JP2829041B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JP2829041B2 JP2829041B2 JP19028589A JP19028589A JP2829041B2 JP 2829041 B2 JP2829041 B2 JP 2829041B2 JP 19028589 A JP19028589 A JP 19028589A JP 19028589 A JP19028589 A JP 19028589A JP 2829041 B2 JP2829041 B2 JP 2829041B2
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- winning opening
- winning
- opening
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Description
この発明は、複数の入賞口のうち予め定められた特定
入賞口に打玉が入賞することにより特定遊技状態となっ
て遊技者に不利な第2の状態から遊技者にとって有利な
第1の状態に所定の態様で可変し、且つその第1の状態
中に打玉が再度前記特定入賞口に入賞したことに基づい
て前記所定の態様での第1の状態を繰返す動作を所定回
数行うことが可能な可変入賞球装置を有する弾球遊技機
に関するものである。
入賞口に打玉が入賞することにより特定遊技状態となっ
て遊技者に不利な第2の状態から遊技者にとって有利な
第1の状態に所定の態様で可変し、且つその第1の状態
中に打玉が再度前記特定入賞口に入賞したことに基づい
て前記所定の態様での第1の状態を繰返す動作を所定回
数行うことが可能な可変入賞球装置を有する弾球遊技機
に関するものである。
従来、複数の入賞口のうち予め定められた特定入賞口
に打玉が入賞することにより特定遊技状態となって遊技
者に不利な第2の状態から遊技者にとって有利な第1の
状態に所定の態様で可変し、且つその第1の状態中に打
玉が再度前記特定入賞口に入賞したことに基づいて前記
所定の態様での第1の状態を繰返す動作を所定回数行う
ことが可能な可変入賞球装置を有する弾球遊技機とし
て、例えば、遊技盤上に設けられた始動入賞口に打玉が
入賞すると、可変入賞球装置の一対の玉受部材が1回又
は2回開閉動作し、その開閉動作中に受入れられた打玉
が可変入賞球装置に設けられる複数の入賞口のうち特定
入賞口に入賞すると、特定遊技状態(大当り状態ともい
う)となって玉受部材を比較的長い期間開閉動作し、そ
の開閉動作中に受入れられた打玉が再度特定入賞口に入
賞すると、再度上記した比較的長い期間の開閉動作を繰
返し、そのような繰返し動作を特定入賞口への打玉の入
賞を条件として所定回数(例えば、8回)行うものが市
場に提供されていた。このような弾球遊技機において
は、複数の入賞口の中で特定入賞口は、常に一定であ
り、特定遊技状態となって玉受部材が開閉動作していて
も、その位置は、変化するものではなかった。
に打玉が入賞することにより特定遊技状態となって遊技
者に不利な第2の状態から遊技者にとって有利な第1の
状態に所定の態様で可変し、且つその第1の状態中に打
玉が再度前記特定入賞口に入賞したことに基づいて前記
所定の態様での第1の状態を繰返す動作を所定回数行う
ことが可能な可変入賞球装置を有する弾球遊技機とし
て、例えば、遊技盤上に設けられた始動入賞口に打玉が
入賞すると、可変入賞球装置の一対の玉受部材が1回又
は2回開閉動作し、その開閉動作中に受入れられた打玉
が可変入賞球装置に設けられる複数の入賞口のうち特定
入賞口に入賞すると、特定遊技状態(大当り状態ともい
う)となって玉受部材を比較的長い期間開閉動作し、そ
の開閉動作中に受入れられた打玉が再度特定入賞口に入
賞すると、再度上記した比較的長い期間の開閉動作を繰
返し、そのような繰返し動作を特定入賞口への打玉の入
賞を条件として所定回数(例えば、8回)行うものが市
場に提供されていた。このような弾球遊技機において
は、複数の入賞口の中で特定入賞口は、常に一定であ
り、特定遊技状態となって玉受部材が開閉動作していて
も、その位置は、変化するものではなかった。
このため、特定遊技状態となって玉受部材によって受
入れられた打玉が位置の固定された特定入賞口へ入賞す
るには、所定の流路に沿って流下するものに限られる傾
向があり、その流路から外れた打玉は、ほとんど特定入
賞口に誘導されないという傾向にあった。このため、玉
受部材に受入れられた直後の打玉の流路によって特定遊
技状態となるかならないかが分かってしまうため、遊技
の興趣に対する盛り上がりに欠けるという問題点があっ
た。 この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、可変入賞球装置内に入賞した
打玉の流路にバラツキがあっても特定遊技状態を発生さ
せることができる弾球遊技機を提供することにある。
入れられた打玉が位置の固定された特定入賞口へ入賞す
るには、所定の流路に沿って流下するものに限られる傾
向があり、その流路から外れた打玉は、ほとんど特定入
賞口に誘導されないという傾向にあった。このため、玉
受部材に受入れられた直後の打玉の流路によって特定遊
技状態となるかならないかが分かってしまうため、遊技
の興趣に対する盛り上がりに欠けるという問題点があっ
た。 この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、可変入賞球装置内に入賞した
打玉の流路にバラツキがあっても特定遊技状態を発生さ
せることができる弾球遊技機を提供することにある。
上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球
遊技機は、 複数の入賞口のうち予め定められた特定入賞口に打玉
が入賞することにより特定遊技状態となって遊技者に不
利な第2の状態から遊技者にとって有利な第1の状態に
所定の態様で可変し、且つその第1の状態中に打玉が再
度前記特定入賞口に入賞したことに基づいて前記所定の
態様での第1の状態を繰返す動作を所定回数行うことが
可能な可変入賞球装置を有する弾球遊技機において、 前記可変入賞球装置の第1の状態中に予め定められた
所定の条件が成立したことに対応して前記複数の入賞口
における前記特定入賞口としての機能を発揮する入賞口
を前記第1の状態の途中で他の入賞口に変更する特定入
賞口変更手段と、 該特定入賞口変更手段によって変更された特定入賞口
に打玉が入賞することにより前記所定の態様での第1の
状態の繰返しを可能とする繰返し動作許容制御手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
遊技機は、 複数の入賞口のうち予め定められた特定入賞口に打玉
が入賞することにより特定遊技状態となって遊技者に不
利な第2の状態から遊技者にとって有利な第1の状態に
所定の態様で可変し、且つその第1の状態中に打玉が再
度前記特定入賞口に入賞したことに基づいて前記所定の
態様での第1の状態を繰返す動作を所定回数行うことが
可能な可変入賞球装置を有する弾球遊技機において、 前記可変入賞球装置の第1の状態中に予め定められた
所定の条件が成立したことに対応して前記複数の入賞口
における前記特定入賞口としての機能を発揮する入賞口
を前記第1の状態の途中で他の入賞口に変更する特定入
賞口変更手段と、 該特定入賞口変更手段によって変更された特定入賞口
に打玉が入賞することにより前記所定の態様での第1の
状態の繰返しを可能とする繰返し動作許容制御手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
打玉が予め定められた特定入賞口に入賞すると特定遊
技状態となって、可変入賞球装置が遊技者に有利な第1
の状態、すなわち、打玉を受入れ易い状態に所定の態様
で変化する。そして、そのような第1の状態における動
作中に、予め定められた所定の条件(例えば、可変入賞
球装置への打玉の入賞個数、玉受部材の開閉回数、ある
いは所定時間の経過等の変動する要因が予め定められた
条件を満たしたとき)が成立すると、特定入賞口の位置
が変更される。そして、新たに特定入賞口となった入賞
口に打玉が入賞すると、再度可変入賞球装置が所定の態
様での第1の状態を繰返す。つまり、この発明に係る弾
球遊技機は、第1の状態中に所定の条件が成立すること
により、その第1の状態の途中で特定入賞口の位置が変
更されるので、可変入賞球装置に入賞した打玉の流路に
バラツキがあっても、特定入賞口へ入賞して特定遊技状
態となる可能性が極めて高くなり、このため、遊技の興
趣を盛り上げることができる。
技状態となって、可変入賞球装置が遊技者に有利な第1
の状態、すなわち、打玉を受入れ易い状態に所定の態様
で変化する。そして、そのような第1の状態における動
作中に、予め定められた所定の条件(例えば、可変入賞
球装置への打玉の入賞個数、玉受部材の開閉回数、ある
いは所定時間の経過等の変動する要因が予め定められた
条件を満たしたとき)が成立すると、特定入賞口の位置
が変更される。そして、新たに特定入賞口となった入賞
口に打玉が入賞すると、再度可変入賞球装置が所定の態
様での第1の状態を繰返す。つまり、この発明に係る弾
球遊技機は、第1の状態中に所定の条件が成立すること
により、その第1の状態の途中で特定入賞口の位置が変
更されるので、可変入賞球装置に入賞した打玉の流路に
バラツキがあっても、特定入賞口へ入賞して特定遊技状
態となる可能性が極めて高くなり、このため、遊技の興
趣を盛り上げることができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。まず、第5図及び第6図に基づいて、実施例に
係る弾球遊技機について説明する。第5図及び第6図
は、弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を示し、
第5図は、その正面図であり、第6図は、その背面概略
図である。 第5図において、パチンコ遊技機1の額縁状に形成さ
れた前面枠2の開口には、扉保持枠3が周設され、該扉
保持枠3の一側にガラス板4a,4b(第2図参照)を収納
するガラス扉枠4および前面扉板5が開閉自在に枢着さ
れる。前記前面枠2の裏面には、遊技盤10及び図示しな
い発射レール等を取り付ける遊技盤保持枠22(第6図参
照)が固着される。前記前面扉板5には、打球供給皿6
が取り付けられている。打球供給皿6は、後述する景品
玉払出装置32から排出された景品玉を貯留し、且つ貯溜
されたパチンコ玉を1個宛打球発射レールに誘導するよ
うに構成されている。また、打球供給皿6の上流側下方
の空間内に音声発生装置としてのスピーカ7が収納され
ている。このスピーカ7は、後述する特定遊技状態(以
下、大当り状態という)になったときや、後述する始動
入賞口13a〜13cや特定入賞口68a〜68c等に入賞玉が発生
したときに、遊技の雰囲気を盛り上げるための効果音を
発生するためのものである。 前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊技盤10の遊
技領域12に打ち出す操作ハンドル8と、余剰の景品玉を
貯溜する余剰玉受皿9とが取り付けられている。また、
上記操作ハンドル8に対応するように前記前面枠2の下
部裏面には、打球発射装置36が固着される。この打球発
射装置36は、第6図に示すように取付基板上に、一定速
度で回転する打球モータ37と、該打球モータ37の回転に
より往復回動して打玉を弾発する打球杆38と、該打球杆
38の下端と係合して図示しない打球供給装置の玉送り片
を動作せしめる玉送り摺動杆39とから構成されている。 前記遊技盤10の表面には、打玉を遊技領域12に導く打
球誘導レール11a、遊技領域12を区画する遊技領域形成
レール11b、図示しない多数の障害釘、各種の入賞球装
置等が設けられている。より詳しく説明すると、遊技盤
10の遊技領域12には、通常の入賞口46,14a,14b、始動入
賞口13a〜13c、チューリップ式入賞口15a,15b、風車
(符合なし)、一対の玉受部材48a,48bを有する可変入
賞球装置40、遊技効果ランプ17a,17b、及びアウト口16
等がそれぞれ配設される。 前記遊技領域12に打ち込まれた打玉が前記通常入賞口
46,14a,14b、及びチューリップ式入賞口15a,15bに入賞
すると、後述する景品玉払出装置32により所定個数(例
えば13個)の景品玉が払出されるようになっている。こ
れら通常入賞口のうち入賞口46は、可変入賞球装置40に
設けられている。また、前記始動入賞口13a〜13cに打玉
が入賞すると、同様に景品玉払出装置32から所定個数の
景品玉が払出されるとともに、始動入賞口13a〜13cに関
連して設けられた後述する始動入賞玉検出器21a〜21cの
検出出力に応答して前記可変入賞球装置40の玉受部材48
a,48bを相対的に短い時間間隔で開閉動作させるように
なっている。すなわち、中央始動入賞口13aに打玉が入
賞することによって、玉受部材48a,48bが2回開閉動作
を行い、左右の始動入賞口13b,13cに打玉が入賞するこ
とによって、玉受部材48a,48bが1回開閉動作を行う。
そして、この開閉動作中に玉受部材48a,48bによって導
かれた入賞玉が可変入賞球装置40内に設けられた後述す
る第1特定入賞口68aに入賞したときには、いわゆる大
当り状態となり、玉受部材48a,48bの相対的に短い時間
間隔の開閉動作を18回行うか、あるいは18回の開閉動作
中に可変入賞球装置40内に受入れられた入賞玉が10個検
出されるまで開閉動作を行い(以下、開閉サイクルとい
う)、更に、18回の開閉動作中に可変入賞球装置40の下
部に形成された複数の入賞口のうち特定入賞口として特
定されている入賞口68a〜68cに入賞玉が入賞すると、上
記した開閉サイクルを繰返すことができるようになって
いる。ただし、特定入賞口68a〜68cへ打玉が入賞する毎
に、開閉サイクルを直ちに停止し、次の開閉サイクルを
繰返す。また、この開閉サイクルの繰り返しは、入賞玉
が特定入賞口68a〜68cに入賞することを条件として、最
高8回に限定されている。 また、大当り状態になると、前記遊技効果ランプ17a,
17b及び前記前面枠2の上部に設けられた枠ランプ18a〜
18cが点滅してその旨を遊技者に報知するようになって
いる。なお、可変入賞球装置40については、後に詳細に
説明する。上記に説明した各種の入賞口に入らなかった
打玉は、遊技領域形成レール11bの最下部に設けられた
アウト口16に取り込まれる。 次に、第6図に基づいてパチンコ遊技機1の背面につ
いて説明する。第6図において、前記遊技盤10は、遊技
盤取度具23によって遊技盤保持枠22に着脱自在に固定さ
れている。この遊技盤10の裏面には、前記の各入賞口の
裏面を覆うように入賞玉集合カバー体19が取り付けられ
ている。この入賞玉集合カバー体19には、前記各入賞口
に入賞した玉を左右に振り分ける誘導通路が形成されて
いる。入賞玉集合カバー体19の下方には、前記始動入賞
口13a〜13cに対応する始動入賞玉検出器21a〜21cが設け
られ、この始動入賞玉検出器21a〜21cが前記可変入賞球
装置40の玉受部材48a,48bの開閉動作を開始する信号を
検出して後述する制御回路に送るものである。また、入
賞玉集合カバー体19の裏面には、遊技盤10に設けられる
前記した各種の電気的機器からの配線が一旦接続される
中継端子板20が取り付けられている。 一方、遊技盤10の裏面全体を覆うように機構板24が開
閉自在に設けられている。この機構板24には、第6図に
おいて、一点鎖線で示すように、その前面側に入賞玉を
処理するための入賞玉処理機構が形成され、その後面側
に景品玉を払出すための景品玉払出機構が形成されてい
る。入賞玉処理機構は、前記入賞玉集合カバー体19に誘
導されて左右に落下した入賞玉や前記可変入賞球装置40
内に入賞した入賞玉を受けて、一側に集合せしめる入賞
玉集合樋25と、該集合樋25によって集められた入賞玉を
1個づつ処理する入賞玉処理器26と、該入賞玉処理器26
から排出される入賞玉を受けて、図示しない自動杆を作
動させて後述する景品玉払出装置32を作動させるための
入賞玉払出通路27等から成る。また、機構板24の前面側
には、前記アウト口16から排出されるアウト玉を誘導す
るアウト玉払出通路28も形成されている。 一方、景品玉払出機構は、図示しない補給機構から補
給される景品玉を貯溜する景品玉タンク29と、該景品玉
タンク29に貯溜されている景品玉を二列に整列させて流
下させる整列樋30と、該整列樋30からの景品玉の流下方
向を180度変化させるとともにその玉圧を弱める屈曲樋3
1と、該屈曲樋31からの景品玉を所定個数(13個)受け
入れて、1つの入賞玉に対応してその所定個数の景品玉
を払出す景品玉払出装置32と、該景品玉払出装置32から
払出された景品玉を図示しない景品玉排出通路を介して
前記打球供給皿6に払出すための連通口33と、前記前面
枠2の裏面に固定される接続樋34を介して前記余剰玉受
皿9に払い出すための図示しない余剰玉通路とから成
る。 また、機構板24の裏面には、制御回路基板を収納する
制御基板ボックス35が着脱自在に取り付けられ、この制
御回路基板には、前記可変入賞球装置40等の動作を制御
する制御回路が構成されている。 次に、第1特定入賞口68aを含む複数の入賞口68a〜68
cが形成された可変入賞球装置40の構成について、第1
図及び第2図を参照して説明する。 可変入賞球装置40は、前記遊技盤10に取り付けられる
取付基板41を有し、その取付基板41の中央には、長方形
状の窓開口42が形成され、該窓開口42の奥側に入賞空間
43が形成されている。窓開口42の上部には、入賞規制部
44が突設され、該入賞規制部44の前面に上部装飾板45が
固着され、この入賞規制部44の上部であって、上部装飾
板45の後面に前記通常入賞口46が形成されている。ま
た、この上部装飾板45の中央には、前記した開閉サイク
ルの継続回数(8回)を報知する継続回数表示器47が前
面に臨むように複数配置されている。 前記窓開口42のほぼ中央左右には、一対の玉受部材48
a,48bが開閉自在に軸支されている。この玉受部材48a,4
8bは、第2図に示すようにリンク部材49a,49b(ただし4
9bは、図示せず)及び作動部材50を介して玉受部材駆動
ソレノイド51に連結され、玉受部材駆動ソレノイド51の
励磁、非励磁に対応して玉受部材48a,48bが打玉を受け
入れる開成状態と打玉を受け入れない閉成状態とに交互
に変化するようになっている。なお、玉受部材駆動ソレ
ノイド51には、復帰スプリング52が設けられ、常に玉受
部材48a,48bが閉成状態となるように付勢している。 前記入賞空間43は、前後方向にも奥行幅を有する凹状
となっており、この入賞空間43を上下に分割する玉転動
板59a,59bが横臥されている。玉転動板59a,59bは、後方
に向って下り傾斜するように設けられており、玉受部材
48a,48bによって導かれた入賞玉であって、玉転動板59
a,59b上に乗った入賞玉は、後方へ転動して前記入賞空
間43の後面壁の前方であって、下方に連通する落下径路
60a,60bに落下して後述する下部玉転動板63に落下し、
後述する複数の特定入賞口68a〜68cのいずれかに誘導さ
れるようになっている。なお、玉転動板59a,59bに導か
れた入賞玉は、落下径路60a,60bが前記入賞空間43の両
側に形成されているため、下部玉転動板63の両側に沿っ
て流下する傾向にあり、このため、中央の第1特定入賞
口68aに入賞する可能性は、極めて小さくなる。 玉転動板59a,59bの中央には、飛行機の意匠が付与さ
れた振り分け装置53が設けられている。この振り分け装
置53は、機首部分の振り分け部材54が支軸55を中心にし
て上下方向に揺動するように構成されている。すなわ
ち、第2図に示すように振り分け部材54には、リンク部
材56、57を介して振り分け部材駆動ソレノイド58が連結
され、この振り分け部材駆動ソレノイド58の励磁、非励
磁に対応して上下方向に揺動するようになっている。し
かして、振り分け装置53は、玉受部材48a,48bによって
導かれた入賞玉P1を玉受部材48a,48bの回動角度との微
妙な位置関係で後述する第1〜第3特定入賞口68a〜68c
に向けて落下させる。より具体的には、振り分け部材54
が下方に揺動したとき玉受部材48a,48bに導かれた打玉
は、そのまま下方に向けて落下する可能性が高く、これ
がため第1〜第3特定入賞口68a〜68cのいずれか、特に
第1特定入賞口68aに入賞する可能性が高くなる。これ
に対し、振り分け部材54が上方に揺動した位置にあると
きには、ほとんどの打玉が玉受部材48a,48bから玉転動
板59a,59bへ導かれて落下径路60a,60bに落下するか、あ
るいは僅かな打玉が玉受部材48a,48bから流下して振り
分け部材54の側面に衝突して左右方向に反発され、これ
がため第2特定入賞口68b又は第3特定入賞口68cに誘導
される可能性が高くなる。したがって、振り分け部材駆
動ソレノイド58が駆動されて振り分け部材54を揺動動作
させているときの方が、振り分け部材54を揺動させてい
ないときよりも第1特定入賞口68aに入賞する可能性が
高くなる。 また、前記振り分け装置53の下方には、後面板61が前
方に突出するように設けられ、該後面板61には、大当り
状態となったときの1回の開閉サイクル中に入賞した入
賞玉数を表示する入賞個数表示器62が設けられている。 前記玉受部材48a,48bによって導かれた入賞玉であっ
て、前記玉転動板59a,59b上を後方に転動して落下径路6
0a,60bから落下した入賞玉は、後方から前方に向って傾
斜する下部玉転動板63に受け止められ、前方に向って誘
導される。そして、その下部玉転動板63の前方には、前
記窓開口42の下方両側縁及び下方縁を囲むように入賞玉
受枠65が突設され、該入賞玉受枠65の前面に下部装飾板
67が取着されている。しかして、この入賞玉受枠65に
は、仕切部材66によって複数の入賞口が形成されてい
る。すなわち、入賞玉受枠65のほぼ中央には、第1特定
入賞口68aが、その左右両側には、第2特定入賞口68b、
第3特定入賞口68cがそれぞれ形成されている。そし
て、第1特定入賞口68aに入賞した入賞玉は、第1特定
入賞口68aに一体的に設けられる第1特定入賞玉検出器6
9aによって検出され、第2特定入賞口68b、第3特定入
賞口68cに入賞した入賞玉は、それぞれの入賞口68b,68c
に一体的に設けられる第2特定入賞玉検出器69b、第3
特定入賞玉検出器69cよって検出されるようになってい
る。なお、上記した3つの特定入賞玉検出器69a〜69c
は、可変入賞球装置40に入賞した入賞玉数を計数するた
めの計数用検出器としての役目を兼用している。 ところで、この複数の特定入賞口68a〜68c及びこれに
関連する特定入賞玉検出器69a〜69cは、この実施例の要
部を構成し、以下のように作用する。すなわち、打玉が
始動入賞口13a〜13cに入賞すると、玉受部材48a,48bを
2回又は1回開閉動作するが、その開閉動作中に遊技領
域12を落下する打玉が玉受部材48a,48bに受け入れら
れ、いかもその受け入れられた入賞玉が第1特定入賞口
68aに入賞して第1特定入賞玉検出器69aをONさせたとき
には、前記したように大当り状態となる。そして、この
大当り状態によって起動される玉受部材48a,48bの第1
の状態(18回の開閉動作)に受け入れられた入賞玉が上
記第1特定入賞口68a以外の第2特定入賞口68b及び第3
特定入賞口68cに所定個数(この実施例では、5個)入
賞すると、第1特定入賞口68aの特定入賞口としての機
能が解消され、その代わり第2特定入賞口68bが特定入
賞口としての機能を有するように変更される。そして、
更に第2特定入賞口68b以外の入賞口68a,68cに所定個数
(この実施例では、3個)入賞すると、第2特定入賞口
68bの特定入賞口としての機能が解消され、その代わり
第3特定入賞口68cが特定入賞口としての機能を有する
ように変更される。しかして、それぞれの変更以前に特
定入賞口としての機能を有する入賞口に打玉が入賞する
と、その時点で開閉サイクルが終了して、再度最初から
開閉サイクルを繰返すことになる。この場合、開閉サイ
クルの最初には、前回の開閉サイクルにおける特定入賞
口がいずれの入賞口であっても第1特定入賞口68aが常
に特定入賞口としての機能を有するようになっている。 以上のように、この実施例においては、玉受部材48a,
48bが第1の状態中に所定数の入賞玉を発生することに
より、その第1の状態の途中で特定入賞口68a〜68cの位
置が変更されるので、可変入賞球装置40に入賞した打玉
の流路にバラツキがあっても、特定入賞口68a〜68cへ入
賞する可能性があるため、大当り状態となる可能性も極
めて高くなり、このため、遊技の興趣を盛り上げること
ができる。 なお、前記下部玉転動板63の前面には、前記複数の特
定入賞口68a〜68cのそれぞれに対応するように特定入賞
口表示器64a〜64cが設けられ、特定入賞口としての機能
を有している場合に、対応する特定入賞口表示器64a〜6
4cが点灯して遊技者にその時点での特定入賞口が分かる
ように報知する。また、特定入賞口の移動があったとき
には、前記スピーカ7によって異なる効果音を発生して
遊技者に報知するようにしてもよい。更に、可変入賞球
装置40には、大当り状態となっている期間中点灯、ある
いは点滅してその旨を報知する遊技効果ランプ70が取付
基板41及び入賞空間43に設けられている。 上記のように構成されるパチンコ遊技機1の制御動作
について第3図及び第4図を参照して説明する。まず、
パチンコ遊技機1の制御について第3図に基づいて説明
する。第3図は、前記制御基板ボックス35に収納される
制御基板に形成される制御回路を示すブロック図であ
る。図において、制御回路は制御中枢としてのマイクロ
コンピュータ71を含む。マイクロコンピュータ71は、た
とえば、数チップのLSIで構成されており、その中には
制御動作を所定の手順で実行することのできるMPU72
と、MPU72の動作プログラムデータを格納するROM73と、
必要なデータの書込みおよび読出しができるRAM74とを
含む。更に、マイクロコンピュータ71は、入力信号を受
けてMPU72に入力データを与える入力回路75と、MPU72か
らの出力データを受けて外部に出力する出力回路76とを
含んでいる。そしてMPU72はROM73内に格納されたプログ
ラムデータに従って、かつ以下に述べる各制御信号の入
力に応答して、可変入賞球装置40等に対して制御信号を
与える。 マイクロコンピュータ71には、入力信号として、次の
ような信号が与えられる。まず、始動入賞口13a〜13cの
それぞれ対応して設けられた始動入賞玉検出器21a〜21c
(以下、INSWという)の検出信号は、検出回路77に与え
られ、マイクロコンピュータ71に始動入賞玉検出信号と
して与えられる。第1特定入賞玉検出器69a〜第3特定
入賞玉検出器69c(以下、VSW1〜3という)で検出され
た検出信号は、検出回路78に与えられ、大当り状態判定
信号又は繰返し信号としてマイクロコンピュータ71に与
えられる。また、第1特定入賞玉検出器69a〜第3特定
入賞玉検出器69cで検出された検出信号は、入賞玉計数
信号としての機能を有し、それらの検出信号があったと
きに、マイクロコンピュータ71は、入賞個数表示器62に
駆動信号を与えるとともに開閉サイクルを規定するよう
に制御する。 また、マイクロコンピュータ71は以下の回路及び装置
に制御信号を与える。まず、駆動回路79を介して可変入
賞球装置40の玉受部材48a,49bを開閉する玉受部材駆動
ソレノイド51、及び振り分け装置53を駆動する振り分け
部材駆動ソレノイド58にそれれ駆動信号を与える。制御
回路80を介して特定入賞口表示器64a〜64c(以下、Vラ
ンプ1〜3という)を点灯するための制御信号を与え
る。制御回路81を介して、継続回数表示器47、及び入賞
個数表示器62を点灯させるための制御信号を与える。制
御回路82を介して、大当り状態に対応して設けられる遊
技効果ランプ17a,17b、及び枠ランプ18a〜18c、遊技効
果ランプ70をそれぞれ点灯もしくは点滅させるための制
御信号を与える。駆動回路83を介して、効果音を発生す
るスピーカ7に制御信号を与える。なお、上記構成の各
回路には、図示しない電源回路から所定の直流電圧が供
給される。 次に上記した制御回路の動作について第4図のフロー
図を参照して説明する。まず、電源が投入されると、V
受付フラグ1がセットされ(ステップS1)、これにより
Vランプ1がONされ(ステップS2)るとともに、Vラン
プ2及び3がOFFとされる(ステップS3)。これは、遊
技の開始前、あるいは開閉サイクルの開始前において、
中央の第1特定入賞口68aを特定入賞口として機能せし
めるために行われる処理である。 しかして、遊技が開始されて打玉が始動入賞口13a〜1
3cのいずれかに入賞してINSWをONさせたか否かが判別さ
れ(ステップS4)、ONされない場合には、INSWがONされ
るまで次のステップに進まない。また、INSWがONした場
合には、それに対応する開閉処理が行われる(ステップ
S5)。この開閉処理としては、中央の始動入賞口13aに
対応するINSWがONした場合には、2回の開閉動作が行わ
れ、左右の始動入賞口13b,13cに対応するINSWがONした
場合には、1回の開閉動作が行われる。そして、上記の
ような開閉動作中に玉受部材48a,48bに受入れられた打
玉が第1特定入賞口68aに対応するVSW1をONさせたか否
かが判別される(ステップS6)。その判別は、VSW1受付
として予め定められた時間(例えば、2秒)が終了する
まで行われる(ステップS7)。しかして、VSW1受付の終
了するまでの間にVSW1がONしない場合には、前記ステッ
プS4に戻り、始動入賞を待つ。 一方、VSW1がONした場合には、大当り状態となるが、
まず、開閉サイクルの繰返し回数をカウントするV継続
カウンタの値に「1」が加算され(ステップS8)、その
後、玉受部材48a,48bの18回の開閉処理が開始される
(ステップS9)。そして、18回の開閉処理が開始される
と、前記V継続カウンタの値が「8」であるか否か、つ
まり最終回の開閉サイクルであるか否かが判別され(ス
テップS10)、最終回の開閉サイクルであると判別され
た場合には、後述するステップS50に進む。また、最終
回の開閉サイクルでないと判別された場合には、V受付
フラグ1がセットされているか否かが判別される(ステ
ップS11)。これは、中央の第1特定入賞口68aが特定入
賞口としての機能を有しているか否かを判別するもの
で、V受付フラグ1がセットされていると判別された場
合には、第1特定入賞口68aが特定入賞口としての機能
を有していることを意味する。そこで、V受付フラグ1
がセットされているときには、第1特定入賞口68aに対
応するVSW1がONしたか否かが判別され(ステップS1
2)、ONすれば、その回の開閉サイクルは、直ちに終了
することになるので、可変入賞球装置40に入賞した入賞
玉数を計数する10カウントカウンタの値をクリアし(ス
テップS13)、その後、前記ステップS8に戻り、以後の
動作を行う。 一方、前記ステップS12においてVSW1がONしていない
と判別された場合には、第2特定入賞口68b及び第3特
定入賞口68cに対応するVSW2及び3がONしたか否かが判
別される(ステップS14)。この場合、VSW2及び3は、
可変入賞球装置40へ入賞した打玉の数を計数する計数ス
イッチとしての役目だけであり、繰返し条件の成立を検
出するための機能、換言すれば特定入賞口としての機能
を果すものではない。しかして、VSW2及び3がONした場
合には、10カウントカウンタの値が「1」加算される
(ステップS15)。また、上記のようにして加算された
後、あるいは、VSW2及び3がONしていない場合には、10
カウントカウンタの値が「5」であるか否かが判別され
る(ステップS16)。これは、開閉サイクルの途中で入
賞玉数が「5」個になった場合に、特定入賞口の機能を
左側の第2特定入賞口68bに変更するための条件が成立
したか否かを判定するもので、未だ「5」に到達しない
場合には、後述するステップS21に進む。一方、入賞玉
数が「5」に到達したと判別された場合には、V受付フ
ラグ1をリセットした後(ステップS17)、V受付フラ
グ2をセットし(ステップS18)、これによりVランプ
2がONされ(ステップS19)るとともに、Vランプ1及
び3がOFFとされる(ステップS20)。これは、開閉サイ
クルの途中で所定の条件(5個の入賞玉の発生)の成立
により、中央の第1特定入賞口68aから左側の第2特定
入賞口68bに特定入賞口としての機能が変更されたこと
を意味する。 ところで、開閉サイクルの規制は、玉受部材48a,48b
の18回の開閉動作という1つの要因と、10個の入賞玉の
発生という他の要因とによって行われるが、この実施例
においては、入賞玉の発生個数によって特定入賞口が変
更されるので、発生した入賞個数によって行われる処理
がことなり、1回の開閉サイクルにおける入賞玉が0〜
5個までは、前記ステップS11〜ステップS20まで、6〜
8個までは後述するステップS29〜ステップS41まで、9
〜10個までは後述するステップS42〜ステップS49までの
処理を行う。しかして、発生した入賞玉の数に関係なく
18回の開閉動作は、常に監視されなければならないの
で、ステップS21において、18回開閉処理が終了したか
否かが判別される。18回の開閉処理が終了していない場
合には、前記ステップS11に戻って、以後の処理を繰返
す。また、18回の開閉処理が終了したと判別された場合
には、10カウントカウンタの値がクリアされた後(ステ
ップS22)、18回の開閉処理が終了する間際に入賞した
打玉が有効となっているVSW、換言すれば、特定入賞口
としての機能を有するVSWをONさせたか否かがVSW受付時
間(2秒)が経過するまで判別される(ステップS23、S
24)。そして、VSW受付が終了するまでの間に有効とな
っているVSWがONしたと判別された場合には、次の開閉
サイクルに移行すべく前記ステップS8に戻って、以後の
処理を繰返す。この場合、ステップS8に戻るに当って、
有効となっているVSWの種類によっては、後述するステ
ップS32〜ステップS35と同様な処理をした後に、ステッ
プS8に戻る必要がある。 また、有効なVSWがONすることなくVSW受付が終了した
場合には、大当り状態が終了したことを意味するので、
まず、V継続カウンタの値をクリアし(ステップS2
5)、その後、V受付フラグ1がセットされているか否
かが判別され(ステップS26)、セットされていれば、
前記ステップS4に戻り、セットされていなければ、V受
付フラグ2がセットされているか否かが判別され(ステ
ップS27)、セットされていれば、V受付フラグ2をリ
セットした(ステップS28)後、また、セットされてい
なければそのまま最初のステップS1に戻る。このステッ
プS26〜ステップS28の処理は、大当り状態が終了した後
は、第1特定入賞口68aを特定入賞口として機能させる
ための処理である。 ところで、前記したように1回の開閉サイクルにおけ
る入賞玉数が「5」個を越えた場合には、ステップS29
〜ステップS41の処理が行われる。これについて説明す
ると、前記ステップS11において、V受付フラグ1がセ
ットされていないと判別された場合には、V受付フラグ
2がセットされているか否かが判別される(ステップS2
9)。V受付フラグ2がセットされているということ
は、前記ステップS18において説明したように左側の第
2特定入賞口68bが特定入賞口としての機能を有してい
ることを意味するので、このV受付フラグ2がセットさ
れた状態では、第2特定入賞口68bに対応するVSW2がON
したか否かが判別され(ステップS30)、VSW2がONした
場合には、直ちに開閉サイクルを停止すべく10カウント
カウンタの値をクリアし(ステップS31)、それと同時
にV受付フラグ2をリセットするとともに(ステップS3
2)、V受付フラグ1をセットし(ステップS33)、これ
によりVランプ1がONされ(ステップS34)るととも
に、Vランプ2及び3がOFFとされる(ステップS35)。
これは、次の開閉サイクルにおいて、中央の第1特定入
賞口68aを特定入賞口として機能せしめるために行われ
る処理である。そして、上記の処理が終了した後、次の
開閉サイクルに移行すべく前記ステップS8に戻る。 また、前記ステップS30において、VSW2がONしていな
いと判別された場合には、第1特定入賞口68a及び第3
特定入賞口68cに対応するVSW1及び3がONしたか否かが
判別される(ステップS36)。この場合、VSW1及び3
は、前記したと同様に可変入賞球装置40へ入賞した打玉
の数を計数する計数スイッチとしての役目だけであり、
繰返し条件の成立を検出するための機能、換言すれば特
定入賞口としての機能を果すものではない。しかして、
VSW1及び3がONした場合には、10カウントカウンタの値
が「1」加算される(ステップS37)。また、上記のよ
うにして加算された後、あるいは、VSW1及び3がONして
いない場合には、10カウントカウンタの値が「8」であ
るか否かが判別される(ステップS38)。これは、開閉
サイクルの途中で入賞玉数が「8」個になった場合に、
特定入賞口の機能を右側の第3特定入賞口68cに変更す
るための条件が成立したか否かが判定するもので、未だ
「8」に到達しない場合には、前記ステップS21に進
む。一方、入賞玉数が「8」に到達したと判別された場
合には、V受付フラグ2をリセットした後(ステップS3
9)、Vランプ3をONする(ステップS40)とともに、V
ランプ1及び2がOFFとされる(ステップS41)。これ
は、開閉サイクルの途中で所定の条件(8個の入賞玉の
発生)の成立により、左側の第2特定入賞口68bから右
側の第3特定入賞口68cに特定入賞口としての機能が変
更されたことを意味する。そして、特定入賞口が変更さ
れた後、前記ステップS21に進む。 一方、1回の開閉サイクルにおける入賞玉数が「8」
個を越えた場合には、ステップS42〜ステップS49の処理
が行われる。これについて説明すると、前記ステップS2
9において、V受付フラグ2がセットされていないと判
別された場合には、右側の第3特定入賞口68cが特定入
賞口として機能していることを意味し、このため、第3
特定入賞口68cに対応するVSW3がONしたか否かが判別さ
れ(ステップS42)、VSW3がONした場合には、直ちに開
閉サイクルを停止すべく10カウントカウンタの値をクリ
アし(ステップS43)、V受付フラグ1をセットし(ス
テップS44)、その後、次の開閉サイクルに移行すべく
前記ステップS8に戻る。このステップS8に戻る際にも、
正確には前記ステップS34及びステップS35の処理を経て
ステップS8に戻る必要がある。 一方、VSW3がONしていないと判別された場合には、第
1特定入賞口68a及び第2特定入賞口68bに対応するVSW1
及び2がONしたか否かが判別される(ステップS45)。
この場合、VSW1及び2は、前記したと同様に可変入賞球
装置40へ入賞した打玉の数を計数する計数スイッチとし
ての役目だけであり、繰返し条件の成立を検出するため
の機能、換言すれば特定入賞口としての機能を果すもの
ではない。しかして、VSW1及び2がONした場合には、10
カウントカウンタの値が「1」加算される(ステップS4
6)。また、上記のようにして加算された後、あるい
は、VSW1及び2がONしていない場合には、10カウントカ
ウンタの値が「10」であるか否かが判別される(ステッ
プS47)。「10」でない場合には、前記ステップS21に進
み開閉サイクルにおける処理が行われ、「10」になった
場合には、大当り状態を終了すべく10カウントカウンタ
の値をクリアし(ステップS48)、V継続カウンタの値
をクリアし(ステップS49)、その後最初のステップS1
に戻って以後の処理を繰返す。 一方、前記ステップS10において、V継続カウンタの
値が「8」であると判別されて最終回の開閉サイクルで
ある場合には、最終回においては、それ以上継続しない
ので、すべてのVSW1〜3までが計数用の検出スイッチと
して作用する。このため、まず、VSW1〜3がONしたか否
かが判別され(ステップS50)、ONした場合には、10カ
ウントカウンタの値に「1」が加算され(ステップS5
1)、その後、10カウントカウンタの値が「10」である
か否かが判別され(ステップS52)、「10」でない場合
には、18回の開閉処理が終了したか否かが判別される
(ステップS53)。しかして、18回の開閉処理が終了し
ていない場合には、前記ステップS50に戻り、ステップS
50〜ステップS53の処理を繰返す。また、前記ステップS
52において10カウントカウンタの値が「10」であると判
別された場合、又は前記ステップS53において18回開閉
処理が終了したと判別された場合には、前記ステップS4
に戻り、以後の処理を繰返す。以上、実施例に係るパチ
ンコ遊技機1の遊技動作について説明してきたが、この
実施例によれば、大当り状態となって所定回数の開閉サ
イクルが行われるが、その都度の開閉サイクルにおい
て、可変入賞球装置40に入賞した入賞玉数が所定個数
(5個と8個)の達した場合には、その開閉サイクルの
途中でも特定入賞口としての機能が第1特定入賞口68a
から第2特定入賞口68b、第3特定入賞口68cへと順次移
動するように構成されるので、可変入賞球装置40の玉受
部材48a,48bによって受入れられた入賞玉の入賞空間43
内での流路にバラツキがあっても、いずれの流路に対し
ても特定入賞口へ入賞する可能性があり、このため大当
り状態となる期待感があり、遊技の興趣を高めることが
できる。 なお、上記した実施例においては、特定入賞口が移動
するための条件として、1回の開閉サイクル中に可変入
賞球装置40に受入れられた入賞玉数に基づいて行うよう
にしたが、玉受部材48a,48bの開閉回数によって行って
もよい。例えば、1回〜8回までは、第1特定入賞口68
aを、9回〜13回までは、第2特定入賞口68bを、14回〜
18回までは、第3特定入賞口68cをそれぞれ特定入賞口
として機能させるようにすれば良い。また、1回の開閉
サイクルの経過時間で特定入賞口が移動するようにして
もよい。例えば、18回の開閉動作が満了するのに30秒必
要とすれば、12秒経過するまでは、第1特定入賞口68a
を、20秒経過するまでは、第2特定入賞口68bを、30秒
経過するまでは、第3特定入賞口68cをそれぞれ特定入
賞口として機能させるようにすれば良い。 また、特定入賞口の変更として、上記実施例では、特
定入賞口が移動するものを示したが、変更の他の例とし
て特定入賞口の数が増加するものでもよい。例えば、最
初の所定条件が成立するまでは、第1特定入賞口68aだ
けが特定入賞口としての機能を有し、最初の所定条件が
成立したときに第1特定入賞口68aと第2特定入賞口68b
とを特定入賞口として機能させ、次の所定条件が成立し
たときに、第2特定入賞口68bと第3特定入賞口68cを特
定入賞口として機能させてもよい。 更に、上記した実施例では、可変入賞球装置40の玉受
部材48a、48bとして、開閉する形式のものを示したが、
横方向に摺動するものや、遊技盤10に対して前後方向に
開閉するものであってもよく、また、可変入賞球装置40
に設けられる複数の入賞口の数も、複数であれば、その
数は、幾つでもよい。
明する。まず、第5図及び第6図に基づいて、実施例に
係る弾球遊技機について説明する。第5図及び第6図
は、弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を示し、
第5図は、その正面図であり、第6図は、その背面概略
図である。 第5図において、パチンコ遊技機1の額縁状に形成さ
れた前面枠2の開口には、扉保持枠3が周設され、該扉
保持枠3の一側にガラス板4a,4b(第2図参照)を収納
するガラス扉枠4および前面扉板5が開閉自在に枢着さ
れる。前記前面枠2の裏面には、遊技盤10及び図示しな
い発射レール等を取り付ける遊技盤保持枠22(第6図参
照)が固着される。前記前面扉板5には、打球供給皿6
が取り付けられている。打球供給皿6は、後述する景品
玉払出装置32から排出された景品玉を貯留し、且つ貯溜
されたパチンコ玉を1個宛打球発射レールに誘導するよ
うに構成されている。また、打球供給皿6の上流側下方
の空間内に音声発生装置としてのスピーカ7が収納され
ている。このスピーカ7は、後述する特定遊技状態(以
下、大当り状態という)になったときや、後述する始動
入賞口13a〜13cや特定入賞口68a〜68c等に入賞玉が発生
したときに、遊技の雰囲気を盛り上げるための効果音を
発生するためのものである。 前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊技盤10の遊
技領域12に打ち出す操作ハンドル8と、余剰の景品玉を
貯溜する余剰玉受皿9とが取り付けられている。また、
上記操作ハンドル8に対応するように前記前面枠2の下
部裏面には、打球発射装置36が固着される。この打球発
射装置36は、第6図に示すように取付基板上に、一定速
度で回転する打球モータ37と、該打球モータ37の回転に
より往復回動して打玉を弾発する打球杆38と、該打球杆
38の下端と係合して図示しない打球供給装置の玉送り片
を動作せしめる玉送り摺動杆39とから構成されている。 前記遊技盤10の表面には、打玉を遊技領域12に導く打
球誘導レール11a、遊技領域12を区画する遊技領域形成
レール11b、図示しない多数の障害釘、各種の入賞球装
置等が設けられている。より詳しく説明すると、遊技盤
10の遊技領域12には、通常の入賞口46,14a,14b、始動入
賞口13a〜13c、チューリップ式入賞口15a,15b、風車
(符合なし)、一対の玉受部材48a,48bを有する可変入
賞球装置40、遊技効果ランプ17a,17b、及びアウト口16
等がそれぞれ配設される。 前記遊技領域12に打ち込まれた打玉が前記通常入賞口
46,14a,14b、及びチューリップ式入賞口15a,15bに入賞
すると、後述する景品玉払出装置32により所定個数(例
えば13個)の景品玉が払出されるようになっている。こ
れら通常入賞口のうち入賞口46は、可変入賞球装置40に
設けられている。また、前記始動入賞口13a〜13cに打玉
が入賞すると、同様に景品玉払出装置32から所定個数の
景品玉が払出されるとともに、始動入賞口13a〜13cに関
連して設けられた後述する始動入賞玉検出器21a〜21cの
検出出力に応答して前記可変入賞球装置40の玉受部材48
a,48bを相対的に短い時間間隔で開閉動作させるように
なっている。すなわち、中央始動入賞口13aに打玉が入
賞することによって、玉受部材48a,48bが2回開閉動作
を行い、左右の始動入賞口13b,13cに打玉が入賞するこ
とによって、玉受部材48a,48bが1回開閉動作を行う。
そして、この開閉動作中に玉受部材48a,48bによって導
かれた入賞玉が可変入賞球装置40内に設けられた後述す
る第1特定入賞口68aに入賞したときには、いわゆる大
当り状態となり、玉受部材48a,48bの相対的に短い時間
間隔の開閉動作を18回行うか、あるいは18回の開閉動作
中に可変入賞球装置40内に受入れられた入賞玉が10個検
出されるまで開閉動作を行い(以下、開閉サイクルとい
う)、更に、18回の開閉動作中に可変入賞球装置40の下
部に形成された複数の入賞口のうち特定入賞口として特
定されている入賞口68a〜68cに入賞玉が入賞すると、上
記した開閉サイクルを繰返すことができるようになって
いる。ただし、特定入賞口68a〜68cへ打玉が入賞する毎
に、開閉サイクルを直ちに停止し、次の開閉サイクルを
繰返す。また、この開閉サイクルの繰り返しは、入賞玉
が特定入賞口68a〜68cに入賞することを条件として、最
高8回に限定されている。 また、大当り状態になると、前記遊技効果ランプ17a,
17b及び前記前面枠2の上部に設けられた枠ランプ18a〜
18cが点滅してその旨を遊技者に報知するようになって
いる。なお、可変入賞球装置40については、後に詳細に
説明する。上記に説明した各種の入賞口に入らなかった
打玉は、遊技領域形成レール11bの最下部に設けられた
アウト口16に取り込まれる。 次に、第6図に基づいてパチンコ遊技機1の背面につ
いて説明する。第6図において、前記遊技盤10は、遊技
盤取度具23によって遊技盤保持枠22に着脱自在に固定さ
れている。この遊技盤10の裏面には、前記の各入賞口の
裏面を覆うように入賞玉集合カバー体19が取り付けられ
ている。この入賞玉集合カバー体19には、前記各入賞口
に入賞した玉を左右に振り分ける誘導通路が形成されて
いる。入賞玉集合カバー体19の下方には、前記始動入賞
口13a〜13cに対応する始動入賞玉検出器21a〜21cが設け
られ、この始動入賞玉検出器21a〜21cが前記可変入賞球
装置40の玉受部材48a,48bの開閉動作を開始する信号を
検出して後述する制御回路に送るものである。また、入
賞玉集合カバー体19の裏面には、遊技盤10に設けられる
前記した各種の電気的機器からの配線が一旦接続される
中継端子板20が取り付けられている。 一方、遊技盤10の裏面全体を覆うように機構板24が開
閉自在に設けられている。この機構板24には、第6図に
おいて、一点鎖線で示すように、その前面側に入賞玉を
処理するための入賞玉処理機構が形成され、その後面側
に景品玉を払出すための景品玉払出機構が形成されてい
る。入賞玉処理機構は、前記入賞玉集合カバー体19に誘
導されて左右に落下した入賞玉や前記可変入賞球装置40
内に入賞した入賞玉を受けて、一側に集合せしめる入賞
玉集合樋25と、該集合樋25によって集められた入賞玉を
1個づつ処理する入賞玉処理器26と、該入賞玉処理器26
から排出される入賞玉を受けて、図示しない自動杆を作
動させて後述する景品玉払出装置32を作動させるための
入賞玉払出通路27等から成る。また、機構板24の前面側
には、前記アウト口16から排出されるアウト玉を誘導す
るアウト玉払出通路28も形成されている。 一方、景品玉払出機構は、図示しない補給機構から補
給される景品玉を貯溜する景品玉タンク29と、該景品玉
タンク29に貯溜されている景品玉を二列に整列させて流
下させる整列樋30と、該整列樋30からの景品玉の流下方
向を180度変化させるとともにその玉圧を弱める屈曲樋3
1と、該屈曲樋31からの景品玉を所定個数(13個)受け
入れて、1つの入賞玉に対応してその所定個数の景品玉
を払出す景品玉払出装置32と、該景品玉払出装置32から
払出された景品玉を図示しない景品玉排出通路を介して
前記打球供給皿6に払出すための連通口33と、前記前面
枠2の裏面に固定される接続樋34を介して前記余剰玉受
皿9に払い出すための図示しない余剰玉通路とから成
る。 また、機構板24の裏面には、制御回路基板を収納する
制御基板ボックス35が着脱自在に取り付けられ、この制
御回路基板には、前記可変入賞球装置40等の動作を制御
する制御回路が構成されている。 次に、第1特定入賞口68aを含む複数の入賞口68a〜68
cが形成された可変入賞球装置40の構成について、第1
図及び第2図を参照して説明する。 可変入賞球装置40は、前記遊技盤10に取り付けられる
取付基板41を有し、その取付基板41の中央には、長方形
状の窓開口42が形成され、該窓開口42の奥側に入賞空間
43が形成されている。窓開口42の上部には、入賞規制部
44が突設され、該入賞規制部44の前面に上部装飾板45が
固着され、この入賞規制部44の上部であって、上部装飾
板45の後面に前記通常入賞口46が形成されている。ま
た、この上部装飾板45の中央には、前記した開閉サイク
ルの継続回数(8回)を報知する継続回数表示器47が前
面に臨むように複数配置されている。 前記窓開口42のほぼ中央左右には、一対の玉受部材48
a,48bが開閉自在に軸支されている。この玉受部材48a,4
8bは、第2図に示すようにリンク部材49a,49b(ただし4
9bは、図示せず)及び作動部材50を介して玉受部材駆動
ソレノイド51に連結され、玉受部材駆動ソレノイド51の
励磁、非励磁に対応して玉受部材48a,48bが打玉を受け
入れる開成状態と打玉を受け入れない閉成状態とに交互
に変化するようになっている。なお、玉受部材駆動ソレ
ノイド51には、復帰スプリング52が設けられ、常に玉受
部材48a,48bが閉成状態となるように付勢している。 前記入賞空間43は、前後方向にも奥行幅を有する凹状
となっており、この入賞空間43を上下に分割する玉転動
板59a,59bが横臥されている。玉転動板59a,59bは、後方
に向って下り傾斜するように設けられており、玉受部材
48a,48bによって導かれた入賞玉であって、玉転動板59
a,59b上に乗った入賞玉は、後方へ転動して前記入賞空
間43の後面壁の前方であって、下方に連通する落下径路
60a,60bに落下して後述する下部玉転動板63に落下し、
後述する複数の特定入賞口68a〜68cのいずれかに誘導さ
れるようになっている。なお、玉転動板59a,59bに導か
れた入賞玉は、落下径路60a,60bが前記入賞空間43の両
側に形成されているため、下部玉転動板63の両側に沿っ
て流下する傾向にあり、このため、中央の第1特定入賞
口68aに入賞する可能性は、極めて小さくなる。 玉転動板59a,59bの中央には、飛行機の意匠が付与さ
れた振り分け装置53が設けられている。この振り分け装
置53は、機首部分の振り分け部材54が支軸55を中心にし
て上下方向に揺動するように構成されている。すなわ
ち、第2図に示すように振り分け部材54には、リンク部
材56、57を介して振り分け部材駆動ソレノイド58が連結
され、この振り分け部材駆動ソレノイド58の励磁、非励
磁に対応して上下方向に揺動するようになっている。し
かして、振り分け装置53は、玉受部材48a,48bによって
導かれた入賞玉P1を玉受部材48a,48bの回動角度との微
妙な位置関係で後述する第1〜第3特定入賞口68a〜68c
に向けて落下させる。より具体的には、振り分け部材54
が下方に揺動したとき玉受部材48a,48bに導かれた打玉
は、そのまま下方に向けて落下する可能性が高く、これ
がため第1〜第3特定入賞口68a〜68cのいずれか、特に
第1特定入賞口68aに入賞する可能性が高くなる。これ
に対し、振り分け部材54が上方に揺動した位置にあると
きには、ほとんどの打玉が玉受部材48a,48bから玉転動
板59a,59bへ導かれて落下径路60a,60bに落下するか、あ
るいは僅かな打玉が玉受部材48a,48bから流下して振り
分け部材54の側面に衝突して左右方向に反発され、これ
がため第2特定入賞口68b又は第3特定入賞口68cに誘導
される可能性が高くなる。したがって、振り分け部材駆
動ソレノイド58が駆動されて振り分け部材54を揺動動作
させているときの方が、振り分け部材54を揺動させてい
ないときよりも第1特定入賞口68aに入賞する可能性が
高くなる。 また、前記振り分け装置53の下方には、後面板61が前
方に突出するように設けられ、該後面板61には、大当り
状態となったときの1回の開閉サイクル中に入賞した入
賞玉数を表示する入賞個数表示器62が設けられている。 前記玉受部材48a,48bによって導かれた入賞玉であっ
て、前記玉転動板59a,59b上を後方に転動して落下径路6
0a,60bから落下した入賞玉は、後方から前方に向って傾
斜する下部玉転動板63に受け止められ、前方に向って誘
導される。そして、その下部玉転動板63の前方には、前
記窓開口42の下方両側縁及び下方縁を囲むように入賞玉
受枠65が突設され、該入賞玉受枠65の前面に下部装飾板
67が取着されている。しかして、この入賞玉受枠65に
は、仕切部材66によって複数の入賞口が形成されてい
る。すなわち、入賞玉受枠65のほぼ中央には、第1特定
入賞口68aが、その左右両側には、第2特定入賞口68b、
第3特定入賞口68cがそれぞれ形成されている。そし
て、第1特定入賞口68aに入賞した入賞玉は、第1特定
入賞口68aに一体的に設けられる第1特定入賞玉検出器6
9aによって検出され、第2特定入賞口68b、第3特定入
賞口68cに入賞した入賞玉は、それぞれの入賞口68b,68c
に一体的に設けられる第2特定入賞玉検出器69b、第3
特定入賞玉検出器69cよって検出されるようになってい
る。なお、上記した3つの特定入賞玉検出器69a〜69c
は、可変入賞球装置40に入賞した入賞玉数を計数するた
めの計数用検出器としての役目を兼用している。 ところで、この複数の特定入賞口68a〜68c及びこれに
関連する特定入賞玉検出器69a〜69cは、この実施例の要
部を構成し、以下のように作用する。すなわち、打玉が
始動入賞口13a〜13cに入賞すると、玉受部材48a,48bを
2回又は1回開閉動作するが、その開閉動作中に遊技領
域12を落下する打玉が玉受部材48a,48bに受け入れら
れ、いかもその受け入れられた入賞玉が第1特定入賞口
68aに入賞して第1特定入賞玉検出器69aをONさせたとき
には、前記したように大当り状態となる。そして、この
大当り状態によって起動される玉受部材48a,48bの第1
の状態(18回の開閉動作)に受け入れられた入賞玉が上
記第1特定入賞口68a以外の第2特定入賞口68b及び第3
特定入賞口68cに所定個数(この実施例では、5個)入
賞すると、第1特定入賞口68aの特定入賞口としての機
能が解消され、その代わり第2特定入賞口68bが特定入
賞口としての機能を有するように変更される。そして、
更に第2特定入賞口68b以外の入賞口68a,68cに所定個数
(この実施例では、3個)入賞すると、第2特定入賞口
68bの特定入賞口としての機能が解消され、その代わり
第3特定入賞口68cが特定入賞口としての機能を有する
ように変更される。しかして、それぞれの変更以前に特
定入賞口としての機能を有する入賞口に打玉が入賞する
と、その時点で開閉サイクルが終了して、再度最初から
開閉サイクルを繰返すことになる。この場合、開閉サイ
クルの最初には、前回の開閉サイクルにおける特定入賞
口がいずれの入賞口であっても第1特定入賞口68aが常
に特定入賞口としての機能を有するようになっている。 以上のように、この実施例においては、玉受部材48a,
48bが第1の状態中に所定数の入賞玉を発生することに
より、その第1の状態の途中で特定入賞口68a〜68cの位
置が変更されるので、可変入賞球装置40に入賞した打玉
の流路にバラツキがあっても、特定入賞口68a〜68cへ入
賞する可能性があるため、大当り状態となる可能性も極
めて高くなり、このため、遊技の興趣を盛り上げること
ができる。 なお、前記下部玉転動板63の前面には、前記複数の特
定入賞口68a〜68cのそれぞれに対応するように特定入賞
口表示器64a〜64cが設けられ、特定入賞口としての機能
を有している場合に、対応する特定入賞口表示器64a〜6
4cが点灯して遊技者にその時点での特定入賞口が分かる
ように報知する。また、特定入賞口の移動があったとき
には、前記スピーカ7によって異なる効果音を発生して
遊技者に報知するようにしてもよい。更に、可変入賞球
装置40には、大当り状態となっている期間中点灯、ある
いは点滅してその旨を報知する遊技効果ランプ70が取付
基板41及び入賞空間43に設けられている。 上記のように構成されるパチンコ遊技機1の制御動作
について第3図及び第4図を参照して説明する。まず、
パチンコ遊技機1の制御について第3図に基づいて説明
する。第3図は、前記制御基板ボックス35に収納される
制御基板に形成される制御回路を示すブロック図であ
る。図において、制御回路は制御中枢としてのマイクロ
コンピュータ71を含む。マイクロコンピュータ71は、た
とえば、数チップのLSIで構成されており、その中には
制御動作を所定の手順で実行することのできるMPU72
と、MPU72の動作プログラムデータを格納するROM73と、
必要なデータの書込みおよび読出しができるRAM74とを
含む。更に、マイクロコンピュータ71は、入力信号を受
けてMPU72に入力データを与える入力回路75と、MPU72か
らの出力データを受けて外部に出力する出力回路76とを
含んでいる。そしてMPU72はROM73内に格納されたプログ
ラムデータに従って、かつ以下に述べる各制御信号の入
力に応答して、可変入賞球装置40等に対して制御信号を
与える。 マイクロコンピュータ71には、入力信号として、次の
ような信号が与えられる。まず、始動入賞口13a〜13cの
それぞれ対応して設けられた始動入賞玉検出器21a〜21c
(以下、INSWという)の検出信号は、検出回路77に与え
られ、マイクロコンピュータ71に始動入賞玉検出信号と
して与えられる。第1特定入賞玉検出器69a〜第3特定
入賞玉検出器69c(以下、VSW1〜3という)で検出され
た検出信号は、検出回路78に与えられ、大当り状態判定
信号又は繰返し信号としてマイクロコンピュータ71に与
えられる。また、第1特定入賞玉検出器69a〜第3特定
入賞玉検出器69cで検出された検出信号は、入賞玉計数
信号としての機能を有し、それらの検出信号があったと
きに、マイクロコンピュータ71は、入賞個数表示器62に
駆動信号を与えるとともに開閉サイクルを規定するよう
に制御する。 また、マイクロコンピュータ71は以下の回路及び装置
に制御信号を与える。まず、駆動回路79を介して可変入
賞球装置40の玉受部材48a,49bを開閉する玉受部材駆動
ソレノイド51、及び振り分け装置53を駆動する振り分け
部材駆動ソレノイド58にそれれ駆動信号を与える。制御
回路80を介して特定入賞口表示器64a〜64c(以下、Vラ
ンプ1〜3という)を点灯するための制御信号を与え
る。制御回路81を介して、継続回数表示器47、及び入賞
個数表示器62を点灯させるための制御信号を与える。制
御回路82を介して、大当り状態に対応して設けられる遊
技効果ランプ17a,17b、及び枠ランプ18a〜18c、遊技効
果ランプ70をそれぞれ点灯もしくは点滅させるための制
御信号を与える。駆動回路83を介して、効果音を発生す
るスピーカ7に制御信号を与える。なお、上記構成の各
回路には、図示しない電源回路から所定の直流電圧が供
給される。 次に上記した制御回路の動作について第4図のフロー
図を参照して説明する。まず、電源が投入されると、V
受付フラグ1がセットされ(ステップS1)、これにより
Vランプ1がONされ(ステップS2)るとともに、Vラン
プ2及び3がOFFとされる(ステップS3)。これは、遊
技の開始前、あるいは開閉サイクルの開始前において、
中央の第1特定入賞口68aを特定入賞口として機能せし
めるために行われる処理である。 しかして、遊技が開始されて打玉が始動入賞口13a〜1
3cのいずれかに入賞してINSWをONさせたか否かが判別さ
れ(ステップS4)、ONされない場合には、INSWがONされ
るまで次のステップに進まない。また、INSWがONした場
合には、それに対応する開閉処理が行われる(ステップ
S5)。この開閉処理としては、中央の始動入賞口13aに
対応するINSWがONした場合には、2回の開閉動作が行わ
れ、左右の始動入賞口13b,13cに対応するINSWがONした
場合には、1回の開閉動作が行われる。そして、上記の
ような開閉動作中に玉受部材48a,48bに受入れられた打
玉が第1特定入賞口68aに対応するVSW1をONさせたか否
かが判別される(ステップS6)。その判別は、VSW1受付
として予め定められた時間(例えば、2秒)が終了する
まで行われる(ステップS7)。しかして、VSW1受付の終
了するまでの間にVSW1がONしない場合には、前記ステッ
プS4に戻り、始動入賞を待つ。 一方、VSW1がONした場合には、大当り状態となるが、
まず、開閉サイクルの繰返し回数をカウントするV継続
カウンタの値に「1」が加算され(ステップS8)、その
後、玉受部材48a,48bの18回の開閉処理が開始される
(ステップS9)。そして、18回の開閉処理が開始される
と、前記V継続カウンタの値が「8」であるか否か、つ
まり最終回の開閉サイクルであるか否かが判別され(ス
テップS10)、最終回の開閉サイクルであると判別され
た場合には、後述するステップS50に進む。また、最終
回の開閉サイクルでないと判別された場合には、V受付
フラグ1がセットされているか否かが判別される(ステ
ップS11)。これは、中央の第1特定入賞口68aが特定入
賞口としての機能を有しているか否かを判別するもの
で、V受付フラグ1がセットされていると判別された場
合には、第1特定入賞口68aが特定入賞口としての機能
を有していることを意味する。そこで、V受付フラグ1
がセットされているときには、第1特定入賞口68aに対
応するVSW1がONしたか否かが判別され(ステップS1
2)、ONすれば、その回の開閉サイクルは、直ちに終了
することになるので、可変入賞球装置40に入賞した入賞
玉数を計数する10カウントカウンタの値をクリアし(ス
テップS13)、その後、前記ステップS8に戻り、以後の
動作を行う。 一方、前記ステップS12においてVSW1がONしていない
と判別された場合には、第2特定入賞口68b及び第3特
定入賞口68cに対応するVSW2及び3がONしたか否かが判
別される(ステップS14)。この場合、VSW2及び3は、
可変入賞球装置40へ入賞した打玉の数を計数する計数ス
イッチとしての役目だけであり、繰返し条件の成立を検
出するための機能、換言すれば特定入賞口としての機能
を果すものではない。しかして、VSW2及び3がONした場
合には、10カウントカウンタの値が「1」加算される
(ステップS15)。また、上記のようにして加算された
後、あるいは、VSW2及び3がONしていない場合には、10
カウントカウンタの値が「5」であるか否かが判別され
る(ステップS16)。これは、開閉サイクルの途中で入
賞玉数が「5」個になった場合に、特定入賞口の機能を
左側の第2特定入賞口68bに変更するための条件が成立
したか否かを判定するもので、未だ「5」に到達しない
場合には、後述するステップS21に進む。一方、入賞玉
数が「5」に到達したと判別された場合には、V受付フ
ラグ1をリセットした後(ステップS17)、V受付フラ
グ2をセットし(ステップS18)、これによりVランプ
2がONされ(ステップS19)るとともに、Vランプ1及
び3がOFFとされる(ステップS20)。これは、開閉サイ
クルの途中で所定の条件(5個の入賞玉の発生)の成立
により、中央の第1特定入賞口68aから左側の第2特定
入賞口68bに特定入賞口としての機能が変更されたこと
を意味する。 ところで、開閉サイクルの規制は、玉受部材48a,48b
の18回の開閉動作という1つの要因と、10個の入賞玉の
発生という他の要因とによって行われるが、この実施例
においては、入賞玉の発生個数によって特定入賞口が変
更されるので、発生した入賞個数によって行われる処理
がことなり、1回の開閉サイクルにおける入賞玉が0〜
5個までは、前記ステップS11〜ステップS20まで、6〜
8個までは後述するステップS29〜ステップS41まで、9
〜10個までは後述するステップS42〜ステップS49までの
処理を行う。しかして、発生した入賞玉の数に関係なく
18回の開閉動作は、常に監視されなければならないの
で、ステップS21において、18回開閉処理が終了したか
否かが判別される。18回の開閉処理が終了していない場
合には、前記ステップS11に戻って、以後の処理を繰返
す。また、18回の開閉処理が終了したと判別された場合
には、10カウントカウンタの値がクリアされた後(ステ
ップS22)、18回の開閉処理が終了する間際に入賞した
打玉が有効となっているVSW、換言すれば、特定入賞口
としての機能を有するVSWをONさせたか否かがVSW受付時
間(2秒)が経過するまで判別される(ステップS23、S
24)。そして、VSW受付が終了するまでの間に有効とな
っているVSWがONしたと判別された場合には、次の開閉
サイクルに移行すべく前記ステップS8に戻って、以後の
処理を繰返す。この場合、ステップS8に戻るに当って、
有効となっているVSWの種類によっては、後述するステ
ップS32〜ステップS35と同様な処理をした後に、ステッ
プS8に戻る必要がある。 また、有効なVSWがONすることなくVSW受付が終了した
場合には、大当り状態が終了したことを意味するので、
まず、V継続カウンタの値をクリアし(ステップS2
5)、その後、V受付フラグ1がセットされているか否
かが判別され(ステップS26)、セットされていれば、
前記ステップS4に戻り、セットされていなければ、V受
付フラグ2がセットされているか否かが判別され(ステ
ップS27)、セットされていれば、V受付フラグ2をリ
セットした(ステップS28)後、また、セットされてい
なければそのまま最初のステップS1に戻る。このステッ
プS26〜ステップS28の処理は、大当り状態が終了した後
は、第1特定入賞口68aを特定入賞口として機能させる
ための処理である。 ところで、前記したように1回の開閉サイクルにおけ
る入賞玉数が「5」個を越えた場合には、ステップS29
〜ステップS41の処理が行われる。これについて説明す
ると、前記ステップS11において、V受付フラグ1がセ
ットされていないと判別された場合には、V受付フラグ
2がセットされているか否かが判別される(ステップS2
9)。V受付フラグ2がセットされているということ
は、前記ステップS18において説明したように左側の第
2特定入賞口68bが特定入賞口としての機能を有してい
ることを意味するので、このV受付フラグ2がセットさ
れた状態では、第2特定入賞口68bに対応するVSW2がON
したか否かが判別され(ステップS30)、VSW2がONした
場合には、直ちに開閉サイクルを停止すべく10カウント
カウンタの値をクリアし(ステップS31)、それと同時
にV受付フラグ2をリセットするとともに(ステップS3
2)、V受付フラグ1をセットし(ステップS33)、これ
によりVランプ1がONされ(ステップS34)るととも
に、Vランプ2及び3がOFFとされる(ステップS35)。
これは、次の開閉サイクルにおいて、中央の第1特定入
賞口68aを特定入賞口として機能せしめるために行われ
る処理である。そして、上記の処理が終了した後、次の
開閉サイクルに移行すべく前記ステップS8に戻る。 また、前記ステップS30において、VSW2がONしていな
いと判別された場合には、第1特定入賞口68a及び第3
特定入賞口68cに対応するVSW1及び3がONしたか否かが
判別される(ステップS36)。この場合、VSW1及び3
は、前記したと同様に可変入賞球装置40へ入賞した打玉
の数を計数する計数スイッチとしての役目だけであり、
繰返し条件の成立を検出するための機能、換言すれば特
定入賞口としての機能を果すものではない。しかして、
VSW1及び3がONした場合には、10カウントカウンタの値
が「1」加算される(ステップS37)。また、上記のよ
うにして加算された後、あるいは、VSW1及び3がONして
いない場合には、10カウントカウンタの値が「8」であ
るか否かが判別される(ステップS38)。これは、開閉
サイクルの途中で入賞玉数が「8」個になった場合に、
特定入賞口の機能を右側の第3特定入賞口68cに変更す
るための条件が成立したか否かが判定するもので、未だ
「8」に到達しない場合には、前記ステップS21に進
む。一方、入賞玉数が「8」に到達したと判別された場
合には、V受付フラグ2をリセットした後(ステップS3
9)、Vランプ3をONする(ステップS40)とともに、V
ランプ1及び2がOFFとされる(ステップS41)。これ
は、開閉サイクルの途中で所定の条件(8個の入賞玉の
発生)の成立により、左側の第2特定入賞口68bから右
側の第3特定入賞口68cに特定入賞口としての機能が変
更されたことを意味する。そして、特定入賞口が変更さ
れた後、前記ステップS21に進む。 一方、1回の開閉サイクルにおける入賞玉数が「8」
個を越えた場合には、ステップS42〜ステップS49の処理
が行われる。これについて説明すると、前記ステップS2
9において、V受付フラグ2がセットされていないと判
別された場合には、右側の第3特定入賞口68cが特定入
賞口として機能していることを意味し、このため、第3
特定入賞口68cに対応するVSW3がONしたか否かが判別さ
れ(ステップS42)、VSW3がONした場合には、直ちに開
閉サイクルを停止すべく10カウントカウンタの値をクリ
アし(ステップS43)、V受付フラグ1をセットし(ス
テップS44)、その後、次の開閉サイクルに移行すべく
前記ステップS8に戻る。このステップS8に戻る際にも、
正確には前記ステップS34及びステップS35の処理を経て
ステップS8に戻る必要がある。 一方、VSW3がONしていないと判別された場合には、第
1特定入賞口68a及び第2特定入賞口68bに対応するVSW1
及び2がONしたか否かが判別される(ステップS45)。
この場合、VSW1及び2は、前記したと同様に可変入賞球
装置40へ入賞した打玉の数を計数する計数スイッチとし
ての役目だけであり、繰返し条件の成立を検出するため
の機能、換言すれば特定入賞口としての機能を果すもの
ではない。しかして、VSW1及び2がONした場合には、10
カウントカウンタの値が「1」加算される(ステップS4
6)。また、上記のようにして加算された後、あるい
は、VSW1及び2がONしていない場合には、10カウントカ
ウンタの値が「10」であるか否かが判別される(ステッ
プS47)。「10」でない場合には、前記ステップS21に進
み開閉サイクルにおける処理が行われ、「10」になった
場合には、大当り状態を終了すべく10カウントカウンタ
の値をクリアし(ステップS48)、V継続カウンタの値
をクリアし(ステップS49)、その後最初のステップS1
に戻って以後の処理を繰返す。 一方、前記ステップS10において、V継続カウンタの
値が「8」であると判別されて最終回の開閉サイクルで
ある場合には、最終回においては、それ以上継続しない
ので、すべてのVSW1〜3までが計数用の検出スイッチと
して作用する。このため、まず、VSW1〜3がONしたか否
かが判別され(ステップS50)、ONした場合には、10カ
ウントカウンタの値に「1」が加算され(ステップS5
1)、その後、10カウントカウンタの値が「10」である
か否かが判別され(ステップS52)、「10」でない場合
には、18回の開閉処理が終了したか否かが判別される
(ステップS53)。しかして、18回の開閉処理が終了し
ていない場合には、前記ステップS50に戻り、ステップS
50〜ステップS53の処理を繰返す。また、前記ステップS
52において10カウントカウンタの値が「10」であると判
別された場合、又は前記ステップS53において18回開閉
処理が終了したと判別された場合には、前記ステップS4
に戻り、以後の処理を繰返す。以上、実施例に係るパチ
ンコ遊技機1の遊技動作について説明してきたが、この
実施例によれば、大当り状態となって所定回数の開閉サ
イクルが行われるが、その都度の開閉サイクルにおい
て、可変入賞球装置40に入賞した入賞玉数が所定個数
(5個と8個)の達した場合には、その開閉サイクルの
途中でも特定入賞口としての機能が第1特定入賞口68a
から第2特定入賞口68b、第3特定入賞口68cへと順次移
動するように構成されるので、可変入賞球装置40の玉受
部材48a,48bによって受入れられた入賞玉の入賞空間43
内での流路にバラツキがあっても、いずれの流路に対し
ても特定入賞口へ入賞する可能性があり、このため大当
り状態となる期待感があり、遊技の興趣を高めることが
できる。 なお、上記した実施例においては、特定入賞口が移動
するための条件として、1回の開閉サイクル中に可変入
賞球装置40に受入れられた入賞玉数に基づいて行うよう
にしたが、玉受部材48a,48bの開閉回数によって行って
もよい。例えば、1回〜8回までは、第1特定入賞口68
aを、9回〜13回までは、第2特定入賞口68bを、14回〜
18回までは、第3特定入賞口68cをそれぞれ特定入賞口
として機能させるようにすれば良い。また、1回の開閉
サイクルの経過時間で特定入賞口が移動するようにして
もよい。例えば、18回の開閉動作が満了するのに30秒必
要とすれば、12秒経過するまでは、第1特定入賞口68a
を、20秒経過するまでは、第2特定入賞口68bを、30秒
経過するまでは、第3特定入賞口68cをそれぞれ特定入
賞口として機能させるようにすれば良い。 また、特定入賞口の変更として、上記実施例では、特
定入賞口が移動するものを示したが、変更の他の例とし
て特定入賞口の数が増加するものでもよい。例えば、最
初の所定条件が成立するまでは、第1特定入賞口68aだ
けが特定入賞口としての機能を有し、最初の所定条件が
成立したときに第1特定入賞口68aと第2特定入賞口68b
とを特定入賞口として機能させ、次の所定条件が成立し
たときに、第2特定入賞口68bと第3特定入賞口68cを特
定入賞口として機能させてもよい。 更に、上記した実施例では、可変入賞球装置40の玉受
部材48a、48bとして、開閉する形式のものを示したが、
横方向に摺動するものや、遊技盤10に対して前後方向に
開閉するものであってもよく、また、可変入賞球装置40
に設けられる複数の入賞口の数も、複数であれば、その
数は、幾つでもよい。
以上、説明したところから明らかなように、この発明
に係る弾球遊技機は、可変入賞球装置が第1の状態中に
所定の条件が成立することにより、その第1の状態の途
中で特定入賞口の位置が変更されるように構成されてい
るので、可変入賞球装置に入賞した打玉の流路にバラツ
キがあっても、特定入賞口へ入賞して特定遊技状態とな
る可能性が極めて高くなり、このため、遊技の興趣を盛
り上げることができる。
に係る弾球遊技機は、可変入賞球装置が第1の状態中に
所定の条件が成立することにより、その第1の状態の途
中で特定入賞口の位置が変更されるように構成されてい
るので、可変入賞球装置に入賞した打玉の流路にバラツ
キがあっても、特定入賞口へ入賞して特定遊技状態とな
る可能性が極めて高くなり、このため、遊技の興趣を盛
り上げることができる。
第1図は、実施例に係る可変入賞球装置の正面図、第2
図は、可変入賞球装置の縦断面図、第3図は、可変入賞
球装置を含む遊技の動作を制御する制御回路のブロック
図、第4図は、その制御回路の動作を示すフロー図、第
5図は、可変入賞球装置が適用される弾球遊技機の一例
としてのパチンコ遊技機の正面図、第6図は、パチンコ
遊技機の背面概略図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 40……可変入賞球装置 68a〜68c……特定入賞口(複数の入賞口) 71……マイクロコンピュータ(特定入賞口変更手段、繰
返し動作許容制御手段を含む)
図は、可変入賞球装置の縦断面図、第3図は、可変入賞
球装置を含む遊技の動作を制御する制御回路のブロック
図、第4図は、その制御回路の動作を示すフロー図、第
5図は、可変入賞球装置が適用される弾球遊技機の一例
としてのパチンコ遊技機の正面図、第6図は、パチンコ
遊技機の背面概略図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 40……可変入賞球装置 68a〜68c……特定入賞口(複数の入賞口) 71……マイクロコンピュータ(特定入賞口変更手段、繰
返し動作許容制御手段を含む)
Claims (1)
- 【請求項1】複数の入賞口のうち予め定められた特定入
賞口に打玉が入賞することにより特定遊技状態となって
遊技者に不利な第2の状態から遊技者にとって有利な第
1の状態に所定の態様で可変し、且つその第1の状態中
に打玉が再度前記特定入賞口に入賞したことに基づいて
前記所定の態様での第1の状態を繰返す動作を所定回数
行うことが可能な可変入賞球装置を有する弾球遊技機に
おいて、 前記可変入賞球装置の第1の状態中に予め定められた所
定の条件が成立したことに対応して前記複数の入賞口に
おける前記特定入賞口としての機能を発揮する入賞口を
前記第1の状態の途中で他の入賞口に移動変更する特定
入賞口変更手段と、 該特定入賞口変更手段によって移動変更された特定入賞
口に打玉が入賞することにより前記所定の態様での第1
の状態の繰返しを可能とする繰返し動作許容制御手段
と、を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19028589A JP2829041B2 (ja) | 1989-07-22 | 1989-07-22 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19028589A JP2829041B2 (ja) | 1989-07-22 | 1989-07-22 | 弾球遊技機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19246598A Division JP2962477B2 (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0355079A JPH0355079A (ja) | 1991-03-08 |
| JP2829041B2 true JP2829041B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=16255629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19028589A Expired - Lifetime JP2829041B2 (ja) | 1989-07-22 | 1989-07-22 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2829041B2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-22 JP JP19028589A patent/JP2829041B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0355079A (ja) | 1991-03-08 |
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Legal Events
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