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JP2795161B2 - ペダルティンパニー - Google Patents
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JP2795161B2 - ペダルティンパニー - Google Patents

ペダルティンパニー

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JP2795161B2
JP2795161B2 JP6018848A JP1884894A JP2795161B2 JP 2795161 B2 JP2795161 B2 JP 2795161B2 JP 6018848 A JP6018848 A JP 6018848A JP 1884894 A JP1884894 A JP 1884894A JP 2795161 B2 JP2795161 B2 JP 2795161B2
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pedal
timpani
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ペダルの踏込操作に
よってヘッドの張力を可変し音高を調節する音高調節装
置を備えたティンパニーを複数個連結してなるペダルテ
ィンパニーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のペダルティンパニー1
は図3に示すように、キャスタ2を備えた伏皿状の本体
ケース3と、本体ケース3によって支持されたケトル4
と、ケトル4の開口端面にヘッド緊張機構5によって張
設されたヘッド6と、本体ベース3に一体的に設けられ
たペダル取付部3A上に配設されたペダル7と、本体ケ
ース3内に配設され前記ペダル7の踏込操作に連動して
動作することによりヘッド6の張力を変化させる音高調
節装置8等を備えている。音高調節装置8は、特公昭5
7−3027号公報、実公平4−52792号公報等に
開示されているように、スライディングシャフト9に取
り付けられヘッド緊張機構5にテンションロッド10、
リンク機構11およびチューニングロッド12を介して
連結されたスパイダーナット13をペダル7の踏込操作
によって下降させることにより前記ヘッド緊張機構5を
動作させ、ヘッド6の張力を変化させると共に、バラン
スばね12の張力とヘッド6の復元力とのモーメント釣
合によってペダル7をその踏込角度位置に設定保持する
よう構成されている。ヘッド緊張機構5は、ヘッド6の
外周を保持しケトル外周面に嵌合する環状体14と、環
状体14の外周に嵌合するフープ15と、上端がチュー
ニングボルト16を介してフープ15に連結された複数
個のチューニングロッド12とからなり、このチューニ
ングロッド12は本体ベース3の上面外周部に立設され
た複数個の中空支柱17内にそれぞれ上下動自在に配設
されており、下端が前記リンク機構11およびテンショ
ンロッド10を介して前記スパイダナット13に連結さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のペダルティンパニー1において、演奏者は通常大
きさの異なる複数台のティンパニーを担当しているが、
その各々のセッティング角度が異なることから、複数台
のティンパニーを互いに連結するという発想ないし着想
は全くなく、全て一台ずつばらばらに搬送していた。こ
のため、ティンパニー一台につき一人の搬送担当者を必
要とし、搬送に時間を要するという問題があった。ま
た、搬送時にペダルティンパニー同士が衝突して破損す
るおそれがあった。さらに、マーチングコンテスト、フ
ェスティバルなどのような、セッティング時間、演奏競
技および退場時間が全て時間で規制され、その内容の完
成度の高さを競う場においては、一人の搬送担当者が一
台ずつ搬送していたのでは時間がかかり、また最終的な
セッティングの形にするのも複数台のティンパニーをう
まく並べ直さなければならなかった。しかも、搬送に際
しては応々にして打楽器以外の演奏者が手伝いに来るこ
とが多く、セッティングミス等の問題が起こり易いとい
う問題もあった。
【0004】したがって、この発明は上記したような従
来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすると
ころは、衝突事故およびセッティングミスの可能性が少
なく、可般性を向上させると共に、セッティング時間を
短縮し、セッティングに要する人員を削減し得るように
したペダルティンパニーを提供することにある。また、
この発明の他の目的は、セッティング角度の確実性を向
上させるようにしたペダルティンパニーを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明に係るペダルティンパニーは、ペダルと
複数の支柱を備えた本体ベースの上方に前記支柱により
支持されて設置されるペダルティンパニーにおいて、
数個のペダルティンパニーの本体ベースを連結部材によ
って互いに連結したことを特徴とする。第2の発明に係
るペダルティンパニーは、ペダルと複数の支柱を備えた
本体ベースの上方に前記支柱により支持されて設置され
るペダルティンパニーにおいて、複数個のペダルティン
パニーの本体ベースのペダル取付部同士とキャスタ取付
部同士をそれぞれ連結部材によって互いに連結したこと
を特徴とする。第3の発明に係るペダルティンパニー
は、ペダルと複数の支柱を備えた本体ベースの上方に前
記支柱により支持されて設置されるペダルティンパニー
において、複数個のペダルティンパニーの本体ベースの
ペダル取付部同士とキャスタ取付部同士をそれぞれ連結
部材によって互いに連結してなり、各連結部材は、ヒン
ジを介して本体ベースに連結されることにより水平方向
に回動自在で、かつペダル取付部同士を連結する連結部
材は長さ調整可能であることを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明において、連結部材は複数個のペダル
ティンパニーの本体ベースを連結することで、一人の搬
送担当者による複数個のペダルティンパニーの同時搬送
を可能にすると共に、セッティングミスおよび衝突事故
を防止する。また、ペダルティンパニーの本体ベースの
ペダル取付部同士を連結する連結部材は、長さ調整され
ることで、ティンパニーのセッティング角度(向き)、
ペダル位置を自由に調整することができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明を図面に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。図1はこの発明に係るペダルティン
パニーの一実施例を示す底面図、図2は連結構造を示す
要部斜視図である。これらの図において、Aはティンパ
ニー奏者の演奏位置で、この演奏位置Aの前方には、大
小4つ、例えば32、29、26、23インチのペダル
ティンパニー20〜23が、略180度の範囲で演奏位
置Aから略等距離になるように、かつこれらペダルティ
ンパニー20〜23の本体ベース24〜27に一体的に
設けられているペダル取付部24A〜27Aが奏者の足
付近を指向するようセッティングされている。各本体ベ
ース24〜27の外周で前記ペダル取付部24A〜27
Aとは反対側にはそれぞれ一対からなるキャスタ取付部
24B〜27Bが、ペダル取付部24A〜27Aと略直
交するよう一体に設けられている。そして、ペダル取付
部24A〜27Aの先端部上面にはペダル28がそれぞ
れ配設され、またペダル取付部24A〜27Aおよびキ
ャスタ取付部24B〜27Bの先端部下面にはキャスタ
29がそれぞれ配設されている。なお、これらのペダル
ティンパニー20〜23自体は互いに大きさが異なるだ
けで、図3に示した従来のペダルティンパニー1と全く
同一である。
【0008】さて、図1において左側2つのペダルティ
ンパニー20,21は、2つの連結部材30,31によ
って互いに連結され、また右側2つのペダルティンパニ
ー22,23は同じく2つの連結部材32,33によっ
て互いに連結されている。
【0009】連結部材30は、図2に示すように第1パ
イプ30Aと、第1パイプ30Aの一端部が摺動自在に
嵌挿された第2パイプ30Bとからなることにより伸縮
自在な連結部材を構成し、第1パイプ30Aの第2パイ
プ30B側とは反対側端部がペダルティンパニー21の
本体ベース25のペダル取付部25Aの先端寄りで隣接
するペダルティンパニー20側側面にヒンジ35を介し
て水平方向に回動自在に連結されている。一方、第2パ
イプ30Bの第1パイプ30A側とは反対側端部は、ペ
ダルティンパニー20の本体ベース24のペダル取付部
24Aの先端寄りで前記ペダルティンパニー21側側面
にヒンジ36を介して同じく水平方向に回動自在に連結
されている。そして、第2パイプ30Bの第1パイプ3
0A側端部上面には第1パイプ30Aを長さ調整自在に
固定する蝶ねじ37が螺合している。
【0010】図1において、連結部材31は、一本のパ
イプからなり、その一端が前記ペダルティンパニー20
の本体ベース24の一方のキャスタ取付部24Bの先端
寄り一側面にヒンジ40を介して水平方向に回動自在に
連結され、他端が隣接するペダルティンパニー21の本
体ベース25の一方のキャスタ取付部25Bの先端寄り
一側面に同じくヒンジ41を介して水平方向に回動自在
に連結されている。
【0011】右側2つのペダルティンパニー22,23
を連結する一方の連結部材32は、上記した連結部材3
0と同様に2本のパイプで構成されることにより、伸縮
自在で、その一方のパイプ32Aの一端がペダルティン
パニー22の本体ベース26のペダル取付部26Aの先
端寄り一側面にヒンジ43を介して水平方向に回動自在
に連結され、他方のパイプ32Bがペダルティンパニー
23の本体ベース27のペダル取付部27Aの先端寄り
一側面に同じくヒンジ44を介して水平方向に回動自在
に連結されている。
【0012】連結部材33は、上記連結部材31と同
様、一本のパイプからなり、その一端が前記ペダルティ
ンパニー22の本体ベース26の一方のキャスタ取付部
26Bの先端寄り一側面にヒンジ46を介して水平方向
に回動自在に連結され、他端が隣接するペダルティンパ
ニー23の本体ベース27の一方のキャスタ取付部27
Bの先端寄り一側面に同じくヒンジ47を介して水平方
向に回動自在に連結されている。
【0013】ここで、上記実施例においては連結部材3
0〜33としてパイプを用いた例を示したが、この発明
はこれに何ら特定されるものではなく、適宜断面形状の
中実な棒状体であってもよいことは勿論である。
【0014】かくしてこのような構成からなるペダルテ
ィンパニーにおいては、連結部材30と31,32と3
3によってそれぞれ2つのペダルティンパニー20と2
1,22と23をそれぞれ連結しているので、搬送時に
一人の搬送担当者が2つのペダルティンパニーを同時に
搬送することができ、搬送時間および搬送に要する人員
を半減させることができる。また、連結部材によって連
結された2つのペダルティンパニーは、相対位置および
向きが決められているので、いちいちセッティングしな
おす必要がなく、セッティング時間の短縮を可能にする
と共に、セッティングが確実で、セッティングミスを防
止することができる。さらにまた、ペダルティンパニー
が互いに連結されていれば、搬送時に誤って他のペダル
ティンパニーと衝突したりすることがなく、破損等の可
能性を格段に小さくすることができる。また、連結部材
30,32の長さを調整すると、これらによって連結さ
れているペダル取付部の間隔、位置、換言すればペダル
ティンパニー20〜23のセッティング角度(向き)を
自由に調整することができる。
【0015】なお、上記実施例は2つのペダルティンパ
ニーを2つの連結部材で連結した場合について説明した
が、1つの連結部材で連結したり、2つ以上のペダルテ
ィンパニーを連結してもよいことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るペダ
ルティンパニーは、複数個のペダルティンパニーを連結
部材によって互いに連結したので、一人の搬送者が複数
個のペダルティンパニーを同時に搬送、セッティングす
ることができ、搬送時間およびセッティング時間を大幅
に短縮することができると共に、搬送、セッティングに
要する人員を削減することができる。また搬送時にペダ
ルティンパニー同士が衝突したりすることがなく、破損
等の事故およびセッティングミスを防止することができ
る。また、この発明はペダルティンパニーの本体ベース
のペダル取付部同士とキャスタ取付部同士をそれぞれ連
結部材によって連結しているので、ペダルティンパニー
の向きが変化したりすることがなく、安定かつ確実に搬
送、セッティングすることができる。また、この発明は
各連結部材をヒンジを介して本体ベースに水平方向に回
動自在に連結し、本体ベースのペダル取付部同士を連結
する連結部材を長さ調整自在に構成したので、セッティ
ング角度を自由に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るペダルティンパニーの一実施例
を示す底面図である。
【図2】連結構造の要部斜視図である。
【図3】ペダルティンパニーの従来例を示す一部破断側
面図である。
【符号の説明】
1 ペダルティンパニー 2 キャスタ 3 本体ベース 4 ケトル 5 ヘッド緊張機構 6 ヘッド 7 ペダル 20〜23 ペダルティンパニー 24〜27 本体ベース 24A〜27B ペダル取付部 24B〜27B キャスタ取付部 29 キャスタ 28 ペダル 30〜33 連結部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダルと複数の支柱を備えた本体ベース
    の上方に前記支柱により支持されて設置されるペダルテ
    ィンパニーにおいて、 複数個のペダルティンパニーの本体ベースを連結部材に
    よって互いに連結したことを特徴とするペダルティンパ
    ニー。
  2. 【請求項2】 ペダルと複数の支柱を備えた本体ベース
    の上方に前記支柱により支持されて設置されるペダルテ
    ィンパニーにおいて、 複数個のペダルティンパニーの本体ベースのペダル取付
    部同士とキャスタ取付部同士をそれぞれ連結部材によっ
    て互いに連結したことを特徴とするペダルティンパニ
    ー。
  3. 【請求項3】 ペダルと複数の支柱を備えた本体ベース
    の上方に前記支柱により支持されて設置されるペダルテ
    ィンパニーにおいて、 複数個のペダルティンパニーの本体ベースのペダル取付
    部同士とキャスタ取付部同士をそれぞれ連結部材によっ
    て互いに連結してなり、各連結部材は、ヒンジを介して
    本体ベースに連結されることにより水平方向に回動自在
    で、かつペダル取付部同士を連結する連結部材は長さ調
    整可能であることを特徴とするペダルティンパニー。
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