JP2766473B2 - トロンビンによるプロテインcの活性化を促進するペプチド - Google Patents
トロンビンによるプロテインcの活性化を促進するペプチドInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トロンビンに結合
し、トロンビンのプロテインC活性化を促進する作用を
有する新規なペプチドに関する。更に詳しくは、本発明
は血栓溶解作用、抗血液凝固作用及び血小板凝集抑制作
用を有し、したがって、血液凝固を制御するための、ま
たは血小板凝集を制御するための医薬組成物として、循
環器系の疾患の治療に有用なペプチドに関する。本発明
は、また、その新規なペプチドをコードするデオキシリ
ボ核酸(以下“DNA”と称する)、該DNAを含有す
る複製可能な組換え体DNA、該組換え体DNAで形質
転換された微生物または細胞及び組換えDNA技術によ
る該ペプチドの製造方法に関する。
し、トロンビンのプロテインC活性化を促進する作用を
有する新規なペプチドに関する。更に詳しくは、本発明
は血栓溶解作用、抗血液凝固作用及び血小板凝集抑制作
用を有し、したがって、血液凝固を制御するための、ま
たは血小板凝集を制御するための医薬組成物として、循
環器系の疾患の治療に有用なペプチドに関する。本発明
は、また、その新規なペプチドをコードするデオキシリ
ボ核酸(以下“DNA”と称する)、該DNAを含有す
る複製可能な組換え体DNA、該組換え体DNAで形質
転換された微生物または細胞及び組換えDNA技術によ
る該ペプチドの製造方法に関する。
【0002】本明細書において、アミノ酸及びペプチド
は下記に示すIUPAC−IUB生化学命名委員会(C
BN)で採用された略号を用いて表される。なお、アミ
ノ酸などに関し光学異性体があり得る場合は、特に明示
しなければL体を示すものとする。更に、特に明示しな
い限りペプチドのアミノ酸配列の左端及び右端はそれぞ
れN末端およびC末端である。
は下記に示すIUPAC−IUB生化学命名委員会(C
BN)で採用された略号を用いて表される。なお、アミ
ノ酸などに関し光学異性体があり得る場合は、特に明示
しなければL体を示すものとする。更に、特に明示しな
い限りペプチドのアミノ酸配列の左端及び右端はそれぞ
れN末端およびC末端である。
【0003】 Gln:グルタミン残基 Asp:アスパラギン酸残基 Pro:プロリン残基 Tyr:チロシン残基 Val:バリン残基 Lys:リジン残基 Glu:グルタミン酸残基 Ala:アラニン残基 Asn:アスパラギン残基 Leu:ロイシン残基 Phe:フェニルアラニン残基 Gly:グリシン残基 His:ヒスチジン残基 Ser:セリン残基 Thr:スレオニン残基 Ile:イソロイシン残基 Trp:トリプトファン残基 Arg:アルギニン残基 Met:メチオニン残基 Cys:システイン残基 また、ポリデオキシリボヌクレオチドおよびオリゴヌク
レオチドは下記の如き略号で表されるデオキシリボヌク
レオチドの配列により表記する。 A:2′−デオキシアデニル酸残基 C:2′−デオキシシチジル酸残基 G:2′−デオキシグアニル酸残基 T:チミジル酸残基 特に明示しない限りデオキシリボヌクレオチド配列の左
端及び右端はそれぞれ5′末端及び3′末端である。
レオチドは下記の如き略号で表されるデオキシリボヌク
レオチドの配列により表記する。 A:2′−デオキシアデニル酸残基 C:2′−デオキシシチジル酸残基 G:2′−デオキシグアニル酸残基 T:チミジル酸残基 特に明示しない限りデオキシリボヌクレオチド配列の左
端及び右端はそれぞれ5′末端及び3′末端である。
【0004】
【従来の技術】現在、血栓溶解剤として用いられるもの
には、ストレプトキナーゼやウロキナーゼがある。ま
た、抗血液凝固剤としてはヘパリンやワーファリンが用
いられている。さらに、血小板凝集抑制剤としてはアス
ピリン、スルフィンピラゾン、ジピリダモール等が使わ
れている。これらの血栓溶解剤、抗血液凝固剤および血
小板凝集抑制剤は、それぞれ別個に、あるいは併用し
て、例えば、心筋梗塞、血栓症、塞栓症、末梢血管閉塞
症、閉塞性動脈硬化症、血管内血液凝固症候群(DI
C)、狭心症、一過性脳虚血発作、妊娠中毒症等の疾患
の治療及び予防に用いられている。しかしながら、これ
らの血栓溶解剤、抗血液凝固剤および血小板凝集抑制剤
は非常に複雑な機構から成り立つ血液の凝固線溶系の極
く一部に作用するにすぎない。そこで、血液の凝固線溶
系に広く作用し、優れた血液凝固抑制作用を示す薬剤が
要望されていた。
には、ストレプトキナーゼやウロキナーゼがある。ま
た、抗血液凝固剤としてはヘパリンやワーファリンが用
いられている。さらに、血小板凝集抑制剤としてはアス
ピリン、スルフィンピラゾン、ジピリダモール等が使わ
れている。これらの血栓溶解剤、抗血液凝固剤および血
小板凝集抑制剤は、それぞれ別個に、あるいは併用し
て、例えば、心筋梗塞、血栓症、塞栓症、末梢血管閉塞
症、閉塞性動脈硬化症、血管内血液凝固症候群(DI
C)、狭心症、一過性脳虚血発作、妊娠中毒症等の疾患
の治療及び予防に用いられている。しかしながら、これ
らの血栓溶解剤、抗血液凝固剤および血小板凝集抑制剤
は非常に複雑な機構から成り立つ血液の凝固線溶系の極
く一部に作用するにすぎない。そこで、血液の凝固線溶
系に広く作用し、優れた血液凝固抑制作用を示す薬剤が
要望されていた。
【0005】ところで、血液凝固機構において重要な役
割を演じているビタミンK依存性の蛋白質としてプロテ
インCが知られている。近年、そのプロテインCの活性
化を促進し、トロンビンの作用による血小板の活性化と
フィブリン形成を抑制する物質が、ウサギの肺、ウシの
肺、ヒトの肺やヒト胎盤などに存在し、それが前述の薬
剤に比べて優れた血液凝固抑制作用を有することが報告
されている。
割を演じているビタミンK依存性の蛋白質としてプロテ
インCが知られている。近年、そのプロテインCの活性
化を促進し、トロンビンの作用による血小板の活性化と
フィブリン形成を抑制する物質が、ウサギの肺、ウシの
肺、ヒトの肺やヒト胎盤などに存在し、それが前述の薬
剤に比べて優れた血液凝固抑制作用を有することが報告
されている。
【0006】ウサギの肺に存在する物質については、例
えば、シー ティー エスモン(C.T.Esmon)
ら、プロシーディング オブ ナショナル アカデミー
オブ サイエンス ユーエスエー(Proc.Nat
l.Acad.Sci.USA)、78巻、2249頁
(1981年);エヌ エル エスモン(N.L.Es
mon)ら、ザ ジャーナル オブ バイオロジカル
ケミストリー(J.Biol.Chem.)、257
巻、859頁(1982年);シー ティー エスモン
(C.T.Esmon)ら、ザ ジャーナル オブ バ
イオロジカル ケミストリー(J.Biol.Che
m.)、257巻、7944頁(1982年);エヌ
エル エスモン(N.L.Esmon)ら、ザ ジャー
ナル オブバイオロジカル ケミストリー(J.Bio
l.Chem.)、258巻、12238頁(1982
年)を参照することができる。
えば、シー ティー エスモン(C.T.Esmon)
ら、プロシーディング オブ ナショナル アカデミー
オブ サイエンス ユーエスエー(Proc.Nat
l.Acad.Sci.USA)、78巻、2249頁
(1981年);エヌ エル エスモン(N.L.Es
mon)ら、ザ ジャーナル オブ バイオロジカル
ケミストリー(J.Biol.Chem.)、257
巻、859頁(1982年);シー ティー エスモン
(C.T.Esmon)ら、ザ ジャーナル オブ バ
イオロジカル ケミストリー(J.Biol.Che
m.)、257巻、7944頁(1982年);エヌ
エル エスモン(N.L.Esmon)ら、ザ ジャー
ナル オブバイオロジカル ケミストリー(J.Bio
l.Chem.)、258巻、12238頁(1982
年)を参照することができる。
【0007】ウシの肺に存在する物質については、例え
ば楠本ら、生化学、56巻、890頁(1984年)を
参照することができる。また、ヒト胎盤に存在する物質
については、例えば特開昭60−199819;黒沢
ら、日本血液学会誌、47巻、632頁(1984
年);エッチ エッチ サーレム(H.H.Sale
m)ら、ジャーナル オブ バイオロジカル ケミスト
リー(J.Biol.Chem.)、259巻、122
46頁(1984年);エス.クロサワ(S.Kuro
sawa)ら、トロンボシス リサーチ(Thromb
osis Research)、37巻、353頁(1
985年)を参照することができる。また、ヒトの肺に
存在する物質については、例えば楠本ら、生化学、57
巻、1102頁(1985年)を参照することができ
る。
ば楠本ら、生化学、56巻、890頁(1984年)を
参照することができる。また、ヒト胎盤に存在する物質
については、例えば特開昭60−199819;黒沢
ら、日本血液学会誌、47巻、632頁(1984
年);エッチ エッチ サーレム(H.H.Sale
m)ら、ジャーナル オブ バイオロジカル ケミスト
リー(J.Biol.Chem.)、259巻、122
46頁(1984年);エス.クロサワ(S.Kuro
sawa)ら、トロンボシス リサーチ(Thromb
osis Research)、37巻、353頁(1
985年)を参照することができる。また、ヒトの肺に
存在する物質については、例えば楠本ら、生化学、57
巻、1102頁(1985年)を参照することができ
る。
【0008】上記の先行技術文献には上記物質の一般的
性質が記載されているが、その物質の構造、例えばアミ
ノ酸配列などは解明されておらず、未だにその物質は同
定されていない。従って、上記の先行技術文献に報告さ
れている物質が単一物質であるか否か、また、これらの
先行技術文献の記載にしたがって同一の物質が繰返し得
られるか否かについては全く不明である。さらにまた、
上記の先行技術文献に報告されている物質は、細胞膜上
に存在するものであり、界面活性剤の非存在下では不溶
性であって、循環器疾患の治療などの医薬組成物として
用いる場合にはそのままでは投与量を多くすることがで
きないものであり、そもそも生体由来であることから十
分な量が確保できず、その物質が本当に医薬として使用
できるものであるか否かの検討さえも出来ない状態であ
った。
性質が記載されているが、その物質の構造、例えばアミ
ノ酸配列などは解明されておらず、未だにその物質は同
定されていない。従って、上記の先行技術文献に報告さ
れている物質が単一物質であるか否か、また、これらの
先行技術文献の記載にしたがって同一の物質が繰返し得
られるか否かについては全く不明である。さらにまた、
上記の先行技術文献に報告されている物質は、細胞膜上
に存在するものであり、界面活性剤の非存在下では不溶
性であって、循環器疾患の治療などの医薬組成物として
用いる場合にはそのままでは投与量を多くすることがで
きないものであり、そもそも生体由来であることから十
分な量が確保できず、その物質が本当に医薬として使用
できるものであるか否かの検討さえも出来ない状態であ
った。
【0009】注射剤とする場合に不溶物が存在すること
は、循環器疾患を有する患者において致命的であること
から、界面活性剤の添加を必須とするが、上記の問題を
有する患者にとって界面活性剤の添加は予想外の問題を
引き起こす可能性は否定できず、場合によっては好まし
いものではない。また、一部には細胞膜上に存在する以
外の形態、例えば血中や尿中の存在する旨の開示がある
が〔イシイら、ジャーナル オブ クリニカル インベ
スティゲーション(J.Clin.Invest.)、
76巻、2178頁(1985年)〕、精製が十分にさ
れていないことが明らかであり、またその活性や作用、
物性やその由来等の解析や検討が不十分であり、まして
やアミノ酸配列等の構造についての解析は全くなく、そ
もそも医薬として使用できる効果と安全性を有し、しか
も医薬として常に安定的に供給し得るものとの位置づけ
をすることはできないものであった。即ち、従来、上記
物質においては、その物性や構造等についての十分な解
析がない状況であって、トロンビンに結合し、トロンビ
ンによるプロテインCの活性化を促進する作用を有する
性質が得られ、且つ十分な可溶性を有するペプチドなど
望むべき状況では全くなかった。
は、循環器疾患を有する患者において致命的であること
から、界面活性剤の添加を必須とするが、上記の問題を
有する患者にとって界面活性剤の添加は予想外の問題を
引き起こす可能性は否定できず、場合によっては好まし
いものではない。また、一部には細胞膜上に存在する以
外の形態、例えば血中や尿中の存在する旨の開示がある
が〔イシイら、ジャーナル オブ クリニカル インベ
スティゲーション(J.Clin.Invest.)、
76巻、2178頁(1985年)〕、精製が十分にさ
れていないことが明らかであり、またその活性や作用、
物性やその由来等の解析や検討が不十分であり、まして
やアミノ酸配列等の構造についての解析は全くなく、そ
もそも医薬として使用できる効果と安全性を有し、しか
も医薬として常に安定的に供給し得るものとの位置づけ
をすることはできないものであった。即ち、従来、上記
物質においては、その物性や構造等についての十分な解
析がない状況であって、トロンビンに結合し、トロンビ
ンによるプロテインCの活性化を促進する作用を有する
性質が得られ、且つ十分な可溶性を有するペプチドなど
望むべき状況では全くなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来より、血液凝固を
制御するための、または血小板凝集を制御するためのさ
らに有用なペプチドの提供が求められていた。
制御するための、または血小板凝集を制御するためのさ
らに有用なペプチドの提供が求められていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述の技
術的背景にあって、血液の凝固線溶系の一因子であるプ
ロテインCを活性化して血液凝固を抑制するだけでな
く、線溶作用を増進する物質を見出すべく鋭意研究を重
ねた結果、意外にも、後述するように本発明のペプチド
が、従来知られていない新規物質であって、トロンビン
に結合し、且つトロンビンによるプロテインC活性化を
促進して血液凝固を制御することができるだけでなく、
線溶を促進することができ、血液凝固を制御する薬剤、
即ち、血液凝固を制御するための、または血小板凝集を
制御するための医薬組成物として有用であることを見出
した。
術的背景にあって、血液の凝固線溶系の一因子であるプ
ロテインCを活性化して血液凝固を抑制するだけでな
く、線溶作用を増進する物質を見出すべく鋭意研究を重
ねた結果、意外にも、後述するように本発明のペプチド
が、従来知られていない新規物質であって、トロンビン
に結合し、且つトロンビンによるプロテインC活性化を
促進して血液凝固を制御することができるだけでなく、
線溶を促進することができ、血液凝固を制御する薬剤、
即ち、血液凝固を制御するための、または血小板凝集を
制御するための医薬組成物として有用であることを見出
した。
【0012】また該ペプチドをコードするDNAを単離
し、更にまた、そのペプチドが、組換えDNA技術によ
って、好ましくは他のヒト由来蛋白をまったく含まない
純粋な形態で、大量にかつ容易に製造でき、しかも該ペ
プチドが可溶性であって、医薬組成物自体やその製造に
おいて顕著に好ましい性質を有することを見出した。本
発明は、これらの知見に基づいて完成したものである。
し、更にまた、そのペプチドが、組換えDNA技術によ
って、好ましくは他のヒト由来蛋白をまったく含まない
純粋な形態で、大量にかつ容易に製造でき、しかも該ペ
プチドが可溶性であって、医薬組成物自体やその製造に
おいて顕著に好ましい性質を有することを見出した。本
発明は、これらの知見に基づいて完成したものである。
【0013】即ち本発明によれば、配列番号7の1−5
75のアミノ酸配列、または該アミノ酸配列のアミノ酸
残基の置換、挿入または欠失を施すことにより得られる
アミノ酸配列を有し、且つ下記(a)、(b)、(d)
〜(f)に規定される組換えペプチドであって、少なく
とも該組換えペプチド中に、ヒト由来の夾雑成分を実質
的に含有しないことを特徴とする実質的に精製された組
換えペプチド(但し、該ペプチドが配列番号3の1−4
98のアミノ酸配列からなるペプチドである場合を除
く)。 (a)トロンビンに結合し、 (b)トロンビンによるプロテインCの活性化を促進す
る作用を有する、 (d)トロンビンによる凝固時間を延長する、 (e)トロンビンによる血小板凝集を抑制する、 (f)SDS−ポリアクリルアミドゲル上にて、銀染色
が可能である、が提供される。 本発明においては、以下特に断りのないかぎり配列番号
3の1−498のアミノ酸配列からなるペプチドである
場合を除くものである。本発明の組換えペプチドは、ヒ
ト由来の夾雑成分を実質的に含有しないものであって、
好ましいものである。この組換えペプチドは、配列番号
7の1−575のアミノ酸配列か、または該アミノ酸配
列のアミノ酸残基の置換、挿入または欠失を施すことに
よって得られるアミノ酸配列からなるペプチドであり、
これらは本発明の実施例により裏付けられている。また
上記組換えペプチドは、界面活性剤の非存在下で可溶性
であることが好ましい。
75のアミノ酸配列、または該アミノ酸配列のアミノ酸
残基の置換、挿入または欠失を施すことにより得られる
アミノ酸配列を有し、且つ下記(a)、(b)、(d)
〜(f)に規定される組換えペプチドであって、少なく
とも該組換えペプチド中に、ヒト由来の夾雑成分を実質
的に含有しないことを特徴とする実質的に精製された組
換えペプチド(但し、該ペプチドが配列番号3の1−4
98のアミノ酸配列からなるペプチドである場合を除
く)。 (a)トロンビンに結合し、 (b)トロンビンによるプロテインCの活性化を促進す
る作用を有する、 (d)トロンビンによる凝固時間を延長する、 (e)トロンビンによる血小板凝集を抑制する、 (f)SDS−ポリアクリルアミドゲル上にて、銀染色
が可能である、が提供される。 本発明においては、以下特に断りのないかぎり配列番号
3の1−498のアミノ酸配列からなるペプチドである
場合を除くものである。本発明の組換えペプチドは、ヒ
ト由来の夾雑成分を実質的に含有しないものであって、
好ましいものである。この組換えペプチドは、配列番号
7の1−575のアミノ酸配列か、または該アミノ酸配
列のアミノ酸残基の置換、挿入または欠失を施すことに
よって得られるアミノ酸配列からなるペプチドであり、
これらは本発明の実施例により裏付けられている。また
上記組換えペプチドは、界面活性剤の非存在下で可溶性
であることが好ましい。
【0014】また、本発明によれば、下記(a)〜
(g)に規定される実質的に精製された可溶性ペプチド
(但し、該ペプチドが配列番号3の1−498のアミノ
酸配列からなるペプチドである場合を除く)。 (a)トロンビンに結合し、 (b)トロンビンによるプロテインCの活性化を促進す
る作用を有する、 (c)少なくとも界面活性剤の非存在下で可溶である、 (d)トロンビンによる凝固時間を延長する、 (e)トロンビンによる血小板凝集を抑制する、 (f)SDS−ポリアクリルアミドゲル上にて、銀染色
が可能である、 (g)該可溶性ペプチドのアミノ酸配列の相同性が、該
アミノ酸配列の範囲において、下記の制限酵素地図
(g)に規定される実質的に精製された可溶性ペプチド
(但し、該ペプチドが配列番号3の1−498のアミノ
酸配列からなるペプチドである場合を除く)。 (a)トロンビンに結合し、 (b)トロンビンによるプロテインCの活性化を促進す
る作用を有する、 (c)少なくとも界面活性剤の非存在下で可溶である、 (d)トロンビンによる凝固時間を延長する、 (e)トロンビンによる血小板凝集を抑制する、 (f)SDS−ポリアクリルアミドゲル上にて、銀染色
が可能である、 (g)該可溶性ペプチドのアミノ酸配列の相同性が、該
アミノ酸配列の範囲において、下記の制限酵素地図
【化2】 に示された制限酵素サイトを有することにより特徴付け
られるヒト由来のDNAがコードし得るトロンビンに結
合し、かつトロンビンによるプロテインCの活性化を促
進する作用を有するペプチドのアミノ酸配列と完全に一
致する相同性を有する、が提供される。
られるヒト由来のDNAがコードし得るトロンビンに結
合し、かつトロンビンによるプロテインCの活性化を促
進する作用を有するペプチドのアミノ酸配列と完全に一
致する相同性を有する、が提供される。
【0015】本発明のペプチドがトロンビンに結合する
ことは、例えば、本明細書実施例に記載されているよう
に、DIP−トロンビン〔ジイソプロピルホスフォロト
ロンビン(diisopropylphosphoro
−thrombin)、またはDIP−トロンビン−ア
ガロースに結合することにより確認される。また、トロ
ンビンによるプロテインCの活性化を促進する活性を有
することも、本明細書実施例に記載されている通りであ
る。
ことは、例えば、本明細書実施例に記載されているよう
に、DIP−トロンビン〔ジイソプロピルホスフォロト
ロンビン(diisopropylphosphoro
−thrombin)、またはDIP−トロンビン−ア
ガロースに結合することにより確認される。また、トロ
ンビンによるプロテインCの活性化を促進する活性を有
することも、本明細書実施例に記載されている通りであ
る。
【0016】本発明の可溶性ペプチドは、トロンビンに
よるプロテインCの活性化を促進する活性物質として検
知され、回収される。通常本活性は、試料を0.15M
食塩、2.5mM塩化カルシウム、1mg/ml血清ア
ルブミンを含有するpH7.4の20mMトリス塩酸緩
衝液中にトロンビン及びプロテインCの存在下添加し、
生成される活性化プロテインCの量を定量し評価され
る。従って、本発明のペプチドは、上記緩衝液中に少な
くとも検知され得る濃度まで可溶性である。
よるプロテインCの活性化を促進する活性物質として検
知され、回収される。通常本活性は、試料を0.15M
食塩、2.5mM塩化カルシウム、1mg/ml血清ア
ルブミンを含有するpH7.4の20mMトリス塩酸緩
衝液中にトロンビン及びプロテインCの存在下添加し、
生成される活性化プロテインCの量を定量し評価され
る。従って、本発明のペプチドは、上記緩衝液中に少な
くとも検知され得る濃度まで可溶性である。
【0017】このように、ペプチドが可溶性であるこ
と、即ち、そのペプチドが界面活性剤の非存在下で調製
され得ることは、そのペプチドを医薬組成物として使用
するに際し、極めて有用なことであることについては、
既に述べた通りであるが、例えば、従来の物質において
は、界面活性剤の非存在下では不溶性であり、不溶物が
存在する注射剤としないために界面活性剤の添加を必須
とするが、種々の問題を有する循環器疾患の患者におい
て、この界面活性剤の添加は予想外の問題を引き起こす
可能性は否定できないし、また界面活性剤の添加量との
兼ね合いもあって、必ずしも十分に高い含有濃度の製剤
が調製できない可能性もあることが考えられる。
と、即ち、そのペプチドが界面活性剤の非存在下で調製
され得ることは、そのペプチドを医薬組成物として使用
するに際し、極めて有用なことであることについては、
既に述べた通りであるが、例えば、従来の物質において
は、界面活性剤の非存在下では不溶性であり、不溶物が
存在する注射剤としないために界面活性剤の添加を必須
とするが、種々の問題を有する循環器疾患の患者におい
て、この界面活性剤の添加は予想外の問題を引き起こす
可能性は否定できないし、また界面活性剤の添加量との
兼ね合いもあって、必ずしも十分に高い含有濃度の製剤
が調製できない可能性もあることが考えられる。
【0018】これに対し、本発明のペプチドは、可溶性
であるが故に、これらの問題はことごとく解決されるも
のである。また、医薬組成物を製造する場合において
も、本発明の可溶性であるペプチドが極めて有利である
ことは当然のことであって、例えば、精製が容易である
こと、製剤にするときに凍結乾燥等が容易であること等
が挙げられる。
であるが故に、これらの問題はことごとく解決されるも
のである。また、医薬組成物を製造する場合において
も、本発明の可溶性であるペプチドが極めて有利である
ことは当然のことであって、例えば、精製が容易である
こと、製剤にするときに凍結乾燥等が容易であること等
が挙げられる。
【0019】本発明の可溶性ペプチドは、上記の作用と
可溶性を有すれば特に限定されなくともよいが、本発明
のペプチオドのアミノ酸配列の相同性は、図40の制限
酵素地図に示された制限酵素サイトを有することにより
特徴付けられるヒト由来のDNAのコードし得るトロン
ビンに結合し、トロンビンによるプロテインCの活性化
を促進する作用を有するペプチドのアミノ酸配列と完全
に一致するものであり、このDNAがコードし得るアミ
ノ酸配列は図40の制限酵素地図の開始コドンの最初の
塩基から終止コドンの直前の塩基までの1725bpの
塩基配列がコードし得るものであるが、このアミノ酸配
列の具体的例示としては、配列番号7の1−575のア
ミノ酸配列が好ましい例として挙げられる。尚、図40
は図11の一部分を示すものである。
可溶性を有すれば特に限定されなくともよいが、本発明
のペプチオドのアミノ酸配列の相同性は、図40の制限
酵素地図に示された制限酵素サイトを有することにより
特徴付けられるヒト由来のDNAのコードし得るトロン
ビンに結合し、トロンビンによるプロテインCの活性化
を促進する作用を有するペプチドのアミノ酸配列と完全
に一致するものであり、このDNAがコードし得るアミ
ノ酸配列は図40の制限酵素地図の開始コドンの最初の
塩基から終止コドンの直前の塩基までの1725bpの
塩基配列がコードし得るものであるが、このアミノ酸配
列の具体的例示としては、配列番号7の1−575のア
ミノ酸配列が好ましい例として挙げられる。尚、図40
は図11の一部分を示すものである。
【0020】本発明の典型的なペプチドにおいては、ト
ロンビンに結合し、トロンビンによるプロテインCの活
性化を促進する作用を有し、界面活性剤の非存在下で可
溶性であれば特に限定されないが、最も好ましい具体例
としては、配列番号1の1−118のアミノ酸配列、即
ち、下記式(I): Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys で表されるアミノ酸配列を含有するペプチドが例示され
る。
ロンビンに結合し、トロンビンによるプロテインCの活
性化を促進する作用を有し、界面活性剤の非存在下で可
溶性であれば特に限定されないが、最も好ましい具体例
としては、配列番号1の1−118のアミノ酸配列、即
ち、下記式(I): Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys で表されるアミノ酸配列を含有するペプチドが例示され
る。
【0021】勿論、式(I)で表されるアミノ酸配列
は、最も好ましい例であって、上記の活性に程度の差が
あっても、上記の活性が認められる限り、特に式(I)
で表されるアミノ酸配列に拘泥する必要はない。またヒ
トにおいては、多型性と言われる変異があることは通常
十分に考えられることである。即ち、本発明のペプチド
は実質的に前記式(I)で表されるアミノ酸配列から成
っていてもよいし、また、その作用と機能を阻害しない
限り若干の欠損、挿入、置換等があっても、その相同変
異体のアミノ酸配列であってもよく、式(I)で表され
るアミノ酸配列のN末端及び/またはC末端に結合した
少なくとも1種の他のペプチドのアミノ酸配列を更に含
有してもよい。
は、最も好ましい例であって、上記の活性に程度の差が
あっても、上記の活性が認められる限り、特に式(I)
で表されるアミノ酸配列に拘泥する必要はない。またヒ
トにおいては、多型性と言われる変異があることは通常
十分に考えられることである。即ち、本発明のペプチド
は実質的に前記式(I)で表されるアミノ酸配列から成
っていてもよいし、また、その作用と機能を阻害しない
限り若干の欠損、挿入、置換等があっても、その相同変
異体のアミノ酸配列であってもよく、式(I)で表され
るアミノ酸配列のN末端及び/またはC末端に結合した
少なくとも1種の他のペプチドのアミノ酸配列を更に含
有してもよい。
【0022】例えば、組換えペプチドが、配列番号の1
−498のアミノ酸配列のアミノ酸残基の置換、挿入ま
たは欠失を施すことにより得られるアミノ酸配列を有す
る組換えペプチドであることも好ましい。また、組換え
ペプチドが、(i)配列番号8の1−272のアミノ酸
配列において、少なくとも該配列番号8の119−23
6のアミノ酸配列を包含するように該配列番号8のN末
端及び/又はC末端の任意の個数のアミノ酸残基が削除
されていてもよいアミノ酸配列からなるトロンビンに結
合し、トロンビンによるプロテインCの活性化を促進す
る作用を有する組換えペプチド、(ii) 前記(i)に記
載の組換えペプチドのアミノ酸配列のアミノ酸残基の置
換、挿入または欠失を施すことにより得られるアミノ酸
配列からなり、且つトロンビンに結合し、トロンビンに
よるプロテインCの活性化を促進する作用を有する組換
えペプチド、のいずれかであることも好ましい。因み
に、これらの更に具体的なペプチドの例としては、
(1)上記式(I)のペプチドの他、下記のペプチドの
(2)〜(5)が挙げられる。(但し、配列番号3の1
−498のアミノ酸配列は参考のため例示する)。
−498のアミノ酸配列のアミノ酸残基の置換、挿入ま
たは欠失を施すことにより得られるアミノ酸配列を有す
る組換えペプチドであることも好ましい。また、組換え
ペプチドが、(i)配列番号8の1−272のアミノ酸
配列において、少なくとも該配列番号8の119−23
6のアミノ酸配列を包含するように該配列番号8のN末
端及び/又はC末端の任意の個数のアミノ酸残基が削除
されていてもよいアミノ酸配列からなるトロンビンに結
合し、トロンビンによるプロテインCの活性化を促進す
る作用を有する組換えペプチド、(ii) 前記(i)に記
載の組換えペプチドのアミノ酸配列のアミノ酸残基の置
換、挿入または欠失を施すことにより得られるアミノ酸
配列からなり、且つトロンビンに結合し、トロンビンに
よるプロテインCの活性化を促進する作用を有する組換
えペプチド、のいずれかであることも好ましい。因み
に、これらの更に具体的なペプチドの例としては、
(1)上記式(I)のペプチドの他、下記のペプチドの
(2)〜(5)が挙げられる。(但し、配列番号3の1
−498のアミノ酸配列は参考のため例示する)。
【0023】(2)式(I)で表されるアミノ酸配列の
N末端に下記のアミノ酸配列: Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys が結合してなるペプチド(即ち、配列番号6の1−23
6のアミノ酸配列)。
N末端に下記のアミノ酸配列: Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys が結合してなるペプチド(即ち、配列番号6の1−23
6のアミノ酸配列)。
【0024】(3)式(I)で表されるアミノ酸配列の
N末端及びC末端にそれぞれ下記のアミノ酸配列: Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys 及び Asp Ser Gly Lys Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu Val His Ser Gly が結合してなるペプチド(即ち、配列番号8の1−27
2のアミノ酸配列)。
N末端及びC末端にそれぞれ下記のアミノ酸配列: Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys 及び Asp Ser Gly Lys Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu Val His Ser Gly が結合してなるペプチド(即ち、配列番号8の1−27
2のアミノ酸配列)。
【0025】(4)式(I)で表されるアミノ酸配列の
N末端及びC末端にそれぞれ下記のアミノ酸配列: Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu His Asp Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala Ser Gln Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser Ser Val Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly Val Gly Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys Gly Asp Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr Gly Asp Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn Gly Ala Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu Ala Thr Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val Lys Ala Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg Pro Leu Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr Tyr Gly Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro Val Gly Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys Thr Ala Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro Gly Ala Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys 及び Asp Ser Gly Lys Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu Val His Ser Gly が結合してなるペプチド(即ち、配列番号3の1−49
8のアミノ酸配列)。
N末端及びC末端にそれぞれ下記のアミノ酸配列: Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu His Asp Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala Ser Gln Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser Ser Val Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly Val Gly Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys Gly Asp Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr Gly Asp Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn Gly Ala Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu Ala Thr Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val Lys Ala Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg Pro Leu Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr Tyr Gly Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro Val Gly Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys Thr Ala Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro Gly Ala Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys 及び Asp Ser Gly Lys Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu Val His Ser Gly が結合してなるペプチド(即ち、配列番号3の1−49
8のアミノ酸配列)。
【0026】(5)配列番号14の1−462のアミノ
酸配列からなるペプチド。 Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu His Asp Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala Ser Gln Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser Ser Val Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly Val Gly Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys Gly Asp Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr Gly Asp Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn Gly Ala Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu Ala Thr Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val Lys Ala Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg Pro Leu Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr Tyr Gly Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro Val Gly Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys Thr Ala Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro Gly Ala Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys
酸配列からなるペプチド。 Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu His Asp Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala Ser Gln Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser Ser Val Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly Val Gly Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys Gly Asp Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr Gly Asp Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn Gly Ala Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu Ala Thr Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val Lys Ala Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg Pro Leu Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr Tyr Gly Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro Val Gly Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys Thr Ala Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro Gly Ala Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys
【0027】本発明のペプチドはN末端アミノ酸残基と
してアミノ酸メチオニンを含有していてもよい。本発明
のペプチドはまた、N末端アミノ酸配列として例えば次
式:Met Leu Gly Val Leu Val
Leu Gly AlaLeu Ala Leu A
la Gly Leu Gly Phe Proで表さ
れるアミノ酸配列を有するリーダー配列、またはその一
部を含有していてもよい。
してアミノ酸メチオニンを含有していてもよい。本発明
のペプチドはまた、N末端アミノ酸配列として例えば次
式:Met Leu Gly Val Leu Val
Leu Gly AlaLeu Ala Leu A
la Gly Leu Gly Phe Proで表さ
れるアミノ酸配列を有するリーダー配列、またはその一
部を含有していてもよい。
【0028】自然の変異によりまたは人工の変異によ
り、ペプチドの活性および可溶性に重大な変化を与える
ことなく、ペプチドの構造の一部を変化させることが可
能である。本発明のペプチドは、トロンビンい結合し、
トロンビンによるプロテインCの活性化を促進する作用
を有する限り、前記アミノ酸配列を有するペプチドの相
同変異体(Homologous variant)に
想到する構造を有するペプチドも包含する。置換、挿入
または欠失については、特に好ましくは1個もしくは数
個が例示されるが、特に限定されることはなく、本発明
の実施例に示される通りに解釈されるものである。本発
明のペプチドは少なくとも1個の糖残基を含有していて
もよいし、含有していなくてもよい。即ち、本発明では
少なくともアミノ酸配列として、本明細書に説明された
配列であることを示すものであって、特に糖残基により
限定されるものではない。
り、ペプチドの活性および可溶性に重大な変化を与える
ことなく、ペプチドの構造の一部を変化させることが可
能である。本発明のペプチドは、トロンビンい結合し、
トロンビンによるプロテインCの活性化を促進する作用
を有する限り、前記アミノ酸配列を有するペプチドの相
同変異体(Homologous variant)に
想到する構造を有するペプチドも包含する。置換、挿入
または欠失については、特に好ましくは1個もしくは数
個が例示されるが、特に限定されることはなく、本発明
の実施例に示される通りに解釈されるものである。本発
明のペプチドは少なくとも1個の糖残基を含有していて
もよいし、含有していなくてもよい。即ち、本発明では
少なくともアミノ酸配列として、本明細書に説明された
配列であることを示すものであって、特に糖残基により
限定されるものではない。
【0029】本発明のペプチドを製造するに当たって
は、例えば、以下の方法により遺伝子操作技術を用いる
ことが好ましい。この遺伝子操作技術に用いるヒト由来
の遺伝子としては、例えば本発明の図40に示される制
限酵素地図のDNA等の遺伝子を出発原料として、本明
細書に開示されるトロンビンに結合し、トロンビンによ
るプロテインCの活性化を促進する作用を有し、好まし
くは配列番号7の1−575のアミノ酸配列の部分配列
からなる、またさらに好ましくは界面活性剤の非存在下
で可溶性であるペプチドである、ペプチドをコードする
遺伝子へと、通常の遺伝子操作技術で変更すれば良いも
のであり、例えば、本明細書で開示された種々のペプチ
ドをコードする遺伝子を用いればよい。
は、例えば、以下の方法により遺伝子操作技術を用いる
ことが好ましい。この遺伝子操作技術に用いるヒト由来
の遺伝子としては、例えば本発明の図40に示される制
限酵素地図のDNA等の遺伝子を出発原料として、本明
細書に開示されるトロンビンに結合し、トロンビンによ
るプロテインCの活性化を促進する作用を有し、好まし
くは配列番号7の1−575のアミノ酸配列の部分配列
からなる、またさらに好ましくは界面活性剤の非存在下
で可溶性であるペプチドである、ペプチドをコードする
遺伝子へと、通常の遺伝子操作技術で変更すれば良いも
のであり、例えば、本明細書で開示された種々のペプチ
ドをコードする遺伝子を用いればよい。
【0030】本発明における好ましい遺伝子を例示すれ
ば、以下の例が挙げられる。例えば、次式(II)(即
ち、配列番号4の1−354の塩基配列): GTGGAGCCCG TGGACCCGTG CTTCAGAGCC AACTGCGAGT ACCAGTGCCA GCCCCTGAAC CAAACTAGCT ACCTCTGCGT CTGCGCCGAG GGCTTCGCGC CCATTCCCCA CGAGCCGCAC AGGTGCCAGA TGTTTTGCAA CCAGACTGCC TGTCCAGCCG ACTGCGACCC CAACACCCAG GCTAGCTGTG AGTGCCCTGA AGGCTACATC CTGGACGACG GTTTCATCTG CACGGACATC GACGAGTGCG AAAACGGCGG CTTCTGCTCC GGGGTGTGCC ACAACCTCCC CGGTACCTTC GAGTGCATCT GCGGGCCCGA CTCGGCCCTT GTCCGCCACA TTGGCACCGA CTGT で表される塩基配列を含有するDNAである。
ば、以下の例が挙げられる。例えば、次式(II)(即
ち、配列番号4の1−354の塩基配列): GTGGAGCCCG TGGACCCGTG CTTCAGAGCC AACTGCGAGT ACCAGTGCCA GCCCCTGAAC CAAACTAGCT ACCTCTGCGT CTGCGCCGAG GGCTTCGCGC CCATTCCCCA CGAGCCGCAC AGGTGCCAGA TGTTTTGCAA CCAGACTGCC TGTCCAGCCG ACTGCGACCC CAACACCCAG GCTAGCTGTG AGTGCCCTGA AGGCTACATC CTGGACGACG GTTTCATCTG CACGGACATC GACGAGTGCG AAAACGGCGG CTTCTGCTCC GGGGTGTGCC ACAACCTCCC CGGTACCTTC GAGTGCATCT GCGGGCCCGA CTCGGCCCTT GTCCGCCACA TTGGCACCGA CTGT で表される塩基配列を含有するDNAである。
【0031】遺伝暗号の縮重に従い、遺伝子から生産さ
れるポリペプチドのアミノ酸配列を変えることなくその
遺伝子の塩基配列の少なくとも1つの塩基を他の種類の
塩基に置換することができる。従って、本発明のDNA
はまた、遺伝略号の縮重に基づく置換によって変化され
た塩基配列を含有することも可能である。この場合、上
記置換により得られた塩基配列から演繹されるアミノ酸
配列は前に定義したアミノ酸配列と一致する。
れるポリペプチドのアミノ酸配列を変えることなくその
遺伝子の塩基配列の少なくとも1つの塩基を他の種類の
塩基に置換することができる。従って、本発明のDNA
はまた、遺伝略号の縮重に基づく置換によって変化され
た塩基配列を含有することも可能である。この場合、上
記置換により得られた塩基配列から演繹されるアミノ酸
配列は前に定義したアミノ酸配列と一致する。
【0032】本発明のDNAは前記式(II)で表される
塩基配列と、その5′末端および/または3′末端に結
合した少なくとも1種の他の塩基配列とを含有していて
もよい。式(II)で表される塩基配列と少なくとも1種
の他の塩基配列とを含有するDNAの例としては下記の
DNA(1)〜(5)が挙げられる(但し、配列番号5
の1−1494の塩基配列は参考のため提示する)。
塩基配列と、その5′末端および/または3′末端に結
合した少なくとも1種の他の塩基配列とを含有していて
もよい。式(II)で表される塩基配列と少なくとも1種
の他の塩基配列とを含有するDNAの例としては下記の
DNA(1)〜(5)が挙げられる(但し、配列番号5
の1−1494の塩基配列は参考のため提示する)。
【0033】(1)上記式(II)で表されるDNA(即
ち、配列番号4の1−354の塩基配列)。 (2)式(II)で表される塩基配列とその5′末端に結
合した次式: TGCAGCGTGG AGAACGGCGG CTGCGAGCAC GCGTGCAATG CGATCCCTGG GGCTCCCCGC TGCCAGTGCC CAGCCGGCGC CGCCCTGCAG GCAGACGGGC GCTCCTGCAC CGCATCCGCG ACGCAGTCCT GCAACGACCT CTGCGAGCAC TTCTGCGTTC CCAACCCCGA CCAGCCGGGC TCCTACTCGT GCATGTGCGA GACCGGCTAC CGGCTGGCGG CCGACCAACA CCGGTGCGAG GACGTGGATG ACTGCATACT GGAGCCCAGT CCGTGTCCGC AGCGCTGTGT CAACACACAG GGTGGCTTCG AGTGCCACTG CTACCCTAAC TACGACCTGG TGGACGGCGA GTGT で表される塩基配列が結合してなるDNA(即ち、配列
番号9の1−708の塩基配列)。
ち、配列番号4の1−354の塩基配列)。 (2)式(II)で表される塩基配列とその5′末端に結
合した次式: TGCAGCGTGG AGAACGGCGG CTGCGAGCAC GCGTGCAATG CGATCCCTGG GGCTCCCCGC TGCCAGTGCC CAGCCGGCGC CGCCCTGCAG GCAGACGGGC GCTCCTGCAC CGCATCCGCG ACGCAGTCCT GCAACGACCT CTGCGAGCAC TTCTGCGTTC CCAACCCCGA CCAGCCGGGC TCCTACTCGT GCATGTGCGA GACCGGCTAC CGGCTGGCGG CCGACCAACA CCGGTGCGAG GACGTGGATG ACTGCATACT GGAGCCCAGT CCGTGTCCGC AGCGCTGTGT CAACACACAG GGTGGCTTCG AGTGCCACTG CTACCCTAAC TACGACCTGG TGGACGGCGA GTGT で表される塩基配列が結合してなるDNA(即ち、配列
番号9の1−708の塩基配列)。
【0034】(3)式(II)で表される塩基配列の5′
末端および3′末端に夫々次式: TGCAGCGTGG AGAACGGCGG CTGCGAGCAC GCGTGCAATG CGATCCCTGG GGCTCCCCGC TGCCAGTGCC CAGCCGGCGC CGCCCTGCAG GCAGACGGGC GCTCCTGCAC CGCATCCGCG ACGCAGTCCT GCAACGACCT CTGCGAGCAC TTCTGCGTTC CCAACCCCGA CCAGCCGGGC TCCTACTCGT GCATGTGCGA GACCGGCTAC CGGCTGGCGG CCGACCAACA CCGGTGCGAG GACGTGGATG ACTGCATACT GGAGCCCAGT CCGTGTCCGC AGCGCTGTGT CAACACACAG GGTGGCTTCG AGTGCCACTG CTACCCTAAC TACGACCTGG TGGACGGCGA GTGT 及び GACTCCGGCA AGGTGGACGG TGGCGACAGC GGCTCTGGCG AGCCCCCGCC CAGCCCGACG CCCGGCTCCA CCTTGACTCC TCCGGCCGTG GGGCTCGTGC ATTCGGGC で表される塩基配列が結合してなるDNA(即ち、配列
番号11の1−816の塩基配列)。
末端および3′末端に夫々次式: TGCAGCGTGG AGAACGGCGG CTGCGAGCAC GCGTGCAATG CGATCCCTGG GGCTCCCCGC TGCCAGTGCC CAGCCGGCGC CGCCCTGCAG GCAGACGGGC GCTCCTGCAC CGCATCCGCG ACGCAGTCCT GCAACGACCT CTGCGAGCAC TTCTGCGTTC CCAACCCCGA CCAGCCGGGC TCCTACTCGT GCATGTGCGA GACCGGCTAC CGGCTGGCGG CCGACCAACA CCGGTGCGAG GACGTGGATG ACTGCATACT GGAGCCCAGT CCGTGTCCGC AGCGCTGTGT CAACACACAG GGTGGCTTCG AGTGCCACTG CTACCCTAAC TACGACCTGG TGGACGGCGA GTGT 及び GACTCCGGCA AGGTGGACGG TGGCGACAGC GGCTCTGGCG AGCCCCCGCC CAGCCCGACG CCCGGCTCCA CCTTGACTCC TCCGGCCGTG GGGCTCGTGC ATTCGGGC で表される塩基配列が結合してなるDNA(即ち、配列
番号11の1−816の塩基配列)。
【0035】(4)式(II)で表される塩基配列の5′
末端および3′末端に夫々次式: GCACCCGCAG AGCCGCAGCC GGGTGGCAGC CAGTGCGTCG AGCACGACTG CTTCGCGCTC TACCCGGGCC CCGCGACCTT CCTCAATGCC AGTCAGATCT GCGACGGACT GCGGGGCCAC CTAATGACAG TGCGCTCCTC GGTGGCTGCC GATGTCATTT CCTTGCTACT GAACGGCGAC GGCGGCGTTG GCCGCCGGCG CCTCTGGATC GGCCTGCAGC TGCCACCCGG CTGCGGCGAC CCCAAGCGCC TCGGGCCCCT GCGCGGCTTC CAGTGGGTTA CGGGAGACAA CAACACCAGC TATAGCAGGT GGGCACGGCT CGACCTCAAT GGGGCTCCCC TCTGCGGCCC GTTGTGCGTC GCTGTCTCCG CTGCTGAGGC CACTGTGCCC AGCGAGCCGA TCTGGGAGGA GCAGCAGTGC GAAGTGAAGG CCGATGGCTT CCTCTGCGAG TTCCACTTCC CAGCCACCTG CAGGCCACTG GCTGTGGAGC CCGGCGCCGC GGCTGCCGCC GTCTCGATCA CCTACGGCAC CCCGTTCGCG GCCCGCGGAG CGGACTTCCA GGCGCTGCCG GTGGGCAGCT CCGCCGCGGT GGCTCCCCTC GGCTTACAGC TAATGTGCAC CGCGCCGCCC GGAGCGGTCC AGGGGCACTG GGCCAGGGAG GCGCCGGGCG CTTGGGACTG CAGCGTGGAG AACGGCGGCT GCGAGCACGC GTGCAATGCG ATCCCTGGGG CTCCCCGCTG CCAGTGCCCA GCCGGCGCCG CCCTGCAGGC AGACGGGCGC TCCTGCACCG CATCCGCGAC GCAGTCCTGC AACGACCTCT GCGAGCACTT CTGCGTTCCC AACCCCGACC AGCCGGGCTC CTACTCGTGC ATGTGCGAGA CCGGCTACCG GCTGGCGGCC GACCAACACC GGTGCGAGGA CGTGGATGAC TGCATACTGG AGCCCAGTCC GTGTCCGCAG CGCTGTGTCA ACACACAGGG TGGCTTCGAG TGCCACTGCT ACCCTAACTA CGACCTGGTG GACGGCGAGT GT 及び GACTCCGGCA AGGTGGACGG TGGCGACAGC GGCTCTGGCG AGCCCCCGCC CAGCCCGACG CCCGGCTCCA CCTTGACTCC TCCGGCCGTG GGGCTCGTGC ATTCGGGC で表される塩基配列が結合してなるDNA(即ち、配列
番号5の1−1494の塩基配列)。
末端および3′末端に夫々次式: GCACCCGCAG AGCCGCAGCC GGGTGGCAGC CAGTGCGTCG AGCACGACTG CTTCGCGCTC TACCCGGGCC CCGCGACCTT CCTCAATGCC AGTCAGATCT GCGACGGACT GCGGGGCCAC CTAATGACAG TGCGCTCCTC GGTGGCTGCC GATGTCATTT CCTTGCTACT GAACGGCGAC GGCGGCGTTG GCCGCCGGCG CCTCTGGATC GGCCTGCAGC TGCCACCCGG CTGCGGCGAC CCCAAGCGCC TCGGGCCCCT GCGCGGCTTC CAGTGGGTTA CGGGAGACAA CAACACCAGC TATAGCAGGT GGGCACGGCT CGACCTCAAT GGGGCTCCCC TCTGCGGCCC GTTGTGCGTC GCTGTCTCCG CTGCTGAGGC CACTGTGCCC AGCGAGCCGA TCTGGGAGGA GCAGCAGTGC GAAGTGAAGG CCGATGGCTT CCTCTGCGAG TTCCACTTCC CAGCCACCTG CAGGCCACTG GCTGTGGAGC CCGGCGCCGC GGCTGCCGCC GTCTCGATCA CCTACGGCAC CCCGTTCGCG GCCCGCGGAG CGGACTTCCA GGCGCTGCCG GTGGGCAGCT CCGCCGCGGT GGCTCCCCTC GGCTTACAGC TAATGTGCAC CGCGCCGCCC GGAGCGGTCC AGGGGCACTG GGCCAGGGAG GCGCCGGGCG CTTGGGACTG CAGCGTGGAG AACGGCGGCT GCGAGCACGC GTGCAATGCG ATCCCTGGGG CTCCCCGCTG CCAGTGCCCA GCCGGCGCCG CCCTGCAGGC AGACGGGCGC TCCTGCACCG CATCCGCGAC GCAGTCCTGC AACGACCTCT GCGAGCACTT CTGCGTTCCC AACCCCGACC AGCCGGGCTC CTACTCGTGC ATGTGCGAGA CCGGCTACCG GCTGGCGGCC GACCAACACC GGTGCGAGGA CGTGGATGAC TGCATACTGG AGCCCAGTCC GTGTCCGCAG CGCTGTGTCA ACACACAGGG TGGCTTCGAG TGCCACTGCT ACCCTAACTA CGACCTGGTG GACGGCGAGT GT 及び GACTCCGGCA AGGTGGACGG TGGCGACAGC GGCTCTGGCG AGCCCCCGCC CAGCCCGACG CCCGGCTCCA CCTTGACTCC TCCGGCCGTG GGGCTCGTGC ATTCGGGC で表される塩基配列が結合してなるDNA(即ち、配列
番号5の1−1494の塩基配列)。
【0036】(5)配列番号15の1−1386の塩基
配列からなるDNA。 GCACCCGCAG AGCCGCAGCC GGGTGGCAGC CAGTGCGTCG AGCACGACTG CTTCGCGCTC TACCCGGGCC CCGCGACCTT CCTCAATGCC AGTCAGATCT GCGACGGACT GCGGGGCCAC CTAATGACAG TGCGCTCCTC GGTGGCTGCC GATGTCATTT CCTTGCTACT GAACGGCGAC GGCGGCGTTG GCCGCCGGCG CCTCTGGATC GGCCTGCAGC TGCCACCCGG CTGCGGCGAC CCCAAGCGCC TCGGGCCCCT GCGCGGCTTC CAGTGGGTTA CGGGAGACAA CAACACCAGC TATAGCAGGT GGGCACGGCT CGACCTCAAT GGGGCTCCCC TCTGCGGCCC GTTGTGCGTC GCTGTCTCCG CTGCTGAGGC CACTGTGCCC AGCGAGCCGA TCTGGGAGGA GCAGCAGTGC GAAGTGAAGG CCGATGGCTT CCTCTGCGAG TTCCACTTCC CAGCCACCTG CAGGCCACTG GCTGTGGAGC CCGGCGCCGC GGCTGCCGCC GTCTCGATCA CCTACGGCAC CCCGTTCGCG GCCCGCGGAG CGGACTTCCA GGCGCTGCCG GTGGGCAGCT CCGCCGCGGT GGCTCCCCTC GGCTTACAGC TAATGTGCAC CGCGCCGCCC GGAGCGGTCC AGGGGCACTG GGCCAGGGAG GCGCCGGGCG CTTGGGACTG CAGCGTGGAG AACGGCGGCT GCGAGCACGC GTGCAATGCG ATCCCTGGGG CTCCCCGCTG CCAGTGCCCA GCCGGCGCCG CCCTGCAGGC AGACGGGCGC TCCTGCACCG CATCCGCGAC GCAGTCCTGC AACGACCTCT GCGAGCACTT CTGCGTTCCC AACCCCGACC AGCCGGGCTC CTACTCGTGC ATGTGCGAGA CCGGCTACCG GCTGGCGGCC GACCAACACC GGTGCGAGGA CGTGGATGAC TGCATACTGG AGCCCAGTCC GTGTCCGCAG CGCTGTGTCA ACACACAGGG TGGCTTCGAG TGCCACTGCT ACCCTAACTA CGACCTGGTG GACGGCGAGT GTGTGGAGCC CGTGGACCCG TGCTTCAGAG CCAACTGCGA GTACCAGTGC CAGCCCCTGA ACCAAACTAG CTACCTCTGC GTCTGCGCCG AGGGCTTCGC GCCCATTCCC CACGAGCCGC ACAGGTGCCA GATGTTTTGC AACCAGACTG CCTGTCCAGC CGACTGCGAC CCCAACACCC AGGCTAGCTG TGAGTGCCCT GAAGGCTACA TCCTGGACGA CGGTTTCATC TGCACGGACA TCGACGAGTG CGAAAACGGC GGCTTCTGCT CCGGGGTGTG CCACAACCTC CCCGGTACCT TCGAGTGCAT CTGCGGGCCC GACTCGGCCC TTGTCCGCCA CATTGGCACC GACTGT
配列からなるDNA。 GCACCCGCAG AGCCGCAGCC GGGTGGCAGC CAGTGCGTCG AGCACGACTG CTTCGCGCTC TACCCGGGCC CCGCGACCTT CCTCAATGCC AGTCAGATCT GCGACGGACT GCGGGGCCAC CTAATGACAG TGCGCTCCTC GGTGGCTGCC GATGTCATTT CCTTGCTACT GAACGGCGAC GGCGGCGTTG GCCGCCGGCG CCTCTGGATC GGCCTGCAGC TGCCACCCGG CTGCGGCGAC CCCAAGCGCC TCGGGCCCCT GCGCGGCTTC CAGTGGGTTA CGGGAGACAA CAACACCAGC TATAGCAGGT GGGCACGGCT CGACCTCAAT GGGGCTCCCC TCTGCGGCCC GTTGTGCGTC GCTGTCTCCG CTGCTGAGGC CACTGTGCCC AGCGAGCCGA TCTGGGAGGA GCAGCAGTGC GAAGTGAAGG CCGATGGCTT CCTCTGCGAG TTCCACTTCC CAGCCACCTG CAGGCCACTG GCTGTGGAGC CCGGCGCCGC GGCTGCCGCC GTCTCGATCA CCTACGGCAC CCCGTTCGCG GCCCGCGGAG CGGACTTCCA GGCGCTGCCG GTGGGCAGCT CCGCCGCGGT GGCTCCCCTC GGCTTACAGC TAATGTGCAC CGCGCCGCCC GGAGCGGTCC AGGGGCACTG GGCCAGGGAG GCGCCGGGCG CTTGGGACTG CAGCGTGGAG AACGGCGGCT GCGAGCACGC GTGCAATGCG ATCCCTGGGG CTCCCCGCTG CCAGTGCCCA GCCGGCGCCG CCCTGCAGGC AGACGGGCGC TCCTGCACCG CATCCGCGAC GCAGTCCTGC AACGACCTCT GCGAGCACTT CTGCGTTCCC AACCCCGACC AGCCGGGCTC CTACTCGTGC ATGTGCGAGA CCGGCTACCG GCTGGCGGCC GACCAACACC GGTGCGAGGA CGTGGATGAC TGCATACTGG AGCCCAGTCC GTGTCCGCAG CGCTGTGTCA ACACACAGGG TGGCTTCGAG TGCCACTGCT ACCCTAACTA CGACCTGGTG GACGGCGAGT GTGTGGAGCC CGTGGACCCG TGCTTCAGAG CCAACTGCGA GTACCAGTGC CAGCCCCTGA ACCAAACTAG CTACCTCTGC GTCTGCGCCG AGGGCTTCGC GCCCATTCCC CACGAGCCGC ACAGGTGCCA GATGTTTTGC AACCAGACTG CCTGTCCAGC CGACTGCGAC CCCAACACCC AGGCTAGCTG TGAGTGCCCT GAAGGCTACA TCCTGGACGA CGGTTTCATC TGCACGGACA TCGACGAGTG CGAAAACGGC GGCTTCTGCT CCGGGGTGTG CCACAACCTC CCCGGTACCT TCGAGTGCAT CTGCGGGCCC GACTCGGCCC TTGTCCGCCA CATTGGCACC GACTGT
【0037】本発明のDNAは、例えば、以下のように
して得ることができる。 (1)トロンビンのプロテインC活性化を促進すること
のできるヒト肺由来のペプチドに特異的な、ウサギから
得られる抗体を用いて、ヒト肺から調製したcDNAラ
イブラリーからその抗体と結合するペプチドをコードす
るcDNA断片を単離し、単離したcDNA断片の塩基
配列を分析する。得られたcDNA断片はトロンビンの
プロテインC活性化を促進することのできるヒト肺由来
のペプチドの一部分をコードしている。その部分はその
ペプチドのC末端を含むがN末端を含まない。
して得ることができる。 (1)トロンビンのプロテインC活性化を促進すること
のできるヒト肺由来のペプチドに特異的な、ウサギから
得られる抗体を用いて、ヒト肺から調製したcDNAラ
イブラリーからその抗体と結合するペプチドをコードす
るcDNA断片を単離し、単離したcDNA断片の塩基
配列を分析する。得られたcDNA断片はトロンビンの
プロテインC活性化を促進することのできるヒト肺由来
のペプチドの一部分をコードしている。その部分はその
ペプチドのC末端を含むがN末端を含まない。
【0038】(2)上述のように、得られたcDNA断
片はヒト肺由来のペプチドの全アミノ酸配列をコードし
ておらず、そのペプチドのN末端アミノ酸配列に対応す
る塩基配列を欠いているので、N末端アミノ酸配列をコ
ードするcDNA断片を上記工程(1)で得られるcD
NA断片を利用して通常の公知のプライマーエクステン
ション法により以下のようにして得る。 まず、上記工程(1)で得られたcDNA断片のコード
するペプチドのN末端側のアミノ酸配列に対応するcD
NA断片の一部分を有機化学合成する。次に、合成した
DNAをプライマーとして用いて通常の公知のプライマ
ーエクステンション法によりヒトさい帯内皮細胞より調
製したポリ(A)+ RNAから上記工程(1)で得られ
るcDNA断片の5′末端の上流の塩基配列を有するc
DNA断片を得る。上記プライマーエクステンションを
繰り返すことによりヒト肺由来のペプチドのN末端アミ
ノ酸配列をコードするcDNA断片を得る。
片はヒト肺由来のペプチドの全アミノ酸配列をコードし
ておらず、そのペプチドのN末端アミノ酸配列に対応す
る塩基配列を欠いているので、N末端アミノ酸配列をコ
ードするcDNA断片を上記工程(1)で得られるcD
NA断片を利用して通常の公知のプライマーエクステン
ション法により以下のようにして得る。 まず、上記工程(1)で得られたcDNA断片のコード
するペプチドのN末端側のアミノ酸配列に対応するcD
NA断片の一部分を有機化学合成する。次に、合成した
DNAをプライマーとして用いて通常の公知のプライマ
ーエクステンション法によりヒトさい帯内皮細胞より調
製したポリ(A)+ RNAから上記工程(1)で得られ
るcDNA断片の5′末端の上流の塩基配列を有するc
DNA断片を得る。上記プライマーエクステンションを
繰り返すことによりヒト肺由来のペプチドのN末端アミ
ノ酸配列をコードするcDNA断片を得る。
【0039】(3)次に、前記工程(1)及び(2)で
得られたcDNA断片を適宜結合することにより、開始
コドンから始まる1725塩基対(以下“bp”と略す
る)のオープンリーディングフレームを含有するcDN
A(以下“cDNA−A”と略する)を得る。このオー
プンリーディングフレームの塩基配列は、配列番号10
の1−1725の塩基配列である。またリーダー配列を
コードする塩基配列を除外し、ヒト肺由来のペプチドの
N末端アミノ酸配列からの塩基配列とすれば、配列番号
12の1−1671の塩基配列となる。
得られたcDNA断片を適宜結合することにより、開始
コドンから始まる1725塩基対(以下“bp”と略す
る)のオープンリーディングフレームを含有するcDN
A(以下“cDNA−A”と略する)を得る。このオー
プンリーディングフレームの塩基配列は、配列番号10
の1−1725の塩基配列である。またリーダー配列を
コードする塩基配列を除外し、ヒト肺由来のペプチドの
N末端アミノ酸配列からの塩基配列とすれば、配列番号
12の1−1671の塩基配列となる。
【0040】このcDNA−Aから、前述のDNA
(1)〜(5)の塩基配列と実質的に同等の塩基配列を
有するcDNAは、以下の部分を位置特異的変異法で削
除することによって得らることができる。 (i)DNA(4)の塩基配列と実質的に同等の塩基配
列を含有するcDNAを調製するに当たっては、削除す
る部分としては、前記のオープンリーディングフレーム
における開始コドンの最初の塩基から数えて1549番
目から1725番目の塩基までの部分である。 (ii)DNA(5)の塩基配列と実質的に同等の塩基配
列を含有するcDNAを調製するに当たっては、削除す
る部分としては、前記のオープンリーディングフレーム
における開始コドンの最初の塩基から数えて1441番
目から1725番目の塩基までの部分である。 (iii)DNA(3)の塩基配列と実質的に同等の塩基配
列を含有するcDNAを調製するに当たっては、削除す
る部分としては、前記のオープンリーディングフレーム
における開始コドンの最初の塩基から数えて55番目か
ら732番目および1549番目から1725番目の塩
基までの部分である。
(1)〜(5)の塩基配列と実質的に同等の塩基配列を
有するcDNAは、以下の部分を位置特異的変異法で削
除することによって得らることができる。 (i)DNA(4)の塩基配列と実質的に同等の塩基配
列を含有するcDNAを調製するに当たっては、削除す
る部分としては、前記のオープンリーディングフレーム
における開始コドンの最初の塩基から数えて1549番
目から1725番目の塩基までの部分である。 (ii)DNA(5)の塩基配列と実質的に同等の塩基配
列を含有するcDNAを調製するに当たっては、削除す
る部分としては、前記のオープンリーディングフレーム
における開始コドンの最初の塩基から数えて1441番
目から1725番目の塩基までの部分である。 (iii)DNA(3)の塩基配列と実質的に同等の塩基配
列を含有するcDNAを調製するに当たっては、削除す
る部分としては、前記のオープンリーディングフレーム
における開始コドンの最初の塩基から数えて55番目か
ら732番目および1549番目から1725番目の塩
基までの部分である。
【0041】(iv) DNA(2)の塩基配列と実質的に
同等の塩基配列を含有するcDNAを調製するに当たっ
ては、削除する部分としては、前記のオープンリーディ
ングフレームにおける開始コドンの最初の塩基から数え
て55番目から732番目および1441番目から17
25番目の塩基までの部分である。 (v) DNA(1)の塩基配列と実質的に同等の塩基配
列を含有するcDNAを調製するに当たっては、削除す
る部分としては、前記のオープンリーディングフレーム
における開始コドンの最初の塩基から数えて55番目か
ら1086番目および1441番目から1725番目の
塩基までの部分である。 このようにして得られた各cDNAの塩基配列は公知の
方法で分析して、DNA(1)〜(5)の塩基配列とそ
れぞれ一致することを確認する。
同等の塩基配列を含有するcDNAを調製するに当たっ
ては、削除する部分としては、前記のオープンリーディ
ングフレームにおける開始コドンの最初の塩基から数え
て55番目から732番目および1441番目から17
25番目の塩基までの部分である。 (v) DNA(1)の塩基配列と実質的に同等の塩基配
列を含有するcDNAを調製するに当たっては、削除す
る部分としては、前記のオープンリーディングフレーム
における開始コドンの最初の塩基から数えて55番目か
ら1086番目および1441番目から1725番目の
塩基までの部分である。 このようにして得られた各cDNAの塩基配列は公知の
方法で分析して、DNA(1)〜(5)の塩基配列とそ
れぞれ一致することを確認する。
【0042】上記の本発明のDNAは有機化学合成する
ことによっても得ることができる。また、本発明のDN
Aは前述のプライマーエクステンションを行うことな
く、前駆体DNAから調製することもできる。前駆体D
NAは、前記工程(1)で得られるDNA断片またはそ
のDNA断片の塩基配列に基づいて調製した合成DNA
をプローブとして用いる通常のハイブリダイゼーション
法によってヒト染色体DNAライブラリーから得ること
ができる。
ことによっても得ることができる。また、本発明のDN
Aは前述のプライマーエクステンションを行うことな
く、前駆体DNAから調製することもできる。前駆体D
NAは、前記工程(1)で得られるDNA断片またはそ
のDNA断片の塩基配列に基づいて調製した合成DNA
をプローブとして用いる通常のハイブリダイゼーション
法によってヒト染色体DNAライブラリーから得ること
ができる。
【0043】前述の如く、式(II)の塩基配列を含有す
る本発明のDNAは次式: Met Leu Gly Val Leu Val Leu Gly Ala Leu Ala Leu Ala Gly Leu Gly Phe Pro で表されるようなリーダー配列をコードする塩基配列を
5′末端塩基配列として含有していてもよく、通常細胞
等での発現においてこのリーダー配列の全部又は一部は
削除され得る。本発明によれば、上記DNAと相補的な
DNAもまた提供される。本発明によれば、上記DNA
とそれに相補的なDNAが互いに相補的に結合して2重
鎖DNAを形成していてもよい。本発明のDNAは前述
のすべてのペプチドの相同変異体に相当する構造を有す
るペプチドをコードする塩基配列を含有することも可能
である。
る本発明のDNAは次式: Met Leu Gly Val Leu Val Leu Gly Ala Leu Ala Leu Ala Gly Leu Gly Phe Pro で表されるようなリーダー配列をコードする塩基配列を
5′末端塩基配列として含有していてもよく、通常細胞
等での発現においてこのリーダー配列の全部又は一部は
削除され得る。本発明によれば、上記DNAと相補的な
DNAもまた提供される。本発明によれば、上記DNA
とそれに相補的なDNAが互いに相補的に結合して2重
鎖DNAを形成していてもよい。本発明のDNAは前述
のすべてのペプチドの相同変異体に相当する構造を有す
るペプチドをコードする塩基配列を含有することも可能
である。
【0044】遺伝暗号の縮重に従い、遺伝子から生産さ
れるポリペプチドのアミノ酸配列を変えることなくその
遺伝子の塩基配列の少なくとも1つの塩基を他の種類の
塩基に置換することができる。従って、本発明のDNA
はまた、遺伝略号の縮重に基づく置換によって変化され
た塩基配列を含有することも可能である。この場合、上
記置換により得られた塩基配列から演繹されるアミノ酸
配列は前に定義したアミノ酸配列と一致する。すなわ
ち、本発明は前述の種々のペプチドのアミノ酸配列をコ
ードするDNAまたはその相補的DNAである。
れるポリペプチドのアミノ酸配列を変えることなくその
遺伝子の塩基配列の少なくとも1つの塩基を他の種類の
塩基に置換することができる。従って、本発明のDNA
はまた、遺伝略号の縮重に基づく置換によって変化され
た塩基配列を含有することも可能である。この場合、上
記置換により得られた塩基配列から演繹されるアミノ酸
配列は前に定義したアミノ酸配列と一致する。すなわ
ち、本発明は前述の種々のペプチドのアミノ酸配列をコ
ードするDNAまたはその相補的DNAである。
【0045】更にまた、本発明によれば、前記の本発明
のDNAと複製可能な発現ベクターとからなる複製可能
な組換え体DNAが提供される。該組換え体DNAは、
それによって形質転換された微生物または細胞中で、本
発明のペプチドを発現することができる。適したベクタ
ーの例としては、プラスミドpBR322、pBR32
7、YRp7、pSV2−dhfr(ATCC 371
46)、pBPV−1(9−1)(ATCC 3711
1)などが挙げられる。尚、発現ベクターは宿主として
使用する微生物または細胞に適したものを選択する必要
がある。
のDNAと複製可能な発現ベクターとからなる複製可能
な組換え体DNAが提供される。該組換え体DNAは、
それによって形質転換された微生物または細胞中で、本
発明のペプチドを発現することができる。適したベクタ
ーの例としては、プラスミドpBR322、pBR32
7、YRp7、pSV2−dhfr(ATCC 371
46)、pBPV−1(9−1)(ATCC 3711
1)などが挙げられる。尚、発現ベクターは宿主として
使用する微生物または細胞に適したものを選択する必要
がある。
【0046】更に本発明はまた、上述の複製可能な組換
え体DNAで形質転換された微生物または細胞に関す
る。微生物の例としては、エシェリヒア コリ(Esc
herichia coli)の菌株、例えばイー コ
リ(E.coli)K12株294(ATCC 314
46)、イー コリ(E.coli)B、イー コリ
(E.coli)X1776(ATCC 3153
7)、イー コリ(E.coli)C600およびイー
コリ(E.coli)C600hfl並びにイー コ
リ(E.coli)W3110(F−、λ−、プロトト
ロフィック、ATCC27375);バチラス サブチ
リス(Bacillus subtilis)の如きバ
チラス(Bacillus)属の菌株;サルモネラ チ
フィムリウム(Salmonella typhimu
rium)またはセラチア マーセサンス(Serra
tia marcesans)等の大腸菌以外の腸内
菌;シュードモーナス(Pseudomonas)属の
種々の菌株;およびサッカロミセスセレビシエ(Sac
charomyces cerevisiae)などが
挙げられる。細胞の例としては、VERO(ATCC
CCL−81)細胞、HeLa細胞、チャイニーズハム
スター卵巣(CHO)細胞株、WI38、BHK、CO
S−7およびMDCK細胞株等の動物細胞が挙げられ
る。
え体DNAで形質転換された微生物または細胞に関す
る。微生物の例としては、エシェリヒア コリ(Esc
herichia coli)の菌株、例えばイー コ
リ(E.coli)K12株294(ATCC 314
46)、イー コリ(E.coli)B、イー コリ
(E.coli)X1776(ATCC 3153
7)、イー コリ(E.coli)C600およびイー
コリ(E.coli)C600hfl並びにイー コ
リ(E.coli)W3110(F−、λ−、プロトト
ロフィック、ATCC27375);バチラス サブチ
リス(Bacillus subtilis)の如きバ
チラス(Bacillus)属の菌株;サルモネラ チ
フィムリウム(Salmonella typhimu
rium)またはセラチア マーセサンス(Serra
tia marcesans)等の大腸菌以外の腸内
菌;シュードモーナス(Pseudomonas)属の
種々の菌株;およびサッカロミセスセレビシエ(Sac
charomyces cerevisiae)などが
挙げられる。細胞の例としては、VERO(ATCC
CCL−81)細胞、HeLa細胞、チャイニーズハム
スター卵巣(CHO)細胞株、WI38、BHK、CO
S−7およびMDCK細胞株等の動物細胞が挙げられ
る。
【0047】本発明のぺプチドは、前述の通り、0.1
5M食塩、2.5mM塩化カルシウム、1mg/ml血
清アルブミンを含有するpH7.4の20mMトリス塩
酸緩衝液中に検知され得る濃度で可溶性であることは好
ましい。しかしながら、本発明の組換えペプチドにおい
ては、可溶性でないものも包含してもよい。ただし、可
溶性ペプチドが、DIP−トロンビン−アガロースカラ
ムに結合せしめたときに、1M NaCl、0.1mM
EDTA、1mM ベンズアミジン塩酸、0.5%
(v/v)ポリドカノール(Polidocanol;
商品名Lubrol PX)を含む0.02Mトリス塩
酸緩衝液(pH7.5)により溶出できる性質、又は、
該可溶性ペプチドが、0.1M NaCl、0.5mM
CaCl2 、0.5%(v/v)ポリドカノール(P
olidocanol;商品名Lubrol PX)を
含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)により
平衡化したDIP−トロンビン−アガロースカラムに、
該緩衝液にて該可溶性ペプチドを溶解せしめた溶液を接
触せしめた場合に、該可溶性ペプチドが前記カラムに結
合せしめることができる性質を有することが好ましい。
5M食塩、2.5mM塩化カルシウム、1mg/ml血
清アルブミンを含有するpH7.4の20mMトリス塩
酸緩衝液中に検知され得る濃度で可溶性であることは好
ましい。しかしながら、本発明の組換えペプチドにおい
ては、可溶性でないものも包含してもよい。ただし、可
溶性ペプチドが、DIP−トロンビン−アガロースカラ
ムに結合せしめたときに、1M NaCl、0.1mM
EDTA、1mM ベンズアミジン塩酸、0.5%
(v/v)ポリドカノール(Polidocanol;
商品名Lubrol PX)を含む0.02Mトリス塩
酸緩衝液(pH7.5)により溶出できる性質、又は、
該可溶性ペプチドが、0.1M NaCl、0.5mM
CaCl2 、0.5%(v/v)ポリドカノール(P
olidocanol;商品名Lubrol PX)を
含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)により
平衡化したDIP−トロンビン−アガロースカラムに、
該緩衝液にて該可溶性ペプチドを溶解せしめた溶液を接
触せしめた場合に、該可溶性ペプチドが前記カラムに結
合せしめることができる性質を有することが好ましい。
【0048】例えば前述の配列番号7の1−575のア
ミノ酸配列をコードする遺伝子の場合を例にとると、生
体内では、血管内皮細胞膜上に次式の一次構造(即ち、
配列番号13の1−557のアミノ酸配列)で発現され
る。 Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu His Asp Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala Ser Gln Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser Ser Val Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly Val Gly Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys Gly Asp Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr Gly Asp Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn Gly Ala Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu Ala Thr Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val Lys Ala Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg Pro Leu Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr Tyr Gly Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro Val Gly Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys Thr Ala Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro Gly Ala Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys Asp Ser Gly Lys Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu Val His Ser Gly Leu Leu Ile Gly Ile Ser Ile Ala Ser Leu Cys Leu Val Val Ala Leu Leu Ala Leu Leu Cys His Leu Arg Lys Lys Gln Gly Ala Ala Arg Ala Lys Met Glu Tyr Lys Cys Ala Ala Pro Ser Lys Glu Val Val Leu Gln His Val Arg Thr Glu Arg Thr Pro Gln Arg Leu
ミノ酸配列をコードする遺伝子の場合を例にとると、生
体内では、血管内皮細胞膜上に次式の一次構造(即ち、
配列番号13の1−557のアミノ酸配列)で発現され
る。 Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu His Asp Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala Ser Gln Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser Ser Val Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly Val Gly Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys Gly Asp Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr Gly Asp Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn Gly Ala Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu Ala Thr Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val Lys Ala Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg Pro Leu Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr Tyr Gly Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro Val Gly Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys Thr Ala Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro Gly Ala Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys Asp Ser Gly Lys Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu Val His Ser Gly Leu Leu Ile Gly Ile Ser Ile Ala Ser Leu Cys Leu Val Val Ala Leu Leu Ala Leu Leu Cys His Leu Arg Lys Lys Gln Gly Ala Ala Arg Ala Lys Met Glu Tyr Lys Cys Ala Ala Pro Ser Lys Glu Val Val Leu Gln His Val Arg Thr Glu Arg Thr Pro Gln Arg Leu
【0049】また上記遺伝子をCOS細胞、CHO細胞
またはC127 細胞で遺伝子工学的に発現させた場合も、
同様にそれら細胞膜上に発現・濃縮され、培養液中には
活性が検知されないので、トリトンX−100等の界面
活性剤の存在下調製する。しかし、該ペプチドのアミノ
酸配列のC末端から59番目以降の配列 Leu Leu Ile Gly Ile Ser Ile Ala Ser Leu Cys Leu Val Val Ala Leu Leu Ala Leu Leu Cys His Leu Arg Lys Lys Gln Gly Ala Ala Arg Ala Lys Met Glu Tyr Lys Cys Ala Ala Pro Ser Lys Glu Val Val Leu Gln His Val Arg Thr Glu Arg Thr Pro Gln Arg Leu を除くことにより、分泌され得る形態で培養液中に可溶
物として検知・回収できる。
またはC127 細胞で遺伝子工学的に発現させた場合も、
同様にそれら細胞膜上に発現・濃縮され、培養液中には
活性が検知されないので、トリトンX−100等の界面
活性剤の存在下調製する。しかし、該ペプチドのアミノ
酸配列のC末端から59番目以降の配列 Leu Leu Ile Gly Ile Ser Ile Ala Ser Leu Cys Leu Val Val Ala Leu Leu Ala Leu Leu Cys His Leu Arg Lys Lys Gln Gly Ala Ala Arg Ala Lys Met Glu Tyr Lys Cys Ala Ala Pro Ser Lys Glu Val Val Leu Gln His Val Arg Thr Glu Arg Thr Pro Gln Arg Leu を除くことにより、分泌され得る形態で培養液中に可溶
物として検知・回収できる。
【0050】本発明のペプチドを製造する方法は、例え
ば以下の方法が好ましい例として挙げられるが、他の方
法によることも本発明が達成される限り特に限定されな
い。 (a)前述のペプチドをコードするDNAと複製可能な
発現ベクターに連結して、該DNAと該複製可能な発現
ベクターとからなる複製可能な組換え体DNAを得、 (b)該複製可能な組換え体DNAで微生物または細胞
を形質転換させて形質転換体を形成せしめ、 (c)該形質転換体を該微生物または細胞の親細胞から
選別し、 (d)該形質転換体を培養して、該形質転換体に該DN
Aを発現させて該ペプチドを産生せしめ、そして (e)該ペプチドを培養した形質転換体から単離する
ば以下の方法が好ましい例として挙げられるが、他の方
法によることも本発明が達成される限り特に限定されな
い。 (a)前述のペプチドをコードするDNAと複製可能な
発現ベクターに連結して、該DNAと該複製可能な発現
ベクターとからなる複製可能な組換え体DNAを得、 (b)該複製可能な組換え体DNAで微生物または細胞
を形質転換させて形質転換体を形成せしめ、 (c)該形質転換体を該微生物または細胞の親細胞から
選別し、 (d)該形質転換体を培養して、該形質転換体に該DN
Aを発現させて該ペプチドを産生せしめ、そして (e)該ペプチドを培養した形質転換体から単離する
【0051】本発明の方法によれば、前述の本発明のD
NAが正しく転写し、それによって得られるmRNAか
らの翻訳が正しく行われるように本発明のDNAを複製
可能な発現ベクターのプロモーターなどのDNA領域の
下流に組入れて該DNAを有する複製可能な組換え体D
NAを得、得られた該組換え体DNAで微生物または細
胞を形質転換させて該組換え体DNAを含有する形質転
換体を得る。得られた形質転換体は、該組み換え体DN
Aに与えられた表現型によって微生物または培養細胞の
親細胞から単離される。得られた形質転換体を培養して
前記DNAの有する遺伝情報を発現させて本発明のペプ
チドを製造する。
NAが正しく転写し、それによって得られるmRNAか
らの翻訳が正しく行われるように本発明のDNAを複製
可能な発現ベクターのプロモーターなどのDNA領域の
下流に組入れて該DNAを有する複製可能な組換え体D
NAを得、得られた該組換え体DNAで微生物または細
胞を形質転換させて該組換え体DNAを含有する形質転
換体を得る。得られた形質転換体は、該組み換え体DN
Aに与えられた表現型によって微生物または培養細胞の
親細胞から単離される。得られた形質転換体を培養して
前記DNAの有する遺伝情報を発現させて本発明のペプ
チドを製造する。
【0052】トロンビンに結合し、トロンビンによるプ
ロテインCの活性化を促進する作用を有するペプチドに
関して、従来、アミノ酸配列等の解明が不可能であっ
て、遺伝子操作により製造されたことはなく、したがっ
て、ヒト由来の夾雑成分を含有しない実質的に精製され
た組換えペプチドとしては、天然型の1つの具体例であ
る配列番号13の1−557のアミノ酸配列からなるペ
プチドも含めて従来知られていないものであって、本発
明の開示するところによって、初めて遺伝子操作により
製造された実質的に他のヒト由来の成分を含有しない精
製されたペプチドが取得し得たものである。本発明の開
示によって初めて医薬として安定的に大量に提供される
ことができるものとなったことが注目される。なお、天
然型のペプチド等の界面活性剤の非存在下で、可溶性で
ないペプチドを医薬組成物となす場合には適当量の界面
活性剤を存在させればよい。
ロテインCの活性化を促進する作用を有するペプチドに
関して、従来、アミノ酸配列等の解明が不可能であっ
て、遺伝子操作により製造されたことはなく、したがっ
て、ヒト由来の夾雑成分を含有しない実質的に精製され
た組換えペプチドとしては、天然型の1つの具体例であ
る配列番号13の1−557のアミノ酸配列からなるペ
プチドも含めて従来知られていないものであって、本発
明の開示するところによって、初めて遺伝子操作により
製造された実質的に他のヒト由来の成分を含有しない精
製されたペプチドが取得し得たものである。本発明の開
示によって初めて医薬として安定的に大量に提供される
ことができるものとなったことが注目される。なお、天
然型のペプチド等の界面活性剤の非存在下で、可溶性で
ないペプチドを医薬組成物となす場合には適当量の界面
活性剤を存在させればよい。
【0053】尚、本発明のDNA及び組換え体DNAを
構築するために必要なDNA配列、例えばプロモーター
や複製起源等をクローニングするためには原核細胞を宿
主として用いる宿主−ベクター系を使用するのが好まし
い。原核細胞の例としては、エシェリヒア コリ(Es
cherichia coli)の菌株、例えばイーコ
リ(E.coli)K12株294(ATCC 314
46)、イー コリ(E.coli)B、イー コリ
(E.coli)X1776(ATCC 3153
7)、イー コリ(E.coli)C600およびイー
コリ(E.coli)C600hfl並びにイー コ
リ(E.coli)W3110(F−、λ−、プロトト
ロフィック、ATCC 27375);バチラス サブ
チリス(Bacillus subtilis)の如き
バチラス(Bacillus)属の菌株;サルモネラ
チフィムリウム(Salmonella typhim
urium)またはセラチア マーセサンス(Serr
atia marcesans)等の大腸菌以外の腸内
細菌;シュードモナス(Pseudomonas)属の
種々の菌株;およびサッカロミセス セレビシエ(Sa
ccharomycescerevisiae)などが
挙げられる。
構築するために必要なDNA配列、例えばプロモーター
や複製起源等をクローニングするためには原核細胞を宿
主として用いる宿主−ベクター系を使用するのが好まし
い。原核細胞の例としては、エシェリヒア コリ(Es
cherichia coli)の菌株、例えばイーコ
リ(E.coli)K12株294(ATCC 314
46)、イー コリ(E.coli)B、イー コリ
(E.coli)X1776(ATCC 3153
7)、イー コリ(E.coli)C600およびイー
コリ(E.coli)C600hfl並びにイー コ
リ(E.coli)W3110(F−、λ−、プロトト
ロフィック、ATCC 27375);バチラス サブ
チリス(Bacillus subtilis)の如き
バチラス(Bacillus)属の菌株;サルモネラ
チフィムリウム(Salmonella typhim
urium)またはセラチア マーセサンス(Serr
atia marcesans)等の大腸菌以外の腸内
細菌;シュードモナス(Pseudomonas)属の
種々の菌株;およびサッカロミセス セレビシエ(Sa
ccharomycescerevisiae)などが
挙げられる。
【0054】これらの細菌のうちエシェリヒア コリ
(E.coli)K12株294が最も好ましい。上記
微生物を宿主として使用する場合、これら微生物に適し
たプラスミドベクターが組換え体DNAの複製可能な発
現ベクターとして一般に用いられる。例えば大腸菌を形
質転換するためのプラスミドベクターとしてはプラスミ
ドpBR322やpBR327などを用いることができ
る。プラスミドベクターは通常複製起源、プロモータ
ー、および組換え体DNAで形質転換した細胞を選別す
るのに有用な表現型を組換え体DNAに与えるマーカー
遺伝子等を含んでいる。
(E.coli)K12株294が最も好ましい。上記
微生物を宿主として使用する場合、これら微生物に適し
たプラスミドベクターが組換え体DNAの複製可能な発
現ベクターとして一般に用いられる。例えば大腸菌を形
質転換するためのプラスミドベクターとしてはプラスミ
ドpBR322やpBR327などを用いることができ
る。プラスミドベクターは通常複製起源、プロモータ
ー、および組換え体DNAで形質転換した細胞を選別す
るのに有用な表現型を組換え体DNAに与えるマーカー
遺伝子等を含んでいる。
【0055】プロモーターの例としては、β−ラクタマ
ーゼ及びラクトースプロモーター、トリプトファンプロ
モーター等が挙げられる。マーカー遺伝子の例として
は、アンピシリン耐性遺伝子やテトラサイクリン耐性遺
伝子が挙げられる。一方、本発明のDNAを発現して本
発明のペプチドを製造するためには上記の原核細胞を宿
主として用いる宿主−ベクター系および脊椎動物の細胞
などの真核生物の細胞を宿主細胞として用いる宿主−ベ
クター系を使用することができる。真核細胞の例として
は前述の動物の細胞株などの細胞が挙げられる。
ーゼ及びラクトースプロモーター、トリプトファンプロ
モーター等が挙げられる。マーカー遺伝子の例として
は、アンピシリン耐性遺伝子やテトラサイクリン耐性遺
伝子が挙げられる。一方、本発明のDNAを発現して本
発明のペプチドを製造するためには上記の原核細胞を宿
主として用いる宿主−ベクター系および脊椎動物の細胞
などの真核生物の細胞を宿主細胞として用いる宿主−ベ
クター系を使用することができる。真核細胞の例として
は前述の動物の細胞株などの細胞が挙げられる。
【0056】本発明のDNAを前述の真核細胞で発現さ
せるために、本発明の組換え体DNAは一般に遺伝子発
現を制御するための機能配列、例えば、複製起源、本発
明のDNAの上流に位置すべきプロモーター、リボゾー
ム結合部位、ポリアデニル化部位や転写終止配列を含有
している。本発明のDNAを真核細胞内で発現させるの
に用いることのできるそのような機能配列はウィルスや
ウィルス性物質から得ることができる。
せるために、本発明の組換え体DNAは一般に遺伝子発
現を制御するための機能配列、例えば、複製起源、本発
明のDNAの上流に位置すべきプロモーター、リボゾー
ム結合部位、ポリアデニル化部位や転写終止配列を含有
している。本発明のDNAを真核細胞内で発現させるの
に用いることのできるそのような機能配列はウィルスや
ウィルス性物質から得ることができる。
【0057】例えば、本発明で用いることのできるプロ
モーターは、アデノウィルス2、ポリオーマウィルス、
シミアンウィルス40(SV40)などから得ることが
できる。特に、アデノウィルス2の主後期プロモーター
やSV40の初期および後期プロモーターが好ましい。
また、トロンビンのプロテインC活性化を促進する作用
を有するヒト肺由来のペプチドをコードする遺伝子の上
流の位置に本来存在するプロモーターも、上述の宿主−
ベクター系で使用するのに適しているならば使用するこ
とができる。
モーターは、アデノウィルス2、ポリオーマウィルス、
シミアンウィルス40(SV40)などから得ることが
できる。特に、アデノウィルス2の主後期プロモーター
やSV40の初期および後期プロモーターが好ましい。
また、トロンビンのプロテインC活性化を促進する作用
を有するヒト肺由来のペプチドをコードする遺伝子の上
流の位置に本来存在するプロモーターも、上述の宿主−
ベクター系で使用するのに適しているならば使用するこ
とができる。
【0058】複製起源については、外来性の起源、例え
ば、アデノウィルス、ポリオーマ、SV40、水疱性口
内炎ウィルス(VSV)、ウシ乳頭腫ウィルス(BP
V)等のウィルス由来の複製起源を用いることができ
る。また、発現ベクターとして宿主染色体に組み込まれ
るような性質を有するベクターを用いる場合、宿主染色
体の複製起源を利用することができる。
ば、アデノウィルス、ポリオーマ、SV40、水疱性口
内炎ウィルス(VSV)、ウシ乳頭腫ウィルス(BP
V)等のウィルス由来の複製起源を用いることができ
る。また、発現ベクターとして宿主染色体に組み込まれ
るような性質を有するベクターを用いる場合、宿主染色
体の複製起源を利用することができる。
【0059】本発明の複製可能な組換え体DNAで形質
転換された微生物または細胞は、前述のとおり、組換え
体DNAに与えられた少なくとも1種の表現型によって
形質転換されずに残った親細胞から選別される。表現型
は少なくとも1種のマーカー遺伝子を組換え体DNAに
挿入することによって与えることができる。また複製可
能な発現ベクターが本来有しているマーカー遺伝子を利
用することもできる。
転換された微生物または細胞は、前述のとおり、組換え
体DNAに与えられた少なくとも1種の表現型によって
形質転換されずに残った親細胞から選別される。表現型
は少なくとも1種のマーカー遺伝子を組換え体DNAに
挿入することによって与えることができる。また複製可
能な発現ベクターが本来有しているマーカー遺伝子を利
用することもできる。
【0060】マーカー遺伝子の例としては、例えば、ネ
オマイシン耐性などの薬剤耐性遺伝子やジヒドロ葉酸レ
ダクターゼ(以下“DHFR”と称する)をコードする
遺伝子などが挙げられる。これに関し、DHFR遺伝子
をマーカー遺伝子として用いる場合、DHFRには様々
のタイプがあるため、その使用するマーカー遺伝子のコ
ードしているDHFRのタイプによって用いるべき宿主
を選択しなければならない。例えば、マーカー遺伝子と
して野生型DHFRをコードする遺伝子を用いる場合、
宿主としてはDHFR欠損株を用いるのが好ましい。
オマイシン耐性などの薬剤耐性遺伝子やジヒドロ葉酸レ
ダクターゼ(以下“DHFR”と称する)をコードする
遺伝子などが挙げられる。これに関し、DHFR遺伝子
をマーカー遺伝子として用いる場合、DHFRには様々
のタイプがあるため、その使用するマーカー遺伝子のコ
ードしているDHFRのタイプによって用いるべき宿主
を選択しなければならない。例えば、マーカー遺伝子と
して野生型DHFRをコードする遺伝子を用いる場合、
宿主としてはDHFR欠損株を用いるのが好ましい。
【0061】DHFR欠損株はヒポキサンチン、グリシ
ン及びチミジンを要求するので、ヒポキサンチン、グリ
シン及びチミジンを含まない培地中では成育できない。
しかしながら、DHFR欠損株をDHFR遺伝子を含有
する組換え体DNAで形質転換すると、その株はもはや
ヒポキサンチン、グリシン及びチミジンを要求しなくな
り、ヒポキサンチン、グリシン及びチミジンを含まない
培地中でも成育することができる。従って、形質転換細
胞は、ヒポキサンチン、グリシン及びチミジンについて
の栄養要求性を判断基準にして形質転換されないで残っ
た細胞から容易に選択することができる。
ン及びチミジンを要求するので、ヒポキサンチン、グリ
シン及びチミジンを含まない培地中では成育できない。
しかしながら、DHFR欠損株をDHFR遺伝子を含有
する組換え体DNAで形質転換すると、その株はもはや
ヒポキサンチン、グリシン及びチミジンを要求しなくな
り、ヒポキサンチン、グリシン及びチミジンを含まない
培地中でも成育することができる。従って、形質転換細
胞は、ヒポキサンチン、グリシン及びチミジンについて
の栄養要求性を判断基準にして形質転換されないで残っ
た細胞から容易に選択することができる。
【0062】一方、メトトレキセート(MTX)に対す
る親和性の低い変異体DHFRをコードする遺伝子(以
下“MTX耐性DHFR遺伝子”と称する)をマーカー
遺伝子として用いる場合には、宿主細胞は正常なDHF
Rをコードする遺伝子を有していればよくDHFRを欠
損している必要はない。その理由は以下のとおりであ
る。正常DHFRはMTXによって阻害されるため、正
常DHFRをコードする遺伝子を含有する宿主細胞はM
TXの存在下ではヒポキサンチン、グリシン及びチミジ
ンを要求する。
る親和性の低い変異体DHFRをコードする遺伝子(以
下“MTX耐性DHFR遺伝子”と称する)をマーカー
遺伝子として用いる場合には、宿主細胞は正常なDHF
Rをコードする遺伝子を有していればよくDHFRを欠
損している必要はない。その理由は以下のとおりであ
る。正常DHFRはMTXによって阻害されるため、正
常DHFRをコードする遺伝子を含有する宿主細胞はM
TXの存在下ではヒポキサンチン、グリシン及びチミジ
ンを要求する。
【0063】しかしながら、その宿主細胞がMTX耐性
DHFR遺伝子を含有する組換え体DNAで形質転換す
ると形質転換細胞はMTX存在下においてももはやヒポ
キサンチン、グリシン及びチミジンを要求しない。従っ
て、形質転換細胞は、MTX存在下におけるヒポキサン
チン、グリシン及びチミジンについての栄養要求性を判
断基準として用いて形質転換されていない細胞から選択
することができる。これに関し、真核細胞の大多数がM
TX感受性であるのでMTX耐性DHFR遺伝子はマー
カー遺伝子として用いるのに好都合である。
DHFR遺伝子を含有する組換え体DNAで形質転換す
ると形質転換細胞はMTX存在下においてももはやヒポ
キサンチン、グリシン及びチミジンを要求しない。従っ
て、形質転換細胞は、MTX存在下におけるヒポキサン
チン、グリシン及びチミジンについての栄養要求性を判
断基準として用いて形質転換されていない細胞から選択
することができる。これに関し、真核細胞の大多数がM
TX感受性であるのでMTX耐性DHFR遺伝子はマー
カー遺伝子として用いるのに好都合である。
【0064】サッカロミセス セレビシエ(Sacch
aromyces cerevisiae)などの酵母
も本発明のDNAを発現するための宿主として用いるこ
とができる。酵母で本発明のDNAを発現するためには
複製可能な発現ベクターとして例えばプラスミドYRp
7を用いることができる。プラスミドYRp7はtrp
l遺伝子を含有しており、このtrpl遺伝子をマーカ
ー遺伝子として利用することができる。
aromyces cerevisiae)などの酵母
も本発明のDNAを発現するための宿主として用いるこ
とができる。酵母で本発明のDNAを発現するためには
複製可能な発現ベクターとして例えばプラスミドYRp
7を用いることができる。プラスミドYRp7はtrp
l遺伝子を含有しており、このtrpl遺伝子をマーカ
ー遺伝子として利用することができる。
【0065】酵母細胞用の発現ベクターのプロモーター
の例としては、3−ホスホグリセレートキナーゼまたは
エノラーゼ、グリセルアルデヒド−3−ホスフェートデ
ヒドロゲナーゼ、ヘキソキナーゼ、ピルベートデカルボ
キシラーゼ、ホスホフラクトキナーゼ、グルコース−6
−ホスフェートイソメラーゼ、グルコキナーゼ、などの
解糖系に関与する酵素類の遺伝子のプロモーターやアル
コールデヒドロゲナーゼ2、イソチトクロームC、酸性
ホスファターゼ、窒素代謝に関与する酵素、マルトース
及びラクトースの利用に関与する酵素類の遺伝子のプロ
モーターが挙げられる。
の例としては、3−ホスホグリセレートキナーゼまたは
エノラーゼ、グリセルアルデヒド−3−ホスフェートデ
ヒドロゲナーゼ、ヘキソキナーゼ、ピルベートデカルボ
キシラーゼ、ホスホフラクトキナーゼ、グルコース−6
−ホスフェートイソメラーゼ、グルコキナーゼ、などの
解糖系に関与する酵素類の遺伝子のプロモーターやアル
コールデヒドロゲナーゼ2、イソチトクロームC、酸性
ホスファターゼ、窒素代謝に関与する酵素、マルトース
及びラクトースの利用に関与する酵素類の遺伝子のプロ
モーターが挙げられる。
【0066】これらのうち、アルコールデヒドロゲナー
ゼ2、イソチトクロームC、酸性ホスファターゼ、窒素
代謝に関与する酵素類、グリセルアルデヒド−3−ホス
フェートデヒドロゲナーゼ、及びマルトース及びラクト
ースの利用に関与する酵素類の遺伝子のプロモーター
は、これらのプロモーターによる転写を宿主の培養条件
を変えることによって制御することができるので有利で
ある。
ゼ2、イソチトクロームC、酸性ホスファターゼ、窒素
代謝に関与する酵素類、グリセルアルデヒド−3−ホス
フェートデヒドロゲナーゼ、及びマルトース及びラクト
ースの利用に関与する酵素類の遺伝子のプロモーター
は、これらのプロモーターによる転写を宿主の培養条件
を変えることによって制御することができるので有利で
ある。
【0067】酵母細胞中における転写や翻訳を制御する
ための複製起源や終止コドンおよびその他のDNA配列
としては、酵母細胞に適している通常の公知のDNA配
列を用いることができる。形質転換した微生物または細
胞は通常の栄養培地を用いて通常の公知の方法で培養す
ることにより本発明のペプチドをコードするDNAを発
現して本発明のペプチドを製造することができる。培養
後、本発明のペプチドは形質転換体の培養物から通常の
公知の方法、例えばカラムクロマトグラフィーなどを用
いて単離することができ、本明細書の記載に従って、本
発明の医薬組成物として使用できる程度に実質的に精製
されることが通常行われる。
ための複製起源や終止コドンおよびその他のDNA配列
としては、酵母細胞に適している通常の公知のDNA配
列を用いることができる。形質転換した微生物または細
胞は通常の栄養培地を用いて通常の公知の方法で培養す
ることにより本発明のペプチドをコードするDNAを発
現して本発明のペプチドを製造することができる。培養
後、本発明のペプチドは形質転換体の培養物から通常の
公知の方法、例えばカラムクロマトグラフィーなどを用
いて単離することができ、本明細書の記載に従って、本
発明の医薬組成物として使用できる程度に実質的に精製
されることが通常行われる。
【0068】このようにして得られたペプチドは、本発
明の作用と可溶性を有する限り、様々な種類と長さの糖
鎖を少なくとも1種含有していてもよいし、また複数の
アミノ酸配列からなるペプチドの混合物であってもよ
い。得られたペプチドが糖鎖を含有しているか否かは用
いる宿主細胞の種類によって異なる。また、ペプチドが
糖鎖を含有している場合の糖鎖の種類や長さも用いる宿
主細胞の種類によって異なる。
明の作用と可溶性を有する限り、様々な種類と長さの糖
鎖を少なくとも1種含有していてもよいし、また複数の
アミノ酸配列からなるペプチドの混合物であってもよ
い。得られたペプチドが糖鎖を含有しているか否かは用
いる宿主細胞の種類によって異なる。また、ペプチドが
糖鎖を含有している場合の糖鎖の種類や長さも用いる宿
主細胞の種類によって異なる。
【0069】一般に翻訳開始シグナルのATGから翻訳
されたペプチドは宿主細胞から分泌されるときにプロセ
ッシングを受けて成熟蛋白になることが知られている。
本発明のペプチドの場合もそのようなプロセッシングを
受けることがある。ペプチドがプロセッシングを受ける
部位は、宿主により、または培養条件により変化する場
合がある。例えば、本発明のペプチドが、式(I)で表
されるペプチドとN末端アミノ酸配列として前述の18
個のアミノ酸からなるリーダー配列とを含むプロセッシ
ングを受けていない未成熟形で形質転換細胞中で産生さ
れる場合、その未成熟形ペプチドはプロセッシングを受
けてリーダー配列が削除されて成熟形となることがあ
る。しかしながら、前述のように未成熟形ペプチドのプ
ロセッシングを受ける位置は使用する宿主の種類や宿主
の培養条件により変化するので必ずしも上記のようなプ
ロセッシングが起きるとは限らない。
されたペプチドは宿主細胞から分泌されるときにプロセ
ッシングを受けて成熟蛋白になることが知られている。
本発明のペプチドの場合もそのようなプロセッシングを
受けることがある。ペプチドがプロセッシングを受ける
部位は、宿主により、または培養条件により変化する場
合がある。例えば、本発明のペプチドが、式(I)で表
されるペプチドとN末端アミノ酸配列として前述の18
個のアミノ酸からなるリーダー配列とを含むプロセッシ
ングを受けていない未成熟形で形質転換細胞中で産生さ
れる場合、その未成熟形ペプチドはプロセッシングを受
けてリーダー配列が削除されて成熟形となることがあ
る。しかしながら、前述のように未成熟形ペプチドのプ
ロセッシングを受ける位置は使用する宿主の種類や宿主
の培養条件により変化するので必ずしも上記のようなプ
ロセッシングが起きるとは限らない。
【0070】前述のとおり、本発明のトロンビンによる
プロテインCの活性化を促進する作用を有するペプチド
は組換えDNA技術を用いる方法により製造することが
できる。また、本発明のペプチドは通常の公知の方法に
より、例えば市販の自動ペプチド合成装置などを用いて
有機合成により製造することもできる。本発明のペプチ
ドはトロンビンによるプロテインC活性化を促進する作
用を有する。プロテインCは血液凝固線溶機構において
重要な役割を演じているビタミンK依存性の蛋白質であ
り、トロンビンの作用により活性化される。
プロテインCの活性化を促進する作用を有するペプチド
は組換えDNA技術を用いる方法により製造することが
できる。また、本発明のペプチドは通常の公知の方法に
より、例えば市販の自動ペプチド合成装置などを用いて
有機合成により製造することもできる。本発明のペプチ
ドはトロンビンによるプロテインC活性化を促進する作
用を有する。プロテインCは血液凝固線溶機構において
重要な役割を演じているビタミンK依存性の蛋白質であ
り、トロンビンの作用により活性化される。
【0071】活性型プロテインCは、生体内で血液凝固
系補酵素の活性型第V因子、および活性型第VII因子
を失活させ、また血栓溶解作用を有するプラスミノーゲ
ンアクチベーターの産生に関与していることが知られて
いる。〔鈴木宏治、医学の歩み、第125巻、901頁
(1983年)〕。本発明のペプチドは、このトロンビ
ンによるプロテインCの活性化を促進して抗血液凝固作
用と血栓溶解作用を示す活性型プロテインCを大量に産
生せしめるものである。従って、本発明のペプチドは生
体における抗血液凝固及び血栓溶解に大きく寄与するも
のである。
系補酵素の活性型第V因子、および活性型第VII因子
を失活させ、また血栓溶解作用を有するプラスミノーゲ
ンアクチベーターの産生に関与していることが知られて
いる。〔鈴木宏治、医学の歩み、第125巻、901頁
(1983年)〕。本発明のペプチドは、このトロンビ
ンによるプロテインCの活性化を促進して抗血液凝固作
用と血栓溶解作用を示す活性型プロテインCを大量に産
生せしめるものである。従って、本発明のペプチドは生
体における抗血液凝固及び血栓溶解に大きく寄与するも
のである。
【0072】前述のように、本発明のペプチドは抗血液
凝固作用と血小板凝集抑制作用及び血栓溶解作用を有す
るので、血液凝固を制御するための、または血小板凝集
を制御するための医薬組成物として用いることが可能で
あり、具体的には、例えば、心筋梗塞、血栓症、塞栓
症、末梢血管閉塞症、閉塞性動脈硬化症、血管内血液凝
固症候群(DIC)、狭心症、一過性脳虚血発作、妊娠
中毒症等の疾患の治療及び予防に用いることができる。
凝固作用と血小板凝集抑制作用及び血栓溶解作用を有す
るので、血液凝固を制御するための、または血小板凝集
を制御するための医薬組成物として用いることが可能で
あり、具体的には、例えば、心筋梗塞、血栓症、塞栓
症、末梢血管閉塞症、閉塞性動脈硬化症、血管内血液凝
固症候群(DIC)、狭心症、一過性脳虚血発作、妊娠
中毒症等の疾患の治療及び予防に用いることができる。
【0073】本発明の医薬組成物となすに際しては、本
発明のペプチドと、薬剤として使用可能な担体とを混合
すればよい。即ち、上記の疾患を治療または予防するの
に有効な量の本発明のペプチドを適当な量の担体と混ぜ
て、患者に効果的に投与するのに適した医薬組成物を調
製することができる。薬剤として使用可能な担体として
は、例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースなどが例示される。また本発明の医薬組成物とし
ては、凍結乾燥された製剤となすことが好ましい。また
本発明の医薬組成物は注射用製剤として用いることが好
ましい。さらには、点滴静注用製剤とすることが好まし
い。
発明のペプチドと、薬剤として使用可能な担体とを混合
すればよい。即ち、上記の疾患を治療または予防するの
に有効な量の本発明のペプチドを適当な量の担体と混ぜ
て、患者に効果的に投与するのに適した医薬組成物を調
製することができる。薬剤として使用可能な担体として
は、例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースなどが例示される。また本発明の医薬組成物とし
ては、凍結乾燥された製剤となすことが好ましい。また
本発明の医薬組成物は注射用製剤として用いることが好
ましい。さらには、点滴静注用製剤とすることが好まし
い。
【0074】注射剤として用いる場合に、上記の担体
は、薬剤として投与可能であり、且つ注射可能な溶液と
なり得る担体であることが好ましく、この担体として
は、ショ糖、精製ゼラチン、アルブミン、マンニトー
ル、ブドウ糖および塩化ナトリウムからなる群より選ば
れた1種以上が例示され、また各種無機塩のpH調整剤
などを添加することも好ましい例として挙げられるが、
その場合には本発明の可溶性ペプチドとの組み合わせに
おいて、医薬組成物全体として可溶性であり、且つ綺麗
に凍結乾燥が可能であって、好ましい。また本発明にお
いては、上記担体が、グリセリンであることもまた好ま
しい。上記の担体は、製剤を調製する際に添加すること
が好ましいが、用時に溶解された際において添加される
ことも許されるものである。
は、薬剤として投与可能であり、且つ注射可能な溶液と
なり得る担体であることが好ましく、この担体として
は、ショ糖、精製ゼラチン、アルブミン、マンニトー
ル、ブドウ糖および塩化ナトリウムからなる群より選ば
れた1種以上が例示され、また各種無機塩のpH調整剤
などを添加することも好ましい例として挙げられるが、
その場合には本発明の可溶性ペプチドとの組み合わせに
おいて、医薬組成物全体として可溶性であり、且つ綺麗
に凍結乾燥が可能であって、好ましい。また本発明にお
いては、上記担体が、グリセリンであることもまた好ま
しい。上記の担体は、製剤を調製する際に添加すること
が好ましいが、用時に溶解された際において添加される
ことも許されるものである。
【0075】本発明によるペプチドの成人1回当たりの
投与量は年齢、性別、体重、症状等により異なるが、一
般に約0.1〜200mgであり、一日当たり一回また
は必要に応じて数回、例えば注射、好ましくは点滴静注
により投与する方法が例示される。本発明者らは、本発
明のペプチドが副作用の少ない極めて有用なものである
ことを確認しており、例えば、動物実験でラットiv投
与において約3mg/kgで全く死亡例や害を生ずるこ
とがなく、有効な作用も認められることから、ヒトの体
重を約60〜70kgと考えて上記の投与量が妥当なも
のとして提示される。
投与量は年齢、性別、体重、症状等により異なるが、一
般に約0.1〜200mgであり、一日当たり一回また
は必要に応じて数回、例えば注射、好ましくは点滴静注
により投与する方法が例示される。本発明者らは、本発
明のペプチドが副作用の少ない極めて有用なものである
ことを確認しており、例えば、動物実験でラットiv投
与において約3mg/kgで全く死亡例や害を生ずるこ
とがなく、有効な作用も認められることから、ヒトの体
重を約60〜70kgと考えて上記の投与量が妥当なも
のとして提示される。
【0076】
【実施例】本発明をより詳細に記述するために参考例及
び実施例により説明するが、本発明の範囲はこれらの実
施例にのみ限定されるものではない。 参考例1 (プロテインC活性化を促進する作用の測定) 本発明のペプチドのプロテインC活性化の促進作用の測
定は、合成基質Boc−Leu−Ser−Thr−Ar
g−MCA(Boc及びMCAはそれぞれt−ブトキシ
カルボニル基及び4−メチルクマリル−7−アミドの略
称である)を用いる公知のプロテインC測定法〔ワイ
オーノ(Y.Ohno)ら、ザ ジャーナル オブ バ
イオケミストリー(J.Biochem.)90巻、1
387頁(1981年)〕に従って行なった。すなわ
ち、プロテインC(最終濃度0.5μM)およびトロン
ビン(最終濃度80nM)を含有する水溶液5μlに本
発明のペプチドを含む水溶液5μl(0〜0.01 A
280 /ml)を加え、これにNaCl、CaCl2 、血
清アルブミン及びトリス塩酸緩衝液(pH7.4)をそ
れぞれ最終濃度が0.15M、2.5mM、1mg/m
l及び20mMになるように、そして全量が30μlと
なるように加えた。
び実施例により説明するが、本発明の範囲はこれらの実
施例にのみ限定されるものではない。 参考例1 (プロテインC活性化を促進する作用の測定) 本発明のペプチドのプロテインC活性化の促進作用の測
定は、合成基質Boc−Leu−Ser−Thr−Ar
g−MCA(Boc及びMCAはそれぞれt−ブトキシ
カルボニル基及び4−メチルクマリル−7−アミドの略
称である)を用いる公知のプロテインC測定法〔ワイ
オーノ(Y.Ohno)ら、ザ ジャーナル オブ バ
イオケミストリー(J.Biochem.)90巻、1
387頁(1981年)〕に従って行なった。すなわ
ち、プロテインC(最終濃度0.5μM)およびトロン
ビン(最終濃度80nM)を含有する水溶液5μlに本
発明のペプチドを含む水溶液5μl(0〜0.01 A
280 /ml)を加え、これにNaCl、CaCl2 、血
清アルブミン及びトリス塩酸緩衝液(pH7.4)をそ
れぞれ最終濃度が0.15M、2.5mM、1mg/m
l及び20mMになるように、そして全量が30μlと
なるように加えた。
【0077】得られた混合物を37℃で15分間反応さ
せてプロテインCを活性化した後に2μMのアンチトロ
ンビンIII を10μl及び10単位/mlのヘパリンを
含有する水溶液を10μl加えて37℃で15分間加温
して反応を停止させた。得られた反応混合物に、前述の
合成基質Boc−Leu−Ser−Thr−Arg−M
CA〔財団法人蛋白質研究奨励会ペプチド研究会(Pe
ptide Institute)(日本)製〕200
μMを含む20mMトリス塩酸緩衝液(pH7.4)2
50μlを加え、37℃で10分間反応させた後、20
%酢酸0.5mlを加えて反応を停止させ、遊離してき
たAMC(7−アミノ−7−メチル−クマリン)の濃度
を励起波長380nm、発光波長440nmで蛍光分光
光度計RF−540型(島津製作所製、日本)により測
定した。
せてプロテインCを活性化した後に2μMのアンチトロ
ンビンIII を10μl及び10単位/mlのヘパリンを
含有する水溶液を10μl加えて37℃で15分間加温
して反応を停止させた。得られた反応混合物に、前述の
合成基質Boc−Leu−Ser−Thr−Arg−M
CA〔財団法人蛋白質研究奨励会ペプチド研究会(Pe
ptide Institute)(日本)製〕200
μMを含む20mMトリス塩酸緩衝液(pH7.4)2
50μlを加え、37℃で10分間反応させた後、20
%酢酸0.5mlを加えて反応を停止させ、遊離してき
たAMC(7−アミノ−7−メチル−クマリン)の濃度
を励起波長380nm、発光波長440nmで蛍光分光
光度計RF−540型(島津製作所製、日本)により測
定した。
【0078】得られた蛍光強度を既知濃度のAMCの蛍
光強度と比較して、遊離したAMC量を求めた。値は1
分間当りに生成するAMC量で表わす。このAMC量か
ら本発明のペプチドを含まない水溶液を加えたときのA
MC量を引いた値がサンプルのトロンビンによるプロテ
インC活性化を促進する強さを示す。
光強度と比較して、遊離したAMC量を求めた。値は1
分間当りに生成するAMC量で表わす。このAMC量か
ら本発明のペプチドを含まない水溶液を加えたときのA
MC量を引いた値がサンプルのトロンビンによるプロテ
インC活性化を促進する強さを示す。
【0079】ここで、プロテインCはヒト血漿から鈴木
らの方法〔鈴木(Suzuki)ら、ザ ジャーナル
オブ バイオロジカル ケミストリー(J.Biol.
Chem.)、258巻、1914頁(1983年
等)〕で精製した。また、ヒトトロンビンはランドブラ
ッド(Lundblad)らの方法〔ランドブラッド
(Lundblad)ら、バイオケミカル アンド バ
イオフィジカル リサーチ コミュニケーション(Bi
ochem.Biophys.Res.Commu
n.)66巻、482頁(1975年)〕で精製した。
らの方法〔鈴木(Suzuki)ら、ザ ジャーナル
オブ バイオロジカル ケミストリー(J.Biol.
Chem.)、258巻、1914頁(1983年
等)〕で精製した。また、ヒトトロンビンはランドブラ
ッド(Lundblad)らの方法〔ランドブラッド
(Lundblad)ら、バイオケミカル アンド バ
イオフィジカル リサーチ コミュニケーション(Bi
ochem.Biophys.Res.Commu
n.)66巻、482頁(1975年)〕で精製した。
【0080】参考例2 (1):ヒト肺cDNAライブラリーの入手 ヒトの肺のポリ(A)+ RNAより調製したバクテリオ
ファージλgt11cDNAライブラリーは、米国、クロ
ーンテック社(Clontech Laborator
ies,Inc.、922 Industrial,A
ve.PaloAlto,CA94303)より購入し
た(カタログ番号HL1004)。
ファージλgt11cDNAライブラリーは、米国、クロ
ーンテック社(Clontech Laborator
ies,Inc.、922 Industrial,A
ve.PaloAlto,CA94303)より購入し
た(カタログ番号HL1004)。
【0081】(2):トロンビンによるプロテインC活
性化を促進する作用のあるグリコペプチドの精製 プロテインC活性化を促進する作用のあるグリコペプチ
ドは、以下のようにしてヒト肺より抽出して得た。公立
病院より提供されたヒト肺標本約800gを鋏で約1c
m四方程度の大きさに細切りした後、得られた組織片に
1mMのDFP(Diisopropyl fluor
ophosphate)を含む4℃に冷却した500m
lの生理食塩水を加え、ワーリングブレンダーとしてA
ce Homogenizer AM−1型(日本精器
会社製、日本)を用いて4℃で5分間、ホモジナイズし
た。ホモジナイズ後、混合物を氷中で5分間冷却した。
性化を促進する作用のあるグリコペプチドの精製 プロテインC活性化を促進する作用のあるグリコペプチ
ドは、以下のようにしてヒト肺より抽出して得た。公立
病院より提供されたヒト肺標本約800gを鋏で約1c
m四方程度の大きさに細切りした後、得られた組織片に
1mMのDFP(Diisopropyl fluor
ophosphate)を含む4℃に冷却した500m
lの生理食塩水を加え、ワーリングブレンダーとしてA
ce Homogenizer AM−1型(日本精器
会社製、日本)を用いて4℃で5分間、ホモジナイズし
た。ホモジナイズ後、混合物を氷中で5分間冷却した。
【0082】次に混合物を更に4℃で5分間、ホモジナ
イズし氷中で5分間冷却した。上記のホモジナイズ及び
冷却操作を更に3回くり返した。得られたホモジェネー
トを12,000gで4℃において30分間遠心分離に
かけて上澄液とペレットに分け、ペレットを集める。こ
れに0.5%(v/v)トリトンX−100、0.25
M庶糖、1mMベンズアミジン塩酸、0.5mM Ca
Cl2 を含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.
5)100mlに懸濁し、ワーリングブレンダーを用い
て4℃で5分間、5回ホモジナイズして細胞抽出物を得
た。
イズし氷中で5分間冷却した。上記のホモジナイズ及び
冷却操作を更に3回くり返した。得られたホモジェネー
トを12,000gで4℃において30分間遠心分離に
かけて上澄液とペレットに分け、ペレットを集める。こ
れに0.5%(v/v)トリトンX−100、0.25
M庶糖、1mMベンズアミジン塩酸、0.5mM Ca
Cl2 を含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.
5)100mlに懸濁し、ワーリングブレンダーを用い
て4℃で5分間、5回ホモジナイズして細胞抽出物を得
た。
【0083】得られた抽出物を35,000g、10℃
で60分間遠心分離にかけて上澄液を集めた。エヌ エ
ル エスモン(N.L.Esmon)ら〔ザ ジャーナ
ルオブ バイオロジカル ケミストリー(J.Bio
l.Chem.)、257巻、859頁(1982
年)〕の方法に従って作成したDIP−トロンビン〔ジ
イソプロピルホスフォロトロンビン(diisopro
pylphosphoro−thrombin)を、ピ
ー クオトレカサス(P.Cuatrecasas)の
方法〔(ザ ジャーナル オブ バイオロジカル ケミ
ストリー(J.Biol.Chem.)、245巻、3
059頁(1970年)〕に従ってブロムシアン化した
アガロースに結合させて、DIP−トロンビン−アガロ
ースを作成した。
で60分間遠心分離にかけて上澄液を集めた。エヌ エ
ル エスモン(N.L.Esmon)ら〔ザ ジャーナ
ルオブ バイオロジカル ケミストリー(J.Bio
l.Chem.)、257巻、859頁(1982
年)〕の方法に従って作成したDIP−トロンビン〔ジ
イソプロピルホスフォロトロンビン(diisopro
pylphosphoro−thrombin)を、ピ
ー クオトレカサス(P.Cuatrecasas)の
方法〔(ザ ジャーナル オブ バイオロジカル ケミ
ストリー(J.Biol.Chem.)、245巻、3
059頁(1970年)〕に従ってブロムシアン化した
アガロースに結合させて、DIP−トロンビン−アガロ
ースを作成した。
【0084】次にDIP−トロンビン−アガロースを
2.5cmφ×10cmの大きさのカラムに充填してD
IP−トロンビン−アガロースカラムを作成し、室温で
0.1M NaCl、0.5mM CaCl2 、1mM
ベンズアミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubrol
PX(半井科学薬品製、日本)を含む0.02Mトリ
ス塩酸緩衝液(pH7.5)でカラムを平衡化した。次
いで、上記の抽出上澄液をカラムに供した。カラムを
0.3M NaCl、0.5mM CaCl2 、1mM
ベンズアミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubrol
PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.
5)で洗浄した後、1M NaCl、0.1mM ED
TA、1mMベンズアミジン塩酸0.5%(v/v)L
ubrol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液
(pH7.5)で溶出して2.0mlずつフラクシヨン
を集めた。溶出によって得られる各フラクションについ
て前記の方法でトロンビンのプロテインCの活性化促進
能を測定した。同時に島津製作所(日本)製スペクトロ
フォトメーターUV−240を用いて各フラクションの
波長280nmにおける吸光度(A280 )を測定した。
2.5cmφ×10cmの大きさのカラムに充填してD
IP−トロンビン−アガロースカラムを作成し、室温で
0.1M NaCl、0.5mM CaCl2 、1mM
ベンズアミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubrol
PX(半井科学薬品製、日本)を含む0.02Mトリ
ス塩酸緩衝液(pH7.5)でカラムを平衡化した。次
いで、上記の抽出上澄液をカラムに供した。カラムを
0.3M NaCl、0.5mM CaCl2 、1mM
ベンズアミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubrol
PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.
5)で洗浄した後、1M NaCl、0.1mM ED
TA、1mMベンズアミジン塩酸0.5%(v/v)L
ubrol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液
(pH7.5)で溶出して2.0mlずつフラクシヨン
を集めた。溶出によって得られる各フラクションについ
て前記の方法でトロンビンのプロテインCの活性化促進
能を測定した。同時に島津製作所(日本)製スペクトロ
フォトメーターUV−240を用いて各フラクションの
波長280nmにおける吸光度(A280 )を測定した。
【0085】プロテインC活性化能のある画分を回収
し、0.1M NaCl、0.5mMCaCl2 、0.
05%(v/v)Lubrol PXを含む0.02M
トリス塩酸緩衝液(pH7.5)で透析した。得られた
透析液を2回目のDIP−トロンビン−アガロースカラ
ムクロマトグラフィーに供した。即ち、透析液を1.5
cmφ×10cmの大きさのDIP−トロンビン−アガ
ロースカラムに供し、0.4M NaCl、0.5mM
CaCl2 、0.1%(v/v)LubrolPXを
含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で洗浄
後、さらに0.4M NaCl、0.1mM EDT
A、0.1%(v/v)Lubrol PXを含む0.
02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で洗浄し、次い
で1M NaCl、0.5mM EDTA、0.1%
(v/v)Lubrol PXを含む0.02Mトリス
塩酸緩衝液(pH7.5)で溶出した。
し、0.1M NaCl、0.5mMCaCl2 、0.
05%(v/v)Lubrol PXを含む0.02M
トリス塩酸緩衝液(pH7.5)で透析した。得られた
透析液を2回目のDIP−トロンビン−アガロースカラ
ムクロマトグラフィーに供した。即ち、透析液を1.5
cmφ×10cmの大きさのDIP−トロンビン−アガ
ロースカラムに供し、0.4M NaCl、0.5mM
CaCl2 、0.1%(v/v)LubrolPXを
含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で洗浄
後、さらに0.4M NaCl、0.1mM EDT
A、0.1%(v/v)Lubrol PXを含む0.
02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で洗浄し、次い
で1M NaCl、0.5mM EDTA、0.1%
(v/v)Lubrol PXを含む0.02Mトリス
塩酸緩衝液(pH7.5)で溶出した。
【0086】プロテインC活性化能のある画分を回収
し、さらに0.1M NaCl、0.05%(v/v)
Lubrol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液
(pH7.5)で透析した。得られた透析液を3回目の
DIP−トロンビン−アガロースカラムクロマトグラフ
ィーに供した。カラムの大きさ、洗浄条件および溶出条
件は2回目のDIP−トロンビン−アガロースカラムク
ロマトグラフィーの条件と全く同じ条件で行なった。な
お、溶出して得られるフラクションは2mlずつ集め
た。
し、さらに0.1M NaCl、0.05%(v/v)
Lubrol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液
(pH7.5)で透析した。得られた透析液を3回目の
DIP−トロンビン−アガロースカラムクロマトグラフ
ィーに供した。カラムの大きさ、洗浄条件および溶出条
件は2回目のDIP−トロンビン−アガロースカラムク
ロマトグラフィーの条件と全く同じ条件で行なった。な
お、溶出して得られるフラクションは2mlずつ集め
た。
【0087】次にプロテインC活性化能のある画分を回
収し、0.1M NaCl、0.05%(v/v)Lu
brol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(p
H7.5)で透析した後、0.9cmφ×8cmの大き
さの4回目のDIP−トロンビン−アガロースカラムク
ロマトグラフィーに供した。0.35M NaCl、
0.5mM CaCl2 、0.1%(v/v)Lubr
ol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH
7.5)で洗浄後、1M NaCl、0.5mMEDT
A、0.1%(v/v)Lubrol PXを含む0.
02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で溶出した。溶
出して得られたフラクションは1.9mlずつ集めた。
収し、0.1M NaCl、0.05%(v/v)Lu
brol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(p
H7.5)で透析した後、0.9cmφ×8cmの大き
さの4回目のDIP−トロンビン−アガロースカラムク
ロマトグラフィーに供した。0.35M NaCl、
0.5mM CaCl2 、0.1%(v/v)Lubr
ol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH
7.5)で洗浄後、1M NaCl、0.5mMEDT
A、0.1%(v/v)Lubrol PXを含む0.
02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で溶出した。溶
出して得られたフラクションは1.9mlずつ集めた。
【0088】この第4回目のDIP−トロンビン−アガ
ロースカラムクロマトグラフィーの溶出パターンを図1
に示す。フラクションナンバー48番目から56番目ま
でを回収した。このようにして精製されたフラクション
の吸光度から、得られた精製品の分子吸光係数を一般的
な蛋白質の分子吸光係数にならない10.0(E1% 1cm
・280nm=10.0)と規定してそれに基づき本精
製品の量を計算したところ約500μgであった。な
お、得られた精製画分をポリアクリルアミドゲル濃度5
〜10%のグラジェントを用いるSDS−ポリアクリル
アミドゲル電気泳動を50Vの電圧で2時間行ない、銀
染色によってバンドを観察したところ単一バンドのみ確
認された。
ロースカラムクロマトグラフィーの溶出パターンを図1
に示す。フラクションナンバー48番目から56番目ま
でを回収した。このようにして精製されたフラクション
の吸光度から、得られた精製品の分子吸光係数を一般的
な蛋白質の分子吸光係数にならない10.0(E1% 1cm
・280nm=10.0)と規定してそれに基づき本精
製品の量を計算したところ約500μgであった。な
お、得られた精製画分をポリアクリルアミドゲル濃度5
〜10%のグラジェントを用いるSDS−ポリアクリル
アミドゲル電気泳動を50Vの電圧で2時間行ない、銀
染色によってバンドを観察したところ単一バンドのみ確
認された。
【0089】また、この精製タンパク約10μgを20
0mMのNaClおよび0.1%(v/v)Lubro
l PXを含む50mMトリス塩酸緩衝液(pH7.
5)で透析後、同じ緩衝液で平衡化したConAセファ
ロース(ファルマシア社製、カタログ番号17−044
0)のカラム(樹脂量約1ml)に供し、同じ緩衝液で
充分洗浄したところ、このタンパクはConAセファロ
ースに吸着して洗浄液中には溶出されなかった。次いで
0.5Mのメチル−α−D−マンノピラノシド(Met
hyl−α−D−mannopyranoside)
(米国Sigma社製、カタログ番号M−6882)を
含む以外は上記と同じ緩衝液を通したところ、このタン
パク質は溶出した。従って、このタンパク質は糖を含む
いわゆるグリコペプチドであることがわかった。
0mMのNaClおよび0.1%(v/v)Lubro
l PXを含む50mMトリス塩酸緩衝液(pH7.
5)で透析後、同じ緩衝液で平衡化したConAセファ
ロース(ファルマシア社製、カタログ番号17−044
0)のカラム(樹脂量約1ml)に供し、同じ緩衝液で
充分洗浄したところ、このタンパクはConAセファロ
ースに吸着して洗浄液中には溶出されなかった。次いで
0.5Mのメチル−α−D−マンノピラノシド(Met
hyl−α−D−mannopyranoside)
(米国Sigma社製、カタログ番号M−6882)を
含む以外は上記と同じ緩衝液を通したところ、このタン
パク質は溶出した。従って、このタンパク質は糖を含む
いわゆるグリコペプチドであることがわかった。
【0090】(3):トロンビンのプロテインC活性化
を促進するグリコペプチドのアミノ酸配列分析 このグリコペプチドのアミノ酸配列は以下の様にして分
析した。精製したグリコペプチドを0.1%(v/v)
ラウリル硫酸ナトリウム(SDS)水溶液で室温で16
時間透析してアミノ酸配列分析用試料とする。アプライ
ドバイオシステムズ社(米国)製アミノ酸シークエンシ
ングアナライザー(モデル470A)を用い、アール
エム ヘウイック(R.M.Hewick)らの方法
〔ザ ジャーナル オブ バイオロジカル ケミストリ
ー(J.Biol.Chem.)256巻、7990頁
(1981年)〕に準じて、N末端側より順次エドマン
分析を行なった。
を促進するグリコペプチドのアミノ酸配列分析 このグリコペプチドのアミノ酸配列は以下の様にして分
析した。精製したグリコペプチドを0.1%(v/v)
ラウリル硫酸ナトリウム(SDS)水溶液で室温で16
時間透析してアミノ酸配列分析用試料とする。アプライ
ドバイオシステムズ社(米国)製アミノ酸シークエンシ
ングアナライザー(モデル470A)を用い、アール
エム ヘウイック(R.M.Hewick)らの方法
〔ザ ジャーナル オブ バイオロジカル ケミストリ
ー(J.Biol.Chem.)256巻、7990頁
(1981年)〕に準じて、N末端側より順次エドマン
分析を行なった。
【0091】遊離してくるフェニルチオヒダントイン
アミノ酸を、スペクトロフイジクス社(米国)製高速液
体クロマトグラフィー用装置(SP8100)および米
国デュポン社製ゾルバックスODSカラムを用いて分析
を行ない、アミノ酸配列を決定した。その結果、アミノ
酸配列の一部が明らかになり、N末端より11個目まで
は下記アミノ酸配列を有するものであることがわかっ
た。 Ala−Pro−Ala−Glu−Pro−Gln−Pro−Gly−Gly− Ser−Gln
アミノ酸を、スペクトロフイジクス社(米国)製高速液
体クロマトグラフィー用装置(SP8100)および米
国デュポン社製ゾルバックスODSカラムを用いて分析
を行ない、アミノ酸配列を決定した。その結果、アミノ
酸配列の一部が明らかになり、N末端より11個目まで
は下記アミノ酸配列を有するものであることがわかっ
た。 Ala−Pro−Ala−Glu−Pro−Gln−Pro−Gly−Gly− Ser−Gln
【0092】(4):N末端アミノ酸配列をコードする
DNAプローブの作成 トロンビンによるプロテインC活性化を促進するグリコ
ペプチドのN末端アミノ酸配列をコードするDNAプロ
ーブは、前述のN末端アミノ酸配列より、ヒト由来遺伝
子においてアミノ酸をコードする塩基配列の塩基の使用
頻度を考慮して〔ニュークリック アシド リサーチ
(Nucleic Acid Res.)、9巻、R4
3頁(1981年)〕、N末端からのアミノ酸配列をコ
ードする塩基配列として、5′CTGGG AGCCG
CCGGG CTGGG GCTCG GCGGGG
GC3′の33merを、また大塚ら〔イー オーツカ
エト アール(E.Ohtsuka,et al.)、
ザ ジャーナル オブバイオロジカル ケミストリー
(J.Biol.Chem.)第260巻、2605頁
(1985年)〕に従って、デオキシイノシン(“I”
で示す)をチミジル酸の代りに用いてN末端からのアミ
ノ酸配列をコードする塩基配列として、 (1)5′GCICC IGCIG AACCI CAGCC IGG3′ (2)5′GCICC IGCIG AGCCI CAACC IGG3′ (3)5′GCICC IGCIG AGCCI CAGCC IGG3′ (4)5′GCICC IGCIG AACCI CAACC IGG3′ の4種類の23merを米国アプライド バイオシステ
ムズ(AppliedBiosystems)社製の3
80A型DNA合成機で合成し、メーカーマニュアルに
従って精製し、実験書〔イー エフ マニアティスら
(Maniatis E.F.,et al)、モレキ
ュラークローニング(MolecularClonin
g)、122頁(1982年)の記載にしたがって、T
4 DNAキナーゼ、およびγ−32P−ATPを用いてラ
ベル化した。
DNAプローブの作成 トロンビンによるプロテインC活性化を促進するグリコ
ペプチドのN末端アミノ酸配列をコードするDNAプロ
ーブは、前述のN末端アミノ酸配列より、ヒト由来遺伝
子においてアミノ酸をコードする塩基配列の塩基の使用
頻度を考慮して〔ニュークリック アシド リサーチ
(Nucleic Acid Res.)、9巻、R4
3頁(1981年)〕、N末端からのアミノ酸配列をコ
ードする塩基配列として、5′CTGGG AGCCG
CCGGG CTGGG GCTCG GCGGGG
GC3′の33merを、また大塚ら〔イー オーツカ
エト アール(E.Ohtsuka,et al.)、
ザ ジャーナル オブバイオロジカル ケミストリー
(J.Biol.Chem.)第260巻、2605頁
(1985年)〕に従って、デオキシイノシン(“I”
で示す)をチミジル酸の代りに用いてN末端からのアミ
ノ酸配列をコードする塩基配列として、 (1)5′GCICC IGCIG AACCI CAGCC IGG3′ (2)5′GCICC IGCIG AGCCI CAACC IGG3′ (3)5′GCICC IGCIG AGCCI CAGCC IGG3′ (4)5′GCICC IGCIG AACCI CAACC IGG3′ の4種類の23merを米国アプライド バイオシステ
ムズ(AppliedBiosystems)社製の3
80A型DNA合成機で合成し、メーカーマニュアルに
従って精製し、実験書〔イー エフ マニアティスら
(Maniatis E.F.,et al)、モレキ
ュラークローニング(MolecularClonin
g)、122頁(1982年)の記載にしたがって、T
4 DNAキナーゼ、およびγ−32P−ATPを用いてラ
ベル化した。
【0093】(5):トロンビンによるプロテインC活
性化を促進する作用のあるグリコペプチドの抗体 トロンビンのプロテインC活性化を促進する作用のある
グリコペプチドに対するウサギ抗体は、前述のようにし
て精製したトロンビンによるプロテインC活性化を促進
する作用のあるヒト肺由来のグリコペプチドを用いて、
成書〔エル ハドソンら(L.hudson et a
l.)、プラクティカル イムノロジー(Practi
cal Immunology)、9頁(1976
年)、ブラックウェル サイエンティフィック パブリ
ケーションズ(BlackwellScientifi
c Publications)〕に従って作製した。
性化を促進する作用のあるグリコペプチドの抗体 トロンビンのプロテインC活性化を促進する作用のある
グリコペプチドに対するウサギ抗体は、前述のようにし
て精製したトロンビンによるプロテインC活性化を促進
する作用のあるヒト肺由来のグリコペプチドを用いて、
成書〔エル ハドソンら(L.hudson et a
l.)、プラクティカル イムノロジー(Practi
cal Immunology)、9頁(1976
年)、ブラックウェル サイエンティフィック パブリ
ケーションズ(BlackwellScientifi
c Publications)〕に従って作製した。
【0094】この抗体がトロンビンによるプロテインC
活性化を促進する作用のあるヒト肺由来のグリコペプチ
ドと反応することを以下の様にして確認した。すなわ
ち、参考例2−(2)に記載の方法で得た精製タンパク
の約10ngをニトロセルロースのフィルターにスポッ
トする。よく風乾した後、この抗体を一次抗体としてニ
トロセルロースフィルター上のタンパクと反応させ、次
いでヤギで調製したビオチン化抗ウサギIgG(ザイメ
ット ラボラトリー社製、米国、カタログ番号62−1
840)を二次抗体として反応させた後、アビジン・ビ
オチン化した西洋ワサビ由来パーオキシダーゼ(アマシ
ャムジャパン社製、日本、カタログ番号RPN.105
1)を作用させる方法で発色させると黒褐色のスポット
を与えた。
活性化を促進する作用のあるヒト肺由来のグリコペプチ
ドと反応することを以下の様にして確認した。すなわ
ち、参考例2−(2)に記載の方法で得た精製タンパク
の約10ngをニトロセルロースのフィルターにスポッ
トする。よく風乾した後、この抗体を一次抗体としてニ
トロセルロースフィルター上のタンパクと反応させ、次
いでヤギで調製したビオチン化抗ウサギIgG(ザイメ
ット ラボラトリー社製、米国、カタログ番号62−1
840)を二次抗体として反応させた後、アビジン・ビ
オチン化した西洋ワサビ由来パーオキシダーゼ(アマシ
ャムジャパン社製、日本、カタログ番号RPN.105
1)を作用させる方法で発色させると黒褐色のスポット
を与えた。
【0095】(6):ヒトさい帯内皮細胞の採集及び培
養 ヒトさい帯内皮細胞はディスパーゼII(合同酒精製、
日本)を用いるマノらの方法〔ワイ マノら(Y.Ma
no,et al.)、エクスペリンエンシア(Exp
erientia)、第39巻、第1144頁(198
3年)〕にしたがって、私立病院より提供された新鮮な
ヒトさい帯から得た静脈より採集し培養した。
養 ヒトさい帯内皮細胞はディスパーゼII(合同酒精製、
日本)を用いるマノらの方法〔ワイ マノら(Y.Ma
no,et al.)、エクスペリンエンシア(Exp
erientia)、第39巻、第1144頁(198
3年)〕にしたがって、私立病院より提供された新鮮な
ヒトさい帯から得た静脈より採集し培養した。
【0096】参考例3 (組換え体DNAの取得) (1):ポリ(A)+ RNAの調製 ヒト内皮細胞よりチャーギンらの方法〔ジェイ エム
チャーギン(Chirgwin,J.M.et a
l.)、バイオケミストリー(Biochemistr
y)、第18巻、5294頁(1979年)〕に従って
ポリ(A)+ RNAを調製した。
チャーギン(Chirgwin,J.M.et a
l.)、バイオケミストリー(Biochemistr
y)、第18巻、5294頁(1979年)〕に従って
ポリ(A)+ RNAを調製した。
【0097】(2):ヒト肺cDNAライブラリーより
のスクリーニング ヒト肺のポリ(A)+ RNAより調製したcDNAをバ
クテリオファージλgt11に組み込んだcDNAライ
ブラリー(クローンテック社製、米国)をそのマニュア
ルに従ってイー コリ(E.coli)Y1090(ク
ローンテック社製、米国)に感染させたものをLB培地
プレート上に15cm径プレート1枚当り約10万プラ
ーク程度になる様に移植した。42℃で3.5時間培養
後、あらかじめ10mMのIPTG(isopropy
l−β−D−thiogalactopyranosi
de)に浸してから乾燥させたニトロセルロースフィル
ター(BA85メンブランフィルター、シュライヒャー
アンド シェル社製、独国)をプレートの上に載せ、
37℃で3.5時間インキュベートして、ペプチドをI
PTGで誘導発現させてニトロセルロースフィルター上
にうつしとる。
のスクリーニング ヒト肺のポリ(A)+ RNAより調製したcDNAをバ
クテリオファージλgt11に組み込んだcDNAライ
ブラリー(クローンテック社製、米国)をそのマニュア
ルに従ってイー コリ(E.coli)Y1090(ク
ローンテック社製、米国)に感染させたものをLB培地
プレート上に15cm径プレート1枚当り約10万プラ
ーク程度になる様に移植した。42℃で3.5時間培養
後、あらかじめ10mMのIPTG(isopropy
l−β−D−thiogalactopyranosi
de)に浸してから乾燥させたニトロセルロースフィル
ター(BA85メンブランフィルター、シュライヒャー
アンド シェル社製、独国)をプレートの上に載せ、
37℃で3.5時間インキュベートして、ペプチドをI
PTGで誘導発現させてニトロセルロースフィルター上
にうつしとる。
【0098】このニトロセルロースフィルターに、マニ
ュアルに従って、ウサギで調製したトロンビンのプロテ
インC活性化を促進する作用を有する参考例2−(5)
で得られたグリコペプチドに対する抗体を一次抗体とし
て反応させ、次いでヤギで調製したビオチン化抗ウサギ
IgG(ザイメッド ラボラトリー社製、米国 カタロ
グ番号62−1840)を二次抗体として反応させた
後、アビジン・ビオチン化した西洋ワサビ由来パーオキ
シダーゼ(アマーシャム ジャパン社製、日本、カタロ
グ番号RPN.1051)で発色させて、陽性のクロー
ンを単離した。この陽性クローンの保有する組換え体c
DNA/λgt11に含まれるcDNA断片をTM13
と称した。
ュアルに従って、ウサギで調製したトロンビンのプロテ
インC活性化を促進する作用を有する参考例2−(5)
で得られたグリコペプチドに対する抗体を一次抗体とし
て反応させ、次いでヤギで調製したビオチン化抗ウサギ
IgG(ザイメッド ラボラトリー社製、米国 カタロ
グ番号62−1840)を二次抗体として反応させた
後、アビジン・ビオチン化した西洋ワサビ由来パーオキ
シダーゼ(アマーシャム ジャパン社製、日本、カタロ
グ番号RPN.1051)で発色させて、陽性のクロー
ンを単離した。この陽性クローンの保有する組換え体c
DNA/λgt11に含まれるcDNA断片をTM13
と称した。
【0099】(3):N末端アミノ酸配列をコードする
DNAプローブとのハイブリダイゼーション 参考例3−(2)で得られたDNA断片TMI3が参考
例2−(4)で調製したN末端アミノ酸配列をコードす
るDNAプローブとハイブリダイズするか否かを実験書
〔シルハービイ(Silhavy)ら、エクスペリメン
ツ ウイズ ジーン フュージョンズ(Experim
ents With Gene Fusions)、1
91頁(1984年)コールド スプリングハーバー
ラボラトリー(Cold Spring Harbor
Laboratory)〕に従って実施した。DNA
断片TM13はいずれのN末端アミノ酸配列をコードす
るDNAプローブともハイブリダイズしないことがわか
った。
DNAプローブとのハイブリダイゼーション 参考例3−(2)で得られたDNA断片TMI3が参考
例2−(4)で調製したN末端アミノ酸配列をコードす
るDNAプローブとハイブリダイズするか否かを実験書
〔シルハービイ(Silhavy)ら、エクスペリメン
ツ ウイズ ジーン フュージョンズ(Experim
ents With Gene Fusions)、1
91頁(1984年)コールド スプリングハーバー
ラボラトリー(Cold Spring Harbor
Laboratory)〕に従って実施した。DNA
断片TM13はいずれのN末端アミノ酸配列をコードす
るDNAプローブともハイブリダイズしないことがわか
った。
【0100】(4):TM13の塩基配列 参考例3−(2)で得られるクローンが含有するDNA
断片TM13の塩基配列をサンガーらの方法(サンガー
エフ ら(Sanger,F,et al.)、プロ
シーディング オブ ナショナル アカデミー オブ
サイエンス ユーエスエー(Proc.Natl.Ac
ad.Sci.USA)、74巻、5463頁(197
7年)にしたがって決定した。結果を図2〜図3に示
す。
断片TM13の塩基配列をサンガーらの方法(サンガー
エフ ら(Sanger,F,et al.)、プロ
シーディング オブ ナショナル アカデミー オブ
サイエンス ユーエスエー(Proc.Natl.Ac
ad.Sci.USA)、74巻、5463頁(197
7年)にしたがって決定した。結果を図2〜図3に示
す。
【0101】(5):DNA断片TM13をプローブと
したヒト肺cDNAライブラリーのスクリーニング DNA断片TM13を制限酵素KpnIおよびPvuII
で消化して約440塩基対のDNA断片を得、これをニ
ックトランスレーション法で32Pで標識した。このDN
A断片をプローブとしてヒト肺cDNAライブラリーよ
りプラークハイブリダイゼーションを行なって陽性のク
ローンをスクリーニングした。すなわち、常法に従って
クローンTM13のDNAをKpnIおよびPvuIIで
消化してポリアクリルアミドゲル電気泳動で分離し、抽
出、精製して約440bpの精製断片約500ngを得
た。このDNAをアマーシャム ジャパン(日本)社製
のニックトランスレーション キット(カタログ番号
N.5000)を用い、それに添付のユーザー マニュ
アルに従ってα−32P−dCTPを用いて標識した。
したヒト肺cDNAライブラリーのスクリーニング DNA断片TM13を制限酵素KpnIおよびPvuII
で消化して約440塩基対のDNA断片を得、これをニ
ックトランスレーション法で32Pで標識した。このDN
A断片をプローブとしてヒト肺cDNAライブラリーよ
りプラークハイブリダイゼーションを行なって陽性のク
ローンをスクリーニングした。すなわち、常法に従って
クローンTM13のDNAをKpnIおよびPvuIIで
消化してポリアクリルアミドゲル電気泳動で分離し、抽
出、精製して約440bpの精製断片約500ngを得
た。このDNAをアマーシャム ジャパン(日本)社製
のニックトランスレーション キット(カタログ番号
N.5000)を用い、それに添付のユーザー マニュ
アルに従ってα−32P−dCTPを用いて標識した。
【0102】この32Pで標識したDNA断片をプローブ
として実験書〔マニアティス(Maniatis)ら、
モレキユラー クローニング(Molecular C
loning)、320頁、1982年、コールド ス
プリング ハーバー ラボラトリー(Cold Spr
ing Harbor Laboratory)〕に従
ってヒト肺cDNAライブラリーのプラークハィブリダ
イゼーションを行なった。陽性のクローンを単離し、そ
のクローンが含有する組換え体を各種制限酵素で解析し
たところ、得られた組換え体にはTM13よりも前記ペ
プチドのN末端側の塩基配列をコードしていると思われ
る約2400bpのDNA断片が組み込まれていること
がわかった。このDNA断片をTM137と称した。
として実験書〔マニアティス(Maniatis)ら、
モレキユラー クローニング(Molecular C
loning)、320頁、1982年、コールド ス
プリング ハーバー ラボラトリー(Cold Spr
ing Harbor Laboratory)〕に従
ってヒト肺cDNAライブラリーのプラークハィブリダ
イゼーションを行なった。陽性のクローンを単離し、そ
のクローンが含有する組換え体を各種制限酵素で解析し
たところ、得られた組換え体にはTM13よりも前記ペ
プチドのN末端側の塩基配列をコードしていると思われ
る約2400bpのDNA断片が組み込まれていること
がわかった。このDNA断片をTM137と称した。
【0103】(6):DNA断片TM137の塩基配列 前記(5)で得られたDNA断片TM137の塩基配列
を参考例3−(4)に記載の方法と同様に決定した。結
果を図4〜図7に示す。この結果より、DNA断片TM
137は、参考例2−(3)に記載したN末端アミノ酸
配列をコードする塩基配列を含まないことがわかった。
を参考例3−(4)に記載の方法と同様に決定した。結
果を図4〜図7に示す。この結果より、DNA断片TM
137は、参考例2−(3)に記載したN末端アミノ酸
配列をコードする塩基配列を含まないことがわかった。
【0104】(7):プライマー エクステンション 参考例3−(4)で得られたDNA断片の塩基配列のう
ち、DNA断片TM13のN末端側の配列を基に3種類
の合成DNAを参考例2−(4)に記載と同様にして作
成し、HTM131、HTM132、HTM133と命
名した。なお、合成DNAの設計に当っては、ヒトさい
帯内皮細胞より調製したmRNAとハイブリダイズする
側の塩基配列を利用した。各合成DNAの塩基配列は以
下のとおりであり、それらの合成DNAが対応するDN
A断片TM13での位置を図2に、またTM137での
位置を図4に示す。
ち、DNA断片TM13のN末端側の配列を基に3種類
の合成DNAを参考例2−(4)に記載と同様にして作
成し、HTM131、HTM132、HTM133と命
名した。なお、合成DNAの設計に当っては、ヒトさい
帯内皮細胞より調製したmRNAとハイブリダイズする
側の塩基配列を利用した。各合成DNAの塩基配列は以
下のとおりであり、それらの合成DNAが対応するDN
A断片TM13での位置を図2に、またTM137での
位置を図4に示す。
【0105】 HTM131: 5′GACGCAGAGGTAGCTAGTTT 3′(20mer) HTM132: 5′AACATCTGGCACCTG 3′ (15mer) HTM133: 5′GACAGGCAGTCTGGTTGCAA 3′(20mer)
【0106】次にこのHTM133をプライマーとして
参考例3−(1)に記載した方法で得たヒトさい帯内皮
細胞より調製したポリ(A)+ RNAを用いて、いわゆ
るプライマー エクステンション(Primer Ex
tension)法を行なって、DNA断片TM137
のさらに5′上流部分を合成した。すなわち、約1μg
/μlのポリ(A)+ RNA5μlに約27ng/μl
のHTM133溶液20μlを加え65℃で20分間加
熱後、室温にまで約1時間かけて冷却した。それ以降
は、cDNA合成システム(アマシャム ジャパン社、
日本、カタログ番号RPN1256)を用いて、そのマ
ニュアルに従ってcDNAを合成した。但し、cDNA
合成システムに入っているオリゴ(dT)プライマーの
かわりにHTM133を用いて実施した。
参考例3−(1)に記載した方法で得たヒトさい帯内皮
細胞より調製したポリ(A)+ RNAを用いて、いわゆ
るプライマー エクステンション(Primer Ex
tension)法を行なって、DNA断片TM137
のさらに5′上流部分を合成した。すなわち、約1μg
/μlのポリ(A)+ RNA5μlに約27ng/μl
のHTM133溶液20μlを加え65℃で20分間加
熱後、室温にまで約1時間かけて冷却した。それ以降
は、cDNA合成システム(アマシャム ジャパン社、
日本、カタログ番号RPN1256)を用いて、そのマ
ニュアルに従ってcDNAを合成した。但し、cDNA
合成システムに入っているオリゴ(dT)プライマーの
かわりにHTM133を用いて実施した。
【0107】合成されたcDNAは実験書〔マニアティ
ス(Maniatis)ら、モレキュラー クローニン
グ(Molecular Cloning)、241
頁、1982年、コールド スプリング ハーバー ラ
ボラトリー(Cold Spring Harbor
Laboratory)〕に従って両末端にCテールを
つけ、両末端にGテールをつけたpBR322(ATC
C37017)と混合し、65℃、5分間加熱後57
℃、2時間加熱した後、ゆっくりと室温に戻した後大腸
菌K12MC1061(ベックマン シティ オブ ホ
ープ メディカルインスティテュート、米国より入手)
を形質転換した。
ス(Maniatis)ら、モレキュラー クローニン
グ(Molecular Cloning)、241
頁、1982年、コールド スプリング ハーバー ラ
ボラトリー(Cold Spring Harbor
Laboratory)〕に従って両末端にCテールを
つけ、両末端にGテールをつけたpBR322(ATC
C37017)と混合し、65℃、5分間加熱後57
℃、2時間加熱した後、ゆっくりと室温に戻した後大腸
菌K12MC1061(ベックマン シティ オブ ホ
ープ メディカルインスティテュート、米国より入手)
を形質転換した。
【0108】詳しくは、大腸菌K12MC1061株の
コロニーをLB培地を用いて、550nmにおける吸光
度が0.3になるまで培養した。該培養物50mlを集
め、25mlの10mM RbClを含む10mM 3
−(Nーモルホリノ)プロパン−スルホン酸(MOP
S)(pH7.0)溶液で洗浄し、次いで、50mMC
aCl2、10mM RbClを含む25mlの0.1
M MOPS(pH6.5)に再び懸濁した。得られた
懸濁液を30分間氷冷し、遠心後、上澄を除去し、30
μlのDMSOおよび50mM CaCl2と10mM
RbClを含む2.0mlの0.1M MOPS(p
H6.5)の混合液中に懸濁させた。懸濁液を200μ
lずつ分注し、前述のプラスミドDNA溶液10μlを
それぞれに加えた。
コロニーをLB培地を用いて、550nmにおける吸光
度が0.3になるまで培養した。該培養物50mlを集
め、25mlの10mM RbClを含む10mM 3
−(Nーモルホリノ)プロパン−スルホン酸(MOP
S)(pH7.0)溶液で洗浄し、次いで、50mMC
aCl2、10mM RbClを含む25mlの0.1
M MOPS(pH6.5)に再び懸濁した。得られた
懸濁液を30分間氷冷し、遠心後、上澄を除去し、30
μlのDMSOおよび50mM CaCl2と10mM
RbClを含む2.0mlの0.1M MOPS(p
H6.5)の混合液中に懸濁させた。懸濁液を200μ
lずつ分注し、前述のプラスミドDNA溶液10μlを
それぞれに加えた。
【0109】該混合液を30分間氷冷した後、44℃で
60秒ヒートショックを与え、ただちに、あらかじめ3
7℃に温めておいた5mlのLB培地を加えた。この溶
液を37℃で1時間培養した後、それぞれの溶液を遠心
し、上澄を除去し、細胞ペレットを得た。該細胞ペレッ
トにLB培地を加え、撹拌した後、懸濁液とした。該懸
濁液を5μg/mlのテトラサイクリンを含むLB寒天
プレートにまき37℃で1夜培養を行なった。このよう
にして得られるcDNAバンクより、参考例2−(4)
に記載した方法に従って5′末端を32Pで標識したHT
M131及びHTM132をそれぞれプローブとして、
コロニーハイブリダイゼーションを参考例3−(3)と
同様の方法で実施した。
60秒ヒートショックを与え、ただちに、あらかじめ3
7℃に温めておいた5mlのLB培地を加えた。この溶
液を37℃で1時間培養した後、それぞれの溶液を遠心
し、上澄を除去し、細胞ペレットを得た。該細胞ペレッ
トにLB培地を加え、撹拌した後、懸濁液とした。該懸
濁液を5μg/mlのテトラサイクリンを含むLB寒天
プレートにまき37℃で1夜培養を行なった。このよう
にして得られるcDNAバンクより、参考例2−(4)
に記載した方法に従って5′末端を32Pで標識したHT
M131及びHTM132をそれぞれプローブとして、
コロニーハイブリダイゼーションを参考例3−(3)と
同様の方法で実施した。
【0110】コロニハイブリダイゼーションで約70,
000個の形質転換体をスクリーニングしてHTM13
1及びHTM132の両者のプローブと反応するコロニ
ーが6クローン得られた。この6クローンから、実験書
〔マニアティス(Maniatis)ら、モレキュラー
クローニング(Molecular Clonin
g)、366頁、1982年、コールド スプリング
ハーバー ラボラトリー(Cold Spring H
arbor Laboratory)〕に従ってプラス
ミドDNA(これを“pTMP5”と称する)を調製
し、各種の制限酵素を用いて切断し、電気泳動で解析し
たところ、6クローンから得られたプラスミドDNAは
全て同一であり、約900bpの大きさのDNA断片と
ベクターからなることがわかった。このDNA断片をT
MP5と命名した。
000個の形質転換体をスクリーニングしてHTM13
1及びHTM132の両者のプローブと反応するコロニ
ーが6クローン得られた。この6クローンから、実験書
〔マニアティス(Maniatis)ら、モレキュラー
クローニング(Molecular Clonin
g)、366頁、1982年、コールド スプリング
ハーバー ラボラトリー(Cold Spring H
arbor Laboratory)〕に従ってプラス
ミドDNA(これを“pTMP5”と称する)を調製
し、各種の制限酵素を用いて切断し、電気泳動で解析し
たところ、6クローンから得られたプラスミドDNAは
全て同一であり、約900bpの大きさのDNA断片と
ベクターからなることがわかった。このDNA断片をT
MP5と命名した。
【0111】(8):DNA断片TMP5とN末端アミ
ノ酸配列をコードするDNAプローブとのハイブリダイ
ゼーション 参考例3−(3)に記載の方法と同様にして、DNA断
片TMP5がN末端アミノ酸配列をコードするDNAプ
ローブとハイブリダイズするか否かを調べた。DNA断
片TMP5はいずれのN末端DNAプローブともハイブ
リダイズしない、つまりN末端アミノ酸配列部分をコー
ドしていないことが分かった。
ノ酸配列をコードするDNAプローブとのハイブリダイ
ゼーション 参考例3−(3)に記載の方法と同様にして、DNA断
片TMP5がN末端アミノ酸配列をコードするDNAプ
ローブとハイブリダイズするか否かを調べた。DNA断
片TMP5はいずれのN末端DNAプローブともハイブ
リダイズしない、つまりN末端アミノ酸配列部分をコー
ドしていないことが分かった。
【0112】(9):DNA断片TMP5の塩基配列 参考例3−(4)に記載の方法と同様にして、DNA断
片TMP5の塩基配列を決定した。結果を図8〜図9に
示す。
片TMP5の塩基配列を決定した。結果を図8〜図9に
示す。
【0113】(10):第2回目のプライマー エクス
テンション 参考例3−(7)に記載の方法と同様にして、DNA断
片TMP5の塩基配列を基にしてHTM134、HTM
135、HTM136の3本の20merの合成DNA
を作成する。これらの合成DNAと対応するDNA断片
TMP5における位置を図8に示す。参考例3−(7)
に記載の方法と同様にしてプライマー エクステンショ
ンをHTM136をプライマーとし、HTM134、及
びHTM135をプローブとして実施した。約50,0
00個の形質転換体から、HTM134、及びHTM1
35とハイブリダイズする形質転換体が一種類得られ
た。この形質転換体が保有する組換え体に含まれている
DNA断片をTMP26と命名した。
テンション 参考例3−(7)に記載の方法と同様にして、DNA断
片TMP5の塩基配列を基にしてHTM134、HTM
135、HTM136の3本の20merの合成DNA
を作成する。これらの合成DNAと対応するDNA断片
TMP5における位置を図8に示す。参考例3−(7)
に記載の方法と同様にしてプライマー エクステンショ
ンをHTM136をプライマーとし、HTM134、及
びHTM135をプローブとして実施した。約50,0
00個の形質転換体から、HTM134、及びHTM1
35とハイブリダイズする形質転換体が一種類得られ
た。この形質転換体が保有する組換え体に含まれている
DNA断片をTMP26と命名した。
【0114】(11):DNA断片TMP26とN末端
アミノ酸配列をコードするDNAプローブとのハイブリ
ダイゼーシヨン 参考例3−(3)に記載の方法と同様にしてDNA断片
TMP26がN末端アミノ酸配列をコードするDNAプ
ローブとハイブリダイズするか否かを調べた。その結
果、DNA断片TMP26は参考例2−(4)で合成し
た33merのN末端アミノ酸配列をコードするDNA
プローブ及び4種の25merのプローブのミックスプ
ローブとハイブリダイズした。つまり、DNA断片TM
P26はN末端アミノ酸配列部分をコードしていること
が分かった。
アミノ酸配列をコードするDNAプローブとのハイブリ
ダイゼーシヨン 参考例3−(3)に記載の方法と同様にしてDNA断片
TMP26がN末端アミノ酸配列をコードするDNAプ
ローブとハイブリダイズするか否かを調べた。その結
果、DNA断片TMP26は参考例2−(4)で合成し
た33merのN末端アミノ酸配列をコードするDNA
プローブ及び4種の25merのプローブのミックスプ
ローブとハイブリダイズした。つまり、DNA断片TM
P26はN末端アミノ酸配列部分をコードしていること
が分かった。
【0115】(12):DNA断片TMP26の塩基配
列 参考例3−(4)に記載の方法と同様にして、DNA断
片TMP26の塩基配列を決定した。DNA断片TMP
26のカルボキシル末端からの約540塩基の塩基配列
を図10に示す。
列 参考例3−(4)に記載の方法と同様にして、DNA断
片TMP26の塩基配列を決定した。DNA断片TMP
26のカルボキシル末端からの約540塩基の塩基配列
を図10に示す。
【0116】(13):DNA断片TMP26、TMP
5及びTMP137の接合 参考例3−(1)〜(12)で得られ、塩基配列を決定
した4本のDNA断片(TM13、TM137、TMP
5及びTMP26)のその塩基配列における対応関係お
よび簡単な制限酵素地図を図11に示した。図11に示
すようにDNA断片TMP26に含まれるN末端アミノ
酸配列をコードする塩基配列の上流にある最初のATG
よりオープンリーディングフレームを組むとDNA断片
TMP26、TMP5を通過してTM137の途中まで
続く1725bpからなることが分かった。この各DN
A断片にわたるオープンリーディングフレームをコード
するDNA断片を得るためにDNA断片TMP26、T
MP5及びTM137を次のようにして常法に従って継
ぎあわせた。
5及びTMP137の接合 参考例3−(1)〜(12)で得られ、塩基配列を決定
した4本のDNA断片(TM13、TM137、TMP
5及びTMP26)のその塩基配列における対応関係お
よび簡単な制限酵素地図を図11に示した。図11に示
すようにDNA断片TMP26に含まれるN末端アミノ
酸配列をコードする塩基配列の上流にある最初のATG
よりオープンリーディングフレームを組むとDNA断片
TMP26、TMP5を通過してTM137の途中まで
続く1725bpからなることが分かった。この各DN
A断片にわたるオープンリーディングフレームをコード
するDNA断片を得るためにDNA断片TMP26、T
MP5及びTM137を次のようにして常法に従って継
ぎあわせた。
【0117】(13−1):DNA断片TM137とT
MP5の継ぎあわせ まず、λgt11のEcoRIサイトに挿入されている
DNA断片TM137を単離し、プラスミドpUC18
(ファルマシア社製、スウェーデン、カタログ番号27
−4949−01)のEcoRIサイトに挿入してプラ
スミドpUC18TM137を得た。次にプラスミドp
UC18TM137を制限酵素HincII、EcoRI
で消化して4%(v/v)ポリアクリルアミドゲル電気
泳動で分離し、電気泳動抽出装置(日本、アート社製、
MAX−YIELDR)を用いて約2,300bpのD
NA断片を回収し、エタノール沈殿を行なって精製し
た。
MP5の継ぎあわせ まず、λgt11のEcoRIサイトに挿入されている
DNA断片TM137を単離し、プラスミドpUC18
(ファルマシア社製、スウェーデン、カタログ番号27
−4949−01)のEcoRIサイトに挿入してプラ
スミドpUC18TM137を得た。次にプラスミドp
UC18TM137を制限酵素HincII、EcoRI
で消化して4%(v/v)ポリアクリルアミドゲル電気
泳動で分離し、電気泳動抽出装置(日本、アート社製、
MAX−YIELDR)を用いて約2,300bpのD
NA断片を回収し、エタノール沈殿を行なって精製し
た。
【0118】一方、参考例3−(7)で得られたTMP
5をプラスミドpBR322に組み込んだプラスミドp
TMP5をDdeIで完全に消化した後、切断末端を
E.coli DNAポリメラーゼ(Klenow P
olI断片)を用いて平滑末端にして約800bpのD
NA断片を回収し、このDNA断片をpUC18のSm
aIサイトに挿入してプラスミドpUC18TMP5を
得た。次にこのプラスミドpUC18TMP5を制限酵
素BamHIおよびHincIIで完全消化して約600
bpのBamHI−HincII断片を得た。
5をプラスミドpBR322に組み込んだプラスミドp
TMP5をDdeIで完全に消化した後、切断末端を
E.coli DNAポリメラーゼ(Klenow P
olI断片)を用いて平滑末端にして約800bpのD
NA断片を回収し、このDNA断片をpUC18のSm
aIサイトに挿入してプラスミドpUC18TMP5を
得た。次にこのプラスミドpUC18TMP5を制限酵
素BamHIおよびHincIIで完全消化して約600
bpのBamHI−HincII断片を得た。
【0119】以上の様にしてプラスミドpUC18TM
137より調製した約2,300bpのDNAの断片及
びプラスミドpUC18TMP5より調製した約600
bpのDNA断片プラスミドpUC18のBamHIお
よびEcoRIで消化して調製したベクターに挿入して
プラスミドpUC18TMJ1を得た。この工程を図1
2に示した。
137より調製した約2,300bpのDNAの断片及
びプラスミドpUC18TMP5より調製した約600
bpのDNA断片プラスミドpUC18のBamHIお
よびEcoRIで消化して調製したベクターに挿入して
プラスミドpUC18TMJ1を得た。この工程を図1
2に示した。
【0120】(13−2):DNA断片TMJ1とTM
P26の継ぎあわせ プラスミドpUC18TMJ1を制限酵素DdeI、K
pnI及びBamHIで完全消化し、約950bp及び
約1500bpの断片を回収した。一方、DNA断片T
MP26をプラスミドpUC13(ファルマシア社製、
スウェーデン、カタログ番号27−4954−01)の
制限酵素PstIサイトに挿入してプラスミドpUC1
3TMP26を得た。これをBbeIで完全消化した
後、切断末端をT4DNAポリメラーゼを用いて平滑末
端にし、さらに制限酵素Bg1 IIで完全消化して約17
0bpのDNA断片を得た。さらに別に、プラスミドp
UC13TMP26をBg1 II及びDdeIで完全消化
して約280bpのDNA断片を得た。
P26の継ぎあわせ プラスミドpUC18TMJ1を制限酵素DdeI、K
pnI及びBamHIで完全消化し、約950bp及び
約1500bpの断片を回収した。一方、DNA断片T
MP26をプラスミドpUC13(ファルマシア社製、
スウェーデン、カタログ番号27−4954−01)の
制限酵素PstIサイトに挿入してプラスミドpUC1
3TMP26を得た。これをBbeIで完全消化した
後、切断末端をT4DNAポリメラーゼを用いて平滑末
端にし、さらに制限酵素Bg1 IIで完全消化して約17
0bpのDNA断片を得た。さらに別に、プラスミドp
UC13TMP26をBg1 II及びDdeIで完全消化
して約280bpのDNA断片を得た。
【0121】次に上記の約170bp、約280bp、
約950bpのDNA断片をT4 DNAリガーゼを用い
て継ぎあわせ、制限酵素KpnIで消化した後、50V
の電圧で4℃で2時間、1.3%低融点アガロースゲル
電気泳動にかけて精製単離し、約1400bpのDNA
断片を得た。また別途、プラスミドpUC18をSph
Iで完全に消化した後、E.coli DNAポリメラ
ーゼで切断末端を平滑末端にした後、BamHIで完全
消化してベクターを調製した。このベクターに上述の約
1,400bp及び約1,500bpのDNA断片をT
4 DNAリガーゼを用いて挿入して、プラスミドpUC
18TMJ2を得た。この工程を図13に示す。
約950bpのDNA断片をT4 DNAリガーゼを用い
て継ぎあわせ、制限酵素KpnIで消化した後、50V
の電圧で4℃で2時間、1.3%低融点アガロースゲル
電気泳動にかけて精製単離し、約1400bpのDNA
断片を得た。また別途、プラスミドpUC18をSph
Iで完全に消化した後、E.coli DNAポリメラ
ーゼで切断末端を平滑末端にした後、BamHIで完全
消化してベクターを調製した。このベクターに上述の約
1,400bp及び約1,500bpのDNA断片をT
4 DNAリガーゼを用いて挿入して、プラスミドpUC
18TMJ2を得た。この工程を図13に示す。
【0122】参考例4 (ヒト染色体からの目的遺伝子のスクリーニング) ヒト染色体ライブラリーからの目的遺伝子のスクリーニ
ングは以下のようにして実施した。λファージのベクタ
ーEMBL−3に入ったヒト染色体ライブラリーは米国
クローンテック社(Clontech Laborat
ries,Inc.922Industrial Av
e.Palo Alto,CA94303)より購入し
た(カタログ番号HL1006)。このライブラリーよ
り参考例3−(2)で得られたDNA断片TM13をプ
ローブとして用いて参考例3−(5)と同様の方法でス
クリーニングを行なったところ、約2万bpインサート
を含有する染色体クローンが1種類得られた。
ングは以下のようにして実施した。λファージのベクタ
ーEMBL−3に入ったヒト染色体ライブラリーは米国
クローンテック社(Clontech Laborat
ries,Inc.922Industrial Av
e.Palo Alto,CA94303)より購入し
た(カタログ番号HL1006)。このライブラリーよ
り参考例3−(2)で得られたDNA断片TM13をプ
ローブとして用いて参考例3−(5)と同様の方法でス
クリーニングを行なったところ、約2万bpインサート
を含有する染色体クローンが1種類得られた。
【0123】この染色体クローンを制限酵素BamHI
で完全消化して1.0%アガロースゲル電気泳動を行な
い、実験書〔マニアティス(Maniatis)ら、モ
レキュラー クローニング(Molecular Cl
oning)、382頁、1982年、コールド スプ
リング ハーバー ラボラトリー(Cold Spri
ng Harbor Laboratory)〕に従っ
てサザン ブロットハイブリダイゼーションを同じプー
ロブを用いて実施した。
で完全消化して1.0%アガロースゲル電気泳動を行な
い、実験書〔マニアティス(Maniatis)ら、モ
レキュラー クローニング(Molecular Cl
oning)、382頁、1982年、コールド スプ
リング ハーバー ラボラトリー(Cold Spri
ng Harbor Laboratory)〕に従っ
てサザン ブロットハイブリダイゼーションを同じプー
ロブを用いて実施した。
【0124】その結果、約4,000bpのDNA断片
に強い陽性のバンドを得たのでその断片を常法に従って
単離し、プラスミドpUC18のBamHIサイトにサ
ブクローニングした。この約4,000bpのDNAの
塩基配列を決定したところ、参考例3−(13−2)で
作製したプラスミドpUC18TMJ2に挿入されてい
るDNA断片の塩基配列と完全に一致することが分かっ
た。
に強い陽性のバンドを得たのでその断片を常法に従って
単離し、プラスミドpUC18のBamHIサイトにサ
ブクローニングした。この約4,000bpのDNAの
塩基配列を決定したところ、参考例3−(13−2)で
作製したプラスミドpUC18TMJ2に挿入されてい
るDNA断片の塩基配列と完全に一致することが分かっ
た。
【0125】実施例1 プラスミドpSV2TMJ2、pSV2TMD1、pS
V2TMD2、pSV2TMD4及び、pSV2TMD
5の作製 (1)プラスミドpSV2TMJ2の構築 プラスミドpSV2−dhfr(ATCC37146)
をHindIII 及びBgl IIで完全消化してSV40の
初期転写プロモーター及びSV40の転写ターミネータ
を有するベクターを得た。次に参考例2−(13−2)
で作成したプラスミドpUC18TMJ2をHindII
I で部分消化した後BamHIで完全消化して約2,9
00bpのDNA断片を単離した。このDNA断片をT
MJ2と称した。この2,900bpのDNA断片と上
記の如く調製したベクターとをT4DNAリガーゼを用
いて継ぎ合わせ、プラスミドpSV2TMJ2を得た。
プラスミドpSV2TMJ2を構築する工程を図14に
示す。得られたプラスミドpSV2TMJ2については
ブダペスト条約の規定に基き、アメリカン タイプ カ
ルチャー コレクション(ATCC)に寄託番号第67
283号として寄託されている。
V2TMD2、pSV2TMD4及び、pSV2TMD
5の作製 (1)プラスミドpSV2TMJ2の構築 プラスミドpSV2−dhfr(ATCC37146)
をHindIII 及びBgl IIで完全消化してSV40の
初期転写プロモーター及びSV40の転写ターミネータ
を有するベクターを得た。次に参考例2−(13−2)
で作成したプラスミドpUC18TMJ2をHindII
I で部分消化した後BamHIで完全消化して約2,9
00bpのDNA断片を単離した。このDNA断片をT
MJ2と称した。この2,900bpのDNA断片と上
記の如く調製したベクターとをT4DNAリガーゼを用
いて継ぎ合わせ、プラスミドpSV2TMJ2を得た。
プラスミドpSV2TMJ2を構築する工程を図14に
示す。得られたプラスミドpSV2TMJ2については
ブダペスト条約の規定に基き、アメリカン タイプ カ
ルチャー コレクション(ATCC)に寄託番号第67
283号として寄託されている。
【0126】(2)プラスミドpSV2TMD1の構築 (a)DNA断片TMD1の作製 前記工程(1)で得られたプラスミドpSV2TMJ2
をNcoIで完全消化した後、切断末端をE.coli
DNAポリメラーゼを用いて平滑末端にした。次いで
HindIII で完全消化して約1900bpのDNA断
片を得た。得られたDNA断片をTMJ3と称した。一
方、ファージM−13mp19(宝酒造社製、日本、カ
タログ番号3119)をHindIII 及びHincIIで
消化してベクターを調製した。このベクターにDNA断
片TMD3を挿入して組換え体プラスミドM−13mp
19TMJ3を得た。
をNcoIで完全消化した後、切断末端をE.coli
DNAポリメラーゼを用いて平滑末端にした。次いで
HindIII で完全消化して約1900bpのDNA断
片を得た。得られたDNA断片をTMJ3と称した。一
方、ファージM−13mp19(宝酒造社製、日本、カ
タログ番号3119)をHindIII 及びHincIIで
消化してベクターを調製した。このベクターにDNA断
片TMD3を挿入して組換え体プラスミドM−13mp
19TMJ3を得た。
【0127】また別途、下記の塩基配列を有する削除用
DNAプローブ〔以下“ディリーター(delete
r)”と称する〕を有機合成した: 5′−GGAGGCCGCTCAGCCCGAATGCACG−3′(25 mer)。 合成ディリーターをTMDと称した。このようにして作
成したディリーターTMDを用い、メソッド イン エ
ンザイモロジー(Method in Enzymol
ogy)、第100巻、468頁、(1983年)、ア
カデミックプレス(Academic Press)に
記載の方法に従って部位特異的変異の手法で前記の如く
得られた組換え体プラスミドM−13mp19TMJ1
3の177塩基からなる部分の削除を行った。
DNAプローブ〔以下“ディリーター(delete
r)”と称する〕を有機合成した: 5′−GGAGGCCGCTCAGCCCGAATGCACG−3′(25 mer)。 合成ディリーターをTMDと称した。このようにして作
成したディリーターTMDを用い、メソッド イン エ
ンザイモロジー(Method in Enzymol
ogy)、第100巻、468頁、(1983年)、ア
カデミックプレス(Academic Press)に
記載の方法に従って部位特異的変異の手法で前記の如く
得られた組換え体プラスミドM−13mp19TMJ1
3の177塩基からなる部分の削除を行った。
【0128】即ち、25pmolのディリーターTMD
および10pmolのM13プライマーM3(ユニバー
サルプライマー、宝酒造社製、日本、カタログ番号38
31)の5′末端をT4 キナーゼを用いてリン酸化した
後、0.5pmolの組換え体プラスミドM13mp1
9TMJ3のシングルストランドDNAを加え、95℃
で5分間加熱後、室温にまで冷却した。次いで5単位の
E.coli DNAポリメラーゼ1(Klenow
Fragment)、及び10単位のT4 DNAリガー
ゼを混合物に加えて37℃で30分間インキュベートし
て混合物中に組換え体プラスミドを生成させた。
および10pmolのM13プライマーM3(ユニバー
サルプライマー、宝酒造社製、日本、カタログ番号38
31)の5′末端をT4 キナーゼを用いてリン酸化した
後、0.5pmolの組換え体プラスミドM13mp1
9TMJ3のシングルストランドDNAを加え、95℃
で5分間加熱後、室温にまで冷却した。次いで5単位の
E.coli DNAポリメラーゼ1(Klenow
Fragment)、及び10単位のT4 DNAリガー
ゼを混合物に加えて37℃で30分間インキュベートし
て混合物中に組換え体プラスミドを生成させた。
【0129】得られた混合物をイー コリ(E.col
i)JM105(ファルマシア社製、スウェーデン、カ
タログ番号27−1550)に加えた。それによって、
このイー コリを組換え体プラスミドでトランスフェク
ションした。37℃で一夜培養して生じた寒天培地上の
プラークをニトロセルロースフィルターに移しとり、8
0℃で2時間加熱後、プレハイブリダイゼーションを行
った。プレハイブリダイゼーションは6×SET〔0.
9M NaCl、180mMトリス緩衝液(pH8.
0)、6mM EDTA〕、5×Denharts’
〔0.1%(w/v)フィコール(Ficoll)、
0.1%(w/v)ポリビニルピロリドン、0.1%
(w/v)、ウシ血清アルブミン(BSA)〕、0.1
%SDS,100μg/ml変性サケ精子DNAを含む
溶液中で55℃、2時間加温することにより実施した。
i)JM105(ファルマシア社製、スウェーデン、カ
タログ番号27−1550)に加えた。それによって、
このイー コリを組換え体プラスミドでトランスフェク
ションした。37℃で一夜培養して生じた寒天培地上の
プラークをニトロセルロースフィルターに移しとり、8
0℃で2時間加熱後、プレハイブリダイゼーションを行
った。プレハイブリダイゼーションは6×SET〔0.
9M NaCl、180mMトリス緩衝液(pH8.
0)、6mM EDTA〕、5×Denharts’
〔0.1%(w/v)フィコール(Ficoll)、
0.1%(w/v)ポリビニルピロリドン、0.1%
(w/v)、ウシ血清アルブミン(BSA)〕、0.1
%SDS,100μg/ml変性サケ精子DNAを含む
溶液中で55℃、2時間加温することにより実施した。
【0130】次いで上記の溶液中の変性サケ精子DNA
のかわりに32PでラベルしたTMDを加えた溶液を用い
てハイブリダイゼーション反応を55℃、2時間実施し
た。次いで6×SSC(0.9M食塩、0.09Mクエ
ン酸三ナトリウムの水溶液)を用いてニトロセルロース
フィルターを洗浄した。洗浄は室温で、5分間、2回洗
った後、55℃、65℃、75℃、と段階的に温度を上
げていって、それぞれ5分間2回ずつ洗った。X線フィ
ルムXAR−5(イーストマン コダック社製、米国)
を得られたニトロセルロースフィルターに密着させて−
80℃、一夜露出させたところ、X線フイルム上に強く
露光した黒いスポットが数10個検出された。
のかわりに32PでラベルしたTMDを加えた溶液を用い
てハイブリダイゼーション反応を55℃、2時間実施し
た。次いで6×SSC(0.9M食塩、0.09Mクエ
ン酸三ナトリウムの水溶液)を用いてニトロセルロース
フィルターを洗浄した。洗浄は室温で、5分間、2回洗
った後、55℃、65℃、75℃、と段階的に温度を上
げていって、それぞれ5分間2回ずつ洗った。X線フィ
ルムXAR−5(イーストマン コダック社製、米国)
を得られたニトロセルロースフィルターに密着させて−
80℃、一夜露出させたところ、X線フイルム上に強く
露光した黒いスポットが数10個検出された。
【0131】各スポットは組換え体プラスミドで感染し
たクローンに対応するものである。そのうち、6クロー
ンを選択し、各クローンの組換え体プラスミドを単離し
て制限酵素解析、及び塩基配列の解析を行ったところ、
これらのクローンの保有する組換え体プラスミドは制限
部位と塩基配列がそれぞれ同一であることがわかった。
得られた組換え体プラスミドをM13−TMD1と称し
た。さらにこの組換え体プラスミドM13−TMD1
は、開始コドン(ATG)と、その下流に498個のア
ミノ酸からなる本発明のペプチドをコードする塩基配列
を含む塩基配列を含有するDNA断片を有することがわ
かった。この組換え体プラスミドM13−TMD1に含
まれるDNA断片をTMD1と称した。図15に組換え
体プラスミドM−13mp19TMJ3とディリータ−
TMDとがハイブリダイズし、DNA断片TMJ3に対
応するDNA領域の一部が削除されるところを示す。
たクローンに対応するものである。そのうち、6クロー
ンを選択し、各クローンの組換え体プラスミドを単離し
て制限酵素解析、及び塩基配列の解析を行ったところ、
これらのクローンの保有する組換え体プラスミドは制限
部位と塩基配列がそれぞれ同一であることがわかった。
得られた組換え体プラスミドをM13−TMD1と称し
た。さらにこの組換え体プラスミドM13−TMD1
は、開始コドン(ATG)と、その下流に498個のア
ミノ酸からなる本発明のペプチドをコードする塩基配列
を含む塩基配列を含有するDNA断片を有することがわ
かった。この組換え体プラスミドM13−TMD1に含
まれるDNA断片をTMD1と称した。図15に組換え
体プラスミドM−13mp19TMJ3とディリータ−
TMDとがハイブリダイズし、DNA断片TMJ3に対
応するDNA領域の一部が削除されるところを示す。
【0132】(b)プラスミドpSV2TMD1の構築 実施例1−(2)−(a)で作製した組換え体プラスミ
ドM13−TMD1をHindIII およびBamHIで
完全消化してTMD1の約1900bp DNA断片を
単離した。一方、プラスミドpSV2−dhfr(AT
CC 37146)をHindIII 及びBgl IIで完全
消化してベクターを得た。このベクターとDNA断片T
MD1とをT4 DNAリガーゼを用いて継ぎあわせ、プ
ラスミドpSV2TMD1を得た。
ドM13−TMD1をHindIII およびBamHIで
完全消化してTMD1の約1900bp DNA断片を
単離した。一方、プラスミドpSV2−dhfr(AT
CC 37146)をHindIII 及びBgl IIで完全
消化してベクターを得た。このベクターとDNA断片T
MD1とをT4 DNAリガーゼを用いて継ぎあわせ、プ
ラスミドpSV2TMD1を得た。
【0133】(3)プラスミドpSV2TMD2の構築 (a)DNA断片TMD2の作製 下記の塩基配列: 5′−CTCCACGCTGCAGGGGAACCCC
AGG−3′(25mer)を有するディリーターTM
d2 をディリーターTMDの代わりに削除用DNAプロ
ーブとして用いる以外は、実施例1−(2)−(a)と
実質的に同様の方法を繰り返して、TMD2と称するD
NA断片を含む組換え体プラスミドM13−TMD2を
得た。DNA断片TMD2は実施例1−(2)−(a)
で得られたDNA断片TMD1の5′末端から678b
pのDNAが削除された構造を有する。このDNA断片
TMD2は開始コドン(ATG)と、その下流に272
個のアミノ酸からなる本発明のペプチドをコードする塩
基配列を含む塩基配列を有していた。図16に組換え体
プラスミドM13−TMD1とディリーターTMd2と
がハイブリダイズし、DNA断片TMD1に対応するD
NA領域の一部が削除されるところを示す。
AGG−3′(25mer)を有するディリーターTM
d2 をディリーターTMDの代わりに削除用DNAプロ
ーブとして用いる以外は、実施例1−(2)−(a)と
実質的に同様の方法を繰り返して、TMD2と称するD
NA断片を含む組換え体プラスミドM13−TMD2を
得た。DNA断片TMD2は実施例1−(2)−(a)
で得られたDNA断片TMD1の5′末端から678b
pのDNAが削除された構造を有する。このDNA断片
TMD2は開始コドン(ATG)と、その下流に272
個のアミノ酸からなる本発明のペプチドをコードする塩
基配列を含む塩基配列を有していた。図16に組換え体
プラスミドM13−TMD1とディリーターTMd2と
がハイブリダイズし、DNA断片TMD1に対応するD
NA領域の一部が削除されるところを示す。
【0134】(b)プラスミドpSV2TMD2の構築 実施例1−(3)−(a)で作製した組換え体プラスミ
ドM13−TMD2をHindIII およびBamHIで
完全消化してTMD2の約1200bpDNA断片を単
離した。一方、プラスミドpSV2−dhfr(ATC
C 37146)をHindIII 及びBgl IIで完全消
化してベクターを得た。このベクターとDNA断片TM
D2とをT4 DNAリガーゼを用いて継ぎあわせ、プラ
スミドpSV2TMD2を得た。
ドM13−TMD2をHindIII およびBamHIで
完全消化してTMD2の約1200bpDNA断片を単
離した。一方、プラスミドpSV2−dhfr(ATC
C 37146)をHindIII 及びBgl IIで完全消
化してベクターを得た。このベクターとDNA断片TM
D2とをT4 DNAリガーゼを用いて継ぎあわせ、プラ
スミドpSV2TMD2を得た。
【0135】(4)プラスミドpSV2TMD4の作製 (a)DNA断片TMD3の作製 前記工程(1)で得られたプラスミドpSV2TMJ2
をNcoIで完全消化した後、切断末端をE.coli
DNAポリメラーゼを用いて平滑末端にした。次いで
HindIII で完全消化して約1,900bpのDNA
断片を得た。得られたDNA断片をTMJ3と称した。
一方、ファージM−13mp19(宝酒造社製、日本、
カタログ番号3119)のHindIII 及びHincII
で消化してベクターを調製した。このベクターにDNA
断片TMJ3を挿入して組換え体プラスミドM−13m
p19TMJ3を得た。
をNcoIで完全消化した後、切断末端をE.coli
DNAポリメラーゼを用いて平滑末端にした。次いで
HindIII で完全消化して約1,900bpのDNA
断片を得た。得られたDNA断片をTMJ3と称した。
一方、ファージM−13mp19(宝酒造社製、日本、
カタログ番号3119)のHindIII 及びHincII
で消化してベクターを調製した。このベクターにDNA
断片TMJ3を挿入して組換え体プラスミドM−13m
p19TMJ3を得た。
【0136】また別途、下記の塩基配列を有するディリ
ーターを有機合成した: 5′−GGAGGCCGCTCAACAGTCGGTGCCA−3′(25 mer)。 合成ディリーターをTMd3と称した。このようにして
作製したディリーターをTMd3 用い、メソッド イン
エンザイモロジー(Method in Enzym
ology)、第100巻、468頁、(1983
年)、アカデミック プレス(Academic Pr
ess)に記載の方法にしたがって部位特異的変異の手
法で前記の如く得られた組換え体プラスミドM−13m
p19TMJ3の285bpからなる部分の削除を行っ
た。
ーターを有機合成した: 5′−GGAGGCCGCTCAACAGTCGGTGCCA−3′(25 mer)。 合成ディリーターをTMd3と称した。このようにして
作製したディリーターをTMd3 用い、メソッド イン
エンザイモロジー(Method in Enzym
ology)、第100巻、468頁、(1983
年)、アカデミック プレス(Academic Pr
ess)に記載の方法にしたがって部位特異的変異の手
法で前記の如く得られた組換え体プラスミドM−13m
p19TMJ3の285bpからなる部分の削除を行っ
た。
【0137】即ち、25pmolのディリーターTMd
3 及び10pmolのM13プライマーM3(ユニバー
サルプライマー、宝酒造社製、日本、カタログ番号38
31)の5′末端をT4 キナーゼを用いてリン酸化した
後、0.5pmolの組換えプラスミドM13mp19
TMJ3のシングルストランドDNAを加え、95℃で
5分間加熱後、室温にまで冷却した。次いで5単位の
E.coli DNAポリメラーゼ1(Klenow
Fragment)、及び10単位のT4 DNAリガー
ゼを混合物に加えて37℃で30分間インキュベートし
て混合物中に組換え体プラスミドを生成させた。
3 及び10pmolのM13プライマーM3(ユニバー
サルプライマー、宝酒造社製、日本、カタログ番号38
31)の5′末端をT4 キナーゼを用いてリン酸化した
後、0.5pmolの組換えプラスミドM13mp19
TMJ3のシングルストランドDNAを加え、95℃で
5分間加熱後、室温にまで冷却した。次いで5単位の
E.coli DNAポリメラーゼ1(Klenow
Fragment)、及び10単位のT4 DNAリガー
ゼを混合物に加えて37℃で30分間インキュベートし
て混合物中に組換え体プラスミドを生成させた。
【0138】得られた混合物をイー コリ(E.col
i)JM105(ファルマシア社製、スウェーデン、カ
タログ番号27−1550)に加えた。それによりイー
コリを組換え体プラスミドでトランスフェクションし
た。37℃で一夜培養して生じた寒天培地上のプラーク
をニトロセルロースフィルターに移しとり、80℃で2
時間加熱後、プレハイブリダイゼーションを行った。プ
レハイブリダイゼーションは、6×SET〔0.9M
NaCl、180mMトリス緩衝液(pH8.0)、6
mM EDTA〕、5×Denharts’〔0.1%
(w/v)フィコール(Ficoll)、0.1%(w
/v)ポリビニルピロリドン、0.1%(w/v)ウシ
血清アルブミン(BSA)〕、0.1%SDS,100
μg/ml変性サケ精子DNAを含む溶液中で55℃、
2時間加温することにより実施した。
i)JM105(ファルマシア社製、スウェーデン、カ
タログ番号27−1550)に加えた。それによりイー
コリを組換え体プラスミドでトランスフェクションし
た。37℃で一夜培養して生じた寒天培地上のプラーク
をニトロセルロースフィルターに移しとり、80℃で2
時間加熱後、プレハイブリダイゼーションを行った。プ
レハイブリダイゼーションは、6×SET〔0.9M
NaCl、180mMトリス緩衝液(pH8.0)、6
mM EDTA〕、5×Denharts’〔0.1%
(w/v)フィコール(Ficoll)、0.1%(w
/v)ポリビニルピロリドン、0.1%(w/v)ウシ
血清アルブミン(BSA)〕、0.1%SDS,100
μg/ml変性サケ精子DNAを含む溶液中で55℃、
2時間加温することにより実施した。
【0139】次いで、上記の溶液中の変性サケ精子DN
Aのかわりに32PでラベルしたTMd3 を加えた溶液を
用いてハイブリダイゼーション反応を55℃、2時間実
施した。次いで6×SSC(0.9M食塩、0.09M
クエン酸三ナトリウムの水溶液)を用いてニトロセルロ
ースフィルターを洗浄した。洗浄は室温で、5分間、2
回洗った後、55℃、65℃、75℃、と段階的に温度
を上げていって、それぞれ5分間2回ずつ洗った。X線
フィルムXAR−5(イーストマン コダック社製、米
国)を得られたニトロセルロースフィルターに密着させ
て−80℃、一夜露出させたところ、X線フィルム上に
強く露光した黒いスポットが数10個検出された。
Aのかわりに32PでラベルしたTMd3 を加えた溶液を
用いてハイブリダイゼーション反応を55℃、2時間実
施した。次いで6×SSC(0.9M食塩、0.09M
クエン酸三ナトリウムの水溶液)を用いてニトロセルロ
ースフィルターを洗浄した。洗浄は室温で、5分間、2
回洗った後、55℃、65℃、75℃、と段階的に温度
を上げていって、それぞれ5分間2回ずつ洗った。X線
フィルムXAR−5(イーストマン コダック社製、米
国)を得られたニトロセルロースフィルターに密着させ
て−80℃、一夜露出させたところ、X線フィルム上に
強く露光した黒いスポットが数10個検出された。
【0140】各スポットは組換え体プラスミドで感染し
たクローンに対応するものである。そのうち、6クロー
ンを選択し、各クローンの組換え体プラスミドを単離し
て制御酵素解析、及び塩基配列の解析を行ったところ、
これらのクローンの保有する組換え体プラスミドは制限
部位と塩基配列がそれぞれ同一であることがわかった。
得られた組換え体プラスミドをM13−TMD3と称し
た。更にこの組換え体プラスミドM13−TMD3は、
開始コドン(ATG)と、その下流に462個のアミノ
酸からなるペプチドをコードする塩基配列(配列番号1
5の1−1386の塩基配列)を含有するDNA断片を
有することがわかった。この組換え体プラスミドM13
−TMD3に含まれるDNA断片をTMD3と称した。
図17に組換え体プラスミドM−13mp19TMJ3
とディリーターTMd3 とがハイブリダイズし、DNA
断片TMJ3に対応するDNA領域の一部が削除される
ところを示す。
たクローンに対応するものである。そのうち、6クロー
ンを選択し、各クローンの組換え体プラスミドを単離し
て制御酵素解析、及び塩基配列の解析を行ったところ、
これらのクローンの保有する組換え体プラスミドは制限
部位と塩基配列がそれぞれ同一であることがわかった。
得られた組換え体プラスミドをM13−TMD3と称し
た。更にこの組換え体プラスミドM13−TMD3は、
開始コドン(ATG)と、その下流に462個のアミノ
酸からなるペプチドをコードする塩基配列(配列番号1
5の1−1386の塩基配列)を含有するDNA断片を
有することがわかった。この組換え体プラスミドM13
−TMD3に含まれるDNA断片をTMD3と称した。
図17に組換え体プラスミドM−13mp19TMJ3
とディリーターTMd3 とがハイブリダイズし、DNA
断片TMJ3に対応するDNA領域の一部が削除される
ところを示す。
【0141】(b)DNA断片TMD4の作製 部位特異的変異の手法を用いてディリーターTMd3 の
代わりに実施例1−(3)−(a)で得られたディリー
ターTMd2 を用いる以外は、実施例1−(4)−
(a)と実質的に同様の方法で、上述の如く得られた組
換え体プラスミドM13−TMD3の一部を削除して、
TMD4と称するDNA断片を含む組換え体プラスミド
M13−TMD4を得た。DNA断片TMD4は実施例
1−(4)−(a)で得られたDNA断片TMD3の
5′末端から678bpのDNAが削除された構造を有
する。このDNA断片TMD4は開始コドン(ATG)
と、その下流に236個のアミノ酸からなる本発明のペ
プチドをコードする塩基配列を含む塩基配列を有してい
た。図18に組換え体プラスミドM13−TMD3とデ
ィリーターTMd2 とがハイブリダイスし、DNA断片
TMD3に対応するDNA領域の一部が削除されるとと
ころを示す。
代わりに実施例1−(3)−(a)で得られたディリー
ターTMd2 を用いる以外は、実施例1−(4)−
(a)と実質的に同様の方法で、上述の如く得られた組
換え体プラスミドM13−TMD3の一部を削除して、
TMD4と称するDNA断片を含む組換え体プラスミド
M13−TMD4を得た。DNA断片TMD4は実施例
1−(4)−(a)で得られたDNA断片TMD3の
5′末端から678bpのDNAが削除された構造を有
する。このDNA断片TMD4は開始コドン(ATG)
と、その下流に236個のアミノ酸からなる本発明のペ
プチドをコードする塩基配列を含む塩基配列を有してい
た。図18に組換え体プラスミドM13−TMD3とデ
ィリーターTMd2 とがハイブリダイスし、DNA断片
TMD3に対応するDNA領域の一部が削除されるとと
ころを示す。
【0142】(c)プラスミドpSV2TMD4の構築 実施例1−(4)−(b)で作製した組換え体プラスミ
ドM13−TMD4をHindIII 及びBamHIで完
全消化してTMD4の約1100bpDNA断片を単離
した。一方、プラスミドpSV2−dhfr(ATCC
37146)をHindIII 及びBgl IIで完全消化
してベクターを得た。このベクターとDNA断片TMD
4とをT4 DNAリガーゼを用いて継ぎあわせ、プラス
ミドpSV2TMD4を得た。
ドM13−TMD4をHindIII 及びBamHIで完
全消化してTMD4の約1100bpDNA断片を単離
した。一方、プラスミドpSV2−dhfr(ATCC
37146)をHindIII 及びBgl IIで完全消化
してベクターを得た。このベクターとDNA断片TMD
4とをT4 DNAリガーゼを用いて継ぎあわせ、プラス
ミドpSV2TMD4を得た。
【0143】(5)プラスミドpSV2TMD5の構築 (a)DNA断片TMD5の作製 下記の塩基配列: 5′−CACGGGCTCCACGGGGAACCCC
AGG−3′(25mer)を有するディリーターTM
d4 をディリーターTMd2 の代わりに削除用DNAプ
ローブとして用いる以外は、実施例1−(4)−(b)
と実質的に同様の方法を繰り返して、TMD5と称する
DNA断片を含む組換え体プラスミドM13−TMD5
を得た。DNA断片TMD5を実施例1−(4)−
(a)で得られたDNA断片TMD3の5′末端から1
032bpのDNAが削除された構造を有する。このD
NA断片TMD5は開始コドン(ATG)と、その下流
に118個のアミノ酸からなる本発明のペプチドをコー
ドする塩基配列を含む塩基配列を有していた。図19に
組換え体プラスミドM13−TMD3とディリーターT
Md4 とがハイブリダイズし、DNA断片TMD3に対
応するDNA領域の一部が削除されるところを示す。
AGG−3′(25mer)を有するディリーターTM
d4 をディリーターTMd2 の代わりに削除用DNAプ
ローブとして用いる以外は、実施例1−(4)−(b)
と実質的に同様の方法を繰り返して、TMD5と称する
DNA断片を含む組換え体プラスミドM13−TMD5
を得た。DNA断片TMD5を実施例1−(4)−
(a)で得られたDNA断片TMD3の5′末端から1
032bpのDNAが削除された構造を有する。このD
NA断片TMD5は開始コドン(ATG)と、その下流
に118個のアミノ酸からなる本発明のペプチドをコー
ドする塩基配列を含む塩基配列を有していた。図19に
組換え体プラスミドM13−TMD3とディリーターT
Md4 とがハイブリダイズし、DNA断片TMD3に対
応するDNA領域の一部が削除されるところを示す。
【0144】(b)プラスミドpSV2TMD5の構築 実施例1−(5)−(a)で作製した組換え体プラスミ
ドM13−TMD5をHindIII 及びBamHIで完
全消化してTMD5の約740bp DNA断片を単離
した。一方、プラスミドpSV2−dhfr(ATCC
37146)をHindIII 及びBgl IIで完全消化
してベクターを得た。このベクターとDNA断片TMD
5とをT4 DNAリガーゼを用いて継ぎあわせ、プラス
ミドpSV2TMD5を得た。
ドM13−TMD5をHindIII 及びBamHIで完
全消化してTMD5の約740bp DNA断片を単離
した。一方、プラスミドpSV2−dhfr(ATCC
37146)をHindIII 及びBgl IIで完全消化
してベクターを得た。このベクターとDNA断片TMD
5とをT4 DNAリガーゼを用いて継ぎあわせ、プラス
ミドpSV2TMD5を得た。
【0145】実施例2 (プラスミドpSV2TMD5によるCOS−1細胞の
形質転換) COS−1細胞(ATCC CRL1650)を培養器
中に入れた10%(v/v)のウシ胎児血清(以下“F
CS”と略する)を加えたダルベッコの最小必須培地
(以下“MEM”と略する)〔フローラボラトリ(Fl
ow Laboratories)社製、米国、カタロ
グ番号10−331)〕を用いて、37℃で5%炭酸ガ
スインキューベーター中で対数増殖期になるまで培養
し、0.1%トリプシン及び0.02%EDTAを用い
て培養器に付着増殖した細胞を培養器よりはがして、ハ
ンクス平衡塩類溶液〔フローラボラトリー(Flow
Laboratories)社製、米国、カタログ番号
17−101−22〕に約1×107 個/mlの濃度に
なるように懸濁した。
形質転換) COS−1細胞(ATCC CRL1650)を培養器
中に入れた10%(v/v)のウシ胎児血清(以下“F
CS”と略する)を加えたダルベッコの最小必須培地
(以下“MEM”と略する)〔フローラボラトリ(Fl
ow Laboratories)社製、米国、カタロ
グ番号10−331)〕を用いて、37℃で5%炭酸ガ
スインキューベーター中で対数増殖期になるまで培養
し、0.1%トリプシン及び0.02%EDTAを用い
て培養器に付着増殖した細胞を培養器よりはがして、ハ
ンクス平衡塩類溶液〔フローラボラトリー(Flow
Laboratories)社製、米国、カタログ番号
17−101−22〕に約1×107 個/mlの濃度に
なるように懸濁した。
【0146】実施例1−(5)で得られたプラスミドp
SV2TMD5を約2μg/μlになるように1mMト
リス塩酸緩衝液(pH8.0)に懸濁した。約10μg
のプラスミドpSV2TMD5を含む得られたプラスミ
ド懸濁液5μlを1.5ml容量のエッペンドルフ型試
験管に入れ、次いでこの試験管に上述の如く得られたC
OS−1細胞の細胞懸濁液200μlを入れて、0℃で
10分間放置した。試験管内の懸濁液を米国D.E.
P.SYSTEM社製細胞融合装置FPH1001型の
キュベットに移し、1.2kVで40μ秒の条件で2回
電気パルスを与えた。その後懸濁液を再び元のエッペン
ドルフ型試験管に移し、0℃で5分間放置した後、10
%(v/v)FCSを加えたダルベッコのMEM10m
lを以下のように用いて直径10cmの組織培養用プレ
ートに移した。即ち、少量の10%(v/v)FCSを
含むダルベッコのMEMを懸濁液に加えてその混合物を
組織培養用プレートに移した。次いで、試験管を残りの
ダルベッコのMEMで数回洗浄して洗浄液を同じプレー
トに加えた。その後、プレートは5%CO2 存在下37
℃で24時間培養した。
SV2TMD5を約2μg/μlになるように1mMト
リス塩酸緩衝液(pH8.0)に懸濁した。約10μg
のプラスミドpSV2TMD5を含む得られたプラスミ
ド懸濁液5μlを1.5ml容量のエッペンドルフ型試
験管に入れ、次いでこの試験管に上述の如く得られたC
OS−1細胞の細胞懸濁液200μlを入れて、0℃で
10分間放置した。試験管内の懸濁液を米国D.E.
P.SYSTEM社製細胞融合装置FPH1001型の
キュベットに移し、1.2kVで40μ秒の条件で2回
電気パルスを与えた。その後懸濁液を再び元のエッペン
ドルフ型試験管に移し、0℃で5分間放置した後、10
%(v/v)FCSを加えたダルベッコのMEM10m
lを以下のように用いて直径10cmの組織培養用プレ
ートに移した。即ち、少量の10%(v/v)FCSを
含むダルベッコのMEMを懸濁液に加えてその混合物を
組織培養用プレートに移した。次いで、試験管を残りの
ダルベッコのMEMで数回洗浄して洗浄液を同じプレー
トに加えた。その後、プレートは5%CO2 存在下37
℃で24時間培養した。
【0147】(トロンビンによるプロテインC活性化を
促進する作用の確認) 培養終了後、プレートの培地をFCSを含まないダルベ
ッコのMEMに交換し、48時間培養した。培養上澄液
を5μl採取し、これを試料として参考例1に記載した
方法で、プロテインC活性化の促進作用を測定した。更
に、直径10cmの組織培養用プレート1枚分の細胞を
米国コースター(Coaster)社製セルスクレイパ
ー(Cell Scraper)(カタログ番号301
0)を用いて掻き取って集め、800rpm、10分間
の条件で遠心分離して集める。このペレットを試料とし
て用いて参考例1に記載した方法でプロテインCの活性
化を促進する作用を測定した。またコントロールとして
はプラスミドpSV2−dhfrでトランスフォームし
たCOS−1細胞の培養上澄液及び細胞ペレットを試料
として用いた。結果を表1に示した。表中に示す吸光度
の数値は試料の吸光度を組織培養用プレート1枚分に換
算したものである。
促進する作用の確認) 培養終了後、プレートの培地をFCSを含まないダルベ
ッコのMEMに交換し、48時間培養した。培養上澄液
を5μl採取し、これを試料として参考例1に記載した
方法で、プロテインC活性化の促進作用を測定した。更
に、直径10cmの組織培養用プレート1枚分の細胞を
米国コースター(Coaster)社製セルスクレイパ
ー(Cell Scraper)(カタログ番号301
0)を用いて掻き取って集め、800rpm、10分間
の条件で遠心分離して集める。このペレットを試料とし
て用いて参考例1に記載した方法でプロテインCの活性
化を促進する作用を測定した。またコントロールとして
はプラスミドpSV2−dhfrでトランスフォームし
たCOS−1細胞の培養上澄液及び細胞ペレットを試料
として用いた。結果を表1に示した。表中に示す吸光度
の数値は試料の吸光度を組織培養用プレート1枚分に換
算したものである。
【0148】
【表1】 ┌─────────────────────────────────┐ │ プラスミド 試料 吸光度 │ ├─────────────────────────────────┤ │ pSV2TMD5 培養上澄液 4300 │ │ (本発明) 細胞ペレット 6.9 │ │ pSV2−dhfr 細胞上澄液 検出されず │ │ (コントロール) 細胞ペレット 検出されず │ └─────────────────────────────────┘
【0149】実施例3 (プラスミドpSV2TMD4によるCOS−1細胞の
形質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロ
ンビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD4を用いる以外は実施例2と
同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD4によっ
て形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用を測定した。その
結果を表2に示した。表中に示す吸光度の数値は試料の
吸光度を組織培養用プレート1枚分に換算したものであ
る。
形質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロ
ンビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD4を用いる以外は実施例2と
同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD4によっ
て形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用を測定した。その
結果を表2に示した。表中に示す吸光度の数値は試料の
吸光度を組織培養用プレート1枚分に換算したものであ
る。
【0150】
【表2】 ┌─────────────────────────────────┐ │ プラスミド 試料 吸光度 │ ├─────────────────────────────────┤ │ pSV2TMD4 培養上澄液 4200 │ │ (本発明) 細胞ペレット 6.8 │ │ pSV2−dhfr 培養上澄液 検出されず │ │ (コントロール) 細胞ペレット 検出されず │ └─────────────────────────────────┘
【0151】実施例4 (プラスミドpSV2TMD2によるCOS−1細胞の
形質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロ
ンビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD2を用いる以外は実施例2と
同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD2によっ
て形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用を測定した。その
結果を表3に示した。表中に示す吸光度の数値は試料の
吸光度を組織培養用プレート1枚分に換算したものであ
る。
形質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロ
ンビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD2を用いる以外は実施例2と
同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD2によっ
て形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用を測定した。その
結果を表3に示した。表中に示す吸光度の数値は試料の
吸光度を組織培養用プレート1枚分に換算したものであ
る。
【0152】
【表3】 ┌─────────────────────────────────┐ │ プラスミド 試料 吸光度 │ ├─────────────────────────────────┤ │ pSV2TMD2 培養上澄液 4000 │ │ (本発明) 細胞ペレット 7.0 │ │ pSV2−dhfr 細胞上澄液 検出されず │ │ (コントロール) 細胞ペレット 検出されず │ └─────────────────────────────────┘
【0153】実施例5 (プラスミドpSV2TMD1によるCOS−1細胞の
形質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロ
ンビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD1を用いる以外は実施例2と
同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD1によっ
て形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用を測定した。その
結果を表4に示した。表中に示す吸光度の数値は試料の
吸光度を組織培養用プレート1枚分に換算したものであ
る。
形質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロ
ンビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD1を用いる以外は実施例2と
同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD1によっ
て形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用を測定した。その
結果を表4に示した。表中に示す吸光度の数値は試料の
吸光度を組織培養用プレート1枚分に換算したものであ
る。
【0154】
【表4】 ┌─────────────────────────────────┐ │ プラスミド 試料 吸光度 │ ├─────────────────────────────────┤ │ pSV2TMD1 培養上澄液 (FCS+) 600 │ │ (本発明) (FCS−) 1200 │ │ 細胞ペレット(FCS+) 1.8 │ │ (FCS−) 3.6 │ │ pSV2−dhfr 培養上澄液 (FCS+) 検出されず │ │ (コントロール) (FCS−) 検出されず │ │ 細胞ペレット(FCS+) 検出されず │ │ (FCS−) 検出されず │ └─────────────────────────────────┘
【0155】実施例6 (プラスミドpSV2TMJ2によるCOS−1細胞の
形質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロ
ンビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMJ2を用いる以外は、実施例2
と同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMJ2によ
って形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビ
ンによるプロテインC活性化の促進作用を測定した。そ
の結果、細胞ペレットの試料が強いプロテインC活性化
促進作用を示し、生成したプロテインCの量は約300
ngであった。一方、コントロールとして用いたプラス
ミドpSV2−dhfrでトランスフォームした細胞で
はこの活性は検出されなかった。
形質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロ
ンビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMJ2を用いる以外は、実施例2
と同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMJ2によ
って形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビ
ンによるプロテインC活性化の促進作用を測定した。そ
の結果、細胞ペレットの試料が強いプロテインC活性化
促進作用を示し、生成したプロテインCの量は約300
ngであった。一方、コントロールとして用いたプラス
ミドpSV2−dhfrでトランスフォームした細胞で
はこの活性は検出されなかった。
【0156】実施例7 (プラスミドpSV2TMD5によるCHO細胞の形質
転換と形質転換細胞における発現) 約4μgのプラスミドpSV−2−neo(ATCC
37150)、及び約20μgの実施例1−(5)で作
成したプラスミドpSV2TMD5を混合してエタノー
ル沈殿した。沈殿物を風乾後、450μlのTE(pH
7.9、1mMトリス塩酸緩衝液、0.1mM EDT
A)に溶解し、500μlの2×HBS(50mM H
EPES、280mM NaCl、1.5mM Na2
HPO4、pH7.12)を加えた。次いで50μlの
2.5M CaCl2 を滴下し室温に10分間放置し
た。
転換と形質転換細胞における発現) 約4μgのプラスミドpSV−2−neo(ATCC
37150)、及び約20μgの実施例1−(5)で作
成したプラスミドpSV2TMD5を混合してエタノー
ル沈殿した。沈殿物を風乾後、450μlのTE(pH
7.9、1mMトリス塩酸緩衝液、0.1mM EDT
A)に溶解し、500μlの2×HBS(50mM H
EPES、280mM NaCl、1.5mM Na2
HPO4、pH7.12)を加えた。次いで50μlの
2.5M CaCl2 を滴下し室温に10分間放置し
た。
【0157】一方、10%(v/v)FCS及び1v/
v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フローラボラト
リー社製、米国、カタログ番号16−700−49)を
含有するHam’sF−12培地(フローラボラトリー
社製、米国、カタログ番号10−421−20)を用い
て直径6cmの組織培養用プレートにプレート1枚当た
り細胞数約5×102 程度播種したCHO−KI株(A
TCC CCLD 61)を1夜培養し、培地を新鮮な
培地に交換し、更に3時間培養した。このCHO−KI
に前述のCaCl2 を滴下したプラスミドDNA溶液を
重層し、37℃で約8時間培養した。5mlのPBS
(−)(フローラボラトリー社製、米国、カタログ番号
28−103−05)を用いて2回洗浄し、さらに、5
mlの前述の培地で洗浄後、新鮮な培地を加えて約16
時間さらに培養した。プレートに付着した細胞を0.2
5%トリプシン、0.02%EDTA溶液を用いてはが
し、直径10cmの組織培養プレート4枚に広げて培養
した。24時間後、培地を選択培地に交換した。
v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フローラボラト
リー社製、米国、カタログ番号16−700−49)を
含有するHam’sF−12培地(フローラボラトリー
社製、米国、カタログ番号10−421−20)を用い
て直径6cmの組織培養用プレートにプレート1枚当た
り細胞数約5×102 程度播種したCHO−KI株(A
TCC CCLD 61)を1夜培養し、培地を新鮮な
培地に交換し、更に3時間培養した。このCHO−KI
に前述のCaCl2 を滴下したプラスミドDNA溶液を
重層し、37℃で約8時間培養した。5mlのPBS
(−)(フローラボラトリー社製、米国、カタログ番号
28−103−05)を用いて2回洗浄し、さらに、5
mlの前述の培地で洗浄後、新鮮な培地を加えて約16
時間さらに培養した。プレートに付着した細胞を0.2
5%トリプシン、0.02%EDTA溶液を用いてはが
し、直径10cmの組織培養プレート4枚に広げて培養
した。24時間後、培地を選択培地に交換した。
【0158】選択培地の組成は前述の培地に400μg
/mlになる様にジェネティシンC−418(GIBC
O社製、米国、カタログ番号860−1811)を添加
したものである。3〜4日おきに培地交換を行いながら
約2週間培養して、トランスフォームした細胞をクロー
ニングした。この操作で得られた細胞のクローンをそれ
ぞれ直径10cmの組織培養プレートでコンフルエント
になるまで生育させた。途中、培地のFCS濃度を10
%から1%に減らした培地に切り換えて培養した。この
FCS含有選択培地で培養した培養液50μlをとり、
これを用いて参考例1に記載した方法でプロテインC活
性化を促進する作用を測定したところ、強いプロテイン
C活性化促進作用が認められた。一方、コントロールと
して用いたプラスミドpSV2−neoだけでトランス
フォームした細胞では本活性は検出されなかった。
/mlになる様にジェネティシンC−418(GIBC
O社製、米国、カタログ番号860−1811)を添加
したものである。3〜4日おきに培地交換を行いながら
約2週間培養して、トランスフォームした細胞をクロー
ニングした。この操作で得られた細胞のクローンをそれ
ぞれ直径10cmの組織培養プレートでコンフルエント
になるまで生育させた。途中、培地のFCS濃度を10
%から1%に減らした培地に切り換えて培養した。この
FCS含有選択培地で培養した培養液50μlをとり、
これを用いて参考例1に記載した方法でプロテインC活
性化を促進する作用を測定したところ、強いプロテイン
C活性化促進作用が認められた。一方、コントロールと
して用いたプラスミドpSV2−neoだけでトランス
フォームした細胞では本活性は検出されなかった。
【0159】実施例8 (プラスミドpSV2TMD4によるCHO細胞の形質
転換及び形質転換細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD4を用いる以外は実施例7と
同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD4によっ
て形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用を測定したところ
強いプロテインC活性化促進作用が認められた。一方、
コントロールとして用いたプラスミドpSV2−neo
だけでトランスフォームした細胞では、本活性は検出さ
れなかった。
転換及び形質転換細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD4を用いる以外は実施例7と
同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD4によっ
て形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用を測定したところ
強いプロテインC活性化促進作用が認められた。一方、
コントロールとして用いたプラスミドpSV2−neo
だけでトランスフォームした細胞では、本活性は検出さ
れなかった。
【0160】実施例9 (プラスミドpSV2TMD2によるCHO細胞の形質
転換及び形質転換細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD2を用いる以外は、実施例7
と同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD2によ
って形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビ
ンによるプロテインC活性化の促進作用を測定したとこ
ろ強いプロテインC活性化促進作用が認められた。一
方、コントロールとして用いたプラスミドpSV2−n
eoだけでトランスフォームした細胞では、本活性は検
出されなかった。
転換及び形質転換細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD2を用いる以外は、実施例7
と同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD2によ
って形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビ
ンによるプロテインC活性化の促進作用を測定したとこ
ろ強いプロテインC活性化促進作用が認められた。一
方、コントロールとして用いたプラスミドpSV2−n
eoだけでトランスフォームした細胞では、本活性は検
出されなかった。
【0161】実施例10 (プラスミドpSV2TMD1によるCHO細胞の形質
転換及び形質転換細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD1を用いる以外は、実施例7
と同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD1によ
って形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビ
ンによるプロテインC活性化の促進作用を測定したとこ
ろ強いプロテインC活性化促進作用が認められた。一
方、コントロールとして用いたプラスミドpSV2−n
eoだけでトランスフォームした細胞では、本活性は検
出されなかった。
転換及び形質転換細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用の測定) プラスミドpSV2TMD1を用いる以外は、実施例7
と同様の操作を行い、プラスミドpSV2TMD1によ
って形質転換された細胞の産生するペプチドのトロンビ
ンによるプロテインC活性化の促進作用を測定したとこ
ろ強いプロテインC活性化促進作用が認められた。一
方、コントロールとして用いたプラスミドpSV2−n
eoだけでトランスフォームした細胞では、本活性は検
出されなかった。
【0162】実施例11 (プラスミドpSV2TMJ2によるCHO細胞の形質
転換及び形質転換細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用の測定) 約4μgのプラスミドpSV−2−neo(ATCC
37150)、及び約20μgの実施例1で作成したプ
ラスミドpSV2TMJ2を混合してエタノール沈殿し
た。沈殿物を風乾後、450μlのTE(pH7.9、
1mMトリス塩酸緩衝液、0.1mM EDTA)に溶
解し、500μlの2×HBS(50mM HEPE
S、280mM NaCl、1.5mM Na2HPO
4、pH7.12)を加えた。次いで50μlの2.5
M CaCl2 を滴下し室温に10分間放置した。
転換及び形質転換細胞の産生するペプチドのトロンビン
によるプロテインC活性化の促進作用の測定) 約4μgのプラスミドpSV−2−neo(ATCC
37150)、及び約20μgの実施例1で作成したプ
ラスミドpSV2TMJ2を混合してエタノール沈殿し
た。沈殿物を風乾後、450μlのTE(pH7.9、
1mMトリス塩酸緩衝液、0.1mM EDTA)に溶
解し、500μlの2×HBS(50mM HEPE
S、280mM NaCl、1.5mM Na2HPO
4、pH7.12)を加えた。次いで50μlの2.5
M CaCl2 を滴下し室温に10分間放置した。
【0163】一方、10%(v/v)FCS及び1v/
v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フローラボラト
リー社製、米国、カタログ番号16−700−49)を
含有するHam’sF−12培地(フローラボラトリー
社製、米国、カタログ番号10−421−20)を用い
て直径6cmの組織培養用プレートにプレート1枚当た
り細胞数約5×102 程度播種したCHO−KI株(A
TCC CCLD 61)を1夜培養し、培地を新鮮な
培地に交換し、更に3時間培養した。このCHO−KI
に前述のCaCl2 を滴下したプラスミドDNA溶液を
重層し、37℃で約8時間培養した。5mlのPBS
(−)(フローラボラトリー社製、米国、カタログ番号
28−103−05)を用いて2回洗浄し、さらに、5
mlの前述の培地で洗浄後、新鮮な培地を加えて約16
時間さらに培養した。
v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フローラボラト
リー社製、米国、カタログ番号16−700−49)を
含有するHam’sF−12培地(フローラボラトリー
社製、米国、カタログ番号10−421−20)を用い
て直径6cmの組織培養用プレートにプレート1枚当た
り細胞数約5×102 程度播種したCHO−KI株(A
TCC CCLD 61)を1夜培養し、培地を新鮮な
培地に交換し、更に3時間培養した。このCHO−KI
に前述のCaCl2 を滴下したプラスミドDNA溶液を
重層し、37℃で約8時間培養した。5mlのPBS
(−)(フローラボラトリー社製、米国、カタログ番号
28−103−05)を用いて2回洗浄し、さらに、5
mlの前述の培地で洗浄後、新鮮な培地を加えて約16
時間さらに培養した。
【0164】プレートに付着した細胞を0.25%トリ
プシン、0.02%EDTA溶液を用いてはがし、直径
10cmの組織培養プレート4枚に広げて培養した。2
4時間後、培地を選択培地に交換した。選択培地の組成
は前述の培地に400μg/mlになる様にジェネティ
シンC−418(米国GIBCO社製、カタログ番号8
60−1811)を添加したものである。3〜4日おき
に培地交換を行いながら約2週間培養して、トランスフ
ォームした細胞をクローニングした。この操作で得られ
た細胞のクローンをそれぞれ直径10cmの組織培養プ
レートでコンフルエントになるまで生育させた。途中、
培地のFCS濃度を10%から1%に減らした培地に切
り換えて培養した。
プシン、0.02%EDTA溶液を用いてはがし、直径
10cmの組織培養プレート4枚に広げて培養した。2
4時間後、培地を選択培地に交換した。選択培地の組成
は前述の培地に400μg/mlになる様にジェネティ
シンC−418(米国GIBCO社製、カタログ番号8
60−1811)を添加したものである。3〜4日おき
に培地交換を行いながら約2週間培養して、トランスフ
ォームした細胞をクローニングした。この操作で得られ
た細胞のクローンをそれぞれ直径10cmの組織培養プ
レートでコンフルエントになるまで生育させた。途中、
培地のFCS濃度を10%から1%に減らした培地に切
り換えて培養した。
【0165】プラスミドpSV2TMJ2によって形質
転換された細胞の産生するペプチドのトロンビンによる
プロテインC活性化の促進作用を細胞ペレットを試料と
して用いて測定したところ強いプロテインC活性化促進
作用が認められた。一方、コントロールとして用いたプ
ラスミドpSV2−neoだけで形質転換した細胞及び
その培養上澄液では本活性は検出されなかった。
転換された細胞の産生するペプチドのトロンビンによる
プロテインC活性化の促進作用を細胞ペレットを試料と
して用いて測定したところ強いプロテインC活性化促進
作用が認められた。一方、コントロールとして用いたプ
ラスミドpSV2−neoだけで形質転換した細胞及び
その培養上澄液では本活性は検出されなかった。
【0166】実施例12 (プラスミドpSV2TMD5によるC127 I細胞の形
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(5)で作成したプラスミドpSV2TMD
5をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMD5のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMD5−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMD5−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約1700bp
のDNA断片を得た。これをプラスミドpUC18のH
incII及びBamHIで完全消化したベクターに挿入
してプラスミドpUCTMD5−1を得た。
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(5)で作成したプラスミドpSV2TMD
5をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMD5のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMD5−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMD5−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約1700bp
のDNA断片を得た。これをプラスミドpUC18のH
incII及びBamHIで完全消化したベクターに挿入
してプラスミドpUCTMD5−1を得た。
【0167】一方、プラスミドpBR322(ATCC
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアス(L.Covasrubias et a
l)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)にしたがってプラスミドpBR327を作製した。
得られたプラスミドpBR327をBamHI及びHi
ndIII で消化して得た約2960bpのDNA断片
に、プラスミドpUCTMD5−1をBamHI及びH
indIII で完全消化して得た約2600bpのDNA
断片を挿入してプラスミドpBRTMD5−1を得た。
このプラスミドpBRTMD5−1をHindIII で完
全消化したものとプラスミドpBPV−1(9−1)
(ATCC 37111)をHindIII で完全消化し
て得た断片とをT4DNAリガーゼを用いて継いで、C
127細胞発現用のプラスミドpdBPVTMD5−1を
得た。以上の工程を図20〜図21に示す。
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアス(L.Covasrubias et a
l)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)にしたがってプラスミドpBR327を作製した。
得られたプラスミドpBR327をBamHI及びHi
ndIII で消化して得た約2960bpのDNA断片
に、プラスミドpUCTMD5−1をBamHI及びH
indIII で完全消化して得た約2600bpのDNA
断片を挿入してプラスミドpBRTMD5−1を得た。
このプラスミドpBRTMD5−1をHindIII で完
全消化したものとプラスミドpBPV−1(9−1)
(ATCC 37111)をHindIII で完全消化し
て得た断片とをT4DNAリガーゼを用いて継いで、C
127細胞発現用のプラスミドpdBPVTMD5−1を
得た。以上の工程を図20〜図21に示す。
【0168】次に、実施例7に記載の方法に準じてpd
BPVTMD5−1でC127I細胞(ATCC CRL
1616)をトランスフォームした。10%FCS及び
1v/v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フローラ
ボラトリー社製、米国、カタログ番号16−700−4
9)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養したとこ
ろ、フォーカスを形成する細胞が、6個得られたのでそ
れぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10c
mの組織培養用プレートでコンフルエントになるまで生
育させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置換
して培養した。この培地で1日培養した培養液50μl
をとり、これを用いて参考例1に記載した方法でプロテ
インC活性化の促進作用を測定したところ、強い活性が
認められた。一方、コントロールとして用いたプラスミ
ドpBV−1(9−1)だけでトランスフォームした細
胞では本活性は検出されなかった。
BPVTMD5−1でC127I細胞(ATCC CRL
1616)をトランスフォームした。10%FCS及び
1v/v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フローラ
ボラトリー社製、米国、カタログ番号16−700−4
9)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養したとこ
ろ、フォーカスを形成する細胞が、6個得られたのでそ
れぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10c
mの組織培養用プレートでコンフルエントになるまで生
育させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置換
して培養した。この培地で1日培養した培養液50μl
をとり、これを用いて参考例1に記載した方法でプロテ
インC活性化の促進作用を測定したところ、強い活性が
認められた。一方、コントロールとして用いたプラスミ
ドpBV−1(9−1)だけでトランスフォームした細
胞では本活性は検出されなかった。
【0169】実施例13 (プラスミドpSV2TMD4によるC127I細胞の形
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(4)で作成したプラスミドpSV2TMD
4をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMD4のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMD4−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMD4−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約2100bp
の断片を得た。これをプラスミドpUC18のHinc
II及びBamHIで完全消化したベクターに挿入してプ
ラスミドpUCTMD4−1を得た。
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(4)で作成したプラスミドpSV2TMD
4をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMD4のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMD4−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMD4−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約2100bp
の断片を得た。これをプラスミドpUC18のHinc
II及びBamHIで完全消化したベクターに挿入してプ
ラスミドpUCTMD4−1を得た。
【0170】一方、プラスミドpBR322(ATCC
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアスら(L.Covasrubias et
al)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)にしたがってプラスミドpBR327を作製した。
得られたプラスミドpBR327をBamHI及びHi
ndIII で消化して得た約2960bpのDNA断片
に、プラスミドpUCTMD4−1をBamHI及びH
indIII で完全消化して得た約3,000bpのDN
A断片を挿入してプラスミドpBRTMD4−1を得
た。このプラスミドpBRTMD4−1をHindIII
で完全消化したものとプラスミドpBPV−1(9−
1)(ATCC 37111)をHindIII で完全消
化して得た断片とをT4 DNAリガーゼを用いて継い
で、C127細胞発現用のプラスミドpdBPVTMD4
−1を得た。以上の工程を図22〜図23に示す。
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアスら(L.Covasrubias et
al)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)にしたがってプラスミドpBR327を作製した。
得られたプラスミドpBR327をBamHI及びHi
ndIII で消化して得た約2960bpのDNA断片
に、プラスミドpUCTMD4−1をBamHI及びH
indIII で完全消化して得た約3,000bpのDN
A断片を挿入してプラスミドpBRTMD4−1を得
た。このプラスミドpBRTMD4−1をHindIII
で完全消化したものとプラスミドpBPV−1(9−
1)(ATCC 37111)をHindIII で完全消
化して得た断片とをT4 DNAリガーゼを用いて継い
で、C127細胞発現用のプラスミドpdBPVTMD4
−1を得た。以上の工程を図22〜図23に示す。
【0171】次に、pdBPVTMD4−1で実施例7
に記載の方法に準じてC127I細胞(ATCC CRL
1616)をトランスフォームした。10%FCS及
び1v/v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フロー
ラボラトリー社製、米国、カタログ番号16−700−
49)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養したと
ころ、フォーカスを形成する細胞が6個得られたのでそ
れぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10c
mの組織培養用プレートでコンフルエントになるまで生
育させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置換
して培養した。この培地で1日培養した培養液50μl
をとり、これを用いて参考例1に記載した方法でプロテ
インC活性化の促進作用を測定したところ、強い活性が
認められた。一方、コントロールとして用いたプラスミ
ドpBPV−(9−1)だけでトランスフォームした細
胞では本活性は検出されなかった。
に記載の方法に準じてC127I細胞(ATCC CRL
1616)をトランスフォームした。10%FCS及
び1v/v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フロー
ラボラトリー社製、米国、カタログ番号16−700−
49)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養したと
ころ、フォーカスを形成する細胞が6個得られたのでそ
れぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10c
mの組織培養用プレートでコンフルエントになるまで生
育させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置換
して培養した。この培地で1日培養した培養液50μl
をとり、これを用いて参考例1に記載した方法でプロテ
インC活性化の促進作用を測定したところ、強い活性が
認められた。一方、コントロールとして用いたプラスミ
ドpBPV−(9−1)だけでトランスフォームした細
胞では本活性は検出されなかった。
【0172】実施例14 (プラスミドpSV2TMD2によるC127I細胞の形
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(3)で作成したプラスミドpSV2TMD
2をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMD2のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMD2−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMD2−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約2, 200b
pのDNA断片を得た。これをプラスミドpUC18の
HincII及びBamHIで完全消化したベクターに挿
入してプラスミドpUCTMD2−1を得た。
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(3)で作成したプラスミドpSV2TMD
2をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMD2のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMD2−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMD2−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約2, 200b
pのDNA断片を得た。これをプラスミドpUC18の
HincII及びBamHIで完全消化したベクターに挿
入してプラスミドpUCTMD2−1を得た。
【0173】一方、プラスミドpBR322(ATCC
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアスら(L.Covasrubias et
al)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)に従ってプラスミドpBR327を作製した。得ら
れたプラスミドpBR327をBamHIおよびHin
dIII で消化して得た約2960bpのDNA断片に、
プラスミドpUCTMD2−1をBamHI及びHin
dIII で完全消化して得た約3,070bpのDNA断
片を挿入して、プラスミドpBRTMD2−1を得た。
このプラスミドpBRTMD2−1をHindIII で完
全消化したものとプラスミドpBPV−1(9−1)
(ATCC 37111)をHindIII で完全消化し
て得た断片とT4 DNAリガーゼを用いて、C127細胞
発現用のプラスミドpdBPVTMD2−1を得た。以
上の工程を図24〜図25に示す。
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアスら(L.Covasrubias et
al)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)に従ってプラスミドpBR327を作製した。得ら
れたプラスミドpBR327をBamHIおよびHin
dIII で消化して得た約2960bpのDNA断片に、
プラスミドpUCTMD2−1をBamHI及びHin
dIII で完全消化して得た約3,070bpのDNA断
片を挿入して、プラスミドpBRTMD2−1を得た。
このプラスミドpBRTMD2−1をHindIII で完
全消化したものとプラスミドpBPV−1(9−1)
(ATCC 37111)をHindIII で完全消化し
て得た断片とT4 DNAリガーゼを用いて、C127細胞
発現用のプラスミドpdBPVTMD2−1を得た。以
上の工程を図24〜図25に示す。
【0174】次にpdBPVTMD2−1で実施例7に
記載の方法に準じてC127I細胞(ATCC CRL1
616)をトランスフォームした。10%FCS及び1
v/v%ペニシリン−ストレプトマインシ(米国、フロ
ーラボラトリー社製、カタログ番号16−700−4
9)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養したとこ
ろ、フォーカスを形成する細胞が6個得られたのでそれ
ぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10cm
の組織培養用プレートでコンフルエントになるまで生育
させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置換し
て培養した。この培地で1日培養した培養液50μlを
とり、これを用いて参考例1に記載した方法でプロテイ
ンC活性化の促進作用を測定したところ、強い活性が認
められた。一方、コントロールとして用いたプラスミド
pBPV−1(9−1)だけでトランスフォームした細
胞では本活性は検出されなかった。
記載の方法に準じてC127I細胞(ATCC CRL1
616)をトランスフォームした。10%FCS及び1
v/v%ペニシリン−ストレプトマインシ(米国、フロ
ーラボラトリー社製、カタログ番号16−700−4
9)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養したとこ
ろ、フォーカスを形成する細胞が6個得られたのでそれ
ぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10cm
の組織培養用プレートでコンフルエントになるまで生育
させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置換し
て培養した。この培地で1日培養した培養液50μlを
とり、これを用いて参考例1に記載した方法でプロテイ
ンC活性化の促進作用を測定したところ、強い活性が認
められた。一方、コントロールとして用いたプラスミド
pBPV−1(9−1)だけでトランスフォームした細
胞では本活性は検出されなかった。
【0175】実施例15 (プラスミドpSV2TMD1によるC127I細胞の形
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(2)で作成したプラスミドpSV2TMD
1をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMD1のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMD1−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMD1−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約3, 100b
pのDNA断片を得た。これをプラスミドpUC18の
HincII及びBamHIで完全消化したベクターに挿
入してプラスミドpUCTMD1−1を得た。
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(2)で作成したプラスミドpSV2TMD
1をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMD1のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMD1−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMD1−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約3, 100b
pのDNA断片を得た。これをプラスミドpUC18の
HincII及びBamHIで完全消化したベクターに挿
入してプラスミドpUCTMD1−1を得た。
【0176】一方、プラスミドpBR322(ATCC
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアスら(L.Covasrubias et
al)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)に従ってプラスミドpBR327を作製した。得ら
れたプラスミドpBR327をBamHI及びHind
III で消化して得た約2, 960bpのDNA断片に、
プラスミドpUCTMD1−1をBamHI及びHin
dIII で完全消化して得たDNA断片を挿入してプラス
ミドpBRTMD1−1を得た。このプラスミドpBR
TMD1−1をHindIII で完全消化したものとプラ
スミドpBPV−1(9−1)(ATCC 3711
1)をHindIII で完全消化して得た断片とをT4 D
NAリガーゼを用いて継いで、C127細胞発現用のプラ
スミドpdBPVTMD1−1を得た。以上の工程を図
26〜図27に示す。
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアスら(L.Covasrubias et
al)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)に従ってプラスミドpBR327を作製した。得ら
れたプラスミドpBR327をBamHI及びHind
III で消化して得た約2, 960bpのDNA断片に、
プラスミドpUCTMD1−1をBamHI及びHin
dIII で完全消化して得たDNA断片を挿入してプラス
ミドpBRTMD1−1を得た。このプラスミドpBR
TMD1−1をHindIII で完全消化したものとプラ
スミドpBPV−1(9−1)(ATCC 3711
1)をHindIII で完全消化して得た断片とをT4 D
NAリガーゼを用いて継いで、C127細胞発現用のプラ
スミドpdBPVTMD1−1を得た。以上の工程を図
26〜図27に示す。
【0177】次に、pdBPVTMD1−1で実施例7
に記載の方法に準じてC127I細胞(ATCC CRL
1616)をトランスフォームした。10%FCS及
び1v/v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フロー
ラボラトリー社製、米国、カタログ番号16−700−
49)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養したと
ころ、フォーカスを形成する細胞が6個得られたのでそ
れぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10c
mの組織細胞用プレートでコンフルエントになるまで生
育させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置換
して培養した。この培地で1日培養した培養液50μl
をとり、これを用いて参考例1に記載した方法でプロテ
インC活性化の促進作用を測定したところ、強い活性が
認められた。一方、コントロールとして用いたプラスミ
ドpBPV−1(9−1)だけでトランスフォームした
細胞では本活性は検出されなかった。
に記載の方法に準じてC127I細胞(ATCC CRL
1616)をトランスフォームした。10%FCS及
び1v/v%ペニシリン−ストレプトマイシン(フロー
ラボラトリー社製、米国、カタログ番号16−700−
49)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養したと
ころ、フォーカスを形成する細胞が6個得られたのでそ
れぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10c
mの組織細胞用プレートでコンフルエントになるまで生
育させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置換
して培養した。この培地で1日培養した培養液50μl
をとり、これを用いて参考例1に記載した方法でプロテ
インC活性化の促進作用を測定したところ、強い活性が
認められた。一方、コントロールとして用いたプラスミ
ドpBPV−1(9−1)だけでトランスフォームした
細胞では本活性は検出されなかった。
【0178】実施例16 (プラスミドpSV2TMJ2によるC127 I細胞の形
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(1)で作成したプラスミドpSV2TMJ
2をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMJ2のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMJ2−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMJ2−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約4, 100b
pのDNA断片を得た。これをプラスミドpUC18の
HincII及びBamHIで完全消化したベクターに挿
入してプラスミドpUCTMJ2−1を得た。
質転換および形質転換細胞の産生するペプチドのトロン
ビンによるプロテインC活性化の促進作用の測定) 実施例1−(1)で作成したプラスミドpSV2TMJ
2をHindIII で完全消化した後、切断末端をDNA
ポリメラーゼを用いて平滑末端にし、T4 DNAリガー
ゼを作用させ、プラスミドpSV2TMJ2のHind
III サイトを欠失したプラスミドpSV2TMJ2−1
を得た。次いでこのプラスミドpSV2TMJ2−1を
PvuII及びBamHIで完全消化して約4, 100b
pのDNA断片を得た。これをプラスミドpUC18の
HincII及びBamHIで完全消化したベクターに挿
入してプラスミドpUCTMJ2−1を得た。
【0179】一方、プラスミドpBR322(ATCC
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアス(L.Covasrubias et a
l)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)に従ってプラスミドpBR327を作製した。得ら
れたプラスミドpBR327をBamHI及びHind
III で消化して得た約2960bpのDNA断片に、プ
ラスミドpUCTMJ2−1をBamHI及びHind
III で完全消化して得たDNA断片を挿入してプラスミ
ドpBRTMJ2−1を得た。このプラスミドpBRT
MJ2−1をHindIII で完全消化したものとプラス
ミドpBPV−1(9−1)(ATCC37111)を
HindIII で完全消化して得た断片とをT4 DNAリ
ガーゼを用いて継いで、C127細胞発現用のプラスミド
pdBPVTMJ2−1を得る。以上の工程を図28〜
図29に示す。
37017)からコバスルビアスらの方法〔エル コ
バスルビアス(L.Covasrubias et a
l)、ジーン(Gene)、13、25、(1981
年)に従ってプラスミドpBR327を作製した。得ら
れたプラスミドpBR327をBamHI及びHind
III で消化して得た約2960bpのDNA断片に、プ
ラスミドpUCTMJ2−1をBamHI及びHind
III で完全消化して得たDNA断片を挿入してプラスミ
ドpBRTMJ2−1を得た。このプラスミドpBRT
MJ2−1をHindIII で完全消化したものとプラス
ミドpBPV−1(9−1)(ATCC37111)を
HindIII で完全消化して得た断片とをT4 DNAリ
ガーゼを用いて継いで、C127細胞発現用のプラスミド
pdBPVTMJ2−1を得る。以上の工程を図28〜
図29に示す。
【0180】次にpdBPVTMJ2−1で実施例7に
記載の方法に準じてC127I細胞(ATCC CRL
1616)をトランスフォームした。10%FCS及び
1(v/v%)ペニシリン−ストレプトマイシン(フロ
ーラボラトリー社製、米国、カタログ番号16−700
−49)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養した
ところ、フォーカスを形成する細胞が6個得られたので
それぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10
cmの組織細胞用プレートでコノフルエントになるまで
生育させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置
換して培養した。この培地で1日培養した後、培養した
細胞のペレットをかきとり、これを用いて参考例1に記
載した方法でプロテインC活性化の促進作用を測定した
ところ、強い活性が認められた。一方、コントロールと
して用いたプラスミドpBPV−1(9−1)だけでト
ランスフォームした細胞では本活性は検出されなかっ
た。
記載の方法に準じてC127I細胞(ATCC CRL
1616)をトランスフォームした。10%FCS及び
1(v/v%)ペニシリン−ストレプトマイシン(フロ
ーラボラトリー社製、米国、カタログ番号16−700
−49)を含むダルベッコのMEMで約3週間培養した
ところ、フォーカスを形成する細胞が6個得られたので
それぞれの細胞をクローニングして、それぞれ直径10
cmの組織細胞用プレートでコノフルエントになるまで
生育させた。その後、培地をFCSを含まない培地に置
換して培養した。この培地で1日培養した後、培養した
細胞のペレットをかきとり、これを用いて参考例1に記
載した方法でプロテインC活性化の促進作用を測定した
ところ、強い活性が認められた。一方、コントロールと
して用いたプラスミドpBPV−1(9−1)だけでト
ランスフォームした細胞では本活性は検出されなかっ
た。
【0181】実施例17 (本発明の培養液からのトロンビンによるプロテインC
の活性化を促進する作用を有するペプチドの精製) 実施例7に記載した方法で培養したプラスミドpSV2
−neo及びプラスミドpSV2TMD5でトランスフ
ォームしたCHO細胞を直径10cmの組織培養用プレ
ート25枚で培養した。培地は1日おきに4回新鮮な培
地と交換した。この培養液をすべて集め(約100m
l)、pH7.5に調製した後DIP−トロンビン−ア
ガロースのカラムクロマトグラフィーにかけて調製し
た。すなわち、エヌ エル エスモン(N.L.Esm
on)ら〔ザ ジャーナルオブ バイオロジカル ケミ
ストリー(J.Biol.Chem)、257巻、85
9頁、(1982年)〕の方法にしたがって作製したD
IP−トロンビン〔ジイソプロピルホスホロトロンビン
(diisopropylphosphorothro
mbin)〕を、ピー クオトレカサス(P.Cuat
recasas)の方法〔ザ ジャーナル オブ バイ
オロジカル ケミストリー(J.Biol.Che
m)、245巻、359頁(1970年)〕に準じてブ
ロムシアン化したアガロースに結合させてDIP−トロ
ンビン−アガロースを作製した。
の活性化を促進する作用を有するペプチドの精製) 実施例7に記載した方法で培養したプラスミドpSV2
−neo及びプラスミドpSV2TMD5でトランスフ
ォームしたCHO細胞を直径10cmの組織培養用プレ
ート25枚で培養した。培地は1日おきに4回新鮮な培
地と交換した。この培養液をすべて集め(約100m
l)、pH7.5に調製した後DIP−トロンビン−ア
ガロースのカラムクロマトグラフィーにかけて調製し
た。すなわち、エヌ エル エスモン(N.L.Esm
on)ら〔ザ ジャーナルオブ バイオロジカル ケミ
ストリー(J.Biol.Chem)、257巻、85
9頁、(1982年)〕の方法にしたがって作製したD
IP−トロンビン〔ジイソプロピルホスホロトロンビン
(diisopropylphosphorothro
mbin)〕を、ピー クオトレカサス(P.Cuat
recasas)の方法〔ザ ジャーナル オブ バイ
オロジカル ケミストリー(J.Biol.Che
m)、245巻、359頁(1970年)〕に準じてブ
ロムシアン化したアガロースに結合させてDIP−トロ
ンビン−アガロースを作製した。
【0182】次にDIP−トロンビン−アガロースを
2.5cmφ×10cmの大きさのカラムに充填してD
IP−トロンビン−アガロースカラムを作製して室温で
0.1M NaCl、0.5mM CaCl2 、1mM
ベンズアミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubrol
PX(半井化学薬品製、日本)を含む0.02Mトリ
ス塩酸緩衝液(pH7.5)でカラムを平衡化した。次
いで、上記の上澄液をカラムに供した。カラムを0.3
M NaCl、0.5mM CaCl2 、1mMベンズ
アミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubrol PX
を含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で洗
浄した後、1M NaCl、0.1mMEDTA、1m
Mベンズアミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubro
l PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.
5)で溶出して2.0mlずつフラクションを集めた。
溶出によって得られる各フラクションについて前記の方
法でプロテインC活性化の促進作用を測定した。同時に
島津製作所(日本)製スペクトロフォトメーターUV−
240を用いて、各フラクションの波長280nmにお
ける吸光度(A280 )を測定した。活性のある画分を回
収し、0.1M NaCl、0.5mM CaCl2 、
0.5%(v/v)Lubrol PX(半井化学薬品
製、日本)を含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH
7.5)で透析した。得られた透析液を2回目のDIP
−トロンビン−アガロースカラムクロマトグラフィーに
供した。
2.5cmφ×10cmの大きさのカラムに充填してD
IP−トロンビン−アガロースカラムを作製して室温で
0.1M NaCl、0.5mM CaCl2 、1mM
ベンズアミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubrol
PX(半井化学薬品製、日本)を含む0.02Mトリ
ス塩酸緩衝液(pH7.5)でカラムを平衡化した。次
いで、上記の上澄液をカラムに供した。カラムを0.3
M NaCl、0.5mM CaCl2 、1mMベンズ
アミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubrol PX
を含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で洗
浄した後、1M NaCl、0.1mMEDTA、1m
Mベンズアミジン塩酸、0.5%(v/v)Lubro
l PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH7.
5)で溶出して2.0mlずつフラクションを集めた。
溶出によって得られる各フラクションについて前記の方
法でプロテインC活性化の促進作用を測定した。同時に
島津製作所(日本)製スペクトロフォトメーターUV−
240を用いて、各フラクションの波長280nmにお
ける吸光度(A280 )を測定した。活性のある画分を回
収し、0.1M NaCl、0.5mM CaCl2 、
0.5%(v/v)Lubrol PX(半井化学薬品
製、日本)を含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH
7.5)で透析した。得られた透析液を2回目のDIP
−トロンビン−アガロースカラムクロマトグラフィーに
供した。
【0183】即ち、透析液を1.5cmφ×10cmの
大きさのDIP−トロンビン−アガロースカラムに通
し、0.4M NaCl、0.5mM CaCl2 、
0.1%(v/v)Lubrol PXを含む0.02
Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で洗浄後、さらに
0.4M NaCl、0.1mM EDTA、0.1%
(v/v)Lubrol PXを含む0.02Mトリス
緩衝液(pH7.5)で洗浄し、次いで1M NaC
l、0.5mM EDTA、0.1%(v/v)Lub
rol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH
7.5)で溶出した。活性画分を回収し、精製品を−8
0℃で凍結保存した。この精製品の分子吸光係数を一般
的な蛋白質の分子吸光係数にならない10.0(E1%
1cm ・280nm=10.0)と規定して、それに基づ
き精製品の量を計算したところ約4.7μgであった。
尚、この精製品をポリアクリルアミドゲル濃度5−10
%のグラジェントを用いるSDS−ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動を行い、銀染色によってバンドを観察した
ところ単一のバンドのみ確認された。
大きさのDIP−トロンビン−アガロースカラムに通
し、0.4M NaCl、0.5mM CaCl2 、
0.1%(v/v)Lubrol PXを含む0.02
Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で洗浄後、さらに
0.4M NaCl、0.1mM EDTA、0.1%
(v/v)Lubrol PXを含む0.02Mトリス
緩衝液(pH7.5)で洗浄し、次いで1M NaC
l、0.5mM EDTA、0.1%(v/v)Lub
rol PXを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH
7.5)で溶出した。活性画分を回収し、精製品を−8
0℃で凍結保存した。この精製品の分子吸光係数を一般
的な蛋白質の分子吸光係数にならない10.0(E1%
1cm ・280nm=10.0)と規定して、それに基づ
き精製品の量を計算したところ約4.7μgであった。
尚、この精製品をポリアクリルアミドゲル濃度5−10
%のグラジェントを用いるSDS−ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動を行い、銀染色によってバンドを観察した
ところ単一のバンドのみ確認された。
【0184】実施例18 プラスミドpSV2TMD4を用いる以外は実施例17
と同様の操作を行い本発明のペプチドの精製品を得、波
長280nmにおける吸光度を測定した。この精製品の
分子吸光係数を一般的な蛋白質の分子吸光係数にならい
10.0(E1% 1cm ・280nm=10.0)と規定し
て、それに基づき精製品の量を計算したところ約4.5
μgであった。尚、この精製品をポリアクリルアミドゲ
ル濃度5−10%のグラジェントを用いるSDS−ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動を行い、銀染色によってバ
ンドを観察したところ単一のバンドのみ確認された。
と同様の操作を行い本発明のペプチドの精製品を得、波
長280nmにおける吸光度を測定した。この精製品の
分子吸光係数を一般的な蛋白質の分子吸光係数にならい
10.0(E1% 1cm ・280nm=10.0)と規定し
て、それに基づき精製品の量を計算したところ約4.5
μgであった。尚、この精製品をポリアクリルアミドゲ
ル濃度5−10%のグラジェントを用いるSDS−ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動を行い、銀染色によってバ
ンドを観察したところ単一のバンドのみ確認された。
【0185】実施例19 プラスミドpSV2TMD2を用いる以外は実施例17
と同様の操作を行い本発明のペプチドの精製品を得、波
長280nmにおける吸光度を測定した。この精製品の
分子吸光係数を一般的な蛋白質の分子吸光係数にならい
10.0(E1% 1cm ・280nm=10.0)と規定し
て、それに基づき精製品の量を計算したところ約4μg
であった。尚、この精製品をポリアクリルアミドゲル濃
度5−10%のグラジェントを用いるSDS−ポリアク
リルアミドゲル電気泳動を行い、銀染色によってバンド
を観察したところ単一のバンドのみ確認された。
と同様の操作を行い本発明のペプチドの精製品を得、波
長280nmにおける吸光度を測定した。この精製品の
分子吸光係数を一般的な蛋白質の分子吸光係数にならい
10.0(E1% 1cm ・280nm=10.0)と規定し
て、それに基づき精製品の量を計算したところ約4μg
であった。尚、この精製品をポリアクリルアミドゲル濃
度5−10%のグラジェントを用いるSDS−ポリアク
リルアミドゲル電気泳動を行い、銀染色によってバンド
を観察したところ単一のバンドのみ確認された。
【0186】実施例20 プラスミドpSV2TMD1を用いる以外は実施例17
と同様の操作を行い本発明のペプチドの精製品を得、波
長280nmにおける吸光度を測定した。この精製品の
分子吸光係数を一般的な蛋白質の分子吸光係数にならい
10.0(E1% 1cm ・280nm=10.0)と規定し
て、それに基づき精製品の量を計算したところ約3μg
であった。尚、この精製品をポリアクリルアミド濃度5
−10%のグラジェントを用いるSDS−ポリアクリル
アミドゲル電気泳動を行い、銀染色によってバンドを観
察したところ単一のバンドのみ確認された。
と同様の操作を行い本発明のペプチドの精製品を得、波
長280nmにおける吸光度を測定した。この精製品の
分子吸光係数を一般的な蛋白質の分子吸光係数にならい
10.0(E1% 1cm ・280nm=10.0)と規定し
て、それに基づき精製品の量を計算したところ約3μg
であった。尚、この精製品をポリアクリルアミド濃度5
−10%のグラジェントを用いるSDS−ポリアクリル
アミドゲル電気泳動を行い、銀染色によってバンドを観
察したところ単一のバンドのみ確認された。
【0187】実施例21 実施例11に記載した方法で、プラスミドpSV2TM
J2及びプラスミドpSV2−neoで形質転換したC
HO細胞を直径10cmの組織培養用プレート25枚を
用いて培養した。培養後、培養上澄液を800rpmで
10分間遠心分離にかけて細胞を集めた。得られた細胞
ペレットに、0.5%(v/v)トリトンX−100、
0.25M庶糖、1mMベンズアミジン塩酸、0.5m
M CaCl2 を含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(p
H7.5)100mlに懸濁し、ワーリングブレンダー
を用いて4℃で5分間、5回ホモジナイズして細胞抽出
物を得た。得られた抽出物を35,000g、10℃で
60分間遠心分離にかけて上澄液を集めた。この上澄液
から、実施例17と同様の操作により本発明のペプチド
の精製品を得、波長280nmにおける吸光度を測定し
た。この精製品の分子吸光係数を一般的な蛋白質の分子
吸光係数にならない10.0(E1% 1cm ・280nm=
10.0)と規定して、それに基づき精製品の量を計算
したところ約3μgであった。尚、この精製品をポリア
クリルアミド濃度5−10%のグラジェントを用いるS
DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行い、銀染色
によってバンドを観察したところ単一のバンドのみ確認
された。
J2及びプラスミドpSV2−neoで形質転換したC
HO細胞を直径10cmの組織培養用プレート25枚を
用いて培養した。培養後、培養上澄液を800rpmで
10分間遠心分離にかけて細胞を集めた。得られた細胞
ペレットに、0.5%(v/v)トリトンX−100、
0.25M庶糖、1mMベンズアミジン塩酸、0.5m
M CaCl2 を含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(p
H7.5)100mlに懸濁し、ワーリングブレンダー
を用いて4℃で5分間、5回ホモジナイズして細胞抽出
物を得た。得られた抽出物を35,000g、10℃で
60分間遠心分離にかけて上澄液を集めた。この上澄液
から、実施例17と同様の操作により本発明のペプチド
の精製品を得、波長280nmにおける吸光度を測定し
た。この精製品の分子吸光係数を一般的な蛋白質の分子
吸光係数にならない10.0(E1% 1cm ・280nm=
10.0)と規定して、それに基づき精製品の量を計算
したところ約3μgであった。尚、この精製品をポリア
クリルアミド濃度5−10%のグラジェントを用いるS
DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行い、銀染色
によってバンドを観察したところ単一のバンドのみ確認
された。
【0188】実施例22 (トロンビンによるプロテインC活性化を促進する作用
の確認)精製した本発明のペプチドのプロテインC活性
化の促進作用を次の方法にて評価した。即ち、0.1M
NaCl、3.6mM CaCl2 、10mg/ml
ウシ血清アルブミンを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液
(pH7.5)に50μg/mlのプロテインC、5n
Mのトロンビン及び5nMの精製した本発明のペプチド
を加えて37℃で反応させた。反応物に300μg/m
lのアンチトロンビンIII (米国シグマ社製)および5
mM EDTAを加えて反応を停止して、生成した活性
型プロテインCの量を前述の合成基質を用いる方法で測
定した。結果を図30図〜図34に示すが、本発明のペ
プチドを無添加の場合(B)では活性化プロテインCの
生成は認められなかった(点線)が、本発明のペプチド
を添加した場合(A)には、反応時間と共に生成した活
性化プロテインCの量が増加した(実線)。
の確認)精製した本発明のペプチドのプロテインC活性
化の促進作用を次の方法にて評価した。即ち、0.1M
NaCl、3.6mM CaCl2 、10mg/ml
ウシ血清アルブミンを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液
(pH7.5)に50μg/mlのプロテインC、5n
Mのトロンビン及び5nMの精製した本発明のペプチド
を加えて37℃で反応させた。反応物に300μg/m
lのアンチトロンビンIII (米国シグマ社製)および5
mM EDTAを加えて反応を停止して、生成した活性
型プロテインCの量を前述の合成基質を用いる方法で測
定した。結果を図30図〜図34に示すが、本発明のペ
プチドを無添加の場合(B)では活性化プロテインCの
生成は認められなかった(点線)が、本発明のペプチド
を添加した場合(A)には、反応時間と共に生成した活
性化プロテインCの量が増加した(実線)。
【0189】実施例23 (抗血液凝固作用の確認) 本発明のペプチドがトロンビンによるフィブリノーゲン
のフィブリンへの変換を阻害し、血液凝固を実質的に阻
害することはハインリッヒ アメルング社(独国)製の
コアギュロメーターKC−10を用いて血液凝固時間を
測定することによって調べた。即ち、5mM CaCl
2 、0.1M NaClを含む0.05Mトリス塩酸緩
衝液(pH7.5)に3.0μgのフィブリノーゲン
(米国シグマ社製、フラクションI)を加え、これに0
−50nMの精製した本発明のペプチドを加え、次い
で、全量が0.4mlになるように10nMのトロンビ
ンを加えて凝固時間を測定した。結果を図35〜図39
図に示す。トロンビンにくらべ、添加した精製ペプチド
の量が多くなるにしたがって、血液凝固時間が延長され
ることが確認された。
のフィブリンへの変換を阻害し、血液凝固を実質的に阻
害することはハインリッヒ アメルング社(独国)製の
コアギュロメーターKC−10を用いて血液凝固時間を
測定することによって調べた。即ち、5mM CaCl
2 、0.1M NaClを含む0.05Mトリス塩酸緩
衝液(pH7.5)に3.0μgのフィブリノーゲン
(米国シグマ社製、フラクションI)を加え、これに0
−50nMの精製した本発明のペプチドを加え、次い
で、全量が0.4mlになるように10nMのトロンビ
ンを加えて凝固時間を測定した。結果を図35〜図39
図に示す。トロンビンにくらべ、添加した精製ペプチド
の量が多くなるにしたがって、血液凝固時間が延長され
ることが確認された。
【0190】実施例24 (血小板凝集抑制作用の確認) 本発明のペプチドがトロンビンの血小板凝集作用を実質
的に阻害することはSIENCO社(米国)製のプレー
トレットアグリゴメーターを用いて評価した。即ち、3
0万cells/μlの血小板液(Platelet
Rich Plasma、P.R.P.)250μlに
1単位のトロンビン(約0.4μg)を加えると血小板
が凝集するが、トロンビンを加える前にその加えるトロ
ンビンと等モル以上の精製した本発明のペプチドを加え
ておくと血小板の凝集が起きなかった。
的に阻害することはSIENCO社(米国)製のプレー
トレットアグリゴメーターを用いて評価した。即ち、3
0万cells/μlの血小板液(Platelet
Rich Plasma、P.R.P.)250μlに
1単位のトロンビン(約0.4μg)を加えると血小板
が凝集するが、トロンビンを加える前にその加えるトロ
ンビンと等モル以上の精製した本発明のペプチドを加え
ておくと血小板の凝集が起きなかった。
【0191】
【適用例】以下に上記の各実施例で得られた種々の可溶
性のペプチドの適用例を応用例をもって説明するが、本
発明はそれら応用例により何ら限定されるものではな
い。 応用例1 精製した本発明のペプチド 10 mg 精製ゼラチン 20 mg マンニトール 100 mg 塩化ナトリウム 7.8mg リン酸(1及び2)ナトリウム 15.4mg 上記成分を注射用蒸留水2mlに溶解し、通常の製剤条
件により中性付近の注射用製剤を調製した。即ち、前記
溶解液を、無菌バイアルに入れ、−35℃で2時間予備
凍結し、−35℃で真空度0.075Torrで35時
間一次乾燥し、次いで30℃、真空度0.03Torr
で5時間二次乾燥して、注射用バイアルを製造した。得
られた組成物は、投与直前に生理食塩水もしくはブドウ
糖注射液500mlに溶解され、その溶解液は、点滴静
注するのに用いられる。
性のペプチドの適用例を応用例をもって説明するが、本
発明はそれら応用例により何ら限定されるものではな
い。 応用例1 精製した本発明のペプチド 10 mg 精製ゼラチン 20 mg マンニトール 100 mg 塩化ナトリウム 7.8mg リン酸(1及び2)ナトリウム 15.4mg 上記成分を注射用蒸留水2mlに溶解し、通常の製剤条
件により中性付近の注射用製剤を調製した。即ち、前記
溶解液を、無菌バイアルに入れ、−35℃で2時間予備
凍結し、−35℃で真空度0.075Torrで35時
間一次乾燥し、次いで30℃、真空度0.03Torr
で5時間二次乾燥して、注射用バイアルを製造した。得
られた組成物は、投与直前に生理食塩水もしくはブドウ
糖注射液500mlに溶解され、その溶解液は、点滴静
注するのに用いられる。
【0192】 応用例2 精製した本発明のペプチド 2.5 mg アルブミン 5 mg マンニトール 25 mg 塩化ナトリウム 1.95mg リン酸(1及び2)ナトリウム 3.85mg 上記成分を注射用蒸留水2mlに溶解し、通常の製剤条
件により中性付近の注射用製剤を調製した。即ち、前記
溶解液を、無菌バイアルに入れ、−35℃で2時間予備
凍結し、−35℃で真空度0.075Torrで35時
間一次乾燥し、次いで30℃、真空度0.03Torr
で5時間二次乾燥して、注射用バイアルを製造した。得
られた組成物は、投与直前に生理食塩水もしくはブドウ
糖注射液500mlに溶解され、その溶解液は、点滴静
注するのに用いられる。
件により中性付近の注射用製剤を調製した。即ち、前記
溶解液を、無菌バイアルに入れ、−35℃で2時間予備
凍結し、−35℃で真空度0.075Torrで35時
間一次乾燥し、次いで30℃、真空度0.03Torr
で5時間二次乾燥して、注射用バイアルを製造した。得
られた組成物は、投与直前に生理食塩水もしくはブドウ
糖注射液500mlに溶解され、その溶解液は、点滴静
注するのに用いられる。
【0193】
【発明の効果】本発明のペプチドは、抗血液凝固作用、
血小板凝集抑制作用、血栓溶解作用を併せ持ち副作用の
少ない循環器系疾患などの治療用薬として極めて有用な
物質である。また、本発明のペプチドは、このような医
薬用途以外に、たとえば、人工血管、人工臓器、カテー
テルなどの医用人工材料に結合させて、血栓の形成を防
止する薬剤として用いることができる。
血小板凝集抑制作用、血栓溶解作用を併せ持ち副作用の
少ない循環器系疾患などの治療用薬として極めて有用な
物質である。また、本発明のペプチドは、このような医
薬用途以外に、たとえば、人工血管、人工臓器、カテー
テルなどの医用人工材料に結合させて、血栓の形成を防
止する薬剤として用いることができる。
【0194】
配列番号:1 配列の長さ:118 配列の型:アミノ酸 配列の種類:蛋白質 配列 Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys 1 5 10 15 Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe 20 25 30 Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln 35 40 45 Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu 50 55 60 Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile 65 70 75 80 Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu 85 90 95 Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg 100 105 110 His Ile Gly Thr Asp Cys 115
【0195】 配列番号:2 配列の長さ:59 配列の型:アミノ酸 配列の種類:蛋白質 配列 Leu Leu Ile Gly Ile Ser Ile Ala Ser Leu Cys Leu Val Val Ala Leu 1 5 10 15 Leu Ala Leu Leu Cys His Leu Arg Lys Lys Gln Gly Ala Ala Arg Ala 20 25 30 Lys Met Glu Tyr Lys Cys Ala Ala Pro Ser Lys Glu Val Val Leu Gln 35 40 45 His Val Arg Thr Glu Arg Thr Pro Gln Arg Leu 50 55
【0196】 配列番号:3 配列の長さ:498 配列の型:アミノ酸 配列の種類:蛋白質 配列 Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu His Asp 1 5 10 15 Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala Ser Gln 20 25 30 Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser Ser Val 35 40 45 Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly Val Gly 50 55 60 Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys Gly Asp 65 70 75 80 Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr Gly Asp 85 90 95 Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn Gly Ala 100 105 110 Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu Ala Thr 115 120 125 Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val Lys Ala 130 135 140 Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg Pro Leu 145 150 155 160 Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr Tyr Gly 165 170 175 Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro Val Gly 180 185 190 Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys Thr Ala 195 200 205 Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro Gly Ala 210 215 220 Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala 225 230 235 240 Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln 245 250 255 Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp 260 265 270 Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr 275 280 285 Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg 290 295 300 Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln 305 310 315 320 Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn 325 330 335 Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe 340 345 350 Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr 355 360 365 Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His 370 375 380 Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp 385 390 395 400 Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp 405 410 415 Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe 420 425 430 Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys 435 440 445 Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys Asp Ser 450 455 460 Gly Lys Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro Pro Ser 465 470 475 480 Pro Thr Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu Val His 485 490 495 Ser Gly
【0197】 配列番号:4 配列の長さ:354 配列の型:塩基配列 配列の種類:DNA 配列 GTG GAG CCC GTG GAC CCG TGC TTC AGA GCC AAC TGC GAG TAC CAG TGC 48 CAG CCC CTG AAC CAA ACT AGC TAC CTC TGC GTC TGC GCC GAG GGC TTC 96 GCG CCC ATT CCC CAC GAG CCG CAC AGG TGC CAG ATG TTT TGC AAC CAG 144 ACT GCC TGT CCA GCC GAC TGC GAC CCC AAC ACC CAG GCT AGC TGT GAG 192 TGC CCT GAA GGC TAC ATC CTG GAC GAC GGT TTC ATC TGC ACG GAC ATC 240 GAC GAG TGC GAA AAC GGC GGC TTC TGC TCC GGG GTG TGC CAC AAC CTC 288 CCC GGT ACC TTC GAG TGC ATC TGC GGG CCC GAC TCG GCC CTT GTC CGC 336 CAC ATT GGC ACC GAC TGT 354
【0198】 配列番号:5 配列の長さ:1494 配列の型:塩基配列 配列の種類:DNA 配列 GCA CCC GCA GAG CCG CAG CCG GGT GGC AGC CAG TGC GTC GAG CAC GAC 48 TGC TTC GCG CTC TAC CCG GGC CCC GCG ACC TTC CTC AAT GCC AGT CAG 96 ATC TGC GAC GGA CTG CGG GGC CAC CTA ATG ACA GTG CGC TCC TCG GTG 144 GCT GCC GAT GTC ATT TCC TTG CTA CTG AAC GGC GAC GGC GGC GTT GGC 192 CGC CGG CGC CTC TGG ATC GGC CTG CAG CTG CCA CCC GGC TGC GGC GAC 240 CCC AAG CGC CTC GGG CCC CTG CGC GGC TTC CAG TGG GTT ACG GGA GAC 288 AAC AAC ACC AGC TAT AGC AGG TGG GCA CGG CTC GAC CTC AAT GGG GCT 336 CCC CTC TGC GGC CCG TTG TGC GTC GCT GTC TCC GCT GCT GAG GCC ACT 384 GTG CCC AGC GAG CCG ATC TGG GAG GAG CAG CAG TGC GAA GTG AAG GCC 432 GAT GGC TTC CTC TGC GAG TTC CAC TTC CCA GCC ACC TGC AGG CCA CTG 480 GCT GTG GAG CCC GGC GCC GCG GCT GCC GCC GTC TCG ATC ACC TAC GGC 528 ACC CCG TTC GCG GCC CGC GGA GCG GAC TTC CAG GCG CTG CCG GTG GGC 576 AGC TCC GCC GCG GTG GCT CCC CTC GGC TTA CAG CTA ATG TGC ACC GCG 624 CCG CCC GGA GCG GTC CAG GGG CAC TGG GCC AGG GAG GCG CCG GGC GCT 672 TGG GAC TGC AGC GTG GAG AAC GGC GGC TGC GAG CAC GCG TGC AAT GCG 720 ATC CCT GGG GCT CCC CGC TGC CAG TGC CCA GCC GGC GCC GCC CTG CAG 768 GCA GAC GGG CGC TCC TGC ACC GCA TCC GCG ACG CAG TCC TGC AAC GAC 816 CTC TGC GAG CAC TTC TGC GTT CCC AAC CCC GAC CAG CCG GGC TCC TAC 864 TCG TGC ATG TGC GAG ACC GGC TAC CGG CTG GCG GCC GAC CAA CAC CGG 912 TGC GAG GAC GTG GAT GAC TGC ATA CTG GAG CCC AGT CCG TGT CCG CAG 960 CGC TGT GTC AAC ACA CAG GGT GGC TTC GAG TGC CAC TGC TAC CCT AAC 1008 TAC GAC CTG GTG GAC GGC GAG TGT GTG GAG CCC GTG GAC CCG TGC TTC 1056 AGA GCC AAC TGC GAG TAC CAG TGC CAG CCC CTG AAC CAA ACT AGC TAC 1104 CTC TGC GTC TGC GCC GAG GGC TTC GCG CCC ATT CCC CAC GAG CCG CAC 1152 AGG TGC CAG ATG TTT TGC AAC CAG ACT GCC TGT CCA GCC GAC TGC GAC 1200 CCC AAC ACC CAG GCT AGC TGT GAG TGC CCT GAA GGC TAC ATC CTG GAC 1248 GAC GGT TTC ATC TGC ACG GAC ATC GAC GAG TGC GAA AAC GGC GGC TTC 1296 TGC TCC GGG GTG TGC CAC AAC CTC CCC GGT ACC TTC GAG TGC ATC TGC 1344 GGG CCC GAC TCG GCC CTT GTC CGC CAC ATT GGC ACC GAC TGT GAC TCC 1392 GGC AAG GTG GAC GGT GGC GAC AGC GGC TCT GGC GAG CCC CCG CCC AGC 1440 CCG ACG CCC GGC TCC ACC TTG ACT CCT CCG GCC GTG GGG CTC GTG CAT 1488 TCG GGC 1494
【0199】 配列番号:6 配列の長さ:236 配列の型:アミノ酸 配列の種類:蛋白質 配列 Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro 1 5 10 15 Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp 20 25 30 Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys 35 40 45 Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys 50 55 60 Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu 65 70 75 80 Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys 85 90 95 Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp 100 105 110 Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe Arg Ala 115 120 125 Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr Leu Cys 130 135 140 Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His Arg Cys 145 150 155 160 Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp Pro Asn 165 170 175 Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp Asp Gly 180 185 190 Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe Cys Ser 195 200 205 Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys Gly Pro 210 215 220 Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys 225 230 235
【0200】 配列番号:7 配列の長さ:575 配列の型:アミノ酸 配列の種類:蛋白質 配列 Met Leu Gly Val Leu Val Leu Gly Ala Leu Ala Leu Ala Gly Leu Gly 1 5 10 15 Phe Pro Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu 20 25 30 His Asp Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala 35 40 45 Ser Gln Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser 50 55 60 Ser Val Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly 65 70 75 80 Val Gly Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys 85 90 95 Gly Asp Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr 100 105 110 Gly Asp Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn 115 120 125 Gly Ala Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu 130 135 140 Ala Thr Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val 145 150 155 160 Lys Ala Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg 165 170 175 Pro Leu Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr 180 185 190 Tyr Gly Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro 195 200 205 Val Gly Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys 210 215 220 Thr Ala Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro 225 230 235 240 Gly Ala Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys 245 250 255 Asn Ala Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala 260 265 270 Leu Gln Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys 275 280 285 Asn Asp Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly 290 295 300 Ser Tyr Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln 305 310 315 320 His Arg Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys 325 330 335 Pro Gln Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr 340 345 350 Pro Asn Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro 355 360 365 Cys Phe Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr 370 375 380 Ser Tyr Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu 385 390 395 400 Pro His Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp 405 410 415 Cys Asp Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile 420 425 430 Leu Asp Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly 435 440 445 Gly Phe Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys 450 455 460 Ile Cys Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys 465 470 475 480 Asp Ser Gly Lys Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro 485 490 495 Pro Ser Pro Thr Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu 500 505 510 Val His Ser Gly Leu Leu Ile Gly Ile Ser Ile Ala Ser Leu Cys Leu 515 520 525 Val Val Ala Leu Leu Ala Leu Leu Cys His Leu Arg Lys Lys Gln Gly 530 535 540 Ala Ala Arg Ala Lys Met Glu Tyr Lys Cys Ala Ala Pro Ser Lys Glu 545 550 555 560 Val Val Leu Gln His Val Arg Thr Glu Arg Thr Pro Gln Arg Leu 565 570 575
【0201】 配列番号:8 配列の長さ:272 配列の型:アミノ酸 配列の種類:蛋白質 配列 Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala Ile Pro 1 5 10 15 Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln Ala Asp 20 25 30 Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp Leu Cys 35 40 45 Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr Ser Cys 50 55 60 Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg Cys Glu 65 70 75 80 Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln Arg Cys 85 90 95 Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn Tyr Asp 100 105 110 Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe Arg Ala 115 120 125 Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr Leu Cys 130 135 140 Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His Arg Cys 145 150 155 160 Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp Pro Asn 165 170 175 Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp Asp Gly 180 185 190 Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe Cys Ser 195 200 205 Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys Gly Pro 210 215 220 Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys Asp Ser Gly Lys 225 230 235 240 Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro Pro Ser Pro Thr 245 250 255 Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu Val His Ser Gly 260 265 270
【0202】 配列番号:9 配列の長さ:708 配列の型:塩基配列 配列の種類:DNA 配列 TGC AGC GTG GAG AAC GGC GGC TGC GAG CAC GCG TGC AAT GCG ATC CCT 48 GGG GCT CCC CGC TGC CAG TGC CCA GCC GGC GCC GCC CTG CAG GCA GAC 96 GGG CGC TCC TGC ACC GCA TCC GCG ACG CAG TCC TGC AAC GAC CTC TGC 144 GAG CAC TTC TGC GTT CCC AAC CCC GAC CAG CCG GGC TCC TAC TCG TGC 192 ATG TGC GAG ACC GGC TAC CGG CTG GCG GCC GAC CAA CAC CGG TGC GAG 240 GAC GTG GAT GAC TGC ATA CTG GAG CCC AGT CCG TGT CCG CAG CGC TGT 288 GTC AAC ACA CAG GGT GGC TTC GAG TGC CAC TGC TAC CCT AAC TAC GAC 336 CTG GTG GAC GGC GAG TGT GTG GAG CCC GTG GAC CCG TGC TTC AGA GCC 384 AAC TGC GAG TAC CAG TGC CAG CCC CTG AAC CAA ACT AGC TAC CTC TGC 432 GTC TGC GCC GAG GGC TTC GCG CCC ATT CCC CAC GAG CCG CAC AGG TGC 480 CAG ATG TTT TGC AAC CAG ACT GCC TGT CCA GCC GAC TGC GAC CCC AAC 528 ACC CAG GCT AGC TGT GAG TGC CCT GAA GGC TAC ATC CTG GAC GAC GGT 576 TTC ATC TGC ACG GAC ATC GAC GAG TGC GAA AAC GGC GGC TTC TGC TCC 624 GGG GTG TGC CAC AAC CTC CCC GGT ACC TTC GAG TGC ATC TGC GGG CCC 672 GAC TCG GCC CTT GTC CGC CAC ATT GGC ACC GAC TGT 708
【0203】 配列番号:10 配列の長さ:1725 配列の型:塩基配列 配列の種類:DNA 配列 ATG CTT GGG GTC CTG GTC CTT GGC GCG CTG GCC CTG GCC GGC CTG GGG 48 TTC CCC GCA CCC GCA GAG CCG CAG CCG GGT GGC AGC CAG TGC GTC GAG 96 CAC GAC TGC TTC GCG CTC TAC CCG GGC CCC GCG ACC TTC CTC AAT GCC 144 AGT CAG ATC TGC GAC GGA CTG CGG GGC CAC CTA ATG ACA GTG CGC TCC 192 TCG GTG GCT GCC GAT GTC ATT TCC TTG CTA CTG AAC GGC GAC GGC GGC 240 GTT GGC CGC CGG CGC CTC TGG ATC GGC CTG CAG CTG CCA CCC GGC TGC 288 GGC GAC CCC AAG CGC CTC GGG CCC CTG CGC GGC TTC CAG TGG GTT ACG 336 GGA GAC AAC AAC ACC AGC TAT AGC AGG TGG GCA CGG CTC GAC CTC AAT 384 GGG GCT CCC CTC TGC GGC CCG TTG TGC GTC GCT GTC TCC GCT GCT GAG 432 GCC ACT GTG CCC AGC GAG CCG ATC TGG GAG GAG CAG CAG TGC GAA GTG 480 AAG GCC GAT GGC TTC CTC TGC GAG TTC CAC TTC CCA GCC ACC TGC AGG 528 CCA CTG GCT GTG GAG CCC GGC GCC GCG GCT GCC GCC GTC TCG ATC ACC 576 TAC GGC ACC CCG TTC GCG GCC CGC GGA GCG GAC TTC CAG GCG CTG CCG 624 GTG GGC AGC TCC GCC GCG GTG GCT CCC CTC GGC TTA CAG CTA ATG TGC 672 ACC GCG CCG CCC GGA GCG GTC CAG GGG CAC TGG GCC AGG GAG GCG CCG 720 GGC GCT TGG GAC TGC AGC GTG GAG AAC GGC GGC TGC GAG CAC GCG TGC 768 AAT GCG ATC CCT GGG GCT CCC CGC TGC CAG TGC CCA GCC GGC GCC GCC 816 CTG CAG GCA GAC GGG CGC TCC TGC ACC GCA TCC GCG ACG CAG TCC TGC 864 AAC GAC CTC TGC GAG CAC TTC TGC GTT CCC AAC CCC GAC CAG CCG GGC 912 TCC TAC TCG TGC ATG TGC GAG ACC GGC TAC CGG CTG GCG GCC GAC CAA 960 CAC CGG TGC GAG GAC GTG GAT GAC TGC ATA CTG GAG CCC AGT CCG TGT 1008 CCG CAG CGC TGT GTC AAC ACA CAG GGT GGC TTC GAG TGC CAC TGC TAC 1056 CCT AAC TAC GAC CTG GTG GAC GGC GAG TGT GTG GAG CCC GTG GAC CCG 1104 TGC TTC AGA GCC AAC TGC GAG TAC CAG TGC CAG CCC CTG AAC CAA ACT 1152 AGC TAC CTC TGC GTC TGC GCC GAG GGC TTC GCG CCC ATT CCC CAC GAG 1200 CCG CAC AGG TGC CAG ATG TTT TGC AAC CAG ACT GCC TGT CCA GCC GAC 1248 TGC GAC CCC AAC ACC CAG GCT AGC TGT GAG TGC CCT GAA GGC TAC ATC 1296 CTG GAC GAC GGT TTC ATC TGC ACG GAC ATC GAC GAG TGC GAA AAC GGC 1344 GGC TTC TGC TCC GGG GTG TGC CAC AAC CTC CCC GGT ACC TTC GAG TGC 1392 ATC TGC GGG CCC GAC TCG GCC CTT GTC CGC CAC ATT GGC ACC GAC TGT 1440 GAC TCC GGC AAG GTG GAC GGT GGC GAC AGC GGC TCT GGC GAG CCC CCG 1488 CCC AGC CCG ACG CCC GGC TCC ACC TTG ACT CCT CCG GCC GTG GGG CTC 1536 GTG CAT TCG GGC TTG CTC ATA GGC ATC TCC ATC GCG AGC CTG TGC CTG 1584 GTG GTG GCG CTT TTG GCG CTC CTC TGC CAC CTG CGC AAG AAG CAG GGC 1632 GCC GCC AGG GCC AAG ATG GAG TAC AAG TGC GCG GCC CCT TCC AAG GAG 1680 GTA GTG CTG CAG CAC GTG CGG ACC GAG CGG ACG CCG CAG AGA CTC 1725
【0204】 配列番号:11 配列の長さ:816 配列の型:塩基配列 配列の種類:DNA 配列 TGC AGC GTG GAG AAC GGC GGC TGC GAG CAC GCG TGC AAT GCG ATC CCT 48 GGG GCT CCC CGC TGC CAG TGC CCA GCC GGC GCC GCC CTG CAG GCA GAC 96 GGG CGC TCC TGC ACC GCA TCC GCG ACG CAG TCC TGC AAC GAC CTC TGC 144 GAG CAC TTC TGC GTT CCC AAC CCC GAC CAG CCG GGC TCC TAC TCG TGC 192 ATG TGC GAG ACC GGC TAC CGG CTG GCG GCC GAC CAA CAC CGG TGC GAG 240 GAC GTG GAT GAC TGC ATA CTG GAG CCC AGT CCG TGT CCG CAG CGC TGT 288 GTC AAC ACA CAG GGT GGC TTC GAG TGC CAC TGC TAC CCT AAC TAC GAC 336 CTG GTG GAC GGC GAG TGT GTG GAG CCC GTG GAC CCG TGC TTC AGA GCC 384 AAC TGC GAG TAC CAG TGC CAG CCC CTG AAC CAA ACT AGC TAC CTC TGC 432 GTC TGC GCC GAG GGC TTC GCG CCC ATT CCC CAC GAG CCG CAC AGG TGC 480 CAG ATG TTT TGC AAC CAG ACT GCC TGT CCA GCC GAC TGC GAC CCC AAC 528 ACC CAG GCT AGC TGT GAG TGC CCT GAA GGC TAC ATC CTG GAC GAC GGT 576 TTC ATC TGC ACG GAC ATC GAC GAG TGC GAA AAC GGC GGC TTC TGC TCC 624 GGG GTG TGC CAC AAC CTC CCC GGT ACC TTC GAG TGC ATC TGC GGG CCC 672 GAC TCG GCC CTT GTC CGC CAC ATT GGC ACC GAC TGT GAC TCC GGC AAG 720 GTG GAC GGT GGC GAC AGC GGC TCT GGC GAG CCC CCG CCC AGC CCG ACG 768 CCC GGC TCC ACC TTG ACT CCT CCG GCC GTG GGG CTC GTG CAT TCG GGC 816
【0205】 配列番号:12 配列の長さ:1671 配列の型:塩基配列 配列の種類:DNA 配列 GCA CCC GCA GAG CCG CAG CCG GGT GGC AGC CAG TGC GTC GAG CAC GAC 48 TGC TTC GCG CTC TAC CCG GGC CCC GCG ACC TTC CTC AAT GCC AGT CAG 96 ATC TGC GAC GGA CTG CGG GGC CAC CTA ATG ACA GTG CGC TCC TCG GTG 144 GCT GCC GAT GTC ATT TCC TTG CTA CTG AAC GGC GAC GGC GGC GTT GGC 192 CGC CGG CGC CTC TGG ATC GGC CTG CAG CTG CCA CCC GGC TGC GGC GAC 240 CCC AAG CGC CTC GGG CCC CTG CGC GGC TTC CAG TGG GTT ACG GGA GAC 288 AAC AAC ACC AGC TAT AGC AGG TGG GCA CGG CTC GAC CTC AAT GGG GCT 336 CCC CTC TGC GGC CCG TTG TGC GTC GCT GTC TCC GCT GCT GAG GCC ACT 384 GTG CCC AGC GAG CCG ATC TGG GAG GAG CAG CAG TGC GAA GTG AAG GCC 432 GAT GGC TTC CTC TGC GAG TTC CAC TTC CCA GCC ACC TGC AGG CCA CTG 480 GCT GTG GAG CCC GGC GCC GCG GCT GCC GCC GTC TCG ATC ACC TAC GGC 528 ACC CCG TTC GCG GCC CGC GGA GCG GAC TTC CAG GCG CTG CCG GTG GGC 576 AGC TCC GCC GCG GTG GCT CCC CTC GGC TTA CAG CTA ATG TGC ACC GCG 624 CCG CCC GGA GCG GTC CAG GGG CAC TGG GCC AGG GAG GCG CCG GGC GCT 672 TGG GAC TGC AGC GTG GAG AAC GGC GGC TGC GAG CAC GCG TGC AAT GCG 720 ATC CCT GGG GCT CCC CGC TGC CAG TGC CCA GCC GGC GCC GCC CTG CAG 768 GCA GAC GGG CGC TCC TGC ACC GCA TCC GCG ACG CAG TCC TGC AAC GAC 816 CTC TGC GAG CAC TTC TGC GTT CCC AAC CCC GAC CAG CCG GGC TCC TAC 864 TCG TGC ATG TGC GAG ACC GGC TAC CGG CTG GCG GCC GAC CAA CAC CGG 912 TGC GAG GAC GTG GAT GAC TGC ATA CTG GAG CCC AGT CCG TGT CCG CAG 960 CGC TGT GTC AAC ACA CAG GGT GGC TTC GAG TGC CAC TGC TAC CCT AAC 1008 TAC GAC CTG GTG GAC GGC GAG TGT GTG GAG CCC GTG GAC CCG TGC TTC 1056 AGA GCC AAC TGC GAG TAC CAG TGC CAG CCC CTG AAC CAA ACT AGC TAC 1104 CTC TGC GTC TGC GCC GAG GGC TTC GCG CCC ATT CCC CAC GAG CCG CAC 1152 AGG TGC CAG ATG TTT TGC AAC CAG ACT GCC TGT CCA GCC GAC TGC GAC 1200 CCC AAC ACC CAG GCT AGC TGT GAG TGC CCT GAA GGC TAC ATC CTG GAC 1248 GAC GGT TTC ATC TGC ACG GAC ATC GAC GAG TGC GAA AAC GGC GGC TTC 1296 TGC TCC GGG GTG TGC CAC AAC CTC CCC GGT ACC TTC GAG TGC ATC TGC 1344 GGG CCC GAC TCG GCC CTT GTC CGC CAC ATT GGC ACC GAC TGT GAC TCC 1392 GGC AAG GTG GAC GGT GGC GAC AGC GGC TCT GGC GAG CCC CCG CCC AGC 1440 CCG ACG CCC GGC TCC ACC TTG ACT CCT CCG GCC GTG GGG CTC GTG CAT 1488 TCG GGC TTG CTC ATA GGC ATC TCC ATC GCG AGC CTG TGC CTG GTG GTG 1536 GCG CTT TTG GCG CTC CTC TGC CAC CTG CGC AAG AAG CAG GGC GCC GCC 1584 AGG GCC AAG ATG GAG TAC AAG TGC GCG GCC CCT TCC AAG GAG GTA GTG 1632 CTG CAG CAC GTG CGG ACC GAG CGG ACG CCG CAG AGA CTC 1671
【0206】 配列番号:13 配列の長さ:557 配列の型:アミノ酸 配列の種類:蛋白質 配列 Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu His Asp 1 5 10 15 Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala Ser Gln 20 25 30 Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser Ser Val 35 40 45 Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly Val Gly 50 55 60 Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys Gly Asp 65 70 75 80 Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr Gly Asp 85 90 95 Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn Gly Ala 100 105 110 Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu Ala Thr 115 120 125 Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val Lys Ala 130 135 140 Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg Pro Leu 145 150 155 160 Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr Tyr Gly 165 170 175 Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro Val Gly 180 185 190 Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys Thr Ala 195 200 205 Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro Gly Ala 210 215 220 Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala 225 230 235 240 Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln 245 250 255 Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp 260 265 270 Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr 275 280 285 Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg 290 295 300 Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln 305 310 315 320 Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn 325 330 335 Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe 340 345 350 Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr 355 360 365 Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His 370 375 380 Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp 385 390 395 400 Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp 405 410 415 Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe 420 425 430 Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys 435 440 445 Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys Asp Ser 450 455 460 Gly Lys Val Asp Gly Gly Asp Ser Gly Ser Gly Glu Pro Pro Pro Ser 465 470 475 480 Pro Thr Pro Gly Ser Thr Leu Thr Pro Pro Ala Val Gly Leu Val His 485 490 495 Ser Gly Leu Leu Ile Gly Ile Ser Ile Ala Ser Leu Cys Leu Val Val 500 505 510 Ala Leu Leu Ala Leu Leu Cys His Leu Arg Lys Lys Gln Gly Ala Ala 515 520 525 Arg Ala Lys Met Glu Tyr Lys Cys Ala Ala Pro Ser Lys Glu Val Val 530 535 540 Leu Gln His Val Arg Thr Glu Arg Thr Pro Gln Arg Leu 545 550 555
【0207】 配列番号:14 配列の長さ:462 配列の型:アミノ酸 配列 Ala Pro Ala Glu Pro Gln Pro Gly Gly Ser Gln Cys Val Glu His Asp 1 5 10 15 Cys Phe Ala Leu Tyr Pro Gly Pro Ala Thr Phe Leu Asn Ala Ser Gln 20 25 30 Ile Cys Asp Gly Leu Arg Gly His Leu Met Thr Val Arg Ser Ser Val 35 40 45 Ala Ala Asp Val Ile Ser Leu Leu Leu Asn Gly Asp Gly Gly Val Gly 50 55 60 Arg Arg Arg Leu Trp Ile Gly Leu Gln Leu Pro Pro Gly Cys Gly Asp 65 70 75 80 Pro Lys Arg Leu Gly Pro Leu Arg Gly Phe Gln Trp Val Thr Gly Asp 85 90 95 Asn Asn Thr Ser Tyr Ser Arg Trp Ala Arg Leu Asp Leu Asn Gly Ala 100 105 110 Pro Leu Cys Gly Pro Leu Cys Val Ala Val Ser Ala Ala Glu Ala Thr 115 120 125 Val Pro Ser Glu Pro Ile Trp Glu Glu Gln Gln Cys Glu Val Lys Ala 130 135 140 Asp Gly Phe Leu Cys Glu Phe His Phe Pro Ala Thr Cys Arg Pro Leu 145 150 155 160 Ala Val Glu Pro Gly Ala Ala Ala Ala Ala Val Ser Ile Thr Tyr Gly 165 170 175 Thr Pro Phe Ala Ala Arg Gly Ala Asp Phe Gln Ala Leu Pro Val Gly 180 185 190 Ser Ser Ala Ala Val Ala Pro Leu Gly Leu Gln Leu Met Cys Thr Ala 195 200 205 Pro Pro Gly Ala Val Gln Gly His Trp Ala Arg Glu Ala Pro Gly Ala 210 215 220 Trp Asp Cys Ser Val Glu Asn Gly Gly Cys Glu His Ala Cys Asn Ala 225 230 235 240 Ile Pro Gly Ala Pro Arg Cys Gln Cys Pro Ala Gly Ala Ala Leu Gln 245 250 255 Ala Asp Gly Arg Ser Cys Thr Ala Ser Ala Thr Gln Ser Cys Asn Asp 260 265 270 Leu Cys Glu His Phe Cys Val Pro Asn Pro Asp Gln Pro Gly Ser Tyr 275 280 285 Ser Cys Met Cys Glu Thr Gly Tyr Arg Leu Ala Ala Asp Gln His Arg 290 295 300 Cys Glu Asp Val Asp Asp Cys Ile Leu Glu Pro Ser Pro Cys Pro Gln 305 310 315 320 Arg Cys Val Asn Thr Gln Gly Gly Phe Glu Cys His Cys Tyr Pro Asn 325 330 335 Tyr Asp Leu Val Asp Gly Glu Cys Val Glu Pro Val Asp Pro Cys Phe 340 345 350 Arg Ala Asn Cys Glu Tyr Gln Cys Gln Pro Leu Asn Gln Thr Ser Tyr 355 360 365 Leu Cys Val Cys Ala Glu Gly Phe Ala Pro Ile Pro His Glu Pro His 370 375 380 Arg Cys Gln Met Phe Cys Asn Gln Thr Ala Cys Pro Ala Asp Cys Asp 385 390 395 400 Pro Asn Thr Gln Ala Ser Cys Glu Cys Pro Glu Gly Tyr Ile Leu Asp 405 410 415 Asp Gly Phe Ile Cys Thr Asp Ile Asp Glu Cys Glu Asn Gly Gly Phe 420 425 430 Cys Ser Gly Val Cys His Asn Leu Pro Gly Thr Phe Glu Cys Ile Cys 435 440 445 Gly Pro Asp Ser Ala Leu Val Arg His Ile Gly Thr Asp Cys 450 455 460
【0208】 配列番号:15 配列の長さ:1386 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 配列 GCACCCGCAG AGCCGCAGCC GGGTGGCAGC CAGTGCGTCG AGCACGACTG CTTCGCGCTC 60 TACCCGGGCC CCGCGACCTT CCTCAATGCC AGTCAGATCT GCGACGGACT GCGGGGCCAC 120 CTAATGACAG TGCGCTCCTC GGTGGCTGCC GATGTCATTT CCTTGCTACT GAACGGCGAC 180 GGCGGCGTTG GCCGCCGGCG CCTCTGGATC GGCCTGCAGC TGCCACCCGG CTGCGGCGAC 240 CCCAAGCGCC TCGGGCCCCT GCGCGGCTTC CAGTGGGTTA CGGGAGACAA CAACACCAGC 300 TATAGCAGGT GGGCACGGCT CGACCTCAAT GGGGCTCCCC TCTGCGGCCC GTTGTGCGTC 360 GCTGTCTCCG CTGCTGAGGC CACTGTGCCC AGCGAGCCGA TCTGGGAGGA GCAGCAGTGC 420 GAAGTGAAGG CCGATGGCTT CCTCTGCGAG TTCCACTTCC CAGCCACCTG CAGGCCACTG 480 GCTGTGGAGC CCGGCGCCGC GGCTGCCGCC GTCTCGATCA CCTACGGCAC CCCGTTCGCG 540 GCCCGCGGAG CGGACTTCCA GGCGCTGCCG GTGGGCAGCT CCGCCGCGGT GGCTCCCCTC 600 GGCTTACAGC TAATGTGCAC CGCGCCGCCC GGAGCGGTCC AGGGGCACTG GGCCAGGGAG 660 GCGCCGGGCG CTTGGGACTG CAGCGTGGAG AACGGCGGCT GCGAGCACGC GTGCAATGCG 720 ATCCCTGGGG CTCCCCGCTG CCAGTGCCCA GCCGGCGCCG CCCTGCAGGC AGACGGGCGC 780 TCCTGCACCG CATCCGCGAC GCAGTCCTGC AACGACCTCT GCGAGCACTT CTGCGTTCCC 840 AACCCCGACC AGCCGGGCTC CTACTCGTGC ATGTGCGAGA CCGGCTACCG GCTGGCGGCC 900 GACCAACACC GGTGCGAGGA CGTGGATGAC TGCATACTGG AGCCCAGTCC GTGTCCGCAG 960 CGCTGTGTCA ACACACAGGG TGGCTTCGAG TGCCACTGCT ACCCTAACTA CGACCTGGTG 1020 GACGGCGAGT GTGTGGAGCC CGTGGACCCG TGCTTCAGAG CCAACTGCGA GTACCAGTGC 1080 CAGCCCCTGA ACCAAACTAG CTACCTCTGC GTCTGCGCCG AGGGCTTCGC GCCCATTCCC 1140 CACGAGCCGC ACAGGTGCCA GATGTTTTGC AACCAGACTG CCTGTCCAGC CGACTGCGAC 1200 CCCAACACCC AGGCTAGCTG TGAGTGCCCT GAAGGCTACA TCCTGGACGA CGGTTTCATC 1260 TGCACGGACA TCGACGAGTG CGAAAACGGC GGCTTCTGCT CCGGGGTGTG CCACAACCTC 1320 CCCGGTACCT TCGAGTGCAT CTGCGGGCCC GACTCGGCCC TTGTCCGCCA CATTGGCACC 1380 GACTGT 1386
【図1】ヒト肺から精製して得られる、トロンビンによ
るプロテインC活性化を促進する作用を有するペプチド
を参考例2において4回目のDIP−トロンビン−アガ
ロ−スカラムクロマトグラフィーに供した結果を示すグ
ラフである。
るプロテインC活性化を促進する作用を有するペプチド
を参考例2において4回目のDIP−トロンビン−アガ
ロ−スカラムクロマトグラフィーに供した結果を示すグ
ラフである。
【図2】参考例3−(2)で得られる、DNA断片TM
13の塩基配列を示すものである。
13の塩基配列を示すものである。
【図3】図2に続くDNA断片TM13の塩基配列を示
すものである。
すものである。
【図4】参考例3−(5)で得られる、DNA断片TM
137の塩基配列を示すものである。
137の塩基配列を示すものである。
【図5】図4に続くDNA断片TM137の塩基配列を
示すものである。
示すものである。
【図6】図5に続くDNA断片TM137の塩基配列を
示すものである。
示すものである。
【図7】図6に続くDNA断片TM137の塩基配列を
示すものである。
示すものである。
【図8】参考例3−(7)で得られる、DNA断片TM
P5の塩基配列を示すものである。
P5の塩基配列を示すものである。
【図9】図8に続くDNA断片TPM5の塩基配列を示
すものである。
すものである。
【図10】参考例3−(10)で得られる、DNA断片
TMP26の塩基配列を示すものである。
TMP26の塩基配列を示すものである。
【図11】DNA断片TMP13、TM137、TMP
5およびTMP26と参考例3−(13−1)及び3−
(13−2)で得られるDNA断片TMJ1とTMJ2
の各制限酵素地図と、これらのDNA断片の有する塩基
配列における対応関係を示すものであり、縦方向にみて
各DNA断片の互いに重なる部分は共通の塩基配列を有
することを示す。図中DNA断片TMJ2の制限酵素地
図の斜線部分は斜交線部分とを含む部分は考えられるオ
ープンリーディングフレームであり、斜交線部分に本発
明の塩基配列が存在するものである。
5およびTMP26と参考例3−(13−1)及び3−
(13−2)で得られるDNA断片TMJ1とTMJ2
の各制限酵素地図と、これらのDNA断片の有する塩基
配列における対応関係を示すものであり、縦方向にみて
各DNA断片の互いに重なる部分は共通の塩基配列を有
することを示す。図中DNA断片TMJ2の制限酵素地
図の斜線部分は斜交線部分とを含む部分は考えられるオ
ープンリーディングフレームであり、斜交線部分に本発
明の塩基配列が存在するものである。
【図12】TMJ1とそれに結合したTMP5を含有す
るプラスミドpUC18TMJ1の構築を示すフローチ
ャートである。
るプラスミドpUC18TMJ1の構築を示すフローチ
ャートである。
【図13】TMJ1とそれに結合したTMP26を含有
するプラスミドpUC18TMJ2の構築を示すフロー
チャートである。
するプラスミドpUC18TMJ2の構築を示すフロー
チャートである。
【図14】TMJ2を動物細胞宿主用発現ベクターに挿
入することによりプラスミドpSV2TMJ2の構築を
示すフローチャートである。
入することによりプラスミドpSV2TMJ2の構築を
示すフローチャートである。
【図15】実施例1−(2)−(a)で得られた組換え
体プラスミドM−13mp19TMJ3にディリーター
TMDが相補的にハイブリダイズしたところを示すもの
であり、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズし
ている部分の周辺の塩基配列とそれによってコードされ
ているアミノ酸配列を示すものである。
体プラスミドM−13mp19TMJ3にディリーター
TMDが相補的にハイブリダイズしたところを示すもの
であり、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズし
ている部分の周辺の塩基配列とそれによってコードされ
ているアミノ酸配列を示すものである。
【図16】実施例1−(2)−(b)で得られた組換え
体プラスミドpSV2TMD1にディリーターTMd2
が相補的にハイブリダイズしたところを示すものであ
り、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズしてい
る部分の周辺の塩基配列とそれによってコードされてい
るアミノ酸配列を示すものである。
体プラスミドpSV2TMD1にディリーターTMd2
が相補的にハイブリダイズしたところを示すものであ
り、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズしてい
る部分の周辺の塩基配列とそれによってコードされてい
るアミノ酸配列を示すものである。
【図17】実施例1−(2)−(a)で得られた組換え
体プラスミドM−13mp19TMJ3にディリーター
TMd3が相補的にハイブリダイズしたところを示すも
のであり、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズ
している部分の周辺の塩基配列とそれによってコードさ
れているアミノ酸配列を示すものである。
体プラスミドM−13mp19TMJ3にディリーター
TMd3が相補的にハイブリダイズしたところを示すも
のであり、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズ
している部分の周辺の塩基配列とそれによってコードさ
れているアミノ酸配列を示すものである。
【図18】実施例1−(4)−(a)で得られた組換え
体プラスミドM13−TMD3にディリーターTMd2
が相補的にハイブリダイズしたところを示すものであ
り、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズしてい
る部分の周辺の塩基配列とそれによってコードされてい
るアミノ酸配列を示すものである。
体プラスミドM13−TMD3にディリーターTMd2
が相補的にハイブリダイズしたところを示すものであ
り、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズしてい
る部分の周辺の塩基配列とそれによってコードされてい
るアミノ酸配列を示すものである。
【図19】実施例1−(4)−(a)で得られた組換え
体プラスミドM13−TMD3にディリーターTMd4
が相補的にハイブリダイズしたところを示すものであ
り、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズしてい
る部分の周辺の塩基配列とそれによってコードされてい
るアミノ酸配列を示すものである。
体プラスミドM13−TMD3にディリーターTMd4
が相補的にハイブリダイズしたところを示すものであ
り、ディリーターがプラスミドにハイブリダイズしてい
る部分の周辺の塩基配列とそれによってコードされてい
るアミノ酸配列を示すものである。
【図20】本発明の複製可能な組換え体DNAであるプ
ラスミドpdBPVTMD5−1の構築を示すフローチ
ャートである。
ラスミドpdBPVTMD5−1の構築を示すフローチ
ャートである。
【図21】図20に続く複製可能可能な組換え体DNA
であるプラスミドpdBPVTMD5−1の構築を示す
フローチャートである。
であるプラスミドpdBPVTMD5−1の構築を示す
フローチャートである。
【図22】本発明の複製可能な組換え体DNAであるプ
ラスミドpdBPVTMD4−1の構築を示すフローチ
ャートである。
ラスミドpdBPVTMD4−1の構築を示すフローチ
ャートである。
【図23】図22に続く複製可能な組換え体DNAであ
るプラスミドpdBPVTMD4−1の構築を示すフロ
ーチャートである。
るプラスミドpdBPVTMD4−1の構築を示すフロ
ーチャートである。
【図24】本発明の複製可能な組換え体DNAであるプ
ラスミドpdBPVTMD2−1の構築を示すフローチ
ャートである。
ラスミドpdBPVTMD2−1の構築を示すフローチ
ャートである。
【図25】図24に続く複製可能な組換え体DNAであ
るプラスミドpdBPVTMD2−1の構築を示すフロ
ーチャートである。
るプラスミドpdBPVTMD2−1の構築を示すフロ
ーチャートである。
【図26】本発明の複製可能な組換え体DNAであるプ
ラスミドpdBPVTMD1−1の構築を示すフローチ
ャートである。
ラスミドpdBPVTMD1−1の構築を示すフローチ
ャートである。
【図27】図26に続く複製可能な組換え体DNAであ
るプラスミドpdBPVTMD1−1の構築を示すフロ
ーチャートである。
るプラスミドpdBPVTMD1−1の構築を示すフロ
ーチャートである。
【図28】本発明の複製可能な組換え体DNAであるプ
ラスミドpdBPVTMJ2−1の構築を示すフローチ
ャートである。
ラスミドpdBPVTMJ2−1の構築を示すフローチ
ャートである。
【図29】図28に続く複製可能な組換え体DNAであ
るプラスミドpdBPVTMJ2−1の構築を示すフロ
ーチャートである。
るプラスミドpdBPVTMJ2−1の構築を示すフロ
ーチャートである。
【図30】プラスミドpSV2TMD5でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
【図31】プラスミドpSV2TMD4でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
【図32】プラスミドpSV2TMD2でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
【図33】プラスミドpSV2TMD1でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
【図34】プラスミドpSV2TMJ2でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドの存在
下及び非存在下における、プロテインCとトロンビンと
の反応によって生成した活性化プロテインCの量と反応
時間との関係を示すグラフである。
【図35】プラスミドpSV2TMD5でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
【図36】プラスミドpSV2TMD4でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
【図37】プラスミドpSV2TMD2でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
【図38】プラスミドpSV2TMD1でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
【図39】プラスミドpSV2TMJ2でトランスフォ
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
ームした細胞を培養・精製し、得られたペプチドを添加
した血液の凝固時間と精製した本発明のペプチドの添加
量との関係を示すグラフである。
【図40】DNA断片TMJ2の制限酵素地図である。
図中、斜線部分と斜交線部分とを含む部分は考えられる
オープンリーディングフレームであり、斜交線部分に本
発明のペプチドをコードする塩基配列が存在するもので
ある。
図中、斜線部分と斜交線部分とを含む部分は考えられる
オープンリーディングフレームであり、斜交線部分に本
発明のペプチドをコードする塩基配列が存在するもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12P 21/02 C12N 5/00 B //(C12N 5/10 C12R 1:91) (C12P 21/02 C12R 1:91) (31)優先権主張番号 特願昭62−305876 (32)優先日 昭62(1987)12月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願昭62−305877 (32)優先日 昭62(1987)12月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願昭62−305878 (32)優先日 昭62(1987)12月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (56)参考文献 特開 昭62−169728(JP,A) 特開 平3−503757(JP,A) J.CLIN.INVEST.VO L.76,(1985)PP.2178−2181 THE EMBO JOURNA L.,VOL.6,NO.7(1987)P P.1891−1897
Claims (7)
- 【請求項1】 配列番号7の1−575のアミノ酸配
列、または該アミノ酸配列のアミノ酸残基の置換、挿入
または欠失を施すことにより得られるアミノ酸配列を有
し、且つ下記(a)、(b)、(d)〜(f)に規定さ
れる組換えペプチドであって、少なくとも該組換えペプ
チド中に、ヒト由来の夾雑成分を実質的に含有しないこ
とを特徴とする実質的に精製された組換えペプチド(但
し、該ペプチドが配列番号3の1−498のアミノ酸配
列からなるペプチドである場合を除く)。 (a)トロンビンに結合し、 (b)トロンビンによるプロテインCの活性化を促進す
る作用を有する、 (d)トロンビンによる凝固時間を延長する、 (e)トロンビンによる血小板凝集を抑制する、 (f)SDS−ポリアクリルアミドゲル上にて、銀染色
が可能である。 - 【請求項2】 該組換えペプチドが、(c)少なくとも
界面活性剤の非存在下で可溶性である可溶性ペプチドで
あることを特徴とする請求項1に記載の組換えペプチ
ド。 - 【請求項3】 該組換えペプチドが、配列番号3の1−
498のアミノ酸配列のアミノ酸残基の置換、挿入また
は欠失を施すことにより得られるアミノ酸配列を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の組換えペプ
チド。 - 【請求項4】 該組換えペプチドが、 (i)配列番号8の1−272のアミノ酸配列におい
て、少なくとも該配列番号8の119−236のアミノ
酸配列を包含するように該配列番号8のN末端及び/又
はC末端の任意の個数のアミノ酸残基が削除されていて
もよいアミノ酸配列からなるトロンビンに結合し、トロ
ンビンによるプロテインCの活性化を促進する作用を有
する組換えペプチド、 (ii) 前記(i)に記載の組換えペプチドのアミノ酸配
列のアミノ酸残基の置換、挿入または欠失を施すことに
より得られるアミノ酸配列からなり、且つトロン ビンに
結合し、トロンビンによるプロテインCの活性化を促進
する作用を有する組換えペプチド、のいずれかであるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の組換え
ペプチド。 - 【請求項5】 下記(a)〜(g)に規定される実質的
に精製された可溶性ペプチド(但し、該ペプチドが配列
番号3の1−498のアミノ酸配列からなるペプチドで
ある場合を除く)。 (a)トロンビンに結合し、 (b)トロンビンによるプロテインCの活性化を促進す
る作用を有する、 (c)少なくとも界面活性剤の非存在下で可溶性であ
る、 (d)トロンビンによる凝固時間を延長する、 (e)トロンビンによる血小板凝集を抑制する、 (f)SDS−ポリアクリルアミドゲル上にて、銀染色
が可能である、 (g)該可溶性ペプチドのアミノ酸配列の相同性が、該
アミノ酸配列の範囲において、下記の制限酵素地図 【化1】 に示された制限酵素サイトを有することにより特徴付け
られるヒト由来のDNAがコードし得るトロンビンに結
合し、かつトロンビンによるプロテインCの活性化を促
進する作用を有するペプチドのアミノ酸配列と完全に一
致する相同性を有する。 - 【請求項6】 該可溶性ペプチドがDIP−トロンビン
−アガロースカラムに結合せしめたときに、1M Na
Cl、0.1mM EDTA、1mM ベンズアミジン
塩酸、0.5%(v/v)ポリドカノールを含む0.0
2Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)により溶出できる
性質、又は、該可溶性ペプチドが、0 .1M NaC
l、0.5mM CaCl 2 、0.5%(v/v)ポリ
ドカノールを含む0.02Mトリス塩酸緩衝液(pH
7.5)により平衡化したDIP−トロンビン−アガロ
ースカラムに、該緩衝液にて該可溶性ペプチドを溶解せ
しめた溶液を接触せしめた場合に、該可溶性ペプチドが
前記カラムに結合せしめることができる性質を有するこ
とを特徴とする請求項5に記載の可溶性ペプチド。 - 【請求項7】 該ペプチドが、糖鎖が付いた、又は糖鎖
が付いていないことを特徴とする請求項1〜6のいずれ
かに記載のペプチド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8138588A JP2766473B2 (ja) | 1987-01-08 | 1996-05-31 | トロンビンによるプロテインcの活性化を促進するペプチド |
Applications Claiming Priority (13)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP106687 | 1987-01-08 | ||
| JP106587 | 1987-01-08 | ||
| JP14408187 | 1987-06-11 | ||
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| JP8138588A JP2766473B2 (ja) | 1987-01-08 | 1996-05-31 | トロンビンによるプロテインcの活性化を促進するペプチド |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63002027A Division JP2738428B2 (ja) | 1987-01-08 | 1988-01-08 | トロンビンによるプロテインcの活性化を促進する作用を有するペプチド |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9310091A Division JPH10113195A (ja) | 1987-01-08 | 1997-11-12 | 凍結乾燥製剤の製造法 |
| JP9313155A Division JP2921832B2 (ja) | 1987-01-08 | 1997-11-14 | トロンビンによるプロテインcの活性化を促進する作用を有するペプチドをコードするdna及びペプチドの製造法 |
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ID=27563110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8138588A Expired - Lifetime JP2766473B2 (ja) | 1987-01-08 | 1996-05-31 | トロンビンによるプロテインcの活性化を促進するペプチド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2766473B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0689014B2 (ja) * | 1986-01-21 | 1994-11-09 | 興和株式会社 | トロンビン結合性物質およびその製法 |
| DK299087D0 (da) * | 1987-06-12 | 1987-06-12 | Novo Industri As | Proteins and derivatives thereof |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP8138588A patent/JP2766473B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| J.CLIN.INVEST.VOL.76,(1985)PP.2178−2181 |
| THE EMBO JOURNAL.,VOL.6,NO.7(1987)PP.1891−1897 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08289796A (ja) | 1996-11-05 |
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