JP2876751B2 - ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
ポリ塩化ビニル系樹脂組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種輸送機器、精密電子機器、音響機器など
の分野において振動を制御することにより、動作反応速
度や測定制度を向上させたり、音質を改良させる目的で
使用される振動エネルギー吸収性能のすぐれたポリ塩化
ビニル系樹脂組成物に関するものである。
の分野において振動を制御することにより、動作反応速
度や測定制度を向上させたり、音質を改良させる目的で
使用される振動エネルギー吸収性能のすぐれたポリ塩化
ビニル系樹脂組成物に関するものである。
従来、振動エネルギー吸収材としてはブチルゴムが最
もよく使用されている。また、最近ではポリノルボルネ
ンや特殊なウレタン系エラストマーなどがより高性能で
あることが見出だされ注目されている。これら振動エネ
ルギー吸収材の1次評価はその材料の粘弾性測定により
求められる貯蔵弾性率(E′)と損失係数(tanδ=損
失弾性率(E″)/貯蔵弾性率(E′))でなされる。
もよく使用されている。また、最近ではポリノルボルネ
ンや特殊なウレタン系エラストマーなどがより高性能で
あることが見出だされ注目されている。これら振動エネ
ルギー吸収材の1次評価はその材料の粘弾性測定により
求められる貯蔵弾性率(E′)と損失係数(tanδ=損
失弾性率(E″)/貯蔵弾性率(E′))でなされる。
振動エネルギー吸収材として設計するためには損失係
数は大きければ大きいほど、また貯蔵弾性率は使用され
る形態によって最適値が存在する。これら2つの因子は
通常温度依存性が大きい。すなわち貯蔵弾性率は温度が
高くなるにつれて徐々に低下し、通常ガラス転移点を越
えた温度域から急激に低下する。また、損失係数はガラ
ス転移点を越えた温度域で最も高い値を示すがその前後
の温度域では低下する傾向が一般的である。
数は大きければ大きいほど、また貯蔵弾性率は使用され
る形態によって最適値が存在する。これら2つの因子は
通常温度依存性が大きい。すなわち貯蔵弾性率は温度が
高くなるにつれて徐々に低下し、通常ガラス転移点を越
えた温度域から急激に低下する。また、損失係数はガラ
ス転移点を越えた温度域で最も高い値を示すがその前後
の温度域では低下する傾向が一般的である。
たとえばポリ塩化ビニルはフタル酸ジ−2−エチルヘ
キシル(DOP)に代表される可塑剤との配合を変えるこ
とにより損失係数の温度依存性を任意に変えることがで
きる。
キシル(DOP)に代表される可塑剤との配合を変えるこ
とにより損失係数の温度依存性を任意に変えることがで
きる。
ところが、ゴム,ポリ塩化ビニル共に損失係数に温度
依存性があり、特定の狭い温度範囲でしか振動吸収性能
が発揮できない。
依存性があり、特定の狭い温度範囲でしか振動吸収性能
が発揮できない。
一方、近年広い温度範囲でその振動吸収性能に変動の
少ない材料が望まれている。
少ない材料が望まれている。
本発明はポリ塩化ビニル樹脂の有する特徴を生かしな
がら幅広い温度域で高い損失係数を維持した振動エネル
ギー吸収材を提供することを目的とする。
がら幅広い温度域で高い損失係数を維持した振動エネル
ギー吸収材を提供することを目的とする。
上記のような現状に鑑み、本発明者らは鋭意検討を重
ねた結果、本発明を完成するに至った。
ねた結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、ポリ塩化ビニルとポリウレタンの重量比8/
2〜4/6から成る複合体100重量部に対して下記の(i)
の構造を有するフタル酸エステル5〜200重量部、下記
(ii)の構造を有するリン酸エステル5〜200重量部、
及び石油樹脂3〜200重量部から成るポリ塩化ビニル系
樹脂組成物、さらには本組成物からなる振動エネルギー
吸収材に関する。
2〜4/6から成る複合体100重量部に対して下記の(i)
の構造を有するフタル酸エステル5〜200重量部、下記
(ii)の構造を有するリン酸エステル5〜200重量部、
及び石油樹脂3〜200重量部から成るポリ塩化ビニル系
樹脂組成物、さらには本組成物からなる振動エネルギー
吸収材に関する。
以下、その詳細について説明する。
本発明で用いるポリ塩化ビニル樹脂とは、塩化ビニル
単独重合樹脂、塩素化塩化ビニル樹脂、塩化ビニル単量
体と共重合し得るすべての単量体のうち1つ以上とラン
ダム共重合あるいはブロック共重合して得られる塩化ビ
ニル共重合樹脂(例えば酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体、エチレン−塩化ビニル共重合体等)で、上記樹脂の
単品あるいは2種類以上の混合品である。
単独重合樹脂、塩素化塩化ビニル樹脂、塩化ビニル単量
体と共重合し得るすべての単量体のうち1つ以上とラン
ダム共重合あるいはブロック共重合して得られる塩化ビ
ニル共重合樹脂(例えば酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体、エチレン−塩化ビニル共重合体等)で、上記樹脂の
単品あるいは2種類以上の混合品である。
本発明で使用されるポリウレタンとは、例えばポリエ
ステル系ポリオール、ポリエーテル系ポリオール、ポリ
カーボネート系ポリオール、ビニル系ポリオール、ジエ
ン系ポリオール、ひまし油系ポリオール、シリコーン系
ポリオールポリオレフィン系ポリオール等の両末端に水
酸基を有する長鎖のポリオールにトリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート等のポリイソシアネートを反応さ
せたもの、及び熱可塑性ポリウレタネラストマーなどが
挙げられる。
ステル系ポリオール、ポリエーテル系ポリオール、ポリ
カーボネート系ポリオール、ビニル系ポリオール、ジエ
ン系ポリオール、ひまし油系ポリオール、シリコーン系
ポリオールポリオレフィン系ポリオール等の両末端に水
酸基を有する長鎖のポリオールにトリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート等のポリイソシアネートを反応さ
せたもの、及び熱可塑性ポリウレタネラストマーなどが
挙げられる。
また、本発明でいう複合体とはポリ塩化ビニルとポリ
ウレタンとのブレンド、または前記ポリオールに塩化ビ
ニル及び塩化ビニルと共重合しうるすべての単量体のう
ち1種以上をグラフト重合させて得た重合体に前記ポリ
イソシアネートを反応させた塩化ビニル−ウレタン共重
合体、さらには塩化ビニル−ウレタン共重合体とポリ塩
化ビニル及び/又はポリウレタンとのブレンドが所定の
割合になったものを言う。この中でも特に塩化ビニル−
ウレタン共重合体とポリ塩化ビニルとのブレンドが好ま
しい。
ウレタンとのブレンド、または前記ポリオールに塩化ビ
ニル及び塩化ビニルと共重合しうるすべての単量体のう
ち1種以上をグラフト重合させて得た重合体に前記ポリ
イソシアネートを反応させた塩化ビニル−ウレタン共重
合体、さらには塩化ビニル−ウレタン共重合体とポリ塩
化ビニル及び/又はポリウレタンとのブレンドが所定の
割合になったものを言う。この中でも特に塩化ビニル−
ウレタン共重合体とポリ塩化ビニルとのブレンドが好ま
しい。
ポリ塩化ビニルとポリウレタンは重量比8/2〜4/6から
成る複合体を用いる。さらに好ましくは8/2〜5/5の重量
比の複合体を用いることにより幅広い温度域で高い損失
係数を維持することが可能となる。この重量比8/2より
ポリ塩化ビニルが多いと本組成物の損失係数の温度依存
性が著しく大きくなる。一方、重量比4/6よりポリ塩化
ビニルが少ないと本組成物の損失係数値が小さくなる。
成る複合体を用いる。さらに好ましくは8/2〜5/5の重量
比の複合体を用いることにより幅広い温度域で高い損失
係数を維持することが可能となる。この重量比8/2より
ポリ塩化ビニルが多いと本組成物の損失係数の温度依存
性が著しく大きくなる。一方、重量比4/6よりポリ塩化
ビニルが少ないと本組成物の損失係数値が小さくなる。
一般式(i)の構造を有するフタル酸エステルとは、
R1,R2がC3〜C8の単環式炭化水素からなる化合物であ
る。R1,R2は同一でも異なっていてもよく、環上の水素
は他の置換基に置換されていてもよい。
R1,R2がC3〜C8の単環式炭化水素からなる化合物であ
る。R1,R2は同一でも異なっていてもよく、環上の水素
は他の置換基に置換されていてもよい。
具体的にはジシクロヘキシルフタレート(DCHP)、ジ
メチルシクロヘキシルフタレート(DMCHP),ジフェニ
ルフタレート(DPP)等が挙げられる、好ましくはジシ
クロヘキシルフタレートである。添加量としては加工
性、経済性の点から複合体100重量部に対して5重量部
以上200重量部以下、さらには10重量部以上100重量部以
下が望ましい。ポリ塩化ビニル単独の場合、周波数10Hz
で動的粘弾性を測定すると約90℃でtanδの最大値は1.1
を示すものが、この範囲の添加量に応じて温度約30℃〜
80℃の範囲でtanδの最大値は1.4から1.8程度を示す。
この現象は緩和現象論の教えることろでは材料内部の状
態の均一化が進み緩和時間の分布が狭まったと理解され
るが、なぜこのような特定のフタル酸エステルが特異的
に優れているのかは不明である。
メチルシクロヘキシルフタレート(DMCHP),ジフェニ
ルフタレート(DPP)等が挙げられる、好ましくはジシ
クロヘキシルフタレートである。添加量としては加工
性、経済性の点から複合体100重量部に対して5重量部
以上200重量部以下、さらには10重量部以上100重量部以
下が望ましい。ポリ塩化ビニル単独の場合、周波数10Hz
で動的粘弾性を測定すると約90℃でtanδの最大値は1.1
を示すものが、この範囲の添加量に応じて温度約30℃〜
80℃の範囲でtanδの最大値は1.4から1.8程度を示す。
この現象は緩和現象論の教えることろでは材料内部の状
態の均一化が進み緩和時間の分布が狭まったと理解され
るが、なぜこのような特定のフタル酸エステルが特異的
に優れているのかは不明である。
一般式(ii)の構造を有するリン酸エステルとして
は、R2がC6〜C9の芳香族単環式炭化水素からなる化合物
である。R3〜R5は同一または異なっていてもよく、環上
の水素は他の置換基に置換されていてもよい。
は、R2がC6〜C9の芳香族単環式炭化水素からなる化合物
である。R3〜R5は同一または異なっていてもよく、環上
の水素は他の置換基に置換されていてもよい。
具体的にはトリクレシルホスフェート(TCP),トリ
キシレニルホスフェート(TXP)などが挙げられる。特
にトリキシレニルホスフェートは単独でポリ塩化ビニル
樹脂に添加した場合でもtanδの最大値は約1.1程度を保
持するという優れた特徴も兼ね備えている。
キシレニルホスフェート(TXP)などが挙げられる。特
にトリキシレニルホスフェートは単独でポリ塩化ビニル
樹脂に添加した場合でもtanδの最大値は約1.1程度を保
持するという優れた特徴も兼ね備えている。
リン酸エステルの添加量としては、加工性,経済性の
点から複合体100重量部に対して5重量部から200重量
部、さらには10重量部から100重量部が望ましい。フタ
ル酸エステルのブリード現象は、リン酸エステルを5重
量部以上加えることで顕著に抑制することができる。
点から複合体100重量部に対して5重量部から200重量
部、さらには10重量部から100重量部が望ましい。フタ
ル酸エステルのブリード現象は、リン酸エステルを5重
量部以上加えることで顕著に抑制することができる。
本発明に用いられる石油樹脂とはC5〜C9のオレフィン
を混合状態のまま重合して得られるものである。しか
し、石油樹脂の添加により損失係数の最大値は大きく向
上するが、その効果の度合いは組成と分子量によってか
なり異なる。しなわち石油樹脂としてはC9成分のインデ
ンとスチレンを50wt%以上含有するものが好ましく、さ
らにはインデンとスチレンとの比率はスチレンが半分以
上占めるほうが望ましい。またその数平均分子量が500
以上1500以下であるほうが好ましい。これらの範囲をは
ずれると損失係数の値は低下する。
を混合状態のまま重合して得られるものである。しか
し、石油樹脂の添加により損失係数の最大値は大きく向
上するが、その効果の度合いは組成と分子量によってか
なり異なる。しなわち石油樹脂としてはC9成分のインデ
ンとスチレンを50wt%以上含有するものが好ましく、さ
らにはインデンとスチレンとの比率はスチレンが半分以
上占めるほうが望ましい。またその数平均分子量が500
以上1500以下であるほうが好ましい。これらの範囲をは
ずれると損失係数の値は低下する。
添加量としては複合体100重量部に対して3重量部以
上200重量部以下、さらには10重量部以上100重量部以下
が好ましい。3重量部未満では損失係数はあまり向上せ
ず、また200重量部を超えて添加するた加工性が極端に
悪化する。
上200重量部以下、さらには10重量部以上100重量部以下
が好ましい。3重量部未満では損失係数はあまり向上せ
ず、また200重量部を超えて添加するた加工性が極端に
悪化する。
また本発明に用いられるフタル酸エステルは整形後に
ブリードしやすいという欠点があるが石油樹脂,リン酸
エステルはブリードを抑制する効果を得ることも利点で
ある。
ブリードしやすいという欠点があるが石油樹脂,リン酸
エステルはブリードを抑制する効果を得ることも利点で
ある。
本発明によるポリ塩化ビニル系樹脂組成物には、ポリ
塩化ビニル樹脂に通常添加されるDOP,ジオクチルセバケ
ート(DOS)、ポリウレタン樹脂に通常添加されるトリ
メリット酸エステル等の可塑剤、炭酸カルシウム,タル
ク等に代表される無機充填材、三酸化アンチモンやホウ
三亜鉛に代表される難燃剤、マイカやグラファイトに代
表される振動エネルギー吸収材によく用いられるフレー
ク状充填材などを必要に応じて添加することができる。
塩化ビニル樹脂に通常添加されるDOP,ジオクチルセバケ
ート(DOS)、ポリウレタン樹脂に通常添加されるトリ
メリット酸エステル等の可塑剤、炭酸カルシウム,タル
ク等に代表される無機充填材、三酸化アンチモンやホウ
三亜鉛に代表される難燃剤、マイカやグラファイトに代
表される振動エネルギー吸収材によく用いられるフレー
ク状充填材などを必要に応じて添加することができる。
また必要に応じて通常ポリ塩化ビニル樹脂の改質に用
いられるNBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム),EV
A(エチレン−酢酸ビニル共重合体),アクリル樹脂な
どとブレンドすることもできる。さらに振動エネルギー
吸収材によく使用されるクマロン樹脂,キシレン樹脂な
どとブレンドすることもできる。
いられるNBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム),EV
A(エチレン−酢酸ビニル共重合体),アクリル樹脂な
どとブレンドすることもできる。さらに振動エネルギー
吸収材によく使用されるクマロン樹脂,キシレン樹脂な
どとブレンドすることもできる。
本発明によるポリ塩化ビニル系樹脂組成物は従来のポ
リ塩化ビニル樹脂の成形・加工法であるカレンダー加
工,押し出し加工,射出成形,発泡成形,圧縮成形等の
手法により自由に成形・加工することができる。
リ塩化ビニル樹脂の成形・加工法であるカレンダー加
工,押し出し加工,射出成形,発泡成形,圧縮成形等の
手法により自由に成形・加工することができる。
また本発明により得られた振動エネルギー吸収材をス
テンレス鋼板やアルミ板等の金属材料を始めとする木
材,無機材料等の他材料と複合して用いることもでき
る。
テンレス鋼板やアルミ板等の金属材料を始めとする木
材,無機材料等の他材料と複合して用いることもでき
る。
以下に本発明を実施例を用いて説明するが、本発明は
これら実施例に限定されるものではない。
これら実施例に限定されるものではない。
(実施例1) エチレン−塩化ビニル共重合体(リューロンE-2800,
東ソー(株)製)30重量部、塩化ビニル−ウレタン共重
合体(ポリ塩化ビニル/ポリウレタン=50/50)70重量
部、フタル酸エステルとしてジシクロヘキシルフタレー
ト(DCHP,大阪有機化学(株)製)20重量部、ジ−2−
エチルヘキシルフタレート(DOP,花王(株)製)15重量
部、トリキシレニルホスフェート(TXP,大八化学(株)
製)25重量部、石油樹脂(ペトコールLX-HS,東ソー
(株)製)40重量部、安定剤としてOG-756(水沢化学
(株)製)を1重量部、液状のバリウムジンク系安定剤
(6226,昭島化学(株)製)1重量部、亜燐酸エステル
系安定剤(4342,昭島化学(株)製)0.6重量部、難燃剤
として三酸化アンチモン(ATOX-S,日本精工(株)製)
7重量部を混合し、温度160℃にて5分間ロール混練
し、目的の組成物を得た。
東ソー(株)製)30重量部、塩化ビニル−ウレタン共重
合体(ポリ塩化ビニル/ポリウレタン=50/50)70重量
部、フタル酸エステルとしてジシクロヘキシルフタレー
ト(DCHP,大阪有機化学(株)製)20重量部、ジ−2−
エチルヘキシルフタレート(DOP,花王(株)製)15重量
部、トリキシレニルホスフェート(TXP,大八化学(株)
製)25重量部、石油樹脂(ペトコールLX-HS,東ソー
(株)製)40重量部、安定剤としてOG-756(水沢化学
(株)製)を1重量部、液状のバリウムジンク系安定剤
(6226,昭島化学(株)製)1重量部、亜燐酸エステル
系安定剤(4342,昭島化学(株)製)0.6重量部、難燃剤
として三酸化アンチモン(ATOX-S,日本精工(株)製)
7重量部を混合し、温度160℃にて5分間ロール混練
し、目的の組成物を得た。
(実施例2) 実施例1においてエチレン−塩化ビニル共重合対を40
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を60重量部にし
た以外は全く同一の系を混合し、温度165℃にて約5分
間ロール混練し目的の組成物を得た。
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を60重量部にし
た以外は全く同一の系を混合し、温度165℃にて約5分
間ロール混練し目的の組成物を得た。
(実施例3) 実施例1においてエチレン−塩化ビニル共重合体を25
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を75重量部、ジ
シクロヘキシルフタレートを10重量部、トリキシレニル
ホスフェートを20重量部にした以外は全く同一の系を混
合し、温度160℃にて約5分間ロール混練し目的の組成
物を得た。
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を75重量部、ジ
シクロヘキシルフタレートを10重量部、トリキシレニル
ホスフェートを20重量部にした以外は全く同一の系を混
合し、温度160℃にて約5分間ロール混練し目的の組成
物を得た。
(実施例4) 実施例1においてエチレン−塩化ビニル共重合体を50
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を50重量部にし
た以外は全く同一の系を混合し、温度165℃にて約5分
間ロール混練し目的の組成物を得た。
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を50重量部にし
た以外は全く同一の系を混合し、温度165℃にて約5分
間ロール混練し目的の組成物を得た。
(実施例5) 実施例1においてエチレン−塩化ビニル共重合体のか
わりにポリ塩化ビニル樹脂(TH-1000,東ソー(株)製)
を用いる以外は全く同一の系を混合し、温度160℃にて
約5分間ロール混練し目的の組成物を得た。
わりにポリ塩化ビニル樹脂(TH-1000,東ソー(株)製)
を用いる以外は全く同一の系を混合し、温度160℃にて
約5分間ロール混練し目的の組成物を得た。
(実施例6) 実施例1においてジシクロヘキシルフタレートを70重
量部,トリキシレニルホスフェートを70重量部にした以
外は全く同一の系を混合し、温度165℃にて約5分間ロ
ール混練し目的の組成物を得た。
量部,トリキシレニルホスフェートを70重量部にした以
外は全く同一の系を混合し、温度165℃にて約5分間ロ
ール混練し目的の組成物を得た。
(実施例7) 実施例1においてエチレン−塩化ビニル共重合体を0
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を100重量部に
した以外は全く同一の系を混合し、温度155℃にて約5
分間ロール混練し目的の組成物を得た。
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を100重量部に
した以外は全く同一の系を混合し、温度155℃にて約5
分間ロール混練し目的の組成物を得た。
(実施例8) 実施例1においてエチレン−塩化ビニル共重合体のか
わりにポリ塩化ビニル樹脂(TH-1000,東ソー(株)製)
50重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体のかわりにポ
リウレタンエラストマー(パラプレン25SM,日本ポリウ
レタン工業(株)製)50重量部をブレンドしたものを用
いる以外は全く同一の系を混合し、温度180℃にて約5
分間ロール混練し目的の組成物を得た。
わりにポリ塩化ビニル樹脂(TH-1000,東ソー(株)製)
50重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体のかわりにポ
リウレタンエラストマー(パラプレン25SM,日本ポリウ
レタン工業(株)製)50重量部をブレンドしたものを用
いる以外は全く同一の系を混合し、温度180℃にて約5
分間ロール混練し目的の組成物を得た。
(比較例1) 実施例1においてエチレン−塩化ビニル共重合体を80
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を20重量部にし
た以外は全く同一の系を混合し、温度170℃にて約5分
間ロール混練し目的の組成物を得た。
重量部、塩化ビニル−ウレタン共重合体を20重量部にし
た以外は全く同一の系を混合し、温度170℃にて約5分
間ロール混練し目的の組成物を得た。
(比較例2) 実施例8においてポリ塩化ビニル樹脂30重量部、ポリ
ウレタンエラストマー70重量部をブレンドしたものを用
いる以外は全く同一の系を混合し、温度180℃にて約5
分間ロール混練し目的の組成物を得た。
ウレタンエラストマー70重量部をブレンドしたものを用
いる以外は全く同一の系を混合し、温度180℃にて約5
分間ロール混練し目的の組成物を得た。
[損失係数(tanδ)の評価] 非共振型強制振動法に基づく測定装置である粘弾性ア
ナライザーRSAII(レオメトリックス・ファーイースト
社製)を用いて昇温速度2℃/min、測定周波数10Hzによ
り損失係数の測定を行った。損失係数が0.6以上を湿す
温度領域を表1に示す。
ナライザーRSAII(レオメトリックス・ファーイースト
社製)を用いて昇温速度2℃/min、測定周波数10Hzによ
り損失係数の測定を行った。損失係数が0.6以上を湿す
温度領域を表1に示す。
〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明によればポリ
塩化ビニルとポリウレタンを特定の割合で複合化し、さ
らに特定のフタル酸エステル及びリン酸エステルと石油
樹脂を複合化させることによって幅広い温度域で高い損
失係数を維持した振動エネルギー吸収材が得られる。
塩化ビニルとポリウレタンを特定の割合で複合化し、さ
らに特定のフタル酸エステル及びリン酸エステルと石油
樹脂を複合化させることによって幅広い温度域で高い損
失係数を維持した振動エネルギー吸収材が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C08K 5/00 5:12 5:523) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 27/06 C08L 57/02 C08L 75/04 - 75/16
Claims (2)
- 【請求項1】ポリ塩化ビニルとポリウレタンの重量比8/
2〜4/6から成る複合体100重量部に対して下記の(i)
の構造を有するフタル酸エステル5〜200重量部、下記
(ii)の構造を有するリン酸エステル5〜200重量部、
及び石油樹脂3〜200重量部から成るポリ塩化ビニル系
樹脂組成物。 但しR1,R2:単環式炭化水素 但しR3〜R5:芳香族単環式炭化水素。 - 【請求項2】第(1)項記載の組成物からなる振動エネ
ルギー吸収材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23832490A JP2876751B2 (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23832490A JP2876751B2 (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04117455A JPH04117455A (ja) | 1992-04-17 |
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Family Applications (1)
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1990
- 1990-09-07 JP JP23832490A patent/JP2876751B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPH04117455A (ja) | 1992-04-17 |
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