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JP2833223B2 - 燃焼器のファンモータ制御方法 - Google Patents
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JP2833223B2 - 燃焼器のファンモータ制御方法 - Google Patents

燃焼器のファンモータ制御方法

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JP2833223B2
JP2833223B2 JP41783790A JP41783790A JP2833223B2 JP 2833223 B2 JP2833223 B2 JP 2833223B2 JP 41783790 A JP41783790 A JP 41783790A JP 41783790 A JP41783790 A JP 41783790A JP 2833223 B2 JP2833223 B2 JP 2833223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼器のファンモータ制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス給湯器等の燃焼器において
は、目標回転数と複数の定数との関係により操作量を決
定するフィードフォワード制御と、実回転数に基づいて
操作量を変更するフィードバック制御とを組み合わせ
て、ファンの回転数すなわち直流ファンモータの回転数
を制御していた。この制御方法においては、各機種毎に
定数を実験で求め、固定データとして各燃焼器の制御装
置に記憶させており、定数を変更することは行われてい
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のファンモ
ータ制御方法では、各燃焼器毎の、ファンモータ自身
や、ファンモータの直流電源や、排気抵抗等のばらつ
き、あるいは経年変化等により、フィードフォワード制
御の定数が適正値から大きくはずれることがあった。こ
の場合、フィードバック制御により最終的には目標回転
数に制御されるのであるが、プリパージ時にファン回転
数が規定回転数に到達するのに時間がかかり、着火が遅
れたり、最悪の場合ファン異常の安全動作に入ってしま
うという問題があった。
【0004】本発明は、フィードフォワード制御の定数
を最適値に変更できる燃焼器のファンモータ制御方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、目標回転数と
複数の定数との関係により操作量を決定するフィードフ
ォワード制御と、実回転数に基づいて前記操作量を変更
するフィードバック制御とを組み合わせてファンの回転
数を制御する燃焼器のファンモータ制御方法において、
プリパージ時に、相互に異なる複数の回転数で順次ファ
ンを回転させ、各回転数における操作量に基づいて前記
定数の最適値を演算し、演算により得られた定数を新た
な定数として用いることを特徴としている。
【0006】
【作用】プリパージ時に、相互に異なる複数の回転数
で、時を異にして順次ファンを回転させる。そして、フ
ァンを各回転数に制御するのに要する操作量から定数の
最適値を演算し、演算により得られた定数を新たな定数
として用いる。よって、フィードフォワード制御の定数
を最適値に変更できる。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1は本発明の一実施例における燃焼器のフ
ァンモータ制御方法を採用した制御装置の概略構成図
で、マイクロコンピュータ1の制御信号出力端1aは、
入力パルスをそのパルス幅に応じた直流電圧に変換する
変換回路2の入力端に接続されている。この変換回路2
は、ヒステリシス特性を有する反転増幅器2aと、抵抗
器2b,2cと、キャパシタ2d,2eと、演算増幅器
2fとにより構成されている。変換回路2の出力端は電
源回路3の制御電圧入力端に接続されており、電源回路
3の出力端は図外のファンを駆動するファンモータ4の
電源入力端に接続されている。マイクロコンピュータ1
の回転数信号入力端1bには、ファンモータ4により駆
動されるファンの回転数を検出してそれに応じたパルス
信号を出力する回転数センサ5の出力端が接続されてい
る。
【0008】次に動作を説明する。マイクロコンピュー
タ1の制御信号出力端1aからは、図2のようなパルス
信号が出力される。このパルス信号は、周期Tが一定
で、パルス幅WPLSがファンの目標回転数と実回転数
とに応じて変化するのであるが、これについては後述す
る。マイクロコンピュータ1の制御信号出力端1aから
出力されたパルス信号は、変換回路2により、パルス幅
WPLSに応じた0〜5ボルトの直流電圧に変換され、
電源回路3の制御電圧入力端に供給される。これにより
電源回路3は、変換回路2からの入力電圧に応じた0〜
40ボルトの直流電圧をファンモータ4に供給する。そ
してファンモータ4は、電源回路3により供給された電
圧および負荷に応じた回転数で回転し、ファンを駆動す
る。ファンの回転数は、回転数センサ5により検出さ
れ、パルス信号としてマイクロコンピュータ1の回転数
信号入力端1bに供給される。
【0009】マイクロコンピュータ1の制御信号出力端
1aから出力されるパルス信号のパルス幅WPLSは、
下記数1により演算される。
【0010】
【数1】
【0011】 WI:パルス幅WPLSを補正するための積分項 WS:目標回転数 FFA:定数 FFB:定数 FFC:定数
【0012】すなわち数1において、目標回転数WSと
定数FFA,FFB,FFCとにより決定される項がフ
ィードフォワード制御による部分で、定数FFA,FF
B,FFCは、各機種毎に実験的に求められた値がマイ
クロコンピュータ1に内蔵されたメモリに記憶されてい
る。本発明の要旨は定数FFA,FFB,FFCを適宜
最適値に変更することにあるが、これについては後述す
る。また積分項WIはフィードバック制御による部分で
あり、目標回転数WSと回転数センサ5により検出され
る実回転数NWとに差が生じた場合、マイクロコンピュ
ータ1はその差を時分割して積分項WIに蓄積し、実回
転数NWが目標回転数WSと一致するように制御する。
したがって、定数FFA,FFB,FFCが適正値から
大きくはずれると、積分項WIが大きくなり、実回転数
NWが目標回転数WSと一致するのに時間がかかり過
ぎ、上記のような不都合を生じる。
【0013】次に本発明の要旨である定数FFA,FF
B,FFCの変更に際してのマイクロコンピュータ1の
動作について、図3を参照しながら説明する。電源がオ
ンされると、まずステップ1で学習要求、すなわち定数
FFA,FFB,FFCの変更要求があるか否かを判断
する。この学習要求は、例えば積分項WIが所定値を超
えて大きくなった時に、学習要求フラグをオンして、そ
れをマイクロコンピュータ1に内蔵されたバックアップ
電源付のRAM等に記憶させておくことにより得られ
る。ステップ1において学習要求があればステップ2に
進んで、燃焼要求があるか否か、すなわち運転スイッチ
が操作されたか否かを判断する。ステップ2において燃
焼要求がなければステップ3に進んで、目標回転数WS
をプリパージ回転数に設定し、ファンモータ4を駆動す
る。このとき、フィードバック制御は行わず、積分項W
Iを常に0にしておいて、回転数センサ5により検出さ
れる実回転数NWと目標回転数WSとの差に応じてマイ
クロコンピュータ1の制御信号出力端1aから出力され
るパルス信号のパルス幅WPLSを適当に変更する。こ
れは、フィードバック制御を行うと、もしも定数FF
A,FFB,FFCが適正値から大きくはずれていた場
合、実回転数NWが目標回転数WSと一致するのに時間
がかかり過ぎ、上記のような不都合を生じるからであ
る。このときの最初のパルス幅WPLSは、前回の学習
時に変更した定数FFA,FFB,FFCを用いて決定
する。今回が最初の学習である場合には、出庫前に設定
された初期値を用いる。次にステップ4に進んで、実回
転数NWが目標回転数WSに一致して安定したか否かを
判断し、安定していればステップ5に進んで、現在の目
標回転数WS1とパルス幅WPLS1とをマイクロコン
ピュータ1に内蔵されたメモリに記憶する。次にステッ
プ6に進んで、目標回転数WSを最大回転数付近に設定
し、ファンモータ4を駆動する。このときステップ3と
同様に、フィードバック制御は行わず、積分項WIを常
に0にしておいて、回転数センサ5により検出される実
回転数NWと目標回転数WSとの差に応じてマイクロコ
ンピュータ1の制御信号出力端1aから出力されるパル
ス信号のパルス幅WPLSを適当に変更する。この理由
はステップ3の場合と同様である。このときの最初のパ
ルス幅WPLSは、前回の学習時に変更した定数FF
A,FFB,FFCを用いて決定する。今回が最初の学
習である場合には、出庫前に設定された初期値を用い
る。次にステップ7に進んで、実回転数NWが目標回転
数WSに一致して安定したか否かを判断し、安定してい
ればステップ8に進んで、現在の目標回転数WS2とパ
ルス幅WPLS2とをマイクロコンピュータ1に内蔵さ
れたメモリに記憶する。次にステップ9に進んで、ステ
ップ5,8で記憶した目標回転数WS1,WS2とパル
ス幅WPLS1,WPLS2とから定数FFA,FF
B,FFCの最適値を演算し、マイクロコンピュータ1
に内蔵されたメモリに記憶する。すなわち、目標回転数
WSとパルス幅WPLSとは図4のような関係であり、
定数FFBを100に固定すると、上記数1より、下記
数2および数3の関係が得られ、これから定数FFAが
下記数4のように、また定数FFCが下記数5のように
得られる。
【0014】
【数2】
【0015】
【数3】
【0016】
【数4】
【0017】
【数5】
【0018】ステップ9の実行によりこの学習ルーチン
を終了し、通常のルーチンに戻る。なお、ステップ1に
おいて学習要求がなければ、この学習ルーチンを終了し
て通常のルーチンに戻る。ステップ2において燃焼要求
があれば、この学習ルーチンを終了して燃焼制御のルー
チンを実行する。このとき、前回の学習時に変更した定
数FFA,FFB,FFCを用いて制御を行う。今回が
最初の学習である場合には、出庫前に設定された初期値
を用いる。ステップ4において実回転数NWが目標回転
数WSに一致して安定していないと判断すれば、ステッ
プ4に戻る。ステップ7において実回転数NWが目標回
転数WSに一致して安定していないと判断すれば、ステ
ップ7に戻る。
【0019】このように、定数FFA,FFB,FFC
を適宜最適値に変更するので、プリパージ時にファン回
転数が規定回転数に到達するのに時間がかかり、着火が
遅れたり、最悪の場合ファン異常の安全動作に入ってし
まう、というような従来の問題が解消される。また本実
施例のように、定数FFA,FFB,FFCの変更時に
フィードバック制御を行なわないようにすれば、定数F
FA,FFB,FFCが適正値から大きくはずれていた
場合でも、時間がかかり過ぎてファン異常の安全動作に
入って学習動作が中断されるというような不都合を生じ
ることがない。
【0020】なお、上記実施例では学習要求がある場合
にのみ定数FFA,FFB,FFCを変更したが、プリ
パージの度に定数FFA,FFB,FFCを変更しても
よい。また学習要求を手動操作により入力するようにし
てもよい。また、上記実施例では目標回転数WSをプリ
パージ回転数と最大回転数付近とに設定して学習を行っ
たが、これは定数FFA,FFB,FFCの最適値をよ
り正確に求めるためであり、必ずしもこのようにする必
要はない。また、本発明は上記数1のような式以外の計
算式に基づいて制御を行う燃焼器にも適用できることは
勿論である。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の方法によれば、目標回転数と複数の定数との関
係により操作量を決定するフィードフォワード制御と、
実回転数に基づいて前記操作量を変更するフィードバッ
ク制御とを組み合わせてファンの回転数を制御する燃焼
器のファンモータ制御方法において、プリパージ時に、
相互に異なる複数の回転数で順次ファンを回転させ、各
回転数における操作量に基づいて前記定数の最適値を演
算し、演算により得られた定数を新たな定数として用い
るので、プリパージ時にファン回転数が規定回転数に到
達するのに時間がかかり、着火が遅れたり、最悪の場合
ファン異常の安全動作に入ってしまう、というような問
題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における燃焼器のファンモー
タ制御方法を採用した制御装置の概略構成図である。
【図2】マイクロコンピュータの制御信号出力端から出
力されるパルス信号の波形図である。
【図3】学習時のマイクロコンピュータの動作を説明す
るフローチャートである。
【図4】ファンの目標回転数WSとマイクロコンピュー
タの制御信号出力端から出力されるパルス信号のパルス
幅WPLSとの関係の説明図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 変換回路 3 電源回路 4 ファンモータ 5 回転数センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標回転数と複数の定数との関係により
    操作量を決定するフィードフォワード制御と、実回転数
    に基づいて前記操作量を変更するフィードバック制御と
    を組み合わせてファンの回転数を制御する燃焼器のファ
    ンモータ制御方法において、プリパージ時に、相互に異
    なる複数の回転数で順次ファンを回転させ、各回転数に
    おける操作量に基づいて前記定数の最適値を演算し、演
    算により得られた定数を新たな定数として用いることを
    特徴とする燃焼器のファンモータ制御方法。
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