JP2738121B2 - 石英系光導波路の製造方法 - Google Patents
石英系光導波路の製造方法Info
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- Optical Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、石英系光導波路の製造、特に光導波路のパ
ターン化工程における形状の偏差を補償する方法に関す
るものである。
ターン化工程における形状の偏差を補償する方法に関す
るものである。
[従来の技術] 近年、Siあるいは石英基板上に石英系光導波路を形成
し、光合分波器、光方向性結合器、光スターカプラ、光
フィルタなどの光回路を平面的に構成する、いわゆる光
集積回路の研究が活発化している。この光集積回路を構
成する際、石英系の単一モード光ファイバとの整合性を
良くするため、通常、光の伝搬するコアの厚み及び幅は
10μm前後の値に設計される。
し、光合分波器、光方向性結合器、光スターカプラ、光
フィルタなどの光回路を平面的に構成する、いわゆる光
集積回路の研究が活発化している。この光集積回路を構
成する際、石英系の単一モード光ファイバとの整合性を
良くするため、通常、光の伝搬するコアの厚み及び幅は
10μm前後の値に設計される。
第3図は本発明者が先に提案した石英系光導波路の製
造方法の工程図を示したものである。同図に示すよう
に、まず基板1(SiO2ガラス)上に低屈折率のバッファ
層2及び所望厚みT(約10μm)のコア層3を形成した
後(同図(a))、メタル(WSi)膜4を形成し(同図
(b))、その上にホトレジスト5を塗布し、ホトリソ
グラフィによりパターニングを行う(同図(c))。そ
して、このホトレジスト5の膜をマスクにして、メタル
膜4をパターニングする。次に、ホトレジスト膜5及び
メタル膜4のマスクを基にして、上記低屈折率層上に形
成された厚さTが約10μmのコア層3の膜を、ドライエ
ッチングによりパターニングし、幅W(約10μm)の矩
形状パターンに加工する(同図(d))。最後に、ホト
レジスト膜5及びメタル膜4を除去して2つのコア31及
び32を得た後(同図(e))、低屈折率のクラッド膜6
で被覆することにより(同図(f))、埋込み型の石英
系光導波路が実現される。
造方法の工程図を示したものである。同図に示すよう
に、まず基板1(SiO2ガラス)上に低屈折率のバッファ
層2及び所望厚みT(約10μm)のコア層3を形成した
後(同図(a))、メタル(WSi)膜4を形成し(同図
(b))、その上にホトレジスト5を塗布し、ホトリソ
グラフィによりパターニングを行う(同図(c))。そ
して、このホトレジスト5の膜をマスクにして、メタル
膜4をパターニングする。次に、ホトレジスト膜5及び
メタル膜4のマスクを基にして、上記低屈折率層上に形
成された厚さTが約10μmのコア層3の膜を、ドライエ
ッチングによりパターニングし、幅W(約10μm)の矩
形状パターンに加工する(同図(d))。最後に、ホト
レジスト膜5及びメタル膜4を除去して2つのコア31及
び32を得た後(同図(e))、低屈折率のクラッド膜6
で被覆することにより(同図(f))、埋込み型の石英
系光導波路が実現される。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記製造方法を用いて第4図に示すような構
造の方向性結合器型光分波器を作製する場合、2つのコ
ア31及び32を数mmの長さにわたって2μm程度の間隔S
を保って平行に配置された構造を実現しようとすると、
次のような問題点が生ずることがわかった。
造の方向性結合器型光分波器を作製する場合、2つのコ
ア31及び32を数mmの長さにわたって2μm程度の間隔S
を保って平行に配置された構造を実現しようとすると、
次のような問題点が生ずることがわかった。
すなわち、ホトレジスト膜5及び金属膜4のパターン
をマスクにして、厚さTが約10μmのコア層3の膜を、
ドライエッチングプロセスにより矩形状に加工すると、
コア31及び32の幅Wがマスク幅W0に比し、作成のたびに
0.2〜1.0μmの範囲で幅減りを生じた。
をマスクにして、厚さTが約10μmのコア層3の膜を、
ドライエッチングプロセスにより矩形状に加工すると、
コア31及び32の幅Wがマスク幅W0に比し、作成のたびに
0.2〜1.0μmの範囲で幅減りを生じた。
この幅減りは、ドライエッチング時のアンダーカット
によるものであり、コアの厚みTが10μm程度と厚い場
合にはどうしてもさけられない現象であった。そして、
この幅減りは、光分波器の中心波長ずれ及び阻止域での
アイソレーションの低下を招くという問題点につながっ
た。
によるものであり、コアの厚みTが10μm程度と厚い場
合にはどうしてもさけられない現象であった。そして、
この幅減りは、光分波器の中心波長ずれ及び阻止域での
アイソレーションの低下を招くという問題点につながっ
た。
第5図(a)〜(c)にこの中心波長ずれ特性を示
す。これは第5図(d)に示す基本的な光合分波器につ
いて、本発明者が計算した感度解析特性の結果を示した
ものであり、同図において、(a)はコア幅Wの偏差特
性、(b)はクラッドのコアに対する比屈折率差Δn
(%)の偏差特性、(b)は厚さTの偏差特性を示す。
す。これは第5図(d)に示す基本的な光合分波器につ
いて、本発明者が計算した感度解析特性の結果を示した
ものであり、同図において、(a)はコア幅Wの偏差特
性、(b)はクラッドのコアに対する比屈折率差Δn
(%)の偏差特性、(b)は厚さTの偏差特性を示す。
上記幅減りを、予めホトリソグラフィ用マスクの設計
時に考慮しておくことにより、多少の改善は可能である
が、大きな改善は期待できない。なぜならば、コア間隔
Sがもともと2μm程度のため、上記幅減りをホトリソ
グラフィ用マスクに考慮すると、その間隔は0.5〜1.5μ
mとなり、この値はマスクの作成精度及びホトリソグラ
フィの分解能によって実現困難な値となるためである。
時に考慮しておくことにより、多少の改善は可能である
が、大きな改善は期待できない。なぜならば、コア間隔
Sがもともと2μm程度のため、上記幅減りをホトリソ
グラフィ用マスクに考慮すると、その間隔は0.5〜1.5μ
mとなり、この値はマスクの作成精度及びホトリソグラ
フィの分解能によって実現困難な値となるためである。
本発明の目的は前記した従来技術の問題点を解消し、
所望のマスク精度の石英系光導波路を実現する方法を提
供することにある。
所望のマスク精度の石英系光導波路を実現する方法を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の石英系光導波路の製造方法は、低屈折率層を
有する基板上に形成されたコア用ガラス膜の上にメタル
及びホトレジスト膜のパターン化したマスクを構成し、
該2つのマスクを基にしてコア用ガラス膜をドライエッ
チングにより矩形状にパターン化し、次いで該ホトレジ
スト膜を取り除いた該パターン表面上に補償用コアガラ
スの薄膜を減圧プラズマCVD法により形成させ、その
後、ドライエッチングによりメタル膜表面が露出するま
で該補償用コアガラス膜のエッチング、次いでメタル膜
のエッチングを行った後、クラッド膜を被覆することに
ある。この補償用コアガラス薄膜としては、屈折率がコ
ア用ガラス膜のそれと等しいか或いは低いもの、また
は、軟化温度がコア用ガラス膜のそれと等しいか或いは
低いものを用いることができる。しかし、補償用コアガ
ラス薄膜の代りに、補償用コアガラス薄膜とクラッド用
ガラス薄膜の2層膜を形成させることもできる。
有する基板上に形成されたコア用ガラス膜の上にメタル
及びホトレジスト膜のパターン化したマスクを構成し、
該2つのマスクを基にしてコア用ガラス膜をドライエッ
チングにより矩形状にパターン化し、次いで該ホトレジ
スト膜を取り除いた該パターン表面上に補償用コアガラ
スの薄膜を減圧プラズマCVD法により形成させ、その
後、ドライエッチングによりメタル膜表面が露出するま
で該補償用コアガラス膜のエッチング、次いでメタル膜
のエッチングを行った後、クラッド膜を被覆することに
ある。この補償用コアガラス薄膜としては、屈折率がコ
ア用ガラス膜のそれと等しいか或いは低いもの、また
は、軟化温度がコア用ガラス膜のそれと等しいか或いは
低いものを用いることができる。しかし、補償用コアガ
ラス薄膜の代りに、補償用コアガラス薄膜とクラッド用
ガラス薄膜の2層膜を形成させることもできる。
[作用] 本発明の具体的形態は、例えば、基板に形成されたコ
ア用ガラス膜の上にホトレジスト及びメタル膜をパター
ン化し、該パターン化した膜をマスクにしてコア用ガラ
ス膜をドライエッチングプロセスにより矩形状にパター
ン化した後、ホトレジストのみを取り除いた上記パター
ン化した表面上に、減圧プラズマCVD法により、補償用
コア膜を厚さ0.数μmから1μmの範囲で形成させ、次
にドライエッチングにより、メタル膜表面が露出するま
で上記補償用コア膜をエッチングし、その後、メタル膜
をエッチングしてからクラッド膜を被覆することによ
り、ドライエッチングによるコア幅の幅減りを補償する
ようにしたものである。補償用コア膜は屈折率がコアの
屈折率と同じか、それよりもわずかに低い材質のものを
用いる。
ア用ガラス膜の上にホトレジスト及びメタル膜をパター
ン化し、該パターン化した膜をマスクにしてコア用ガラ
ス膜をドライエッチングプロセスにより矩形状にパター
ン化した後、ホトレジストのみを取り除いた上記パター
ン化した表面上に、減圧プラズマCVD法により、補償用
コア膜を厚さ0.数μmから1μmの範囲で形成させ、次
にドライエッチングにより、メタル膜表面が露出するま
で上記補償用コア膜をエッチングし、その後、メタル膜
をエッチングしてからクラッド膜を被覆することによ
り、ドライエッチングによるコア幅の幅減りを補償する
ようにしたものである。補償用コア膜は屈折率がコアの
屈折率と同じか、それよりもわずかに低い材質のものを
用いる。
補償用コア膜によりコア幅の幅減りを補償できるの
は、次の理由による。
は、次の理由による。
減圧プラズマCVD法によるガラス膜の形成は、アスペ
クト比の大きな凸凹の段差のあるパターン表面上にも均
一な厚みに形成することができる。したがって、まず、
矩形状のコアのコア幅減り分の膜厚の補償用コア膜を減
圧プラズマCVD法により形成させておく、次に、ドライ
エッチングにより、メタル膜及びバッファ槽上の上記補
償用コア膜をエッチングするが、このドライエッチング
では厚み方向のエッチング速度が厚み方向と垂直な方向
へのエッチング速度よりもはるかに大きい(5倍以上)
ため、上記メタル膜及びバッファ層上の補償用コア膜は
エッチングされるが、矩形状のコア側面の補償用コア膜
はほとんどエッチングされない。これにより、コア幅の
幅減りを補償することができる。
クト比の大きな凸凹の段差のあるパターン表面上にも均
一な厚みに形成することができる。したがって、まず、
矩形状のコアのコア幅減り分の膜厚の補償用コア膜を減
圧プラズマCVD法により形成させておく、次に、ドライ
エッチングにより、メタル膜及びバッファ槽上の上記補
償用コア膜をエッチングするが、このドライエッチング
では厚み方向のエッチング速度が厚み方向と垂直な方向
へのエッチング速度よりもはるかに大きい(5倍以上)
ため、上記メタル膜及びバッファ層上の補償用コア膜は
エッチングされるが、矩形状のコア側面の補償用コア膜
はほとんどエッチングされない。これにより、コア幅の
幅減りを補償することができる。
なお、本発明の方法は、コア側面の表面荒れによる光
散乱損失を補償用コア膜の被着により、大幅に低減する
ことができるという別の特徴もある。
散乱損失を補償用コア膜の被着により、大幅に低減する
ことができるという別の特徴もある。
[実施例] 第1図に本発明による石英光導波路の形状補償方法の
実施例を示す。
実施例を示す。
同図(a)は第3図(d)のドライエッチング後にメ
タル膜4上のホトレジスト膜5を除去した場合の概略断
面を示したものである。
タル膜4上のホトレジスト膜5を除去した場合の概略断
面を示したものである。
ここで、基板1には、石英系ガラス,多成分系ガラ
ス,サファイア,Siなどが用いられる。バッファ層2に
は、SiO2、あるいはSiO2にB,P,Ti,Ge,Ta,Al,Fなどの屈
折率制御用添加物を少なくとも一種含んだもので、その
屈折率はnbである。コア31及び32には、屈折率がnw(nw
>nb)でSiO2にTi,P,Ge,Al,B,Ta,F,Er,Nd,Na,Yb,K,Sm,Z
nなどの屈折率制御用添加物を少なくとも一種含んだも
の、あるいはSiO2が用いられる。メタル膜4には、W,WS
i,MoSi,Mo,Cr,αSiなどが用いられる。
ス,サファイア,Siなどが用いられる。バッファ層2に
は、SiO2、あるいはSiO2にB,P,Ti,Ge,Ta,Al,Fなどの屈
折率制御用添加物を少なくとも一種含んだもので、その
屈折率はnbである。コア31及び32には、屈折率がnw(nw
>nb)でSiO2にTi,P,Ge,Al,B,Ta,F,Er,Nd,Na,Yb,K,Sm,Z
nなどの屈折率制御用添加物を少なくとも一種含んだも
の、あるいはSiO2が用いられる。メタル膜4には、W,WS
i,MoSi,Mo,Cr,αSiなどが用いられる。
単一モード光導波路を構成しようとすると、コア31及
び32の厚みTo約8μm、幅Wo約10μm、コアとバッファ
層との間の屈折率差約0.数%に設定される。また方向性
結合器、合分波器などを構成しようとすると、コア31と
32との間の間隔Soは2μm程度に設定される。
び32の厚みTo約8μm、幅Wo約10μm、コアとバッファ
層との間の屈折率差約0.数%に設定される。また方向性
結合器、合分波器などを構成しようとすると、コア31と
32との間の間隔Soは2μm程度に設定される。
第1図(a)の段階において、たとえば、Wo=10μm,
So=2μm,To=8μmとしてドライエッチングを行なっ
た場合、W1は約9μm、S1は約3μmとなった。
So=2μm,To=8μmとしてドライエッチングを行なっ
た場合、W1は約9μm、S1は約3μmとなった。
そこで、第1図(b)に示すように、コア31及び32の
屈折率と等しいか、若干低い値の補償用コア膜8を、減
圧プラズマCVD法により、厚さ0.5μm形成させた。
屈折率と等しいか、若干低い値の補償用コア膜8を、減
圧プラズマCVD法により、厚さ0.5μm形成させた。
ここで、減圧プラズマCVD法は次のようにして行っ
た。すなわち、第1図(a)の基板を反応容器の下部電
極上に置き、350℃に加熱し、反応容器内を10-3Torrに
保った。次に、下部電極に対向する上部電極側よりシャ
ワー状にして Si(OC2H5)4とPO(OC2H5)3の蒸気を、O2のキャリアガスと
共に、上記基板上に吹きつけた。そして両電極間に高周
波電力を印加することにより、プラズマを発生させ、補
償用コア膜8を形成させた。
た。すなわち、第1図(a)の基板を反応容器の下部電
極上に置き、350℃に加熱し、反応容器内を10-3Torrに
保った。次に、下部電極に対向する上部電極側よりシャ
ワー状にして Si(OC2H5)4とPO(OC2H5)3の蒸気を、O2のキャリアガスと
共に、上記基板上に吹きつけた。そして両電極間に高周
波電力を印加することにより、プラズマを発生させ、補
償用コア膜8を形成させた。
この状態で形成された補償用コア膜8の屈折率は、コ
ア31及び32のそれよりも低い。すなわち、上記補償用コ
ア膜8は低温で形成されているので、屈折率は若干低い
値であるが、最後の(e)のクラッド膜形成の前、ある
いは後に、高温(>1200℃)でアニールすることによっ
て、コア31及び32の屈折率とほぼ等しい値に変わる。
ア31及び32のそれよりも低い。すなわち、上記補償用コ
ア膜8は低温で形成されているので、屈折率は若干低い
値であるが、最後の(e)のクラッド膜形成の前、ある
いは後に、高温(>1200℃)でアニールすることによっ
て、コア31及び32の屈折率とほぼ等しい値に変わる。
次に(c)に示すように、ドライエッチングプロセス
を用いて、メタル膜8及びバッファ層2上の補償用コア
膜8をエッチングする。このドライエッチングは、CHF3
ガスを用い、反応性イオンエッチング装置を使って行わ
れる。
を用いて、メタル膜8及びバッファ層2上の補償用コア
膜8をエッチングする。このドライエッチングは、CHF3
ガスを用い、反応性イオンエッチング装置を使って行わ
れる。
その後、(d)に示すように、メタル膜4をNF3のガ
スを使ってドライエッチングすることにより除去する。
スを使ってドライエッチングすることにより除去する。
そして最後に(e)に示すように、屈折率no(no<
nw)のクラッド6を形成させる。このプロセス(e)の
前、あるいは後に、基板ごと高温でアニールされる。
nw)のクラッド6を形成させる。このプロセス(e)の
前、あるいは後に、基板ごと高温でアニールされる。
この方法によれば、コア31及び32の幅をメタルマスク
幅Woになるように作ることができる。さらには最初のマ
スク設計時のマスク幅になるようにすることもできるた
め、コア幅の減少による光学特性の劣化(たとえば、光
合分波器の中心波長ずれ、3dB方向性結合器の係合特性
ずれ等)を補償することができる。
幅Woになるように作ることができる。さらには最初のマ
スク設計時のマスク幅になるようにすることもできるた
め、コア幅の減少による光学特性の劣化(たとえば、光
合分波器の中心波長ずれ、3dB方向性結合器の係合特性
ずれ等)を補償することができる。
また、第2図(c)から(d)のプロセスで厚さToが
約8μmのコア層3を1時間以上もかけてドライエッチ
ングするために、エッチングされたコア31および32の側
面はホトレジスト5及びメタル4のマスクエッヂ荒れに
比例した表面荒れが生じる。この表面荒れは光導波路の
散乱損失を誘引する。
約8μmのコア層3を1時間以上もかけてドライエッチ
ングするために、エッチングされたコア31および32の側
面はホトレジスト5及びメタル4のマスクエッヂ荒れに
比例した表面荒れが生じる。この表面荒れは光導波路の
散乱損失を誘引する。
本発明の方法では、その表面荒れ部分を補償用コア膜
8で被覆してしまうため、上記散乱損失を大巾に低減す
ることができる。また、この補償用コア膜8にコア31及
び32のガラスの軟化温度よりも低いガラス、たとえばSi
O2−P2O5−B2O3系ガラス、SiO2−TiO2−P2O5−B2O3系ガ
ラス、SiO2−GeO2−B2O3系ガラスなどを用いれば、第1
図(e)のクラッド膜形成前、あるいは後の高温でのア
ニールにおいて、コア31及び32の表面荒れ部分に補償用
コア膜8がすき間なく埋め込まれるので、散乱損失は大
巾に低減される。
8で被覆してしまうため、上記散乱損失を大巾に低減す
ることができる。また、この補償用コア膜8にコア31及
び32のガラスの軟化温度よりも低いガラス、たとえばSi
O2−P2O5−B2O3系ガラス、SiO2−TiO2−P2O5−B2O3系ガ
ラス、SiO2−GeO2−B2O3系ガラスなどを用いれば、第1
図(e)のクラッド膜形成前、あるいは後の高温でのア
ニールにおいて、コア31及び32の表面荒れ部分に補償用
コア膜8がすき間なく埋め込まれるので、散乱損失は大
巾に低減される。
第2図は、本発明の石英系光導波路の形状補償方法の
別の実施例を示したものである。
別の実施例を示したものである。
これは同図(a)のドライエッチング及びホトレジス
ト膜除去のプロセス後に、減圧プラズマCVD法を用い
て、まず補償用コア膜8を膜厚0.数μmから1μmの範
囲で形成させ、次いで(b)の如く、クラッド6の屈折
率と等しいかあるいはそれよりも低い屈折率を有する薄
膜(厚さ0.数μmから1μm程度)のクラッド膜9を形
成させて、コア膜3及び補償用コア膜8をプロセスの汚
染から保護する。その後の(c)から(e)のプロセス
は第1図の場合と同様である。
ト膜除去のプロセス後に、減圧プラズマCVD法を用い
て、まず補償用コア膜8を膜厚0.数μmから1μmの範
囲で形成させ、次いで(b)の如く、クラッド6の屈折
率と等しいかあるいはそれよりも低い屈折率を有する薄
膜(厚さ0.数μmから1μm程度)のクラッド膜9を形
成させて、コア膜3及び補償用コア膜8をプロセスの汚
染から保護する。その後の(c)から(e)のプロセス
は第1図の場合と同様である。
このように、第1図(b)及び第2図(b)の膜形成
プロセスでは、膜は屈折率,組成,軟化温度などの物理
的特性の異なるものを複数層に形成してもよい。
プロセスでは、膜は屈折率,組成,軟化温度などの物理
的特性の異なるものを複数層に形成してもよい。
本発明は上記実施例に限定されない。
たとえば、光導波路は埋め込み型以外に、リッジ型で
もよい。また基板1に石英ガラス基板を用いた場合に
は、バッファ層2はなくてもよい。
もよい。また基板1に石英ガラス基板を用いた場合に
は、バッファ層2はなくてもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、ドラエッチングプロ
セスによるコア幅の幅減りを補償することができるの
で、たとえば、光合分波器,光フィルタ,3dB光カプラな
どを作った場合の中心波長ずれ,アイソレーション特性
及び結合比の劣化などを抑制することができる。またコ
ア側の表面荒れによる光散乱損失の増大を低減させるこ
ともできる。
セスによるコア幅の幅減りを補償することができるの
で、たとえば、光合分波器,光フィルタ,3dB光カプラな
どを作った場合の中心波長ずれ,アイソレーション特性
及び結合比の劣化などを抑制することができる。またコ
ア側の表面荒れによる光散乱損失の増大を低減させるこ
ともできる。
第1図は及び第2図は本発明の石英系光導波路の形状補
償方法の実施例を示した図、第3図は本発明者が先に提
案した石英系光導波路の製造方法の工程図を示した図、
第4図は従来の方向性結合器型光分波器の概略を示した
もので、(a)は平面図、(b)はそのA−A断面図、
第5図は本発明者が計算した光合分波器の感度解析特性
を結果を示したものである。 図中、1は基板、2はバッファ層、3はコア層、4はメ
タル膜、5はホトレジスト膜、6はクラッド、8は補償
用コア膜、9は薄膜クラッド、31,32はコアを示す。
償方法の実施例を示した図、第3図は本発明者が先に提
案した石英系光導波路の製造方法の工程図を示した図、
第4図は従来の方向性結合器型光分波器の概略を示した
もので、(a)は平面図、(b)はそのA−A断面図、
第5図は本発明者が計算した光合分波器の感度解析特性
を結果を示したものである。 図中、1は基板、2はバッファ層、3はコア層、4はメ
タル膜、5はホトレジスト膜、6はクラッド、8は補償
用コア膜、9は薄膜クラッド、31,32はコアを示す。
Claims (4)
- 【請求項1】低屈折率層を有する基板上に形成されたコ
ア用ガラス膜の上にメタル及びホトレジスト膜のパター
ン化したマスクを構成し、該2つのマスクを基にしてコ
ア用ガラス膜をドライエッチングにより矩形状にパター
ン化し、次いで該ホトレジスト膜を取り除いた該パター
ン表面上に補償用コアガラスの薄膜を減圧プラズマCVD
法により形成させ、その後、ドライエッチングによりメ
タル膜表面が露出するまで該補償用コアガラス膜のエッ
チング、次いでメタル膜のエッチングを行った後、クラ
ッド膜を被覆することを特徴とする石英系光導波路の製
造方法。 - 【請求項2】上記補償用コアガラス薄膜として、屈折率
がコア用ガラス膜のそれと等しいか、あるいは低いもの
を用いたことを特徴とする請求項1記載の石英系光導波
路の製造方法。 - 【請求項3】上記補償用コアガラス薄膜として、軟化温
度がコア用ガラス膜のそれと等しいか、あるいは低いも
のを用いたことを特徴とする請求項1記載の石英系光導
波路の製造方法。 - 【請求項4】上記補償用コアガラス薄膜の代りに、補償
用コアガラス薄膜とクラッド用ガラス薄膜の2層膜を形
成させたことを特徴とする請求項1記載の石英系光導波
路の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8639390A JP2738121B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 石英系光導波路の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8639390A JP2738121B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 石英系光導波路の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03284707A JPH03284707A (ja) | 1991-12-16 |
| JP2738121B2 true JP2738121B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=13885633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8639390A Expired - Fee Related JP2738121B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 石英系光導波路の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2738121B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2355079A (en) * | 1999-10-07 | 2001-04-11 | Kymata Ltd | Multi-core waveguide |
| US6937806B2 (en) * | 2002-03-21 | 2005-08-30 | Dalsa Semiconductor Inc. | Method of making photonic devices with SOG interlayer |
| KR100679229B1 (ko) * | 2004-12-09 | 2007-02-05 | 한국전자통신연구원 | 평면형 광도파로 및 그의 제조 방법 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8639390A patent/JP2738121B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03284707A (ja) | 1991-12-16 |
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