JP2760177B2 - 音源位置推定方法 - Google Patents
音源位置推定方法Info
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- JP2760177B2 JP2760177B2 JP3230139A JP23013991A JP2760177B2 JP 2760177 B2 JP2760177 B2 JP 2760177B2 JP 3230139 A JP3230139 A JP 3230139A JP 23013991 A JP23013991 A JP 23013991A JP 2760177 B2 JP2760177 B2 JP 2760177B2
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- Japan
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- sound source
- source position
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のマイクロホンを
配置して音源位置を推定する音源位置推定方法に関する
ものである。
配置して音源位置を推定する音源位置推定方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロホンアレイを用いた音源位置の
推定に際し、音源とマイクロホンの距離が比較的近距離
にある場合、音源から放射される音波を球面波とみなし
て音源位置を推定することが有効であることは文献「多
数センサによる音源位置の推定」日本音響学会誌46巻
7号(1990)に詳しく述べられている。この従来の
音源位置推定方法では、音源が存在すると考えられる空
間内に複数の仮想音源位置を想定し、マイクロホンアレ
イを構成する各マイクロホンより得られる信号のスペク
トルについて先の仮想音源位置と各マイクロホンとの距
離に基づき位相と振幅を補正した後、すべてのマイクロ
ホンにおける補正後のスペクトルを加算平均する。加算
平均された平均音源スペクトルZ(ω,i)は(数1)
のように表わされる。
推定に際し、音源とマイクロホンの距離が比較的近距離
にある場合、音源から放射される音波を球面波とみなし
て音源位置を推定することが有効であることは文献「多
数センサによる音源位置の推定」日本音響学会誌46巻
7号(1990)に詳しく述べられている。この従来の
音源位置推定方法では、音源が存在すると考えられる空
間内に複数の仮想音源位置を想定し、マイクロホンアレ
イを構成する各マイクロホンより得られる信号のスペク
トルについて先の仮想音源位置と各マイクロホンとの距
離に基づき位相と振幅を補正した後、すべてのマイクロ
ホンにおける補正後のスペクトルを加算平均する。加算
平均された平均音源スペクトルZ(ω,i)は(数1)
のように表わされる。
【0003】
【数1】
【0004】ここで、Mはマイクロホンアレイを構成す
るマイクロホンの総数、Xm(ω)はm番目のマイクロ
ホンから得られるスペクトルを角周波数ωの関数として
表わしたもの、iはすべての仮想音源位置に順番に付け
た番号、rimはi番目の仮想音源とm番目のマイクロホ
ンとの距離、cは音速である。ただし、各マイクロホン
より得られる信号のS/N比は、マイクロホンと実際の
音源の距離が遠くなるほど低下すると考えられるので、
(数1)における加算平均においては、各項にrimの反
比例項を重み関数として乗じた後、平均を行なってい
る。
るマイクロホンの総数、Xm(ω)はm番目のマイクロ
ホンから得られるスペクトルを角周波数ωの関数として
表わしたもの、iはすべての仮想音源位置に順番に付け
た番号、rimはi番目の仮想音源とm番目のマイクロホ
ンとの距離、cは音速である。ただし、各マイクロホン
より得られる信号のS/N比は、マイクロホンと実際の
音源の距離が遠くなるほど低下すると考えられるので、
(数1)における加算平均においては、各項にrimの反
比例項を重み関数として乗じた後、平均を行なってい
る。
【0005】この平均音源スペクトルのパワー|Z
(ω,i)|は,仮想音源位置と実際の音源位置とが一
致したときに最大値をとり、この平均音源スペクトルの
パワーの最大値をもたらす仮想音源位置を実際の音源位
置と推定する。したがって、音源位置を推定するために
は、実際の音源が存在すると考えられる空間全体にわた
って、平均スペクトルのパワーを仮想音源位置の関数と
して表わす必要がある。
(ω,i)|は,仮想音源位置と実際の音源位置とが一
致したときに最大値をとり、この平均音源スペクトルの
パワーの最大値をもたらす仮想音源位置を実際の音源位
置と推定する。したがって、音源位置を推定するために
は、実際の音源が存在すると考えられる空間全体にわた
って、平均スペクトルのパワーを仮想音源位置の関数と
して表わす必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音源位置推定方法では、音源が存在すると考えられ
る空間が広範囲に広がったり、音源位置の推定精度を高
くするために仮想音源位置の間隔を狭めたりする必要が
ある場合には、平均音源スペクトルを求めなければなら
ない仮想音源位置の数が幾何級数的に増加し、これに伴
い、音源位置を推定するための計算量が増加してしまう
という問題を有していた。
来の音源位置推定方法では、音源が存在すると考えられ
る空間が広範囲に広がったり、音源位置の推定精度を高
くするために仮想音源位置の間隔を狭めたりする必要が
ある場合には、平均音源スペクトルを求めなければなら
ない仮想音源位置の数が幾何級数的に増加し、これに伴
い、音源位置を推定するための計算量が増加してしまう
という問題を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、仮想音源位置を想定する空間が拡大された
り、音源位置の推定精度を高める場合にも、計算量の極
端な増加を防止して推定効率を向上させることができる
ようにした音源位置推定方法を提供することを目的とす
る。
のであり、仮想音源位置を想定する空間が拡大された
り、音源位置の推定精度を高める場合にも、計算量の極
端な増加を防止して推定効率を向上させることができる
ようにした音源位置推定方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明による音源位置推定方法は、音源から発する信
号を空間内に配置された複数のマイクロホンで受信し、
この信号のスペクトル成分を各マイクロホンについて求
め、音源が存在すると想定される空間内に仮想した音源
位置とマイクロホンの位置との間の距離に基づき、各マ
イクロホンで受信した信号から求めたスペクトルの位相
と振幅を補正することによって音源のスペクトルを求
め、この音源スペクトルをマイクロホンについての加算
平均した平均音源スペクトルのパワーを仮想音源位置の
関数として計算することにより、真の音源位置を推定す
るに際し、仮想音源の存在想定空間を段階的に絞り込
み、かつ仮想音源位置の配置間隔を段階的に狭めながら
繰り返して音源位置を推定するようにしたものである。
に本発明による音源位置推定方法は、音源から発する信
号を空間内に配置された複数のマイクロホンで受信し、
この信号のスペクトル成分を各マイクロホンについて求
め、音源が存在すると想定される空間内に仮想した音源
位置とマイクロホンの位置との間の距離に基づき、各マ
イクロホンで受信した信号から求めたスペクトルの位相
と振幅を補正することによって音源のスペクトルを求
め、この音源スペクトルをマイクロホンについての加算
平均した平均音源スペクトルのパワーを仮想音源位置の
関数として計算することにより、真の音源位置を推定す
るに際し、仮想音源の存在想定空間を段階的に絞り込
み、かつ仮想音源位置の配置間隔を段階的に狭めながら
繰り返して音源位置を推定するようにしたものである。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、1回の音源位置
推定における仮想音源位置の数を少数にとどめることが
できるので、平均音源スペクトルを求める計算回数を減
少させることができ、音源位置を推定する空間が拡大さ
れたり、仮想音源位置の間隔が狭められたりする場合に
おいても、音源位置を推定するために必要な計算量の極
端な増加を抑えて推定の精度を維持することができる。
推定における仮想音源位置の数を少数にとどめることが
できるので、平均音源スペクトルを求める計算回数を減
少させることができ、音源位置を推定する空間が拡大さ
れたり、仮想音源位置の間隔が狭められたりする場合に
おいても、音源位置を推定するために必要な計算量の極
端な増加を抑えて推定の精度を維持することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0011】図2は本発明の一実施例における音源位置
推定方法を説明するため音源とマイクロホンアレイの配
置および仮想音源位置の存在範囲を示す図である。
推定方法を説明するため音源とマイクロホンアレイの配
置および仮想音源位置の存在範囲を示す図である。
【0012】図2において、21は500〜5000H
zの帯域で白色なスペクトルをもつ信号を発する音源、
22a〜22hは音源21の設置された平面から50c
m離れた平面上の半径60cmの円周上にほぼ等間隔に
配置され、円形マイクロホンアレイを構成する8個の無
指向性のマイクロホン、23は音源が存在すると考えら
れ、仮想音源位置を配置する1m四方の2次元平面の範
囲、24はこの2次元空間に導入した直交座標軸x、y
を示す(以下、この座標系の単位はcmとする)。この
座標系において、仮想音源位置を配置する範囲は(数
2)により表わされる。
zの帯域で白色なスペクトルをもつ信号を発する音源、
22a〜22hは音源21の設置された平面から50c
m離れた平面上の半径60cmの円周上にほぼ等間隔に
配置され、円形マイクロホンアレイを構成する8個の無
指向性のマイクロホン、23は音源が存在すると考えら
れ、仮想音源位置を配置する1m四方の2次元平面の範
囲、24はこの2次元空間に導入した直交座標軸x、y
を示す(以下、この座標系の単位はcmとする)。この
座標系において、仮想音源位置を配置する範囲は(数
2)により表わされる。
【0013】
【数2】
【0014】また、実際の音源位置は(0、0)と表わ
される。本実施例においては、各マイクロホン22a〜
22hから得られる信号は、サンプリング周波数12k
Hzで同時サンプリングされた後、512ポイントのサ
ンプリングデータを用いてスペクトル成分Xm(ω)に
変換するものとする。ここで得られたXm(ω)をもと
に、(数1)により平均音源スペクトルZ(ω,i)を
求め、後述のような周波数成分についてこのパワー|Z
(ω,i)|を加算平均し、この最大値を与える仮想音
源位置を推定音源位置とする。本実施例においては、
(数2)の範囲に、x軸方向、Y軸方向ともに2cm間
隔の格子点を想定し、これを仮想音源位置とする。
される。本実施例においては、各マイクロホン22a〜
22hから得られる信号は、サンプリング周波数12k
Hzで同時サンプリングされた後、512ポイントのサ
ンプリングデータを用いてスペクトル成分Xm(ω)に
変換するものとする。ここで得られたXm(ω)をもと
に、(数1)により平均音源スペクトルZ(ω,i)を
求め、後述のような周波数成分についてこのパワー|Z
(ω,i)|を加算平均し、この最大値を与える仮想音
源位置を推定音源位置とする。本実施例においては、
(数2)の範囲に、x軸方向、Y軸方向ともに2cm間
隔の格子点を想定し、これを仮想音源位置とする。
【0015】以下、本発明実施例と上記従来例の差異を
理解しやすくするため、両者を対比しながら説明する。
理解しやすくするため、両者を対比しながら説明する。
【0016】従来の音源位置推定方法では、図4の仮想
音源位置配置図に示すすべての格子点41について平均
音源スペクトルZ(ω,i)を求める必要がある。本実
施例と同じ状況において、従来の音源位置推定方法によ
って音源位置の推定を行なおうとすると、2601個
(51個×51個)の格子点41について平均音源スペ
クトルZ(ω,i)を求めることになる。図5は上記従
来例のように2cm間隔の2601個の格子点41のす
べてについて、平均音源スペクトルZ(ω,i)を求
め、1000〜1500Hzの周波数成分について加算
平均した結果を示す分布図である。これより音源位置が
(2、0)と推定され、実際の音源位置とよく一致して
いることがわかる。
音源位置配置図に示すすべての格子点41について平均
音源スペクトルZ(ω,i)を求める必要がある。本実
施例と同じ状況において、従来の音源位置推定方法によ
って音源位置の推定を行なおうとすると、2601個
(51個×51個)の格子点41について平均音源スペ
クトルZ(ω,i)を求めることになる。図5は上記従
来例のように2cm間隔の2601個の格子点41のす
べてについて、平均音源スペクトルZ(ω,i)を求
め、1000〜1500Hzの周波数成分について加算
平均した結果を示す分布図である。これより音源位置が
(2、0)と推定され、実際の音源位置とよく一致して
いることがわかる。
【0017】一方、本発明実施例では、1回の位置推定
で平均音源スペクトルを求める仮想音源位置の数を少数
にとどめ、音源位置の推定を繰り返し、仮想音源位置を
想定する空間を段階的に狭めていく。
で平均音源スペクトルを求める仮想音源位置の数を少数
にとどめ、音源位置の推定を繰り返し、仮想音源位置を
想定する空間を段階的に狭めていく。
【0018】図1(a)は本発明実施例における1回目
の音源位置推定の際の仮想音源位置の配置図、図1
(b)は本発明実施例における2回目の音源位置推定の
際の仮想音源位置の配置図である。まず、(数2)の範
囲に図1(a)に示すように、10cm間隔の121
(11個×11個)個の格子点1を想定し、これを初回
の音源位置推定における仮想音源位置とし、加算平均ス
ペクトルZ(ω,i)を求める。これを、500〜10
00Hzの周波数成分について加算平均した結果が図3
(a)であり、これより最大の平均加算スペクトルのパ
ワーを与える点が推定音源位置として(0、0)と求ま
る。次に、図1(b)に示すように、2回目の音源位置
推定のための仮想音源位置の範囲を、初回の音源位置推
定で求めた音源位置11を中心に、1回目の音源位置推
定において隣接した8つの格子点12a〜12hで囲ま
れた空間(数3)となるように設定する。
の音源位置推定の際の仮想音源位置の配置図、図1
(b)は本発明実施例における2回目の音源位置推定の
際の仮想音源位置の配置図である。まず、(数2)の範
囲に図1(a)に示すように、10cm間隔の121
(11個×11個)個の格子点1を想定し、これを初回
の音源位置推定における仮想音源位置とし、加算平均ス
ペクトルZ(ω,i)を求める。これを、500〜10
00Hzの周波数成分について加算平均した結果が図3
(a)であり、これより最大の平均加算スペクトルのパ
ワーを与える点が推定音源位置として(0、0)と求ま
る。次に、図1(b)に示すように、2回目の音源位置
推定のための仮想音源位置の範囲を、初回の音源位置推
定で求めた音源位置11を中心に、1回目の音源位置推
定において隣接した8つの格子点12a〜12hで囲ま
れた空間(数3)となるように設定する。
【0019】
【数3】
【0020】この範囲に2cm間隔の121個(11個
×11個)の格子点13を想定し、これを2回目の音源
位置推定における仮想音源位置とし、平均音源スペクト
ルZ(ω,i)を求めた後、2000〜2500Hzの
周波数成分について加算平均すると、図3(b)に示す
ように、スペクトルのパワーの最大値を与える仮想音源
位置が(2、0)と求まり、実際の音源位置とよく一致
していることがわかる。つまり、2回の音源位置推定を
繰り返すことにより、合計242個の仮想音源位置につ
いてのみ平均音源スペクトルを求めるだけで、合計26
01個の仮想音源位置について平均音源スペクトルを求
める場合と同様の結果が得られた。
×11個)の格子点13を想定し、これを2回目の音源
位置推定における仮想音源位置とし、平均音源スペクト
ルZ(ω,i)を求めた後、2000〜2500Hzの
周波数成分について加算平均すると、図3(b)に示す
ように、スペクトルのパワーの最大値を与える仮想音源
位置が(2、0)と求まり、実際の音源位置とよく一致
していることがわかる。つまり、2回の音源位置推定を
繰り返すことにより、合計242個の仮想音源位置につ
いてのみ平均音源スペクトルを求めるだけで、合計26
01個の仮想音源位置について平均音源スペクトルを求
める場合と同様の結果が得られた。
【0021】本実施例においては、2段階の音源位置推
定を行なっているが、この初回の音源位置推定におい
て、500〜1000Hzという、2回目の推定に用い
た周波数帯域よりも低域の周波数帯域を用いているの
は、以下のような理由による。
定を行なっているが、この初回の音源位置推定におい
て、500〜1000Hzという、2回目の推定に用い
た周波数帯域よりも低域の周波数帯域を用いているの
は、以下のような理由による。
【0022】図3(b)は本実施例より得られた2cm
間隔の仮想音源位置に対する平均音源スペクトルのパワ
ーを2000〜2500Hzという高域の成分について
加算平均した結果である。図5と比較してわかるよう
に、高域のスペクトルを用いた場合には極大値の間隔が
互いに狭まっていることがわかる。したがって、10c
m間隔の格子点1(図1(a)参照)を仮想音源位置と
する初回の音源位置推定において、高域のスペクトルを
用いてしまうと、平均音源スペクトルZ(ω,i)のパ
ワーは、仮想音源位置近傍における実音源の存在の確か
らしさを代表する値とはみなすことができなくなってし
まう。よって、本実施例のように仮想音源位置の間隔を
異ならせて段階的に音源位置推定を行なっていく場合に
は、仮想音源位置の配置間隔に対応して、平均音源スペ
クトルのうち、いずれの帯域を用いるかを決定する必要
がある。図3(b)のように、真の音源位置以外に平均
音源スペクトルのパワーが極大値をもつことは、マイク
ロホン22a〜22h(図2参照)の数や、用いるスペ
クトルの帯域との関係も含めて上記の文献「多数センサ
による音源位置の推定」において考察されている。
間隔の仮想音源位置に対する平均音源スペクトルのパワ
ーを2000〜2500Hzという高域の成分について
加算平均した結果である。図5と比較してわかるよう
に、高域のスペクトルを用いた場合には極大値の間隔が
互いに狭まっていることがわかる。したがって、10c
m間隔の格子点1(図1(a)参照)を仮想音源位置と
する初回の音源位置推定において、高域のスペクトルを
用いてしまうと、平均音源スペクトルZ(ω,i)のパ
ワーは、仮想音源位置近傍における実音源の存在の確か
らしさを代表する値とはみなすことができなくなってし
まう。よって、本実施例のように仮想音源位置の間隔を
異ならせて段階的に音源位置推定を行なっていく場合に
は、仮想音源位置の配置間隔に対応して、平均音源スペ
クトルのうち、いずれの帯域を用いるかを決定する必要
がある。図3(b)のように、真の音源位置以外に平均
音源スペクトルのパワーが極大値をもつことは、マイク
ロホン22a〜22h(図2参照)の数や、用いるスペ
クトルの帯域との関係も含めて上記の文献「多数センサ
による音源位置の推定」において考察されている。
【0023】なお、本実施例においては、8つのマイク
ロホン22a〜22hを音源21から50cmの高さの
半径60cmの円周上に配置しているが、マイクロホン
アレイを構成するマイクロホンの数およびその配置につ
いては任意に選定することができる。また、本実施例に
おいては、仮想音源の存在想定空間を2次元の平面とし
たが、これを1次元、あるいは3次元の空間としても適
用可能である。
ロホン22a〜22hを音源21から50cmの高さの
半径60cmの円周上に配置しているが、マイクロホン
アレイを構成するマイクロホンの数およびその配置につ
いては任意に選定することができる。また、本実施例に
おいては、仮想音源の存在想定空間を2次元の平面とし
たが、これを1次元、あるいは3次元の空間としても適
用可能である。
【0024】更に、本実施例では音源位置の推定を2回
繰り返しているが、これを2回以上繰り返すことによ
り、仮想音源の存在想定空間がより広範囲に広がった場
合や、より高精度の推定が望まれる場合に対応すること
が可能である。本発明は、このほか、その基本的技術思
想を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
繰り返しているが、これを2回以上繰り返すことによ
り、仮想音源の存在想定空間がより広範囲に広がった場
合や、より高精度の推定が望まれる場合に対応すること
が可能である。本発明は、このほか、その基本的技術思
想を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
源位置推定の計算を段階的に狭められた仮想音源の存在
空間に対して繰り返し行なうことにより、推定の精度を
劣化させることなく、音源位置推定に伴う計算量を削減
させることができ、推定効率を向上させることができ
る。
源位置推定の計算を段階的に狭められた仮想音源の存在
空間に対して繰り返し行なうことにより、推定の精度を
劣化させることなく、音源位置推定に伴う計算量を削減
させることができ、推定効率を向上させることができ
る。
【図1】(a)本発明の一実施例における音源位置推定
方法に用いる1回目の音源位置推定の際の仮想音源位置
の配置図 (b)同実施例における音源位置推定方法に用いる2回
目の音源位置推定の際の仮想音源位置の配置図
方法に用いる1回目の音源位置推定の際の仮想音源位置
の配置図 (b)同実施例における音源位置推定方法に用いる2回
目の音源位置推定の際の仮想音源位置の配置図
【図2】本発明の一実施例における音源位置推定方法を
説明するための音源とマイクロホンアレイの配置および
仮想音源位置の存在範囲を示す図
説明するための音源とマイクロホンアレイの配置および
仮想音源位置の存在範囲を示す図
【図3】(a)本発明の一実施例における音源位置推定
方法により1回目の音源位置を推定する際、500〜1
000Hzの音源成分を用いて音源位置の推定を行なっ
た場合の加算平均スペクトルのパワー分布図 (b)同実施例における音源位置推定方法により2回目
の音源位置を推定する際、2000〜2500Hzの音
源成分を用いて音源位置の推定を行なった場合の加算平
均スペクトルのパワー分布図
方法により1回目の音源位置を推定する際、500〜1
000Hzの音源成分を用いて音源位置の推定を行なっ
た場合の加算平均スペクトルのパワー分布図 (b)同実施例における音源位置推定方法により2回目
の音源位置を推定する際、2000〜2500Hzの音
源成分を用いて音源位置の推定を行なった場合の加算平
均スペクトルのパワー分布図
【図4】従来の音源位置推定方法に用いる仮想音源位置
の配置図
の配置図
【図5】従来の音源位置推定方法による1000〜15
00Hzの音源成分の加算平均スペクトルのパワー分布
図
00Hzの音源成分の加算平均スペクトルのパワー分布
図
11 1回目の音源位置推定により音源位置と推定され
た点 12 格子点(1回目の音源位置推定により音源位置と
推定された点11に隣接した8つの仮想音源位置) 21 実際の音源 22 マイクロホンアレイを構成する無指向性マイクロ
ホン 23 仮想音源位置の想定する2次元空間の範囲 24 同2次元空間に導入したxy直交座標軸
た点 12 格子点(1回目の音源位置推定により音源位置と
推定された点11に隣接した8つの仮想音源位置) 21 実際の音源 22 マイクロホンアレイを構成する無指向性マイクロ
ホン 23 仮想音源位置の想定する2次元空間の範囲 24 同2次元空間に導入したxy直交座標軸
Claims (1)
- 【請求項1】音源から発する信号を空間内に配置された
複数のマイクロホンで受信し、この信号のスペクトル成
分を各マイクロホンについて求め、音源が存在すると想
定される空間内に仮想した音源位置とマイクロホンの位
置との間の距離に基づき、各マイクロホンで受信した信
号から求めたスペクトルの位相と振幅を補正することに
よって音源のスペクトルを求め、この音源スペクトルを
マイクロホンについての加算平均した平均音源スペクト
ルのパワーを仮想音源位置の関数として計算することに
より、真の音源位置を推定するに際し、仮想音源の存在
想定空間を段階的に絞り込み、かつ仮想音源位置の配置
間隔を段階的に狭めながら繰り返して音源位置を推定す
ることを特徴とする音源位置推定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3230139A JP2760177B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 音源位置推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3230139A JP2760177B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 音源位置推定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572025A JPH0572025A (ja) | 1993-03-23 |
| JP2760177B2 true JP2760177B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=16903196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3230139A Expired - Fee Related JP2760177B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 音源位置推定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2760177B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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