JP2840375B2 - 温風暖房機 - Google Patents
温風暖房機Info
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Landscapes
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、石油ファンヒータ、ガスファンヒータ等の
温風暖房機に関する。
温風暖房機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の温風暖房機においては、例えば、特公
平1−37653号公報で開示されているように、温風吹出
口及び対流用送風機を有する本体ケース内に風胴を設
け、この風胴内に開放式の燃焼筒を設け、この燃焼筒と
風胴の頂部との間に遮熱板を設け、更に、風胴の頂部に
は過熱等の異常温度を検出して作動するハイリミットサ
ーモ等の温度検出器を取り付けることにより、対流用送
風機が故障したりフィルターが目詰まりして本体ケース
内が異常温度となった場合に、バーナの運転を停止させ
て安全性を高めたものが知られている。
平1−37653号公報で開示されているように、温風吹出
口及び対流用送風機を有する本体ケース内に風胴を設
け、この風胴内に開放式の燃焼筒を設け、この燃焼筒と
風胴の頂部との間に遮熱板を設け、更に、風胴の頂部に
は過熱等の異常温度を検出して作動するハイリミットサ
ーモ等の温度検出器を取り付けることにより、対流用送
風機が故障したりフィルターが目詰まりして本体ケース
内が異常温度となった場合に、バーナの運転を停止させ
て安全性を高めたものが知られている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述したような温風暖房機では、遮熱板が
ステンレス鋼板やアルミメッキ鋼板等の耐熱性を有する
材料にて作られているが、この遮熱板は燃焼筒から流出
する燃焼ガスにより直接加熱される上、近年では機器が
極めて小型変されている関係上、バーナの強燃焼時には
約400〜450度の高温となり、長期間使用すると、ステン
レス鋼板で作られた遮熱板では、表面に酸化被膜が形成
されて濃い紫色に熱変色し、また、アルミメッキ鋼板で
作られた遮熱板では、表面に鉄−アルミニュウムの合金
層が形成されて暗褐色に熱変色するものである。従っ
て、この遮熱板は、新品の時よりも使い込んで変色した
時の方が熱吸収が良くなり、温度検出器を取り付けた風
胴の頂部への放熱量も多くなってしまう。そのため、遮
熱板の経時変化に伴って温度検出器の作動が早まり、対
流用送風機が故障したりフィルターが目詰まりする前に
温度検出器が作動して、正常状態にも拘らず運転を停止
させてしまう心配があった。
ステンレス鋼板やアルミメッキ鋼板等の耐熱性を有する
材料にて作られているが、この遮熱板は燃焼筒から流出
する燃焼ガスにより直接加熱される上、近年では機器が
極めて小型変されている関係上、バーナの強燃焼時には
約400〜450度の高温となり、長期間使用すると、ステン
レス鋼板で作られた遮熱板では、表面に酸化被膜が形成
されて濃い紫色に熱変色し、また、アルミメッキ鋼板で
作られた遮熱板では、表面に鉄−アルミニュウムの合金
層が形成されて暗褐色に熱変色するものである。従っ
て、この遮熱板は、新品の時よりも使い込んで変色した
時の方が熱吸収が良くなり、温度検出器を取り付けた風
胴の頂部への放熱量も多くなってしまう。そのため、遮
熱板の経時変化に伴って温度検出器の作動が早まり、対
流用送風機が故障したりフィルターが目詰まりする前に
温度検出器が作動して、正常状態にも拘らず運転を停止
させてしまう心配があった。
本発明は上述の事実に鑑みてなされたものであり、遮
熱板の経時変化を抑制することにより、正常状態にも拘
らず機器が運転を停止してしまうような不具合を防止す
ることを目的としている。
熱板の経時変化を抑制することにより、正常状態にも拘
らず機器が運転を停止してしまうような不具合を防止す
ることを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、温風吹出口及び対流用送風機を有する本体
ケースと、この本体ケース内に設けられた風胴と、この
風胴の頂部に取り付けられ、異常温度を検出して運転を
停止させるための温度検出器と、風胴内に設けられた開
放式の燃焼筒と、この燃焼筒と風胴の頂部との間に設け
られた遮熱板とを備えたものにおいて、前記遮熱板をフ
リー窒素の含有量の多い鉄を主成分とする母材の表面に
アルミニウムを溶融メッキ処理したアルミリムド鋼で構
成したものである。
ケースと、この本体ケース内に設けられた風胴と、この
風胴の頂部に取り付けられ、異常温度を検出して運転を
停止させるための温度検出器と、風胴内に設けられた開
放式の燃焼筒と、この燃焼筒と風胴の頂部との間に設け
られた遮熱板とを備えたものにおいて、前記遮熱板をフ
リー窒素の含有量の多い鉄を主成分とする母材の表面に
アルミニウムを溶融メッキ処理したアルミリムド鋼で構
成したものである。
(ホ)作 用 このように構成すると、長期間の使用による遮熱板の
熱変色が防止され、遮熱板の熱吸収率が経時変化しない
ようにできるので、遮熱板から風胴の頂部への放熱量が
経時変化に伴って増加することがなく、従来のように、
温度検出器の作動が早まって、対流用送風機が故障した
りフィルターが目詰まりする前に温度検出器が作動し
て、正常状態にも拘わらず運転を停止させてしまうよう
な不具合を防止できる。
熱変色が防止され、遮熱板の熱吸収率が経時変化しない
ようにできるので、遮熱板から風胴の頂部への放熱量が
経時変化に伴って増加することがなく、従来のように、
温度検出器の作動が早まって、対流用送風機が故障した
りフィルターが目詰まりする前に温度検出器が作動し
て、正常状態にも拘わらず運転を停止させてしまうよう
な不具合を防止できる。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を図に基いて説明する。
図において、(1)は前面下部に温風吹出口(2)を
有するとともに背部に対流用送風機(3)を有する箱形
の本体ケースであり、この本体ケース(1)内には、一
端が前記温風吹出口(2)に連通し、且つ、他端が前記
対流用送風機(3)に連通した風胴(4)が配置されて
いる。(5)は本体ケース(1)内の下部に配置した石
油燃料を気化して燃焼させるバーナであり、このバーナ
(5)は給気用送風機(5A)と気化筒(5B)とこの気化
筒(5B)の上部に装着したバーナヘッド(5C)から構成
してある。(6)は前記風胴(4)内に設けられてた開
放式の燃焼筒であり、この燃焼筒(6)は前記バーナ
(5)の上部の周囲を覆うように風胴(4)の底部(4
A)に立てて設けられ、その上部には燃焼ガスを流出さ
せる開口(7)が形成されている。前記対流用送風機
(3)は燃焼筒(6)に対向するプロペラファン(3A)
とモータ(3B)からなり、そのモータ(3B)はフィルタ
ー兼用のファンガード(8)に固定されている。(9)
は前記風胴(4)の頂部(4B)に取り付けられたハイリ
ミットサーモ等の温度検出器であり、この温度検出器
(9)の作動温度は約100度に設定されており、この温
度検出器(9)が風胴(4)の頂部(4B)の異常温度上
昇を検出して作動すると、少なくとも前記バーナ(5)
の運転が停止されるようになっている。
有するとともに背部に対流用送風機(3)を有する箱形
の本体ケースであり、この本体ケース(1)内には、一
端が前記温風吹出口(2)に連通し、且つ、他端が前記
対流用送風機(3)に連通した風胴(4)が配置されて
いる。(5)は本体ケース(1)内の下部に配置した石
油燃料を気化して燃焼させるバーナであり、このバーナ
(5)は給気用送風機(5A)と気化筒(5B)とこの気化
筒(5B)の上部に装着したバーナヘッド(5C)から構成
してある。(6)は前記風胴(4)内に設けられてた開
放式の燃焼筒であり、この燃焼筒(6)は前記バーナ
(5)の上部の周囲を覆うように風胴(4)の底部(4
A)に立てて設けられ、その上部には燃焼ガスを流出さ
せる開口(7)が形成されている。前記対流用送風機
(3)は燃焼筒(6)に対向するプロペラファン(3A)
とモータ(3B)からなり、そのモータ(3B)はフィルタ
ー兼用のファンガード(8)に固定されている。(9)
は前記風胴(4)の頂部(4B)に取り付けられたハイリ
ミットサーモ等の温度検出器であり、この温度検出器
(9)の作動温度は約100度に設定されており、この温
度検出器(9)が風胴(4)の頂部(4B)の異常温度上
昇を検出して作動すると、少なくとも前記バーナ(5)
の運転が停止されるようになっている。
(10)は燃焼筒(6)と風胴(4)の頂部(4B)との
間に設けられた遮熱板であり、この遮熱板(10)は耐熱
性及び耐熱変色性に優れた材料にて作られている。即
ち、この遮熱板(10)は、フリー窒素(N)の含有量の
多い鉄を主成分とする母材の表面にアルミニュウムを溶
融メッキ処理した特殊なアルミメッキ鋼板(アルミリム
ド鋼)にて作られている。この特殊なアルミメッキ鋼板
は、アルミメッキ層と母材との境界部分に窒化アルミ
(AlN)層が生成され、この窒化アルミ層が鉄−アルミ
ニュウム合金層の形成を抑制する働きをしている。実験
によると、一般のアルミメッキ鋼板は摂氏500度の高温
下において約1時間で鉄−アルミニュウム合金層が形成
され、変色し始めるが、上述した特殊なアルミメッキ鋼
板(アルミリムド鋼)は摂氏550度の高温下において約5
000時間でも変色しなかった。
間に設けられた遮熱板であり、この遮熱板(10)は耐熱
性及び耐熱変色性に優れた材料にて作られている。即
ち、この遮熱板(10)は、フリー窒素(N)の含有量の
多い鉄を主成分とする母材の表面にアルミニュウムを溶
融メッキ処理した特殊なアルミメッキ鋼板(アルミリム
ド鋼)にて作られている。この特殊なアルミメッキ鋼板
は、アルミメッキ層と母材との境界部分に窒化アルミ
(AlN)層が生成され、この窒化アルミ層が鉄−アルミ
ニュウム合金層の形成を抑制する働きをしている。実験
によると、一般のアルミメッキ鋼板は摂氏500度の高温
下において約1時間で鉄−アルミニュウム合金層が形成
され、変色し始めるが、上述した特殊なアルミメッキ鋼
板(アルミリムド鋼)は摂氏550度の高温下において約5
000時間でも変色しなかった。
上述の構成において、バーナ(5)の燃焼による燃焼
ガスは燃焼筒(6)内を上昇し、燃焼筒(6)上部の開
口(7)を通り風胴(4)内に放出され、本体ケース
(1)の背部に設けた対流用送風機(3)から送られる
風と混合され、温風となって温風吹出口(2)から吹き
出され、室内を暖房する。
ガスは燃焼筒(6)内を上昇し、燃焼筒(6)上部の開
口(7)を通り風胴(4)内に放出され、本体ケース
(1)の背部に設けた対流用送風機(3)から送られる
風と混合され、温風となって温風吹出口(2)から吹き
出され、室内を暖房する。
上述の実施例によれば、燃焼筒(6)と異常温度を検
出して少なくともバーナ(5)の運転を停止させるため
の温度検出器(9)を取り付けた風胴(4)の頂部(4
B)との間に遮熱板(10)を設け、この遮熱板(10)を
耐熱性及び耐熱変色性に優れた特殊なアルミメッキ鋼板
(アルミリムド鋼)で作ることにより、長期間の使用に
よる遮熱板(10)の黒色化熱変色を防止できるので、遮
熱板(10)の熱吸収率が経時変化することがなく、温度
検出器(9)を取り付けた風胴(4)の頂部(4B)への
放熱量も、経時変化に伴って増加することがないもので
あり、従来のように温度検出器(9)の作動が早まっ
て、対流用送風機が故障したりフィルターが目詰まりす
る前に温度検出器が作動して、正常状態にも拘らず運転
を停止させてしまうような不具合を防止できる。
出して少なくともバーナ(5)の運転を停止させるため
の温度検出器(9)を取り付けた風胴(4)の頂部(4
B)との間に遮熱板(10)を設け、この遮熱板(10)を
耐熱性及び耐熱変色性に優れた特殊なアルミメッキ鋼板
(アルミリムド鋼)で作ることにより、長期間の使用に
よる遮熱板(10)の黒色化熱変色を防止できるので、遮
熱板(10)の熱吸収率が経時変化することがなく、温度
検出器(9)を取り付けた風胴(4)の頂部(4B)への
放熱量も、経時変化に伴って増加することがないもので
あり、従来のように温度検出器(9)の作動が早まっ
て、対流用送風機が故障したりフィルターが目詰まりす
る前に温度検出器が作動して、正常状態にも拘らず運転
を停止させてしまうような不具合を防止できる。
(ト)発明の効果 この発明は以上のように構成されているので、長期間
の使用による遮熱板の熱変色を防止し、遮熱板の熱吸収
率が経時変化しないようにしたので、遮熱板から風胴の
頂部への放熱量が経時変化に伴って増加するようなこと
がなく、対流用送風機が故障したりフィルターが目詰ま
りする前に温度検出器が作動して、正常状態にも拘らず
運転を停止させてしまうような不具合を防ぐことがで
き、機器の信頼性を高めることができる。
の使用による遮熱板の熱変色を防止し、遮熱板の熱吸収
率が経時変化しないようにしたので、遮熱板から風胴の
頂部への放熱量が経時変化に伴って増加するようなこと
がなく、対流用送風機が故障したりフィルターが目詰ま
りする前に温度検出器が作動して、正常状態にも拘らず
運転を停止させてしまうような不具合を防ぐことがで
き、機器の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例を示す温風暖房機の縦断側面図で
ある。 (1)……本体ケース、(2)……温風吹出口、(3)
……対流用送風機、(4)……風胴、(6)……燃焼
筒、(9)……温度検出器、(10)……遮熱板。
ある。 (1)……本体ケース、(2)……温風吹出口、(3)
……対流用送風機、(4)……風胴、(6)……燃焼
筒、(9)……温度検出器、(10)……遮熱板。
Claims (1)
- 【請求項1】温風吹出口及び対流送風機を有する本体ケ
ースと、この本体ケース内に設けられた風胴と、この風
胴の頂部に取り付けられ、異常温度を検出して運転を停
止させるための温度検出器と、風胴内に設けられた開放
式の燃焼筒と、この燃焼筒と風胴の頂部との間に設けら
れた遮熱板とを備えたものにおいて、前記遮熱板をフリ
ー窒素の含有量の多い鉄を主成分とする母材の表面にア
ルミニウムを溶融メッキ処理したアルミリムド鋼で構成
したことを特徴とする温風暖房機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10850990A JP2840375B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 温風暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10850990A JP2840375B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 温風暖房機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH046348A JPH046348A (ja) | 1992-01-10 |
| JP2840375B2 true JP2840375B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=14486585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10850990A Expired - Fee Related JP2840375B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 温風暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2840375B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60138327A (ja) * | 1983-12-24 | 1985-07-23 | Rinnai Corp | 燃焼器における異常検出装置 |
| JPS6376861A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-07 | Nippon Steel Corp | 燃焼器具用ステンレス鋼およびその製造法 |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP10850990A patent/JP2840375B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH046348A (ja) | 1992-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081016 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091016 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |