JP2837314B2 - クレーンの振れ止め制御装置 - Google Patents
クレーンの振れ止め制御装置Info
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Description
ける荷役作業に用いられるクレーンの振れ止め制御装置
に関し、詳しくは、自動運転されるクレーン台車の速度
を目標速度に追従させながら吊り荷の振れ止めを行なう
ように制御する制御装置に関する。
ルを示しており、このクレーン1は、水平方向に移動す
るクレーン台車(トロリー)1aと、この台車1aから
巻下がって上下可能な巻上ワイヤロープ2とにより吊り
荷3を移動させて荷役を行うものである。なお、図にお
いて、Qは出発位置、Rは目標位置、Xmは出発位置Q
から目標位置Rまでの距離である目標位置値、Xcは出
発位置Qから現在位置までの距離検出値である自位置検
出値,Xは運転残距離、Lは巻上ワイヤロープ長、θは
吊り荷3の振れ角,θ′は振れ角速度を示す。
は、(1)台車1aを自位置から短時間で目標位置Rに
移動させ、位置決めすることのほか、(2)台車1aが
目標位置Rに達した際に吊り荷3の振れが止まるように
制御すること、が強く望まれている。このため、従来で
は、例えば図14に示すような台車1aがとるべき速度
パターンにおいて、高速走行時に、図中、Wで示すよう
に現在速度に対して所定の振れ止め加速度を加えること
により、吊り荷3の振れ止めを行なっている。なお、図
においてVMは最大速度(目標速度)を示している。
御方法によると、振れ止め加速度を加えることに起因し
て、振れ止めが終了した時点における台車1aの速度が
振れ止めを行なう以前の速度から外れてしまう不都合が
あり、この速度のずれは振れの状態によって異なるとい
う問題がある。このため、振れ止めが終了した後の高速
走行時の台車速度が、目標とする速度より速すぎたり、
あるいは遅すぎる等の弊害が起きてしまう。速度が速す
ぎる場合には予め設定した上限値により制限することが
できるが、逆に遅すぎる場合にはクレーン1ないし吊り
荷3の移動に多くの時間がかかってしまい、作業効率が
悪くなるという問題があった。
れたもので、その目的とするところは、高速走行時にお
ける吊り荷の振れを除去すると共に、目標速度への到達
を可能にしたアクティブなクレーン振れ止め制御装置を
提供することにある。
め、第1の発明は、クレーン台車の自位置検出値、速度
検出値、クレーン台車から巻下がった巻上ワイヤロープ
の振れ角、振れ角速度及び長さの計測値に基づき、出発
位置から目標位置に至るまでの速度パターンである加速
パターン、高速振れ止めパターン、減速パターンに応じ
た複数の速度指令値を演算し、これらの速度指令値に従
ってクレーン台車の速度を制御することにより吊り荷の
振れ止めを行なう制御装置において、前記振れ角、振れ
角速度の計測値、巻上ワイヤロープ長に基づき、高速振
れ止めパターンにおける振れ止め加減速調整量を演算す
る振れ止め加減速調整量演算器と、吊り荷の最大許容振
れ角に基づき設定された減速度を、目標速度と現在の設
定速度との偏差の正負に応じて前記振れ止め加減速調整
量に加減算し、その結果に演算周期を乗じたものを現在
の設定速度または速度検出値に加算して高速振れ止めパ
ターンにおける速度指令値を演算する高速振れ止め速度
指令値演算器とを備えたものである。
る制御装置において、吊り荷の振れ角、振れ角速度の計
測値、巻上ワイヤロープ長に基づき、ファジィ推論によ
り高速振れ止めパターンにおけるファジィ振れ止め加減
速調整量を演算するファジィ振れ止め加減速調整量演算
器と、吊り荷の最大許容振れ角に基づき設定された減速
度を、目標速度と現在の設定速度との偏差の正負に応じ
て前記加速度ファジィ振れ止め加減速調整量に対し加減
算し、その結果に演算周期を乗じたものを現在の設定速
度または速度検出値に加算して高速振れ止めパターンに
おける速度指令値を演算する高速振れ止め速度指令値演
算器とを備えたものである。
の偏差の正負に応じて減速度により振れ止め加減速調整
量を補正し、この加減速調整量を現在の設定速度または
速度検出値に付加することにより、高速振れ止めパター
ンにおける速度指令値を算出する。これにより、台車速
度が目標速度よりも小さいときには速度を増加させるよ
うに、また、台車速度が目標速度よりも大きいときには
速度を減少させるような速度指令値が生成される。この
ため、吊り荷の振れ止めを行ないながら目標速度に到達
させることができる。第2の発明では、上記加減速調整
量をファジィ推論により加速度ファジィ振れ止め加減速
調整量として算出する。
る。まず、図1は、第1の発明の実施例を示すブロック
図であり、この実施例の制御装置は、運転残距離演算器
10、振れ周期演算器20、速度パターン発生器30、
振れ止め加減速調整量演算器40、高速振れ止め速度指
令値演算器50、速度パターン切り替え演算器60、コ
ントローラ70、及び、吊り荷3の振れ角θを検出する
振れ角測定器80から構成されている。
運転残距離演算器10は、台車1aの自位置検出値Xc
及び目標位置値Xmから運転残距離Xを算出し、また、
振れ周期演算器20は、巻上ワイヤロープ長L及び重力
加速度g(=9.8〔m/s2〕)から、吊り荷3の振れ
周期TをT=2π√(L/g)なる演算により算出す
る。速度パターン発生器30は、クレーン運転開始時
に、自位置検出値Xc、目標位置値Xm及び振れ周期Tか
ら、図2に想像線で示すような基本の速度パターンPを
決定すると共に、加速パターンにおける加速パターン速
度指令値Vα(言い換えれば加速度α)及び減速パター
ンにおける減速パターン速度指令値Vβ(言い換えれば
減速度β)を前記振れ周期T等を考慮して決定する。
角測定器80により検出した吊り荷3の振れ角θ、振れ
角速度θ′及び巻上げワイヤロープ長Lから、図2の目
標速度追従形高速振れ止めパターンにおける振れ止め加
減速調整量Uを算出する。高速振れ止め速度指令値演算
器50は、現在の設定速度Vまたは現在の速度検出値V
0、振れ止め加減速調整量U、演算周期Δt及び後述す
るルートパターン減速度β√から、高速振れ止めパター
ン運転における高速振れ止めパターン速度指令値VHを
算出する。なお、この演算器50には高速振れ止めパタ
ーンにおける目標速度VMが入力されている。
検出値V0、加速パターン速度指令値Vα、減速パター
ン速度指令値Vβ、運転残距離X、振れ周期T、高速振
れ止めパターン速度指令値VH及び目標速度VMを入力と
し、制御パターンに従って台車1aの設定速度Vを
Vα,VH,Vβに順次切り替えて出力すると共に、前
述したルートパターン減速度β√を演算器50に出力す
る。コントローラ70は、台車1aを設定速度Vで駆動
するように駆動指令を出力し、また、台車1aの速度検
出値V0、自位置検出値Xc、巻上げロープ長Lを計測し
て出力する。
て、吊り荷3の振れが発生する原因としては次のものが
考えられる。 (1)吊り荷3の地切り時において、巻上ワイヤロープ
2が垂直になっていない状態で地切ると初期振れが発生
する。 (2)吊り荷3が突風等の外乱を受けると振れが発生す
る。 (3)吊り荷3を吊る吊り具への巻上ワイヤロープ2の
掛け方は4,6,…掛けと複雑になっており、吊り荷3
の振れ方は理想的な単振り子の振り方と異なっている。 このため、吊り荷3の振れ周期は一般に理論値と一致し
ておらず、補正を加えれば理論値に近づけることは可能
であるが、誤差は残ってしまい、振れ周期で加速した場
合に前記誤差に相当する振れが発生する。
発生したとしても、以下に説明する図2の速度パターン
に従ってクレーン1を運転することで、吊り荷3の振れ
止めを行ないつつ目標速度VMに到達させることができ
る。すなわち、目標速度追従形の振れ止めを行なうこと
ができるものである。図2の速度パターンにおける速度
指令値Vα,VH,Vβのうち、前述のごとくVα,V
βは速度パターン発生器30から、VHは高速振れ止め
速度指令値演算器50から各々速度パターン切り替え演
算器60に入力される。
は、まず、加速パターン速度指令値Vαすなわち加速度
αで台車1aの運転を開始し、所定の加速完了速度に達
した時点t1で高速振れ止めパターン速度指令値VHに切
り替ると共に、減速パターン速度指令値Vβすなわち減
速度β及び減速距離を算出する。その後、所定の距離だ
け移動した時点t2で減速パターンに切り替え、設定速
度Vを減速パターン速度指令値Vβとする。
Vの与え方につき詳述する。 (1)加速パターン(0〜t1) 従来の図14に示したようなパターン制御で得られる加
速パターン速度指令値Vαにより台車1aを運転し、加
速完了時点で吊り荷3の振れが発生しないように加速す
る。厳密には、加速開始時に前述の地切りによる初期振
れがある場合、加速完了時点での振れが初期振れよりも
大きくならないように加速する。例えば、加速時間を吊
り荷3の振れ周期Tに一致させる。 (2)高速振れ止めパターン(t1〜t2) 加速完了時点で前述の原因による残振れがある場合、ま
た、この高速振れ止めパターンによる運転中に突風等の
外乱を受けると振れが発生する。これらの振れを除去す
るために、高速振れ止め速度指令値演算器50が、数式
1または数式2によって速度指令値VHを算出し、この
速度指令値VHを設定速度Vとして台車1aを加減速運
転する。
れ止めパターンにおける台車1aの目標速度〔m/
s〕、Δtは演算周期である。また、Sign(VM−
V)は(VM−V)の符号(正負)、すなわち目標速度
VMと現在の設定速度Vとの偏差の符号を意味してお
り、 (VM−V)>0の時:Sign(VM−V)は+(正)
よって(β√)の符号は+ (VM−V)=0の時:(β√)はゼロ (VM−V)<0の時:Sign(VM−V)は−(負)
よって(β√)の符号は−(負) であるとする。更に、β√はルートパターン減速度(高
速振れ止めパターンにおける減速度)〔m/s2〕であ
り、次の数式3によって求めた値である。
時の吊り荷3の最大許容振れ角〔rad〕、gは重力加
速度(=9.8〔m/s2〕)である。また、Uは前述の
ごとく振れ止め加減速調整量演算器40によって算出さ
れる振れ止め加減速調整量〔m/s2〕であり、吊り荷
3の振れ角θとθ′/ω(ω=√(g/L))とから決
まる値であって後述の理由により振れ第1及び第3象限
,における値をゼロとしたものである。なお、その
他の記号については既述してあるので説明を省略する。
〜U4を加えた場合の振れ止め効果を説明するための位
相平面図及びクレーンの状態説明図である。これらの図
において、位相平面の縦軸はθ′/ω(ω=√(g/
L))、横軸は振れ角θ、〜は振れ象限、Aは加減
速調整量Uがない場合の振れ軌跡、Bは加減速調整量U
を加えた場合の振れ軌跡、Hは各象限において加減速調
整量U1〜U4をそれぞれ加えた場合の最終的な振れ軌跡
である。
は図の右方向に速度Vで移動しており、吊り荷3は、図
3→図4→図5→図6に示す順序で左右に振れているも
のとする。図3は振れ第1象限において台車1aに振
れ止め用の大きな加速調整量U1(U1=+K,K:定
数)を加えた場合を示しており、矢印Hに示すごとく、
吊り荷3の振れは減少する。同様にして、図4は振れ第
4象限においてほどよい減速調整量U4(U4=(−g
/2θ){θ2+(θ′/ω)2})を加えた場合、図5は振
れ第3象限において大きな減速調整量U3(U3=−
K)を加えた場合、図6は振れ第2象限においてほど
よい加速調整量U2(U2=(+g/2θ){θ2+(θ′/
ω)2})を加えた場合をそれぞれ示している。
る加減速調整量U1,U3の定数Kは、必ずしも固定値で
なくてもよく、制御にマッチングする値であればよい。
このようにして、振れ止め加減速調整量Uを付加した高
速振れ止めパターンの速度指令値VHに従って台車1a
を駆動することにより、高速領域での吊り荷3の振れ止
めを行なうことができる。
在の設定速度Vとが異なる場合、その偏差に応じて、ル
ートパターン減速度β√を振れ止め加減速調整量Uに対
し加算または減算することにより、加減速調整量Uを補
正している。すなわち、設定速度Vが目標速度VMより
も小さい場合には、減速度β√を加減速調整量Uに加算
して演算周期Δtを乗じたものを設定速度Vまたは速度
検出値V0に加算して速度指令値VHとすることにより速
度を増加させ、また、設定速度Vが目標速度VMよりも
大きい場合には、減速度β√を加減速調整量Uから減算
して演算周期Δtを乗じたものを設定速度Vまたは速度
検出値V0に加算して速度指令値VHとすることにより速
度を減少させることとした。これにより、目標速度VM
に対する偏差の正負に応じて加減速調整量Uが増減され
るので、振れ止めと同時に、図2に実線で示すごとく目
標速度VMへ到達させることが可能になる。
る減速パターン速度指令値Vβにより台車1aを運転
し、減速完了時点(目標位置到達時点)において吊り荷
3の振れが発生しないように減速する。例えば、減速時
間を吊り荷3の振れ周期Tに合わせる。
及び目標速度VMへの到達を確認するために行なったシ
ミュレーションテストの結果であり、図7は振れ止め加
減速調整量Uのみによる高速振れ止めの場合、図8は本
実施例によりルートパターン減速度と振れ止め加減速調
整量との和(±β√+U)を用いた目標速度追従形の高
速振れ止めの場合を示している。なお、図7は距離X,
速度検出値V0,振れ止め加減速調整量U,振れ角θ及
びθ′/ωの時間的変化を、また、図8は距離X,速度
検出値V0,ルートパターン減速度と振れ止め加減速調
整量との和(±β√+U),振れ角θ及びθ′/ωの時
間的変化を表したものである。
りである。 (1)吊り荷3の初期振れは振れ角θ=0.0192
〔rad〕(1.1度)、振れ角速度θ′=0、最大許
容振れ角θE=0.00174〔rad〕(0.1度)と
した。 (2)コントローラには制御能力の限界があることを考
慮して、加速度調整リミットを±0.25〔m/s2〕と
した。また、移動距離Xは16〔m〕、高速振れ止め時
の目標速度VMを0.983〔m/s〕とした。
8の速度検出値V0の変化から明らかなように、高速振
れ止めパターンの初期段階では減速しているが、その後
徐々に加速を行なったことにより目標速度VMに近付い
ている。このため、図8と図7の振れ角θの波形を比較
すると、図8の方が図7よりも若干大きい振れを生じて
いるが、この振れ角θも最大許容振れ角θE以内であ
り、特に問題とはならない。この結果、図8では最終的
に約21.7〔s〕弱で目標位置に到達しているのに比
べ、図7では約23.2〔s〕かかっており、本実施例
の方が短時間で目標位置に到達することができている。
ロック図である。この実施例は、前述した振れ止め加減
速調整量Uをファジィ推論によって求めるようにしたも
のである。すなわち、図9に示すように、ファジィ振れ
止め加減速調整量演算器40′には振れ角θ(及び
θ′)並びに巻上ワイヤロープ長Lが入力されており、
この演算器40′は、例えば図10に示す振れ角θにつ
いての前件部メンバーシップ関数、図11に示すθ′/
ωについての前件部メンバーシップ関数、及び、図12
に示す加減速調整量Ufについての後件部メンバーシッ
プ関数と、表1に示す制御規則とに基づき、ファジィ推
論を行なって最適な加速度ファジィ加減速調整量Ufを
算出する。
め加減速調整量Ufは、図1の実施例の振れ止め加減速
調整量Uと同様に高速振れ止め速度指令値演算器50′
に入力されると共に、前記同様に目標速度VMと設定速
度Vとの偏差の正負に応じてルートパターン減速度β√
を加減算することにより補正される。そして、演算器5
0′では最終的に、目標速度VMに到達するような速度
指令値VHが演算されることになる。なお、図示されて
いないが、ファジィ振れ止め加減速調整量演算器40′
及び高速振れ止め速度指令値演算器50′を一つのファ
ジィ推論手段としてまとめれば、構成を一層簡略化する
ことができる。
速度と現在の設定速度との偏差の正負に応じて減速度に
より振れ止め加減速調整量を補正し、この加減速調整量
を現在の設定速度または速度検出値に付加することによ
り、高速振れ止めパターンにおける速度指令値を算出
し、また、第2の発明では、上記加減速調整量をファジ
ィ推論により加速度ファジィ振れ止め加減速調整量とし
て算出するようにしたものである。このため、何れの発
明においても、初期振れや残振れ、突風等の外乱に起因
する高速走行時の吊り荷の振れを確実に除去できると共
に、目標速度への到達を可能にしてクレーン台車ないし
吊り荷を短時間で目標位置にまで移動させ、作業効率を
向上させることができる。
整量の算出にファジィ推論を用いることにより、クレー
ンの設計技術者等が経験により得た知識をメンバーシッ
プ関数や制御規則に反映させることで、クレーンシステ
ム自体が持つ特性に整合した最適な制御システムを実現
することができ、より的確なきめの細かい振れ止め制御
を行うことができる。なお、第1及び第2の発明は、ク
レーン台車が二次元(X−Y)平面を移動するシステム
にも容易に適用することができる。
である。
効果を説明するための位相平面図及びクレーンの状態説
明図である。
効果を説明するための位相平面図及びクレーンの状態説
明図である。
効果を説明するための位相平面図及びクレーンの状態説
明図である。
効果を説明するための位相平面図及びクレーンの状態説
明図である。
止めシミュレーションテストの結果を示す図である。
ョンテストの結果を示す図である。
における前件部メンバーシップ関数を示す図である。
における前件部メンバーシップ関数を示す図である。
における後件部メンバーシップ関数を示す図である。
パターン図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 クレーン台車の自位置検出値、速度検出
値、クレーン台車から巻下がった巻上ワイヤロープの振
れ角、振れ角速度及び長さの計測値に基づき、出発位置
から目標位置に至るまでの速度パターンである加速パタ
ーン、高速振れ止めパターン、減速パターンに応じた複
数の速度指令値を演算し、これらの速度指令値に従って
クレーン台車の速度を制御することにより吊り荷の振れ
止めを行なう制御装置において、 前記振れ角、振れ角速度の計測値、巻上ワイヤロープ長
に基づき、高速振れ止めパターンにおける振れ止め加減
速調整量を演算する振れ止め加減速調整量演算器と、 吊り荷の最大許容振れ角に基づき設定された減速度を、
目標速度と現在の設定速度との偏差の正負に応じて前記
振れ止め加減速調整量に加減算し、その結果に演算周期
を乗じたものを現在の設定速度または速度検出値に加算
して高速振れ止めパターンにおける速度指令値を演算す
る高速振れ止め速度指令値演算器と、 を備えたことを特徴とするクレーンの振れ止め制御装
置。 - 【請求項2】 クレーン台車の自位置検出値、速度検出
値、クレーン台車から巻下がった巻上ワイヤロープの振
れ角、振れ角速度及び長さの計測値に基づき、出発位置
から目標位置に至るまでの速度パターンである加速パタ
ーン、高速振れ止めパターン、減速パターンに応じた複
数の速度指令値を演算し、これらの速度指令値に従って
クレーン台車の速度を制御することにより吊り荷の振れ
止めを行なう制御装置において、 前記振れ角、振れ角速度の計測値、巻上ワイヤロープ長
に基づき、ファジィ推論により高速振れ止めパターンに
おけるファジィ振れ止め加減速調整量を演算するファジ
ィ振れ止め加減速調整量演算器と、 吊り荷の最大許容振れ角に基づき設定された減速度を、
目標速度と現在の設定速度との偏差の正負に応じて前記
ファジィ振れ止め加減速調整量に対し加減算し、その結
果に演算周期を乗じたものを現在の設定速度または速度
検出値に加算して高速振れ止めパターンにおける速度指
令値を演算する高速振れ止め速度指令値演算器と、 を備えたことを特徴とするクレーンの振れ止め制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15606092A JP2837314B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | クレーンの振れ止め制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15606092A JP2837314B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | クレーンの振れ止め制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05319780A JPH05319780A (ja) | 1993-12-03 |
| JP2837314B2 true JP2837314B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=15619435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15606092A Expired - Fee Related JP2837314B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | クレーンの振れ止め制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| WO2020158184A1 (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-06 | 富士フイルム株式会社 | 搬送制御装置、搬送制御方法、搬送制御プログラム、学習装置、学習方法、学習プログラム、及び学習済みモデル |
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1992
- 1992-05-22 JP JP15606092A patent/JP2837314B2/ja not_active Expired - Fee Related
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