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JP2776985B2 - 洗剤組成物 - Google Patents
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JP2776985B2 - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

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JP2776985B2
JP2776985B2 JP6511871A JP51187194A JP2776985B2 JP 2776985 B2 JP2776985 B2 JP 2776985B2 JP 6511871 A JP6511871 A JP 6511871A JP 51187194 A JP51187194 A JP 51187194A JP 2776985 B2 JP2776985 B2 JP 2776985B2
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は非イオン性界面活性剤を含有する粒状洗剤組
成物に関する。本発明は特に、高い嵩密度を有する粒状
洗剤組成物、特にアルカル金属アルミノケイ酸塩ビルダ
ーを含有する前記組成物に関する。
背景及び従来技術 非イオン性界面活性剤は炭化水素油、複合脂肪並びに
他の長鎖不飽和及び飽和グリセリド等の疎水性の汚れを
除去するのに特に有効であるので、洗剤調剤に配合する
と有益な洗浄特性を有する。
しかしながら、非イオン性界面活性剤を含有する粒状
洗剤組成物が水溶液に接触すると、非イオン性界面活性
剤は粘性相を形成する傾向があり、自動洗濯機のディス
ペンサー又は放出器から放出しにくくなり、洗液への分
散及び溶解が不良になる。
嵩密度の高い粉末は嵩密度の低い粉末よりも粉末ベッ
ドの毛管直径が小さく、水の浸透に時間がかかるので、
問題は深刻となる。アルカリ金属アルミノケイ酸塩のよ
うな非水溶性ビルダーを含有する粉末の場合も、放出の
問題は特に深刻であることが判明した。
厳密に制御されたアルキル鎖長の短鎖非イオン性界面
活性剤を使用し、特定の他のエトキシル化非イオン性界
面活性剤、特にエトキシ化度の低い長鎖材料を除外する
ことにより、製造工程を変更する必要なしに、エトキシ
化アルコール非イオン性界面活性剤を含有し且つ良好な
放出及び溶解特性を有する洗剤粉末の製造の難点を克服
できることが茲に知見された。驚くべきことに、この効
果は洗浄力性能を損失せずに達せられ、性能を改善する
ことさえ可能である。
短鎖非イオン性界面活性剤を含有する粒状洗剤組成物
は英国特許第1460646号、1462133号、1462134号、14853
16号及び1566326号(Procter & Gamble);英国特許第
1519433号及び仏国特許出願公開第2303850A号(Rhone−
Poulenc);ヨーロッパ特許出願公開第200953A号及び国
際出願公開WO91 10718A号(Henkel)に開示されてい
る。しかしながら、高嵩密度粒状洗剤組成物の放出特性
の改善を目的とした短鎖非イオン性界面活性剤の使用は
開示されていない。
発明の定義 従って、本発明は少なくとも600g/1の嵩密度を有して
おり、非イオン性界面活性剤を含む界面活性剤系、少な
くとも1種の洗浄力ビルダー及び任意に他の洗剤成分を
含有する粒状洗剤組成物を提供し、非イオン性界面活性
剤は、C12未満の平均アルキル鎖長と8以下の平均エト
キシル化度を有する脂肪族アルコールとエチレンオキシ
ドとの縮合生成物からなり、界面活性剤系は、C12以上
の平均鎖長と7未満の平均エトキシル化度を有する脂肪
族アルコールとエチレンオキシドとの縮合生成物である
エトキシル化非イオン性界面活性剤を含有していない。
本発明は更に、少なくとも600g/1の嵩密度を有する粒
状洗剤組成物の洗濯物への放出を改善するための、C12
未満の平均アルキル鎖長と8以下の平均エトキシル化度
を有する脂肪族アルコールとエチレンオキシドとの縮合
生成物である非イオン性界面活性剤の使用を提供する。
発明の詳細な説明 短鎖非イオン性界面活性剤 本発明の洗剤組成物は、C12未満の平均アルキル鎖長
と8以下の平均エトキシル化度を有する脂肪族アルコー
ルとエチレンオキシドとの縮合生成物である非イオン性
界面活性剤を必須成分として含有する界面活性剤系を含
有することを特徴とする。この成分を以下の文中では短
鎖非イオン性界面活性剤と呼称する。
市販の非イオン性界面活性剤は一般に平均値付近の一
定範囲の鎖長を含む混合物である。界面活性剤系はC12
以上の平均鎖長と7未満の平均エトキシル化度を有する
市販材料である非イオン性界面活性剤を含有しない。
特に除外した上記類以外のエトキシル化非イオン性界
面活性剤が併存することも本発明の範囲に含まれる。し
かしながら、本発明の好適組成物はエトキシル化度に関
係なくC12以上の平均アルキル鎖長を有する全エトキシ
ル化非イオン性界面活性剤(市販混合物)を実質的に含
有しない。
好ましくは、短鎖非イオン性界面活性剤は少なくとも
25重量%、より好ましくは少なくとも50重量%、最適に
は少なくとも75重量%がC12未満のアルキル鎖長を有す
るアルコールから誘導される。有利には、界面活性剤系
はC12以上の鎖長を有する非イオン性界面活性剤材料を
実質的に含有しない。
油性の汚れに対する洗浄力を有することでよく知られ
ている長鎖(C12以上)低EO(7EO未満)非イオン性界面
活性剤が不在であるにも拘わらず、本発明の組成物は一
連の汚れに対して優れた洗浄力性能を示すと共に、優れ
た分散特性を示す。
C9〜C11.5の範囲の平均アルキル鎖長を有する非イオ
ン性界面活性剤、特にC9〜C11及びC9〜C11.5の範囲の平
均アルキル鎖長を有する非イオン性界面活性剤が好適で
ある。
第1アルコールエトキシレートを使用しても第2アル
コールエトキシレートを使用してもよいが、第1アルコ
ールエトキシレートのほうが一般に好適である。
非イオン性縮合生成物中のアルコール1モル当たりの
エチレンオキシド基の平均数は8以下、好ましくは2.5
〜8である。有利には6.5以下、最適には2.5〜6.5であ
る。
ある種の分枝鎖材料を含有するアルコール類から誘導
される非イオン性界面活性剤は、粉末放出及び溶解の改
善と、洗浄力との双方で所定の効果を発揮することがで
きる。
好ましくは非イオン性界面活性剤中の遊離アルコール
濃度は5重量%未満、より好ましくは1重量%である。
本発明で使用するのに適切な数種の非イオン性アルコ
ールエトキシレート界面活性剤を以下に詳細に説明する
(*は商標を表す)。中間的なエトキシル化度に達する
ようにこれらの材料の混合物を使用してもよい。
Shell製Dobanol*91シリーズ エトキシレート:Dobanol 91−2.5 2.5EO Dobanol 91−5 5EO Dobanol 91−6 6EO Dobanol 91 4−6 4〜6EO 公称種別:分枝(C1〜C4)20〜25%を含むC9-11アルコ
ール 平均鎖長:10.14 鎖長分布: C8 直鎖 0.7 0.7 C9 直鎖 17.5 19.0 C82−メチル 1.0 C72−エチル 0.3 C62−プロピル 0.2 C10 直鎖 40.7 45.8 C92−メチル 2.9 C82−エチル 1.0 他の分枝鎖 1.2 C11 直鎖 25.5 33.3 C102−メチル 2.4 C92−エチル 1.0 他の分枝鎖 4.4 C12 直鎖 0 1.6 分枝鎖 1.6 Enichem製Lialet*111シリーズ エトキシレート:Lialet 111−4 4EO Lialet 111−5 5EO Lialet 111−6 6EO Lialet 111 4−6 4-6EO Lialet 111 6.9 6.9EO 公称種別:分枝(C1−C4)50〜60%を含むC11アルコー
ル 平均鎖長:11.0 鎖長分布: C11 直鎖 49.2 96.10 C102−メチル 17.3 C92−エチル 9.3 C82−プロピル 9.7 C72−ブチル及び C62−ペンチル 10.6 Vista Chemicals製Vista*(Alfonic*)シリーズ エトキシレート:Vista 1012−62 6.25EO Vista 1012−52 4.3EO Vista Novel II 1012−52 4.5EO(狭
範囲) 公称種別:C10-12直鎖アルコール 平均鎖長:10.20 鎖長分布: C11 直鎖 90.0 C12 直鎖 10.0 他の短鎖非イオン性界面活性剤 下記材料も本発明で使用するのに適している。
Exxon製Acropol*91 4−6: C9-11鎖、35%分枝(C1-4)、4−6EO。
Shell製Dobanol*1シリーズ: 98.5%C11+微量のC10及びC12
ICI製Synperonic*91−4−6: C9-11鎖、60%分枝(C1)、4−6EO。
Enichem製Lialet*91 4−6: C9-11鎖、60%分枝(C1−C4)、4−6EO。
Kolb製Inbentin*C10E4: C10直鎖、4EO。
本発明から除外される非イオン性界面活性剤 平均エトキシル化度が7未満の長鎖非イオン性界面活
性剤は本発明から除外される。このような材料の例を以
下に挙げる。
ココナツをベースとする材料(例えばDAC Chemicals製L
orobac*シリーズ): C12−C16、平均鎖長12.75。
ICI製低エトキシル化Synperonic*非イオン性界面活性
剤(例えばSynperonic A3(3EO)): C13-15、平均鎖長13.65: C13 直鎖 44.0 67.2 C122−メチル 11.9 C112−エチル 3.8 C102−プロピル 3.1 C92−ブチル及び C82−ペンチル 4.4 C15 直鎖 20.9 35.1 C142−メチル 2.4 C132−エチル 1.0 C122−プロピル 0.8 C112−ブチル、 C102−ペンチル及び C92−ヘキシル 2.4 Shell製低エトキシル化Dobanol*23材料(C12-13、分枝
18.1%): C12 38.4 C13 58.9 C14 1.2 Shell製低エトキシル化Dobanol*25材料(C12-15、分枝
22.9%): C12 19.9 C13 31.2 C14 29.4 C15 19.1 Shell製低エトキシル化Dobanol*45材料(C14-15、分枝
14.8%): C14 60.3 C15 37.5 他のエトキシル化非イオン性界面活性剤 上述のように、他の長鎖エトキシル化非イオン性界面
活性剤が存在する場合に該界面活性剤は7未満の平均エ
トキシル化度を有するべきでない。他方、C12以上の平
均鎖長と7以上の平均エトキシル化度を有する材料は存
在してもよい。
従って、本発明から除外するとして上記に列挙した材
料(例えばココナツ、Synperonic及びDobanol 23アルコ
ールエトキシレート)に対応する材料であってもエトキ
シル化度が高いものは、必須成分である短鎖低エトキシ
ル化非イオン性界面活性剤と共に本発明の組成物中に併
存してもよい。例えば、短鎖材料をコトナツアルコール
7EOと併用してもよい。
しかしながら、エトキシル化度に関係なくC12以上の
平均アルキル鎖長を有するエトキシル化非イオン性界面
活性剤は存在しないほうが好ましい。
本発明の組成物中に存在する全非イオン性洗剤活性化
合物の合計量は2〜50重量%、好ましくは5〜30重量%
とするのが適切である。
他の洗剤活性化合物 上記に特に除外した類の非イオン性界面活性剤が不在
であるという条件下で本発明の組成物中に他の洗剤活性
材料が存在してもよい。
非イオン性界面活性剤以外に存在する洗剤活性材料は
他のアニオン性(石鹸又は非石鹸)、カチオン性、両性
イオン性、両性材料又はこれらの任意の組み合わせであ
り得る。
アニオン性洗剤活性化合物の配合量は0〜40重量%、
好ましくは0〜20重量%である。非イオン性界面活性剤
対アニオン性界面活性剤の比が2:8〜9:1の範囲であるな
らば好適である。
合成アニオン性界面活性剤は当業者に周知である。そ
の例としては、アルキルベンゼンスルホネート、特にC8
〜C15のアルキル鎖長を有するナトリウム線状アルキル
ベンゼンスルホネート;第1及び第2アルコールスルフ
ェート、特にナトリウムC12〜C15第1アルコールスルフ
ェート;オレフィンスルホネート;アルカンスルホネー
ト;ジアルキルスルホスクシネート;並びに脂肪酸エス
テルスルホネートが挙げられる。
1種以上の脂肪酸石鹸を配合することが望ましい場合
もある。天然に存在する脂肪酸(例えばココナツ油、牛
脂、ヒマワリ油又は硬化ナタネ油に由来する脂肪酸)か
ら誘導されるナトリウム石鹸が好ましい。
界面活性剤系の量 本発明の組成物中の洗剤活性材料(界面活性剤)の合
計量は5〜50重量%が適切である。比較的高レベル、好
ましくは15〜50重量%の界面活性剤を含有する高性能組
成物が特に有用である。
組成物は有利には少なくとも20重量%、より有利には
少なくとも25重量%の界面活性剤系を含有し得る。
好適界面活性剤系 本発明の特に好適な組成物は、上記短鎖エトキシル化
非イオン性界面活性剤から主に構成される界面活性剤系
を第1アルコールスルフェート(PAS)と併用するか又
は単独で使用する。
好ましくは界面活性剤系の最高40重量%を構成する任
意成分である第1アルコールスルフェート(PAS)はC8
〜C18、好ましくはC12〜C16の範囲の鎖長を有してお
り、平均値は好ましくはC12〜C15の範囲である。C12〜C
14材料のみから構成されるか又は主にC12〜C14材料から
構成されるPASが特に好適である。
所望により、ヨーロッパ特許出願公開第342917A号(U
nilever)明細書及び特許請求の範囲に記載されている
種々の鎖長の混合物を使用してもよい。
主に又は完全に直鎖のPASが一般に好適である。植物
起源のPAS、特にココナツ油起源のPAS(ココPAS)が特
に好適である。もっとも、ヨーロッパ特許出願公開第43
9316A号(Unilever)明細書及び特許請求の範囲に記載
されているような分枝PASを使用することも本発明の範
囲に含まれる。
PASはナトリウム又はカリウム塩形態で存在し、ナト
リウム塩が一般に好適である。
特に有用な界面活性剤系は、 (i)エトキシル化非イオン性界面活性剤60〜100重量
%、好ましくは65〜100重量%、 (ii)C8〜C18第1アルコールスルフェート0〜40重量
%、好ましくは0〜35重量% から主に構成される。
このような界面活性剤系を含有する高嵩密度粒状洗剤
組成物はヨーロッパ特許出願公開第544492A号(Unileve
r)明細書及び特許請求の範囲に記載されている。
本発明の第1の態様によると、界面活性剤系はエトキ
シル化非イオン性界面活性剤(i)65〜80重量%、好ま
しくは65〜75重量%及び第1アルコールスルフェート
(ii)20〜35重量%、好ましくは25〜35重量%から主に
構成される。この系では、 (a)C9〜C11の平均アルキル鎖長と2.5〜4の平均エト
キシル化度、又は (b)C10〜C11.5の平均アルキル鎖長と4〜5の平均エ
トキシル化度 を有するエトキシル化非イオン性界面活性剤が特に良好
な洗浄力を与えることが判明した。
本発明の第2の態様によると、界面活性剤系はエトキ
シル化非イオン性界面活性剤(i)80〜95重量%、好ま
しくは85〜95重量%及び第1アルコールスルフェート
(ii)5〜20重量%、好ましくは5〜15重量%から主に
構成される。この系では、 (a)C9〜C11の平均アルキル鎖長と3.5〜4.5の平均エ
トキシル化度、又は (b)C10〜C11.5の平均アルキル鎖長と4〜6.5の平均
エトキシル化度 を有するエトキシル化非イオン性界面活性剤が特に良好
な洗浄力を与えることが判明した。
本発明の第3の態様によると、界面活性剤系はエトキ
シル化非イオン性界面活性剤(i)単独から主に構成さ
れる。この系では、 (a)C9〜C11の平均アルキル鎖長と4.5〜5.5の平均エ
トキシル化度、又は (b)C10〜C11.5の平均アルキル鎖長と4〜6.5の平均
エトキシル化度 を有するエトキシル化非イオン性界面活性剤が特に良好
な洗浄力を与えることが判明した。
しかしながら、全3種の態様において鎖長C9〜C11.5
及びエトキシル化度2.5〜6.5の短鎖非イオン性界面活性
剤であれば何を使用しても有益である。
洗浄力ビルダー 本発明の洗剤粉末は、適切には5〜80重量%、好まし
くは20〜60重量%の1種以上の洗浄力ビルダーを含有す
る。
本発明はアルカリ金属アルミノケイ酸塩をビルダーと
して含有する組成物に特に適用することができる。
アリカリ金属(好ましくはナトリウム)アルミノケイ
酸塩の配合量は一般には組成物の5〜60重量%(無水換
算)、好ましくは25〜55重量%であり、ヘビーデューテ
ィー洗剤組成物では25〜48重量%が適切である。
アルカリ金属アルミノケイ酸塩は結晶質でも非晶質で
もよく、更にはその混合物でもよく、一般式:0.8〜1.5N
a2O・Al2O3・0.8〜6SiO2を有する。
これらの材料は結合水を含み、少なくとも50mgCaO/g
のカルシウムイオン交換容量を有することが必要であ
る。好適なアルミノケイ酸ナトリウムは(上記式中に)
1.5〜3.5SiO2単位を含む。非晶質及び結晶質材料はいず
れも文献に詳細に記載されているようにケイ酸ナトリウ
ムとアルミン酸ナトリウムの反応により容易に製造する
ことができる。
適切な結晶質アルミノケイ酸ナトリウムイオン交換洗
浄力ビルダーは例えば英国特許第1429143号(Procter
& Gamble)に記載されている。この型の好適アルミノ
ケイ酸ナトリウムは周知の市販ゼオライトA及びX、並
びにその混合物である。
ゼオライトは洗濯用洗剤粉末で現在広く使用されてい
る市販のゼオライト4Aでもよい。もっとも、本発明の好
適態様によると、本発明の組成物に配合するゼオライト
ビルダーはヨーロッパ特許出願公開第384070A号(Unile
ver)明細書及び特許請求の範囲に記載されているよう
な最大アルミニウムゼオライトP(ゼオライトMAP)で
ある。ゼオライトMAPは1.33以下、好ましくは0.90〜1.3
3、より好ましくは0.90〜1.20のケイ素対アルミニウム
比を有するゼオライトP型のアルカリ金属アルミノケイ
酸塩として定義される。
1.07以下のケイ素対アルミニウム比を有するゼオライ
トMAPが特に好適である。ゼオライトMAPのカルシウム結
合容量は一般に無水材料1g当たり少なくとも150mgであ
る。
本発明の組成物中でゼオライトMAPを使用すると、特
に2つの利点が得られる。まずゼオライトMAPはゼオラ
イト4Aよりも有効なビルダーであり、また、これとは全
く独立して、粉末流動性を失うことなく合計界面活性剤
レベルを高めると共に非イオン性種濃度の高い界面活性
剤系をより多量に配合することができる。
液体洗剤成分のキャリヤーとしてのゼオライトMの使
用はヨーロッパ特許出願公開第521635A号(Unilever)
明細書及び特許請求の範囲に記載されている。
本発明で使用するのに好適なゼオライトMAPは特に微
粉状であり、0.1〜5.0μm、より好ましくは0.4〜2.0μ
m、最適には0.4〜1.0μmのd50(下記に定義)を有す
る。“d50”なる量は、粒子の50重量%が該当数値より
も小さい直径を有しており、d80、d90等の対応量が存在
する。特に好適な材料は3μm未満のd90及び1μm未
満のd50を有する。
本発明の組成物は洗浄力を高め且つ製造工程を容易に
するために、アルカリ金属(好ましくはナトリウム)炭
酸塩を含有し得る。炭酸ナトリウムの配合量は一般に1
〜60重量%、好ましくは2〜40重量%、最適には2〜13
重量%である。もっとも、アルカリ金属炭酸塩を含有し
ない組成物も本発明の範囲に含まれる。
更に必要又は所望により本発明の洗剤組成物に他のビ
ルダーを配合してもよい。
特に好適な補助ビルダーは、適切な使用量0.5〜15重
量%、特に1〜10重量%のポリカルボキシレートポリマ
ー類、特にポリアクリレート及びアクリル酸/マレイン
酸コポリマー類と;適切な使用量3〜35重量%、より好
ましくは5〜30重量%のモノマーポリカルボキシレー
ト、特にクエン酸及びその塩である。
本発明の好適組成物は好ましくは5重量%を越える無
機リン酸ビルダーを含有せず、リン酸ビルダーを実質的
に含有しないことが望ましい。
他の成分 本発明の完全調剤洗濯用洗剤組成物は、任意の適切な
通常添加成分、例えば無機塩類(例えばケイ酸ナトリウ
ム又は硫酸ナトリウム);有機塩類(例えばクエン酸ナ
トリウム);再付着防止助剤(例えばセルロース誘導体
及びアクリレート又はアクリレート/マレエートポリマ
ー類);蛍光剤;漂白剤、漂白剤前駆物質及び漂白剤安
定剤;タンパク分解及び脂肪分解酵素;染料;着色スペ
ックル;香料;消泡剤;繊維柔軟化合物を更に含有し得
る。
製造工程及び粉末特性 本発明の粒状洗剤組成物は主に、利用可能な塔(噴霧
乾燥)、非塔(造粒)又は組み合わせプロセスの任意の
方法により製造することができる。
高速ミキサー/グラニュレーターで造粒及び/又は圧
縮(緻密化)により製造可能な、少なくとも600g/l、好
ましくは少なくとも700g/l、より好ましくは少なくとも
800g/lといった高い嵩密度を有する組成物が特に有用で
ある。
高速ミキサー/圧縮機としても知られる高速ミキサー
/グラニュレーターはFukae(商標)FS等のバッチ機械
でもよいし、Lodige(商標)Recycler CB30等の連続機
械でもよい。適切な方法は、例えばヨーロッパ特許出願
公開第340013A号、367339A号、390251A号、420417A号及
び506184A号(Unilever)に記載されている。
適切な方法の1例によると、ゼオライト及び他の任意
のビルダーを含む適合可能な非感熱成分と洗剤活性化合
物の少なくとも一部とのスラリーを噴霧乾燥し、得られ
たベース粉末をバッチ又は連続高速ミキサー/グラニュ
レーターで圧縮し、その後、スラリーで処理するのに不
適切な成分(例えば漂白剤、酵素)を噴霧又は後添加す
る。
別法によると、噴霧乾燥段階を全く省略し、高速ミキ
サー/グラニュレーターで混合及び造粒した後、噴霧乾
燥/塔後圧縮経路と同様に漂白剤及び他の成分を後添加
することにより、その構成原料から高嵩密度ベース粉末
を直接製造する。
一般に、無機ビルダー及び他の無機材料(例えばゼオ
ライト、炭酸ナトリウム)にバインダー及び造粒剤又は
凝集剤として機能する界面活性剤を加えて造粒する。PA
S等のアニオン性界面活性剤が存在する場合には、ヨー
ロッパ特許出願公開第265203A号(Unilever)又は50740
2A号(Unilever)に記載されているような流動性界面活
性剤ブレンドを使用すると適切である。上記のような任
意成分は製造工程の任意の適切な段階で配合し得る。通
常の洗剤粉末製造プラクティスに従い、高速ミキサー/
グラニュレーターから排出後に、漂白剤成分(漂白剤、
漂白剤前駆物質、漂白剤安定剤)、タンパク分解及び脂
肪分解酵素、着色スペックル、香料及び消泡剤顆粒を圧
縮粒状製品に混合(後添加)すると最適である。
本発明の低エトキシル化短鎖非イオン性界面活性剤
は、一般にベース粉末に配合せず、例えば噴霧するなど
して完成ベース粉末と混合する。高エトキシル化非イオ
ン性界面活性剤はベース粉末に配合してもよいし、後添
加してもよいし、又はその両者を併用してもよい。好ま
しくは高エトキシル化非イオン性界面活性剤の少なくと
も一部をベース粉末に配合し、低エトキシル化界面活性
剤を単独で後添加するか又は高エトキシル化非イオン性
界面活性剤と低エトキシル化非イオン性界面活性剤の混
合物を後添加する。
実施例 以下、非限定的な実施例により本発明を説明する。番
号で示した実施例は本発明の実施例であり、文字で示し
た実施例は比較例である。部及び百分率は特に指定しな
い限り重量に基づく。
実施例中で使用する略記は以下の材料を表す。
ココPAS:ココナツ油から誘導される線状C12-14第1アル
コールスルフェート(ナトリウム塩)、Philippine Ref
ining Co.製。
ゼオライト4A:Degussa製Wessalith(商標)P粉末。
ゼオライトMAP:ヨーロッパ特許公開第384070A号(Unile
ver)の実施例1に記載されていると同様の方法により
製造されたSi:A比1.0〜1.07のゼオライトMAP。
炭酸塩:炭酸ナトリウム。
ケイ酸塩:アルカリケイ酸ナトリウム。
メタ硼酸塩:メタ硼酸ナトリウム。
ポリマー:アクリル酸/マレイン酸コポリマー:BASF製S
okalan(商標)CP5。
過ホウ酸塩モノ:過ホウ酸ナトリウム・1水和物。
TAED:83重量%顆粒としてのテトラアセチルエチレンジ
アミン。
EDTMP:エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、カ
ルシウム塩:Monsanto製Dequest(商標)2041又は2047
(活性分34重量%)。
消泡剤:ヨーロッパ特許第266863B号(Unilever)によ
る消泡剤顆粒。
実施例1〜6、比較例A ココPAS30部及び非イオン性界面活性剤70部から構成
される界面活性剤系を有する下記一般組成の洗剤組成物
を調製した。
ココPAS 5.10 6.71 非イオン性界面活性剤(下記参照) 11.90 15.66 ゼオライト4A 32.0 42.11 炭酸塩 10.0 13.16 ケイ酸塩 0.5 0.66 メタ硼酸塩 16.5 21.70 76.0 100.00 生成物濃度5g/l、24°(フランス)硬水及び水温20℃
を使用してターゴトメーターで洗浄力(ポリエステルか
らの放射性標識トリオレイン汚れの除去)を比較した。
表1の結果から明らかなように、エトキシル化度を適
切に選択するという条件下で、ココナツ7EO/3EOの洗浄
力を短鎖材料と同等以上にすることができる。このPAS/
非イオン性界面活性剤系では、Dobanol 91−2.5、“Dob
anol 91−3.75"、Lialet 111−4及びLialet 111−5が
いずれも優れた結果を生じた。
実施例7〜12、比較例B 界面活性剤系が各々ココPAS10部及びエトキシル化非
イオン性界面活性剤90部から構成される組成物を使用し
て実施例1〜6及びAの手順を繰り返した。結果を表2
に示す。
このPAS/非イオン性界面活性剤系で最良の非イオン性
界面活性剤は“Dobanol 91−3.75"、Lialet 111−4及
びLialet 111−5であった。Dobanol 91−5及びLialet
111−6でも許容可能な結果が得られた。
ココPAS 1.70 2.24 非イオン性界面活性剤(下記参照) 15.30 20.13 ゼオライト4A 32.0 42.11 炭酸塩 10.0 13.16 ケイ酸塩 0.5 0.66 メタ硼酸塩 16.5 21.70 76.0 100.00 実施例13〜18、比較例C エトキシル化非イオン性界面活性剤を単一界面活性剤
として含有する組成物を使用して実施例1〜6及びAの
手順を繰り返した。結果を表3に示す。
全非イオン性界面活性剤系で最良の界面活性剤性能が
得られるはDobanol 91−5及び全3種のLialet 111であ
ることが判明した。
実施例19、比較例D 表4に示すように種々の割合のココ7EO及びDobanol 9
1−2.5(種々の平均EO値)からなるエトキシル化非イオ
ン性界面活性剤70部と、ココPAS30部とから構成される
界面活性剤系を含有する組成物を使用して上記実施例の
手順を繰り返した。
以上の結果は、このPAS/非イオン性界面活性剤系にお
いてココ3EOの代用としてDobanol 91−2.5をどのように
使用すればよいかを示している。
実施例20、比較例E 表5に示すように種々の割合のココ7EO及びDobanol 9
1−2.5からなるエトキシル化非イオン性界面活性剤90部
と、ココPAS10部とから構成される界面活性剤系を含有
する組成物を使用して実施例19及びDの手順を繰り返し
た。
以上の結果は、このPAS/非イオン性系においてココ3E
Oの代用としてDobanol 91−2.5をどのように使用すれば
よいかを示す。
実施例21及び22、比較例F 本実施例は、本発明の短鎖非イオン性界面活性剤を使
用することにより洗液中の粒状洗剤組成物の溶解をどの
よう改善できるかを示すものである。
約800g/lの嵩密度を有する下記一般組成の洗剤ベース
粉末を調製した。
ゼオライト 51.2 31.8 クエン酸ナトリウム 5.3 8.5 水 9.2 14.8 非イオン性界面活性剤 15.8 25.5 62.1 100.0 非イオン性界面活性剤以外の全成分のスラリーを噴霧
乾燥した後、攪拌して粉末とし、流動層を70℃で10分間
混合し、その後、粉末を風乾させた。使用した非イオン
性界面活性剤は以下の通りである。
Miele(商標)W756前面装入式自動洗濯機で粉末の溶
解を試験した。節約主洗い用にプログラムした冷水(1
0.51脱イオン水、11℃定温)を充填した洗濯機のドラム
に粉末15gを入れた。洗濯物は入れなかった。
標準コンダクタンス手順を使用して粉末の溶解百分率
を計算した。この手順では所与の時刻に洗液のコンダク
タンスを測定し、同一重量の完全に溶解した同一組成の
粉末を含有する液のコンダクタンスと読み値を比較し
た。結果を表6に示す。
実施例23〜25及び比較例H 実施例21、22及びFで使用したと同様のベース粉末を
他の成分と混合し、約800g/lの嵩密度を有する下記組成
の完全調合粉末を使用して同様の実験を実施した。
重量% ゼオライト 31.8 クエン酸ナトリウム 5.3 水 9.2 界面活性剤 15.8 62.1 炭酸塩 9.7 過ホウ酸塩モノ 15.0 TAED 7.8 EDTMP 0.4 消泡剤顆粒 2.5 ケイ酸塩 2.5 100.0 使用した界面活性剤は以下の通りである。
粉末サンプルを25gとした以外は実施例21、22及びF
の手法を使用して溶解を評価した。結果を表7に示す。
実施例26及び比較例J 本実施例は前面装入式自動洗濯機のディスペンサーか
らの粉末の放出を改善における短鎖非イオン性界面活性
剤の効果を立証するものである。
実施例23〜25で使用した一般組成の高嵩密度(約800g
/l)粒状洗剤組成物を調製した。使用した界面活性剤は
以下の通りである。
ディスペンサー残渣を測定するために、同一洗濯機及
びプログラムと粉末サンプル25gを使用して実施例21及
び22に記載したと同様の実験手順を実施した。但し、8
分後に洗濯サイクルの注水工程が完了したら機械を停止
し、粉末残渣をディスペンサーの引き出しから取り出
し、乾燥して直接計量した。
この手順を各粉末毎に3回ずつ繰り返した。ディスペ
ンサーに残っている平均残渣を最初の粉末重量の百分率
として計算した。結果を表8に示す。
実施例27、比較例K 本実施例は3種の異なる試験法を使用して粉末溶解度
の改善及び洗濯物に付着する粒状残渣の減少における短
鎖非イオン性界面活性剤の効果を立証するものである。
粉末は下記一般組成を有するものを使用した。各場合
ともヨーロッパ特許公開第420417A号及び506184A号(Un
ilever)に記載されているように高速ミキサー/グラニ
ュレーターでin−situ中和下に造粒することによりベー
ス粉末を調製した後、残りの成分を混合した。完成粉末
は800〜900g/lの範囲の嵩密度を有していた。全粉末の
「微粒子」(180μm未満の粒子)含有量は5重量%未
満であった。
重量% ココPAS 5.81 非イオン性界面活性剤 13.16 石鹸 2.04 ゼオライトMAP 36.03 炭酸塩 0.96 SCMC 0.89 水 4.98 63.88 ケイ酸塩 2.90 過炭酸塩 20.50 Mn触媒 2.40 TAED 4.75 EDTMP 0.37 酵素顆粒 1.75 消泡剤顆粒 3.00 香料 0.45 100.00 使用した非イオン性界面活性剤は以下の通りである。
(i)溶解度試験 各粉末サンプルを20℃の水に分散し、2分間攪拌し
た。液を100μmワイヤーフィルターに通し、フィルタ
ーを通過しなかった固体残渣を24時間100℃で乾燥し、
計量した。
(ii)「ケージ」試験 実際の洗濯状況で通常遭遇するよりも悪条件下で自動
洗濯機への粉末の放出をシミュレートするモデルシステ
ムを使用して粉末の放出特性を比較した。
この試験では、孔寸法600μmのステンレス鋼メッシ
ュから製造され、Teflon製上蓋と前記メッシュの底板を
有する直径4cm及び高さ7cmの円筒形容器を使用した。上
蓋にはハンドルとして機能するように30cm金属ロッドを
挿入しておき、このハンドルを開放容器に入れた20℃の
水1の上方に配置した攪拌アームに装着した。45°に
保持した円筒形容器をこの攪拌装置により半径10cmの円
を描くように2秒間回転させ、2秒間放置した後、2回
目の回転/放置サイクルを開始した。
50g粉末サンプルを円筒形容器に導入して、容器を閉
じた。容器を攪拌アームに装着した後、円筒形容器の頂
部が水面の真下に位置するようにアームを下げた。10秒
間の遅延後、15回の回転/放置サイクルで装置を運転し
た。
円筒形容器及びハンドルを水から取り出し、容器をハ
ンドルから取り外した。表面の水を注意深く除去し、予
め計量した容器に粉末残渣を移し、100℃で24時間乾燥
した。次に初期粉末重量(50g)の百分率としての乾燥
残渣の重量を計算した。
粉末は試験中は円筒形容器に閉じ込められているの
で、残渣の検出値は開放放出器を使用する実際の状況よ
りも著しく高いことを強調しなければならない。とはい
えこの試験は、異なる組成間の湿潤及び放出挙動の相違
を検出し、該挙動を考えられ得る最悪条件下で調べるの
に有用である。
(iii)黒色ピローケース試験 本試験はSiemens Siwamat(商標)Plus 3700前面装入
式自動洗濯機を使用し、下記手方を実施した。
直径約3cmの頂部開口を備える直径約4cmの軟質プラス
チック材料の球形容器からなり、市販の高嵩密度粉末、
例えば英国Lever Persil(商標)Micro System粉末を供
給する型のフレキシブル放出器に粉末100gを入れた。
30cm×60cmの寸法を有する黒色綿ピローケースの内側
に放出器を直立状態とするように注意して入れ、ファス
ナーでピローケースを閉じた。次に(直立状態の)放出
器を含むピローケースを洗濯機のドラムに入れた乾燥綿
洗濯物3.5kgの頂部に置いた。
15°フランス硬度の水を使用して洗濯温度60℃、注水
温度20℃で「ヘビーデューティーサイクル」で洗濯機を
運転した。洗濯サイクルが終了したらピローケースを取
り出し、ファスナーを開いて裏返し、1〜3の評点系
(得点3は粉末の約75重量%の残渣に対応し、1は残渣
なしを示す)を使用する視覚評価により内側表面の粉末
残渣のレベルを決定した。5人の評価者に各ピローケー
スを判定させ、評点させた。各粉末で洗濯プロセスを10
回実施し、10回の得点を平均した。
得点は以下の通りであった。
実施例K 1.0 実施例27 0.3 実施例28、比較例L 本実施例では、粉末が湿潤するにつれてゲル界面活性
剤相の形成を検出するように設計された試験で、種々の
非イオン性界面活性剤を含有する高嵩密度ベース粉末の
分散性を比較した。
実施例27に記載したように高速造粒法により調製した
粉末は、下記組成(重量%)と嵩密度>800g/lを有して
いた。
これらの粉末中の非イオン性界面活性剤は以下の通り
であった。
分散試験は次のように実施した。粉末サンプル0.3gを
小スプーンに入れ、スプーンを10℃の水中に1分間水平
に保持することにより粉末を湿らせた。次にスプーンを
取り出し、過剰の水を除去した。次いで湿った粉末の入
ったスプーンを10℃の水を収容する500ml容ビーカー内
に水平に置き、攪拌機(25mm渦を生じるように設定した
磁気攪拌子)を駆動した。(ゼオライトの分散の尺度と
しての)濁り度を時間の関数として測定した。
90%分散時間は以下の通りであった。
比較例L 6.25分 実施例28 1.33分 実施例29、比較例M 実施例28及びLと同様に高速造粒により調製した嵩密
度>800g/lの2種の別のベース粉末を使用してこらの実
施例の手順を繰り返した。組成(重量%)は以下の通り
であった。
非イオン性界面活性剤は以下の通りであった。
90%分散時間は以下の通りであった。
比較例M 4.50分 実施例29 1.66分 実施例30及び31、比較例N 本実施例では予め溶解させた粉末の洗浄力と湿潤粉末
としてターゴトメーターに加えた場合の同一の粉末の洗
浄力とを比較した。洗浄力の相違は、不完全な粉末溶解
に起因する洗浄力の遅れ又は損失にあることを示す。
先の実施例と同様に高速造粒によりベース粉末を調製
し、残りの成分を後添加した。粉末の嵩密度は>800g/l
であり、組成(重量%)は以下の通りであった。
非イオン性界面活性剤は以下の通りとした。
ポリエステル繊維上の放射性標識トリオレインモデル
汚れを使用して24°(カルシウムのみ)硬水500ml中で2
0℃で生成物濃度5g/lとして試験を実施した。
湿潤粉末を使用する試験では粉末サンプル(2.5g)を
綿布片(10cm×10cm)上に盛り、少量の脱イオン水で湿
潤させ、2分間放置した後、洗濯水に加えた。その直後
に洗濯を開始した。予め溶解した粉末を使用する試験で
は、粉末を洗濯の開始前に洗濯水に完全に溶解させた。
6、10及び20分間の洗濯時間後に測定したトリオレイ
ン汚れの除去百分率として洗浄力を表す。実効洗浄力百
分率は、(粉末としての洗浄力)/(予め溶解したとき
の洗浄力)×100として定義される。
以上の結果から明らかなように、短鎖非イオン性界面
活性剤は可能な最大洗浄力に対して高百分率の洗浄力を
発揮した。また、狭範囲の短鎖Vista材料は2種のより
広範囲の混合物に比較して良好な洗浄力をもたらすこと
も判明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハル,マイケル イギリス国、チエシヤー・ダブリユ・エ ー・6・9・ピー・エス、バイア・ワリ ントン、ヘルスビー、アーバンレイ・ロ ード、“ウインドクリツフ”(番地な し) (56)参考文献 特開 平2−229894(JP,A) 特開 昭60−212495(JP,A) 特開 平2−169696(JP,A) 特開 平4−277599(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C11D 17/00 C11D 1/72 C11D 1/14 C11D 3/12 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも600g/1の嵩密度を有しており、
    非イオン性界面活性剤を含む界面活性剤系、少なくとも
    1種の洗浄力ビルダー及び任意に他の洗剤成分を含有す
    る粒状洗剤組成物であって、非イオン性界面活性剤が、
    C12未満の平均アルキル鎖長と8以下の平均エトキシル
    化度を有する脂肪族アルコールとエチレンオキシドとの
    縮合生成物からなり、界面活性剤系が、C12以上の平均
    鎖長と7未満の平均エトキシル化度を有する脂肪族アル
    コールとエチレンオキシドとの縮合生成物であるエトキ
    シル化非イオン性界面活性剤を含有していないことを特
    徴とする粒状洗剤組成物。
  2. 【請求項2】非イオン性縮合生成物がC9〜C11.5の範囲
    の平均アルキル鎖長と2.5〜8の平均エトキシル化度を
    有する請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】界面活性剤系がC12以上の平均アルキル鎖
    長を有するエトキシル化非イオン性界面活性剤を実質的
    に含有していない請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】非イオン性縮合生成物を誘導するアルコー
    ルの少なくとも50重量%がC12未満のアルキル鎖長を有
    する請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】非イオン性縮合生成物を誘導するアルコー
    ルの少なくとも75重量%がC12未満のアルキル鎖長を有
    する請求項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】非イオン性縮合生成物がC9〜C11の平均ア
    ルキル鎖長を有する請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】非イオン性縮合生成物がC10〜C11.5の平均
    アルキル鎖長を有する請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】非イオン性縮合生成物の平均エトキシル化
    度が2.5〜6.5である請求項1に記載の組成物。
  9. 【請求項9】界面活性剤系が更にアニオン性界面活性剤
    を含有する請求項1に記載の組成物。
  10. 【請求項10】アニオン性界面活性剤が第1アルコール
    スルフェートを含む請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】界面活性剤系が、 (i)エトキシル化非イオン性界面活性剤60〜100重量
    %、及び (ii)C8〜C18第1アルコールスルフェート0〜40重量
    % から主に構成される請求項1に記載の組成物。
  12. 【請求項12】15〜50重量%の界面活性剤系を含有する
    請求項1に記載の組成物。
  13. 【請求項13】5〜80重量%の洗浄力ビルダーを含有す
    る請求項1に記載の組成物。
  14. 【請求項14】20〜60重量%(無水ベース)のアルカリ
    金属アルミノケイ酸塩を洗浄力ビルダーとして含有する
    請求項13に記載の組成物。
  15. 【請求項15】ケイ素対アルミニウム比が1.33以下のゼ
    オライトPからなるアルカリ金属アルミノケイ酸塩20〜
    60重量%(無水換算)を洗浄力ビルダーとして含有する
    請求項13に記載の組成物。
  16. 【請求項16】少なくとも700g/1の嵩密度を有する請求
    項1に記載の組成物。
  17. 【請求項17】少なくとも600g/1の嵩密度を有する粒状
    洗剤組成物の洗濯物への放出を改善する方法であって、
    C12未満の平均アルキル鎖長と8以下の平均エトキシル
    化度を有する脂肪族アルコールとエチレンオキシドとの
    縮合生成物である非イオン性界面活性剤を使用すること
    を特徴とする方法。
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