JP2862147B2 - コンクリート型枠用パネルを用いる地下室壁の構築方法 - Google Patents
コンクリート型枠用パネルを用いる地下室壁の構築方法Info
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- JP2862147B2 JP2862147B2 JP2215745A JP21574590A JP2862147B2 JP 2862147 B2 JP2862147 B2 JP 2862147B2 JP 2215745 A JP2215745 A JP 2215745A JP 21574590 A JP21574590 A JP 21574590A JP 2862147 B2 JP2862147 B2 JP 2862147B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] 本発明は、コンクリート型枠用パネルを用いる地下室
壁の構築方法に関するものであり、さらに具体的には、
コンクリート中の空気および余剰水を効率よく排出する
ことのできる地下室壁の構築方法に関するものである。
壁の構築方法に関するものであり、さらに具体的には、
コンクリート中の空気および余剰水を効率よく排出する
ことのできる地下室壁の構築方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、構築物コンクリート養生用型枠としては、ベニ
ア板が、またマンホール形成用型枠には鉄製型枠が用い
られてきた。
ア板が、またマンホール形成用型枠には鉄製型枠が用い
られてきた。
これらの型枠は、重量物のために運搬が大変であり、
また断熱性を有しないので、特に冬季においては、夜間
と昼間の温度差が激しく施工場所や施工日によりコンク
リート強度にむらができていた。
また断熱性を有しないので、特に冬季においては、夜間
と昼間の温度差が激しく施工場所や施工日によりコンク
リート強度にむらができていた。
一方、従来の地下室壁の構築方法としては、2枚の合
板パネルよりなるコンクリート型枠用パネルを垂直に起
立させ、このパネルにより形成される空間内にコンクリ
ートを打設、バイブレーターで脱気し、硬化させて側壁
躯体コンクリートを形成し、次いでこれらのパネルを取
り外し、土砂の埋め戻しを行う。また第5図に示すよう
に、地下室(9)の躯体コンクリート側壁(8)の外側
に栗石、砕石等(10)を敷設して、躯体コンクリート側
壁部分に、排水用の層を形成し、水がこれらの栗石の間
隙を素早く通過できるようにしており、水が躯体側に滞
留しないようにしている。しかし、それでもなお躯体コ
ンクリートのクラックを通ったり、浸透したりして地下
室内部に浸入することもありうるので、浸入する土中水
の排水のために、肉厚100mmのコンクリートブロック(1
1)を、セメントモルタルで固着して積み上げ、約10mm
の空隙(12)を設けている。さらにコンクリートブロッ
ク(11)の内側に結露防止および断熱のために、通水間
隙のない板状発泡ポリスチレン断熱材(15)を敷設し、
内装材(16)で化粧している。この空隙(12)を流下し
た水が、地下室の外側に排水されるように、地下室
(9)を躯体コンクリートスラブ(13)上に排水用ピッ
ト(14)を設け、適当な排水手段で外部に排出してい
る。
板パネルよりなるコンクリート型枠用パネルを垂直に起
立させ、このパネルにより形成される空間内にコンクリ
ートを打設、バイブレーターで脱気し、硬化させて側壁
躯体コンクリートを形成し、次いでこれらのパネルを取
り外し、土砂の埋め戻しを行う。また第5図に示すよう
に、地下室(9)の躯体コンクリート側壁(8)の外側
に栗石、砕石等(10)を敷設して、躯体コンクリート側
壁部分に、排水用の層を形成し、水がこれらの栗石の間
隙を素早く通過できるようにしており、水が躯体側に滞
留しないようにしている。しかし、それでもなお躯体コ
ンクリートのクラックを通ったり、浸透したりして地下
室内部に浸入することもありうるので、浸入する土中水
の排水のために、肉厚100mmのコンクリートブロック(1
1)を、セメントモルタルで固着して積み上げ、約10mm
の空隙(12)を設けている。さらにコンクリートブロッ
ク(11)の内側に結露防止および断熱のために、通水間
隙のない板状発泡ポリスチレン断熱材(15)を敷設し、
内装材(16)で化粧している。この空隙(12)を流下し
た水が、地下室の外側に排水されるように、地下室
(9)を躯体コンクリートスラブ(13)上に排水用ピッ
ト(14)を設け、適当な排水手段で外部に排出してい
る。
例えば、特公昭63−16537号公報に示されている地下
室の構造では、コンクリートスラブ(13)とモルタル床
(19)間に排水溝を有する発泡ポリスチレン製床下地材
(17)を敷設している。
室の構造では、コンクリートスラブ(13)とモルタル床
(19)間に排水溝を有する発泡ポリスチレン製床下地材
(17)を敷設している。
[発明が解決しようとする課題] コンクリート製品は、通常、ポルトランドセメント1
部に対し、砂2.7部、砂利3.1部、水0.5部の割合で使用
することが強度上最適とされ、業界指導されているが、
この組成では流動性に乏しい。そのため実際には、コン
クリートミキサー車でこの割合で調合されてきた混合物
に、さらに多量の水を追加、混合して流動性を向上させ
て、ポンプによりコンクリートを打設することが多い。
部に対し、砂2.7部、砂利3.1部、水0.5部の割合で使用
することが強度上最適とされ、業界指導されているが、
この組成では流動性に乏しい。そのため実際には、コン
クリートミキサー車でこの割合で調合されてきた混合物
に、さらに多量の水を追加、混合して流動性を向上させ
て、ポンプによりコンクリートを打設することが多い。
しかしながら、ベニア板製コンクリート型枠用パネル
は、生コンクリート中の空気および水ベニア板を透過し
にくいため、その表面に滞留し、得られるコンクリート
の表面部分に巣が発生したり、コンクリート中央部の水
硬反応が起こりにくく、養生に長時間(2〜4週間)が
かかる等の欠点がある。
は、生コンクリート中の空気および水ベニア板を透過し
にくいため、その表面に滞留し、得られるコンクリート
の表面部分に巣が発生したり、コンクリート中央部の水
硬反応が起こりにくく、養生に長時間(2〜4週間)が
かかる等の欠点がある。
一般的には、この余剰水の存在が、コンクリートの寿
命を極端に短縮させる原因であると言われている。
命を極端に短縮させる原因であると言われている。
余剰水を速やかにコンクリート表面から除去できれ
ば、コンクリートの硬化時間はより短縮され、工期も短
縮されるとともに、コンクリート強度も格段に向上する
と考えられる。
ば、コンクリートの硬化時間はより短縮され、工期も短
縮されるとともに、コンクリート強度も格段に向上する
と考えられる。
さらに、前記のような従来の地下室の構造において
は、重い栗石、砕石等を敷設するために、作業性が低下
する。また従来の地下室壁構造では、コンクリートのク
ラック部分から地下室壁内に浸入してきた土中水を排出
するためのブロック隔壁構造(11)および(12)、さら
に結露防止のために断熱材(15)を地下室内部に設けな
ければならないので、地下室のスペース(9)を有効に
使用できないという欠点がある。また、排水のための排
水ピット(14)用のスペースを地階床下に設けるため
に、地下深くまで堀削しなければならず、且つ地下室
(9)のスペースを犠牲にするという欠点もある。
は、重い栗石、砕石等を敷設するために、作業性が低下
する。また従来の地下室壁構造では、コンクリートのク
ラック部分から地下室壁内に浸入してきた土中水を排出
するためのブロック隔壁構造(11)および(12)、さら
に結露防止のために断熱材(15)を地下室内部に設けな
ければならないので、地下室のスペース(9)を有効に
使用できないという欠点がある。また、排水のための排
水ピット(14)用のスペースを地階床下に設けるため
に、地下深くまで堀削しなければならず、且つ地下室
(9)のスペースを犠牲にするという欠点もある。
本発明は、以上のような課題を解決し、コンクリート
中の空気および余剰水を迅速に効率よく排出することの
できるコンクリート型枠用パネルを使用し、さらには、
地下室周りの水ハケを良くすることにより、地下室内へ
の土中水の浸入および地下室の内部の結露を防止すると
ともに、排水工事の施工を容易にし、且つ地下室の排水
を効率よく行うことができ、地下室内のスペースを有効
に使用することのできる地下室壁の構築方法を提供する
ことを目的とするものである。
中の空気および余剰水を迅速に効率よく排出することの
できるコンクリート型枠用パネルを使用し、さらには、
地下室周りの水ハケを良くすることにより、地下室内へ
の土中水の浸入および地下室の内部の結露を防止すると
ともに、排水工事の施工を容易にし、且つ地下室の排水
を効率よく行うことができ、地下室内のスペースを有効
に使用することのできる地下室壁の構築方法を提供する
ことを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、鋭意検討の結果、上記の課題を解決で
きるコンクリート型枠用パネルおよび地下室壁の構築方
法を見いだすことができた。
きるコンクリート型枠用パネルおよび地下室壁の構築方
法を見いだすことができた。
すなわち、本発明は、下記(i)または(ii)に記載
のコンクリート型枠用パネルを用いて地下室壁を構築す
る方法であって、地下室壁の外側枠として、該型枠用パ
ネルの通水性シート層側を内側にして垂直に起立させ、
これに所望の間隔をおいて内側パネルを対峙させ、両者
のパネルにより形成される空間内にコンクリートを打
設、硬化させて側壁躯体コンクリートを形成し、外側枠
として使用した型枠用パネルは側壁躯体コンクリートに
付着させたまま土の埋め戻しを行うことを特徴とする、
地下室壁の構築方法を提供するものである。
のコンクリート型枠用パネルを用いて地下室壁を構築す
る方法であって、地下室壁の外側枠として、該型枠用パ
ネルの通水性シート層側を内側にして垂直に起立させ、
これに所望の間隔をおいて内側パネルを対峙させ、両者
のパネルにより形成される空間内にコンクリートを打
設、硬化させて側壁躯体コンクリートを形成し、外側枠
として使用した型枠用パネルは側壁躯体コンクリートに
付着させたまま土の埋め戻しを行うことを特徴とする、
地下室壁の構築方法を提供するものである。
前記コンクリート型枠用パネルの条件: (i)前記コンクリート型枠用パネルは、通水性発泡体
ブロックの片面に、通水性シート層が設けられている;
あるいは (ii)前記コンクリート型枠用パネルは、通水性発泡体
ブロックの片面に、通水性シート層が設けられ、かつ前
記通水性発泡体ブロックが、独立気泡の樹脂発泡体粒子
を接着剤で互いに接着させた10〜55%の通水性空隙率を
有するブロックである。
ブロックの片面に、通水性シート層が設けられている;
あるいは (ii)前記コンクリート型枠用パネルは、通水性発泡体
ブロックの片面に、通水性シート層が設けられ、かつ前
記通水性発泡体ブロックが、独立気泡の樹脂発泡体粒子
を接着剤で互いに接着させた10〜55%の通水性空隙率を
有するブロックである。
以下に本発明を、図面を参照してさらに詳細に説明す
る。
る。
第1図は、本発明に使用されるコンクリート型枠用パ
ネルを示す図である。
ネルを示す図である。
第1図において、(1)は通水性発泡体ブロック、
(2)は、通水性シート層をそれぞれ示している。
(2)は、通水性シート層をそれぞれ示している。
本発明で用いることのできる、通水性発泡体ブロック
(1)は、独立気泡の樹脂発泡体粒子を接着材で互いに
接着させた10〜55%の通水性空隙率を有するブロックで
あるのが好ましい(ここで、通水性空隙率とは、メスシ
リンダー中に一定量の水を入れ、さらにこの中へ通水性
発泡体ブロックをいれたときの水の増量割合より測定す
る)。このブロックは例えば、発泡ポリスチレン、発泡
ポリエチレンまたは発泡ポリプロピレン等の大きさ(粒
径)2〜10mmの発泡体粒子を、アスファルトやポリ酢酸
ビニルエマルジョン等の接着剤により、通水性空隙率10
〜55%の空隙のある状態で接着したもの、または、少な
くとも最長が2cm以上の異形のポリスチレン発泡体チッ
プを、金型のキャビティ内に充填し、次いで、型占めを
行った後に、加圧蒸気を該キャビテイ内に導入し、チッ
プ個々の表面を溶融させて該チップ通を互いに融着させ
て得られる、10〜55%の通水性空隙率を有する発泡体製
品であってもよい。このブロックは、0.02〜0.2g/cm3、
の嵩密度、および0.03〜0.1kcal/m・h・℃の熱伝導率
を有するものがよい。
(1)は、独立気泡の樹脂発泡体粒子を接着材で互いに
接着させた10〜55%の通水性空隙率を有するブロックで
あるのが好ましい(ここで、通水性空隙率とは、メスシ
リンダー中に一定量の水を入れ、さらにこの中へ通水性
発泡体ブロックをいれたときの水の増量割合より測定す
る)。このブロックは例えば、発泡ポリスチレン、発泡
ポリエチレンまたは発泡ポリプロピレン等の大きさ(粒
径)2〜10mmの発泡体粒子を、アスファルトやポリ酢酸
ビニルエマルジョン等の接着剤により、通水性空隙率10
〜55%の空隙のある状態で接着したもの、または、少な
くとも最長が2cm以上の異形のポリスチレン発泡体チッ
プを、金型のキャビティ内に充填し、次いで、型占めを
行った後に、加圧蒸気を該キャビテイ内に導入し、チッ
プ個々の表面を溶融させて該チップ通を互いに融着させ
て得られる、10〜55%の通水性空隙率を有する発泡体製
品であってもよい。このブロックは、0.02〜0.2g/cm3、
の嵩密度、および0.03〜0.1kcal/m・h・℃の熱伝導率
を有するものがよい。
この通水性発泡体ブロックは、その通水性と断熱性を
考慮すると、30〜150mmの肉厚が適当である。
考慮すると、30〜150mmの肉厚が適当である。
また、通水性発泡体ブロック(1)の片面に設ける通
水性シート層(2)としては、樹脂製、金属性等の織
布、不織布、網状物、多孔板状物等で通水性のものであ
れば、どのようなものでもよいが、好ましくはポリエス
テル、ナイロン、レーヨン、ポリ塩化ビニル、ポリプロ
ピレン、ポリアクリル等でできた織布、不織布、網状物
を使用するのがよい。
水性シート層(2)としては、樹脂製、金属性等の織
布、不織布、網状物、多孔板状物等で通水性のものであ
れば、どのようなものでもよいが、好ましくはポリエス
テル、ナイロン、レーヨン、ポリ塩化ビニル、ポリプロ
ピレン、ポリアクリル等でできた織布、不織布、網状物
を使用するのがよい。
不織布の厚さは0.01〜5.0mmが好ましく、また織布お
よび網状物の目開きは0.01〜1.0mmのものが好ましい。
よび網状物の目開きは0.01〜1.0mmのものが好ましい。
これらの通水性シート層は、接着剤を用いて点接着や
線接着で貼り合わせることができ、または釘やステープ
ル等でとめてもよい。
線接着で貼り合わせることができ、または釘やステープ
ル等でとめてもよい。
第2図は、本発明に使用されるコンクリート型枠用パ
ネルを組み立てた一例を示す図である。
ネルを組み立てた一例を示す図である。
本図においては、合板パネル(4)および発泡体ブロ
ック(1)の片面に通水性シート層(2)を設けたパネ
ルを、所定の間隔をおいて対峙させて、それぞれの外側
に添木(3)を添え、さらにセパレーター(6)でコン
クリート厚さを設定し、フォームタイ(5)で固定でき
るようにして、型枠を構成している。
ック(1)の片面に通水性シート層(2)を設けたパネ
ルを、所定の間隔をおいて対峙させて、それぞれの外側
に添木(3)を添え、さらにセパレーター(6)でコン
クリート厚さを設定し、フォームタイ(5)で固定でき
るようにして、型枠を構成している。
また、第3図に示すように、通水性シート層(2)と
通水性発泡体ブロック(1)のパネルが、コンクリート
側圧に耐えられない場合は、本発明に使用されるパネル
および/または合板パネル(4)の外側に支保工(7)
を設けてもよい。
通水性発泡体ブロック(1)のパネルが、コンクリート
側圧に耐えられない場合は、本発明に使用されるパネル
および/または合板パネル(4)の外側に支保工(7)
を設けてもよい。
さらに、別の態様としては、合板パネル(4)の代わ
りに、本発明に使用されるパネルを用いることもでき
る。本発明においてコンクリート型枠用パネルを用いて
地下室壁を構造する方法としては、合板パネルとこれに
対峙して通水性シート層と通水性発泡体ブロックよりな
る上記のコンクリート型枠用パネルを垂直に起立させ、
両者のパネルにより形成される空間内にコンクリートを
打設し、硬化させ、側壁躯体コンクリートを形成する。
次いで合板パネルを前記側壁躯体コンクリートより取り
外し、他方のコンクリート型枠用パネルは側壁躯体コン
クリートに残したまま土砂の埋め戻しを行って地下室壁
を構築することができる。
りに、本発明に使用されるパネルを用いることもでき
る。本発明においてコンクリート型枠用パネルを用いて
地下室壁を構造する方法としては、合板パネルとこれに
対峙して通水性シート層と通水性発泡体ブロックよりな
る上記のコンクリート型枠用パネルを垂直に起立させ、
両者のパネルにより形成される空間内にコンクリートを
打設し、硬化させ、側壁躯体コンクリートを形成する。
次いで合板パネルを前記側壁躯体コンクリートより取り
外し、他方のコンクリート型枠用パネルは側壁躯体コン
クリートに残したまま土砂の埋め戻しを行って地下室壁
を構築することができる。
[作 用] 上記のようなコンクリート型枠用パネルを使用する
と、コンクリート養生中に、迅速に効率よくコンクリー
ト中の余剰水および空気を排出することができる。
と、コンクリート養生中に、迅速に効率よくコンクリー
ト中の余剰水および空気を排出することができる。
そのため、初期養生におけるコンクリート強度の発現
が速くなり、長期養生時の圧縮強度の増進が著しくな
る。
が速くなり、長期養生時の圧縮強度の増進が著しくな
る。
さらに、通水性発泡体ブロックは、断熱性を有するた
めにコンクリートの強度バランスが良好となる。
めにコンクリートの強度バランスが良好となる。
さらにまた、上記のコンクリート型枠用パネルを用い
て、地下室の側壁を構築する際、コンクリート養生後も
このパネルを地下室側壁に残すことによって、該パネル
は断熱材となり、且つ土中水がパネルを通って排水され
る。そのため、従来のように、地下室内部のスペースを
犠牲にして排水設備を施工する必要がない。
て、地下室の側壁を構築する際、コンクリート養生後も
このパネルを地下室側壁に残すことによって、該パネル
は断熱材となり、且つ土中水がパネルを通って排水され
る。そのため、従来のように、地下室内部のスペースを
犠牲にして排水設備を施工する必要がない。
[実 施 例] 以下、図面を参照しながら実施例により本発明をさら
に説明する。
に説明する。
第2図は本発明に使用されるコンクリート型枠用パネ
ルを組み立てた図である。
ルを組み立てた図である。
実施例1 型枠の一方側に、厚さ12mmの合板パネル(4)、さら
にその内側に添木(3)を、その反対側には、肉厚0.5m
mおよび150g/m2のポリプロピレン製不織布(2)を、90
×90×5cmのサイズの通水性空隙率が約30%、嵩密度30g
/l、熱伝導率0.04kcal/m・h・℃を有する通水性発泡体
ブロック(1)に接着剤として酢酸ビニル(コニシ
(株)K−110)を用いて点状に塗布し接着した本発明
におけるパネル、添木(3)の順で型枠を構成した。さ
らにセパレーター(6)でコンクリートの厚さを150mm
に設定し、フォームタイ(5)で固定した。次に生コン
クリートの打設を行って、養生させた後に、合板パネル
(3)等を取り外して該型枠を脱型した。
にその内側に添木(3)を、その反対側には、肉厚0.5m
mおよび150g/m2のポリプロピレン製不織布(2)を、90
×90×5cmのサイズの通水性空隙率が約30%、嵩密度30g
/l、熱伝導率0.04kcal/m・h・℃を有する通水性発泡体
ブロック(1)に接着剤として酢酸ビニル(コニシ
(株)K−110)を用いて点状に塗布し接着した本発明
におけるパネル、添木(3)の順で型枠を構成した。さ
らにセパレーター(6)でコンクリートの厚さを150mm
に設定し、フォームタイ(5)で固定した。次に生コン
クリートの打設を行って、養生させた後に、合板パネル
(3)等を取り外して該型枠を脱型した。
養生後のコンクリートの圧縮強度(試験方法JIS A110
8)を以下の表に示す。
8)を以下の表に示す。
表より、本発明におけるパネルを用いることによっ
て、初期養生における強度の発現が速く、さらに長期養
生も強度増進が著しくなることが判る。
て、初期養生における強度の発現が速く、さらに長期養
生も強度増進が著しくなることが判る。
実施例2 厚さ150mmの側壁躯体コンクリート(8)、および深
さ3mを有する地下室の壁を構築するために、室内側に
は、厚さ24mmの合板パネル(4)、さらにその内側に添
木(3)を、室外側には、ポリエステル製不織布(2)
を、肉厚60mmの通水性空隙率が約32%、嵩密度30g/l、
熱伝導率0.04kcal/m・h・℃を有する通水性発泡体ブロ
ック(1)に接着剤として酢酸ビニル(コニシ(株)K
−110)を用いて点状に塗布し接着した本発明における
パネル、添木(3)の順で型枠を構成した。さらにセパ
レーター(6)でコンクリートの厚さを150mmに設定
し、フォームタイ(5)で固定した後、生コンクリート
の打設を行って、養生させた。養生後に、添木(3)、
地下室内側の合板パネル(4)を取り外し、地下室外側
の本発明におけるパネルは、側壁躯体コンクリートに取
り付けたまま土砂の埋め戻しを行って、地下室の側壁を
完成させた。
さ3mを有する地下室の壁を構築するために、室内側に
は、厚さ24mmの合板パネル(4)、さらにその内側に添
木(3)を、室外側には、ポリエステル製不織布(2)
を、肉厚60mmの通水性空隙率が約32%、嵩密度30g/l、
熱伝導率0.04kcal/m・h・℃を有する通水性発泡体ブロ
ック(1)に接着剤として酢酸ビニル(コニシ(株)K
−110)を用いて点状に塗布し接着した本発明における
パネル、添木(3)の順で型枠を構成した。さらにセパ
レーター(6)でコンクリートの厚さを150mmに設定
し、フォームタイ(5)で固定した後、生コンクリート
の打設を行って、養生させた。養生後に、添木(3)、
地下室内側の合板パネル(4)を取り外し、地下室外側
の本発明におけるパネルは、側壁躯体コンクリートに取
り付けたまま土砂の埋め戻しを行って、地下室の側壁を
完成させた。
完成後の地下室(9)の垂直断面図を第4図に示す。
養生後、コンクリート強度を弱めるアバタの発生は、地
下室の内側にはほとんど見られなかった。
養生後、コンクリート強度を弱めるアバタの発生は、地
下室の内側にはほとんど見られなかった。
さらに第4図から、本発明におけるパネルを地下室壁
の一部として残すことにより、地下室内に排水設備を設
ける必要もなく、地下室のスペースを有効に使用できる
ことが判る。
の一部として残すことにより、地下室内に排水設備を設
ける必要もなく、地下室のスペースを有効に使用できる
ことが判る。
[発明の効果] 通水性発泡体ブロックの片面に、通水性シート層を設
けたコンクリート型枠用パネルを用いることにより、コ
ンクリート中の空気および余剰数を迅速に効率よく排出
することができる。そのため、初期養生時における強度
の発現を速くすることができ、長期養生時においても圧
縮強度を増進することができる。
けたコンクリート型枠用パネルを用いることにより、コ
ンクリート中の空気および余剰数を迅速に効率よく排出
することができる。そのため、初期養生時における強度
の発現を速くすることができ、長期養生時においても圧
縮強度を増進することができる。
また、地下室を構築する際、このパネルを地下室の側
壁に用いることにより、地下室内部への土中水の浸入を
防止することができ、さらに排水設備を設ける必要がな
くなるために、地下室のスペースを有効に使用すること
ができる。
壁に用いることにより、地下室内部への土中水の浸入を
防止することができ、さらに排水設備を設ける必要がな
くなるために、地下室のスペースを有効に使用すること
ができる。
第1図は、本発明におけるコンクリート型枠用パネル、
第2図は、本発明におけるパネルを組み立てた図、第3
図は、本発明におけるパネルに支保工を設けて組み立て
た例、第4図は、本発明におけるパネルを用いて構築し
た地下室の垂直断面図、および第5図は従来の地下室の
垂直断面図を示す図である。 1……通水性発泡体ブロック、2……通水性シート層、
3……添木、4……合板パネル、5……フォームタイ、
6……セパレーター、7……支保工、8……地下室側壁
の躯体コンクリート、9……地下室、10……栗石および
砕石、11……コンクリートブロック、12……空隙、13…
…躯体コンクリートスラブ、14……排水用ピット、15…
…断熱材、16……内装材、17……発泡ポリスチレン製床
下地材、18……土砂、19……モルタル床
第2図は、本発明におけるパネルを組み立てた図、第3
図は、本発明におけるパネルに支保工を設けて組み立て
た例、第4図は、本発明におけるパネルを用いて構築し
た地下室の垂直断面図、および第5図は従来の地下室の
垂直断面図を示す図である。 1……通水性発泡体ブロック、2……通水性シート層、
3……添木、4……合板パネル、5……フォームタイ、
6……セパレーター、7……支保工、8……地下室側壁
の躯体コンクリート、9……地下室、10……栗石および
砕石、11……コンクリートブロック、12……空隙、13…
…躯体コンクリートスラブ、14……排水用ピット、15…
…断熱材、16……内装材、17……発泡ポリスチレン製床
下地材、18……土砂、19……モルタル床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 29/00 E04G 9/10
Claims (1)
- 【請求項1】下記(i)または(ii)に記載のコンクリ
ート型枠用パネルを用いて地下室壁を構築する方法であ
って、地下室壁の外側枠として、該型枠用パネルの通水
性シート層側を内側にして垂直に起立させ、これに所望
の間隔をおいて内側パネルを対峙させ、両者のパネルに
より形成される空間内にコンクリートを打設、硬化させ
て側壁躯体コンクリートを形成し、外側枠として使用し
た型枠用パネルは側壁躯体コンクリートに付着させたま
ま土の埋め戻しを行うことを特徴とする、地下室壁の構
築方法。 前記コンクリート型枠用パネルの条件: (i)前記コンクリート型枠用パネルは、通水性発泡体
ブロックの片面に、通水性シート層が設けられている;
あるいは (ii)前記コンクリート型枠用パネルは、通水性発泡体
ブロックの片面に、通水性シート層が設けられ、かつ前
記通水性発泡体ブロックが、独立気泡の樹脂発泡体粒子
を接着剤で互いに接着させた10〜55%の通水性空隙率を
有するブロックである。
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|---|---|---|---|
| JP2215745A JP2862147B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | コンクリート型枠用パネルを用いる地下室壁の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2215745A JP2862147B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | コンクリート型枠用パネルを用いる地下室壁の構築方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04102628A JPH04102628A (ja) | 1992-04-03 |
| JP2862147B2 true JP2862147B2 (ja) | 1999-02-24 |
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ID=16677508
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2215745A Expired - Fee Related JP2862147B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | コンクリート型枠用パネルを用いる地下室壁の構築方法 |
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|---|---|
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-
1990
- 1990-08-17 JP JP2215745A patent/JP2862147B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH04102628A (ja) | 1992-04-03 |
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