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JP2826293B2 - 誘導標識取付構造 - Google Patents
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JP2826293B2 - 誘導標識取付構造 - Google Patents

誘導標識取付構造

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JP2826293B2
JP2826293B2 JP8095534A JP9553496A JP2826293B2 JP 2826293 B2 JP2826293 B2 JP 2826293B2 JP 8095534 A JP8095534 A JP 8095534A JP 9553496 A JP9553496 A JP 9553496A JP 2826293 B2 JP2826293 B2 JP 2826293B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの視線
誘導,車道と歩道との区分などに用いられる誘導標識を
道路の所望位置に設置される被取付体に取り付けるため
の誘導標識取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】夜間あるいは悪天候などの視界の悪い時
において、自動車などの視線誘導に用いられる誘導標識
は、一般に支柱下端部が路肩の土中に埋め込まれて設置
されていたが、近年では、設置作業あるいは修理・交換
作業を容易にするため、側溝の蓋体などの被取付体に取
り付けられるような工夫がなされている。
【0003】従来、誘導標識を側溝の蓋体に取り付ける
誘導標識取付構造として、実公昭63−9662号公報
で開示されたものがある。この公報による誘導標識取付
構造では、図5に示すように、側溝における蓋体103
上面中央において、中空な突壁部103Aが長手方向全
長に亘って突出延在され、突壁部103A上端面と蓋体
103下面との垂直に対向する位置には、突壁部103
Aの中空部に連通する差込孔104,104が設けられ
ている。そして、誘導標識101の支柱102の下端部
を各差込孔104,104に対して抜挿自在に貫挿し、
誘導標識101の支柱102の所定位置に設けられた係
止鍔105によって、誘導標識101を差込孔104,
104に係止植立するように構成されている。
【0004】また、誘導標識を側溝の蓋体に取り付ける
他の誘導標識取付構造として、特開平7−279227
号公報で開示されたものがある。この公報による誘導標
識取付構造では、図6あるいは図7に示すように、側溝
の蓋体103の所定位置に誘導標識101の支柱102
が遊挿される挿通穴104が穿設されている。そして、
該挿通穴104に対して誘導標識101の支柱102を
挿入し、取付具106(図6に図示)あるいは嵌合部材
107(図7に図示)によって、支柱102を挿通穴1
04の上面側開口および下面側開口にて支持することに
より、誘導標識101が蓋体103に取り付けられるよ
うに構成されている。
【0005】具体的に取付具106としては、図6に示
すように、挿通穴104に挿入される外径と支柱102
を挿入し得る内径とを有し、端部外表面に雄ネジ106
Bが形成された筒状の取付具本体106Aと、該雄ネジ
106Bと螺合し得るナット部材106Cと、取付具本
体106Aの開口端部とナット部材106Cとの間に挟
持される環状の弾性部材106Dとで構成されている。
そして、取付具本体106Aへのナット部材106Cの
締め付けによって弾性部材106Dが挟まれ変形して誘
導標識101の支柱102外周面を握持することによっ
て誘導標識101が蓋体103に固定支持される。
【0006】また、具体的に嵌合部材107としては、
図7に示すように、挿通穴104の内径と同一径あるい
は若干大径の外径と、誘導標識101の支柱102の外
径と同一径あるいは若干小径の内径とを有した筒状であ
って、その開口縁部に挿通穴104の外縁部と当接する
フランジ部107Aが設けられていて、上下対で形成さ
れている。そして、嵌合部材107を挿通穴104の内
周面と誘導標識101の支柱102の外周面との間隙に
嵌め込むことによって誘導標識101が蓋体103に固
定支持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の誘導標識取付構造では、以下のような問題点が
あった。まず、実公昭63−9662号公報による誘導
標識取付構造では、側溝の蓋体103に対する誘導標識
101の取り付けが、差込孔104,104に対して誘
導標識101の支柱102を貫挿係止するだけで、誘導
標識101を固定支持する構成がなく、差込孔104と
誘導標識101の支柱102との間にガタが生じてしま
う。また、誘導標識101が固定されない構成なので、
誘導標識101は持ち上げるだけで蓋体103から容易
に外れてしまい、悪戯などによって誘導標識101が外
されてしまう。
【0008】次に、特開平7−279227号公報によ
る誘導標識取付構造で、取付具106を採用した場合、
誘導標識101を蓋体103に対して確実に固定支持で
きるので、上記実公昭63−9662号公報による誘導
標識取付構造のような問題は解消されるが、取付具10
1に関して部品点数が多くコストが嵩んでしまう。
【0009】また、特開平7−279227号公報によ
る誘導標識取付構造で、嵌合部材107を採用した場
合、上記実公昭63−9662号公報による誘導標識取
付構造のようにガタが生じることはなく、さらに取付具
106を採用した場合に比べて簡素な構成とされている
が、嵌合部材107は、挿通穴104の内径と同一径あ
るいは若干大径の外径と、誘導標識101の支柱102
の外径と同一径あるいは若干小径の内径とを有した筒状
であるため、嵌合部材107と支柱102との間、嵌合
部材107と挿通穴104との間でそれぞれ摩擦が生
じ、嵌合部材107を容易に挿通穴104と支柱102
との間隙に嵌め込むことができなかった。
【0010】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、被取付体に対して誘導標識を簡素な構成で確実かつ
容易に固定支持することができる誘導標識取付構造を提
供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による誘導標識取付構造は、所定の外径Aの支柱
2を有した誘導標識1と、前記誘導標識1の支柱2が遊
挿される内径Bをもって上下方向に垂直に開口する挿通
穴4を有した被取付体3と、前記誘導標識1の支柱2の
外径Aと同一の内径A’を有するとともに、前記挿通穴
4の内径Bと同一の外径B’を有して円筒状に形成さ
れ、一方の開口外周縁には鍔状のフランジ部52が設け
られ、外周面には中程より筒体の他方の開口に向かって
窄まるテーパ部53aが設けられ、側部には一方および
他方の開口に連続して切開する切断部54が設けられた
一対の嵌合部材5,5とを具備し、前記挿通穴4に誘導
標識1の支柱2を遊挿してなる挿通穴4内周面と支柱2
外周面との隙間に対し、前記一対の嵌合部材5,5をそ
れぞれ挿通穴4の上側開口および下側開口より嵌挿する
ことを特徴としている。
【0012】また、前記嵌合部材5は筒体51を基に形
成され、該筒体51の内径A’を、前記誘導標識1の支
柱2の外径Aよりも若干小さく形成してもよい。さら
に、前記嵌合部材5は筒体51を基に形成され、該筒体
51の厚みによりなる外径B’を、前記挿通穴4の内径
Bよりも若干大きく形成してもよい。そして、前記嵌合
部材は筒体51を基に形成され、該筒体51の外周面に
は、該筒体51の前記開口方向に沿って一体に形成され
て前記嵌合部材5の外径B’をなす複数の突条部53が
設けられ、前記テーパ部53aは、前記突条部53の中
程より前記筒体51の他方の開口に向かって窄まるよう
に設けられ、前記嵌合部材5の突条部53からなる外径
B’を、前記挿通穴4の内径Bと同一、あるいは前記挿
通孔4の内径Bよりも若干大きく形成した構成としても
よい。
【0013】このように構成された誘導標識取付構造に
おいて、誘導標識1を被取付体3に取り付ける際、一対
の嵌合部材5,5は、挿通穴4に遊挿された誘導標識1
の支柱2の上方および下方において外装される。この
時、嵌合部材5は、面接触する嵌合部材5の内周面と支
柱2の外周面との間に生じる摩擦力に抗して切断部54
に隙間ができる。続いて、嵌合部材5,5は、挿通穴4
の上側開口および下側開口より、挿通穴4内周面と支柱
2外周面との間に嵌挿される。この時、嵌合部材5は、
切断部54の隙間によって、その外径B’が挿通穴4の
内径Bより大きくなっているので、ガタ無く嵌挿され
る。そして、嵌合部材5が挿通穴4内周面と支柱2外周
面との間に嵌挿された際には、嵌合部材5の切断部54
に対し、隙間が塞がれる方向に力が生じ、支柱2が嵌合
部材5によって握持されるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は本発明による誘導
標識取付構造の実施の形態を示す側断面図、図2(a)
乃至図2(c)は同誘導標識取付構造の要部を示す外観
図である。
【0015】本発明による誘導標識取付構造は、例えば
夜間あるいは降雨,降雪,煙霧などの視界の悪い時に、
自動車などの視線誘導あるいは車道と歩道との区分など
に用いられる誘導標識を被取付体に取り付けるものであ
る。この実施の形態では、被取付体として、路上の雨水
および散水などを集め排水する側溝の蓋体を主に説明す
る。
【0016】図1に示すように、誘導標識1は、その支
柱2が所定の外径Aを有して円柱状に形成されている。
側溝の蓋体3は、コンクリートなどによりなり、一般に
使用されているもので、その所定位置には、上下方向に
垂直に穿設され、誘導標識1の支柱2が余裕をもって遊
挿される内径Bを有した挿通穴4が形成されている。そ
して、挿通穴4に対し、誘導標識1の支柱2の下端部が
嵌合部材5を介して固定支持される。
【0017】嵌合部材5は、挿通穴4の上側開口および
下側開口よりそれぞれ挿入されるように対をなしてい
る。嵌合部材5は、塩化ビニルなどの硬質樹脂よりな
り、図2(a)乃至図2(c)に示すように、筒体51
を基に形成されている。
【0018】筒体51は、誘導標識1の支柱2の外径A
と同一の内径A’を有するとともに、挿通穴4に遊挿さ
れるべく所定の厚さを有した円筒であって、一方の開口
外周縁には、挿通穴4の内径Bよりも大径に形成された
鍔状のフランジ部52が一体形成されている。また、筒
体51の外周面には、挿通穴4の内径Bと同一の外径
B’をなす複数(図面上8個)の突条部53が筒体51
の開口方向に沿って一体に形成されている。この突条部
53には、その中程より筒体51の他方の開口に向かっ
て窄まるテーパ部53aが設けられている。そして、筒
体51は、一方および他方の開口に連続する切断部54
によって、その側部が切開されている。
【0019】このように構成された嵌合部材5による、
蓋体3への誘導標識1の取り付け手順を説明する。ま
ず、図3(a)に示すように、一方の嵌合部材5を誘導
標識1の支柱2の下端部よりフランジ部52を上方に向
けて外装させる。この際、支柱2の外径Aと、嵌合部材
5の筒体51の内径A’とは、同一に形成されているの
で、支柱2の外周面と筒体51の内周面とが面接触し、
その間に摩擦力が生じる。そして、筒体51の側部は切
断部54によって切断されているので、切断部54に対
して前記摩擦力から逃れる方向(外周方向)に力が生
じ、切断部54に若干の隙間(H)ができる。
【0020】次に、図3(b)に示すように、誘導標識
1の支柱2の下端部を蓋部3の挿通穴4に遊挿させると
ともに、他方の嵌合部材5を誘導標識1の支柱2の下端
部よりフランジ部52を下方に向けて外装させる。この
際、他方の嵌合部材5の切断部54には、上記一方の嵌
合部材5と同様に隙間(H)ができる。
【0021】次に、図3(c)に示すように、支柱2の
下端部と、他方の嵌合部材5のフランジ部52外面とを
揃えるようにして、他方の嵌合部材5を支柱2外周面と
挿通穴4内周面との間に嵌挿させる。この際、他方の嵌
合部材5は、挿通穴4に対し、突条部53に設けられた
テーパ部53aまで人手によって位置決め挿入される。
その後、他方の嵌合部材5は、ハンマーなどで支柱2の
下端部と他方の嵌合部材5のフランジ部52外面とが共
に叩かれることによって挿通穴4に嵌挿される。そし
て、他方の嵌合部材5は、フランジ部52内面が挿通穴
4の下側開口縁に当接されるまで嵌挿される。
【0022】ここで、他方の嵌合部材5の突条部53か
らなる外径B’は、切断部54に隙間(H)が生じてい
るので、挿通穴4の内径Bより隙間(H)分大きくなっ
ている。これにより、他方の嵌合部材5は、支柱2外周
面と挿通穴4内周面との間にガタ無く嵌挿される。ま
た、他方の嵌合部材5において、挿通穴4の内周面に対
して突条部53が当接するので、切断部54の隙間
(H)が塞がれる方向に力が生じる。これにより、誘導
標識1の支柱2は他方の嵌合部材5によって握持される
ように支持される。
【0023】次に、図3(d)に示すように、他方の嵌
合部材5と同様に、一方の嵌合部材5を支柱2外周面と
挿通穴4内周面との間に嵌挿させる。この際、一方の嵌
合部材5は、他方の嵌合部材5と同様に、挿通穴4に対
して突条部53に設けられたテーパ部53aまで人手に
よって位置決め挿入される。その後、一方の嵌合部材5
は、ハンマーなどでフランジ部52外面のみが叩かれる
ことによって挿通穴4に嵌挿させる。そして、一方の嵌
合部材5は、フランジ部52内面が挿通穴4の上側開口
縁に当接されるまで嵌挿される。
【0024】ここで、一方の嵌合部材5は、突条部53
からなる外径B’が、上記他方の嵌合部材5と同様に、
切断部54の隙間(H)分挿通穴4の内径Bより大きく
なっているので、支柱2外周面と挿通穴4内周面との間
にガタ無く嵌挿される。そして、上記他方の嵌合部材5
の嵌挿時と同様に、切断部54の隙間(H)が塞がれる
ことにより、誘導標識1の支柱2が一方の嵌合部材5に
よって握持されるように支持される。
【0025】また、上記のように取り付けられた誘導標
識を外すには、図4に示すように、誘導標識1の支柱2
の下端部を上方に叩き、誘導標識1の支柱2のみを出す
ことにより、支柱2の下端部が他方の嵌合部材5の握持
から外れるとともに、支柱2と一方の嵌合部材5とが共
に挿通穴4から外れる。
【0026】したがって、上述のように構成された誘導
標識取付構造では、嵌合部材5を誘導標識1の支柱2に
外装させた際に、切断部54に隙間(H)ができ、嵌合
部材5の突条部53からなる外径B’が、挿通穴4の内
径Bより隙間(H)分大きくなる。続いて、嵌合部材5
を支柱2と挿通穴4との間に嵌挿させた際には、前記隙
間(H)が狭まって支柱2を握持するようになるので、
誘導標識1を蓋体3に確実に固定支持することができ
る。
【0027】また、嵌合部材5は、塩化ビニルなどの硬
質樹脂よりなり、筒体51を基とした一体成形にて得ら
れる簡素な構成とされているので、多くの部品を要せず
に、嵌合部材5におけるコストを低減することができ
る。
【0028】さらに、支柱2に嵌合部材5を外装させた
際に、切断部54に隙間(H)ができるので、支柱2の
外周面と嵌合部材5の内周面との擦れ会いが軽減され、
支柱2への嵌合部材5の嵌挿が容易となり、さらに支柱
2の外周面への傷付きを防止することができる。
【0029】そして、嵌合部材5によって誘導標識1を
蓋体3に取り付けた際には、蓋体3の上面に対し、嵌合
部材5のフランジ部52のみが表出するだけなので、見
栄えがよく、突出する部分が殆ど無いことから歩行者な
どの歩行に影響することがない。
【0030】また、積雪時においては、上記誘導標識1
に対して積雪用誘導標識が被覆装着されるが、この実施
の形態による誘導標識取付構造によれば、積雪用誘導標
識の装着に関して不都合なく用いることができる。
【0031】ところで、上述の実施の形態では、嵌合部
材5の筒体51の内径A’と、支柱2の外径Aとを同一
とし、嵌合部材5の突条部53からなる外径B’と、挿
通穴4の内径Bとを同一としているが、嵌合部材5の筒
体51の内径A’に関し、支柱2の外径Aよりも若干小
さく形成されていてもよい。これによれば、嵌合部材5
を支柱2に外装させた際に、嵌合部材5の筒体51の内
径A’と、支柱2の外径Aとの差によって、上述の実施
の形態と比較して切断部54が開き、嵌合部材5の突条
部53からなる外径B’が挿通穴4の内径Bより大きく
なって、嵌合部材5の嵌挿状態がよりきつくできるの
で、誘導標識1をさらに確実に固定支持することが可能
となる。
【0032】また、嵌合部材5の突条部53からなる外
径B’に関し、挿通穴4の内径Bよりも若干大きく形成
しても同様の効果が得られる。
【0033】なお、嵌合部材5に関し、その外径B’を
なす構成として、突条部53を有しているが、突条部5
3を設けずに筒体51の厚みによって外径B’をなし、
その外周面の中途部分において窄まるようにテーパ部5
3aを有する構成としてもよい。また、嵌合部材5は、
塩化ビニルなどの硬質樹脂より一体成形されていると説
明したが、アルミ合金、金属の周囲に硬質樹脂の皮膜を
施したものなど、硬質で多少撓むことのできる材質であ
れば特に材質に限定はない。
【0034】また、上述の実施の形態では、被取付体と
して側溝の蓋体3を例に説明したが、基本的に被取付体
は、上下方向に所望の厚みを有する硬質なもので、上記
挿通穴4が設けられるものであればよい。その他、被取
付体の他の例として、被取付体を筒状に形成して、その
内穴を上記挿通穴4で構成し、この筒状よりなる被取付
体を、誘導標識1を取り付けたい所望の箇所に固定する
ようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明による誘導標
識取付構造は、誘導標識の支柱の外径と同一の内径を有
するとともに、被取付体に形成された挿通穴の内径と同
一の外径を有した円筒状の嵌合部材であって、その側部
に、円筒状を上下開口方向に連続して切開する切断部を
設けたことにより、該嵌合部材を誘導標識の支柱に外装
させた際には切断部に隙間ができ、嵌合部材を支柱と挿
通穴との間に嵌挿させた際には前記隙間が狭まって支柱
を握持するようになるので、誘導標識を蓋体に確実かつ
容易に固定支持することができる。
【0036】また、嵌合部材は、円筒状を基とした簡素
な構成とされているので、多くの部品を要せずに、嵌合
部材におけるコストを低減することができる。そして、
該嵌合部材によって誘導標識を被取付体に取り付けた際
には、嵌合部材のフランジ部のみが表出するだけなので
見栄えがよく、しかも突出する部分が殆ど無いことから
歩行者などの歩行に影響することがない。
【0037】また、嵌合部材を筒体を基に形成し、この
筒体の内径を、誘導標識の支柱の外径よりも若干小さく
形成したことにより、嵌合部材を支柱に外装させた際
に、嵌合部材の筒体の内径と支柱の外径との差によって
切断部が大きく開き、挿通穴に対する嵌合部材の嵌挿状
態がよりきつくなるので、誘導標識をさらに確実に固定
支持することが可能となる。さらに、嵌合部材を筒体を
基に形成し、この筒体の厚みによりなる外径を、挿通穴
の内径よりも若干大きく形成しても誘導標識をさらに確
実に固定支持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による誘導標識取付構造の実施の形態を
示す側断面図。
【図2】(a),(b),(c)同誘導標識取付構造の
要部を示す外観図。
【図3】(a)〜(d)取り付け手順を示す側断面図。
【図4】取り外し手順を示す側断面図。
【図5】従来の誘導標識取付構造の一例を示す側断面
図。
【図6】従来の誘導標識取付構造の他の例を示す側断面
図。
【図7】従来の誘導標識取付構造の他の例を示す側断面
図。
【符号の説明】
1…誘導標識、2…支柱、3…被取付体としての蓋体、
4…嵌挿穴、5…嵌合部材、51…筒体、52…フラン
ジ部、53…突条部、53a…テーパ部、54…切断
部、A…支柱の外径、A’…筒体の内径、B…挿通穴の
内径、B’…突条部よりなる外径。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の外径の支柱を有した誘導標識と、 前記誘導標識の支柱が遊挿される内径をもって上下方向
    に垂直に開口する挿通穴を有した被取付体と、 前記誘導標識の支柱の外径と同一の内径を有するととも
    に、前記挿通穴の内径と同一の外径を有して円筒状に形
    成され、一方の開口外周縁には鍔状のフランジ部が設け
    られ、外周面には中程より筒体の他方の開口に向かって
    窄まるテーパ部が設けられ、側部には一方および他方の
    開口に連続して切開する切断部が設けられた一対の嵌合
    部材とを具備し、 前記挿通穴に誘導標識の支柱を遊挿してなる挿通穴内周
    面と支柱外周面との隙間に対し、前記一対の嵌合部材を
    それぞれ挿通穴の上側開口および下側開口より嵌挿する
    ことを特徴とする誘導標識取付構造。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部材は筒体を基に形成され、該
    筒体の内径を、前記誘導標識の支柱の外径よりも若干小
    さく形成した請求項1に記載の誘導標識取付構造。
  3. 【請求項3】 前記嵌合部材は筒体を基に形成され、該
    筒体の厚みによりなる外径を、前記挿通穴の内径よりも
    若干大きく形成した請求項1あるいは請求項2に記載の
    誘導標識取付構造。
  4. 【請求項4】 前記嵌合部材は筒体を基に形成され、該
    筒体の外周面には、該筒体の前記開口方向に沿って一体
    に形成されて前記嵌合部材の外径をなす複数の突条部が
    設けられ、 前記テーパ部は、前記突条部の中程より前記筒体の他方
    の開口に向かって窄まるように設けられ、 前記嵌合部材の突条部からなる外径を、前記挿通穴の内
    径と同一、あるいは前記挿通孔の内径よりも若干大きく
    形成した請求項1あるいは請求項2に記載の 誘導標識取
    付構造。
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