流が減少する。
313の層厚は非常に重要な因子であって、好ましい層
厚は1〜30nmである。バンドギャップ一定のi型層
の層厚が1nmより薄い場合、欠陥準位を介したホッピ
ング伝導による暗電流を抑えることができず、光起電力
素子の開放電圧の向上が望めなくなる。一方、RFプラ
ズマCVD法によるi型層313の層厚が、30nmよ
り厚い場合では、i型層312とバンドギャップが変化
しているi型層311の界面近傍に光励起された正孔が
蓄積され易くなるため、光励起されたキャリアーの収集
効率が減少する。即ち、短絡光電流が減少する。
【0027】図5はp型層とマイクロ波CVD法による
i型層321との間にRFプラズマCVD法によるバン
ドギャップ一定のi型層322を設け、またn型層とマ
イクロ波プラズマCVD法によるi型層321との間
に、バンドギャップがi型層321と等しくなっている
RFプラズマCVD法によるi型層323を設けた例で
ある。
i型層321との間にRFプラズマCVD法によるバン
ドギャップ一定のi型層322を設け、またn型層とマ
イクロ波プラズマCVD法によるi型層321との間
に、バンドギャップがi型層321と等しくなっている
RFプラズマCVD法によるi型層323を設けた例で
ある。
【0028】図6はp型層とマイクロ波RFプラズマC
VD法によるi型層331との間、及びn型層とマイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層331との間にRF
プラズマCVD法によるi型層332、333を設けた
例である。光起電力素子に逆バイアスを印加した場合
に、より一層暗電流が減少し光起電力素子の開放電圧が
大きくなるものである。
VD法によるi型層331との間、及びn型層とマイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層331との間にRF
プラズマCVD法によるi型層332、333を設けた
例である。光起電力素子に逆バイアスを印加した場合
に、より一層暗電流が減少し光起電力素子の開放電圧が
大きくなるものである。
【0029】図7から図10までは、p型層とマイクロ
波プラズマCVD法によるi型層の間及びn型層とマイ
クロ波プラズマCVD法によるi型層の間に、RFプラ
ズマCVD法によるバンドギャップ一定のi型層を有
し、且つマイクロ波プラズマCVD法によるi型層のp
型層方向またはn型層方向にバンドギャップが急激に変
化している領域を有する光起電力素子の例である。図に
於いてバンド図はバンドギャップの1/2(EG/2)
を基準に描いてあり、またバンド図の右側がn型層、左
側がp型層である。
波プラズマCVD法によるi型層の間及びn型層とマイ
クロ波プラズマCVD法によるi型層の間に、RFプラ
ズマCVD法によるバンドギャップ一定のi型層を有
し、且つマイクロ波プラズマCVD法によるi型層のp
型層方向またはn型層方向にバンドギャップが急激に変
化している領域を有する光起電力素子の例である。図に
於いてバンド図はバンドギャップの1/2(EG/2)
を基準に描いてあり、またバンド図の右側がn型層、左
側がp型層である。
【0030】図7は、p型層とマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層341及びn型層とマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層341との間にRFプラズマC
VD法によるバンドギャップ一定のi型層342、34
3を有し、また、バンドギャップが変化しているi型層
341があって、i型層341はバンドギャップ最小の
位置がp型層側に片寄っており、i型層341のバンド
ギャップとi型層342、343のバンドギャップが連
続している例である。バンドギャップを連続することに
よってi型層のバンドギャップが変化しているi型層で
光励起された電子と正孔を効率よくn型層及びp型層に
それぞれ収集することができる。また特にバンドギャッ
プ一定のi型層342、343が5nm以下の薄い場合
にi型層のバンドギャップが急激に変化しているi型層
は、光起電力素子に逆バイアスを印加した場合の暗電流
を減少させることができ従って光起電力素子の開放電圧
を大きくすることができるものである。
D法によるi型層341及びn型層とマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層341との間にRFプラズマC
VD法によるバンドギャップ一定のi型層342、34
3を有し、また、バンドギャップが変化しているi型層
341があって、i型層341はバンドギャップ最小の
位置がp型層側に片寄っており、i型層341のバンド
ギャップとi型層342、343のバンドギャップが連
続している例である。バンドギャップを連続することに
よってi型層のバンドギャップが変化しているi型層で
光励起された電子と正孔を効率よくn型層及びp型層に
それぞれ収集することができる。また特にバンドギャッ
プ一定のi型層342、343が5nm以下の薄い場合
にi型層のバンドギャップが急激に変化しているi型層
は、光起電力素子に逆バイアスを印加した場合の暗電流
を減少させることができ従って光起電力素子の開放電圧
を大きくすることができるものである。
【0031】図8は、マイクロ波プラズマCVD法によ
るバンドギャップが変化しているi型層351が、RF
プラズマCVD法によるバンドギャップ一定のi型層3
52、353と不連続で比較的緩やかに接続されている
例である。しかしバンドギャップ一定のi型層352、
353とバンドギャップが変化しているi型層351で
バンドギャップが広がる方向で緩やかに接続しているの
で、バンドギャップが変化しているi型層351で光励
起されたキャリアーは効率よくバンドギャップ一定のi
型層352、353に注入される。その結果光励起キャ
リアーの収集効率は大きくなるものである。
るバンドギャップが変化しているi型層351が、RF
プラズマCVD法によるバンドギャップ一定のi型層3
52、353と不連続で比較的緩やかに接続されている
例である。しかしバンドギャップ一定のi型層352、
353とバンドギャップが変化しているi型層351で
バンドギャップが広がる方向で緩やかに接続しているの
で、バンドギャップが変化しているi型層351で光励
起されたキャリアーは効率よくバンドギャップ一定のi
型層352、353に注入される。その結果光励起キャ
リアーの収集効率は大きくなるものである。
【0032】バンドギャップが一定のi型層とバンドギ
ャップが変化しているi型層とを連続に接続するか不連
続に接続するかは、バンドギャップ一定のi型層及びバ
ンドギャップが急激に変化しているi型層との層厚に依
存するものである。バンドギャップ一定のi型層が5n
m以下と薄く、かつバンドギャップが急激に変化してい
るi型層の層厚が10nm以下の場合にはバンドギャッ
プ一定のi型層とバンドギャップが変化しているi型層
とが連続して接続されている方が、光起電力素子の光電
変換効率は大きくなり、一方バンドギャップ一定のi型
層の層厚が5nm以上に厚く、且つバンドギャップが急
激に変化しているi型層の層厚が10から30nmの場
合にはバンドギャップが一定のi型層とバンドギャップ
が変化しているi型層とが不連続に接続している方が光
起電力素子の変換効率は向上するものである。
ャップが変化しているi型層とを連続に接続するか不連
続に接続するかは、バンドギャップ一定のi型層及びバ
ンドギャップが急激に変化しているi型層との層厚に依
存するものである。バンドギャップ一定のi型層が5n
m以下と薄く、かつバンドギャップが急激に変化してい
るi型層の層厚が10nm以下の場合にはバンドギャッ
プ一定のi型層とバンドギャップが変化しているi型層
とが連続して接続されている方が、光起電力素子の光電
変換効率は大きくなり、一方バンドギャップ一定のi型
層の層厚が5nm以上に厚く、且つバンドギャップが急
激に変化しているi型層の層厚が10から30nmの場
合にはバンドギャップが一定のi型層とバンドギャップ
が変化しているi型層とが不連続に接続している方が光
起電力素子の変換効率は向上するものである。
【0033】図9は、バンドギャップ一定のi型層36
2、363とバンドギャップが変化しているi型層36
1とが2段階で接続している例である。またバンドギャ
ップが極小の位置がp型層寄りにある例である。バンド
ギャップが極小の位置から緩やかにバンドギャップを広
げる段階と急激に広げる段階とを経てバンドギャップの
広い一定のi型層362、363に接続することによっ
て、バンドギャップが変化している領域で光励起された
キャリアーを効率よく収集できるものである。また図9
に於いてはi型層363向かってバンドギャップが急激
に変化しているi型層361を有するものである。
2、363とバンドギャップが変化しているi型層36
1とが2段階で接続している例である。またバンドギャ
ップが極小の位置がp型層寄りにある例である。バンド
ギャップが極小の位置から緩やかにバンドギャップを広
げる段階と急激に広げる段階とを経てバンドギャップの
広い一定のi型層362、363に接続することによっ
て、バンドギャップが変化している領域で光励起された
キャリアーを効率よく収集できるものである。また図9
に於いてはi型層363向かってバンドギャップが急激
に変化しているi型層361を有するものである。
【0034】図10は、マイクロ波プラズマCVD法に
よるi層371とp型層及びn型層との間に、RFプラ
ズマCVD法によるi型層373、374を有する光起
電力素子であり、特にi型層373とi型層371との
間にマイクロ波プラズマCVD法によるバンドギャップ
が一定のi型層372を有するものである。i型層37
2とi型層371とは2段階のバンドギャップの変化を
経て連続的に接続されている例である。
よるi層371とp型層及びn型層との間に、RFプラ
ズマCVD法によるi型層373、374を有する光起
電力素子であり、特にi型層373とi型層371との
間にマイクロ波プラズマCVD法によるバンドギャップ
が一定のi型層372を有するものである。i型層37
2とi型層371とは2段階のバンドギャップの変化を
経て連続的に接続されている例である。
【0035】上記のようなバンドギャップ一定の領域と
バンドギャップの変化しているi型層とを構成元素の類
似した状態で接続することによって内部歪を減少させる
ことができる。その結果長期間振動下でアニーリングし
てもi層内の弱い結合が切断されて欠陥準位が増加して
光電気の変換効率が低下するという現象が生じ難くな
り、高い光電変換効率を維持することができるものであ
る。
バンドギャップの変化しているi型層とを構成元素の類
似した状態で接続することによって内部歪を減少させる
ことができる。その結果長期間振動下でアニーリングし
てもi層内の弱い結合が切断されて欠陥準位が増加して
光電気の変換効率が低下するという現象が生じ難くな
り、高い光電変換効率を維持することができるものであ
る。
【0036】また前述したように価電子制御剤をi型層
に含有させることによってi型層中のキャリアーのキャ
リアーレンジを大きくすることができるためキャリアー
の収集効率を大きくすることができる。特に価電子制御
剤をバンドギャップの変化に対応させてバンドギャップ
の狭いところで多くバンドギャップの広いところで少な
くすることによって更に光励起キャリアーの収集効率を
大きくすることができるものである。更にバンドギャッ
プ一定のi型層において、p型層及びn型層側で価電子
制御剤を、バンドギャップ最小のところよりも多く含有
させることによってp/i界面及びn/i界面近傍での
光励起キャリアーの再結合を防止することができ光起電
力素子の光電気変換効率を向上させることができるもの
である。
に含有させることによってi型層中のキャリアーのキャ
リアーレンジを大きくすることができるためキャリアー
の収集効率を大きくすることができる。特に価電子制御
剤をバンドギャップの変化に対応させてバンドギャップ
の狭いところで多くバンドギャップの広いところで少な
くすることによって更に光励起キャリアーの収集効率を
大きくすることができるものである。更にバンドギャッ
プ一定のi型層において、p型層及びn型層側で価電子
制御剤を、バンドギャップ最小のところよりも多く含有
させることによってp/i界面及びn/i界面近傍での
光励起キャリアーの再結合を防止することができ光起電
力素子の光電気変換効率を向上させることができるもの
である。
【0037】本発明に於いてシリコン原子とゲルマニウ
ム原子を含有するi型層のバンドギャップ極小のところ
のバンドギャップの好ましい範囲は、照射光のスペクト
ルにより種々選択されるものではあるが、1.1〜1.
6eVが望ましいものである。また本発明のバンドギャ
ップが連続的に変化している光起電力素子に於いて、価
電子帯のテイルステイトの傾きは、光起電力素子の特性
を左右する重要な因子であってバンドギャップの極小値
のところのテイルステイトの傾きからバンドギャップ最
大のところのテイルステイトの傾きまでなめらかに連続
していることが好ましいものである。
ム原子を含有するi型層のバンドギャップ極小のところ
のバンドギャップの好ましい範囲は、照射光のスペクト
ルにより種々選択されるものではあるが、1.1〜1.
6eVが望ましいものである。また本発明のバンドギャ
ップが連続的に変化している光起電力素子に於いて、価
電子帯のテイルステイトの傾きは、光起電力素子の特性
を左右する重要な因子であってバンドギャップの極小値
のところのテイルステイトの傾きからバンドギャップ最
大のところのテイルステイトの傾きまでなめらかに連続
していることが好ましいものである。
【0038】以上pin構造の光起電力素子について説
明したが、pinpin構造やpinpinpin構造
等のpin構造を積層した光起電力素子についても適用
できるものである。図11は本発明の光起電力素子の堆
積膜形成方法を行うに適した堆積膜形成装置の模式的説
明図である。該堆積膜形成装置は、堆積室1001、誘
電体窓1002、ガス導入管1003、基板1004、
加熱ヒーター1005、真空計1006、コンダクタン
スバルブ1007、補助バルブ1008、リークバルブ
1009、導波部1010、バイアス電源1011、バ
イアス棒1012、シャッター1013、原料ガス供給
装置1020、マスフローコントローラー1021〜1
029、ガス流入バルブ1031〜1039、原料ガス
ボンベのバルブ1051〜1059、圧力調整器106
1〜1069、原料ガスボンベ1071〜1079等か
ら構成されている。
明したが、pinpin構造やpinpinpin構造
等のpin構造を積層した光起電力素子についても適用
できるものである。図11は本発明の光起電力素子の堆
積膜形成方法を行うに適した堆積膜形成装置の模式的説
明図である。該堆積膜形成装置は、堆積室1001、誘
電体窓1002、ガス導入管1003、基板1004、
加熱ヒーター1005、真空計1006、コンダクタン
スバルブ1007、補助バルブ1008、リークバルブ
1009、導波部1010、バイアス電源1011、バ
イアス棒1012、シャッター1013、原料ガス供給
装置1020、マスフローコントローラー1021〜1
029、ガス流入バルブ1031〜1039、原料ガス
ボンベのバルブ1051〜1059、圧力調整器106
1〜1069、原料ガスボンベ1071〜1079等か
ら構成されている。
【0039】本発明の光起電力素子の好ましい堆積方法
に於ける堆積メカニズムの詳細は不明であるが、つぎの
ように考えられる。原料ガスを100%分解するに必要
なマイクロ波エネルギーより低いマイクロ波エネルギー
を前記原料ガスに作用させることによって、高いRFエ
ネルギーをマイクロ波エネルギーと同時に前記原料ガス
に作用させて堆積膜を形成するに適した活性種を選択で
きるものと考えられる。更に原料ガスを分解するときの
堆積室内の内圧が50mTorr以下の状態では良質な
堆積膜を形成するに適した活性種の平均自由工程が充分
に長いために気相反応が極力抑えられると考えられる。
そしてまた堆積室内の内圧が50mTorr以下の状態
ではRFエネルギーは、原料ガスの分解にほとんど影響
を与えず、堆積室内のプラズマと基板の間の電位を制御
しているものと考えられる。即ちマイクロ波プラズマC
VD法の場合、プラズマと基板の間の電位差は小さい
が、RFエネルギーをマイクロ波エネルギーと同時に投
入することによってプラズマと基板の間の電位差(プラ
ズマ側が+で、基板側が−)を大きくすることができ
る。このようにプラズマ電位が基板に対してプラスで高
いことによって、マイクロ波エネルギーで分解した活性
種が基板上に堆積し、同時にプラズマ電位で加速された
+イオンが基板上に衝突し基板表面での緩和反応が促進
され良質な堆積膜が得られるものと考えられる。特にこ
の効果は堆積速度が数nm/sec以上のときに効果が
顕著になるものである。
に於ける堆積メカニズムの詳細は不明であるが、つぎの
ように考えられる。原料ガスを100%分解するに必要
なマイクロ波エネルギーより低いマイクロ波エネルギー
を前記原料ガスに作用させることによって、高いRFエ
ネルギーをマイクロ波エネルギーと同時に前記原料ガス
に作用させて堆積膜を形成するに適した活性種を選択で
きるものと考えられる。更に原料ガスを分解するときの
堆積室内の内圧が50mTorr以下の状態では良質な
堆積膜を形成するに適した活性種の平均自由工程が充分
に長いために気相反応が極力抑えられると考えられる。
そしてまた堆積室内の内圧が50mTorr以下の状態
ではRFエネルギーは、原料ガスの分解にほとんど影響
を与えず、堆積室内のプラズマと基板の間の電位を制御
しているものと考えられる。即ちマイクロ波プラズマC
VD法の場合、プラズマと基板の間の電位差は小さい
が、RFエネルギーをマイクロ波エネルギーと同時に投
入することによってプラズマと基板の間の電位差(プラ
ズマ側が+で、基板側が−)を大きくすることができ
る。このようにプラズマ電位が基板に対してプラスで高
いことによって、マイクロ波エネルギーで分解した活性
種が基板上に堆積し、同時にプラズマ電位で加速された
+イオンが基板上に衝突し基板表面での緩和反応が促進
され良質な堆積膜が得られるものと考えられる。特にこ
の効果は堆積速度が数nm/sec以上のときに効果が
顕著になるものである。
【0040】更にRFはDCと違って周波数が高いため
電離したイオンと電子の分布によってプラズマの電位と
基板の電位の差が決まってくる。すなわちイオンと電子
のシナジティクによって基板とプラズマの電位差が決ま
ってくるものである。従って堆積室内でスパークが起こ
りにくいという効果がある。その結果安定したグロー放
電を10時間以上に及び長時間維持することができるも
のである。
電離したイオンと電子の分布によってプラズマの電位と
基板の電位の差が決まってくる。すなわちイオンと電子
のシナジティクによって基板とプラズマの電位差が決ま
ってくるものである。従って堆積室内でスパークが起こ
りにくいという効果がある。その結果安定したグロー放
電を10時間以上に及び長時間維持することができるも
のである。
【0041】また加えて、バンドギャップを変化させた
層を堆積させることにおいて、原料ガスの流量及び流量
比が経時的または空間的に変化するため、DCの場合D
C電圧を経時的または空間的に適宜変化させる必要があ
る。ところが本発明の堆積膜形成方法に於いては、原料
ガスの流量及び流量比の経時的または空間的な変化によ
ってイオンの割合が変化する。それに対応してRFのセ
ルフバイアスが自動的に変化する。その結果RFをバイ
アス棒に印加して原料ガス流量及び原料ガス流量比を変
えた場合、DCバイアスの場合と比較して放電が非常に
安定するものである。
層を堆積させることにおいて、原料ガスの流量及び流量
比が経時的または空間的に変化するため、DCの場合D
C電圧を経時的または空間的に適宜変化させる必要があ
る。ところが本発明の堆積膜形成方法に於いては、原料
ガスの流量及び流量比の経時的または空間的な変化によ
ってイオンの割合が変化する。それに対応してRFのセ
ルフバイアスが自動的に変化する。その結果RFをバイ
アス棒に印加して原料ガス流量及び原料ガス流量比を変
えた場合、DCバイアスの場合と比較して放電が非常に
安定するものである。
【0042】更に加えて、堆積膜形成方法に於いて所望
のバンドギャップの変化を得るためにはシリコン原子含
有ガスとゲルマニウム含有ガスとを堆積室から5m以下
の距離のところで混合することが好ましいものである。
5mより離れて前記原料ガスを混合すると、所望のバン
ドギャップ変化に対応してマスフローコントロラーを制
御しても原料ガスの混合位置が離れているために原料ガ
スの変化に遅れや原料ガスの相互拡散が起こり、所望の
バンドギャップに対してズレが生じる。即ち原料ガスの
混合位置が離れすぎているとバンドギャップの制御性が
低下するものである。
のバンドギャップの変化を得るためにはシリコン原子含
有ガスとゲルマニウム含有ガスとを堆積室から5m以下
の距離のところで混合することが好ましいものである。
5mより離れて前記原料ガスを混合すると、所望のバン
ドギャップ変化に対応してマスフローコントロラーを制
御しても原料ガスの混合位置が離れているために原料ガ
スの変化に遅れや原料ガスの相互拡散が起こり、所望の
バンドギャップに対してズレが生じる。即ち原料ガスの
混合位置が離れすぎているとバンドギャップの制御性が
低下するものである。
【0043】また更に加えてi型層中に含有される水素
含有量を層厚方向に変化させるには、水素含有量を多く
したいところでバイアス棒に印加するRFエネルギーを
大きくし、水素含有量を少なくしたいところでバイアス
棒に印加するRFエネルギーを小さくすれば良い。一方
RFエネルギーと同時にDCエネルギーを印加する場合
においては、水素原子の含有量を多くしたいところでバ
イアス棒に印加するDC電圧を+極性で大きな電圧を印
加すれば良く、水素含有量を少なくしたいときには、バ
イアス棒に印加するDC電圧を+極性で小さな電圧を印
加すれば良い。
含有量を層厚方向に変化させるには、水素含有量を多く
したいところでバイアス棒に印加するRFエネルギーを
大きくし、水素含有量を少なくしたいところでバイアス
棒に印加するRFエネルギーを小さくすれば良い。一方
RFエネルギーと同時にDCエネルギーを印加する場合
においては、水素原子の含有量を多くしたいところでバ
イアス棒に印加するDC電圧を+極性で大きな電圧を印
加すれば良く、水素含有量を少なくしたいときには、バ
イアス棒に印加するDC電圧を+極性で小さな電圧を印
加すれば良い。
【0044】本発明の光起電力素子は、例えば以下のよ
うにして堆積膜形成される。まず図11の堆積室100
1内に堆積膜形成用の基板1004を取り付け堆積室内
を10-5Torr台以下に充分に排気する。この排気に
はターボ分子ポンプが適しているが、オイル拡散ポンプ
であってもよい。オイル拡散ポンプの場合はオイルが堆
積室に逆拡散しないように堆積室1001の内圧が10
-4Torr以下になったらH2,He,Ar,Ne,K
r,Xe等のガスを堆積室内へ導入するのがよい。堆積
室内の排気を充分に行った後、H2,He,Ar,N
e,Kr,Xe等のガスを、堆積膜形成用の原料ガスを
流したときとほぼ同等の堆積室内圧になるように堆積室
内に導入する。堆積室内の圧力としては、0.5〜50
mTorrが最適な範囲である。堆積室内の内圧が安定
したら、基板加熱ヒーター1005のスイッチを入れ基
板を100〜500℃に加熱する。基板の温度が所定の
温度で安定したらH2,He,Ar,Ne,Kr,Xe
等のガスを止め堆積膜形成用の原料ガスをガスボンベか
らマスフローコントローラーを介して所定の量を堆積室
に導入する。
うにして堆積膜形成される。まず図11の堆積室100
1内に堆積膜形成用の基板1004を取り付け堆積室内
を10-5Torr台以下に充分に排気する。この排気に
はターボ分子ポンプが適しているが、オイル拡散ポンプ
であってもよい。オイル拡散ポンプの場合はオイルが堆
積室に逆拡散しないように堆積室1001の内圧が10
-4Torr以下になったらH2,He,Ar,Ne,K
r,Xe等のガスを堆積室内へ導入するのがよい。堆積
室内の排気を充分に行った後、H2,He,Ar,N
e,Kr,Xe等のガスを、堆積膜形成用の原料ガスを
流したときとほぼ同等の堆積室内圧になるように堆積室
内に導入する。堆積室内の圧力としては、0.5〜50
mTorrが最適な範囲である。堆積室内の内圧が安定
したら、基板加熱ヒーター1005のスイッチを入れ基
板を100〜500℃に加熱する。基板の温度が所定の
温度で安定したらH2,He,Ar,Ne,Kr,Xe
等のガスを止め堆積膜形成用の原料ガスをガスボンベか
らマスフローコントローラーを介して所定の量を堆積室
に導入する。
【0045】堆積室内へ導入される堆積膜形成用の原料
ガスの供給量は、堆積室の堆積によって適宜決定される
ものである、一方堆積膜形成用の原料ガスを堆積室に導
入した場合の堆積室内の内圧は、非常に重要な因子であ
り、最適な堆積室内の内圧は、0.5〜50mTorr
である。また本発明の光起電力素子の堆積膜形成方法に
於いて、堆積膜形成用に堆積室内に投入されるマイクロ
波エネルギーは、重要な因子である。該マイクロ波エネ
ルギーは堆積室内に導入される原料ガスの流量によって
適宜決定されるものであるが、前記原料ガスを100%
分解するのに必要なマイクロ波エネルギーよりも小さい
エネルギーであって、好ましい範囲としては、0.02
〜1W/cm3である。マイクロ波エネルギーの好まし
い周波数の範囲としては0.5〜10GHzが挙げられ
る。特に2.45GHz付近の周波数が適している。ま
た堆積膜形成方法によって再現性のある堆積膜を形成す
るため及び数時間から数十時間にわたって堆積膜を形成
するためにはマイクロ波エネルギーの周波数の安定性が
非常に重要である。周波数の変動が±2%の範囲である
ことが好ましいものである。さらにマイクロ波のリップ
ルも±2%が好ましい範囲である。更に堆積室内に前記
マイクロ波エネルギーと同時に投入されるRFエネルギ
ーは、前記マイクロ波エネルギーとの組み合わせに於い
て非常に重要な因子でありRFエネルギーの好ましい範
囲としては、0.04〜2W/cm3である。
ガスの供給量は、堆積室の堆積によって適宜決定される
ものである、一方堆積膜形成用の原料ガスを堆積室に導
入した場合の堆積室内の内圧は、非常に重要な因子であ
り、最適な堆積室内の内圧は、0.5〜50mTorr
である。また本発明の光起電力素子の堆積膜形成方法に
於いて、堆積膜形成用に堆積室内に投入されるマイクロ
波エネルギーは、重要な因子である。該マイクロ波エネ
ルギーは堆積室内に導入される原料ガスの流量によって
適宜決定されるものであるが、前記原料ガスを100%
分解するのに必要なマイクロ波エネルギーよりも小さい
エネルギーであって、好ましい範囲としては、0.02
〜1W/cm3である。マイクロ波エネルギーの好まし
い周波数の範囲としては0.5〜10GHzが挙げられ
る。特に2.45GHz付近の周波数が適している。ま
た堆積膜形成方法によって再現性のある堆積膜を形成す
るため及び数時間から数十時間にわたって堆積膜を形成
するためにはマイクロ波エネルギーの周波数の安定性が
非常に重要である。周波数の変動が±2%の範囲である
ことが好ましいものである。さらにマイクロ波のリップ
ルも±2%が好ましい範囲である。更に堆積室内に前記
マイクロ波エネルギーと同時に投入されるRFエネルギ
ーは、前記マイクロ波エネルギーとの組み合わせに於い
て非常に重要な因子でありRFエネルギーの好ましい範
囲としては、0.04〜2W/cm3である。
【0046】RFエネルギーの好ましい周波数の範囲と
しては1〜100MHzが挙げられる。特に13.56
MHzが最適である。またRFの周波数の変動は±2%
以内で波形はなめらかな波形が好ましいものである。R
Fエネルギーを供給する場合、RFエネルギー供給用の
バイアス棒の面積とアースの面積との面積比によって適
宜選択されるものではあるが、特にRFエネルギー供給
用のバイアス棒の面積がアースの面積よりも狭い場合、
RFエネルギー供給用の電源側のセルフバイアス(DC
成分)をアースした方が良いものである。更にRFエネ
ルギー供給用の電源側のセルフバイアス(DC成分)を
アースしない場合は、RFエネルギー供給用のバイアス
棒の面積をプラズマが接するアースの面積よりも大きく
するのが好ましいのである。
しては1〜100MHzが挙げられる。特に13.56
MHzが最適である。またRFの周波数の変動は±2%
以内で波形はなめらかな波形が好ましいものである。R
Fエネルギーを供給する場合、RFエネルギー供給用の
バイアス棒の面積とアースの面積との面積比によって適
宜選択されるものではあるが、特にRFエネルギー供給
用のバイアス棒の面積がアースの面積よりも狭い場合、
RFエネルギー供給用の電源側のセルフバイアス(DC
成分)をアースした方が良いものである。更にRFエネ
ルギー供給用の電源側のセルフバイアス(DC成分)を
アースしない場合は、RFエネルギー供給用のバイアス
棒の面積をプラズマが接するアースの面積よりも大きく
するのが好ましいのである。
【0047】このようなマイクロ波エネルギーを導波部
1010から誘電体窓1002を介して堆積室に導入
し、同時にRFエネルギーをバイアス電源1011から
バイアス棒1012を介して堆積室に導入する。このよ
うな状態で所望の時間原料ガスを分解し前記基板上に所
望の層厚の堆積膜を形成する。その後マイクロ波エネル
ギーおよびRFエネルギーの投入を止め、堆積室内を排
気し、H2,He,Ar,Ne,Kr,Xe等のガスで
充分パージした後、堆積した非単結晶半導体膜を堆積室
から取り出す。
1010から誘電体窓1002を介して堆積室に導入
し、同時にRFエネルギーをバイアス電源1011から
バイアス棒1012を介して堆積室に導入する。このよ
うな状態で所望の時間原料ガスを分解し前記基板上に所
望の層厚の堆積膜を形成する。その後マイクロ波エネル
ギーおよびRFエネルギーの投入を止め、堆積室内を排
気し、H2,He,Ar,Ne,Kr,Xe等のガスで
充分パージした後、堆積した非単結晶半導体膜を堆積室
から取り出す。
【0048】また前記RFエネルギーに加えて、前記バ
イアス棒1012にDC電圧を印加しても良い。DC電
圧の極性としては前記バイアス棒がプラスになるように
電圧を印加するのが好ましい方向である。そしてDC電
圧の好ましい範囲としては、10〜300Vである。図
12は、本発明の光起電力素子のRFプラズマCVD法
によるi型層の堆積に適した堆積膜形成装置の模式的説
明図である。該堆積膜形成装置は、堆積室1101、カ
ソード1102、ガス導入管1103、基板1104、
加熱ヒーター1105、真空計1106、コンダクタン
スバルブ1107、補助バルブ1108、リークバルブ
1109、RF電源1111、RFマッチングボックス
1112、原料ガス供給装置1020、マスフローコン
トローラー1021〜1029、ガス流入バルブ103
1〜1039、原料ガスボンベのバルブ1051〜10
59、圧力調整器1061〜1069、原料ガスボンベ
1071〜1079等から構成されている。
イアス棒1012にDC電圧を印加しても良い。DC電
圧の極性としては前記バイアス棒がプラスになるように
電圧を印加するのが好ましい方向である。そしてDC電
圧の好ましい範囲としては、10〜300Vである。図
12は、本発明の光起電力素子のRFプラズマCVD法
によるi型層の堆積に適した堆積膜形成装置の模式的説
明図である。該堆積膜形成装置は、堆積室1101、カ
ソード1102、ガス導入管1103、基板1104、
加熱ヒーター1105、真空計1106、コンダクタン
スバルブ1107、補助バルブ1108、リークバルブ
1109、RF電源1111、RFマッチングボックス
1112、原料ガス供給装置1020、マスフローコン
トローラー1021〜1029、ガス流入バルブ103
1〜1039、原料ガスボンベのバルブ1051〜10
59、圧力調整器1061〜1069、原料ガスボンベ
1071〜1079等から構成されている。
【0049】本発明の光起電力素子のRFプラズマCV
D法によるi型層は、例えば以下のようにして形成され
る。まず、マイクロ波プラズマCVD法によりi型層ま
で堆積した基板を堆積室1101内のヒーター上に基板
1104として取り付ける。扉を閉じ堆積室1101内
を10-3Torr台以下に充分に排気する。H2,H
e,Ar,Ne,Kr,Xe等のガス等の基板加熱用ガ
スをRFプラズマCVDを行うときと同等の流量及び圧
力で流す。同時に基板加熱ヒーター1105のスイッチ
を入れ、所望の基板温度になるように加熱ヒーター11
05の温度をセットする。基板の温度が所定の温度で安
定したら基板加熱用ガスを止め堆積膜形成用の原料ガス
をガスボンベからマスフローコントローラーを介して所
定の量を堆積室1101に導入する。堆積室の内圧が原
料ガスによって所望の圧力になって安定したら、RF電
源から所望のRFエネルギーをマッチングボックス11
12を介してカソード電極1102に導入する。そして
プラズマを生起し所定の時間堆積を持続する。所定の時
間堆積後、RFエネルギーの供給を止め、基板加熱用ヒ
ーターを止め、原料ガスを止めて堆積室内を十分にパー
ジする。基板温度が室温程度に下がったら、基板を堆積
室から取り出す。
D法によるi型層は、例えば以下のようにして形成され
る。まず、マイクロ波プラズマCVD法によりi型層ま
で堆積した基板を堆積室1101内のヒーター上に基板
1104として取り付ける。扉を閉じ堆積室1101内
を10-3Torr台以下に充分に排気する。H2,H
e,Ar,Ne,Kr,Xe等のガス等の基板加熱用ガ
スをRFプラズマCVDを行うときと同等の流量及び圧
力で流す。同時に基板加熱ヒーター1105のスイッチ
を入れ、所望の基板温度になるように加熱ヒーター11
05の温度をセットする。基板の温度が所定の温度で安
定したら基板加熱用ガスを止め堆積膜形成用の原料ガス
をガスボンベからマスフローコントローラーを介して所
定の量を堆積室1101に導入する。堆積室の内圧が原
料ガスによって所望の圧力になって安定したら、RF電
源から所望のRFエネルギーをマッチングボックス11
12を介してカソード電極1102に導入する。そして
プラズマを生起し所定の時間堆積を持続する。所定の時
間堆積後、RFエネルギーの供給を止め、基板加熱用ヒ
ーターを止め、原料ガスを止めて堆積室内を十分にパー
ジする。基板温度が室温程度に下がったら、基板を堆積
室から取り出す。
【0050】該RFプラズマCVD法でi型層を堆積す
る場合、基板温度は100〜350℃、内圧は0.1〜
10Torr、RFパワーは0.01〜5.0W/cm
2、堆積速度は0.01〜2nm/secが最適条件と
して挙げられる。本発明の光起電力素子の更に好ましい
堆積装置は、図4−3及び4−4に示すように、マイク
ロ波プラズマCVD装置とRFプラズマCVD装置とを
連続的に接続した装置が好ましいものである。マイクロ
波プラズマCVD法による堆積室とRFプラズマCVD
法による堆積室はゲートで分離されているのが好ましい
ものである。該ゲートとしては、機械的なゲートバルブ
やガスゲートが好ましい。
る場合、基板温度は100〜350℃、内圧は0.1〜
10Torr、RFパワーは0.01〜5.0W/cm
2、堆積速度は0.01〜2nm/secが最適条件と
して挙げられる。本発明の光起電力素子の更に好ましい
堆積装置は、図4−3及び4−4に示すように、マイク
ロ波プラズマCVD装置とRFプラズマCVD装置とを
連続的に接続した装置が好ましいものである。マイクロ
波プラズマCVD法による堆積室とRFプラズマCVD
法による堆積室はゲートで分離されているのが好ましい
ものである。該ゲートとしては、機械的なゲートバルブ
やガスゲートが好ましい。
【0051】以上のような堆積膜形成方法に於いて、シ
リコン堆積用の原料ガスとして挙げられる化合物として
はつぎのものが適している。具体的にシリコン原子を含
有するガス化し得る化合物としてはSiH4,Si
2H6,SiF4,SiFH3,SiF2H2,SiF3H,
Si3H8,SiD4,SiHD3,SiH2D2,SiH3
D,SiFD3,SiF2D2,SiD3H,Si2D3H3
等が挙げられる。
リコン堆積用の原料ガスとして挙げられる化合物として
はつぎのものが適している。具体的にシリコン原子を含
有するガス化し得る化合物としてはSiH4,Si
2H6,SiF4,SiFH3,SiF2H2,SiF3H,
Si3H8,SiD4,SiHD3,SiH2D2,SiH3
D,SiFD3,SiF2D2,SiD3H,Si2D3H3
等が挙げられる。
【0052】ゲルマニウム堆積用の原料ガスとして挙げ
られる化合物としては次のものが適している。具体的に
はゲルマニウム原子を含有するガス化し得る化合物とし
てはGeH4,GeD4,GeF4,GeFH3,GeF2
H2,GeF3H,GeHD3,GeH2D2,GeH3D,
Ge2H6,Ge2D6等が挙げられる。
られる化合物としては次のものが適している。具体的に
はゲルマニウム原子を含有するガス化し得る化合物とし
てはGeH4,GeD4,GeF4,GeFH3,GeF2
H2,GeF3H,GeHD3,GeH2D2,GeH3D,
Ge2H6,Ge2D6等が挙げられる。
【0053】本発明に於いて非単結晶半導体層の価電子
制御するために非単結晶半導体層に導入される価電子制
御剤としては周期率表第III族原子及び第V族原子が
挙げられる。本発明に於いて非単結晶半導体層の価電子
制御するために非単結晶半導体層に導入される価電子制
御剤としては周期率III族及び第V族原子が挙げられ
る。
制御するために非単結晶半導体層に導入される価電子制
御剤としては周期率表第III族原子及び第V族原子が
挙げられる。本発明に於いて非単結晶半導体層の価電子
制御するために非単結晶半導体層に導入される価電子制
御剤としては周期率III族及び第V族原子が挙げられ
る。
【0054】本発明に於いて第III族原子導入用の出
発物資として有効に使用されるものとしては、具体的に
はホウ素原子導入用としては、B2H6,B4H10,B5H
9,B5H11,B6H10,B6H12,B6H14等の水素化ホ
ウ素、BF3,BCl3等のハロゲン化ホウ素等を挙げる
ことができる。このほかにAlCl3,GaCl3,In
Cl3,TlCl3等も挙げることができる。
発物資として有効に使用されるものとしては、具体的に
はホウ素原子導入用としては、B2H6,B4H10,B5H
9,B5H11,B6H10,B6H12,B6H14等の水素化ホ
ウ素、BF3,BCl3等のハロゲン化ホウ素等を挙げる
ことができる。このほかにAlCl3,GaCl3,In
Cl3,TlCl3等も挙げることができる。
【0055】本発明に於いて、第V族原子導入用の出発
物質として有効に使用されるのは、具体的には燐原子導
入用としてはPH3,P3H4等の水素化燐、PH4I,P
F3,PF5,PCl3,PCl5,PBr3,PBr5,P
I3等のハロゲン 化燐が挙げられる。このほかAs
H3,AsF3,AsCl3,AsBr5,AsF5,Sb
H3,SbF3,SbF5,SbCl3,SbCl5,Bi
H3,BiCl3,BiBr3等も挙げることができる。
物質として有効に使用されるのは、具体的には燐原子導
入用としてはPH3,P3H4等の水素化燐、PH4I,P
F3,PF5,PCl3,PCl5,PBr3,PBr5,P
I3等のハロゲン 化燐が挙げられる。このほかAs
H3,AsF3,AsCl3,AsBr5,AsF5,Sb
H3,SbF3,SbF5,SbCl3,SbCl5,Bi
H3,BiCl3,BiBr3等も挙げることができる。
【0056】非単結晶半導体層のi型層に本発明の目的
を達成するために導入される周期率表第III族原子及
び第V族原子の導入量は1000ppm以下が好ましい
範囲として挙げられる。また本発明の目的を達成するた
めに周期率表第III族原子と第V族原子を同時に補償
するように添加するのが好ましいものである。また前記
ガス化し得る化合物をH2,D2,He,Ne,Ar,X
e,Kr等のガスで適宜希釈して堆積室に導入しても良
い。特に前記ガス化し得る化合物を希釈するに最適なガ
スとしてはH2,Heが挙げられる。
を達成するために導入される周期率表第III族原子及
び第V族原子の導入量は1000ppm以下が好ましい
範囲として挙げられる。また本発明の目的を達成するた
めに周期率表第III族原子と第V族原子を同時に補償
するように添加するのが好ましいものである。また前記
ガス化し得る化合物をH2,D2,He,Ne,Ar,X
e,Kr等のガスで適宜希釈して堆積室に導入しても良
い。特に前記ガス化し得る化合物を希釈するに最適なガ
スとしてはH2,Heが挙げられる。
【0057】窒素含有ガスとしてはN3,NH3,N
D3,NO,NO3,N2Oが挙げられる。酸素含有ガス
としてはO2,CO,CO2,NO,NO2,N2O,CH
3CH2OH,CH3OH等が挙げられる。以下に本発明
の光起電力素子の構成を詳細に説明する。
D3,NO,NO3,N2Oが挙げられる。酸素含有ガス
としてはO2,CO,CO2,NO,NO2,N2O,CH
3CH2OH,CH3OH等が挙げられる。以下に本発明
の光起電力素子の構成を詳細に説明する。
【0058】導電性基板 導電性基板は、導電性材料であってもよく、絶縁性材料
または導電性材料で支持体を形成し、その上に導電性処
理をしたものがあっても良い。導電性支持体としては、
例えば、NiCr,ステンレス、Al,Cr,Mo,A
u,Nb,Ta,V,Ti,Pt,Pb,Sn等の金属
または、これらの合金が挙げられる。
または導電性材料で支持体を形成し、その上に導電性処
理をしたものがあっても良い。導電性支持体としては、
例えば、NiCr,ステンレス、Al,Cr,Mo,A
u,Nb,Ta,V,Ti,Pt,Pb,Sn等の金属
または、これらの合金が挙げられる。
【0059】電気絶縁性支持体としては、ポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリカーボネート、セルロースアセ
テート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリエチレン、ポリアミド、等の合成樹脂の
フィルム、またはシート、ガラス、セラミックス、紙な
どが挙げられる。これらの電気絶縁性支持体は、好適に
は少なくともその一方の表面を導電処理し、該導電処理
された表面側に光起電力層を設けるのが望ましい。
ル、ポリエチレン、ポリカーボネート、セルロースアセ
テート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリエチレン、ポリアミド、等の合成樹脂の
フィルム、またはシート、ガラス、セラミックス、紙な
どが挙げられる。これらの電気絶縁性支持体は、好適に
は少なくともその一方の表面を導電処理し、該導電処理
された表面側に光起電力層を設けるのが望ましい。
【0060】たとえばガラスであれば、その表面に、N
iCr,Al,Cr,Mo,Ir,Nb,Ta,V,T
i,Pt,Pb,In2O3,ITO(In2O3+SnO
2)等らか成る薄膜を設けることによって導電性を付与
し、あるいはポリエステルフィルム等の合成樹脂フィル
ムであれば、NiCr,Al,Ag,Pb,Zn,N
i,Au,Cr,Mo,Ir,Nb,Ta,V,Ti,
Pt等の金属薄膜を真空蒸着、電子ビーム蒸着、スパッ
タリング等でその表面に設け、または前記金属でその表
面を面をラミネート処理して、その表面に導電性を付与
する。支持体の形状は平滑表面あるいは凹凸表面のシー
ト状であることができる。その厚さは所望通りの光起電
力素子を形成し得るように適宜決定するが光起電力素子
としての柔軟性が要求れれる場合には、支持体としての
機能が十分発揮される範囲で可能な限り薄くすることが
できる。しかしながら、支持体の製造上および取扱い
上、機械的強度等の点から、通常は10μm以上とされ
る。
iCr,Al,Cr,Mo,Ir,Nb,Ta,V,T
i,Pt,Pb,In2O3,ITO(In2O3+SnO
2)等らか成る薄膜を設けることによって導電性を付与
し、あるいはポリエステルフィルム等の合成樹脂フィル
ムであれば、NiCr,Al,Ag,Pb,Zn,N
i,Au,Cr,Mo,Ir,Nb,Ta,V,Ti,
Pt等の金属薄膜を真空蒸着、電子ビーム蒸着、スパッ
タリング等でその表面に設け、または前記金属でその表
面を面をラミネート処理して、その表面に導電性を付与
する。支持体の形状は平滑表面あるいは凹凸表面のシー
ト状であることができる。その厚さは所望通りの光起電
力素子を形成し得るように適宜決定するが光起電力素子
としての柔軟性が要求れれる場合には、支持体としての
機能が十分発揮される範囲で可能な限り薄くすることが
できる。しかしながら、支持体の製造上および取扱い
上、機械的強度等の点から、通常は10μm以上とされ
る。
【0061】光反射層 光反射層としては、Ag,Al,Cu,AlSi等の可
視光から近赤外で反射率の高い金属が適している。これ
らの金属は、抵抗加熱真空蒸着法、電子ビーム真空蒸着
法、共蒸着及びスパッタリング法等で形成するのが適し
ている。光反射層としてのこれらの金属の層厚としては
10nmから5000nmが適した層厚として挙げられ
る。これらの金属をテクスチャー化するためにはこれら
の金属の堆積時の基板温度を200℃以上とすれば良
い。
視光から近赤外で反射率の高い金属が適している。これ
らの金属は、抵抗加熱真空蒸着法、電子ビーム真空蒸着
法、共蒸着及びスパッタリング法等で形成するのが適し
ている。光反射層としてのこれらの金属の層厚としては
10nmから5000nmが適した層厚として挙げられ
る。これらの金属をテクスチャー化するためにはこれら
の金属の堆積時の基板温度を200℃以上とすれば良
い。
【0062】反射増加層 反射増加層としてはZnO,SnO2,In2O3,IT
O,TiO2,CdO,Cd2SnO4,Bi2O3,Mo
O3,NaxWO3等が最適なものとして挙げられる。該
反射増加層の堆積方法としては真空蒸着法、スパッタリ
ング法、CVD法、スプレー法、スピンオン法、ディッ
プ法等が適した方法として挙げられる。
O,TiO2,CdO,Cd2SnO4,Bi2O3,Mo
O3,NaxWO3等が最適なものとして挙げられる。該
反射増加層の堆積方法としては真空蒸着法、スパッタリ
ング法、CVD法、スプレー法、スピンオン法、ディッ
プ法等が適した方法として挙げられる。
【0063】また反射増加層の層厚としては、前記反射
増加層の材料の屈折率により最適な層厚は異なるが、好
ましい層厚の範囲としては50nm〜10μmがあげら
れる。更に反射増加層をテクスチャー化するためには、
反射増加層を堆積する場合の基板温度を300℃以上に
上げるのが好ましいものである。
増加層の材料の屈折率により最適な層厚は異なるが、好
ましい層厚の範囲としては50nm〜10μmがあげら
れる。更に反射増加層をテクスチャー化するためには、
反射増加層を堆積する場合の基板温度を300℃以上に
上げるのが好ましいものである。
【0064】p型層またはn型層 p型層またはn型層は、光起電力素子の特性を左右する
重要な層である。p型層またはn型層の非晶質材料(a
−と表示する)(微結晶材料(μc−と表示する)も非
晶質材料の範疇に入ることは言うまでもない。)として
は、例えばa−Si:H,a−Si:HX,a−Si
C:H,a−SiC:HX,a−SiGe:H,a−S
iGeC:H,a−SiO:H,a−SiN:H,a−
SiON:HX,a−SiOCN:HX,μc−Si:
H,μc−SiC:H,μc−Si:HX,μc−Si
C:HX,μc−SiGe:H,μc−SiO:H,μ
c−SiGeC:H,μc−SiN:H,μc−SiO
N:HX,μc−SiOCN:HX,等にp型の価電子
制御剤(周期率表第III族原子 B,Al,Ga,I
n,Ti)やn型の価電子制御剤(周期率表第V族原子
P,As,Sb,Bi)を高濃度に添加した材料が挙
げられ、多結晶材料(poly−と表示する)として
は、例えばpoly−Si:H,poly−Si:H
X,poly−SiC:H,poly−SiC:HX、
poly−SiGe:H,poly−Si,poly−
SiC,poly−SiGe,等にp型の価電子制御剤
(周期率表第III族原子 B,Al,Ga,In,T
l)やn型の価電子制御剤(周期率表第V族原子 P,
As,Sb,Bi)を高濃度に添加した材料が挙げられ
る。
重要な層である。p型層またはn型層の非晶質材料(a
−と表示する)(微結晶材料(μc−と表示する)も非
晶質材料の範疇に入ることは言うまでもない。)として
は、例えばa−Si:H,a−Si:HX,a−Si
C:H,a−SiC:HX,a−SiGe:H,a−S
iGeC:H,a−SiO:H,a−SiN:H,a−
SiON:HX,a−SiOCN:HX,μc−Si:
H,μc−SiC:H,μc−Si:HX,μc−Si
C:HX,μc−SiGe:H,μc−SiO:H,μ
c−SiGeC:H,μc−SiN:H,μc−SiO
N:HX,μc−SiOCN:HX,等にp型の価電子
制御剤(周期率表第III族原子 B,Al,Ga,I
n,Ti)やn型の価電子制御剤(周期率表第V族原子
P,As,Sb,Bi)を高濃度に添加した材料が挙
げられ、多結晶材料(poly−と表示する)として
は、例えばpoly−Si:H,poly−Si:H
X,poly−SiC:H,poly−SiC:HX、
poly−SiGe:H,poly−Si,poly−
SiC,poly−SiGe,等にp型の価電子制御剤
(周期率表第III族原子 B,Al,Ga,In,T
l)やn型の価電子制御剤(周期率表第V族原子 P,
As,Sb,Bi)を高濃度に添加した材料が挙げられ
る。
【0065】特に光入射側のp型層またはn型層には、
光吸収の少ない結晶性の半導体層かバンドギャップの広
い非晶質半導体層が適している。p型層への周期率表第
III族原子の添加量およびn型層への周期率表第V族
原子の添加量は0.1〜50at%が最適量として挙げ
られる。またp型層またはn型層に含有される水素原子
(H,D)またはハロゲン原子はp型層またはn型層の
未結合手を補償する働きをしp型層またはn型層のドー
ピング効率を向上させるものである。p型層またはn型
層へ添加される水素原子またはハロゲン原子は0.1〜
40at%が最適量として挙げられる。特にp型層また
はn型層が結晶性の場合、水素原子またはハロゲン原子
は0.1〜8at%が最適量として挙げられる。更にp
型層/i型層、n型層/i型層の各界面側で水素原子ま
たは/及びハロゲン原子の含有量が多く分布しているも
のが好ましい分布形態として挙げられ、該界面近傍での
水素原子または/及びハロゲン原子の含有量はバルク内
の含有量の1.1〜2倍の範囲が好ましい範囲として挙
げられる。このようにp型層/i型層、n型層/i型層
の各界面近傍で水素原子またはハロゲン原子の含有量を
多くすることによって該界面近傍の欠陥準位や機械的歪
を減少させることができ本発明の光起電力素子の光起電
力や光電流を増加させることができる。
光吸収の少ない結晶性の半導体層かバンドギャップの広
い非晶質半導体層が適している。p型層への周期率表第
III族原子の添加量およびn型層への周期率表第V族
原子の添加量は0.1〜50at%が最適量として挙げ
られる。またp型層またはn型層に含有される水素原子
(H,D)またはハロゲン原子はp型層またはn型層の
未結合手を補償する働きをしp型層またはn型層のドー
ピング効率を向上させるものである。p型層またはn型
層へ添加される水素原子またはハロゲン原子は0.1〜
40at%が最適量として挙げられる。特にp型層また
はn型層が結晶性の場合、水素原子またはハロゲン原子
は0.1〜8at%が最適量として挙げられる。更にp
型層/i型層、n型層/i型層の各界面側で水素原子ま
たは/及びハロゲン原子の含有量が多く分布しているも
のが好ましい分布形態として挙げられ、該界面近傍での
水素原子または/及びハロゲン原子の含有量はバルク内
の含有量の1.1〜2倍の範囲が好ましい範囲として挙
げられる。このようにp型層/i型層、n型層/i型層
の各界面近傍で水素原子またはハロゲン原子の含有量を
多くすることによって該界面近傍の欠陥準位や機械的歪
を減少させることができ本発明の光起電力素子の光起電
力や光電流を増加させることができる。
【0066】光起電力素子のp型層及びn型層の電気特
性としては活性化エネルギーが0.2eV以下のものが
好ましく、0.1eV以下のものが最適である。また比
抵抗としては100Ωcm以下が好ましく、1Ωcm以
下が最適である。さらにp型層及びn型層の層厚は1〜
50nmが好ましく、3〜10nmが最適である。
性としては活性化エネルギーが0.2eV以下のものが
好ましく、0.1eV以下のものが最適である。また比
抵抗としては100Ωcm以下が好ましく、1Ωcm以
下が最適である。さらにp型層及びn型層の層厚は1〜
50nmが好ましく、3〜10nmが最適である。
【0067】光起電力素子のp型層またはn型層の堆積
を適した原料ガスとしては、シリコン原子を含有したガ
ス化し得る化合物、ゲルマニウム原子を含有したガス化
し得る化合物、炭素原子を含有したガス化し得る化合物
等、及び該化合物の混合ガスを挙げることができる。具
体的にシリコン原子を含有するガス化し得る化合物とし
てはSiH4,Si2H6,SiF4,SiFH3,SiF2
H3,SiF3H,Si3H8,SiD4,SiHD3,Si
H2D2,SiH3D,SiFD3,SiF2D2,SiD3
H,Si2D3H3等が挙げられる。
を適した原料ガスとしては、シリコン原子を含有したガ
ス化し得る化合物、ゲルマニウム原子を含有したガス化
し得る化合物、炭素原子を含有したガス化し得る化合物
等、及び該化合物の混合ガスを挙げることができる。具
体的にシリコン原子を含有するガス化し得る化合物とし
てはSiH4,Si2H6,SiF4,SiFH3,SiF2
H3,SiF3H,Si3H8,SiD4,SiHD3,Si
H2D2,SiH3D,SiFD3,SiF2D2,SiD3
H,Si2D3H3等が挙げられる。
【0068】具体的にゲルマニウム原子を含有するガス
化し得る化合物としてはGeH4,GeD4,GeF4,
GeFH3,GeF2H2,GeF3H,GeHD3,Ge
H3D2,GeH3D,Ge2H6,Ge2D6等が挙げられ
る。具体的に炭素原子を含有するガス化し得る化合物と
してはCH4,CD4,C2H2n+2(nは整数)CnH
2n(nは整数),C2H2,C6H6,CO2,CO等が挙
げられる。
化し得る化合物としてはGeH4,GeD4,GeF4,
GeFH3,GeF2H2,GeF3H,GeHD3,Ge
H3D2,GeH3D,Ge2H6,Ge2D6等が挙げられ
る。具体的に炭素原子を含有するガス化し得る化合物と
してはCH4,CD4,C2H2n+2(nは整数)CnH
2n(nは整数),C2H2,C6H6,CO2,CO等が挙
げられる。
【0069】窒素含有ガスとしてはN2,NH3,N
D3,NO,NO2,N2Oが挙げられる。酸素含有ガス
としてはO2,CO,CO2,NO,NO3,N3O,CH
3CH2OH,CH3OH等が挙げられる。価電子制御す
るためにp型層またはn型層に導入される物質としては
周期率表第III族原及び第V族原子が挙げられる。
D3,NO,NO2,N2Oが挙げられる。酸素含有ガス
としてはO2,CO,CO2,NO,NO3,N3O,CH
3CH2OH,CH3OH等が挙げられる。価電子制御す
るためにp型層またはn型層に導入される物質としては
周期率表第III族原及び第V族原子が挙げられる。
【0070】第III族原子導入用の出発物資として有
効に使用されるものとしては、具体的にはホウ素原子導
入としては、B2H6,B4H10,B5H9,B5H11,B6
H10,B6H12,B6H14等の水素化ホウ素、BF3,B
Cl3等のハロゲン化ホウ素等を挙げることができる。
このほかにAlCl3,GaCl3,InCl3,TlC
l3等も挙げることができる。特にB2H6,BF3が適し
ている。
効に使用されるものとしては、具体的にはホウ素原子導
入としては、B2H6,B4H10,B5H9,B5H11,B6
H10,B6H12,B6H14等の水素化ホウ素、BF3,B
Cl3等のハロゲン化ホウ素等を挙げることができる。
このほかにAlCl3,GaCl3,InCl3,TlC
l3等も挙げることができる。特にB2H6,BF3が適し
ている。
【0071】第V族原子導入用の出発物質として有効に
使用されるのは、具体的には燐原子導入用としてはPH
3,P2H4等の水素化燐、PH4I,PF3,PF5,PC
l3,PCl5,PBr3,PBr5,PI3等のハロゲン
化燐が挙げられる。このほかAsH3,AsF3,AsC
l3,AsBr3,AsF5,SbH3,SbF3,Sb
F5,SbCl3,SbCl5,BiH3,BiCl3,B
iBr3等も挙げることができる。特にPH3,PF3が
適している。
使用されるのは、具体的には燐原子導入用としてはPH
3,P2H4等の水素化燐、PH4I,PF3,PF5,PC
l3,PCl5,PBr3,PBr5,PI3等のハロゲン
化燐が挙げられる。このほかAsH3,AsF3,AsC
l3,AsBr3,AsF5,SbH3,SbF3,Sb
F5,SbCl3,SbCl5,BiH3,BiCl3,B
iBr3等も挙げることができる。特にPH3,PF3が
適している。
【0072】光起電力素子に適したp型層またはn型層
の堆積方法は、RFプラズマCVD法とマイクロ波プラ
ズマCVD法である。特にRFプラズマCVD法で堆積
する場合、容量結合型のRFプラズマCVD法が適して
いる。該RFプラズマCVD法でp型層またはn型層を
堆積する場合、堆積室内の基板温度は100〜350
℃、内圧は0.1〜10Torr、RFパワーは0.0
1〜5.0W/cm2、堆積速度は0.01〜3nm/
secが最適条件として挙げられる。
の堆積方法は、RFプラズマCVD法とマイクロ波プラ
ズマCVD法である。特にRFプラズマCVD法で堆積
する場合、容量結合型のRFプラズマCVD法が適して
いる。該RFプラズマCVD法でp型層またはn型層を
堆積する場合、堆積室内の基板温度は100〜350
℃、内圧は0.1〜10Torr、RFパワーは0.0
1〜5.0W/cm2、堆積速度は0.01〜3nm/
secが最適条件として挙げられる。
【0073】また前記ガス化し得る化合物をH2,H
e,Ne,Ar,Xe,Kr等のガスで適宜希釈して堆
積室に導入しても良い。特に微結晶半導体やa−Si
C:H等の光吸収の少ないかバンドギャップの広い層を
堆積する場合は水素ガスで2〜100倍に原料ガスを希
釈し、RFパワーは比較的高いパワーを導入するのが好
ましいものである。RFの周波数としては1MHz〜1
00MHzが適した範囲であり、特に13.56MHz
近傍の周波数が最適である。
e,Ne,Ar,Xe,Kr等のガスで適宜希釈して堆
積室に導入しても良い。特に微結晶半導体やa−Si
C:H等の光吸収の少ないかバンドギャップの広い層を
堆積する場合は水素ガスで2〜100倍に原料ガスを希
釈し、RFパワーは比較的高いパワーを導入するのが好
ましいものである。RFの周波数としては1MHz〜1
00MHzが適した範囲であり、特に13.56MHz
近傍の周波数が最適である。
【0074】p型層またはn型層をマイクロ波プラズマ
CVD法で堆積する場合、マイクロ波プラズマCVD装
置は、堆積室に誘電体窓(アルミナセラミックス等)を
介して導波管でマイクロ波を導入する方法が適してい
る。マイクロ波プラズマCVD法でp型層またはn型層
を前述したマイクロ波パワーとRFパワーを同時に原料
ガスに印加して堆積する膜形成方法も適した堆積方法で
あるが、更に広い堆積条件で光起電力素子に適用可能な
堆積膜を形成することができる。すなわち、p型層また
はn型層を一般のマイクロ波プラズマCVD法で堆積す
る場合、堆積室内の基板温度は100〜400℃、内圧
は0.5〜30mTorr、マイクロ波パワーは0.0
1〜1W/cm3、マイクロ波の周波数は0.5〜10
GHzが好ましい範囲として挙げられる。
CVD法で堆積する場合、マイクロ波プラズマCVD装
置は、堆積室に誘電体窓(アルミナセラミックス等)を
介して導波管でマイクロ波を導入する方法が適してい
る。マイクロ波プラズマCVD法でp型層またはn型層
を前述したマイクロ波パワーとRFパワーを同時に原料
ガスに印加して堆積する膜形成方法も適した堆積方法で
あるが、更に広い堆積条件で光起電力素子に適用可能な
堆積膜を形成することができる。すなわち、p型層また
はn型層を一般のマイクロ波プラズマCVD法で堆積す
る場合、堆積室内の基板温度は100〜400℃、内圧
は0.5〜30mTorr、マイクロ波パワーは0.0
1〜1W/cm3、マイクロ波の周波数は0.5〜10
GHzが好ましい範囲として挙げられる。
【0075】また前記ガス化し得る化合物をH2 ,H
e,Ne,Ar,Xe,Kr等のガスで適宜希釈して堆
積室に導入しても良い。特に微結晶半導体やa−Si
C:H等の光吸収の少ないかバンドギャップの広い層を
堆積する場合は水素ガスで2〜100倍に原料ガスを希
釈し、マイクロ波パワーは比較的高いパワーを導入する
のが好ましいものである。
e,Ne,Ar,Xe,Kr等のガスで適宜希釈して堆
積室に導入しても良い。特に微結晶半導体やa−Si
C:H等の光吸収の少ないかバンドギャップの広い層を
堆積する場合は水素ガスで2〜100倍に原料ガスを希
釈し、マイクロ波パワーは比較的高いパワーを導入する
のが好ましいものである。
【0076】マイクロ波プラズマCVD法によるi型層 光起電力素子に於いて、マイクロ波プラズマCVD法に
よるi型層は照射光に対してキャリアを発生輸送する重
要な層である。i型層としては、僅かp型、僅かn型の
層も使用できるものである。本発明の光起電力素子のi
型層としては、シリコン原子とゲルマニウム原子とを含
有してi型層の層厚方向にバンドギャップがなめらかに
変化し、バンドギャップの極小値がi型層の中央の位置
よりp型層とi型層の界面方向に片寄っている。また、
該i型層中にドナーとなる価電子制御剤とアクセプター
となる価電子制御剤とが同時にドーピングされているも
のが好ましい。
よるi型層は照射光に対してキャリアを発生輸送する重
要な層である。i型層としては、僅かp型、僅かn型の
層も使用できるものである。本発明の光起電力素子のi
型層としては、シリコン原子とゲルマニウム原子とを含
有してi型層の層厚方向にバンドギャップがなめらかに
変化し、バンドギャップの極小値がi型層の中央の位置
よりp型層とi型層の界面方向に片寄っている。また、
該i型層中にドナーとなる価電子制御剤とアクセプター
となる価電子制御剤とが同時にドーピングされているも
のが好ましい。
【0077】該i型層に含有される水素原子(H,D)
またはハロゲン原子(X)は、i型層の未結合手を補償
する働きをし、i型層でのキャリアの移動度と寿命の積
を向上させるものである。またp型層/i型層の各界面
の界面準位を補償する働きをし、光起電力素子の光起電
力、光電流そして光応答性を向上させる効果のあるもの
である。i型層に含有される水素原子または/及びハロ
ゲン原子は1〜40at%が最適な含有量として挙げら
れる。特に、p型層/i型層の各界面側で水素原子また
は/及びハロゲン原子の含有量が多く分布しているもの
が好ましい分布形態として挙げられ、該界面近傍での水
素原子または/及びハロゲン原子の含有量はバルク内の
含有量の1.1〜2倍の範囲が好ましい範囲として挙げ
られる。更にシリコン原子の含有量に対応して水素原子
または/及びハロゲン原子の含有量が変化していること
が好ましいものである。シリコン原子の含有量が最小の
ところでの水素原子または/ハロゲン原子の含有量は1
〜10at%が好ましい範囲で、水素原子または/及び
ハロゲン原子の含有量の最大の領域の0.3〜0.8倍
が好ましい範囲である。
またはハロゲン原子(X)は、i型層の未結合手を補償
する働きをし、i型層でのキャリアの移動度と寿命の積
を向上させるものである。またp型層/i型層の各界面
の界面準位を補償する働きをし、光起電力素子の光起電
力、光電流そして光応答性を向上させる効果のあるもの
である。i型層に含有される水素原子または/及びハロ
ゲン原子は1〜40at%が最適な含有量として挙げら
れる。特に、p型層/i型層の各界面側で水素原子また
は/及びハロゲン原子の含有量が多く分布しているもの
が好ましい分布形態として挙げられ、該界面近傍での水
素原子または/及びハロゲン原子の含有量はバルク内の
含有量の1.1〜2倍の範囲が好ましい範囲として挙げ
られる。更にシリコン原子の含有量に対応して水素原子
または/及びハロゲン原子の含有量が変化していること
が好ましいものである。シリコン原子の含有量が最小の
ところでの水素原子または/ハロゲン原子の含有量は1
〜10at%が好ましい範囲で、水素原子または/及び
ハロゲン原子の含有量の最大の領域の0.3〜0.8倍
が好ましい範囲である。
【0078】水素原子または/及びハロゲン原子の含有
量をシリコン原子に対応させて変化させる、即ちバンド
ギャップに対応して、バンドギャップの狭いところで水
素原子または/及びハロゲン原子の含有量が少なくなっ
ているものである。メカニズムの詳細については不明で
はあるが、本発明の堆積膜形成方法によればシリコン原
子とゲルマニウム原子を含有する合金系半導体の堆積に
於いて、シリコン原子とゲルマニウム原子のイオン化率
の違いによってそれぞれの原子が獲得するRFエネルギ
ーに差が生じ、その結果合金系半導体において水素含有
量または/ハロゲン含有量が少なくても十分に緩和が進
み良質な合金系半導体が堆積できるものと考えられる。
量をシリコン原子に対応させて変化させる、即ちバンド
ギャップに対応して、バンドギャップの狭いところで水
素原子または/及びハロゲン原子の含有量が少なくなっ
ているものである。メカニズムの詳細については不明で
はあるが、本発明の堆積膜形成方法によればシリコン原
子とゲルマニウム原子を含有する合金系半導体の堆積に
於いて、シリコン原子とゲルマニウム原子のイオン化率
の違いによってそれぞれの原子が獲得するRFエネルギ
ーに差が生じ、その結果合金系半導体において水素含有
量または/ハロゲン含有量が少なくても十分に緩和が進
み良質な合金系半導体が堆積できるものと考えられる。
【0079】加えてシリコン原子とゲルマニウム原子と
を含有するi型層に酸素及び/または窒素を100pp
m以下の微量添加することによって、光起電力素子の長
期にわたる振動によるアニーリングに対して耐久性が良
くなるものである。その原因については詳細は不明であ
るが、次のように考えられる。即ち、シリコン原子とゲ
ルマニウム原子との構成比が層厚方向に連続的に変化し
ているためシリコン原子とゲルマニウム原子とが一定の
割合で混合されている場合よりも残留歪が多くなる傾向
になるものと考えられる。このような系に酸素原子また
は/及び窒素原子を添加することによって構造的な歪を
減少させることができ、その結果、光起電力素子の長期
にわたる振動によるアニーリングに対して耐久性が良く
なるものと考えられる。酸素原子または/及び窒素原子
の層厚方向での分布としてはゲルマニウム原子の含有量
に対応して増減している分布が好ましいものである。こ
の分布は水素原子または/及びハロゲン原子の分布とは
反対の分布であるが、構造的な歪を取り除く効果と未結
合手を減少させる効果とのかねあいでこのような分布が
好ましいものと考えられる。更にこのような水素原子
(または/及びハロゲン原子)及び酸素原子(または/
及び窒素原子)を分布させることによって価電子帯及び
伝導帯のテイルステイトがなめらかに連続的に接続され
るものである。
を含有するi型層に酸素及び/または窒素を100pp
m以下の微量添加することによって、光起電力素子の長
期にわたる振動によるアニーリングに対して耐久性が良
くなるものである。その原因については詳細は不明であ
るが、次のように考えられる。即ち、シリコン原子とゲ
ルマニウム原子との構成比が層厚方向に連続的に変化し
ているためシリコン原子とゲルマニウム原子とが一定の
割合で混合されている場合よりも残留歪が多くなる傾向
になるものと考えられる。このような系に酸素原子また
は/及び窒素原子を添加することによって構造的な歪を
減少させることができ、その結果、光起電力素子の長期
にわたる振動によるアニーリングに対して耐久性が良く
なるものと考えられる。酸素原子または/及び窒素原子
の層厚方向での分布としてはゲルマニウム原子の含有量
に対応して増減している分布が好ましいものである。こ
の分布は水素原子または/及びハロゲン原子の分布とは
反対の分布であるが、構造的な歪を取り除く効果と未結
合手を減少させる効果とのかねあいでこのような分布が
好ましいものと考えられる。更にこのような水素原子
(または/及びハロゲン原子)及び酸素原子(または/
及び窒素原子)を分布させることによって価電子帯及び
伝導帯のテイルステイトがなめらかに連続的に接続され
るものである。
【0080】i型層の層厚は、光起電力素子の構造(例
えばシングルセル、タンデムセル、トリプルセル)及び
i型層のバンドギャップに大きく依存するが0.05〜
1.0μmが最適な層厚として挙げられる。本発明の堆
積膜形成方法によるシリコン原子とゲルマニウム原子を
含有するi型層は、堆積速度を5nm/sec以上に上
げても価電子帯側のテイルステイトが少ないものであっ
て、テイルステイトの傾きは60meV以下であり、且
つ電子スピン共鳴(esr)による未結合手の密度は1
017/cm3以下である。
えばシングルセル、タンデムセル、トリプルセル)及び
i型層のバンドギャップに大きく依存するが0.05〜
1.0μmが最適な層厚として挙げられる。本発明の堆
積膜形成方法によるシリコン原子とゲルマニウム原子を
含有するi型層は、堆積速度を5nm/sec以上に上
げても価電子帯側のテイルステイトが少ないものであっ
て、テイルステイトの傾きは60meV以下であり、且
つ電子スピン共鳴(esr)による未結合手の密度は1
017/cm3以下である。
【0081】またi型層のバンドギャップはp型層/i
型層、n型層/i型層の各界面側で広くなるように設計
することが好ましいものである。このように設計するこ
とによって、光起電力素子の光起電力、光電流を大きく
することができ、更に長時間使用した場合の光劣化等を
防止することができる。光起電力素子のi型層には、前
述したマイクロ波と高周波(RF)と同時に印加して堆
積膜を形成する方法が最適である。
型層、n型層/i型層の各界面側で広くなるように設計
することが好ましいものである。このように設計するこ
とによって、光起電力素子の光起電力、光電流を大きく
することができ、更に長時間使用した場合の光劣化等を
防止することができる。光起電力素子のi型層には、前
述したマイクロ波と高周波(RF)と同時に印加して堆
積膜を形成する方法が最適である。
【0082】RFプラズマCVD法によるi型層 RFプラズマCVD法によるi型層は、2nm以下の堆
積速度で堆積したものであって、堆積膜中に含有される
水素原子及び/またはハロゲン原子の含有量は1〜40
at%の範囲が好ましいものである。水素原子及びハロ
ゲン原子の結合状態はシリコン原子に水素原子1個結合
した状態またはハロゲン原子1個結合した状態が好まし
いものである。シリコン原子に水素原子が1個結合した
状態を表す赤外吸収スペクトルの2000cm-1のピー
クの半値幅の値をピーク高さで割った値が、マイクロ波
プラズマCVD法によるi型層の2000cm-1のピー
クの半値幅をピーク高さで割った値より大きいものが好
ましい。
積速度で堆積したものであって、堆積膜中に含有される
水素原子及び/またはハロゲン原子の含有量は1〜40
at%の範囲が好ましいものである。水素原子及びハロ
ゲン原子の結合状態はシリコン原子に水素原子1個結合
した状態またはハロゲン原子1個結合した状態が好まし
いものである。シリコン原子に水素原子が1個結合した
状態を表す赤外吸収スペクトルの2000cm-1のピー
クの半値幅の値をピーク高さで割った値が、マイクロ波
プラズマCVD法によるi型層の2000cm-1のピー
クの半値幅をピーク高さで割った値より大きいものが好
ましい。
【0083】透明電極 透明電極はインジウム酸化物、インジウム−スズ酸化物
の透明電極が適したものである。透明電極の堆積にはス
パッタリング法と真空蒸着法が最適な堆積方法である。
透明電極は以下のようにして堆積される。
の透明電極が適したものである。透明電極の堆積にはス
パッタリング法と真空蒸着法が最適な堆積方法である。
透明電極は以下のようにして堆積される。
【0084】DCマグネトロンスパッタリング装置にお
いて、インジウム酸化物から成る透明電極を基板上に堆
積する場合、ターゲットは金属インジウム(In)やイ
ンジウム酸化物(In2O3)等のターゲットが用いられ
る。更にインジウム−スズ酸化物から成る透明電極を基
板上に堆積する場合ターゲットは金属スズ、金属インジ
ウムまたは金属スズと金属インジウムの合金、スズ酸化
物、インジウム酸化物、インジウム−スズ酸化物等のタ
ーゲットを適宜組み合わせて用いられる。
いて、インジウム酸化物から成る透明電極を基板上に堆
積する場合、ターゲットは金属インジウム(In)やイ
ンジウム酸化物(In2O3)等のターゲットが用いられ
る。更にインジウム−スズ酸化物から成る透明電極を基
板上に堆積する場合ターゲットは金属スズ、金属インジ
ウムまたは金属スズと金属インジウムの合金、スズ酸化
物、インジウム酸化物、インジウム−スズ酸化物等のタ
ーゲットを適宜組み合わせて用いられる。
【0085】スパッタリング法で堆積する場合、基板温
度は重要な因子であって、25℃〜600℃が好ましい
範囲として挙げられる。また透明電極をスパッタリング
法で堆積する場合の、スパッタリング用のガスとして、
アルゴンガス(Ar)、ネオンガス(Ne)、キセノン
ガス(Xe)、ヘリウムガス(He)等の不活性ガスが
挙げられ、特にArガスが最適なものである。また前記
不活性ガスに酸素ガス(O2)を必要に応じて添加する
ことが好ましいものである。特に金属をターゲットにし
ている場合、酸素ガス(O2)は必須のものである。
度は重要な因子であって、25℃〜600℃が好ましい
範囲として挙げられる。また透明電極をスパッタリング
法で堆積する場合の、スパッタリング用のガスとして、
アルゴンガス(Ar)、ネオンガス(Ne)、キセノン
ガス(Xe)、ヘリウムガス(He)等の不活性ガスが
挙げられ、特にArガスが最適なものである。また前記
不活性ガスに酸素ガス(O2)を必要に応じて添加する
ことが好ましいものである。特に金属をターゲットにし
ている場合、酸素ガス(O2)は必須のものである。
【0086】更に前記不活性ガス等によってターゲット
をスパッタリングする場合、放電空間の圧力は効果的に
スパッタリングを行うために、0.1〜50mTorr
が好ましい範囲として挙げられる。加えてスパッタリン
グ法の場合の電源としてはDC電源やRF電源が適した
ものとして挙げられる。スパッタリング時の電力として
は10〜1000Wが適した範囲である。
をスパッタリングする場合、放電空間の圧力は効果的に
スパッタリングを行うために、0.1〜50mTorr
が好ましい範囲として挙げられる。加えてスパッタリン
グ法の場合の電源としてはDC電源やRF電源が適した
ものとして挙げられる。スパッタリング時の電力として
は10〜1000Wが適した範囲である。
【0087】透明電極の堆積速度は、放電空間内の圧力
や放電電力に依存し、最適な堆積速度としては、0.0
1〜10nm/secの範囲である。真空蒸着法におい
て透明電極を堆積するに適した蒸着源としては、金属ス
ズ、金属インジウム、インジウム−スズ合金が挙げられ
る。また透明電極を堆積するときの基板温度としては2
5℃〜600℃の範囲が適した範囲である。
や放電電力に依存し、最適な堆積速度としては、0.0
1〜10nm/secの範囲である。真空蒸着法におい
て透明電極を堆積するに適した蒸着源としては、金属ス
ズ、金属インジウム、インジウム−スズ合金が挙げられ
る。また透明電極を堆積するときの基板温度としては2
5℃〜600℃の範囲が適した範囲である。
【0088】更に、透明電極を堆積するとき、堆積室を
10-5Torr台以下に減圧した後に酸素ガス(O2)
を5×10-5Torr〜9×10-4Torrの範囲で堆
積室に導入することが必要である。この範囲で酸素を導
入することによって蒸着源から気化した前記金属が気相
中の酸素と反応して良好な透明電極が堆積される。ま
た、前記真空度でRF電力を導入してプラズマを発生さ
せて、該プラズマを介して蒸着を行っても良い。
10-5Torr台以下に減圧した後に酸素ガス(O2)
を5×10-5Torr〜9×10-4Torrの範囲で堆
積室に導入することが必要である。この範囲で酸素を導
入することによって蒸着源から気化した前記金属が気相
中の酸素と反応して良好な透明電極が堆積される。ま
た、前記真空度でRF電力を導入してプラズマを発生さ
せて、該プラズマを介して蒸着を行っても良い。
【0089】上記条件による透明電極の好ましい堆積速
度の範囲としては0.01〜10nm/secである。
堆積速度が0.01nm/sec未満であると生産性が
低下し10nm/secより大きくなると粗な膜となり
透過率、導伝率や密着性が低下する。透明電極の層厚
は、反射防止膜の条件を満たすような条件に堆積するの
が好ましいものである。具体的な該透明電極の層厚とし
ては50〜300nmが好ましい範囲として挙げられ
る。
度の範囲としては0.01〜10nm/secである。
堆積速度が0.01nm/sec未満であると生産性が
低下し10nm/secより大きくなると粗な膜となり
透過率、導伝率や密着性が低下する。透明電極の層厚
は、反射防止膜の条件を満たすような条件に堆積するの
が好ましいものである。具体的な該透明電極の層厚とし
ては50〜300nmが好ましい範囲として挙げられ
る。
【0090】本発明の発電システムは、本発明の光起電
力素子と、該光起電力素子の電圧及び/または電流をモ
ニターし蓄電池及び/または外部負荷への前記光起電力
素子からの電力の供給を制御する制御システムと、前記
光起電力素子からの電力の蓄積及び/または外部負荷へ
の電力の供給を行う蓄電池とから構成されている。図2
0は本発明の電力供給システムの一例であって光起電力
素子のみを電源とする場合の基本回路であるが、該電力
供給システムは、太陽電池としての本発明の光起電力素
子9001、該光起電力素子の電圧制御用のダイオード
9002、蓄電池としての働き及び電圧安定化用のコン
デンサー9003、及び負荷9004等から構成されて
いる。
力素子と、該光起電力素子の電圧及び/または電流をモ
ニターし蓄電池及び/または外部負荷への前記光起電力
素子からの電力の供給を制御する制御システムと、前記
光起電力素子からの電力の蓄積及び/または外部負荷へ
の電力の供給を行う蓄電池とから構成されている。図2
0は本発明の電力供給システムの一例であって光起電力
素子のみを電源とする場合の基本回路であるが、該電力
供給システムは、太陽電池としての本発明の光起電力素
子9001、該光起電力素子の電圧制御用のダイオード
9002、蓄電池としての働き及び電圧安定化用のコン
デンサー9003、及び負荷9004等から構成されて
いる。
【0091】図21は本発明の電力供給システムの一例
であって光起電力素子を利用した充電用基本回路であ
る。該回路は本発明の光起電力素子を太陽電池9101
とし、逆流防止用ダイオード9102、電圧をモニター
し電圧を制御する電圧制御回路9103、二次電池91
04、負荷9105等から構成されている。逆流防止用
ダイオードとしてはシリコンダイオードやショットキー
ダイオード等が適している。二次電池としては、ニッケ
ルカドミニウム電池、充電式酸化銀電池、鉛蓄電池、フ
ライホイールエネルギー貯蔵ユニット等が挙げられる。
図22は電圧制御回路9103の例を示す。電圧制御回
路は、電池が満充電になるまでは太陽電池の出力とほぼ
等しいが、満充電になると、充電制御ICにより充電電
流はストップされる。
であって光起電力素子を利用した充電用基本回路であ
る。該回路は本発明の光起電力素子を太陽電池9101
とし、逆流防止用ダイオード9102、電圧をモニター
し電圧を制御する電圧制御回路9103、二次電池91
04、負荷9105等から構成されている。逆流防止用
ダイオードとしてはシリコンダイオードやショットキー
ダイオード等が適している。二次電池としては、ニッケ
ルカドミニウム電池、充電式酸化銀電池、鉛蓄電池、フ
ライホイールエネルギー貯蔵ユニット等が挙げられる。
図22は電圧制御回路9103の例を示す。電圧制御回
路は、電池が満充電になるまでは太陽電池の出力とほぼ
等しいが、満充電になると、充電制御ICにより充電電
流はストップされる。
【0092】このような光起電力を利用した太陽電池シ
ステムは、自動車用のバッテリー充電システム、船用バ
ッテリー充電システム、街灯点灯システム、排気システ
ム等の電源として使用可能である。また図23は太陽電
池とディーゼル発電とハイブリッド式の電源システムの
ブロック図である。該発電システムはディーゼル発電機
9401、太陽電池9402、整流器9403、充放電
制御装置9404、蓄電池9405、直流交流変換装置
9406、切り替え器9407、交流負荷9408等か
ら構成されている。
ステムは、自動車用のバッテリー充電システム、船用バ
ッテリー充電システム、街灯点灯システム、排気システ
ム等の電源として使用可能である。また図23は太陽電
池とディーゼル発電とハイブリッド式の電源システムの
ブロック図である。該発電システムはディーゼル発電機
9401、太陽電池9402、整流器9403、充放電
制御装置9404、蓄電池9405、直流交流変換装置
9406、切り替え器9407、交流負荷9408等か
ら構成されている。
【0093】更に図24は商用電源バックアップ式太陽
電池電源システムのブロック図である。該電源システム
は太陽電池9501、充放電制御装置9502、蓄電池
9503、直流交流変換装置9504、商用電源950
5、無瞬断切り替え器9506、負荷9507等から構
成されている。また更に加えて図25は商用電源完全連
係式太陽電池電源システムのブロック図である。該電源
システムは太陽電池9601、直流交流変換器960
2、商用電源9603、負荷9604、逆潮流9605
等から構成されている。
電池電源システムのブロック図である。該電源システム
は太陽電池9501、充放電制御装置9502、蓄電池
9503、直流交流変換装置9504、商用電源950
5、無瞬断切り替え器9506、負荷9507等から構
成されている。また更に加えて図25は商用電源完全連
係式太陽電池電源システムのブロック図である。該電源
システムは太陽電池9601、直流交流変換器960
2、商用電源9603、負荷9604、逆潮流9605
等から構成されている。
【0094】以上のように本発明の光起電力素子を太陽
電池として使用した電源システムは、長期間安定して使
用でき、且つ太陽電池に照射される照射光が変動する場
合に於いても光起電力素子として充分に機能することか
ら、優れた安定性を示すものである。
電池として使用した電源システムは、長期間安定して使
用でき、且つ太陽電池に照射される照射光が変動する場
合に於いても光起電力素子として充分に機能することか
ら、優れた安定性を示すものである。
【0095】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。 (実施例1) 図11に示す原料ガス供給装置1020と堆積装置10
00からなるマイクロ波プラズマCVD法による製造装
置及び図12に示す原料ガス供給装置1020と堆積装
置1100とからなるRFプラズマCVD法による製造
装置により、本発明の光起電力素子を作製した。
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。 (実施例1) 図11に示す原料ガス供給装置1020と堆積装置10
00からなるマイクロ波プラズマCVD法による製造装
置及び図12に示す原料ガス供給装置1020と堆積装
置1100とからなるRFプラズマCVD法による製造
装置により、本発明の光起電力素子を作製した。
【0096】図中の1071〜1079のガスボンベに
は、本発明のシリコン系非単結晶半導体材料からなるp
型層、i型層及びn型層を作製するための原料ガスが密
封されており、1071はSiH4ガスボンベ、107
2はH2ガスボンベ、1073はH2ガスで1%に希釈さ
れたBF3ガス(以下「BF3(1%)/H2」と略記す
る)ボンベ、1074はH2ガスで1%に希釈されたP
H3ガス(以下「PH3(1%)/H2」と略記する)ボ
ンベ、1075はSi2H6ガスボンベ、1076はGe
H4ガスボンベ、1077はH2ガスで2000ppmに
希釈されたBF3ガス(以下「BF3(2000ppm)
/H2」と略記する)ボンベ、1078はH2ガスで20
00ppmに希釈されたPH3ガス(以下PH3(200
0ppm)/H2」と略記する)ボンベ、1079はH
eガスで1%に希釈されたNOガス(以下「NO/H
e」と略記する)ボンベである。また、あらかじめ、ガ
スボンベ1071〜1079を取り付ける際に、各々の
ガスを、バルブ1051〜1059から流入バルブ10
31〜1039のガス配管内に導入してある。
は、本発明のシリコン系非単結晶半導体材料からなるp
型層、i型層及びn型層を作製するための原料ガスが密
封されており、1071はSiH4ガスボンベ、107
2はH2ガスボンベ、1073はH2ガスで1%に希釈さ
れたBF3ガス(以下「BF3(1%)/H2」と略記す
る)ボンベ、1074はH2ガスで1%に希釈されたP
H3ガス(以下「PH3(1%)/H2」と略記する)ボ
ンベ、1075はSi2H6ガスボンベ、1076はGe
H4ガスボンベ、1077はH2ガスで2000ppmに
希釈されたBF3ガス(以下「BF3(2000ppm)
/H2」と略記する)ボンベ、1078はH2ガスで20
00ppmに希釈されたPH3ガス(以下PH3(200
0ppm)/H2」と略記する)ボンベ、1079はH
eガスで1%に希釈されたNOガス(以下「NO/H
e」と略記する)ボンベである。また、あらかじめ、ガ
スボンベ1071〜1079を取り付ける際に、各々の
ガスを、バルブ1051〜1059から流入バルブ10
31〜1039のガス配管内に導入してある。
【0097】図中1004及び1104は基板であり、
50mm角、厚さ1mmのステンレス(SUS430B
A)製で、表面に鏡面加工を施して、スパッタリング法
により、反射層としてテクスチャー化した銀(Ag)薄
膜を100nm、更に、反射増加層として酸化亜鉛(Z
nO)薄膜を1μm蒸着してある。まず、ガスボンベ1
071よりSiH4ガス、ガスボンベ1072よりH2ガ
ス、ガスボンベ1073よりBF3(1%)/H2ガス、
ガスボンベ1074よりPH3(1%)/H2ガス、ガス
ボンベ1075よりSi2H6ガス、ガスボンベ1076
よりGeH4ガス、ガスボンベ1077よりBF3(20
00ppm)/H2、ガスボンベ1078よりPH3(2
000ppm)/H2、ガスボンベ1079よりNO/
Heを、バルブ1051〜1059を開けて導入し、圧
力調整器1061/1069により各ガス圧力を約2k
g/cm2調整した。
50mm角、厚さ1mmのステンレス(SUS430B
A)製で、表面に鏡面加工を施して、スパッタリング法
により、反射層としてテクスチャー化した銀(Ag)薄
膜を100nm、更に、反射増加層として酸化亜鉛(Z
nO)薄膜を1μm蒸着してある。まず、ガスボンベ1
071よりSiH4ガス、ガスボンベ1072よりH2ガ
ス、ガスボンベ1073よりBF3(1%)/H2ガス、
ガスボンベ1074よりPH3(1%)/H2ガス、ガス
ボンベ1075よりSi2H6ガス、ガスボンベ1076
よりGeH4ガス、ガスボンベ1077よりBF3(20
00ppm)/H2、ガスボンベ1078よりPH3(2
000ppm)/H2、ガスボンベ1079よりNO/
Heを、バルブ1051〜1059を開けて導入し、圧
力調整器1061/1069により各ガス圧力を約2k
g/cm2調整した。
【0098】次に流入バルブ1031〜1039、堆積
室1001及び1101のリークバルブ1009及び1
109が閉じられていることを確認し、また、流出バル
ブ1041〜1049、補助バルブ1008及び110
8が開かれていることを確認して、コンダクタンス(バ
タフライ型)バルブ1007及び1107を全開にし
て、不図示の真空ポンプにより堆積室1001、110
1及びガス配管内を排気し、真空計1006及び110
6の読みが約1×10-4Torrになった時点で補助バ
ルブ1008、1108、流出バルブ1041〜104
9を閉じた。
室1001及び1101のリークバルブ1009及び1
109が閉じられていることを確認し、また、流出バル
ブ1041〜1049、補助バルブ1008及び110
8が開かれていることを確認して、コンダクタンス(バ
タフライ型)バルブ1007及び1107を全開にし
て、不図示の真空ポンプにより堆積室1001、110
1及びガス配管内を排気し、真空計1006及び110
6の読みが約1×10-4Torrになった時点で補助バ
ルブ1008、1108、流出バルブ1041〜104
9を閉じた。
【0099】次に、流入バルブ1031〜1039を徐
々に開けて、各々のガスをマスフローコントローラー1
021〜1029内に導入した。以上のようにして成膜
の準備が完了した後、基板1004、1104上に、n
型層、RFプラズマCVD法及びマイクロ波プラズマC
VD法によるi型層およびp型層の成膜を行なった。
々に開けて、各々のガスをマスフローコントローラー1
021〜1029内に導入した。以上のようにして成膜
の準備が完了した後、基板1004、1104上に、n
型層、RFプラズマCVD法及びマイクロ波プラズマC
VD法によるi型層およびp型層の成膜を行なった。
【0100】n型層を作製するには、基板1004を加
熱ヒーター1005により350℃に加熱し、流出バル
ブ1041、1044及び補助バルブ1008を徐々に
開いて、SiH4ガス、PH3(1%)/H2ガスをガス
導入管1003を通じて堆積室1001内に流入させ
た。この時、SiH4ガス流量が50sccm、PH
3(1%)/H2ガス流量が200sccmとなるように
各々のマスフローコントローラー1021、1024で
調整した。堆積室1001内の圧力は、10mTorr
となるように真空計1006を見ながらコンダクタンス
バルブ1007の開口を調整した。
熱ヒーター1005により350℃に加熱し、流出バル
ブ1041、1044及び補助バルブ1008を徐々に
開いて、SiH4ガス、PH3(1%)/H2ガスをガス
導入管1003を通じて堆積室1001内に流入させ
た。この時、SiH4ガス流量が50sccm、PH
3(1%)/H2ガス流量が200sccmとなるように
各々のマスフローコントローラー1021、1024で
調整した。堆積室1001内の圧力は、10mTorr
となるように真空計1006を見ながらコンダクタンス
バルブ1007の開口を調整した。
【0101】その後、シャッター1013を閉じて、バ
イアス電源1011の直流(以下「DC」と略記する)
バイアスを50Vに設定して、バイアス棒1012に印
加し、続けて不図示のマイクロ波電源の電力を130m
W/cm3に設定し、不図示の導波管、導波部1010
及び誘電体窓1002を通じて堆積室1001内にマイ
クロ波電力を導入し、マイクロ波グロー放電を生起さ
せ、シャッター1013を開けて、基板1004上にn
型層の作製を開始し、層厚10nmのn型層を作製した
ところで、シャッター1013を閉じてマイクロ波グロ
ー放電を止め、流出バルブ1041、1044及び補助
バルブ1008を閉じて、堆積室1001内へのガス流
入を止め、n型層の作製を終えた。
イアス電源1011の直流(以下「DC」と略記する)
バイアスを50Vに設定して、バイアス棒1012に印
加し、続けて不図示のマイクロ波電源の電力を130m
W/cm3に設定し、不図示の導波管、導波部1010
及び誘電体窓1002を通じて堆積室1001内にマイ
クロ波電力を導入し、マイクロ波グロー放電を生起さ
せ、シャッター1013を開けて、基板1004上にn
型層の作製を開始し、層厚10nmのn型層を作製した
ところで、シャッター1013を閉じてマイクロ波グロ
ー放電を止め、流出バルブ1041、1044及び補助
バルブ1008を閉じて、堆積室1001内へのガス流
入を止め、n型層の作製を終えた。
【0102】次に基板1004を堆積室1001より取
り出し、図12に示すRFプラズマCVD法による堆積
装置1100の堆積室1101に設置し、RFプラズマ
CVD法によるi型層を作製した。RFプラズマCVD
法によるi型層を作製するには、基板1104を加熱ヒ
ーター1105により350℃に加熱し、流出バルブ1
041、1042及び補助バルブ1108を徐々に開い
て、SiH4ガス、H2ガスをガス導入管1103を通じ
て堆積室1101内に流入させた。この時、SiH4ガ
ス流量が8sccm、H2ガス流量が100sccmと
なるように各々のマスフローコントローラー1021、
1022調整した。堆積室1101内の圧力は、0.5
Torrとなるように真空計1106を見ながらコンダ
クタンスバルブ1107の開口を調整した。
り出し、図12に示すRFプラズマCVD法による堆積
装置1100の堆積室1101に設置し、RFプラズマ
CVD法によるi型層を作製した。RFプラズマCVD
法によるi型層を作製するには、基板1104を加熱ヒ
ーター1105により350℃に加熱し、流出バルブ1
041、1042及び補助バルブ1108を徐々に開い
て、SiH4ガス、H2ガスをガス導入管1103を通じ
て堆積室1101内に流入させた。この時、SiH4ガ
ス流量が8sccm、H2ガス流量が100sccmと
なるように各々のマスフローコントローラー1021、
1022調整した。堆積室1101内の圧力は、0.5
Torrとなるように真空計1106を見ながらコンダ
クタンスバルブ1107の開口を調整した。
【0103】その後、RF電源1111の電力を120
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、マイクロ波プラズマCVD法に
より作製したi型層上にRFプラズマCVD法によるi
型層の作製を開始し、層厚10nmのi型層を作製した
ところで、RFグロー放電を止め、流出バルブ104
1、1042及び補助バルブ1108を閉じて、堆積室
1101内へのガス流入を止めi型層の作製を終えた。
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、マイクロ波プラズマCVD法に
より作製したi型層上にRFプラズマCVD法によるi
型層の作製を開始し、層厚10nmのi型層を作製した
ところで、RFグロー放電を止め、流出バルブ104
1、1042及び補助バルブ1108を閉じて、堆積室
1101内へのガス流入を止めi型層の作製を終えた。
【0104】次に基板1104を堆積室1101より取
り出し、図11に示すマイクロ波プラズマCVD法によ
る堆積装置1000の堆積室1001に設置し、マイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層を作製した。マイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層を作製するには、基
板1004を加熱ヒーター1005により350℃に加
熱し、流出バルブ1041、1042、1046及び補
助バルブ1008を徐々に開いて、SiH4ガス、H2ガ
ス、GeH4ガスをガス導入管1003を通じて堆積室
1001内に流入させた。この時、SiH4ガス流量が
200sccm、H2ガス流量が500sccm、Ge
H4ガス流量が1sccmとなるように各々のマスフロ
ーコントローラー1021、1022、1026調整し
た。堆積室1001内の圧力は、表2に示す値になるよ
うに真空計1006を見ながらコンダクタンスバルブ1
007の開口を調整した。
り出し、図11に示すマイクロ波プラズマCVD法によ
る堆積装置1000の堆積室1001に設置し、マイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層を作製した。マイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層を作製するには、基
板1004を加熱ヒーター1005により350℃に加
熱し、流出バルブ1041、1042、1046及び補
助バルブ1008を徐々に開いて、SiH4ガス、H2ガ
ス、GeH4ガスをガス導入管1003を通じて堆積室
1001内に流入させた。この時、SiH4ガス流量が
200sccm、H2ガス流量が500sccm、Ge
H4ガス流量が1sccmとなるように各々のマスフロ
ーコントローラー1021、1022、1026調整し
た。堆積室1001内の圧力は、表2に示す値になるよ
うに真空計1006を見ながらコンダクタンスバルブ1
007の開口を調整した。
【0105】次に、シャッター1013を閉じ、不図示
のマイクロ波電源の電力を170mW/cm3に設定
し、不図示の導波管、導波部1010及び誘電体窓10
02を通じて堆積室1001内にマイクロ波電力を導入
し、マイクロ波グロー放電を生起させ、バイアス電源1
011の高周波(以下「RF」と略記する)バイアスを
350mW/cm3に、DCバイアスをRFカット用の
コイルを介して0Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1
012に印加した。その後、シャッター1013を開け
て、RFプラズマCVD法によるi型層上にマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層の作製を開始し、同時
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、図14に
示す流量パターンに従ってマスフローコントローラー1
021、1026で調整し、層厚300nmのi型層を
作製したところで、シャッター1013を閉じ、バイア
ス電源1011の出力を切り、マイクロ波グロー放電を
止め、流出バルブ1041、1042、1046及び補
助バルブ1008を閉じて、堆積室1001内へのガス
流入を止めた。
のマイクロ波電源の電力を170mW/cm3に設定
し、不図示の導波管、導波部1010及び誘電体窓10
02を通じて堆積室1001内にマイクロ波電力を導入
し、マイクロ波グロー放電を生起させ、バイアス電源1
011の高周波(以下「RF」と略記する)バイアスを
350mW/cm3に、DCバイアスをRFカット用の
コイルを介して0Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1
012に印加した。その後、シャッター1013を開け
て、RFプラズマCVD法によるi型層上にマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層の作製を開始し、同時
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、図14に
示す流量パターンに従ってマスフローコントローラー1
021、1026で調整し、層厚300nmのi型層を
作製したところで、シャッター1013を閉じ、バイア
ス電源1011の出力を切り、マイクロ波グロー放電を
止め、流出バルブ1041、1042、1046及び補
助バルブ1008を閉じて、堆積室1001内へのガス
流入を止めた。
【0106】続いて、p型層を作製するには、基板10
04を加熱ヒーター1005により300℃に加熱し、
流出バルブ1041〜1043及び補助バルブ1008
を徐々に開いて、SiH4ガス、H2ガス、BF3(1
%)/H2ガスをガス導入管1003を通じて堆積室1
001内に流入させた。この時、SiH4ガス流量が1
0sccm、H2ガス流量が700sccm、BF3(1
%)/H2ガス流量が30sccmとなるように各々の
マスフローコントローラー1021〜1023で調整し
た。堆積1001内の圧力は、25mTorrとなるよ
うに真空計1006を見ながらコンダクタンスバルブ1
007の開口を調整した。
04を加熱ヒーター1005により300℃に加熱し、
流出バルブ1041〜1043及び補助バルブ1008
を徐々に開いて、SiH4ガス、H2ガス、BF3(1
%)/H2ガスをガス導入管1003を通じて堆積室1
001内に流入させた。この時、SiH4ガス流量が1
0sccm、H2ガス流量が700sccm、BF3(1
%)/H2ガス流量が30sccmとなるように各々の
マスフローコントローラー1021〜1023で調整し
た。堆積1001内の圧力は、25mTorrとなるよ
うに真空計1006を見ながらコンダクタンスバルブ1
007の開口を調整した。
【0107】その後、不図示のマイクロ波電源の電力を
250mW/cm3に設定し、不図示の導波管、導波部
1010及び誘電体窓1002を通じて堆積室1001
内にマイクロ波電力を導入し、マイクロ波グロー放電を
生起させ、シャッター1013に開け、マイクロ波プラ
ズマCVD法によるi型層上にp型層の作製を開始し、
層厚10nmのp型層を作製したところでシャッター1
013を閉じ、マイクロ波グロー放電を止め、流出バル
ブ1041〜1043及び補助バルブ1008を閉じ
て、堆積室1001内へのガス流入を止め、p型層の作
製を終えた。
250mW/cm3に設定し、不図示の導波管、導波部
1010及び誘電体窓1002を通じて堆積室1001
内にマイクロ波電力を導入し、マイクロ波グロー放電を
生起させ、シャッター1013に開け、マイクロ波プラ
ズマCVD法によるi型層上にp型層の作製を開始し、
層厚10nmのp型層を作製したところでシャッター1
013を閉じ、マイクロ波グロー放電を止め、流出バル
ブ1041〜1043及び補助バルブ1008を閉じ
て、堆積室1001内へのガス流入を止め、p型層の作
製を終えた。
【0108】それぞれの層を作製する際に、必要なガス
以外の流出バルブ1041〜1049は完全に閉じられ
ていることは言うまでもなく、また、それぞれのガスが
堆積室1001及び1101内、流出バルブ1041〜
1049から堆積室1001及び1101に至る配管内
に残留することを避けるために、流出バルブ1041〜
1049を閉じ、補助バルブ1008及び1108を開
き、さらにコンダクタンスバルブ1007及び1107
を全開にして、系内を一旦高真空に排気する操作を必要
に応じて行う。
以外の流出バルブ1041〜1049は完全に閉じられ
ていることは言うまでもなく、また、それぞれのガスが
堆積室1001及び1101内、流出バルブ1041〜
1049から堆積室1001及び1101に至る配管内
に残留することを避けるために、流出バルブ1041〜
1049を閉じ、補助バルブ1008及び1108を開
き、さらにコンダクタンスバルブ1007及び1107
を全開にして、系内を一旦高真空に排気する操作を必要
に応じて行う。
【0109】次に、p型層上に、透明電極として、IT
O(In2O3+SnO2) 薄膜を70μm、更に集電電
極として、アルミニウム(Al)薄膜を2μm真空蒸着
し、光起電力素子を作製した(素子No.実1−1〜
7、比1−1)。以上の、光起電力素子の作製素子の作
製条件を表1に示す。作製した光起電力素子(素子N
o.実1−1〜7及び素子No.比1−1)の初期特
性、低照度特性及び耐久特性の測定を行なった。
O(In2O3+SnO2) 薄膜を70μm、更に集電電
極として、アルミニウム(Al)薄膜を2μm真空蒸着
し、光起電力素子を作製した(素子No.実1−1〜
7、比1−1)。以上の、光起電力素子の作製素子の作
製条件を表1に示す。作製した光起電力素子(素子N
o.実1−1〜7及び素子No.比1−1)の初期特
性、低照度特性及び耐久特性の測定を行なった。
【0110】初期特性の測定は、作製した光起電力素子
(素子No.実1−1〜7、比1−1)を、AM−1.
5(100mW/cm2)光照射下に設置して、V−I
特性を測定することにより得られる、開放電圧及び曲線
因子により行った。測定の結果を表2に示す。低照度特
性の測定は、作製した光起電力素子(素子No.実1−
1〜7、比1−1)を、AM−1.5(10mW/cm
2)光照射下に設置して、V−I特性を測定することに
より得られる光電変換効率により行った。測定の結果を
表2に示す。
(素子No.実1−1〜7、比1−1)を、AM−1.
5(100mW/cm2)光照射下に設置して、V−I
特性を測定することにより得られる、開放電圧及び曲線
因子により行った。測定の結果を表2に示す。低照度特
性の測定は、作製した光起電力素子(素子No.実1−
1〜7、比1−1)を、AM−1.5(10mW/cm
2)光照射下に設置して、V−I特性を測定することに
より得られる光電変換効率により行った。測定の結果を
表2に示す。
【0111】耐久特性の測定は、作製した光起電力素子
(素子No.実1−1〜7、比1−1)を、湿度70
%、温度60℃の暗所に設置し、3600rpmで1m
mの振動を48時間加えた後の、光電変換効率の変化に
より行った。測定の結果を表2に示す。表2から分かる
通り、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を堆積
室1001内の圧力が50mTorr以下で作製するこ
とにより、優れた特性の光起電力素子が得られることが
判明した。
(素子No.実1−1〜7、比1−1)を、湿度70
%、温度60℃の暗所に設置し、3600rpmで1m
mの振動を48時間加えた後の、光電変換効率の変化に
より行った。測定の結果を表2に示す。表2から分かる
通り、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を堆積
室1001内の圧力が50mTorr以下で作製するこ
とにより、優れた特性の光起電力素子が得られることが
判明した。
【0112】次に、バリウム硼珪酸ガラス(コーニング
(株)製7059)基板を用い、SiH4ガス流量及び
GeH4ガス流量及びマイクロ波電力を表3に示す値と
した以外は、素子No.実1−5のマイクロ波プラズマ
CVD法によるi型層と同じ作製条件で、シャッター1
013を2分間開けて基板上にマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層を作製して原料ガス分解効率測定用サ
ンプルを作製した(サンプルNo.1−1〜5)。
(株)製7059)基板を用い、SiH4ガス流量及び
GeH4ガス流量及びマイクロ波電力を表3に示す値と
した以外は、素子No.実1−5のマイクロ波プラズマ
CVD法によるi型層と同じ作製条件で、シャッター1
013を2分間開けて基板上にマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層を作製して原料ガス分解効率測定用サ
ンプルを作製した(サンプルNo.1−1〜5)。
【0113】作製した原料ガス分解効率測定用サンプル
の膜厚を層厚測定器(TENCORINSTRUMEN
TS製alpha step 100)で測定し、層厚
により原料ガスの分解効率を求めた。その結果を表3に
示す。次に、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層
を作製する際に、マイクロ波電源の電力を表4に示す値
とした以外は、素子No.実1−5の光起電力素子と同
じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、
i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電
力素子を作製した(素子No.実1−8〜10及び比1
−2〜3)。
の膜厚を層厚測定器(TENCORINSTRUMEN
TS製alpha step 100)で測定し、層厚
により原料ガスの分解効率を求めた。その結果を表3に
示す。次に、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層
を作製する際に、マイクロ波電源の電力を表4に示す値
とした以外は、素子No.実1−5の光起電力素子と同
じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、
i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電
力素子を作製した(素子No.実1−8〜10及び比1
−2〜3)。
【0114】作製した光起電力素子(素子No.実1−
8〜10及び比1−2〜3)を素子No.実1−5と同
様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。測定の結果を表4に示す。表4から分かるとおり、
原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ波エネ
ルギーより低いマイクロ波エネルギーで原料ガスを分解
することにより、優れた特性の光起電力素子が得られる
ことが判明した。
8〜10及び比1−2〜3)を素子No.実1−5と同
様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。測定の結果を表4に示す。表4から分かるとおり、
原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ波エネ
ルギーより低いマイクロ波エネルギーで原料ガスを分解
することにより、優れた特性の光起電力素子が得られる
ことが判明した。
【0115】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、RFバイアスを表5に示す値と
した以外は、素子No.実1−5の光起電力素子と同じ
作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力
素子を作製した(素子No.実1−11〜14及び比1
−4)。
i型層を作製する際に、RFバイアスを表5に示す値と
した以外は、素子No.実1−5の光起電力素子と同じ
作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力
素子を作製した(素子No.実1−11〜14及び比1
−4)。
【0116】作製した光起電力素子(素子No.実1−
11〜14及び比1−4)を素子No.実1−5と同様
な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。測定の結果を表5に示す。表5から分かる通り、マ
イクロ波エネルギーより高いRFエネルギーを原料ガス
に作用させることにより、優れた特性の光起電力素子が
得られることが判明した。
11〜14及び比1−4)を素子No.実1−5と同様
な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。測定の結果を表5に示す。表5から分かる通り、マ
イクロ波エネルギーより高いRFエネルギーを原料ガス
に作用させることにより、優れた特性の光起電力素子が
得られることが判明した。
【0117】次に、ステンレス基板とバリウム硼珪酸ガ
ラス(コーニング(株)製7059)基板を用い、Si
H4ガス流量及びGeH4ガス流量を表6に示す値とした
以外は、素子No.実1−5のマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にi型層を
1μm作製して物性測定用サンプルを作製した(サンプ
ルNo.1−6〜10)。
ラス(コーニング(株)製7059)基板を用い、Si
H4ガス流量及びGeH4ガス流量を表6に示す値とした
以外は、素子No.実1−5のマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にi型層を
1μm作製して物性測定用サンプルを作製した(サンプ
ルNo.1−6〜10)。
【0118】更に、バリウム硼珪酸ガラス(コーニング
(株)製7059)基板を用い、素子No.実1−5の
RFプラズマCVD法によるi型層と同じ作製条件で、
基板上にi型層を1μm作製して物性測定用サンプルを
作製した(サンプルNo.1−11)。作製した物性測
定用サンプルのバンドギャップと組成の分析を行い、S
i原子とGe原子の組成比と、バンドギャップの関係を
求めた。
(株)製7059)基板を用い、素子No.実1−5の
RFプラズマCVD法によるi型層と同じ作製条件で、
基板上にi型層を1μm作製して物性測定用サンプルを
作製した(サンプルNo.1−11)。作製した物性測
定用サンプルのバンドギャップと組成の分析を行い、S
i原子とGe原子の組成比と、バンドギャップの関係を
求めた。
【0119】バンドギャップの測定は、i型層を作製し
たガラス基板を、分光光度計(日立製作所製330型)
に設置し、i型層の吸収係数の波長依存性を測定し、ア
モルファス太陽電池(高橋清、小長井誠共著(株)昭晃
堂)のp109に記載の方法により、i型層のバンドギ
ャップを求めた。組成分析は、i型層を作製したステン
レス基板を、オージェ電子分光分析装置(日本電子製J
AMP−3)に設置して、Si原子とGe原子の組成比
を測定した。バンドギャップと組成分析の結果を表6に
示す。
たガラス基板を、分光光度計(日立製作所製330型)
に設置し、i型層の吸収係数の波長依存性を測定し、ア
モルファス太陽電池(高橋清、小長井誠共著(株)昭晃
堂)のp109に記載の方法により、i型層のバンドギ
ャップを求めた。組成分析は、i型層を作製したステン
レス基板を、オージェ電子分光分析装置(日本電子製J
AMP−3)に設置して、Si原子とGe原子の組成比
を測定した。バンドギャップと組成分析の結果を表6に
示す。
【0120】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、SiH4ガス流量及びGeH4ガ
ス流量を図15に示す流量パターンに従ってマスフロー
コントローラー1021、1026で調整した以外は、
素子No.実1−5の光起電力素子と同じ作製条件で、
基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型
層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を作製
した(素子No.比1−5)。
i型層を作製する際に、SiH4ガス流量及びGeH4ガ
ス流量を図15に示す流量パターンに従ってマスフロー
コントローラー1021、1026で調整した以外は、
素子No.実1−5の光起電力素子と同じ作製条件で、
基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型
層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を作製
した(素子No.比1−5)。
【0121】作製した光起電力素子(素子No.比1−
5)を素子No.実1−5と同様な方法で、初期特性、
低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.比1−5に対し、素子No.実1−5は初期特性の
開放電圧が1.02倍、曲線因子が1.03倍、低照度
特性が1.08倍、耐久特性が1.07倍優れていた。
5)を素子No.実1−5と同様な方法で、初期特性、
低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.比1−5に対し、素子No.実1−5は初期特性の
開放電圧が1.02倍、曲線因子が1.03倍、低照度
特性が1.08倍、耐久特性が1.07倍優れていた。
【0122】次に、素子No.実1−5と素子No.比
1−5のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層にお
けるSi原子とGe原子の層厚方向の組成分析を、前記
組成分析と同様な方法で行った。そして、前述した、サ
ンプルNo.1−6〜10により求めたSi原子とGe
原子の組成比とバンドギャップの関係より、マイクロ波
プラズマCVD法によるi型層の層厚方向のバンドギャ
ップの変化を求めた。その結果を図16に示す。図16
から分かるとおり、素子No.実1−5の光起電力素子
では、バンドギャップの極小値の位置がi型層の中央の
位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄っており、素
子No.比1−5の光起電力素子では、バンドギャップ
の極小値の位置がi型層の中央の位置よりn型層とi型
層の界面方向に片寄っていることが分かった。
1−5のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層にお
けるSi原子とGe原子の層厚方向の組成分析を、前記
組成分析と同様な方法で行った。そして、前述した、サ
ンプルNo.1−6〜10により求めたSi原子とGe
原子の組成比とバンドギャップの関係より、マイクロ波
プラズマCVD法によるi型層の層厚方向のバンドギャ
ップの変化を求めた。その結果を図16に示す。図16
から分かるとおり、素子No.実1−5の光起電力素子
では、バンドギャップの極小値の位置がi型層の中央の
位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄っており、素
子No.比1−5の光起電力素子では、バンドギャップ
の極小値の位置がi型層の中央の位置よりn型層とi型
層の界面方向に片寄っていることが分かった。
【0123】RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、SiH4ガス流量とRF放電電力を表7に示
す値とした以外は、素子No.実1−5の光起電力素子
と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光
起電力素子を作製した(素子No.実1−15〜19及
び比1−6)。
する際に、SiH4ガス流量とRF放電電力を表7に示
す値とした以外は、素子No.実1−5の光起電力素子
と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光
起電力素子を作製した(素子No.実1−15〜19及
び比1−6)。
【0124】作製した光起電力素子(素子No.実1−
15〜19及び比1−6)を素子No.実1−5と同様
な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。その結果を表7に示す。次に、バリウム硼珪酸ガラ
ス(コーニング(株)製7059)基板を用い、SiH
4ガス流量及びRF放電電力を表7に示す値とした以外
は、素子No.実1−5のRFプラズマCVD法による
i型層と同じ作製条件で、基板上にi型層を1μm作製
して堆積速度測定用サンプルを作製した(サンプルN
o.1−12〜17)。作製した堆積速度測定用サンプ
ルの堆積速度をサンプルNo.1−1〜5と同様な方法
により求めた。その結果を表7に示す。
15〜19及び比1−6)を素子No.実1−5と同様
な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。その結果を表7に示す。次に、バリウム硼珪酸ガラ
ス(コーニング(株)製7059)基板を用い、SiH
4ガス流量及びRF放電電力を表7に示す値とした以外
は、素子No.実1−5のRFプラズマCVD法による
i型層と同じ作製条件で、基板上にi型層を1μm作製
して堆積速度測定用サンプルを作製した(サンプルN
o.1−12〜17)。作製した堆積速度測定用サンプ
ルの堆積速度をサンプルNo.1−1〜5と同様な方法
により求めた。その結果を表7に示す。
【0125】表7から分かる通り、RFプラズマCVD
法によるi型層の堆積速度を2nm/sec以下で作製
することにより、優れた特性の光起電力素子が得られる
ことが判明した。RFプラズマCVD法によるi型層を
作製する際に、該i型層の層厚を表8に示す値とした以
外は、素子No.実1−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.実1−20〜22及び比1−7〜
8)。
法によるi型層の堆積速度を2nm/sec以下で作製
することにより、優れた特性の光起電力素子が得られる
ことが判明した。RFプラズマCVD法によるi型層を
作製する際に、該i型層の層厚を表8に示す値とした以
外は、素子No.実1−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.実1−20〜22及び比1−7〜
8)。
【0126】作製した光起電力素子(素子No.実1−
20〜22及び比1−7〜8)を素子No.実1−5と
同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定
した。測定の結果を表8に示す。表8から分かる通り、
層厚が30nm以下のRFプラズマCVD法によるi型
層を設けた光起電力素子(素子No.実1−20〜2
2)が優れた特性を有することが判明した。
20〜22及び比1−7〜8)を素子No.実1−5と
同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定
した。測定の結果を表8に示す。表8から分かる通り、
層厚が30nm以下のRFプラズマCVD法によるi型
層を設けた光起電力素子(素子No.実1−20〜2
2)が優れた特性を有することが判明した。
【0127】次に、単結晶シリコン基板を用い、RF放
電電力を表9に示す値とした以外は、素子No.実1−
5のRFプラズマCVD法によるi型層と同じ作製条件
で、基板上にRFプラズマCVD法によるi型層を1μ
m作製して赤外分光測定用サンプルを作製した(サンプ
ルNo.1−18〜22)。更に、単結晶シリコン基板
を用い、素子No.実1−5のマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にマイクロ
波プラズマCVD法によるi型層を1μm作製して赤外
分光測定用サンプルを作製した(サンプルNo.1−2
3)。
電電力を表9に示す値とした以外は、素子No.実1−
5のRFプラズマCVD法によるi型層と同じ作製条件
で、基板上にRFプラズマCVD法によるi型層を1μ
m作製して赤外分光測定用サンプルを作製した(サンプ
ルNo.1−18〜22)。更に、単結晶シリコン基板
を用い、素子No.実1−5のマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にマイクロ
波プラズマCVD法によるi型層を1μm作製して赤外
分光測定用サンプルを作製した(サンプルNo.1−2
3)。
【0128】作製した赤外分光測定用サンプル(サンプ
ルNo.1−18〜23)を赤外分光光度計(PERK
IN ELMER製1720−X)に設置し、赤外吸収
スペクトルの2000cm-1のピークにおける、半値幅
をピーク高さで割った値を求めた。結果を表9に示す。
次に、RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、RF放電電力をを表9に示す値とした以外は、素子
No.実1−5の光起電力素子と同じ作製条件で、基板
上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を作製した
(素子No.実1−23〜26)。
ルNo.1−18〜23)を赤外分光光度計(PERK
IN ELMER製1720−X)に設置し、赤外吸収
スペクトルの2000cm-1のピークにおける、半値幅
をピーク高さで割った値を求めた。結果を表9に示す。
次に、RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、RF放電電力をを表9に示す値とした以外は、素子
No.実1−5の光起電力素子と同じ作製条件で、基板
上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を作製した
(素子No.実1−23〜26)。
【0129】作製した光起電力素子(素子No.実1−
23〜26)を素子No.実1−5と同様な方法で、初
期特性、低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果
を表9に示す。表9から分かる通り、赤外吸収スペクト
ルの2000cm-1のピークにおける、半値幅をピーク
高さで割った値が、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層寄りRFプラズマCVD法によるi型層の方が大
きい光起電力素子が優れた特性を有することが判明し
た。
23〜26)を素子No.実1−5と同様な方法で、初
期特性、低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果
を表9に示す。表9から分かる通り、赤外吸収スペクト
ルの2000cm-1のピークにおける、半値幅をピーク
高さで割った値が、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層寄りRFプラズマCVD法によるi型層の方が大
きい光起電力素子が優れた特性を有することが判明し
た。
【0130】以上の測定結果より、本発明のマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層を内圧50mTorr以
下で、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーとマイクロ
波エネルギーよりも高いRFエネルギーとを原料ガスに
作用させて形成し、層厚方向にバンドギャップがなめら
かに変化し、バンドギャップの極小値の位置がi型層の
中央の位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄り、R
FプラズマCVD法によるi型層を2nm/sec以下
の堆積速度で、30nm以下の層厚形成した光起電力素
子(素子No.実1−1〜23)が、従来の光起電力素
子(素子No.比1−1〜8)に対して、優れた特性を
有することが判明し、本発明の効果が実証された。
プラズマCVD法によるi型層を内圧50mTorr以
下で、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーとマイクロ
波エネルギーよりも高いRFエネルギーとを原料ガスに
作用させて形成し、層厚方向にバンドギャップがなめら
かに変化し、バンドギャップの極小値の位置がi型層の
中央の位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄り、R
FプラズマCVD法によるi型層を2nm/sec以下
の堆積速度で、30nm以下の層厚形成した光起電力素
子(素子No.実1−1〜23)が、従来の光起電力素
子(素子No.比1−1〜8)に対して、優れた特性を
有することが判明し、本発明の効果が実証された。
【0131】(実施例2) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、実施例1
と同様に図14に示す流量パターンに従ってマスフロー
コントローラー1021、1026で調整した後に、S
iH4ガス流量を200sccm、GeH4ガス流量を1
sccmに維持し、バンドギャップ最大値の領域を表1
0に示す層厚となるように作製した以外は、実施例1の
素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実2−1〜8)。
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、実施例1
と同様に図14に示す流量パターンに従ってマスフロー
コントローラー1021、1026で調整した後に、S
iH4ガス流量を200sccm、GeH4ガス流量を1
sccmに維持し、バンドギャップ最大値の領域を表1
0に示す層厚となるように作製した以外は、実施例1の
素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実2−1〜8)。
【0132】作製した光起電力素子(素子No.実2−
1〜8)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度
特性及び耐久特性を測定した。その結果を表10に示
す。表10から分かる通り、本発明のバンドギャップ最
大値の領域の層厚が1〜30nmである光起電力素子
(素子No.実2−1〜7)が優れた特性を有すること
が判明し、本発明の効果が実証された。
1〜8)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度
特性及び耐久特性を測定した。その結果を表10に示
す。表10から分かる通り、本発明のバンドギャップ最
大値の領域の層厚が1〜30nmである光起電力素子
(素子No.実2−1〜7)が優れた特性を有すること
が判明し、本発明の効果が実証された。
【0133】(実施例3) RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、B
F3(2000ppm)/H2ガスボンベ1077及びP
H3(2000ppm)/H2ガスボンベ1078を用
い、BF3(2000ppm)/H2ガス流量を0.04
sccm、PH3(2000ppm)/H2流量を0.0
2sccm流す以外は、実施例1 の素子No.実1−
5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実3)。
F3(2000ppm)/H2ガスボンベ1077及びP
H3(2000ppm)/H2ガスボンベ1078を用
い、BF3(2000ppm)/H2ガス流量を0.04
sccm、PH3(2000ppm)/H2流量を0.0
2sccm流す以外は、実施例1 の素子No.実1−
5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実3)。
【0134】実施例3(素子No.実3)で作製した光
起電力素子を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照
度特性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実1
−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得ら
れた。また、素子No.実3を、二次イオン質量分析装
置(CAMECA製IMS−3F)により組成分析した
ところ、RFプラズマCVD法によるi型層中にB原子
及びP原子が含有されていることが確認された。
起電力素子を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照
度特性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実1
−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得ら
れた。また、素子No.実3を、二次イオン質量分析装
置(CAMECA製IMS−3F)により組成分析した
ところ、RFプラズマCVD法によるi型層中にB原子
及びP原子が含有されていることが確認された。
【0135】(実施例4) RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、P
H3(2000ppm)/H2ガスボンベに代えてH2ガ
スで2000ppmに希釈されたAsH3ガス(以下
「AsH3/H2」と略記する)ボンベを用い、AsH3
/H2ガスを0.1sccm流す以外は、実施例3と同
じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光
起電力素子を作製した(素子No.実4)。実施例4
(素子No.実4)で作製した光起電力素子を実施例1
と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を
測定したところ、素子No.実3と同様な初期特性、低
照度特性及び耐久特性が得られた。
H3(2000ppm)/H2ガスボンベに代えてH2ガ
スで2000ppmに希釈されたAsH3ガス(以下
「AsH3/H2」と略記する)ボンベを用い、AsH3
/H2ガスを0.1sccm流す以外は、実施例3と同
じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光
起電力素子を作製した(素子No.実4)。実施例4
(素子No.実4)で作製した光起電力素子を実施例1
と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を
測定したところ、素子No.実3と同様な初期特性、低
照度特性及び耐久特性が得られた。
【0136】(実施例5) マイクロ波プラズマCVD法及びRFプラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、NO/Heガスボンベ1
079を用い、NO/Heガス流量をマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層では0.5sccm、RFプラ
ズマCVD法によるi型層では0.05sccm流した
以外は、実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件
で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を
作製した(素子No.実5)。作製した光起電力素子
(素子No.実5)を実施例1と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、素子N
o.実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特
性が得られた。また、素子No.実5を、二次イオン質
量分析装置により組成分析したところ、i型層中にN原
子及びO原子が含有されていることが確認された。
によるi型層を作製する際に、NO/Heガスボンベ1
079を用い、NO/Heガス流量をマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層では0.5sccm、RFプラ
ズマCVD法によるi型層では0.05sccm流した
以外は、実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件
で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を
作製した(素子No.実5)。作製した光起電力素子
(素子No.実5)を実施例1と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、素子N
o.実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特
性が得られた。また、素子No.実5を、二次イオン質
量分析装置により組成分析したところ、i型層中にN原
子及びO原子が含有されていることが確認された。
【0137】(実施例6) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、Si2H6ガスボンベを用い、Si2H6ガス流量を4
0sccmとし、SiH4ガス流量を図7(a)に示す
流量パターンに従ってマスフローコントローラー102
1で調整した以外は、実施例1の素子No.実1−5と
同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光
起電力素子を作製した(素子No.実6)。
に、Si2H6ガスボンベを用い、Si2H6ガス流量を4
0sccmとし、SiH4ガス流量を図7(a)に示す
流量パターンに従ってマスフローコントローラー102
1で調整した以外は、実施例1の素子No.実1−5と
同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光
起電力素子を作製した(素子No.実6)。
【0138】作製した光起電力素子(素子No.実6)
を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定したところ、素子No.実1−5と同様
な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られた。ま
た、実施例6(素子No.実6)の光起電力素子のSi
原子と水素原子のi型層中における層厚方向の分布を、
二次イオン質量分析装置(CAMECA製IMS−3
F)により分析した。その結果を図18に示す。以上の
結果より、水素原子の含有量がSi原子の含有量に対応
して変化している光起電力素子が優れた特性を有するこ
とが判明し、本発明の効果が実証された。
を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定したところ、素子No.実1−5と同様
な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られた。ま
た、実施例6(素子No.実6)の光起電力素子のSi
原子と水素原子のi型層中における層厚方向の分布を、
二次イオン質量分析装置(CAMECA製IMS−3
F)により分析した。その結果を図18に示す。以上の
結果より、水素原子の含有量がSi原子の含有量に対応
して変化している光起電力素子が優れた特性を有するこ
とが判明し、本発明の効果が実証された。
【0139】(実施例7) 原料ガス供給装置1020における、SiH4ガスとG
eH4ガスの混合するポイントと堆積室1001との間
の距離を表11に示す値とした以外は、実施例1の素子
No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
7)。
eH4ガスの混合するポイントと堆積室1001との間
の距離を表11に示す値とした以外は、実施例1の素子
No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
7)。
【0140】作製した光起電力素子(素子No.実7)
を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定した。測定の結果を表11に示す。表1
1から分かる通り、SiH4ガスとGeH4ガスの混合す
るポイントと堆積室1001との間の距離を5m以下と
することにより、一層良好な特性の光起電力素子が得ら
れることが判明した。
を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定した。測定の結果を表11に示す。表1
1から分かる通り、SiH4ガスとGeH4ガスの混合す
るポイントと堆積室1001との間の距離を5m以下と
することにより、一層良好な特性の光起電力素子が得ら
れることが判明した。
【0141】(実施例8) 実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件で、光起
電力素子を作製し、これを用いて、太陽電池モジュール
を作製し、図21に示すような回路構成のアナログ時計
を作った。図22において、太陽電池モジュール910
1で発生した電力は、逆流防止ダイオード9102を経
て、2次電池9104に充電される。9103は、過充
電防止用ダイオードである。太陽電池モジュール910
1及び2次電池9104からの電力は、アナログ時計の
駆動回路9105に供給される。
電力素子を作製し、これを用いて、太陽電池モジュール
を作製し、図21に示すような回路構成のアナログ時計
を作った。図22において、太陽電池モジュール910
1で発生した電力は、逆流防止ダイオード9102を経
て、2次電池9104に充電される。9103は、過充
電防止用ダイオードである。太陽電池モジュール910
1及び2次電池9104からの電力は、アナログ時計の
駆動回路9105に供給される。
【0142】(比較例2) 比較例として素子No.比1−7と同じ作製条件で、光
起電力素子を作製し、これを用いて、実施例8と同様な
アナログ時計を作った。実施例8と比較例2で作製した
アナログ時計を室内の壁に設置し、毎日8.5時間室内
灯を点灯したところ、実施例8のアナログ時計は一日中
動いたものの、比較例のアナログ時計は一日中は動かな
く、本発明による発電システムの効果が実証された。
起電力素子を作製し、これを用いて、実施例8と同様な
アナログ時計を作った。実施例8と比較例2で作製した
アナログ時計を室内の壁に設置し、毎日8.5時間室内
灯を点灯したところ、実施例8のアナログ時計は一日中
動いたものの、比較例のアナログ時計は一日中は動かな
く、本発明による発電システムの効果が実証された。
【0143】(実施例9) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図19に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整した以外は、実施例1の素子N
o.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反
射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電
極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
9)。作製した光起電力素子(素子No.実9)を実施
例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特
性を測定したところ、実施例1の素子No.実1−5と
同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得られ、本発
明の効果が実証された。
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図19に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整した以外は、実施例1の素子N
o.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反
射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電
極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
9)。作製した光起電力素子(素子No.実9)を実施
例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特
性を測定したところ、実施例1の素子No.実1−5と
同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得られ、本発
明の効果が実証された。
【0144】(実施例10) RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、B
F3(2000ppm)/H2ガスボンベに代えてH2ガ
スで1%に希釈されたB2H6ガス(以下「B2H6(1
%)/H2」と略記する)ボンベを用い、RFプラズマ
CVD法によるi型層の形成時にB2H6(1%)/H2
ガスを0.05sccm流す以外は、実施例1の素子N
o.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反
射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電
極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実1
0)。作製した光起電力素子(素子No.実10)を実
施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久
特性を測定したところ、実施例1の素子No.実1−5
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得られ、本
発明の効果が実証された。
F3(2000ppm)/H2ガスボンベに代えてH2ガ
スで1%に希釈されたB2H6ガス(以下「B2H6(1
%)/H2」と略記する)ボンベを用い、RFプラズマ
CVD法によるi型層の形成時にB2H6(1%)/H2
ガスを0.05sccm流す以外は、実施例1の素子N
o.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反
射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電
極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実1
0)。作製した光起電力素子(素子No.実10)を実
施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久
特性を測定したところ、実施例1の素子No.実1−5
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得られ、本
発明の効果が実証された。
【0145】(実施例11) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、NO/Heガスを図26に示す流量パターンに従っ
て各々マスフローコントローラー1029で調整した以
外は、実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件
で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を
作製した(素子No.実11)。
に、NO/Heガスを図26に示す流量パターンに従っ
て各々マスフローコントローラー1029で調整した以
外は、実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件
で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を
作製した(素子No.実11)。
【0146】作製した光起電力素子(素子No.実1
1)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子No.
実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得
られた。また、実施例11(素子No.実11)の光起
電力素子のN原子とO原子のi型層中における層厚方向
の分布を、二次イオン質量分析装置により分析した。そ
の結果を図27に示す。以上の結果より、本発明の効果
が実証された。
1)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子No.
実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得
られた。また、実施例11(素子No.実11)の光起
電力素子のN原子とO原子のi型層中における層厚方向
の分布を、二次イオン質量分析装置により分析した。そ
の結果を図27に示す。以上の結果より、本発明の効果
が実証された。
【0147】(実施例12) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図28に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整し、且つマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層を形成後RFプラズマCVD法による
i型層を表12に示す作製条件で作製した以外は実施例
1の素子No.実1−5と同じ条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実12)。作製した光起電力素子(素子No.実1
2)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子No.
実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が
得られ、本発明の効果が実証された。
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図28に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整し、且つマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層を形成後RFプラズマCVD法による
i型層を表12に示す作製条件で作製した以外は実施例
1の素子No.実1−5と同じ条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実12)。作製した光起電力素子(素子No.実1
2)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子No.
実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が
得られ、本発明の効果が実証された。
【0148】(実施例13) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、バイアス電源1011のRFバイアスを250mW
/cm3に、DCバイアスをRFカット用のコイルを介
して50Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1012に
印加した以外は、実施例9と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実13)。作製した光起電力素子(素子N
o.実13)を実施例9と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例9と同
様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、本発
明の効果が実証された。
に、バイアス電源1011のRFバイアスを250mW
/cm3に、DCバイアスをRFカット用のコイルを介
して50Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1012に
印加した以外は、実施例9と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実13)。作製した光起電力素子(素子N
o.実13)を実施例9と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例9と同
様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、本発
明の効果が実証された。
【0149】(実施例14) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、H2ガスボンベに代えて不図示のD2ガスボンベを用
い、D2ガスを300sccm流す以外は、実施例1の
素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実14)。
に、H2ガスボンベに代えて不図示のD2ガスボンベを用
い、D2ガスを300sccm流す以外は、実施例1の
素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実14)。
【0150】作製した光起電力素子(素子No.実1
4)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子No.
実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が
得られた。また、実施例14(素子No.実14)の光
起電力素子を、二次イオン質量分析装置により組成分析
したところ、i型層中にD原子が含有されていることが
確認され、本発明の効果が実証された。
4)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子No.
実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が
得られた。また、実施例14(素子No.実14)の光
起電力素子を、二次イオン質量分析装置により組成分析
したところ、i型層中にD原子が含有されていることが
確認され、本発明の効果が実証された。
【0151】(実施例15) n型層を作製する際に、バイアス電源1011のDCバ
イアスを、シャッター1013を開けると同時に、50
Vから80Vに一定の割合で変化させる以外は、実施例
1の素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、
反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実15)。作製した光起電力素子(素子No.実
15)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子N
o.実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特
性が得られ、本発明の効果が実証された。
イアスを、シャッター1013を開けると同時に、50
Vから80Vに一定の割合で変化させる以外は、実施例
1の素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、
反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実15)。作製した光起電力素子(素子No.実
15)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子N
o.実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特
性が得られ、本発明の効果が実証された。
【0152】(実施例16) 図12に示すRFプラズマCVD法による製造装置によ
り、実施例1のRFプラズマCVD法によるi型層と同
様な手順により、本発明の光起電力素子のn型層とp型
層を作製した。
り、実施例1のRFプラズマCVD法によるi型層と同
様な手順により、本発明の光起電力素子のn型層とp型
層を作製した。
【0153】n型層を作製するには、基板1104を加
熱ヒーター1105により350℃に加熱し、流出バル
ブ1042、1044、1045及び補助バルブ110
8を除々に開いて、H2ガス、PH3(1%)/H2ガ
ス、Si2H6ガスをガス導入管1103を通じて堆積室
1101内に流入させた。この時、H2ガス流量が50
sccm、PH3(1%)/H2ガス流量が5sccm、
Si2H6ガス流量が3sccmとなるように各々のマス
フローコントローラー1022、1024、1025で
調整した。堆積室1101内の圧力は、1Torrとな
るように真空計1106を見ながらコンダクタンスバル
ブ1107の開口を調整した。
熱ヒーター1105により350℃に加熱し、流出バル
ブ1042、1044、1045及び補助バルブ110
8を除々に開いて、H2ガス、PH3(1%)/H2ガ
ス、Si2H6ガスをガス導入管1103を通じて堆積室
1101内に流入させた。この時、H2ガス流量が50
sccm、PH3(1%)/H2ガス流量が5sccm、
Si2H6ガス流量が3sccmとなるように各々のマス
フローコントローラー1022、1024、1025で
調整した。堆積室1101内の圧力は、1Torrとな
るように真空計1106を見ながらコンダクタンスバル
ブ1107の開口を調整した。
【0154】その後、RF電源1111の電力を120
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、基板1104上にn型層の形成
を開始し、層厚10nmのn型層を形成したところでR
Fグロー放電を止め、流出バルブ1042、1044、
1045及び補助バルブ1108を閉じて、堆積室11
01内へのガス流入を止め、n型層の形成を終えた。
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、基板1104上にn型層の形成
を開始し、層厚10nmのn型層を形成したところでR
Fグロー放電を止め、流出バルブ1042、1044、
1045及び補助バルブ1108を閉じて、堆積室11
01内へのガス流入を止め、n型層の形成を終えた。
【0155】次に実施励の素子No.実1−5と同じ作
製条件でn型層上にRFプラズマCVD法によるi型層
を作製した。次に、堆積室1101よりRFプラズマC
VD法によるi型層を作製した基板1104を取り出
し、実施例1と同様なマイクロ波プラズマCVD法によ
る堆積装置1000に設置し、実施例1の素子No.実
1−5と同じ作製条件でRFプラズマCVD法によるi
型層上にマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作
製した。
製条件でn型層上にRFプラズマCVD法によるi型層
を作製した。次に、堆積室1101よりRFプラズマC
VD法によるi型層を作製した基板1104を取り出
し、実施例1と同様なマイクロ波プラズマCVD法によ
る堆積装置1000に設置し、実施例1の素子No.実
1−5と同じ作製条件でRFプラズマCVD法によるi
型層上にマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作
製した。
【0156】次に、堆積室1000よりマイクロ波プラ
ズマCVD法によるi型層を作製した基板1004を取
り出し、前述のRFプラズマCVD法による堆積装置1
100に設置し、マイクロ波プラズマCVD法によるi
型層上にp型層を作製した。p型層を作製するには、基
板1104を加熱ヒーター1105により200℃に加
熱し、流出バルブ1041〜1043及び1108を除
々に開いて、SiH4ガス、H2ガス、BF3(1%)/
H2ガスをガス導入管1103を通じて堆積室1101
内に流入させた。この時、SiH4ガス流量が0.5s
ccm、H2ガス流量が100sccm、BF3(1%)
/H2ガス流量が1sccmとなるように各々のマスフ
ローコントローラー1021〜1023で調整した。堆
積室1101内の圧力は、1Torrとなるように真空
計1106を見ながらコンダクタンスバルブ1107の
開口を調整した。
ズマCVD法によるi型層を作製した基板1004を取
り出し、前述のRFプラズマCVD法による堆積装置1
100に設置し、マイクロ波プラズマCVD法によるi
型層上にp型層を作製した。p型層を作製するには、基
板1104を加熱ヒーター1105により200℃に加
熱し、流出バルブ1041〜1043及び1108を除
々に開いて、SiH4ガス、H2ガス、BF3(1%)/
H2ガスをガス導入管1103を通じて堆積室1101
内に流入させた。この時、SiH4ガス流量が0.5s
ccm、H2ガス流量が100sccm、BF3(1%)
/H2ガス流量が1sccmとなるように各々のマスフ
ローコントローラー1021〜1023で調整した。堆
積室1101内の圧力は、1Torrとなるように真空
計1106を見ながらコンダクタンスバルブ1107の
開口を調整した。
【0157】その後、RF電源1111の電力を2W/
cm2に設定し、RFマッチングボックス1112を通
じてカソード1102にRF電力を導入し、RFグロー
放電を生起させ、i型層上にp型層の形成を開始し、層
厚5nmのp型層を形成したところでRFグロー放電を
止め、流出バルブ1041〜1043及び補助バルブ1
108を閉じて、堆積室1101内へのガス流入を止
め、p型層の形成を終えた。次に、p型層上に、実施例
1と同様に透明電極と集電電極を蒸着し、光起電力素子
を作製した(素子No.実16)。以上の、光起電力素
子の作製条件を表13に示す。
cm2に設定し、RFマッチングボックス1112を通
じてカソード1102にRF電力を導入し、RFグロー
放電を生起させ、i型層上にp型層の形成を開始し、層
厚5nmのp型層を形成したところでRFグロー放電を
止め、流出バルブ1041〜1043及び補助バルブ1
108を閉じて、堆積室1101内へのガス流入を止
め、p型層の形成を終えた。次に、p型層上に、実施例
1と同様に透明電極と集電電極を蒸着し、光起電力素子
を作製した(素子No.実16)。以上の、光起電力素
子の作製条件を表13に示す。
【0158】(比較例3) RFプラズマCVD法によるi型層を作製しない以外
は、実施例16と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.比
3)。
は、実施例16と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.比
3)。
【0159】作製した光起電力素子(素子No.実16
及び素子No.比3)を実施例1と同様な方法で、初期
特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結
果、素子No.比3の光起電力素子に対して、素子N
o.実16の光起電力素子は、初期特性の開放電圧が
1.04倍、曲線因子が1.03倍、低照度特性の光電
変換効率が1.08倍、耐久特性の光電変換効率の低下
が1.09倍優れており、本発明の効果が実証された。
及び素子No.比3)を実施例1と同様な方法で、初期
特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結
果、素子No.比3の光起電力素子に対して、素子N
o.実16の光起電力素子は、初期特性の開放電圧が
1.04倍、曲線因子が1.03倍、低照度特性の光電
変換効率が1.08倍、耐久特性の光電変換効率の低下
が1.09倍優れており、本発明の効果が実証された。
【0160】(実施例17) 表14に示す作製条件で、実施例1と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起
電力素子を作製した(素子No.実17)。
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起
電力素子を作製した(素子No.実17)。
【0161】(比較例4) 第1のRFプラズマCVD法によるi型層1及びi型層
2を作製しない以外は、実施例17と同じ作製条件で、
基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第1の
i型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型層、
第2のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力
素子を作製した(素子No.比4)。
2を作製しない以外は、実施例17と同じ作製条件で、
基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第1の
i型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型層、
第2のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力
素子を作製した(素子No.比4)。
【0162】以上のようにして作製した光起電力素子
(素子No.実17及び比4)を実施例1と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測
定の結果、素子No.比4の光起電力素子に対して、素
子No.実17の光起電力素子は、初期特性の開放電圧
が1.03倍、曲線因子が1.03倍、低照度特性の光
電変換効率が1.08倍、耐久特性の光電変換効率の低
下が1.10倍優れており、本発明の効果が実証され
た。
(素子No.実17及び比4)を実施例1と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測
定の結果、素子No.比4の光起電力素子に対して、素
子No.実17の光起電力素子は、初期特性の開放電圧
が1.03倍、曲線因子が1.03倍、低照度特性の光
電変換効率が1.08倍、耐久特性の光電変換効率の低
下が1.10倍優れており、本発明の効果が実証され
た。
【0163】(実施例18) 表15に示す作製条件で、実施例1と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、第3のn型層、第3のi型層、第3
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実18)。
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、第3のn型層、第3のi型層、第3
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実18)。
【0164】(比較例5) 第1のi型層及び第2のRFプラズマCVD法によるi
型層1及びi型層2を作製しない以外は、基板上に、反
射層、反射増加層、第1のn型層、第1のi型層、第1
のp型層、第2のn型層、第2のi型層、第2のp型
層、第3のn型層、第3のi型層、第3のp型層、透明
電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素
子No.比5)。
型層1及びi型層2を作製しない以外は、基板上に、反
射層、反射増加層、第1のn型層、第1のi型層、第1
のp型層、第2のn型層、第2のi型層、第2のp型
層、第3のn型層、第3のi型層、第3のp型層、透明
電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素
子No.比5)。
【0165】作製した光起電力素子(素子No.実18
及び比5)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照
度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.比5に対して、素子No.実18は、初期特性の開
放電圧が1.03倍、曲線因子が1.03倍、低照度特
性の光電変換効率が1.09倍、耐久特性の光電変換効
率の低下が1.07倍優れており、本発明の効果が実証
された。
及び比5)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照
度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.比5に対して、素子No.実18は、初期特性の開
放電圧が1.03倍、曲線因子が1.03倍、低照度特
性の光電変換効率が1.09倍、耐久特性の光電変換効
率の低下が1.07倍優れており、本発明の効果が実証
された。
【0166】(実施例19) 図13に示す多室分離型堆積装置により、本発明の光起
電力素子を作製した。図中1201及び1210はロー
ド、アンロード室、1202、1203、1205〜1
207及び1029は実施例16と同様なRFプラズマ
CVD法による各層の堆積室、1204及び1208は
実施例1と同様なマイクロ波プラズマCVD法による各
層の堆積室、1211〜1219は各室を隔てるゲート
バルブ、1221、1222、1224〜1226及び
1228はカソード電極、1223及び1227はマイ
クロ波の導波部及び誘電体窓である。
電力素子を作製した。図中1201及び1210はロー
ド、アンロード室、1202、1203、1205〜1
207及び1029は実施例16と同様なRFプラズマ
CVD法による各層の堆積室、1204及び1208は
実施例1と同様なマイクロ波プラズマCVD法による各
層の堆積室、1211〜1219は各室を隔てるゲート
バルブ、1221、1222、1224〜1226及び
1228はカソード電極、1223及び1227はマイ
クロ波の導波部及び誘電体窓である。
【0167】まず、基板をロード室1201に設置し、
ロード室1201内を真空排気した後に、ゲートバルブ
1211を開けて、基板を第1のn型層堆積室1202
に移動し、ゲートバルブ1211を閉じた。次に、実施
例17の第1のn型層と同じ条件で、基板上に第1のn
型層を作製した。次に、ゲートバルブ1212を開け
て、基板を第1のRFプラズマCVD法によるi型層堆
積室1203に移動し、ゲートバルブ1212を閉じ
た。次に、実施例17の第1のRFプラズマCVD法に
よるi型層1と同じ条件で、第1のn型層上に第1のR
FプラズマCVD法によるi型層1を作製した。次に、
ゲートバルブ1213を開けて、基板を第1のマイクロ
波プラズマCVD法によるi型層堆積室1204に移動
し、ゲートバルブ1213を閉じた。次に実施例17の
第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層と同じ
条件で、第1のRFプラズマCVD法によるi型層1上
に第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作
製した。 次に、ゲートバルブ1214を開けて、基板
を第1のRFプラズマCVD法によるi型層堆積室12
05に移動し、ゲートバルブ1214を閉じた。次に、
実施例17の第1のRFプラズマCVD法によるi型層
2と同じ条件で、第1のマイクロ波プラズマCVD法に
よるi型層上に第1のRFプラズマCVD法によるi型
層2を作製した。
ロード室1201内を真空排気した後に、ゲートバルブ
1211を開けて、基板を第1のn型層堆積室1202
に移動し、ゲートバルブ1211を閉じた。次に、実施
例17の第1のn型層と同じ条件で、基板上に第1のn
型層を作製した。次に、ゲートバルブ1212を開け
て、基板を第1のRFプラズマCVD法によるi型層堆
積室1203に移動し、ゲートバルブ1212を閉じ
た。次に、実施例17の第1のRFプラズマCVD法に
よるi型層1と同じ条件で、第1のn型層上に第1のR
FプラズマCVD法によるi型層1を作製した。次に、
ゲートバルブ1213を開けて、基板を第1のマイクロ
波プラズマCVD法によるi型層堆積室1204に移動
し、ゲートバルブ1213を閉じた。次に実施例17の
第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層と同じ
条件で、第1のRFプラズマCVD法によるi型層1上
に第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作
製した。 次に、ゲートバルブ1214を開けて、基板
を第1のRFプラズマCVD法によるi型層堆積室12
05に移動し、ゲートバルブ1214を閉じた。次に、
実施例17の第1のRFプラズマCVD法によるi型層
2と同じ条件で、第1のマイクロ波プラズマCVD法に
よるi型層上に第1のRFプラズマCVD法によるi型
層2を作製した。
【0168】ゲートバルブ1215を開けて、基板を第
1のp型層堆積室1206に移動し、ゲートバルブ12
15を閉じた。次に、実施例17の第1のp型層と同じ
条件で、第1のRFプラズマCVD法によるi型層2上
に第1のp型層を作製した。次に、ゲートバルブ121
6を開けて、基板を第2のn型層堆積室1207に移動
し、ゲートバルブ1216を閉じた。次に、実施例17
の第2のn型層と同じ条件で、第1のp型層上に第2の
n型層を作製した。次に、ゲートバルブ1217を開け
て、基板を第2のi型層堆積室1208に移動し、ゲー
トバルブ1217を閉じた。次に、実施例17の第2の
i型層と同じ条件で、第2のn型層上に第2のi型層を
作製した。次に、ゲートバルブ1218を開けて、基板
を第2のp型層堆積室1209に移動し、ゲートバルブ
1218を閉じた。次に、実施例17の第2のp型層と
同じ条件で、第2のi型層上に第2のp型層を作製し
た。次に、ゲートバルブ1219を開けて、基板をアン
ロード室1210に移動し、ゲートバルブ1219を閉
じ、アンロード室1210より基板を取りだし、光起電
力素子の作製した(素子No.実19)。
1のp型層堆積室1206に移動し、ゲートバルブ12
15を閉じた。次に、実施例17の第1のp型層と同じ
条件で、第1のRFプラズマCVD法によるi型層2上
に第1のp型層を作製した。次に、ゲートバルブ121
6を開けて、基板を第2のn型層堆積室1207に移動
し、ゲートバルブ1216を閉じた。次に、実施例17
の第2のn型層と同じ条件で、第1のp型層上に第2の
n型層を作製した。次に、ゲートバルブ1217を開け
て、基板を第2のi型層堆積室1208に移動し、ゲー
トバルブ1217を閉じた。次に、実施例17の第2の
i型層と同じ条件で、第2のn型層上に第2のi型層を
作製した。次に、ゲートバルブ1218を開けて、基板
を第2のp型層堆積室1209に移動し、ゲートバルブ
1218を閉じた。次に、実施例17の第2のp型層と
同じ条件で、第2のi型層上に第2のp型層を作製し
た。次に、ゲートバルブ1219を開けて、基板をアン
ロード室1210に移動し、ゲートバルブ1219を閉
じ、アンロード室1210より基板を取りだし、光起電
力素子の作製した(素子No.実19)。
【0169】作製した光起電力素子(素子No.実1
9)の実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定した。測定の結果、実施例17(素
子No.実17)の光起電力素子に対して、実施例19
(素子No.実19)の光起電力素子は、初期特性の開
放電圧が1.01倍、曲線因子が1.02倍、低照度特
性の光電変換効率が1.03倍、耐久特性の光電変換効
率の低下が1.02倍優れており、本発明の光起電力素
子を多室分離型堆積装置で作製することにより、より一
層優れた特性を有する光起電力素子が得られることが判
明し、本発明の効果が実証された。
9)の実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定した。測定の結果、実施例17(素
子No.実17)の光起電力素子に対して、実施例19
(素子No.実19)の光起電力素子は、初期特性の開
放電圧が1.01倍、曲線因子が1.02倍、低照度特
性の光電変換効率が1.03倍、耐久特性の光電変換効
率の低下が1.02倍優れており、本発明の光起電力素
子を多室分離型堆積装置で作製することにより、より一
層優れた特性を有する光起電力素子が得られることが判
明し、本発明の効果が実証された。
【0170】(実施例20) 実施例17と同じ作製条件で、光起電力素子を作製し、
これを用いて、太陽電池モジュールを作製し、図21に
示すような回路構成の車載換気ファンを作った。図21
において、自動車のボンネットに張り付けた太陽電池モ
ジュール9101で発生した電力は、逆流防止ダイオー
ド9102を経て、2次電池9104に充電される。9
103は、過充電防止用ダイオードである。太陽電池モ
ジュール9101及び2次電池9104からの電力は、
換気ファンのモーター9105に供給される。
これを用いて、太陽電池モジュールを作製し、図21に
示すような回路構成の車載換気ファンを作った。図21
において、自動車のボンネットに張り付けた太陽電池モ
ジュール9101で発生した電力は、逆流防止ダイオー
ド9102を経て、2次電池9104に充電される。9
103は、過充電防止用ダイオードである。太陽電池モ
ジュール9101及び2次電池9104からの電力は、
換気ファンのモーター9105に供給される。
【0171】(比較例6) 比較例として素子No.比4と同じ作製条件で、光起電
力素子を作製し、これを用いて、実施例21と同様な車
載換気ファンを作った。実施例20と比較例6で作製し
た車載換気ファンを取り付けた自動車を、エンジンを回
転させたアイドリング状態で168時間放置し、その後
晴天下でエンジンを止めて換気ファン稼働させた状態で
放置し、自動車室内の温度を測定した。その結果、比較
例6の車載冷却ファンに対して、実施例20の車載冷却
ファンは、室内の温度が3度低く、本発明による発電シ
ステムの効果が実証された。
力素子を作製し、これを用いて、実施例21と同様な車
載換気ファンを作った。実施例20と比較例6で作製し
た車載換気ファンを取り付けた自動車を、エンジンを回
転させたアイドリング状態で168時間放置し、その後
晴天下でエンジンを止めて換気ファン稼働させた状態で
放置し、自動車室内の温度を測定した。その結果、比較
例6の車載冷却ファンに対して、実施例20の車載冷却
ファンは、室内の温度が3度低く、本発明による発電シ
ステムの効果が実証された。
【0172】(実施例21) 図11に示す原料ガス供給装置1020と堆積装置10
00からなるマイクロ波プラズマCVD法による製造装
置及び図12に示す原料ガス供給装置1020と堆積装
置1100とからなるRFプラズマCVD法による製造
装置により、本発明の光起電力素子を作製した。本実施
例では、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層にB
とP原子をドーピングした。
00からなるマイクロ波プラズマCVD法による製造装
置及び図12に示す原料ガス供給装置1020と堆積装
置1100とからなるRFプラズマCVD法による製造
装置により、本発明の光起電力素子を作製した。本実施
例では、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層にB
とP原子をドーピングした。
【0173】実施例1の素子No.実1−5と同じ作製
条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層を形成
し、続いて次のようにしてRFプラズマCVD法及びマ
イクロ波プラズマCVD法によるi型層の成膜を行っ
た。基板1004を堆積室1001より取り出し、図4
−2に示すRFプラズマCVD法による堆積装置110
0の堆積室1101に設置し、RFプラズマCVD法に
よるi型層を作製した。
条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層を形成
し、続いて次のようにしてRFプラズマCVD法及びマ
イクロ波プラズマCVD法によるi型層の成膜を行っ
た。基板1004を堆積室1001より取り出し、図4
−2に示すRFプラズマCVD法による堆積装置110
0の堆積室1101に設置し、RFプラズマCVD法に
よるi型層を作製した。
【0174】RFプラズマCVD法によるi型層を作製
するには、基板1104を加熱ヒーター1105により
350℃に加熱し、流出バルブ1041、1042、1
047、1048及び補助バルブ1108を徐々に開い
て、SiH4ガス、H2ガス、BF3(2000ppm)
/H2ガス、PH3(2000ppm)/H2をガスをガ
ス導入管1103を通じて堆積室1101内に流入させ
た。この時、SiH4ガス流量が8sccm、H2ガス流
量が100sccm、BF3(2000ppm)/H2ガ
ス流量0.04sccm、PH3(2000ppm)/
H2ガス流量1sccmとなるように各々のマスフロー
コントローラー1021、1022、1027、102
8調整した。堆積室1101内の圧力は、0.5Tor
rとなるように真空計1106を見ながらコンダクタン
スバルブ1107の開口を調整した。
するには、基板1104を加熱ヒーター1105により
350℃に加熱し、流出バルブ1041、1042、1
047、1048及び補助バルブ1108を徐々に開い
て、SiH4ガス、H2ガス、BF3(2000ppm)
/H2ガス、PH3(2000ppm)/H2をガスをガ
ス導入管1103を通じて堆積室1101内に流入させ
た。この時、SiH4ガス流量が8sccm、H2ガス流
量が100sccm、BF3(2000ppm)/H2ガ
ス流量0.04sccm、PH3(2000ppm)/
H2ガス流量1sccmとなるように各々のマスフロー
コントローラー1021、1022、1027、102
8調整した。堆積室1101内の圧力は、0.5Tor
rとなるように真空計1106を見ながらコンダクタン
スバルブ1107の開口を調整した。
【0175】その後、RF電源1111の電力を120
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、n型層上にRFプラズマCVD
法によるi型層の作製を開始し、層厚10nmのi型層
を作製したところで、RFグロー放電を止め、流出バル
ブ1041、1042及び補助バルブ1108を閉じ
て、堆積室1101内へのガス流入を止めi型層の作製
を終えた。
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、n型層上にRFプラズマCVD
法によるi型層の作製を開始し、層厚10nmのi型層
を作製したところで、RFグロー放電を止め、流出バル
ブ1041、1042及び補助バルブ1108を閉じ
て、堆積室1101内へのガス流入を止めi型層の作製
を終えた。
【0176】次に基板1104を堆積室1101より取
り出し、図11に示すマイクロ波プラズマCVD法によ
る堆積装置1000の堆積室1001に設置し、マイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層を作製した。マイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層を作製するには、基
板1004を加熱ヒーター1005により350℃に加
熱し、流出バルブ1041、1042、1046〜10
48及び補助バルブ1008を徐々に開いて、SiH4
ガス、H2ガス、GeH4ガス、BF3(2000pp
m)/H2ガス、PH3(2000ppm)/H2をガス
導入管1003を通じて堆積室1001内に流入させ
た。 この時、SiH4ガス流量が200sccm、H2
ガス流量が500sccm、GeH4ガス流量が1sc
cm、BF3(2000ppm)/H2ガス流量0.2s
ccm、PH3(2000ppm)/H2ガス流量0.1
sccmとなるように各々のマスフローコントローラー
1021、1022、1026〜1028調整した。堆
積室1001内の圧力は、表16に示す値になるように
真空計1006を見ながらコンダクタンスバルブ100
7の開口を調整した。
り出し、図11に示すマイクロ波プラズマCVD法によ
る堆積装置1000の堆積室1001に設置し、マイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層を作製した。マイク
ロ波プラズマCVD法によるi型層を作製するには、基
板1004を加熱ヒーター1005により350℃に加
熱し、流出バルブ1041、1042、1046〜10
48及び補助バルブ1008を徐々に開いて、SiH4
ガス、H2ガス、GeH4ガス、BF3(2000pp
m)/H2ガス、PH3(2000ppm)/H2をガス
導入管1003を通じて堆積室1001内に流入させ
た。 この時、SiH4ガス流量が200sccm、H2
ガス流量が500sccm、GeH4ガス流量が1sc
cm、BF3(2000ppm)/H2ガス流量0.2s
ccm、PH3(2000ppm)/H2ガス流量0.1
sccmとなるように各々のマスフローコントローラー
1021、1022、1026〜1028調整した。堆
積室1001内の圧力は、表16に示す値になるように
真空計1006を見ながらコンダクタンスバルブ100
7の開口を調整した。
【0177】次に、シャッター1013を閉じ、不図示
のマイクロ波電源の電力を170mW/cm3に設定
し、不図示の導波管、導波部1010及び誘電体窓10
02を通じて堆積室1001内にマイクロ波電力を導入
し、マイクロ波グロー放電を生起させ、バイアス電源1
011のRFバイアスを350mW/cm3に、DCバ
イアスをRFカット用のコイルを介して0Vにそれぞれ
設定して、バイアス棒1012に印加した。その後、シ
ャッター1013を開けて、RFプラズマCVD法によ
るi型層上にマイクロ波プラズマCVD法によるi型層
の作製を開始し、同時に、SiH4ガス流量及びGeH4
ガス流量を、図14に示す流量パターンに従ってマスフ
ローコントローラー1021、1026で調整し、層厚
300nmのi型層を作製したところで、シャッター1
013を閉じ、バイアス電源1011の出力を切り、マ
イクロ波グロー放電を止め、流出バルブ1041、10
42、1046及び補助バルブ1008を閉じて、堆積
室1001内へのガス流入を止めた。
のマイクロ波電源の電力を170mW/cm3に設定
し、不図示の導波管、導波部1010及び誘電体窓10
02を通じて堆積室1001内にマイクロ波電力を導入
し、マイクロ波グロー放電を生起させ、バイアス電源1
011のRFバイアスを350mW/cm3に、DCバ
イアスをRFカット用のコイルを介して0Vにそれぞれ
設定して、バイアス棒1012に印加した。その後、シ
ャッター1013を開けて、RFプラズマCVD法によ
るi型層上にマイクロ波プラズマCVD法によるi型層
の作製を開始し、同時に、SiH4ガス流量及びGeH4
ガス流量を、図14に示す流量パターンに従ってマスフ
ローコントローラー1021、1026で調整し、層厚
300nmのi型層を作製したところで、シャッター1
013を閉じ、バイアス電源1011の出力を切り、マ
イクロ波グロー放電を止め、流出バルブ1041、10
42、1046及び補助バルブ1008を閉じて、堆積
室1001内へのガス流入を止めた。
【0178】続いて、実施例1と同条件でRFプラズマ
CVD法によるi型層上にp型層を作製した。更に、p
型層上に、透明電極として、ITO(In2O3+SnO
2)薄膜を70μm、更に集電電極として、アルミニウム
(Al)薄膜を2μm真空蒸着し、光起電力素子を作製
した(素子No.実21−1〜7、比7−1)。作製し
た光起電力素子(素子No.実21−1〜7及び素子N
o.比7−1)の初期特性、低照度特性及び耐久特性の
測定を行なった。結果を表16に示す。
CVD法によるi型層上にp型層を作製した。更に、p
型層上に、透明電極として、ITO(In2O3+SnO
2)薄膜を70μm、更に集電電極として、アルミニウム
(Al)薄膜を2μm真空蒸着し、光起電力素子を作製
した(素子No.実21−1〜7、比7−1)。作製し
た光起電力素子(素子No.実21−1〜7及び素子N
o.比7−1)の初期特性、低照度特性及び耐久特性の
測定を行なった。結果を表16に示す。
【0179】表16から分かる通り、マイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層を堆積室1001内の圧力が5
0mTorr以下で作製することにより、優れた特性の
光起電力素子が得られることが判明した。また、バリウ
ム硼珪酸ガラス(コーニング(株)製7059)基板を
用い、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量及びマイク
ロ波電力を表3に示す値とした以外は、素子No.実2
1−5のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層と同
じ作製条件で、シャッター1013を2分間開けて基板
上にマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製
し、層厚により原料ガスの分解効率を求めたところ、表
3と同様な結果となった。
マCVD法によるi型層を堆積室1001内の圧力が5
0mTorr以下で作製することにより、優れた特性の
光起電力素子が得られることが判明した。また、バリウ
ム硼珪酸ガラス(コーニング(株)製7059)基板を
用い、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量及びマイク
ロ波電力を表3に示す値とした以外は、素子No.実2
1−5のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層と同
じ作製条件で、シャッター1013を2分間開けて基板
上にマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製
し、層厚により原料ガスの分解効率を求めたところ、表
3と同様な結果となった。
【0180】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、マイクロ波電源の電力を表17
に示す値とした以外は、素子No.実21−5の光起電
力素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形
成し、光起電力素子を作製した(素子No.実21−8
〜10及び7−2〜3)。
i型層を作製する際に、マイクロ波電源の電力を表17
に示す値とした以外は、素子No.実21−5の光起電
力素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形
成し、光起電力素子を作製した(素子No.実21−8
〜10及び7−2〜3)。
【0181】作製した光起電力素子(素子No.実21
−8〜10及び7−2〜3)を素子No.実21−5と
同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定
した。測定の結果を表17に示す。表17から分かると
おり、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーで原料ガス
を分解することにより、優れた特性の光起電力素子が得
られることが判明した。
−8〜10及び7−2〜3)を素子No.実21−5と
同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定
した。測定の結果を表17に示す。表17から分かると
おり、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーで原料ガス
を分解することにより、優れた特性の光起電力素子が得
られることが判明した。
【0182】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、RFバイアスを表18に示す値
とした以外は、素子No.実21−5の光起電力素子と
同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光
起電力素子を作製した(素子No.実21−11〜14
及び7−4)。
i型層を作製する際に、RFバイアスを表18に示す値
とした以外は、素子No.実21−5の光起電力素子と
同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光
起電力素子を作製した(素子No.実21−11〜14
及び7−4)。
【0183】作製した光起電力素子(素子No.実21
−11〜14及び7−4)を素子No.実21−5と同
様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。測定の結果を表18に示す。表18から分かる通
り、マイクロ波エネルギーより高いRFエネルギーを原
料ガスに作用させることにより、優れた特性の光起電力
素子が得られることが判明した。
−11〜14及び7−4)を素子No.実21−5と同
様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。測定の結果を表18に示す。表18から分かる通
り、マイクロ波エネルギーより高いRFエネルギーを原
料ガスに作用させることにより、優れた特性の光起電力
素子が得られることが判明した。
【0184】次に、ステンレス基板とバリウム硼珪酸ガ
ラス(コーニング(株)製7059)基板を用い、Si
H4ガス流量及びGeH4ガス流量を表6に示す値とした
以外は、素子No.実21−5のマイクロ波プラズマC
VD法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にi型層
を1μm作製して物性測定用サンプルを作製した。更
に、バリウム硼珪酸ガラス(コーニング(株)製705
9)基板を用い、素子No.実21−5のRFプラズマ
CVD法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にi型
層を1μm作製して物性測定用サンプルを作製した。
ラス(コーニング(株)製7059)基板を用い、Si
H4ガス流量及びGeH4ガス流量を表6に示す値とした
以外は、素子No.実21−5のマイクロ波プラズマC
VD法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にi型層
を1μm作製して物性測定用サンプルを作製した。更
に、バリウム硼珪酸ガラス(コーニング(株)製705
9)基板を用い、素子No.実21−5のRFプラズマ
CVD法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にi型
層を1μm作製して物性測定用サンプルを作製した。
【0185】作製した物性測定用サンプルのバンドギャ
ップと組成の分析を行い、Si原子とGe原子の組成比
と、バンドギャップの関係を求めたところ表6と同じ結
果が得られた。次に、マイクロ波プラズマCVD法によ
るi型層を作製する際に、SiH4ガス流量及びGeH4
ガス流量を図15に示す流量パターンに従ってマスフロ
ーコントローラー1021、1026で調整した以外
は、素子No.実21−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.比7−5)。
ップと組成の分析を行い、Si原子とGe原子の組成比
と、バンドギャップの関係を求めたところ表6と同じ結
果が得られた。次に、マイクロ波プラズマCVD法によ
るi型層を作製する際に、SiH4ガス流量及びGeH4
ガス流量を図15に示す流量パターンに従ってマスフロ
ーコントローラー1021、1026で調整した以外
は、素子No.実21−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.比7−5)。
【0186】作製した光起電力素子(素子No.比7−
5)を素子No.実21−5と同様な方法で、初期特
性、低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果、素
子No.比7−5に対し、素子No.実21−5は初期
特性の開放電圧が1.02倍、曲線因子が1.03倍、
低照度特性が1.09倍、耐久特性が1.07倍優れて
いた。
5)を素子No.実21−5と同様な方法で、初期特
性、低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果、素
子No.比7−5に対し、素子No.実21−5は初期
特性の開放電圧が1.02倍、曲線因子が1.03倍、
低照度特性が1.09倍、耐久特性が1.07倍優れて
いた。
【0187】更に、素子No.実21−5と素子No.
比7−5のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層に
おけるSi原子とGe原子の層厚方向の組成分析を、前
記組成分析と同様な方法でおこなったところ、素子N
o.実21−5の光起電力素子では、バンドギャップの
極小値の位置がi型層の中央の位置よりp型層とi型層
の界面方向に片寄っており、素子No.比7−5の光起
電力素子では、バンドギャップの極小値の位置がi型層
の中央の位置よりn型層とi型層の界面方向に片寄って
いることが分かった。
比7−5のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層に
おけるSi原子とGe原子の層厚方向の組成分析を、前
記組成分析と同様な方法でおこなったところ、素子N
o.実21−5の光起電力素子では、バンドギャップの
極小値の位置がi型層の中央の位置よりp型層とi型層
の界面方向に片寄っており、素子No.比7−5の光起
電力素子では、バンドギャップの極小値の位置がi型層
の中央の位置よりn型層とi型層の界面方向に片寄って
いることが分かった。
【0188】比較のため、マイクロ波プラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、BF3(2000pp
m)/H2及びPH3(2000ppm)/H2を流さな
い以外は、素子No.実21−5の光起電力素子と同じ
作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力
素子を作製した(素子No.実21−15)。
によるi型層を作製する際に、BF3(2000pp
m)/H2及びPH3(2000ppm)/H2を流さな
い以外は、素子No.実21−5の光起電力素子と同じ
作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力
素子を作製した(素子No.実21−15)。
【0189】作製した光起電力素子(素子No.実21
ー15)を素子No.実21−5と同様な方法で、初期
特性、低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果、
素子No.実21−15に対し、素子No.実21−5
は初期特性の開放電圧が1.02倍、曲線因子が1.0
3倍、低照度特性が1.09倍、耐久特性が1.07倍
優れていた。
ー15)を素子No.実21−5と同様な方法で、初期
特性、低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果、
素子No.実21−15に対し、素子No.実21−5
は初期特性の開放電圧が1.02倍、曲線因子が1.0
3倍、低照度特性が1.09倍、耐久特性が1.07倍
優れていた。
【0190】また、素子No.実21−5の光起電力素
子を、二次イオン質量分析装置により組成分析したとこ
ろ、該i型層中にB及びP原子が含有されていることが
確認された。RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、SiH4ガス流量とRF放電電力を表19に
示す値とした以外は、素子No.実21−5の光起電力
素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成
し、光起電力素子を作製した(素子No.実21−16
〜20及び比7−6)。
子を、二次イオン質量分析装置により組成分析したとこ
ろ、該i型層中にB及びP原子が含有されていることが
確認された。RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、SiH4ガス流量とRF放電電力を表19に
示す値とした以外は、素子No.実21−5の光起電力
素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成
し、光起電力素子を作製した(素子No.実21−16
〜20及び比7−6)。
【0191】作製した光起電力素子(素子No.実21
−16〜20及び比7−6)を素子No.実21−5と
同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定
した。その結果を表19に示す。表19から分かる通
り、RFプラズマCVD法によるi型層の堆積速度を2
nm/sec以下で作製することにより、優れた特性の
光起電力素子が得られることが判明した。
−16〜20及び比7−6)を素子No.実21−5と
同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定
した。その結果を表19に示す。表19から分かる通
り、RFプラズマCVD法によるi型層の堆積速度を2
nm/sec以下で作製することにより、優れた特性の
光起電力素子が得られることが判明した。
【0192】RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、該i型層の層厚を表20に示す値とした以外
は、素子No.実21−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.実21−21〜23及び比7−7
〜8)。
する際に、該i型層の層厚を表20に示す値とした以外
は、素子No.実21−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.実21−21〜23及び比7−7
〜8)。
【0193】作製した光起電力素子(素子No.実21
−21〜23及び比7−7〜8)を素子No.実21−
5と同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を
測定した。測定の結果を表20に示す。表20から分か
る通り、層厚が30nm以下のRFプラズマCVD法に
よるi型層を設けた光起電力素子(素子No.実21−
21〜23)が優れた特性を有することが判明した。
−21〜23及び比7−7〜8)を素子No.実21−
5と同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を
測定した。測定の結果を表20に示す。表20から分か
る通り、層厚が30nm以下のRFプラズマCVD法に
よるi型層を設けた光起電力素子(素子No.実21−
21〜23)が優れた特性を有することが判明した。
【0194】次に、RFプラズマCVD法によるi型層
を作製する際に、RF放電電力を表21に示す値とした
以外は、素子No.実21−5の光起電力素子と同じ作
製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素
子を作製した(素子No.実21−24〜27)。作製
した光起電力素子(素子No.実21−24〜27)を
素子No.実21−5と同様な方法で、初期特性、低照
度特性、耐久特性を測定した。測定の結果を表21に示
す。表21から分かる通り、赤外吸収スペクトルの20
00cm-1のピークにおける、半値幅をピーク高さで割
った値が、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層寄
りRFプラズマCVD法によるi型層の方が大きい光起
電力素子が優れた特性を有することが判明した。
を作製する際に、RF放電電力を表21に示す値とした
以外は、素子No.実21−5の光起電力素子と同じ作
製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素
子を作製した(素子No.実21−24〜27)。作製
した光起電力素子(素子No.実21−24〜27)を
素子No.実21−5と同様な方法で、初期特性、低照
度特性、耐久特性を測定した。測定の結果を表21に示
す。表21から分かる通り、赤外吸収スペクトルの20
00cm-1のピークにおける、半値幅をピーク高さで割
った値が、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層寄
りRFプラズマCVD法によるi型層の方が大きい光起
電力素子が優れた特性を有することが判明した。
【0195】以上の測定結果より、本発明のマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層を内圧50mTorr以
下で、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーとマイクロ
波エネルギーよりも高いRFエネルギーとを原料ガスに
作用させて形成し、層厚方向にバンドギャップがなめら
かに変化し、バンドギャップの極小値の位置がi型層の
中央の位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄り、i
型層中にドナー及びアクセプターとなる価電子制御剤が
ドープされ、RFプラズマCVD法によるi型層を2n
m/sec以下の堆積速度で、30nm以下の層厚形成
した光起電力素子が、従来の光起電力素子に対して、優
れた特性を有することが判明し、本発明の効果が実証さ
れた。
プラズマCVD法によるi型層を内圧50mTorr以
下で、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーとマイクロ
波エネルギーよりも高いRFエネルギーとを原料ガスに
作用させて形成し、層厚方向にバンドギャップがなめら
かに変化し、バンドギャップの極小値の位置がi型層の
中央の位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄り、i
型層中にドナー及びアクセプターとなる価電子制御剤が
ドープされ、RFプラズマCVD法によるi型層を2n
m/sec以下の堆積速度で、30nm以下の層厚形成
した光起電力素子が、従来の光起電力素子に対して、優
れた特性を有することが判明し、本発明の効果が実証さ
れた。
【0196】(実施例22) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、実施例1
と同様に図14に示す流量パターンに従ってマスフロー
コントローラー1021、1026で調整した後に、S
iH4ガス流量を200sccm、GeH4ガス流量を1
sccmに維持し、バンドギャップ最大値の領域を表2
2に示す層厚となるように作製した以外は、実施例21
の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、
反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実22−1〜8)。
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、実施例1
と同様に図14に示す流量パターンに従ってマスフロー
コントローラー1021、1026で調整した後に、S
iH4ガス流量を200sccm、GeH4ガス流量を1
sccmに維持し、バンドギャップ最大値の領域を表2
2に示す層厚となるように作製した以外は、実施例21
の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、
反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実22−1〜8)。
【0197】作製した光起電力素子(素子No.実22
−1〜8)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。その結果を表22に
示す。表22から分かる通り、本発明のバンドギャップ
最大値の領域の層厚が1〜30nmである光起電力素子
(素子No.実22−1〜7)が優れた特性を有するこ
とが判明し、本発明の効果が実証された。
−1〜8)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。その結果を表22に
示す。表22から分かる通り、本発明のバンドギャップ
最大値の領域の層厚が1〜30nmである光起電力素子
(素子No.実22−1〜7)が優れた特性を有するこ
とが判明し、本発明の効果が実証された。
【0198】(実施例23) マイクロ波プラズマCVD法に及びRFプラズマCVD
法によるi型層を作製する際に、PH3(2000pp
m)/H2ガスボンベに代えてAsH3/H2ガスボンベ
を用い、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層では
AsH3/H2ガスを0.2sccm、RFプラズマCV
D法によるi型層では0.5sccm流す以外は、実施
例21の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板
上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、
透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実23)。実施例23(素子No.実2
3)で作製した光起電力素子を実施例21と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定したとこ
ろ、素子No.実21−5と同様な初期特性、低照度特
性及び耐久特性が得られた。
法によるi型層を作製する際に、PH3(2000pp
m)/H2ガスボンベに代えてAsH3/H2ガスボンベ
を用い、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層では
AsH3/H2ガスを0.2sccm、RFプラズマCV
D法によるi型層では0.5sccm流す以外は、実施
例21の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板
上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、
透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実23)。実施例23(素子No.実2
3)で作製した光起電力素子を実施例21と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定したとこ
ろ、素子No.実21−5と同様な初期特性、低照度特
性及び耐久特性が得られた。
【0199】(実施例24) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、BF3(2000ppm)/H2ガス流量を図32に
示す流量パターンで、PH3(2000ppm)/H2ガ
ス流量を図33に示す流量パターンに従って、各々マス
フローコントローラー1027、1028を調節し、R
FプラズマCVD法によるi型層を作製する際にBF3
(2000ppm)/H2ガス流量を0.06scc
m、PH3(2000ppm)/H2ガス流量を2scc
mとした、実施例21の素子No.実21−5と同じ作
製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力
素子を作製した(素子No.実24)。
に、BF3(2000ppm)/H2ガス流量を図32に
示す流量パターンで、PH3(2000ppm)/H2ガ
ス流量を図33に示す流量パターンに従って、各々マス
フローコントローラー1027、1028を調節し、R
FプラズマCVD法によるi型層を作製する際にBF3
(2000ppm)/H2ガス流量を0.06scc
m、PH3(2000ppm)/H2ガス流量を2scc
mとした、実施例21の素子No.実21−5と同じ作
製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力
素子を作製した(素子No.実24)。
【0200】実施例24(素子No.実24)で作製し
た光起電力素子を実施例21と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、素子N
o.実21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
特性が得られた。また、実施例24(素子No.実2
4)の光起電力素子のi型層中のB及びP原子の分布を
二次イオン質量分析装置により分析した。結果を図34
及び図35に示す。以上の結果より、本発明の効果が実
証された。
た光起電力素子を実施例21と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、素子N
o.実21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
特性が得られた。また、実施例24(素子No.実2
4)の光起電力素子のi型層中のB及びP原子の分布を
二次イオン質量分析装置により分析した。結果を図34
及び図35に示す。以上の結果より、本発明の効果が実
証された。
【0201】(実施例25) マイクロ波プラズマCVD法及びRFプラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、NO/Heガスボンベ1
079を用い、NO/Heガス流量をマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層では0.5sccm、RFプラ
ズマCVD法によるi型層では0.05sccm流した
以外は、実施例21の素子No.実21−5と同じ作製
条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素
子を作製した(素子No.実25)。
によるi型層を作製する際に、NO/Heガスボンベ1
079を用い、NO/Heガス流量をマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層では0.5sccm、RFプラ
ズマCVD法によるi型層では0.05sccm流した
以外は、実施例21の素子No.実21−5と同じ作製
条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素
子を作製した(素子No.実25)。
【0202】作製した光起電力素子(素子No.実2
5)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実21−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例25の光起電力素子を二次イオン質量
分析装置により組成分析したところ、i型層中にO及び
N原子が確認された。
5)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実21−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例25の光起電力素子を二次イオン質量
分析装置により組成分析したところ、i型層中にO及び
N原子が確認された。
【0203】(実施例26) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、Si2H6ガスボンベを用い、Si2H6ガス流量を4
0sccmとし、SiH4ガス流量を図17に示す流量
パターンに従ってマスフローコントローラー1021で
調整した以外は、実施例21の素子No.実21−5と
同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光
起電力素子を作製した(素子No.実26)。
に、Si2H6ガスボンベを用い、Si2H6ガス流量を4
0sccmとし、SiH4ガス流量を図17に示す流量
パターンに従ってマスフローコントローラー1021で
調整した以外は、実施例21の素子No.実21−5と
同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光
起電力素子を作製した(素子No.実26)。
【0204】作製した光起電力素子(素子No.実2
6)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実21−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例26(素子No.実26)の光起電力
素子のSi原子と水素原子のi型層中における層厚方向
の分布を、二次イオン質量分析装置(CAMECA製
IMS−3F)により分析したところ、図18と同様な
傾向を示した。以上の結果より、水素原子の含有量がS
i原子の含有量に対応して変化している光起電力素子が
優れた特性を有することが判明し、本発明の効果が実証
された。
6)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実21−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例26(素子No.実26)の光起電力
素子のSi原子と水素原子のi型層中における層厚方向
の分布を、二次イオン質量分析装置(CAMECA製
IMS−3F)により分析したところ、図18と同様な
傾向を示した。以上の結果より、水素原子の含有量がS
i原子の含有量に対応して変化している光起電力素子が
優れた特性を有することが判明し、本発明の効果が実証
された。
【0205】(実施例27) 原料ガス供給装置1020における、SiH4ガスとG
eH4ガスの混合するポイントと堆積室1001との間
の距離を表23に示す値とした以外は、実施例21の素
子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実27−1〜5)。
eH4ガスの混合するポイントと堆積室1001との間
の距離を表23に示す値とした以外は、実施例21の素
子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実27−1〜5)。
【0206】作製した光起電力素子(素子No.実27
−1〜5)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果を表23
に示す。表23から分かる通り、SiH4ガスとGeH4
ガスの混合するポイントと堆積室1001との間の距離
を5m以下とすることにより、一層良好な特性の光起電
力素子が得られることが判明した。
−1〜5)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果を表23
に示す。表23から分かる通り、SiH4ガスとGeH4
ガスの混合するポイントと堆積室1001との間の距離
を5m以下とすることにより、一層良好な特性の光起電
力素子が得られることが判明した。
【0207】(実施例28) 実施例21の素子No.実21−5及び21−15と同
じ作製条件で、光起電力素子を作製し、これを用いて、
太陽電池モジュールを作製し、図21に示すような回路
構成のアナログ時計を作った。作製したアナログ時計を
室内の壁に設置したところ、素子No.実21−15を
用いたアナログ時計に比べ素子No.実21−5を用い
たアナログ時計は一層優れた性能を示した。
じ作製条件で、光起電力素子を作製し、これを用いて、
太陽電池モジュールを作製し、図21に示すような回路
構成のアナログ時計を作った。作製したアナログ時計を
室内の壁に設置したところ、素子No.実21−15を
用いたアナログ時計に比べ素子No.実21−5を用い
たアナログ時計は一層優れた性能を示した。
【0208】(実施例29) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図19に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整した以外は、実施例21の素子N
o.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
29)。作製した光起電力素子(素子No.実29)を
実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定したところ、実施例21の素子No.実
21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得
られ、本発明の効果が実証された。
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図19に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整した以外は、実施例21の素子N
o.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
29)。作製した光起電力素子(素子No.実29)を
実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定したところ、実施例21の素子No.実
21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得
られ、本発明の効果が実証された。
【0209】(実施例30) マイクロ波プラズマCVD法及びRFプラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、BF3/H2ガスボンベに
代えてH2ガスで2000ppmに希釈したB2H6ガス
(B2H6/H2ガス)ボンベを用い、マイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層の形成時にB2H6/H2ガスを
1sccm、RFプラズマCVD法によるi型層の形成
時にB2H6/H2ガスを0.05sccm流す以外は、
実施例21の素子No.実21−5と同じ作製条件で、
基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型
層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製
した(素子No.実30)。作製した光起電力素子(素
子No.実30)を実施例21と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例
21の素子No.実21−5と同様な初期特性、低照度
特性及び耐久性が得られ、本発明の効果が実証された。
によるi型層を作製する際に、BF3/H2ガスボンベに
代えてH2ガスで2000ppmに希釈したB2H6ガス
(B2H6/H2ガス)ボンベを用い、マイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層の形成時にB2H6/H2ガスを
1sccm、RFプラズマCVD法によるi型層の形成
時にB2H6/H2ガスを0.05sccm流す以外は、
実施例21の素子No.実21−5と同じ作製条件で、
基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型
層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製
した(素子No.実30)。作製した光起電力素子(素
子No.実30)を実施例21と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例
21の素子No.実21−5と同様な初期特性、低照度
特性及び耐久性が得られ、本発明の効果が実証された。
【0210】(実施例31) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、NO/Heガスを図26に示す流量パターンに従っ
て各々マスフローコントローラー1029で調整した以
外は、実施例21の素子No.実21−5と同じ作製条
件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素
子を作製した(素子No.実31)。
に、NO/Heガスを図26に示す流量パターンに従っ
て各々マスフローコントローラー1029で調整した以
外は、実施例21の素子No.実21−5と同じ作製条
件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素
子を作製した(素子No.実31)。
【0211】作製した光起電力素子(素子No.実3
1)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例21の素子N
o.実21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
性が得られた。また、実施例11(素子No.実31)
の光起電力素子のN原子とO原子のi型層中における層
厚方向の分布を、二次イオン質量分析装置により分析し
たところ図27と同様な傾向を示した。以上の結果よ
り、本発明の効果が実証された。
1)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例21の素子N
o.実21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
性が得られた。また、実施例11(素子No.実31)
の光起電力素子のN原子とO原子のi型層中における層
厚方向の分布を、二次イオン質量分析装置により分析し
たところ図27と同様な傾向を示した。以上の結果よ
り、本発明の効果が実証された。
【0212】(実施例32) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図28に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整し、且つマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層を作製後、RFプラズマCVD法によ
るi型層を表12の作製条件で作製した以外は実施例2
1の素子No.実21−5と同じ条件で、基板上に、反
射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実32)。作製した光起電力素子(素子No.実
32)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度
特性及び耐久特性を測定したところ、実施例21の素子
No.実21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐
久特性が得られ、本発明の効果が実証された。
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図28に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整し、且つマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層を作製後、RFプラズマCVD法によ
るi型層を表12の作製条件で作製した以外は実施例2
1の素子No.実21−5と同じ条件で、基板上に、反
射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実32)。作製した光起電力素子(素子No.実
32)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度
特性及び耐久特性を測定したところ、実施例21の素子
No.実21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐
久特性が得られ、本発明の効果が実証された。
【0213】(実施例33) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、バイアス電源1011のRFバイアスを250mW
/cm3に、DCバイアスをRFカット用のコイルを介
して50Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1012に
印加した以外は、実施例29と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実33)。作製した光起電力素子(素子N
o.実33)を実施例29と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例29
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、
本発明の効果が実証された。
に、バイアス電源1011のRFバイアスを250mW
/cm3に、DCバイアスをRFカット用のコイルを介
して50Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1012に
印加した以外は、実施例29と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実33)。作製した光起電力素子(素子N
o.実33)を実施例29と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例29
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、
本発明の効果が実証された。
【0214】(実施例34) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、H2ガスボンベに代えて不図示のD2ガスボンベを用
い、D2ガスを300sccm流す以外は、実施例21
の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、
反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実34)。
に、H2ガスボンベに代えて不図示のD2ガスボンベを用
い、D2ガスを300sccm流す以外は、実施例21
の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、
反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実34)。
【0215】作製した光起電力素子(素子No.実3
4)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例21の素子N
o.実21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
特性が得られた。また、実施例14(素子No.実3
4)の光起電力素子を、二次イオン質量分析装置により
組成分析したところ、i型層中にD原子が含有されてい
ることが確認され、本発明の効果が実証された。
4)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例21の素子N
o.実21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
特性が得られた。また、実施例14(素子No.実3
4)の光起電力素子を、二次イオン質量分析装置により
組成分析したところ、i型層中にD原子が含有されてい
ることが確認され、本発明の効果が実証された。
【0216】(実施例35) n型層を作製する際に、バイアス電源1011のDCバ
イアスを、シャッター1013を開けると同時に、50
Vから80Vに一定の割合で変化させる以外は、実施例
21の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実35)。作製した光起電力素子(素子N
o.実35)を実施例21と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例21
の素子No.実21−5と同様な初期特性、低照度特性
及び耐久特性が得られ、本発明の効果が実証された。
イアスを、シャッター1013を開けると同時に、50
Vから80Vに一定の割合で変化させる以外は、実施例
21の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実35)。作製した光起電力素子(素子N
o.実35)を実施例21と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例21
の素子No.実21−5と同様な初期特性、低照度特性
及び耐久特性が得られ、本発明の効果が実証された。
【0217】(実施例36) 本実施例では、図12に示すRFプラズマCVD法によ
る堆積装置を用い、n型層及びp型層を実施例16と同
一条件で作製し、他は実施例21の素子No.実21−
5と同条件で作製した(素子No.実36−1)。
る堆積装置を用い、n型層及びp型層を実施例16と同
一条件で作製し、他は実施例21の素子No.実21−
5と同条件で作製した(素子No.実36−1)。
【0218】また、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際、BF3(2000ppm)/H2ガ
ス及びPH3(2000ppm)/H2ガスを用いない以
外は、実施例36−1と同じ作製条件で、基板上に、反
射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実36−2)。
i型層を作製する際、BF3(2000ppm)/H2ガ
ス及びPH3(2000ppm)/H2ガスを用いない以
外は、実施例36−1と同じ作製条件で、基板上に、反
射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実36−2)。
【0219】作製した光起電力素子(素子No.実36
−1〜2)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.実36−2の光起電力素子に対して、素子No.実
36−1の光起電力素子は、初期特性の開放電圧が1.
03倍、曲線因子が1.04倍、低照度特性の光電変換
効率が1.09倍、耐久特性の光電変換効率の低下が
1.08倍優れており、本発明の効果が実証された。
−1〜2)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.実36−2の光起電力素子に対して、素子No.実
36−1の光起電力素子は、初期特性の開放電圧が1.
03倍、曲線因子が1.04倍、低照度特性の光電変換
効率が1.09倍、耐久特性の光電変換効率の低下が
1.08倍優れており、本発明の効果が実証された。
【0220】(実施例37) 表24に示す作製条件で、実施例21と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起
電力素子を作製した(素子No.実37−1)。
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起
電力素子を作製した(素子No.実37−1)。
【0221】第1のマイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際、BF3(2000ppm)/H2ガ
ス及びPH3(2000ppm)/H2ガスを用いない以
外は、素子No.実37−1と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第1のi型
層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型層、第2
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実37−2)。
i型層を作製する際、BF3(2000ppm)/H2ガ
ス及びPH3(2000ppm)/H2ガスを用いない以
外は、素子No.実37−1と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第1のi型
層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型層、第2
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実37−2)。
【0222】以上のようにして作製した光起電力素子
(素子No.実37−1〜2)を実施例21と同様な方
法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。
測定の結果、素子No.実37−2の光起電力素子に対
して、素子No.実37−1の光起電力素子は、初期特
性の開放電圧が1.04倍、曲線因子が1.03倍、低
照度特性の光電変換効率が1.08倍、耐久特性の光電
変換効率の低下が1.09倍優れており、本発明の効果
が実証された。
(素子No.実37−1〜2)を実施例21と同様な方
法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。
測定の結果、素子No.実37−2の光起電力素子に対
して、素子No.実37−1の光起電力素子は、初期特
性の開放電圧が1.04倍、曲線因子が1.03倍、低
照度特性の光電変換効率が1.08倍、耐久特性の光電
変換効率の低下が1.09倍優れており、本発明の効果
が実証された。
【0223】(実施例38) 表25に示す作製条件で、実施例21と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、第3のn型層、第3のi型層、第3
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実38−1)。
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、第3のn型層、第3のi型層、第3
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実38−1)。
【0224】次に、第1のi型層及び第2のマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層を作製する際、BF
3(2000ppm)/H2ガス及びPH3(2000p
pm)/H2ガスを用いない以外は、素子No.実38
−1と同様にして、基板上に、反射層、反射増加層、第
1のn型層、第1のi型層、第1のp型層、第2のn型
層、第2のi型層、第2のp型層、第3のn型層、第3
のi型層、第3のp型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実38−2)。
プラズマCVD法によるi型層を作製する際、BF
3(2000ppm)/H2ガス及びPH3(2000p
pm)/H2ガスを用いない以外は、素子No.実38
−1と同様にして、基板上に、反射層、反射増加層、第
1のn型層、第1のi型層、第1のp型層、第2のn型
層、第2のi型層、第2のp型層、第3のn型層、第3
のi型層、第3のp型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実38−2)。
【0225】作製した光起電力素子(素子No.実38
−1〜2)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.実38−2に対して、素子No.実38−1は、初
期特性の開放電圧が1.03倍、曲線因子が1.04
倍、低照度特性の光電変換効率が1.08倍、耐久特性
の光電変換効率の低下が1.07倍優れており、本発明
の効果が実証された。
−1〜2)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.実38−2に対して、素子No.実38−1は、初
期特性の開放電圧が1.03倍、曲線因子が1.04
倍、低照度特性の光電変換効率が1.08倍、耐久特性
の光電変換効率の低下が1.07倍優れており、本発明
の効果が実証された。
【0226】(実施例39) 図13に示す多室分離型堆積装置により、本発明の光起
電力素子を作製した。各層の作製条件は実施例37と同
一とし、実施例19の手順に従って光起電力素子を作製
した(素子No.実39)。作製した光起電力素子(素
子No.実39)の実施例21と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、
実施例37(素子No.実37)の光起電力素子に対し
て、実施例39(素子No.実39)の光起電力素子
は、初期特性の開放電圧が1.01倍、曲線因子が1.
02倍、低照度特性の光電変換効率が1.02倍、耐久
特性の光電変換効率の低下が1.03倍優れており、本
発明の光起電力素子を多室分離型堆積装置で作製するこ
とにより、より一層優れた特性を有する光起電力素子が
得られることが判明し、本発明の効果が実証された。
電力素子を作製した。各層の作製条件は実施例37と同
一とし、実施例19の手順に従って光起電力素子を作製
した(素子No.実39)。作製した光起電力素子(素
子No.実39)の実施例21と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、
実施例37(素子No.実37)の光起電力素子に対し
て、実施例39(素子No.実39)の光起電力素子
は、初期特性の開放電圧が1.01倍、曲線因子が1.
02倍、低照度特性の光電変換効率が1.02倍、耐久
特性の光電変換効率の低下が1.03倍優れており、本
発明の光起電力素子を多室分離型堆積装置で作製するこ
とにより、より一層優れた特性を有する光起電力素子が
得られることが判明し、本発明の効果が実証された。
【0227】(実施例40) 素子No.実37−1〜2と同じ作製条件で、光起電力
素子を作製し、これを用いて、太陽電池モジュールを作
製し、図21に示すような回路構成の車載換気ファンを
作った。素子No.実37−1〜2を用いた車載換気フ
ァンを取り付けた自動車を、エンジンを回転させたアイ
ドリング状態で168時間放置し、その後晴天下でエン
ジンを止めて換気ファン稼働させた状態で放置し、自動
車室内の温度を測定した。その結果、素子No.実37
−2を用いた車載冷却ファンに対して、素子No.実3
7−1を用いた車載冷却ファンは、室内の温度が3度低
くなった。
素子を作製し、これを用いて、太陽電池モジュールを作
製し、図21に示すような回路構成の車載換気ファンを
作った。素子No.実37−1〜2を用いた車載換気フ
ァンを取り付けた自動車を、エンジンを回転させたアイ
ドリング状態で168時間放置し、その後晴天下でエン
ジンを止めて換気ファン稼働させた状態で放置し、自動
車室内の温度を測定した。その結果、素子No.実37
−2を用いた車載冷却ファンに対して、素子No.実3
7−1を用いた車載冷却ファンは、室内の温度が3度低
くなった。
【0228】
【表1】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼──────┬─────┬───┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │マイクロ波│バ イ│圧 力│基板 │層厚│ │ │ │及び流量 │放電電力 │ │ │温度 │ │ │ │名 称│(sccm) │(mW/cm3) │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 50 │ │ DC │ │ │ │ │各│n型層│PH3/H2 200 │ 130 │ │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈) │ │ 50V │ │ │ │ │層├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │RF │SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │の│フ゜ラス゛マ│ │ │ │ │ │ │ │ │CVD法 │H2 100 │RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │作│による│ │(mW/cm2) │ │ │ │ │ │ │i型層│ │ │ │ │ │ │ │製├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │マイクロ波│SiH4 図14 │ │RF │ │ │ │ │条│フ゜ラス゛マ│参照 │ │ 350 │ │ │ │ │ │CVD法 │H2 500 │ │(mW/ │表2参照│ │ │ │件│による│GeH4 図14 │ 170 │ cm3)│ │ 350 │300 │ │ │i型層│参照 │ │ DC 0V│ │ │ │ │ ├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10 │ │ │ │ │ │ │ │p 型層│H2 700 │ 250 │ │ 25 │ 300 │ 10 │ │ │ │BF3/H2 30 │ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼──────┴─────┴───┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0229】
【表2】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │堆積室内の│ 初期特性 │低照度特性│耐久特性 │ │ │ ├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │圧 力│ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │ │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │ (mTorr) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−1│ 0.5 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−2│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−3│ 2 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.08 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−4│ 5 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.09 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−5│ 10 │ 1.04 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−6│ 20 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−7│ 50 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−1│ 100 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−1を基準とした相対値
−1を基準とした相対値
【0230】
【表3】 ┌────┬───────┬───────────────────┐ │ │ ガス流量 │ 各マイクロ波電力(W/cm3) における │ │サンプル│ (sccm) │ 原料ガスの分解効率(%) │ │ No ├───┬───┼───┬───┬───┬───┬───┤ │ │SiH4 │GeH4 │ 0.1 │ 0.2 │ 0.3 │ 0.4 │ 0.5 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−1 │200 │ 1 │ 24 │ 45 │ 68 │ 93 │ 100 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−2 │170 │ 20 │ 25 │ 48 │ 73 │ 97 │ 100 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−3 │140 │ 40 │ 27 │ 51 │ 76 │ 99 │ 100 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−4 │110 │ 60 │ 28 │ 53 │ 81 │100 │ 100 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−5 │ 80 │ 80 │ 31 │ 58 │ 88 │100 │ 100 │ └────┴───┴───┴───┴───┴───┴───┴───┘
【0231】
【表4】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │マイクロ波│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │電力 ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(W/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−8│ 0.1 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−9│ 0.2 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−10│ 0.3 │ 1.01 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−2│ 0.4 │ 1.00 │ 1.01 │ 1.01 │ 1.01 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−3│ 0.5 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−3を基準とした相対値
−3を基準とした相対値
【0232】
【表5】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFバイアス│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(mW/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−4│ 150 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−11│ 200 │ 1.02 │ 1.01 │ 1.04 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−12│ 250 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−13│ 300 │ 1.04 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−14│ 350 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.06 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−4を基準とした相対値
−4を基準とした相対値
【0233】
【表6】 ┌─────┬──────────┬───────┬─────┐ │ │ガス流量(sccm)│バンドギャップ│組 成 比│ │サンプル ├────┬─────┤ ├──┬──┤ │ No. │SiH4 │GeH4 │ (eV) │Si│Ge│ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−6 │ 200 │ 1 │ 1.71 │100 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−7 │ 170 │ 20 │ 1.60 │8.7 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−8 │ 140 │ 40 │ 1.52 │3.3 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−9 │ 110 │ 60 │ 1.45 │1.9 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−10│ 80 │ 80 │ 1.38 │1.1 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−11│ │ │ 1.69 │ │ │ └─────┴────┴─────┴───────┴──┴──┘
【0234】
【表7】 ┌────┬───┬───┬───┬─────┬────┬─────┐ │ │SiH4カ゛│RF電力│堆積 │初期特性 │低照度 │耐久特性 │ │素子No. │ス流量 │ │速度 ├──┬──┼────┼─────┤ │サンフ゜ルNo.│(SCCM)│(mW/ │(nm/ │開放│曲線│光電変換│光電変換効│ │ │ │ cm2)│ sec)│電圧│因子│効 率│率の低下 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−15│ 1 │ 15 │ 0.05 │1.02│1.04│ 1.07 │ 1.07 │ │(1-12) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−16│ 2 │ 30 │ 0.1 │1.03│1.03│ 1.08 │ 1.06 │ │(1-13) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−17│ 10 │ 150 │ 0.5 │1.03│1.04│ 1.07 │ 1.07 │ │(1-14) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−18│ 20 │ 300 │ 1.1 │1.02│1.03│ 1.07 │ 1.07 │ │(1-15) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−19│ 40 │ 500 │ 2.0 │1.01│1.03│ 1.06 │ 1.05 │ │(1-16) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │比1−6 │ 60 │ 1000 │ 2.8 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ │(1-17) │ │ │ │ │ │ │ │ └────┴───┴───┴───┴──┴──┴────┴─────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−6を基準とした相対値
−6を基準とした相対値
【0235】
【表8】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFプラズ│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │マCVD法├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │によるi型│ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │層の層厚 │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │ (nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−7│ 0 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−20│ 1 │ 1.02 │ 1.01 │ 1.03 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−21│ 3 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−5│ 10 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−22│ 30 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−8│ 50 │ 1.01 │ 1.00 │ 1.01 │ 1.02 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−7を基準とした相対値
−7を基準とした相対値
【0236】
【表9】 ┌────┬───┬──────┬─────┬────┬─────┐ │ │RF放電│2000cm-1ヒ゜ーク│初期特性 │低照度 │耐久特性 │ │素子No. │電力 │の半値幅を高├──┬──┼────┼─────┤ │サンフ゜ルNo.│(mW/ │さで割った値│開放│曲線│光電変換│光電変換効│ │ │ cm2)│ │電圧│因子│効 率│率の低下 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−23│ 90 │ 1.31 │1.02│1.03│ 1.04 │ 1.06 │ │(1-18) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−5 │ 120 │ 1.16 │1.02│1.02│ 1.04 │ 1.06 │ │(1-19) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−24│ 150 │ 1.07 │1.01│1.02│ 1.05 │ 1.05 │ │(1-20) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−25│ 180 │ 0.95 │1.00│1.01│ 1.02 │ 1.01 │ │(1-21) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実1−26│ 210 │ 0.88 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ │(1-22) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │1−23 │ │ 1.0 │ │ │ │ │ └────┴───┴──────┴──┴──┴────┴─────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実1-2
6を基準とした相対値、半値幅を高さで割った値は、サ
ンプルNo.1−23を基準とした相対値
6を基準とした相対値、半値幅を高さで割った値は、サ
ンプルNo.1−23を基準とした相対値
【0237】
【表10】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │バンド │ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │ギャップ ├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │最大値の │ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │領域の │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │層厚(nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−1│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.03 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−2│ 2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−3│ 3 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−4│ 5 │ 1.04 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−5│ 10 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−6│ 20 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−7│ 30 │ 1.01 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−8│ 50 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実2
−8を基準とした相対値
−8を基準とした相対値
【0238】
【表11】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ガスの混合│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ポイントと├────┬────┼─────┼──────┤ │ │堆積室間の│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │距離(m)│ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−1│ 1 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−2│ 2 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−3│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−4│ 5 │ 1.01 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.03 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−5│ 8 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実7
−5を基準とした相対値
−5を基準とした相対値
【0239】
【表12】 ┌─────┬───────┬─────┬────┬────┬────┐ │ │使用ガス及び │RF │圧 力│基板温度│層厚 │ │ │流 量 │放電電力 │ │ │ │ │RFプラズ│ (sccm) │(W/cm2) │ (Torr) │(℃) │(nm)│ │マCVD法├───────┼─────┼────┼────┼────┤ │によるi型│SiH4 8 │ │ │ │ │ │層の作製条│ H2 100 │ │ │ │ │ │件 │BF3/H2 1 │ │ │ │ │ │ │(2000ppm希釈)│ │ │ │ │ │ │PH3 /H2 0.06│ 0.12 │ 500 │ 300 │ 10 │ │ │(2000ppm希釈)│ │ │ │ │ └─────┴───────┴─────┴────┴────┴────┘
【0240】
【表13】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼───────┬─────┬────┬────┬────┤ │ │層 の│使用ガス及び │RF │圧 力│基板温度│層厚 │ │各│ │流 量 │放電電力 │ │ │ │ │ │名 称│ (sccm) │(W/cm2) │ (Torr) │(℃) │(nm)│ │層├───┼───────┼─────┼────┼────┼────┤ │ │ │Si2H6 3 │ │ │ │ │ │の│n型層│PH3 /H2 5 │ 0.12 │ 1 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │作│ │ H2 50 │ │ │ │ │ │ ├───┼───────┴─────┴────┴────┴────┤ │製│i型層│ 素子No.実1−5と同じ │ │ ├───┼───────┬─────┬────┬────┬────┤ │条│ │SiH4 0.5 │ │ │ │ │ │ │p型層│H2 100 │ 2 │ 1 │ 200 │ 5 │ │件│ │BF3/H2 1 │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ ├─┴───┼───────┴─────┴────┴────┴────┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0241】
【表14】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼──────┬────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │ │バ イ│圧力 │基板 │層厚│ │ │名 称│及び流量 │放電電力│ │ │温度 │ │ │ │ │(sccm) │ │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │各│第1の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 370 │ 20 │ │ │n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │層│ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │の│第1のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │作│マCVD法│BF3/H2 0.02│RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 20 │ │ │による│(2000ppm) │(mW/cm2)│ │ │ │ │ │製│i型層│PH3/H2 0.4 │ │ │ │ │ │ │ │1 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │条├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のマ│SiH4図29参照│マイクロ│ RF │ │ │ │ │件│イクロ波フ│H2 500│波 │ 350 │ │ │ │ │ │゜ラス゛マC│GeH4図29参照│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │300 │ │ │VD法に│ │(mW/cm3)│DC 0V │ │ │ │ │ │よるi│ │ │ │ │ │ │ │ │型層 │ │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │マCVD法│BF3/H2 2 │RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │による│(2000ppm) │(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │i型層│PH3/H2 0.05│ │ │ │ │ │ │ │2 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 100│ 1.5 │ │ 2000 │ 250 │ 10 │ │ │p 型層│BF3/H2 5│(W/cm2) │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ ├─┼───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │各│ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │ │第2の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 300 │ 10 │ │層│n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │の├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 200│マイクロ│ RF │ │ │ │ │作│第2の│H2 700│波 │ 250 │ │ │ │ │ │i型層│ │ 130 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │150 │ │製│ │ │(mW/cm3)│ DC │ │ │ │ │ │ │ │ │ OV │ │ │ │ │条├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │件│第2の│H2 100│ 1.5 │ │ 2000 │ 200 │ 5 │ │ │p 型層│BF3/H2 5│ (W/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼──────┴────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0242】
【表15】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼─────┬─────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │マイクロ波│バ イ│圧 力│基 板│層厚│ │ │ │及び流量 │放電電力 │ │ │温 度│ │ │ │名 称│(sccm) │(mW/cm3) │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ │ 10 │ 350 │ 10 │ │各│ │(1%希釈)│ │ 50V │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │条│Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │マCVD法│BF3/H20.05│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │件│による│(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │i型層│PH3/H2 1 │ │ │ │ │ │ │ │1 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │層│第1のマ│SiH4 図30│ │ │ │ │ │ │ │イクロ波フ│参照 │ │ RF │ │ │ │ │の│゜ラス゛マC│H2 500│ │ 350 │ │ │ │ │ │VD法に│GeH4 図30│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │250 │ │作│よるi│参照 │ │DC 0V │ │ │ │ │ │型層 │ │ │ │ │ │ │ │製├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │条│Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │マCVD法│BF3/H2 0.5│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │件│による│(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │i型層│PH3/H20.01│ │ │ │ │ │ │ │2 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 350 │ 10 │ │ │ p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ ├─┼───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │ │PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │n型層│(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │各├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │製│第2のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │条│マCVD法│BF3/H2 0.1│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │による│(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │件│i型層│PH3/H2 3 │ │ │ │ │ │ │ │1 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2のマ│SiH4 図31│ │ │ │ │ │ │層│イクロ波フ│参照 │ │ RF │ │ │ │ │ │゜ラス゛マC│H2 500│ │ 280 │ │ │ │ │の│VD法に│GeH4 図31│ │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │200 │ │ │よるi│参照 │ 210 │DC 0V │ │ │ │ │作│型層 │ │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │製│第2のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │条│マCVD法│BF3/H2 0.5│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │による│(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │件│i型層│PH3/H20.05│ │ │ │ │ │ │ │2 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第2の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 350 │ 10 │ │ │ p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第3の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │ │PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 300 │ 10 │ │ │n型層│(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │ │ │ RF │ │ │ │ │ │第3の│SiH4 200│ │ 300 │ │ │ │ │ │ │ │ 150 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │100 │ │ │i型層│H2 700│ │ DC │ │ │ │ │ │ │ │ │ OV │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第3の│SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │ │H2 700│ 250 │ │ 25 │ 300 │ 5 │ │ │p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼─────┴─────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0243】
【表16】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │堆積室内の│ 初期特性 │低照度特性│耐久特性 │ │ │ ├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │圧 力│ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │ │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │ (mTorr) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−1│ 0.5 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−2│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−3│ 2 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−4│ 5 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−5│ 10 │ 1.04 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−6│ 20 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−7│ 50 │ 1.03 │ 1.01 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−1│ 100 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−1を基準とした相対値
−1を基準とした相対値
【0244】
【表17】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │マイクロ波│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │電力 ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(W/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−8│ 0.1 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−9│ 0.2 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.09 │ 1.09 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−10│ 0.3 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−2│ 0.4 │ 1.00 │ 1.01 │ 1.01 │ 1.02 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−3│ 0.5 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−3を基準とした相対値
−3を基準とした相対値
【0245】
【表18】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFバイアス│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(mW/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−4│ 150 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−11│ 200 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−12│ 250 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−13│ 300 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−14│ 350 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.05 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−4を基準とした相対値
−4を基準とした相対値
【0246】
【表19】 ┌────┬───┬───┬───┬─────┬────┬─────┐ │ │SiH4カ゛│RF電力│堆積 │初期特性 │低照度 │耐久特性 │ │素子No. │ス流量 │ │速度 ├──┬──┼────┼─────┤ │ │(sccm)│(mW/ │(nm/ │開放│曲線│光電変換│光電変換効│ │ │ │ cm2)│ sec)│電圧│因子│効 率│率の低下 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−16│ 1 │ 15 │ 0.05 │1.03│1.03│ 1.08 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−17│ 2 │ 30 │ 0.1 │1.04│1.03│ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−18│ 10 │ 150 │ 0.5 │1.04│1.02│ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−19│ 20 │ 300 │ 1.1 │1.03│1.02│ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−20│ 40 │ 500 │ 2.0 │1.03│1.02│ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │比7−6 │ 60 │ 1000 │ 2.8 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ └────┴───┴───┴───┴──┴──┴────┴─────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−6を基準とした相対値
−6を基準とした相対値
【0247】
【表20】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFプラズ│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │マCVD法├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │によるi型│ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │層の層厚 │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │ (nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−7│ 0 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−21│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−22│ 3 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−5│ 10 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−23│ 30 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−8│ 50 │ 1.01 │ 1.00 │ 1.02 │ 1.01 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−7を基準とした相対値
−7を基準とした相対値
【0248】
【表21】 ┌────┬───┬──────┬─────┬────┬─────┐ │ │RF放電│2000cm-1ヒ゜ーク│初期特性 │低照度 │耐久特性 │ │素子No. │電力 │の半値幅を高├──┬──┼────┼─────┤ │ │(mW/ │さで割った値│開放│曲線│光電変換│光電変換効│ │ │ cm2)│ │電圧│因子│効 率│率の低下 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−24│ 90 │ 1.31 │1.03│1.02│ 1.04 │ 1.05 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−5 │ 120 │ 1.16 │1.02│1.03│ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−25│ 150 │ 1.07 │1.01│1.01│ 1.04 │ 1.05 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−26│ 180 │ 0.95 │1.00│1.01│ 1.01 │ 1.02 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実21−27│ 210 │ 0.88 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ └────┴───┴──────┴──┴──┴────┴─────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実21
−27を基準とした相対値
−27を基準とした相対値
【0249】
【表22】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │バンド │ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │ギャップ ├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │最大値の │ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │領域の │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │層厚(nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−1│ 1 │ 1.01 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.03 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−2│ 2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−3│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−4│ 5 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−5│ 10 │ 1.04 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−6│ 20 │ 1.04 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−7│ 30 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−8│ 50 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実22
−8を基準とした相対値
−8を基準とした相対値
【0250】
【表23】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ガスの混合│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ポイントと├────┬────┼─────┼──────┤ │ │堆積室間の│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │距離(m)│ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−1│ 1 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−2│ 2 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−3│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−4│ 5 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−5│ 8 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実27
−5を基準とした相対値
−5を基準とした相対値
【0251】
【表24】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼──────┬────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │ │バ イ│圧力 │基板 │層厚│ │ │名 称│及び流量 │放電電力│ │ │温度 │ │ │ │ │(sccm) │ │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 370 │ 20 │ │ │n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │各├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │層│マCVD法│BF3/H2 0.03│RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 20│ │ │による│(2000ppm) │(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │i型層│PH3/H2 0.5 │ │ │ │ │ │ │の│1 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のマ│SiH4図29参照│マイクロ│ RF │ │ │ │ │作│イクロ波フ│H2 500│波 │ 350 │ │ │ │ │ │゜ラス゛マC│GeH4図29参照│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │300 │ │ │VD法に│BF3/H2 0.3│(mW/cm3)│DC 0V │ │ │ │ │製│よるi│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ │型層2 │PH3/H2 0.5│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │条├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │件│マCVD法│BF3/H2 3 │RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │による│(2000ppm) │(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │i型層│PH3/H2 0.05│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 100│ 1.5 │ │ 2000 │ 250 │ 10 │ │ │p 型層│BF3/H2 5│(W/cm2) │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ ├─┼───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │各│第2の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 300 │ 10 │ │ │n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │層│ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │の│ │SiH4 200│マイクロ│ RF │ │ │ │ │ │第2の│H2 700│波 │ 250 │ │ │ │ │作│i型層│ │ 130 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │150 │ │ │ │ │(mW/cm3)│ DC 0V │ │ │ │ │製├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │条│第2の│H2 100│ 1.5 │ │ 2000 │ 200 │ 5 │ │ │p 型層│BF3/H2 5│ (W/cm2)│ │ │ │ │ │件│ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼──────┴────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0252】
【表25】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼─────┬─────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │マイクロ波│バ イ│圧 力│基 板│層厚│ │ │ │及び流量 │放電電力 │ │ │温 度│ │ │ │名 称│(sccm) │(mW/cm3) │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈)│ │ 50V │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │各│マCVD法│BF3/H20.03│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │による│(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │層│i型層│PH3/H2 2 │ │ │ │ │ │ │ │1 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │の├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のマ│SiH4 図30│ │ │ │ │ │ │作│イクロ波フ│参照 │ │ RF │ │ │ │ │ │゜ラス゛マC│H2 500│ │ 350 │ │ │ │ │製│VD法に│GeH4 図30│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │250 │ │ │よるi│参照 BF3/│ │DC 0V │ │ │ │ │条│型層 │H2 1(200│ │ │ │ │ │ │ │ │0ppm)PH3/H│ │ │ │ │ │ │件│ │2 0.3(2000│ │ │ │ │ │ │ │ │ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │マCVD法│BF3/H2 0.3│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │による│(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │i型層│PH3/H20.05│ │ │ │ │ │ │ │2 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 350 │ 10 │ │ │ p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ ├─┼───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │ │PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │n型層│(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │マCVD法│BF3/H2 0.1│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │による│(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │i型層│PH3/H2 2 │ │ │ │ │ │ │ │1 │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │各├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2のマ│SiH4 図31│ │ │ │ │ │ │層│イクロ波フ│参照 │ │ RF │ │ │ │ │ │゜ラス゛マC│H2 500│ │ 280 │ │ │ │ │の│VD法に│GeH4 図31│ │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │200 │ │ │よるi│参照 │ 210 │DC 0V │ │ │ │ │作│型層 │BF3/H2 0.5│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │製│ │PH3/H2 0.1│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │条├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2のR│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │件│Fフ゜ラス゛│H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │マCVD法│BF3/H2 1│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │による│(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │i型層│PH3/H20.05│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第2の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 350 │ 10 │ │ │ p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第3の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │ │PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 300 │ 10 │ │ │n型層│(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │ │ │ RF │ │ │ │ │ │第3の│SiH4 200│ │ 300 │ │ │ │ │ │ │ │ 150 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │100 │ │ │i型層│H2 700│ │ DC │ │ │ │ │ │ │ │ │ OV │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第3の│SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │ │H2 700│ 250 │ │ 25 │ 250 │ 5 │ │ │p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼─────┴─────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0253】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、光
励起キャリアーの再結合を防止し、開放電圧及び正孔の
キャリアーレンジが向上し、光電変換効率が向上した光
起電力素子を提供することができる。また本発明の光起
電力素子は照射光の弱い場合に変換効率が向上する。そ
して本発明の光起電力素子は、長時間振動下でアニーニ
ングした場合に光電変換効率が低下しにくいものであ
る。
励起キャリアーの再結合を防止し、開放電圧及び正孔の
キャリアーレンジが向上し、光電変換効率が向上した光
起電力素子を提供することができる。また本発明の光起
電力素子は照射光の弱い場合に変換効率が向上する。そ
して本発明の光起電力素子は、長時間振動下でアニーニ
ングした場合に光電変換効率が低下しにくいものであ
る。
【0254】また更に、本発明の光起電力素子を利用し
た電源システムは、照射光の弱い場合に於いても優れた
電気供給能力を示すものである。
た電源システムは、照射光の弱い場合に於いても優れた
電気供給能力を示すものである。
【図1】本発明の光起電力素子の層構成を説明するため
の模式的図である。
の模式的図である。
【図2】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図3】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図4】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図5】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図6】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図7】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図8】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図9】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図10】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変
化を説明するための模式図である。
化を説明するための模式図である。
【図11】本発明の光起電力素子を作製するための装置
の一例で、マイクロ波プラズマCVD法による製造装置
の模式図である。
の一例で、マイクロ波プラズマCVD法による製造装置
の模式図である。
【図12】本発明の光起電力素子を作製するための装置
の一例で、RFプラズマCVD法による製造装置の模式
図である。
の一例で、RFプラズマCVD法による製造装置の模式
図である。
【図13】本発明の光起電力素子を作製するための装置
の一例で、多室分離型堆積装置による製造装置の模式図
である。
の一例で、多室分離型堆積装置による製造装置の模式図
である。
【図14】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
ンを示すグラフである。
【図15】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
ンを示すグラフである。
【図16】i型層バンドギャップの層厚方向の変化を示
すグラフである。
すグラフである。
【図17】i型層形成時のSiH4ガス流量の時間変化
パターンとi型層中のSi,H原子の層厚方向の変化を
示すグラフである。
パターンとi型層中のSi,H原子の層厚方向の変化を
示すグラフである。
【図18】i型層形成時のSiH4ガス流量の時間変化
パターンとi型層中のSi,H原子の層厚方向の変化を
示すグラフである。
パターンとi型層中のSi,H原子の層厚方向の変化を
示すグラフである。
【図19】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
ンを示すグラフである。
【図20】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
模式的説明図である。
【図21】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
模式的説明図である。
【図22】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
模式的説明図である。
【図23】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
模式的説明図である。
【図24】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
模式的説明図である。
【図25】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
模式的説明図である。
【図26】i型層形成時に導入されるNO/Heガス流
量の時間変化とi型層中に含有されるN,O原子の層厚
方向の変化を示すグラフである。
量の時間変化とi型層中に含有されるN,O原子の層厚
方向の変化を示すグラフである。
【図27】i型層形成時に導入されるNO/Heガス流
量の時間変化とi型層中に含有されるN,O原子の層厚
方向の変化を示すグラフである。
量の時間変化とi型層中に含有されるN,O原子の層厚
方向の変化を示すグラフである。
【図28】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
ンを示すグラフである。
【図29】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
ンを示すグラフである。
【図30】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
ンを示すグラフである。
【図31】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
ンを示すグラフである。
【図32】i型層形成時に導入されるBF3/H2,PH
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
【図33】i型層形成時に導入されるBF3/H2,PH
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
【図34】i型層形成時に導入されるBF3/H2,PH
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
【図35】i型層形成時に導入されるBF3/H2,PH
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
101 導電性基板 102 n型のシリコン系非単結晶半導体層 103 i型の非単結晶半導体層 104 p型のシリコン系非単結晶半導体層 105 透明電極 106 集電電極 211、212、221、222、311、321、3
31、341、351、361、371、372 マイ
クロ波プラズマCVD法によるi型層 213、223、312、313、322、323、3
32、333、342、343、352、353、36
2、363、373、374 RFプラズマCVD法に
よるi型層 1000 マイクロ波プラズマCVD法による成膜装置 1001 堆積室 1002 誘電体窓 1003 ガス導入管 1004 基板 1005 加熱ヒーター 1006 真空計 1007 コンダクタンスバルブ 1008 補助バルブ 1009 リークバルブ 1010 導波部 1011 バイアス電源 1012 バイアス棒 1013 シャッター 1020 原料ガス供給装置 1021〜1029 マスフローコントローラー 1031〜1039 ガス流入バルブ 1041〜1049 ガス流出バルブ 1051〜1059 原料ガスボンベのバルブ 1061〜1069 圧力調整器 1071〜1079 原料ガスボンベ 1100 RFプラズマCVD法による成膜装置 1101 堆積室 1102 カソード 1103 ガス導入管 1104 基板 1105 加熱ヒーター 1106 真空計 1107 コンダクタンスバルブ 1108 補助バルブ 1109 リークバルブ 1111 RF電源 1112 RFマッチングボックス 1201、1210 ロード、アンロード室 1202〜1209 堆積室 1211〜1219 ゲートバルブ 1221、1222、1224〜1226、1228
カソード電極 1223、1227 マイクロ波の導波部及び誘電体窓 9001 光起電力素子 9002 電圧制御用ダイオード 9003 電圧安定化用コンデンサー 9004 負荷 9101 太陽電池 9102 逆流防止用ダイオード 9103 電圧制御回路 9104 二次電池 9105 負荷 9401 ディーゼル発電機 9402 太陽電池 9403 整流器 9404 充放電制御装置 9405 蓄電池 9406 直流交流変換装置 9407 切り替え器 9408 交流負荷 9501 太陽電池 9502 充放電制御装置 9503 蓄電池 9504 直流交流変換装置 9505 商用電源 9506 無瞬段切り替え器 9507 負荷 9601 太陽電池 9602 直流交流変換装置 9603 商用電源 9604 負荷 9605 逆潮流。
31、341、351、361、371、372 マイ
クロ波プラズマCVD法によるi型層 213、223、312、313、322、323、3
32、333、342、343、352、353、36
2、363、373、374 RFプラズマCVD法に
よるi型層 1000 マイクロ波プラズマCVD法による成膜装置 1001 堆積室 1002 誘電体窓 1003 ガス導入管 1004 基板 1005 加熱ヒーター 1006 真空計 1007 コンダクタンスバルブ 1008 補助バルブ 1009 リークバルブ 1010 導波部 1011 バイアス電源 1012 バイアス棒 1013 シャッター 1020 原料ガス供給装置 1021〜1029 マスフローコントローラー 1031〜1039 ガス流入バルブ 1041〜1049 ガス流出バルブ 1051〜1059 原料ガスボンベのバルブ 1061〜1069 圧力調整器 1071〜1079 原料ガスボンベ 1100 RFプラズマCVD法による成膜装置 1101 堆積室 1102 カソード 1103 ガス導入管 1104 基板 1105 加熱ヒーター 1106 真空計 1107 コンダクタンスバルブ 1108 補助バルブ 1109 リークバルブ 1111 RF電源 1112 RFマッチングボックス 1201、1210 ロード、アンロード室 1202〜1209 堆積室 1211〜1219 ゲートバルブ 1221、1222、1224〜1226、1228
カソード電極 1223、1227 マイクロ波の導波部及び誘電体窓 9001 光起電力素子 9002 電圧制御用ダイオード 9003 電圧安定化用コンデンサー 9004 負荷 9101 太陽電池 9102 逆流防止用ダイオード 9103 電圧制御回路 9104 二次電池 9105 負荷 9401 ディーゼル発電機 9402 太陽電池 9403 整流器 9404 充放電制御装置 9405 蓄電池 9406 直流交流変換装置 9407 切り替え器 9408 交流負荷 9501 太陽電池 9502 充放電制御装置 9503 蓄電池 9504 直流交流変換装置 9505 商用電源 9506 無瞬段切り替え器 9507 負荷 9601 太陽電池 9602 直流交流変換装置 9603 商用電源 9604 負荷 9605 逆潮流。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 享 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 殿垣 雅彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 丹羽 光行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 米国特許5256576(US,A) 米国特許5204272(US,A)
Claims (18)
- 【請求項1】 アモルファス又は微結晶を有するpin
型光起電力素子において、i型層が、p型層の側に位置
しマイクロ波及び1乃至100MHzの高周波の存在下
でCVD法により堆積された第1のi型層と、n型層の
側に位置し、1乃至100MHzの高周波の存在下でC
VD法により堆積された第2のi型層とを有するi型積
層構造であって、前記第1のi型層は、シリコン原子及
びゲルマニウム原子を含有し、該層でのバンドギャップ
の極小値は、中央より前記p型層方向に位置し、前記第
2のi型層は、アモルファスシリコン又は微結晶シリコ
ンを有し、30nm以下の膜厚に設定されており、 前記マイクロ波エネルギーは、原料ガスを100%分解
するマイクロ波エネルギーよりも低く設定され、同時に
印加される前記高周波エネルギーは、前記マイクロ波エ
ネルギーより高く設定されていることを特徴とする光起
電力素子。 - 【請求項2】 前記p型層と前記第1のi型層との間に
1乃至100MHzの高周波の存在下でCVD法により
堆積された第3のi型層を有することを特徴とする請求
項1記載の光起電力素子。 - 【請求項3】 前記第1のi型層は、隣接する層との界
面にバンドギャップ最大の領域を有し、該領域の厚さは
1乃至30nmであることを特徴とする請求項1記載の
光起電力素子。 - 【請求項4】 前記i型層がIII族元素及びV族元素
を同時に含有していることを特徴とする請求項1記載の
光起電力素子。 - 【請求項5】 前記i型層が酸素及び/又は窒素を含有
することを特徴とする請求項1記載の光起電力素子。 - 【請求項6】 前記p型アモルファス又は微結晶層がI
II族元素を主構成元素とするA層と、III族元素を
含みシリコン原子を主構成元素とするB層との積層構造
であることを特徴とする請求項1記載の光起電力素子。 - 【請求項7】 前記n型アモルファス又は微結晶層がV
族元素を主構成元素とするA層と、V族元素を含みシリ
コン原子を主構成元素とするB層との積層構造であるこ
とを特徴とする請求項1記載の光起電力素子。 - 【請求項8】 pin型光起電力素子、負荷、並びに該
光起電力素子からの電力を該負荷に供給させる手段を有
する発電装置に於いて、i型層が、p型層の側に位置し
マイクロ波及び1乃至100MHzの高周波の存在下で
CVD法により堆積された第1のi型層と、n型層の側
に位置し、1乃至100MHzの高周波の存在下でCV
D法により堆積された第2のi型層とを有するi型積層
構造であって、前記第1のi型層は、シリコン原子及び
ゲルマニウム原子を含有し、該層でのバンドギャップの
極小値は、中央より前記p型層方向に位置し、前記第2
のi型層は、アモルファスシリコン又は微結晶シリコン
を有し、30nm以下の膜厚に設定されており、前記マ
イクロ波エネルギーは、原料ガスを100%分解するマ
イクロ波エネルギーよりも低く設定され、同時に印加さ
れる前記高周波エネルギーは、前記マイクロ波エネルギ
ーより高く設定されていることを特徴とする発電装置。 - 【請求項9】 前記p型層と前記第1のi型層との間に
1乃至100MHzの高周波の存在下でCVD法により
堆積された第3のi型層を有することを特徴とする請求
項8記載の光起電力素子。 - 【請求項10】 前記第1のi型層は、隣接する層との
界面にバンドギャップ最大の領域を有し、該領域の厚さ
は1乃至30nmであることを特徴とする請求項8記載
の発電装置。 - 【請求項11】 前記i型層がIII族元素及びV族元
素を同時に含有していることを特徴とする請求項8記載
の発電装置。 - 【請求項12】 前記i型層が酸素及び/又は窒素を含
有することを特徴とする請求項8記載の発電装置。 - 【請求項13】 前記p型層がIII族元素を主構成元
素とするA層と、III族元素を含みシリコン原子を主
構成元素とするB層との積層構造であることを特徴とす
る請求項8記載の発電装置。 - 【請求項14】 前記n型層がV族元素を主構成元素と
するA層と、V族元素を含みシリコン原子を主構成元素
とするB層との積層構造であることを特徴とする請求項
8記載の発電装置。 - 【請求項15】 n型半導体を形成する工程と、シリコ
ン原子を含有するプラズマを形成するための1乃至10
0MHzの高周波エネルギーを印加し、これによってR
F−i型半導体を堆積する工程と、シリコン原子及びゲ
ルマニウム原子を含有するガスに、プラズマを形成する
ためのマイクロ波エネルギー及び1乃至100MHzの
高周波エネルギーを同時に印加し、これによってシリコ
ン原子及びゲルマニウム原子を含有したMW−i型半導
体を堆積する工程と、をこの順に有する光起電力素子の
製造方法であって、 前記MW−i型半導体を堆積する工程におけるマイクロ
波エネルギーは、前記シリコン原子及びゲルマニウム原
子を含有するガスを100%分解するマイクロ波エネル
ギーよりも低く設定され、該工程における前記高周波エ
ネルギーは、前記マイクロ波エネルギーより高く設定さ
れていることを特徴とする光起電力素子の製造方法。 - 【請求項16】 前記MW−i型半導体の堆積時の圧力
が50mTorr以下であることを特徴とする請求項1
5記載の光起電力素子の製造方法。 - 【請求項17】 前記RF−i型半導体の堆積速度が2
nm/sec以下であることを特徴とする請求項15記
載の光起電力素子の製造方法。 - 【請求項18】 前記RF−i型半導体の膜厚が30n
m以下であることを特徴とする請求項15記載の光起電
力素子の製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4305367A JP2716633B2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 光起電力素子及びその製造方法、並びにそれを用いた発電装置 |
| US08/150,813 US5429685A (en) | 1992-11-16 | 1993-11-12 | Photoelectric conversion element and power generation system using the same |
| CA002102948A CA2102948C (en) | 1992-11-16 | 1993-11-12 | Photoelectric conversion element and power generation system using the same |
| DE69329328T DE69329328T2 (de) | 1992-11-16 | 1993-11-15 | Photoelektrischer Umwandler und Stromversorgungssystem mit Anwendung desselben |
| EP93309116A EP0600630B1 (en) | 1992-11-16 | 1993-11-15 | Photoelectric conversion element and power generation system using the same |
| US08/458,098 US5563075A (en) | 1992-11-16 | 1995-06-01 | Forming a non-monocrystalline silicone semiconductor having pin junction including laminated intrinsic layers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4305367A JP2716633B2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 光起電力素子及びその製造方法、並びにそれを用いた発電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06151911A JPH06151911A (ja) | 1994-05-31 |
| JP2716633B2 true JP2716633B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=17944262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4305367A Expired - Fee Related JP2716633B2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 光起電力素子及びその製造方法、並びにそれを用いた発電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2716633B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5204272A (en) | 1991-12-13 | 1993-04-20 | United Solar Systems Corporation | Semiconductor device and microwave process for its manufacture |
| US5256576A (en) | 1992-02-14 | 1993-10-26 | United Solar Systems Corporation | Method of making pin junction semiconductor device with RF deposited intrinsic buffer layer |
-
1992
- 1992-11-16 JP JP4305367A patent/JP2716633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5204272A (en) | 1991-12-13 | 1993-04-20 | United Solar Systems Corporation | Semiconductor device and microwave process for its manufacture |
| US5256576A (en) | 1992-02-14 | 1993-10-26 | United Solar Systems Corporation | Method of making pin junction semiconductor device with RF deposited intrinsic buffer layer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06151911A (ja) | 1994-05-31 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |