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JP2804758B2 - 織物の処理方法 - Google Patents
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JP2804758B2 - 織物の処理方法 - Google Patents

織物の処理方法

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JP2804758B2
JP2804758B2 JP62256440A JP25644087A JP2804758B2 JP 2804758 B2 JP2804758 B2 JP 2804758B2 JP 62256440 A JP62256440 A JP 62256440A JP 25644087 A JP25644087 A JP 25644087A JP 2804758 B2 JP2804758 B2 JP 2804758B2
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cured
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 此の発明は、織物処理の方法、特に耐炎性織物を含む
織物の、処理方法に関する。 〔従来の技術および問題点〕 木綿織物は、テトラキス(ヒドロキシメチル)ホスホ
ニウム(THP)化合物、又はその前縮合物による処理、
及びその后の熱、又はアンモニアによる硬化(cure)に
より、耐炎性とされている。この織物は、洗濯に対して
強い、耐炎性を持つている。しかしながら、他の物理的
特性、特に、耐皺性、及び縮みは、劣つて居り、取扱い
の容易は織物、例えば衣服等への織物の利用を制限して
いる。 此れらの限界を克服する試みとしての作業は、Southe
rn Regional Centerに於て、THP硬化織物を樹脂で処理
し、更に熱硬化を加えることにより行われた(Rowland
及びMason,Textile Research Jouranl 1977 365−71及
び721−8)。 今や、吾々は、強度と、取扱いの容易な特性の改良を
併せ有する、耐炎性織物を得る為の方法を発明した。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、次の2つの工程をいずれかの順序で行う
ことを特徴とする、織物を耐炎性および耐皺性にする処
理方法を提供するものである。 (i)セルロース質織物またはセルロース質繊維とポリ
エステル繊維との混紡織物を、テトラキス(ヒドロキシ
メチル)ホスホニウム化合物またはそれと尿素との縮合
物で処理し、ガス状アンモニアで硬化させること; (ii)少なくとも2つのメチロール基を有する非自己縮
合性のメチロールアミド、好ましくは、メチロール化環
式尿素、例えばジメチロールエチレン尿素、1,3−N,N−
ジメチロール−4,5−ジヒドロキシエチレン尿素、ジメ
チロールプロピレン尿素、その4−メトキシ−5,5−ジ
メチルおよび5−ヒドロキシ類似体、ジメチロールプロ
ピレン尿素の5−アルキルアミノ類似体、ならびにテト
ラメチロール−アセチレンジユレアからなる群から選ば
れるものの酸性水溶液で織物を浸漬することにより、織
物をメチロールアミドと反応させること。 さらに、上記(ii)の水溶液はpHが3より低く、かつ
該メチロールアミドと反応する間、織物が6〜90%の含
水率を保持していることを特徴とする、織物の処理方法
を提供するものである。 織物処理の方法に於て、好ましくは、テトラキス(ヒ
ドロキシメチル)ホスホニウム化合物、又はその縮合物
による硬化ポリマーを含有する織物を、少なくとも2つ
のメチロールグループ(それは、選択的にアルキル化さ
れていてもよい)を有する、非自己縮合性のメチロール
アミドで処理し、次いでメチロールアミドは、酸水溶液
の条件、例えばpH3未満で、織物と反応せしめる。 此の好ましい方法に於ては、織物は、始めから、硬化
したTHPポリマーを有する。織物は、THPと縮合可能な窒
素化合物、例えばメラミン、メチロール化メラミン、又
は尿素等と混合されたTHP塩の水溶液で含浸されていて
も良く、又は該塩と窒素化合物の前縮合物の溶液で含浸
されていても良く、又は窒素化合物の存在、又は非存在
下、THP塩、又は少なくとも部分的に中和されたTHP塩、
例えばTHPヒドロキシドの溶液で含浸されていても良
く、次いで、含浸された織物は、熱、及び/又はアンモ
ニアで乾燥、硬化される。好ましくは、織物は、例えば
USP2983623、又は4078101に記されている如く、THP塩、
例えば塩化物、又は硫酸塩と、THPに対する尿素の比の
0.05〜0.8:1、例えば0.05〜0.6:1に於ける尿素との前縮
合物の溶液で含浸され、次いで、例えばUSP4145463,406
8026、又は4494951に記されている如く、アンモニアに
より硬化される。硬化后、通常、織物は、過酸化水素に
より酸化され、リンス、中和され、更にリンスされる。
次いで織物は乾燥される。硬化された織物は、通常、8
〜25%、例えば8〜20%、又は14〜20%(未処理織物の
重量をベースとする)の硬化THPポリマーを有し、軽い
織物程、重い織物に比べて、その含有量は高い。 THP硬化織物は、少なくとも2つのメチロールグルー
プ又は選択的に、そのアルキル・エーテルを有する非自
己縮合性のメチロールアミドの水溶液により含浸され
る。“反応性樹脂”としても知られる、これらのメチロ
ールアミドは、その反応、又は硬化の条件下では本質的
に自己縮合せず、織物の上のセルロースとも反応しな
い。これらの化合物は、通常、N−Hグループを、此れ
らのグループが、該化合物との平衡の下で、解離反応物
中に存在する低い程度のものを除いて、持つていない。
これらのメチロールアミドは、好ましくは、メチロール
化環式尿素、又はそれのO−アルキル化誘導体である。
この様な化合物は、次の分子式で表わされ、Z−N
(R1)−CO−C(R2)−Z こゝで各Zグループは、CH2OH、又はCH2ORグループで
あり、Rは、例えばメチルの様な1〜6の炭素原子を持
つアルキルであり、R1及びR2は、窒素2原子とカルボニ
ルグループと共に5,6、又は7メンバーのリングを作る
2価の脂肪族グループを与える。二価の脂肪族グループ
は、−CR3R4−(Y)−CR5R6−で表され、こゝで、
R3,R4,R5,及びR6は、同一、又は異なつていても良く、
又例えばメトキシの様な1〜6の炭素原子数を有するヒ
ドロキシル・グループ、又はアルコキシ・グループ、又
は水素原子であり、nは1、又は2、好ましくは0、又
は1、およびYは酸素原子、又はNR7グループであり、R
7は、例えばメチルの様な1〜6の炭素原子を持つアル
キル・グループ、又はCR8R9グループであり、R8,R9の各
々は、同じか、又は異なつて居り、水素原子、又は、例
えばメチルの様な1〜6ケの炭素原子を持つアルキルグ
ループ、又は、例えばメトキシの様な1〜6ケの炭素原
子を有するヒドロキシル、又はアルコキシ・グループで
ある。但し、R3〜R6,R8又はR9により表わされる、2つ
以上のヒドロキシ、又はアルコキシ・グループが、異な
つた炭素原子に結合していなければならず、さらにnが
2の時、少なくとも1つのグループYはCR8R9グループ
である。 かくして、自由な原子価を有する2つの原子を離れて
有する、2価の脂肪族グループは、2〜6ケの炭素原子
を有して居り、例えば、1,2−エチレングループ−CH2
CH2−、又は1,2ジヒドロキシ・エチレングループ−CH
(OH)−CH(OH)−である。自由原子価の3つの原子を
離れて有する2価の脂肪族グループは、3〜10ケの炭素
原子を有して居り、例えば、R8が水素、又はメチルであ
り、又R9が水素、ヒドロキシル、又はメチルであり、又
R6が水素,メチル、又はメトキシである様な、−CH2CR8
R9−CHR6−グループ中の2番、又は3番の炭素原子に対
して、少なくとも一つのヒドロキシル、又はアルキル
(例ばメチル)、又はメトキシ置換基を選択的に有する
1,3プロピレングループである。自由な原子価の3つの
原子を離れて有する2価の脂肪族グループはまた、−CH
R3−O−CHR5、又は−CHR3−NR7−CHR5−で表わされる
と2〜6ケの炭素原子を有するもので、R3とR5は、上に
定義された通りであるが、好ましくは、水素原子であ
る。自由原子価の4つの原子を離れて有する2価の脂肪
族グループは、4〜10ケの炭素原子を有するもので、例
えば、少なくとも1つのヒドロキシル、又はアルキル
(例えばメチル)、又はメトキシ置換基を選択的に有す
る−1,4ブチレングループである。 メチロール化環式尿素の別のタイプでは、上に結合さ
れたR1グループ、及びR2グループは、4価の脂肪族グル
ープを表わし、それらは、2つのZ−N−CO−N−Zグ
ループの窒素原子とカルボニル基と共に、2つの5,6,7
員縮合環を与える。此の様な4価グループは、通常、 で表わされ、R3,R5,Y,nは、上に定義された通りであ
る。nは、好ましくは0であり、そのグループは、 で表わされるアセチレニルグループである。 メチロール化環式尿素の例は、ジメチロールエチレン
尿素であり、特に、1,3−N,N−ジメチロール−4,5−ジ
ヒドロキシエチレン尿素、およびジメチロールプロピレ
ン尿素、及びそれの4メトキシ5,5ジメチル、及び5ヒ
ドロキシ類似体、及びジメチロールプロピレン尿素、及
びテトラメチロールアセチレンジウレアの5オキサ、及
び5−アルキルイミノ類似体である。 硬化THPポリマーを有する織物は、メチロールアミド
の水溶液で含浸されるが、その水溶液は、例えば、通常
3未満のpH、例えば1〜2、特に1未満の酸性pHの下、
40〜250g/、例えば80〜180g/、特に110〜180g/の
メチロールアミドを有する。メチロールアミドの溶液の
pHは、通常、酸により調節され、特に低温硬化、例えば
50℃未満では、塩酸の様な鉱酸、特に硫酸が好まれる。
加えられる酸の量が多い程、硬化の速度は早く、硬化の
程度は大きい:処理溶液は、通常、0.1〜10N、例えば0.
5〜10N、好ましくは、1〜6N、例えば1〜4、又は4〜
6N酸性である。溶液は、1価、2価、3価の金属、及び
強酸からの陰イオンを有する、添加れた可溶塩、例え
ば、2〜200g/、例えば2〜50g/、又は10〜200g/
、例えば10〜70g/、例えば約50g/の含有量での塩
酸塩、硝酸塩、及び硫酸塩を有することが出来る。塩の
例としては、アンモニア塩があり、例えば、塩化アンモ
ニウムであり、アルカリ金属、及びマグネシウムの様な
アルカリ土類金属、及び亜鉛、アルミニウム、及びそれ
らの塩は、硬化速度を大きくすることが出来る。亜鉛
塩、例えば硫酸亜鉛の量は、2〜20g/が可能であり、
マグネシウム塩、例えば塩化マグネシウムの量は、10〜
50g/が可能である。溶液は、非イオン性、及び/又は
陰イオンの湿潤剤を、溶液に対して0.1〜5g/含有して
も良く、又酸性条件下でも安定な、光沢付与剤を全溶液
に対して、10〜30g/含有してもよい。 特に高温硬化の為には、例えば50゜以上では、メチロ
ールアミド水溶液中で、上に記された、水中で酸性を呈
する可溶性塩を使用することが出来、特に含浸剤溶液の
pHが2〜6、例えば3〜6に調整されなければならない
時に、使用される。グリコール酸、クエン酸、リンゴ
酸、乳酸、酒石酸、マンデル酸の様な、2〜6ケの炭素
原子と、通常、1〜3ケのヒドロキシル基を有する水溶
性カルボン酸は、例えば3〜100g/、例えば10〜70g/
の割合で、又上記可溶性塩の代りに使用することが出
来る。 織物は、溶液を浸み込ませられ、濡れた織物は、50〜
120%、例えば、60〜90%(THP硬化織物の乾燥重量をベ
ースとして)の湿潤含浸率に迄、絞られた。代りに、溶
液を最小添加技術で適用して10〜50%の湿潤含浸率を与
えることも出来る。メチロールアミドの乾重量含浸率
は、通常3〜20%、例えば6〜20%、例えば7〜15%
(同じベース)である。次に、織物は、水分含量が6〜
90%、例えば上記絞りの后、30〜90%になつた時、又は
最小添加の后、又は乾燥后、又は一時乾燥后の絞りの
后、水分含量が6〜30%になつた時、硬化可能となる。 硬化開始時の、織物の水分含有量は、その時の含浸織
物の重量、織物の原始重量、水分含有量(乾燥時に於け
る重量減から得られる)。固体の濃度、含浸溶液中の
水、湿潤含浸率から計算される。 織物上の水溶液の存在は、織物を膨潤させ、硬化中に
は、織物は、メチロールアミドと反応して、硬化織物を
作り、その中で、メチロールアミドは、例えばセルロー
スとの結合、例えばセルロースの架橋結合、及び/又は
硬化THPポリマーへの結合により、織物上へ結合され
る。硬化中を通して、織物上に、水性媒体が存在するの
で、硬化の終りには、水性媒体を浸み込ませられ、尚膨
潤状態にある硬化織物が存在する。此の様な硬化は、濡
れ硬化、又は湿り硬化(moist or wet cure)と呼ば
れ、含浸された織物が乾燥されて、水分を失つて、崩壊
した乾燥織物を作り出し、その乾燥織物上で硬化が行わ
れる乾燥硬化(dry cure)とは、明らかに異なる。 硬化開始時の、織物の水分含有量が6〜30%であれ
ば、織物に浸み込んだメチロールアミドの水溶液は、通
常、pH1〜3、好ましくは、pH1〜2である。織物は、50
℃未満の温度、例えば10〜40℃、好ましくは、15〜40℃
の様な周囲温度で、5〜50時間、例えば、10〜30時間、
特に15〜30時間放置され、その間、水分含有率が、上記
範囲6〜90%、好ましくは6〜30%より外れない様に注
意が払われ、例えば、プラスチツクシートで包む様なこ
とをする。希望する時は、織物は、50〜180℃で、1分
〜6時間、例えば90〜140℃で、2〜20分、硬化しても
よい。140〜180℃の温度を使用してもよいが、全ての場
合、水分含有率を所期の範囲に、硬化中、維持する為
に、十分な注意を払わなければならない。例えば室内で
の蒸気硬化、必要ならば、圧力を加えて、好ましくは、
飽和水蒸気を加えて行う。これらの高い温度条件の下で
は、織物上の溶液のpHは、2〜6、好ましくは、例え
ば、90℃以上に加熱される織物に対しては、pH3〜5,50
〜90℃に加熱される織物に対しては、pH2〜3である。
硬化時間、pH、温度は、通常、硬化速度を最大にし、酸
性、時間、及び温度条件の下での、織物の劣化を最小に
する様に選ばれる。 織物の水分含有率が30〜90%、例えば、30〜60%、又
は硬化の開始時に於ける45〜65%の様に、40〜75%の場
合、織物上の染み込んだ水溶液のpHは、通常1未満であ
り、織物は、相当時間、相当温度で、又より乾燥した織
物の硬化に対して与えられ範囲内の、他の条件の下にお
かれる。硬化中、水分含有率は6〜90%、例えば、30〜
90%に維持される。大量の酸が、含浸溶液中に添加され
ていて、浴中で、3〜10N、例えば4〜6Nの酸強度を与
えている場合、硬化時間は、15〜40℃の周囲温度で、1
分〜5時間、例えば、0.5〜4時間に減らすことが出来
る。 織物は、外部張力、又は圧縮なしに硬化することが出
来る。好ましくは、含浸処理された織物は、少なくとも
緯糸と経糸の一つの方向での引張りの条件下で硬化可能
であり、これらの引張りは、外部からの力、及び/又は
織物内の内的力から生じたものである。かくして、含浸
処理された織物が、含浸浴から、好ましくは圧搾ローラ
ーを経て、硬化の為の巻取りローラーへ導かれる一連の
プロセスに於て、織物は、少なくとも織物のタルミを防
止するのに十分な引張りの条件下に、巻取りローラーへ
巻取られることが出来、その引張りは、好ましくは、硬
化中、本質的に、巻き取りローラー上の織物中に維持さ
れ、その引張りは、硬化中に増やすことさえ可能であ
る。含浸処理された織物は亦、高張力の下で、巻取りロ
ーラーへ供給され、その張力は、少なくとも硬化中、維
持される。但し、好ましくは、織物は、タルミを防止す
る為最小引張りの下で供給される。好ましくは含浸処理
された織物が乾燥していない時は、僅かの水分の損失も
なしに、ローラーをゆつくり回転させるなどして、ロー
ラーを通して、液体の排出を防止する手だてをすること
が望ましい。希望するならば、織物は、織物内の張力の
保持を減らす為に、再度ロール掛けしても良い。織物
は、特別な出来栄え、例えばヒダ付けなどを必要としな
いならば、通常、皺なしで硬化される。高速硬化、例え
ば、30分未満の硬化時間の場合、硬化は、タルミを防止
する為の最小引張りの下での引張り条件の下で、蒸気室
内で行なわれることが可能である。 硬化の后、織物はリンスされ、中和され、圧搾と乾燥
に先立つて、再リンスされる。樹脂処理中の固体添加
は、通常1〜6%、特に2〜4%である。 織物の耐炎性は、通常、処理后のメチロールアミドに
よつては余り影響されないが、織物の取り扱い易さの特
性が、しばしば、大いに改善される。かくして、メチロ
ールアミド処理前のTHP硬化織物に比べて、処理済の織
物は、通常、縮みを減少し、より高い耐プレス速度、よ
り高い湿潤皺回復角、より高い水分回復(平衡水分含有
率)、及びより低い水分吸収(遠心分離に於ける保有
水)を有し、又乾燥皺回復角を改善した。特に、メチロ
ールアミドの硬化が、引張り下で行われる時に、著るし
かつた。THP処理前の織物に比べて、処理済の織物の、
引裂き強度、及び摩耗抵抗の保持の度合いは、通常、TH
P織物が、メチロールアミドにより処理され、硬化され
ている処理剤織物で、見出される値よりも、ずつと大き
い。従つて、此の発明の方法により処理された織物は、
熱硬化を含む後者よりも、長いサービス・ライフを持つ
ことが可能となる。 余り好ましくない、もう一つの方法に於ては、先づ、
もとの織物が、メチロールアミドで処理、反応され、次
いでTHP化合物、又は縮合物で処理され、その后、硬化
される。かくして、この方法では、少なくとも、2つの
メチロールグループ(選択的にアルキル化されてもよ
い)を持つ、非自己縮合性のメチロールアミドと、酸水
溶液条件の下、例えば、3未満のpHで反応した織物は、
テトラキス(ヒドロキジメチル)ホスホニウム化合物、
又はその縮合物で処理され、次に硬化される。 メチロールアミド、及び含浸溶液の性状、pH、及び織
物に対する、含浸、及び硬化技術は、既に硬化THPポリ
マーを有する織物の、対応するメチロールアミド処理に
対してのものと、本質的に同じである。但し、メチロー
ルアミド含浸処理された織物の浸潤含浸率は、通常50〜
120%、例えば60〜110%(織物の乾燥重量をベースとし
て)、メチロールアミドの乾燥重量含浸率は、通常4〜
25%、例えば、6〜18%、例えば8〜14%(同じく織物
の乾燥重量をベースとして)、硬化開始時に於ける織物
の水分含有率は、6〜30%、但し、より好ましくは30〜
90%、例えば30〜60%、又は45〜80%、但し、より好ま
しくは、60〜90%、特に70〜90%(織物の原始重量をベ
ースとして)である。この様な高い初期水分含有率は、
THP処理を、より活性化して、6〜30%水分含有率の下
での、メチロールアミドでの硬化された織物からのもの
よりも、優れた難燃性を有する織物を得ることが出来
る。 メチロールアミドによる湿潤硬化織物の特性に比較し
て、THP后処理は、耐炎性を大きく増大し、また、湿
潤、及び乾燥皺回復角を増大し、また、水分回復(又
は、調整后の平衡水分含有率)を増大し、又遠心分離后
の水分含有率(水分吸収)を減らす。THP硬化ポリマー
を有する織物に比べて、メチロールアミドによる前硬化
后、THPによる后硬化された織物は、通常、洗滌后の縮
みが小さく、又湿潤、及び乾燥皺回復角を増大する。 THP処理前の、メチロールアミドでの硬化から得られ
る織物の特性に比べて、THP処理后の、メチロールアミ
トでの后硬化から得られる織物の特性は、一般に優れて
居り、特に后硬化織物の縮みは、しばしば、前硬化織物
のそれよりも小さい。 THP織物、又は処理前の原始織物に比べて、処理織物
の引き裂き強度の損失を減らす為に、最終乾燥段階の
前、又は后で、THP硬化、又はメチロールアミド硬化さ
れた織物に対し、0.1〜5重量%(織物の重量をベース
として)の軟化剤を加えることが出来る:此の様な軟化
剤の例としては、例えば8〜20ケの炭素原子を持つ脂肪
酸と、ポリアミンの縮合反応物、又はそれらの環化反応
生成物があり、それぞれ、プロトン化、又は第4級塩の
形、又8〜20ケの炭素を持つたアルキルグループの様
な、2つの脂肪族グループと、メチルの様な、1〜6ケ
の炭素原子を有する2つの短鎖アルキルグループの第4
級アンモニウム塩の形を取る。 我々はまた、処理順序には関係なく、THP硬化メチロ
ールアミド硬化織物に於ては、織物の機械的縮み加工、
例えば機械的圧縮縮み加工は、多数回の洗濯作業后の、
織物の進行性の縮みを大きく減らすことを発見した。此
の圧縮縮み加工は、通常、次の段階を含んで居る、即
ち、水、及び/又は水蒸気による織物の湿潤、それによ
る膨潤織物の生成、希望寸法への膨潤織物の巾の調整、
織物を圧縮に縮ませること、及び織物の乾燥である。圧
縮縮み加工は、延伸されたエラストマーブランケツトと
密接させ、ブランケツトの伸びの度合が減少して、例え
ばゼロになる間中、その接触を保つておくことによつて
行う。乾燥は、拘束された条件の下で達成され、例え
ば、湿つた、又縮んだ織物を、加熱された金属シリンダ
ーと吸収性の織物ベルトの間で圧縮して行う。最后に、
織物は、平板で押したり又はロールにかけられる。この
様な方法の一例としてはインターナシヨナル テキスタ
イル ブレテイン ダイイング/プリンテイング/フイ
ニツシング(International Txtile Bulletin Dyeing/P
rinting/Finishing)2/86、PP14,16,20,22、及び27に記
されているサンフオライズ防縮加工法である。THP処理
の前、又は后での、メチロールアミド処理の組合せ、そ
の后の機械的縮みの結果は、次の通り。例えば経糸方向
の寸法上の差異は、完成織物と、一回洗濯の織物の間で
は小さく、例えば2.5%未満、又は2%、又は非常に小
さくて、例えば1%未満であり、その后の洗濯、例えば
50回洗濯の際の進行性縮みの度合は小さく、例えば5%
未満、又は特に、非常に小さく、例えば2、又は1%未
満である。もし織物に対して加えられた機械的収縮の度
合が、織物の一回洗濯による縮みを補償するのに十分大
きい場合、機械的収縮の后の、THP、及びメチロールア
ミド硬化織物は、1回洗濯の后、例えば5%迄伸びるこ
とになり、その伸びの程度は、次の50回の洗濯中、殆ん
ど変ることなく維持され、従つて進行性縮みの度合は非
常に小さい。希望するなら、機械的収縮作業は、THP硬
化反応の前の、后メチロールアミド反応中、又はメチロ
ールアミド反応前に、后者の反応の后の代りに、又は后
者の反応の后に行われるか、又はTHP硬化の前の、前メ
チロールアミド処理方法、及び后者の反応の代りとし
て、又は后者の反応として、メチロールアミド反応の后
に行われる。機械的収縮作業は、通常、メチロールアミ
ド硬化であれ、又はTHP硬化であれ、最后の硬化段階の
后に行われ、又硬化段階の間に行われてもよい。機械的
収縮作業が行われない時は、メチロールアミドはTHPの
后に加えるのが好ましい。得られた処理織物が、逆の順
序で処理された織物に対して、少い収縮を示す傾向があ
るからである。 織物は、通常、大量のセルローズ繊維を有し、又木綿
のみならず、ラミー繊維、亜麻、又はビスコース、又は
銅アンモニア人絹繊維の様な再生繊維に於て好ましい様
に、100%セルローズ質であることが好ましい。織物
は、THP化合物の使用后、又は好ましくは前に、アルカ
リ水溶液、又はアンモニア水溶液、及び選択的にアミン
により、マーセライズされていてもよい。セルローズ
は、特別に織られているか、又は編み上げられていても
よい。それらの繊維は、亦、或る量の、例えば小量の、
例えば、50%迄の、例えば1〜50%の共混合可能な繊
維、例えばポリエステル繊維と混合して、例えば20〜40
%のポリエステルとの、60〜80%木綿の混合物を作るこ
とが出来る。しかしながら、此の方法は、特に、完全に
セルローズ質繊維、特に木綿への適用可能な方法であ
る。THP処理前の織物は、0.05〜1.00kg/m2、例えば0.1
〜1.00kg/m2の重量、通常、0.15〜0.40kg/m2、好ましく
は、0.23〜0.37kg/m2の重量を有する、此の様な織物の
例は、木綿太綾綿布、又は細布、シヤツ又はカーテン織
物がある。 THP、又はメチロールアミド処理前の織物は、例え
ば、建染染料、又はアゾ染料により染色されていてもよ
く、塩基性、反応性、直接、酸性、分散染料等も使用さ
れる。織物が、THP処理の后に、染色される時は、反応
性染料が好まれる。織物が、メチロールアミド処理の前
に、染色される時は、建染染料やアゾ染料の様な染料が
好まれる。従つて、建染染料や、アゾ染料で染色され、
THP化合物で処理され、硬化され、次いでメチロールア
ミド処理され、それらと反応させる。一方、ある種の建
染染料、又はアゾ染料の場合は、先ず織物をメチロール
アミドで処理、反応させ、次に染料で処理、反応させ、
次にTHP化合物で処理し、硬化させるのが望ましい。 耐炎性、及び取扱い容易な特性を持つ、処理剤の織物
は、ガードマン、消防士のユニフオーム、および作業服
等に使用出来る。より軽い織物は、耐プレス度、及び取
扱い容易さが特に重要な、ユニホーム・シヤツに使用さ
れ、又木綿太綾綿布等の、より重い織物は、オーバーオ
ールやズボンの様な縮みの少いことが特に重要な作業衣
に使用される。 〔実施例〕 此の発明は、以下の実施例に於て、以下に記されたテ
スト方法を採用して、具体的に説明されている。全ての
例に於て、織物は、テストに先立つて、20℃、25%相対
湿度に24時間放置された。 1.皺回復 乾燥、及び湿潤皺回復角は、未処理織物との比較に於
て測定され、測定は、経糸方向で、又面を外にして皺を
作り、モンサントの皺回復テスターを使用し、500gの荷
重と3分間負荷/回復/回数の条件で行われた。 2.耐プレス度(durable press rating)(D.P) 実施例1〜15に対しては、織物は、AATCCテスト法No.
88洗濯と着用標準、DP度を使用し、標準1〜5(1は最
も貧弱な度合)に比較しての織物の外見平滑度をベース
にして評価された。一方、実施例16〜26に対しては、試
験法は、AATCC試験法124に従つた。 3.縮み 経糸、及び緯糸の縮みは、織物を40回(実施例1〜15
の場合)、又は50回(実施例16〜27)、93℃で洗濯(軟
水使用の際のDIN 53920に記されている法)した后、BS
4423(1973)の手順に従つて測定された。 4.強さ 引つ張り強さは、BS 2756に従つて測定され、緯糸方
向の引き裂き強さも測定された(エルメンドルフ(Elme
ndorf)による)。 5.耐炎性 織物の耐炎性は、93℃での12回の洗濯、及び93℃での
40回の洗濯(実施例1〜15)、又は50回(実施例16〜2
6)の后、完成品として試験された(洗濯は、軟水を使
用しての、DIN 53920に記されている方法による)。試
験法は、BS 3119に従つた。 6.織物に対する分析定量 完成品としての織物に対して、%P,%N,ppmホルムア
ルデヒドが定量された。%Pと%Nは、93℃での20回、
40回洗濯(実施例1〜15)、又は50回洗濯(実施例16〜
19)の后にも、定量された。NとPとの原子比が計算さ
れた。 7.摩耗抵抗 促進器テストは、AATCC〜99〜1984の方法Aにより、3
000rpmで3分間回転する250メツシユのエメリー布によ
る摩耗が測定され重量損失が定量された。 硬化織物 織物A 実施例1〜13,15、および27での使用の為に、THP硬化
織物は、事前に高い視認性のあるオレンジ色アゾ染料に
て染色され、サンフオライズ防縮加工はされていない。
0.285Kg/m2重さの3111太綾綿布を、モル比1:0.5でのTHP
塩化物と尿素の前縮合物の、25%THPイオン相当のpH4.5
での水溶液に約80%の湿潤含浸率で浸漬し、次に浸漬済
の織物を120℃で1分間乾燥し、次にUS4145463に記され
ている強制ガスアンモニア処理装置内で、ガス状アンモ
ニアで硬化することにより得られた。硬化された織物
は、過酸化水素で酸化され、炭酸ナトリウム溶液で中和
され、リンスの后、乾燥された。 織物B,C,D、及びE 織物Aの為に規定された手順は、他の4つの木綿織物
に対しても、以下の修正を伴つて、使用された:リンス
水は、THP硬化織物の重量に対して2%の織物軟化剤(A
lkamine FPS)を含有し、次にTHP硬化織物の各々は、
“サンフオライズ”防縮加工法により機械的に圧縮縮み
加工される。これらの織物は、事前に建染染色で青色に
染色された。0.270Kg/m2重のマーセライズ加工されたサ
テン作業衣用織物(織物B)、0.346Kg/m2重の、アゾ染
料にて赤く染色された3111太綾綿布(織物C)、0.28Kg
/m2重の、アゾ染料で赤く染色された太綾綿布(織物
D)及び0.192Kg/m2重の、光沢をつけられた3117斜文織
物(織物E)である。 実施例1 長いTHP硬化織物Aを、80%湿潤含浸率になる迄、ジ
1,3−NN−メチロール−4,5−ジヒドロキシエチレン尿素
TMDHEU(商標FIXAPRETCPNでの市販)の45%水溶液の250
ml/と、1未満のpHと、浴中の酸濃度1.88Nを得る為
の、98%硫酸50ml/を含む浸漬液で処理した。全水分
含有率、約68%(THP硬化織物の重量をベーとする)の
湿り膨潤した織物は、注意深くたゝまれて、ポリエチレ
ンの袋に入れられ、それは密封して、たるんだ条件(即
ち、引張りなし)の下で、硬化の為に、室温で22時間、
放置された。次に、織物を取り出し順次、冷水、10g/
炭酸ソーダ水溶液、2g/の炭酸ソーダと2g/の洗浄剤
を含む50℃の水溶液、60℃の熱水、及び冷水で洗滌し
た。次に織物を乾燥した后、THP硬化織物のサンプル
(比較例A)のサンプルと比較して、試験を行つた。結
果は、次の通り。 実施例2 実施例1の方法は、以下の修正をして繰り返された:
浸漬液は、亦、湿潤剤0.5g/を含有して居り、該湿潤
剤は、商品名WA100の下に、英国、Broostone化学、スタ
ツフオードシヤー州より市販されている、非イオン及び
陰イオン洗滌剤の混合物である。硬化后、織物は、冷水
で洗滌され、炭酸ナトリウム溶液で中和し、冷水でリン
ス后、100℃で乾燥された。得られた織物の四角形と、
元のTHP硬化織物の四角形は、60℃で10分間、洗濯機の
中で洗滌され、次に冷水で3回リンスされ、次に織物
は、1000rpmで4分間、振り廻された。四角形の織物
は、室温で、一列に並んだ釘の助けにより乾燥される
か、又は最終最高温度70℃で15分間、回転乾燥された。 四角い織物は、THP硬化済の四角い織物(比較例B)
との比較の下で、耐プレス度合をテストされた。結果
は、次の通り。 実施例3 実施例3に対しては、実施例1の方法が、以下の修正
を伴つて繰り返された:浸漬液は、0.82Nの酸濃度を得
る為に、濃塩酸(35%)(硫酸の代り)の70ml/と、
実施例2に記されている湿潤剤の0.5ml/を含むpH1未
満の溶液で、織物は、16時間、硬化された。硬化開始時
の織物の水分含有率は、約72%(THP硬化織物の重量を
ベースとして)であつた。 織物に対する特性試験が行われ、結果は、THP硬化織
物(比較例C)に対する結果と比較された。結果は、次
の通り: 実施例4〜12 実施例1の方法は、硬化剤と、添加濃硫酸の量、比の
或る範囲内で繰り返された。それぞれの場合、樹脂浸漬
浴からの湿潤含浸率は、約80%に調節され、硬化開始時
の織物の水分含水率は、約63〜72%(THP硬化織物の重
量をベースとして)であつた。結果は、下記の通り。 実施例13 実施例7〜9の方法は、1未満のpHと、1.17の酸濃度
を持つ溶液を得る為に、硫酸の代りに濃塩酸(約35%W/
W)の100mlに取り代え添加して、繰返された。硬化開始
時に於ける、織物の水分含有率は、約71%(THP硬化織
物の重量をベースとして)であつた。処理された織物
は、促進器テストにより、摩耗抵抗が試験され、重量損
失は、10.6%であつた。他の試験結果は、次の通りであ
つた:経糸縮み3.5%、浸潤皺回復角150゜、引き裂き強
度(エルメンドルフ、緯糸)1.10kg、40回洗滌后の平均
FR焦げ目長さ68mm。 実施例14 実施例7〜9の方法は、次の修正を伴つて繰り返され
た。即ち、THP硬化織物B、濃硫酸(5.25Nの酸濃度の溶
液を得る為の)140ml/の浸漬液中に、3時間硬化させ
る。硬化開始時に於ける、織物の水分含有率は、約57%
(THP硬化織物の重量をベースとして)であつた。処理
された織物に対する結果は、未処理THP織物に対する結
果と比較、次の通りであつた。 実施例15 THP硬化織物Aについて、実施例14の方法が繰り返さ
れた。処理された織物に対する結果は、未処理THP織物
Aに対する結果との比較の下に、次の如くであつた。 実施例16〜19 20mの織物A、30mの織物C、50mの織物D、30mの織物
Eを縫い合せ、実施例1で使用されたDMDHEUの水溶液35
0g/、1未満のpHと、1.84Nの溶液中の酸濃度を得る為
の98%硫酸90g/、実施例2で使用された湿潤剤2g/
を含有する膨潤溶液中を、2回連続して通過させた。過
剰の膨潤溶液は、膨潤した織物から搾り出され、約52−
60%の水分含有率(THP硬化織物の重量をベースとし
て)とされ、垂れ下がりを防止する為の最小の引つ張り
を与えられて、ロール上を通し、プラスチツックシート
に包み、DMDHEUを熟成させる為に、室温(18℃)で22時
間、ロールを、ゆつくりと回転させた。夫々の織物に対
する、湿り回復は、A72%、C59%、D72%、E70%であつ
た。夫々の熟成された織物は、水で洗滌され、中和し、
次いで、ジグ染色機中で、水で再び洗滌され、次に軟化
段階に導かれた。そこでは、4種の織物の各々は、Cros
field Textile Chemical社よりCrosoft XMEの名前で市
販されている。非イオン脂肪酸エステル誘導体軟化剤10
g/を入れた40℃の軟化浴中を3回通した。湿つた織物
は、水分を吸収され、次に幅出機の中で、150℃で加熱
することにより乾燥され、処理済織物となる。 得られた4枚の織物は試験されたが、結果は、次の通
りで、織物A,C,D,Eの特性は、処理された織物A,C,D,Eと
比較されて居り、即ちDHDMEU処理の前后での比較がなさ
れている。 8.光に対する褐色 キセノン・アーク光に対する褐色は、BS1006,1978,B0
2に従つて測定された。織物A,C,D,Eの結果と、処理済織
物A,C,D,Eの比較では、結果に差は見られなかつた。 9.手ざわり 織物A,C,D,Eと、処理済A,C,D,Eの間には、手ざりに
は、目立つた差異はなかつた。 10.水分含有率 織物A,C〜Eと、処理済織物A,C〜Eの水分含有率は、
65%相対湿度の下で、24時間の放置の後に、重量測定
し、重量の知られた織物を、105℃に2時間乾燥し、再
び重量を秤ることにより決定された。織物の水分含有率
は、処理済織物より、約0.5%少なかつた。かくして、D
HDMEUでの処理は、65%相対湿度に於ける水分回復を増
加した。 11.水分吸収 織物A,C〜E、及び処理済織物A,C〜Eは、Servis Qua
rty機中で、HLCCI洗濯され、湿つた織物を1000rpmで4
分間振り廻した後の保有水分が測定された。処理済織物
は、織物よりも、保有水分が少なかつた。結局、DHDMEU
での処理は、水分吸収を減少させた。 実施例20〜26 織 物 0.295kg/m2重の3111織機状態下の太綾木綿織物(loom
state drill cottn fabric)の100m2ピースを、酵素で
糊抜きし、アルカリで洗浄し、アルカリ性過酸化水素で
漂白した。0.27kg/m2重の漂白織物から、4枚の50m織物
を取り、それらは、工程作業V,X,Y,Zに付された(詳細
には、下に記されて居り、そこでは、DHDMEUでの処理と
硬化の段階、THP化合物での処理と硬化、及び機械的圧
縮縮み加工は、異なつた組合せで行われている。 作業V,X,Y,Zに対する硬化プロセス 織物は織物Aについて記されている様に処理された。
湿潤含浸率は、作業Vに対しては、約80%(DHDMEU硬化
織物の重量をベースとして)であり、又作業X,Y,Zにつ
いては、100%であつた(漂白された織物の重量をベー
スとして)。 作業V,X,及びYに対するDHDMEU硬化プロセス 織物は、実施例16−19に記されている方法で処理され
た。但し膨潤溶液は、DHDMEU水溶液325g/、98%硫酸9
0g/、実施例2で使用された湿潤剤2g/、及びSandoz
社により、Leucophor BCR液として市販されている、酸
に対して安定な螢光艶出し剤18g/を含んでいる。湿潤
含浸率は、作業Yについては、100%(漂白された織物
の重量をベースとして)、又作業YとZについては、75
%であり(THP硬化織物の重量をベースとして)、又硬
化開始時に於ける織物の水分含有量は、実施例20〜24に
対しては、約60%(THPと織物の重量をベースとし
て)、又実施例25と26に対しては、79%であつた(元の
織物の重量に対して)。 機械的圧縮縮み加工 織物は、初期蒸気蒸し、巾の調整、引き伸ばされたゴ
ムブンケツトに対する圧し付け、次いで、緩めて、織物
の収縮を起させ、次いで、織物を、加熱された金属シリ
ンダーと吸収性ブランケツトの圧に押し付けて乾燥さ
せ、最後にロールに掛けることによる、International
Textile Bulletin Dying/Printing/Finishing 2/86 pp1
4,16,20,22,27に記されている“サンフオライザー”標
準機上で、機械的に圧縮して、縮みを起させる。機械上
でセツトされる縮みの程度は、作業V,X,Y,Zに対して
は、5%であつた。 艶出し 艶出し剤は、作業V,Y,Zに於ては、DHDMEU浸漬の一部
として、織物中に加えられた。但し作業Xに於ては、TH
P硬化からのリンス水中であつた。 結 果 作業V,Y,Zの第4ステツプで得られた処理済織物の特
性が試験された。作業Xの最後のステツプ、及び作業X,
Y,Zの初期ステツプに於ける織物特性の幾つかについて
も同様である。 下表において、実施例20〜26および比較例D〜Gは、
次の操作で得られたものである。 7.水分含有率 織物の水分含有率は、実施例16〜19、第10部に於ける
と同様にして決定された。実施例23,24,26の織物の水分
含有率は、比較例Dの値よりも、オーブン乾燥法による
と、0.5〜1%高かつた。従つて、DHDMEU処理は、85%
相対湿度に於ける水分回復を増大した。 8.水分吸収 湿つた織物を遠心分離する際の水分の保持は、実施例
16〜19、第11部と同様に試験された。試験された織物
は、比較例D、実施例23,24,26である。実施例23,24,26
の織物は、比較例Dの水分よりも少ない22%を保持し
た。DHDMEU処理は、水分吸収を減少した。 実施例27 硬化織物Aは、実施例1で使用された45%DMDHEU溶液
250mls/、98%硫酸10g/を含み、pH約1.7、酸性0.2N
の浸漬液で膨潤された。膨潤織物は、75%湿潤含度率迄
搾られ、オーブン中で、90℃、3分間加熱され、10%含
水率の織物となつた。織物は、その水分含有率を維持す
る為にプラスチツクの袋に密閉され、室温で、たるんだ
條件の下に、22時間放置された。織物を取出し、実施例
1の様に洗濯された。最後に、乾燥し、次いで、90℃で
50回洗濯された。洗濯後の経糸の縮みは、試験されたと
ころ5%であつた。これに対し、DMDHEU処理前の、THP
硬化織物Aを同様に洗濯したものについては縮みは10%
であつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー・ハンド 英国、ウエスト・ミッドランズ、ビー 69・4エルエヌ、ヘイルズオウエン、ク リブドン・ウェイ 17 (56)参考文献 特開 昭48−67597(JP,A) 特開 昭49−47698(JP,A) 特開 昭49−68099(JP,A) 特開 昭57−139575(JP,A) 特公 昭52−21118(JP,B2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.次の2つの工程をいずれかの順序で行うことを特徴
    とする、織物を耐炎性および耐皺性にする処理方法: (i)セルロース質織物またはセルロース質繊維とポリ
    エステル繊維との混紡織物を、テトラキス(ヒドロキシ
    メチル)ホスホニウム化合物またはそれと尿素との縮合
    物で処理し、ガス状アンモニアで硬化させること; (ii)少なくとも2つのメチロール基を有する非自己縮
    合性のメチロールアミドの酸性水溶液で織物を浸漬する
    ことにより、織物をメチロールアミドと反応させるこ
    と; さらに、上記(ii)の水溶液はpHが3より低く、かつ該
    メチロールアミドと反応する間、織物が6〜90%の含水
    率を保持しており、温度が50℃未満に保持されているこ
    とを特徴とする、織物の処理方法。 2.メチロールアミドが、メチロール化環式尿素、1,3
    −N,N−ジメチロール−4,5−ジヒドロキシエチレン尿
    素、ジメチロールプロピレン尿素、その4−メトキシ−
    5,5−ジメチルおよび5−ヒドロキシ類似体、ジメチロ
    ールプロピレン尿素の5−アルキルアミノ類似体、なら
    びにテトラメチロール−アセチレンジユレアからなる群
    から選ばれることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 3.織物の含水率が6〜30%であることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4.(ii)の水溶液のpHが1より低く、かつ織物の含水
    率が30〜90%であることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の方法。 5.(ii)の水溶液の酸の規定度が1〜6の範囲である
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第4項に記載の方
    法。 6.織物上でのメチロールアミドの乾重量含浸率が6〜
    20%であり、かつ織物上でのテトラキス(ヒドロキシメ
    チル)ホスホニウム化合物の乾重量含浸率が8〜25%で
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第
    5項のいずれか1項に記載の方法。 7.(ii)の含浸工程の間、織物は少なくとも経糸方向
    または緯糸方向の一方に引っ張り力を加えられているこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第6項の
    いずれか1項に記載の方法。 8.第2の処理工程の後、織物が機械的圧縮縮みをうけ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第7
    項のいずれか1項に記載の方法。
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