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JP2859406B2 - 射出型電子装置射出装置とその信号伝達方法 - Google Patents
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JP2859406B2 - 射出型電子装置射出装置とその信号伝達方法 - Google Patents

射出型電子装置射出装置とその信号伝達方法

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JP2859406B2 JP24582890A JP24582890A JP2859406B2 JP 2859406 B2 JP2859406 B2 JP 2859406B2 JP 24582890 A JP24582890 A JP 24582890A JP 24582890 A JP24582890 A JP 24582890A JP 2859406 B2 JP2859406 B2 JP 2859406B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 電波放射などを行う射出型電子装置を航空機などから
射出する射出装置における射出時の発射信号と情報信号
の信号伝達と、それを行う射出型電子装置射出装置に関
し、 信号伝達に必要なインタフェース部の容積を小さくで
きる信号伝達方法を提供し、射出型電子装置の小型化を
図ることを目的とし、 熱電池を内部電源としての内部回路を駆動する射出型
電子装置と、この射出型電子装置が装填されて火薬を爆
発させることで射出型電子装置を射出するマガジン部
と、射出型電子装置に対して熱電池の起動信号と内部回
路にセットされる情報信号を共通の信号機により送出す
る制御部とを備え、制御部は共通信号線を介して起動信
号に続いて情報信号を送出し、射出型電子装置は起動信
号で起動された熱電池の起電力を発火信号としてマガジ
ン部の火薬に送出するようにしたものである。
[産業上の利用分野] 本発明は、電波放射などを行う射出型電子装置を航空
機などから射出する射出装置における射出時の発射信号
と情報信号の信号伝達方法と、それを行う射出型電子装
置射出装置に関する。
かかる射出型電子装置は例えば射出後に空中を落下し
つつ標識用電波を放射するなどの用途に用いられてい
る。近年のLSIおよびマイクロ波MMIC技術の急速な進歩
に伴い、かかる射出型電子装置の内部回路は急速に小型
化が進んでいる。このため射出型電子装置の全体を小型
化するためには更に、射出型電子装置の外部とのインタ
フェースのための信号線部分の容積を小型化することが
必要とされている。
[従来の技術] かかる射出型電子装置を射出する射出装置としては、
従来、射出部をマガジンに装填し、このマガジンに込め
た火薬を制御装置からの発射信号で爆発させてその爆発
力を利用して航空機等から射出するタイプのものが知ら
れている。
一方、例えばマイクロ波帯域の標識用電波などを放出
する電子装置を射出対象物とした場合、射出の際に母機
の高度、速度などの電波放射条件等に関する情報をこの
射出型電子装置の内部回路に設定してやる必要がある。
またかかる射出型電子装置はマイクロ波送信を行うもの
であるため、その内部電源として電流容量の大きなもの
が必要となり、一般には熱電池が用いられている。この
熱電池は射出直前に起動信号を与えて点火してやる必要
がある。
この結果、射出型電子装置の射出の際には、制御装置
から熱電池の起動信号と各種の情報信号とを射出型電子
装置に伝達しなければならない。従来、この信号伝達に
は、必要な信号の数に対応させて信号線を送り、射出装
置の制御装置側からそれぞれの信号線を介して信号伝達
を行っていた。
[発明が解決しようとする課題] 従来は信号数に応じた信号線が用意されていたため、
射出型電子装置側にもその信号線数に応じたインタフェ
ース部の容積を用意する必要があり、この容積が大きい
ため、内部回路を小型化しても射出型電子装置全体を小
型化することができなかった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、信号伝達に必要なインタファー
ス部容積を小さくできる信号伝達方法を提供し、射出型
電子装置の小型化を図ることにある。また本発明はかか
る信号伝達方法を行う射出型電子装置射出装置を提供す
ることも他の目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明に係る原理説明図である。
本発明に係る射出型電子装置射出装置の信号伝達方法
は、一つの形態として、熱電池14を内部電源として内部
回路16を駆動する射出型電子装置11と、射出型電子装置
11が装填されて火薬15を爆発させることで射出型電子装
置11を射出するマガジン部12と、射出型電子装置11に対
して熱電池14の起動信号と内部回路16にセットされる情
報信号を共通の信号機17により送出する制御部13とを備
え、制御部13は共通信号線17を介して起動信号に続いて
情報信号を送出し、射出型電子装置11は起動信号で起動
された熱電池14の起電力を発火信号としてマガジン部12
の火薬15に送出するようにしたものである。
また本発明に係る射出型電子装置射出装置の信号伝達
方法は、他の形態として、上述の信号伝達方法におい
て、射出型電子装置11は、発火信号の送出をしゃ断する
スイッチ19と、情報信号の受信完了を判定する受信完了
判定部18とを備え、マガジン部12への発火信号の送出
を、受信完了判定部18で情報信号の受信完了が判定され
るまで、スイッチ19により禁止するようにしたものであ
る。
上述の信号伝達方法を実施するための本発明に係る射
出型電子装置射出装置は、熱電池14を内部電源として内
部回路16を駆動する射出型電子装置11と、射出型電子装
置11が装填されて火薬15を爆発させることで射出型電子
装置11を射出するマガジン部12と、射出型電子装置11に
対して熱電池14の起動信号と内部回路16にセットされる
情報信号を共通の信号線17により送出する制御部とを備
え、制御部17は共通信号線17を介して起動信号に続いて
情報信号を送出するように構成され、射出型電子装置11
からはマガジン部12の火薬15に発火信号を送る信号線20
が設けられて、起動信号で起動された熱電池14の起電力
を発火信号として信号線20を介してマガジン部12の火薬
15に送出するように構成される。
[作用] まず制御部13から射出型電子装置11の熱電池14に対し
て共通信号線17を介して起動信号(発射信号)を送る。
これにより熱電池14は作動を開始し、その起電力が立ち
上がっていく。さらに、制御装置13はこの起動信号を送
ったのに続いて共通信号線17を介して情報信号を射出型
電子装置11に送る。この情報信号は射出型電子装置11に
受信されて内部回路16にセットされる。
熱電池14の起電力は信号線20を介してマガジン部12の
火薬15に発火信号として与えられており、したがって熱
電池14の起電力が定常状態にまで立ち上がると、その起
電力によってマガジン部12の火薬が着火されて爆発を起
こし、それにより射出型電子装置11が射出される。
本発明の他の形態においては、この熱電池14からの発
火信号はスイッチ19を介して火薬15に与えられており、
このスイッチ19は受信完了判定部18が情報信号の受信完
了判定を行う前は開かれており、受信完了判定後に閉じ
られて発火信号を送出できるようになっている。これに
より情報信号の転送前に射出型電子装置11が誤って発射
されることが防止される。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図には本発明の一実施例としての射出型電子装置
の射出装置の要部が示され、また第3図にはその全体的
構成が示される。この射出型電子装置射出装置は航空機
などに搭載されて、標識用電波などを放射する射出型電
子装置3を空中に射出するためのものであり、この射出
型電子装置3は第3図に示されるように複数台がマガジ
ン2に装填されており、制御部(プログラマ)1からの
発射指令によってそれぞれ空中に射出されるものであ
る。
図において、射出装置は制御装置としてのプログラマ
1と、複数の射出型電子装置3を装填したマガジン2と
からなる。プログラマ1は射出装置全体の処理シーケン
スを管理するものであって、射出型電子装置3に対して
外部機器4から得た情報信号と発射指令信号とを共通の
信号線5を介して与える。この情報信号は例えば母機の
高度や速度などの電波発射条件等の情報である。また発
射指令信号は後術する熱電池31への起動信号に相当す
る。
マガジン2は射出型電子装置3と共にスキューブ(射
出用火薬)21が装填されており、このスキューブ21を爆
発させることで射出型電子装置3を機外に射出する。こ
のスキューブ21は着火用フィラメントである電橋線22を
備えており、この電橋線22に発火信号を受けることで加
熱・着火されて火薬が爆発するようになっている。
射出型電子装置3は内部電源となる熱電池31と、情報
信号の受信完了判定部32と、スイッチ34と、マイクロ波
電波放射用の電子回路335等を含み構成される。熱電池3
1は点火用のフィラメント33を有しており、このフィラ
メント33に熱電池起動信号を受けることで点火されて発
熱し、その発熱による科学反応で起電力を発生する。こ
の起電力は内部の電子回路に電源として供給されると共
に、スイッチ3を介してマガジン2のスキューブ21の電
橋線22にも発火信号として供給される。受信完了判定部
32はプログラマ1からの情報信号の受信が完了したか否
かを判定する回路であり、熱電池31のフィラメント33へ
の起動信号が送られてくる信号線5を介して情報信号を
受信するように構成されており、受信した情報信号はこ
の受信完了判定部を介して内部RAMに格納される。この
受信完了判定部32からスイッチ34に開閉制御信号が送出
されており、スイッチ34は受信完了判定前はオフ(開
成)に、受信完了判定後はオン(閉成)制御される。
以下、この実施例装置の動作を第4図のタイムチャー
トを参照しつつ説明する。
まずプログラマ1は射出型電子装置3に対して信号線
5を介し発射信号を送出する。この発射信号は熱電池31
のフィラメント33に印加される起動信号に相当し、これ
によりフィラメント33が加熱されて熱電池が点火・発熱
し、その発熱により化学反応を起こして起電力が発生す
る。この起電力は内部回路に供給されるが、起電力の立
ち上がりにはある程度時間がかかり、このため大きな電
力を要するマイクロ波送信機等を駆動するに充分な起電
力が発生するまでにはある程度時間がかかるが、受信完
了判定部32や内部RAM等の微弱電力回路を駆動するため
の起電力は点火後の早い時間でも熱電池31から得ること
ができる。
次にプログラマ1は、発射信号の送出に直ちに続い
て、熱電池31が定常状態に到達するまでの時間を利用し
て、発射信号を送出したのと同じ信号線5を用いて射出
型電子装置3に情報信号を送出する。この情報信号は受
信完了判定部32を経て内部RAMに記載される。これら受
信完了判定部32と内部RAMは先に述べたように、微弱電
力でも動作するものであるので、点火直後の熱電池31の
微弱電力によっても充分に動作する。
やがてプログラマ1からの情報信号の転送が全て完了
すると、受信完了判定部32は情報信号の受信完了を判定
し、それによりスイッチ34を閉じる。これにより熱電池
31の起電力は発火信号としてこのスイッチ34を介してマ
ガジン2のスキューブ21に送られ、その電橋線22を加熱
して火薬に着火し、爆発を起こさせる。この爆発により
射出型電子装置3は母機から空中へ射出される。
以上のような構成によれば、発射信号と情報信号の伝
送用の信号機を共通信号線としてそのインタフェース部
の容積を小さくすることができる。また以上の射出シー
ケンスによれば、射出型電子装置3の熱電池31は、射出
直後から充分に大きな起電力が発生しているので、射出
型電子装置3は射出直後から内部のマイクロ波回路を作
動させて電波放射を行うことができる。またスイッチ34
でスキューブ21への発火信号の送出タイミングを調整す
ることで、情報信号転送前の射出型電子装置3の誤発射
を防止することができる。
本発明の実施にあたっては種々の変形形態が可能であ
る。例えば、上述の実施例では受信完了判定部32とスイ
ッチ34により射出型電子装置の誤発射を防止するように
したが、情報信号の転送に要する時間が極めて短い場合
には、これらの回路を用いることなく、熱電池31の起電
力を直接にスキューブ21に与えるようにしてもよい。す
なわち、このような構成とした場合、一般にスキューブ
21の着火・爆発までには熱電池31の起電力が充分に上が
ることが必要なので10〜20msecと比較的長い時間がかか
るのに対して、情報信号の転送に要する時間はマイクロ
秒オーダであることが多いので、このような場合には発
射信号の送出後、熱電池31の起電力が充分が上がってい
ない時間を利用して直ちに情報信号を転送すれば、スキ
ューブ21が爆発する前にほぼ間違いなく情報信号の転送
を完了することができる。
また、他の変形例として、上述の実施例では受信判定
部32や内部電源を動かす電源を熱電池31からとっている
が、これに限られるものではなく、これらの微弱電力で
動くものであるから、大電力を発生する熱電池の代わり
に一般の電池を別に設けてこれらの回路を常時動かすよ
うにしてもよい。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明によれば、制御装置か
ら射出型電子装置へ伝達する発射信号と情報信号は共通
の信号線により送られているため、これらの信号のイン
タフェース部の容積を小さくすることができ、射出型電
子装置全体の小型化が可能となる。また情報信号の受信
完了によりオンとなるスイッチを介して火薬に着火する
構成とすることにより、情報転送前の射出型電子装置の
誤発射を確実に防止できる。さらに、発射信号を送信し
て熱電池を作動させ定常状態となる間に情報信号を送信
することで、実際の射出までに要する時間を最小化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原理説明図、 第2図は本発明の一実施例としての射出型電子装置の射
出装置の要部を示すブロック図、 第3図は実施例装置の全体構成を示すブロック図、およ
び、 第4図は実施例装置の動作を説明するタイムチャートで
ある。 図において、 1……射出装置 2……マガジン 3……射出型電子装置 4……外部機器 21……スキューブ(射出用火薬) 22……電橋線 31……熱電池 32……受信完了判定部 33……点火用フィラメント 34……スイッチ 35……電子回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F41H 11/02 F41F 3/06 F41J 2/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱電池(14)を内部電源として内部回路
    (16)を駆動する射出型電子装置(11)と、 該射出型電子装置(11)が装填されて火薬(15)を爆発
    させることで該射出型電子装置(11)を射出するマガジ
    ン部(12)と、 該射出型電子装置(11)に対して該熱電池(14)の起動
    信号と該内部回路(16)にセットされる情報信号を共通
    の信号線(17)により送出する制御部(13)とを備え、 該制御部(13)は該共通信号線(17)を介して該起動信
    号に続いて該情報信号を送出し、 該射出型電子装置(11)は該起動信号で起動された熱電
    池(14)の起電力を発火信号として該マガジン部(12)
    の火薬(15)に送出するようにした射出型電子装置射出
    装置の信号伝達方法。
  2. 【請求項2】該射出型電子装置(11)は、該発火信号の
    送出をしゃ断するスイッチ(19)と、該情報信号の受信
    完了を判定する受信完了判定部(18)とを備え、該マガ
    ジン部(12)への発火信号の送出を、該受信完了判定部
    (18)で情報信号の受信完了が判定されるまで、該スイ
    ッチにより禁止するようにした請求項1記載の射出型電
    子装置射出装置の信号伝達方法。
  3. 【請求項3】熱電池(14)を内部電源として内部回路
    (16)を駆動する射出型電子装置(16)と、 該射出型電子装置(11)が装填されて火薬(15)を爆発
    させることで該射出型電子装置(11)を射出するマガジ
    ン部(12)と、 該射出型電子装置(11)に該熱電池(14)の起動信号と
    該内部回路(16)にセットされる情報信号を共通の信号
    線(17)により送出する制御部(13)とを備え、 該制御部(13)は該共通信号線(17)を介して該起動信
    号に続いて該情報信号を送出するように構成され、 該射出型電子装置(11)からは該マガジン部(12)の火
    薬に発火信号を送る信号線(20)が設けられて、該起動
    信号で起動された熱電池(14)の起電力を発火信号とし
    て該信号線(20)を介して該マガジン部(12)の火薬
    (15)に送出するように構成された射出型電子装置射出
    装置。
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