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JP2829235B2 - 鋳型充填方法 - Google Patents
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JP2829235B2 - 鋳型充填方法 - Google Patents

鋳型充填方法

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JP2829235B2
JP2829235B2 JP6041848A JP4184894A JP2829235B2 JP 2829235 B2 JP2829235 B2 JP 2829235B2 JP 6041848 A JP6041848 A JP 6041848A JP 4184894 A JP4184894 A JP 4184894A JP 2829235 B2 JP2829235 B2 JP 2829235B2
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  • Sliding Valves (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳型充填方法、すなわ
ち鋳型に溶湯を充填する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳型の底部から溶湯を導入して溶湯を上
昇させる底注ぎ鋳造方法は、例えばEP0234877 A1 に記
載され公知である。この鋳造方法においては、最初鋳型
が低い位置にある注湯部により充填され、ついで鋳型が
水平軸の回りに180 °回転される。溶湯充填は、低い位
置に配置された溶湯容器( 溶解炉または保持炉) から溶
湯の移送手段により行われる。鋳型を回転するとき、容
器から鋳型に溶湯を給送する注湯部は開放されたままで
あるから、鋳型を回転した後は圧力が減少し、重力の結
果として、注湯部は低い位置にある容器中の溶湯を流出
させ、容器を空にする。
【0003】DE-AS 2164755 には、底注ぎ鋳造を使用す
る鋳造方法が記載されている。この場合には、パイプ連
結装置により容器に連結される鋳型は、鋳型のキャビテ
ィが漸次容器中の溶湯レベルの下に動くよう、容器とと
もに回転される。鋳型は別体のフィーダーを有しないの
で、鋳型は引き続く凝固過程の完了に先立って容器から
分離することはできない。回動可能な容器を一体化した
装置は複雑且つ高価であり、鋳物のサイズに制限を与え
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、溶湯容器か
ら鋳型の底部へ溶湯を導入して、鋳型内に溶湯を上昇さ
せる底注ぎ方式の鋳造における従来の難点を改善するた
めになされたものであり、その目的は、複雑な機構によ
らず、従来の重力鋳造に比べて改良された品質の鋳物が
得られる鋳型充填方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による鋳型充填方法は、充填工程において、
鋳型のキャビティが容器中の溶湯のレベルの下に保持さ
れ、鋳型のフィーダーが鋳型のキャビティの下方に位置
し、溶湯がフィーダーにより鋳型のキャビティに移送さ
れて鋳型を充填し、充填工程に続いて、フィーダーが鋳
型のキャビティの上方の位置に移動するよう、容器の出
湯口と鋳型の入口部との接続部に形成される溶湯通路が
開放された状態で、鋳型が容器の出湯口の水平軸の回り
に回転することにより達成される。
【0006】本発明の特徴は、溶湯の入口部、鋳型キャ
ビティおよびフィーダーを有する鋳型の前記入口部が、
溶湯を収容する容器、とくに保持炉の出湯口と同軸的に
接続され、容器内の溶湯が入口部、フィーダーを通して
鋳型キャビティに充填される鋳型充填方法において、溶
湯を鋳型に充填する間、鋳型のキャビティが容器内の溶
湯レベルの下方に配置され、且つ鋳型のフィーダーが鋳
型キャビティの下方に位置するようにして、鋳型の底部
から溶湯を導入する底注ぎ鋳造を行い、溶湯が鋳型に充
填された後、フィーダーが鋳型キャビティに上方に位置
するよう、前記出湯口と鋳型の入口部との接続部に形成
される溶湯通路を開放した状態で、鋳型を出湯口の水平
軸の回りに回転することに存する。
【0007】本発明の特徴は、また、鋳型の入口部と溶
湯の出湯口との接続部に、溶湯の出口封鎖装置を介設
し、該出口封鎖装置はハウジングとハウジング内に装着
され同軸的に回転し得る少なくとも2つのバルブプレー
トからなり、各バルブプレートの回転中心と周縁部との
間には溶湯を通過させるための透孔が穿設されて、該透
孔はバルブプレートが同軸的に回転したとき互いに重合
し得るようになっており、バルブプレートを回転するこ
とにより透孔を重合状態として溶湯通路を開放し、ある
いは透孔を非重合状態として溶湯通路を閉鎖して、溶湯
容器から鋳型への溶湯の給送、あるいは溶湯の給送停止
を行うようにしたことに存する。
【0008】本発明による上記の方法は、底注ぎ鋳造方
法に基づいて重力で鋳型を充填するもので、従来に比べ
てきわめて単純化される。しかしながら、充填作業の過
程で、過剰圧力が容器中の溶湯のレベルの上に維持され
るように、重力鋳造を改変することが可能である。充填
作業中に鋳型に生じ、凝固点まで選択的に維持される圧
力は鋳物の品質を改善する。
【0009】本発明に従う方法において、溶湯容器の出
湯口は、好ましくは、鋳型内の溶湯がほとんど凝固する
までの間、封鎖されない。
【0010】本発明の他の目的によれば、本発明の鋳型
の充填方法を実施するために、容器の出湯口にハウジン
グとハウジング内に装着され同軸的に回転する2つのバ
ルブプレートからなる溶湯の出口封鎖装置が設置され
る。各バルブプレートにはその回転中心と周縁部との間
に溶湯を通過させるための透孔が穿設され、これらの透
孔は、バルブプレートが同軸的に回転したとき選択的に
重合状態、非重合状態となり、透孔が重合状態となった
場合に溶湯が通過する連通孔が形成される。バルブプレ
ートは、容器の溶湯排出端において、出口封鎖装置に接
続される鋳型の入口部と同調して回転する。
【0011】排出端での前記バルブプレートと鋳型の入
口部との連結は、摩擦接触機構を通じ端面での接触によ
り行われる。しかし、接触端面の間に適当な係合手段を
設けることもできる。どちらの場合にも、鋳型を回転す
ることは、間接的に排出端でバルブプレートに回転を生
ぜしめる。前記バルブプレートに直接自動回転を与え、
鋳型の回転と同調して作動させることが可能である。こ
の場合、鋳型という用語は鋳型に固定される付属物、ス
リーブあるいはパイプ装置を含む。
【0012】本発明の好ましい実施態様において、鋳型
は容器の出口封鎖装置に連結し、その入口部は最初は低
い位置に配置される。鋳型が充填された後、鋳型は、好
ましくは180 °の角度、出口封鎖装置の軸の回りに回転
される。鋳型は閉鎖状態にある出口封鎖装置と連結す
る。この時点ではバルブプレートの透孔は重合していな
い。
【0013】工程の第2段階で、鋳型の位置が変更され
ないでいる間、バルブプレートは、連通孔が重合、形成
されるように、互いに回転する。ついで鋳型のキャビテ
ィの充填作業が底注ぎ鋳造法を使用して行われる。出口
封鎖装置が開口している間、鋳型は好ましくは 180°回
転する。従って、つぎの段階において、鋳型内での溶湯
の凝固は容器の静水圧のもとで行われる。バルブプレー
トを互いに相対的に回転することにより、連通孔は再び
非重合状態となり、出口封鎖装置は封鎖される。鋳型の
キャビティ内の溶湯は殆ど凝固し、出口封鎖装置から分
離される。とくに、鋳型として自己支持型の砂型鋳型を
使用することができ、この場合は、鋳型を排出端で出口
封鎖装置と直接接触状態にもたらすことができる。
【0014】第1の可能な態様によれば、もう1つのバ
ルブプレートが、排出端にあるバルブプレートの直前に
配置され、制御された回転作動を行うことが提案され、
排出端に位置するバルブプレートの回転位置とは無関係
に、あるいは排出端のバルブプレートの少なくとも2つ
の異なる回転位置において、2つのバルブプレートの透
孔が選択的に重合または非重合位置にもたらされること
が提案される。前記もう1つのバルブプレートは、排出
端のバルブプレートの回転動作を考慮して回転作動しな
ければならない。すなわち、最初の封鎖位置から始ま
り、もう1つのバルブプレートは最初2つの透孔が重合
するよう回転されることができる。もし排出端でのバル
ブプレートが次いで鋳型と互いに回転すれば、もう1つ
のバルブプレートはそれとともに同調的に作動されなけ
ればならない。従って、透孔は例えば180 °に回転する
位置まで重合位置になっている。この状態では、これら
のプレートは、出口封鎖装置がもう1つのバルブプレー
トを回転することにより封鎖されるまで、必要とされる
限り、その状態を保持している。
【0015】その後、鋳型は分離され、出口封鎖装置を
元の位置に戻すために、2つのバルブプレートはそれら
の出発位置に同調的に戻されることができる。しかし、
これは必要ではない。何故なら、2つのバルブプレート
の絶対位置は意味がなく、プレートが開放されるに先立
つ出発位置はそれらの機能において認識できる効果を持
たない。各場合において、鋳型の入口部の自由断面がバ
ルブプレートの全ての取り得る回転位置において連通孔
の外形をカバーするのもであることが必要である。
【0016】上記の態様において、前記のもう1つのバ
ルブプレートは、容器内の溶湯により直接圧力を与えら
れることができる。すなわち、前記もう1つのバルブプ
レートは常に溶湯を含む。もう1つのバルブプレートの
端面は、好ましくは、容器の出湯口の開口の周囲上で、
密封状に配置される。この場合、容器はバルブプレート
の形状を持ち、大きな出湯開口を有している。
【0017】さらに好ましい実施態様においては、排出
端に位置するバルブプレートの前にさらに2つのバルブ
プレートが配設され、その1つは制御されて回転するこ
とが提案される。また、排出端に位置するバルブプレー
トの回転位置とは無関係に、すべてのバルブプレートの
透孔が選択的に重合状態にされ、あるいは少なくとも前
記2つのバルブプレートの透孔は重合しないことが提案
される。2つのバルブプレートのうち制御されて可動す
るバルブプレートは、3つのバルブプレートの中央部に
配置される。出口封鎖装置を開放しおよび閉鎖する工程
は、前記2つのバルブプレートの相対的な動きにより行
われる。最初の閉鎖位置から、2つのバルブプレートが
互いに回転して、排出端に位置するバルブプレートの透
孔と重合状態となり、溶湯が通過できる通路を形成す
る。鋳型を回転するとき、2つのバルブプレートはその
位置に維持され、排出端に位置するバルブプレートのみ
が回転する方法がある。排出端に位置するバルブプレー
トの透孔は、その回転位置とは無関係に、すべての回転
位置において隣接するバルブプレートの透孔と重合し、
あるいは排出端のバルブプレートの透孔は、少なくとも
180 °以上の角度で回動する長円形に形成される。第2
の方法として、排出端に位置するバルブプレートを回転
するとき、少なくとも2つのバルブプレートのうち中央
部バルブプレートが一緒に回転し、排出端のバルブプレ
ートの透孔と中央部バルブプレートの透孔は重合状態を
保持したままで、鋳型が約180 °回転した位置にもたら
される方法がある。鋳型が180 °回転したときの閉鎖操
作は、2つのバルブプレートを再び互いに回転すること
によりなされる。すなわち、溶湯容器の端部に位置する
バルブプレートに対して中央部バルブプレートを回転す
ることにより行われる。同時に、中央部バルブプレート
の透孔および排出端のバルブプレートの透孔は、非重合
状態になる。
【0018】両実施態様における共通の要件として、鋳
型と同調して回転し得る排出端のバルブプレートは、回
動自在となっており、鋳型とともに可動し得るというこ
とである。
【0019】好ましい実施態様において、バルブプレー
トはセラミックから構成される。これらのバルブプレー
トは、ハウジングに装入され、中心合わせされる。出口
孔を封鎖し、ハウジング内で回転しない容器の端部に位
置するバルブプレートを固定するために、バルブプレー
トに対向する平坦部を設ける。この場合には、熱膨張の
観点から半径方向に張力を付与する必要はない。熱膨張
を補償し、同時にバルブプレート面の直接接触を確実に
するために、ハウジング内でバルブプレートに軸方向の
張力を与えるスプリング、とくにプレートスプリングを
配設する。
【0020】本発明の好ましい態様を列記すると以下の
ようである。 1.容器の出湯口が、鋳型内の溶湯がほとんど凝固する
まで閉鎖されない請求項1記載の鋳型充填方法。 2.充填作業が、容器内の溶湯の重力のもとで行われる
請求項1記載の鋳型充填方法。 3.少なくとも充填作業の間、容器内の溶湯が過剰圧力
下にあることを特徴とする請求項1記載の鋳型充填方
法。 4.溶湯の排出端に位置するバルブプレートの前にさら
に1つのバルブプレートが配設され、該バルブプレート
は制御された回転作動を行い、排出端のバルブプレート
の回転位置とは無関係に、または排出端のバルブプレー
トの少なくとも2つの異なる回転位置において、2つの
バルブプレートの透孔が選択的に重合あるいは非重合す
るように作動する請求項2記載の鋳型充填方法。 5.溶湯の排出端に位置するバルブプレートの前にさら
に2つのバルブプレートが配設され、該バルブプレート
の少なくとも1つは制御された回転作動を行い、排出端
のバルブプレートの回転位置とは無関係に、すべてのバ
ルブプレートの透孔が選択的に重合し、または少なくと
も前記2つのバルブプレートの透孔は重合しない請求項
2記載の鋳型充填方法。 6.3つのバルブプレートのうち、中央部バルブプレー
トは制御された回転作動を行い、容器側に位置するバル
ブプレートは回転しない上記5記載の鋳型充填方法。 7.中央部バルブプレートの偏心透孔は、排出端のバル
ブプレートおよび容器側のバルブプレートの偏心透孔よ
り小さい円周角をカバーし、とくに円形孔に形成される
上記5記載の鋳型充填方法。 8.排出端のバルブプレートが、その回転位置とは無関
係に、または少なくとも2つの異なる回転位置におい
て、その各回転位置において隣接するバルブプレートの
透孔と重合状態となる透孔を具えた上記5〜7記載の鋳
型充填方法。 9.バルブプレートがセラミックスからなる上記4〜8
の鋳型充填方法。 10.バルブプレートはいずれも円形で、2つの平坦部
を具え、ハウジング内またはリム内に固定される上記4
〜9の鋳型充填方法。 11.バルブプレートの少なくとも1つがカラーにより
互いに中心に配置される上記4〜10記載の鋳型充填方
法。
【0021】
【作用】本発明においては、鋳型を溶湯の入口部、鋳型
キャビティおよびフィーダーで構成し、鋳型の溶湯入口
部を、溶湯を収容する容器の出湯口に接続して鋳型の溶
湯を充填する場合、鋳型を出湯口の軸の回りに回転出来
るようにして、溶湯を充填する間は、鋳型のキャビティ
が容器内の溶湯レベルの下方になるよう鋳型を配置して
底注ぎ鋳造法により溶湯を鋳型に充填し、溶湯が鋳型に
充填された後、フィーダーが鋳型キャビティの上方に位
置するよう鋳型を回転して、凝固を行うようにしたの
で、溶湯の鋳型充填は溶湯の重力で簡単に行われ、凝固
時にはフィーダーによる押湯効果の結果として健全な鋳
物が作製されることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 実施例 図1、図2および図3は、それぞれ排出端にあり鋳型と
接するバルブプレート11、中央部に位置するバルブプ
レート21および容器の端部と接するバルブプレート3
1を示す。バルブプレート11とバルブプレート31と
は交換することができ、連通孔35は、180 °の円周角
以上に延びあるいは同じ外形を持つ円形孔を形成するよ
うに拡大される。
【0023】排出端に位置するバルブプレート11は、
対向する平坦部12、13を有しており、平坦部12、
13により回転し得るハウジング内で嵌合関係に置かれ
る。バルブプレート11はカラー14を具えている。
【0024】さらに、バルブプレート11は、長円形の
透孔15を有し、透孔15の中心線は円形ラインにより
形成される。長円形の透孔15は約90°の円周角の範囲
をカバーしている。
【0025】中央部バルブプレート21は、平坦部2
2、23を具え、平坦部22、23は中央部バルブプレ
ートを回転するための手段を付設するのに適している。
さらに、円形の透孔25を具え、該透孔の中心から中心
までの距離は、排出端に位置する透孔15の中心線の距
離と一致する。
【0026】図3において、容器の端部に位置するバル
ブプレート31が示される。バルブプレート31は2つ
の平坦部32、33を有し、該平坦部によりバルブプレ
ート31はハウジング内に非回転状態に保持される。バ
ルブプレート31はカラー34を具えている。バルブプ
レート31は、さらに、長円形の透孔35を具え、透孔
35の中心線は、透孔15の中心線と同じ半径であり、
透孔25と同じ中心間距離である。透孔35は180 °の
円周角をカバ−する。
【0027】図1〜図3は、以下の図において説明する
ように、部分的曲面断面ラインを示す。図4〜図7は、
互いに接触している前記バルブプレート11、21、3
1を示す。バルブプレート11および31は保持カラー
14、34を具え、バルブプレート31は第1のハウジ
ング部41内に非回転状態に保持される。ハウジング部
41は、ボルト接合42の手段により、溶湯容器、とく
に保持炉の出口孔に位置させることにより保持炉に連結
することができる。ハウジング部43はハウジング部4
1と非回転状態に連結される。このために、これらのハ
ウジング部にはボルト止めのための開口部44およびネ
ジ孔45が形成されている。ハウジング部内には、滑動
リング46が回転可能に保持され、滑動リング46は鋳
型または排出端と接するバルブプレート11を非回転状
態に保持する。このことは、滑動リング46により、バ
ルブプレート11が固定されたハウジングに対して回転
し得ることを意味するものである。中央部バルブプレー
ト21を嵌着しているもう1つの滑動リング47は、第
1のハウジング部41および第2のハウジング部43に
挿着されている。従って、滑動リング47により間接的
に、バルブプレート21はまた、ハウジング部41、4
3内に回転可能に嵌合している。テンションボルト(図
示せず)の間に、可動手段が通過できる周囲の距離があ
り、とくに、例えば、保持リング47の外周部には可動
ピニオンと噛み合う歯が形成されることができる。
【0028】図4において、中央部バルブプレート21
の透孔25は、容器の端部に位置するバルブプレート3
1の透孔35と重合した状態となっている。他方、中央
部バルブプレート21および排出端に位置するバルブプ
レート11は、それらの透孔25および11が重合状態
とならないような回転位置をとっている。その結果、バ
ルブプレート11と21との合わせ面は封鎖される。透
孔15と35とは重合状態にあるが、中央部バルブプレ
ート21は介在するために溶湯の通路は形成されない。
【0029】図5において、可動可能な中央部バルブプ
レート21は、約75°回転し、その結果、透孔25は、
前記重合領域55に合致して透孔15および35の間に
重合部を形成し、溶湯の通路が生じる。
【0030】図6において、排出端に位置するバルブプ
レート11および中央部バルブプレート21の位置は図
5に示す位置に対して変化している。排出端に位置する
バルブプレート11は、とくに鋳型との直接摩擦を通じ
て180 °回転し、中央部バルブプレート21は、図3に
示された位置に対して約120 °回転した位置にある。透
孔15および35は新しい重合領域65を形成し、連通
孔25を生じる。従って、回転工程を通じて出口封鎖装
置の通路が維持される。
【0031】図7において、中央部バルブプレート21
は、図6に示されている位置に比べて戻される。従っ
て、連通孔25は、もはや排出端に位置するバルブプレ
ート11の透孔15および容器の端部に位置するバルブ
プレート31の透孔35の間の重合領域65に合致しな
い。排出端のバルブプレート11は同じ位置にあるの
で、通路は閉鎖される。再び図4による開始位置をとる
には、鋳型の端部に位置するバルブプレート11が引き
続き180 °回転した位置に戻される。中央部バルブプレ
ート21は図7に示す位置に留まる。
【0032】図8〜図11は、本発明に従う段階を例示
したものである。それらの図はまた、異なる位置にある
図4〜図7に従う出口封鎖装置を示す。4つの図は、出
湯口82を有する保持炉81、および鋳型83の配列を
示す。
【0033】出口封鎖装置1は、シール84を介して保
持炉の壁面に配設される。85はボルト結合部である。
鋳型83は、出口封鎖装置1に対して矢印86の方向に
動かされる。鋳型の端部に位置するバルブプレートの領
域には、摩擦効果を生起させるための突部87が設けら
れている。2つのバルブプレート11、21の回転軸
は、鋳型の水平回転軸88に一致している。鋳型83
は、低い位置にある溶湯の入口部89、入口部の上に位
置するフィーダー90およびさらにその上に位置する鋳
型キャビティ91からなる。
【0034】図8において、鋳型の入口部89は最も低
い位置にあり、鋳型は出口封鎖装置1に近ずくよう矢印
86の方向に動かされる。このとき出口封鎖装置は図4
に示すような閉鎖状態にある。フィーダー90は入口部
89の上方に位置し、その上には鋳型キャビティ91が
配置される。
【0035】図9において、出口封鎖装置は、中央部バ
ルブプレート21を回転することにより、図5に示され
る位置に動かされる。保持炉内の重力および静水圧の効
果の下で、溶湯は入口部89に入り、フィーダー90を
通じて鋳型キャビティ91を充填する。
【0036】図10において、鋳型は、図9に示す位置
に対して、回転軸の回りに180 °回転し、出口封鎖装置
は図6に示される状態になる。静水圧を維持した状態
で、鋳物は冷却端部から凝固を開始する。フィーダー9
0および入口部89内の溶湯はまだ溶融状態にあり、必
要な過剰圧力が保持される。
【0037】図11において、鋳造工程および凝固工程
が完了し、出口封鎖装置は図7に示される位置に動かさ
れる。フィーダー90および入口部89の領域にある溶
湯も凝固し、鋳型は、矢印92の方向に動かされ、保持
炉から除去される。出口封鎖装置も図8に示される位置
に戻され、新しい鋳型が出口封鎖装置に向けて動かされ
る。
【0038】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、鋳型の
回転を複雑な機構によることなしに行うことができ、底
注ぎ鋳造方法を適用して品質の高い鋳物を作製すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排出端に位置するバルブプレートの平
面図である。
【図2】本発明の中央部バルブプレートの平面図であ
る。
【図3】本発明の溶湯容器の端部に位置するバルブプレ
ートの平面図である。
【図4】図1に示す3つのバルブプレートを有する本発
明の出口封鎖装置が閉鎖された状態を図1のA−A線に
沿って示す断面図である。
【図5】図1に示す3つのバルブプレートを有する本発
明の出口封鎖装置が開放された状態を図1のA−A線に
沿って示す断面図である。
【図6】図1に示す3つのバルブプレートを有する本発
明の出口封鎖装置が、図2の開放状態から、排出端に位
置するバルブプレートが180 °回転した状態を図1のA
−A線に沿って示す断面図である。
【図7】図1に示す3つのバルブプレートを有する本発
明の出口封鎖装置が、排出端に位置するバルブプレート
が180 °回転した状態で、出口封鎖装置が閉鎖された状
態を図1のA−A線に沿って示す断面図である。
【図8】出口封鎖装置が図4の状態にある本発明に従う
工程の第1段階を示す断面図である。
【図9】出口封鎖装置が図5の状態にある本発明に従う
工程の第2段階を示す断面図である。
【図10】出口封鎖装置が図6の状態にある本発明に従
う工程の第3段階を示す断面図である。
【図11】出口封鎖装置が図7の状態にある本発明に従
う工程の第4段階を示す断面図である。
【符号の説明】
1 出口封鎖装置 11 バルブプレート 12 平坦部 13 平坦部 14 カラー 15 透孔 21 バルブプレート 22 平坦部 23 平坦部 25 透孔 31 バルブプレート 32 平坦部 33 平坦部 34 カラー 35 透孔 41 第1のハウジング部 42 ボルト結合部 43 第2のハウジング部 44 開口部 45 ボルト孔 46 滑動リング 47 滑動リング 55 重合領域 65 重合領域 81 保持炉 82 出湯口 83 鋳型 84 シール 85 ボルト結合部 86 矢印 87 突出部 88 水平回転軸 89 入口部 90 フィーダー 91 鋳型キャビティ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 23/00 B22D 27/08 B22D 33/02 B22D 41/22 - 41/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶湯の入口部、鋳型のキャビティおよび
    フィーダーを有する鋳型の前記入口部が、溶湯容器の出
    湯口と同軸的に接続され、容器内の溶湯が入口部、フィ
    ーダーを通して鋳型キャビティに充填される鋳型充填方
    法において、溶湯を鋳型に充填する間、鋳型の鋳型キャ
    ビティが容器内の溶湯レベルの下方に配置され、且つ鋳
    型のフィーダーは鋳型キャビティの下方に位置するよう
    にして鋳型の底部から溶湯を導入する底注ぎ鋳造を行
    い、溶湯が鋳型に充填された後、フィーダーが鋳型キャ
    ビティの上方に位置するよう、前記出湯口と鋳型の入口
    部との接続部に形成される溶湯通路を開放した状態で、
    鋳型を出湯口の水平軸の回りに回転することを特徴とす
    る鋳型充填方法。
  2. 【請求項2】 鋳型の入口部と溶湯の出湯口との接続部
    に、溶湯の出口封鎖装置を介設し、該出口封鎖装置はハ
    ウジングとハウジング内に装着され同軸的に回転し得る
    少なくとも2つのバルブプレートからなり、各バルブプ
    レートにはその回転中心と周縁部との間に溶湯を通過さ
    せるための透孔が穿設され、該透孔はバルブプレートが
    同軸的に回転したとき互いに重合し得るようになってお
    り、バルブプレートを回転することにより透孔を重合状
    態として溶湯通路を開放し、または透孔を非重合状態と
    して溶湯通路を閉鎖して、溶湯容器から鋳型への溶湯の
    給送、または溶湯の給送停止を行うようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の鋳型充填方法。
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