JP2834607B2 - クロラニルの製造方法 - Google Patents
クロラニルの製造方法Info
- Publication number
- JP2834607B2 JP2834607B2 JP32174691A JP32174691A JP2834607B2 JP 2834607 B2 JP2834607 B2 JP 2834607B2 JP 32174691 A JP32174691 A JP 32174691A JP 32174691 A JP32174691 A JP 32174691A JP 2834607 B2 JP2834607 B2 JP 2834607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloranil
- hydrochloric acid
- chlorine gas
- hydrogen chloride
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイドロキノンを温和
な条件でかつ簡便な操作方法で塩素化して、取扱いが容
易なかさ比重の高いクロラニルを製造する方法に関す
る。
な条件でかつ簡便な操作方法で塩素化して、取扱いが容
易なかさ比重の高いクロラニルを製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】クロラニルは、農薬、染料の中間体とし
て工業的に重要な化合物である。
て工業的に重要な化合物である。
【0003】従来、塩素ガスを塩素化剤及び酸化剤とし
て用いるクロラニルの合成法としては、塩酸または水と
混合できる溶媒と塩酸の均一媒体中でキノンまたはハイ
ドロキノンを塩素化する方法(特開平1−197455
号公報)、塩酸溶媒中加圧下且つ高温でキノンまたはハ
イドロキノンに塩素を導入して反応させる方法(特開昭
62−99339号公報)が知られている。
て用いるクロラニルの合成法としては、塩酸または水と
混合できる溶媒と塩酸の均一媒体中でキノンまたはハイ
ドロキノンを塩素化する方法(特開平1−197455
号公報)、塩酸溶媒中加圧下且つ高温でキノンまたはハ
イドロキノンに塩素を導入して反応させる方法(特開昭
62−99339号公報)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塩酸ま
たは水と混合できる溶媒と塩酸の均一反応媒体中でキノ
ンまたはハイドロキノンを塩素化する方法は、生成して
くるクロラニルが微粉末の結晶でかさ比重が低く、取扱
いが困難な上に作業環境を悪化させる要因となる。
たは水と混合できる溶媒と塩酸の均一反応媒体中でキノ
ンまたはハイドロキノンを塩素化する方法は、生成して
くるクロラニルが微粉末の結晶でかさ比重が低く、取扱
いが困難な上に作業環境を悪化させる要因となる。
【0005】また、塩酸中で加圧下且つ高温でキノンま
たはハイドロキノンに塩素を導入して反応させる方法
は、加圧下での反応によって比較的高純度のクロラニル
が得られるが、十分にかさ比重の高いクロラニルを製造
することができない。
たはハイドロキノンに塩素を導入して反応させる方法
は、加圧下での反応によって比較的高純度のクロラニル
が得られるが、十分にかさ比重の高いクロラニルを製造
することができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、温和な条
件及び簡便な操作で、取扱いの容易なかさ比重の高い高
純度のクロラニルを製造する条件を鋭意検討した結果、
塩酸とそれに相溶しない有機溶媒との不均一混合溶媒中
で塩素ガスによってハイドロキノンを塩素化する際に、
特定の期間、塩化水素の加圧下で反応を行うことにより
上記の目的を達成できることを見いだし、本発明を完成
するに至った。
件及び簡便な操作で、取扱いの容易なかさ比重の高い高
純度のクロラニルを製造する条件を鋭意検討した結果、
塩酸とそれに相溶しない有機溶媒との不均一混合溶媒中
で塩素ガスによってハイドロキノンを塩素化する際に、
特定の期間、塩化水素の加圧下で反応を行うことにより
上記の目的を達成できることを見いだし、本発明を完成
するに至った。
【0007】即ち、本発明は、塩酸およびこれと相溶し
ない有機溶媒の不均一混合溶媒中で、ハイドロキノンを
塩素ガスで塩素化してクロラニルを製造する方法におい
て、ハイドロキノン1モルに対して少なくとも3〜5倍
モルの塩素ガスを供給する間、塩化水素の加圧下で反応
を行うことを特徴とするクロラニルの製造方法である。
ない有機溶媒の不均一混合溶媒中で、ハイドロキノンを
塩素ガスで塩素化してクロラニルを製造する方法におい
て、ハイドロキノン1モルに対して少なくとも3〜5倍
モルの塩素ガスを供給する間、塩化水素の加圧下で反応
を行うことを特徴とするクロラニルの製造方法である。
【0008】本発明においては、塩酸およびこれと相溶
しない有機溶媒の使用と塩化水素の加圧下で反応を行う
ことの二つの要件が重要であり、これらの要件のうちい
ずれか一方が欠けても本発明の効果を得ることができな
い。
しない有機溶媒の使用と塩化水素の加圧下で反応を行う
ことの二つの要件が重要であり、これらの要件のうちい
ずれか一方が欠けても本発明の効果を得ることができな
い。
【0009】本発明に使用される塩酸に相溶しない有機
溶媒とは、塩酸と任意の割合で均一相を形成せず、二相
に分離する有機溶媒である。このような有機溶媒を具体
的に例示すると、例えば、クロロベンゼン、o−ジクロ
ロベンゼン、m−ジクロロベンゼン、p−ジクロロベン
ゼン、1,2,3−トリクロロベンゼン、1,2,4−
トリクロロベンゼン、フルオロベンゼン、o−ジフルオ
ロベンゼン、m−ジフルオロベンゼン、1,2,3−ト
リフルオロベンゼン、1,2,4−トリフルオロベンゼ
ン等のハロゲン化芳香族炭化水素;ニトロベンゼン等の
ニトロ基置換芳香族炭化水素;メチレンクロライド、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、
1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロ
ロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタン等のハ
ロゲン化脂肪族炭化水素等を挙げることができる。
溶媒とは、塩酸と任意の割合で均一相を形成せず、二相
に分離する有機溶媒である。このような有機溶媒を具体
的に例示すると、例えば、クロロベンゼン、o−ジクロ
ロベンゼン、m−ジクロロベンゼン、p−ジクロロベン
ゼン、1,2,3−トリクロロベンゼン、1,2,4−
トリクロロベンゼン、フルオロベンゼン、o−ジフルオ
ロベンゼン、m−ジフルオロベンゼン、1,2,3−ト
リフルオロベンゼン、1,2,4−トリフルオロベンゼ
ン等のハロゲン化芳香族炭化水素;ニトロベンゼン等の
ニトロ基置換芳香族炭化水素;メチレンクロライド、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、
1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロ
ロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタン等のハ
ロゲン化脂肪族炭化水素等を挙げることができる。
【0010】特に、これらの有機溶媒の中でも、クロラ
ニルが高純度に得られるという理由から、クロロベンゼ
ン、o−ジクロロベンゼン、m−ジクロロベンゼン、p
−ジクロロベンゼン、1,2,3−トリクロロベンゼ
ン、1,2,4−トリクロロベンゼン等のハロゲン化芳
香族炭化水素が好適に用いられる。これらの溶媒は、単
一で使用しても2種以上を混合して使用しても全く支障
ない。
ニルが高純度に得られるという理由から、クロロベンゼ
ン、o−ジクロロベンゼン、m−ジクロロベンゼン、p
−ジクロロベンゼン、1,2,3−トリクロロベンゼ
ン、1,2,4−トリクロロベンゼン等のハロゲン化芳
香族炭化水素が好適に用いられる。これらの溶媒は、単
一で使用しても2種以上を混合して使用しても全く支障
ない。
【0011】本発明におけるもう一つの溶媒である塩酸
の濃度については特に限定されないが、あまり濃度の薄
い塩酸を用いた場合は生成物であるクロラニルが着色す
ることがあるため、通常、5重量%以上であることが好
ましい。
の濃度については特に限定されないが、あまり濃度の薄
い塩酸を用いた場合は生成物であるクロラニルが着色す
ることがあるため、通常、5重量%以上であることが好
ましい。
【0012】有機溶媒と塩酸の混合比は特に制限されな
いが、得られるクロラニルを高かさ比重とするために
は、有機溶媒/塩酸(容積比)が0.1〜10の範囲、
さらに0.5〜5の範囲であることが好適である。
いが、得られるクロラニルを高かさ比重とするために
は、有機溶媒/塩酸(容積比)が0.1〜10の範囲、
さらに0.5〜5の範囲であることが好適である。
【0013】ハイドロキノンの不均一混合溶媒中の濃度
は、不均一混合溶媒の組成、有機溶媒の種類、撹拌効果
によって変わるが、一般には0.5〜40重量%の範囲
から選ぶことが好ましい。
は、不均一混合溶媒の組成、有機溶媒の種類、撹拌効果
によって変わるが、一般には0.5〜40重量%の範囲
から選ぶことが好ましい。
【0014】ハイドロキノンの塩素化反応は、ハイドロ
キノンを不均一混合溶媒中に溶解した後、塩素ガスを吹
き込むことによって行われる。反応温度は、通常、25
℃から不均一混合溶媒の沸点の範囲で選択すれば良い
が、50〜100℃が好適である。
キノンを不均一混合溶媒中に溶解した後、塩素ガスを吹
き込むことによって行われる。反応温度は、通常、25
℃から不均一混合溶媒の沸点の範囲で選択すれば良い
が、50〜100℃が好適である。
【0015】本発明においては、ハイドロキノン1モル
に対して少なくとも3〜5倍モルの塩素ガスを供給する
間、気相を塩化水素の加圧状態にして反応が行われる。
ハイドロキノン1モルに対して3倍モルの塩素ガスを供
給することにより、クロラニルの前駆体であるトリクロ
ロハイドロキノン、トリクロロベンゾキノン、テトラク
ロロハイドロキノン、またはこれらの2種以上の混合物
が生成し、反応系中の主生成物となる。本発明において
は、少なくともこの期間中、塩化水素で加圧して反応す
ることがクロラニルのかさ比重を大きくするうえで必須
である。その詳細な理由は不明であるが、クロラニルの
前駆体であるテトラクロロハイドロキノンの粒径と反応
系中の濃度がクロラニルの結晶粒径に影響を及ぼしてい
ると考えられる。
に対して少なくとも3〜5倍モルの塩素ガスを供給する
間、気相を塩化水素の加圧状態にして反応が行われる。
ハイドロキノン1モルに対して3倍モルの塩素ガスを供
給することにより、クロラニルの前駆体であるトリクロ
ロハイドロキノン、トリクロロベンゾキノン、テトラク
ロロハイドロキノン、またはこれらの2種以上の混合物
が生成し、反応系中の主生成物となる。本発明において
は、少なくともこの期間中、塩化水素で加圧して反応す
ることがクロラニルのかさ比重を大きくするうえで必須
である。その詳細な理由は不明であるが、クロラニルの
前駆体であるテトラクロロハイドロキノンの粒径と反応
系中の濃度がクロラニルの結晶粒径に影響を及ぼしてい
ると考えられる。
【0016】塩化水素の圧力は特に限定はしないが、圧
力が低過ぎるとかさ比重の十分に高いクロラニルが生成
せず、圧力が高過ぎると溶媒中への塩素の溶解度が上昇
し、溶媒の塩素化、クロラニル前駆体への塩酸付加が助
長されるため、通常、0.01〜10kg/cm2G、
好ましくは0.1〜5kg/cm2Gの範囲から選ぶの
が好ましい。
力が低過ぎるとかさ比重の十分に高いクロラニルが生成
せず、圧力が高過ぎると溶媒中への塩素の溶解度が上昇
し、溶媒の塩素化、クロラニル前駆体への塩酸付加が助
長されるため、通常、0.01〜10kg/cm2G、
好ましくは0.1〜5kg/cm2Gの範囲から選ぶの
が好ましい。
【0017】加圧の方法は、ハイドロキノン1モルに対
して少なくとも3〜5倍モルの塩素ガスを供給する間、
塩化水素で加圧できる方法であれば特に制限されない
が、例えば、塩素ガスを供給する前にあらかじめ塩化水
素を供給して加圧する方法を採用してもよく、また、ハ
イドロキノン1モルに対して塩素ガスを3モル供給した
時点で塩素ガスの供給を止め、塩化水素で加圧する方法
を採用しても構わない。本反応は、塩素ガスを反応させ
て塩化水素を副生する反応であるから、この副生した塩
化水素を反応系外に放出させることなくそのまま反応系
に封じ込めることによって加圧する方法は、本発明にお
いて最も良好な方法である。
して少なくとも3〜5倍モルの塩素ガスを供給する間、
塩化水素で加圧できる方法であれば特に制限されない
が、例えば、塩素ガスを供給する前にあらかじめ塩化水
素を供給して加圧する方法を採用してもよく、また、ハ
イドロキノン1モルに対して塩素ガスを3モル供給した
時点で塩素ガスの供給を止め、塩化水素で加圧する方法
を採用しても構わない。本反応は、塩素ガスを反応させ
て塩化水素を副生する反応であるから、この副生した塩
化水素を反応系外に放出させることなくそのまま反応系
に封じ込めることによって加圧する方法は、本発明にお
いて最も良好な方法である。
【0018】塩素ガス供給速度については特に限定され
ないが、あまり供給速度が遅いと反応時間が長くかかっ
てしまい、供給速度が速いと発熱が激しく除熱が困難と
なるため、一般にはハイドロキノン1モルに対して30
〜1000ml/minの範囲から選ぶのが好ましい。
ないが、あまり供給速度が遅いと反応時間が長くかかっ
てしまい、供給速度が速いと発熱が激しく除熱が困難と
なるため、一般にはハイドロキノン1モルに対して30
〜1000ml/minの範囲から選ぶのが好ましい。
【0019】塩素ガスの全使用量は、通常、ハイドロキ
ノン1モルに対して6モルもあれば十分である。この塩
素ガス量は、理論量よりも20%の過剰量となるが、実
際の製造にあたっては反応生成物の組成分析で決めれば
よい。
ノン1モルに対して6モルもあれば十分である。この塩
素ガス量は、理論量よりも20%の過剰量となるが、実
際の製造にあたっては反応生成物の組成分析で決めれば
よい。
【0020】
【効果】本発明によれば、塩酸に相溶しない有機溶媒の
使用と塩化水素の加圧下に反応を行うことにより、かさ
比重の高い高純度のクロラニルを製造することができ
る。具体的には、かさ比重が0.9g/ml以上のクロ
ラニルを99.5%以上の純度で得ることができる。
使用と塩化水素の加圧下に反応を行うことにより、かさ
比重の高い高純度のクロラニルを製造することができ
る。具体的には、かさ比重が0.9g/ml以上のクロ
ラニルを99.5%以上の純度で得ることができる。
【0021】
【実施例】以下に実施例及び比較例を掲げるが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0022】実施例1 ガラス製のオ−トクレ−ブに、o−ジクロロベンゼン4
00ml、25%塩酸400ml、ハイドロキノン8
1.6g(0.74mol)を投入し、この混合物を8
0℃に加熱して塩素ガスの導入を行った。塩素ガス28
8.6g(4.07mol)を7時間かけて導入し、1
時間の熟成を行った。この時、オートクレーブ内の圧力
は塩素ガス導入と共に上昇するが、塩化水素の圧力が2
kg/cm2Gになった時点(ハイドロキノン1モルに
対して塩素ガスを2モル添加した時点)から反応が終了
するまで、この圧力を保持するように廃ガスラインのバ
ルブを調節して、塩化水素の排出量を制限した。
00ml、25%塩酸400ml、ハイドロキノン8
1.6g(0.74mol)を投入し、この混合物を8
0℃に加熱して塩素ガスの導入を行った。塩素ガス28
8.6g(4.07mol)を7時間かけて導入し、1
時間の熟成を行った。この時、オートクレーブ内の圧力
は塩素ガス導入と共に上昇するが、塩化水素の圧力が2
kg/cm2Gになった時点(ハイドロキノン1モルに
対して塩素ガスを2モル添加した時点)から反応が終了
するまで、この圧力を保持するように廃ガスラインのバ
ルブを調節して、塩化水素の排出量を制限した。
【0023】室温まで冷却後、ガラスフィルターで結晶
を瀘別した後、沈澱を200mlの水で3回、200m
lのメタノールで3回洗浄を繰り返した。
を瀘別した後、沈澱を200mlの水で3回、200m
lのメタノールで3回洗浄を繰り返した。
【0024】得られたクロラニルは178.5g(収率
98.1%)であり、ガスクロマトグラフィーによる分
析では純度99.85%(トリクロロベンゾキノン0.
15%)、かさ比重は1.11g/mlであった。
98.1%)であり、ガスクロマトグラフィーによる分
析では純度99.85%(トリクロロベンゾキノン0.
15%)、かさ比重は1.11g/mlであった。
【0025】実施例2 実施例1と同様な仕込み量で原料を投入し、この混合物
を80℃に加熱して塩素ガスの導入を行った。塩素ガス
157.4g(2.22mol)を4時間かけて導入し
た後、塩化水素を圧力が2kg/cm2Gとなるように
導入した。塩化水素の圧力を2kg/cm2Gに保ちな
がら、さらに塩素ガス131.2g(1.85mol)
を3時間かけて導入した。
を80℃に加熱して塩素ガスの導入を行った。塩素ガス
157.4g(2.22mol)を4時間かけて導入し
た後、塩化水素を圧力が2kg/cm2Gとなるように
導入した。塩化水素の圧力を2kg/cm2Gに保ちな
がら、さらに塩素ガス131.2g(1.85mol)
を3時間かけて導入した。
【0026】1時間熟成後、実施例1と同様な後処理操
作を行った。
作を行った。
【0027】得られたクロラニルは177.9g(収率
97.8%)であり、ガスクロマトグラフィーによる分
析では純度99.84%(トリクロロベンゼン0.16
%)、かさ比重は1.08g/mlであった。
97.8%)であり、ガスクロマトグラフィーによる分
析では純度99.84%(トリクロロベンゼン0.16
%)、かさ比重は1.08g/mlであった。
【0028】実施例3 実施例1と同様な仕込み量で原料を投入し、この混合物
に塩化水素を導入して塩化水素の圧力を2kg/cm2
Gとし、内温を80℃に調整した。
に塩化水素を導入して塩化水素の圧力を2kg/cm2
Gとし、内温を80℃に調整した。
【0029】塩素ガス288.6g(4.07mol)
を、塩化水素の圧力を2kg/cm2Gに保ちながら7
時間かけて導入し、1時間熟成した。
を、塩化水素の圧力を2kg/cm2Gに保ちながら7
時間かけて導入し、1時間熟成した。
【0030】実施例1と同様な後処理を行ったところ、
得られたクロラニルは178.0g(収率97.7%)
であり、ガスクロマトグラフィーによる分析では99.
86%(トリクロロベンゾキノン0.14%)、かさ比
重は1.07g/mlであった。
得られたクロラニルは178.0g(収率97.7%)
であり、ガスクロマトグラフィーによる分析では99.
86%(トリクロロベンゾキノン0.14%)、かさ比
重は1.07g/mlであった。
【0031】実施例4〜6 塩化水素の圧力を変更した以外は、実施例1と同様な操
作を行い、その結果を表1に示した。
作を行い、その結果を表1に示した。
【0032】
【表1】
【0033】実施例7〜9 有機溶媒の種類を変更したこと以外は実施例1と同様な
操作を行い、その結果を表2に示した。
操作を行い、その結果を表2に示した。
【0034】
【表2】
【0035】比較例1 o−ジクロルベンゼンを使用しなかったこと以外は実施
例1と同様にしてクロラニルを製造した。その結果、取
得したクロラニルは173.2g(収率95.1%)で
あり、ガスクロマトグラフィー分析によるクロラニルの
純度は99.0%(トリクロロベンゾキノン1.00
%)であったが、かさ比重は0.60g/mlにすぎな
かった。
例1と同様にしてクロラニルを製造した。その結果、取
得したクロラニルは173.2g(収率95.1%)で
あり、ガスクロマトグラフィー分析によるクロラニルの
純度は99.0%(トリクロロベンゾキノン1.00
%)であったが、かさ比重は0.60g/mlにすぎな
かった。
【0036】比較例2 反応中に生成する塩化水素を廃ガスラインから除去する
ことによって反応系の塩化水素の圧力を0kg/cm2
Gとしたこと以外は実施例1と同様にしてクロラニルを
製造した。その結果、取得したクロラニルは176.5
g(収率96.9%)であり、ガスクロマトグラフィー
分析によるクロラニルの純度は99.98%(トリクロ
ロベンゾキノン0.02%)であったが、かさ比重は
0.80g/mlにすぎなかった。
ことによって反応系の塩化水素の圧力を0kg/cm2
Gとしたこと以外は実施例1と同様にしてクロラニルを
製造した。その結果、取得したクロラニルは176.5
g(収率96.9%)であり、ガスクロマトグラフィー
分析によるクロラニルの純度は99.98%(トリクロ
ロベンゾキノン0.02%)であったが、かさ比重は
0.80g/mlにすぎなかった。
Claims (1)
- 【請求項1】塩酸及びこれと相溶しない有機溶媒の不均
一混合溶媒中でハイドロキノンを塩素ガスで塩素化して
クロラニルを製造する方法において、ハイドロキノン1
モルに対して少なくとも3〜5倍モルの塩素ガスを供給
する間、塩化水素の加圧下で反応を行うことを特徴とす
るクロラニルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32174691A JP2834607B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | クロラニルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32174691A JP2834607B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | クロラニルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05155804A JPH05155804A (ja) | 1993-06-22 |
| JP2834607B2 true JP2834607B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=18135988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32174691A Expired - Fee Related JP2834607B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | クロラニルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2834607B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4405929C1 (de) * | 1994-02-24 | 1995-03-09 | Hoechst Ag | Verfahren zur Herstellung von Tetrachlor-1,4-benzochinon |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP32174691A patent/JP2834607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05155804A (ja) | 1993-06-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3342916B2 (ja) | テトラフルオロクロロエタンの不均化によるペンタフルオロエタンの製造方法 | |
| JP2834607B2 (ja) | クロラニルの製造方法 | |
| EP1777215B1 (en) | Method for producing 2-amino-5-iodobenzoic acid | |
| JP2834606B2 (ja) | クロラニルの製造方法 | |
| JP3918883B2 (ja) | ベンゾイルクロライド類の製造方法 | |
| JP2834605B2 (ja) | クロラニルの製造方法 | |
| US20020095052A1 (en) | Process for the preparation of trifluoromethyl-substituted biphenylcarboxylic acids and novel trichloromethyl - and trifluoromethyl - substituted biphenylcarbonitriles | |
| JP3390476B2 (ja) | ハロゲンアントラニル酸の製造方法 | |
| JP5542655B2 (ja) | パラジウム(0)−ジベンジリデンアセトン錯体 | |
| JP2005533882A5 (ja) | ||
| JP2689988B2 (ja) | 置換ベンゾトリクロリド類の製造法 | |
| JP4731062B2 (ja) | アルキル芳香族炭化水素の塩素化方法 | |
| JPH07108877B2 (ja) | クロラニルの製造方法 | |
| JPH0262832A (ja) | トリフルオロメチル誘導体の製造方法 | |
| JP2606997B2 (ja) | クロラニルの製造方法 | |
| CN113200883B (zh) | 一种5-氨基-2,4,6-三碘间苯二甲酸的制备方法 | |
| JP3436568B2 (ja) | チオフェン誘導体の製造方法 | |
| JPH0753684B2 (ja) | クロラニルの製造方法 | |
| JPH05246911A (ja) | ヘキサクロロベンゼンの製造方法 | |
| CN108069860A (zh) | 一种邻硝基溴苄的制备方法 | |
| JP3637924B2 (ja) | N−クロル芳香族カルボン酸アミドの製造法 | |
| JP4956760B2 (ja) | 3−ブロモ安息香酸またはそのアルキルエステルの製造方法 | |
| JPH05271103A (ja) | メチル芳香族化合物の遊離基塩素化または臭素化方法 | |
| JPS6019749B2 (ja) | クロルチオ−n−フタルイミドの製造方法 | |
| JPH04253929A (ja) | パラジクロロベンゼンの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |