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JP2856181B2 - 通帳プリンタの通帳引込装置 - Google Patents
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JP2856181B2 - 通帳プリンタの通帳引込装置 - Google Patents

通帳プリンタの通帳引込装置

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JP2856181B2
JP2856181B2 JP8319234A JP31923496A JP2856181B2 JP 2856181 B2 JP2856181 B2 JP 2856181B2 JP 8319234 A JP8319234 A JP 8319234A JP 31923496 A JP31923496 A JP 31923496A JP 2856181 B2 JP2856181 B2 JP 2856181B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通帳プリンタの通帳
引込装置に係り、特に、ユーザがATM等の通帳挿入部
に挿入した通帳を所定のタイミングでプリンタ内部に案
内する通帳引込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来例を示す。図6(a)は一部
省略した平面図、図6(b)は概略の正面図をそれぞれ
示す。基台51と覆い52とが対向し、その間に通帳挿
入路53が設けられている。図6(b)に示すように、
覆い52よりも基台51の方がユーザ側に迫り出してい
る。通帳挿入路53には、通帳の送り方向幅に応じた距
離を隔てて2組の搬送ローラ54,55が配設されてい
る。通帳の挿入口に近い搬送ローラ54は、モータ56
の作動により通帳引込方向に回転駆動されるようになっ
ている。また、搬送ローラ54,55は、通常は対向す
るローラ間が開いており、通帳が挿入されると所定のタ
イミングで一方のローラが他方のローラに近づけられ、
通帳をローラ間に挟持するようになっている。また、2
組の搬送ローラ54,55の間には通帳挿入路53を遮
るストッパ57が通帳挿入路53に対し進退可能に設け
られている。更に、このストッパ57と通帳挿入口に近
い側の搬送ローラ54との間には、通帳搬送路53に挿
入される通帳の存在を検出する光センサ58が設けられ
ている。
【0003】通帳書き込みを行いたいユーザは、通帳5
9を基台51上に置き、基台51上に滑らせながら通帳
挿入路53に進行させて行く。図6(a)の符号60が
示すように通帳の先端がストッパ57に達すると、光セ
ンサ58により通帳の存在が検出される。そして、光セ
ンサ58による通帳の検出から一定時間後に搬送ローラ
54,55がクランプすると共にストッパ57が解除さ
れる。このとき、手前側の搬送ローラ54が通帳を挟持
する。この状態からモータ56が駆動されると、通帳は
奥側の搬送ローラ55を介しプリンタ部へと案内され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、ユーザが通帳を挿入してから一定時間
後に通帳が引き込まれるので、通帳の引込が開始するま
では、ユーザは果たして通帳を正しく挿入できているの
か否か不安になり、つい通帳を押し込みすぎたり、又
は、通帳を引き戻してしまう場合があった。このため、
通帳の引き込みが正常に行われない場合があった。
【0005】また、通帳を乗せる基台は、通帳全体を載
置できるほど大きなものではなかったので、通帳を挿入
したユーザは、通帳が引き込まれるまで、しばらくの間
通帳を手で支えていなければならなかった。このとき
に、上述した通帳の過度の押し込みや引き戻し等を生じ
る場合があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、ユーザが通帳の挿入を容易に行うこと
ができる通帳引込装置を提供することを、その目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、通帳の挿入口と、この挿
入口から挿入された通帳を装置内部に引き込む搬送ロー
ラと、この搬送ローラの駆動タイミングを制御する制御
手段とを備えている。また、前記挿入口の手前に、ユー
ザが通帳から手を離すタイミングを検出するタイミング
検出手段を配置する。そして、前記制御手段は、前記タ
イミング検出手段でユーザが通帳から手を離したタイミ
ングが検出された時に、前記搬送ローラを駆動する、と
いう構成を採っている。
【0008】本発明では、ユーザが挿入口に通帳を挿入
し、その手を離した時に搬送ローラが駆動され通帳が装
置内部に引き込まれる。
【0009】請求項2記載の発明では、前記挿入口の手
前に通帳の搬送路に通ずる通帳の置き台があって、前記
タイミング検出手段は、この置き台の通帳載置面に沿っ
て設けられた圧電素子を含む、という構成を採ってい
る。
【0010】本発明では、置き台の上の通帳をユーザが
手で挿入口に進めて行くと、途中から圧電素子に負荷が
かかり所定の電流が出力される。そして、ユーザが通帳
を挿入した手を離すと、圧電素子から出力されていた電
流が減少し、一定以上減少した時にユーザが通帳から手
を離したと判断され、通帳の引き込みが開始される。
【0011】請求項3記載の発明では、前記制御手段
は、前記タイミング検出手段からユーザによる通帳の挿
入動作の開始タイミングを検出し、挿入動作の開始が検
出されたことを条件に前記搬送ローラの引き込み動作を
許可し、引き込み動作が許可されており,かつ,前記タ
イミング検出手段から挿入動作の終了が検出された時に
のみ前記搬送ローラを駆動する、という構成を採ってい
る。
【0012】本発明では、例えば圧電素子に一定以上の
負荷がかかり通帳の挿入動作が検出された後でなければ
通帳の引き込みが行われない。
【0013】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図5に基づいて説明する。
【0015】図1は、本実施形態にかかる通帳挿入装置
の機構部分の構成図であり、図1(a)が一部省略した
平面図、図1(b)が概略の正面図をそれぞれ示す。従
来例と同一部分については同一符号を付して重複説明を
省略する。
【0016】図1において、装置の機構部分の構成は、
ほとんど図6に示した従来例と同一であるが、通帳挿入
口52aの手前にタイミング検出手段1を設けた点にお
いて従来例と異なっている。本実施形態において、タイ
ミング検出手段1は、基台51の面に沿って挿入口52
aの手前に設けられた圧電素子1である。ユーザは、通
帳を挿入する際に挿入口の手前で通帳を基台51側に押
しつけながら挿入するので、この押圧力から挿入動作を
検出するためである。
【0017】ここで、タイミング検出手段1は、挿入口
手前において挿入口52aの長手幅方向の一端部と他端
部にそれぞれ配設された発光素子と受光素子であっても
良い。通帳の挿入時に手によって光線が遮断されるの
で、挿入動作を検出可能である。
【0018】次に、本装置の制御系の構成を図2に示
す。
【0019】図2に示す制御系は、圧力に応じた電流を
出力する上述の圧電素子1と、この圧電素子1の出力電
流を電圧値に変換し予め設定されたしきい値電圧と比較
した結果として挿入検知信号S1 を出力するしきい値回
路2と、通帳がストッパ57付近まで挿入されたことを
検出し媒体検知信号S2 を出力する光センサ58とを備
えている。また、しきい値回路2の出力S1 と光センサ
58の出力S2 とに基づいて搬送ローラ54,55のク
ランプ及び回転駆動タイミングを設定する信号処理回路
3と、この信号処理回路3からの制御信号に応じてモー
タ56を駆動するモータ制御回路61と、同じく信号処
理回路3からの制御信号に応じてクランプ機構63を作
動させるクランプ制御回路62とを備えている。圧電素
子1としきい値回路2が通帳の挿入検出回路5を構成
し、光センサ58が通帳の媒体検知回路6を構成してい
る。
【0020】図3は、しきい値回路2の構成図である。
しきい値回路2は、コンパレータ2aを含む電圧の比較
回路から成り、圧電素子1の出力電流に基づく電圧が予
め設定された電圧値以上になると、ハイレベルの挿入検
知信号S1 を出力するようになっている。
【0021】図4は、信号処理回路3の構成図である。
しきい値回路2からの挿入検知信号S1 は、第1のAN
Dゲート4bに入力されると共にNORゲート4cに入
力されるようになっている。また、光センサ58からの
媒体検知信号S2 は、NOTゲート4a及びNORゲー
ト4cにそれぞれ入力されるようになっている。NOT
ゲート4aの出力は、第1のANDゲート4bに接続さ
れている。第1のANDゲート4bの出力は、第1のD
フリップフロップF1 のクロック端子(CLK)に接続
されている。NORゲート4cの出力は、第2のDフリ
ップフロップF2 のクロック端子に接続されている。第
2のANDゲート4dは、搬送終了割り込み信号及びパ
ワーオンリセット信号を入力とし、出力は第1及び第2
のDフリップフロップF1 ,F2 のリセット端子にそれ
ぞれ接続されている。第1のDフリップフロップF1
D端子にはハイレベルが入力されるようになっている。
また、第2のDフリップフロップF2 のD端子にはロー
レベルが入力されるようになっている。ここで、第1の
DフリップフロップF1 のQ出力を、ドライブプロテク
ト信号とする。また、第2のDフリップフロップF2
反転Q出力を、ドライブ信号とする。
【0022】次に、本実施形態の全体動作を図1乃至図
5に基づいて説明する。
【0023】装置を稼働状態に設定すると、図5に示す
ように、挿入検知信号S1 がローレベル、媒体検知信号
2 がハイレベル(通光)、第1のDフリップフロップ
1のクロックAがローレベル、第2のDフリップフロ
ップF2 のクロックBがローレベル、パワーオンリセッ
ト信号がハイレベル、搬送終了割り込み信号がハイレベ
ル、ドライブプロテクト信号がローレベル(禁止)、ド
ライブ信号がハイレベル(停止)に設定される。
【0024】ユーザは通帳を基台51上に置き基台51
に向けて押さえながら滑らせるように挿入路53に挿入
して行く。途中で通帳を進める手が圧電素子1にかか
り、圧電素子1に一定以上の圧力が負荷されると、しき
い値回路2の出力である挿入検知信号S1 がハイにな
る。その後、更に通帳が挿入され通帳の先端がストッパ
57に到達すると、光センサ58の出力である媒体検知
信号S2 がロー(遮光)になる。このとき、第1のDフ
リップフロップF1 のクロックAがハイになり、ドライ
ブプロテクト信号がハイ(ドライブ許可)になる。
【0025】そして、通帳がストッパ57に達した感触
を受けたユーザが通帳に添えていた手を離すと、これと
同時に圧電素子1の出力電流が減少し、一定値を下回る
と挿入検知信号S1 がローになる。これにより、第2の
DフリップフロップF2 のクロックBがハイになり、ド
ライブ信号がロー(ドライブ状態)に設定される。ま
た、第1のDフリップフロップF1 のクロックAはロー
レベルに復帰する。
【0026】ドライブ信号がローになると、クランプ制
御回路62はクランプ機構63を作動させ、搬送ローラ
54,55をクランプし、対向するローラ54に通帳を
挟持させる。これと共に、モータ制御回路61はモータ
56を駆動し、搬送ローラ54を通帳引込方向に回転さ
せる。
【0027】モータ56の駆動により通帳が引き込ま
れ、通帳の終端が光センサ58を通過すると、媒体検知
信号S2 がハイレベル(通光)に復帰し、第2のDフリ
ップフロップF2 のクロックBがローレベルに復帰す
る。
【0028】更に通帳が搬送され、図示しないプリンタ
部に達すると、当該プリンタ部により搬送終了割り込み
信号がローレベルに設定される。これにより、第1及び
第2のDフリップフロップF1 ,F2 が共にリセットさ
れ、ドライブプロテクト信号はローレベル(禁止状態)
に復帰し、ドライブ信号はハイレベル(停止)に復帰す
る。これを受けたモータ制御回路61はモータ56の駆
動を停止し、クランプ制御回路62は、搬送ローラ5
4,55のクランプ状態を解除する。これにより、初期
状態に復帰する。
【0029】このように、本実施形態によれば、ユーザ
が通帳を挿入した手を離すと同時に通帳がクランプされ
て装置内部に引き込まれるので、通帳が引き込まれるま
で通帳を押さえたまま待っていなければならなかった従
来例に比べユーザに与える操作上の違和感を解消するこ
とができる。
【0030】また、通帳がストッパに行き当たるまで挿
入したら通帳から手を離せば良いだけなので、従来例の
ように通帳の引込が始まる前に挿入が足りないのかと勘
違いしストッパの保持力を超えて通帳を強く押し込んで
しまい引き込みを失敗する事態や、通帳が引き込まれな
いために通帳を手前に引き出すと共に通帳の引き込みが
始まり引き込みが中途半端になって失敗する事態等を有
効に防止することができ、ユーザフレンドリな装置を提
供することができる。
【0031】更に、ユーザが通帳から手を離すタイミン
グを検出する手段として通帳挿入口の手前に基台面に沿
って圧電素子を配置したので、ユーザが通帳の挿入を終
了したタイミングを瞬時に検出することができ、速やか
な通帳の引き込みを実現することができる。
【0032】また、ユーザによる通帳の挿入動作の開始
タイミングを検出し、挿入動作の開始が検出されたこと
を条件に引き込み動作を許可し、引き込み動作が許可さ
れており、かつ、挿入動作の終了が検出された時にのみ
通帳の引き込みが行われるので、挿入動作の開始タイミ
ングが検出されないまま通帳の挿入が行われても、通帳
の引き込みは行われず、ユーザの意思に反して通帳がた
またま挿入されてしまったようなケースでは、通帳の引
き込みが行われてしまう不測の事態を防止することがで
きる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、ユーザが通帳を挿入した手を離
すと同時に通帳がクランプされて装置内部に引き込まれ
るので、通帳が引き込まれるまで通帳を押さえたまま待
っていなければならなかった従来例に比べユーザに与え
る操作上の違和感を解消することができる。また、通帳
がストッパに行き当たるまで挿入したら通帳から手を離
せば良いだけなので、従来例のように通帳の引込が始ま
る前に挿入が足りないのかと勘違いしストッパの保持力
を超えて通帳を強く押し込んでしまい引き込みを失敗す
る事態や、通帳が引き込まれないために通帳を手前に引
き出すと共に通帳の引き込みが始まり引き込みが中途半
端になって失敗する事態等を有効に防止することがで
き、ユーザフレンドリな装置を提供することができる。
【0034】更に、請求項2記載の発明では、ユーザが
通帳から手を離すタイミングを検出する手段として通帳
挿入口の手前に基台面に沿って圧電素子を配置したの
で、ユーザが通帳の挿入を終了したタイミングを瞬時に
検出することができ、速やかな通帳の引き込みを実現す
ることができる。
【0035】また、請求項3記載の発明では、ユーザに
よる通帳の挿入動作の開始タイミングを検出し、挿入動
作の開始が検出されたことを条件に引き込み動作を許可
し、引き込み動作が許可されており、かつ、挿入動作の
終了が検出された時にのみ通帳の引き込みが行われるの
で、挿入動作の開始タイミングが検出されないまま通帳
の挿入が行われても、通帳の引き込みは行われず、ユー
ザの意思に反して通帳がたまたま挿入されてしまったよ
うなケースでは、通帳の引き込みが行われてしまう不測
の事態を防止することができる、という従来にない優れ
た通帳プリンタの通帳引込装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における機構部分の概略構
成図であり、図1(a)が平面図、図1(b)が正面図
をそれぞれ示す。
【図2】本発明の一実施形態における制御系の構成を示
すブロック図である。
【図3】図2のしきい値回路の構成を示す回路図であ
る。
【図4】図2の信号処理回路の構成を示す回路図であ
る。
【図5】図4の信号処理回路が扱う信号のタイムチャー
トである。
【図6】従来例の機構部分を示す概略構成図であり、図
6(a)が平面図、図6(b)が正面図をそれぞれ示
す。
【符号の説明】
1 圧電素子(タイミング検出手段) 2 しきい値回路 3 信号処理回路 7 制御手段 51 基台(通帳の置き台) 52a 通帳の挿入口 54,55 搬送ローラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通帳の挿入口と、この挿入口から挿入さ
    れた通帳を装置内部に引き込む搬送ローラと、この搬送
    ローラの駆動タイミングを制御する制御手段とを備えた
    通帳引込装置において、 前記挿入口の手前に、ユーザが通帳から手を離すタイミ
    ングを検出するタイミング検出手段を配置し、 前記制御手段は、前記タイミング検出手段でユーザが通
    帳から手を離したタイミングが検出された時に、前記搬
    送ローラを駆動することを特徴とした通帳引込装置。
  2. 【請求項2】 前記挿入口の手前に通帳の搬送路に通ず
    る通帳の置き台があって、 前記タイミング検出手段は、この置き台の通帳載置面に
    沿って設けられた圧電素子を含むことを特徴とした請求
    項1記載の通帳引込装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記タイミング検出手
    段からユーザによる通帳の挿入動作の開始タイミングを
    検出し、挿入動作の開始が検出されたことを条件に前記
    搬送ローラの引き込み動作を許可し、引き込み動作が許
    可されており,かつ,前記タイミング検出手段から挿入
    動作の終了が検出された時にのみ前記搬送ローラを駆動
    することを特徴とした請求項1記載の通帳引込装置。
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