JP2848643B2 - 超磁歪合金および微少変位制御用駆動部 - Google Patents
超磁歪合金および微少変位制御用駆動部Info
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- JP2848643B2 JP2848643B2 JP1252123A JP25212389A JP2848643B2 JP 2848643 B2 JP2848643 B2 JP 2848643B2 JP 1252123 A JP1252123 A JP 1252123A JP 25212389 A JP25212389 A JP 25212389A JP 2848643 B2 JP2848643 B2 JP 2848643B2
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- giant magnetostrictive
- magnetostrictive alloy
- alloy
- actuator
- displacement control
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は磁歪が大きく磁気−機械変位変換デバイス等
に用いられる磁歪素子用として好適な超磁歪合金に関す
る。
に用いられる磁歪素子用として好適な超磁歪合金に関す
る。
(従来の技術) 磁性体に外部磁場を印加した際、磁性体が変形する磁
歪の応用として変位制御アクチュエータ,磁歪振動子,
磁歪センサ,磁歪フィルタ,超音波遅延線等がある。従
来はNi基合金,Fe−Co合金,フェライト等が用いられて
いる。
歪の応用として変位制御アクチュエータ,磁歪振動子,
磁歪センサ,磁歪フィルタ,超音波遅延線等がある。従
来はNi基合金,Fe−Co合金,フェライト等が用いられて
いる。
近年、計測工学の進歩および精密機械分野の発展に伴
い、ミクロンオーダーの微小変位制御に不可決の変位駆
動部の開発が必要とされている。この変位駆動部の駆動
機構の1つとして磁歪合金を用いた磁気−機械変換デバ
イスが有力である。しかしながら従来の磁歪合金では、
変位の絶対量が充分でなく、ミクロンオーダーの精密変
位制御駆動部材料としては絶対駆動変位量のみならず精
密制御の点からも満足し得るものではなかった。
い、ミクロンオーダーの微小変位制御に不可決の変位駆
動部の開発が必要とされている。この変位駆動部の駆動
機構の1つとして磁歪合金を用いた磁気−機械変換デバ
イスが有力である。しかしながら従来の磁歪合金では、
変位の絶対量が充分でなく、ミクロンオーダーの精密変
位制御駆動部材料としては絶対駆動変位量のみならず精
密制御の点からも満足し得るものではなかった。
このような問題点を解決すべく本発明者等が研究を進
めた結果Dy−Tb−Fe−Mn系のラーベス型金属間化合物で
飽和磁歪(λs)が1000×10-6を越えるものが得られる
ことを見出した(特公昭61−33892号)。
めた結果Dy−Tb−Fe−Mn系のラーベス型金属間化合物で
飽和磁歪(λs)が1000×10-6を越えるものが得られる
ことを見出した(特公昭61−33892号)。
(発明が解決しようとする課題) 特公昭61−33892号にも示されているように実用上は
数kOe程度の低磁界で大きな磁歪を示すことが要求され
ている。しかしながらこの特公昭61−33892号に示され
ている材料でもまだ不十分であり、より高性能の磁歪材
料が望まれている。
数kOe程度の低磁界で大きな磁歪を示すことが要求され
ている。しかしながらこの特公昭61−33892号に示され
ている材料でもまだ不十分であり、より高性能の磁歪材
料が望まれている。
本発明はこのような問題点を考慮してなされたもの
で、低磁界で大きな磁歪を示す超磁歪合金を提供するこ
とを目的とする。
で、低磁界で大きな磁歪を示す超磁歪合金を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 本発明者等がR−Fe−Mn系の超磁歪合金について更な
る特性向上を追及した結果、以下の知見を得た。
る特性向上を追及した結果、以下の知見を得た。
本発明の超磁歪合金はMnを含有することにより、希土
類原子の磁気異方性を変化させ、高磁界のみならず低磁
界においても優れた磁歪特性が得られる。しかしながら
R−Fe−Mn系超磁歪合金では第1図に示した様にMn系の
ラーベス型組成における凝固過程が複雑であり、磁歪特
性を左右する要因のひとつである結晶性の制御(具体的
には<111>結晶軸などの制御が難かしく、結果として
は特性向上をさまたげている場合が生じることを見出し
た。
類原子の磁気異方性を変化させ、高磁界のみならず低磁
界においても優れた磁歪特性が得られる。しかしながら
R−Fe−Mn系超磁歪合金では第1図に示した様にMn系の
ラーベス型組成における凝固過程が複雑であり、磁歪特
性を左右する要因のひとつである結晶性の制御(具体的
には<111>結晶軸などの制御が難かしく、結果として
は特性向上をさまたげている場合が生じることを見出し
た。
そこで発明者らはラーベス型組成における凝固過程が
Mn系に比較して単純なGa等(第2図参照)を含有せしめ
ることにより結晶性の良好なラーベス相の超磁歪合金が
得られ、R−Fe−Mn系の超磁歪合金の磁歪特性が向上す
ることを見出したのである。
Mn系に比較して単純なGa等(第2図参照)を含有せしめ
ることにより結晶性の良好なラーベス相の超磁歪合金が
得られ、R−Fe−Mn系の超磁歪合金の磁歪特性が向上す
ることを見出したのである。
本発明は、原子比で表わした一般式 R(Fe1-y-zMnyMz)w ただしR:希土類元素の少なくとも一種 M:Mg,Al,Ga,Ru,Rh,Pd,Ag,Cd,In,Sn,Sb,Os,Ir,P
t,Au,Hg,Tl及びPbから選ばれた少なくとも一種 0.005≦y≦0.5 0.005≦z≦0.2 1.5≦w≦2.5 で示されることを特徴とする超磁歪合金である。
t,Au,Hg,Tl及びPbから選ばれた少なくとも一種 0.005≦y≦0.5 0.005≦z≦0.2 1.5≦w≦2.5 で示されることを特徴とする超磁歪合金である。
希土類元素とはLa,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,E
r,Tm,Yb,Luであり、これらから選ばれる一種以上の組み
合わせとしてはPr,Nd,Sm,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,TbDy,TbHo,Tb
Pr,SmYb,TbDyHo,TbDyPr,TbPrHoの組み合わせが好まし
い。
r,Tm,Yb,Luであり、これらから選ばれる一種以上の組み
合わせとしてはPr,Nd,Sm,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,TbDy,TbHo,Tb
Pr,SmYb,TbDyHo,TbDyPr,TbPrHoの組み合わせが好まし
い。
好ましくは、1.7<w<2 0.01≦z<0.15 0.01<y<0.2 である。
yが0.005より小さければMnの希土類原子の異方性へ
の作用が小さくなり、また0.6を越えるとキュリー温度
の減少により、ともに磁歪特性が劣化する。zが0.005
より小さければ凝固過程を変え、結晶性向上効果が減少
し、0.2を越えると磁歪量が減少してともに磁歪特性が
劣化する。また、wが上記範囲外となると主相となるべ
きラーベス相が減少し磁歪特性が劣化する。
の作用が小さくなり、また0.6を越えるとキュリー温度
の減少により、ともに磁歪特性が劣化する。zが0.005
より小さければ凝固過程を変え、結晶性向上効果が減少
し、0.2を越えると磁歪量が減少してともに磁歪特性が
劣化する。また、wが上記範囲外となると主相となるべ
きラーベス相が減少し磁歪特性が劣化する。
またFeの一部をT元素(Co,Ni)で置換することも可
能である。しかしながらあまり置換量が多いとキュリー
温度が低下し、磁気特性が低下してしまうため、(Fe
1-xTx)とした時、x≦0.5が限界である。
能である。しかしながらあまり置換量が多いとキュリー
温度が低下し、磁気特性が低下してしまうため、(Fe
1-xTx)とした時、x≦0.5が限界である。
更に本発明合金が立方晶の特定方位、例えば<100
>,<110>,<111>方向に優先配向していることによ
り、その方向における磁歪特性が更に向上する。また優
先配向した合金に磁場中熱処理を施し、磁化容易軸を特
定方向にそろえることにより磁歪特性は更に向上する。
>,<110>,<111>方向に優先配向していることによ
り、その方向における磁歪特性が更に向上する。また優
先配向した合金に磁場中熱処理を施し、磁化容易軸を特
定方向にそろえることにより磁歪特性は更に向上する。
(実施例) 以下に本発明の実施例を説明する。
実施例1 表1に示す組成を、アーク溶解法にて等方多結晶体、
立方晶の特定方位に結晶が配向した一方向凝固体,焼結
体として作成した後900℃×1weekの均質化処理を施し、
切削加工にて10mm×10mm×5mmの試験片とした。磁歪特
性は室温下で歪みゲージを用い磁界は対向磁極型磁石に
より発生させ2kOe印加磁界中で評価した。それぞれの磁
歪量はDyFe2の磁歪量で規格化した値で示した。
立方晶の特定方位に結晶が配向した一方向凝固体,焼結
体として作成した後900℃×1weekの均質化処理を施し、
切削加工にて10mm×10mm×5mmの試験片とした。磁歪特
性は室温下で歪みゲージを用い磁界は対向磁極型磁石に
より発生させ2kOe印加磁界中で評価した。それぞれの磁
歪量はDyFe2の磁歪量で規格化した値で示した。
表1から明らかな様に本発明の合金は低磁界における
磁歪特性が向上し、特に立方晶の特定方位に結晶を配向
させたものが優れていることがわかる。
磁歪特性が向上し、特に立方晶の特定方位に結晶を配向
させたものが優れていることがわかる。
実施例2 表2に示す合金を実施例1に記載の方法で作成し、そ
れぞれ表中に示した条件にて磁場中熱処理を施した。磁
歪特性は実施例1と同様の方法で評価した。
れぞれ表中に示した条件にて磁場中熱処理を施した。磁
歪特性は実施例1と同様の方法で評価した。
表2から明らかな様に磁場中熱処理を施すことによ
り、磁化容易軸を特定の方向にもたせることにより、さ
らに特性が向上することがわかる。
り、磁化容易軸を特定の方向にもたせることにより、さ
らに特性が向上することがわかる。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明の超磁歪合金は、従来の磁
歪材料の特性に比べ極めて優れた磁歪特性を有し、実用
材料として十分なものである。特にミクロンオーダーの
微小変位制御用駆動部,強力超音波発生用振動子,セン
サ等の構成材料として極めて優れた特性を有するもので
ある。
歪材料の特性に比べ極めて優れた磁歪特性を有し、実用
材料として十分なものである。特にミクロンオーダーの
微小変位制御用駆動部,強力超音波発生用振動子,セン
サ等の構成材料として極めて優れた特性を有するもので
ある。
第1図はDy−Mnの状態図、第2図は、Dy−Gaの状態図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C22C 28/00,38/00 - 38/60
Claims (2)
- 【請求項1】原子比で表した一般式 R((Fe1-xTx)1-y-zMnyMz)w ただしR:希土類元素の少なくとも一種 T:CoおよびNiのうち少なくとも一種 M:Mg,Al,Ga,Ru,Rh,Pd,Ag,Os,Ir,PtおよびAuから選ばれ
た少なくとも一種 0≦x≦0.5 0.005≦y≦0.5 0.005≦z≦0.2 1.5≦w≦2.5 で表されることを特徴とする超磁歪合金。 - 【請求項2】請求項1記載の超磁歪合金を用いたことを
特徴とする微少変位制御用駆動部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1252123A JP2848643B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 超磁歪合金および微少変位制御用駆動部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1252123A JP2848643B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 超磁歪合金および微少変位制御用駆動部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115540A JPH03115540A (ja) | 1991-05-16 |
| JP2848643B2 true JP2848643B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=17232794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1252123A Expired - Lifetime JP2848643B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 超磁歪合金および微少変位制御用駆動部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2848643B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20070183921A1 (en) | 2004-03-11 | 2007-08-09 | Japan Science And Technology Agency | Bulk solidified quenched material and process for producing the same |
| CN113432521A (zh) * | 2021-06-11 | 2021-09-24 | 北京奥特美克科技股份有限公司 | 一种高精度位移传感器 |
| CN113444898A (zh) * | 2021-06-11 | 2021-09-28 | 北京奥特美克科技股份有限公司 | 一种微型位移传感器敏感元件波导丝的制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5364798A (en) * | 1976-11-19 | 1978-06-09 | Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan | Electric magntostrictive convertor |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP1252123A patent/JP2848643B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03115540A (ja) | 1991-05-16 |
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Legal Events
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