JP2871148B2 - カード - Google Patents
カードInfo
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- JP2871148B2 JP2871148B2 JP3090075A JP9007591A JP2871148B2 JP 2871148 B2 JP2871148 B2 JP 2871148B2 JP 3090075 A JP3090075 A JP 3090075A JP 9007591 A JP9007591 A JP 9007591A JP 2871148 B2 JP2871148 B2 JP 2871148B2
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- card
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報の読み出
し専用もしくは追加書き込み読み出しが可能な光カード
に係り、特にカード裏面に、磁気ストライプ、および文
字,写真等の可視画像を設けたカードに関するものであ
る。
し専用もしくは追加書き込み読み出しが可能な光カード
に係り、特にカード裏面に、磁気ストライプ、および文
字,写真等の可視画像を設けたカードに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばキャッシュカード、ク
レジットカード等として多く用いられている磁気カード
に代わり、最近では、この磁気カードよりも記憶容量の
大きな光カードが提案されてきている。この光カードの
一般的な構成としては、少なくとも裏打ち基板、光記録
層、透明基板を順次積層して成り、透明基板を通して、
情報の記録・再生を行なうものである。そして、この種
の光カードは、その記憶容量の大きさから、主として医
療用カードに適しているとして注目を集めてきている。
レジットカード等として多く用いられている磁気カード
に代わり、最近では、この磁気カードよりも記憶容量の
大きな光カードが提案されてきている。この光カードの
一般的な構成としては、少なくとも裏打ち基板、光記録
層、透明基板を順次積層して成り、透明基板を通して、
情報の記録・再生を行なうものである。そして、この種
の光カードは、その記憶容量の大きさから、主として医
療用カードに適しているとして注目を集めてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
医療用の光カードに、さらに従来通りのカードに大きな
記憶容量を要求されないID機能付加等のデータのやり
とりを行なうに当たり、光カードの裏面上部に磁気スト
ライプを設ける、さらには患者を視覚的に確認する意味
で、同じく裏面にカード使用者である患者の顔写真、氏
名等の可視情報を設けることが提案されてきているが、
その製造については未だ実用化に達していないのが実情
である。
医療用の光カードに、さらに従来通りのカードに大きな
記憶容量を要求されないID機能付加等のデータのやり
とりを行なうに当たり、光カードの裏面上部に磁気スト
ライプを設ける、さらには患者を視覚的に確認する意味
で、同じく裏面にカード使用者である患者の顔写真、氏
名等の可視情報を設けることが提案されてきているが、
その製造については未だ実用化に達していないのが実情
である。
【0004】その理由として、通常のポリ塩化ビニル樹
脂からなるキャッシュカード、クレジットカード等の磁
気カードについては、センターコアと一般に呼ばれる白
色ポリ塩化ビニル樹脂シートに印刷を行ない、表裏に透
明ポリ塩化ビニル樹脂シートを載せて、その上に磁気ス
トライプを仮止めし、熱ラミネートを行ない、磁気スト
ライプを埋め込み、その後受像層なしに昇華性または熱
溶融移行性染料からなる転写リボンによる印刷方法によ
って可視情報を設けることで、比較的容易にできるのに
対して、光カードについては、光透過性、複屈折等の光
学的特性を有し、後の工程で変形や劣化を生じない等の
要求条件が厳しいことから、基板が従来のポリ塩化ビニ
ル樹脂では不十分で、ポリ塩化ビニル樹脂も含めて他の
材料との複合が必要であることによるものである。
脂からなるキャッシュカード、クレジットカード等の磁
気カードについては、センターコアと一般に呼ばれる白
色ポリ塩化ビニル樹脂シートに印刷を行ない、表裏に透
明ポリ塩化ビニル樹脂シートを載せて、その上に磁気ス
トライプを仮止めし、熱ラミネートを行ない、磁気スト
ライプを埋め込み、その後受像層なしに昇華性または熱
溶融移行性染料からなる転写リボンによる印刷方法によ
って可視情報を設けることで、比較的容易にできるのに
対して、光カードについては、光透過性、複屈折等の光
学的特性を有し、後の工程で変形や劣化を生じない等の
要求条件が厳しいことから、基板が従来のポリ塩化ビニ
ル樹脂では不十分で、ポリ塩化ビニル樹脂も含めて他の
材料との複合が必要であることによるものである。
【0005】以上のような事情から、最近では、このよ
うな用途、条件に見合ったカードの出現が、特に強く要
望されてきている。
うな用途、条件に見合ったカードの出現が、特に強く要
望されてきている。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するた
めに成されたもので、光透過性、複屈折等の光学的特
性、および所望の機械的、熱的特性を有し、後の工程で
変形や劣化を生じない等の要求条件を満足しつつ、磁気
ストライプを面一にカード表面に埋め込むことができる
と共に、昇華性または熱溶融移行性染料による可視情報
を鮮明に設けることが可能な極めて信頼性の高いカード
を提供することを目的とする。
めに成されたもので、光透過性、複屈折等の光学的特
性、および所望の機械的、熱的特性を有し、後の工程で
変形や劣化を生じない等の要求条件を満足しつつ、磁気
ストライプを面一にカード表面に埋め込むことができる
と共に、昇華性または熱溶融移行性染料による可視情報
を鮮明に設けることが可能な極めて信頼性の高いカード
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、少なくとも光記録層が形成された中間
層を、当該中間層の光記録層形成面側に設けられた透明
基板とその反対面側に設けられた裏打ち基板とにより挟
持して成り、透明基板を通して情報の記録・再生を行な
うようにしたカードにおいて、裏打ち基板の中間層と反
対面側に、着色インキ層、および透明樹脂層を順次設
け、さらに当該透明樹脂層上に、磁気ストライプを設け
ると共に、受像層なしに昇華性または熱溶融移行性染料
による可視画像を設けるようにしている。
めに本発明では、少なくとも光記録層が形成された中間
層を、当該中間層の光記録層形成面側に設けられた透明
基板とその反対面側に設けられた裏打ち基板とにより挟
持して成り、透明基板を通して情報の記録・再生を行な
うようにしたカードにおいて、裏打ち基板の中間層と反
対面側に、着色インキ層、および透明樹脂層を順次設
け、さらに当該透明樹脂層上に、磁気ストライプを設け
ると共に、受像層なしに昇華性または熱溶融移行性染料
による可視画像を設けるようにしている。
【0008】ここで、特に透明樹脂層としては、厚さが
20μm〜50μmのポリ塩化ビニル樹脂からなってい
る。また、可視画像としては、受像層なしに昇華性また
は熱溶融移行性染料からなる転写リボンを転写印字する
ようにしている。さらに、可視画像としては、カード使
用者の氏名等の文字、および当該カード使用者の顔写真
を設けるようにしている。
20μm〜50μmのポリ塩化ビニル樹脂からなってい
る。また、可視画像としては、受像層なしに昇華性また
は熱溶融移行性染料からなる転写リボンを転写印字する
ようにしている。さらに、可視画像としては、カード使
用者の氏名等の文字、および当該カード使用者の顔写真
を設けるようにしている。
【0009】
【作用】従って、本発明のカードにおいては、例えば医
療データ等の多情報を有し、かつ従来のID機能をも備
えたカードを得ることができ、カード表面の光記録情報
と、カード裏面の磁気記録情報、可視情報のマッチング
によって、セキュリティの向上を図ることができる。ま
た、透明樹脂層が、20μm〜50μmの厚さを有する
ポリ塩化ビニル樹脂からなることにより、通常15μm
程度の厚みを有する磁気ストライプを、カード表面に面
一に埋め込むことができると共に、受像層なしに昇華性
または熱溶融移行性染料による可視画像をインキの顔料
の影響を一切受けることなく、鮮明に設けることができ
る。さらに、透明樹脂層の厚みが、他の基板よりもはる
かに薄いことにより、異種の材料を組み合わせても、環
境によるカードの反りもなく、読取りにも全く支障を生
じることがない。
療データ等の多情報を有し、かつ従来のID機能をも備
えたカードを得ることができ、カード表面の光記録情報
と、カード裏面の磁気記録情報、可視情報のマッチング
によって、セキュリティの向上を図ることができる。ま
た、透明樹脂層が、20μm〜50μmの厚さを有する
ポリ塩化ビニル樹脂からなることにより、通常15μm
程度の厚みを有する磁気ストライプを、カード表面に面
一に埋め込むことができると共に、受像層なしに昇華性
または熱溶融移行性染料による可視画像をインキの顔料
の影響を一切受けることなく、鮮明に設けることができ
る。さらに、透明樹脂層の厚みが、他の基板よりもはる
かに薄いことにより、異種の材料を組み合わせても、環
境によるカードの反りもなく、読取りにも全く支障を生
じることがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0011】図1ないし図3は、本発明による医療用の
光カードの一実施例を示す図で、図1は同光カードの構
成例を示す平面図(表面図)、図2は同光カードの構成
例を示す底面図(裏面図)、図3は同光カードの構成例
を示す断面図である。すなわち、本実施例では、光記録
層1が形成された中間層である接着剤層2を、この接着
剤層2の光記録層1形成面側に設けられた透明基板3
と、その反対面側に設けられた裏打ち基板4とにより挟
持して成り、透明基板3を通して情報の記録・再生を行
なうようにした光カードにおいて、裏打ち基板4の接着
剤層2と反対面側に、着色インキ層5、および透明樹脂
層6を順次設け、さらにこの透明樹脂層6上の、一部分
に磁気ストライプ7を転写して設けると共に、他の部分
に受像層なしに昇華性または熱溶融移行性染料からなる
転写リボンを転写印字して、カード使用者の氏名等の文
字、および当該カード使用者の顔写真等の可視画像8を
設けるようにしている。
光カードの一実施例を示す図で、図1は同光カードの構
成例を示す平面図(表面図)、図2は同光カードの構成
例を示す底面図(裏面図)、図3は同光カードの構成例
を示す断面図である。すなわち、本実施例では、光記録
層1が形成された中間層である接着剤層2を、この接着
剤層2の光記録層1形成面側に設けられた透明基板3
と、その反対面側に設けられた裏打ち基板4とにより挟
持して成り、透明基板3を通して情報の記録・再生を行
なうようにした光カードにおいて、裏打ち基板4の接着
剤層2と反対面側に、着色インキ層5、および透明樹脂
層6を順次設け、さらにこの透明樹脂層6上の、一部分
に磁気ストライプ7を転写して設けると共に、他の部分
に受像層なしに昇華性または熱溶融移行性染料からなる
転写リボンを転写印字して、カード使用者の氏名等の文
字、および当該カード使用者の顔写真等の可視画像8を
設けるようにしている。
【0012】ここで、光記録層1の光記録材料として
は、特に限定されるものではなく、例えば、Te、B
i、Sn、Se、Pb等の金属および合金、Te−Te
O等の金属と金属酸化物の組み合わせ、シアニン、フタ
ロシアニン、アザアヌレン等の色素および色素バインダ
ー系といったものを用いることができる。
は、特に限定されるものではなく、例えば、Te、B
i、Sn、Se、Pb等の金属および合金、Te−Te
O等の金属と金属酸化物の組み合わせ、シアニン、フタ
ロシアニン、アザアヌレン等の色素および色素バインダ
ー系といったものを用いることができる。
【0013】また、接着剤層2の材質(接着剤)として
は、透明基板3と裏打ち基板4と光記録層1とを考慮し
て、接着強度等の諸物性に対して適したものが好まし
く、例えば、エポキシ系、アクリル系、ポリエステル系
等の接着剤を用いることができる。
は、透明基板3と裏打ち基板4と光記録層1とを考慮し
て、接着強度等の諸物性に対して適したものが好まし
く、例えば、エポキシ系、アクリル系、ポリエステル系
等の接着剤を用いることができる。
【0014】さらに、透明基板3の材質としては、使用
するレーザビームの波長域で透過率が高く、かつ所望の
光学的、物理的、機械的、化学的な特性を満たし、後の
工程で変形や劣化等を生じなければ、特に限定されるも
のではなく、例えば、ポリカーボネート、ポリメチルメ
タアクリレート(PMMA)、ポリエステル等を用いる
ことができる。
するレーザビームの波長域で透過率が高く、かつ所望の
光学的、物理的、機械的、化学的な特性を満たし、後の
工程で変形や劣化等を生じなければ、特に限定されるも
のではなく、例えば、ポリカーボネート、ポリメチルメ
タアクリレート(PMMA)、ポリエステル等を用いる
ことができる。
【0015】一方、裏打ち基板4の材質としては、所望
の物理的、機械的、化学的な特性を満たすものであれ
ば、特に限定されるものではなく、例えば、ポリカーボ
ネート、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、ポ
リエステル等を用いることができる。
の物理的、機械的、化学的な特性を満たすものであれ
ば、特に限定されるものではなく、例えば、ポリカーボ
ネート、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、ポ
リエステル等を用いることができる。
【0016】また、着色インキ層5のインキに用いられ
る樹脂の材質としては、裏打ち基板4と透明樹脂層6の
接着強度等を考慮して決めるのが好ましく、例えば、ポ
リエステル系、ポリ塩化ビニル系、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合樹脂系等を用いることができる。
る樹脂の材質としては、裏打ち基板4と透明樹脂層6の
接着強度等を考慮して決めるのが好ましく、例えば、ポ
リエステル系、ポリ塩化ビニル系、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合樹脂系等を用いることができる。
【0017】さらに、透明樹脂層6の材質としては、受
像層なしに昇華性または熱溶融移行性染料からなる転写
リボンによる可視画像を設けることが可能となったポリ
塩化ビニル樹脂を用いることができるが、後述する磁気
ストライプの厚みから、20μm〜50μmの厚みが必
要となり、コーティングで設けるよりは、別工程で作製
したシートを用いる方が好ましい。また、着色インキ層
5との接着性を高めるために、着色インキ層5と透明樹
脂層6との間に一層設けてもよい。
像層なしに昇華性または熱溶融移行性染料からなる転写
リボンによる可視画像を設けることが可能となったポリ
塩化ビニル樹脂を用いることができるが、後述する磁気
ストライプの厚みから、20μm〜50μmの厚みが必
要となり、コーティングで設けるよりは、別工程で作製
したシートを用いる方が好ましい。また、着色インキ層
5との接着性を高めるために、着色インキ層5と透明樹
脂層6との間に一層設けてもよい。
【0018】ここで、昇華性または熱溶融移行性染料と
しては、例えば下記のものを用いることができる。すな
わち、具体的に、カラーインデックスで表記すると、ま
ず、イエローとしては、Disperse Yello
w54、DisperseYellow8、Dispe
rse Yellow3、Disperse Yell
ow7、Disperse Yellow51、Dis
perseYellow64、Disperse Ye
llow71等がある。また、レッドとしては、Dis
perse Red59、DisperseRed4、
Disperse Red15、Disperse R
ed60、DisperseRed11、Solven
t Red19、DisperseRed3、Disp
erse Red9、Disperse Red22、
Disperse Violet26等がある。さら
に、ブルーとしては、Solvent Blue10
5、SolventBlue36、Solvent B
lue63、Disperse Blue14、Dis
perse Blue19、Disperse Blu
e24、Solvent Blue14、Solven
t Blue13、DisperseBlue5、So
lvent Blue12、Disperse Blu
e1、Solvent Blue11等がある。
しては、例えば下記のものを用いることができる。すな
わち、具体的に、カラーインデックスで表記すると、ま
ず、イエローとしては、Disperse Yello
w54、DisperseYellow8、Dispe
rse Yellow3、Disperse Yell
ow7、Disperse Yellow51、Dis
perseYellow64、Disperse Ye
llow71等がある。また、レッドとしては、Dis
perse Red59、DisperseRed4、
Disperse Red15、Disperse R
ed60、DisperseRed11、Solven
t Red19、DisperseRed3、Disp
erse Red9、Disperse Red22、
Disperse Violet26等がある。さら
に、ブルーとしては、Solvent Blue10
5、SolventBlue36、Solvent B
lue63、Disperse Blue14、Dis
perse Blue19、Disperse Blu
e24、Solvent Blue14、Solven
t Blue13、DisperseBlue5、So
lvent Blue12、Disperse Blu
e1、Solvent Blue11等がある。
【0019】一方、磁気ストライプ7としては、16μ
mあるいは25μmのPETベースに、磁性塗料を通常
15μm〜20μmの厚さにコーティングした転写箔を
用いて透明樹脂層6に転写し、熱プレスにより面一化す
る。
mあるいは25μmのPETベースに、磁性塗料を通常
15μm〜20μmの厚さにコーティングした転写箔を
用いて透明樹脂層6に転写し、熱プレスにより面一化す
る。
【0020】次に、本発明の光カードのより具体的な実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0021】透明基板3としては、大きさが12cm×
9cm、厚さが0.4mmのアクリル(PMMA)シー
トを用い、その表面に長さ81mmの案内溝(記録領域
80mm)が形成されたNiスタンパを用い、熱プレス
法により案内溝を複製した。この場合、案内溝のサイズ
は、ピッチ12μm、幅2.5μmで、総数2500本
である。
9cm、厚さが0.4mmのアクリル(PMMA)シー
トを用い、その表面に長さ81mmの案内溝(記録領域
80mm)が形成されたNiスタンパを用い、熱プレス
法により案内溝を複製した。この場合、案内溝のサイズ
は、ピッチ12μm、幅2.5μmで、総数2500本
である。
【0022】次に、上記案内溝面側に、Teを300オ
ングストロームの厚さで抵抗加熱法により蒸着して、光
記録層1を形成した。
ングストロームの厚さで抵抗加熱法により蒸着して、光
記録層1を形成した。
【0023】一方、裏打ち基板4としては、大きさが1
2cm×9cm、厚さが0.2mmのアクリル(PMM
A)シートを用い、その表面に塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合樹脂からなるスクリーンインキにより、270メ
ッシュのスクリーン版にて文字や絵柄(着色インキ層
5)を形成し、その上に大きさが12cm×9cm、厚
さが0.05mmのポリ塩化ビニルシートを載せ、磁気
ストライプ7を仮止めし、熱プレス法(温度:摂氏14
0度)により転写ラミネートを行なった。
2cm×9cm、厚さが0.2mmのアクリル(PMM
A)シートを用い、その表面に塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合樹脂からなるスクリーンインキにより、270メ
ッシュのスクリーン版にて文字や絵柄(着色インキ層
5)を形成し、その上に大きさが12cm×9cm、厚
さが0.05mmのポリ塩化ビニルシートを載せ、磁気
ストライプ7を仮止めし、熱プレス法(温度:摂氏14
0度)により転写ラミネートを行なった。
【0024】次に、先に設けた光記録層1上に、エポキ
シ系接着剤を介して上記裏打ち基板4のアクリル面側を
接着し、硬化後に85.5mm×54mmのカードサイ
ズに打ち抜いて光カードを得た。
シ系接着剤を介して上記裏打ち基板4のアクリル面側を
接着し、硬化後に85.5mm×54mmのカードサイ
ズに打ち抜いて光カードを得た。
【0025】さらに、この光カードの裏面に、以下の組
成からなる転写リボンを用いて、ホットスタテンプマシ
ンにより、転写温度:摂氏300度、転写時間0.01
秒、転写圧力4kg/cm2 に設定して、図柄をエッチ
ングした金属製スタンパにより転写印字したところ、美
しい絵柄が得られ、摩擦試験を実施したが、染料が取れ
ることはなかった。また、温度:摂氏40度、相対湿度
90%の環境下に48時間放置しても、ほとんど反りが
発生しなかった。
成からなる転写リボンを用いて、ホットスタテンプマシ
ンにより、転写温度:摂氏300度、転写時間0.01
秒、転写圧力4kg/cm2 に設定して、図柄をエッチ
ングした金属製スタンパにより転写印字したところ、美
しい絵柄が得られ、摩擦試験を実施したが、染料が取れ
ることはなかった。また、温度:摂氏40度、相対湿度
90%の環境下に48時間放置しても、ほとんど反りが
発生しなかった。
【0026】 (a)インキ層の組成 分散染料(カヤセットブルーFR:日本化薬製) 10重量部 ポリビニルブチラール(BX−1:積水化学製) 8重量部 イソシアネート(D70:大日精化成製) 2重量部 エチルセルロース(N−7:ハーキュレス製) 2重量部 トルエン 30重量部 MEK 30重量部 イソプロピルアルコール 18重量部 (ホモミキサーにて30分攪拌混合して作成した) (b)界面活性剤層の組成 アルキルリン酸エステル系(TRL−20:松本油脂製) 3重量部 エチルアルコール 47重量部 水 50重量部 (c)耐熱バックコート層の組成 トルエン 65重量部 MEK 34重量部 シリコン(KS770A:信越化学製) 1重量部 硬化剤(PL−8:信越化学製) 0.08重量部 (ホモミキサーにて30分攪拌混合して作成した) 上述したように、本実施例では、光記録層1が形成され
た中間層である接着剤層2を、この接着剤層2の光記録
層1形成面側に設けられた透明基板3と、その反対面側
に設けられた裏打ち基板4とにより挟持して成り、透明
基板3を通して情報の記録・再生を行なうようにした光
カードにおいて、裏打ち基板4の接着剤層2と反対面側
に、着色インキ層5、および透明樹脂層6を順次設け、
さらにこの透明樹脂層6上の、一部分に磁気ストライプ
7を転写して設けると共に、他の部分に受像層なしに昇
華性または熱溶融移行性染料からなる転写リボンを転写
印字して、カード使用者の氏名等の文字、および当該カ
ード使用者の顔写真等の可視画像8を設けるようにした
ものである。
た中間層である接着剤層2を、この接着剤層2の光記録
層1形成面側に設けられた透明基板3と、その反対面側
に設けられた裏打ち基板4とにより挟持して成り、透明
基板3を通して情報の記録・再生を行なうようにした光
カードにおいて、裏打ち基板4の接着剤層2と反対面側
に、着色インキ層5、および透明樹脂層6を順次設け、
さらにこの透明樹脂層6上の、一部分に磁気ストライプ
7を転写して設けると共に、他の部分に受像層なしに昇
華性または熱溶融移行性染料からなる転写リボンを転写
印字して、カード使用者の氏名等の文字、および当該カ
ード使用者の顔写真等の可視画像8を設けるようにした
ものである。
【0027】従って、医療データ等の大量の情報記憶容
量を有すると共に、従来のID機能をも備え、カード表
面の光記録情報(光記録層1)と、カード裏面の磁気記
録情報(磁気ストライプ7)、可視情報(可視画像8)
のマッチングによって、セキュリティの向上を図ること
も可能となる。また、透明樹脂層6が、20μm〜50
μmの厚さを有するポリ塩化ビニル樹脂からなっている
ため、通常15μm程度の厚みを有する磁気ストライプ
7をカード表面に面一に埋め込むことが可能となり、か
つ受像層なしに昇華性または熱溶融移行性染料からなる
転写リボンによる可視画像8を、インキの顔料の影響を
一切受けることなく、鮮明に設けることが可能となる。
さらに、透明樹脂層6の厚みが、他の基板よりもはるか
に薄いため、異種の材料を組み合わせても、環境による
カードの反りもなく、読取りにも全く支障を生じること
がない。
量を有すると共に、従来のID機能をも備え、カード表
面の光記録情報(光記録層1)と、カード裏面の磁気記
録情報(磁気ストライプ7)、可視情報(可視画像8)
のマッチングによって、セキュリティの向上を図ること
も可能となる。また、透明樹脂層6が、20μm〜50
μmの厚さを有するポリ塩化ビニル樹脂からなっている
ため、通常15μm程度の厚みを有する磁気ストライプ
7をカード表面に面一に埋め込むことが可能となり、か
つ受像層なしに昇華性または熱溶融移行性染料からなる
転写リボンによる可視画像8を、インキの顔料の影響を
一切受けることなく、鮮明に設けることが可能となる。
さらに、透明樹脂層6の厚みが、他の基板よりもはるか
に薄いため、異種の材料を組み合わせても、環境による
カードの反りもなく、読取りにも全く支障を生じること
がない。
【0028】尚、上記実施例では、本発明を医療用の光
カードに適用した場合について説明したが、他のカード
についても本発明を全く同様に適用できるものである。
カードに適用した場合について説明したが、他のカード
についても本発明を全く同様に適用できるものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくとも光記録層が形成された中間層を、当該中間層の
光記録層形成面側に設けられた透明基板とその反対面側
に設けられた裏打ち基板とにより挟持して成り、透明基
板を通して情報の記録・再生を行なうようにしたカード
において、裏打ち基板の中間層と反対面側に、着色イン
キ層、および透明樹脂層を順次設け、さらに当該透明樹
脂層上に、磁気ストライプを設けると共に、受像層なし
に昇華性または熱溶融移行性染料による可視画像を設け
るようにしたので、光透過性、複屈折等の光学的特性、
および所望の機械的、熱的特性を有し、後の工程で変形
や劣化を生じない等の要求条件を満足しつつ、磁気スト
ライプを面一にカード表面に埋め込むことができると共
に、昇華性または熱溶融移行性染料による可視情報を鮮
明に設けることが可能な極めて信頼性の高いカードが提
供できる。
なくとも光記録層が形成された中間層を、当該中間層の
光記録層形成面側に設けられた透明基板とその反対面側
に設けられた裏打ち基板とにより挟持して成り、透明基
板を通して情報の記録・再生を行なうようにしたカード
において、裏打ち基板の中間層と反対面側に、着色イン
キ層、および透明樹脂層を順次設け、さらに当該透明樹
脂層上に、磁気ストライプを設けると共に、受像層なし
に昇華性または熱溶融移行性染料による可視画像を設け
るようにしたので、光透過性、複屈折等の光学的特性、
および所望の機械的、熱的特性を有し、後の工程で変形
や劣化を生じない等の要求条件を満足しつつ、磁気スト
ライプを面一にカード表面に埋め込むことができると共
に、昇華性または熱溶融移行性染料による可視情報を鮮
明に設けることが可能な極めて信頼性の高いカードが提
供できる。
【図1】本発明による光カードの一実施例を示す平面図
(表面図)。
(表面図)。
【図2】同実施例における光カードの底面図(裏面
図)。
図)。
【図3】同実施例における光カードの断面図。
1…光記録層、2…接着剤層、3…透明基板、4…裏打
ち基板、5…着色インキ層、6…透明樹脂層、7…磁気
ストライプ、8…写真。
ち基板、5…着色インキ層、6…透明樹脂層、7…磁気
ストライプ、8…写真。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも光記録層が形成された中間層
を、当該中間層の光記録層形成面側に設けられた透明基
板とその反対面側に設けられた裏打ち基板とにより挟持
して成り、前記透明基板を通して情報の記録・再生を行
なうようにしたカードにおいて、前記裏打ち基板の中間
層と反対面側に、着色インキ層、および透明樹脂層を順
次設け、さらに当該透明樹脂層上に、磁気ストライプを
設けると共に、受像層なしに昇華性または熱溶融移行性
染料による可視画像を設けるようにしたことを特徴とす
るカード。 - 【請求項2】 前記透明樹脂層としては、厚さが20μ
m〜50μmのポリ塩化ビニル樹脂からなることを特徴
とする請求項1に記載のカード。 - 【請求項3】 前記可視画像としては、受像層なしに昇
華性または熱溶融移行性染料からなる転写リボンを転写
印字するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
カード。 - 【請求項4】 前記可視画像としては、カード使用者の
氏名等の文字、および当該カード使用者の顔写真を設け
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカー
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3090075A JP2871148B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | カード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3090075A JP2871148B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | カード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04299195A JPH04299195A (ja) | 1992-10-22 |
| JP2871148B2 true JP2871148B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=13988406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3090075A Expired - Fee Related JP2871148B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | カード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2871148B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2125480T3 (es) * | 1993-09-28 | 1999-03-01 | Minnesota Mining & Mfg | Tarjeta de seguridad y metodo para fabricarla. |
| EP0977083A1 (en) * | 1998-07-31 | 2000-02-02 | Agfa-Gevaert N.V. | An optical card comprising an imaged layer |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3090075A patent/JP2871148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04299195A (ja) | 1992-10-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |