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JP2818635B2 - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents
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JP2818635B2 - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JP2818635B2
JP2818635B2 JP6011293A JP6011293A JP2818635B2 JP 2818635 B2 JP2818635 B2 JP 2818635B2 JP 6011293 A JP6011293 A JP 6011293A JP 6011293 A JP6011293 A JP 6011293A JP 2818635 B2 JP2818635 B2 JP 2818635B2
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joint
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統治 竹村
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の駆動力配分に使
用する油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式動力伝達継手としては、例
えば実願平2−74479号公報に記載されているよう
なものがある。すなわち、この油圧式動力伝達継手は、
相対回転可能な第1,第2の回転部材間の回転速度差に
より駆動される油圧ポンプと、前記油圧ポンプの吐出路
に流動抵抗を発生する手段を備え、前記流動抵抗により
前記第1,第2の回転部材間の伝達トルクが制御される
油圧式動力伝達継手であって、継手内部に封入した封入
油の体積変化を吸収するアキュムレータピストンと、該
アキュムレータピストンを押圧するリターンスプリング
を保持するリテーナとを備えた油圧式動力伝達継手にお
いて、前記アキュムレータピストンと前記リテーナによ
り画成される部屋と、継手外部とを連通する連通孔を、
前記リテーナのすくなくとも前記アキュムレータピスト
ン外径よりも、外側となる位置に設けたものである。
【0003】また、従来の油圧式動力伝達継手として
は、例えば実願平2−74480号公報に記載されてい
るようなものがある。すなわち、この油圧式動力伝達継
手は、相対回転可能な第1,第2の回転部材間の回転速
度差により駆動される油圧ポンプと、前記油圧ポンプの
吐出路に流動抵抗を発生する手段を備え、前記流動抵抗
により前記第1,第2の回転部材間の伝達トルクが制御
される油圧式動力伝達継手であって、継手内部に封入し
た封入油の体積変化を吸収するアキュムレータピストン
と、該アキュムレータピストンを押圧するリターンスプ
リングを保持するリテーナとを備えた油圧式動力伝達継
手において、前記リテーナを継手外筒部に液密に固定す
るとともに、継手外部からの潤滑油が流入する油溜り室
を前記アキュムレータピストンと前記リテーナとの間に
設けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧式動力伝達継手にあっては、後者の場合
には、リテーナと継手の間にごくわずかなスキマしかな
いため、ゴミなどの異物が回転中の遠心力によってアキ
ュムレータピストンに堆積し、Oリングの摩耗、傷付き
により油漏れの危険があった。
【0005】また、継手が作動により昇温し、油が膨脹
すると、アキュムレータピストンが外側に動き、リテー
ナとアキュムレータピストンとの間に溜った油は押され
て、リターンスプリングを止めている孔や軸心に近い所
の孔より外部に排出され、次に作動がなくなると、油は
温度が低くなるため、アキュムレータピストンは内側に
移動し、リターンスプリングと、アキュムレータピスト
ンとの間の油は少なくなっており、この状態で継手の絶
対回転が上昇すると、アキュムレータピストン内外の油
の量がアンバランスとなり、ユニット内の油の圧力を保
持することができなくなる。
【0006】一方、両者に共通する問題点として、ゴミ
や泥水に対して弱い構造であるため、この油圧式動力伝
達継手を歯車箱とプロペラシャフトの間のように外付け
タイプにすることができないという問題点がある。ま
た、両者に共通する問題点として、オイルシールがロー
タ上を摺動し、オイルシールにはリターンスプリングを
介して大きな予圧がかかるため、耐久性が低いという問
題点もあった。
【0007】さらに、両者に共通する問題点として、リ
ターンスプリング、リテーナなどが必要で、構造が簡単
でなく、部品点数も多く、軽量でないという問題点もあ
った。本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、ゴミなどの異物の侵入を防止し、高
速回転域までユニット内部の油圧を保持し、外付けタイ
プとすることができ、オイルシールの耐久性を高め、さ
らに、構造が簡単で部品点数が少く、軽量にすることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、相対回転可能な第1,第2の回転部材間
の回転速度差により駆動される油圧ポンプと、前記油圧
ポンプの吐出路に流動抵抗を発生する手段を備え、前記
流動抵抗により前記第1,第2の回転部材間の伝達トル
クが制御される油圧式動力伝達継手であって、継手内部
に封入した封入油の体積変化を吸収するアキュムレータ
ピストンを備えた油圧式動力伝達継手において、前記ア
キュムレータピストンの背面に、カバーにより空気と油
を密封した室を設けたことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、相対回転可能な第1,第
2の回転部材間の回転速度差により駆動される油圧ポン
プと、 前記油圧ポンプの吐出路に流動抵抗を発生する手
段を備え、 前記流動抵抗により前記第1,第2の回転部
材間の伝達トルクが制御される油圧式動力伝達継手であ
って、 継手内部に封入した封入油の体積変化を吸収する
アキュムレータピストンを備えた油圧式動力伝達継手に
おいて、前記アキュムレータピストンの背面に、カバー
により所定の圧力の空気のみを密封した室を設けたこと
を特徴とする。また、本発明は、前記室内に、所定の張
力を有するスプリングを介装したことを特徴とする。ま
た、本発明は、前記カバーと前記第1,第2の回転部材
の一方との間にオイルシールを介装したことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明は、前記カバーの一端部を前
記第1,第2の回転部材の一方の外径部に固定したこと
を特徴とする。また、本発明は、前記カバーの一端部を
前記第1,第2の回転部材の一方の内径部に固定したこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】このような構成を備えた本発明の油圧式動力伝
達継手によれば、アキュムレータピストンの背面に、カ
バーにより空気と油を密封した室を設けるようにしたた
め、アキュムレータピストンは遠心力と押し込められた
空気圧で釣り合う位置で止まることになるが、継手内の
油が熱膨張すると、アキュムレータピストンは外側に移
動し、室内の油は押されて液面が上り、アキュムレータ
ピストンを外側に押そうとする力は小さくなり、一方、
室内の空気は体積が縮小されるために圧力が上昇し、そ
の結果、油の熱膨脹による体積変化が吸収される。
【0012】本発明においては、従来のように、アキュ
ムレータピストン内外の油の量がアンバランスとなるこ
とがないので、高速回転域まで継手内部の油の圧力を保
持することができる。また、ゴミなどの異物の侵入を防
止することができ、Oリングなどの損傷を防止すること
ができるので、油漏れを未然に防止することができる。
【0013】また、ゴミや泥水に対して強い構造とする
ことができるので、継手を歯車箱とプロペラシャフトの
間のように外付けタイプとすることができる。また、カ
バーと第1,第2の回転部材の一方との間にオイルシー
ルを設けるようにしたため、オイルシールは、アキュム
レータピストンの移動により、摺動することがなく、大
きな予圧もかからないので、耐久性を向上させることが
できる。
【0014】さらに、リターンスプリングを不要とする
ことができるため、部品点数を少なくすることができ、
構造が簡単で軽量にすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図7は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、図1〜図3において、1は例
えばファイナルドライブユニットのケースであり、ケー
ス1にはベアリング2を介して出力軸3の一端が回転自
在に支持される。出力軸3には雄のスプライン部4が形
成され、また、ねじ部5が形成されている。
【0016】6は出力軸3に連結される継手7のロータ
ーシャフト(第1の回転部材)であり、ローターシャフ
ト6には中空部8が形成されている。この中空部8には
段部9が形成され、段部9の右側の小径部10には前記
出力軸3のスプライン部4に嵌合する雌のスプライン部
11が形成されている。ローターシャフト6と出力軸3
をスプライン部11,4により、スプライン嵌合し、ね
じ部5にワッシャー12を段部9に当接するまで挿入
し、ナット13で締結する。
【0017】ローターシャフト6の外径部14の円筒面
は精密加工仕上され、外径部14とケース1の間にはオ
イルシール15が介装される。16はボルト17により
図示しない入力軸に連結されるハウジングであり、ハウ
ジング16は第2の回転部材を構成している。ハウジン
グ16とローターシャフト6の間にはXリング18が介
装され、Xリング18により油漏れを防止する。
【0018】ハウジング16の内径部にはカム面19が
形成されている。ローターシャフト6には、放射方向に
複数のプランジャー室20が形成され、プランジャー室
20内は複数個のプランジャー21がリターンスプリン
グ22を介して摺動自在に収納されている。プランジャ
ー21には吸入吐出孔23が形成され、プランジャー2
1の内部であって吸入吐出孔23にはチェックバルブ2
4が設けられ、チェックバルブ24はスプリング25を
介してリテーナ26により保持される。
【0019】図4に示すように、チェックバルブ24に
は流動抵抗発生手段としてのオリフィス27が形成さ
れ、オリフィス27を介して吸入吐出孔23とプランジ
ャー室20が連通している。チェックバルブ24はスプ
リング25を介してリテーナ26により保持され、リテ
ーナ26はリターンスプリング22により保持される。
【0020】リテーナ26は、図5に示すように、プラ
ンジャー室20とオリフィス27を連通させる開口部2
8が設けられ、周方向には複数個の切欠き29が形成さ
れている。図1中、30はハウジング16の内径部に挿
入されたスナップリングであり、スナップリング30は
ハウジング16からのローターシャフト6の抜け止めを
防止する。
【0021】31はサイドカバー(カバー)であり、サ
イドカバー31の一端部はハウジング16に形成した溝
32に固定される。サイドカバー31はアキュムレータ
ピストン33の背面に空気と油を密封した空気室(室)
34を形成している。空気室34内には空気と油がある
予圧をもって封じ込められている。アキュムレータピス
トン33は、回転により外径部にはりついた油の内径と
油の入っている継手の最少径部との油の円環部の遠心力
と、押し込められた空気とが釣り合う位置で止る。その
後、継手内部の油が熱膨張すると、アキュムレータピス
トン33は図1中、右方向に移動し、油の体積変化を吸
収する。
【0022】サイドカバー31とアキュムレータピスト
ン33との間にOリング35,36が介装され、Oリン
グ35,36により油漏れを防止する。また、サイドカ
バー31の内径部とローターシャフト6の外径部の間に
は、オイルシール37が介装されている。オイルシール
37は、アキュムレータピストン33の作動にかかわら
ず摺動せず、また、予圧も加えられていない。なお、3
8はサイドカバー31とハウジング16の間に介装され
たOリングである。
【0023】次に、作用を説明する。ハウジング16と
ローターシャフト6との間に回転差が生じると、吐出行
程にあるプランジャー21はハウジング16のカム面1
9により放射方向に押し込まれる。プランジャー室20
のオイルは、オリフィス27を通って吸入吐出孔23か
ら低圧室に供給される。この時、オリフィス27の抵抗
によりプランジャー室20の油圧が上昇し、プランジャ
ー21に反力が発生する。このプランジャー反力に逆っ
てハウジング16を回転させることによりトルクが発生
し、ハウジング16とローターシャフト6の間でトルク
が伝達される。
【0024】すなわち、ローターシャフト6とハウジン
グ16の相対回転の2乗に比例したトルクが伝達され
る。ここで、図1の上半分に示すように、アキュムレー
タピストン33は、継手の回転により作用する遠心力
と、押し込められた空気とが釣り合う位置で止る。その
後、継手内部の油が熱膨張すると、アキュムレータピス
トン33は、図1の下半分に示すように、右方向に移動
し、空気室34内の油はアキュムレータピストン33に
より押されて、液面が上る。すなわち、液面は、Lo か
らLのように小さくなる。このため、アキュムレータピ
ストン33を外側に押そうとする力は小さくなり、一
方、空気室34の空気は体積が縮小されるため、その圧
力は上昇する。こうして、アキュムレータピストン33
は継手内部の熱膨張による油の体積変化を吸収する。
【0025】次に、図6に継手の絶対回転数と、アキュ
ムレータピストン33に発生する油の遠心力による力、
空気室に発生する空気圧との関係を示す。図6におい
て、(A)はアキュムレータピストン33の背面を大気
としたときの油の遠心力によるアキュムレータピストン
33を動かそうとする力を、(B)は初期油がアキュム
レータピストン33の背面にある場合の油の遠心力によ
るアキュムレータピストン33を動かそうとする力を、
(C)は温度上昇により継手内の油が熱膨張により、ア
キュムレータピストン33を移動して、アキュムレータ
ピストン背面の油面が上昇し、アキュムレータピストン
33に発生する油の遠心力による力が小さくなった状態
を示す。
【0026】すなわち、アキュムレータピストン33に
発生する油の遠心力による力は、背面を大気としたとき
より、初期油が背面にある方が小さくなり、さらに、油
の熱膨張によりアキュムレータピストン33を移動させ
たときの方が初期油が背面にあるときより、小さくな
る。一方、(D)は初期組付け時に空気の封じ込めによ
る背面側の圧力による力を、(E),(F)は温度上昇
によりアキュムレータピストン33の移動による圧力上
昇と空気自身の熱膨張による圧力上昇を、それぞれ示
す。
【0027】すなわち、空気室34内に発生する空気圧
は、アキュムレータピストン33の移動により、また、
空気自身の熱膨張により、大きくなる。次に、アキュム
レータピストン33のストロークと、遠心力、空気圧の
関係を図7に示す。図7において、(f)は、アキュム
レータピストン33の背面の空気室34の空気圧を示
し、空気圧は、アキュムレータピストン33のストロー
クが大きくなるにつれて、大きくなり、また、(g)に
示すように、温度が高くなると、大きくなる。
【0028】(h)はアキュムレータピストン33に発
生する遠心力を示し、遠心力はアキュムレータピストン
33のストロークが大きくなるにつれて小さくなり、一
方、(i)に示すように、回転数が高くなると、大きく
なる。なお、(e)は空洞の発生によって、継手が正常
な作動を行うことができなくなる限界を示す。
【0029】(a)は回転数も低く、油温も低い時の状
況であり、交点の条件にあるときは、アキュムレータ3
3は左右の力がつり合う。(b)点は回転数も高く、油
の膨張が多くなった時の釣合の状態を示す。(c1)点
はこれよりさらに油の膨張が大きくなった状態を示すも
ので、アキュムレータピストン33の空気圧は(c2)
まで上っているので、(c2)−(c1)の予圧がアキ
ュムレータピストン33に発生している状態を示す。
【0030】このように、遠心力を示す線hが空気圧の
状態を示す線fよりも下にあるときは、アキュムレータ
ピストン33に予圧がかけられた状態を示すものであ
り、継手内部に空洞が発生することはない。これに対
し、温度が極めて低く、(d1)に示す回転が最高回転
(d2)となるような条件がいきなり発生すると、アキ
ュムレータピストン33は外方に移動し、継手内部は負
圧になり、(d3)の位置に移動することになる。
【0031】このように、アキュムレータピストン33
が移動して、継手の内部に空洞が生じても、この空洞が
回転中心部にあるため、(e)以下の移動範囲ならば正
常な作動が行われる。そこで、アキュムレータピストン
33が移動しても、そのバランス点が継手機能を満す範
囲にあるよう、初期の空気圧を低く設定するようにすれ
ば良い。
【0032】このように、アキュムレータピストン33
の背面にサイドカバー31で空気室34を設け、空気と
油を密封するようにしたため、従来のように、アキュム
レータピストン内外の油の量がアンバランスになること
がなく、高速回転域まで、継手内部の油の圧力を保持す
ることができる。また、サイドカバー31とローターシ
ャフト6の間にオイルシール37を介装するようにした
ため、オイルシール37はアキュムレータピストン33
の移動で摺動することがなく、また、大きな予圧がかけ
られていないので、耐久性を向上させることができる。
【0033】また、ゴミなどの異物の侵入をなくすこと
ができ、Oリングが損傷しなくなるので、油漏れを防止
することができる。また、ゴミや泥水に対して強い構造
とすることができるので、継手を歯車箱とプロペラシャ
フトの間のように外付けタイプとすることができる。さ
らに、従来のリターンスプリングを不要とすることがで
き、部品点数を少なくすることができ、構造が簡単で、
軽量にすることができる。
【0034】次に、図8は本発明の他の実施例を示す図
である。図8において、41はサイドカバーであり、サ
イドカバー41の一端部は、ローターシャフト6の内径
部に固定され、スナップリング42により抜け止めされ
ている。このサイドカバー41により、空気と油を密封
した空気室43がアキュムレータピストン33の背面に
設けられている。すなわち、空気室43内には空気と油
がある予圧をもって封じ込められている。アキュムレー
タピストン33は、図8中、右方向に移動することによ
り、油の熱の膨張による体積変化を吸収する。
【0035】44はローターシャフト6の内径部に固定
されたプレートであり、プレート44はスナップリング
45により抜け止めされている。プレート44により、
ローターシャフト6がハウジング16から抜けるのを防
止するようにしている。本実施例においては、サイドカ
バー41をローターシャフト6の内径部に固定すること
により、ハウジング16の剛性を向上させるようにして
いる。なお、本実施例においても前記実施例と同様な効
果が得られることは言うまでもない。
【0036】なお、本発明は、油の膨張を密閉した空気
室34,43で吸収することにあり、この中に油がなく
ても、同じような効果を期待することができる。また、
この空気室34,43の中に油の有無にかかわらず、ス
プリングを設けることも同じような効果を期待すること
ができる。しかしながら、このような場合は、初期予圧
を低温でも最高回転で補正できるだけの高圧で組立てる
必要がある。
【0037】また、この場合は空気室34,43の大き
さを大きくし、油が膨張し、空気室34,43が小さく
なった時に極端に大きな圧力が発生することを防止する
必要がある。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、アキュムレータピストンの背面にカバーにより空気
と油を密封した室を設け、アキュムレータピストンに空
気圧を与えるようにしたため、ゴミなどの異物の侵入を
防止し、また、継手を歯車箱とプロペラシャフトの間の
ように外付けタイプとすることができ、また、高速回転
域まで継手内部の油の圧力を保持することができ、ま
た、オイルシールの耐久性を向上させることができ、さ
らに、構造が簡単で部品点数を少なくすることができ、
軽量にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図
【図2】図1の断面図
【図3】図1の側面図
【図4】チェックバルブの拡大図
【図5】リテーナを示す図
【図6】回転数と遠心力、空気圧の関係を示すグラフ
【図7】アキュムレータピストンのストロークと遠心
力、空気圧の関係を示すグラフ
【図8】本発明の他の実施例を示す図
【符号の説明】
1:ケース 2:ベアリング 3:出力軸 4:スプライン部 5:ねじ部 7:継手 6:ローターシャフト 8:中空部 9:段部 10:小径部 11:スプライン部 12:ワッシャー 13:ナット 14:外径部 15:オイルシール 16:ハウジング 17:ボルト 18:Xリング 19:カム面 20:プランジャー室 21:プランジャー 22:リターンスプリング 23:吸入吐出孔 24:チェックバルブ 25:スプリング 26:リテーナ 27:オリフィス(流動抵抗発生手段) 28:開口部 29:切欠き 30:スナップリング 31:サイドカバー(カバー) 32:溝 33:アキュムレータピストン 34:空気室(室) 35,36:Oリング 37:オイルシール 38:Oリング 41:サイドカバー 42:スナップリング 43:空気室(室) 44:プレート 45:スナップリング

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対回転可能な第1,第2の回転部材間の
    回転速度差により駆動される油圧ポンプと、 前記油圧ポンプの吐出路に流動抵抗を発生する手段を備
    え、 前記流動抵抗により前記第1,第2の回転部材間の伝達
    トルクが制御される油圧式動力伝達継手であって、 継手内部に封入した封入油の体積変化を吸収するアキュ
    ムレータピストンを備えた油圧式動力伝達継手におい
    て、 前記アキュムレータピストンの背面に、カバーにより空
    気と油を密封した室を設けたことを特徴とする油圧式動
    力伝達継手。
  2. 【請求項2】相対回転可能な第1,第2の回転部材間の
    回転速度差により駆動される油圧ポンプと、 前記油圧ポンプの吐出路に流動抵抗を発生する手段を備
    え、 前記流動抵抗により前記第1,第2の回転部材間の伝達
    トルクが制御される油圧式動力伝達継手であって、 継手内部に封入した封入油の体積変化を吸収するアキュ
    ムレータピストンを備えた油圧式動力伝達継手におい
    て、 前記アキュムレータピストンの背面に、カバーにより所
    定の圧力の空気のみを密封した室を設けた ことを特徴と
    する油圧式動力伝達継手。
  3. 【請求項3】前記室内に、所定の張力を有するスプリン
    グを介装したことを特徴とする請求項1または2の油圧
    式動力伝達継手。
  4. 【請求項4】前記カバーと前記第1,第2の回転部材の
    一方との間にオイルシールを介装したことを特徴とする
    請求項1または2の油圧式動力伝達継手。
  5. 【請求項5】前記カバーの一端部を前記第1,第2の回
    転部材の一方の外径部に固定したことを特徴とする請求
    項1または2の油圧式動力伝達継手。
  6. 【請求項6】前記カバーの一端部を前記第1,第2の回
    転部材の一方の内径部に固定したことを特徴とする請求
    項1または2の油圧式動力伝達継手。
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