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JP2749060B2 - 設計手順の支援装置及び支援方法 - Google Patents
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JP2749060B2 - 設計手順の支援装置及び支援方法 - Google Patents

設計手順の支援装置及び支援方法

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JP2749060B2
JP2749060B2 JP63114679A JP11467988A JP2749060B2 JP 2749060 B2 JP2749060 B2 JP 2749060B2 JP 63114679 A JP63114679 A JP 63114679A JP 11467988 A JP11467988 A JP 11467988A JP 2749060 B2 JP2749060 B2 JP 2749060B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機による設計支援に係り、特にどのよう
な手順で設計を行つたかという設計手順の履歴管理や利
用あるいは生成に好適な設計手順の支援方法および支援
装置に関する。
〔従来の技術〕
どのような手順で設計を行つたかという設計手順の履
歴管理の為には、どのような設計の処理をどのような順
序で行なつているかという処理の流れとして設計手順を
捉えることが行なわれている。これに対し、従来例え
ば、コンピユータソフトウエア,日本ソフトウエア科学
会誌,ボリユーム1,ナンバー1,(1984)第64頁から第77
頁において論じられているPAD(Problem Analysis Diag
ram)を処理の流れの基準方法として採用し、その記述
内容を計算機に記憶し、それを利用することによって設
計手順の管理や利用を実現している。
また、類似の記述方法としては、流れ図(Flow Char
t),NSチヤート等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術を用いた場合、設計の手順の記述がデー
タ処理の流れ記述主体となり、設計データ間の関係を陽
に表現出来ない。この為、ある設計データが他のどの設
計データ或いはどのデータ処理と依存関係にあるかを判
断することが困難であり、従つて、設計の手順の追加,
削除或いは変更等が難しいという問題があつた。また、
データ処理の流れ記述が基本的に逐次的である為、本来
依存関係がなく、従つて順序関係のないデータ処理の間
にも、人為的に順序関係を設ける必要があり、依存関係
の有無の判断を困難としていた。
また、設計の手順としては複数存在し、実際の設計の
手順はそのなかから選択するような場合で、設計変更な
どにより設計手順の見直しが必要な時に、実際に実行さ
れる設計手順のみの管理では、他の設計の手順の検討に
は不十分であるという問題があつた。
本発明の目的は、設計の手順の追加、削除、変更が容
易にできるような設計手順の支援装置及び支援方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、設計手順の支援装置が設計データ名称と
データ処理の名称と設計データとデータ処理との入出力
関係を示す情報の入力を行う入力手段と、入力手段から
入力された設計データ名称、データ処理の名称、及び設
計データとデータ処理との入出力関係を示す情報を記憶
する第1の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶された設
計データとデータ処理との入出力関係を表す情報に基づ
き、設計データの名称とデータ処理の名称とをノードと
して設計データとデータ処理との入出力関係を表すネッ
トワーク情報を作成する処理手段と、処理手段によって
作成されたネットワーク情報を表示する表示手段とを具
備することにより達成される。さらに、後に設計手順の
見直しを容易に行うようにするため、表示手段に表示さ
れたネットワーク情報の中からデータ処理の実行順序を
決定するためにデータ処理が行われる順番にデータ処理
名称を選択する選択手段と、選択手段により選択された
データ処理の名称を選択順に記憶する第2の記憶手段と
を具備する。
〔作用〕
本発明では、実際に実行されるデータ処理の順序とは
別に、設計データの名称、データ処理の名称、設計デー
タとデータ処理との入出力関係を入力して記憶すること
により、実行したい設計手順以外の実行する可能性のあ
る実行手順をも考慮した設計データ及びデータ処理のセ
ッティングを行い、これらのデータに基づいて入力され
て記憶されている設計データとデータ処理の入出力関係
のあらゆる実行手順の可能性を表すネットワーク情報を
作成するというものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は設計手順の支援装置の1構成例を示すブロツ
ク図である。第1図において、11は設計データ名称,デ
ータ処理名称および入出力関係情報生成手段、12はデー
タ処理実行順序生成手段、1は設計データ名称、データ
処理名称および入出力関係情報記憶手段、2にデータ処
理実行順序記憶手段、21はデータ処理名称選択手段、3
は名称検索手段、31は検索結果記憶手段、41は設計手順
出力手段である。また、名称検索手段3は入力設計デー
タ名称検索手段301,出力設計データ名称検索手段302,入
力先データ処理名称検索手段303,出力先データ処理名称
検索手段304とから構成される。
第2図は第1図に示す実施例の動作を説明するフロー
チヤート(Flow Chart)である。まず、第2図のステツ
プA101で第1図の設計データ名称,データ処理名称およ
び入出力関係情報生成手段11により生成された設計デー
タ名称,データ処理名称および入出力関係情報を記憶手
段1に入力する。次に、ステツプA102でデータ処理実行
順序生成手段12により生成されたデータ処理実行順序を
記憶手段2に入力する。次に、ステツプA103でデータ処
理名称選択手段21によりデータ処理実行順序記憶手段2
に記憶されているデータ処理名称を選択する。次に、ス
テツプA104で選択されたデータ処理名称に基づき名称検
索手段3により設計データ名称,データ処理名称および
入出力関係情報記憶手段1に記憶されている選択された
データ処理の入力および出力となる設計データ名称を検
索する。次に、ステツプA105で検索結果を検索結果記憶
手段31に記憶する。次に、ステツプA106で選択されたデ
ータ処理名称が実行される最後のデータ処理名称と一致
するか否かを判断し、一致すればステツプA107へ移り、
一致しなければステツプA103,A104およびステツプA105
を繰り返す。ステップA107では、設計手順出力手段41に
より検索結果記憶手段31に記憶されている検索結果を出
力する。
第3図は、第1図の設計データ名称,データ処理名称
および入出力関係情報生成手段11,データ処理実行順序
生成手段12および設計手順出力手段41の実現装置の一構
成例の説明図である。第3図において、111は表示手段
となるグラフイツク端末、122は入出力制御部、113は入
出力処理部である、グラフイツク端末111により入力さ
れた情報は入出力制御部112を経て入出力処理部113によ
り処理を施して入力情報となる。また出力情報は入出力
処理部113により処理を施し入出力制御部112を経でグラ
フイツク端末111に出力される。
第4図は、第1図の設計データ名称,データ処理名称
および入出力関係情報生成手段11による設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報の一生成方法
の説明図である。第4図(a)〜(e)は第3図のグラ
フイツク端末111の画面であり、このネツトワーク情報
を示すグラフにおいてD1,D2,D3は設計データ名称、P1は
データ処理名称を示す。第4図では、D1,D2を入力とす
るデータ処理P1によつてD3を出力する場合を考える。次
に、生成方法の一手順を説明する。第4図(a)で設計
データ名称D1,D2を定義し楕円で囲むことによりD1,D2が
設計データ名称であることを入力する。次に、第4図
(b)でデータ処理名称P1定義し、長方形で囲むことに
よりP1がデータ処理名称であることを入力する。次に、
第4図(c)でD1とP1,D2とP1を矢印で結ぶことによりD
1およびD2がP1の入力であることを入力する。つまり、
この矢印がアークであり、入出力情報となる。次に、第
4図(d)で設計データ名称D3を定義し楕円で囲むこと
によりD3が設計データ名称であることを入力する。次
に、第4図(c)でP1とD3を矢印で結ぶことによりD3が
P1の出力であることを入力する。この結果、設計データ
名称,データ処理名称および入出力関係情報が、第1図
の設計データ名称,データ処理名称および入出力関係情
報記憶手段1に記憶される。
第5図は、第1図の設計データ名称,データ処理名称
および入出力関係情報生成手段11による設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報の一追加変更
方法の説明図である。第5図(a)〜(f)は第3図の
グラフイツク端末111の画面であり、D1,D2,D3,D4,D5は
設計データ名称、P1,P2はデータ処理名称を示す。第5
図では、第4図(e)の状態に、D2,D4を入力としD5を
出力するデータ処理P2を追加する場合を考える。次に、
生成方法の一手段を説明する。第5図(a)は第4図
(e)と同じである。次に、第5図(b)で設計データ
名称D4を定義し楕円で囲むことによりD4が設計データ名
称であることを入力する。次に、第5図(c)でデータ
処理名称P2定義し長方形で囲むことによりP2がデータ処
理名称であることを入力する。次に、第5図(d)でD2
とP2,D4とP2を矢印で結ぶことによりD2およびD4がP2の
入力であることを入力する。次に、第5図(e)で設計
データ名称D5を定義し楕円で囲むことによりD5が設計デ
ータ名称であることを入力する。次に、第5図(f)で
P2とD5を矢印で結ぶことによりD5がP2の出力であること
を入力する。この結果、追加変更された設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報が、第1図の
設計データ名称,データ処理名称および入出力関係情報
記憶手段1に記憶される。
第6図は、第1図のデータ処理実行順序生成手段12に
よるデータ処理実行順序の一生成方法の説明図である。
第6図(a)〜(c)は第3図のグラフイツク端末111
の画面であり、D1,D2,D3,D4,D5は設計データ名称、P1,P
2はデータ処理名称を示す。第6図では、第5図(f)
の状態を基に、1番めのデータ処理P2で2番めのデータ
処理がP1であるというデータ処理実行順序を生成する場
合を考える。次に、生成方法の一手順を説明する。第6
図(a)は第5図(f)と同じである。次に、第6図
(b)でデータ処理名称P2を選択する。次に、第6図
(c)でデータ処理名称P1を選択する。この結果、デー
タ処理実行順序が、第1図のデータ処理実行順序記憶手
段2に記憶される。本方法によれば、データ処理実行順
序を第6図(b),(c)のデータ処理名称を選択順序
として入力できることから、データ処理名称の選択だけ
で済むという効果がある。また、第6図(b),(c)
において、データ処理名称を選択する時に、そのデータ
処理が何番めに実行されるかを入力する方法もある。こ
の場合、データ処理名称の選択順序をデータ処理実行順
序と無関係に選べるという効果がある。
第7図は、第1図の設計データ名称,データ処理名称
および入出力関係情報記憶手段1における設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報の一記憶方法
の説明図である。第7図において、501は設計データ名
称記憶領域、502はデータ処理名称記憶領域、503はデー
タ処理とその入力設計データを記憶する入力関係記憶領
域、504はデータ処理とその出力設計データを記憶する
出力関係記憶領域である。第7図のD1,D2,D3,D4,D5は設
計データ名称、P1,P2はデータ処理名称を示す。第7図
では、第5図(f)の状態における設計データ名称,デ
ータ処理名称および入出力関係情報を記憶する場合を考
える。第1図の設計データ名称,データ処理名称および
入出力関係情報生成手段11により生成された設計データ
名称は設計データ名称記憶領域501に、データ処理名称
はデータ処理名称記憶領域502に、入力関係は入力関係
にあるデータ処理名称と設計データ名称の形式で入力関
係記憶領域503に、出力関係は出力関係にあるデータ処
理名称と設計データ名称の形式で出力関係記憶領域504
に記憶する。
第8図は、第1図のデータ処理実行順序記憶手段2に
おけるデータ処理実行順序の記憶方法の二つの例の説明
図である。第8図のP1,P2はデータ処理名称を示す。第
8図では、第6図(c)の状態におけるデータ処理実行
順序を記憶する場合を考える。第1図のデータ処理実行
順序生成手段12により生成されたデータ処理実行順序は
第8図(a)の場合にはデータ処理名称とその記憶順序
として、第8図(b)の場合にはデータ処理名称と実行
順序の番号との組として記憶する。
第9図(a)〜(d)は第1図の名称検索手段3の一
実施例の動作を説明するフローチヤート(Flow Chart)
である。第9図(a)は特定のデータ処理名称に対して
その入力設計データ名称を検索する手順を、第9図
(b)は特定のデータ処理名称に対してその出力設計デ
ータ名称を検索する手段を、第9図(c)は特定の設計
データ処理名称に対してその出力設計データ名称を検索
する手段を、第9図(c)は特定の設計データ名称に対
しその設計データを入力とするデータ処理名称を検索す
る手段を、第9図(d)は特定の設計データ名称に対し
その設計データを出力とするデータ処理名称を検索する
手順を示している。第9図(a)においては、まず、ス
テツプR101で特定のデータ処理名称を入力する。次に、
ステツプR102で第1図の設計データ名称,データ処理名
称および入出力関係情報記憶手段1に記憶されている入
出力関係情報から入力設計データ名称を検索する。次
に、ステツプR103で該当する設計データが無くなつたか
否かを判断する。該当する設計データが残つていればス
テツプR102を繰返し、該当する設計データが無くなれば
処理を終了する。第9図(b)においては、まず、ステ
ツプS101で特定のデータ処理名称を入力する。次に、ス
テツプS102で第1図の設計データ名称,データ処理名称
および入出力関係情報記憶手段1に記憶されている入出
力関係情報から出力設計データ名称を検索する。次に、
ステツプS103で該当する設計データが無くなつたか否か
を判断する。該当する設計データが残つていればステツ
プS102を繰返し、該当する設計データが無くなれば処理
を終了する。第9図(c)においては、まず、ステツプ
T101で特定の設計データ名称を入力する。次に、ステツ
プT102で第1図の設計データ名称,データ処理名称およ
び入出力関係情報記憶手段1に記憶されている入出力関
係情報からその設計データを入力とするデータ処理名称
を検索する。次に、ステツプT103で該当するデータ処理
が無くなつたか否かを判断する。該当するデータ処理が
残つていればステツプT102を繰返し、該当するデータ処
理が無くなれば処理を終了する。第9図(d)において
は、まず、ステツプU101で特定の設計データ名称を入力
する。次に、スイツプU102で第1図の設計データ名称,
データ処理名称および入出力関係情報記憶手段1に記憶
されている入出力関係情報からその設計データを出力と
するデータ処理名称を検索する。次に、ステツプT103で
該当するデータ処理が無くなつたか否かを判断する。該
当するデータ処理が残つていればステツプU102を繰返
し、該当するデータ処理が無くなれば処理を終了する。
第10図では、第1図の設計手順出力手段41の動作の説
明図である。第10図(a)は第1図の設計データ名称,
データ処理名称および入出力関係情報記憶手段1に記憶
されている内容のネツトワーク表現を、第10図(b)は
第1図のデータ処理実行順序記憶手段2に記憶されてい
る内容のフローチヤート表現である。第10図のD1〜D9は
設計データ名称,P1〜P5はデータ処理名称を示す。な
お、第10図(c)〜(f)は第3図のグラフイツク端末
11の画面である。第10図(c)〜(f)では、第10図
(a)および第10図(b)の内容を基づく実際の設計手
順に関与する部分の出力方法の例を示している。第10図
(c)は設計データ名称,データ処理名称および入出力
関係情報のネツトワーク表現を行ない、そのうちで実際
の手順に関与する部分を斜線により区別表示するもので
ある。なお、区別の方法としては、例えば表示の色の変
化によるものがある。本実施例では全体のうちでの実際
の手順の位置付けが理解容易であるという効果がある。
第10図(d)は実際の手順に関与する設計データ名称,
データ処理名称および入出力関係情報のみのネツトワー
ク表現を行ない表示するものである。本実施例では関与
する部分の簡潔な表現となつており実際の手順に関する
理解容易であるという効果がある。第10図(e)は第10
図(d)のうちデータ処理名称を除いた設計データ名称
および入出力関係情報のみのネツトワーク表現を行ない
表示するものである。本実施例では設計データ間の依存
関係の検討が容易であるという効果がある。第10図
(f)は第10図(d)のうち設計データ名称を除いたデ
ータ処理名称および入出力関係情報のみのネツトワーク
表現を行ない表示するものである。本実施例では、デー
タ処理間の依存関係の検討が容易であるという効果があ
る。
第11図は、第1図の検索結果記憶手段31における検索
結果の一記憶方法の説明図である。
第11図において、601は設計データ名称記憶領域、602
はデータ処理名称記憶領域、603はデータ処理とその入
力設計データを記憶する入力関係記憶領域、604はデー
タ処理とその出力設計データを記憶する出力関係記憶領
域である。第11図のD1,D2,D3,D4,D5,D8は設計データ名
称、P1,P2,P4はデータ処理名称を示す。第11図では、第
10図(a)および第10図(b)の内容を基づく実際の設
計手順に関与する部分の検索結果を記憶する場合を考え
る。第1図の名称検索手段3により検索された設計デー
タ名称は設計データ名称記憶領域601に、検索に用いた
データ処理名称はデータ処理名称記憶領域602に、検索
時に使用した入力関係は入力関係にあるデータ処理名称
と設計データ名称の形式で入力関係記憶領域603に、検
索時に使用した出力関係は出力関係にあるデータ処理名
称と設計データ名称の形式で出力関係記憶領域604に記
憶する。
第12図は設計手順の支援装置の1構成例を示すブロツ
ク図である。第12図において、11は設計データ名称,デ
ータ処理名称および入出力関係情報生成手段、13は内容
決定済の設計データ名称の初期値、1は設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報記憶手段、4
は内容決定済設計データ名称記憶手段、3は名称検索手
段、5は実行データ処理名称選択手段、2はデータ処理
実行順序記憶手段、6は内容決定済設計データ名称更新
手段である。
第13図は第12図に示す実施例の動作を説明するフロー
チヤート(Flow Chart)である。まず、第13図のステツ
プB101で第12図の設計データ名称,データ処理名称およ
び入出力関係情報生成手段11により生成された設計デー
タ名称,データ処理名称および入出力関係情報を記憶手
段1に入力する。次に、ステツプB102で内容決定済の設
計データ名称の初期値13を内容決定済設計データ名称記
憶手段4に入力する。次に、ステツプB103で内容決定済
設計データ名称記憶手段4に記憶されている内容決定済
設計データ名称に基づき名称検索手段3により設計デー
タ名称,データ処理名称および入出力関係情報記憶手段
1に記憶されているデータ処理名称のうち、入力設計デ
ータがすべて内容決定済で実行可能なデータ処理名称を
検索する。次に、ステツプB104でステツプB103の該当デ
ータ処理が検索されたか否かを判断し、該当データ処理
がなければ処理を終了し、該当データ処理があればステ
ツプB105へ移る。次に、ステツプB105で実行データ処理
名称選択手段5により検索された実行可能なデータ処理
名称のなかから実際に実行するデータ処理名称を選択
し、データ処理実行順序記憶手段2に記憶する。次に、
ステツプB106で選択されたデータ処理名称に基づき名称
検索手段3により設計データ名称,データ処理名称およ
び入出力関係情報記憶手段1に記憶されている選択され
たデータ処理の出力となる設計データ名称を検索する。
次に、ステツプB107で内容決定済設計データ名称更新手
段6により検索された設計データ名称を内容決定済とし
て内容決定済設計データ名称記憶手段4に記憶する。次
に、ステツプB103に戻り、ステツプB103〜ステツプB107
を繰り返す。
第14図は、第12図の実行データ処理名称選択手段5を
設計者との対話入力により実現する方法の説明図であ
る。第14図(a)〜(e)は第3図のグラフイツク端末
111の画面であり、D1〜D9は設計データ名称、P1〜P5は
データ処理名称を示す。第14図では、第14図(a)のネ
ツトワーク情報が設計データ名称,データ処理名称およ
び入出力関係情報記憶手段1に記憶されており、D1,D2
およびD4が初期の内容決定済の設計データ名称である場
合を考える。次に、選択方法の一手順を説明する。第14
図(a)は内容決定済の設計データ名称が入力されるま
えの初期状態である。次に、第14図(b)で初期の内容
決定済の設計データ名称D1,D2およびD4が入力され、実
行可能なデータ処理名称P1およびP2を検索とし斜線によ
り区別表示する。なお、内容決定済の設計データ名称も
斜線により区別表示している。ここで、実際に実行する
データ処理名称P2を選択する。次に、第14図(c)でデ
ータ処理名称P2を実行することにより内容決定済となる
設計データ名称D5を追加して区別表示する。なお、この
段階でデータ処理名称P2は実行済であるので、実行可能
なデータ処理名称からはずす。ここで、実行可能なデー
タ処理名称はP1のみであり、実際に実行するデータ処理
名称としてP1を選択する。次に、第14図(e)でデータ
処理名称P1を実行することにより内容決定済となる設計
データ名称D3を追加して区別表示し、実行可能なデータ
処理名称P4を検索し斜線により区別表示する。なお、こ
の段階でデータ処理名称P1ず実行済であるので、実行可
能なデータ処理名称からはずす。ここで、実行可能なデ
ータ処理名称はP4のみであり、実際に実行するデータ処
理名称としてP4を選択する。次に、第14図(f)でデー
タ処理名称P4を実行することにより内容決定済となる設
計データ名称D8を追加して区別表示する。なお、この段
階でデータ処理名称P4は実行済であるので、実行可能な
データ処理名称からはずす。ここで、実行可能なデータ
処理名称はなくなり、処理を終了する。なお、終了した
段階でデータ処理実行順序記憶手段2に記憶されている
データ処理実行順序はP2,P1,P4の順序である。また、本
例では、設計者の対話による実際に実行するデータ処理
名称の選択を考えたが、これを手続きとしてプログラム
化し自動的に選択することも別の例としてあげられる。
例えば、この手続きとして既にデータ処理実行順序記憶
手段2に記憶されている既存順序を採用すると、既存順
序により選択されるデータ処理が実行可能なデータ処理
名称に含まれているか否かを判定することにより、既存
順序の誤り発見に役立つという効果がある。
第15図は、第12図の内容決定済設計データ名称記憶手
段4における内容決定済設計データ名称の記憶方法の二
つの例の説明図である。第15図のD1〜D9は設計データ名
称を示す。第15図では、第14図(e)の状態における内
容決定済設計データ名称を記憶する場合を考える。内容
決定済設計データ名称は、第15図(a)の場合には内容
決定済のみの設計データ名称として、第15図(b)の場
合にはすべての設計データ名称とその内容が決定された
回数の組として記憶する。すなわち、内容決定回数が1
以上の設計データ名称が内容決定済設計データ名称を表
す。
第16図は設計手順の支援装置の1構成例を示すブロツ
ク図である。第16図において、11は設計データ名称,デ
ータ処理名称および入出力関係情報生成手段、14は設計
データ内容の初期値、15はデータ処理内容生成手段、1
は設計データ名称,データ処理名称および入出力関係情
報記憶手段、7は設計データ内容記憶手段、8はデータ
処理内容記憶手段と、3は名称検索手段、5は実行デー
タ処理名称選択手段、2はデータ処理実行順序記憶手
段、9はデータ処理実行手段である。
第17図は第16図に示す実施例の動作を説明するフロー
チヤート(Flow Chart)である。まず、第17図のステツ
プC101で第16図の設計データ名称,データ処理名称およ
び入出力関係情報生成手段11により生成された設計デー
タ名称,データ処理名称および入出力関係情報を記憶手
段1に入力する。次に、ステツプC102でデータ処理内容
生成手段15により生成されたデータ処理内容をデータ処
理内容記憶手段8に記憶する。次に、ステツプC103で設
計データ内容の初期値14を設計データ内容記憶手段7に
入力する。次に、ステツプC104で設計データ内容記憶手
段7に記憶されている設計データ名称に基づき名称検索
手段3により設計データ名称,データ処理名称および入
出力関係情報記憶手段1に記憶されているデータ処理名
称のうち、入力設計データがすべて内容決定済で実行可
能なデータ処理名称を検索する。次に、ステツプC105で
ステツプC104の該当データ処理が検索されたか否かを判
断し、該当データ処理がなければ処理を終了し、該当デ
ータ処理があればステツプC106へ移る。次に、ステツプ
C106で実行データ処理名称選択手段5により検索された
実行可能なデータ処理名称のなかから実際に実行するデ
ータ処理名称を選択し、データ処理実行順序記憶手段2
に記憶する。次に、ステツプC107で選択されたデータ処
理名称に基づき名称検索手段3により設計データ名称,
データ処理名称および入出力関係情報記憶手段1に記憶
されている選択されたデータ処理の出力となる設計デー
タ名称を検索する。次に、ステツプC108でデータ名称実
行手段9によりデータ処理を実行する。次に、ステツプ
C109でデータ処理実行結果の内容を検索された設計デー
タ名称の内容として設計データ内容記憶手段7に記憶す
る。次に、ステツプC104に戻り、ステツプC104〜ステツ
プC109を繰り返す。
第18図は第16図に示す実施例の設計計算における一動
作の説明図である。第18図は第3図のグラフイツク端末
の画面および第16図の設計データ内容記憶手段7の内容
および第16図のデータ処理内容記憶手段8の内容であ
る。第18図で楕円で囲まれている名称は設計データ名称
を、矩形で囲まれている名称はデータ処理名称を示す。
第18図では、応力の評価に基づく軸の半径の設計計算
で、荷重と許容応力から応力計算により軸の断面積を計
算し、断面積から半径計算により軸の半径を計算する場
合を考える。第18図(a)は設計データ名称,データ処
理名称および入出力関係情報を入力し、さらにデータ処
理内容を入力した状態である。次に、第18図(b)で設
計データ内容の初期値を入力し、その結果データ処理で
ある応力計算が実行可能となる。次に、第18図(c)で
データ処理実行手段9により応力計算を実行し、設計デ
ータである断面積の内容を決定し、その結果データ処理
である半径計算が実行可能となる。次に、第18図(d)
でデータ処理実行手段9により半径計算を実行し、設計
データである半径の内容を決定して処理を終了する。
第19図は第16図に示す実施例の判断処理を含む場合の
設計計算における一動作の説明図である。第19図は第3
図のグラフイツク端末の画面および第16図の設計データ
内容記憶手段7の内容および第16図のデータ処理内容記
憶手段8の内容である。第19図で楕円で囲まれている名
称は設計データ名称を、矩形で囲まれている名称はデー
タ処理名称を、菱形で囲まれている名称は判断処理名称
を示す。第19図では、2次方程式の根の計算で、2次方
程式の係数から判別式を計算し、判別式が正または0の
ときには実根計算し、判別式が負のときには虚根計算を
する場合を考える。第19図(a)は設計データ名称,デ
ータ処理名称および入出力関係情報を入力し、さらにデ
ータ処理内容を入力した状態である。次に、第19図
(b)で設計データ内容の初期値を入力し、その結果デ
ータ処理である判別式計算が実行可能となる。次に、第
19図(c)でデータ処理実行手段9により判別式計算を
実行し、設計データであるDの内容を決定し、その結果
判断処理である判別式判断が実行可能となる。次に、第
19図(b)でデータ処理実行手段9により判別式判断を
実行し、判別式Dが正であることから設計データである
D≧0の内容を決定し、その結果データ処理である実根
計算が実行可能となる。次に、第19図(e)でデータ処
理実行手段9により実根計算を実行し、設計データであ
る根Xの内容を決定して処理を終了する。本例では、判
断処理の結果を設計データとして陽に表現していること
から、データ処理の実行可能性の判断がその入力となる
設計データだけでできるという効果がある。
第20図は設計手順の支援装置の1構成例を示すブロッ
ク図である。第20図において、51は設計データ名称およ
びデータ処理名称生成手段、52は設計データ名称および
データ処理名称記憶手段、53は設計データ属性生成手
段、54は設計データ属性記憶手段、55はデータ処理の入
出力設計データに要求される設計データ属性生成手段、
56はデータ処理の入出力設計データ属性記憶手段、57は
入出力関係情報生成手段、58は入出力関係情報記憶手段
である。
第21図は第20図に示す実施例の動作を説明するPAD(P
roblem Analysis Diagram)である。まず、第21図のス
テツプE101で第20図の設計データ名称およびデータ処理
名称生成手段51により生成された設計データ名称および
データ処理名称を記憶手段52に入力する。次に、ステツ
プE102で設計データ属性生成手段53により生成された設
計データ属性を記憶手段54に入力する。次に、ステツプ
E103でデータ処理の入出力設計データに要求される設計
データ属性生成手段55により生成された入出力設計デー
タ属性を記憶手段56に入力する。次に、ステツプE104に
移り、設計データ名称およびデータ処理名称記憶手段52
に記憶されているすべてのデータ処理名称に対し、ステ
ツプE105〜ステツプE109を繰り返す。ステツプE105でデ
ータ処理の入出力設計データに要求される設計データ属
性をデータ処理の入出力設計データ属性記憶手段56より
検索する。次に、ステツプE106に移り、設計データ名称
およびデータ処理名称記憶手段52に記憶されているすべ
ての設計データ名称に対し、ステツプE107〜ステツプE1
09を繰り返す。ステツプE107で設計データの設計データ
属性を設計データ属性記憶手段54より検索する。次に、
ステツプE108でデータ処理の要求出入力設計データ属性
と設計データ属性を比較し、一致すればステツプE109へ
移り、一致しなければステツプE106に戻る。ステツプE1
09では設計データ名称とデータ処理名称が入出力関係に
あるとして入出力関係情報記憶手段58に記憶する。
第22図は設計手順の支援装置の1構成例を示すブロツ
ク図である。第22図において、11は設計データ名称,デ
ータ処理名称および入出力関係情報生成手段、1は設計
データ名称,データ処理名称および入出力関係情報記憶
手段、10は、特定設計データ名称ないしはデータ処理名
称選択手段、3は名称検索手段、31は検索結果記憶手
段、41は検索結果出力手段である。
第23図は第22図に示す実施例の動作を説明するフロー
チヤート(Flow Chart)である。まず、第23図のステツ
プF101で第22図の設計データ名称,データ処理名称およ
び入出力関係情報生成手段11により生成された設計デー
タ名称、データ処理名称および入出力関係情報を記憶手
段1に入力する。次に、ステツプF102で特定設計データ
名称ないしはデータ処理名称選択手段10により特定設計
データ名称ないしはデータ処理名称を入力する。次に、
ステツプF103で入力された名称が設計データ名称かデー
タ処理名称かを判断し、設計データ名称であればステツ
プF104へ移り、データ処理名称であればステツプF113へ
移る。ステツプF104では該当する特定の設計データを決
定するのに必要となる上流側の検索か該当する特定の設
計データが影響を与える下流側の検索かを判断し、上流
検索であればステツプF105へ移り、下流検索であればス
テツプF109へ移る。ステツプF105では設計データ名称か
ら名称検索手段3により出力元データ処理名称を検索す
る。次に、ステツプF106でデータ処理名称が検索できた
か否かを判断し、検索できた場合はステツプF122へ移
る。ステツプF107ではデータ処理名称から名称検索手段
3により入力設計データ名称を検索する。次に、ステツ
プF106で設計データ名称が検索できたか否かを判断し、
検索できた場合はステツプF105〜F108を繰返し、検索で
きない場合はステツプF122へ移る。ステツプF109では設
計データ名称から名称検索段3により入力先データ処理
名称を検索する。次に、ステップF110でデータ処理名称
が検索できたか否かを判断し、検索できた場合はステツ
プF122へ移る。ステツプF111ではデータ処理名称から名
称検索手段3により出力設計データ名称を検索する。次
に、ステツプF112で設計データ名称が検索できたか否か
を判断し、検索できた場合はステツプF109〜F122を繰返
し、検索できない場合はステツプF122へ移る。ステツプ
F113では該当する特定のデータ処理を実行するのに必要
となる上流側の検索か該当する特定のデータ処理が影響
を与える下流側の検索かを判断し、上流検索であればス
テツプF114へ移り、下流検索であればステツプF118へ移
る。ステツプF114ではデータ処理名称から名称検索手段
3により入力設計データ名称を検索する。次に、ステツ
プF115で設計データ名称が検索できたか否かを判断し、
検索できた場合はステツプF122へ移る。ステツプF116で
は設計データ名称から名称検索手段3により出力元デー
タ処理入力データ処理名称を検索する。次に、ステツプ
F117でデータ処理名称が検索できたか否かを判断し、検
索できた場合はステツプF114〜F117を繰返し、検索でき
ない場合はステツプF122へ移る。ステツプF118ではデー
タ処理名称から名称検索手段3により出力設計データ名
称を検索する。次に、ステップF119で設計データ名称が
検索できたか否かを判断し、検索できた場合はステツプ
F122へ移る。ステツプF120では設計データ名称から名称
検索手段3により入力元データ処理入力データ処理名称
を検索する。次に、ステツプF121でデータ処理名称が検
索できたか否かを判断し、検索できた場合はステツプF1
18〜F121を繰返し、検索できない場合はステツプF122へ
移る。ステツプF122では検索結果記憶手段31に記憶され
ている検索結果を検索結果出力手段41により出力する。
第24図は第22図に示す実施例の一動作の説明図であ
る。第24図は第3図のグラフイツク端末の画面であり、
D1〜D9は設計データ名称を、P1〜P5はデータ処理名称を
示す。第24図(a)は設計データ名称D5を選択し、第23
図に示す動作手順により設計データを決定するのに必要
となる上流側の検索を行ない、設計データ名称D2および
D3、データ処理名称P2が検索された結果を示している。
なお、検索された名称は、図中斜線で区別表示してい
る。第24図(b)は設計データ名称D5を選択し、第23図
に示す動作手順により設計データが影響を及ぼす下流側
の検索を行ない設計データ名称D8およびD9、データ処理
名称P4およびP5が検索された結果を示している。なお、
検索された名称は、図中斜線で区別表示している。第24
図(c)はデータ処理名称P5を選択し、第23図に示す動
作手順によりデータ処理を実行するのに必要とする上流
側の検索を行ない、設計データ名称D2,D4,D5,D6およびD
7、データ処理名称P2およびP3だ検索された結果を示し
ている。なお、検索された名称は、図中斜線で区別表示
している。第24図(d)はデータ処理名称P2を選択し、
第23図に示す動作手順によりデータ処理が影響を及ぼす
下流側の検索を行ない、設計データ名称D5,D8およびD9,
データ処理名称P4およびP5が検索された結果を示してい
る。なお、検索された名称は、図中斜線で区別表示して
いる。
第25図は、第1図に示す実施例でデータ処理のさらに
詳細な内容が設計データ名称、データ処理名称および入
出力関係情報により表現され、階層構造をとる場合の例
の説明図である。第25図は第3図のグラフイツク端末の
画面であり、D11〜D17は設計データ名称を、P11〜P13お
よびP20はデータ処理名称を示す。第25図では、データ
処理名称P20のデータ処理のさらに詳細な内容が設計デ
ータ名称D13D17,データ処理名称P12〜13および入出力関
係情報により表現される場合を考える。第25図(a)は
データ処理名称P20を一つのデータ処理とみなして、設
計データ名称,データ処理名称および入出力関係情報ネ
ツトワーク表現を行なつた結果である。第25図(b)は
データ処理名称P20のさらに詳細な内容は、設計データ
名称,データ処理名称および入出力関係情報のネツトワ
ーク表現で表した結果である。この例に示すように、階
層構造をとることにより、既略内容のネツトワーク表現
から詳細内容のネツトワーク表現まで使い分けることが
できる。なお、第25図(c)は第25図(b)のデータ処
理名称P20の詳細な内容を第25図(a)のなかで展開
し、内容の統合を行なつた結果である。なお、図中の点
線によつて囲まれた部分がデータ処理名称P20の詳細な
内容に対応している。
第26図は、データ処理のさらに詳細な内容が設計デー
タ名称,データ処理名称および入出力関係情報により表
現され階層構造をとる場合の、第1図の設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報記憶手段1に
おける設計データ名称,データ処理名称および入出力関
係情報の一記憶方法の説明図である。第26図のD11〜D17
は設計データ名称を、P11〜P13およびP20はデータ処理
名称を示す。第26図(a)は第25図(a)の状態、第26
図(b)は第25図(b)の状態における設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報を記憶した結
果を表している。本例で示すように、複数の設計データ
名称,データ処理名称および入出力関係情報を記憶し、
例えばデータ処理名称からのポインターにより対応付け
を行なうことにより、階層構造を有すネツトワーク情報
の記憶ができる。なお、第26図(a)および第26図
(b)の対応する設計データ名称は、対応関係をつける
手段を設けることにより、必ずしも一致させる必要はな
い。
以下、第27図に示すキー溝を有する段付き軸に代表さ
れるようなタービンブレード等の軸の設計を例にとつて
本発明の実施例を説明する。本例では、軸は曲げモーメ
ントおよびねじりモーメントをうけ、最大主応力ないし
は最大せん断応力が許容応力を超えないように、軸の軸
径等の主要寸法を設計する場合を考える。
次に、第28図により、第1図の設計データ名称,デー
タ処理名称および入出力関係情報生成手段11による設計
データ名称,データ処理名称および入出力関係情報の生
成方法の一例を説明する。第28図(a)〜(g)は第3
図のグラフイツク端末111の画面である。第28図では、
キー溝がない段付き軸を設計する場合で、曲げモーメン
ト,ねじりモーメント,許容曲げ応力および許容せん断
応力が入力で最終的にふたつの軸径を出力する場合を考
える。なお、本例ではふたつの軸径の比が一定である場
合を考える。第28図(a)では、入力である曲げモーメ
ント,ねじりモーメント,許容曲げ応力および許容せん
断応力を定義し楕円を囲むことによりそれらが設計デー
タ名称であることを入力する。次に、第28図(b)で曲
げモーメントとねじりモーメントから計算される相当曲
げモーメントと相当ねじりモーメンとを定義し楕円で囲
むことによりそれらが設計データ名称であることを入力
すると共にそれらが設計データを計算する相当曲げモー
メント計算と相当ねじりモーメント計算を定義し矩形で
囲むことによりそれらがデータ処理名称であることを入
力する。次に、第28図(c)で曲げモーメントおよびね
じりモーメントと相当曲げモーメント計算および相当ね
じりモーメント計算を矢印で結ぶことにより各々の計算
の入力が共に曲げモーメントおよびねじりモーメントで
あることを入力し、相当曲げモーメント計算と相当曲げ
モーメント、相当ねじりモーメント計算と相当ねじりモ
ーメントを矢印で結ぶことにより各々の計算の出力が相
当曲げモーメントと相当ねじりモーメントとであること
を入力する。次に、ぜい性材料の場合には、相当曲げモ
ーメントと許容曲げ応力から軸径が、また延性材料の場
合には相当ねじりモーメントと許容せん断応力から軸径
が計算できることから、第28部(d)で軸径を定義し楕
円で囲むことによりそれらが設計データ名称であること
を入力すると共に軸径を計算する軸径計算aと軸径計算
bを定義し矩形で囲むことによりそれらがデータ処理名
称であることを入力する。次に、第28図(e)で許容応
力および相当曲げモーメントと軸径計算aを、許容応力
および相当ねじりモーメントと軸径計算bを矢印で結ぶ
ことにより各々の計算の入力が許容応力および相当曲げ
モーメントと許容応力および相当ねじりモーメントであ
ることを入力し、軸径計算aおよび軸径計算bと軸径を
矢印で結ぶことにより各々の計算の出力が共に軸径であ
ることを入力する。次に、第28図(f)で求められた軸
径d1から計算できる他方の軸径d2をおよびその計算であ
る軸大径計算を定義し各々楕円と矩形で囲むことにより
それらが設計データ名称およびデータ処理名称であるこ
とを入力する。次に、第28図(g)で軸径d1と軸大径計
算を矢印で結ぶことにより軸大径計算の入力が軸径d1で
あることを入力し、軸大径計算と軸径d2を矢印で結ぶこ
とにより軸大径計算の出力が軸径d2であることを入力す
る。この結果、設計データ名称,データ処理名称および
入出力関係情報が、第1図の設計データ名称,データ処
理名称および入出力関係情報記憶手段1に記憶される。
第29図は、第1図の設計データ名称,データ処理名称
および入出力関係情報記憶手段1における設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報の一記憶方法
の説明図である。第29図において、501は設計データ名
称記憶領域、502はデータ処理名称記憶領域、503はデー
タ処理とその入力設計データを記憶する入力関係記憶領
域、504はデータ処理とその出力設計データを記憶する
出力関係記憶領域である。第29図では、第28図(g)の
状態における設計データ名称,データ処理名称および入
出力関係情報を記憶する場合を考える。第1図の設計デ
ータ名称,データ処理名称および入出力関係情報生成手
段11により生成された設計データ名称は設計データ名称
記憶領域501に、データ処理名称はデータ処理名称記憶
領域502に、入力関係は入力関係にあるデータ処理名称
と設計データ名称の形式で入力関係記憶領域503に、出
力関係は出力関係にあるデータ処理名称と設計データ名
称の形式で出力関係記憶領域504に記憶する。
次に、第30図により、第1図のデータ処理実行順序生
成手段12によるデータ処理実行順序の一生成方法を説明
する。第30図(a)〜(c)は第3図のグラフイツク端
末111の画面である。第30図では、第28図(g)の状態
を基に、延性材料の段が無い軸の設計手順を考える。す
なわち、1番目のデータ処理が相当ねじりモーメント計
算で2番目のデータ処理が軸径計算bであるというデー
タ処理実行順序を生成する場合を考える。次に、生成方
法の一手順を説明する。第30図(a)は第28図(g)と
同じである。次に、第30図(b)でデータ処理名称相当
ねじりモーメント計算を選択する。次に、第30図(c)
でデータ処理名称軸径計算bを選択する。この結果、デ
ータ処理実行順序が、第1図のデータ処理実行順序記憶
手段2に記憶される。本方法によれば、データ処理実行
順序を第30図(b),(c)のデータ処理名称を選択順
序として入力できることから、データ処理名称の選択だ
けで済むという効果がある。また、第30図(b),
(c)において、データ処理名称を選択する時に、その
データ処理が何番目に実行されるかを入力する方法もあ
る。この場合、データ処理名称の選択順序をデータ処理
実行順序と無関係に選べるという効果がある。
第31図は、第1図のデータ処理実行順序記憶手段2に
おけるデータ処理実行順序の記憶方法の二つの例の説明
図である。第31図では、第30図(c)の状態におけるデ
ータ処理実行順序を記憶する場合を考える。第1図のデ
ータ処理実行順序生成手段12により生成されたデータ処
理実行順序は第31図(a)の場合にはデータ処理名称と
その記憶順序として、第31図(b)の場合にはデータ処
理名称と実行順序の番号との組として記憶する。
第32図は、第1図の設計手順出力手段41の動作の説明
図である。第32図(a)は第1図の設計データ名称,デ
ータ処理名称および入出力関係情報記憶手段1に記憶さ
れている内容のネツトワーク表現を、第32図(b)は第
1図のデータ処理実行順序記憶手段2に記憶されている
内容のフローチヤート表現である。なお、第32図(c)
〜(h)は第3図のグラフイツク端末11の画面である。
第32図(c)〜(h)では、第32図(a)および第32図
(b)の内容に基づく実際の設計手順に関与する部分の
出力方法の例を示している。なお、第32図(a)および
第32図(b)は延性材料の段付き軸の設計手順を表して
いる。第32図(c)は設計データ名称,データ処理名称
および入出力関係情報のネツトワーク表現を行ない、そ
のうちで実際のデータ処理実行順序をデータ処理名称に
番号を付随させることにより表現するものである。第32
図(d)は設計データ名称,データ処理名称および入出
力関係情報のネツトワーク表現を行ない、そのうちで実
際のデータ処理実行順序をデータ処理の矢印により表現
するものである。第32図(e)は設計データ名称,デー
タ処理名称および入出力関係情報のネツトワーク表現を
行ない、そのうちで実際の手順に関与する部分を斜線に
より区別表示するものである。なお、区別の方法として
は、例えば表示の色や濃度の変化、また点滅によるもの
もある。本実施例では全体のうちでの実際の手順の位置
付けが理解容易であるという効果がある。第32図(f)
は実際の手順に関与する設計データ名称,データ処理名
称および入出力関係情報のみのネツトワーク表現を行な
い表示するものである。本実施例では関与する部分の簡
潔な表現となつており実際の手順に関する理解容易であ
るという効果がある。第32図(g)は第32図(f)のう
ちデータ処理名称を除いた設計データ名称および入出力
関係情報のみのネツトワーク表現を行ない表示するもの
である。本実施例では設計データ間の依存関係の検討が
容易であるという効果がある。第32図(h)は第32図
(f)のうち設計データ名称を除いたデータ処理名称お
よび入出力関係情報のみのネツトワーク表現を行ない表
示するものである。本実施例では、データ処理間の依存
関係の検討が容易であるという効果がある。
第33図は、第1図の検索結果記憶手段31における検索
結果の一記憶方法の説明図である。第33図において、60
1は設計データ名称記憶領域、602はデータ処理名称記憶
領域、603はデータ処理とその入力設計データを処理す
る入力関係記憶領域、604はデータ処理とその出力設計
データを記憶する出力関係記憶領域である。第33図で
は、第32図(a)および第32図(b)の内容に基づく実
際の設計手順に関与する部分の検索結果を記憶する場合
を考える。第1図の名称詮索手段3により検索された設
計データ名称は設計データ名称記憶領域601に、検索に
用いたデータ処理名称はデータ処理名称記憶領域602
に、検索時に使用した入力関係は入力関係にあるデータ
処理名称と設計データ名称の形式で入力関係記憶領域60
3に、検索時に使用した出力関係は出力関係にあるデー
タ処理名称と設計データ名称の形式で出力関係記憶領域
604に記憶する。
次に、第34図により、既に記憶されているデータ処理
実行順序に新たにデータ処理を追加する場合の一方法を
説明する。第32図では、延性材料の段が無い軸の設計手
順を利用して、段付き軸の設計手段を作成する場合を考
える。即ち、段が無い軸のデータ処理実行順序に軸大径
計算を追加する。第34図(a)は延性材料の段が無い軸
の設計手順を表現したものである。次に、第34図(b)
で追加するデータ処理である軸大径計算を選択する。こ
の選択に対応して、検索手段により第34図(a)の延性
材料の段の無い軸の設計手順を検索し、ぜい性関係より
追加されたデータ処理が軸径計算aよりも実行順序が後
でなければならないと判断され、自動的に第34図(c)
のデータ処理実行順序が得られる。なお、追加されたデ
ータ処理の順番が一義に定まらない場合は、対話的に人
に問いあわせる方法や所定の判断基準により自動的に定
めてしまう方法がある。もちろん、新たにデータ処理を
追加する場合にも、第30図で示したようにすべてのデー
タ処理の順序を定めてもよいが、本例の方が簡単な操作
で容易に行える。
第34図で追加作成した段付き軸のデータ処理実行順序
を段が無い軸のデータ処理実行順序と共に記憶した例を
第35図に示す。この例のように一組の設計データ名称,
データ処理名称および入出力関係情報に対し、異なる複
数のデータ処理の実行順序を対応させることにより、記
憶容量が少なくて済むという効果と、設計データ名称,
データ処理名称および入出力関係情報の汎用化が容易に
行えるという効果がある。
第36図は、第1図の設計データ名称,データ処理名称
および入出力関係情報生成手段11による設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報の一削除変更
方法の説明図である。第36図(a)〜(c)は第3図の
グラフイツク端末111の画面である。第36図では、第28
図(g)の状態から、軸の材料として可能性の少ないぜ
い性材料を対象として設計手順を削除する場合を考え
る。ここでは、ぜい性材料のみに関与する相当曲げモー
メントを削除する場合を例にとり、次に、削除方法の一
手順を説明する。第36図(a)は第28図(g)と同じで
ある。次に、第36図(b)で削除する相当曲げモーメン
トを選択する。削除される相当曲げモーメントが選択さ
れると、次に、入出力関係をたどつて、相当曲げモーメ
ントを計算するすべてのデータ処理(本例では相当曲げ
モーメント計算)および相当曲げモーメントを入力とす
るすべてのデータ処理(本例では軸径計算a)を検索
し、削除の可否判定を行う。即ち、相当曲げモーメント
計算の場合は削除対象である相当曲げモーメント以外に
出力があるか否かを検索し、他に出力があれば削除の対
象とせず、なければ削除の対象とする。この例では他の
出力がないため相当曲げモーメント計算は削除の対象と
判断する。また、軸径計算aの場合はその入力が削除対
象であるので自動的に削除の対象となる。次に、新たに
削除対象となつた相当曲げモーメント計算および軸径計
算aの入出力関係をたどつて削除の可否判定を行う。即
ち、相当曲げモーメント計算の場合にはその入力である
曲げモーメントおよびねじりモーメントが考慮の対象と
なるが、両設計データはともに他のデータ処理(相当ね
じりモーメント計算)の入力となつていることから削除
の対象とはならない。また、軸径計算aの場合には相当
曲げモーメント以外の入力である許容曲げ応力と出力で
ある軸径が考慮の対象となる。許容曲げ応力は他のデー
タ処理の入力となつていないことから削除の対象とな
る。軸径の場合は他のデータ処理(軸径計算b)の出力
でもあることから削除の対象とならない。次に、新たに
削除対象となつた許容曲げ応力の入出力関係をたどつて
削除の可否判定を行うが、許容曲げ応力の場合はそれを
出力するデータ処理がないのでここで全体の削除の処理
は終了する。その結果第36図(c)に示すようにぜい性
材料を対象とした設計手順が削除された設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報が得られる。
このように設計データ名称,データ処理名称および入
出力関係情報において削除等の変更がおこなわれるとそ
の設計データ名称,データ処理名称および入出力関係情
報に対応して作成されているデータ処理の実行順序も変
更の対象となる。本例のように、相当曲げモーメント計
算および軸径計算aが削除されると、それらのデータ処
理を含む実行順序も削除される。例えば、第35図の場合
には、実行順序に相当曲げモーメント計算および軸径計
算aが含まれるものはないので、削除される実行順序は
ない。
第37図は、第1図の設計データ名称,データ処理名称
および入出力関係情報生成手段11による設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報の一追加変更
方法の説明図である。第37図(a)〜(c)は第3図の
グラフイツク端末111の画面である。第37図では、第28
図(g)の状態に、キー溝を対象とした設計手順を追加
する場合を考える。具体的には軸径計算により計算され
た軸径をもとにキー溝形状を定めるとともに、軸径を補
正する。次に、追加方法の一手順を説明する。第37図
(a)は第28図(g)と同じである。次に、第37図
(b)では追加データー処理であるキー溝補正計算を定
義し矩形で囲むことによりキー溝補正計算がデータ処理
名称であることを入力するとともに、その出力であるキ
ー溝深さとキー溝高さを定義し楕円で囲むことによりキ
ー溝深さおよびキー溝幅が設計データ名称であることを
入力する。次に、第37図(c)で軸径とキー溝補正計算
を矢印で結ぶことにより軸径がキー溝補正計算の入力で
あることを入力し、キー溝補正計算とキー溝深さ、キー
溝幅および軸径を矢印で結ぶことによりキー溝補正計算
の出力がキー溝深さ、キー溝幅および軸径であることを
入力する。なお、本例では軸径はキー溝補正計算にとつ
て入力および出力計算データとなつている。この結果、
追加変更された設計データ名称,データ処理名称および
入出力関係情報が、第1図の設計データ名称,データ処
理名称および入出力関係情報記憶手段1に記憶される。
なお、この追加により追加前のデータ処理間に新たに前
後関係が発生する場合は、追加前の設計データ名称,デ
ータ処理名称および入出力関係情報に対応して作成され
ているデータ処理の実行順序も変更の対象となるが、本
例の場合、追加により追加前のデータ処理間に新たに前
後関係は発生しないので、変更の必要はない。
第38図は、第1図に示す実施例でデータ処理のさらに
詳細な内容が設計データ名称,データ処理名称および入
出力関係情報により表現され、階層構造をとる場合の例
の説明図である。第38図では、第37図で追加したキー溝
補正計算のさらに詳細な内容を表現する場合を考える。
追加計算の具体的な内容は、キー溝を考慮していない軸
径d1をもとにキー溝がある場合の軸径を予測し、その予
測値をもとに規格からキー溝深さ、キー溝幅および適用
軸径の範囲を求める。次に、キー溝を考慮していない軸
径d1にキー溝深さを加えた軸径候補が適用軸径の範囲に
入つているか否かを判定する。入つていればその軸径候
補を補正された軸径とし、入つていなければその軸径候
補を予測値として範囲にはいるまで処理を繰り返すとい
うものである。第38図(a)はデータ処理キー溝補正計
算を一つのデータ処理とみなして、設計データ名称,デ
ータ処理名称および入出力関係情報のネツトワーク表現
を行なつた結果であり、第37図(c)と同じである。第
38図(b)はデータ処理キー溝補正計算のさらに詳細な
内容を、設計データ名称,データ処理名称および入出力
関係情報のネツトワーク表現で表した結果である。この
例に示すように、階層構造をとることにより、既略内容
のネツトワーク表現から詳細内容のネツトワーク表現ま
で使い分けることができる。なお、第38図(c)は第38
図(b)のデータ処理キー溝補正計算の詳細な内容を第
38図(a)のなかで展開し、内容の統合を行なつた結果
である。なお、図中の点線によつて囲まれた部分キー溝
補正計算の詳細な内容に対応している。
第39図は、データ処理のさらに詳細な内容が設計デー
タ名称,データ処理名称および入出力関係情報により表
現され階層構造をとる場合の、第1図の設計データ名
称,データ処理名称および入出力関係情報記憶手段1に
おける設計データ名称,データ処理名称および入出力関
係情報の一記憶方法の説明図である。第39図(a)は第
38図(a)の状態,第39図(b)は第38図(b)の状態
における設計データ名称,データ処理名称および入出力
関係情報を記憶した結果を表している。本例で示すよう
に、複数の設計データ名称,データ処理名称および入出
力関係情報を記憶し、例えばデータ名称からのポインタ
ーにより対応付けを行なうことにより、階層構造を有す
るネツトワーク情報の記憶ができ、なお、第39図(a)
および第39図(b)の対応する設計データ名称は、対応
関係をつける手段を設けることにより、必ずしも一致さ
せる必要はない。
第40図は、第12図の実行データ処理名称選択手段5を
設計者との対話入力により実現する方法の説明図であ
る。第40図では、第38図(a)のネツトワーク情報が設
計データ名称,データ処理名称および入出力関係情報記
憶手段1に記憶されており曲げモーメント,もじりモー
メント,許容曲げ応力および許容せん断応力が初期の内
容決定済の設計データ名称であり、ぜい性材料段付き軸
を設計する場合を考える。次に、選択方法の一手順を説
明する。第40図(a)は内容決定済の設計データ名称だ
入力されるまえの初期状態であり、第38図(a)と同じ
である。次に、第40図(b)で初期内容決定済の設計デ
ータ曲げモーメント,ねじりモーメント,許容曲げ応力
および許容せん断応力が入力され、実行可能なデータ処
理相当曲げモーメント計算および相当ねじりモーメント
計算を検索し斜線により区別表示する。なお、内容決定
済の設計データ名称も斜線により区別表示している。こ
こで、ぜい性材料の場合に必要な設計データは相当曲げ
モーメントであることから、実際に実行するデータ処理
相当曲げモーメント計算を選択する。次に、第40図
(c)で相当曲げモーメント計算を実行することにより
内容決定済となる設計データ相当曲げモーメントを追加
して区別表示し、実行可能なデータ処理軸径計算aを検
索し斜線により追加して区別表示する。なお、この段階
で相当曲げモーメント計算を実行済であるので、実行可
能なデータ処理名称からはずす。ここで、実行可能なデ
ータ処理名称は相当ねじりモーメント計算および軸径計
算aであり、実際に実行するデータ処理名称としてぜい
性材料の場合に必要な軸径計算aを選択する。次に、第
40図(d)で軸径計算aを実行することにより内容決定
済となる設計データ軸径d1を追加して区別表示し、実行
可能なデータ処理軸大径計算およびキー溝補正計算を検
索し斜線により追加して区別表示する。なお、この段階
で軸径計算aは実行済であるので、実行可能なデータ処
理名称からはずす。ここで、実行可能なデータ処理名称
は相当ねじりモーメント計算,軸大径計算およびキー溝
補正計算であり、実際に実行するデータ処理名称として
断付き軸に必要な軸大径計算を選択する。次に、第40図
(e)で軸大径計算を実行することにより内容決定済と
なる設計データ軸径d2を追加して区別表示する。なお、
この段階で軸大径計算は実行済であるので、実行可能な
データ処理名称からはずす。ここで、ぜい性材料断付き
軸に必要な設計データ軸径d1および軸径d2はともに得ら
れたので処理を終了する。なお、終了した段階でデータ
処理実行順序記憶手段2に記憶されているデータ処理実
行順序は相当曲げモーメント計算,軸大径計算,軸径計
算aの順序である。また、本例では、設計者の対話によ
る実際に実行するデータ処理名称の選択を考えたが、こ
れを手続きとしてプログラム化し自動的に選択すること
も別の例としてあげられる。例えば、この手続きとして
既にデータ処理実行順序記憶手段2に記憶されている既
存順序を採用すると、既存順序により選択されるデータ
処理が実行可能なデータ処理名称に含まれているか否か
を判定することにより、既存順序の誤り発見に役立つと
いう効果ができる。
第41図は、第12図の内容決定済設計データ名称記憶手
段4における内容決定済設計データ名称の記憶方法の二
つの例の説明図である。第41図では、第4図(e)の状
態における内容決定済設計データ名称を記憶する場合を
考える。内容決定済設計データ名称は、第41図(a)の
場合には内容決定済のみの設計データ名称として、第41
図(b)の場合にはすべての設計データ名称とその内容
が決定された回数の組として記憶する。すなわち、内容
決定回数が1以上の設計データ名称が内容決定済設計デ
ータ名称を表す。
第42図は第22図に示す実施例の一動作の説明図であ
る。第42図では第38(a)と同じネツトワーク情報をも
とに処理を行う場合を考える。第42図(a)は設計デー
タ相当ねじりモーメントを選択し、第23図に示す動作手
順により相当ねじりモーメントを決定するのに必要な上
流側の検索を行なつた結果を示している。なお、検索さ
れた名称は、図中斜線で区別表示している。第42図
(b)は設計データ相当ねじりモーメントを選択し、第
23図に示す動作順序により設計データが影響を及ぼす下
流側の検索を行なつた結果を示している。なお、検索さ
れた名称は、図中斜線で区別表示している。第42図
(c)はデータ処理軸径計算aを選択し、第23図に示す
動作手順により軸径計算aを実行するのに必要となる上
流側の検索を行なつた結果を示している。なお、検索さ
れた名称は、図中斜線で区別表示している。第42図
(d)はデータ処理軸径計算aを選択し、第23図に示す
動作順序によりデータ処理が影響を及ぼす下流側の検索
を行なつた結果を示している。なお、検索された名称
は、図中斜線で区別表示している。
第43図は第16図に示す実施例の設計計算における一動
作の説明図である。第43図は第3図のグラフイツク端末
の画面および第16図の設計データ内容記憶手段7の内容
および第16図のデータ処理内容記憶手段8の内容であ
る。第43図では、第40図と同じくぜい性材料段付き軸の
設計計算を行う場合を考える。第43図(a)は設計デー
タ名称,データ処理名称および入出力関係情報を入力
し、さらにデータ処理内容を入力した状態である。次
に、第43図(b)で設計データ内容の初期値を入力し、
その結果データ処理である相当曲げモーメント計算およ
び相当ねじりモーメント計算が実行可能となる。次に、
第43図(c)で相当曲げモーメント計算を選択し、デー
タ処理実行手段9により相当曲げモーメント計算を実行
し、設計データである相当曲げモーメントの内容を決定
し、その結果データ処理である軸径計算aもさらに実行
可能となる。次に、第43図(d)で軸径計算aを選択
し、データ処理実行手段9により軸径計算aを実行し、
設計データである軸径d1の内容を決定し、その結果デー
タ処理である軸大径計算およびキー溝補正計算もさらに
実行可能となる。次に、第43図(e)で軸大径計算を選
択し、データ処理実行手段9により軸大径計算を実行
し、設計データである軸径d2の内容を決定して処理を終
了する。
第44図は第16図に示す実施例の判断処理を含む場合の
設計計算における一動作の説明図である。第44図は第3
図のグラフイツク端末の画面および第16図の設計データ
内容記憶手段7の内容および第16図のデータ処理内容記
憶手段8の内容である。第44図で楕円で囲まれている名
称は設計データ名称を、矩形で囲まれている名称はデー
タ処理名称を、菱形で囲まれている名称は判断処理名称
を示す。第44図では、第38図(b)と同じキー溝補正計
算を考える。具体的な内容は、キー溝を考慮していない
軸径d1をもとにキー溝がある場合の軸径を予測し、その
予測値をもとに規格からキー溝深さ、キー溝幅および適
用軸径の範囲を求める。次に、キー溝を考慮していない
軸径d1にキー溝深さを加えた軸径候補が適用軸径の範囲
に入つているか否かを判定する。入つていればその軸径
候補を補正された軸径とし、入つていなれればその軸径
候補を予測値として範囲にはいるまで処理を繰り返すと
いうものである。第44図(a)は設計データ名称,デー
タ処理名称および入出力関係情報を入力し、さらにデー
タ処理内容を入力した状態である。次に、第44図(b)
で設計データ軸径d1の内容の初期値を入力し、その結果
データ処理である軸径予測計算aが実行可能となる。次
に、第44図(c)でデータ処理実行手段9により軸径予
測計算aを実行し、設計データである軸径予測値の内容
を決定し、その結果データ処理であるキー溝算定が実行
可能となる。次に、第44図(d)でデータ処理実行手段
9によりキー溝算定(但し、本例では外部関数として内
容の詳細は記していない。)を実行し、設計データであ
るキー溝深さ、キー溝幅および軸径許容範囲の内容を決
定し、その結果データ処理である軸径候補計算が実行可
能となる。第44図(e)でデータ処理実行手段9により
軸径候補計算を実行し、設計データである軸径候補の内
容を決定し、その結果判定処理である軸径判定が実行可
能となる。次に、第44図(f)でデータ処理実行手段9
により軸径判定を実行し、軸径候補が範囲外であること
から設計データであるNGの内容を決定し、その結果デー
タ処理である軸径予測計算bが実行可能となる。次に、
第44図(g)でデータ処理実行手段9により軸径予測計
算bを実行し、設計データである軸径予測値の内容を決
定し、その結果データ処理であるキー溝算定が実行可能
となる。次に、第44図(h)でデータ処理実行手段9に
よりキー溝算定を実行し、設計データであるキー溝深
さ、キー溝幅および軸径許容範囲の内容を決定し、その
結果データ処理である軸径候補計算が実行可能となる。
第44図(i)でデータ処理実行手段9により軸径候補計
算を実行し、設計データである軸径候補の内容を決定
し、その結果判定処理である軸径判定が実行可能とな
る。次に、第44図(j)でデータ処理実行手段9により
軸径判定を実行し、軸径候補が範囲内であることから設
計データであるOKの内容を決定し、その結果データ処理
である軸径決定計算が実行可能となる。次に、第44図
(k)でデータ処理実行手段9により軸径決定計算を実
行し、設計データである軸径の内容を決定して処理を終
了する。本例では判断処理の結果を設計データとして陽
に表現していることから、データ処理の実行可能性の判
断がその入力となる設計データだけでできるという効果
がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、実際の実行されるデータ処理に加
え、実行される可能性のあるデータ処理をも含んだネッ
トワーク情報を作成して表示することができるので、設
計の手順に追加を行う必要が生じた場合や、削除の必要
が生じた場合や、変更の必要が生じた場合等は、作成し
たネットワーク情報により、容易にこれらの変更による
影響の検討が行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の一実施例の構成を示すブロツク図、
第2図は第1図に示す実施例の動作を説明するフローチ
ヤート、第3図は第1図に示す実施例の入出力装置の一
構成例の説明図、第4図は設計データ名称とデータ処理
名称および入出力関係情報の生成方法の説明図、第5図
は設計データ名称とデータ処理名称および入出力関係情
報の変更方法の説明図、第6図はデータ処理実行順序の
生成方法の説明図、第7図は設計データ名称とデータ処
理名称および入出力関係情報の記憶方法の説明図、第8
図はデータ処理実行順序の記憶方法の説明図、第9図は
名称検索手段の動作を説明するフローチヤート、第10図
は設計手順出力手段の動作の説明図、第11図は検索結果
の記憶方法の説明図で、第12図は本発明の一実施例の構
成を示すブロツク図、第13図は第12図に示す実施例の動
作を説明するフローチヤート、第14図は実行データ処理
名称の対話入力による選択方法の説明図、第15図は内容
決定済設計データ名称の記憶方法の説明図、第16図は本
発明の一実施例の構成を示すブロツク図、第17図は第16
図に示す実施例の動作を説明するフローチヤート、第18
図は第16図に示す実施例の動作の説明図、第19図は第16
図に示す実施例の判断処理を含む場合の動作の説明図、
第20図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図、第
21図は第20図に示す実施例の動作を説明するPAD、第22
図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図、第23図
は第22図に示す実施例の動作を説明するフローチヤー
ト、第24図は第22図に示す実施例の動作の説明図、第25
図はデータ処理の内容が階層構造をとる場合の説明図、
第26図はデータ処理が階層構造をとる場合の設計データ
名称とデータ処理名称および入出力関係情報の記憶方法
の説明図、第27図から第44図は軸の設計を例にとつた本
発明の実施例の説明図である。 1…設計データ名称とデータ処理名称および入出力関係
情報記憶手段、2…データ処理実行順序記憶手段、3…
名称検索手段、4…内容決定済設計データ名称記憶手
段、5…実行データ処理名称選択手段、6…内容決定済
設計データ名称更新手段、7…設計データ内容記憶手
段、8…データ処理内容記憶手段、9…データ処理実行
手段、10…特定設計データ名称,データ処理名称選択手
段、11…設計データ名称とデータ処理名称および入出力
関係情報生成手段、12…データ処理実行順序生成手段、
13…内容決定済設計データ名称初期値、14…設計データ
内容初期値、15…データ処理内容生成手段、21…データ
処理名称選択手段、31…検索結果記憶手段、41…設計手
順出力手段、51…設計データ名称およびデータ処理名称
生成手段、52…設計データ名称およびデータ処理名称記
憶手段、53…設計データ属性生成手段、54…設計データ
属性記憶手段、55…データ処理の入出力設計データ属性
生成手段、56…データ処理の入出力設計データ属性記憶
手段、57…入出力関係情報生成手段、111…グラフイツ
ク端末、112…入出力制御部、113…入出力処理部、501
…設計データ名称記憶領域、502…データ処理名称記憶
領域、503…入力関係記憶領域、504…出力関係記憶領
域、601…設計データ名称記憶領域、602…データ処理名
称記憶領域、603…入力関係記憶領域、604…出力関係記
憶領域。
フロントページの続き (72)発明者 南 俊介 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 仁尾 都 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−248039(JP,A) 特開 昭63−245519(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理において使用される可能性のあ
    る設計データの設計データ名称と、データ処理を行う可
    能性のあるデータ処理のデータ処理名称と、該設計デー
    タと該データ処理との入出力関係を示す入出力関係情報
    の入力を行う入力手段と、 該入力手段から入力された設計データ名称、データ処理
    名称、及び入出力関係情報を記憶する第1の記憶手段
    と、 該第1の記憶手段に記憶された入出力関係情報に基づ
    き、前記設計データ名称と前記データ処理名称とをノー
    ドとして前記設計データと前記データ処理との入出力関
    係を表すネットワーク情報を作成する処理手段と、 該処理手段によって作成されたネットワーク情報を表示
    する表示手段とを具備する設計手順の支援装置。
  2. 【請求項2】前記ネットワーク情報の中から設計手順を
    決定するためにデータ処理が行われる順番に前記表示手
    段に表示されたデータ処理名称を選択する選択手段と、 該選択手段により選択されたデータ処理名称を選択順に
    記憶する第2の記憶手段とを具備する特許請求の範囲第
    1項記載の設計手順の支援装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、データ処理が行われる順
    番に前記第2の記憶手段に記憶されたデータ処理名称を
    表示する特許請求の範囲第2項記載の設計手順の支援装
    置。
  4. 【請求項4】前記表示手段に表示された前記ネットワー
    ク情報の中からデータ処理の対象となるデータ処理名称
    を選択する選択手段と、 該選択手段により選択されたデータ処理の実行の順番を
    指定する指定手段と、 該データ処理名称を前記指定手段により指定された実行
    順序と対応させて記憶する第2の記憶手段とを具備する
    特許請求の範囲第1項記載の設計手順の支援装置。
  5. 【請求項5】前記表示手段は、前記第2の記憶手段に記
    憶されたデータ処理名称及び該データ処理名称に対応し
    たデータ処理の実行の順番を表示する特許請求の範囲第
    4項記載の設計手順の支援装置。
  6. 【請求項6】入力装置からの入力情報に基づき、該入力
    装置に接続された処理装置により処理し、該処理装置に
    よって処理を行った結果を該処理装置に接続された表示
    装置に表示することにより設計手順の作成の支援を行う
    設計手順の支援方法であって、 前記入力装置からデータ処理において使用される可能性
    のある設計データの設計データ名称と、データ処理を行
    う可能性のあるデータ処理のデータ処理名称と、該設計
    データと該データ処理との入出力関係を示す入出力関係
    情報を入力させ、 該入力された設計データ名称、データ処理名称、及び入
    出力関係情報を前記処理装置内の記憶部に記憶し、 該記憶された入出力関係情報に基づき、前記設計データ
    名称と前記データ処理名称とをノードとして前記設計デ
    ータと前記データ処理との入出力関係を表すネットワー
    ク情報を作成し、 該作成されたネットワーク情報を前記表示装置に表示す
    る設計手順の支援方法。
  7. 【請求項7】前記ネットワーク情報の中から設計手順を
    決定するために前記表示装置に表示されたネットワーク
    情報からデータ処理が行われる順番にデータ処理名称を
    選択させ、 該選択されたデータ処理名称を選択順に記憶する特許請
    求の範囲第6項記載の設計手順の支援方法。
  8. 【請求項8】前記記憶されたデータ処理名称を前記表示
    装置に表示する特許請求の範囲第7項記載の設計手順の
    支援方法。
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