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JP2727453B2 - かつら植毛機 - Google Patents
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JP2727453B2 - かつら植毛機 - Google Patents

かつら植毛機

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JP2727453B2 JP63143840A JP14384088A JP2727453B2 JP 2727453 B2 JP2727453 B2 JP 2727453B2 JP 63143840 A JP63143840 A JP 63143840A JP 14384088 A JP14384088 A JP 14384088A JP 2727453 B2 JP2727453 B2 JP 2727453B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、かつらベースに毛髪を自動的に植毛するか
つら植毛機に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、人毛及び/又は人工毛でなる毛髪をかつらベ
ースに植毛する場合、自然な毛量と毛流を実現するため
に、かつらの前頭部,頭頂部,側後頭部等の部位に応じ
て数種の植毛方式を適宜おり混ぜながら植毛作業を行う
ことが必要である。
このような植毛方式として、典型的にはV植え,シン
グル植え,パンシングル植え或いはさし込み植え等の方
式が知られている。
ところで、従来かつらの植毛作業は、これらの植毛方
式に従って1本1本を手作業により行っていたが、この
手作業による植毛作業は重労働であり、しかも高度の技
術を必要とするため、一つのかつらを仕上げるまでに熟
練した技術者であっても通常、約15〜20日間という長期
間を要していた。
このため、例えば本出願人による特開昭59−36707号
乃至同59−36711号公報に開示されているように、上記
手作業による植毛作業を自動化するための新規なかつら
植毛機が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、これらのかつら植毛機は何れも、1台の装置
で各々V植え,シングル植え,パンシングル植えの何れ
か一つの方式の植毛しか行うことができず、一個のかつ
らを完成させるためには、複数種類のかつら植毛機を用
意して、かつらの部位に応じて植毛方式を変えるたびに
植毛作業の途中でかつらベースを他のかつら植毛機にセ
ットする必要があり、操作性の点で問題があった。
また、これらの植毛機は何れも植設された毛髪の毛流
については全く考慮されておらず、さらに植毛動作の際
に既に植え付けられた毛髪が邪魔になったり、またかつ
らベース表面を近似的に球形として植毛動作を行ってい
るので、植毛位置に僅かなずれが生ずることがあった。
本発明は、以上の点に鑑み、各種の植毛方式、例えば
V植え,シングル植え,パンシングル植え等を適宜おり
混ぜながら単一の植毛機にて行うことが可能で、しかも
所望の毛流を付することができると共に、既に植設され
た毛髪が次の植毛動作の邪魔になることなく、使用者の
頭形に一致したかつらベースに正確に対応して植毛が行
われ得るかつら植毛機を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記目的は、本発明によれば、かつらベースを固定保
持する略半球形状のヘッド部を有し且つこのヘッド部が
かつらベースの表面の任意の位置を所定方向に持ちきた
し得るように該略半球形状の中心を通る水平軸の周りに
旋回駆動されさらに水平軸の周りに旋回された状態で上
記ヘッド部の中心軸の周りに旋回駆動されると共に全体
が垂直軸の周りに旋回駆動され且つ垂直方向に並進駆動
されるヘッドユニットと、このヘッドユニットの略半球
形状のヘッド部の植毛位置付近に植毛すべき毛髪を供給
する給毛ユニットと、上記ヘッドユニットの上記植毛位
置に対して傾斜した直線上にある植毛針を有し且つ該植
毛針が該直線の回りに旋回駆動されると共に該植毛針の
中心線を一つの軸とする三軸方向に並進駆動される植毛
ユニットと、上記ヘッドユニッド,給毛ユニット及び植
毛ユニットをプログラムされた手順に従って制御するこ
とにより適宜の方式の植毛動作を適宜の方向にて行わせ
る制御装置と、先端が上記植毛ユニットの下側でその植
毛針の付近まで延びており該先端で上から下へ向かって
移動するようにベルトが巻回されて循環駆動され、該植
毛ユニットの植毛動作の際に下降して上記ヘッドユニッ
トのヘッド部に取り付けられたかつらベースの表面に当
接することにより既にかつらベースの植設された毛髪の
うちそのときの植毛位置付近にある毛髪を手前に引き出
すブラシユニットとを具備し、予め入力された植毛位
置,植毛方式及び毛流方向のデータに基づいて順次かつ
らベースの所定位置に、V植え,シングル植えまたはパ
ンシングル植え等の所定の植毛方式にて所定の毛流方向
に植毛することによりかつらベースの植毛を行うように
したかつら植毛機により達成される。
この発明によれば、予め所望の植毛データ、即ちかつ
らの植毛位置及び植毛方式を制御装置に入力しておけ
ば、ヘッドユニットの略半球形状のヘッド部に固定保持
されたかつらベースが、自動的に所望の植毛データに基
づいて植毛され、従って従来手作業で行っていたかつら
の植毛作業が、V植え,シングル植え,パンシングル植
え,さし込み植え等を問わず一つの植毛機によって自動
的に行われることになる。しかも、本植毛機にブラシユ
ニットを付加することにより、植毛動作の際に既に植設
された毛髪が邪魔になるようなことはなく、極めて短時
間に且つ正確に使用者の頭形に応じて所望の植毛作業を
行うことが可能となる。
〔実施例〕
以下、図面に示した一実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。
第1図は本発明によるかつら植毛機の一実施例の全体
を示している。このかつら植毛機10は、ヘッドユニット
21,給毛ユニット31,植毛ユニット41及びブラシユニット
51を備えており、これら各ユニットは、好ましくは移動
可能なフレーム11上に固定配置されている。
先ず、ヘッドユニット21は、植毛すべきかつらベース
(図示せず)を固定保持するためのほぼ半球形状のヘッ
ド部22を有しており、例えばポリウレタンやシリコーン
等で別途作製された軟質合成樹脂製のかつらベースがこ
のヘッド部22上に鋲着,貼着等の適宜の方法で固定され
る。このヘッド部22は、その略半球形状の中心Aに関し
てヘッド部22に垂直な中心軸A′の周りにモータ24によ
り旋回駆動され、且つ中心軸A′の周りの旋回駆動機構
と共に上記中心Aに関して水平軸(これをX軸とする)
の周りにモータ23により旋回駆動されるようになってい
る。さらに、以上の旋回駆動機構を含む全体が垂直方向
(即ち、Z軸方向)にモータ25により並進駆動され且つ
このZ軸の周りにモータ26により旋回駆動されるように
構成されている。
かくして、ヘッドユニット21のヘッド部22は、モータ
23及び24の作動により、その表面の任意の位置がZ軸上
の植毛位置Bに持ちきたされ、しかもモータ26の作動に
より所望の方向に設定されることができる。
さらにヘッド部22の上方には、かつらベースの植毛位
置における高さを検出する位置センサー27がフレーム11
に固定的に配置されていて、上記ヘッド部22はこの位置
センサー27からの信号に基づいて植毛動作の前にモータ
25によりかつらベースのZ軸上の位置における表面が高
さ調整され、正確に植毛位置Bに持ちきたされ得るよう
になっている。
尚、ヘッド部22は、後述する植毛針が折損しないよう
例えばエポキシ樹脂或いはゴム材等にて交換可能に形成
され、また略半球形状の表面は使用者の頭形に応じて作
製されるかつらベースの凹状湾曲内面に一致するような
略半球形状に成形されるのが好ましい。
次に、給毛ユニット31は、第2図に拡大して示すよう
に、その本体がフレーム11に対して斜めに傾斜して固定
的に配設されていると共に、図示しない給毛部から供給
される毛髪Hを把持する二つのクランプ部32a及び32bを
直径方向反対側に備えた毛髪把持部32と、この二つのク
ランプ部32a,32bにより把持された毛髪Hを上記ヘッド
部22の植毛位置B付近に持ちきたすフォーク状の先端
(第3図参照)を有する二本の平行な給毛ロッド33とを
備えている。
上記毛髪把持部32は、クラッチブレーキ付きのモータ
34により一植毛動作毎に180度だけ矢印C方向へ間欠回
転駆動されて、図示のように常に二つのクランプ部32a,
32bがともにヘッド部22に対向するように並んで位置す
るよう、例えばクリック機構等により停止するようにな
っている。
上記各クランプ部32a,32bは、二つの円錐台状の円板3
5a,35bが上下に対向していて且つ下側の円板35aが毛髪
把持部32に固定されており、また上側の円板35bは下側
の円板35aに対してその中心軸に沿って上下に摺動可能
に保持されていると共に、バネ36により下側の円板35a
に対して当接されている。そして、上側の円板35bの中
心から下方へ向かって中心軸方向に延びているロッド35
cの下側が、給毛ユニット31の本体上面に形成された円
環状のカム面37に毛髪把持部32の回転動作に従って常に
当接していることにより、クランプ部32a,32bは、矢印
C方向の前方にある位置(即ち、クランプ部32bの位
置)で毛髪Hを堅く把持し且つ他の一つのクランプ部32
aの位置では、供給される毛髪Hが緊張状態に保持され
るように、該毛髪Hを緩く把持していると共に、ヘッド
部22に対して後方の位置では毛配Hを把持するために開
くようになっている。
また、給毛ロッド33は、シリンダ38の作動によりスラ
スト方向に移動されて、そのフォーク状の二つの尖端が
各々毛髪Hを引掛けながらヘッドユニット21のヘッド部
22の植毛位置Bを挟むような位置に達して、該ヘッド部
22に取り付けられたかつらベースの表面に当接する。
かくして給毛ロッド33は、シリンダ38の作動により毛
髪把持部32のクランプ部32a,32bによって把持されてい
る毛髪Hを、ヘッドユニット21のヘッド部22の植毛位置
Bの付近に供給し、後述するように植毛ユニット41のV
植え,パンシングル植え,シングル植え等の植毛動作に
連動して、シリンダ39の作動により毛髪Hを植毛位置B
から上昇させて植毛動作の一部を構成する。
次に、植毛ユニット41について説明する。
植毛ユニット41は、その本体がフレーム11に対して固
定的に配設されており、ヘッドユニット21のヘッド部22
の植毛位置Bに対して傾斜した直線P上に植毛針42を有
している。この植毛針42は、モータ43によりクランク43
aを介してガイド43bに沿って直線Pの方向に大きく並進
駆動されることにより退避位置から植毛位置付近まで持
ちきたされると共に、モータ44により直線P方向に、モ
ータ45により直線Pに垂直な水平軸Qの方向に、そして
モータ46によりP方向及びQ方向に垂直なR方向に即ち
直線Pを含む三軸方向に各々並進駆動されるように構成
されている。さらに、植毛針42は、モータ47によりその
軸線方向即ち直線Pの周りに旋回駆動されることによ
り、所定の植毛動作を行うようになっている。
本発明に係るかつら植毛機は以上のように構成されて
おり、上記した実施例によれば、本植毛機はさらにブラ
シユニット51を備えている。
このブラシユニット51は、第4図に拡大して示すよう
に、実質的に楔形のガイド体52を、その円筒状に形成し
た先端52aが植毛ユニット41の下側でその植毛針42が植
毛動作を行う植毛位置Bを越えた位置まで伸長するよう
に支持しており、さりにこのガイド体52の後方には、モ
ータ53にて回転駆動されるローラ54を有する揺動アーム
55が備えられている。この揺動アーム55は、ガイド体52
の先端52aが上下に揺動し得るように、水平軸55aの周り
にシリンダ56により回動され得ると共に、全体がガイド
体52の長手方向に水平にシリンダ57により水平ガイド58
に沿って移動され得るようになっている。
上記ガイド体52及びローラ54には、図示のようにブラ
シベルト59が巻回されており、上記モータ53を介してロ
ーラ54が回転することによって、ガイド体52の先端52a
で矢印で示すように上から下へ向かって移動するように
循環駆動され得る。この際、ブラシベルト59の側方への
ずれを規制するため、揺動アーム55の先端には両側に側
方ガイド55bが備えられている。
尚、好ましくは、ブラシベルト59のたるみを排除する
ために、ガイド体52は揺動アーム55に対してその長手方
向に僅かに摺動し得るように支持され且つバネ52bによ
りその先端の方向に押圧されており、これによりブラシ
ベルト59が常に張架され得るようになっている。
かくしてブラシユニット51は、植毛ユニット41の植毛
動作の前に、シリンダ57の作動によりガイド体52の先端
52aを植毛ユニット41の下側で植毛針42が植毛動作を行
う植毛位置Bを越えた位置まで持ちきたし、次いでシリ
ンダ56の作動によりガイド体52の先端52aを下に向かっ
て揺動させてヘッドユニット21のヘッド部22に取り付け
られたかつらベース(図示せず)の表面に当接させ、続
いてモータ53の作動によりブラシベルト59を循環駆動し
てガイド体52の先端52aの下にある既にかつらベースに
植毛された毛髪を手前に引き出し、ブラッシングを行っ
た後、ガイド体52を後退させる。
以上説明したヘッドユニット21,給毛ユニット31,植毛
ユニット41及びブラシユニット51は、図示しない制御装
置に接続されていて、この制御装置は、プログラムされ
た手順に従って給毛ユニット31のモータ34,シリンダ38,
39及び植毛ユニット41のモータ43乃至47を制御すること
により、例えば予め制御装置に入力された植毛方式のデ
ータに基づいてV植え,シングル植え,パンシングル植
え或いはさし込み植え等の何れかの方式の植毛動作を行
うようになっている。そして、ヘッドユニット21のモー
タ23,24,25及び26を制御することにより、予め制御装置
に入力された植毛位置及び毛流方向のデータに基づい
て、ヘッドユニット21のヘッド部22を、その植毛すべき
位置において所定の方向に持ちきたし、さらにブラシユ
ニット51のモータ53,シリンダ56,57を制御することによ
り、ヘッドユニット21のヘッド部22に取り付けられたか
つらベースの植毛位置付近に既に植設された毛髪を手前
に引き出す。
本発明によるかつら植毛機は以上のように構成されて
おり、その植毛動作は以下のように行われる。
先ず植毛動作を開始する前に、使用者の脱毛状態或い
は各種髪形に対応したかつらの植毛データ即ち植毛すべ
きかつらベースに関する植毛位置及び該植毛位置におけ
る植毛方式(V植え,シングル植え,パンシングル植え
等の各種方式),毛流方向のデータを予め制御装置に入
力しておく。そして、ヘッドユニット21のヘッド部22に
植毛すべきかつらベース(図示せず)をセットし、さら
に給毛ユニット31に図示しない給毛部から毛髪Hを図面
に示されているようにセットする。
この状態から本かつら植毛機10の植毛動作を開始す
る。
先ずヘッドユニット21のモータ23,24,25及び26が植毛
位置のデータに基づいて各々作動されることによって、
ヘッド部22は、モータ23によりX軸の周りに、モータ24
により中心軸A′の周りに、そして位置センサー27から
の信号に基づいてモータ25によりZ軸方向に駆動され
て、その植毛すべき任意の位置がZ軸上で高さ調整され
て植毛位置Bに持ちきたされると共に、全体がモータ26
によりZ軸の周りに回転駆動されて任意の方向に設定さ
れる。これにより、ヘッドユニット21のヘッド部22に取
り付けられたかつらベースは、その所望の植毛すべき位
置がZ軸上の植毛位置Bで所望の方向に持ちきたされ
る。
続いて、給毛ユニット31のシリンダ38が作動されるこ
とによって、給毛ロッド33がクランプ部32a,32bの間に
張架されている毛髪Hをそのフォーク状の尖端により上
記ヘッド部22の植毛位置B付近に持ち来たす。
同時に、植毛ユニット41のモータ43が作動されること
によりその植毛針42が植毛位置Bには持ちきたされてか
つらベースへ貫入し、針先を表面に出す。そして、給毛
ロッド33に張架されている毛髪Hがこの植毛針42に引掛
けられると、給毛ロッド33はシリンダ38の作動により第
1図に示す位置まで引き戻される。
ここで、植毛ユニット41のモータ44,45,46,47と給毛
ユニット31のシリンダ39とが植毛方式のデータに基づい
て予めプログラムされた手順に従って各々作動されるこ
とにより、植毛針42は、P方向,Q方向,R方向に並進駆動
され且つその軸線Pの周りに旋回駆動応され、かくして
ヘッドユニット21のヘッド部22にセットされたかつらベ
ースの所定の植毛位置に所定の植毛方式、即ちV植え,
シングル植えまたはパンシングル植え或いはさし込み植
え等で所定の植毛方向に植毛を行うことになる。
植毛後、切断手段300(第2図(B)参照)により、
かつらベースの所定位置に植毛された毛髪Hが、給毛ユ
ニット31の毛髪把持部のクランプ部32aの付近で切断さ
れ、さらに給毛ユニット31のモータ34が作動されて、毛
髪把持部32が矢印C方向に旋回駆動され、そのクランプ
部32aが図示のクランプ部32bの位置へ、そしてクランプ
部32bが図示のクランプ部32aの位置へ移動するが、この
ときクランプ部32aは毛髪Hを堅く把持しており、その
旋回運動に伴い該毛髪Hを引張り、これによりクランプ
部32b,32aの間に毛髪Hが張架されることになる。
最後に、ブラシユニット51のシリンダ56,57が各々作
動されることによって、ブラシユニット51のブラシベル
ト59の先端部が、ヘッドユニット21のヘッド部22に取り
付けられたかつらベースの次に植毛すべき位置を越えた
ところまで持ちきたされてかつらベースの表面に当接さ
れ、モータ53の回転駆動によりブラシベルト59が矢印方
向(第4図(B)参照)に循環駆動されてブラシベルト
59の先端部の下にある既に植設された毛髪が手前に引き
出される。
このようにして、一回の植毛動作が終了了し、次の植
毛データに基づいて再び上記作動が行われ、かくして上
記植毛動作の繰返しによってヘッドユニット21のヘッド
部22にセットされたかつらベースの植毛が完了する。
尚、上記植毛動作は制御装置によって、制御されるよう
になっている。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、予め所望の植毛デ
ータ、即ちかつらの植毛位置と毛流及び植毛方式を制御
装置に入力しておけば、ヘッドユニットの略半球形状の
ヘッド部に固定保持されたかつらベースが、自動的に所
望の植毛データに基づいて植毛され、従って従来手作業
で行っていたかつらの植毛作業が、V植え,シングル植
え,パンシングル植え,さし込み植え等を問わず一つの
植毛機によって自動的に行われることになる。
しかも、この植毛機にブラシユニットを設け、このブ
ラシユニットにて既にかつらベースに植設された毛髪の
うちそのときの植毛位置付近にある毛髪を手前に引き出
すようにすれば、植毛動作の際に、既に植設された毛髪
が邪魔になるようなことがなく、極めて短時間にしかも
正確に使用者の頭形に応じて所望の植毛作業を行うこと
が可能となり、また植毛針がその軸線方向を含む三軸方
向に制御駆動されるので、植毛動作を行わせる際の制御
が、非常に簡単に行われ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるかつら植毛機の一実施例を示す概
略側面図、第2図は第1図の実施例における給毛ユニッ
トの詳細を拡大して示し、(A)は平面図,(B)は側
面図、第3図は第2図の給毛ユニットで使用する給毛ロ
ッドの拡大斜視図、第4図は第1図の実施例におけるブ
ラシユニットの詳細を拡大して示し、(A)は平面図,
(B)は側面図である。 10……かつら植毛機;11……フレーム; 21……ヘッドユニット;22……ヘッド部;23,24……モー
タ;25……シリンダ;26……モータ;27……位置センサ
ー; 31……給毛ユニット;32……毛髪把持部;32a,32b……ク
ランプ部;33……給毛ロッド;34……モータ;35a,35b……
円板;35c……ロッド;36……バネ;37……カム面;38,39…
…シリンダ; 41……植毛ユニット;42……植毛針;43,44,45,46,47……
モータ; 51……ブラシユニット;52……ガイド体;53……モータ;5
4……ローラ;55……揺動アーム;56,57……シリンダ;58
……水平ガイド;59……ブラシベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 誠 東京都新宿区新宿1丁目6番3号 株式 会社アデランス内 (72)発明者 田中 洋二 東京都新宿区新宿1丁目6番3号 株式 会社アデランス内 (72)発明者 赤沢 正嗣 東京都新宿区新宿1丁目6番3号 株式 会社アデランス内 (56)参考文献 特開 昭59−36707(JP,A) 特開 昭59−36709(JP,A) 特開 昭59−36711(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かつらベースを固定保持する略半球形状の
    ヘッド部を有し、該ヘッド部がかつらベース表面の任意
    の位置を所定方向に持ちきたし得るように該略半球形状
    の中心を通る水平軸の周りに旋回駆動され、さらに水平
    軸の周りに旋回された状態で該ヘッド部の中心軸の回り
    に旋回駆動されると共に、全体が垂直軸の周りに旋回駆
    動され且つ垂直方向に並進駆動されるヘッドユニット
    と、 上記ヘッドユニットの略半球状のヘッド部の植毛位置の
    付近に植毛すべき毛髪を供給する給毛ユニットと、 上記ヘッドユニットの上記植毛位置に対して傾斜した直
    線上にある植毛針を有し、該植毛針が該直線の周りに旋
    回駆動されると共に該植毛針の中心線を一つの軸とする
    三軸方向に並進駆動される植毛ユニットと、 上記ヘッドユニット,給毛ユニット及び植毛ユニットを
    プログラムされた手順に従って制御することにより、適
    宜の植毛方式の植毛動作を所定の方向にて行わせる制御
    装置と、 先端が上記植毛ユニットの下側でその植毛針の付近まで
    延びており該先端で上から下へ向かって移動するように
    ベルトが巻回されて循環駆動され、該植毛ユニットの植
    毛動作の際に下降して上記ヘッドユニットのヘッド部に
    取り付けられたかつらベースの表面に当接することによ
    り既にかつらベースに植設された毛髪のうちそのときの
    植毛位置付近にある毛髪を手前に引き出すブラシユニッ
    トと、を含んでおり、 予め入力された植毛位置,植毛方式及び毛流方向のデー
    タに基づいて順次かつらベースの所定位置に、V植え,
    シングル植えまたはパンシングル植え等の所定の植毛方
    式にて所定の毛流方向に植毛することによりかつらベー
    スの植毛を行うようにしたことを特徴とする、かつら植
    毛機。
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JPS5936711A (ja) * 1982-08-20 1984-02-29 株式会社アデランス パンシングル植えかつら植毛機
JPS5936709A (ja) * 1982-08-20 1984-02-29 株式会社アデランス シングル植えかつら植毛機
JPS5936707A (ja) * 1982-08-20 1984-02-29 株式会社アデランス 連続v植え人工皮膚かつら植毛機

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JPH01314713A (ja) 1989-12-19

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