JP2773482B2 - 酸化物超電導材料の製造方法 - Google Patents
酸化物超電導材料の製造方法Info
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 12
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、Tl−Bi−Ca−
Sr−Cu−O系超電導材料を製造する方法に関するも
のである。
Sr−Cu−O系超電導材料を製造する方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、より高い臨界温度を示す超電導材
料として、セラミック系のもの、すなわち酸化物超電導
材料が注目されている。その中で、Tl(タリウム)系
は現在知られている超電導材料の中で、120K程度の
最も高い臨界温度を示す材料であり、この材料の実用化
が期待されている。
料として、セラミック系のもの、すなわち酸化物超電導
材料が注目されている。その中で、Tl(タリウム)系
は現在知られている超電導材料の中で、120K程度の
最も高い臨界温度を示す材料であり、この材料の実用化
が期待されている。
【0003】このようなTl系超電導材料の中でもTl
−Bi−Sr−Ca−Cu−O系には、組成比がTl
(+Bi):Ca:Sr:Cuがおよそ1:2:2:3
である1223相の超電導相および、その組成比がおよ
そ1:1:2:2である1122相の超電導相などが存
在することが知られている。1223相の超電導相は、
1122相の超電導相よりも高い臨界温度を示す。
−Bi−Sr−Ca−Cu−O系には、組成比がTl
(+Bi):Ca:Sr:Cuがおよそ1:2:2:3
である1223相の超電導相および、その組成比がおよ
そ1:1:2:2である1122相の超電導相などが存
在することが知られている。1223相の超電導相は、
1122相の超電導相よりも高い臨界温度を示す。
【0004】したがって、高い臨界温度を得るために
は、このような1223相となるような配合組成比で各
金属の酸化物または炭酸化物を混合し焼結して製造して
いる。なお、Tlは揮発性の高い元素であるため、超電
導組成比よりも多くの量の配合組成比とするのが一般的
である。
は、このような1223相となるような配合組成比で各
金属の酸化物または炭酸化物を混合し焼結して製造して
いる。なお、Tlは揮発性の高い元素であるため、超電
導組成比よりも多くの量の配合組成比とするのが一般的
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような製造方法では、所望の超電導相である122
3相の他に1122相がかなりの割合で生成することが
知られている。
このような製造方法では、所望の超電導相である122
3相の他に1122相がかなりの割合で生成することが
知られている。
【0006】この発明の目的は、高い臨界温度を有する
超電導相をより多く生成させることのできるTl−Bi
−Ca−Sr−Cu−O系超電導材料の製造方法を提供
することにある。
超電導相をより多く生成させることのできるTl−Bi
−Ca−Sr−Cu−O系超電導材料の製造方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の製造方法に従
えば、各元素の配合組成が、Tl:Bi:Ca:Sr:
Cu=a:b:c:d:2(モル比)と表わしたとき、
1.0<a<2.0,0.1<b<0.6,0.6<c
<1.4,1.6<d<2.4となる原材料から、臨界
温度が60K以上で、(Tl1 - x ,Bix )CaU S
rV CuW OZ (ここで、x,u,v,wおよびzは、
0.1<x<0.5,0.6<u<1.4,1.6<v
<2.4,1.6<w<2.4,および5<z<9をそ
れぞれ満たす)の組成で表わされる1122相の超電導
相をまず生成させる。
えば、各元素の配合組成が、Tl:Bi:Ca:Sr:
Cu=a:b:c:d:2(モル比)と表わしたとき、
1.0<a<2.0,0.1<b<0.6,0.6<c
<1.4,1.6<d<2.4となる原材料から、臨界
温度が60K以上で、(Tl1 - x ,Bix )CaU S
rV CuW OZ (ここで、x,u,v,wおよびzは、
0.1<x<0.5,0.6<u<1.4,1.6<v
<2.4,1.6<w<2.4,および5<z<9をそ
れぞれ満たす)の組成で表わされる1122相の超電導
相をまず生成させる。
【0008】次に、1122相1モルに対し、Ca:C
u:Tl=f:g:h(モル比)(ここで、f,gおよ
びhは、0.8<f<1.2,0.8<g<1.2およ
び0.1<h<1.0を満たす)で表わされる量のC
a、CuおよびTlを添加し、臨界温度100K以上
で、(Tl1 - x ,Bix )CaU SrV CuW O
Z (ここで、x,u,v,wおよびzは、0.1<x<
0.5,1.6<u<2.4,1.6<v<2.4,
2.6<w<3.4,および7<z<11をそれぞれ満
たす)の組成で表わされる1223相の超電導相を生成
させる。
u:Tl=f:g:h(モル比)(ここで、f,gおよ
びhは、0.8<f<1.2,0.8<g<1.2およ
び0.1<h<1.0を満たす)で表わされる量のC
a、CuおよびTlを添加し、臨界温度100K以上
で、(Tl1 - x ,Bix )CaU SrV CuW O
Z (ここで、x,u,v,wおよびzは、0.1<x<
0.5,1.6<u<2.4,1.6<v<2.4,
2.6<w<3.4,および7<z<11をそれぞれ満
たす)の組成で表わされる1223相の超電導相を生成
させる。
【0009】
【作用】この発明の製造方法では、特定の配合組成の原
材料からまず1122相の超電導相を生成させ、これに
Ca、CuおよびTlを酸化物または炭酸化物の混合
物、あるいは混合物の仮焼粉として添加し、1223相
の超電導相を生成させている。この発明の製造方法に従
えば、従来の製造方法に比べ、1223相の超電導相を
多くの割合で生成させることができる。したがって、こ
の発明の製造方法に従えば、より高い臨界温度を有する
Tl系の酸化物超電導材料を製造することができる。
材料からまず1122相の超電導相を生成させ、これに
Ca、CuおよびTlを酸化物または炭酸化物の混合
物、あるいは混合物の仮焼粉として添加し、1223相
の超電導相を生成させている。この発明の製造方法に従
えば、従来の製造方法に比べ、1223相の超電導相を
多くの割合で生成させることができる。したがって、こ
の発明の製造方法に従えば、より高い臨界温度を有する
Tl系の酸化物超電導材料を製造することができる。
【0010】
【発明の効果】この発明に従えば、高い臨界温度を有す
る1223相の超電導相をより多くの割合で生成させる
ことができる。このため、全体として高い臨界温度を有
するTl系の酸化物超電導材料とすることができ、Tl
系酸化物超電導材料の実用化の可能性を高めることがで
きる。
る1223相の超電導相をより多くの割合で生成させる
ことができる。このため、全体として高い臨界温度を有
するTl系の酸化物超電導材料とすることができ、Tl
系酸化物超電導材料の実用化の可能性を高めることがで
きる。
【0011】
【実施例】まず、表1の第3列、第4列および第5列に
示したような、Sr、CaおよびCuの割合となるよう
に秤量し、これを混合した後ペレット化して、800℃
で24時間焼結した。
示したような、Sr、CaおよびCuの割合となるよう
に秤量し、これを混合した後ペレット化して、800℃
で24時間焼結した。
【0012】これを粉砕して、第1〜5列で示したよう
な割合になるように、再度秤量し、これを混合した後、
ペレット化してAuカプセルに封入して850℃で焼結
した。焼結後これを粉砕して粉末化した。これを粉末
とする。
な割合になるように、再度秤量し、これを混合した後、
ペレット化してAuカプセルに封入して850℃で焼結
した。焼結後これを粉砕して粉末化した。これを粉末
とする。
【0013】また、上記の粉末とは別に、表1の第6
列および第7列に示したCaおよびCuの割合でそれぞ
れの原料を秤量し、混合後、ペレット化して800℃で
24時間焼結した。焼結後これを粉砕して粉末化した。
これを粉末とする。
列および第7列に示したCaおよびCuの割合でそれぞ
れの原料を秤量し、混合後、ペレット化して800℃で
24時間焼結した。焼結後これを粉砕して粉末化した。
これを粉末とする。
【0014】粉末に対し、粉末を表1に示すような
割合となるように添加し、さらにTlについては表1の
第8例に示したモル数と同じになるようにTl酸化物粉
末を秤量して混合し、ペレット化した。このペレットを
Auカプセルに封入した後、880℃で焼結し、122
3相を得た。
割合となるように添加し、さらにTlについては表1の
第8例に示したモル数と同じになるようにTl酸化物粉
末を秤量して混合し、ペレット化した。このペレットを
Auカプセルに封入した後、880℃で焼結し、122
3相を得た。
【0015】このようにして得られた焼結体の帯磁率の
温度依存性を図1に示す。また得られた焼結体を粉末化
し、X線回折により分析して得られたX線回折パターン
を図2に示す。
温度依存性を図1に示す。また得られた焼結体を粉末化
し、X線回折により分析して得られたX線回折パターン
を図2に示す。
【0016】図1および図2に示されるように、得られ
た超電導相は、格子定数a=3.8Å,C=15.3Å
で表わされる1223相にほぼ単相化されていることが
わかる。図2において、指数づけしたものが1223相
のピークを示し、矢印をつけたものが1122相のピー
クを示している。
た超電導相は、格子定数a=3.8Å,C=15.3Å
で表わされる1223相にほぼ単相化されていることが
わかる。図2において、指数づけしたものが1223相
のピークを示し、矢印をつけたものが1122相のピー
クを示している。
【0017】以下、表1に示すNo. 2〜11の試料につ
いても上記と同様に超電導相を発生し、上記と同様に1
223相にほぼ単相化されるという結果が得られた。
いても上記と同様に超電導相を発生し、上記と同様に1
223相にほぼ単相化されるという結果が得られた。
【0018】
【表1】
【0019】比較として、従来の直接合成法により12
23相の超電導相を作製した。SrCO3 :CaC
O3 :CuO=2:2:3となるように秤量し、混合し
た後、ペレット化して、800℃で24時間焼結した。
これを粉砕して、Tl2 O3 :Bi2 O3 :SrC
O3 :CaCO3 :CuO=1.6:0.4:2:2:
3となるように秤量し、混合した後、ペレット化してA
uカプセルに封入して880℃で焼結した。
23相の超電導相を作製した。SrCO3 :CaC
O3 :CuO=2:2:3となるように秤量し、混合し
た後、ペレット化して、800℃で24時間焼結した。
これを粉砕して、Tl2 O3 :Bi2 O3 :SrC
O3 :CaCO3 :CuO=1.6:0.4:2:2:
3となるように秤量し、混合した後、ペレット化してA
uカプセルに封入して880℃で焼結した。
【0020】このようにして得られた試料のX線回折パ
ターンを図3に示す。図3に示されるように、得られた
試料は1223相の他、かなりの量の1122相が含ま
れていることがわかった。
ターンを図3に示す。図3に示されるように、得られた
試料は1223相の他、かなりの量の1122相が含ま
れていることがわかった。
【0021】以上の結果から明らかなように、この発明
に従う製造方法では、高い臨界温度を示す1223相を
優先的に生成させることができる。したがって、臨界温
度の高い酸化物超電導材料を製造することができる。
に従う製造方法では、高い臨界温度を示す1223相を
優先的に生成させることができる。したがって、臨界温
度の高い酸化物超電導材料を製造することができる。
【図1】この発明に従う実施例で作製された超電導材料
の帯磁率の温度依存性を示す図である。
の帯磁率の温度依存性を示す図である。
【図2】この発明に従う実施例で作製された超電導材料
のX線回折パターンを示す図である。
のX線回折パターンを示す図である。
【図3】比較例で作製された超電導材料のX線回折パタ
ーンを示す図である。
ーンを示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 Tl−Bi−Ca−Sr−Cu−O系超
電導材料を製造する方法であって、 各元素の配合組成が、Tl:Bi:Ca:Sr:Cu=
a:b:c:d:2(モル比)と表わしたとき、1.0
<a<2.0,0.1<b<0.6,0.6<c<1.
4,1.6<d<2.4となる原材料から、臨界温度が
60K以上で、(Tl1 - x ,Bix )CaU SrV C
uW OZ (ここで、x,u,v,wおよびzは、0.1
<x<0.5,0.6<u<1.4,1.6<v<2.
4,1.6<w<2.4,および5<z<9をそれぞれ
満たす)の組成で表わされる1122相の超電導相を生
成させる工程と、 前記1122相1モルに対し、Ca:Cu:Tl=f:
g:h(モル比)(ここで、f,gおよびhは、0.8
<f<1.2,0.8<g<1.2および0.1<h<
1.0を満たす)で表わされる量のCa、CuおよびT
lを添加し、臨界温度100K以上で、(Tl1 - x ,
Bix )CaU SrV CuW OZ (ここで、x,u,
v,wおよびzは、0.1<x<0.5,1.6<u<
2.4,1.6<v<2.4,2.6<w<3.4,お
よび7<z<11をそれぞれ満たす)の組成で表わされ
る1223相の超電導相を生成させる工程とを備える、
酸化物超電導材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239845A JP2773482B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 酸化物超電導材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239845A JP2773482B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 酸化物超電導材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0578127A JPH0578127A (ja) | 1993-03-30 |
| JP2773482B2 true JP2773482B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=17050728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3239845A Expired - Lifetime JP2773482B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 酸化物超電導材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2773482B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3239845A patent/JP2773482B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0578127A (ja) | 1993-03-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980324 |