JP2799652B2 - ゴルフボール用定エッジ角度ディンプルデザイン - Google Patents
ゴルフボール用定エッジ角度ディンプルデザインInfo
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボール用ディンプルのデ
ザインに関するものであり、特にゴルフボール用定エッ
ジ角度ディンプルデザインに関するものである。
ザインに関するものであり、特にゴルフボール用定エッ
ジ角度ディンプルデザインに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のゴルフボールディンプルデザイン
は250個から500個のディンプルで構成されてお
り、ディンプルの空気力学的効果が最大となるようディ
ンプルの径、深さ、形状を全て一定にするのが一般的で
あった。しかしながら今日では、一つのボールの中に複
数種類のサイズが異なるディンプルが配列されているこ
ともまれではない。一般にこのようなデザインでは、デ
ィンプルのサイズが異なっていても深さを同じにした
り、あるいは米国特許No.5,033,750に開示
されているように囲み容積(enclosed volume) と径との
比率が同じであったり、さらにはディンプル相互の関係
を全く考慮せずに配列することも希ではなかった。
は250個から500個のディンプルで構成されてお
り、ディンプルの空気力学的効果が最大となるようディ
ンプルの径、深さ、形状を全て一定にするのが一般的で
あった。しかしながら今日では、一つのボールの中に複
数種類のサイズが異なるディンプルが配列されているこ
ともまれではない。一般にこのようなデザインでは、デ
ィンプルのサイズが異なっていても深さを同じにした
り、あるいは米国特許No.5,033,750に開示
されているように囲み容積(enclosed volume) と径との
比率が同じであったり、さらにはディンプル相互の関係
を全く考慮せずに配列することも希ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成ではディンプルの各サイズ毎に最大の空気
力学的効果を得ることはできず、従ってゴルフボールの
飛び特性を最大限に向上させ得ないといった問題があっ
た。
な従来の構成ではディンプルの各サイズ毎に最大の空気
力学的効果を得ることはできず、従ってゴルフボールの
飛び特性を最大限に向上させ得ないといった問題があっ
た。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的はサイズが異なるディンプルにお
いても最大の空気力学的効果を得ることができ、それに
よって優れた飛び特性を実現できるエッジ角度が一定な
ゴルフボール用ディンプルデザインを提供することにあ
る。
ものであり、その目的はサイズが異なるディンプルにお
いても最大の空気力学的効果を得ることができ、それに
よって優れた飛び特性を実現できるエッジ角度が一定な
ゴルフボール用ディンプルデザインを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るゴルフボールは、表面にディンプルが
複数組配列されており、各組のディンプルは他の組のデ
ィンプルとは異なるように径が選択されており、各ディ
ンプルおよび全ての組のディンプルは角度が略同一なエ
ッジを備えており、当該エッジ部分において前記表面が
陥入していることを特徴としている。
に、本発明に係るゴルフボールは、表面にディンプルが
複数組配列されており、各組のディンプルは他の組のデ
ィンプルとは異なるように径が選択されており、各ディ
ンプルおよび全ての組のディンプルは角度が略同一なエ
ッジを備えており、当該エッジ部分において前記表面が
陥入していることを特徴としている。
【0006】本発明の好適な実施態様においては、ボー
ル表面の50%以上にディンプルが配列されており、好
ましくはボールの表面の約70%から約80%にディン
プルを配設する。
ル表面の50%以上にディンプルが配列されており、好
ましくはボールの表面の約70%から約80%にディン
プルを配設する。
【0007】
【作用】本発明のゴルフボール用定エッジ角度ディンプ
ルデザインは上記のような配列をしており、各ディンプ
ルへの陥入点におけるボール表面との接線およびディン
プルとの接線の成す角度を共通エッジ角度としているた
め、ディンプルの径、深さ等の相違による影響を排除し
て全てのディンプル組みおよび各ディンプルのエッジ角
度を略一定とすることができ、この結果全てのディンプ
ルにおいて最大の空気力学的効果を得ることができ、従
って優れた飛び特性を有するゴルフボールが提供でき
る。
ルデザインは上記のような配列をしており、各ディンプ
ルへの陥入点におけるボール表面との接線およびディン
プルとの接線の成す角度を共通エッジ角度としているた
め、ディンプルの径、深さ等の相違による影響を排除し
て全てのディンプル組みおよび各ディンプルのエッジ角
度を略一定とすることができ、この結果全てのディンプ
ルにおいて最大の空気力学的効果を得ることができ、従
って優れた飛び特性を有するゴルフボールが提供でき
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係るゴル
フボール用定エッジ角度ディンプルデザインの好適実施
例を説明する。
フボール用定エッジ角度ディンプルデザインの好適実施
例を説明する。
【0009】図1および2において、ボール10には複
数のディンプル11、12、13等が形成されており、
図2にはディンプル11および12を備えたボールの断
面図が示されている。ディンプル11は球形の凹状ディ
ンプルであり球形壁11wを有している。壁面11wは
Cを中心とし径がDRである球の扇形部分にあたる。デ
ィンプル11のエッジ角度eはP点から測定しており、
当該P点部分からボール表面14が壁面11w方向へと
陥入している。点Pにおけるボール表面14との接線が
接線T1 である。T2 はP点におけるディンプル壁11
wとの接線である。ディンプルエッジ角度eは前記接線
T1 とT2 が成す角度である。また図面には、非ディン
プル領域すなわちランドLも示されている。
数のディンプル11、12、13等が形成されており、
図2にはディンプル11および12を備えたボールの断
面図が示されている。ディンプル11は球形の凹状ディ
ンプルであり球形壁11wを有している。壁面11wは
Cを中心とし径がDRである球の扇形部分にあたる。デ
ィンプル11のエッジ角度eはP点から測定しており、
当該P点部分からボール表面14が壁面11w方向へと
陥入している。点Pにおけるボール表面14との接線が
接線T1 である。T2 はP点におけるディンプル壁11
wとの接線である。ディンプルエッジ角度eは前記接線
T1 とT2 が成す角度である。また図面には、非ディン
プル領域すなわちランドLも示されている。
【0010】隣接するディンプル12は皿形ディンプル
であり、当該ディンプルはディンプル壁弓形領域12a
および12c、さらにディンプル底部領域12bで構成
されている。ディンプル11よりも径が大きな非球形デ
ィンプル12のエッジ角度は角度e’であり、接線
T1 ’と接線T2 ’に挟まれた角度である。接線T1 ’
はP’点でボール表面14と接した直線であり、当該
P’点においてディンプル壁領域12aは表面14のレ
ベルから陥入している。接線T2 ’はP’点でディンプ
ル壁領域12aに接した直線である。エッジ角度eはエ
ッジ角度e’と略同一である。
であり、当該ディンプルはディンプル壁弓形領域12a
および12c、さらにディンプル底部領域12bで構成
されている。ディンプル11よりも径が大きな非球形デ
ィンプル12のエッジ角度は角度e’であり、接線
T1 ’と接線T2 ’に挟まれた角度である。接線T1 ’
はP’点でボール表面14と接した直線であり、当該
P’点においてディンプル壁領域12aは表面14のレ
ベルから陥入している。接線T2 ’はP’点でディンプ
ル壁領域12aに接した直線である。エッジ角度eはエ
ッジ角度e’と略同一である。
【0011】エッジ角度eおよびe’は、ボール表面に
おけるディンプルの配設比が70−80%の場合に空気
力学的特性が最適となる14゜から22゜の範囲とする
のが好ましい。ディンプル配設比が約50%以上の場合
は、エッジ角度は14−26度の範囲にあるのが好まし
い。ディンプル角度が全て約2゜の変動範囲内にある場
合はディンプルのエッジ角度の変動はわずかであるた
め、ディンプル角度は略同一であると考えてよい。
おけるディンプルの配設比が70−80%の場合に空気
力学的特性が最適となる14゜から22゜の範囲とする
のが好ましい。ディンプル配設比が約50%以上の場合
は、エッジ角度は14−26度の範囲にあるのが好まし
い。ディンプル角度が全て約2゜の変動範囲内にある場
合はディンプルのエッジ角度の変動はわずかであるた
め、ディンプル角度は略同一であると考えてよい。
【0012】図3には塗料およびクリアコート層を備え
た仕上げ加工後の品ボール10が図示されており、ボー
ル表面14とディンプル壁11wとの境界領域での湾曲
部分が変化している。このように境界領域が湾曲してい
るためディンプルエッジの位置が不明瞭になっている。
この場合、エッジ角度e”は接線T1 ”と接線T2 ”が
成す角度である。T2 ”は湾曲点Iにおけるディンプル
壁面11wとの接線である。T1 ”はX点におけるボー
ル面14との接線であり、X点ではT2 ”と表面レベル
14とが交差している。
た仕上げ加工後の品ボール10が図示されており、ボー
ル表面14とディンプル壁11wとの境界領域での湾曲
部分が変化している。このように境界領域が湾曲してい
るためディンプルエッジの位置が不明瞭になっている。
この場合、エッジ角度e”は接線T1 ”と接線T2 ”が
成す角度である。T2 ”は湾曲点Iにおけるディンプル
壁面11wとの接線である。T1 ”はX点におけるボー
ル面14との接線であり、X点ではT2 ”と表面レベル
14とが交差している。
【0013】通常、ディンプルのエッジ角度、径、深
さ、その他大きさは仕上げ加工前のモールド成形ボール
あるいはボールモールド作製用マスターパターンで測定
しており、この値は略一定である。仕上げ処理を施して
いない前記ボールを塗料および/またはクリアコートの
薄膜層で被覆する。前記被覆層の厚みは均一でなく、デ
ィンプルエッジでは若干薄くなっている。このように、
仕上げ加工したボールのエッジ角度および他のディンプ
ルの大きさは仕上げ加工前のボールまたはマスターパタ
ーンの場合に比べて幾分異なっている。
さ、その他大きさは仕上げ加工前のモールド成形ボール
あるいはボールモールド作製用マスターパターンで測定
しており、この値は略一定である。仕上げ処理を施して
いない前記ボールを塗料および/またはクリアコートの
薄膜層で被覆する。前記被覆層の厚みは均一でなく、デ
ィンプルエッジでは若干薄くなっている。このように、
仕上げ加工したボールのエッジ角度および他のディンプ
ルの大きさは仕上げ加工前のボールまたはマスターパタ
ーンの場合に比べて幾分異なっている。
【0014】本発明のエッジ角度は仕上げ加工前のボー
ルまたはマスターパターンの大きさを用いて決定するも
のである。
ルまたはマスターパターンの大きさを用いて決定するも
のである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るゴル
フボール用定エッジ角度ディンプルデザインでは、ディ
ンプルの陥入点すなわち、ボール表面との接線とディン
プルとの接線を用いてディンプルのエッジ部分での角度
を決定しており、ディンプルエッジ部分の角度さえ一定
であれば、ディンプルの径、深さ、形状の影響を受けな
いため、デザイン上の制約を最小としながらも全てのデ
ィンプルにおいて最大の空気力学的効果を得ることが可
能となり、従って優れた飛びの特性を有するゴルフボー
ルを得ることができる。
フボール用定エッジ角度ディンプルデザインでは、ディ
ンプルの陥入点すなわち、ボール表面との接線とディン
プルとの接線を用いてディンプルのエッジ部分での角度
を決定しており、ディンプルエッジ部分の角度さえ一定
であれば、ディンプルの径、深さ、形状の影響を受けな
いため、デザイン上の制約を最小としながらも全てのデ
ィンプルにおいて最大の空気力学的効果を得ることが可
能となり、従って優れた飛びの特性を有するゴルフボー
ルを得ることができる。
【0016】さらに、本発明においては、ディンプルの
エッジ角度は仕上げ加工を施していないボールまたはマ
スターパターンの寸法を基に決定しているため、仕上げ
加工処理による影響を受けないディンプルデザインを行
うことが可能となる。
エッジ角度は仕上げ加工を施していないボールまたはマ
スターパターンの寸法を基に決定しているため、仕上げ
加工処理による影響を受けないディンプルデザインを行
うことが可能となる。
【図1】径が異なるディンプルが形成された仕上げ加工
を施していないボールの斜視図
を施していないボールの斜視図
【図2】隣接する二つのディンプルの中心を結ぶ図1の
2ー2ラインにおける断面図
2ー2ラインにおける断面図
【図3】仕上げ加工を施したボールのディンプルの部分
断面図
断面図
10 ボール 11 ディンプル 12 ディンプル 12a ディンプル弓形領域 12b ディンプル底部 12c ディンプル弓形領域 13 ディンプル 14 表面
Claims (5)
- 【請求項1】 3セット以上の組のディンプルが表面に
配されたゴルフボールであって、 各ディンプルは径を有するとともにディンプルエッジ角
度を与える湾曲した壁を有し、各セット毎にそのセット
内のディンプルは互いに径が略同一であり、セット毎に
ディンプルの径が実質的に異なっており、全てのディン
プルが略同一のディンプルエッジ角度を有することを特
徴とするゴルフボール。 - 【請求項2】 表面の50%以上をディンプルが覆って
いることを特徴とする請求項1記載のゴルフボール。 - 【請求項3】 表面の約70%−約80%をディンプル
が覆っていることを特徴とする請求項1記載のゴルフボ
ール。 - 【請求項4】 全てのディンプルのディンプルエッジ角
度が14゜−26゜の範囲内にあることを特徴とする請
求項2記載のゴルフボール。 - 【請求項5】 全てのディンプルのディンプルエッジ角
度が14°−22゜の範囲内にあることを特徴とする請
求項3記載のゴルフボール。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/782,035 US5158300A (en) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | Golf ball |
| US07/782035 | 1991-10-24 | ||
| US7/782035 | 1991-10-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05237202A JPH05237202A (ja) | 1993-09-17 |
| JP2799652B2 true JP2799652B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=25124746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4287296A Expired - Lifetime JP2799652B2 (ja) | 1991-10-24 | 1992-10-26 | ゴルフボール用定エッジ角度ディンプルデザイン |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5158300A (ja) |
| EP (1) | EP0539190B1 (ja) |
| JP (1) | JP2799652B2 (ja) |
| CA (1) | CA2081244A1 (ja) |
| DE (1) | DE69216204T2 (ja) |
| NZ (1) | NZ244800A (ja) |
| ZA (1) | ZA928133B (ja) |
Families Citing this family (51)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5507493A (en) | 1991-11-27 | 1996-04-16 | Lisco, Inc. | Golf ball |
| US5588924A (en) | 1991-11-27 | 1996-12-31 | Lisco, Inc. | Golf ball |
| US5273287A (en) * | 1991-11-27 | 1993-12-28 | Molitor Robert P | Golf ball |
| US5356150A (en) * | 1993-07-14 | 1994-10-18 | Lisco, Inc. | Golf ball |
| US5470075A (en) | 1993-12-22 | 1995-11-28 | Lisco, Inc. | Golf ball |
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