JP2776582B2 - 発泡断熱材 - Google Patents
発泡断熱材Info
- Publication number
- JP2776582B2 JP2776582B2 JP25904389A JP25904389A JP2776582B2 JP 2776582 B2 JP2776582 B2 JP 2776582B2 JP 25904389 A JP25904389 A JP 25904389A JP 25904389 A JP25904389 A JP 25904389A JP 2776582 B2 JP2776582 B2 JP 2776582B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- carbon dioxide
- activated carbon
- water
- foaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000006260 foam Substances 0.000 title claims description 16
- 238000009413 insulation Methods 0.000 title claims description 11
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 36
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 229920001228 polyisocyanate Polymers 0.000 claims description 10
- 239000005056 polyisocyanate Substances 0.000 claims description 10
- 239000012948 isocyanate Substances 0.000 claims description 8
- 150000002513 isocyanates Chemical class 0.000 claims description 8
- 239000004604 Blowing Agent Substances 0.000 claims description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 5
- 239000004721 Polyphenylene oxide Substances 0.000 claims description 4
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 claims description 4
- 229920000570 polyether Polymers 0.000 claims description 4
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 claims description 4
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 claims description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 50
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 25
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 25
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 12
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 12
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 description 8
- KYKAJFCTULSVSH-UHFFFAOYSA-N chloro(fluoro)methane Chemical compound F[C]Cl KYKAJFCTULSVSH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910021536 Zeolite Inorganic materials 0.000 description 5
- HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 5
- 239000004088 foaming agent Substances 0.000 description 5
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 5
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 5
- CYRMSUTZVYGINF-UHFFFAOYSA-N trichlorofluoromethane Chemical compound FC(Cl)(Cl)Cl CYRMSUTZVYGINF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000010457 zeolite Substances 0.000 description 5
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 150000001718 carbodiimides Chemical class 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229920005862 polyol Polymers 0.000 description 2
- 150000003077 polyols Chemical class 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- UPMLOUAZCHDJJD-UHFFFAOYSA-N 4,4'-Diphenylmethane Diisocyanate Chemical compound C1=CC(N=C=O)=CC=C1CC1=CC=C(N=C=O)C=C1 UPMLOUAZCHDJJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 150000001412 amines Chemical class 0.000 description 1
- 150000004982 aromatic amines Chemical class 0.000 description 1
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 1
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004872 foam stabilizing agent Substances 0.000 description 1
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 description 1
- 125000002887 hydroxy group Chemical group [H]O* 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000009257 reactivity Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 229920006268 silicone film Polymers 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 229940029284 trichlorofluoromethane Drugs 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫,冷凍庫等に用いる発泡断熱材に関
するものである。
するものである。
従来の技術 近年、省エネルギーの観点より発泡断熱材の熱伝導率
を低減し、断熱性を向上させるというニーズがあると同
時に、発泡剤であるフロンの使用量を削減し、フロンの
影響によるオゾン破壊及び地球の温暖化等の環境問題の
改善に寄与していくことが極めて重要なテーマとなって
いる。
を低減し、断熱性を向上させるというニーズがあると同
時に、発泡剤であるフロンの使用量を削減し、フロンの
影響によるオゾン破壊及び地球の温暖化等の環境問題の
改善に寄与していくことが極めて重要なテーマとなって
いる。
このため、代表的な発泡断熱材である硬質ウレタンフ
ォームの製造にあたっては、主原料として用いるポリオ
ールや有機ポリイソシアネート,助剤原料である整泡
剤,触媒,発泡剤に対し、種々の改善取組みがなされて
いる。基本的に、硬質ウレタンフォームの熱伝導率を低
減するには、気泡中のガス成分の気体熱伝導率を改善す
ることが重要であり、特に発泡剤としてトリクロロフル
オロメタン(以下R−11と称する)を用い、R−11ガス
とフォーム気泡中を満たすことが効果的手段とされてき
た。しかしながら一方においてはフロン公害問題等の見
地よりフロン使用量を減らすためには、有機ポリイソシ
アネートと水との反応によって得られる炭酸ガスを発泡
剤の一部として用いることも可能である。しかし、この
ような構成においては、炭酸ガスが発泡断熱材の気泡内
に残存するため発泡断熱材の断熱性能は低いものとな
る。
ォームの製造にあたっては、主原料として用いるポリオ
ールや有機ポリイソシアネート,助剤原料である整泡
剤,触媒,発泡剤に対し、種々の改善取組みがなされて
いる。基本的に、硬質ウレタンフォームの熱伝導率を低
減するには、気泡中のガス成分の気体熱伝導率を改善す
ることが重要であり、特に発泡剤としてトリクロロフル
オロメタン(以下R−11と称する)を用い、R−11ガス
とフォーム気泡中を満たすことが効果的手段とされてき
た。しかしながら一方においてはフロン公害問題等の見
地よりフロン使用量を減らすためには、有機ポリイソシ
アネートと水との反応によって得られる炭酸ガスを発泡
剤の一部として用いることも可能である。しかし、この
ような構成においては、炭酸ガスが発泡断熱材の気泡内
に残存するため発泡断熱材の断熱性能は低いものとな
る。
このような課題解決のアプローチとして例えば、特開
昭57−49628号公報で示されるように吸着剤で不純ガス
成分を除く方法が提案されている。すなわち、ゼオライ
ト等からなる吸着剤を原料中にあらかじめ混合し、発泡
時に発生した炭酸ガスを吸着剤にて吸着除去し、結果的
にフロンガスで気泡内を満たすことにより断熱性を向上
させることが特徴となっている。
昭57−49628号公報で示されるように吸着剤で不純ガス
成分を除く方法が提案されている。すなわち、ゼオライ
ト等からなる吸着剤を原料中にあらかじめ混合し、発泡
時に発生した炭酸ガスを吸着剤にて吸着除去し、結果的
にフロンガスで気泡内を満たすことにより断熱性を向上
させることが特徴となっている。
発明が解決しようとする課題 上記特開昭57−49628号公報における気泡内ガスのフ
ロンガス純化のメカニズムを考察するならば、まず、ゼ
オライト等から成る炭酸ガス吸着剤は、炭酸ガスを吸着
する以上に水分を選択優先的に吸着するため、主たる炭
酸ガス発生因子である水分とイソシアネートとの反応に
おいては、原料混合時に即座に水分が吸着剤に吸着され
てしまい、炭酸ガスの生成そのものを起こさせない。す
なわち、あらかじめゼオライト等からなる炭酸ガス吸着
剤を添加した有機ポリイソシアネートと、水添加したポ
リオール成分を瞬時に混合して発泡に供しても、泡化開
始の時点では、すでに水分はゼオライト等からなる炭酸
ガス吸着剤に吸着脱水され、フロン単独発泡と同じ形態
で発泡が行なわれる。さらには、泡化時の重合過程でカ
ルボジイミド反応が微量の炭酸ガスを発生させるが、こ
のようなガスは容易に吸着される結果、気泡内ガスの純
化が行なわれ、優れた脱熱性能が得られる。
ロンガス純化のメカニズムを考察するならば、まず、ゼ
オライト等から成る炭酸ガス吸着剤は、炭酸ガスを吸着
する以上に水分を選択優先的に吸着するため、主たる炭
酸ガス発生因子である水分とイソシアネートとの反応に
おいては、原料混合時に即座に水分が吸着剤に吸着され
てしまい、炭酸ガスの生成そのものを起こさせない。す
なわち、あらかじめゼオライト等からなる炭酸ガス吸着
剤を添加した有機ポリイソシアネートと、水添加したポ
リオール成分を瞬時に混合して発泡に供しても、泡化開
始の時点では、すでに水分はゼオライト等からなる炭酸
ガス吸着剤に吸着脱水され、フロン単独発泡と同じ形態
で発泡が行なわれる。さらには、泡化時の重合過程でカ
ルボジイミド反応が微量の炭酸ガスを発生させるが、こ
のようなガスは容易に吸着される結果、気泡内ガスの純
化が行なわれ、優れた脱熱性能が得られる。
よって、特開昭57−49628号公報は脱水により主たるC
O2発生の原因を取り除き、かつ、カルボジイミド反応に
よって微量に発生するCO2を除く点で気泡内ガスをフロ
ンガスに純化でき、断熱性能向上が図れるものである。
しかしながら炭酸ガスを発泡ガスとして利用する点にお
いては、炭酸ガスの発生量がカルボジイミド反応におけ
る微量なものに限定されるため、結果的にフロン使用量
の低減が困難となる問題があった。故に発泡ガスとして
の炭酸ガス利用を図る点と、気泡内ガスのフロン純化と
いう課題、すなわち、フロン問題解決のためのフロン量
削減と、高断熱化の両立に関しては、特開昭57−49628
号公報では実現困難であり、この技術確立が大きな課題
である。本発明は上記課題に鑑み発泡断熱材の熱伝導率
を悪化させることなく、オゾン層破壊といった環境問題
を解決する発泡断熱材を提供するものである。
O2発生の原因を取り除き、かつ、カルボジイミド反応に
よって微量に発生するCO2を除く点で気泡内ガスをフロ
ンガスに純化でき、断熱性能向上が図れるものである。
しかしながら炭酸ガスを発泡ガスとして利用する点にお
いては、炭酸ガスの発生量がカルボジイミド反応におけ
る微量なものに限定されるため、結果的にフロン使用量
の低減が困難となる問題があった。故に発泡ガスとして
の炭酸ガス利用を図る点と、気泡内ガスのフロン純化と
いう課題、すなわち、フロン問題解決のためのフロン量
削減と、高断熱化の両立に関しては、特開昭57−49628
号公報では実現困難であり、この技術確立が大きな課題
である。本発明は上記課題に鑑み発泡断熱材の熱伝導率
を悪化させることなく、オゾン層破壊といった環境問題
を解決する発泡断熱材を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために、シリコーンに
より表面処理した粉末活性炭から成る吸着剤を添加混合
したイソシアネート成分と、ポリエーテル,整泡剤,触
媒,水,フロン発泡剤を混合したプレミックス成分とを
混合し、発泡熱断材を得るものである。
より表面処理した粉末活性炭から成る吸着剤を添加混合
したイソシアネート成分と、ポリエーテル,整泡剤,触
媒,水,フロン発泡剤を混合したプレミックス成分とを
混合し、発泡熱断材を得るものである。
作用 上記構成によって、シリコーンにより表面処理した疎
水化粉末活性炭は、水に対し不活性であり、脱水吸着は
なく水と有機ポリイソシアネートとの反応を阻害するこ
とはない。この結果、発泡時においては、有機ポリイソ
シアネートと水との反応によって得られる炭酸ガスを利
用することができフロン発泡剤の使用量は削減可能であ
る。そして、泡化後、疎水化粉末活性炭により炭酸ガス
が吸着除去され、気泡内ガスのフロンガスへの純化が行
なわれる。このような作用により、フロン使用量の削減
と熱伝導率改善の両立が達成され、環境問題と省エネル
ギーの従来相反していた技術課題に対して解決できるも
のである。
水化粉末活性炭は、水に対し不活性であり、脱水吸着は
なく水と有機ポリイソシアネートとの反応を阻害するこ
とはない。この結果、発泡時においては、有機ポリイソ
シアネートと水との反応によって得られる炭酸ガスを利
用することができフロン発泡剤の使用量は削減可能であ
る。そして、泡化後、疎水化粉末活性炭により炭酸ガス
が吸着除去され、気泡内ガスのフロンガスへの純化が行
なわれる。このような作用により、フロン使用量の削減
と熱伝導率改善の両立が達成され、環境問題と省エネル
ギーの従来相反していた技術課題に対して解決できるも
のである。
さらには、発泡断熱材中に分散している疎水化粉末活
性炭が、伝熱成分のうち、ふく射伝熱に対し、赤外線を
吸収し伝導伝熱に交換するため、結果的に熱抵抗が増加
し、断熱性能の向上に寄与する。よって、前記環境問題
と省エネルギーの両立に対し、より効率的に作用する利
点を具備できるのである。
性炭が、伝熱成分のうち、ふく射伝熱に対し、赤外線を
吸収し伝導伝熱に交換するため、結果的に熱抵抗が増加
し、断熱性能の向上に寄与する。よって、前記環境問題
と省エネルギーの両立に対し、より効率的に作用する利
点を具備できるのである。
実 施 例 以下、実施例を挙げて本発明の発泡断熱材を説明す
る。
る。
表に一実施例の原料処方を示した。
ポリエーテルAは、芳香族アミン系ポリエーテルで水
酸基価460mgKOH/g、整泡剤Aは信越化学(株)製F−33
5、触媒Aは花王(株)製カオライザーNo.1、発泡剤は
純水とフロン−11であり、各原料は所定の配合部数で混
合し、プレミックス成分として構成する。
酸基価460mgKOH/g、整泡剤Aは信越化学(株)製F−33
5、触媒Aは花王(株)製カオライザーNo.1、発泡剤は
純水とフロン−11であり、各原料は所定の配合部数で混
合し、プレミックス成分として構成する。
一方、イソシアネート成分は、アミン当量135のクル
ードMDIから成る有機ポリイソシアネートAと、疎水化
粉末活性炭から構成している。疎水化粉末活性炭は、あ
らかじめ武田薬品工業(株)モルシーボン4A(粉末活性
炭)100重量部に信越化学(株)製シリコーンKF−99を
3重量部を加え、100℃で加熱しながら攪拌混合し、上
記粉末活性炭表面にシリコーン皮膜を形成した試製品を
用いた。
ードMDIから成る有機ポリイソシアネートAと、疎水化
粉末活性炭から構成している。疎水化粉末活性炭は、あ
らかじめ武田薬品工業(株)モルシーボン4A(粉末活性
炭)100重量部に信越化学(株)製シリコーンKF−99を
3重量部を加え、100℃で加熱しながら攪拌混合し、上
記粉末活性炭表面にシリコーン皮膜を形成した試製品を
用いた。
このようにして調合したプレミックス成分とイソシア
ネート成分を所定の配合部数混合し、発泡断熱材を得
た。このときの反応性及び発泡断熱材の密度,熱伝導率
及び気泡ガス組成を表に示した。
ネート成分を所定の配合部数混合し、発泡断熱材を得
た。このときの反応性及び発泡断熱材の密度,熱伝導率
及び気泡ガス組成を表に示した。
なお、同時に比較例として疎水化粉末活性炭を添加し
ない場合、及び従来の粉末活性炭武田薬品工業(株)製
モルシーボン4Aを添加した場合についても同様に表に示
した(比較例A,B)。
ない場合、及び従来の粉末活性炭武田薬品工業(株)製
モルシーボン4Aを添加した場合についても同様に表に示
した(比較例A,B)。
このように本発明の発泡断熱材は、気泡中の炭酸ガス
はほとんどなくフロンガスで満たされ優れた断熱性能を
示すと共に、フロン使用量を削減できることが判った。
これは、疎水化粉末活性炭が水との吸着反応に不活性で
あるため有機ポリイソシアネートと水との反応を阻害さ
せることがなく、発生した炭酸ガスを発泡ガスとして利
用した後、気泡内に含まれる炭酸ガスを吸着したことを
示している。疎水化粉末活性炭の表面状態については不
明であるが、シリコーン樹脂の皮膜がゼオライト粉末表
面に形成され、吸着ガスへのバリヤー層となっている結
果、少なくとも水とイソシアネートが反応に要する時間
(約10秒間)は、水に対して不活性であると同時に、炭
酸ガスの吸着については、吸着速度は遅いものの実用上
問題のない特性を有するのである。この結果、水とイソ
シアネートの反応により発生した炭酸ガスが発泡ガスと
して有効に利用でき、フロン使用量が少なくても所定密
度まで低減可能であり、かつ、経時的に気泡中の炭酸ガ
スを疎水化粉末活性炭を吸着するため最終的には、炭酸
ガスは除かれ、フロンガスに純化される結果、気体熱伝
導率が改善され、発泡断熱材の熱伝導率も優れたものと
なるのである。
はほとんどなくフロンガスで満たされ優れた断熱性能を
示すと共に、フロン使用量を削減できることが判った。
これは、疎水化粉末活性炭が水との吸着反応に不活性で
あるため有機ポリイソシアネートと水との反応を阻害さ
せることがなく、発生した炭酸ガスを発泡ガスとして利
用した後、気泡内に含まれる炭酸ガスを吸着したことを
示している。疎水化粉末活性炭の表面状態については不
明であるが、シリコーン樹脂の皮膜がゼオライト粉末表
面に形成され、吸着ガスへのバリヤー層となっている結
果、少なくとも水とイソシアネートが反応に要する時間
(約10秒間)は、水に対して不活性であると同時に、炭
酸ガスの吸着については、吸着速度は遅いものの実用上
問題のない特性を有するのである。この結果、水とイソ
シアネートの反応により発生した炭酸ガスが発泡ガスと
して有効に利用でき、フロン使用量が少なくても所定密
度まで低減可能であり、かつ、経時的に気泡中の炭酸ガ
スを疎水化粉末活性炭を吸着するため最終的には、炭酸
ガスは除かれ、フロンガスに純化される結果、気体熱伝
導率が改善され、発泡断熱材の熱伝導率も優れたものと
なるのである。
さらには、発泡断熱材中に分散している疎水化粉末活
性炭が、伝熱成分のうち、ふく射伝熱に対して赤外線を
吸収し、伝導伝熱に変換するため、結果的に熱抵抗が増
加し断熱性能の向上に寄与するのである。
性炭が、伝熱成分のうち、ふく射伝熱に対して赤外線を
吸収し、伝導伝熱に変換するため、結果的に熱抵抗が増
加し断熱性能の向上に寄与するのである。
このように本発明の発泡断熱材は、オゾン層破壊等の
環境問題の主原因とされているフロン−11の使用量削減
が可能で、かつ優れた断熱性能により省エネルギーに寄
与することが、両立して実現でき、提供できるのであ
る。
環境問題の主原因とされているフロン−11の使用量削減
が可能で、かつ優れた断熱性能により省エネルギーに寄
与することが、両立して実現でき、提供できるのであ
る。
なお、比較例において、疎水化粉末活性炭を添加しな
い場合、気泡ガスとして炭酸ガスが多量に存在するため
熱伝導率は、悪く、又、粉末活性炭を添加した場合、水
を瞬間的に吸着除去する結果、炭酸ガスの発生がなく、
密度は高く、同体積に発泡させるにはフロン使用量は増
加すると予測でき、フロン使用量削減には結びつかな
い。ただし、気泡中はフロンガスで純化されるため熱伝
導率は優れたものとなる。
い場合、気泡ガスとして炭酸ガスが多量に存在するため
熱伝導率は、悪く、又、粉末活性炭を添加した場合、水
を瞬間的に吸着除去する結果、炭酸ガスの発生がなく、
密度は高く、同体積に発泡させるにはフロン使用量は増
加すると予測でき、フロン使用量削減には結びつかな
い。ただし、気泡中はフロンガスで純化されるため熱伝
導率は優れたものとなる。
発明の効果 以上のように本発明は、ポリエーテル,整泡剤,触
媒,水,フロン発泡剤からなるプレミックス成分と、疎
水化粉末活性炭と有機ポリイソシアネートからなるイソ
シアネート成分とを混合攪拌し、発泡断熱材として生成
しているため、水と有機ポリイソシアネートとの反応に
よって発生する炭酸ガスを発泡ガスとして有効に利用し
てフロン発泡剤の使用量削減を行なうと共に、疎水化粉
末活性炭により気泡内に発生残留した炭酸ガスを経時的
に吸着除去が可能である。さらには、発泡断熱材中に分
散している疎水化粉末活性炭が、伝熱成分のうち、ふく
射伝熱に対して、赤外線を吸収し、伝導伝熱に変換する
ため、結果的に熱抵抗が増加する。この結果、気泡中の
気体熱伝導とふく射伝熱が低減し、発泡断熱材の熱伝導
率が改善され、優れた断熱性能を有する発泡断熱材が提
供できる。すなわち、フロン公害問題の解決に寄与でき
ると共に省エネルギーに寄与することができるのであ
る。
媒,水,フロン発泡剤からなるプレミックス成分と、疎
水化粉末活性炭と有機ポリイソシアネートからなるイソ
シアネート成分とを混合攪拌し、発泡断熱材として生成
しているため、水と有機ポリイソシアネートとの反応に
よって発生する炭酸ガスを発泡ガスとして有効に利用し
てフロン発泡剤の使用量削減を行なうと共に、疎水化粉
末活性炭により気泡内に発生残留した炭酸ガスを経時的
に吸着除去が可能である。さらには、発泡断熱材中に分
散している疎水化粉末活性炭が、伝熱成分のうち、ふく
射伝熱に対して、赤外線を吸収し、伝導伝熱に変換する
ため、結果的に熱抵抗が増加する。この結果、気泡中の
気体熱伝導とふく射伝熱が低減し、発泡断熱材の熱伝導
率が改善され、優れた断熱性能を有する発泡断熱材が提
供できる。すなわち、フロン公害問題の解決に寄与でき
ると共に省エネルギーに寄与することができるのであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】ポリエーテル,整泡剤,触媒,水,フロン
発泡剤から成るプレミックス成分と、シリコーンにより
表面処理した疎水化粉末活性炭と有機ポリイソシアネー
トからなるイソシアネート成分とを混合攪拌し発泡生成
した発泡断熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25904389A JP2776582B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 発泡断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25904389A JP2776582B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 発泡断熱材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03121142A JPH03121142A (ja) | 1991-05-23 |
| JP2776582B2 true JP2776582B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=17328540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25904389A Expired - Fee Related JP2776582B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 発泡断熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2776582B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-04 JP JP25904389A patent/JP2776582B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03121142A (ja) | 1991-05-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1134949A (zh) | 具有二氧化碳气体吸附剂的发泡绝热材料及其制造方法 | |
| JP2776582B2 (ja) | 発泡断熱材 | |
| JP2718985B2 (ja) | 発泡断熱材 | |
| JP2809716B2 (ja) | 発泡断熱材 | |
| US5109032A (en) | Foamed heat insulation material | |
| CN103319676A (zh) | 一种开孔聚氨酯泡沫及其制备方法 | |
| JP2718999B2 (ja) | 発泡断熱材 | |
| JP2719001B2 (ja) | 発泡断熱材 | |
| JPH03121143A (ja) | 発泡断熱材 | |
| JP2000109593A (ja) | 断熱壁と断熱壁の製造方法 | |
| JPH09132658A (ja) | 炭酸ガス吸着剤及び発泡断熱材及び断熱箱体 | |
| JP3641080B2 (ja) | 発泡断熱材の製造方法 | |
| JP3860263B2 (ja) | 発泡断熱材と発泡断熱材の製造方法、及び、断熱箱体 | |
| JP4239277B2 (ja) | 発泡断熱材と発泡断熱材の製造方法、及び、断熱箱体 | |
| JPH11290649A (ja) | 炭酸ガス吸着剤及び発泡断熱材及び断熱箱体 | |
| JP3115201B2 (ja) | 発泡断熱体およびその製造方法 | |
| JPS6154332B2 (ja) | ||
| JPH08196865A (ja) | 炭酸ガス吸着剤及び発泡断熱材及び断熱箱体 | |
| JPH10263388A (ja) | 炭酸ガス吸着剤及び発泡断熱材及び断熱箱体 | |
| JPH11300201A (ja) | 炭酸ガス吸着剤及び発泡断熱材及び断熱箱体 | |
| JP2543084B2 (ja) | 断熱箱体 | |
| WO1999024499A1 (en) | Foamed insulating material, insulating box body made using said foamed insulating material, and process for preparing foamed insulating material | |
| JPH10230161A (ja) | 炭酸ガス吸着剤及び発泡断熱材及び断熱箱体 | |
| Ferrero-Heredia et al. | Thermal conductivity reduction of polyurethane insulating foam by in situ carbon dioxide removal | |
| JPH09302123A (ja) | 発泡断熱材及び発泡断熱材の製造方法、及び断熱箱体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |