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JP2734538B2 - 2進データ再生方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents
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JP2734538B2 - 2進データ再生方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents

2進データ再生方法及び装置並びに記録媒体

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JP2734538B2
JP2734538B2 JP63183707A JP18370788A JP2734538B2 JP 2734538 B2 JP2734538 B2 JP 2734538B2 JP 63183707 A JP63183707 A JP 63183707A JP 18370788 A JP18370788 A JP 18370788A JP 2734538 B2 JP2734538 B2 JP 2734538B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は紙等の記録媒体に記録された符号化画像か
ら2進データを再生する2進データ再生方法及び装置並
びにこの種の方法、装置で用いられる記録媒体に関す
る。
[背景] 画像によって2進情報を符号化する技術、符号化され
た画像から情報を再生する技術としてバーコード技術
(バーコードの記録シート、バーコードの解読装置)が
知られている。しかしながら、この技術の場合、バーコ
ードの構造上、記録シートに記録できる情報の密度に制
限があり、例えば楽曲の演奏情報の入力に適用した場
合、1曲分の演奏データをバーコードとして記録させる
のにA4サイズ以上の面積が必要であった。
この点に鑑み、本件出願人はバーコードの代りに線画
を用いて2進情報を符号化する技術と2進情報に復元す
る技術を提案している(昭和63年5月25日出願、特許願
(1)、名称「2進情報再生方法及び装置並びに記録シ
ート」)。この線画は1本の細長い線とこの細長い線上
に分布し、それぞれがこの細長い線から2つの異なる分
岐態様のいずれかを選択的にとる複数の分岐線とを有し
ており、各分岐線が1ビットを表現している。したがっ
て、分岐線の間隔を最小にすることにより、記録できる
情報の密度を相当高くすることができる。
この種の線画から2進情報への再生は細長い線を辿り
ながら分岐線を検出する都度、その分岐態様に従ってビ
ットを生成することにより行われる。この2進情報再生
方式は、ビットを生成する要因となった分岐線が正規の
分岐線である場合には問題がないが、にせの分岐線であ
る場合には、1ビット余分にデータを読んでしまうこと
になるため、その後の2進データが全てシフトしてしま
い、後のデータ処理が不可能になる。また、印刷ミス等
の原因で正規の分岐線の像が欠落した場合にはデータを
1ビット飛ばしてしまうため、これが後続のデータに波
及してしまう。
このように、上記出願の技術には、符号化画像にノイ
ズが含まれる場合に再生される2進データが広範囲にわ
たって狂ってしまう問題があった。
[発明の目的] この発明は上記出願の技術を改良したものであり、線
画に含まれるノイズによる再生2進データへの影響を限
られた範囲に制限するとともにノイズが発生した場所を
明らかにすることのできる2進データ再生方法及び装置
を提供することを目的とする。もう1つの目的はこのよ
うな2進データ再生を容易にする符号化画像を記録した
記録媒体を提供することである。
[発明の構成、作用、展開] この発明によれば、上記の目的を達成するため、少な
くとも1本の細長い線とこの細長い線上に分布しそれぞ
れがビット符号化のためこの細長い線から2つの異なる
分岐態様のいずれかを選択的にとる複数の分岐線とを有
する線画であって、上記細長い線上の所定数の上記分岐
線ごとに1つの同期マークを配列した線画が記録された
記録媒体であって以下述べるこの発明の2進データ再生
方法、装置で使用される記録媒体が提供される。すなわ
ちこの発明によれば、少なくとも1本の細長い線とこの
細長い線上に分布しそれぞれがビット符号化のためこの
細長い線から2つの異なる分岐態様のいずれかを選択的
にとる複数の分岐線とを有する線画であって、上記細長
い線上の所定数の上記分岐線ごとに1つの同期マークを
配列した線画が記録された記録媒体から、この記録媒体
上の画像を2次元的に読み取る工程と、読み取られた画
像を記憶する工程と、記憶された画像のなかで上記細長
い線に相当する部分を追跡し、その過程において、上記
分岐線を検出したときにはその分岐態様に従ってビット
を生成し、上記同期マークを検出したときには同期マー
ク間において生成した上記ビットの数を検査することに
より、エラーチェックを行う工程と、を有することを特
徴とする2進データ再生方法が提供される。
また、この発明の2進データ再生装置によれば、少な
くとも1本の細長い線とこの細長い線上に分布しそれぞ
れがビット符号化のためこの細長い線から2つの異なる
分岐態様のいずれかを選択的にとる複数の分岐線とを有
する線画であって、上記細長い線上の所定数の上記分岐
線ごとに1つの同期マークを配列した線画が記録された
記録媒体から、この記録媒体上の画像を2次元的に読み
取るイメージ入力手段と、上記イメージ入力手段により
読み取られた画像を記憶するイメージ記憶手段と、上記
イメージ記憶手段に記憶された画像のなかで上記細長い
線に相当する部分を追跡し、その過程において、上記分
岐線を検出したときにはその分岐態様に従ってビットを
生成し、上記同期マークを検出したときには同期マーク
間において生成した上記ビットの数を検査することによ
り、エラーチェックを行う演算手段と、を有することを
特徴とする2進データ再生装置が提供される。
更に、この発明によれば、上記の目的を達成するた
め、少なくとも1本の細長い線とこの細長い線上に分布
しそれぞれがビット符号化のためこの細長い線から2つ
の異なる分岐態様のいずれかを選択的にとる複数の分岐
線とを有する線画であって上記細長い線上の限られた数
の上記分岐線ごとに第1の分岐態様をとる分岐線の奇遇
と第2の分岐態様をとる分岐線の奇遇を表わすバリティ
マークを配列した線画が記録された記録媒体であって以
下述べるこの発明の2進データ再生方法、装置で使用さ
れる記録媒体が提供される。
すなわち、この発明によれば、少なくとも1本の細長
い線とこの細長い線上に分布しそれぞれがビット符号化
のためこの細長い線から2つの異なる分岐態様のいずれ
かを選択的にとる複数の分岐線とを有する線画であって
上記細長い線上の限られた数の上記分岐線ごとに第1の
分岐態様をとる分岐線の奇遇と第2の分岐態様をとる分
岐線の奇遇を表わすバリティマークを配列した線画が記
録された記録媒体から、この記録媒体上の画像を2次元
的に読み取る工程と、読み取られた画像を記憶する工程
と、記憶された画像のなかで上記細長い線に相当する部
分を追跡し、その過程において、上記分岐線を検出した
ときにはその分岐態様に従ってビットを生成し、上記パ
リティマークを検出したときにはパリティマーク間にお
いて検出された上記第1の分岐態様をとる分岐線の数と
上記第2の分岐態様をとる分岐線の数を上記パリティマ
ークの検出結果に従って検査することによりエラーチェ
ックを行う工程と、を有することを特徴とする2進デー
タ再生方法が提供され、また、少なくとも1本の細長い
線とこの細長い線上に分布しそれぞれがビット符号化の
ためこの細長い線から2つの異なる分岐態様のいずれか
を選択的にとる複数の分岐線とを有する線画であって上
記細長い線上の限られた数の上記分岐線ごとに第1の分
岐態様をとる分岐線の奇遇と第2の分岐態様をとる分岐
線の奇遇を表わすバリティマークを配列した線画が記録
された記録媒体から、この記録媒体上の画像を2次元的
に読み取るイメージ入力手段と、上記イメージ入力手段
により読み取られた画像を記憶するイメージ記憶手段
と、上記イメージ記憶手段に記憶された画像のなかで上
記細長い線に相当する部分を追跡し、その過程におい
て、上記分岐線を検出したときにはその分岐態様に従っ
てビットを生成し、上記パリティマークを検出したとき
にはパリティマーク間において検出された上記第1の分
岐態様をとる分岐線の数と上記第2の分岐態様をとる分
岐線の数を上記パリティマークの検出結果に従って検査
することによりエラーチェックを行う演算手段と、を有
することを特徴とする2進データ再生装置が提供され
る。
以上の構成において、少なくとも1本の細長い線とそ
れから分岐する複数のビット符号化分岐線とから成る2
次元の線画構成の符号化画像は高い記録密度で形成し得
る。
細長い線の各々とそれから分岐する複数の分岐線は1
つの連続する線画として形成される。したがって、2進
データ再生の際に、この線画の連続性を利用し、取り込
んだ画像データのなかから細長い線に相当する部分を追
跡し、その過程において分岐線に出会う都度、その分岐
態様に従った復号ビットを生成することにより、正しい
順序でデータ解読が容易に達成される。しかしながら、
この発明の同期マーク、パリティマークを用いない構成
では、ビット符号化分岐線間ににせの分岐線が入ってく
ると解読エラーの波及効果が生じてしまう。
すなわち、線画にノイズ画像が含まれると分岐線の数
は増減する。例えば、第1の分岐態様をもつにせの分岐
線が形成されていると分岐線の数は増大し、本物の分岐
線が欠除した場合には分岐線の数は減少する。
したがって、分岐線の数の増減をチェックするための
マークを線画の限られた長さごとに配置すれば、ノイズ
に起因する再生2進データの同期のずれの検出が容易に
なり、またノイズの発生位置を限られた長さの範囲内で
特定することができる。
一定数の分岐線ごとに配置されるマークは同期マーク
の意味をもつ。
したがって、同期マークをもつ線画に対する2進デー
タの再生では、分岐線を検出したときにその分岐態様に
したがってビットを生成し、同期マークを検出したとき
に前回の同期マークから今回の同期マークまでの間に生
成したビット数(または検出した分岐線の数)を検査す
ることにより、ノイズの発生位置を同期マーク間で生成
した2進データの範囲内で検出することができ、同期マ
ークの位置から2進データの同期を設定し直すことがで
きる。
別の形式のマークはパリティマークである。限られた
長さの線画内で発生するノイズは高々1箇所程度と考え
ることができる。したがって、限られた数の分岐線ごと
に第1の分岐態様をとる分岐線の奇偶を表わすとともに
第2の分岐態様をとる分岐線の奇偶を表わすパリティマ
ークを配置することにより、上記のノイズを検出するこ
とが可能になる。
すなわち、パリティマークを有する線画に対する2進
データの再生においては、線画の探索中に分岐線を検出
したときに分岐態様に従ってビットを生成し、パリティ
マークを検出したときにはパリティマーク間で検出した
第1の分岐態様をとる分岐数の奇偶と第2の分岐態様を
とる分岐線の奇偶をパリティマークの検出結果に従って
チェックすればよい。
なお、奇数個または偶数個の分岐線ごとに第1の態様
をとる分岐線の数の奇偶を表わすパリティマークを使用
したときには、このパリティマークは同時に第2の態様
の分岐線の奇偶を表わすことになる。
上記同期マークとパリティマークの両方を線画上に配
置する構成もあり得る。この場合の好ましい形態では1
つのマークで同期とパリティの両方を表現する。すなわ
ち、一定数の分岐線ごとに第1の分岐態様をとる分岐線
の数の奇偶を表わすマーク(同期・パリティマーク)を
配置する。そして、これに対する2進データ再生におい
ては、分岐線を検出したときに分岐態様に従ってビット
を生成し、同期・パリティマークを検出したときに同期
・パリティマーク間で検出した分岐線の数を検査すると
ともに同期・パリティマーク間で検出した第1の分岐態
様をとる分岐線の数の奇偶を調べる。
同期マークとパリティマークの両方が配置された線画
に関しては、2進データの再生において同期の検査(分
岐線の数の検査)とパリティ検査(特定の分岐態様をと
る分岐線の奇偶検査)を行うことにより、より複雑なノ
イズをも検出可能になる。すなわち、正規の分岐線が欠
け、にせの分岐線が形成された場合にも対応可能であ
る。
[実施例] 以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
第1図にこの発明に従って記録シートに記録される符
号化画像の例を示す。図示のように符号化画像は線画で
あり、複数の平行で等間隔の行L1、L2……L10の線画パ
ターンより成る。各行は始点Sから終点Eの間を延びる
1本の細長い線(幹)Mと幹M上に分布し、幹Mから2
つの異なる分岐態様を選択的にとる複数の分岐線(枝)
B1、B2を有する。幹Mの進行方向(始点Sから終点Eの
方向)に対して幹Mの左側に延びる枝B1は第1のビット
例えばビット“1"を表わし、幹Mの右側に延びる枝B2は
第2のビット例えばビット“0"を表わす。さらに線画に
は、一定数(ここでは4つ)の分岐線B1、B2ごとに同期
マークSYNCが形成されている。第1図では同期マークSY
NCは幹Mの両側から延びる分岐線で構成されている。し
たがって、符号化画像の線画は同期マークによってセグ
メント化(ブロック化)されているわけであり、後述す
るように2進データの再生において、各線画セグメント
内のビット枝B1、B2の数を同期マークSYNCの到来時に調
べることにより、画像に含まれるノイズの発生場所を線
画セグメントの範囲内で特定することができる。
第2図に符号化画像の別の3つの例を示す。これらの
例では同期マークSYNCの代りに同期・パリティマークSP
を使用している。例えば第2図(A)では7本のビット
枝B1、B2ごとに太い枝の同期・パリティマークSP1が形
成されている。そして、線画セグメント内の7本のビッ
ト枝B1、B2のなかに幹Mの左側から延びるビット“1"の
枝が奇数のときには、その線画セグメントに対する同期
・パリティマークSP1は幹Mの左側から延びる太い枝と
なっており、偶数個のビット“1"の枝をもつ線画セグメ
ントに対する同期・パリティマークSP1は幹Mの右側か
ら延びる太い枝となっている。第2図(B)の例は、第
2図(A)に示す同期・パリティマークの形式を変更し
たものであり、ここでの同期・パリティマークSP2は2
本の枝を太い梁で連結した構造をもっている。第2図
(C)の例は同期・パリティマークをさらに変更したも
のであり、この同期・パリティマークSP3は線画セグメ
ント内のビット“1"の枝B1の数の奇偶によって幹Mの右
側または左側から延びる太い線(パリティマーク部)P
と幹Mの両側から延びる細い枝(同期マーク部)Sとを
もつ構造になっている。この第2図(C)の例では同期
マークSとパリティマークPは一体化されて同期・パリ
ティマークSP3を構成しているが、同期マークSと独立
にパリティマークPを配置するようにしてもよい。
後述するように、第2図に例示するような同期・パリ
ティマークSP付きの線画に対する2進データ再生では、
同期パリティマークSPの検出時に、関連する線画セグメ
ント内で検出したビット枝B1、B2の数とビット“1"の枝
B1の奇偶(および/またはビット“0"の枝B2の奇偶)を
調べることにより線画セグメント内のエラーを検出して
いる。
上述したような符号化画像が記録された記録媒体(記
録シート)から画像を取り込んで2進データを再生する
2進データ再生装置の全体構成を第3図に示す。同図に
おいて、1が記録シートであり、この記録シート1上の
画像はイメージ入力装置2により読み取られ、イメージ
記憶装置3により2値(黒白)の画像データとして記憶
される。イメージ入力装置2としては周知のイメージス
キャナあるいはテレビカメラ(例えばCCDカメラ)が使
用できる。イメージ記憶装置3に記憶された画像データ
は演算装置4により符号化画像の構造的特徴に従って認
識処理が実行され2進データが再生される。
演算装置4が実行する画像認識処理は符号化画像が第
1図に示すような同期マークSYNC付きのものか第2図に
示すような同期・パリティマークSP付きのものかによっ
て異なる。前者に対する認識処理を第4図に示し、後者
に対する認識処理を第5図に示す。
第4図から説明すると、まず4−1で演算装置4は記
憶された画像データから行の間隔(幹M)の間隔を測定
し、その間隔をWとする。次に最も上の行に着目し(4
−2)、その行の始点Sを捜す(4−3)。そして行の
中心線すなわち幹Mに沿って1ステップだけ右の位置に
移動し、幹Mの終点Eを越えたかどうか判別する(4−
4)。移動した位置が幹M上の点であれば、その点から
上下W/4の位置にある画像データをチェックする(4−
5)。その画像データが白画素のときには4−4に戻っ
てチェックする位置をさらに1つ右の位置に移動する。
4−5のチェックにおいて見つかった黒画素はビット枝
B1、B2または同期マークSYNCの断片を表わしている。す
なわち、第1図からわかるように、幹MのW/4上にある
黒画素は幹Mの左側に延びるビット“1"の枝B1の断片で
あり、幹MのW/4下にある黒画素は幹Mの右側に延びる
ビット“0"の枝B2の断片であり、幹Mの両側にある黒画
素は幹Mの両側から延びる枝すなわち同期マークSYNCの
断片を表わしている。したがって、チェック4−5で黒
画素を見つけたときには4−6に進んでどの位置で黒画
素を見つけたかどうかを調べる。そして、幹Mの上で見
つけたときにはビット“1"を出力し(4−7)、幹Mの
下で見つけたときにはビット“0"を出力し(4−8)、
ビットカウンタbitcounterを1つインクリメントする
(4−9)。このビットカウンタbitcounterは同期マー
クSYNCに係る線画ブロック(セグメント)に含まれるビ
ット枝B1、B2の数を計数するためのものである。したが
って、チェック4−6で同期マークSYNCを認識したとき
には4-10へ進んでビットカウンタbitcounterの値が4か
どうかを判別する。この数値“4"は同期マークSYNC間に
ある正規のビット枝B1、B2の数である。したがってビッ
トカウンタbitcounterが4と異なるときは同期マークSY
NC間の線画ブロックにノイズが含まれていることにな
る。そこで4-11に進んでこのブロックにエラーが含まれ
ることを示す処理を実行し、ビットカウンタbitcounter
を“0"に戻す。一方、ビットカウンタbitcounterが4の
ときには線画ブロックにエラーはないと考えられるので
ビットカウンタbitcounterのみを“0"に戻す。
4−4において幹Mの終点を越えたことが検知された
ときは4-13に進み、次の行が残っているかどうかを調べ
る。残っていれば4−3に戻り、その行の始点Sをサー
チする。次の行が残っていなければ、すべての行の線画
に対する2進データの再生は完了しているのでフローを
抜ける。
第5図は第2図の符号化画像に対する画像認識処理で
あり、5−1と5−2で演算装置4は画像データのわく
の端の方から幹Mの始点を捜す。幹Mの始点が発見され
ると5−3に進み、幹Mを1ステップ辿り、幹Mが続い
ていれば(5−4)、枝B1、B2、SPの存在を調べる。枝
が見つからなかったときは(5−6)、5−3に戻るが
枝が見つかったときには5−7に進み、枝の特徴を認識
する。例えば、第2図(A)の符号化画像の場合には、
枝の幅と幹Mに対する枝の向きを認識する。枝の幅が狭
くて幹Mの左側を分岐方向とするのはビット“1"を表わ
す枝B1であり、枝の幅が狭くて幹Mの右側を分岐方向と
するのはビット“0"を表わす枝B2であり、枝の幅が太く
て幹Mの左側を分岐方向とするのは線画セグメントに奇
数個のビット“1"の枝B1が含まれることを表わす同期・
パリティマークSP1であり、枝の幅が太くて幹Mの右側
を分岐方向とするのは線画セグメントに偶数個のビット
“1"の枝B2が含まれることを表わす同期・パリティマー
クSP1である。また、第2図(B)の符号化画像の場合
には幹Mに対する枝の向きと、枝に梁が含まれるかどう
かを認識する。第2図(C)の符号化画像の場合には同
図(A)の場合とほぼ同じ処理でよいが、幹Mの両側に
分岐する同期マーク部Sが含まれることを同期・パリテ
ィマークSP3を認識のための必要条件とする。枝の特徴
認識処理5−7は具体的にはパターンマッチングにより
あるいは枝近傍の画像データの射影(プロダクション)
をとることにより行うことができる。5−7の次に5−
8で同期・パリティマークの枝SPかどうかを判別し、同
期・パリティマークの枝SPでなければ枝の分岐方向に従
ってデータビットを記録5−9して5−3に戻る。同期
・パリティマークの枝SPを検知したときには5-10に進
み、線画セグメント内において検出したビット枝B1、B2
の数が7かどうかを調べるとともに、同セグメント内に
おいて検出したビット“1"の枝B1の数の奇偶を同期・パ
リティマークSPの分岐方向に従ってチェックし、そのチ
ェック結果に基づいてエラー処理を実行する。すなわ
ち、前回の同期・パリティマークSPから今回の同期・パ
リティマークSPまでの間(線画セグメント内)に検出し
たビット枝の数が7でない場合、または同セグメント内
で生成したビット“1"の数が同期・パリティマークSPの
パリティ情報と不一致のとき、セグメントにエラー有り
として処理する。5-10の後は5−3に戻る。
5−4で幹Mの終点を越えたことが検知されると画像
認識は完了しフローを抜ける。
以上で実施例の説明を終えるがこの発明は上記実施例
に限定されず、種々の変形、変更が可能である。
例えば上記実施例では幹M上の連続する限られた数の
分岐線を管理するマーク(同期マークSYNC、同期・パリ
ティマーク)を付けており、マーク間の線画セグメント
に含まれる分岐線の数をマークに基づいてチェックする
ことにより、ノイズ画像により同期がずれる2進データ
の範囲を制限するとともにノイズの発生位置を線画セグ
メントを単位として明らかにしているが、さらにチェッ
クマークを付加することにより、どのビットがノイズに
よるものか特定でき、正しい2進データに修正すること
も可能になる。例えば、複数行の線画における最後の行
に、縦方向のビット枝の奇偶を表わす縦のパリティマー
クを順次配列し、2進データの再生時に線画セグメント
に対する検査(水平検査)と縦パリティマークによる垂
直検査を行えば、一箇所のエラーであればその発生位置
とその正しい値を推定でき、正しい2進データに修正可
能となる。
また、ビット枝B1、B2と幹Mから成る線画において、
パリティマークのみを付加する場合において、可変数の
ビット枝ごとにパリティマークを配置するときには4種
類のパリティマーク(奇数個のビット“1"と奇数個のビ
ット“0"の枝を表わす第1パリティマーク、以下同様に
して、第2、第3、第4のパリティマーク)を使用すれ
ばよい。
[発明の効果] 請求項3の記録媒体の符号化画像には細長い線上の所
定数の分岐線ごとに同期マークが付いているので、ノイ
ズ画像による再生2進データの同期ずれを容易に制限す
ることが可能になる。またいくつかの分岐線のパターン
にチェック情報を含ませる構成に比べ記録スペースの犠
牲が少なくて足りる。
請求項1と2の2進データ再生方法、装置は上記の符
号化画像の2進データ再生において、同期マークを検出
したときに、そのマークに帰属する線画セグメント内で
検出された分岐線の数を検査しているので、再生2進デ
ータの同期ずれの波及を線画セグメント内に抑えること
ができるとともに符号化画像に含まれるノイズの発生場
所を明らかにすることができる。
請求項6の記録媒体の符号化画像には細長い線上の限
られた数の分岐線(数は可変でもよい)ごとに第1の分
岐態様をとる分岐線の奇偶と第2の分岐態様をとる分岐
線の奇偶を表わすパリティマークが配置されているので
請求項3の記録媒体とほぼ同様の効果を有する。
また請求項6の記録媒体から2進データを再生する請
求項4、5の2進データ再生方法、装置ではパリティマ
ークを検出する都度、その検出結果に従って、そのパリ
ティマークに帰属する線画セグメント内で検出された第
1の分岐態様をもつ分岐線の数の奇偶と第2の分岐態様
をもつ分岐線の数の奇偶を調べているので、同線画セグ
メント内に発生し得る1ビットエラーを確実に検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従って記録シートに記録される符号
化画像の例を示す図、第2図は符号化画像の別の例を示
す図、第3図は2進データ再生装置の全体構成図、第4
図は第1図の符号化画像に対して第3図の演算装置が実
行する画像認識処理のフローチャート、第5図は第2図
の符号化画像に対して第3図の演算装置が実行する画像
認識処理のフローチャートである。 1……記録シート、2……イメージ入力装置、3……イ
メージ記憶装置、4……演算装置、M……幹(細長い
線)、B1、B2……枝(分岐線)、SYNC……同期マーク、
SP1、SP2、SP3……同期・パリティマーク。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1本の細長い線とこの細長い線
    上に分布しそれぞれがビット符号化のためこの細長い線
    から2つの異なる分岐態様のいずれかを選択的にとる複
    数の分岐線とを有する線画であって、上記細長い線上の
    所定数の上記分岐線ごとに1つの同期マークを配列した
    線画が記録された記録媒体から、この記録媒体上の画像
    を2次元的に読み取る工程と、 読み取られた画像を記憶する工程と、 記憶された画像のなかで上記細長い線に相当する部分を
    追跡し、その過程において、上記分岐線を検出したとき
    にはその分岐態様に従ってビットを生成し、上記同期マ
    ークを検出したときには同期マーク間において生成した
    上記ビットの数を検査することにより、エラーチェック
    を行う工程と、 を有することを特徴とする2進データ再生方法。
  2. 【請求項2】少なくとも1本の細長い線とこの細長い線
    上に分布しそれぞれがビット符号化のためこの細長い線
    から2つの異なる分岐態様のいずれかを選択的にとる複
    数の分岐線とを有する線画であって、上記細長い線上の
    所定数の上記分岐線ごとに1つの同期マークを配列した
    線画が記録された記録媒体から、この記録媒体上の画像
    を2次元的に読み取るイメージ入力手段と、 上記イメージ入力手段により読み取られた画像を記憶す
    るイメージ記憶手段と、 上記イメージ記憶手段に記憶された画像のなかで上記細
    長い線に相当する部分を追跡し、その過程において、上
    記分岐線を検出したときにはその分岐態様に従ってビッ
    トを生成し、上記同期マークを検出したときには同期マ
    ーク間において生成した上記ビットの数を検査すること
    により、エラーチェックを行う演算手段と、 を有することを特徴とする2進データ再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の2進データ再生方法また
    は請求項2に記載の2進データ再生装置で使用するため
    の上記記録媒体。
  4. 【請求項4】少なくとも1本の細長い線とこの細長い線
    上に分布しそれぞれがビット符号化のためこの細長い線
    から2つの異なる分岐態様のいずれかを選択的にとる複
    数の分岐線とを有する線画であって上記細長い線上の限
    られた数の上記分岐線ごとに第1の分岐態様をとる分岐
    線の奇遇と第2の分岐態様をとる分岐線の奇遇を表わす
    バリティマークを配列した線画が記録された記録媒体か
    ら、この記録媒体上の画像を2次元的に読み取る工程
    と、 読み取られた画像を記憶する工程と、 記憶された画像のなかで上記細長い線に相当する部分を
    追跡し、その過程において、上記分岐線を検出したとき
    にはその分岐態様に従ってビットを生成し、上記パリテ
    ィマークを検出したときにはパリティマーク間において
    検出された上記第1の分岐態様をとる分岐線の数と上記
    第2の分岐態様をとる分岐線の数を上記パリティマーク
    の検出結果に従って検査することによりエラーチェック
    を行う工程と、 を有することを特徴とする2進データ再生方法。
  5. 【請求項5】少なくとも1本の細長い線とこの細長い線
    上に分布しそれぞれがビット符号化のためこの細長い線
    から2つの異なる分岐態様のいずれかを選択的にとる複
    数の分岐線とを有する線画であって上記細長い線上の限
    られた数の上記分岐線ごとに第1の分岐態様をとる分岐
    線の奇遇と第2の分岐態様をとる分岐線の奇遇を表わす
    バリティマークを配列した線画が記録された記録媒体か
    ら、この記録媒体上の画像を2次元的に読み取るイメー
    ジ入力手段と、 上記イメージ入力手段により読み取られた画像を記憶す
    るイメージ記憶手段と、 上記イメージ記憶手段に記憶された画像のなかで上記細
    長い線に相当する部分を追跡し、その過程において、上
    記分岐線を検出したときにはその分岐態様に従ってビッ
    トを生成し、上記パリティマークを検出したときにはパ
    リティマーク間において検出された上記第1の分岐態様
    をとる分岐線の数と上記第2の分岐態様をとる分岐線の
    数を上記パリティマークの検出結果に従って検査するこ
    とによりエラーチェックを行う演算手段と、 を有することを特徴とする2進データ再生装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の2進データ再生方法また
    は請求項5に記載の2進データ再生装置で使用するため
    の上記記録媒体。
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