JP2867779B2 - バーコード読取装置 - Google Patents
バーコード読取装置Info
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- JP2867779B2 JP2867779B2 JP4043554A JP4355492A JP2867779B2 JP 2867779 B2 JP2867779 B2 JP 2867779B2 JP 4043554 A JP4043554 A JP 4043554A JP 4355492 A JP4355492 A JP 4355492A JP 2867779 B2 JP2867779 B2 JP 2867779B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、往復運動する走査ミラ
ーにより光を往復走査し、バーコードが記載された読取
対象から反射してくる反射光に応じた電気信号を2値化
し、その2値化信号を所定のサンプリング間隔でカウン
トしたカウント値に基づいてバーコードデータを読み取
るバーコード読取装置に関する。
ーにより光を往復走査し、バーコードが記載された読取
対象から反射してくる反射光に応じた電気信号を2値化
し、その2値化信号を所定のサンプリング間隔でカウン
トしたカウント値に基づいてバーコードデータを読み取
るバーコード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光を投射する光源と、該光源
からの光を往復運動する走査ミラーにより往復走査する
走査手段と、該走査手段による光の走査によってバーコ
ードが記載された読取対象から反射してくる反射光を受
光し、その受光光量に応じた電気信号を発生する受光手
段と、該受光手段からの電気信号を2値化する2値化手
段と、該2値化信号を所定のサンプリング間隔でカウン
トするカウント手段と、該カウント手段からのカウント
値に基づいてバーコードデータを読み取る読取手段とを
備えたバーコード読取装置が知られている。
からの光を往復運動する走査ミラーにより往復走査する
走査手段と、該走査手段による光の走査によってバーコ
ードが記載された読取対象から反射してくる反射光を受
光し、その受光光量に応じた電気信号を発生する受光手
段と、該受光手段からの電気信号を2値化する2値化手
段と、該2値化信号を所定のサンプリング間隔でカウン
トするカウント手段と、該カウント手段からのカウント
値に基づいてバーコードデータを読み取る読取手段とを
備えたバーコード読取装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走査ミ
ラーは往復運動するため、その往復動の転換前後で加速
度が生じ、平面走査速度は一定ではない。一方、従来、
2値化信号をカウントする際のサンプリング間隔を決定
するのに用いるサンプリングクロックの周波数は一定で
ある。例えば、図6に示すように、等しいモジュール幅
のバーコードを走査した場合であっても、走査ミラーの
平面走査速度が異なると2値化信号のパルス幅が一定に
ならない。
ラーは往復運動するため、その往復動の転換前後で加速
度が生じ、平面走査速度は一定ではない。一方、従来、
2値化信号をカウントする際のサンプリング間隔を決定
するのに用いるサンプリングクロックの周波数は一定で
ある。例えば、図6に示すように、等しいモジュール幅
のバーコードを走査した場合であっても、走査ミラーの
平面走査速度が異なると2値化信号のパルス幅が一定に
ならない。
【0004】そのため、一定周期のサンプリングクロッ
クを用いてカウントすると、モジュール幅の等しいバー
コードを走査したにもかかわらず、図6に示す場合では
カウント値が順に6,4,3,4,6となって一定にな
らない。そのため、例えばナローバーであるのにワイド
バーであると判断してしまう可能性もある。従って、カ
ウント値のばらつき度合や平均値を算出し、それらに基
づいて各々のカウント値を補正する等のソフト処理が必
要であり、また、その平均値等を算出するためにはある
程度多くのデータを取り込んでからでないと適正な補正
ができず、応答性も悪くなる。
クを用いてカウントすると、モジュール幅の等しいバー
コードを走査したにもかかわらず、図6に示す場合では
カウント値が順に6,4,3,4,6となって一定にな
らない。そのため、例えばナローバーであるのにワイド
バーであると判断してしまう可能性もある。従って、カ
ウント値のばらつき度合や平均値を算出し、それらに基
づいて各々のカウント値を補正する等のソフト処理が必
要であり、また、その平均値等を算出するためにはある
程度多くのデータを取り込んでからでないと適正な補正
ができず、応答性も悪くなる。
【0005】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、走査ミラーの平面走査速度の違いにかかわらず、
読取手段においてバーコードデータを正しく読み取るこ
とができるバーコード読取装置を提供することを目的と
している。
ので、走査ミラーの平面走査速度の違いにかかわらず、
読取手段においてバーコードデータを正しく読み取るこ
とができるバーコード読取装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この目的を達成す
るためになされた本発明の請求項1に記載したバーコー
ド読取装置は、光を投射する光源と、該光源からの光を
往復運動する走査ミラーにより往復走査する走査手段
と、該走査手段による光の走査によってバーコードが記
載された読取対象から反射してくる反射光を受光し、そ
の受光光量に応じた電気信号を発生する受光手段と、該
受光手段からの電気信号を2値化する2値化手段と、該
2値化信号を所定のサンプリング間隔でカウントするカ
ウント手段と、該カウント手段からのカウント値に基づ
いて上記バーコードデータを読み取る読取手段とを備え
たバーコード読取装置において、上記走査ミラーの往復
運動に同期し、該往復運動の整数倍の周波数を有するサ
ンプリングクロックを発生させるクロック発生手段を備
え、上記カウント手段が、該クロック発生手段から発生
したサンプリングクロックに基づくサンプリング間隔
で、上記2値化信号をカウントすることを特徴とする。
るためになされた本発明の請求項1に記載したバーコー
ド読取装置は、光を投射する光源と、該光源からの光を
往復運動する走査ミラーにより往復走査する走査手段
と、該走査手段による光の走査によってバーコードが記
載された読取対象から反射してくる反射光を受光し、そ
の受光光量に応じた電気信号を発生する受光手段と、該
受光手段からの電気信号を2値化する2値化手段と、該
2値化信号を所定のサンプリング間隔でカウントするカ
ウント手段と、該カウント手段からのカウント値に基づ
いて上記バーコードデータを読み取る読取手段とを備え
たバーコード読取装置において、上記走査ミラーの往復
運動に同期し、該往復運動の整数倍の周波数を有するサ
ンプリングクロックを発生させるクロック発生手段を備
え、上記カウント手段が、該クロック発生手段から発生
したサンプリングクロックに基づくサンプリング間隔
で、上記2値化信号をカウントすることを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載のバーコード読取装置
は、光を投射する光源と、該光源からの光を往復運動す
る走査ミラーにより往復走査する走査手段と、該走査手
段による光の走査によってバーコードが記載された読取
対象から反射してくる反射光を受光し、その受光光量に
応じた電気信号を発生する受光手段と、該受光手段から
の電気信号を2値化する2値化手段と、該2値化信号を
所定のサンプリング間隔でカウントするカウント手段
と、該カウント手段からのカウント値に基づいてバーコ
ードデータを読み取る読取手段とを備えたバーコード読
取装置において、上記走査ミラーの往復運動を制御する
走査ミラー制御信号に基づき、該走査ミラー制御信号の
信号レベルに比例する乗算係数を生成する乗算係数生成
手段と、一定のサンプリング間隔でカウントされた2値
化信号のカウント値に、上記乗算係数を乗算して補正す
るカウント値補正手段とを備え、上記読取手段が、該補
正されたカウント値に基づいて上記バーコードデータを
読み取ることを特徴とする。
は、光を投射する光源と、該光源からの光を往復運動す
る走査ミラーにより往復走査する走査手段と、該走査手
段による光の走査によってバーコードが記載された読取
対象から反射してくる反射光を受光し、その受光光量に
応じた電気信号を発生する受光手段と、該受光手段から
の電気信号を2値化する2値化手段と、該2値化信号を
所定のサンプリング間隔でカウントするカウント手段
と、該カウント手段からのカウント値に基づいてバーコ
ードデータを読み取る読取手段とを備えたバーコード読
取装置において、上記走査ミラーの往復運動を制御する
走査ミラー制御信号に基づき、該走査ミラー制御信号の
信号レベルに比例する乗算係数を生成する乗算係数生成
手段と、一定のサンプリング間隔でカウントされた2値
化信号のカウント値に、上記乗算係数を乗算して補正す
るカウント値補正手段とを備え、上記読取手段が、該補
正されたカウント値に基づいて上記バーコードデータを
読み取ることを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1に記載されたバーコード読取装置によ
れば、走査手段が、往復運動する走査ミラーにより光源
からの光を走査する。そして、受光手段が、走査手段に
よる光の走査によってバーコードが記載された読取対象
から反射してくる反射光を受光して受光光量に応じた電
気信号を発生し、2値化手段が受光手段からの電気信号
を2値化する。
れば、走査手段が、往復運動する走査ミラーにより光源
からの光を走査する。そして、受光手段が、走査手段に
よる光の走査によってバーコードが記載された読取対象
から反射してくる反射光を受光して受光光量に応じた電
気信号を発生し、2値化手段が受光手段からの電気信号
を2値化する。
【0009】一方、クロック発生手段は、走査ミラーの
往復運動に同期し、その往復運動の整数倍の周波数を有
するサンプリングクロックを発生させる。そして、カウ
ント手段が、2値化手段から出力される2値化信号を、
クロック発生手段から発生したサンプリングクロックに
基づくサンプリング間隔でカウントし、読取手段が、そ
のカウント値に基づいてバーコードデータを読み取る。
往復運動に同期し、その往復運動の整数倍の周波数を有
するサンプリングクロックを発生させる。そして、カウ
ント手段が、2値化手段から出力される2値化信号を、
クロック発生手段から発生したサンプリングクロックに
基づくサンプリング間隔でカウントし、読取手段が、そ
のカウント値に基づいてバーコードデータを読み取る。
【0010】このように、走査ミラーの往復運動に同期
し、その往復運動の整数倍の周波数を有するサンプリン
グクロックに基づくサンプリング間隔で2値化信号をカ
ウントするため、そのカウント値は、走査ミラーの平面
走査速度の違いにかかわらずバーコードに対応する適正
な値となり、読取手段においてバーコードデータを正し
く読み取ることができる。
し、その往復運動の整数倍の周波数を有するサンプリン
グクロックに基づくサンプリング間隔で2値化信号をカ
ウントするため、そのカウント値は、走査ミラーの平面
走査速度の違いにかかわらずバーコードに対応する適正
な値となり、読取手段においてバーコードデータを正し
く読み取ることができる。
【0011】また、請求項2に記載されたバーコード読
取装置によれば、乗算係数生成手段が、走査ミラーの往
復運動を制御する走査ミラー制御信号に基づき、走査ミ
ラー制御信号の信号レベルに比例する乗算係数を生成
し、カウント値補正手段が、カウント手段において一定
のサンプリング間隔でカウントされた2値化信号のカウ
ント値に、乗算係数生成手段において生成された乗算係
数を乗算して補正する。そして、読取手段が、その補正
されたカウント値に基づいて上記バーコードデータを読
み取る。
取装置によれば、乗算係数生成手段が、走査ミラーの往
復運動を制御する走査ミラー制御信号に基づき、走査ミ
ラー制御信号の信号レベルに比例する乗算係数を生成
し、カウント値補正手段が、カウント手段において一定
のサンプリング間隔でカウントされた2値化信号のカウ
ント値に、乗算係数生成手段において生成された乗算係
数を乗算して補正する。そして、読取手段が、その補正
されたカウント値に基づいて上記バーコードデータを読
み取る。
【0012】生成された乗算係数は、走査ミラーの平面
走査速度に比例し、カウント手段において一定のサンプ
リング間隔でカウントされた2値化信号のカウント値は
走査ミラーの平面走査速度に反比例する。従って、補正
されたカウント値は、走査ミラーの平面走査速度の違い
にかかわらずバーコードに対応する適正な値となり、読
取手段においてバーコードデータを正しく読み取ること
ができる。
走査速度に比例し、カウント手段において一定のサンプ
リング間隔でカウントされた2値化信号のカウント値は
走査ミラーの平面走査速度に反比例する。従って、補正
されたカウント値は、走査ミラーの平面走査速度の違い
にかかわらずバーコードに対応する適正な値となり、読
取手段においてバーコードデータを正しく読み取ること
ができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図1は、本発明が適用された第1実施例のバー
コード読取装置全体の構成を表す概略構成図である。
る。まず図1は、本発明が適用された第1実施例のバー
コード読取装置全体の構成を表す概略構成図である。
【0014】図に示す如く、本実施例のバーコード読取
装置の光学系は、レーザ光を発生するレーザ光源2と、
レーザ光源2からのレーザ光を平行光線にするコリメー
ティングレンズ4と、ステップモータ5によって図に示
す矢印方向に往復回動され、コリメーティングレンズ4
を透過してきたレーザ光を走査してバーコードBが印刷
されたバーコードラベル6に照射する走査ミラー8と、
入射光量に応じた電気信号を発生する受光手段としての
光検出器10と、バーコードラベル6から反射してくる
レーザ光(散乱光)を光検出器10に集光させる集光レ
ンズ12とから構成されている。
装置の光学系は、レーザ光を発生するレーザ光源2と、
レーザ光源2からのレーザ光を平行光線にするコリメー
ティングレンズ4と、ステップモータ5によって図に示
す矢印方向に往復回動され、コリメーティングレンズ4
を透過してきたレーザ光を走査してバーコードBが印刷
されたバーコードラベル6に照射する走査ミラー8と、
入射光量に応じた電気信号を発生する受光手段としての
光検出器10と、バーコードラベル6から反射してくる
レーザ光(散乱光)を光検出器10に集光させる集光レ
ンズ12とから構成されている。
【0015】ここでレーザ光源2は、レーザダイオー
ド,He−Neレーザ等からなる発光素子と、平凸レン
ズからなる合焦レンズと、開口絞りとから構成され、レ
ーザ光を走査ミラー8の中心位置に投射する。また光検
出器10は、フォトダイオード,フォトトランジスタ等
からなる受光素子と、レーザ光源2が発生するレーザ光
と同じ波長の光のみを透過させる光学フィルタと、によ
り構成されている。
ド,He−Neレーザ等からなる発光素子と、平凸レン
ズからなる合焦レンズと、開口絞りとから構成され、レ
ーザ光を走査ミラー8の中心位置に投射する。また光検
出器10は、フォトダイオード,フォトトランジスタ等
からなる受光素子と、レーザ光源2が発生するレーザ光
と同じ波長の光のみを透過させる光学フィルタと、によ
り構成されている。
【0016】次に本実施例のバーコード読取装置の信号
処理系には、光検出器10から出力される微弱な電気信
号を増幅する増幅手段31,2値化手段33,カウント
手段35,ECUの一処理として実現されるデコード部
37が備えられている。また駆動系は、ステップモータ
5を駆動するミラー駆動手段41,レーザ光源2を駆動
するレーザ駆動手段43等から構成され、制御系は、レ
ーザ駆動手段43を介してレーザ光源2からレーザ光を
発光させ、ミラー駆動手段41を介してステップモータ
5を駆動することにより走査ミラー8を所定周期で往復
回動させると共に、その回動に同期してデコード部37
を動作させる制御部39から構成されている。尚、一般
に、デコード部37及び制御部39は、CPU,RO
M,RAM等を中心とするマイクロコンピュータからな
る電子制御装置(ECU)の一処理として実現される。
処理系には、光検出器10から出力される微弱な電気信
号を増幅する増幅手段31,2値化手段33,カウント
手段35,ECUの一処理として実現されるデコード部
37が備えられている。また駆動系は、ステップモータ
5を駆動するミラー駆動手段41,レーザ光源2を駆動
するレーザ駆動手段43等から構成され、制御系は、レ
ーザ駆動手段43を介してレーザ光源2からレーザ光を
発光させ、ミラー駆動手段41を介してステップモータ
5を駆動することにより走査ミラー8を所定周期で往復
回動させると共に、その回動に同期してデコード部37
を動作させる制御部39から構成されている。尚、一般
に、デコード部37及び制御部39は、CPU,RO
M,RAM等を中心とするマイクロコンピュータからな
る電子制御装置(ECU)の一処理として実現される。
【0017】また、上述したミラー駆動手段41は、基
準OSC51とPLL回路53とを備えたクロック発生
手段50により作られるミラー制御周波数fx に基づい
て駆動制御され、カウント手段35はクロック発生手段
50により作られるサンプリングクロック(周波数fos
c )に基づくサンプリング間隔でカウントするように構
成されている。なお、ミラー駆動手段41は、ミラー制
御周波数fx の周波数変化によりステップモータ5の振
動周期を制御したり、あるいは、周波数変化を電圧変化
に変換(FV変換)して制御する。
準OSC51とPLL回路53とを備えたクロック発生
手段50により作られるミラー制御周波数fx に基づい
て駆動制御され、カウント手段35はクロック発生手段
50により作られるサンプリングクロック(周波数fos
c )に基づくサンプリング間隔でカウントするように構
成されている。なお、ミラー駆動手段41は、ミラー制
御周波数fx の周波数変化によりステップモータ5の振
動周期を制御したり、あるいは、周波数変化を電圧変化
に変換(FV変換)して制御する。
【0018】クロック発生手段50を図2を参照して更
に詳しく説明する。PLL回路53は基準周波数fs を
N逓倍する回路と考えることができ、位相比較器54、
ローパスフィルタ(LPF)等を用いた積分器56、電
圧制御発振回路(以下VCOという。)58、1/N分
周器(以下単に分周器という。)60を基本的な構成要
素し、ループ状に接続されている位相比較器54は位相
検波回路で、位相差に比例したパルス出力が得られ、こ
れを積分器56で積分してVCO58の制御端子をコン
トロールする。VCO58は、制御電圧によって発振周
波数が変化し、これを分周器60でN分の1に分周し、
位相比較器54の一方の入力とする。基準OSC51か
らの基準周波数fs は位相比較器54に入力されてお
り、分周器60の設定値Nを変えることで、基準周波数
fs からVCO58の発振範囲内で設定数Nに応じた出
力周波数fosc のサンプリングクロックを得ることがで
きるようにされている。
に詳しく説明する。PLL回路53は基準周波数fs を
N逓倍する回路と考えることができ、位相比較器54、
ローパスフィルタ(LPF)等を用いた積分器56、電
圧制御発振回路(以下VCOという。)58、1/N分
周器(以下単に分周器という。)60を基本的な構成要
素し、ループ状に接続されている位相比較器54は位相
検波回路で、位相差に比例したパルス出力が得られ、こ
れを積分器56で積分してVCO58の制御端子をコン
トロールする。VCO58は、制御電圧によって発振周
波数が変化し、これを分周器60でN分の1に分周し、
位相比較器54の一方の入力とする。基準OSC51か
らの基準周波数fs は位相比較器54に入力されてお
り、分周器60の設定値Nを変えることで、基準周波数
fs からVCO58の発振範囲内で設定数Nに応じた出
力周波数fosc のサンプリングクロックを得ることがで
きるようにされている。
【0019】その動作について簡単に説明すると、VC
O58からの出力周波数fosc (=fs ×N)が分周器
60で(1/N)倍され、比較信号fx として位相比較
器54に入力する。そして、ループが、入力される基準
周波数fs と比較周波数fxとの位相差をなくす、若し
くは同位相を維持するように働く。このようにして、出
力周波数fosc は、基準周波数fs をN逓倍したものと
なる。
O58からの出力周波数fosc (=fs ×N)が分周器
60で(1/N)倍され、比較信号fx として位相比較
器54に入力する。そして、ループが、入力される基準
周波数fs と比較周波数fxとの位相差をなくす、若し
くは同位相を維持するように働く。このようにして、出
力周波数fosc は、基準周波数fs をN逓倍したものと
なる。
【0020】VCO58から出力される周波数fosc の
サンプリングクロックはカウント手段35に入力され、
分周器60からの比較周波数fx は、ミラー制御周波数
fxとしてミラー駆動手段41に入力する。ミラー駆動
手段41は、このミラー制御周波数fx に基づいて走査
ミラー8の振動周期を決定し、往復運動させる。
サンプリングクロックはカウント手段35に入力され、
分周器60からの比較周波数fx は、ミラー制御周波数
fxとしてミラー駆動手段41に入力する。ミラー駆動
手段41は、このミラー制御周波数fx に基づいて走査
ミラー8の振動周期を決定し、往復運動させる。
【0021】以上のように構成された本第1実施例のバ
ーコード読取装置においては、レーザ光源2からのレー
ザ光が走査ミラー8に投射され、バーコードラベル6に
高速で走査される。そしてバーコードラベル6からの反
射光は、集光レンズ12で集光された後、光検出器10
に入射する。すると光検出器10は、その入射光量に応
じた電気信号を発生し、この電気信号は増幅手段31で
増幅され、2値化手段33に入力される。
ーコード読取装置においては、レーザ光源2からのレー
ザ光が走査ミラー8に投射され、バーコードラベル6に
高速で走査される。そしてバーコードラベル6からの反
射光は、集光レンズ12で集光された後、光検出器10
に入射する。すると光検出器10は、その入射光量に応
じた電気信号を発生し、この電気信号は増幅手段31で
増幅され、2値化手段33に入力される。
【0022】この2値化手段33からの出力がカウント
手段35において、クロック発生手段50により作られ
るサンプリングクロック(周波数fosc )に基づくサン
プリング間隔でカウントされる。走査ミラー8の振動周
期を決定するミラー制御周波数fx は位相比較器54に
帰還され、基準周波数fs との位相差をなくすようにし
た結果、出力周波数fosc は基準周波数fs をN逓倍す
る。
手段35において、クロック発生手段50により作られ
るサンプリングクロック(周波数fosc )に基づくサン
プリング間隔でカウントされる。走査ミラー8の振動周
期を決定するミラー制御周波数fx は位相比較器54に
帰還され、基準周波数fs との位相差をなくすようにし
た結果、出力周波数fosc は基準周波数fs をN逓倍す
る。
【0023】従って、図3に示すように、クロック発生
手段50からは、走査ミラー8の往復運動に同期し、そ
の往復運動のN倍の周波数を有するサンプリングクロッ
クが発生する。そして、カウント手段35が、2値化手
段33から出力される2値化信号を、サンプリングクロ
ックに基づくサンプリング間隔でカウントする。走査ミ
ラー8は往復運動するため、その往復動の転換前後で加
速度が生じ、平面走査速度は一定ではない。等しいモジ
ュール幅のバーコードBを走査した場合であっても、走
査ミラー8の平面走査速度が異なると2値化信号のパル
ス幅が一定にならない。
手段50からは、走査ミラー8の往復運動に同期し、そ
の往復運動のN倍の周波数を有するサンプリングクロッ
クが発生する。そして、カウント手段35が、2値化手
段33から出力される2値化信号を、サンプリングクロ
ックに基づくサンプリング間隔でカウントする。走査ミ
ラー8は往復運動するため、その往復動の転換前後で加
速度が生じ、平面走査速度は一定ではない。等しいモジ
ュール幅のバーコードBを走査した場合であっても、走
査ミラー8の平面走査速度が異なると2値化信号のパル
ス幅が一定にならない。
【0024】しかしながら、本実施例では、サンプリン
グクロックの周波数(以下クロック周波数という。)f
osc は基準周波数fs のN倍であり、走査ミラー8の平
面走査速度に同期し、比例するので、走査平面速度が小
さいときにはクロック周波数fosc も小さく、走査平面
速度が大きくなればクロック周波数fosc も大きくな
る。従って、等しいモジュール幅のバーコードBを走査
して2値化信号のパルス幅が一定にならない場合でも、
パルス幅が大きいときにはクロック周波数foscは小さ
くなる。
グクロックの周波数(以下クロック周波数という。)f
osc は基準周波数fs のN倍であり、走査ミラー8の平
面走査速度に同期し、比例するので、走査平面速度が小
さいときにはクロック周波数fosc も小さく、走査平面
速度が大きくなればクロック周波数fosc も大きくな
る。従って、等しいモジュール幅のバーコードBを走査
して2値化信号のパルス幅が一定にならない場合でも、
パルス幅が大きいときにはクロック周波数foscは小さ
くなる。
【0025】逆に、パルス幅が小さいときにはクロック
周波数fosc は大きくなる。図3にはクロック周波数f
osc を基準周波数fs の1倍とした場合を示したある
が、図からもわかるように、このサンプリングクロック
を用いてカウントすれば、そのカウント値は、走査ミラ
ー8が往復運動をするための平面走査速度の違いにかか
わらずバーコードBに対応する適正な値(この場合はす
べて3)となり、デコード部37においてバーコードデ
ータを正しく読み取ることができる。
周波数fosc は大きくなる。図3にはクロック周波数f
osc を基準周波数fs の1倍とした場合を示したある
が、図からもわかるように、このサンプリングクロック
を用いてカウントすれば、そのカウント値は、走査ミラ
ー8が往復運動をするための平面走査速度の違いにかか
わらずバーコードBに対応する適正な値(この場合はす
べて3)となり、デコード部37においてバーコードデ
ータを正しく読み取ることができる。
【0026】次に第2実施例を図4を参照して説明す
る。第1実施例と同様の構成部分については同符号を付
し、詳しい説明を省略する。第1実施例と同様に、制御
部39により発振周波数を制御される基準OSC51か
らは、ステップモータ5の振動周期を決定する基準周波
数fs のクロックが発生している。ミラー駆動手段41
は、この基準周波数fs の周波数変化を電圧変化に変換
して走査ミラー制御信号とし、走査ミラー8の往復運動
を制御する。
る。第1実施例と同様の構成部分については同符号を付
し、詳しい説明を省略する。第1実施例と同様に、制御
部39により発振周波数を制御される基準OSC51か
らは、ステップモータ5の振動周期を決定する基準周波
数fs のクロックが発生している。ミラー駆動手段41
は、この基準周波数fs の周波数変化を電圧変化に変換
して走査ミラー制御信号とし、走査ミラー8の往復運動
を制御する。
【0027】この走査ミラー制御信号は、アナログ値を
ディジタル値に変換するAD変換手段81、乗算係数生
成手段83を介してカウント値補正手段85に入力され
るよう構成されている。AD変換手段81において、走
査ミラー制御信号の信号レベル(周波数、電圧値)と比
例するデータに変換され、そのデータに基づき、乗算係
数生成手段83において走査ミラー制御信号の信号レベ
ルに比例、即ち、走査ミラー8の平面走査速度に比例し
た乗算係数が生成される。
ディジタル値に変換するAD変換手段81、乗算係数生
成手段83を介してカウント値補正手段85に入力され
るよう構成されている。AD変換手段81において、走
査ミラー制御信号の信号レベル(周波数、電圧値)と比
例するデータに変換され、そのデータに基づき、乗算係
数生成手段83において走査ミラー制御信号の信号レベ
ルに比例、即ち、走査ミラー8の平面走査速度に比例し
た乗算係数が生成される。
【0028】一方、2値化手段33で2値化されたバー
コードデータは、カウント手段35において、一定周期
のサンプリングクロックを用いてカウントされ、バーコ
ードデータカウント値とされる。このカウント値は図6
の従来例にも示したように、走査ミラー8の平面走査速
度に反比例しており、走査速度が小さいとカウント値が
大きくなり、走査速度が大きくなるにつれて小さくな
る。このカウント値はカウント値補正手段85に入力す
る。
コードデータは、カウント手段35において、一定周期
のサンプリングクロックを用いてカウントされ、バーコ
ードデータカウント値とされる。このカウント値は図6
の従来例にも示したように、走査ミラー8の平面走査速
度に反比例しており、走査速度が小さいとカウント値が
大きくなり、走査速度が大きくなるにつれて小さくな
る。このカウント値はカウント値補正手段85に入力す
る。
【0029】そして、このカウント値補正手段85にお
いて、上述のカウント値に乗算係数生成手段83から入
力された乗算係数が乗算されて補正が行われる。生成さ
れた乗算係数は、走査ミラー8の平面走査速度に比例
し、カウント手段35において一定のサンプリング間隔
でカウントされた2値化信号のカウント値は走査ミラー
8の平面走査速度に反比例する。従って、補正されたカ
ウント値は、走査ミラー8の平面走査速度の違いにかか
わらずバーコードBに対応する適正な値となり、デコー
ド部37においてバーコードデータを正しく読み取るこ
とができる。
いて、上述のカウント値に乗算係数生成手段83から入
力された乗算係数が乗算されて補正が行われる。生成さ
れた乗算係数は、走査ミラー8の平面走査速度に比例
し、カウント手段35において一定のサンプリング間隔
でカウントされた2値化信号のカウント値は走査ミラー
8の平面走査速度に反比例する。従って、補正されたカ
ウント値は、走査ミラー8の平面走査速度の違いにかか
わらずバーコードBに対応する適正な値となり、デコー
ド部37においてバーコードデータを正しく読み取るこ
とができる。
【0030】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載のバー
コード読取装置によれば、走査ミラーの往復運動に同期
し、その往復運動の整数倍の周波数を有するサンプリン
グクロックに基づくサンプリング間隔で2値化信号をカ
ウントするため、走査ミラーの平面走査速度の違いにか
かわらずバーコードに対応する適正な値となり、読取手
段においてバーコードデータを正しく読み取ることがで
きるという効果を奏する。
コード読取装置によれば、走査ミラーの往復運動に同期
し、その往復運動の整数倍の周波数を有するサンプリン
グクロックに基づくサンプリング間隔で2値化信号をカ
ウントするため、走査ミラーの平面走査速度の違いにか
かわらずバーコードに対応する適正な値となり、読取手
段においてバーコードデータを正しく読み取ることがで
きるという効果を奏する。
【0032】また、請求項2記載のバーコード読取装置
によれば、生成された乗算係数は走査ミラーの平面走査
速度に比例し、カウント手段において一定のサンプリン
グ間隔でカウントされた2値化信号のカウント値は走査
ミラーの平面走査速度に反比例するため、補正されたカ
ウント値は、走査ミラーの平面走査速度の違いにかかわ
らずバーコードに対応する適正な値となり、読取手段に
おいてバーコードデータを正しく読み取ることができる
という効果を有する。
によれば、生成された乗算係数は走査ミラーの平面走査
速度に比例し、カウント手段において一定のサンプリン
グ間隔でカウントされた2値化信号のカウント値は走査
ミラーの平面走査速度に反比例するため、補正されたカ
ウント値は、走査ミラーの平面走査速度の違いにかかわ
らずバーコードに対応する適正な値となり、読取手段に
おいてバーコードデータを正しく読み取ることができる
という効果を有する。
【図1】第1実施例のバーコード読取装置全体の構成を
表す概略構成図である。
表す概略構成図である。
【図2】クロック発生手段のPLL回路等を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】第1実施例における走査ミラーの平面走査速
度,サンプリングクロック,カウント値等を示すタイミ
ングチャートである。
度,サンプリングクロック,カウント値等を示すタイミ
ングチャートである。
【図4】第2実施例のバーコード読取装置全体の構成を
表す概略構成図である。
表す概略構成図である。
【図5】第2実施例における走査ミラーの平面走査速
度,バーコードデータカウント値,乗算係数,補正され
たカウント値等を示すタイミングチャートである。
度,バーコードデータカウント値,乗算係数,補正され
たカウント値等を示すタイミングチャートである。
【図6】従来例における走査ミラーの平面走査速度,サ
ンプリングクロック,カウント値等を示すタイミングチ
ャートである。
ンプリングクロック,カウント値等を示すタイミングチ
ャートである。
2…レーザ光源、 5…ステップモータ、 6…
バーコードラベル、8…走査ミラー、 10…光検出
器、 35…カウント手段、37…デコード部、
39…制御部、 41…ミラー駆動手段、
50…クロック発生手段、 53…PLL回路、 81
…AD変換手段、83…乗算係数生成手段、 85…カ
ウント値補正手段
バーコードラベル、8…走査ミラー、 10…光検出
器、 35…カウント手段、37…デコード部、
39…制御部、 41…ミラー駆動手段、
50…クロック発生手段、 53…PLL回路、 81
…AD変換手段、83…乗算係数生成手段、 85…カ
ウント値補正手段
Claims (2)
- 【請求項1】 光を投射する光源と、該光源からの光を
往復運動する走査ミラーにより往復走査する走査手段
と、該走査手段による光の走査によってバーコードが記
載された読取対象から反射してくる反射光を受光し、そ
の受光光量に応じた電気信号を発生する受光手段と、該
受光手段からの電気信号を2値化する2値化手段と、該
2値化信号を所定のサンプリング間隔でカウントするカ
ウント手段と、該カウント手段からのカウント値に基づ
いて上記バーコードデータを読み取る読取手段とを備え
たバーコード読取装置において、 上記走査ミラーの往復運動に同期し、該往復運動の整数
倍の周波数を有するサンプリングクロックを発生させる
クロック発生手段を備え、 上記カウント手段が、該クロック発生手段から発生した
サンプリングクロックに基づくサンプリング間隔で、上
記2値化信号をカウントすることを特徴とするバーコー
ド読取装置。 - 【請求項2】 光を投射する光源と、該光源からの光を
往復運動する走査ミラーにより往復走査する走査手段
と、該走査手段による光の走査によってバーコードが記
載された読取対象から反射してくる反射光を受光し、そ
の受光光量に応じた電気信号を発生する受光手段と、該
受光手段からの電気信号を2値化する2値化手段と、該
2値化信号を所定のサンプリング間隔でカウントするカ
ウント手段と、該カウント手段からのカウント値に基づ
いてバーコードデータを読み取る読取手段とを備えたバ
ーコード読取装置において、 上記走査ミラーの往復運動を制御する走査ミラー制御信
号に基づき、該走査ミラー制御信号の信号レベルに比例
する乗算係数を生成する乗算係数生成手段と、 一定のサンプリング間隔でカウントされた2値化信号の
カウント値に、上記乗算係数を乗算して補正するカウン
ト値補正手段とを備え、 上記読取手段が、該補正されたカウント値に基づいて上
記バーコードデータを読み取ることを特徴とするバーコ
ード読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4043554A JP2867779B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | バーコード読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4043554A JP2867779B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | バーコード読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05242285A JPH05242285A (ja) | 1993-09-21 |
| JP2867779B2 true JP2867779B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=12666976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4043554A Expired - Fee Related JP2867779B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | バーコード読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2867779B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4043554A patent/JP2867779B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05242285A (ja) | 1993-09-21 |
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|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071225 Year of fee payment: 9 |
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