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JP2809766B2 - 樹木の支持装置 - Google Patents
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JP2809766B2 - 樹木の支持装置 - Google Patents

樹木の支持装置

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JP2809766B2
JP2809766B2 JP1308377A JP30837789A JP2809766B2 JP 2809766 B2 JP2809766 B2 JP 2809766B2 JP 1308377 A JP1308377 A JP 1308377A JP 30837789 A JP30837789 A JP 30837789A JP 2809766 B2 JP2809766 B2 JP 2809766B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、公園や種々の施設の庭園等の緑化に使用さ
れる樹木又は街路樹等に使用される種々の樹木を、風圧
その他の外力から保護して、倒れを防止する樹木の支持
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、公園又は庭園の樹木や街路樹等は、その倒れ防
止のために、それらの樹木の周囲に木材等によりやぐら
を組んで、上記やぐら中の横架材に樹木の幹を固縛して
支持するのが一般であった。
最近では、樹木の根の周囲の土壌中に深く複数のアン
カーを打ち込んで、各埋設状態のアンカーの上端に結合
したロープを、その途中を根に押し付けつつ上記樹木の
根もとまで延長し、そうした上で根もとの幹に固縛して
倒れを防止しようとする手段が採用されつつある。
[発明が解決しようとする課題] 前者は樹木の周囲に大きなやぐらを組むものであるか
ら、確実に倒れ防止の効果を得ることが可能ではある
が、外観的に見苦しい欠点がある。
後者は大部分が地中に埋設されているが、樹木の根も
との幹に固縛されたロープが、意外に見苦しく、またそ
の作業性が非常に悪い。更には倒れ防止の効果にもそれ
ほど大きいものを期待できない。
本発明では、上記のような問題点を解決すること、即
ち、その構成が、外部に露出せず、樹木の倒れ防止効果
を確実に得ることのできる樹木の支持装置を提供するこ
とを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、 樹木の根をその内部に装入して土壌中に埋設する容器
部材であって、骨格フレームを主体としてなる上部を開
口した容器部材と、 上記樹木の根を上方から押える押え部材を支持する支
持部材であって、上記容器部材の上周縁に着脱自在に取
り付け得る支持部材と、 上記支持部材から伸縮自在に垂下する複数の押え部材
であって、下端に根押えパッドを備えた押え部材と で構成した樹木の支持装置である。
上記樹木は、種類を問わないが、主として街路樹や公
園緑化等のために用いられる樹木類が対象である。
上記容器部材は、その内部に樹木とともに充填される
土壌が周囲の土壌と連続できるようにする必要があり、
そのために骨格フレームを主体として構成するものであ
る。その形状等は特に限定されない。箱形が最も製造が
容易であるが、平面から見て円形の有底筒形状等でも良
い。
また上記支持部材は、これから垂下して樹木の根を押
える上記押え部材を支持するものであるから、充分な強
度を有する必要はあるが、特定の構成に限定する理由は
ない。例えば、これは、複数の板状のアーム片で構成す
ることができる。そうして各アーム片の一端を、上記容
器部材の上周縁に、それらの各他端を上記容器部材の水
平方向中央に向け、かつ各々の間を等角度間隔として着
脱自在に取付ける構成とすることができる。
更にまた上記押え部材も伸縮自在な構成であって、容
器部材中に装入した樹木の根を押え得る構成であれば、
特定の構成に限定されない。しかして、例えば、上記押
え部材は、上記支持部材に固設したナット部材と、上記
ナット部材に螺合するボルト部材であって、下端に、上
記根押えパッドとしての円板状パッドを固設したボルト
部材とで構成することができる。
[作用] 本発明は、以上のような構成であるから、次のように
して樹木の支持のために使用することができる。
先ず樹木を植えるべき所要の位置を掘り下げ、その中
に上記容器部材を配置する。
上記容器部材には、予め樹木の根を装入し、容器部材
の周縁に支持部材を固設し、その上で押え部材を伸長さ
せて根押えパッドを上記樹木の根に押し付けた状態とし
ておく。あるいは、容器部材を上記掘り下げた位置に装
入した後に、対象の樹木の根を装入し、そうした上で支
持部材を容器部材の周縁に取付け、押え部材を伸長させ
てその根押えパッドで根を上方から押し付けることとす
る。
その後、上記掘り下げた位置に土壌を埋め戻す。その
ほかの作業は通常の植樹の場合と同様である。
こうしてこの装置による植樹の作業は完了である。
しかして樹木の根は上方から複数の押え部材の根押え
パッドにより押え付けられており、根の下部は容器部材
の底部で支持されていることになる。そのため風圧等に
より樹木にこれを倒そうとする外力が働いても、根がそ
の転倒を防止すべく支持されていることになるので、確
実に倒れが防止されることになる。
しかも全構成要素が地中に埋設されるので、樹木の外
観を害することが全くない。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図に示したように、容器部材として、十二の稜線
を構成する骨格フレーム1、1…及び底部相当位置に交
差状態に配される一対の底部支持片2、2で平面から見
て正方形の保護箱3を構成する。
上記保護箱3の四隅上縁には、後記四本の支持アーム
4、4…を各別に着脱自在に取り付ける平面から見て三
角形の支持板5を固設する。上記支持板5、5…には、
各々二個のボルト孔6、6を穿設する。
一方上記支持アーム4は、第1図及び第2図に示した
ように、その先端下部にナット7を固設し、これに下端
に円板形の根押えパッド8を固設したボルト9を螺合す
る。上記ナット7、根押えパッド8及びボルト9は押え
部材を構成するものである。また上記支持アーム4、4
…の後端には、前記支持板5、5…のボルト孔6、6に
対応する二個のボルト孔10、10を穿設する。
この実施例は、以上のような構成であるから、次のよ
うにして樹木11の支持のために使用することができる。
先ず樹木11を植えるべき所要の位置を掘り下げ、その
中に上記保護箱3を装入配置する。なおこのとき、第3
図に示したように、上記保護箱3の上縁をほぼグランド
ラインに一致させる。その後に、上記保護箱3中に対象
の樹木11の根12を装入し、そうした上で、支持アーム
4、4…を保護箱3の四隅上縁に固設した支持板5、5
…に、相互のボルト孔6、6、10、10を一致させ、かつ
図示していないボルトナットにより締め付け固定する。
次いで上記押え部材のボルト9とナット7との螺合状態
を調節して根押えパッド8を、上記樹木11の根12の上部
に圧接させた状態とする。
この後、第3図に示したように、土壌を埋め戻し、更
に第4図に示したように、上記支持アーム4、4…の間
には樹木11の周囲を保護する保護板13、13…を載置す
る。
なおその他の作業は通常の植樹の場合と同様である。
こうしてこの装置による植樹作業は簡単に完了させる
ことができる。
[発明の効果] 本発明によれば、樹木の根は上方から複数の押え部材
の根押えパッドにより押え付けられており、かつ根の下
部は容器部材の底部で支持されていることになる。また
容器部材は周囲の土壌によりしっかりと保持されてい
る。従って風圧等により樹木にこれを倒そうとする外力
が働いても、根がその転倒を防止すべく支持されている
ことになるので、確実に倒れが防止される。
しかも構成要素の殆どが地中に埋設され、露出する部
分も樹木の周囲の地表面を保護する役割を果すことにな
り、外観的に不都合なところがないので、樹木の外観を
害する恐れは全くない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図はその
分解斜視図、第2図は支持アーム及び押え部材の拡大断
面図、第3図は樹木を支持して地中に埋設した状態の概
略断面説明図、第4図は樹木を支持して埋設した状態の
平面断面図である。 1……骨格フレーム、2……底部支持片、3……保護
箱、4……支持アーム、5……支持板、6、10……ボル
ト孔、7……ナット、8……根押えパッド、9……ボル
ト、11……樹木、12……根、13……保護板。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹木の根をその内部に装入して土壌中に埋
    設する容器部材であって、骨格フレームを主体としてな
    る上部を開口した容器部材と、 上記樹木の根を上方から押える押え部材を支持する支持
    部材であって、上記容器部材の上周縁に着脱自在に取り
    付け得る支持部材と、 上記支持部材から伸縮自在に垂下する複数の押え部材で
    あって、下端に根押えパッドを備えた押え部材と で構成した樹木の支持装置。
  2. 【請求項2】上記容器部材を、骨格フレームのみで平面
    から見て正方形の箱状に構成した請求項1記載の樹木の
    支持装置。
  3. 【請求項3】上記支持部材を複数の板状のアーム片で構
    成し、上記容器部材の上周縁に、上記各アーム片の一端
    を、それらの各他端を上記容器部材の水平方向中央に向
    け、かつ各々の間を等角度間隔として着脱自在に取付け
    た請求項1記載の樹木の支持装置。
  4. 【請求項4】上記押え部材を、上記支持部材に固設した
    ナット部材と、上記ナット部材に螺合するボルト部材で
    あって、下端に、上記根押えパッドとして円板状パッド
    を固設したボルト部材とで構成した請求項1記載の樹木
    の支持装置。
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