JP2848049B2 - ターニングブローチ - Google Patents
ターニングブローチInfo
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- JP2848049B2 JP2848049B2 JP23993991A JP23993991A JP2848049B2 JP 2848049 B2 JP2848049 B2 JP 2848049B2 JP 23993991 A JP23993991 A JP 23993991A JP 23993991 A JP23993991 A JP 23993991A JP 2848049 B2 JP2848049 B2 JP 2848049B2
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- Japan
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- turning
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クランクシャフトの
カウンタウェイト側面削りに用いて好適なターニングブ
ローチに関する。
カウンタウェイト側面削りに用いて好適なターニングブ
ローチに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、往復動式内燃機関のクランクシャ
フトの切削加工方法として、ターニングブローチによっ
てカウンタウェイト側面削り、ジャーナル径幅削り及び
ジャーナル径加工を連続して行う方法が広く採用されつ
つある。図7及び図8はこのようなクランクシャフト加
工に用いられるターニングブローチの一例を示すもの
で、図示のターニングブローチ1は、工具回転軸Sに取
り付けられる扇形平板状のブローチ本体2と、このブロ
ーチ本体2の外周部に取り付けられる側面切削用の切刃
チップ3…と、該切刃チップ3の後方に取り付けられる
ジャーナル加工用の切刃チップ4…(図8では省略す
る。)とから概略構成されてなり、上記切刃チップ3
は、その切刃5の一端がブローチ本体2の幅方向いずれ
か一方の側へ交互に突出するように千鳥状に配列される
とともに、各々の切刃5がブローチ本体2の周方向一端
側から他端側へ向かうに従ってブローチ本体2の外周側
へ次第に大きく突出するように取り付けられている。
フトの切削加工方法として、ターニングブローチによっ
てカウンタウェイト側面削り、ジャーナル径幅削り及び
ジャーナル径加工を連続して行う方法が広く採用されつ
つある。図7及び図8はこのようなクランクシャフト加
工に用いられるターニングブローチの一例を示すもの
で、図示のターニングブローチ1は、工具回転軸Sに取
り付けられる扇形平板状のブローチ本体2と、このブロ
ーチ本体2の外周部に取り付けられる側面切削用の切刃
チップ3…と、該切刃チップ3の後方に取り付けられる
ジャーナル加工用の切刃チップ4…(図8では省略す
る。)とから概略構成されてなり、上記切刃チップ3
は、その切刃5の一端がブローチ本体2の幅方向いずれ
か一方の側へ交互に突出するように千鳥状に配列される
とともに、各々の切刃5がブローチ本体2の周方向一端
側から他端側へ向かうに従ってブローチ本体2の外周側
へ次第に大きく突出するように取り付けられている。
【0003】そして、このように構成されたターニング
ブローチ1は、回転軸S上に適宜距離をおいて複数取り
付けられることにより、それぞれの外周部がクランクシ
ャフト状のワークWのジャーナルJと対向した状態に保
持される。この後、ワークWがその軸線回りに一定方向
(矢印A方向)へ高速で回転せしめられるとともに、ブ
ローチ本体2が周方向先端側(矢印B方向)へ低速で送
り出され、これにより、図9に示すように側面切削用の
切刃5がワークWのカウンタウェイトCの側面C1、C
2に切り込まれてこれらの間が所定幅に加工される。こ
の場合、切刃5はブローチ本体2の周方向後端側へ向か
うに従って当該ブローチ1の外周側へ次第に大きく突出
しているので、ブローチ本体2の旋回に伴って側面C
1、C2はワークWの径方向中心側へ向かって徐々に深
く削られてゆくことになる。そして、切刃チップ3のう
ちで周方向最後端に位置する切刃チップ3bの切刃5b
が通過した後は上述したジャーナル加工用の切刃チップ
4の切刃6によってジャーナルJが所定形状に加工され
る。
ブローチ1は、回転軸S上に適宜距離をおいて複数取り
付けられることにより、それぞれの外周部がクランクシ
ャフト状のワークWのジャーナルJと対向した状態に保
持される。この後、ワークWがその軸線回りに一定方向
(矢印A方向)へ高速で回転せしめられるとともに、ブ
ローチ本体2が周方向先端側(矢印B方向)へ低速で送
り出され、これにより、図9に示すように側面切削用の
切刃5がワークWのカウンタウェイトCの側面C1、C
2に切り込まれてこれらの間が所定幅に加工される。こ
の場合、切刃5はブローチ本体2の周方向後端側へ向か
うに従って当該ブローチ1の外周側へ次第に大きく突出
しているので、ブローチ本体2の旋回に伴って側面C
1、C2はワークWの径方向中心側へ向かって徐々に深
く削られてゆくことになる。そして、切刃チップ3のう
ちで周方向最後端に位置する切刃チップ3bの切刃5b
が通過した後は上述したジャーナル加工用の切刃チップ
4の切刃6によってジャーナルJが所定形状に加工され
る。
【0004】ここで、図9から明らかなように、上述し
た従来のターニングブローチ1では、側面切削を行う切
刃5のブローチ本体2の幅方向への突出量、すなわちブ
ローチ本体2の幅方向中心線mから切刃5のブローチ本
体2の幅方向外方に突出する端部までの距離xは、ブロ
ーチ本体2の幅方向一方の側に突出する一の切刃列EA
において当該ブローチ1の周方向先端の切刃5aから最
後端の切刃5bに至るまで一定とされている。同様にブ
ローチ本体2の幅方向他方の側に突出する他の一の切刃
列EBでも上記距離xは一定とされ、これにより上記側
面C1、C2はカウンタウェイトCの外周端から中心部
まで一定幅に、すなわち互いに平行な平坦面に切削され
る。また、各切刃列EA、EB内で周方向に隣接する切刃
のブローチ径方向への突出量の差(以下、リフト量とい
う。)Lも先頭の切刃5aから最後尾の切刃5bに至る
まですべて等しく設定されている。
た従来のターニングブローチ1では、側面切削を行う切
刃5のブローチ本体2の幅方向への突出量、すなわちブ
ローチ本体2の幅方向中心線mから切刃5のブローチ本
体2の幅方向外方に突出する端部までの距離xは、ブロ
ーチ本体2の幅方向一方の側に突出する一の切刃列EA
において当該ブローチ1の周方向先端の切刃5aから最
後端の切刃5bに至るまで一定とされている。同様にブ
ローチ本体2の幅方向他方の側に突出する他の一の切刃
列EBでも上記距離xは一定とされ、これにより上記側
面C1、C2はカウンタウェイトCの外周端から中心部
まで一定幅に、すなわち互いに平行な平坦面に切削され
る。また、各切刃列EA、EB内で周方向に隣接する切刃
のブローチ径方向への突出量の差(以下、リフト量とい
う。)Lも先頭の切刃5aから最後尾の切刃5bに至る
まですべて等しく設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のターニングブローチ1では、各切刃5のブローチ幅
方向への突出量を一定としているため、特にブローチ本
体2の後端側に取り付けられる切刃チップ3の切刃寿命
が先端側に比して短くなるという欠点があった。
来のターニングブローチ1では、各切刃5のブローチ幅
方向への突出量を一定としているため、特にブローチ本
体2の後端側に取り付けられる切刃チップ3の切刃寿命
が先端側に比して短くなるという欠点があった。
【0006】すなわち、ターニングブローチ1による切
削では、ワークWの回転速度に比してブローチ本体2の
回転速度がきわめて低く設定されるため、図10に示す
ようにブローチ本体2の回転に伴って一の切刃5xがカ
ウンタウェイトCの側面C1、C2間に入り込んでから
反対側へ抜けるまでにワークWは数回〜十数回も回転す
る。このため、一の切刃5xが側面C1、C2間を通過
することにより、側面C1、C2はワークWの回転中心
P0を中心として切刃5xの通過軌跡Qに接する円弧R1
の位置まで切削されることになる。ところが、カウンタ
ウェイトCの外周縁から上記円弧R1までのうち、円弧
R1よりも上述したリフト量Lだけ半径の大きな円弧R0
までの部分は、上記一の切刃5xに先行して側面C1、
C2間を通過した他の切刃によって既に切刃5xによる
切削幅と同一幅で切削されているため、切刃5xが側面
C1、C2を実際に切削するのは結局上記円弧R0、R1
に囲まれた部分(図中斜線部)に過ぎないことになる。
すなわち、切刃5xの通過軌跡Q上で説明すれば、切刃
5xによる切削はYa間で行われるのみでYb1、Yb
2の間は切刃5xの端部が側面C1、C2と擦れ合うこ
とになる。そして、このような擦れ合いは切刃5の摩耗
をいたずらに促進させるのである。なお、上記通過軌跡
Qは、実際には回転中心P0側へ膨らむ凸曲線を描くも
のであるが、ここでは便宜上直線に近似して描いてい
る。
削では、ワークWの回転速度に比してブローチ本体2の
回転速度がきわめて低く設定されるため、図10に示す
ようにブローチ本体2の回転に伴って一の切刃5xがカ
ウンタウェイトCの側面C1、C2間に入り込んでから
反対側へ抜けるまでにワークWは数回〜十数回も回転す
る。このため、一の切刃5xが側面C1、C2間を通過
することにより、側面C1、C2はワークWの回転中心
P0を中心として切刃5xの通過軌跡Qに接する円弧R1
の位置まで切削されることになる。ところが、カウンタ
ウェイトCの外周縁から上記円弧R1までのうち、円弧
R1よりも上述したリフト量Lだけ半径の大きな円弧R0
までの部分は、上記一の切刃5xに先行して側面C1、
C2間を通過した他の切刃によって既に切刃5xによる
切削幅と同一幅で切削されているため、切刃5xが側面
C1、C2を実際に切削するのは結局上記円弧R0、R1
に囲まれた部分(図中斜線部)に過ぎないことになる。
すなわち、切刃5xの通過軌跡Q上で説明すれば、切刃
5xによる切削はYa間で行われるのみでYb1、Yb
2の間は切刃5xの端部が側面C1、C2と擦れ合うこ
とになる。そして、このような擦れ合いは切刃5の摩耗
をいたずらに促進させるのである。なお、上記通過軌跡
Qは、実際には回転中心P0側へ膨らむ凸曲線を描くも
のであるが、ここでは便宜上直線に近似して描いてい
る。
【0007】加えて、ターニングブローチ1による切削
では、切削速度が200m/min.程度に設定されるが、
かかる切削速度は上述した実切削が行われる側面C1、
C2の内周部分を基準とする。従って、切刃5と側面C
1、C2とが擦れ合うカウンタウェイトCの外周部では
切削速度が相当に高くなり、切刃5の摩耗に一層拍車が
かかってしまう。ちなみに、図10において円弧R1の
曲率半径を30mm、カウンタウェイトCの外周縁の曲率
半径を75mmと仮定した場合、円弧R1上での切削速度
を200m/min.に設定すれば、外周縁での切削速度は
500m/min.にも達し、切刃5が実切削時のほぼ2.
5倍の速度で擦られることになる。そして、切削速度が
上昇すれば切刃の摩耗進行速度は加速度的に増加してし
まうのである。
では、切削速度が200m/min.程度に設定されるが、
かかる切削速度は上述した実切削が行われる側面C1、
C2の内周部分を基準とする。従って、切刃5と側面C
1、C2とが擦れ合うカウンタウェイトCの外周部では
切削速度が相当に高くなり、切刃5の摩耗に一層拍車が
かかってしまう。ちなみに、図10において円弧R1の
曲率半径を30mm、カウンタウェイトCの外周縁の曲率
半径を75mmと仮定した場合、円弧R1上での切削速度
を200m/min.に設定すれば、外周縁での切削速度は
500m/min.にも達し、切刃5が実切削時のほぼ2.
5倍の速度で擦られることになる。そして、切削速度が
上昇すれば切刃の摩耗進行速度は加速度的に増加してし
まうのである。
【0008】このように、上述した従来のターニングブ
ローチ1では、切刃5の擦れ合いと外周部での切削速度
の増加によって切刃5の寿命が短くなり、かかる傾向
は、ブローチ本体2の周方向後端側へ向かうほど切刃5
と側面C1、C2とが擦れ合う長さ(図10におけるY
b1、Yb2部分)が長くなるため、ターニングブロー
チ1の送り方向後端側へ向かうに連れて一層顕著とな
る。従って、ブローチ本体2の先端側と後端側とでは切
刃寿命が著しく相違して切刃チップ3の交換サイクルが
ずれてしまい、工具管理の複雑化を招いていた。
ローチ1では、切刃5の擦れ合いと外周部での切削速度
の増加によって切刃5の寿命が短くなり、かかる傾向
は、ブローチ本体2の周方向後端側へ向かうほど切刃5
と側面C1、C2とが擦れ合う長さ(図10におけるY
b1、Yb2部分)が長くなるため、ターニングブロー
チ1の送り方向後端側へ向かうに連れて一層顕著とな
る。従って、ブローチ本体2の先端側と後端側とでは切
刃寿命が著しく相違して切刃チップ3の交換サイクルが
ずれてしまい、工具管理の複雑化を招いていた。
【0009】なお、以上の問題は、図7及に図8に示し
たように切刃5を適当なリフト量Lだけずらしつつ扇状
に並べてゆくいわゆるスパイラルタイプのターニングブ
ローチ1に限らず、例えば図11に示すように長方形平
板状のブローチ本体7の一側部に切刃チップ3を所定の
リフト量Lづつずらして取り付けたリニアタイプのター
ニングブローチ8でも同様に生じる。また、これらのタ
ーニングブローチ1、8と異なり、切刃チップ3にリフ
ト量を与えることなく切刃5を同一円弧状に位置させ
て、加工時にブローチ本体をリフト量Lに相当する量だ
け送り出すようにしたいわゆるサーキュラータイプのタ
ーニングブローチ9でも同様である。
たように切刃5を適当なリフト量Lだけずらしつつ扇状
に並べてゆくいわゆるスパイラルタイプのターニングブ
ローチ1に限らず、例えば図11に示すように長方形平
板状のブローチ本体7の一側部に切刃チップ3を所定の
リフト量Lづつずらして取り付けたリニアタイプのター
ニングブローチ8でも同様に生じる。また、これらのタ
ーニングブローチ1、8と異なり、切刃チップ3にリフ
ト量を与えることなく切刃5を同一円弧状に位置させ
て、加工時にブローチ本体をリフト量Lに相当する量だ
け送り出すようにしたいわゆるサーキュラータイプのタ
ーニングブローチ9でも同様である。
【0010】この発明は、以上のような背景の下になさ
れたもので、切刃とワークとの擦れ合いによる摩耗を防
止して切刃寿命を向上させ、ひいては切刃寿命の均質化
を図り得るターニングブローチを提供することを目的と
する。
れたもので、切刃とワークとの擦れ合いによる摩耗を防
止して切刃寿命を向上させ、ひいては切刃寿命の均質化
を図り得るターニングブローチを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明のターニングブローチでは、複数の側面切
削用の切刃のブローチ本体幅方向外方への突出量を、当
該ブローチ本体の送り方向先端側よりも後端側で小さく
なるように変化させている。
に、この発明のターニングブローチでは、複数の側面切
削用の切刃のブローチ本体幅方向外方への突出量を、当
該ブローチ本体の送り方向先端側よりも後端側で小さく
なるように変化させている。
【0012】ここで、切刃のブローチ本体幅方向への突
出量の変化の態様は、各切刃の摩耗状況に応じて適宜変
更して良いが、その一態様として、ブローチ本体の幅方
向同一の側へ突出する一の切刃列を、ブローチ本体の送
り方向に沿って複数の切刃群に分割し、これら各切刃群
ごとに各切刃のブローチ本体幅方向への突出量を段階的
に減少させることができる。この場合、各切刃群ごとの
ブローチ本体幅方向への突出量の差は、ブローチ本体の
送り方向に隣接する2つの切刃群同士のブローチ本体幅
方向への突出量の差が0.01mm〜0.1mmの範囲とな
るように設定することが好ましい。
出量の変化の態様は、各切刃の摩耗状況に応じて適宜変
更して良いが、その一態様として、ブローチ本体の幅方
向同一の側へ突出する一の切刃列を、ブローチ本体の送
り方向に沿って複数の切刃群に分割し、これら各切刃群
ごとに各切刃のブローチ本体幅方向への突出量を段階的
に減少させることができる。この場合、各切刃群ごとの
ブローチ本体幅方向への突出量の差は、ブローチ本体の
送り方向に隣接する2つの切刃群同士のブローチ本体幅
方向への突出量の差が0.01mm〜0.1mmの範囲とな
るように設定することが好ましい。
【0013】また、切刃寿命の一層の均質化を図るに
は、上記切刃のブローチ本体幅方向への突出量を、ブロ
ーチ本体の送り方向先端側から後端側へ向かうに従って
漸次減少させることが好ましい。この場合、上記突出量
の変化の程度としては、ブローチ本体の幅方向同一の側
へ突出しかつブローチ本体の送り方向に隣接する2つの
切刃の間の上記突出量の差が0.005〜0.05mmの
範囲となるように設定することが好ましい。
は、上記切刃のブローチ本体幅方向への突出量を、ブロ
ーチ本体の送り方向先端側から後端側へ向かうに従って
漸次減少させることが好ましい。この場合、上記突出量
の変化の程度としては、ブローチ本体の幅方向同一の側
へ突出しかつブローチ本体の送り方向に隣接する2つの
切刃の間の上記突出量の差が0.005〜0.05mmの
範囲となるように設定することが好ましい。
【0014】
【作用】上記構成によれば、ブローチ本体幅方向への突
出量が小さく設定される側の切刃の端部が、上記突出量
が大きく設定される切刃による加工面よりもブローチ本
体幅方向中心側へ後退するので、先行する切刃によって
形成された加工面と切刃とが擦れ合うことがなく、これ
により側面切削用の切刃のうちで特にブローチ本体の送
り方向後端側へ配置される切刃の擦れ摩耗が抑制され
る。
出量が小さく設定される側の切刃の端部が、上記突出量
が大きく設定される切刃による加工面よりもブローチ本
体幅方向中心側へ後退するので、先行する切刃によって
形成された加工面と切刃とが擦れ合うことがなく、これ
により側面切削用の切刃のうちで特にブローチ本体の送
り方向後端側へ配置される切刃の擦れ摩耗が抑制され
る。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。なお、本実施例のターニングブローチ
は、側面加工用の切刃の配列に特徴を有するものである
が、かかる配列を説明するに先だってその全体構成を図
2〜図5を参照して説明する。
例を説明する。なお、本実施例のターニングブローチ
は、側面加工用の切刃の配列に特徴を有するものである
が、かかる配列を説明するに先だってその全体構成を図
2〜図5を参照して説明する。
【0016】図2〜図5に示すように、本実施例に係る
ターニングブローチ10は、円弧状に湾曲するライナ1
1の外周部に、複数枚のセグメント12〜14が周方向
に沿って取り付けられて一の扇形状のブローチ本体15
が構成され、このブローチ本体15の外周部のうち、周
方向先端側に位置する第1のセグメント12の外周部に
超硬合金製の複数の側面切削用の切刃チップ16が千鳥
状に並べて取り付けられ、さらに、第1のセグメント1
2の外周部の切刃チップ16よりも後方の部分と、該第
1のセグメント12の後方に位置する第2のセグメント
13以降の外周部に複数のジャーナル加工用切刃チップ
17が取り付けられて概略構成されている。なお、セグ
メントの枚数は図では3枚のみ示されているが、実際に
は第3のセグメント14の後方にも同様のセグメントが
任意数配設されている。
ターニングブローチ10は、円弧状に湾曲するライナ1
1の外周部に、複数枚のセグメント12〜14が周方向
に沿って取り付けられて一の扇形状のブローチ本体15
が構成され、このブローチ本体15の外周部のうち、周
方向先端側に位置する第1のセグメント12の外周部に
超硬合金製の複数の側面切削用の切刃チップ16が千鳥
状に並べて取り付けられ、さらに、第1のセグメント1
2の外周部の切刃チップ16よりも後方の部分と、該第
1のセグメント12の後方に位置する第2のセグメント
13以降の外周部に複数のジャーナル加工用切刃チップ
17が取り付けられて概略構成されている。なお、セグ
メントの枚数は図では3枚のみ示されているが、実際に
は第3のセグメント14の後方にも同様のセグメントが
任意数配設されている。
【0017】図5に示すように、ライナ11はその外周
部から挿入される複数のボルト18によって回転軸Sに
着脱自在に装着されるとともに、内周部に形成されたキ
ー溝19が回転軸S上のキー20と係合されて回転軸S
とともに一体的に回転可能とされている。また、図2〜
図4に示すように、上記第1のセグメント12は、その
幅方向中心部に設けられて当該セグメント12の外周側
へ突出する凸壁部21と、この凸壁部21の基端側に設
けられて当該セグメント12の幅方向へ延びるフランジ
22と、当該セグメント12の内周側へ突出する位置決
め凸部23とを有してなるもので、上記位置決め凸部2
3がライナ11の外周部の溝部(図示略)と係合される
ことによってブローチ本体15の幅方向に位置決めさ
れ、さらに、ボルト取付穴24に挿入されるボルト25
がライナ11に螺合されて該ライナ11に着脱自在に取
り付けられている。
部から挿入される複数のボルト18によって回転軸Sに
着脱自在に装着されるとともに、内周部に形成されたキ
ー溝19が回転軸S上のキー20と係合されて回転軸S
とともに一体的に回転可能とされている。また、図2〜
図4に示すように、上記第1のセグメント12は、その
幅方向中心部に設けられて当該セグメント12の外周側
へ突出する凸壁部21と、この凸壁部21の基端側に設
けられて当該セグメント12の幅方向へ延びるフランジ
22と、当該セグメント12の内周側へ突出する位置決
め凸部23とを有してなるもので、上記位置決め凸部2
3がライナ11の外周部の溝部(図示略)と係合される
ことによってブローチ本体15の幅方向に位置決めさ
れ、さらに、ボルト取付穴24に挿入されるボルト25
がライナ11に螺合されて該ライナ11に着脱自在に取
り付けられている。
【0018】ライナ11の外周部とセグメント12の内
周部との間にはキー26が配置され、セグメント12の
周方向への移動を確実に拘束するように配慮がなされて
いる。また、ボルト取付穴24はボルト25を抜き取る
ことなくセグメント12を着脱できるように長穴の一端
側にのみボルト25の頭部と係合するボルト座24aを
設けた構成とされている。
周部との間にはキー26が配置され、セグメント12の
周方向への移動を確実に拘束するように配慮がなされて
いる。また、ボルト取付穴24はボルト25を抜き取る
ことなくセグメント12を着脱できるように長穴の一端
側にのみボルト25の頭部と係合するボルト座24aを
設けた構成とされている。
【0019】セグメント12の凸壁部21の外周面は当
該ブローチ本体15の周方向先端側から後端側へ向かう
に従ってセグメント内周面からの距離が漸次増加するス
パイラル面状に形成されている。なお、以上の点は、第
1のセグメント12よりも周方向後方に位置する第2の
セグメント13以降についても同様である。そして、第
1のセグメント12の凸壁部21の外周部の幅方向両端
部には、チップ取付溝27が周方向に等しい距離をおい
て、かつブローチ本体15の幅方向一端側と他端側とで
周方向の位置を互いにずらして複数形成されている。
該ブローチ本体15の周方向先端側から後端側へ向かう
に従ってセグメント内周面からの距離が漸次増加するス
パイラル面状に形成されている。なお、以上の点は、第
1のセグメント12よりも周方向後方に位置する第2の
セグメント13以降についても同様である。そして、第
1のセグメント12の凸壁部21の外周部の幅方向両端
部には、チップ取付溝27が周方向に等しい距離をおい
て、かつブローチ本体15の幅方向一端側と他端側とで
周方向の位置を互いにずらして複数形成されている。
【0020】これらチップ取付溝27には、上記切刃チ
ップ16がそれぞれの切刃28の一端部をセグメント1
2の凸壁部21からブローチ本体15の幅方向外方へ突
出させた状態でボルト29によって着脱自在に取り付け
られ、これにより、ブローチ本体15の先端側外周部に
は、上述した従来例と同様にブローチ本体15の幅方向
一方の側に突出する一の切刃列EAと、ブローチ本体1
5の幅方向他方の側に突出する他の一の切刃列EBとが
形成されている(図4参照)。また、各切刃チップ16
は、それぞれの切刃28が当該ブローチ本体15の先端
側から後端側へ向かうに従ってブローチ本体15の外周
側へ次第に大きく突出するように取り付けられている。
ップ16がそれぞれの切刃28の一端部をセグメント1
2の凸壁部21からブローチ本体15の幅方向外方へ突
出させた状態でボルト29によって着脱自在に取り付け
られ、これにより、ブローチ本体15の先端側外周部に
は、上述した従来例と同様にブローチ本体15の幅方向
一方の側に突出する一の切刃列EAと、ブローチ本体1
5の幅方向他方の側に突出する他の一の切刃列EBとが
形成されている(図4参照)。また、各切刃チップ16
は、それぞれの切刃28が当該ブローチ本体15の先端
側から後端側へ向かうに従ってブローチ本体15の外周
側へ次第に大きく突出するように取り付けられている。
【0021】そして、図1により詳細に示すように各切
刃列EA、EB(図1では切刃列EAのみ示す。)は、ブ
ローチ本体15の周方向に隣接する3枚の切刃チップ1
6の切刃28a〜28cを一群として、各列EA、EBが
3つの切刃群EA1〜EA3、EB1〜EB3に分割され、
これら切刃群EA1〜EA3、EB1〜EB3ごとに各切刃
28a〜28cのブローチ本体幅方向への突出量、すな
わち凸壁部21の幅方向中心線mから各切刃28a〜2
8cの端部までの距離xが段階的に小さく設定されてい
る。具体的にはブローチ本体15の周方向先端に配置さ
れる切刃群EA1、EB1の突出量xに対して隣接する切
刃群EA2、EB2の突出量がδ1だけ小さく設定され、
切刃群EA3、EB3の突出量がさらにδ2だけ小さく設
定されている。
刃列EA、EB(図1では切刃列EAのみ示す。)は、ブ
ローチ本体15の周方向に隣接する3枚の切刃チップ1
6の切刃28a〜28cを一群として、各列EA、EBが
3つの切刃群EA1〜EA3、EB1〜EB3に分割され、
これら切刃群EA1〜EA3、EB1〜EB3ごとに各切刃
28a〜28cのブローチ本体幅方向への突出量、すな
わち凸壁部21の幅方向中心線mから各切刃28a〜2
8cの端部までの距離xが段階的に小さく設定されてい
る。具体的にはブローチ本体15の周方向先端に配置さ
れる切刃群EA1、EB1の突出量xに対して隣接する切
刃群EA2、EB2の突出量がδ1だけ小さく設定され、
切刃群EA3、EB3の突出量がさらにδ2だけ小さく設
定されている。
【0022】ここで、上記切刃群EA1〜EA3、EB1
〜EB3間の上記突出量の差δ1、δ2はワークWのカ
ウンタウェイトCの曲率半径や側面切削用の切刃チップ
16の枚数などに応じて適宜変更されるものであるが、
なるべくは0.01〜0.1mmの範囲に設定することが
好ましい。0.01mmに満たないと後述する切刃28の
擦り摩耗防止効果を十分得ることができないおそれがあ
り、他方0.1mmを越えると、カウンタウェイトCの側
面C1、C2間の幅が当該カウンタウェイトCの外周側
と内周側とで大きく相違し、製造上許容される公差を越
えるおそれが生じるからである。
〜EB3間の上記突出量の差δ1、δ2はワークWのカ
ウンタウェイトCの曲率半径や側面切削用の切刃チップ
16の枚数などに応じて適宜変更されるものであるが、
なるべくは0.01〜0.1mmの範囲に設定することが
好ましい。0.01mmに満たないと後述する切刃28の
擦り摩耗防止効果を十分得ることができないおそれがあ
り、他方0.1mmを越えると、カウンタウェイトCの側
面C1、C2間の幅が当該カウンタウェイトCの外周側
と内周側とで大きく相違し、製造上許容される公差を越
えるおそれが生じるからである。
【0023】なお、図2及び図3において符号30は切
刃チップ16のチップポケット、31は切刃チップ17
のチップポケットである。
刃チップ16のチップポケット、31は切刃チップ17
のチップポケットである。
【0024】以上のように構成されたターニングブロー
チ10においては、高速で回転せしめられるワークWに
対してブローチ本体15がその周方向に沿って低速で回
転駆動され、これに伴って各切刃チップ16の切刃28
が、カウンタウェイトCの側面C1、C2間に第1のセ
グメント12の周方向先端側から順に入り込んで側面C
1、C2が径方向中心部へ向けて徐々に所定形状に切削
されてゆく。
チ10においては、高速で回転せしめられるワークWに
対してブローチ本体15がその周方向に沿って低速で回
転駆動され、これに伴って各切刃チップ16の切刃28
が、カウンタウェイトCの側面C1、C2間に第1のセ
グメント12の周方向先端側から順に入り込んで側面C
1、C2が径方向中心部へ向けて徐々に所定形状に切削
されてゆく。
【0025】ここで、本実施例のターニングブローチ1
0では、側面切削用の切刃28のブローチ本体幅方向へ
の突出量xが切刃群EA1〜EA3、EB1〜EB3ごとに
段階的に小さくなるように設定されているので、最初に
側面C1、C2に切り込まれる切刃群EA1、EB1の切
刃28によって形成される加工面よりも切刃群EA2、
EB2の切刃28の端部がブローチ幅方向中心側へ後退
し、同様に切刃群EA3、EB3の切刃28の端部は切刃
群EA1、EA2、EB1、EB2の切刃28によって形成
される加工面よりもブローチ幅方向中心側へ後退する。
従って、切刃群EA2、EA3、EB2、EB3の切刃28
はこれら以前にワークWを通過する切刃群によって形成
された加工面と擦れ合うことがなく、側面C1、C2を
リフト量L相当の幅だけ円弧状に実切削するのみであ
る。
0では、側面切削用の切刃28のブローチ本体幅方向へ
の突出量xが切刃群EA1〜EA3、EB1〜EB3ごとに
段階的に小さくなるように設定されているので、最初に
側面C1、C2に切り込まれる切刃群EA1、EB1の切
刃28によって形成される加工面よりも切刃群EA2、
EB2の切刃28の端部がブローチ幅方向中心側へ後退
し、同様に切刃群EA3、EB3の切刃28の端部は切刃
群EA1、EA2、EB1、EB2の切刃28によって形成
される加工面よりもブローチ幅方向中心側へ後退する。
従って、切刃群EA2、EA3、EB2、EB3の切刃28
はこれら以前にワークWを通過する切刃群によって形成
された加工面と擦れ合うことがなく、側面C1、C2を
リフト量L相当の幅だけ円弧状に実切削するのみであ
る。
【0026】このため切刃28の擦れ摩耗が抑制され、
この結果、切刃28の寿命が第1のセグメント12の後
端側に位置する切刃群ほど従来よりも向上して切刃寿命
の均質化が達成される。なお、同一の切刃群内において
は最初に側面C1、C2間を通過する切刃28aの加工
面に対して切刃28b、28cが擦れ合うこととなる
が、その摩耗距離は微小であり切刃摩耗の均質化に大き
な影響を与えることはない。
この結果、切刃28の寿命が第1のセグメント12の後
端側に位置する切刃群ほど従来よりも向上して切刃寿命
の均質化が達成される。なお、同一の切刃群内において
は最初に側面C1、C2間を通過する切刃28aの加工
面に対して切刃28b、28cが擦れ合うこととなる
が、その摩耗距離は微小であり切刃摩耗の均質化に大き
な影響を与えることはない。
【0027】以上の実施例では特に切刃28のブローチ
本体幅方向への突出量を切刃群EA2、EB2、EA3、
EB3ごとに段階的に減少させているが、本発明はこの
ような態様に限定されるものではない。例えば図6に示
すように、一の切刃列EA、EB内のすべての切刃28
を、当該ブローチ本体15の周方向先端側から後端側へ
向かうに従って漸次ブローチ本体15の幅方向中心側へ
後退させることにより上記突出量を漸次減少させても良
い。この場合には、各切刃28の擦れ摩耗が完全に排除
されるので、切刃寿命の均質化をより完全に達成でき
る。なお、この際、隣接する2枚の切刃28のブローチ
本体幅方向への突出量の差λは、上述した実施例におけ
る突出量の差δ1、δ2と同様の理由から0.005mm
〜0.05mmの範囲とすることが好適である。
本体幅方向への突出量を切刃群EA2、EB2、EA3、
EB3ごとに段階的に減少させているが、本発明はこの
ような態様に限定されるものではない。例えば図6に示
すように、一の切刃列EA、EB内のすべての切刃28
を、当該ブローチ本体15の周方向先端側から後端側へ
向かうに従って漸次ブローチ本体15の幅方向中心側へ
後退させることにより上記突出量を漸次減少させても良
い。この場合には、各切刃28の擦れ摩耗が完全に排除
されるので、切刃寿命の均質化をより完全に達成でき
る。なお、この際、隣接する2枚の切刃28のブローチ
本体幅方向への突出量の差λは、上述した実施例におけ
る突出量の差δ1、δ2と同様の理由から0.005mm
〜0.05mmの範囲とすることが好適である。
【0028】また、図1及び図6に示す例では、切刃2
8のブローチ本体15の幅方向への突出量を少なくとも
2段階以上変化させているが、本発明はこれに限るもの
ではなく、同一の切刃列EA、EB内で上記突出量を一段
階だけ変化させる場合も当然に含まれる。結局、切刃2
8のブローチ本体幅方向への突出量をどの程度変化させ
るかは、本発明が適用されるターニングブローチの切刃
摩耗の偏りの程度に応じて適宜変化させれば良く、図
1、図6に示す態様に限定されないのである。
8のブローチ本体15の幅方向への突出量を少なくとも
2段階以上変化させているが、本発明はこれに限るもの
ではなく、同一の切刃列EA、EB内で上記突出量を一段
階だけ変化させる場合も当然に含まれる。結局、切刃2
8のブローチ本体幅方向への突出量をどの程度変化させ
るかは、本発明が適用されるターニングブローチの切刃
摩耗の偏りの程度に応じて適宜変化させれば良く、図
1、図6に示す態様に限定されないのである。
【0029】さらに、上記実施例では特にスパイラルタ
イプのターニングブローチに本発明を適用した例を説明
したが、これに限らず、図11に示すリニアタイプのも
のや図12に示すサーキュラータイプのものであっても
当然適用し得るものである。また、切刃チップ16を着
脱自在に装着したスローアウェイ式のものに限らず、切
刃チップをろう付けするものや切刃とブローチ本体とを
一体的に形成するソリッド式のものであっても適用可能
である。
イプのターニングブローチに本発明を適用した例を説明
したが、これに限らず、図11に示すリニアタイプのも
のや図12に示すサーキュラータイプのものであっても
当然適用し得るものである。また、切刃チップ16を着
脱自在に装着したスローアウェイ式のものに限らず、切
刃チップをろう付けするものや切刃とブローチ本体とを
一体的に形成するソリッド式のものであっても適用可能
である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のターニ
ングブローチによれば、側面切削用の切刃のうち、ブロ
ーチ本体幅方向への突出量が相対的に大きく設定される
切刃によって形成される加工面に対して、上記突出量が
相対的に小さく設定される切刃の端部がブローチ本体の
幅方向中心側へ後退するので、切刃の端部とワークとの
擦れ合いが防止されて擦れ摩耗が抑制される。従って、
側面切削用の切刃のうち特にブローチ本体の送り方向後
方に配置される切刃の寿命を向上させて各切刃の寿命を
均質化し、ひいては一の切刃列内での各切刃の寿命を一
致させて工具管理の容易化を図ることができる。
ングブローチによれば、側面切削用の切刃のうち、ブロ
ーチ本体幅方向への突出量が相対的に大きく設定される
切刃によって形成される加工面に対して、上記突出量が
相対的に小さく設定される切刃の端部がブローチ本体の
幅方向中心側へ後退するので、切刃の端部とワークとの
擦れ合いが防止されて擦れ摩耗が抑制される。従って、
側面切削用の切刃のうち特にブローチ本体の送り方向後
方に配置される切刃の寿命を向上させて各切刃の寿命を
均質化し、ひいては一の切刃列内での各切刃の寿命を一
致させて工具管理の容易化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例における切刃の配列を、ワー
クの一断面上に投影して示す図である。
クの一断面上に投影して示す図である。
【図2】本発明の一実施例におけるブローチ本体を構成
するセグメントの平面図である。
するセグメントの平面図である。
【図3】図2のIII方向からの矢視図である。
【図4】図3のIV方向からの矢視図である。
【図5】本発明の一実施例におけるターニングブローチ
の全体構成を示す側面図である。
の全体構成を示す側面図である。
【図6】図1の変形例を示す図である。
【図7】ターニングブローチによる一般的なクランクシ
ャフトの切削方法を説明するための斜視図である。
ャフトの切削方法を説明するための斜視図である。
【図8】スパイラルタイプのターニングブローチによる
切削加工方法を説明するための図である。
切削加工方法を説明するための図である。
【図9】従来のターニングブローチにおける切刃の配列
を、ワークの一断面上に投影して示す図である。
を、ワークの一断面上に投影して示す図である。
【図10】ターニングブローチによるカウンタウェイト
側面切削時の切刃の通過軌跡と実切削領域をカウンタウ
ェイトの側面視において示す図である。
側面切削時の切刃の通過軌跡と実切削領域をカウンタウ
ェイトの側面視において示す図である。
【図11】リニアタイプのターニングブローチによる切
削加工方法を説明するための図である。
削加工方法を説明するための図である。
【図12】サーキュラータイプのターニングブローチに
よる切削加工方法を説明するための図である。
よる切削加工方法を説明するための図である。
10 ターニングブローチ 15 ブローチ本体 16 側面切削用の切刃チップ 28 側面切削用の切刃 EA 一の切刃列 EB 他の一の切刃列 EA1,EA2,EA3 一の切刃列の切刃群 EB1,EB2,EB3 他の一の切刃列の切刃群 x 切刃の突出量 δ1,δ2,λ 切刃の突出量の差
Claims (5)
- 【請求項1】 ブローチ本体の一側部に、複数の側面切
削用の切刃が上記ブローチ本体の送り方向へ間隔をおい
て、かつ、それぞれの少なくとも一端を当該ブローチ本
体の幅方向外方へ突出させて装着されてなるターニング
ブローチにおいて、 上記複数の側面切削用の切刃の上記ブローチ本体幅方向
外方への突出量を、当該ブローチ本体の送り方向先端側
よりも後端側で小さくなるように変化させたことを特徴
とするターニングブローチ。 - 【請求項2】 上記複数の側面切削用の切刃が上記ブロ
ーチ本体の送り方向に沿って複数の切刃群に分割され、
上記ブローチ本体の送り方向先端側から後端側へ向かう
につれて、上記切刃群ごとに各切刃のブローチ幅方向外
方への突出量が段階的に減少していることを特徴とする
請求項1記載のターニングブローチ。 - 【請求項3】 請求項2記載のターニングブローチにお
いて、上記複数の切刃群のうち、上記ブローチ本体の送
り方向に隣接する2つの切刃群の切刃同士の上記突出量
の差が0.01mm〜0.1mmの範囲に設定されているこ
とを特徴とするターニングブローチ。 - 【請求項4】 上記複数の側面切削用の切刃の上記ブロ
ーチ本体幅方向外方への突出量が、上記ブローチ本体の
送り方向先端側から後端側へ向かうに従って漸次減少し
ていることを特徴とする請求項1記載のターニングブロ
ーチ。 - 【請求項5】 請求項4記載のターニングブローチにお
いて、上記複数の切刃のうち上記ブローチ本体の幅方向
同一の側へ突出し、かつ、上記ブローチ本体の送り方向
に隣接する2つの切刃のブローチ本体幅方向への上記突
出量の差が0.005〜0.05mmの範囲に設定されて
いることを特徴とするターニングブローチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23993991A JP2848049B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | ターニングブローチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23993991A JP2848049B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | ターニングブローチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577106A JPH0577106A (ja) | 1993-03-30 |
| JP2848049B2 true JP2848049B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=17052071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23993991A Expired - Fee Related JP2848049B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | ターニングブローチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2848049B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4406272C2 (de) * | 1994-02-25 | 1997-02-27 | Boehringer Werkzeugmaschinen | Werkzeugmaschine zum Drehräumen, Dreh-Drehräumen oder Drehen und Verfahren zur spanenden Bearbeitung von rotationssymmetrischen Werkstücken |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP23993991A patent/JP2848049B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0577106A (ja) | 1993-03-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981006 |
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